WO2016084153A1 - 細菌検査装置 - Google Patents

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Abstract

 本発明は、サンプル容器s内の培養液a中で細菌を培養すると共に、この培養した細菌の増殖量を測定する細菌検査装置Aであって、培養液aの撹拌と培養液a中の細菌の凝集とを選択的に行う単一の撹拌凝集機構1と、培養液a中の細菌の濃度を測定する測定機構3とを備えていることを特徴とする細菌検査装置Aである。上記撹拌凝集機構1は、サンプル容器sを傾斜可能に保持する保持手段11と、保持手段11を自転させる第1の回転手段12と、保持手段11を鉛直軸廻りに公転させる第2の回転手段13と、第1の回転手段12および第2の回転手段13を駆動する駆動手段14とを有することが好ましい。

Description

細菌検査装置
 本発明は、細菌検査装置に関する。
 培養液中で細菌を培養し、増殖した細菌の増殖量を濁度などの光学特性として測定する細菌検査装置では、細菌の初期濃度はCLSI(the Clinical and Laboratory Standards Institute)により5×10CFU/mlという低濃度に定められ、通常一昼夜かけて培養した後、細菌の増殖量を目視または光学測定(濁度測定)することにより検査される。
 このような検査では、患者への負担低減の見地から、培養液を撹拌して細菌の増殖を促進したり濁度測定時に細菌を凝集して測定性能を向上させるなどにより検査時間を短縮化することが求められている。
 これらのうち、培養液の撹拌を行うことができる装置としては、例えば、サンプル容器を旋回させて撹拌を行う撹拌装置が提案されている(例えば、特許文献1および2参照)。このような撹拌装置では比較的小型化が可能なものが多く、恒温槽内に収納して細菌の増殖に適した温度にし易いといった利点がある。
 一方、細菌を凝集させるものとしては、遠心分離機を用いるものや、エクマン・パンピング効果を利用して歳差運動によりサンプル容器内に渦を発生させ、容器底面中心に向かう流れに乗せて細菌をこの容器底面中心に凝集させるものが知られている。
特開平8-242840号公報 特開2014-77638号公報
 しかしながら、検査時間の更なる短縮化が求められる中、上述したような培養液の撹拌と細菌の凝集とを単一の装置(機構)で実現可能なものは未だ知られていない。この理由としては、細菌の凝集に関し、遠心分離機を用いる場合はそれ自体が大型であるため恒温槽内に収納し難くかつ培養液の撹拌ができないこと、歳差運動による場合は細菌の凝集は専ら手作業で行われるため上記撹拌装置と組み合わせられないことなどが挙げられる。
 本発明は、以上のような事情に基づいてなされたものであり、その目的は、単一の撹拌凝集機構を用いて培養液の撹拌と細菌の凝集とを選択的に行うことができ、細菌の増殖量を迅速に測定することができる細菌検査装置を提供することにある。
 上記課題を解決するためになされた発明は、
 サンプル容器内の培養液中で細菌を培養すると共に、この培養した細菌の増殖量を測定する細菌検査装置であって、
 前記培養液の撹拌と前記培養液中の細菌の凝集とを選択的に行う単一の撹拌凝集機構と、
 前記培養液中の細菌の濃度を測定する測定機構とを備えていることを特徴とする細菌検査装置である。
 なお、本明細書において、「自転」とは第1の回転手段を用いて駆動される保持手段自体の回転を意味し、「公転」とは第2の回転手段を用いて駆動される上記保持手段の鉛直軸廻りの回転を意味する。また、本明細書において「傾斜角度」とは、水平面に対して保持手段のサンプル容器を保持(載置)する面がなす角度を意味する。
 本発明は、単一の撹拌凝集機構を用いて培養液の撹拌と細菌の凝集とを選択的に行うことができ、細菌の増殖量を迅速かつ正確に測定することができる細菌検査装置を提供することができる。
本発明の細菌検査装置の一実施形態を示す概略斜視図である。 本発明の撹拌凝集機構を示す概略正面図である。 図2の軸回転円盤を示す概略平面図である。 本発明の細菌検査装置の変形例を示す概略斜視図である。
 本発明の細菌検査装置は、サンプル容器内の培養液中で細菌を培養すると共に、この培養した細菌の増殖量を測定する細菌検査装置であって、前記培養液の撹拌と前記培養液中の細菌の凝集とを選択的に行う単一の撹拌凝集機構と、前記培養液中の細菌の濃度を測定する測定機構とを備えていることを特徴とする。
 このように、当該細菌検査装置が、上記特定の撹拌凝集機構と測定機構とを備えているので、単一の撹拌凝集機構を用いて培養液の撹拌と細菌の凝集とを選択的に行うことができ、細菌の増殖量を迅速かつ正確に測定することができる。また、当該細菌検査装置が単一の撹拌凝縮機構を備えているので、装置の簡素化および小型化を図ることができ、使い勝手を向上させることができる。
 また、上記撹拌凝集機構は、サンプル容器を傾斜可能に保持する保持手段と、前記保持手段を自転させる第1の回転手段と、前記保持手段を鉛直軸廻りに公転させる第2の回転手段と、前記第1の回転手段および前記第2の回転手段を駆動する駆動手段とを有していることが好ましい。
 このように、当該細菌検査装置の撹拌凝集機構が、上記特定の保持手段と、第1の回転手段と、第2の回転手段と、駆動手段とを有することで、単一の撹拌凝集機構を用いて培養液の撹拌および細菌の凝集を確実に行うことができ、細菌の増殖量をより迅速かつ正確に測定することができる。
 以下、本発明の細菌検査装置を図面に基づいて説明するが、本発明は、当該図面に記載の実施態様にのみ限定されるものではない。
 図1は、本発明の細菌検査装置の一実施形態を示す概略斜視図である。また、図2は、本発明の撹拌凝集機構を示す概略正面図である。本発明の細菌検査装置Aは、図1に示すように、概略的に、単一の撹拌凝集機構1と、搬送機構2と、測定機構3と、制御機構4とを備えている。
 撹拌凝集機構1は、培養液aの撹拌と培養液a中の細菌の凝集とを選択的に行う機構である。この撹拌凝集機構1は、図2に示すように、概略的に、保持手段11と、第1の回転手段12と、第2の回転手段13と、駆動手段14と、傾斜角度制御手段15とを有している。
 保持手段11は、サンプル容器sを傾斜可能に保持する手段である。この保持手段11は、円盤状の台板111と後述のサンプル容器sを固定する固定具(不図示)とを備えている。当該細菌検査装置Aに用いられるサンプル容器sとしては、例えば、マイクロタイタープレート等が挙げられる。このマイクロタイタープレートは、検査対象となる細菌を含んだ培養液a(サンプル)を収納する複数のサンプル収納部s1(ウェル)を有しており、各サンプル収納部s1は有底円筒状に形成されている。これらサンプル収納部s1に上記培養液aが分注され、上記固定具より台板111に固定される。
 第1の回転手段12は、保持手段11を自転させる手段である。この第1の回転手段12は、保持手段11に接続された第1回転軸121と、第1回転軸121に第1自在継手122を介して接続された第2回転軸123と、第2回転軸123に第2自在継手124を介して接続された鉛直回転軸125とを有している。また、第1回転軸121は通常鉛直軸Zに対して所定の傾斜角θをなすように配置され、当該第1回転軸121の中途における特定の部位(第1回転軸121の軸方向における特定の部位)において自動調心ころ軸受157により回転可能に支持されている。
 なお、本実施形態では、第1および第2自在継手122、124としてカルダンジョイントが用いられているが、これに限定されるものではなく、例えばボールジョイント等の他の自在継手を採用してもよい。また、本実施形態では、第1回転軸121の軸受として自動調心ころ軸受157が用いられているが、これに限定されるものではなく、他の軸受を採用してもよい。
 第2の回転手段13は、保持手段11を鉛直軸Z廻りに回転させる手段である。この第2の回転手段13は、後述する変速機146により回転速度が制御された中間回転軸131と、軸回転円盤133とを有しており、中間回転軸131に設けられたプーリ132と軸回転円盤133とが連動して回転するようにベルト137により連結されている。
 軸回転円盤133は、第2回転軸123を鉛直軸Z廻りに回転させる。この第2回転軸123の鉛直軸Z廻りの回転により、第1回転軸121、保持手段11およびサンプル容器sは、第2回転軸123と同様に鉛直軸Zに対して一定の角度(回転角θ)を保ったまま当該鉛直軸Z廻りに回転する。
 図3は、図2の軸回転円盤133を示す概略平面図である。軸回転円盤133は、図3に示すように、中心を通り径方向に穿設された長手形状の溝部134bを有する円盤本体134と、溝部134b内を上記径方向に摺動自在でありかつ第2回転軸123を受け入れる軸受135とを有し、溝部134bの長手方向の一端に臨む円盤本体134の取付部134aと軸受135とがバネ136により接続されている。このバネ136は、図2に示す第1回転軸121と第2回転軸123が鉛直軸Zに重なった状態から当該鉛直軸Zに対して角度を付ける(傾ける)場合に第2回転軸123に折り曲げる力を付与する作用を有する。
 駆動手段14は、第1の回転手段12および第2の回転手段13を駆動する手段である。本実施形態では、駆動手段14は、第1の回転手段12による自転速度と、第2の回転手段13による公転速度とをそれぞれ独立して制御可能となるように形成されている。このように、第1および第2の回転手段12、13の回転速度を独立して制御可能とすることで、培養液aの撹拌および細菌の凝集をそれぞれ確実に行うことができる。
 具体的には、駆動手段14は、図2に示すように、第1の回転手段12および第2の回転手段13の両者を駆動する単一の駆動機141(モータ)と、この駆動機141に接続され、第1の回転手段12の自転速度および第2の回転手段13の公転速度をそれぞれ独立して制御可能な変速機146とを有する。駆動機141の回転軸には歯車142が接続され、歯車143を介して鉛直回転軸125に接続されている。また、歯車143には歯車144が接続され、歯車144と連動するプーリ145の回転が変速機146を介して中間回転軸131に伝達される。なお、変速機146は、プーリ145から伝達された回転運動を変換し、中間回転軸131を任意の回転速度で回転させる。
 なお、本実施形態では、駆動機141としてモータが用いられているが、これに限定されるものではなく、モータ以外の他の駆動機を採用してもよい。また、変速機146としては、例えば無段変速機(CVT)などの公知の変速機を採用することができる。
 このように、駆動手段が単一の駆動機141と、変速機146とを有することで、細菌検査装置Aをより簡素化かつ小型化することができる。
 傾斜角度制御手段15は、サンプル容器sの傾斜角度を制御する手段である。この傾斜角度制御手段15は、概略的に、第2駆動機151(モータ)と、回転軸153と、固定部材156とを有する。第2駆動機151の回転軸には歯車152が接続され、回転軸153に設けられた歯車154に噛合することで当該回転軸153を回転させる。回転軸153には雄ねじ部153aが螺設されており、固定部材156に取り付けられたボールねじ155に螺合されている。また、固定部材156には第1回転軸121を軸支する自動調心ころ軸受157が取り付けられている。したがって、第2駆動機151を回転させることで、回転軸153を介して固定部材156に取り付けられた自動調心ころ軸受157を任意の高さに移動し、第1回転軸121の傾斜角θを調整することができる。
 このように、当該細菌検査装置Aがサンプル容器sの傾斜角度を制御する傾斜角度制御手段15を備えていることで、培養液aの撹拌および細菌の凝集をそれぞれより確実に行うことができる。
 搬送機構2は、撹拌凝集機構1と測定機構3(後述)との間でサンプル容器sを搬送する機構である。具体的には、この搬送機構2は、図1に示すように、サンプル容器sを把持するグリッパ21と、グリッパ21を移動させる移動機22とを備え、グリッパ21により把持して保持手段11の台板111上と測定機構3の光学測定部31との間でサンプル容器sを搬送する。
 測定機構3は、培養液a中の細菌の濃度を測定する機構である。この測定機構3は、各サンプル収納部s1の底面略中心部の濃度を測定する光学測定部31を備えている。光学測定部31による細菌の濃度は、菌液の濁度として測定される。光学測定部31を用いた上記濁度の測定方法としては、例えば菌液を撮像素子(不図示)で測定しブランクと比較して求める方法等が挙げられるが、本発明はこれに限定されるものではない。この測定機構3により測定された濁度のデータは後述の制御機構4に送信される。
 制御機構4は、測定機構3から受信した濁度のデータを記憶し、必要に応じ上記データを用いて細菌の増殖速度などの演算を行うと共に、細菌検査装置A全体を制御する機構である。この制御機構4は、例えば、図1に示すパーソナルコンピュータ等の制御装置41を備えている。
 次に、細菌検査装置Aを用いた細菌量の検査方法について説明する。まず、細菌が懸濁された培養液aをマイクロタイタープレートなどのサンプル容器sに注入した後、このサンプル容器sを攪拌凝集機構1の台板111上に載置し固定具で固定する。次いで、細菌検査装置Aを密閉し、制御装置41を操作して、検査シーケンスを開始する。
 その際、まず細菌の増殖を高速化するため、攪拌凝集機構1によりサンプル容器s中の培養液aを攪拌する。具体的には、例えば傾斜角度制御手段15を制御して鉛直軸Zに対して傾斜角θが約15°となるように第1回転軸121を傾斜させ、第1および第2回転手段12、13を作動させて自転速度60rpm、公転速度30rpmの条件下でサンプル容器sを回転させる。これにより、サンプル容器s内の培養液aが撹拌される。
 次いで、細菌を凝集するため、培養液a中に渦が発生するようにサンプル容器sの運動を変更する。具体的には、例えば傾斜角度制御手段15を制御して鉛直軸Zに対して傾斜角θが約20°となるように第1回転軸121を傾斜させ、第1および第2回転手段12、13を作動させて自転速度30rpm、公転速度30rpmの条件下でサンプル容器sを回転させる。これによりエクマン・パンピング効果で各サンプル収納部s1内の培養液aに渦が生じ、培養液a中の細菌はサンプル収納部s1の底面略中心部に凝集される。
 なお、上述した撹拌条件および凝集条件における傾斜角θ、自転速度および公転速度は限定的なものではなく、サンプル容器sの形状や培養液aの粘性等によって適宜決定される。
 次いで、細菌が底面略中心部に凝集したサンプル容器sをグリッパ21により光学測定部31へ搬送し、この搬送されたサンプル容器sの各サンプル収納部s1の底面略中心部を光学測定部31により光学測定し、菌液の濁度のデータを得る。次いで、得られた濁度のデータを制御装置41に送信し、当該制御装置41において上記データを記憶し、必要に応じて演算を行う。
 なお、細菌量を継続して測定する場合、グリッパ21を用いて測定機構3内にあるサンプル容器sを撹拌凝集機構1に返送し、上記同様に培養液aの撹拌、細菌の凝集、サンプル容器sの搬送、および光学測定を繰り返すことで細菌量の時間変化(増殖速度)等を算出する。
 なお、本発明の細菌検査装置は、上述した実施形態の構成に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
 例えば、上述した実施形態では、駆動手段14が第1の回転手段12および第2の回転手段13を駆動する単一の駆動機141を有する細菌検査装置Aについて説明したが、第1の回転手段12と第2の回転手段13とで別異の駆動機(例えば、第1の駆動機と第2の駆動機(不図示)など)を用いる細菌検査装置であってもよい。
 また、上述した実施形態では、撹拌凝集機構1がサンプル容器sの傾斜角度を制御する傾斜角度制御手段15を有する細菌検査装置Aについて説明したが、本発明の細菌検査装置は、水平状態を含めてサンプル容器sが特定の傾斜角度に固定されているものであってもよい。
 また、上述した実施形態では、第1回転軸121が鉛直軸Zに対して特定の傾斜角θをなすように傾斜(サンプル容器sが傾斜)している細菌検査装置Aについて説明したが、上記傾斜角が0°、すなわちサンプル容器s(台板111上面)が水平状態である細菌検査装置も本発明の意図する範囲内である。
 また、上述した図1では、培養液aの撹拌および細菌の凝集を撹拌凝集機構1のみで行う細菌検査装置Aについて説明したが、本発明は、図4に示すように、撹拌機構5および第2搬送機構6をさらに備え、撹拌凝集機構1を用いた培養液aの撹拌を行う前に予め撹拌機構5の撹拌機51を用いてサンプル容器s内の培養液aを撹拌し、第2搬送機構6を用いて当該サンプル容器sを撹拌凝集機構1に搬送する細菌検査装置A’であってもよい。撹拌機構5としては、例えば、振とう機などの公知の撹拌機を採用することができる。なお、細菌量を継続して測定する場合、第2搬送機構6を用いて撹拌凝集機構1から撹拌機構5にサンプル容器sを返送するようにしてもよい。
 A、A’ 細菌検査装置
 a 培養液
 s サンプル容器
 Z 鉛直軸
 1 撹拌凝集機構
 2 搬送機構
 3 測定機構
 4 制御機構
 11 保持手段
 12 第1の回転手段
 13 第2の回転手段
 14 駆動手段
 15 傾斜角度制御手段
 141 駆動機
 146 変速機

Claims (5)

  1.  サンプル容器内の培養液中で細菌を培養すると共に、この培養した細菌の増殖量を測定する細菌検査装置であって、
     前記培養液の撹拌と前記培養液中の細菌の凝集とを選択的に行う単一の撹拌凝集機構と、
     前記培養液中の細菌の濃度を測定する測定機構とを備えていることを特徴とする細菌検査装置。
  2.  撹拌凝集機構が、
     サンプル容器を傾斜可能に保持する保持手段と、
     前記保持手段を自転させる第1の回転手段と、
     前記保持手段を鉛直軸廻りに公転させる第2の回転手段と、
     前記第1の回転手段および前記第2の回転手段を駆動する駆動手段とを有する請求項1に記載の細菌検査装置。
  3.  第1の回転手段による自転速度と、第2の回転手段による公転速度とをそれぞれ独立して制御可能な請求項2に記載の細菌検査装置。
  4.  駆動手段が、
     第1の回転手段および第2の回転手段を駆動する単一の駆動機と、
     前記駆動機に接続され、前記第1の回転手段の自転速度および前記第2の回転手段の公転速度をそれぞれ独立して制御可能な変速機とを有する請求項3に記載の細菌検査装置。
  5.  撹拌凝集機構が、サンプル容器の傾斜角度を制御する傾斜角度制御手段をさらに有する請求項2から請求項4のいずれか1項に記載の細菌検査装置。
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