WO2018025589A1 - 集光型太陽光発電モジュール、集光型太陽光発電パネル、及び集光型太陽光発電装置 - Google Patents

集光型太陽光発電モジュール、集光型太陽光発電パネル、及び集光型太陽光発電装置 Download PDF

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Abstract

太陽光を集光するレンズ要素を複数個並べて構成された集光部、及び、当該レンズ要素にそれぞれ対応する位置に配置された複数個の発電素子(12c)を収容する筐体(11)を備える集光型太陽光発電モジュールであって、前記筐体(11)は、樹脂製の枠体(16)と、前記枠体(16)に取り付けられ前記発電素子(12c)が搭載される金属製の底板(15)と、を備え、前記枠体(16)は、外枠を形成する枠本体部(17)と、前記枠本体部の内側において前記底板(15)の上面に沿って延びており両端部が前記枠本体部(17)に一体に形成されたライナー部(18)と、を有する、集光型太陽光発電モジュール。

Description

集光型太陽光発電モジュール、集光型太陽光発電パネル、及び集光型太陽光発電装置
 本発明は、集光型太陽光発電モジュール、集光型太陽光発電パネル、及び集光型太陽光発電装置に関する。
 本出願は、2016年8月3日出願の日本出願第2016-152903号に基づく優先権を主張し、前記日本出願に記載された全ての記載内容を援用するものである。
 集光型太陽光発電では、発電効率の高い小型の化合物半導体素子等により構成される発電素子に、レンズで集光させた太陽光を照射する構成を基本としている(例えば、特許文献1参照)。このような基本ユニットを1つの筐体内でマトリックス状に多数並べて構成したものが、集光型太陽光発電モジュールである。また、このモジュールがさらに複数個並べられたものが、集光型太陽光発電パネルである。この集光型太陽光発電パネルは、当該パネルを太陽に向けて追尾動作させるための駆動装置と共に、集光型太陽光発電装置を構成する。
 上記集光型太陽光発電モジュールにおいて、筐体の底板は、その表面上に多数の発電素子が搭載される。この底板の材質としては、製造コストを抑えつつ放熱性を確保するという観点から、板厚の薄い金属製(例えばアルミニウム等)の板材が好適とされている。また、筐体の外枠を形成する枠体は底板の外縁部を支持している。この枠体の材質としては、製造コストを抑えるために、樹脂製の板材が好適とされている。
国際公開第2013/115938号 国際公開第2013/098426号
 本開示の集光型太陽光発電モジュールは、太陽光を集光するレンズ要素を複数個並べて構成された集光部、及び、当該レンズ要素にそれぞれ対応する位置に配置された複数個の発電素子を収容する筐体を備える集光型太陽光発電モジュールであって、前記筐体は、樹脂製の枠体と、前記枠体に取り付けられ前記発電素子が搭載される金属製の底板と、を備え、前記枠体は、外枠を形成する枠本体部と、前記枠本体部の内側において前記底板の上面に沿って延びており両端部が前記枠本体部に一体に形成されたライナー部と、を有する、集光型太陽光発電モジュールである。
 本開示の集光型太陽光発電パネルは、上記集光型太陽光発電モジュールを複数個並べて成る集光型太陽光発電パネルである。
 本開示の集光型太陽光発電装置は、上記集光型太陽光発電パネルと、当該集光型太陽光発電パネルが太陽の方向を向いて太陽の動きに追尾動作するように駆動する駆動装置と、を備える集光型太陽光発電装置である。
集光型太陽光発電装置の一例を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係る集光型太陽光発電モジュールを拡大して示す斜視図である。 フレネルレンズと発電素子との光学的な関係を示す斜視図である。 筐体を示す斜視図である。 筐体の枠体を示す平面図である。 ライナー部の底面図である。 図6のI-I矢視断面図である。 図6のII-II矢視断面図である。 底板の温度と熱膨張量との関係を示すグラフである。 ライナー部の樹脂材料に含まれるガラス繊維の配向割合とライナー部の熱膨張量との関係を示すグラフである。 遮蔽部材を示す断面図である。
[本開示が解決しようとする課題]
 従来の上記集光型太陽光発電モジュールにおいて、筐体の底板に搭載された発電素子の温度が上昇すると、金属製の底板は熱膨張しやすい。そのため、底板が面方向に熱膨張によって拡がることが規制されている場合、底板が、面と直交する方向に凸状に膨らむように変形し、発電素子の位置が本来あるべき位置からずれて、発電効率が低下するという問題がある。また、樹脂製の枠体は、金属製のものに比べて耐荷重強度が低いため、底板に搭載される発電素子の個数が増加した場合、これらの発電素子の重量に耐えられなくなって破損するという問題もある。
 そこで、金属製の底板の熱膨張による発電素子の位置ずれを抑制し、かつ樹脂製の枠体の耐荷重強度を向上させることを目的とする。
[本開示の効果]
 本開示によれば、金属製の底板の熱膨張による発電素子の位置ずれを抑制し、かつ樹脂製の枠体の耐荷重強度を向上させることができる。
[本発明の実施形態の説明]
 最初に本発明の実施形態の内容を列記して説明する。
 (1)本発明の実施形態に係る集光型太陽光発電モジュールは、太陽光を集光するレンズ要素を複数個並べて構成された集光部、及び、当該レンズ要素にそれぞれ対応する位置に配置された複数個の発電素子を収容する筐体を備える集光型太陽光発電モジュールであって、前記筐体は、樹脂製の枠体と、前記枠体に取り付けられ前記発電素子が搭載される金属製の底板と、を備え、前記枠体は、外枠を形成する枠本体部と、前記枠本体部の内側において前記底板の上面に沿って延びており両端部が前記枠本体部に一体に形成されたライナー部と、を有する。
 上記集光型太陽光発電モジュールによれば、筐体の枠体は、枠本体部の内側において底板の上面に沿って延びるライナー部を有しているため、底板が熱膨張により凸状に変形するのをライナー部により抑制することができる。また、枠本体部の内側にライナー部の両端部が一体に形成されているため、このライナー部により枠体全体の耐荷重強度を向上させることができる。
 (2)前記集光型太陽光発電モジュールにおいて、前記枠体は、ガラス繊維を含む樹脂材料により形成されており、前記ライナー部は、その長手方向の途中部に形状変化部を有するのが好ましい。
 この場合、ライナー部の樹脂成形時に、形状変化部でガラス繊維をランダムな繊維配向にすることで、ライナー部の線膨張係数を変化させることができ、その結果、ライナー部の動作温度での熱膨張量を調整することができる。このため、ライナー部と底板の各動作温度が互いに異なる場合であっても、ライナー部の熱膨張量を、底板の熱膨張量と合うように調整することで、ライナー部の熱膨張量と底板の熱膨張量との差を小さくすることができる。
 (3)前記集光型太陽光発電モジュールにおいて、前記筐体は、前記ライナー部を覆う遮蔽部材をさらに備えるのが好ましい。
 この場合、集光部のレンズ要素による集光位置がずれたときに、集光する太陽光がライナー部に当たるのを遮蔽部材により防止することができるので、ライナー部が太陽光により熱損傷をするのを防止することができる。
 (4)前記集光型太陽光発電モジュールにおいて、前記遮蔽部材は金属であるのが好ましい。
 この場合、遮蔽部材は太陽光の反射率が良く、かつ太陽光の吸収率が少ないため、ライナー部が太陽光により熱損傷するのを確実に防止することができる。
 (5)前記集光型太陽光発電モジュールにおいて、前記ライナー部は、当該ライナー部に対して前記底板を位置決めするための位置決め部を有するのが好ましい。
 この場合、ライナー部に対して底板を容易に位置決めすることができる。
 (6)前記集光型太陽光発電モジュールにおいて、前記筐体は、前記底板を貫通して当該底板を前記ライナー部に固定するためのネジを備え、前記底板と前記ライナー部との間には、前記底板を貫通した前記ネジの周囲において前記筐体の内部を密封するためのシール層が形成されているのが好ましい。
 この場合、底板を貫通するネジと当該底板との間に存在するすき間から、筐体の内部に水分や塵埃等の異物が侵入するのを抑制することができる。
 (7)前記集光型太陽光発電モジュールにおいて、前記ライナー部の前記シール層が接着される接着面にエンボス加工が施されているのが好ましい。
 この場合、シール層をライナー部に強固に接着することができるので、筐体の内部に水分や塵埃等の異物が侵入するのをさらに抑制することができる。
 (8)本発明の実施形態に係る集光型太陽光発電パネルは、上記(1)に記載の集光型太陽光発電モジュールを複数個並べて成る。
 このような集光型太陽光発電パネルは所望の発電電力を得ることができる。
 (9)本発明の実施形態に係る集光型太陽光発電装置は、上記(8)に記載の集光型太陽光発電パネルと、当該集光型太陽光発電パネルが太陽の方向を向いて太陽の動きに追尾動作するように駆動する駆動装置とを備える。
 この場合、昼間は常に、その時点で最も発電効率の高い状態を維持する集光型太陽光発電装置を提供することができる。
[本発明の実施形態の詳細]
 以下、本発明の実施形態について添付図面に基づき詳細に説明する。なお、以下に記載する実施形態の少なくとも一部を任意に組み合わせてもよい。
 <集光型太陽光発電装置および集光型太陽光発電パネル>
 まず、集光型太陽光発電装置の構成から説明する。図1は、集光型太陽光発電装置の一例を示す斜視図である。図1において、集光型太陽光発電装置100は、左右2翼に分かれたパネルを備える集光型太陽光発電パネル1と、集光型太陽光発電パネル(以下、単に太陽光発電パネルとも言う)1を背面側で支持する架台2とを備えている。なお、図1において、紙面右側のパネル1は、架台2の構造を示すために、太陽光発電パネル1の一部を省略して示している。
 架台2は、基礎3と、基礎3に立設されている支持部4とを備えている。基礎3は、地面に固定されている。支持部4は鉛直に設けられている。支持部4の上端の、太陽光発電パネル1の支持点には、太陽光発電パネル1が太陽の方向を向いて太陽の動きに追尾動作するように駆動する駆動装置5が設けられている。具体的には、この駆動装置5は、太陽光発電パネル1を、水平に延びている軸6を中心とする仰角方向に回動するように駆動する。また、駆動装置5は、太陽光発電パネル1を、支持部4を中心とする方位角方向に回動するように駆動する。
 駆動装置5は、制御装置(図示省略)によって制御される。制御装置は、駆動装置5の内蔵モータを駆動するための駆動回路を有している。各軸のモータ(ステッピングモータ)の動作により、太陽光発電パネル1は、方位角、仰角のそれぞれについて任意の角度の姿勢をとることができる。
 駆動装置5によって駆動される軸6には、当該軸6に直交する方向に複数の梁7が設けられている。太陽光発電パネル1は、これら複数の梁7の上側に固定されている。太陽光発電パネル1は、例えば、10個の集光型太陽光発電モジュール1Mを横一列に並べて構成されているユニット1Uを多段に配列することで構成されている。
 ユニット1Uは、複数の集光型太陽光発電モジュール1Mと、これら集光型太陽光発電モジュール1Mを一列に整列した状態で一体に固定している一対のフレーム8とを備えている。各ユニット1Uは、各梁7に架け渡され、各梁7の上側に固定されている。
 太陽光発電パネル1の各翼は、例えば10個のユニット1Uによって構成されている。これにより、太陽光発電パネル1の各翼は、縦10×横10の太陽光発電モジュール1Mをマトリクス状に並べて構成されている。従って、両翼の太陽光発電パネル1で、200個の集光型太陽光発電モジュール1Mが存在している。
 <集光型太陽光発電モジュール>
 図2は、本発明の一実施形態に係る集光型太陽光発電モジュール(以下、単にモジュールとも言う。)1Mを拡大して示す斜視図(集光部13の一部を破断している。)である。図2において、モジュール1Mは、箱状の筐体11と、筐体11の底板15に複数列に並べるように配置されたフレキシブルプリント配線板12と、筐体11の鍔部11bに、蓋のように取り付けられた集光部13とを主要な構成要素として備えている。
 フレキシブルプリント配線板12は、細片フィルム状の絶縁基材に、回路パターンを構成する導電体層を設けたものであり、その上に、発電素子(太陽電池セル)12cやその他の電子部品が実装されている。発電素子12cとしては、耐熱性を有する発電効率の高い太陽電池が用いられる。
 筐体11は、フレキシブルプリント配線板12が配置された底板15と、底板15の外縁部等が取り付けられ、集光部13を底板15に対向させて保持している枠体16とを備えている。なお、筐体11については、後に詳述する。
 集光部13は、フレネルレンズアレイであり、太陽光を集光するレンズ要素としてのフレネルレンズ13fがマトリックス状に複数個(例えば縦16×横12で、192個)並んで構成されている。このような集光部13は、例えば、ガラス板を基材として、その裏面にシリコーン樹脂膜を形成したものとすることができる。フレネルレンズ13fは、この樹脂膜に形成される。フレネルレンズ13fの総数及び配置は、発電素子12cの総数及び配置と同じであり、互いに光軸を一致させるように、一対一に対応している。
 図3は、1個のフレネルレンズ13fと発電素子12cとの光学的な関係を示す斜視図である。フレネルレンズ13fの光軸Axは、発電素子12cの中心と交差する。フレネルレンズ13fに対して太陽光が入射角0度で入射すると、フレネルレンズ13fで収束させられた光は、発電素子12cに集まり、発電素子12cが発電する。日中、太陽光発電パネル1(図1)が太陽を正確に追尾すれば、常にこのような光学的関係となり、効率よく発電が行われる。
 <筐体>
 図4は、筐体11を示す斜視図である。図5は、筐体11の枠体16を示す平面図である。図4及び図5において、筐体11は、方形(ここでは長方形(正方形でもよい。))の箱状に形成されており、樹脂製の枠体16に、例えばアルミニウム等の金属製の底板15を取り付けて構成されている。
 枠体16は、例えば、ガラス繊維が充填されたPBT(Poly Butylene Terephtalate)樹脂等の樹脂材料により形成されており、外枠(側壁枠)を形成する枠本体部17と、この枠本体部17の内側において当該枠本体部17に一体に形成されたライナー部18とを有している。
 枠本体部17は、方形枠状に形成された基台部17aと、この基台部17a上から突出する一対の短辺側壁部17b及び一対の長辺側壁部17cとが一体に形成されて構成されている。基台部17aの裏面には、底板15の外縁部が図示しない締結部材により固定されている。また、短辺側壁部17bおよび長辺側壁部17cの各上端部には、上述のように集光部13(図2参照)が取り付けられる鍔部11bが形成されている。
 <ライナー部>
 ライナー部18は、例えば板状部材からなり、底板15の上面の長辺方向の中央部に沿って、短辺方向に延びて形成されている。ライナー部18は、底板15の上面において発電素子12cの合間を縫うように配置されている。ライナー部18の長手方向の両端部は、長辺側壁部17cの内側面における長手方向の中央部に連結されている。これにより、長辺側壁部17cの長手方向の中央部が内側や外側に反るように変形するのを防止することができる。
 ライナー部18の長手方向の途中部には、くびれ部18Aが複数箇所(図例では5箇所)に形成されている。くびれ部18Aは、当該くびれ部18Aが形成されていない非くびれ部18Bの幅寸法W2よりも小さい幅寸法W1を有するストレート部181と、このストレート部181の両端部に形成されたテーパ部182とを有している。テーパ部182は、ストレート部181から遠ざかるに従って幅寸法が漸次大きくなるように形成されている。
 図6は、ライナー部18の底面図である。また、図7は、図6のI-I矢視断面図である。図6及び図7において、ライナー部18の長手方向の中央部に形成されたくびれ部18A1には、ライナー部18に対して底板15を位置決めするための位置決めピン(位置決め部)19が形成されている。位置決めピン19は、例えば円柱状に形成されており、くびれ部18A1の底面の中央部から突出するように、当該くびれ部18A1に一体に形成されている。
 位置決めピン19は、底板15の板厚方向に貫通する位置決め孔15aに挿通される。これにより、ライナー部18に対して底板15を容易に位置決めすることができる。
 なお、本実施形態では、位置決めピンをライナー部18に形成し、位置決め孔を底板15に形成しているが、位置決め孔をライナー部18に形成し、位置決めピンを底板15に形成してもよい。この場合、位置決め孔がライナー部18の位置決め部として機能する。
 くびれ部18A1の底面には、位置決めピン19の外周側に円環状の突出部20が一体に形成されている。この突出部20は、位置決めピン19と同心状に形成されており、位置決めピン19が底板15の位置決め孔15aに挿通された状態で、突出部20の先端面(下面)が底板15の上面に当接するようになっている。
 突出部20の内周側には、位置決めピン19を囲むようにシーリング剤が塗布される円環状の領域R1が形成されている。領域R1におけるくびれ部18A1の底面は、シーリング剤が接着する接着面183とされており、この接着面183にはエンボス加工が施されている。
 領域R1には、シーリング剤が塗布されることによりシール層21が形成されている。このシール層21は、ライナー部18における位置決めピン19の周辺部と底板15とを接着固定するとともに、位置決めピン19の周辺部と底板15との間を塞ぎ、筐体11の内部を外部に対して密封する。これにより、底板15の位置決め孔15aを通じて水分や塵埃が筐体11の内部に侵入するのを抑制することができる。
 図8は、図6のII-II矢視断面図である。図6及び図8において、ライナー部18には、くびれ部18A1の両隣りにそれぞれ位置するくびれ部18A2の底面の中央部に内側突出部22が一体に形成されている。内側突出部22は、例えば円筒状に形成されており、その内周には、ねじ穴22aが形成されている。本実施形態のねじ穴22aは、くびれ部18A2の内部の奥深くまで形成されている。ねじ穴22aには、底板15の板厚方向に貫通する挿通孔15bに挿通されたビス(ネジ)23が螺合される。これにより、底板15をライナー部18に固定することができる。なお、本実施形態ではネジ23としてビスを用いているが、ボルトを用いてもよい。
 くびれ部18A2の底面には、内側突出部22の外周側に円環状の外側突出部24が一体に形成されている。この外側突出部24は、内側突出部22と同心状かつ同一高さに形成されており、内側突出部22のねじ穴22aにビス23が螺合された状態で、内側突出部22および外側突出部24の各先端面(下面)が底板15の上面に当接するようになっている。
 外側突出部24の内周側には、内側突出部22を囲むようにシーリング剤が塗布される円環状の領域R2が形成されている。領域R2におけるくびれ部18A2の底面は、シーリング剤が接着する接着面184とされており、この接着面184にはエンボス加工が施されている。これにより、シール層25をライナー部18に強固に接着することができる。
 領域R2には、シーリング剤が塗布されることによりシール層25が形成されている。このシール層25は、ライナー部18における内側突出部22の周辺部と底板15とを接着固定するとともに、内側突出部22の周辺部と底板15との間を塞ぎ、筐体11の内部を外部に対して密封する。これにより、底板15の挿通孔15bを通じて水分や塵埃等の異物が筐体11の内部に侵入するのを抑制することができる。
 以上、本実施形態の集光型太陽光発電モジュール1Mによれば、筐体11の枠体16は、枠本体部17の内側において底板15の上面に沿って延びるライナー部18を有しているため、底板15が熱膨張により凸状に変形するのをライナー部18により抑制することができる。また、枠本体部17の内側にライナー部18の両端部が一体に形成されているため、このライナー部18により枠体16全体の耐荷重強度を向上させることができる。
 <ライナー部の樹脂成形時におけるガラス繊維の繊維配向>
 図6において、ライナー部18の位置決めピン19は、ライナー部18を樹脂成形する際に、金型への樹脂注入部(ゲート)とされている。図中の座標系の方向に示すように、枠本体部17の短辺方向をX方向、長辺方向をY方向とした場合、この樹脂注入部から金型内に注入された樹脂材料は、位置決めピン19の中心からX方向両側に向かって流れる。そして、X方向両側に流れた樹脂材料は、ライナー部18と枠本体部17との接合部分において、長辺側壁部17cを樹脂成形する樹脂材料と混じり合う。このため、ライナー部18の樹脂材料に含まれるガラス繊維は、以下に示すような繊維配向となる。
 まず、樹脂注入部(位置決めピン19)から金型内に樹脂材料が注入されると、ガラス繊維は、くびれ部18A1において、位置決めピン19と同心円状の繊維配向となる。そして、樹脂材料がくびれ部18A1の外側に隣接する非くびれ部18B1に流入すると、ガラス繊維の繊維配向はX方向に揃う。
 その後、非くびれ部18B1の外側に隣接するくびれ部18A2に樹脂材料が流入すると、ガラス繊維の繊維配向が崩れ、当該くびれ部18A2の外側に隣接する非くびれ部18B2に樹脂材料に流入すると、ガラス繊維はランダムな繊維配向となる。
 そして、非くびれ部18B2に隣接するくびれ部18A3に樹脂材料が流入すると、ガラス繊維の繊維配向がまた崩れる。
 その後、くびれ部18A3の外側に隣接する非くびれ部18B3に樹脂材料が流入すると、その樹脂材料が長辺側壁部17cから非くびれ部18B3に流入した樹脂材料とぶつかり合うことで、ガラス繊維の繊維配向がさらに崩れた状態となり、ガラス繊維はさらにランダムな繊維配向となる。
 以上のように、本実施形態のライナー部18のくびれ部18A2,18A3は、ライナー部18の樹脂成形時にガラス繊維の繊維配向をランダムにするための形状変化部として機能する。なお、形状変化部は、本実施形態のくびれ部に限定されるものではなく、リブや穴など、ライナー部18の形状を変化させるものであればよい。
 このような形状変化部によりガラス繊維をランダムな繊維配向にすることで、ライナー部18の線膨張係数を変化させることができ、その結果、ライナー部18の動作温度での熱膨張量を調整することができる。このため、ライナー部18と底板15の各動作温度が互いに異なる場合であっても、ライナー部18の熱膨張量を底板15の熱膨張量と合うように調整することで、ライナー部18の熱膨張量と底板15の熱膨張量との差を小さくすることができる。
 例えば、本実施形態では、アルミニウム製の底板15の動作温度は80~100℃であり、樹脂製のライナー部18の動作温度は50~60℃であり、両者の動作温度は互いに異なる。
 また、アルミニウム製の底板15の線膨張係数は23×10-6(1/K)である。これに対して、樹脂製のライナー部18では、その樹脂成形時の樹脂材料の流動方向に対して平行方向(図6のX方向)の線膨張係数は21×10-6(1/K)であって、前記流動方向に対して垂直方向(図6のY方向)の線膨張係数は85×10-6(1/K)であり、底板15の線膨張係数と異なる。
 このように、底板15とライナー部18は、動作温度および線膨張係数が異なるため、底板15の熱膨張量とライナー部18の熱膨張量との差が大きくなる。そこで、これらの熱膨張量の差を小さくするために、底板15の動作温度における熱膨張量に基づいて、ライナー部18の樹脂成形時にガラス繊維の繊維配向をランダムにして、ライナー部18の動作温度における線膨張係数を変化させる。
 具体的には、アルミニウム製の底板15の短辺方向の長さ寸法を660mmとした場合、底板15の温度と熱膨張量との関係は、図9に示すグラフになる。なお、底板15の熱膨張量は、前記短辺方向の長さ寸法と、線膨張係数と、熱膨張前の温度(図例では24℃)からの上昇温度との積により算出することができる。
 図9に示すように、底板15の動作温度である80~100℃における底板15の熱膨張量は0.85~1.15mmとなる。そこで、ライナー部18の熱膨張量が、底板15の熱膨張量である0.85~1.15mmとなるように、ライナー部18の樹脂成形時にガラス繊維の配向割合を調整し、ライナー部18の線膨張係数を変化させる。ここで、ガラス繊維の配向割合とは、ガラス繊維の繊維配向が、前記流動方向に対して平行方向となる割合を意味している。
 図10は、ライナー部18の樹脂材料に含まれるガラス繊維の配向割合と、ライナー部18の熱膨張量との関係を示すグラフである。図10に示すように、ライナー部18の動作温度が50℃の場合、ガラス繊維の配向割合を約24~約52%に調整することで、ライナー部18の熱膨張量を0.85~1.15mmとすることができる。また、ライナー部18の動作温度が60℃の場合、ガラス繊維の配向割合を約56~約76%に調整することで、ライナー部18の熱膨張量を0.85~1.15mmとすることができる。
 したがって、ライナー部18の動作温度である50~60℃において、ライナー部18の熱膨張量を底板15の熱膨張量である0.85~1.15mmとするためには、ガラス繊維の配向割合を約24~約76%に調整すればよい。これによって、ライナー部18の熱膨張量と底板15の熱膨張量との差を小さくすることができる。
 <保護板および遮蔽部材>
 図4に戻り、筐体11は、枠本体部17に取り付けられた保護部材30と、ライナー部18を覆う遮蔽部材40とを備えている。保護部材30は、短辺側壁部17bの内側面の下半分全体を覆う短辺保護板31と、長辺側壁部17cの内側面の下半分全体を覆う長辺保護板32とによって構成されている。短辺保護板31及び長辺保護板32は、例えばアルミニウム等の金属製の板材からなる。
 短辺保護板31及び長辺保護板32の各下端部は、内側(底板15側)に折り曲げられ、短辺側壁部17b及び長辺側壁部17cよりも内側に突出している基台部17a(図5参照)の上面も覆っている。なお、短辺保護板31及び長辺保護板32は、短辺側壁部17bの内側面の高さ方向全体及び長辺側壁部17cの内側面の高さ方向全体を覆うように形成されていてもよい。
 以上の構成により、集光部13のフレネルレンズ13f(図2参照)による集光位置が、枠本体部17に隣接する発電素子12cからずれたときに、集光する太陽光が、枠本体部17の基台部17a、短辺側壁部17b及び長辺側壁部17cに当たるのを短辺保護板31及び長辺保護板32により防止することができる。したがって、保護部材30は枠本体部17が太陽光により熱損傷するのを防止することができる。また、金属製の保護部材30は太陽光の反射率が良く、かつ太陽光の吸収率が少ないため、枠本体部17の熱損傷を確実に防止することができる。
 図11は、遮蔽部材40を示す断面図である。図11において、遮蔽部材40は、例えばアルミニウム等の金属製の板材からなる。遮蔽部材40は、ライナー部18の上面全体を覆う平板部41と、この平板部41の幅方向(図中の左右方向)の両端部から底板15側に折り曲げられてライナー部18の両側面を覆う一対の折曲部42とを一体に形成して構成されている。
 ライナー部18の上面には、その長手方向両側にねじ穴18Cが形成されており(図5も参照)、このねじ穴18Cには、遮蔽部材40における平板部41の板厚方向に貫通する挿通孔41aに挿通されたビス26が螺合されている。これにより、遮蔽部材40はライナー部18に固定されている。なお、本実施形態ではビス26を用いているが、ボルトを用いてもよい。
 以上の構成により、集光部13のフレネルレンズ13f(図2参照)による集光位置が、遮蔽部材40に隣接する発電素子12cからずれたときに、集光する太陽光が、ライナー部18に当たるのを遮蔽部材40の平板部41及び折曲部42により防止することができる。したがって、遮蔽部材40はライナー部18が太陽光により熱損傷するのを防止することができる。また、金属製の遮蔽部材40は太陽光の反射率が良く、かつ太陽光の吸収率が少ないため、ライナー部18の熱損傷を確実に防止することができる。
 なお、上記のような集光型太陽光発電モジュール1Mを複数個並べて、集光型太陽光発電パネル1を構成すれば、集光型太陽光発電パネル1は所望の発電電力を得ることができる。
 また、このような集光型太陽光発電パネル1と、当該集光型太陽光発電パネル1が太陽の方向を向いて太陽の動きに追尾動作するように駆動する駆動装置5とを備えた集光型太陽光発電装置100は、昼間は常に、その時点で最も発電効率の高い状態を維持することができる。
 <その他>
 なお、今回開示された実施形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した意味ではなく、請求の範囲によって示され、請求の範囲と均等の意味、及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 集光型太陽光発電パネル
1M 集光型太陽光発電モジュール
1U ユニット
2 架台
3 基礎
4 支持部
6 軸
7 梁
8 フレーム
11 筐体
11b 鍔部
12 フレキシブルプリント配線板
12c 発電素子
13 集光部
13f フレネルレンズ
15 底板
15a 位置決め孔
15b 挿通孔
16 枠体
17 枠本体部
17a 基台部
17b 短辺側壁部
17c 長辺側壁部
18 ライナー部
18A くびれ部(形状変化部)
18B 非くびれ部
18C ねじ穴
19 位置決めピン(位置決め部)
20 突出部
21 シール層
22 内側突出部
22a ねじ穴
23 ビス(ネジ)
24 外側突出部
25 シール層
26 ビス
30 保護部材
31 短辺保護板
32 長辺保護板
40 遮蔽部材
41 平板部
41a 挿通孔
42 折曲部
100 集光型太陽光発電装置
181 ストレート部
182 テーパ部
183 接着面
184 接着面
Ax 光軸
R1 領域
R2 領域
W1 くびれ部の幅寸法
W2 非くびれ部の幅寸法

Claims (9)

  1.  太陽光を集光するレンズ要素を複数個並べて構成された集光部、及び、当該レンズ要素にそれぞれ対応する位置に配置された複数個の発電素子を収容する筐体を備える集光型太陽光発電モジュールであって、
     前記筐体は、樹脂製の枠体と、前記枠体に取り付けられ前記発電素子が搭載される金属製の底板と、を備え、
     前記枠体は、外枠を形成する枠本体部と、前記枠本体部の内側において前記底板の上面に沿って延びており両端部が前記枠本体部に一体に形成されたライナー部と、を有する、集光型太陽光発電モジュール。
  2.  前記枠体は、ガラス繊維を含む樹脂材料により形成されており、
     前記ライナー部は、その長手方向の途中部に形状変化部を有する、請求項1に記載の集光型太陽光発電モジュール。
  3.  前記筐体は、前記ライナー部を覆う遮蔽部材をさらに備える、請求項1又は請求項2に記載の集光型太陽光発電モジュール。
  4.  前記遮蔽部材は金属である、請求項3に記載の集光型太陽光発電モジュール。
  5.  前記ライナー部は、当該ライナー部に対して前記底板を位置決めするための位置決め部を有する、請求項1~請求項4のいずれか1項に記載の集光型太陽光発電モジュール。
  6.  前記筐体は、前記底板を貫通して当該底板を前記ライナー部に固定するためのネジを備え、
     前記底板と前記ライナー部との間には、前記底板を貫通した前記ネジの周囲において前記筐体の内部を密封するためのシール層が形成されている、請求項1~請求項5のいずれか1項に記載の集光型太陽光発電モジュール。
  7.  前記ライナー部の前記シール層が接着される接着面にエンボス加工が施されている、請求項6に記載の集光型太陽光発電モジュール。
  8.  請求項1に記載の集光型太陽光発電モジュールを複数個並べて成る集光型太陽光発電パネル。
  9.  請求項8に記載の集光型太陽光発電パネルと、当該集光型太陽光発電パネルが太陽の方向を向いて太陽の動きに追尾動作するように駆動する駆動装置と、を備える集光型太陽光発電装置。
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