WO2023002662A1 - 光検出装置及び電子機器 - Google Patents

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Abstract

本開示は、性能を向上させることができるようにする光検出装置及び電子機器に関する。 それぞれが光電変換部を有する複数の画素を備え、光電変換部が形成される第1の層と、光電変換部による光電変換で得られる電荷に基づく信号電荷を出力する読み出し部、及び信号電荷を保持する電荷保持部が形成される第2の層とからなる構造を有する光検出装置が提供される。本開示は、例えば、固体撮像装置に適用することができる。

Description

光検出装置及び電子機器
 本開示は、光検出装置及び電子機器に関し、特に、性能を向上させることができるようにした光検出装置及び電子機器に関する。
 近年、固体撮像装置等の光検出装置のさらなる小型化及び画素の高密度化を実現するために、3次元構造の光検出装置が開発されている。例えば、3次元構造の固体撮像装置では、複数の画素を有する半導体基板と、各画素で得られた信号を処理する信号処理回路を有する半導体基板とが積層される(例えば特許文献1参照)。
国際公開第2019/131965号
 3次元構造の光検出装置では、性能を向上させるための新規な構造が求められていた。本開示はこのような状況に鑑みてなされたものであり、3次元構造の光検出装置において、性能を向上させるための新規な構造を提供することができるようにするものである。
 本開示の一側面の光検出装置は、それぞれが光電変換部を有する複数の画素を備え、前記光電変換部が形成される第1の層と、前記光電変換部による光電変換で得られる電荷に基づく信号電荷を出力する読み出し部、及び前記信号電荷を保持する電荷保持部が形成される第2の層とからなる構造を有する光検出装置である。
 本開示の一側面の電子機器は、それぞれが光電変換部を有する複数の画素を備え、前記光電変換部が形成される第1の層と、前記光電変換部による光電変換で得られる電荷に基づく信号電荷を出力する読み出し部、及び前記信号電荷を保持する電荷保持部が形成される第2の層とからなる構造を有する光検出装置を搭載した電子機器である。
 本開示の一側面の光検出装置、及び電子機器においては、それぞれが光電変換部を有する複数の画素が設けられ、前記光電変換部が形成される第1の層と、前記光電変換部による光電変換で得られる電荷に基づく信号電荷を出力する読み出し部、及び前記信号電荷を保持する電荷保持部が形成される第2の層とからなる構造が形成される。
 なお、本開示の一側面の光検出装置は、独立した装置であってもよいし、1つの装置を構成している内部ブロックであってもよい。
本開示を適用した固体撮像装置の一実施の形態の構成例を示す図である。 本開示を適用した固体撮像装置の構造の第1の例を示す断面図である。 図2の断面図に対応した平面図である。 図3の平面図に対応した回路図である。 本開示を適用した固体撮像装置の構造の第2の例を示す断面図である。 図5の断面図に対応した平面図である。 本開示を適用した固体撮像装置の構造の第3の例を示す断面図である。 図7の断面図に対応した平面図である。 本開示を適用した固体撮像装置の構造の第4の例を示す断面図である。 図9の断面図に対応した平面図である。 本開示を適用した固体撮像装置の構造の第5の例を示す断面図である。 図11の断面図に対応した平面図である。 第1の実施の形態の要点を説明する図である。 本開示を適用した固体撮像装置の構造の第6の例を示す断面図である。 図14の断面図に対応した平面図である。 図14の構造を形成する工程を含む製造方法の例を示す図である。 本開示を適用した固体撮像装置の構造の第7の例を示す断面図である。 図17の断面図に対応した平面図である。 図17の構造を形成する工程を含む製造方法の例を示す図である。 第2の実施の形態の要点を説明する図である。 本開示を適用した光検出装置を搭載した電子機器の構成例を示すブロック図である。
(固体撮像装置の構成)
 図1は、本開示を適用した固体撮像装置の一実施の形態の構成例を示す図である。固体撮像装置は、光を検出して信号を出力する光検出装置の一例である。
 固体撮像装置1は、第1素子層10、第2素子層20、及び第3素子層30の3つの素子層を有する。第1素子層10と、第2素子層20と、第3素子層30とは、この順に積層され、3つの素子層を貼り合わせて構成された3次元構造となっている。
 第1素子層10は、半導体基板111を有し、それぞれが光電変換部を有する複数の画素121が形成される。複数の画素121は、画素アレイ部に行列状に配列されている。
 第2素子層20は、半導体基板211を有し、画素121から出力された電荷に基づく電荷信号を出力する読み出し部と、信号電荷を保持する電荷保持部が形成される。第2素子層20にはまた、行方向に延在する複数の画素駆動線と、列方向に延在する複数の垂直信号線が形成される。
 第3素子層30は、半導体基板311を有し、信号を処理するロジック回路が形成される。このロジック回路は、例えば、垂直駆動部、カラム信号処理部、水平駆動部、及びシステム制御部から構成される。ロジック回路は、画素121ごとの出力電圧を外部に出力する。
<1.第1の実施の形態>
(第1の例)
 図2は、固体撮像装置1の構造の第1の例を示す断面図である。図3は、図2の断面図に対応した平面図を示している。図3の平面図において、第1素子層10と第2素子層20におけるA-A'断面が、図2の断面図における双方向の線矢印AA'で示した部分に対応している。
 固体撮像装置1では、第1素子層10と第2素子層20とが積層して構成されるが、第1素子層10の光入射面側(裏面側)に、カラーフィルタ40及びオンチップマイクロレンズ50が形成される。カラーフィルタ40及びオンチップマイクロレンズ50は、画素121ごとに設けられる。このように、固体撮像装置1は、裏面照射型の固体撮像装置とすることができる。
 第1素子層10は、半導体基板111と配線層131を有している。配線層131は、半導体基板111と半導体基板211との間に形成される。配線層131には、ゲート電極161等に接続される配線などが形成される。
 半導体基板111は、例えばシリコン基板により構成される。半導体基板111は、例えば、表面の一部及びその近傍などの領域にPウェル層151を有し、それ以外の領域に、Pウェル層151とは異なる導電型のN型領域152を有する。これにより、フォトダイオード(PD)としての光電変換部が形成される。光電変換部は、画素121ごとに形成される。すなわち、図2は、隣接する2つの画素121に対応した断面図を示しており、各画素121は、第1素子層10と第2素子層20からなる2階構造になっている。
 第2素子層20は、半導体基板211と配線層231を有している。半導体基板211は、例えばシリコン基板により構成され、第2素子層20における第1素子層10側に形成される。配線層231には、ゲート電極261やコンタクト262等に接続される配線263などが形成される。また、第2素子層20には、電荷保持部281が形成される。電荷保持部281は、例えば、絶縁層を金属で挟み込んだ構造であるMIM(Metal-Insulator-Metal)の拡散層として構成される。
 半導体基板211は、Pウェル層251とN型不純物層252からなる。N型不純物層252は、半導体基板211に、N型不純物を注入することで形成される。N型不純物層252を形成するN型不純物は、半導体基板211の全面(第1素子層10側の下面の全面)に注入される。
 第2素子層20において、画素トランジスタ等が形成される領域、すなわち、読み出し部と電荷保持部などが形成される領域は、バルクとも呼ばれる。このとき、N型不純物層252は、第2素子層20のバルク深部(第2素子層20における第1素子層10側)に形成されているとも言える。また、N型不純物層252を形成するN型不純物は、第2素子層20のバルク全面に注入されているとも言える。
 N型不純物層252は、電源コンタクト271により電源と接続される。電源コンタクト271は、N型不純物層252用に配置したコンタクトであって、第2素子層20における配線層231の電源電圧線と接続される。これにより、N型不純物層252は、電源電圧に固定される。N型不純物層252が電源電圧に固定されることで、光電変換された電子が電源電圧の側に集まるため、電源電圧の側に向かって流れていくことになる。なお、電源コンタクト271は、図3の第2素子層20におけるVDDSUBに対応している。
 このように、N型不純物層252は、不要な電荷を排出する電荷排出部として機能し、第2素子層20で光電変換された電荷が電荷保持部281に流入することを抑制することができる。すなわち、第2素子層20のバルクで発生した電荷のオーバーフロー先となる電荷排出部として、N型不純物層252が設けられている。よって、固体撮像装置1では、第2素子層20に電荷保持部281を設けた構造で、シールド層などを追加することなく、ノイズ成分を低減することが可能となる。
 図4は、図3の平面図に対応した回路図を示している。図4においては、第1素子層10における素子と、第2素子層20における素子とが、図中の一点鎖線を境界とした上向きの矢印と下向きの矢印とで分けられている。
 第1素子層10は、フォトダイオード(PD)の他に、転送トランジスタTRGやリセットトランジスタRSTなどの素子を有する。第2素子層20は、電荷保持部281を構成するキャパシタC1,C2や、読み出し部280を構成する選択トランジスタSELなどの素子を有する。このように、画素121は、第1素子層10と第2素子層20からなる2階構造を有し、第2素子層20には、電荷保持部281を有する読み出し部280が設けられている。
 なお、図4において、読み出し部280は、図中の二点鎖線を境界にして分けられるが、右方向の矢印a側の素子は、2×2画素(隣接する4画素)で共有される素子である。また、読み出し部280を構成する素子のうち、一部の素子が第1素子層10側に設けられてもよい。
(第2の例)
 図5は、固体撮像装置1の構造の第2の例を示す断面図である。図6は、図5の断面図に対応した平面図を示している。図6の平面図において、第1素子層10と第2素子層20におけるB-B'断面が、図5の断面図における双方向の線矢印BB'で示した部分に対応している。
 図5の断面構造において、図2の断面構造に対応する部分には同一の符号を付してあり、その説明は適宜省略する。図5の断面構造においては、図2の断面構造と比べて、電荷排出部として機能するN型不純物層252が形成される領域が異なっている。
 すなわち、図2の断面構造では、N型不純物層252を形成するN型不純物は、半導体基板211の全面に注入されていたが、図5の断面構造では、半導体基板211における電荷保持部281の周辺(第2素子層20のバルクにおける電荷保持部281の周辺)にのみ注入されている。
 具体的には、図5の断面構造では、電荷保持部281が4箇所に図示されているが、半導体基板211では、それらの電荷保持部281に対応した領域にのみ、N型不純物が注入されている。図5の断面構造では、第2素子層20の半導体基板211における中央の領域にはN型不純物が注入されず、Pウェル層251となっている。
 このように、固体撮像装置1の第2素子層20のバルク深部に電荷排出部を有する構造では、電荷排出部によって電荷保持部281に流入する電荷を抑制したいため、電荷保持部281に対応した領域にのみN型不純物層252を形成すればよく、第2素子層20のバルクの全面にN型不純物層252を形成しなくてもよい。
(第3の例)
 図7は、固体撮像装置1の構造の第3の例を示す断面図である。図8は、図7の断面図に対応した平面図を示している。図8の平面図において、第1素子層10と第2素子層20におけるC-C'断面が、図7の断面図における双方向の線矢印CC'で示した部分に対応している。
 図7の断面構造において、図2の断面構造に対応する部分には同一の符号を付してあり、その説明は適宜省略する。図7の断面構造においては、図2の断面構造と比べて、N型不純物層252と電源とを接続する電源コンタクトが配置される位置が異なっている。
 すなわち、図7の断面構造では、電源コンタクト271(図2)の代わりに、電源コンタクト272が配置されている。電源コンタクト271は、N型不純物層252用に配置したコンタクトであったが、電源コンタクト272は、読み出し部280と共有されるコンタクトである。電源コンタクト272は、図8の第2素子層20におけるVDDに対応している。
 N型不純物層252は、電源コンタクト272により電源と接続される。電源コンタクト272は、第2素子層20における配線層231の電源電圧線と接続される。すなわち、読み出し部280用の電源コンタクト(既存の電源コンタクト)を、N型不純物層252にも接続して共有している。これにより、N型不純物層252は、電源電圧に固定され、電荷排出部として機能する。
 このように、固体撮像装置1の第2素子層20のバルク深部に電荷排出部を有する構造において、電荷排出部と電源を接続する電源コンタクトとして既存の電源コンタクトを用いる構造とすることで、第2素子層20の画素領域内に、電荷排出部用に新たに電源コンタクトの拡散層を形成する必要がない。そのため、第2素子層20の表面を読み出し部280のために有効に使用することができる。
(第4の例)
 図9は、固体撮像装置1の構造の第4の例を示す断面図である。図10は、図9の断面図に対応した平面図を示している。図10の平面図において、第1素子層10と第2素子層20におけるA-A'断面が、図9の断面図における双方向の線矢印AA'で示した部分に対応している。
 図9の断面構造において、図2の断面構造に対応する部分には同一の符号を付してあり、その説明は適宜省略する。図9の断面構造においては、図2の断面構造と比べて、N型不純物層252と電源とを接続する電源コンタクトが配置される位置が異なっている。すなわち、図9の断面構造では、電源コンタクト271(図2)の代わりに、電源コンタクト171が配置される。
 N型不純物層252は、電源コンタクト171により電源と接続される。電源コンタクト171は、N型不純物層252用に配置したコンタクトであって、第1素子層10における配線層131の電源電圧線と接続される。これにより、N型不純物層252は、電源電圧に固定され、電荷排出部として機能する。
 このように、固体撮像装置1の第2素子層20のバルク深部に電荷排出部を有する構造において、第1素子層10の電源電圧線から、第2素子層20のバルクにビアを通してコンタクトを落とす構造とすることで、第2素子層20の画素領域内に、電荷排出部用に新たに電源コンタクトの拡散層を形成する必要がない。そのため、第2素子層20の表面を読み出し部280のために有効に使用することができる。
(第5の例)
 図11は、固体撮像装置1の構造の第5の例を示す断面図である。図12は、図11の断面図に対応した平面図を示している。図12の平面図において、第1素子層10と第2素子層20におけるA-A'断面が、図11の断面図における双方向の線矢印AA'で示した部分に対応している。
 図11の断面構造において、図2の断面構造に対応する部分には同一の符号を付してあり、その説明は適宜省略する。図11の断面構造においては、図2の断面構造と比べて、N型不純物層252と電源とを接続する電源コンタクトが配置される位置が異なっている。
 すなわち、図11の断面構造では、電源コンタクト271(図2)の代わりに、電源コンタクト273が配置される。電源コンタクト271は、第2素子層20の画素領域内に配置されていたが、電源コンタクト273は、第2素子層20の画素領域外に配置されている。
 N型不純物層252は、電源コンタクト273により電源と接続される。電源コンタクト273は、N型不純物層252用に配置したコンタクトであって、第2素子層20の画素領域外に配置されて電源電圧線と接続される。図11の断面構造において、N型不純物層252は、第2素子層20の画素領域外の領域まで形成され、電源コンタクト273に接続される。
 このように、固体撮像装置1の第2素子層20のバルク深部に電荷排出部を有する構造において、第2素子層20の画素領域内で電源コンタクトを落とさずに、画素領域外(画素アレイ部外)で電源コンタクトを落とす構造とすることで、第2素子層20の画素領域内に、電荷排出部用に新たに電源コンタクトの拡散層を形成する必要がない。そのため、第2素子層20の表面を読み出し部280のために有効に使用することができる。
(本開示の要点)
 次に、図13を参照しながら、第1の実施の形態の要点を説明する。第1の実施の形態は、固体撮像装置1の構造の第1の例乃至第5の例に対応している。
 図13に示すように、固体撮像装置1においては、光電変換部181を有する画素121が第1素子層10と第2素子層20からなる2階構造からなり、第2素子層20が読み出し部280と電荷保持部281を有する。このように、3次元構造の固体撮像装置1においては、第2素子層20に、画素121から出力された電荷に基づく電荷信号を出力する読み出し部280とともに、信号電荷を保持する電荷保持部281を設けることで、性能を向上させるための新規な構造を提供している。
 また、固体撮像装置1においては、第2素子層20に、N型不純物層252からなる電荷排出部291を形成することで、第2素子層20で光電変換された電荷が、電荷保持部281に流入することを抑制することができる。その結果として、素子特性の悪化を抑制することができる。
 上記の特許文献1には、3次元構造の固体撮像装置において、第1素子層と第2素子層を貫通電極で電気的に接続することで、パッド電極同士の接続や基板を貫通させた配線による接続に比べて、チップサイズの小型化や画素の微細化、読み出し回路の面積の拡大などを実現することが開示されている。この種の固体撮像装置において、第2素子層にMIM拡散層等の電荷保持部を有する画素構造を適用する場合、第2素子層に入射した長波長光によって第2素子層のバルクで光電変換された電荷が、MIM拡散層等の電荷保持部に流入してノイズ成分が悪化する恐れがある。
 すなわち、第2素子層に電荷保持部を有する画素で、第2素子層に長波長光が入射した場合、第2素子層の半導体基板のバルク領域で光電変換された電荷が電荷保持部に流入してしまい、信号に寄生光によるノイズが重畳して特性の悪化を引き起こす恐れがある。
 それに対して、本開示を適用した固体撮像装置1では、第2素子層20のバルク深部にN型不純物層252を形成して電源電圧に固定することで、電荷排出部291を実現している。これにより、第2素子層20で光電変換された電荷が、電荷保持部281に流入することが抑制されて、素子特性の悪化が抑制される。
 また、電荷排出部291は、N型不純物を注入することで実現されるため、シールド層などを追加することなく、ノイズ成分を低減することができる。さらに、電荷排出部291を有する構造は、N型不純物の注入の工程、及び電源電圧に固定するための拡散層の形成の工程により実現されるため、製造時において大幅な工程数の増加を要しない。また、電荷排出部291を有する構造は、ノイズ成分を抑制するために第1素子層と第2素子層の間に遮光層を追加する構造と比べて、FD(Floating Diffusion)配線の寄生容量の増加がないため、変換効率の変動がないという利点もある。
<2.第2の実施の形態>
(第6の例)
 図14は、固体撮像装置1の構造の第6の例を示す断面図である。図15は、図14の断面図に対応した平面図を示している。図15の平面図において、第1素子層10と第2素子層20におけるA-A'断面が、図14の断面図における双方向の線矢印AA'で示した部分に対応している。
 図14の断面構造において、図2の断面構造に対応する部分には同一の符号を付してあり、その説明は適宜省略する。図14の断面構造においては、図2の断面構造と比べて、電荷排出部として機能するN型不純物層252の代わりに、直方体の形状からなる酸化膜253が形成されている。
 すなわち、図14の断面構造では、半導体基板211における電荷保持部281の周辺に、非光電変換部として機能する酸化膜253を形成している。換言すれば、図14の断面構造において、第2素子層20のバルクにおける電荷保持部281の周辺は、最小限の半導体層(シリコン膜)とその下層に形成された酸化膜253で構成されている。
 このように、酸化膜253は、光電変換が行われない非光電変換部として機能することで、第2素子層20のバルクに光が入射して光電変換されることを抑制することができる。その結果として第2素子層20で光電変換された電荷が電荷保持部281に流入することを抑制することができる。
 次に、図16を参照しながら、図14の断面構造を形成する工程を含む製造方法について説明する。
 図16のAに示す工程では、半導体基板211を有する第2素子層20が準備される。図16のBに示す工程では、第2素子層20の半導体基板211に、酸化膜253を埋め込むためのトレンチ411が形成される。図16のCに示す工程では、トレンチ411に酸化膜253が埋め込まれる。図16のDに示す工程では、第2素子層20における酸化膜253が埋め込まれた側の面の表面が酸化され、酸化膜256が形成される。
 図16のEに示す工程では、図16のA乃至Dに示した工程を経た第2素子層20が、第1素子層10と貼り合わされる。なお、ここでは、第1素子層10に関する工程は省略している。このような工程を経ることで、図14に示した構造を形成することができる。
(第7の例)
 図17は、固体撮像装置1の構造の第7の例を示す断面図である。図18は、図17の断面図に対応した平面図を示している。図18の平面図において、第1素子層10と第2素子層20におけるA-A'断面が、図17の断面図における双方向の線矢印AA'で示した部分に対応している。
 図17の断面構造において、図14の断面構造に対応する部分には同一の符号を付してあり、その説明は適宜省略する。図17の断面構造においては、図14の断面構造と比べて、直方体の形状からなる酸化膜253の代わりに、レンズ状の形状からなるシリコン窒化膜254が形成されている。このレンズ状の形状は、第2素子層20の表面側が凸になっている。
 すなわち、図17の断面構造では、半導体基板211における電荷保持部281の周辺に、非光電変換部として機能するシリコン窒化膜254を形成している。換言すれば、図17の断面構造において、第2素子層20のバルクにおける電荷保持部281の周辺は、最小限の半導体層(シリコン膜)とその下層に形成されたシリコン窒化膜254で構成されている。
 このように、シリコン窒化膜254は、光電変換が行われない非光電変換部として機能することで、第2素子層20のバルクに光が入射して光電変換されることを抑制することができる。その結果として第2素子層20で光電変換された電荷が電荷保持部281に流入することを抑制することができる。特に、シリコン窒化膜254の形状をレンズ状にすることで、非光電変換部に入射した光が拡散するため、電荷保持部281に直接光が入ることを抑制することができる。
 次に、図19を参照しながら、図17の断面構造を形成する工程を含む製造方法について説明する。
 図19のAに示す工程では、半導体基板211を有する第2素子層20が準備される。図19のBに示す工程では、第2素子層20の半導体基板211に、シリコン窒化膜254を埋め込むためのトレンチ412が形成される。トレンチ412は、レンズ状に対応した形状となる。図19のCに示す工程では、トレンチ412にシリコン窒化膜254が埋め込まれる。図19のDに示す工程では、第2素子層20におけるシリコン窒化膜254が埋め込まれた側の面の表面が酸化され、酸化膜257が形成される。
 図19のEに示す工程では、図19のA乃至Dに示した工程を経た第2素子層20が、第1素子層10と貼り合わされる。なお、ここでも、第1素子層10に関する工程は省略している。このような工程を経ることで、図17に示した構造を形成することができる。
(本開示の要点)
 次に、図20を参照しながら、第2の実施の形態の要点を説明する。第2の実施の形態は、固体撮像装置1の構造の第6の例と第7の例に対応している。
 図20に示すように、固体撮像装置1においては、光電変換部181を有する画素121が第1素子層10と第2素子層20からなる2階構造からなり、第2素子層20が読み出し部280と電荷保持部281を有する。また、固体撮像装置1においては、第2素子層20に、直方体の形状を有する酸化膜253又はレンズ状の形状を有するシリコン窒化膜254などからなる非光電変換部292を形成することで、第2素子層20のバルクに光が入射して光電変換されることを抑制することができる。その結果として第2素子層20で光電変換された電荷が電荷保持部281に流入することが抑制され、素子特性の悪化を抑制することができる。
 また、非光電変換部292は、酸化膜253又はシリコン窒化膜254を構造に追加することで実現されるため、シールド層などを追加することなく、ノイズ成分を低減することができる。さらに、非光電変換部292を有する構造は、第2素子層20のバルク深部に酸化膜253又はシリコン窒化膜254を形成する工程により実現されるため、製造時において大幅な工程数の増加を要しない。また、非光電変換部292を有する構造は、ノイズ成分を抑制するために第1素子層と第2素子層の間に遮光層を追加する構造と比べて、FD配線の寄生容量の増加がないため、変換効率の変動がないという利点もある。
 なお、非光電変換部292は、酸化膜又はシリコン窒化膜(SiN膜)に限らず、非導電材料であれば、他の材料からなる膜で形成しても構わない。また、非光電変換部292の形状は、直方体又はレンズ状に限らず、他の形状であっても構わない。
<3.変形例>
(構造の他の例)
 上述した固体撮像装置1の構造は一例であって、構造の第1の例乃至第7の例のいずれかの構造を、他のいずれかの構造と組み合わせても構わない。例えば、固体撮像装置1の構造の第2の例(図5)において、N型不純物層252を電源に接続する電源コンタクトは、構造の第1の例(図1)と同様に、N型不純物層252用に配置した電源コンタクトであって、第2素子層20における配線層231の電源電圧線と接続されるものを用いることができる。
 また、固体撮像装置1の構造の第2の例(図5)においては、構造の第3の例(図7)と同様に、読み出し部280と共有される電源コンタクトであって、第2素子層20における配線層231の電源電圧線と接続されるものを用いることができる。固体撮像装置1の構造の第2の例(図5)においては、構造の第4の例(図9)と同様に、第1素子層10における配線層131の電源電圧線と接続される電源コンタクトを用いてもよい。また、固体撮像装置1の構造の第2の例(図5)においては、構造の第5の例(図11)と同様に、第2素子層20の画素領域外に配置されて電源電圧線と接続される電源コンタクトを用いてもよい。
(固体撮像装置の構成)
 固体撮像装置1は、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)型の固体撮像装置とすることができる。このCMOS型の固体撮像装置は、上述したように、光電変換部が形成された半導体基板から見て下層に形成される配線層側(表面側)とは反対側の上層(裏面側)から光を入射させる裏面照射型構造とすることができる。
 なお、本開示を適用した構造は、CMOS型の固体撮像装置に限らず、CCD(Charge Coupled Device)型の固体撮像装置に適用することも可能である。また、固体撮像装置1の第2素子層20において、N型不純物層252は、N型不純物を注入することで形成されるが、N型不純物は、第1導電型と異なる第2導電型の不純物の一例である。例えば、第1導電型はP型であり、第2導電型はN型である。
(電子機器の構成)
 本開示を適用した光検出装置は、スマートフォン、タブレット型端末、携帯電話機、デジタルスチルカメラ、デジタルビデオカメラなどの電子機器に搭載することができる。図21は、本開示を適用した光検出装置を搭載した電子機器の構成例を示すブロック図である。
 図21において、電子機器1000は、レンズ群を含む光学系1011と、図1の固体撮像装置1に対応した構造を有する光検出素子1012と、カメラ信号処理部であるDSP(Digital Signal Processor)1013からなる撮像系を有する。電子機器1000においては、撮像系のほかに、CPU(Central Processing Unit)1010、フレームメモリ1014、ディスプレイ1015、操作系1016、補助メモリ1017、通信I/F1018、及び電源系1019がバス1020を介して相互に接続された構成となる。
 CPU1010は、電子機器1000の各部の動作を制御する。
 光学系1011は、被写体からの入射光(像光)を取り込んで、光検出素子1012の光検出面に結像させる。光検出素子1012は、光学系1011によって光検出面上に結像された入射光の光量を画素単位で電気信号に変換して信号として出力する。DSP1013は、光検出素子1012から出力される信号に対し、所定の信号処理を行う。
 フレームメモリ1014は、撮像系で撮像された静止画又は動画の画像データを一時的に記録する。ディスプレイ1015は、液晶ディスプレイや有機ELディスプレイであり、撮像系で撮像された静止画又は動画を表示する。操作系1016は、ユーザによる操作に応じて、電子機器1000が有する様々な機能についての操作指令を発する。
 補助メモリ1017は、フラッシュメモリ等の半導体メモリを含む記憶媒体であり、撮像系で撮像された静止画又は動画の画像データを記録する。通信I/F1018は、所定の通信方式に対応した通信モジュールを有し、撮像系で撮像された静止画又は動画の画像データを、ネットワークを介して他の機器に送信する。
 電源系1019は、CPU1010、DSP1013、フレームメモリ1014、ディスプレイ1015、操作系1016、補助メモリ1017、及び通信I/F1018を供給対象として、動作電源となる各種の電源を適宜供給する。
 なお、本開示の実施の形態は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本開示の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。本明細書に記載された効果はあくまで例示であって限定されるものではなく、他の効果があってもよい。
 また、本開示は、以下のような構成をとることができる。
(1)
 それぞれが光電変換部を有する複数の画素を備え、
 前記光電変換部が形成される第1の層と、
 前記光電変換部による光電変換で得られる電荷に基づく信号電荷を出力する読み出し部、及び前記信号電荷を保持する電荷保持部が形成される第2の層と
 からなる構造を有する
 光検出装置。
(2)
 前記第2の層における前記第1の層の側には、不要な電荷を排出する電荷排出部が形成される
 前記(1)に記載の光検出装置。
(3)
 記電荷排出部は、前記第2の層における前記第1の層の側に形成された半導体基板に、第1導電型と異なる第2導電型の不純物を注入することで形成され、
 前記第2導電型の不純物からなる不純物層は、電源電圧に固定される
 前記(2)に記載の光検出装置。
(4)
 前記第1導電型は、P型であり、
 前記第2導電型は、N型である
 前記(3)に記載の光検出装置。
(5)
 前記第2導電型の不純物は、前記半導体基板の全面に注入される
 前記(3)又は(4)に記載の光検出装置。
(6)
 前記電源電圧に接続するためのコンタクトは、前記第2の層における配線層の電源電圧線と接続される
 前記(5)に記載の光検出装置。
(7)
 前記コンタクトは、前記電荷排出部のために配置されたコンタクトである
 前記(6)に記載の光検出装置。
(8)
 前記コンタクトは、前記読み出し部と共有されるコンタクトである
 前記(6)に記載の光検出装置。
(9)
 前記電源電圧に接続するためのコンタクトは、前記第1の層における配線層の電源電圧線と接続される
 前記(5)に記載の光検出装置。
(10)
 前記第2導電型の不純物は、前記半導体基板における前記電荷保持部の周辺に注入される
 前記(3)又は(4)に記載の光検出装置。
(11)
 前記電源電圧に接続するためのコンタクトは、前記第2の層における配線層の電源電圧線と接続される
 前記(10)に記載の光検出装置。
(12)
 前記コンタクトは、前記電荷排出部のために配置されたコンタクトである
 前記(11)に記載の光検出装置。
(13)
 前記コンタクトは、前記読み出し部と共有されるコンタクトである
 前記(11)に記載の光検出装置。
(14)
 前記電源電圧に接続するためのコンタクトは、前記第1の層における配線層の電源電圧線と接続される
 前記(10)に記載の光検出装置。
(15)
 前記第2の層における前記第1の層の側には、光電変換が行われない非光電変換部が形成される
 前記(1)に記載の光検出装置。
(16)
 前記第2の層における前記第1の層の側に形成された半導体基板における前記電荷保持部の周辺は、半導体層と前記非光電変換部から構成される
 前記(15)に記載の光検出装置。
(17)
 前記非光電変換部は、非導電材料で形成される
 前記(15)又は(16)に記載の光検出装置。
(18)
 前記非光電変換部の形状は、直方体である
 前記(17)に記載の光検出装置。
(19)
 前記非光電変換部の形状は、レンズ状である
 前記(17)に記載の光検出装置。
(20)
 それぞれが光電変換部を有する複数の画素を備え、
 前記光電変換部が形成される第1の層と、
 前記光電変換部による光電変換で得られる電荷に基づく信号電荷を出力する読み出し部、及び前記信号電荷を保持する電荷保持部が形成される第2の層と
 からなる構造を有する
 光検出装置を搭載した電子機器。
 1 固体撮像装置, 10 第1素子層, 20 第2素子層, 30 第3素子層, 111 半導体基板, 121 画素, 131 配線層, 151 Pウェル層, 152 N型領域, 171 電源コンタクト, 181 光電変換部, 211 半導体基板, 251 Pウェル層, 252 N型不純物層, 253 酸化膜, 254 シリコン窒化膜, 231 配線層, 251 配線層, 271 電源コンタクト, 272 電源コンタクト, 273 電源コンタクト, 280 読み出し部, 281 電荷保持部, 291 電荷排出部, 292 非光電変換部, 311 半導体基板, 1000 電子機器, 1012 光検出素子

Claims (20)

  1.  それぞれが光電変換部を有する複数の画素を備え、
     前記光電変換部が形成される第1の層と、
     前記光電変換部による光電変換で得られる電荷に基づく信号電荷を出力する読み出し部、及び前記信号電荷を保持する電荷保持部が形成される第2の層と
     からなる構造を有する
     光検出装置。
  2.  前記第2の層における前記第1の層の側には、不要な電荷を排出する電荷排出部が形成される
     請求項1に記載の光検出装置。
  3.  記電荷排出部は、前記第2の層における前記第1の層の側に形成された半導体基板に、第1導電型と異なる第2導電型の不純物を注入することで形成され、
     前記第2導電型の不純物からなる不純物層は、電源電圧に固定される
     請求項2に記載の光検出装置。
  4.  前記第1導電型は、P型であり、
     前記第2導電型は、N型である
     請求項3に記載の光検出装置。
  5.  前記第2導電型の不純物は、前記半導体基板の全面に注入される
     請求項3に記載の光検出装置。
  6.  前記電源電圧に接続するためのコンタクトは、前記第2の層における配線層の電源電圧線と接続される
     請求項5に記載の光検出装置。
  7.  前記コンタクトは、前記電荷排出部のために配置されたコンタクトである
     請求項6に記載の光検出装置。
  8.  前記コンタクトは、前記読み出し部と共有されるコンタクトである
     請求項6に記載の光検出装置。
  9.  前記電源電圧に接続するためのコンタクトは、前記第1の層における配線層の電源電圧線と接続される
     請求項5に記載の光検出装置。
  10.  前記第2導電型の不純物は、前記半導体基板における前記電荷保持部の周辺に注入される
     請求項3に記載の光検出装置。
  11.  前記電源電圧に接続するためのコンタクトは、前記第2の層における配線層の電源電圧線と接続される
     請求項10に記載の光検出装置。
  12.  前記コンタクトは、前記電荷排出部のために配置されたコンタクトである
     請求項11に記載の光検出装置。
  13.  前記コンタクトは、前記読み出し部と共有されるコンタクトである
     請求項11に記載の光検出装置。
  14.  前記電源電圧に接続するためのコンタクトは、前記第1の層における配線層の電源電圧線と接続される
     請求項10に記載の光検出装置。
  15.  前記第2の層における前記第1の層の側には、光電変換が行われない非光電変換部が形成される
     請求項1に記載の光検出装置。
  16.  前記第2の層における前記第1の層の側に形成された半導体基板における前記電荷保持部の周辺は、半導体層と前記非光電変換部から構成される
     請求項15に記載の光検出装置。
  17.  前記非光電変換部は、非導電材料で形成される
     請求項16に記載の光検出装置。
  18.  前記非光電変換部の形状は、直方体である
     請求項17に記載の光検出装置。
  19.  前記非光電変換部の形状は、レンズ状である
     請求項17に記載の光検出装置。
  20.  それぞれが光電変換部を有する複数の画素を備え、
     前記光電変換部が形成される第1の層と、
     前記光電変換部による光電変換で得られる電荷に基づく信号電荷を出力する読み出し部、及び前記信号電荷を保持する電荷保持部が形成される第2の層と
     からなる構造を有する
     光検出装置を搭載した電子機器。
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