WO2020195300A1

WO2020195300A1 - 生体情報認証システム、生体情報認証方法、認証機器、認証方法、測定機器、測定方法、およびプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

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Publication number: WO2020195300A1
Application number: PCT/JP2020/005691
Authority: WO
Inventors: 克則天野
Original assignee: 日本電気株式会社
Priority date: 2019-03-26
Filing date: 2020-02-14
Publication date: 2020-10-01
Also published as: CN113853602A; JPWO2020195300A1; EP3951627B1; EP3951627A1; JP7211489B2; US20220156356A1; EP3951627A4

Abstract

被験者の生体情報を測定する測定機器は、測定機器が被験者に装着されているか否かを判定し、測定機器が被験者に装着されていると判定された場合、発光手段を所定の発光パターンで発光させる。測定機器と通信する認証機器は、被験者と所定の発光パターンとを同時に撮影し、撮影した被験者と所定の発光パターンとに基づいて、被験者と測定機器とを認証する。測定機器は、被験者の生体情報の測定中に、測定機器が被験者から外されたと判定した場合、測定機器が被験者に再装着されたことを契機に、発光手段による発光を再度実行する。認証機器は、測定機器が被験者から外されたことを測定機器から通知された場合、認証を再度実行する。

Description

生体情報認証システム、生体情報認証方法、認証機器、認証方法、測定機器、測定方法、およびプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

　本発明は、生体情報認証システム、生体情報認証方法、認証機器、認証方法、測定機器、測定方法、およびプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関する。

　車両、航空機、電車、船舶等の運転業務を行う際には、事前に十分な休息と睡眠を確保する必要がある。一方、運転従事者の中には、自分の体力を過信するなどで客観的な運転業務への着手可否判断を誤る者や、故意に睡眠不足であることを隠匿して業務を開始してしまう者がおり、従業員の健康管理の観点のみならず、事故の原因となる等、安全上の重要な社会問題となっている。

　そこで、運転従事者等の健康状態を把握するために、運転従事者の生体情報（活動量、心拍数、血圧、体温等）を各種センサで測定するシステムが提案されている。このようなシステムにおいては、測定対象となる運転従事者（以下、被験者という）を認証するために様々な方式により個人認証を行う技術が提案されている。

　特許文献１、２、３では、被験者の生体情報やアルコールの検知を行うタイミングで、被験者が特定の被験者であることを認識する。また、特許文献４、５では、生体情報を測定中の複数のタイミングで被験者に個人識別情報の入力を求める。

　また、特許文献６では、被験者が運動をやめたことを検出すると、個人識別情報の入力を被験者に求めたり、特定の運動を促すリズム情報を被験者に伝えて、リズムに応じた生体情報の変化が発生することを以って、被験者本人が測定システムを身につけていることを確認したりする。また、特許文献７では、被験者を撮影した画像から抽出される特徴点を用いて本人認証を行う。

　また、特許文献８では、被験者の生体的特長として、声紋情報を利用して本人認証を行う。また、特許文献９では、被験者に取り付けた腕時計型の測定器を用いて予め登録された静脈パターンで本人認証を行う。これらにより、被験者が特定の被験者であることを認証してデータの有効性を担保する。

日本特開２０１３－１９２８５９号公報日本特開２００９－５０４４４号公報日本特開２００８－１７０３９５号公報国際公開２０１７／２０９１３４号公報日本特開２０１７－２１３２７５号公報日本特開２００２－２３８８７７号公報日本特開２０１２－１０９５５号公報日本特開２０１６－４９１５７号公報日本特開２０１３－２１２３１５号公報

　しかしながら、特許文献１～９では、生体情報を測定する複数のタイミング、あるいは生体情報を測定する特定の期間の全域に渡って、個人認証のための被験者の移動や、被験者の操作等を要求するため、睡眠中等の特定の期間中に被験者の生体情報を測定する状況に対応できないという問題がある。また、特許文献１～９において、生体情報を測定する特定の期間の最初だけで個人認証を行った場合、個人認証を行った後に被験者が測定機器を被験者本人以外の者に渡すなどして、被験者本人以外の者の生体情報を測定しまうという問題がある。

　本発明は、このような事情を考慮してなされたものであり、その目的は、なりすましを防止することができる生体情報認証システム、生体情報認証方法、認証機器、認証方法、測定機器、測定方法、およびプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供することにある。

　上述した課題を解決するために、本発明の第１の態様は、被験者の生体情報を測定する測定機器と、前記測定機器と通信する認証機器とを備え、前記測定機器は、前記測定機器が前記被験者に装着されているか否かを判定する装着判定手段と、前記装着判定手段によって前記測定機器が前記被験者に装着されていると判定された場合に、所定の発光パターンで発光する発光手段と、を備え、前記認証機器は、前記被験者と前記所定の発光パターンとを同時に撮影する撮影手段と、前記撮影手段によって撮影した前記被験者と前記所定の発光パターンとに基づいて、前記被験者と前記測定機器とを認証する認証手段と、を備え、前記測定機器は、前記被験者の前記生体情報の測定中に、前記装着判定手段によって前記測定機器が前記被験者から外されたと判定された場合、前記測定機器が前記被験者に再装着されたことを契機に、前記発光手段による発光を再度実行し、前記認証機器は、前記測定機器が前記被験者から外されたことを前記測定機器から通知された場合、前記認証手段による認証を再度実行する生体情報認証システムである。

　また、上述した課題を解決するために、本発明の第２の態様は、被験者の生体情報を測定する測定機器によって、前記測定機器が前記被験者に装着されているか否かを判定し、前記測定機器が前記被験者に装着されていると判定された場合に、前記測定機器の発光手段を所定の発光パターンで発光させ、前記測定機器と通信する認証機器によって、前記被験者と前記所定の発光パターンとを同時に撮影し、前記認証機器によって、撮影した前記被験者と前記所定の発光パターンとに基づいて、前記被験者と前記測定機器とを認証し、前記測定機器によって、前記被験者の前記生体情報の測定中に、前記測定機器が前記被験者から外されたと判定された場合、前記測定機器が前記被験者に再装着されたことを契機に、前記発光手段による発光を再度実行し、前記認証機器によって、前記測定機器が前記被験者から外されたことを前記測定機器から通知された場合、認証を再度実行する生体情報認証方法である。

　また、上述した課題を解決するために、本発明の第３の態様は、被験者の生体情報を測定する測定機器と通信する認証機器であって、前記被験者と前記測定機器が発光する所定の発光パターンとを同時に撮影する撮影手段と、前記撮影手段によって撮影した前記被験者と前記所定の発光パターンとに基づいて、前記被験者と前記測定機器とを認証する認証手段と、を備え、前記測定機器が前記被験者から外されたことを前記測定機器から通知された場合、前記認証手段による認証を再度実行する。

　また、上述した課題を解決するために、本発明の第４の態様は、被験者の生体情報を測定する測定機器であって、前記測定機器が前記被験者に装着されているか否かを判定する装着判定手段と、前記装着判定手段によって前記測定機器が前記被験者に装着されていると判定された場合に、所定の発光パターンで発光する発光手段と、を備え、前記装着判定手段によって、前記被験者の前記生体情報の測定中に、前記測定機器が前記被験者から外されたと判定された場合、前記測定機器が前記被験者に再装着されたことを契機に、前記発光手段による発光を再度実行する。
　また、上述した課題を解決するために、本発明の第５の態様は、被験者の生体情報を測定する測定機器と通信する認証機器における認証方法であって、前記被験者と前記測定機器が発光する所定の発光パターンとを同時に撮影し、撮影された前記被験者と前記所定の発光パターンとに基づいて、前記被験者と前記測定機器とを認証し、前記測定機器が前記被験者から外されたことを前記測定機器から通知された場合、認証を再度実行する。

　また、上述した課題を解決するために、本発明の第６の態様は、被験者の生体情報を測定する測定機器における測定方法であって、前記測定機器が前記被験者に装着されているか否かを判定し、前記測定機器が前記被験者に装着されていると判定された場合に、前記測定機器の発光手段を所定の発光パターンで発光させ、前記被験者の前記生体情報の測定中に、前記測定機器が前記被験者から外されたと判定された場合、前記測定機器が前記被験者に再装着されたことを契機に、前記発光手段による発光を再度実行する。

　また、上述した課題を解決するために、本発明の第７の態様は、被験者と前記被験者の生体情報を測定する測定機器が発光する所定の発光パターンとを同時に撮影するステップと、撮影した前記被験者と前記所定の発光パターンとに基づいて、前記被験者と前記測定機器とを認証するステップと、前記測定機器が前記被験者から外されたことを前記測定機器から通知された場合、前記認証を再度実行するステップと、を前記測定機器と通信する認証機器に実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。

　また、上述した課題を解決するために、本発明の第８の態様は、被験者の生体情報を測定する測定機器が前記被験者に装着されているか否かを判定するステップと、前記測定機器が前記被験者に装着されていると判定された場合に、前記測定機器の発光手段を所定の発光パターンで発光させるステップと、前記被験者の前記生体情報の測定中に、前記測定機器が前記被験者から外されたと判定された場合、前記測定機器が前記被験者に再装着されたことを契機に、前記発光手段による発光を再度実行するステップと、を前記測定機器に実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。

　この発明によれば、なりすましを防止することができる。

本発明の実施形態による生体情報認証システム１の構成を示す概念図である。本実施形態による機器Ａの構成を示す機能ブロック図である。本実施形態による機器Ｂの構成を示す機能ブロック図である。本実施形態による機器Ａの動作を説明するためのフローチャートである。本実施形態による機器Ｂの動作を説明するためのフローチャートである。本実施形態による生体情報認証システム１の全体動作を説明するための概念図である。本実施形態による生体情報認証システム１の認証動作を説明するための概念図である。背景技術による認証動作を説明するための概念図である。本実施形態による認証機器の最小構成を示すブロック図である。本実施形態による測定機器の最小構成を示すブロック図である。

　以下、本発明の一実施形態を、図面を参照して説明する。

　図１は、本発明の実施形態による生体情報認証システム１の構成を示す概念図である。図１において、生体情報認証システム１は、被験者２の生体情報を測定する機器Ａと、カメラ（撮影機能）を備える機器Ｂとを備えている。機器Ａは、被験者２の身体に装着されるウェアラブル端末であり、例えば各種センサを備える時計のような形状の装置である。また、機器Ｂは、被験者２が所持する装置であり、例えば、スマートホンである。機器Ａおよび機器Ｂは、双方とも通信機能を備えており、無線通信によりデータの送受信を行うことが可能となっている。

　機器Ａは、機器Ｂにおける所定のユーザ操作を契機に送信される測定開始信号を受信する。機器Ａは、測定開始信号を受信すると、発光機能を作動させて所定の発光パターンで発光する。また、機器Ａは、個人認証の完了後、被験者２の生体情報を所定の時間間隔で測定し、測定された生体情報を機器Ｂに送信する。また、機器Ａは、機器Ａが被験者２に装着されているか否かを判定し、機器Ａが被験者２に装着されている間、被験者２の生体情報を測定する一方、機器Ａが被験者２に装着されていない場合には、被験者２の生体情報の測定を中断し、上記測定開始信号の受信、および、発光機能の作動を行う処理に移行する。

　機器Ｂは、所定のユーザ操作により測定開始信号を機器Ａに送信する。機器Ｂは、カメラ（撮影機能）により、機器Ａによる生体情報の測定に先立って、機器Ａの発光パターンとともに被験者２（の顔）を撮影する。より具体的には、機器Ａを手首等に装着した被験者２が、被験者２自身の顔と機器Ａの発光状態が機器Ｂのカメラの撮影画角に入るようにポージングし、機器Ｂのカメラで撮影する。

　機器Ｂは、撮影された被験者２の顔を、顔認証技術を用いて認証するとともに、機器Ａの発光パターンが所定の発光パターンであるか判定する。認証に成功し、かつ、判定が正しい場合、すなわち、撮影された被験者２の顔が予め登録された被験者の顔であり、かつ、機器Ａの発光パターンが所定の発光パターンである場合に、機器Ｂは、正しく個人認証できたと判定する。また、機器Ｂは、機器Ａで測定され送信される生体情報を受信し、受信した生体情報、生体情報の変化、および／または生体情報の履歴などに基づいて、被験者２による車両３等の運転可否を判断し、車両３の鍵の開閉の可否や車両３の起動の可否を示す可否信号を送信する。

　図２Ａは、本実施形態による機器Ａの構成を示す機能ブロック図であり、図２Ｂは、本実施形態による機器Ｂの構成を示す機能ブロック図である。

　図２Ａに示すように、機器Ａは、無線通信部１０、発光制御部１１、表示部（発光部）１２、装着判定部１３、および生体情報測定部１４を含む。無線通信部１０は、ＷｉＦｉ（登録商標）、Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈ（登録商標）などを使用して、無線により機器Ｂとの間でデータの送受信を行う。特に、本実施形態の無線通信部１０は、機器Ｂからの測定開始信号の受信、個人認証が正しく行われたことを示す個人認証ＯＫの受信、測定した生体情報の機器Ｂへの送信などを行う。

　発光制御部１１は、機器Ｂから測定開始信号を受信した際に、所定の発光パターンで発光させるように表示部（発光部）１２を作動させる。なお、所定の発光パターンは、機器Ｂから指定することも可能であるし、機器Ａから機器Ｂに予め通達することもできる。また、発光パターンと被験者２の顔情報とは紐づけられてもよい。発光パターンと被験者２の顔情報とを紐づけることにより、被験者２と機器Ａとを対応付けることができる。表示部（発光部）１２は、例えば、液晶や有機ＥＬ（エレクトロルミネッセンス）等で構成された文字盤（ダイアル／フェイス）や、それ以外の発光手段（ＬＥＤ（発光ダイオード）等）である。装着判定部１３は、所定のセンサによる検出結果に基づいて、当該機器Ａが被験者２に装着されているか否かを判定する。

　生体情報測定部１４は、機器Ｂによる個人認証ＯＫとなったことを契機に、所定のセンサにより被験者２の生体情報（活動量、心拍数、血圧、体温等）を測定する。なお、生体情報の測定間隔は、予め設定された時間間隔であるか、あるいは被験者２により随時設定された時間間隔であってもよい。また、生体情報測定部１４は、装着判定部１３によって当該機器Ａが被験者２に装着されていないと判定された場合、生体情報の測定を中断する。生体情報は、無線通信部１０により、測定の都度、機器Ｂに送信されてもよいし、図示しないメモリに生体情報が保存され、測定終了後に、保存された生体情報が一括して機器Ｂに送信されてもよい。後述する動作の説明では、測定の都度、生体情報が機器Ｂに送信されるとしている。

　図２Ｂに示すように、機器Ｂは、無線通信部２０、記憶部２１、撮影部２４、表示部２５、個人認証部２６、および可否判定部２７を含む。無線通信部２０は、ＷｉＦｉ、Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈなどを使用して、無線により機器Ａとの間、および車両３の図示しない機器（鍵の開閉や車両の起動を制御する機器）との間でデータの送受信を行う。特に、本実施形態の無線通信部２０は、機器Ａへの測定開始信号の送信、個人認証が正しく行われたことを示す個人認証ＯＫの機器Ａへの送信、測定した生体情報の機器Ａからの受信、車両３の図示しない機器への鍵の開閉の可否や車両の起動の可否を示す可否信号の送信などを行う。

　記憶部２１は、各種データを記憶するメモリであり、認証情報２２、および、生体情報２３を記憶する。認証情報２２は、被験者２を特定し認証するための顔情報と機器Ａを特定し認証するための発光パターンとを含む。生体情報２３は、機器Ａによって測定された生体情報を含む。撮影部２４は、機器Ｂが備えるカメラであり、生体情報の測定に先だって、個人認証する際に、機器Ａを手首等に装着した被験者２の顔と機器Ａの表示部（発光部）１２の発光状態とが機器Ｂの撮影部２４の撮影画角に入るように被験者２がポージングした状態を撮影する。

　表示部２５は、液晶や有機ＥＬ等で構成されたディスプレイであり、アイコンや、メッセージ、各種メニュー、撮影画像（動画を含む）などを表示する。個人認証部２６は、認証情報２２を用いて、撮影された被験者２の顔を、顔認証技術を用いて認証するとともに、機器Ａの発光パターンが所定の発光パターンであるか判定する。認証に成功し、かつ、判定が正しい場合、すなわち、撮影された被験者２の顔が予め登録された被験者の顔であり、かつ、機器Ａの発光パターンが所定の発光パターンである場合に、個人認証部２６は、正しく個人認証できたと判定する。

　可否判定部２７は、機器Ａで測定された生体情報２３、生体情報２３の変化、および／または生体情報２３の履歴などに基づいて、被験者２による車両３等の運転可否を判定する。可否判定を示す可否信号は、無線通信部２０によって、車両３の図示しない機器（鍵の開閉や車両の起動を制御する機器）に送信される。

　図３は、本実施形態による機器Ａの動作を説明するためのフローチャートである。図３において、機器Ａは、装着判定部１３によって、所定のセンサによる検出結果に基づいて、当該機器Ａが被験者２に装着されているか否かを判断する（ステップＳ１０）。そして、当該機器Ａが被験者２に装着されていない場合には（ステップＳ１０のＮＯ）、機器Ａは待機状態を継続する。すなわち、機器Ａが被験者２に装着されていない状態で生体情報の測定は実行されない。一方、当該機器Ａが被験者２に装着されている場合には（ステップＳ１０のＹＥＳ）、機器Ａは、無線通信部１０を介して、機器Ｂから測定開始信号を受信したか否かを判断する（ステップＳ１２）。そして、機器Ａが測定開始信号を受信していない場合には（ステップＳ１２のＮＯ）、機器Ａは、測定開始信号を受信するまで待機状態を継続する。

　一方、機器Ａが測定開始信号を受信した場合には（ステップＳ１２のＹＥＳ）、機器Ａは、発光制御部１１によって、所定の発光パターンで発光させるように表示部（発光部）１２を作動させる（ステップＳ１４）。このとき、被験者２は、機器Ａの表示部（発光部）１２の発光を視認すると、機器Ａを手首等に装着した状態で、被験者２自身の顔と機器Ａの表示部（発光部）１２とが機器Ｂのカメラの撮影画角に入るようにポージングし、機器Ｂから撮影操作を行う。

　次に、機器Ａは、個人認証が正しく行われたことを示す個人認証ＯＫを機器Ｂから受信したか否かを判断する（ステップＳ１６）。そして、機器Ａが機器Ｂから個人認証ＯＫを受信していない場合には（ステップＳ１６のＮＯ）、機器Ａは、処理をステップＳ１４に戻し、個人認証ＯＫを受信するまで所定の発光パターンによる発光を継続する。なお、所定の時間が経過しても機器Ａが個人認証ＯＫを受信しない場合には、機器Ａは、個人認証が正しく行われなかったと判断し、処理をステップＳ１２に戻すか、あるいは、図３に示す処理を終了するようにしてもよい。

　一方、機器Ａが機器Ｂから個人認証ＯＫを受信した場合には（ステップＳ１６のＹＥＳ）、機器Ａは、被験者２の生体情報（活動量、心拍数、血圧、体温等）の測定を開始する。すなわち、機器Ａでは、生体情報測定部１４が、所定のセンサにより被験者２の生体情報を測定し（ステップＳ１８）、無線通信部１０が、測定した生体情報を機器Ｂに送信する（ステップＳ２０）。なお、被験者２は、個人認証が正しく行われた後、就寝状態に移行する。すなわち、測定される生体情報は、就寝中の被験者２の身体状態を示すことになる。

　次に、機器Ａでは、装着判定部１３が、所定のセンサによる検出結果に基づいて、当該機器Ａが被験者２に装着されているか否かを判断する（ステップＳ２２）。そして、当該機器Ａが被験者２に装着されている場合には（ステップＳ２２のＹＥＳ）、機器Ａは、生体情報の測定が終了したか否かを判断する（ステップＳ２４）。なお、測定終了と判断される場合とは、機器Ａまたは機器Ｂで所定の終了操作が行われた場合、機器Ａが被験者２から外されて所定の時間が経過しても再装着されない場合、機器Ａが被験者２から外された後、所定の時間が経過しても機器Ａから生体情報が送信されてこない場合などである。そして、生体情報の測定が終了していない場合には（ステップＳ２４のＮＯ）、機器Ａは、処理をステップＳ１８に戻し、被験者２の生体情報の測定、および、生体情報の送信を継続する。

　一方、生体情報の測定中に当該機器Ａが被験者２から外された場合には（ステップＳ２２のＮＯ）、機器Ａは、生体情報の測定を中断し、処理をステップＳ１２に戻し、再び、個人認証をやり直す。なお、当該機器Ａは、機器Ａが被験者２から外されたことを検出すると、その旨を機器Ｂに通知するようにしてもよい。また、生体情報の測定が終了した場合には（ステップＳ２４のＹＥＳ）、機器Ａは、図３に示す処理を終了する。

　図４は、本実施形態による機器Ｂの動作を説明するためのフローチャートである。図４において、機器Ｂは、所定のアプリケーションから撮影部２４を起動する（ステップＳ３０）。次に、機器Ｂは、撮影操作（表示部２５に表示されたシャッターボタンに対する操作）があったか否かを判断する（ステップＳ３２）。そして、撮影操作がない場合には（ステップＳ３２のＮＯ）、機器Ｂは、待機状態（ライブビューの表示）を継続する。

　一方、撮影操作があった場合には（ステップＳ３２のＹＥＳ）、機器Ｂは、機器Ａに測定開始信号を送信し（ステップＳ３４）、撮影部２４による撮影処理を実行する（ステップＳ３６）。このとき、機器Ａは、測定開始信号を受信したことを契機に、表示部（発光部）１２を所定の発光パターンで発光させる。被験者２は、機器Ｂの表示部２５に表示されるライブビューを見て、被験者２自身の顔と手首等に装着した機器Ａの表示部（発光部）１２とが機器Ｂのカメラの撮影画角に入るようにポージングした状態で、機器Ｂで撮影操作を行う。

　機器Ｂは、撮影部２４による撮影後、個人認証部２６によって、記憶部２１の認証情報２２を用いて、撮影された被験者２の顔を、顔認証技術を用いて認証するとともに、機器Ａの表示部（発光部）１２の発光パターンが所定の発光パターンであるか判定する（ステップＳ３８）。次に、機器Ｂは、個人認証部２６による個人認証がＯＫであるか否か、すなわち、撮影された被験者２の顔が予め登録された被験者の顔であり、かつ、機器Ａの表示部（発光部）１２の発光パターンが所定の発光パターンであるか否かを判断する（ステップＳ４０）。そして、正しく個人認証できた場合には（ステップＳ４０のＹＥＳ）、機器Ｂは、無線通信部２０によって、個人認証が正しく行われたことを示す個人認証ＯＫを機器Ａに送信する（ステップＳ４２）。被験者２は、個人認証が正しく行われると就寝状態に移行する。機器Ａは、個人認証ＯＫを受信すると、被験者２の生体情報の測定、および、生体情報の送信を開始する。すなわち、測定される生体情報は、就寝中の被験者２の身体状態を示すことになる。

　次に、機器Ｂは、無線通信部２０を介して、機器Ａから送信される生体情報を受信し、受信された生体情報を記憶部２１に保存する（ステップＳ４４）。次に、機器Ｂは、機器Ａが被験者２から外されたか否かを判断する（ステップＳ４６）。機器Ｂは、機器Ａからの通知、または、機器Ａによる生体情報の送信の中断によって、機器Ａが被験者２から外されたことを認識してもよい。そして、機器Ａによる生体情報の測定中に、機器Ａが被験者２から外された場合には（ステップＳ４６のＹＥＳ）、機器Ｂは、処理をステップＳ３２に戻し、再び、個人認証をやり直す。

　このように、生体情報の測定中に機器Ａが取り外されると、再度、機器Ａが装着された状態で個人認証が実行されるようにしている。このため、生体情報を測定する機器Ａを起動するときだけ個人認証を行った後、別の人に機器Ａを移して偽りの生体情報を測定させるような、なりすましを防止することができる。また、なりすましを防止することができるので、測定した生体情報が、被験者２の睡眠中を含む特定の期間の全域に渡って特定の被験者の生体情報であることを担保することができる。ゆえに、被験者２に負担や特別の操作を要求する個人認証を、被験者２の睡眠中も含めた特定の期間の全域に渡ることなく、一部期間だけで実行することができ、被験者２の睡眠を妨げずに、被験者２の生体情報を測定することができる。

　一方、機器Ａが被験者２から外されていない場合、すなわち、機器Ａが被験者２に装着されている状態が継続している場合には（ステップＳ４６のＮＯ）、機器Ｂは、測定が終了したか否かを判断する（ステップＳ４８）。なお、測定終了と判断される場合とは、機器Ａまたは機器Ｂで所定の終了操作が行われた場合、機器Ａが被験者２から外された後、所定の時間が経過しても機器Ａの処理が発光動作に移行しない場合などである。そして、生体情報の測定が終了していない場合には（ステップＳ４８のＮＯ）、機器Ｂは、処理をステップＳ４４に戻し、被験者２の生体情報の受信、および、保存を継続する。

　一方、生体情報の測定が終了した場合には（ステップＳ４８のＹＥＳ）、機器Ｂは、可否判定部２７により、機器Ａから受信し記憶部２１に保存した生体情報２３、生体情報２３の変化、および／または生体情報２３の履歴などに基づいて、被験者２による車両３等の運転可否を判定する（ステップＳ５０）。本実施形態では、測定される生体情報は、就寝中の被験者２の身体状態を示すので、可否判定部２７は、就寝中の生体情報（活動量、心拍数、血圧、体温等）に基づいて被験者２が十分な睡眠をとれたか否か、すなわち、被験者２による車両３等の運転可否を判断する。次に、機器Ｂは、無線通信部２０によって、可否判定を示す可否信号を車両３の図示しない機器（鍵の開閉や車両の起動を制御する機器）に送信する（ステップＳ５２）。その後、機器Ｂは、図４に示された処理を終了する。

　一方、個人認証が正しく行われなかった場合には（ステップＳ４０のＮＯ）、機器Ｂは、無線通信部２０によって、個人認証が正しく行われなかったことを示す認証ＮＧを機器Ａに送信し、図４に示された処理を終了する。機器Ａは、機器Ｂから認証ＮＧを受信した場合には、再度、所定の発光パターンによる発光を実行するか、あるいは、図３に示す処理を終了するようにしてもよい。

　図５は、本実施形態による生体情報認証システム１の全体動作を説明するための概念図である。図５において、まず、被験者２は、機器Ｂの表示部２５に表示されるライブビューを見て、機器Ａを手首等に装着した状態で、被験者２自身の顔と機器Ａの表示部（発光部）１２とが機器Ｂのカメラの撮影画角に入るようにポージングした状態で、機器Ｂで撮影操作を行う。機器Ｂは、撮影操作があると、機器Ａに測定開始信号を送信する（ステップＳＳ１）。機器Ａは、測定開始信号を受信すると、表示部（発光部）１２を所定の発光パターンで発光させる（ステップＳＳ２）。機器Ｂは、機器Ａを手首等に装着した被験者２が、被験者２の顔と機器Ａの表示部（発光部）１２の発光状態とが機器Ｂの撮影部２４の撮影画角に入るようにポージングした状態を撮影する（ステップＳＳ３）。

　機器Ｂは、撮影画像（動画を含む）に基づいて個人認証を行い、機器Ａの表示部（発光部）１２の発光パターンが所定の発光パターンであり、かつ、被験者２が認証された人物である場合に個人認証が正しく行われたと判断する（ステップＳＳ４）。機器Ａは、個人認証が正しく行われたことを認識し、就寝中の被験者２の生体情報（活動量、心拍数、血圧、体温等）の測定を開始する（ステップＳＳ５）。この生体情報の測定中に、機器Ａが被験者２から外された場合には、機器Ａは、生体情報の測定を中断し、再度、機器Ａが被験者２に装着されたことを契機に、ステップＳＳ１～ＳＳ３で個人認証を再実行する（ステップＳＳ６）。このとき、個人認証が再び正しく行われると、生体情報の測定が再開される。

　そして、測定が終了すると、機器Ｂは、就寝中の生体情報（活動量、心拍数、血圧、体温等）、当該生体情報の変化、および／または生体情報２３の履歴などに基づいて、被験者２による車両３等の運転可否を判定し、可否判定を示す可否信号を車両３の図示しない機器（鍵の開閉や車両の起動を制御する機器）に送信する（ステップＳＳ７）。車両３の図示しない機器は、可否信号に基づいて、車両３の鍵の開閉や車両３の起動を制御する。

　図６Ａは、本実施形態による生体情報認証システム１の認証動作を説明するための概念図である。図６Ｂは、背景技術による認証動作を説明するための概念図である。本実施形態による生体情報認証システム１は、生体情報を測定する機器Ａが被験者２に装着された状態で、被験者２の顔と機器Ａの発光パターンとに基づいて個人認証を行い、機器Ａが外された場合には、再度、機器Ａが被験者２に装着された状態で個人認証を行うようにした。

　この結果、生体情報の測定中に機器Ａが取り外されると、再度、機器Ａが装着された状態で個人認証が実行される。このため、測定する機器Ａを起動するときだけ個人認証を行った後、別の人に機器Ａを移して偽りの生体情報を測定させるような、なりすましを防止することができる。

　このように、なりすましを防止することができるので、測定した生体情報が、被験者２の睡眠中を含む特定の期間の全域に渡って特定の被験者の生体情報であることを担保することができる。ゆえに、本実施形態による生体情報認証システム１では、図６Ａに示すように、被験者２に負担や特別の操作を要求する個人認証を、被験者２の睡眠中も含めた特定の期間の全域に渡ることなく、一部期間だけで実行することができ、被験者２の睡眠を妨げることがない。

　これに対して、例えば、上述した特許文献１～７は、図６Ｂに示すように、生体情報を測定して測定された生体情報を記録する特定の期間の全域に渡って個人認証に伴う被験者２の操作を要求するため、被験者２の睡眠を妨げることになってしまう。換言すれば、上述した特許文献１～７は、被験者２の睡眠中も含めた特定の期間中で生体情報を測定するような場合に対応することができないことを意味する。

　上述した実施形態によれば、生体情報を測定する機器Ａが被験者２に装着された状態で、被験者２の顔と機器Ａの発光パターンとに基づいて個人認証を行い、機器Ａが外された場合には、再度、機器Ａが被験者２に装着された状態で個人認証を行うようにした。このため、測定する機器Ａを起動するときだけ個人認証を行った後、別の人に機器Ａを移して偽りの生体情報を測定させるような、なりすましを防止することができる。

　また、上述した実施形態によれば、生体情報の測定中に機器Ａが外された場合には、再度、機器Ａが被験者２に装着された状態で個人認証を行うようにした。このため、被験者２に負担や特別の操作を要求する個人認証を、被験者２の睡眠中も含めた特定の期間の全域に渡ることなく一部期間（再開時）だけで実行することができ、被験者２の睡眠を妨げることがなく、被験者２の生体情報を継続して測定することができる。

　また、上述した実施形態によれば、生体情報の測定中に機器Ａが外された場合には、再度、機器Ａが被験者２に装着された状態で個人認証を行うようにした。このため、測定した生体情報が、被験者２の睡眠中を含む特定の期間の全域に渡って特定の被験者の生体情報であることを担保することができる。

　図７は、本実施形態による認証機器の最小構成を示すブロック図である。本実施形態による認証機器５０は、被験者の生体情報を測定する測定機器と通信する。また、認証機器５０は、撮影部５１と認証部５２とを備える。撮影部５１は、前記被験者と前記測定機器が発光する所定の発光パターンとを同時に撮影する。認証部５２は、前記撮影部５１によって撮影した前記被験者と前記所定の発光パターンとに基づいて、前記被験者と前記測定機器とを認証する。そして、認証機器５０は、前記測定機器が前記被験者から外されたことを前記測定機器から通知された場合、前記認証部５２による認証を再度実行する。

　図８は、本実施形態による測定機器の最小構成を示すブロック図である。本実施形態による測定機器６０は、被験者の生体情報を測定する測定機器である。測定機器６０は、装着判定部６１と発光部６２とを備える。装着判定部６１は、測定機器が被験者に装着されているか否かを判定する。発光部６２は、装着判定部６１によって測定機器が被験者に装着されていると判定された場合に、所定の発光パターンで発光する。そして、測定機器６０は、装着判定部６１によって、被験者の生体情報の測定中に、測定機器が被験者から外されたと判定された場合、測定機器が被験者に再装着されたことを契機に、発光部６２による発光を再度実行する。

　なお、図１における生体情報認証システム１の機能、図７における認証機器５０の機能、および、図８における測定機器６０の機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより、上述した処理（例えば、図３および図４に示される処理）を行ってもよい。ここで記録媒体とは、磁気ディスク、光磁気ディスク、ＣＤ（Compact Disc）－ＲＯＭ、ＤＶＤ（Digital Versatile Disc）－ＲＯＭ、半導体メモリ等をいう。また、上記プログラムを通信回線によってコンピュータに配信し、配信を受けたコンピュータが当該プログラムを実行するようにしても良い。また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、上記プログラムは、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル（差分プログラム）であっても良い。このほか、生体情報認証システム１、認証機器５０、および、測定機器６０は、ＰＬＤ（Programmable Logic Device）やＦＰＧＡ（Field Programmable Gate Array）等のハードウェアを用いて実現されるものであってもよい。

　以上、図面を参照して本発明の実施形態を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。本発明の構成や詳細には、本発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。

　この出願は、２０１９年３月２６日に出願された日本出願特願２０１９－０５７６６６号を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。

　本発明は、生体情報認証システム、生体情報認証方法、認証機器、認証方法、測定機器、測定方法、およびプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関する。本発明によれば、なりすましを防止することができる。

　１　生体情報認証システム
　２　被験者
　３　車両（外部機器）
　１０　無線通信部
　１１　発光制御部
　１２　表示部（発光部）
　１３　装着判定部
　１４　生体情報測定部（生体情報測定手段）
　２０　無線通信部
　２１　記憶部
　２２　認証情報
　２３　生体情報
　２４　撮影部
　２５　表示部
　２６　個人認証部
　２７　可否判定部（可否判定手段）
　５０　認証機器
　５１　撮影部（撮影手段）
　５２　認証部（認証手段）
　６０　測定機器
　６１　装着判定部（装着判定手段）
　６２　発光部（発光手段）
　Ａ　機器（測定機器）
　Ｂ　機器

Claims

　被験者の生体情報を測定する測定機器と、
　前記測定機器と通信する認証機器とを備え、
　前記測定機器は、
　前記測定機器が前記被験者に装着されているか否かを判定する装着判定手段と、
　前記装着判定手段によって前記測定機器が前記被験者に装着されていると判定された場合に、所定の発光パターンで発光する発光手段と、を備え、
　前記認証機器は、
　前記被験者と前記所定の発光パターンとを同時に撮影する撮影手段と、
　前記撮影手段によって撮影した前記被験者と前記所定の発光パターンとに基づいて、前記被験者と前記測定機器とを認証する認証手段と、を備え、
　前記測定機器は、前記被験者の前記生体情報の測定中に、前記装着判定手段によって前記測定機器が前記被験者から外されたと判定された場合、前記測定機器が前記被験者に再装着されたことを契機に、前記発光手段による発光を再度実行し、
　前記認証機器は、前記測定機器が前記被験者から外されたことを前記測定機器から通知された場合、前記認証手段による認証を再度実行する
　生体情報認証システム。
　前記測定機器は、前記認証機器によって前記被験者と前記測定機器とが認証されると、前記被験者の前記生体情報の測定を開始する生体情報測定手段をさらに備える請求項１に記載の生体情報認証システム。
　前記認証機器は、前記測定機器によって測定された前記生体情報に基づいて、外部機器の動作の可否を判定する可否判定手段をさらに備える請求項２に記載の生体情報認証システム。
　被験者の生体情報を測定する測定機器によって、前記測定機器が前記被験者に装着されているか否かを判定し、
　前記測定機器が前記被験者に装着されていると判定された場合に、前記測定機器の発光手段を所定の発光パターンで発光させ、
　前記測定機器と通信する認証機器によって、前記被験者と前記所定の発光パターンとを同時に撮影し、
　前記認証機器によって、撮影した前記被験者と前記所定の発光パターンとに基づいて、前記被験者と前記測定機器とを認証し、
　前記測定機器によって、前記被験者の前記生体情報の測定中に、前記測定機器が前記被験者から外されたと判定された場合、前記測定機器が前記被験者に再装着されたことを契機に、前記発光手段による発光を再度実行し、
　前記認証機器によって、前記測定機器が前記被験者から外されたことを前記測定機器から通知された場合、認証を再度実行する、
　生体情報認証方法。
　被験者の生体情報を測定する測定機器と通信する認証機器であって、
　前記被験者と前記測定機器が発光する所定の発光パターンとを同時に撮影する撮影手段と、
　前記撮影手段によって撮影した前記被験者と前記所定の発光パターンとに基づいて、前記被験者と前記測定機器とを認証する認証手段と、
　を備え、
　前記測定機器が前記被験者から外されたことを前記測定機器から通知された場合、前記認証手段による認証を再度実行する、
　認証機器。
　被験者の生体情報を測定する測定機器であって、
　前記測定機器が前記被験者に装着されているか否かを判定する装着判定手段と、
　前記装着判定手段によって前記測定機器が前記被験者に装着されていると判定された場合に、所定の発光パターンで発光する発光手段と、を備え、
　前記装着判定手段によって、前記被験者の前記生体情報の測定中に、前記測定機器が前記被験者から外されたと判定された場合、前記測定機器が前記被験者に再装着されたことを契機に、前記発光手段による発光を再度実行する、
　測定機器。
　被験者の生体情報を測定する測定機器と通信する認証機器における認証方法であって、
　前記被験者と前記測定機器が発光する所定の発光パターンとを同時に撮影し、
　撮影された前記被験者と前記所定の発光パターンとに基づいて、前記被験者と前記測定機器とを認証し、
　前記測定機器が前記被験者から外されたことを前記測定機器から通知された場合、認証を再度実行する
　認証方法。
　被験者の生体情報を測定する測定機器における測定方法であって、
　前記測定機器が前記被験者に装着されているか否かを判定し、
　前記測定機器が前記被験者に装着されていると判定された場合に、前記測定機器の発光手段を所定の発光パターンで発光させ、
　前記被験者の前記生体情報の測定中に、前記測定機器が前記被験者から外されたと判定された場合、前記測定機器が前記被験者に再装着されたことを契機に、前記発光手段による発光を再度実行する
　測定方法。
　被験者と前記被験者の生体情報を測定する測定機器が発光する所定の発光パターンとを同時に撮影するステップと、
　撮影した前記被験者と前記所定の発光パターンとに基づいて、前記被験者と前記測定機器とを認証するステップと、
　前記測定機器が前記被験者から外されたことを前記測定機器から通知された場合、前記認証を再度実行するステップと、
　を前記測定機器と通信する認証機器に実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
　被験者の生体情報を測定する測定機器が前記被験者に装着されているか否かを判定するステップと、
　前記測定機器が前記被験者に装着されていると判定された場合に、前記測定機器の発光手段を所定の発光パターンで発光させるステップと、
　前記被験者の前記生体情報の測定中に、前記測定機器が前記被験者から外されたと判定された場合、前記測定機器が前記被験者に再装着されたことを契機に、前記発光手段による発光を再度実行するステップと、
　を前記測定機器に実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。