WO2021090419A1 - 無線基地局及び端末 - Google Patents

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Abstract

eNB(100A)は、UE(200)とデュアルコネクティビティを実行する。eNB(100A)は、デュアルコネクティビティの実行中において、UE(200)が有しているレポートをUE(200)から受信し、第1無線アクセス技術または第2無線アクセス技術の少なくとも何れかをレポートの送信対象として指定する指定情報を含むメッセージをUE(200)に送信する。

Description

無線基地局及び端末
 本発明は、無線基地局及び端末に関し、特に、デュアルコネクティビティを実行する無線基地局及び端末にする。
 3rd Generation Partnership Project(3GPP)は、Long Term Evolution(LTE)を仕様化し、LTEのさらなる高速化を目的としてLTE-Advanced(以下、LTE-Advancedを含めてLTEという)、さらに、5th generation mobile communication system(5G、New Radio(NR)またはNext Generation(NG)とも呼ばれる)の仕様化も進められている。
 また、3GPP(具体的には、RAN2)では、端末(User Equipment, UE)が実行するQuality of Experience(QoE)に関する事象(例えば、通信中の無線切断やハンドオーバの失敗など)を端末からネットワークに通知することによって、QoEを収集するMinimization of Drive Test(MDT)について、Radio Resource Management(RRM) measurementsとの関係に着目して検討が進められている(非特許文献1)。
 さらに、3GPPでは、E-UTRA-NR Dual Connectivity(EN-DC)などのデュアルコネクティビティにおけるMDTについても検討されている(非特許文献2)。なお、デュアルコネクティビティではないLTE単独の場合については、MDTを含む各種のレポートの報告方法が規定されている(非特許文献3)。
"Study on RAN-centric data collection and utilization for LTE and NR", RP-182105, 3GPP TSG RAN Meeting #81, 3GPP, 2018年9月 3GPP TR 37.816 V16.0.0, 3rd Generation Partnership Project; Technical Specification Group Radio Access Network; Study on RAN-centric data collection and utilization for LTE and NR (Release 16)、3GPP、2019年7月 3GPP TS 36.331 V15.6.0, 3rd Generation Partnership Project; Technical Specification Group Radio Access Network; Evolved Universal Terrestrial Radio Access (E-UTRA); Radio Resource Control (RRC); Protocol specification (Release 15)、3GPP、2019年6月
 しかしながら、複数の無線基地局が関係するデュアルコネクティビティでは、例えば、無線リンク障害(RLF)が発生した際場合、端末は、MDTなどのレポートをどのようにネットワークに送信すべきかを適切に判断することができない。
 そこで、本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、無線リンク障害(RLF)などが発生した場合でもMDTなどのレポートを適切にネットワークが取得し得る無線基地局及び端末の提供を目的とする。
 本開示の一態様は、第1無線アクセス技術と第2無線アクセス技術とに対応した端末(UE200)とデュアルコネクティビティを実行する制御部(制御部150)と、前記デュアルコネクティビティの実行中において、前記端末が有しているレポートを前記端末から受信する受信部(無線受信部120)と、前記第1無線アクセス技術または前記第2無線アクセス技術の少なくとも何れかを前記レポートの送信対象として指定する指定情報を含むメッセージを前記端末に送信する送信部(無線送信部110)とを備える無線基地局(eNB100A)である。
 本開示の一態様は、端末(UE200)であって、第1無線アクセス技術と第2無線アクセス技術とを用いて、無線基地局(eNB100A)とデュアルコネクティビティを実行する制御部(制御部250)と、前記端末が有しているレポートが前記第1無線アクセス技術または前記第2無線アクセス技術の何れに関するかを示す種別情報を、前記無線基地局または前記デュアルコネクティビティを実行する他の無線基地局の少なくとも何れかに送信する送信部(無線送信部210)とを備える。
図1は、無線通信システム10の全体概略構成図である。 図2は、eNB100Aの機能ブロック構成図である。 図3は、gNB100Bの機能ブロック構成図である。 図4は、UE200の機能ブロック構成図である。 図5は、MDTを含む各種のレポートに関する通信シーケンスを示す図である。 図6は、LTEのみに接続するUE200において、無線リンク(例えば、DL)に障害(RLF)が発生した場合におけるMDTレポートの送信シーケンスの例を示す図である。 図7は、デュアルコネクティビティにおいて無線リンク障害(RLF)が発生した場合におけるMDTレポートの送信シーケンスの例を示す図である。 図8は、eNB100A, gNB100B及びUE200のハードウェア構成の一例を示す図である。
 以下、実施形態を図面に基づいて説明する。なお、同一の機能や構成には、同一または類似の符号を付して、その説明を適宜省略する。
 (1)無線通信システムの全体概略構成
 図1は、本実施形態に係る無線通信システム10の全体概略構成図である。無線通信システム10は、Long Term Evolution(LTE)及び5G New Radio(NR)に従った無線通信システムである。なお、LTEは4Gと呼ばれてもよいし、NRは、5Gと呼ばれてもよい。
 また、LTE及びNRは、無線アクセス技術(RAT)と解釈されてもよく、本実施形態では、LTEは、第1無線アクセス技術と呼ばれ、NRは、第2無線アクセス技術と呼ばれてもよい。
 無線通信システム10は、Evolved Universal Terrestrial Radio Access Network 20(以下、E-UTRAN20)、及びNext Generation-Radio Access Network 30(以下、NG RAN30)を含む。また、無線通信システム10は、端末200(以下、UE200, User Equipment)を含む。
 E-UTRAN20は、LTEに従った無線基地局であるeNB100Aを含む。NG RAN30は、5G(NR)に従った無線基地局であるgNB100Bを含む。なお、E-UTRAN20及びNG RAN30(eNB100AまたはgNB100Bでもよい)は、単にネットワークと呼ばれてもよい。
 eNB100A、gNB100B及びUE200は、複数のコンポーネントキャリア(CC)を用いるキャリアアグリゲーション(CA)、及び複数のNG-RAN NodeとUEとの間においてコンポーネントキャリアを同時送信するデュアルコネクティビティ(DC)などに対応することができる。
 eNB100A、gNB100B及びUE200は、無線ベアラ、具体的には、SRB Signalling Radio Bearer(SRB)またはDRB Data Radio Bearer(DRB)を介して無線通信を実行する。
 本実施形態では、eNB100Aがマスターノード(MN)を構成し、gNB100Bがセカンダリーノード(SN)を構成するMulti-Radio Dual Connectivity(MR-DC)、具体的には、E-UTRA-NR Dual Connectivity(EN-DC)を実行する。
 つまり、UE200は、eNB100AとgNB100Bとに接続するデュアルコネクティビティに対応している。
 eNB100Aは、マスターセルグループ(MCG)に含まれ、gNB100Bは、セカンダリーセルグループ(SCG)に含まれる。つまり、gNB100Bは、SCGに含まれるSNである。
 また、UE200は、Quality of Experience(QoE)を収集するMinimization of Drive Test(MDT)を実行できる。
 MDTは、3GPPにて標準化されており、通信中の無線切断及びハンドオーバの失敗など、UE200からネットワークに対して事象の発生した位置情報及びその原因などを通知し、QoEを収集する技術である。つまり、MDTは、ネットワークがQoEの測定結果をUE200から収集する仕組みである。
 なお、MDTは、車両を走行させ、様々なネットワークのパフォーマンス(セル電力、干渉など)、またはUE200のパフォーマンス(呼損(call drop)、スループット、ハンドオーバなど)を測定するテストを代替するものであり、UE200は、多くのプロトコルログなどを収集する。これにより、MDT自体が意味するように、この種のドライブテストを最小限に抑えるために役立つメカニズムである。
 (2)無線通信システムの機能ブロック構成
 次に、無線通信システム10の機能ブロック構成について説明する。具体的には、eNB100A、gNB100B及びUE200の機能ブロック構成について説明する。なお、機能ブロック構成の説明では、各装置の機能の概略について説明し、各装置の動作に詳細については、さらに後述する。
 (2.1)eNB100A
 図2は、eNB100Aの機能ブロック構成図である。図2に示すように、eNB100Aは、無線送信部110、無線受信部120、レポート処理部130、ノード間メッセージ処理部140及び制御部150を備える。
 無線送信部110は、LTEに従った下りリンク信号(DL信号)を送信する。無線受信部120は、LTEに従った上りリンク信号(UL信号)を受信する。
 特に、本実施形態では、無線送信部110は、LTEまたはNRの少なくとも何れかを、UE200が有しているレポートの送信対象として指定する指定情報を含むメッセージをUE200に送信する送信部を構成する。また、本実施形態では、無線受信部120は、デュアルコネクティビティの実行中において、UE200が有しているレポートを端末UE200から受信する受信部を構成する。
 なお、UE200が有しているレポートとは、典型的には、MDTに関するものであるが、必ずしもMDTに限定されない。後述するように、当該レポートには、UE200から送信されるランダムアクセスチャネル(RACH)、無線リンク障害(RLF)、MDT(logMeasReport)及び接続の設定障害(connEstFailReport)が含まれてもよい。
 また、MDTに関しては、logged MDT measurementのレポート(logMeasReport)に限らず、MDTのレポートを有することを示すlogMeasAvailableBT (Bluetooth (登録商標)), logMeasAvailableWLANなどであってもよい。なお、対象となるレポートの詳細については、さらに後述する。
 無線受信部120は、当該レポートがLTEまたはNRの何れに関するかを示す種別情報(RAT typeと呼ばれてもよい)をUE200から受信することができる。さらに、無線受信部120は、eNB100AからgNB100Bへのレポートの転送に用いる無線ベアラ(具体的には、SRB)を示すベアラ情報をgNB100Bから受信することもできる。
 無線送信部110は、UE200がNRに関するレポートを有していることを示す有用情報(loggedMeasAailableNR)を、デュアルコネクティビティを実行するgNB100B(他の無線基地局)に送信することができる。
 さらに、無線送信部110は、gNB100Bから受信したベアラ情報に基づいて決定された無線ベアラ、具体的には、SRB1またはSRB3を用いて、対象となるレポートをgNB100Bに送信することができる。
 レポート処理部130は、MDTを含む各種のレポートに関する処理を実行する。具体的には、レポート処理部130は、UE200から送信されるランダムアクセスチャネル(RACH)、無線リンク障害(RLF)、MDT(logMeasReport)及び接続の設定障害(connEstFailReport)のレポートを取得する。
 なお、MDTには、無線リソース制御レイヤ(RRC)におけるアイドル状態のUE200が実行するlogged MDT measurement、及び接続状態のUE200が実行するimmediate MDTが存在するが、本実施形態では、logged MDT measurementを想定してよい。但し、immediate MDTが対象とされてもよい。
 ノード間メッセージ処理部140は、eNB100A(MN)とgNB100B(SN)との間における各種メッセージの処理を実行する。具体的には、ノード間メッセージ処理部140は、SgNBmodificationRequest、SgNBReleaseRequest及びSgNBAdditionRequestなどのメッセージをgNB100Bに送信する。また、ノード間メッセージ処理部140は、SgNBmodificationRequestAck、SgNBReleaseRequestAck及びSgNBAdditionRequestAckなどの応答メッセージをgNB100Bから受信する。
 なお、ノード間メッセージは、これらのメッセージに限定されず、例えば、SgNB release required、或いはSgNB addition requestなどが含まれてもよい。ノード間メッセージの詳細については、さらに後述する。
 制御部150は、eNB100Aを構成する各機能ブロックを制御する。特に、本実施形態では、制御部150は、LTEとNRとに対応したUE200とデュアルコネクティビティを実行する。
 具体的には、制御部150は、UE200と無線ベアラを設定し、gNB100Bと連携してUE200によるLTE及びNRへのデュアルコネクティビティを実行する。なお、本実施形態では、E-UTRA-NR Dual Connectivity(EN-DC)を例として説明しているが、デュアルコネクティビティの種別は、特にEN-DCに限定されず、Multi-RAT Dual Connectivity(MR-DC)であればよく、NR-E-UTRA Dual Connectivity(NE-DC)、NG-E-UTRA NR Dual Connectivity (NG-EN-DC)及びNR-NR Dual Connectivity (NR-DC)を含んでもよい。
 また、UE200と設定される無線ベアラには、Signalling Radio Bearer(SRB)及びData Radio Bearer(DRB)が含まれてもよい。さらに、SRBには、SRB0~3が含まれてよい。
 なお、SRB0~3は、以下のように定義されてもよい。
  ・SRB0:CCCH(Common Control Channel)論理チャネルを使用するRRCメッセージ用の無線ベアラである。
  ・SRB1:RRCメッセージ(ピギーバックされたNASメッセージを含む場合があってもよい)及びSRB2の確立前におけるNASメッセージ用の無線ベアラであり、DCCH(Dedicated Control Channel)論理チャネルを使用する。
  ・SRB2:全てのDCCH論理チャネルを使用するNASメッセージ用の無線ベアラである。SRB2の優先順位は、SRB1よりも低く、常にセキュリティがアクティブ化された後にネットワークによって構成される。
  ・SRB3:UE200がMR-DC状態における特定のRRCメッセージ用の無線ベアラであり、DCCH論理チャネルを使用する。
 (2.2)gNB100B
 図3は、gNB100Bの機能ブロック構成図である。図3に示すように、gNB100Bは、無線送信部160、無線受信部170、ノード間メッセージ処理部180及び制御部190を備える。なお、以下では、eNB100Aと同様の部分については、適宜説明を省略する。
 無線送信部160は、NRに従った下りリンク信号(DL信号)を送信する。無線受信部170は、NRに従った上りリンク信号(UL信号)を受信する。
 ノード間メッセージ処理部180は、eNB100A(MN)とgNB100B(SN)との間における各種メッセージの処理を実行する。具体的には、ノード間メッセージ処理部180は、SgNBmodificationRequest、SgNBReleaseRequest及びSgNBAdditionRequestなどのメッセージをgNB100Bから受信する。また、ノード間メッセージ処理部180は、SgNBmodificationRequestAck、SgNBReleaseRequestAck及びSgNBAdditionRequestAckなどの応答メッセージをeNB100Aに送信する。
 制御部190は、gNB100Bを構成する各機能ブロックを制御する。特に、本実施形態では、制御部190は、LTEとNRとに対応したUE200とデュアルコネクティビティを実行する。制御部190は、UE200と無線ベアラを設定し、eNB100Aと連携してUE200によるLTE及びNRへのデュアルコネクティビティを実行する。
 (2.3)UE200
 図4は、UE200の機能ブロック構成図である。図4に示すように、UE200は、無線送信部210、無線受信部220、品質測定部230、障害監視部240及び制御部250を備える。
 無線送信部210は、LTEまたはNRに従った上りリンク信号(UL信号)を送信する。無線受信部220は、LTEまたはNRに従った下りリンク信号(DL信号)を受信する。
 特に、本実施形態では、無線送信部210は、UE200が有しているレポートがLTEまたはNRの何れに関するかを示す種別情報を、eNB100AまたはUE200とデュアルコネクティビティを実行するgNB100Bの少なくとも何れかに送信する送信部を構成する。
 具体的には、無線送信部210は、LTEまたはNR、或いはLTE及びNRの両方についてレポートを有していることを示す種別情報(RAT type:LTE or NR or both)を含むメッセージをeNB100AまたはgNB100Bに送信することができる。
 品質測定部230は、UE200が送受信するUL信号及びDL信号の品質に関する測定を実行する。特に、本実施形態では、品質測定部230は、MDTに基づく測定(つまり、QoEの収集と呼ばれてもよい)、及びRACHに関する品質、ランダムアクセス手順の結果などを取得する。
 障害監視部240は、UE200が送受信するUL信号及びDL信号に関する障害を監視する。具体的には、障害監視部240は、eNB100AまたはgNB100Bと設定される無線リンク(例えば、DL)の障害(RLF)、SCGの障害(SCG failure)及び接続設定の障害の有無を監視する。
 制御部250は、UE200を構成する各機能ブロックを制御する。特に、本実施形態では、制御部250は、LTE(第1無線アクセス技術)とNR(第2無線アクセス技術)とを用いて、eNB100A及びgNB100Bとデュアルコネクティビティを実行する。
 なお、上述したように、デュアルコネクティビティは、EN-DCに限定されず、MR-DCであればよい。
 (3)無線通信システムの動作
 次に、無線通信システム10の動作について説明する。具体的には、MDTを含む各種のレポートの送信に関する動作について説明する。
 (3.1)MDTを含む各種のレポートに関する通信シーケンス
 図5は、MDTを含む各種のレポートに関する通信シーケンスを示す。具体的には、図5は、LTEにおけるMDT、RACH、RLF及び接続の設定障害(connEstFail)などのレポートに関する通信シーケンスを示す。
 図5に示すように、UE200は、eNB100Aに送信するRRCConnectionReestablishmentCompleteに、当該レポートを有することを示す情報(フィールド)を含めることができる。具体的には、UE200は、logMeasAvailable-r10, connEstFailInfoAvailable-r11, logMeasAvailableBT (Bluetooth (登録商標))-r15, logMeasAvailableWLAN-r15を含めることができる。
 eNB100Aは、UE200から受信した当該レポートを有することを示す情報に基づいて、特定のレポートに対する要求を、UE200に送信するUEInformationRequestに含めることができる。
 UE200は、受信したUEInformationRequestに含まれる当該要求に基づいて、要求されたレポートを含むUEInformationResponseをeNB100Aに送信する。
 なお、デュアルコネクティビティ(DC)用のMDTでは、次のような内容が合意されている(3GPP TR 37.816 V16.0.0 5.7.3.5章参照)。
  ・DCシナリオでは、immediate MDTの設定がサポートされる。
  ・DCシナリオでは、logged MDT measurementは、SNから取得できる。
  ・既存のMDTフレームワークは、MDT設定に関連するSCGセルのベースラインとなる。
  ・MCGとSCGとに関連付けられたMDT測定のトリガーは別個である。
  ・MN~SN間のコーディネーションは、MDT測定の設定とDCフレームワークでのレポートに必要である。
  ・SRB3が設定されていない場合、SN関連の測定値は、SRB1またはSRB2を介してUEからMNに送信され、SNに転送される。
  ・SRB3が設定されている場合、MN関連の測定値は、SRB1またはSRB2を介してMNに送信され、SN関連の測定値はSRB3を介してSNに送信される。
 (3.2)無線リンク障害(RLF)発生時におけるレポートの送信シーケンス
 次に、無線リンク障害(RLF)発生時におけるレポートの送信シーケンスの例について説明する。
 図6は、デュアルコネクティビティではなく、LTEのみに接続するUE200において、無線リンク(例えば、DL)に障害(RLF)が発生した場合におけるMDTレポートの送信シーケンスの例を示す。
 図6に示すように、UE200は、RLFを検出すると、RRCConnectionReestablishmentRequestをeNB100Aに送信し、eNB100Aは、RRCConnectionReestablishmentを返送する。
 UE200は、受信したRRCConnectionReestablishmentに応じてeNB100Aに送信されるRRCConnectionReestablishmentCompleteに、UE200がMDTレポートを有していることを示す有用情報(loggedMeasAailable)含めることができる。
 また、図5にも示したように、UE200は、受信したUEInformationRequestに含まれる当該要求に基づいて、要求されたMDTレポートを含むUEInformationResponseをeNB100Aに送信する。
 このようにデュアルコネクティビティでない場合、UE200は、RLF発生に伴ってMDTレポートを送信できるが、デュアルコネクティビティの実行中にRLFが発生した場合、MDTレポートの送信先及び送信の契機を決定することができない。
 そこで、本実施形態では、以下の何れかの方法によって、ネットワークが、LTEまたはNRのMDTレポートを取得する。
  ・(方法1):各RAT(ネットワーク)が、自RAT(LTEまたはNR)のlogged MDT measurementのレポートをそれぞれ取得する(LTEについてはSRB1、NRについてはSRB3を用いて取得する)
  ・(方法2):LTEが、LTE(MN)及びNR(SN)のlogged MDT measurementのレポートを纏めて取得する。
 なお、NE-DCの場合、SRB3が設定されないため、方法2のみが適用可能である。
 図7は、デュアルコネクティビティにおいて無線リンク障害(RLF)が発生した場合におけるMDTレポートの送信シーケンスの例を示す。
 図7に示すように、UE200は、RRCConnectionReestablishmentCompleteにloggedMeasAailableを含める場合、さらに、RATの種別情報、具体的には、RAT type(LTE o NR or both)を表示することが好ましい。
 UE200がLTE及びNRの両方についてMDTレポートを有している場合、eNB100Aは、UEInformationRequestに、LTEまたはNRの少なくとも何れかを当該レポートの送信対象として指定する指定情報(LTE or NR or both)を含める。
 ここで、(方法1)の場合、eNB100Aは、LTEのみ(図中のloggedMeasReportReqLTE)を指定する。一方、(方法2)の場合、eNB100Aは、LTE及びNRを指定する。
 この場合、UE200は、UEInformationResponseにLTE及びNRのMDTレポート(loggedMeasReport)を纏めてeNB100Aに送信してもよいし、NRのMDTレポートであるloggedMeasReportNRをcontainerとし、LTEまたはNR側のUEInformationResponse/UL DCCH messageを含めるようにしてもよい。或いは、UE200は、loggedMeasReportLTEを送信後、loggedMeasReporNRを別に送信するようにしてもよい。つまり、UE200は、2回(または複数回)に分けてloggedMeasReportを送信してもよい。また、loggedMeasReporNRをloggedMeasReportLTEよりも先に送信してもよい。
 また、図7に示すように、eNB100Aは、loggedMeasAailableNRを含むSgNBAdditionRequestをgNB100Bに送信することができる。
 gNB100Bは、SRB3を利用できるか否かに基づいて、SRB1またはSRB3をNRのMDTレポートの取得に用いるかを決定してよい。なお、この決定は、eNB100A(MN)が行ってもよい。
 gNB100Bは、SgNBAdditionRequestAckに何れのSRBを利用するかを示す情報(SRB1 or SRB 3)を含める。
 SRB3を利用する場合、gNB100Bは、UEInformationRequestを直接UE200に送信してもよい。この場合、UE200は、loggedMeasReportNRを含むUEInformationResponseをgNB100Bに返送してよい。
 一方、SRB1を利用する場合、図7に示すように、eNB100Aは、loggedMeasReportReqNRを含むUEInformationRequestをUE200に送信する。この場合、UE200は、loggedMeasReportNRを含むUEInformationResponseをeNB100Aに返送する。その後、eNB100Aは、loggedMeasReportNRをgNB100Bに転送する。具体的には、eNB100Aは、loggedMeasReportNRを含むSgNBmodificationRequestまたはRRC TransferをgNB100Bに送信する。
 (4)作用・効果
 上述した実施形態によれば、以下の作用効果が得られる。具体的には、eNB100Aは、デュアルコネクティビティの実行中において、UE200が有しているMDTなどのレポートをUE200から受信する。この際、eNB100Aは、LTEまたはNRの少なくとも何れかを当該レポートの送信対象として指定する指定情報(LTE or NR or both)を含むメッセージ(例えば、UEInformationRequest)をUE200に送信することができる。
 このため、デュアルコネクティビティの実行中において、無線リンク障害(RLF)などが発生した場合でも、UE200は、MDTなどのレポートをどのようにネットワークに送信すべきかを適切に判断し得る。これにより、ネットワークは、RLFなどが発生した場合でもMDTなどのレポートを適切に取得し得る。
 本実施形態では、eNB100Aは、当該レポートがLTEまたはNRの何れに関するかを示す種別情報(RAT type)をUE200から受信することができ、当該種別情報に基づいてレポートの送信対象とするRATを決定できる。このため、ネットワークは、取得可能なレポートに応じた柔軟なレポートの送信を要求でき、MDTなどのレポートを適切かつ迅速に取得し得る。
 本実施形態では、eNB100Aは、UE200がNRに関する当該レポートを有していることを示す有用情報(loggedMeasAailable)を、UE200とデュアルコネクティビティを実行するgNB100Bに送信することができる。
 このため、gNB100Bを含むNR側のネットワークは、NRに関する当該レポートのみを確実に取得し得る。
 本実施形態では、eNB100Aは、eNB100AからgNB100Bへの当該レポートの転送に用いる無線ベアラ(具体的には、SRB)を示すベアラ情報をgNB100Bから受信し、ベアラ情報に基づいて決定された無線ベアラを用いて、当該レポートをgNB100Bに送信することができる。
 このため、SRB1などを用いる場合でも、当該レポートをgNB100Bに転送できる。これにより、gNB100Bを含むNR側のネットワークは、NRに関する当該レポートをより確実に取得し得る。
 (5)その他の実施形態
 以上、実施例に沿って本発明の内容を説明したが、本発明はこれらの記載に限定されるものではなく、種々の変形及び改良が可能であることは、当業者には自明である。
 例えば、上述した実施形態では、MDTのレポート(loggedMeasReport)の例について説明したが、MDT以外の以下のようなレポートについても、同様に動作が適用されてよい。
  ・RLF report(無線リンク障害)
  ・RACH report(ランダムアクセスチャネル)
  ・connectionEstablishmentFailureReport(ConnEstFailReport)(接続の設定障害)
  ・logMeasAvailableBT(Bluetooth (登録商標))
  ・logMeasAvailableWLAN
 上述した実施形態では、デュアルコネクティビティの実行中に無線リンク障害(RLF)が発生した場合を例として説明したが、上述したMDTなどのレポートの送信シーケンスは、必ずしもRLF発生時に限定されない。当該レポートの送信シーケンスは、RLFに限らず、デュアルコネクティビティの実行中において、RRCレイヤのコネクションの再設定または変更が必要となるイベントが発生した場合には、同様に適用されてよい。
 上述した実施形態では、gNB100Bは、当該レポートの取得(転送)用として、SRB1またはSRB3を利用していたが、他のSRB、具体的には、SRB2を利用してもよい。
 また、上述した実施形態の説明に用いたブロック構成図(図2~4)は、機能単位のブロックを示している。これらの機能ブロック(構成部)は、ハードウェア及びソフトウェアの少なくとも一方の任意の組み合わせによって実現される。また、各機能ブロックの実現方法は特に限定されない。すなわち、各機能ブロックは、物理的または論理的に結合した1つの装置を用いて実現されてもよいし、物理的または論理的に分離した2つ以上の装置を直接的または間接的に(例えば、有線、無線などを用いて)接続し、これら複数の装置を用いて実現されてもよい。機能ブロックは、上記1つの装置または上記複数の装置にソフトウェアを組み合わせて実現されてもよい。
 機能には、判断、決定、判定、計算、算出、処理、導出、調査、探索、確認、受信、送信、出力、アクセス、解決、選択、選定、確立、比較、想定、期待、見做し、報知(broadcasting)、通知(notifying)、通信(communicating)、転送(forwarding)、構成(configuring)、再構成(reconfiguring)、割り当て(allocating、mapping)、割り振り(assigning)などがあるが、これらに限られない。例えば、送信を機能させる機能ブロック(構成部)は、送信部(transmitting unit)や送信機(transmitter)と呼称される。何れも、上述したとおり、実現方法は特に限定されない。
 さらに、上述したeNB100A, gNB100B及びUE200(当該装置)は、本開示の無線通信方法の処理を行うコンピュータとして機能してもよい。図8は、当該装置のハードウェア構成の一例を示す図である。図8に示すように、当該装置は、プロセッサ1001、メモリ1002、ストレージ1003、通信装置1004、入力装置1005、出力装置1006及びバス1007などを含むコンピュータ装置として構成されてもよい。
 なお、以下の説明では、「装置」という文言は、回路、デバイス、ユニットなどに読み替えることができる。当該装置のハードウェア構成は、図に示した各装置を1つまたは複数含むように構成されてもよいし、一部の装置を含まずに構成されてもよい。
 当該装置の各機能ブロック(図2~4参照)は、当該コンピュータ装置の何れかのハードウェア要素、または当該ハードウェア要素の組み合わせによって実現される。
 また、当該装置における各機能は、プロセッサ1001、メモリ1002などのハードウェア上に所定のソフトウェア(プログラム)を読み込ませることによって、プロセッサ1001が演算を行い、通信装置1004による通信を制御したり、メモリ1002及びストレージ1003におけるデータの読み出し及び書き込みの少なくとも一方を制御したりすることによって実現される。
 プロセッサ1001は、例えば、オペレーティングシステムを動作させてコンピュータ全体を制御する。プロセッサ1001は、周辺装置とのインタフェース、制御装置、演算装置、レジスタなどを含む中央処理装置(CPU)によって構成されてもよい。
 また、プロセッサ1001は、プログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュール、データなどを、ストレージ1003及び通信装置1004の少なくとも一方からメモリ1002に読み出し、これらに従って各種の処理を実行する。プログラムとしては、上述の実施の形態において説明した動作の少なくとも一部をコンピュータに実行させるプログラムが用いられる。さらに、上述の各種処理は、1つのプロセッサ1001によって実行されてもよいし、2つ以上のプロセッサ1001により同時または逐次に実行されてもよい。プロセッサ1001は、1以上のチップによって実装されてもよい。なお、プログラムは、電気通信回線を介してネットワークから送信されてもよい。
 メモリ1002は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、Read Only Memory(ROM)、Erasable Programmable ROM(EPROM)、Electrically Erasable Programmable ROM(EEPROM)、Random Access Memory(RAM)などの少なくとも1つによって構成されてもよい。メモリ1002は、レジスタ、キャッシュ、メインメモリ(主記憶装置)などと呼ばれてもよい。メモリ1002は、本開示の一実施形態に係る方法を実行可能なプログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュールなどを保存することができる。
 ストレージ1003は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、Compact Disc ROM(CD-ROM)などの光ディスク、ハードディスクドライブ、フレキシブルディスク、光磁気ディスク(例えば、コンパクトディスク、デジタル多用途ディスク、Blu-ray(登録商標)ディスク)、スマートカード、フラッシュメモリ(例えば、カード、スティック、キードライブ)、フロッピー(登録商標)ディスク、磁気ストリップなどの少なくとも1つによって構成されてもよい。ストレージ1003は、補助記憶装置と呼ばれてもよい。上述の記録媒体は、例えば、メモリ1002及びストレージ1003の少なくとも一方を含むデータベース、サーバその他の適切な媒体であってもよい。
 通信装置1004は、有線ネットワーク及び無線ネットワークの少なくとも一方を介してコンピュータ間の通信を行うためのハードウェア(送受信デバイス)であり、例えばネットワークデバイス、ネットワークコントローラ、ネットワークカード、通信モジュールなどともいう。
 通信装置1004は、例えば周波数分割複信(Frequency Division Duplex:FDD)及び時分割複信(Time Division Duplex:TDD)の少なくとも一方を実現するために、高周波スイッチ、デュプレクサ、フィルタ、周波数シンセサイザなどを含んで構成されてもよい。
 入力装置1005は、外部からの入力を受け付ける入力デバイス(例えば、キーボード、マウス、マイクロフォン、スイッチ、ボタン、センサなど)である。出力装置1006は、外部への出力を実施する出力デバイス(例えば、ディスプレイ、スピーカー、LEDランプなど)である。なお、入力装置1005及び出力装置1006は、一体となった構成(例えば、タッチパネル)であってもよい。
 また、プロセッサ1001及びメモリ1002などの各装置は、情報を通信するためのバス1007で接続される。バス1007は、単一のバスを用いて構成されてもよいし、装置間ごとに異なるバスを用いて構成されてもよい。
 さらに、当該装置は、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(Digital Signal Processor: DSP)、Application Specific Integrated Circuit(ASIC)、Programmable Logic Device(PLD)、Field Programmable Gate Array(FPGA)などのハードウェアを含んで構成されてもよく、当該ハードウェアにより、各機能ブロックの一部または全てが実現されてもよい。例えば、プロセッサ1001は、これらのハードウェアの少なくとも1つを用いて実装されてもよい。
 また、情報の通知は、本開示において説明した態様/実施形態に限られず、他の方法を用いて行われてもよい。例えば、情報の通知は、物理レイヤシグナリング(例えば、Downlink Control Information(DCI)、Uplink Control Information(UCI)、上位レイヤシグナリング(例えば、RRCシグナリング、Medium Access Control(MAC)シグナリング、報知情報(Master Information Block(MIB)、System Information Block(SIB))、その他の信号またはこれらの組み合わせによって実施されてもよい。また、RRCシグナリングは、RRCメッセージと呼ばれてもよく、例えば、RRC接続セットアップ(RRC Connection Setup)メッセージ、RRC接続再構成(RRC Connection Reconfiguration)メッセージなどであってもよい。
 本開示において説明した各態様/実施形態は、Long Term Evolution(LTE)、LTE-Advanced(LTE-A)、SUPER 3G、IMT-Advanced、4th generation mobile communication system(4G)、5th generation mobile communication system(5G)、Future Radio Access(FRA)、New Radio(NR)、W-CDMA(登録商標)、GSM(登録商標)、CDMA2000、Ultra Mobile Broadband(UMB)、IEEE 802.11(Wi-Fi(登録商標))、IEEE 802.16(WiMAX(登録商標))、IEEE 802.20、Ultra-WideBand(UWB)、Bluetooth(登録商標)、その他の適切なシステムを利用するシステム及びこれらに基づいて拡張された次世代システムの少なくとも一つに適用されてもよい。また、複数のシステムが組み合わされて(例えば、LTE及びLTE-Aの少なくとも一方と5Gとの組み合わせなど)適用されてもよい。
 本開示において説明した各態様/実施形態の処理手順、シーケンス、フローチャートなどは、矛盾の無い限り、順序を入れ替えてもよい。例えば、本開示において説明した方法については、例示的な順序を用いて様々なステップの要素を提示しており、提示した特定の順序に限定されない。
 本開示において基地局によって行われるとした特定動作は、場合によってはその上位ノード(upper node)によって行われることもある。基地局を有する1つまたは複数のネットワークノード(network nodes)からなるネットワークにおいて、端末との通信のために行われる様々な動作は、基地局及び基地局以外の他のネットワークノード(例えば、MMEまたはS-GWなどが考えられるが、これらに限られない)の少なくとも1つによって行われ得ることは明らかである。上記において基地局以外の他のネットワークノードが1つである場合を例示したが、複数の他のネットワークノードの組み合わせ(例えば、MME及びS-GW)であってもよい。
 情報、信号(情報等)は、上位レイヤ(または下位レイヤ)から下位レイヤ(または上位レイヤ)へ出力され得る。複数のネットワークノードを介して入出力されてもよい。
 入出力された情報は、特定の場所(例えば、メモリ)に保存されてもよいし、管理テーブルを用いて管理してもよい。入出力される情報は、上書き、更新、または追記され得る。出力された情報は削除されてもよい。入力された情報は他の装置へ送信されてもよい。
 判定は、1ビットで表される値(0か1か)によって行われてもよいし、真偽値(Boolean:trueまたはfalse)によって行われてもよいし、数値の比較(例えば、所定の値との比較)によって行われてもよい。
 本開示において説明した各態様/実施形態は単独で用いてもよいし、組み合わせて用いてもよいし、実行に伴って切り替えて用いてもよい。また、所定の情報の通知(例えば、「Xであること」の通知)は、明示的に行うものに限られず、暗黙的(例えば、当該所定の情報の通知を行わない)ことによって行われてもよい。
 ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語と呼ばれるか、他の名称で呼ばれるかを問わず、命令、命令セット、コード、コードセグメント、プログラムコード、プログラム、サブプログラム、ソフトウェアモジュール、アプリケーション、ソフトウェアアプリケーション、ソフトウェアパッケージ、ルーチン、サブルーチン、オブジェクト、実行可能ファイル、実行スレッド、手順、機能などを意味するよう広く解釈されるべきである。
 また、ソフトウェア、命令、情報などは、伝送媒体を介して送受信されてもよい。例えば、ソフトウェアが、有線技術(同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(Digital Subscriber Line:DSL)など)及び無線技術(赤外線、マイクロ波など)の少なくとも一方を使用してウェブサイト、サーバ、または他のリモートソースから送信される場合、これらの有線技術及び無線技術の少なくとも一方は、伝送媒体の定義内に含まれる。
 本開示において説明した情報、信号などは、様々な異なる技術の何れかを使用して表されてもよい。例えば、上記の説明全体に渡って言及され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、チップなどは、電圧、電流、電磁波、磁界若しくは磁性粒子、光場若しくは光子、またはこれらの任意の組み合わせによって表されてもよい。
 なお、本開示において説明した用語及び本開示の理解に必要な用語については、同一のまたは類似する意味を有する用語と置き換えてもよい。例えば、チャネル及びシンボルの少なくとも一方は信号(シグナリング)であってもよい。また、信号はメッセージであってもよい。また、コンポーネントキャリア(Component Carrier:CC)は、キャリア周波数、セル、周波数キャリアなどと呼ばれてもよい。
 本開示において使用する「システム」及び「ネットワーク」という用語は、互換的に使用される。
 また、本開示において説明した情報、パラメータなどは、絶対値を用いて表されてもよいし、所定の値からの相対値を用いて表されてもよいし、対応する別の情報を用いて表されてもよい。例えば、無線リソースはインデックスによって指示されるものであってもよい。
 上述したパラメータに使用する名称はいかなる点においても限定的な名称ではない。さらに、これらのパラメータを使用する数式等は、本開示で明示的に開示したものと異なる場合もある。様々なチャネル(例えば、PUCCH、PDCCHなど)及び情報要素は、あらゆる好適な名称によって識別できるため、これらの様々なチャネル及び情報要素に割り当てている様々な名称は、いかなる点においても限定的な名称ではない。
 本開示においては、「基地局(Base Station:BS)」、「無線基地局」、「固定局(fixed station)」、「NodeB」、「eNodeB(eNB)」、「gNodeB(gNB)」、「アクセスポイント(access point)」、「送信ポイント(transmission point)」、「受信ポイント(reception point)、「送受信ポイント(transmission/reception point)」、「セル」、「セクタ」、「セルグループ」、「キャリア」、「コンポーネントキャリア」などの用語は、互換的に使用され得る。基地局は、マクロセル、スモールセル、フェムトセル、ピコセルなどの用語で呼ばれる場合もある。
 基地局は、1つまたは複数(例えば、3つ)のセル(セクタとも呼ばれる)を収容することができる。基地局が複数のセルを収容する場合、基地局のカバレッジエリア全体は複数のより小さいエリアに区分でき、各々のより小さいエリアは、基地局サブシステム(例えば、屋内用の小型基地局(Remote Radio Head:RRH)によって通信サービスを提供することもできる。
 「セル」または「セクタ」という用語は、このカバレッジにおいて通信サービスを行う基地局、及び基地局サブシステムの少なくとも一方のカバレッジエリアの一部または全体を指す。
 本開示においては、「移動局(Mobile Station:MS)」、「ユーザ端末(user terminal)」、「ユーザ装置(User Equipment:UE)」、「端末」などの用語は、互換的に使用され得る。
 移動局は、当業者によって、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、リモートユニット、モバイルデバイス、ワイヤレスデバイス、ワイヤレス通信デバイス、リモートデバイス、モバイル加入者局、アクセス端末、モバイル端末、ワイヤレス端末、リモート端末、ハンドセット、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアント、またはいくつかの他の適切な用語で呼ばれる場合もある。
 基地局及び移動局の少なくとも一方は、送信装置、受信装置、通信装置などと呼ばれてもよい。なお、基地局及び移動局の少なくとも一方は、移動体に搭載されたデバイス、移動体自体などであってもよい。当該移動体は、乗り物(例えば、車、飛行機など)であってもよいし、無人で動く移動体(例えば、ドローン、自動運転車など)であってもよいし、ロボット(有人型または無人型)であってもよい。なお、基地局及び移動局の少なくとも一方は、必ずしも通信動作時に移動しない装置も含む。例えば、基地局及び移動局の少なくとも一方は、センサなどのInternet of Things(IoT)機器であってもよい。
 また、本開示における基地局は、移動局(ユーザ端末、以下同)として読み替えてもよい。例えば、基地局及び移動局間の通信を、複数の移動局間の通信(例えば、Device-to-Device(D2D)、Vehicle-to-Everything(V2X)などと呼ばれてもよい)に置き換えた構成について、本開示の各態様/実施形態を適用してもよい。この場合、基地局が有する機能を移動局が有する構成としてもよい。また、「上り」及び「下り」などの文言は、端末間通信に対応する文言(例えば、「サイド(side)」)で読み替えられてもよい。例えば、上りチャネル、下りチャネルなどは、サイドチャネルで読み替えられてもよい。
 同様に、本開示における移動局は、基地局として読み替えてもよい。この場合、移動局が有する機能を基地局が有する構成としてもよい。
無線フレームは時間領域において1つまたは複数のフレームによって構成されてもよい。時間領域において1つまたは複数の各フレームはサブフレームと呼ばれてもよい。
サブフレームはさらに時間領域において1つまたは複数のスロットによって構成されてもよい。サブフレームは、ニューメロロジー(numerology)に依存しない固定の時間長(例えば、1ms)であってもよい。
 ニューメロロジーは、ある信号またはチャネルの送信及び受信の少なくとも一方に適用される通信パラメータであってもよい。ニューメロロジーは、例えば、サブキャリア間隔(SubCarrier Spacing:SCS)、帯域幅、シンボル長、サイクリックプレフィックス長、送信時間間隔(Transmission Time Interval:TTI)、TTIあたりのシンボル数、無線フレーム構成、送受信機が周波数領域において行う特定のフィルタリング処理、送受信機が時間領域において行う特定のウィンドウイング処理などの少なくとも1つを示してもよい。
 スロットは、時間領域において1つまたは複数のシンボル(Orthogonal Frequency Division Multiplexing(OFDM))シンボル、Single Carrier Frequency Division Multiple Access(SC-FDMA)シンボルなど)で構成されてもよい。スロットは、ニューメロロジーに基づく時間単位であってもよい。
 スロットは、複数のミニスロットを含んでもよい。各ミニスロットは、時間領域において1つまたは複数のシンボルによって構成されてもよい。また、ミニスロットは、サブスロットと呼ばれてもよい。ミニスロットは、スロットよりも少ない数のシンボルによって構成されてもよい。ミニスロットより大きい時間単位で送信されるPDSCH(またはPUSCH)は、PDSCH(またはPUSCH)マッピングタイプAと呼ばれてもよい。ミニスロットを用いて送信されるPDSCH(またはPUSCH)は、PDSCH(またはPUSCH)マッピングタイプBと呼ばれてもよい。
 無線フレーム、サブフレーム、スロット、ミニスロット及びシンボルは、何れも信号を伝送する際の時間単位を表す。無線フレーム、サブフレーム、スロット、ミニスロット及びシンボルは、それぞれに対応する別の呼称が用いられてもよい。
 例えば、1サブフレームは送信時間間隔(TTI)と呼ばれてもよいし、複数の連続したサブフレームがTTIと呼ばれてよいし、1スロットまたは1ミニスロットがTTIと呼ばれてもよい。つまり、サブフレーム及びTTIの少なくとも一方は、既存のLTEにおけるサブフレーム(1ms)であってもよいし、1msより短い期間(例えば、1-13シンボル)であってもよいし、1msより長い期間であってもよい。なお、TTIを表す単位は、サブフレームではなくスロット、ミニスロットなどと呼ばれてもよい。
 ここで、TTIは、例えば、無線通信におけるスケジューリングの最小時間単位のことをいう。例えば、LTEシステムでは、基地局が各ユーザ端末に対して、無線リソース(各ユーザ端末において使用することが可能な周波数帯域幅、送信電力など)を、TTI単位で割り当てるスケジューリングを行う。なお、TTIの定義はこれに限られない。
 TTIは、チャネル符号化されたデータパケット(トランスポートブロック)、コードブロック、コードワードなどの送信時間単位であってもよいし、スケジューリング、リンクアダプテーションなどの処理単位となってもよい。なお、TTIが与えられたとき、実際にトランスポートブロック、コードブロック、コードワードなどがマッピングされる時間区間(例えば、シンボル数)は、当該TTIよりも短くてもよい。
 なお、1スロットまたは1ミニスロットがTTIと呼ばれる場合、1以上のTTI(すなわち、1以上のスロットまたは1以上のミニスロット)が、スケジューリングの最小時間単位となってもよい。また、当該スケジューリングの最小時間単位を構成するスロット数(ミニスロット数)は制御されてもよい。
 1msの時間長を有するTTIは、通常TTI(LTE Rel.8-12におけるTTI)、ノーマルTTI、ロングTTI、通常サブフレーム、ノーマルサブフレーム、ロングサブフレーム、スロットなどと呼ばれてもよい。通常TTIより短いTTIは、短縮TTI、ショートTTI、部分TTI(partialまたはfractional TTI)、短縮サブフレーム、ショートサブフレーム、ミニスロット、サブスロット、スロットなどと呼ばれてもよい。
 なお、ロングTTI(例えば、通常TTI、サブフレームなど)は、1msを超える時間長を有するTTIで読み替えてもよいし、ショートTTI(例えば、短縮TTIなど)は、ロングTTIのTTI長未満かつ1ms以上のTTI長を有するTTIで読み替えてもよい。
 リソースブロック(RB)は、時間領域及び周波数領域のリソース割当単位であり、周波数領域において、1つまたは複数個の連続した副搬送波(subcarrier)を含んでもよい。RBに含まれるサブキャリアの数は、ニューメロロジーに関わらず同じであってもよく、例えば12であってもよい。RBに含まれるサブキャリアの数は、ニューメロロジーに基づいて決定されてもよい。
 また、RBの時間領域は、1つまたは複数個のシンボルを含んでもよく、1スロット、1ミニスロット、1サブフレーム、または1TTIの長さであってもよい。1TTI、1サブフレームなどは、それぞれ1つまたは複数のリソースブロックで構成されてもよい。
 なお、1つまたは複数のRBは、物理リソースブロック(Physical RB:PRB)、サブキャリアグループ(Sub-Carrier Group:SCG)、リソースエレメントグループ(Resource Element Group:REG)、PRBペア、RBペアなどと呼ばれてもよい。
 また、リソースブロックは、1つまたは複数のリソースエレメント(Resource Element:RE)によって構成されてもよい。例えば、1REは、1サブキャリア及び1シンボルの無線リソース領域であってもよい。
 帯域幅部分(Bandwidth Part:BWP)(部分帯域幅などと呼ばれてもよい)は、あるキャリアにおいて、あるニューメロロジー用の連続する共通RB(common resource blocks)のサブセットのことを表してもよい。ここで、共通RBは、当該キャリアの共通参照ポイントを基準としたRBのインデックスによって特定されてもよい。PRBは、あるBWPで定義され、当該BWP内で番号付けされてもよい。
 BWPには、UL用のBWP(UL BWP)と、DL用のBWP(DL BWP)とが含まれてもよい。UEに対して、1キャリア内に1つまたは複数のBWPが設定されてもよい。
 設定されたBWPの少なくとも1つがアクティブであってもよく、UEは、アクティブなBWPの外で所定の信号/チャネルを送受信することを想定しなくてもよい。なお、本開示における「セル」、「キャリア」などは、「BWP」で読み替えられてもよい。
 上述した無線フレーム、サブフレーム、スロット、ミニスロット及びシンボルなどの構造は例示に過ぎない。例えば、無線フレームに含まれるサブフレームの数、サブフレームまたは無線フレームあたりのスロットの数、スロット内に含まれるミニスロットの数、スロットまたはミニスロットに含まれるシンボル及びRBの数、RBに含まれるサブキャリアの数、並びにTTI内のシンボル数、シンボル長、サイクリックプレフィックス(Cyclic Prefix:CP)長などの構成は、様々に変更することができる。
 「接続された(connected)」、「結合された(coupled)」という用語、またはこれらのあらゆる変形は、2またはそれ以上の要素間の直接的または間接的なあらゆる接続または結合を意味し、互いに「接続」または「結合」された2つの要素間に1またはそれ以上の中間要素が存在することを含むことができる。要素間の結合または接続は、物理的なものであっても、論理的なものであっても、或いはこれらの組み合わせであってもよい。例えば、「接続」は「アクセス」で読み替えられてもよい。本開示で使用する場合、2つの要素は、1またはそれ以上の電線、ケーブル及びプリント電気接続の少なくとも一つを用いて、並びにいくつかの非限定的かつ非包括的な例として、無線周波数領域、マイクロ波領域及び光(可視及び不可視の両方)領域の波長を有する電磁エネルギーなどを用いて、互いに「接続」または「結合」されると考えることができる。
 参照信号は、Reference Signal(RS)と略称することもでき、適用される標準によってパイロット(Pilot)と呼ばれてもよい。
 本開示において使用する「に基づいて」という記載は、別段に明記されていない限り、「のみに基づいて」を意味しない。言い換えれば、「に基づいて」という記載は、「のみに基づいて」と「に少なくとも基づいて」の両方を意味する。
 上記の各装置の構成における「手段」を、「部」、「回路」、「デバイス」等に置き換えてもよい。
 本開示において使用する「第1」、「第2」などの呼称を使用した要素へのいかなる参照も、それらの要素の量または順序を全般的に限定しない。これらの呼称は、2つ以上の要素間を区別する便利な方法として本開示において使用され得る。したがって、第1及び第2の要素への参照は、2つの要素のみがそこで採用され得ること、または何らかの形で第1の要素が第2の要素に先行しなければならないことを意味しない。
 本開示において、「含む(include)」、「含んでいる(including)」及びそれらの変形が使用されている場合、これらの用語は、用語「備える(comprising)」と同様に、包括的であることが意図される。さらに、本開示において使用されている用語「または(or)」は、排他的論理和ではないことが意図される。
 本開示において、例えば、英語でのa, an及びtheのように、翻訳により冠詞が追加された場合、本開示は、これらの冠詞の後に続く名詞が複数形であることを含んでもよい。
 本開示で使用する「判断(determining)」、「決定(determining)」という用語は、多種多様な動作を包含する場合がある。「判断」、「決定」は、例えば、判定(judging)、計算(calculating)、算出(computing)、処理(processing)、導出(deriving)、調査(investigating)、探索(looking up、search、inquiry)(例えば、テーブル、データベース又は別のデータ構造での探索)、確認(ascertaining)した事を「判断」「決定」したとみなす事などを含み得る。また、「判断」、「決定」は、受信(receiving)(例えば、情報を受信すること)、送信(transmitting)(例えば、情報を送信すること)、入力(input)、出力(output)、アクセス(accessing)(例えば、メモリ中のデータにアクセスすること)した事を「判断」「決定」したとみなす事などを含み得る。また、「判断」、「決定」は、解決(resolving)、選択(selecting)、選定(choosing)、確立(establishing)、比較(comparing)などした事を「判断」「決定」したとみなす事を含み得る。つまり、「判断」「決定」は、何らかの動作を「判断」「決定」したとみなす事を含み得る。また、「判断(決定)」は、「想定する(assuming)」、「期待する(expecting)」、「みなす(considering)」などで読み替えられてもよい。
 本開示において、「AとBが異なる」という用語は、「AとBが互いに異なる」ことを意味してもよい。なお、当該用語は、「AとBがそれぞれCと異なる」ことを意味してもよい。「離れる」、「結合される」などの用語も、「異なる」と同様に解釈されてもよい。
 以上、本開示について詳細に説明したが、当業者にとっては、本開示が本開示中に説明した実施形態に限定されるものではないということは明らかである。本開示は、請求の範囲の記載により定まる本開示の趣旨及び範囲を逸脱することなく修正及び変更態様として実施することができる。したがって、本開示の記載は、例示説明を目的とするものであり、本開示に対して何ら制限的な意味を有するものではない。
 10 無線通信システム
 20 E-UTRAN
 30 NG RAN
 100A eNB
 100B gNB
 110 無線送信部
 120 無線受信部
 130 レポート処理部
 140 ノード間メッセージ処理部
 150 制御部
 160 無線送信部
 170 無線受信部
 180 ノード間メッセージ処理部
 190 制御部
 200 UE
 210 無線送信部
 220 無線受信部
 230 品質測定部
 240 障害監視部
 250 制御部
 1001 プロセッサ
 1002 メモリ
 1003 ストレージ
 1004 通信装置
 1005 入力装置
 1006 出力装置
 1007 バス
 

Claims (5)

  1.  第1無線アクセス技術と第2無線アクセス技術とに対応した端末とデュアルコネクティビティを実行する制御部と、
     前記デュアルコネクティビティの実行中において、前記端末が有しているレポートを前記端末から受信する受信部と、
     前記第1無線アクセス技術または前記第2無線アクセス技術の少なくとも何れかを前記レポートの送信対象として指定する指定情報を含むメッセージを前記端末に送信する送信部と
    を備える無線基地局。
  2.  前記受信部は、前記レポートが前記第1無線アクセス技術または前記第2無線アクセス技術の何れに関するかを示す種別情報を前記端末から受信し、
     前記制御部は、前記種別情報に基づいて、前記第1無線アクセス技術または前記第2無線アクセス技術の少なくとも何れかを前記レポートの送信対象として決定する請求項1に記載の無線基地局。
  3.  前記送信部は、前記端末が前記第2無線アクセス技術に関する前記レポートを有していることを示す有用情報を、前記デュアルコネクティビティを実行する他の無線基地局に送信する請求項1に記載の無線基地局。
  4.  前記受信部は、前記無線基地局から前記他の無線基地局への前記レポートの転送に用いる無線ベアラを示すベアラ情報を前記他の無線基地局から受信し、
     前記送信部は、前記ベアラ情報に基づいて決定された前記無線ベアラを用いて、前記レポートを前記他の無線基地局に送信する請求項3に記載の無線基地局。
  5.  端末であって、
     第1無線アクセス技術と第2無線アクセス技術とを用いて、無線基地局とデュアルコネクティビティを実行する制御部と、
     前記端末が有しているレポートが前記第1無線アクセス技術または前記第2無線アクセス技術の何れに関するかを示す種別情報を、前記無線基地局または前記デュアルコネクティビティを実行する他の無線基地局の少なくとも何れかに送信する送信部と
    を備える端末。
     
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