WO2017195854A1 - 無線通信システム及びユーザ装置 - Google Patents

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Abstract

LTE assisted 5Gまたは5G assisted LTEなどによるシステム間インターワーキングを実現する場合において、無線リソース制御(RRC)レイヤでの円滑なインターワーキングが可能となる無線通信システム及びユーザ装置を提供する。無線通信システムは、LTEに従ったeNB(100)と、5Gに従った5G-BS(200)とを含む。eNB(100)は、LTEにおけるRRCプロトコルであるLTE-RRCに基づく制御を実行するRRC機能部(110)を備える。5G-BS(200)は、5GにおけるRRCプロトコルである5G-RRCに基づく制御を実行するRRC機能部(210)を備える。RRC機能部(210)は、少なくともLTE-RRCによって規定されていない機能を有する。

Description

無線通信システム及びユーザ装置
 本発明は、第1無線通信方式に従った第1無線基地局、及び第2無線通信方式に従った第2無線基地局を含む無線通信システム及びユーザ装置に関する。
 3rd Generation Partnership Project(3GPP)は、Long Term Evolution(LTE)の更なる高速化を目的としてLTE-Advanced(以下、LTE-Advancedを含めてLTEという)を仕様化している。また、3GPPでは、さらに、5G(5th generation mobile communication system)或いはnew RAT(NR)などと呼ばれるLTEの後継システムの仕様が検討されている(以下、「5G」として説明する)。
 このような後継システムの仕様の検討において、LTEと5Gとが、より高いレベルでインターワーキングすること(Tight interworking between the new RAT and LTE)が要求条件の一つとして挙げられている(例えば、非特許文献1参照)。
 具体的には、高度なRAT(Radio Access Technology)間モビリティ、及びLTEの無線基地局(eNB、第1無線基地局)と、5Gの無線基地局(5G-BS、第2無線基地局)とによるデュアルコネクティビティ(DC)を用いたデータフローのアグリゲーションを実現することが要求されている。
 また、このようなインターワーキングを実現するため、LTE assisted 5Gまたは5G assisted LTEと呼ばれるシナリオが提案されている。
 LTE assisted 5Gとは、LTEが5Gを補助する形態であり、eNB主導によって5G-BSとのインターワーキングを実現する。逆に、5G assisted LTEとは、5GがLTEを補助する形態であり、5G-BS主導によってeNBとのインターワーキングを実現する。
 また、5Gでは、ユーザ装置(UE)~5G-BS間のレイヤ3制御には、LTEと同様に、無線リソース制御(RRC)プロトコルが採用され、eNB~5G-BS間は、LTEのX2相当のノード間インターフェースによって接続される。
3GPP TR 38.913 V0.3.0 Section 8 "Requirements for architecture and migration of Next Generation Radio Access Technologies", 3rd Generation Partnership Project; Technical Specification Group Radio Access Network; Study on Scenarios and Requirements for Next Generation Access Technologies; (Release 14)、3GPP、2016年3月
 上述したLTE assisted 5Gまたは5G assisted LTEを実現する場合、LTE及び5GのRRCレイヤの一方から他方に対して、具体的にどのようにインターワーキングさせるかが容易ではない問題がある。
 そこで、本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、LTE assisted 5Gまたは5G assisted LTEなどによるシステム間インターワーキングを実現する場合において、無線リソース制御(RRC)レイヤでの円滑なインターワーキングが可能となる無線通信システム及びユーザ装置の提供を目的とする。
 本発明の一態様は、第1無線通信方式(LTE)に従った第1無線基地局(eNB100)と、第2無線通信方式(5G)に従った第2無線基地局(5G-BS200)とを含む無線通信システム(無線通信システム10)であって、前記第1無線基地局は、前記第1無線通信方式における無線リソース制御プロトコル(RRCプロトコル)である第1制御プロトコル(LTE-RRC)に基づく制御を実行する第1制御機能部(RRC機能部110)を備え、前記第2無線基地局は、前記第2無線通信方式における無線リソース制御プロトコルである第2制御プロトコル(5G-RRC)に基づく制御を実行する第2制御機能部(第2RRC機能部210)を備え、前記第2制御機能部は、少なくとも前記第1制御プロトコルによって規定されていない機能を有する。
 本発明の一態様は、第1無線通信方式に従った第1無線基地局、及び第2無線通信方式に従った第2無線基地局を含む無線通信システムと無線通信を実行するユーザ装置(UE300)であって、前記第1無線通信方式における無線リソース制御プロトコルである第1制御プロトコルに基づく制御を実行する第1制御機能部(第1RRC機能部310)と、前記第2無線基地局は、前記第2無線通信方式における無線リソース制御プロトコルである第2制御プロトコルに基づく制御を実行する第2制御機能部(第2RRC機能部320)と、前記第1制御機能部と前記第2制御機能部とを相互接続するインターワーキング部(インターワーキング部330)とを備え、前記第1制御機能部及び前記第2制御機能部は、同時にアクティブ状態として動作可能であり、前記第1制御機能部または前記第2制御機能部の何れかは、前記無線リソース制御プロトコルにおけるマスターとして動作し、前記第1制御機能部と前記第2制御機能部とは、前記インターワーキング部を介して前記無線リソース制御プロトコルに基づく情報を交換する。
図1は、無線通信システム10の全体概略構成図である。 図2は、eNB100の機能ブロック構成図である。 図3は、5G-BS200の機能ブロック構成図である。 図4は、UE300の機能ブロック構成図である。 図5は、(a)及び(b)は、インターワーキングの基本構成例を示す図である。 図6は、LTE assisted 5GによるRRCレイヤでのインターワーキングの概念図である。 図7は、5G assisted LTEによるRRCレイヤでのインターワーキングの概念図である。 図8は、LTE/5G個別のRRCメッセージを用いたRRCレイヤでのインターワーキングの概念図である。 図9は、eNB100、5G-BS200及びUE300のハードウェア構成の一例を示す図である。
 以下、実施形態を図面に基づいて説明する。なお、同一の機能や構成には、同一または類似の符号を付して、その説明を適宜省略する。
 (1)無線通信システムの全体概略構成
 図1は、本実施形態に係る無線通信システム10の全体概略構成図である。無線通信システム10は、Long Term Evolution(LTE)の後継システムである「5G」に従った無線通信システムである。なお、無線通信システム10は、FRA(Future Radio Access)或いは次世代システム(NextGen)などと呼ばれてもよい。
 無線通信システム10は、無線基地局100(以下、eNB100)、コアネットワーク150(以下、EPC150)、無線基地局200(以下、5G-BS200)、コアネットワーク250(以下、5G-CN250)及びユーザ装置300(以下、UE300)を含む。
 eNB100は、LTE(第1無線通信方式)に従った無線基地局(第1無線基地局)である。5G-BS200は、5G(第2無線通信方式)に従った無線基地局(第2無線基地局)である。
 eNB100は、LTEのコアネットワークであるEPC150(Evolved Packet Core)に接続される。具体的には、eNB100とEPC150とは、ネットワークIF20(RAN-CN Interface、例えば、S1インターフェース)を介して接続される。
 5G-BS200は、5Gのコアネットワークである5G-CN250に接続される。具体的には、5G-BS200と5G-CN250とは、ネットワークIF30(RAN-CN Interface、S1インターフェース相当)を介して接続される。
 また、LTEと5Gとのインターワーキングの実現などのため、eNB100と5G-BS200とは、ノード間IF40を介して接続される。ノード間IF40は、無線基地局(ノード)間を接続するためのインターフェースであり、LTEのX2インターフェースに相当する。
 UE300は、無線通信システム10と無線通信を実行する。特に、本実施形態では、UE300は、eNB100及び5G-BS200と、無線リソース制御プロトコルに従ったRRCコネクションを確立し、確立した当該RRCコネクションを用いて通信を実行する。
 なお、無線リソース制御プロトコル(RRCプロトコル)は、レイヤ3におけるプロトコルであればよく、単に制御プロトコル、レイヤ3プロトコルなどと呼ばれても構わない。
 また、UE300は、マスターセルグループ(MCG)及びセカンダリーセルグループ(SCG)と、同時にRRCコネクションを設定(つまり、RRC_CONNECTEDの状態)して無線通信を実行するデュアルコネクティビティ(DC)が可能である。
 (2)無線通信システムの機能ブロック構成
 次に、無線通信システム10の機能ブロック構成について説明する。具体的には、eNB100、5G-BS200及びUE300の機能ブロック構成について説明する。なお、以下では、本発明に関連する機能ブロックのみについて主に説明する。
 (2.1)eNB100
 図2は、eNB100の機能ブロック構成図である。図2に示すように、eNB100は、RRC機能部110、ノード間IF部120及びコアネットワークIF部130を備える。
 RRC機能部110は、LTEにおけるRRCプロトコルであるLTE-RRC(第1制御プロトコル)に基づく制御を実行する。具体的には、RRC機能部110は、LTE-RRCに従ったメッセージ(RRCメッセージ)をUE300と送受信し、RRCコネクションの確立、変更または削除などを実行する。
 また、当該メッセージは、5GにおけるRRCプロトコルである5G-RRC(第2制御プロトコル)に従った情報要素が格納されるコンテナを含むことができる。なお、当該メッセージの形式などについては、後述する。
 ノード間IF部120は、eNB100と5G-BS200とを接続するためのインターフェースである。ノード間IF部120は、eNB100と5G-BS200との通信を実行するための各種機能を提供する。
 ノード間IF部120は、RRCプロトコルよりも上位レイヤにおいてeNB100と5G-BS200とを接続することができる。上述したように、ノード間IF部120は、LTEのX2インターフェースに相当する。
 つまり、RRC機能部110と、5G-BS200のRRC機能部210(図2において不図示、図3参照)とは、eNB100と5G-BS200とを、RRCプロトコルよりも上位レイヤにおいて接続するノード間IF40(図1参照)を介して、RRCプロトコルに基づく情報を送受信することができる。
 コアネットワークIF部130は、eNB100とEPC150とを接続するためのインターフェースである。上述したように、コアネットワークIF部130は、ネットワークIF20(図1参照)と対応し、eNB100とEPC150との通信を実行するための各種機能を提供する。
 (2.2)5G-BS200
 図3は、5G-BS200の機能ブロック構成図である。図3に示すように、5G-BS200は、RRC機能部210、ノード間IF部220及びコアネットワークIF部230を備える。
 RRC機能部210は、5GにおけるRRCプロトコルである5G-RRC(第2制御プロトコル)に基づく制御を実行する。具体的には、RRC機能部210は、5G-RRCに従ったメッセージ(RRCメッセージ)をUE300と送受信し、RRCコネクションに関する処理を実行する。
 また、当該メッセージは、LTE-RRCに従った情報要素が格納されるコンテナを含むことができる。なお、当該メッセージの形式などについては、後述する。
 なお、RRC機能部210は、少なくともLTE-RRCによって規定されていない機能を有していればよい。つまり、5G-RRCによって規定されていない機能でも、LTE-RRCによって規定されている機能は、後述するようなインターワーキングによってLTE-RRCを利用することが可能なためである。勿論、RRC機能部210(5G-RRC)は、LTE-RRCと重複するような機能を有していても構わない。
 ノード間IF部220は、eNB100と5G-BS200とを接続するためのインターフェースである。ノード間IF部220は、ノード間IF部120と同様に、eNB100と5G-BS200との通信を実行するための各種機能を提供する。
 ノード間IF部220は、RRCプロトコルよりも上位レイヤにおいてeNB100と5G-BS200とを接続することができる。上述したように、ノード間IF部220は、LTEのX2インターフェースに相当する。
 コアネットワークIF部230は、5G-BS200と5G-CN250とを接続するためのインターフェースである。上述したように、コアネットワークIF部230は、ネットワークIF30(図1参照)と対応し、5G-BS200と5G-CN250との通信を実行するための各種機能を提供する。
 (2.3)UE300
 図4は、UE300の機能ブロック構成図である。図4に示すように、UE300は、第1RRC機能部310、第2RRC機能部320及びインターワーキング部330を備える。
 第1RRC機能部310は、LTE-RRCに基づく制御を実行する。第2RRC機能部320は、5G-RRCに基づく制御を実行する。
 第1RRC機能部310及び第2RRC機能部320は、同時にアクティブ状態として動作可能である。つまり、UE300は、LTE及び5Gの両方と、同時に無線通信を実行可能であり、第1RRC機能部310は、LTE-RRCに従ってLTE RATに関する無線パラメータを設定し、同時に、第2RRC機能部320は、5G-RRCに従って5G RATに関する無線パラメータを設定することができる。
 UE300は、複数のRAT(例えば、5GとLTE)に接続した場合、RRC状態(例えば、アクティブ状態またはアイドル状態)の管理は、何れかのRATで制御してもよい。
 すなわち、LTE assisted 5Gの場合、LTE-RRCからのRRCコネクションの設定手順が完了することによって、LTE-RRC及び5G-RRCがアクティブ状態となる。また、LTE-RRCからのRRCコネクションの解放手順が完了することによって、LTE-RRC及び5G-RRCがアイドル状態となる。この場合、5G-RRCからRRCコネクションの設定お及び解放は指示されない。
 また、RAT固有の無線パラメータに関する設定については、それぞれのRATのRRCから設定してもよい。LTE RATに関するUE個別の無線パラメータの設定は、LTE-RRCを用いて設定し、5G RATに関するUE個別の無線パラメータの設定は、5G-RRCを用いて設定する。
 なお、第1RRC機能部310または第2RRC機能部320の何れかは、RRCプロトコルにおけるマスターとして動作することが好ましい。これにより、デュアルコネクティビティ(DC)実行時においても、後述するLTE assisted 5G及び5G assisted LTEに十分かつ円滑に対応することができる。
 インターワーキング部330は、第1RRC機能部310と第2RRC機能部320とを相互接続し、第1RRC機能部310と第2RRC機能部320とのインターワーキングを実現する機能を提供する。
 第1RRC機能部310と第2RRC機能部320とは、インターワーキング部330を介してRRCプロトコル(LTE-RRCまたは5G-RRC)に基づく情報を交換する。
 (3)インターワーキング構成
 次に、無線通信システム10によるLTEと5Gとのインターワーキングの構成について説明する。具体的には、インターワーキングの基本構成、及びインターワーキングの具体的構成例(LTE assisted 5G、5G assisted LTE及びLTE/5G個別)について説明する。
 (3.1)基本構成
 図5(a)及び(b)は、インターワーキングの基本構成例を示す。具体的には、図5(a)はLTE assisted 5Gの構成を示し、図5(b)は5G assisted LTEの構成を示す。
 図5(a)に示すように、LTE assisted 5Gの場合、eNB100主導によって、LTE/5Gのインターワーキングを実現する。eNB100は、ネットワークIF20を介してEPC150と制御信号などを送受信する。また、eNB100は、ノード間IF40を介して5G-BS200とRRCプロトコルに基づく情報を送受信する。
 LTE assisted 5Gの場合、上述したように、5G-RRCは、少なくともLTE-RRCによって規定されていない機能を有していればよく、RRCレイヤとして必要な全ての機能を有していなくてもよい。つまり、LTE assisted 5Gの場合、5G単独(スタンドアローン)によるRRC機能の提供はサポートされなくてもよい。
 図5(b)に示すように、5G assisted LTEの場合、5G-BS200主導によって、LTE/5Gのインターワーキングを実現する。5G-BS200は、ネットワークIF30を介して5G-CN250と制御信号などを送受信する。また、5G-BS200は、ノード間IF40を介してeNB100とRRCプロトコルに基づく情報を送受信する。
 5G assisted LTEの場合、5G-RRCは、LTE/5Gのインターワーキングを実現するため、RRCレイヤとして必要な全ての機能を有する(complete仕様)ことが好ましい。
 なお、LTE-RRCと別個の5G-RRCを規定せずに、LTE-RRCを拡張(Non-critical extension)し、RRCレイヤとして必要な機能を追加することによって、5G-RRCに対応するようにする、つまり、従来の標準仕様のリリースの改版によって、LTE/5Gのインターワーキングを実現してもよい。
 また、LTE/5Gのインターワーキングでは、上述したように、デュアルコネクティビティが用いられるが、当該インターワーキングを実現する場合、MeNB(Master eNB)によるSeNB(Secondary eNB)へのユーザプレーンデータの分配に用い得るSplit bearer、及びコアネットワークでのユーザプレーンデータの分配に用い得るSCG(Secondary Cell Group) bearerを用いることが含まれる。
 さらに、5Gでは、さらに多様なサービス、例えば、eMBB(enhanced Mobile Broadband)、mMTC(massive Machine Type Communications)、及びURLLC(Ultra-Reliable and Low Latency Communications)が想定されている。このようなサービスにも本実施形態において説明するLTE/5Gのインターワーキングが適用され得る。
 (3.2)LTE assisted 5G
 図6は、LTE assisted 5GによるRRCレイヤでのインターワーキングの概念図である。図6に示すように、LTE assisted 5Gでは、eNB100(RRC機能部110)と、UE300(第1RRC機能部310)とが、LTE-RRCに従ったRRCメッセージ50を送受信する。
 RRC機能部110は、5G-BS200のRRC機能部210と、ノード間IF40を介してUE300との同時通信に必要なコーディネーションを実行する。
 デュアルコネクティビティ(DC)の場合、eNB100がMeNBとなり、5G-BS200がSeNBとなる。eNB100は、5G-RRCを認識できないため、5G-BS200が設定したコンフィグレーションを把握できない。このため、UE300全体としてのUE Capability、及びMeNB/SeNB間における上りリンク(UL)電力制御(UL power control)が難しい。
 そこで、eNB100は、上述したように、ノード間IF40を介して5G-BS200と必要なコーディネーションを実行する。コーディネーションの内容としては、上述したUE Capability、UL power control及びDRB(Data Radio Bearer)数などが挙げられる。また、コーディネーションのタイミングとしては、SeNB(5G-BS200)とのDCを設定前または設定後、或いは設定中の任意のタイミングが挙げられる。
 また、RRCメッセージ50は、5G-RRCに従った情報要素(上述したコーディネーションに関する情報要素)が格納されるコンテナ51を含むことができる。具体的には、LTEのRRC Connection Reconfigurationを拡張し、SCG-NR-ConfigContainerを設ける。
 なお、SCG-NR-ConfigContainerは、SCG-5G-ConfigContainerと呼ばれてもよい。また、このようなコンテナを設けずに、5G-RRCに従った情報要素を送受信するため、LTE-RRCにおいて新規のRRCメッセージを定義してもよい。
 すなわち、UE300とeNB100との間では、RRCメッセージを送受信するためのSRB(Signaling Radio Bearer)を確立し、当該SRBを介して、5GのRRCメッセージを含むLTEのRRCのメッセージが送受信される。UE300と5G-BS200との間には、SRBが確立されなくてもよい。
 UE300の第1RRC機能部310は、第2RRC機能部320と5G-RRCに従った情報要素をコンテナ51に格納したり、コンテナ51から取得したりすることができる。
 (3.3)5G assisted LTE
 図7は、5G assisted LTEによるRRCレイヤでのインターワーキングの概念図である。図7に示すように、5G assisted LTEでは、5G-BS200(RRC機能部210)と、UE300(第2RRC機能部320)とが、5G-RRCに従ったRRCメッセージ60を送受信する。
 RRC機能部210は、eNB100のRRC機能部110と、ノード間IF40を介してUE300との同時通信に必要なコーディネーションを実行する。なお、5G assisted LTEの場合、上述したように、5G-RRCは、LTE/5Gのインターワーキングを実現するため、RRCレイヤとして必要な全ての機能を有する(complete仕様)ことが好ましい。
 また、RRCメッセージ60は、LTE-RRCに従った情報要素(上述したコーディネーションに関する情報要素)が格納されるコンテナ61を含むことができる。具体的には、5GのRRC Connection Reconfigurationを拡張し、SCG-LTE-ConfigContainerを設ける。また、このようなコンテナを設けずに、LTE-RRCに従った情報要素を送受信するため、5G-RRCにおいて新規のRRCメッセージを定義してもよい。
 すなわち、UE300と5G-BS200との間では、RRCメッセージを送受信するためのSRBを確立し、当該SRBを介して、LTEのRRCメッセージを含む5GのRRCのメッセージを送受信される。UE300とeNB100との間には、SRBが確立されなくてもよい。 (3.4)LTE/5G個別
 図8は、LTE/5G個別のRRCメッセージを用いたRRCレイヤでのインターワーキングの概念図である。
 図8に示すように、eNB100(RRC機能部110)と、UE300(第1RRC機能部310)とは、LTE-RRCに従ったRRCメッセージ55を送受信する。また、5G-BS200(RRC機能部210)と、UE300(第2RRC機能部320)とは、5G-RRCに従ったRRCメッセージ65を送受信する。
 本インターワーキングは、上述したLTE assisted 5G及び5G assisted LTEの構成においても適用可能である。本インターワーキングでは、このように、LTE-RRC及び5G-RRCに従ったRRCメッセージが送受信されるが、UE300~コアネットワーク間におけるRRCレイヤの状態(RRC_IDLE, RRC_CONNECTED)は、メインとなる何れかのRAT(LTEまたは5G)で管理され、RRCレイヤの状態及びRRCコネクションの管理のため、上述したRRCメッセージ55, 65が送受信される。
 また、本インターワーキングでは、メインとなるRATのRRC(LTE-RRCまたは5G-RRC)に基づいて報知情報が取得される。なお、DCの場合、固有のRRCメッセージ(Dedicated RRC message)については、該当するRRC(LTE-RRCまたは5G-RRC)に従って送受信されてもよい。ここでは、それぞれのRATの無線基地局(eNB100または5G-BS200)に対してSRBを確立してもよい。
 なお、UE300は、両方のRAT(LTE及び5G)と接続可能だが、RRCメッセージについては、何れかの(eNB100または5G-BS200)とのSRBを経由し送受信してもよい。さらに、UE300は、両方のRAT(LTE及び5G)と接続可能だが、RRCメッセージについては、それぞれのSRBを経由して送受信してもよい。
 例えば、5G-BS200がSeNBである場合、情報要素:SCG-NR-Config IE(SCG-5G-Config IEと呼ばれてもよい)は、5G-BS200が設定しているSRBを用いて5G-RRCに従ったRRC Connection Reconfigurationで送信し、MCG-Config IEは、eNB100が設定しているSRBを用いて送信してもよい。
 同様に、eNB100がSeNBの場合、SCG-LTE-Config IEは、eNB100が設定しているSRBを用いてLTE-RRCに従ったRRC Connection Reconfigurationで送信し、MCG-Config IEは、5G-BS200が設定しているSRBを用いて送信してもよい。
 本インターワーキングでも、RRC機能部110及びRRC機能部210は、ノード間IF40を介してUE300との同時通信に必要なコーディネーションを実行する。
 (4)作用・効果
 上述した実施形態によれば、以下の作用効果が得られる。具体的には、5G-BS200のRRC機能部210は、5G-RRCに基づく制御を実行し、少なくともLTE-RRCによって規定されていない機能を有する。
 このため、5G-RRCによって規定されていない機能でも、LTE-RRCによって規定されている機能は、上述したようなLTE/5GのインターワーキングによってLTE-RRCを利用することが可能となる。これにより、LTE assisted 5Gまたは5G assisted LTEなどによるシステム間インターワーキングを実現する場合において、RRCレイヤでの円滑なインターワーキングが可能となる。
 さらに、このような特徴によれば、5G-RRCとして規定しなければならない機能が限定されるため、開発費用や期間が抑制され、5Gの導入及び普及促進に寄与し得る。
 本実施形態では、eNB100のRRC機能部110と、5G-BS200のRRC機能部210とは、eNB100と5G-BS200とを、RRCプロトコルよりも上位レイヤにおいて接続するノード間IF40を介して、RRCプロトコルに基づく情報を送受信することができる。
 また、UE300の第1RRC機能部310及び第2RRC機能部320は、同時にアクティブ状態として動作可能であり、第1RRC機能部310または第2RRC機能部320の何れかは、RRCプロトコルにおけるマスターとして動作する。さらに、第1RRC機能部310と第2RRC機能部320とは、インターワーキング部330を介してRRCプロトコルに基づく情報を交換する。
 このため、LTE-RRCと5G-RRCとの間における無線リソース制御に関するコーディネーションを実現できる。これにより、RRCレイヤでのさらに円滑なインターワーキングが可能となる。
 本実施形態では、RRCメッセージ50(図6参照)は、5G-RRCに従った情報要素が格納されるコンテナ51を含むことができる。同様に、RRCメッセージ60(図7参照)は、LTE-RRCに従った情報要素が格納されるコンテナ61を含むことができる。
 このため、LTE-RRCに従ったRRCメッセージ50を用いつつ5G-RRCとのインターワーキング、及び5G-RRCに従ったRRCメッセージ60を用いつつLTE-RRCとのインターワーキングを実現し得る。
 (5)その他の実施形態
 以上、実施形態に沿って本発明の内容を説明したが、本発明はこれらの記載に限定されるものではなく、種々の変形及び改良が可能であることは、当業者には自明である。
 例えば、上述した実施形態の説明に用いたブロック図は、機能ブロック図を示している。これらの機能ブロック(構成部)は、ハードウェア及び/またはソフトウェアの任意の組み合わせによって実現される。また、各機能ブロックの実現手段は特に限定されない。すなわち、各機能ブロックは、物理的及び/または論理的に結合した1つの装置により実現されてもよいし、物理的及び/または論理的に分離した2つ以上の装置を直接的及び/または間接的に(例えば、有線及び/または無線)で接続し、これら複数の装置により実現されてもよい。
 また、上述したeNB100、5G-BS200及びUE300は、本発明の無線通信を行うコンピュータとして機能してもよい。図9は、eNB100、5G-BS200及びUE300のハードウェア構成の一例を示す図である。図9に示すように、eNB100、5G-BS200及びUE300は、プロセッサ1001、メモリ1002、ストレージ1003、通信装置1004、入力装置1005、出力装置1006及びバス1007などを含むコンピュータ装置として構成されてもよい。
 プロセッサ1001は、例えば、オペレーティングシステムを動作させてコンピュータ全体を制御する。プロセッサ1001は、周辺装置とのインターフェース、制御装置、演算装置、レジスタなどを含む中央処理装置(CPU)で構成されてもよい。
 メモリ1002は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、ROM(Read
 Only Memory)、EPROM(Erasable Programmable ROM)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)、RAM(Random Access Memory)などの少なくとも1つで構成されてもよい。メモリ1002は、レジスタ、キャッシュ、メインメモリ(主記憶装置)などと呼ばれてもよい。メモリ1002は、上述した実施形態に係る方法を実行可能なプログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュールなどを保存することができる。
 ストレージ1003は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、CD-ROM(Compact Disc ROM)などの光ディスク、ハードディスクドライブ、フレキシブルディスク、光磁気ディスク(例えば、コンパクトディスク、デジタル多用途ディスク、Blu-ray(登録商標)ディスク)、スマートカード、フラッシュメモリ(例えば、カード、スティック、キードライブ)、フロッピー(登録商標)ディスク、磁気ストリップなどの少なくとも1つで構成されてもよい。ストレージ1003は、補助記憶装置と呼ばれてもよい。上述の記憶媒体は、例えば、メモリ1002及び/またはストレージ1003を含むデータベース、サーバその他の適切な媒体であってもよい。
 通信装置1004は、有線及び/または無線ネットワークを介してコンピュータ間の通信を行うためのハードウェア(送受信デバイス)であり、例えばネットワークデバイス、ネットワークコントローラ、ネットワークカード、通信モジュールなどともいう。
 入力装置1005は、外部からの入力を受け付ける入力デバイス(例えば、キーボード、マウス、マイクロフォン、スイッチ、ボタン、センサなど)である。出力装置1006は、外部への出力を実施する出力デバイス(例えば、ディスプレイ、スピーカー、LEDランプなど)である。なお、入力装置1005及び出力装置1006は、一体となった構成(例えば、タッチパネル)であってもよい。
 また、プロセッサ1001及びメモリ1002などの各装置は、情報を通信するためのバス1007で接続される。バス1007は、単一のバスで構成されてもよいし、装置間で異なるバスで構成されてもよい。
 また、情報の通知は、上述した実施形態に限られず、他の方法で行われてもよい。例えば、情報の通知は、物理レイヤシグナリング(例えば、DCI(Downlink Control Information)、UCI(Uplink Control Information))、上位レイヤシグナリング(例えば、RRCシグナリング、MAC(Medium Access Control)シグナリング、報知情報(MIB(Master Information Block)、SIB(System Information Block))、その他の信号またはこれらの組み合わせによって実施されてもよい。また、RRCシグナリングは、RRCメッセージと呼ばれてもよく、例えば、RRC Connection Setupメッセージ、RRC Connection Reconfigurationメッセージなどであってもよい。
 さらに、入出力された情報は、特定の場所(例えば、メモリ)に保存されてもよいし、管理テーブルで管理してもよい。入出力される情報は、上書き、更新、または追記され得る。出力された情報は削除されてもよい。入力された情報は他の装置へ送信されてもよい。
 上述した実施形態におけるシーケンス及びフローチャートなどは、矛盾の無い限り、順序を入れ替えてもよい。
 また、上述した実施形態において、eNB100、5G-BS200及びUE300によって行われるとした特定動作は、他のネットワークノード(装置)によって行われることもある。また、複数の他のネットワークノードの組み合わせによってeNB100、5G-BS200及びUE300の機能が提供されても構わない。
 なお、本明細書で説明した用語及び/または本明細書の理解に必要な用語については、同一のまたは類似する意味を有する用語と置き換えてもよい。例えば、チャネル及び/またはシンボルは信号(シグナル)であってもよい。また、信号はメッセージであってもよい。また、「システム」及び「ネットワーク」という用語は、互換的に使用されてもよい。
 さらに、上述したパラメータなどは、絶対値で表されてもよいし、所定の値からの相対値で表されてもよいし、対応する別の情報で表されてもよい。例えば、無線リソースはインデックスで指示されるものであってもよい。
 eNB100、5G-BS200(基地局)は、1つまたは複数(例えば、3つ)のセル(セクタとも呼ばれる)を収容することができる。基地局が複数のセルを収容する場合、基地局のカバレッジエリア全体は複数のより小さいエリアに区分でき、各々のより小さいエリアは、基地局サブシステム(例えば、屋内用の小型基地局RRH:Remote Radio Head)によって通信サービスを提供することもできる。
 「セル」または「セクタ」という用語は、このカバレッジにおいて通信サービスを行う基地局、及び/または基地局サブシステムのカバレッジエリアの一部または全体を指す。さらに、「基地局」「eNB」、「セル」、及び「セクタ」という用語は、本明細書では互換的に使用され得る。基地局(BS)は、固定局(fixed station)、NodeB、eNodeB(eNB)、アクセスポイント(access point)、フェムトセル、スモールセルなどの用語で呼ばれる場合もある。
 UE300は、当業者によって、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、リモートユニット、モバイルデバイス、ワイヤレスデバイス、ワイヤレス通信デバイス、リモートデバイス、モバイル加入者局、アクセス端末、モバイル端末、ワイヤレス端末、リモート端末、ハンドセット、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアント、またはいくつかの他の適切な用語で呼ばれる場合もある。
 本明細書で使用する「に基づいて」という記載は、別段に明記されていない限り、「のみに基づいて」を意味しない。言い換えれば、「に基づいて」という記載は、「のみに基づいて」と「に少なくとも基づいて」の両方を意味する。
 また、「含む(including)」、「含んでいる(comprising)」、及びそれらの変形の用語は、「備える」と同様に、包括的であることが意図される。さらに、本明細書或いは特許請求の範囲において使用されている用語「または(or)」は、排他的論理和ではないことが意図される。
 上記のように、本発明の実施形態を記載したが、この開示の一部をなす論述及び図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。
 なお、日本国特許出願第2016-096560号(2016年5月12日出願)の全内容が、参照により、本願明細書に組み込まれている。
 上述した無線通信システム及びユーザ装置によれば、LTE assisted 5Gまたは5G assisted LTEなどによるシステム間インターワーキングを実現する場合において、無線リソース制御(RRC)レイヤでの円滑なインターワーキングが可能となる。
 10 無線通信システム
 20, 30 ネットワークIF
 40 ノード間IF
 50 RRCメッセージ
 51 コンテナ
 55, 60 RRCメッセージ
 61 コンテナ
 65 RRCメッセージ
 100 eNB
 110 RRC機能部
 120 ノード間IF部
 130 コアネットワークIF部
 150 EPC
 200 5G-BS
 210 RRC機能部
 220 ノード間IF部
 230 コアネットワークIF部
 250 5G-CN
 300 UE
 310 第1RRC機能部
 320 第2RRC機能部
 330 インターワーキング部

Claims (5)

  1.  第1無線通信方式に従った第1無線基地局と、
     第2無線通信方式に従った第2無線基地局と
    を含む無線通信システムであって、
     前記第1無線基地局は、前記第1無線通信方式における無線リソース制御プロトコルである第1制御プロトコルに基づく制御を実行する第1制御機能部を備え、
     前記第2無線基地局は、前記第2無線通信方式における無線リソース制御プロトコルである第2制御プロトコルに基づく制御を実行する第2制御機能部を備え、
     前記第2制御機能部は、少なくとも前記第1制御プロトコルによって規定されていない機能を有する無線通信システム。
  2.  前記第1制御機能部と前記第2制御機能部とは、前記第1無線基地局と前記第2無線基地局とを、前記無線リソース制御プロトコルよりも上位レイヤにおいて接続するノード間インターフェースを介して、前記無線リソース制御プロトコルに基づく情報を送受信する請求項1に記載の無線通信システム。
  3.  前記第1制御機能部は、前記第1制御プロトコルに従ったメッセージをユーザ装置と送受信し、
     前記メッセージは、前記第2制御プロトコルに従った情報要素が格納されるコンテナを含む請求項1に記載の無線通信システム。
  4.  前記第2制御機能部は、前記第2制御プロトコルに従ったメッセージをユーザ装置と送受信し、
     前記メッセージは、前記第1制御プロトコルに従った情報要素が格納されるコンテナを含む請求項1に記載の無線通信システム。
  5.  第1無線通信方式に従った第1無線基地局、及び第2無線通信方式に従った第2無線基地局を含む無線通信システムと無線通信を実行するユーザ装置であって、
     前記第1無線通信方式における無線リソース制御プロトコルである第1制御プロトコルに基づく制御を実行する第1制御機能部と、
     前記第2無線通信方式における無線リソース制御プロトコルである第2制御プロトコルに基づく制御を実行する第2制御機能部と、
     前記第1制御機能部と前記第2制御機能部とを相互接続するインターワーキング部と
    を備え、
     前記第1制御機能部及び前記第2制御機能部は、同時にアクティブ状態として動作可能であり、
     前記第1制御機能部または前記第2制御機能部の何れかは、前記無線リソース制御プロトコルにおけるマスターとして動作し、
     前記第1制御機能部と前記第2制御機能部とは、前記インターワーキング部を介して前記無線リソース制御プロトコルに基づく情報を交換するユーザ装置。
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