WO2014050968A1

WO2014050968A1 - 投稿状況通知システム、情報通信端末、投稿状況通知方法およびプログラム

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Publication number: WO2014050968A1
Application number: PCT/JP2013/076066
Authority: WO
Inventors: 真一板本
Original assignee: Ｎｅｃカシオモバイルコミュニケーションズ株式会社
Priority date: 2012-09-26
Filing date: 2013-09-26
Publication date: 2014-04-03
Also published as: US9661605B2; JP5645276B2; CN104662536A; EP2902911A4; EP2902911A1; CN104662536B; JP2014067272A; US20150249968A1

Abstract

　投稿状況通知システムは、ネットワーク上に投稿された投稿情報のうちコンテンツと関連付けられた投稿情報の投稿状況が、予め決められた通知条件を満たすか否かを判定する判定部と、前記判定部が前記投稿状況が前記通知条件を満たすと判定した場合、前記投稿状況の出力を出力部に指示する指示部と、を備える。

Description

投稿状況通知システム、情報通信端末、投稿状況通知方法およびプログラム

　この発明は、投稿状況通知システム、情報通信端末、投稿状況通知方法およびプログラムに関する。

　近年、スマートフォンやタブレット型端末等の携帯端末が普及している。この携帯端末の一種として、テレビの放送波を受信する機能や、インターネット接続をする機能を搭載した携帯端末がある（例えば、特許文献１参照）。ユーザは、この携帯端末を用いて、テレビや音楽等のコンテンツの閲覧や視聴をすることができる。ユーザは、携帯端末を用いて、ツイッター（登録商標）やフェイスブック（登録商標）等のソーシャルネットワーキングサービスを利用して、画像やテキストデータを投稿することにより、ＷＥＢ上において最近の状況を共有したり、今思ったことを共有している。

日本国特開２０１０－１４１４８４号公報

　しかしながら、リアルタイムで追加されていく投稿情報を、ユーザが常に監視することは困難である。よって、注目されているコンテンツがどれであるかについてユーザが把握することは困難であった。また、注目されているコンテンツを視聴したユーザによりどのような投稿がなされているかについてユーザが把握することは困難であった。さらには、どの程度の投稿情報が投稿されているのかをユーザが把握することは困難であった。

　本発明の目的の一例は、上記の課題を解決することができる投稿状況通知システム、情報通信端末、投稿状況通知方法およびプログラムを提供することである。

　本発明の実施態様に係る投稿状況通知システムは、ネットワーク上に投稿された投稿情報のうちコンテンツと関連付けられた投稿情報の投稿状況が、予め決められた通知条件を満たすか否かを判定する判定部と、前記判定部が前記投稿状況が前記通知条件を満たすと判定した場合、前記投稿状況の出力を出力部に指示する指示部と、を備える。

　本発明の実施態様に係る情報通信端末は、ネットワーク上に投稿された投稿情報のうちコンテンツと関連付けられた投稿情報の投稿状況が予め決められた通知条件を満たすか否か判定する判定部と、前記判定部が前記投稿状況が前記通知条件を満たすと判定した場合、前記投稿状況の出力を指示する指示部と、前記指示部によって前記投稿状況の出力を指示されると、音声、光、振動および画像のうち少なくともいずれか１つによって、前記投稿情報を出力する出力部と、を備える。

　本発明の実施態様に係る投稿状況通知方法は、ネットワーク上に投稿された投稿情報のうちコンテンツと関連付けられた投稿情報の投稿状況が、予め決められた通知条件を満たすか否かを判定し、前記投稿状況が前記通知条件を満たすと判定された場合、前記投稿状況の出力を出力部に指示することを含む。

　本発明の実施態様に係るプログラムは、コンピュータを、ネットワーク上に投稿された投稿情報のうちコンテンツと関連付けられた投稿情報の投稿状況が、予め決められた通知条件を満たすか否かを判定する判定部と、前記判定部が前記投稿状況が前記通知条件を満たすと判定した場合、前記投稿状況の出力を出力部に指示する指示部として機能させる。

　本発明の実施形態によれば、投稿状況が盛り上がっていると判定された場合、画像、音、光、振動等により投稿状況をユーザに報知することができる。

本発明の第１実施形態に係る投稿状況通知システムの概要を示す図である。本発明の第１実施形態に係る投稿状況通知システムの概略について説明するためのシーケンス図である。本発明の第１実施形態に係る携帯端末の基本的な構成要素の一例を示したブロック図である。本発明の第１実施形態に係る投稿状況通知システムにおいてコンテンツと投稿情報を同時に表示する画面の一例を示す図である。本発明の第１実施形態に係るコンテンツ配信サーバの構成の一例を示す図である。本発明の第１実施形態に係るコンテンツデータテーブルの一例を示す図である。本発明の第１実施形態に係る投稿情報管理サーバの構成の一例を示す図である。本発明の第１実施形態に係る投稿情報テーブルの一例を示す図である。本発明の第１実施形態に係る投稿状況通知サーバの構成の一例を示す図である。本発明の第１実施形態に係る投稿状況解析結果テーブルの一例を示す図である。本発明の第１実施形態に係る投稿状況通知方法の一例を示すフローチャートである。本発明の第１実施形態に係る投稿状況通知システムにおいて投稿状況に応じたコンテンツを再生する一例について説明するための説明図である。発明の第１実施形態に係る投稿状況通知システムにおいて投稿状況に応じたコンテンツを再生する一例について説明するための説明図である。本発明の第１実施形態に係る投稿状況通知システムにおいて投稿状況を表示する一例について説明するための説明図である。本発明の第１実施形態に係る投稿状況通知システムにおいて投稿状況を表示する一例について説明するための説明図である。本発明の第１実施形態に係る投稿状況通知システムの構成概要の一例を示す図である。本発明の第２実施形態に係る投稿状況通知システムの構成概要の一例を示す図である。本発明の第３実施形態に係る投稿状況通知サーバの構成概要の一例を示す図である。本発明の第３実施形態に係るコンテンツ関連ハッシュタグテーブルの一例を示す図である。本発明の第３実施形態に係る投稿ハッシュタグテーブルの一例を示す図である。本発明の第３実施形態に係る情報処理方法の一例について説明する。

［第１実施形態］
　以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。図１は、本発明の第１実施形態に係る投稿状況通知システム１００の概要を示す図である。
　この投稿状況通知システム１００は、投稿状況を分析し、所定の通知条件を満たす場合に、投稿状況を所定の相手先に通知するサービスを提供するシステムである。この投稿状況通知システム１００は、主として、携帯端末１と、コンテンツ配信サーバ２と、投稿情報管理サーバ３と、投稿状況通知サーバ４とを備える。

　コンテンツ配信サーバ２は、視聴者向け視聴用情報であるコンテンツを配信するサーバである。コンテンツ配信サーバ２は、例えば、テレビ局が提供する番組コンテンツのコンテンツデータを格納するデータベースを備えていてもよい。このコンテンツ配信サーバ２は、自身が格納するコンテンツデータを所定のタイミングで携帯端末１等に配信する。
　本実施形態において、コンテンツ配信サーバ２は、二種の配信方法を採用している。第１の配信方法は、所定のタイムテーブルに基づいて放送される放送用コンテンツを配信する方法である。第２の配信方法は、視聴者のリクエストに応じてリクエスト元に対して送出する再生用コンテンツを配信する方法である。それぞれの配信方法で配信されるコンテンツデータは同一であり、コンテンツ配信サーバ２内の記憶部に格納されている。

　放送用コンテンツのコンテンツデータを配信する配信方法を実行する場合、コンテンツ配信サーバ２は、多数の加入端末内に対して同時に複数のコンテンツのコンテンツデータを放送することが可能である。よって、携帯端末１が放送用コンテンツの配信サービスに加入している場合、あるいは、携帯端末１がこのサービスの提供が許可されている端末である場合、携帯端末１は、ユーザに指定された放送用コンテンツのコンテンツデータを受信し、そのデータを再生することができる。従って、ユーザは、チャンネル等を指定することにより、指定した時刻において放送されている複数のコンテンツの中から指定したコンテンツのコンテンツデータのみを取得して携帯端末１でそのデータを再生させることが可能である。

　再生用コンテンツのコンテンツデータを配信する配信方法を実行する場合、コンテンツ配信サーバ２は、再生用コンテンツの配信を要求する配信要求を送信した端末に対して、要求に応じた再生用コンテンツのコンテンツデータを配信する。具体的に説明すると、コンテンツ配信サーバ２は、加入端末等から各端末を識別する端末識別情報（以下、端末ＩＤという）および再生用コンテンツに関連付けられたコンテンツ関連情報とともに再生用コンテンツの配信を要求する配信要求を受信する。これら情報を受信した場合、コンテンツ配信サーバ２は、コンテンツ関連情報が示す再生用コンテンツのコンテンツデータを、配信要求の要求元の端末（端末ＩＤが示す端末）に対して配信する。配信要求の要求元である端末は、コンテンツ配信サーバ２から再生用コンテンツのコンテンツデータを受信し、そのデータを再生する。
　コンテンツ関連情報とは、コンテンツに関連する情報である。コンテンツ関連情報には、例えば、コンテンツの内容を示すテレビ局名や番組名を示す文字列やハッシュタグ等を示す情報が含まれていてもよい。コンテンツ関連情報には、コンテンツの内容や出演者あるいはコンテンツ内容に関連するキーワード等を示す文字列やハッシュタグ、コンテンツの放送時間帯や配信時間帯等を示す情報が含まれていてもよい。

　ハッシュタグとは、ツイッター（登録商標）において用いられる分類情報である。ハッシュタグを含む投稿情報が投稿された場合、ハッシュタグを含む投稿情報をそのハッシュタグを含まない他の投稿情報から分類することができる。ハッシュタグは、複数の投稿情報の中からあるハッシュタグを含む投稿情報のみを検索する場合に、検索キーとして用いられる。ハッシュタグを検索キーとする検索は、ハッシュタグが示す関連情報を投稿したいというユーザの積極的な意思がある場合に有益である。例えば、投稿情報に含まれるキーワード検索を用いても、キーワードに関連する投稿情報を検索することはできる。しかしながら、投稿情報としてこのキーワードを含む文字列を投稿しなければ、その投稿情報を検索することができない。このため、ハッシュタグを用いないと、自由な文字列による投稿が妨げられる。また、投稿する文書とキーワードとを同等に表記するならば、投稿する文書内容の理解をキーワードが邪魔するおそれがある。このため、キーワードを用いずに投稿情報同士を関連づける方法として、ハッシュタグが用いられる。このハッシュタグは、キーワードをアルファベットや漢字、ひらがな、カタカナ等で表記した文字列の先頭にシャープ記号「♯」を付加した情報である。ハッシュタグの形式として、シャープ記号の直前および文字列の直後にスペースを入力する。それ以外は、ハッシュタグの形式は、ユーザが自由に決定することができる。よって、キーワードとなる文字列はユーザが決定することができ、あるユーザによって生成されることもある。

　投稿情報管理サーバ３は、ＷＥＢ（Ｗｏｒｌｄ　Ｗｉｄｅ　Ｗｅｂ（ＷＷＷ）、ネットワーク）上に投稿された投稿情報を格納するデータベースを備える。投稿情報管理サーバ３は、この投稿情報を携帯端末１等に提供する。この投稿情報管理サーバ３は、例えば、ＷＥＢ上に投稿された投稿情報の閲覧や、投稿情報の作成、および作成した投稿情報をＷＥＢ上に投稿するための投稿ＷＥＢサービスを提供してもよい。
　具体的に説明すると、投稿情報管理サーバ３は、この投稿ＷＥＢサービスに加入しているサービス加入者の投稿情報を収集し、サービス加入者からの閲覧要求があれば、要求対象の投稿情報をサービス加入者の有する端末に送信する。

　投稿情報管理サーバ３は、携帯端末１から投稿情報を取得した際、投稿時間情報を、投稿情報に対応付けて、各情報を自身の記憶部に格納する。投稿情報管理サーバ３は、コンテンツ配信サーバ２から配信されるコンテンツデータを特定するコンテンツ関連情報が投稿情報に含まれている場合、投稿情報および投稿時間情報のそれぞれにコンテンツ関連情報を対応付けて、各情報を自身の記憶部に格納する。投稿情報管理サーバ３は、コンテンツ関連情報が対応付けられていない投稿情報を受信する場合もある。この場合、投稿情報管理サーバ３は、投稿情報に投稿時間情報を関連付けて、各情報を自身の記憶部に格納する。
　投稿時間情報とは、投稿時間が投稿された時刻または期間を示す情報である。投稿時間情報は、例えば、投稿情報管理サーバ３が投稿情報を受信した時刻を示す情報であってもよく、投稿情報を送信した携帯端末１等が送信した時刻を示す情報であってもよい。また、投稿時間情報は、コンテンツに対する投稿タイミングを示す情報であってもよい。投稿時間情報は、例えば、投稿情報が投稿されたときに放送されていた放送用コンテンツの再生位置を示す情報（以下、コンテンツ時間情報という）であってもよい。投稿時間情報は、投稿情報が投稿されたときに携帯端末１において再生されていた再生用コンテンツの再生位置を示す情報（以下、コンテンツ時間情報という。）であってもよい。

　投稿状況通知サーバ４は、投稿情報管理サーバ３のデータベースに格納されている投稿情報に基づき、投稿情報の投稿状況を解析する。この投稿状況通知サーバ４は、投稿状況に応じて、この投稿状況を携帯端末１に通知する。具体的に説明すると、投稿状況通知サーバ４は、投稿状況が、予め決められた通知条件を満たすか否かを判定する。投稿状況通知サーバ４は、投稿状況が通知条件を満たしたと判断した場合、投稿状況を携帯端末１に通知する。
　この投稿状況通知サーバ４は、例えば、投稿情報管理サーバ３に投稿された投稿情報のうち、コンテンツ関連情報と対応付けられた投稿情報の単位時間当たりの投稿数の変化を分析してもよい。
　投稿状況通知サーバ４は、通知条件が満たされ場合に、解析した投稿状況（解析結果）を、投稿状況通知サービスの加入者端末に対して送信するように構成されている。通知条件の例は、単位時間当たりの投稿数が定められた閾値を越えた場合や、単位時間当たりの投稿数の変化率が定められた閾値以上である増加率となった場合である。
　以下の説明においては、投稿状況通知サービスの加入者端末が、投稿サービスの加入者の有する端末であり、かつ、コンテンツ配信サーバ２からの配信コンテンツを視聴可能な端末であることを前提とする。

　図１において、携帯端末１は、最寄りの基地局５Ａと交換機５Ｂとを介して、無線通信網（移動体通信網）５に接続されると、この無線通信網５を介して他の携帯端末７との間で通話可能な状態となる。携帯端末１は、無線通信網５を介してインターネット６に接続されると、Ｗｅｂサイトにアクセスして閲覧可能である。携帯端末１は、動画、静止画、音楽、ニュース、音楽などのマルチメディアのコンテンツデータを、インターネット６、無線通信網５を介してコンテンツ配信サーバ２からダウンロードして再生するストリーミングも可能である。

　携帯端末１は、コンテンツ配信サーバ２から送信アンテナ８を介して発信された地上波デジタル放送のコンテンツデータを受信することにより、テレビ局の提供するコンテンツデータを取得する。携帯端末１は、インターネットラジオのように無線通信網５とインターネット６を介してコンテンツ配信サーバ２からデジタル放送をダウンロード受信することもできる。このように携帯端末１は、テレビ機能などを介して放送用コンテンツのコンテンツデータを受信したり、インターネット接続機能を介してストリーミング用コンテンツデータをダウンロードしたりすることができる。携帯端末１は、着脱自在な可搬型メモリカードなどの記録メディア９から各種コンテンツを取得できる。また、携帯端末１は、Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈ（登録商標）通信、赤外線通信などの近距離通信（図1において符号Ｎ）を介して外部機器１０から各種のコンテンツデータを取得できる。

　本実施形態では、投稿情報通知装置として携帯端末１を適用した一例について説明する。しかし、本発明の実施形態はこれに限られない。投稿情報通知装置は、スマートフォン、携帯ゲーム機、ＰＤＡ（ＰｅｒｓｏｎａｌＤｉｇｉｔａｌＡｓｓｉｓｔａｎｔ）、タブレット型ＰＣ（ＰｅｒｓｏｎａｌＣｏｍｐｕｔｅｒ）、あるいは、ノート型ＰＣ等であってもよい。
　携帯端末１は、例えば、通話機能、電子メール機能、インターネット接続機能（Ｗｅｂアクセス機能）、デジタルテレビ放送（例えば、ワンセグ地上デジタルテレビ放送）を受信して視聴が可能なテレビ機能や、録画機能を備えていてもよい。録画機能は、テレビ放送などで受信したコンテンツを録画（録音を含む、以下、同様）する機能である。録画機能は、録画を行う機能に限らず、録音を行うコンテンツ記録機能も含む。

　次に、図２を参照して、本実施形態に係る投稿状況通知システム１００の概略について説明する。図２は、本実施形態に係る投稿状況通知システム１００の概略について説明するためのシーケンス図である。ここでは、一例として、コンテンツ配信サーバ２が放送用コンテンツを配信する配信方法を説明する。
（ステップＳＴ１０１）
　コンテンツ配信サーバ２は、例えば、現在時刻が放送時間帯に達した場合、自身の記憶部に格納されている地上波デジタルの放送用コンテンツのコンテンツデータを読み出し、そのデータを送信アンテナ８を介して発信する。
（ステップＳＴ１０２）
　携帯端末１は、この放送用コンテンツのコンテンツデータを受信して再生し、自身のディスプレイやスピーカーから映像や音声を出力する。

（ステップＳＴ１０３）
　次いで、コンテンツを再生している携帯端末１や携帯端末７から、投稿情報が投稿された場合について説明する。この場合、携帯端末１および携帯端末７は、投稿情報に、投稿者を示す投稿者ＩＤを対応付けた情報を、投稿情報管理サーバ３に送信する。この投稿者ＩＤは、各端末に割り当てられた端末ＩＤであってもよい。携帯端末１は、再生しているコンテンツに関するコンテンツ関連情報を含む投稿情報を投稿情報管理サーバ３に送信してもよい。この携帯端末１は、例えば、コンテンツ関連情報として現在再生している放送用コンテンツのチャンネル番号を示す情報を含む投稿情報を投稿情報管理サーバ３に送信してもよい。

（ステップＳＴ１０４）
　投稿情報管理サーバ３は、例えば、投稿情報を受信した時刻を投稿時刻として取得し、この投稿時刻を示す投稿時間情報と、受信した投稿情報および投稿者ＩＤとをそれぞれ対応付けて、各情報を自身の記憶部に登録する。
　このとき、投稿情報管理サーバ３は、受信した投稿情報にコンテンツ関連情報が含まれているか否かを判定する。コンテンツ関連情報が含まれていると判定した場合、投稿情報管理サーバ３は、このコンテンツ関連情報を投稿情報に対応付けて、各情報を自身の記憶部に登録する。
　例えば、投稿情報内にテレビ局名や番組名を示す文字列やハッシュタグが含まれていると想定する。この場合、投稿情報管理サーバ３は、現在時刻において放送されているコンテンツのうち、投稿情報に含まれているテレビ局名や番組名に対応するコンテンツが投稿情報に関連するコンテンツであると判定する。さらに、投稿情報管理サーバ３は、関連するコンテンツであると判定したコンテンツを示すコンテンツ関連情報を取得する。
　また、投稿情報管理サーバ３は、現在時刻において放送されているコンテンツ付属情報に含まれる情報（例えば、コンテンツの内容を説明する文書や出演者あるいは関連キーワード等）を示す文字列やハッシュタグが投稿情報に含まれているか否かを判定する。このコンテンツ付属情報に含まれる情報が投稿情報に含まれている場合、投稿情報管理サーバ３は、このコンテンツが投稿情報に関連するコンテンツであると判定する。さらに、投稿情報管理サーバ３は、関連するコンテンツであると判定したコンテンツを示すコンテンツ関連情報を取得する。コンテンツの属性情報とは、例えば、地上波デジタルの放送用コンテンツに対応付けられているテキストデータであってもよい。この地上波デジタルの放送用コンテンツには、一般的に、電子番組表に表示するためのコンテンツ付属情報が対応付けられている。

（ステップＳＴ１０５）
　投稿状況通知サーバ４は、投稿情報管理サーバ３から定期的に投稿情報を取得する（ステップＳＴ１０５－１）。例えば、投稿状況通知サーバ４は、予め決められた時間が経過する度に、更新された投稿情報の送信を要求するリクエストコマンドを投稿情報管理サーバ３に送信する。この投稿状況通知サーバ４は、例えば、投稿情報管理サーバ３に登録されている投稿情報のうち、直近１０分以内に投稿された投稿情報の送信を要求してもよい。投稿状況通知サーバ４は、直近１０分以内に投稿された投稿情報のうち予め決められたコンテンツ関連情報と対応付けられた投稿情報の送信をコンテンツ毎に要求してもよい。投稿状況通知サーバ４は、特定の投稿者から投稿された投稿情報の送信を投稿者の属性情報ごとに要求してもよい。
　このリクエストコマンドを受信すると、投稿情報管理サーバ３は、投稿状況通知サーバ４の要求に応じた投稿情報を自身の記憶部から読み出し、その投稿情報を投稿状況通知サーバ４に送信する。
　これにより、携帯端末１および携帯端末７等から投稿情報が投稿された場合、投稿情報が投稿情報管理サーバ３に登録されるとともに、投稿状況通知サーバ４が投稿情報管理サーバ３に更新された投稿情報を取得することができる。
　携帯端末１および携帯端末７は、投稿状況通知サーバ４と同様にして、投稿情報管理サーバ３に対して、投稿情報の送信を要求するリクエストコマンドを送信することができる。投稿情報管理サーバ３は、リクエストコマンドに応じた投稿情報を、リクエスト元の携帯端末１および携帯端末７に対して送信する（ステップＳＴ１０５－２）。携帯端末１および携帯端末７は、投稿情報管理サーバ３から投稿情報を受信すると、受信した投稿情報を自身のディスプレイに表示する（ステップＳＴ１０５－３）。

（ステップＳＴ１０６）
　投稿状況通知サーバ４は、投稿情報管理サーバ３から受信した投稿情報に基づき、投稿状況を解析する。投稿状況通知サーバ４は、解析した投稿状況（解析結果）が、予め決められた通知条件を満たすか否かを判定する。
　投稿状況は、携帯端末１や携帯端末７等から投稿情報が投稿されている状況を示す。投稿状況は、例えば、投稿が盛り上がっている状態（投稿が活性化している状態）であるか否かを示してもよい。投稿が盛り上がっている状態とは、投稿情報の投稿数が多い場合や、投稿情報の投稿数が急激に増加した場合等をいう。この投稿数が多いか否かあるいは増加したか否かを判定するための判定基準は、放送中の複数のコンテンツ内での相対的な評価であってもよく、予め決められた閾値と比較した絶対的な評価であってもよい。
　通知条件とは、ユーザに投稿状況を通知する場合の条件として予め決められている条件である。例えば、現在放送されている放送用コンテンツの中でその投稿状況が盛り上がっていると判定された場合、投稿状況が盛り上がっていると判定されたコンテンツの投稿状況を通知することが通知条件として定められていてもよい。

（ステップＳＴ１０７）
　投稿状況が通知条件を満たす場合、投稿状況通知サーバ４は、投稿状況を示す投稿状況情報を携帯端末１に送信する。投稿状況通知サーバ４は、投稿状況が盛り上がっていると判定されたコンテンツの投稿状況を示す情報に、このコンテンツのコンテンツ関連情報（例えば、チャンネル番号）を対応付けた情報を、投稿状況情報として、携帯端末１に送信する。

（ステップＳＴ１０８）
　携帯端末１は、投稿状況通知サーバ４から投稿状況情報を受信すると、この投稿状況情報に基づいて、出力部から投稿状況を報知する。この携帯端末１は、例えば、盛り上がっていると判定されたコンテンツの投稿状況が、放送開始時刻から投稿された投稿情報の累積的な投稿数の多い順番でのラインキング上位であることや、単位時間当たりの投稿数の増加率が高い順番でのラインキング上位であることを、出力部から報知してもよい。携帯端末１の報知方法としては、携帯端末１が備えるスピーカーによる音声報知や、ＬＥＤ等による発光報知が利用可能である。

　これにより、携帯端末１のユーザは、携帯端末１の出力部による報知を知覚し、放送されているコンテンツのうち投稿状況が盛り上がっている（活性化状態にある）コンテンツがどれであるのかを認識することができる。
　よって、現時点において携帯端末１に表示されているコンテンツよりも盛り上がっているコンテンツがあることが報知された場合、ユーザは、出力部による報知を契機として、投稿情報が盛り上がっている方のコンテンツにチャンネルを変更することができる。

　携帯端末１の電源がＯＦＦ状態であっても、携帯端末１は、投稿状況通知サーバ４から投稿状況情報を受信した場合、出力部から投稿状況を報知してもよい。これにより、携帯端末１が使用されていない状態であっても、ユーザに投稿状況を通知し、コンテンツの閲覧や録画を喚起させることができる。

（ステップＳＴ１０９）
　携帯端末１のユーザは、出力部による報知によって、コンテンツのチャンネル変更やコンテンツの閲覧を希望する場合、コンテンツの配信を要求する操作を携帯端末１に入力する。携帯端末１は、指定されたコンテンツの配信をコンテンツ配信サーバ２に要求するリクエストコマンドを送信する。ユーザは、報知結果に基づき、配信を要求するコンテンツを指定してもよく、携帯端末１が投稿状況情報に基づき、配信を要求するコンテンツを決定してもよい。例えば、携帯端末１は、投稿状況情報に基づき、投稿状況を報知するとともに、最も投稿状況が盛り上がっているコンテンツの配信を要求するリクエストコマンドをコンテンツ配信サーバ２に送信してもよい。このように、ユーザの操作を待たずして、自動的に盛り上がっているコンテンツの配信を要求することにより、投稿情報が最も盛り上がっているコンテンツの見逃しを防止することができる。

（ステップＳＴ１１０）
　コンテンツ配信サーバ２は、携帯端末１に対して、要求されたコンテンツのデータを送信する。
（ステップＳＴ１１１）
　携帯端末１は、コンテンツ配信サーバ２からコンテンツのデータを受信する。
　これにより、携帯端末１は、配信されたコンテンツのデータに基づき、ユーザが要求したコンテンツを再生することができる。

　次に、図３を参照して、携帯端末１の基本的な構成要素について説明する。図３は、携帯端末１の基本的な構成要素の一例を示したブロック図である。
　携帯端末１は、タッチパネル（操作部）１０１と、制御部１０２と、記憶部１０３と、ディスプレイ（表示部）１０４と、アンテナ１０５と、テレビ放送受信部１０６と、通信部１０７と、タイマー１０８と、報知部１０９とを備える。この報知部１０９は、スピーカー１９１と、発光部１９２と、振動部１９３とを含む。本実施形態において、ディスプレイ１０４と報知部１０９は、報知状況を出力する出力部の一例である。

　タッチパネル１０１は、ユーザからの操作を受け付けるセンサーを備え、センサーによる検出結果を制御部１０２に出力する。本実施形態において、タッチパネル１０１は、操作画面に接触するユーザの指の接触位置を、一定の時間間隔ごとに、センサーにより検出し、このセンサーの検出結果を出力する。本実施形態はこれに限られない。タッチパネル１０１は、例えば、操作画面に近接するユーザの指や操作指示手段（スタイラスペン）等の位置を非接触センサーにより検出してもよい。

　制御部１０２は、ＣＰＵ（central processing unit）であって、記憶部１０３に格納されている各種情報を読み出し、携帯端末１を統括的に制御するとともに、各処理内容に合わせて機能する機能構成部を含む。この制御部１０２は、各機能構成部として、操作内容判定部１２１と、出力制御部１２２と、放送データ制御部１２３と、音信号処理部１２４と、投稿部１２５とを備える。

　操作内容判定部１２１は、タッチパネル１０１からの出力に基づき、タッチパネル１０１が受け付けた操作内容を判定する。例えば、操作内容判定部１２１は、タッチパネル１０１の検出結果が示すユーザの指の接触位置（あるいは近接位置）および接触時間（あるいは近接時間）から、ユーザの指の動きを判定してもよい。操作内容判定部１２１は、判定したユーザの指の動きと、その操作を受け付けた際にディスプレイ１０４に表示されている画像との位置関係に基づき、判定したユーザの指の動きが示す操作内容を判定してもよい。
　例えば、操作内容判定部１２１は、表示画面のアイコン部分やテキスト部分にユーザの指が接触あるいは近接する操作をタッチパネル１０１が検出した場合、その操作がタッチ操作であると判定してもよい。操作内容判定部１２１は、タッチ操作によりアイコン部分や所定の操作領域が指示されている状態のまま、指が移動する操作をタッチパネル１０１が検出した場合、その操作がスライド操作であると判定してもよい。
　操作内容判定部１２１は、判定結果に基づき、操作内容に応じた表示内容をディスプレイ１０４に表示するよう出力制御部１２２に指示する。

　出力制御部１２２は、操作内容判定部１２１による判定結果が示す操作内容や通信部１０７を介して入力するコマンドに基づき、ディスプレイ１０４に表示を行わせる表示制御や、報知部１０９に音や光を出力させたり報知部１０９を振動させる報知制御を実行する。
　本実施形態において、出力制御部１２２は、コンテンツをディスプレイ１０４に表示させるコンテンツ画面表示処理と、ＷＥＢ上に投稿情報を投稿するための画像をディスプレイ１０４に表示させる投稿画面表示処理を実行する。出力制御部１２２は、ユーザによって指定された設定に応じて、同時表示モードと、単独表示モードとを切り替えることができる。出力制御部１２２は、同時表示モードに設定されると、コンテンツと投稿情報を一画面に並べてディスプレイ１０４に表示させる。出力制御部１２２は、単独表示モードに設定されると、コンテンツおよび投稿情報のうちいずれか一方の情報をディスプレイ１０４にその画面全体に表示させる。具体的に説明すると、同時表示モードおよび単独表示モードのいずれかのモードがユーザによって指定された場合、出力制御部１２２は、指定されたモードに従って、ディスプレイ１０４に表示させる画面を切り替える。
　タッチパネル１０１が録画したコンテンツを出力する操作の入力を受け付けた場合、出力制御部１２２は、記憶部１０３から指定されたコンテンツデータを読み出す。そして、出力制御部１２２は、読み出したコンテンツデータに基づく画像をディスプレイ１０４に表示し、あるいは、コンテンツデータに基づく音をスピーカー１９１から出力させるよう制御する。

　出力制御部１２２は、通信部１０７から入力される投稿状況情報に基づき、報知部１０９による報知手法を決定する。具体的に説明すると、出力制御部１２２は、記憶部１０３を参照して、投稿状況情報に基づき、投稿状況に応じた報知方法を決定する。投稿状況に応じた報知方法は、予め決められていてもよく、携帯端末１のユーザによって設定されてもよい。この投稿状況に応じた報知方法は、記憶部１０３に登録されている。
　出力制御部１２２は、決定した報知方法に従って、報知部１０９やディスプレイ１０４に投稿状況を報知させる。
　例えば、通信部１０７を介して投稿状況情報の入力を受け付けた場合、出力制御部１２２は、スピーカー１９１に決められた音を出力させたり、発光部１９２に決められた色の光を点灯あるいは点滅させたり、あるいは、振動部１９３を決められた振動パターンで振動させてもよい。入力を受け付けた投稿状況情報が、例えば、放送局Ａの放送しているコンテンツの投稿状況が最も盛り上がっていることを示す場合、出力制御部１２２は、放送局Ａの放送しているコンテンツの投稿状況が最も盛り上がっていることをディスプレイ１０４に表示させてもよい。つまり、出力制御部１２２は、投稿状況情報を受信した場合に、報知部１０９に対して報知動作を実行させてもよく、投稿状況に応じた報知動作を報知部１０９に実行させてもよい。
　出力制御部１２２は、携帯端末１の待ち受け状態やコンテンツの再生中あるいはロック状態において、投稿状況情報を受信した場合、投稿状況を報知することができる。
　待ち受け状態は、省電力モードで動作している状態や初期画面を表示している状態を含む。ロック状態は、携帯端末１のタッチパネル１０１に対する操作が制限されている状態を含む。このロック状態では、ロック状態を解除するための操作以外は制限され、誤操作による誤動作が防止される。

　出力制御部１２２は、投稿状況情報を受信した場合、投稿状況が盛り上がっていると判定されたコンテンツの再生の指示を受け付ける操作ボタンをディスプレイ１０４に表示してもよい。投稿状況が盛り上がっていると判定されたコンテンツの再生がタッチパネル１０１を介して指示された場合、出力制御部１２２は、指示されたコンテンツを再生する。出力制御部１２２は、例えば、再生が指示されたコンテンツのコンテンツデータの送信を要求するリクエストコマンドをコンテンツ配信サーバ２に送信してもよい。出力制御部１２２は、コンテンツ配信サーバ２が配信している放送用コンテンツのうち、再生が指定されたコンテンツのコンテンツデータを取得し、再生してもよい。
　出力制御部１２２は、ユーザからコンテンツ再生の操作指示が入力されない場合であっても、投稿状況情報を受信した場合、投稿が最も盛り上がっているコンテンツを自動的に再生してもよい。つまり、出力制御部１２２は、投稿状況が通知条件を満たす場合、投稿状況が通知条件を満たすと判定されたコンテンツを再生してもよい。出力制御部１２２は、携帯端末１が待ち受け状態やスリープ状態あるいはロック状態である場合であっても、投稿状況情報に基づき投稿が最も盛り上がっているコンテンツを自動的に再生してもよい。

　放送データ制御部１２３は、受信したコンテンツデータをリアルタイムで表示することが設定されている場合（リアルタイムモード）、テレビ放送受信部１０６から入力されるデジタル変調されたコンテンツデータに基づき、コンテンツデータをディスプレイ１０４に表示するよう、出力制御部１２２を制御する。受信したコンテンツデータを記憶部１０３に格納してその後表示することが設定されている場合（録画モード）、放送データ制御部１２３は、テレビ放送受信部１０６から入力されるデジタル変調されたコンテンツデータを記憶部１０３に格納する。

　音信号処理部１２４は、出力制御部１２２によって復調された受信ベースバンド信号の入力を受け付けると、その受信ベースバンド信号に基づき、スピーカー１９１に音を出力させる。音信号処理部１２４は、出力制御部１２２によって報知音やメッセージの出力が指示されると、スピーカー１９１に報知音やメッセージを出力させる。

　投稿部１２５は、投稿情報をＷＥＢ上に投稿する。この投稿部１２５は、ディスプレイ１０４に表示される入力欄を介して入力された投稿情報の投稿が指示された場合、入力された投稿情報に投稿者ＩＤ（あるいは端末ＩＤ）を対応付けて通信部１０７に出力する。
　これにより、通信部１０７は、投稿者ＩＤ（あるいは端末ＩＤ）が対応付けられた投稿情報を投稿情報管理サーバ３に送信する。
　投稿部１２５は、投稿情報が投稿された際に、ディスプレイ１０４に表示されているコンテンツに関連するコンテンツ関連情報を生成し、生成したコンテンツ関連情報を含む投稿情報を投稿情報管理サーバ３に送信してもよい。この処理についての詳細な説明は後述する。

　記憶部１０３は、携帯端末１の処理に用いる種々の情報を記憶する。記憶部１０３は、作成中の投稿情報を一時的に記憶する。また、記憶部１０３は、投稿情報管理サーバ３から受信した投稿情報、および、コンテンツ配信サーバ２からダウンロードしたコンテンツデータ等を記憶する。さらに、記憶部１０３は、投稿状況に応じた報知方法を規定する設定情報を記憶する。
　記憶部１０３は、例えば、ＳＤカード、ＩＣカードなど、携帯端末１に対して着脱自在な可搬型メモリ（記録メディア）を含む構成であってもよい。記憶部１０３は、図示しない所定の外部サーバ上に設けられていてもよい。

　ディスプレイ１０４は、制御部１０２の制御に応じた画像を表示する。本実施形態において、ディスプレイ１０４は、タッチパネル１０１とともに一体的に設けられている。ディスプレイ１０４は、タッチパネル１０１が操作を受け付ける際の操作画面を表示する。
　このディスプレイ１０４は、再生されたコンテンツデータの画像や投稿情報を表示する。また、ディスプレイ１０４は、入力された画像データに基づく画像を表示することによって、報知内容をユーザに報知するための出力部として機能する。
　ディスプレイ１０４は、同一の表示デバイス内で複数に区分された表示領域を有してもよく、表示領域毎に独立した表示デバイスから構成されてもよい。

　アンテナ１０５は、テレビ放送用に決められた周波数の電波を受信し、受信した電波のアナログ信号をテレビ放送受信部１０６に出力する。
　テレビ放送受信部１０６は、テレビ機能を構成する。テレビ放送受信部１０６は、アンテナ１０５を介して、携帯端末向けのワンセグ地上波デジタルテレビ放送のコンテンツデータ、および、コンテンツの内容に関連する情報（コンテンツ付属情報）や電子番組表（ＥＰＧ情報）などの番組情報を受信する。このテレビ放送受信部１０６は、テレビ用のアンテナ１０５によって受信したテレビ放送データの中から予め選局されているチャンネルの放送データを抽出するアナログ回路部と、放送データに対してデジタル変調するデジタル回路部とを備える。このデジタル回路部は、例えば、受信した放送データをＯＦＤＭ（直交周波数分割多重）復調したり、多重化されている放送データから映像、音声、データ（文字データ）を分離して復号化したり、圧縮データの解凍などを行ってもよい。

　通信部１０７は、基地局５Ａと交換機５Ｂを介して、無線通信網５およびインターネット６に接続される。この通信部１０７は、例えば、インターネット６を介して、投稿情報管理サーバ３から送信される投稿情報等を受信してもよい。具体的に説明すると、通信部１０７は、コンテンツ配信サーバ２からコンテンツデータを受信する。また、通信部１０７は、投稿情報管理サーバ３との間で投稿情報の送受信を行う。
　タイマー１０８は、現在の日時（日にちと時刻）を計時し、計時した日時情報を出力する。

　報知部１０９は、種々の手段によって、ユーザに報知内容を報知する。この報知部１０９は、上述した通り、例えば、スピーカー１９１と、発光部１９２と、振動部１９３とを備えていてもよい。
　スピーカー１９１は、音信号処理部１２４から入力を受け付けた信号を音信号に変換して出力する。
　発光部１９２は、例えばＬＥＤを備えていてもよく、出力制御部１２２の制御に従い、指定された色で点灯あるいは点滅する。
　振動部１９３は、出力制御部１２２の制御に従い、指定された振動パターンで振動する。

　次に、図４を参照して、タッチパネル１０１のディスプレイ１０４に表示される画面の一例について説明する。図４は、コンテンツと投稿情報を同時に表示する画面の一例を示す図である。この図４に示す画面は、出力制御部１２２が同時表示モードにおいて表示可能な画面である。
　図４に示す通り、携帯端末１は、例えば、ディスプレイ１０４の画面全体を２つの領域に分割して、一方の領域には、コンテンツを表示し、他方の領域には、ＷＥＢ上に投稿された投稿情報を表示する。コンテンツが表示されるエリアをコンテンツ表示領域１０４１と称する。投稿情報が表示されるエリアを投稿情報表示領域１０４２と称する。
　この図４に示す例では、携帯端末１が、コンテンツ配信サーバ２から受信したテレビ番組のコンテンツをコンテンツ表示領域１０４１に表示するとともに、このテレビ番組に関連する投稿情報を投稿情報表示領域１０４２に表示する。本実施形態では、図４に示すディスプレイ１０４の投稿情報表示領域１０４２に、ツイッター（登録商標）が提供するサービス内容を表示する。

　図４に示す通り、投稿情報表示領域１０４２には、複数の投稿情報が並んで表示されている。この投稿情報は、投稿時刻に応じて時系列に並べて表示されている。
　この投稿情報表示領域１０４２には、例えば、コンテンツ表示領域１０４１に表示されているコンテンツの番組名やチャンネル番号や、ＷＥＢ上に投稿されている投稿情報うち注目度が高いキーワード（ホットワード）や、複数の投稿情報の中から関連する投稿情報を検索するための操作ボタンが表示されていてもよい。投稿情報表示領域１０４２には、投稿情報を投稿する際に用いられる操作ボタンや、コンテンツ表示領域１０４１に表示されているコンテンツに関連するハッシュタグが表示されていてもよい。

　次に、図５を参照して、コンテンツ配信サーバ２について説明する。図５は、コンテンツ配信サーバ２の構成の一例を示す図である。
　図５に示す通り、コンテンツ配信サーバ２は、操作部２０１と、通信部２０２と、記憶部２０３と、制御部２０４と、計時部２０５とを備える。
　操作部２０１は、例えば、コンテンツ配信サーバ２の管理者からの操作を受け付け、受け付けた操作を示す操作信号を出力してもよい。
　通信部２０２は、インターネット６と無線通信網５を介して携帯端末１との間で情報の送受信を行う。
　記憶部２０３は、コンテンツデータテーブル２３１において対応づけられた各情報を記憶するとともに、コンテンツデータ記憶領域２３２において配信されるコンテンツデータを記憶する。

　図６を参照して、コンテンツデータテーブル２３１の一例について説明する。
　図６は、コンテンツデータテーブル２３１の一例を示す図である。
　コンテンツデータテーブル２３１は、コンテンツ名と、コンテンツＩＤと、放送時間帯と、放送局と、コンテンツデータファイル名と、コンテンツ付属情報とをそれぞれ対応付けて格納するテーブルである。コンテンツ名は、コンテンツの名前を示す。コンテンツＩＤは、コンテンツの識別番号を示す。放送時間帯は、コンテンツが放送される時間帯を示す。放送局は、コンテンツが放送されるテレビ局を示す。コンテンツデータファイル名は、コンテンツデータのファイル名を示す。コンテンツ付属情報は、コンテンツの属性を示す。
　このコンテンツには、デジタル放送されるテレビ番組の映像と音声、およびラジオや音楽等の配信される音声が含まれる。本実施形態においては、コンテンツがデジタル放送されるテレビ番組の映像と音声である場合を例に、以下説明する。
　コンテンツ名は、例えば、番組名や、放送されるドラマや映画のタイトルであってもよい。
　放送時間帯は、コンテンツが放送あるいは配信される時刻として予め決められている時間帯をいう。
　コンテンツ付属情報は、コンテンツの属性を示す情報やコンテンツに付属している情報の総称である。コンテンツがテレビ番組の映像と音声である場合、コンテンツ付属情報には、例えば、番組名や、放送局名、出演者名、番組のジャンル名、その他、番組内容に関する情報等が含まれていてもよい。このコンテンツ付属情報は、テレビ番組を放送する放送局や製作局等によって予め決められる情報であってもよく、コンテンツ配信サーバ２の管理者によって決定されてもよい。

　図５に戻って、コンテンツ配信サーバ２の各構成についての説明を続ける。
　制御部２０４は、ＣＰＵであって、記憶部２０３に格納されている各種情報を読み出し、コンテンツ配信サーバ２を統括的に制御するとともに、各処理内容に合わせて機能する機能構成部を含む。この制御部２０４は、各機能構成部として、登録部２４１と、配信制御部２４２とを備える。
　登録部２４１は、例えば、各テレビ局や製作局等のコンテンツの配信元から提供されるコンテンツデータを通信部２０２から受信すると、そのデータをコンテンツデータ記憶領域２３２に登録する。この場合、登録部２４１は、このコンテンツデータに関連する情報（コンテンツ名、コンテンツＩＤ、放送時間帯、放送局、コンテンツデータファイル名、およびコンテンツ付属情報等）を対応付けて、各情報をコンテンツデータテーブル２３１に書き込む。
　配信制御部２４２は、例えば、コンテンツデータテーブル２３１を参照して、現在時刻が放送時間帯の開始時点に到達した場合、この放送時間帯に対応するコンテンツデータをコンテンツデータ記憶領域２３２から読み出し、そのデータを通信部２０２を介して送信アンテナ８から放送する。

　次に、図７を参照して、投稿情報管理サーバ３について説明する。図７は、投稿情報管理サーバ３の構成の一例を示す図である。
　図７に示す通り、投稿情報管理サーバ３は、操作部３０１と、通信部３０２と、記憶部３０３と、制御部３０４と、計時部３０５とを備える。
　操作部３０１は、投稿情報管理サーバ３の管理者からの操作を受け付け、受け付けた操作を示す操作信号を出力する。
　通信部３０２は、インターネット６と無線通信網５を介して、携帯端末１および投稿状況通知サーバ４との間で情報の送受信を行う。
　記憶部３０３は、投稿情報テーブル３３１において対応づけられた各情報を記憶する。

　図８は、投稿情報テーブル３３１の一例を示す図である。
　投稿情報テーブル３３１は、投稿者ＩＤと、投稿時間情報と、投稿情報と、この投稿情報に含まれるコンテンツ関連情報とをそれぞれ対応付けて各情報を格納するテーブルである。
　投稿者ＩＤは、各投稿者を識別する情報であって、例えば、携帯端末１に割り当てられた固有の端末ＩＤであってもよい。投稿者ＩＤは、これに限られず、投稿者が登録している投稿ＷＥＢサービス上において登録しているユーザＩＤであってもよい。投稿者ＩＤは、携帯端末１においてログインした各投稿者を特定するためのユーザＩＤであってもよい。
　投稿時間情報は、投稿情報が投稿された時刻または期間を示す情報である。投稿時間情報は、通信部３０２において投稿情報を受信したときに計時部３０５によって計時された時刻であってもよい。投稿時間情報は、携帯端末１や携帯端末７から投稿情報が送信された際に携帯端末１や携帯端末７において計時された時刻であってもよい。
　投稿情報は、投稿者が投稿した投稿内容を示す文字列である。

　コンテンツ関連情報は、投稿情報に含まれる情報である。コンテンツ関連情報は、例えば、コンテンツのテレビ局名や番組名を示す文字列やハッシュタグや、コンテンツの内容や出演者あるいはコンテンツ内容に関連するキーワード等を示す文字列やハッシュタグであってもよい。コンテンツ関連情報は、制御部３０４によって投稿情報から抽出される情報であってもよい。コンテンツ関連情報は、投稿情報に含まれる情報やコンテンツの放送時間帯や配信時間帯等に対応付けて記憶部３０３に登録されている情報であってもよい。このコンテンツ関連情報は、投稿情報に基づき制御部３０４によって取得される情報である。コンテンツ関連情報を取得するための方法については後述する。

　図７に戻って、投稿情報管理サーバ３の各構成についての説明を続ける。
　制御部３０４は、ＣＰＵであって、記憶部３０３に格納されている各種情報を読み出し、投稿情報管理サーバ３を統括的に制御するとともに、各処理内容に合わせて機能する機能構成部を含む。この制御部３０４は、各機能構成部として、登録部３４１と、検索部３４２とを備える。
　登録部３４１は、携帯端末１や携帯端末７から通信部３０２を介して投稿情報を受信した場合、受信した投稿情報と、投稿者ＩＤと、投稿時間情報と、コンテンツ関連情報とをそれぞれ対応付けて、各情報を投稿情報テーブル３３１に書き込む。
　この登録部３４１は、例えば、通信部３０２を介して投稿情報を受信すると、この投稿情報が受信した際に、計時部３０５によって計時された時刻を投稿時間情報として取得する。
　登録部３４１は、投稿情報とともに送信された投稿者ＩＤを取得する。端末ＩＤを受信した場合、登録部３４１は、端末ＩＤを投稿者ＩＤとして取得してもよく、予め端末ＩＤと対応づけられている投稿者ＩＤを記憶部３０３から取得してもよい。

　登録部３４１は、通信部３０２を介して投稿情報を受信すると、投稿情報に含まれるコンテンツ関連情報を取得する。この登録部３４１は、投稿情報に例えばハッシュタグが含まれている場合、このハッシュタグをコンテンツ関連情報として取得してもよい。投稿情報に番組名や放送局名あるいは出演者名や予め決められた関連ワードが含まれている場合、登録部３４１は、これら情報をコンテンツ関連情報として取得してもよい。この関連ワードとは、予め決められているキーワードであって、スポーツ、お笑い、ドラマ、映画等のコンテンツのジャンルを表わす言葉や、野球、サッカー、ゴルフ、バレー、卓球等のスポーツの種類を表わす言葉等が含まれる。投稿情報に、携帯端末１において再生されていたコンテンツのチャンネル番号やコンテンツＩＤが対応付けられている場合、登録部３４１は、この投稿情報に対応付けられている情報をコンテンツ関連情報として取得してもよい。コンテンツ配信サーバ２において登録されているコンテンツデータテーブル２３１に格納されている情報が記憶部３０３に登録されている場合、登録部３４１は、例えば投稿情報の投稿時刻に基づき携帯端末１によって再生されているコンテンツの放送時間帯を示す情報を取得し、この放送時間帯に対応するコンテンツ名、コンテンツＩＤ、放送局、コンテンツ付属情報等を、コンテンツ関連情報として取得してもよい。

　検索部３４２は、携帯端末１から受信した投稿情報の閲覧を要求するリクエストコマンドに基づき、受信したリクエストコマンドに対応する投稿情報を検索する。具体的に説明すると、検索部３４２は、リクエストコマンドに含まれるハッシュタグに基づき、投稿情報テーブル３３１を参照して、このハッシュタグを含むコンテンツ関連情報と対応付けられている投稿情報を検索する。そして、検索部３４２は、この検索結果を携帯端末１に送信する。リクエストコマンドとは、投稿情報の閲覧を要求する操作が携帯端末１に入力された場合、携帯端末１から投稿情報管理サーバ３に対して送信される信号である。

　次に、図９を参照して、投稿状況通知サーバ４について説明する。図９は、投稿状況通知サーバ４の構成の一例を示す図である。
　図９に示す通り、投稿状況通知サーバ４は、操作部４０１と、通信部４０２と、記憶部４０３と、制御部４０４と、計時部４０５とを備える。
　操作部４０１は、投稿状況通知サーバ４の管理者からの操作を受け付け、受け付けた操作を示す操作信号を出力する。
　通信部４０２は、インターネット６と無線通信網５を介して、携帯端末１、携帯端末７および投稿情報管理サーバ３との間で情報の送受信を行う。
　記憶部４０３は、投稿情報テーブル４３１および投稿状況解析結果テーブル４３２において対応付けられた各情報を記憶する。この投稿情報テーブル４３１は、例えば、投稿情報管理サーバ３が備える投稿情報テーブル３３１と同じ情報を記憶するテーブルであってもよいため、ここでの詳細な説明は省略する。

　図１０は、投稿状況解析結果テーブル４３２の一例を示す図である。
　この投稿状況解析結果テーブル４３２は、投稿状況と、コンテンツと、解析時間情報とをそれぞれ対応づけて各情報を格納するテーブルである。
　投稿状況とは、制御部４０４によって解析された解析結果である投稿状況を示す情報である。
　コンテンツとは、この投稿状況が解析されたコンテンツを示す情報である。
　解析時間情報とは、解析に用いられた投稿情報の投稿期間を示す情報である。

　図９に戻って、投稿状況通知サーバ４の各構成についての説明を続ける。
　制御部４０４は、ＣＰＵであって、記憶部４０３に格納されている各種情報を読み出し、投稿状況通知サーバ４を統括的に制御するとともに、各処理内容に合わせて機能する機能構成部を含む。この制御部４０４は、各機能構成部として、投稿情報取得部４４１と、解析部４４２と、報知制御部４４３とを備える。報知制御部は、判定部および指示部の一例である。
　投稿情報取得部４４１は、投稿情報管理サーバ３から投稿情報を取得する。この投稿情報取得部４４１は、投稿情報とともに、この投稿情報と対応付けられている投稿者ＩＤ、投稿時間情報、およびコンテンツ関連情報を投稿情報管理サーバ３から取得してもよい。投稿情報取得部４４１は、投稿情報管理サーバ３から取得した情報をそれぞれ対応付けて各情報を記憶部４０３の投稿情報テーブル４３１に書き込む。
　本実施形態において、投稿情報取得部４４１は、投稿情報管理サーバ３から定期的に投稿情報を取得する。例えば、投稿情報取得部４４１は、予め決められた時間が経過する度に、更新された投稿情報の送信を要求するリクエストコマンドを投稿情報管理サーバ３に送信してもよい。この投稿情報取得部４４１は、例えば、投稿情報管理サーバ３に登録されている投稿情報のうち、直近１０分以内に投稿された全ての投稿情報の送信を要求してもよい。投稿情報取得部４４１は、直近１０分以内に投稿された投稿情報のうち予め決められたコンテンツ関連情報と対応付けられた投稿情報の送信をコンテンツ毎に要求してもよい。投稿情報取得部４４１は、特定の投稿者から投稿された投稿情報の送信を投稿者の属性情報ごとに要求してもよい。

　解析部４４２は、投稿情報取得部４４１が取得した投稿情報に基づき、投稿状況を解析する。この解析部４４２は、例えば、報知制御部４４３によって参照される通知条件に応じた解析を行ってもよい。
　本実施形態において、例えば、通知条件として、以下に説明する第１～３の通知条件が決められており、各通知条件が記憶部４０３に登録されていてもよい。
　第１の通知条件は、コンテンツが盛り上がっていることを示す条件であり、単位時間当たりに投稿された各コンテンツに関連する投稿情報の投稿数が予め決められた閾値以上であることである。
　第２の通知条件は、コンテンツが盛り上がっていることを示す条件であり、単位時間当たりに投稿された各コンテンツに関連する投稿情報の投稿数の変化率が予め決められた閾値以上であることである。
　第３の通知条件は、コンテンツが盛り上がっていることを示す条件であり、各コンテンツの放送開始時刻（あるいは再生開始時点）から現在の時刻（あるいは再生時点）までに投稿されたコンテンツに関連する投稿情報の累積的な投稿数が予め決められた閾値以上であることである。

　報知制御部４４３によって第１の通知条件が参照されることが予め決められている場合、解析部４４２は、単位時間当たりの投稿数をコンテンツごとに算出する。例えば、解析部４４２は、同一のチャンネル番号を示すコンテンツ関連情報と対応付けられた投稿情報のうち、現時点から予め決められた単位時間前（例えば１０分前）までの期間に投稿された投稿情報の数をカウントしてもよい。
　報知制御部４４３によって第２の通知条件が参照されることが予め決められている場合、解析部４４２は、単位時間当たりの投稿数をコンテンツごとに算出し、前回算出された単位時間当たりの投稿数に対する変化率を算出する。例えば、解析部４４２は、以下のような演算を行ってもよい。すなわち、解析部４４２は、同一のチャンネル番号を示すコンテンツ関連情報と対応付けられた投稿情報のうち、現時点（３：００）よりも予め決められた単位時間（例えば１０分）だけ前の時刻（２：５０）から単位時間経過後までの期間に投稿された投稿情報の数をカウントする。そして、解析部４４２は、前回カウントされた投稿数（つまり、２：４０～２：４９の間に投稿された投稿情報の投稿数）と、今回の投稿数（つまり、２：５０～２：５９の間に投稿された投稿情報の投稿数）とに基づき、その変化率を算出する。
　報知制御部４４３によって第３の通知条件が参照されることが予め決められている場合、解析部４４２は、コンテンツの放送開始時刻から投稿されたコンテンツに関連する投稿情報の累積的な投稿数をコンテンツごとに算出する。例えば、解析部４４２は、同一のチャンネル番号を示すコンテンツ関連情報と対応付けられた投稿情報のうち、放送開示時刻（２：００）から現時点（３：００）までに投稿された投稿情報の数をカウントしてもよい。

　報知制御部４４３は、ＷＥＢ上に投稿された投稿情報のうちコンテンツと関連付けられた投稿情報の投稿状況が、予め決められた通知条件を満たすか否かを判定する。投稿状況が通知条件を満たす場合、報知制御部４４３は、投稿状況を携帯端末１の報知部１０９に出力させる。
　本実施形態において、報知制御部４４３は、解析部４４２によって解析された投稿状況に基づき、この投稿状況が通知条件を満たすか否か判定する。
　例えば、第１の通知条件を参照することが予め決められている場合、報知制御部４４３は、解析部４４２によって算出されたコンテンツごとの単位時間当たりの投稿数が予め決められた閾値以上であるか否かを判定してもよい。投稿数が閾値以上であった場合、報知制御部４４３は、投稿状況が第１の通知条件を満たすと判定する。
　第２の通知条件を参照することが予め決められている場合、報知制御部４４３は、解析部４４２によって算出されたコンテンツごとの変化率が予め決められた閾値以上であるか否かを判定する。変化率が閾値以上であった場合、報知制御部４４３は、投稿状況が第２の通知条件を満たすと判定する。
　第３の通知条件を参照することが予め決められている場合、報知制御部４４３は、解析部４４２によって算出されたコンテンツごとの放送開示時刻から累積した投稿数の合計が予め決められた閾値以上であるか否かを判定する。投稿数の合計が閾値以上であった場合、報知制御部４４３は、投稿状況が第３の通知条件を満たすと判定する。

　報知制御部４４３は、通知条件を満たす場合、投稿状況を通知することを指示する投稿状況情報を生成し、通信部４０２を介して携帯端末１に送信する。報知制御部４４３は、投稿状況情報として、投稿状況が盛り上がっていること報知させるコマンドを生成してもよい。報知制御部４４３は、投稿状況情報として、投稿状況が第１～３の通知条件のうち少なくともどれを満たしているか報知させるコマンドを生成してもよい。

　次に、図１１を参照して、本実施形態に係る投稿状況通知システム１における処理フローの一例について説明する。図１１は、本実施形態に係る投稿状況通知方法の一例を示すフローチャートである。
（ステップＳＴ１００１）
　例えば、コンテンツ配信サーバ２の配信制御部２４２は、記憶部２０３のコンテンツデータテーブル２３１を参照して、計時部２０５が計時した現在時刻が、コンテンツの放送時間帯の開始時刻に到達したか否かを判定する。現在時刻が、コンテンツの放送時間帯の開始時刻に到達した場合、あるいは、それよりも予め決められた準備時間だけ以前の時刻に到達した場合、配信制御部２４２は、該当するコンテンツのコンテンツデータを記憶部２０３のコンテンツデータ記憶領域２３２から読み出し、そのデータを通信部２０２に出力する。通信部２０２は、入力を受け付けたコンテンツデータのアナログ信号を送信アンテナ８に送信する。送信アンテナ８は、受信したコンテンツデータのアナログ信号を重畳した電波を発信する。

　例えば、タッチパネル１０１を介して現在放送されているＡ局のコンテンツの再生が指示されると、携帯端末１は、指定されたＡ局のコンテンツのコンテンツデータをコンテンツ配信サーバ２から受信してそのデータを再生してもよい。
　具体的に説明すると、携帯端末１のアンテナ１０５は、送信アンテナ８から発信される電波を受信し、受信した電波のアナログ信号をテレビ放送受信部１０６に出力する。テレビ放送受信部１０６は、受信したアナログ信号をデジタル信号に変換し、コンテンツデータのデジタル信号を放送データ制御部１２３を介して出力制御部１２２に出力する。携帯端末１は、Ａ局のコンテンツデータの電波を受信してもよく、受信した電波の中からＡ局のコンテンツデータを抽出してもよい。
　出力制御部１２２は、入力されたＡ局のコンテンツデータに基づき、コンテンツの画像をディスプレイ１０４に再生させる。出力制御部１２２は、コンテンツに音声が含まれている場合、コンテンツの音声をスピーカー１９１に再生させる。これにより、携帯端末１は、現時点においてＡ局が放送しているコンテンツを再生することができる。
　携帯端末１に同時表示モードが設定されている場合について説明する。この場合、この携帯端末１は、ディスプレイ１０４のコンテンツ表示領域１０４１に、現時点においてＡ局が放送しているコンテンツの画像を表示する。

（ステップＳＴ１００２）
　携帯端末１の出力制御部１２２は、通信部１０７を介して、投稿情報の送信を要求するリクエストコマンドを投稿情報管理サーバ３に送信する。ここで、出力制御部１２２は、ステップＳＴ１００１においてディスプレイ１０４に表示されたコンテンツに関連する投稿情報の送信を要求する。例えば、出力制御部１２２は、ディスプレイ１０４に表示されているコンテンツを識別するためのハッシュタグ（♯Ａ局）を、リクエストコマンドとともに、通信部１０７を介して投稿情報管理サーバ３に送信してもよい。また、通信部１０７は、投稿情報に、携帯端末１に割り当てられた端末ＩＤ（あるいは投稿者ＩＤ）を対応付けて各情報を投稿情報管理サーバ３に送信する。

（ステップＳＴ１００３）
　投稿情報管理サーバ３の通信部３０２は、携帯端末１からリクエストコマンドを受信する。
（ステップＳＴ１００４）
　投稿情報管理サーバ３の制御部３０４の検索部３４２は、リクエストコマンドを受信すると、要求されている投稿情報を記憶部３０３から読み出し、読み出した投稿情報を通信部３０２を介して携帯端末１に送信する。例えば、検索部３４２は、記憶部３０３の投稿情報テーブル３３１を参照して、ハッシュタグ（♯Ａ局）と対応付けられている投稿情報を検索し、読み出してもよい。
　通信部３０２は、検索部３４２の検索により得られた全ての投稿情報を、リクエストコマンドに対応づけられていた端末ＩＤ（あるいは投稿者ＩＤ）が示す携帯端末１に送信する。

　本発明の実施形態はこれに限られない。検索部３４２は、ハッシュタグ（♯Ａ局）に基づき、同一のコンテンツを示すその他のコンテンツ関連情報を検索し、検索によって得られたその他のコンテンツ関連情報と対応付けられた全ての投稿情報を、リクエストコマンドが要求する投稿情報として取得してもよい。例えば、同一のコンテンツを示す情報として、ハッシュタグ（♯Ａ局）と、その他のそのコンテンツを示す情報（♯Ａ、♯サッカー等のハッシュタグや、Ａ局、サッカー、Ａ等のキーワード、Ａ局のチャンネル番号、あるいは、コンテンツＩＤ等）とがそれぞれ対応付けられ、記憶部３０３に事前に登録されていることを想定する。この場合、検索部３４２は、投稿情報テーブル３３１を参照して、♯Ａ局、サッカー、♯サッカーのうち少なくとも１つを含むコンテンツ関連情報とそれぞれ対応付けられた全ての投稿情報を取得することができる。

（ステップＳＴ１００５）
　携帯端末１の制御部１０２の出力制御部１２２は、通信部１０７を介して投稿情報を投稿情報管理サーバ３から受信する。
（ステップＳＴ１００６）
　出力制御部１２２は、投稿情報管理サーバ３から受信した投稿情報を、ディスプレイ１０４の投稿情報表示領域１０４２に表示させる。
　これにより、図４に示したように、コンテンツと投稿情報とが同時にディスプレイ１０４に表示される。
　携帯端末１は、図２に示したとおり、定期的にリクエストコマンドを送信して、投稿情報を投稿情報管理サーバ３から取得し、その投稿情報をディスプレイ１０４の投稿情報表示領域１０４２に表示する。

（ステップＳＴ１００７）
　携帯端末１は、タッチパネル１０１の検出結果に基づき、ディスプレイ１０４の投稿情報表示領域１０４２を介して入力された投稿情報の投稿の指示を受け付け可能な状態である。
（ステップＳＴ１００８）
　投稿情報の投稿が指示された場合、携帯端末１の制御部１０２の投稿部１２５は、入力された投稿情報に、端末ＩＤあるいは投稿者ＩＤを対応付けた情報を、通信部１０７を介して投稿情報管理サーバ３に送信する。この場合、投稿部１２５は、例えば、ディスプレイ１０４のコンテンツ表示領域１０４１に表示されているコンテンツを示すコンテンツ関連情報を含む投稿情報を、投稿情報管理サーバ３に送信してもよい。本実施形態において、投稿部１２５は、ハッシュタグ（♯Ａ局）を含む投稿情報を、投稿情報管理サーバ３に送信する。

（ステップＳＴ１００９）
　投稿情報管理サーバ３の制御部３０４の登録部３４１は、通信部３０２を介して、携帯端末１から投稿情報を受信する。
（ステップＳＴ１０１０）
　登録部３４１は、携帯端末１から受信した情報に基づき、投稿情報に対応付けられている端末ＩＤ（あるいは投稿者ＩＤ）およびコンテンツ関連情報をそれぞれ関連付けて、記憶部３０３の投稿情報テーブル３３１に書き込む。本実施形態において、この登録部３４１は、投稿情報から、コンテンツ関連情報として、ハッシュタグ（♯Ａ局）を取得し、このハッシュタグ（♯Ａ局）と投稿情報とを対応付けて投稿情報テーブル３３１に書き込む。
　また、登録部３４１は、投稿情報に投稿時間情報を対応付けて投稿情報テーブル３３１に書き込む。登録部３４１は、投稿情報が投稿された投稿時刻が携帯端末１によって計時され、付与されている場合、この投稿時刻を投稿時間情報として、投稿情報に対応づけて投稿情報テーブル３３１に書き込む。一方、投稿時刻が投稿情報に付与されていない場合、登録部３４１は、投稿情報を受信した投稿時刻を投稿時間情報として、投稿情報に対応づけて投稿情報テーブル３３１に書き込む。

（ステップＳＴ１０１１）
　投稿状況通知サーバ４は、投稿情報管理サーバ３から定期的に投稿情報を取得する。例えば、投稿状況通知サーバ４の投稿情報取得部４４１は、予め決められた時間が経過する度に、通信部４０２を介して、更新された投稿情報の送信を要求するリクエストコマンドを投稿情報管理サーバ３に送信してもよい。
（ステップＳＴ１００３）
　投稿情報管理サーバ３の制御部３０４の検索部３４２は、通信部３０２を介してリクエストコマンドを受信する。
（ステップＳＴ１００４）
　検索部３４２は、リクエストコマンドを受信すると、要求されている投稿情報を記憶部３０３から読み出し、投稿情報を通信部３０２を介して投稿状況通知サーバ４に送信する。
（ステップＳＴ１０１２）
　投稿状況通知サーバ４の制御部４０４の投稿情報取得部４４１は、通信部４０２を介して投稿情報を投稿情報管理サーバ３から受信する。

（ステップＳＴ１０１３）
　投稿状況通知サーバ４の制御部４０４の解析部４４２は、投稿情報取得部４４１が取得した投稿情報に基づき、投稿状況を解析する。解析部４４２は、例えば、現在放送されているコンテンツ毎に、投稿状況を解析してもよい。
（ステップＳＴ１０１４）
　投稿状況通知サーバ４の制御部４０４の報知制御部４４３は、解析部４４２によって解析された投稿状況に基づき、投稿状況が通知条件を満たすか否か判定する。報知制御部４４３は、例えば、現在放送されているコンテンツ毎に、投稿状況が通知条件を満たしているか否かを判定してもよい。
（ステップＳＴ１０１５）
　報知制御部４４３は、投稿状況が通知条件を満たすコンテンツがある場合、このコンテンツの投稿状況を通知することを指示する投稿状況情報を生成し、その投稿状況情報を通信部４０２を介して携帯端末１に送信する。具体例として、報知制御部４４３がＢ局のコンテンツが第１の通知条件を満たしている判定した場合について説明する。この場合、報知制御部４４３は、Ｂ局が現在放送しているコンテンツに対する投稿状況が第１の通知条件を満たしている状況であることを示す投稿状況情報を生成する。そして、通信部４０２が、報知制御部４４３によって生成された投稿状況情報を携帯端末１に送信する。

（ステップＳＴ１０１６）
　携帯端末１の通信部１０７は、投稿状況通知サーバ４から投稿状況情報を受信し、その投稿状況情報を制御部１０２の出力制御部１２２に出力する。
（ステップＳＴ１０１７）
　出力制御部１２２は、入力をされた投稿状況情報に基づき、報知部１０９による報知手法を判定する。出力制御部１２２は、投稿状況に応じた報知手法に従い、スピーカー１９１に決められた音を出力させたり、発光部１９２に決められた色の光を点灯あるいは点滅させたり、あるいは、振動部１９３を決められた振動パターンで振動させる。

　投稿状況の報知方法として、さまざまな方法が適用可能である。携帯端末１は、投稿状況情報に基づき、少なくとも、報知すべき投稿状況にあるコンテンツがあること、つまり、投稿が盛り上がっているコンテンツがあることを報知すればよい。携帯端末１は、投稿が盛り上がっているコンテンツを特定し、投稿状況がどのように盛り上がっているのかを示すために、この投稿の盛り上がりの程度を報知してもよい。

　具体例として、現在放送中の番組内に、携帯端末１が現在再生中の番組以外（いわゆる裏番組）に盛り上がっている番組がある場合について説明する。この場合、携帯端末１は、投稿状況情報に基づき、盛り上がっている裏番組があることを報知する。携帯端末１は、例えば、アラーム音を鳴らしたり、光を点灯あるいは点滅させたり、振動させたりしてもよい。また、携帯端末１は、盛り上がっている番組名やチャンネル番号をディスプレイ１０４に表示させてもよい。
　ディスプレイ１０４に表示されている裏番組にチャンネルを変更したい場合、ユーザは、ディスプレイ１０４に表示されている番組名やチャンネル番号の表示部分に指を接触あるいは近接させる。タッチパネル１０１はタッチ操作を検出し、制御部１０２は、タッチ操作により指定された裏番組へのチャンネルへ変更する操作を受け付ける。携帯端末１は、指定された番組のコンテンツデータをコンテンツ配信サーバ２から受信して、そのデータをディスプレイ１０４のコンテンツ表示領域１０４１に表示させる。
　これにより、携帯端末１は、投稿状況が盛り上がっているコンテンツをユーザに簡易的に報知することができるとともに、ユーザの指示に基づき、盛り上がっているコンテンツを再生することができる。
　携帯端末１が盛り上がっている番組名やチャンネル番号をディスプレイ１０４に表示させている間、ユーザは、いつでも任意のタイミングで、チャンネルを変更することができる。

　携帯端末１は、投稿状況情報を受信した場合、自動的に、投稿が盛り上がっているコンテンツを再生してもよい。これにより、ユーザは、投稿が盛り上がっているコンテンツを即時に視聴および閲覧することができる。
　具体例として、投稿が最も盛り上がっているコンテンツとは別のコンテンツがディスプレイ１０４で既に再生されている場合について説明する。この場合、携帯端末１の出力制御部１２２は、投稿状況情報に基づき、投稿が最も盛り上がっているコンテンツのコンテンツデータをコンテンツ配信サーバ２から受信し、ディスプレイ１０４に表示されているコンテンツを、投稿が最も盛り上がっているコンテンツに切り替える。
　ディスプレイ１０４に投稿情報だけが表示されている場合、携帯端末１の出力制御部１２２は、ディスプレイ１０４の表示モードを、単独表示モードから同時表示モードに切り替える。そして、携帯端末１の出力制御部１２２は、投稿状況情報に基づき、投稿が最も盛り上がっているコンテンツのコンテンツデータをコンテンツ配信サーバ２から受信し、そのデータをディスプレイ１０４のコンテンツ表示領域１０４１に表示させる。

　携帯端末１は、待ち受け状態やロック状態において、投稿状況に応じたコンテンツの再生指示を受け付けてもよい。携帯端末１は、待ち受け状態やロック状態において、コンテンツの再生指示を受け付けることなく自動的にコンテツを再生してもよい。
　図１２Ａおよび１２Ｂは、携帯端末１が待ち受け状態やロック状態において、投稿状況に応じたコンテンツを自動的に再生する一例について説明するための説明図である。
　図１２Ａは、携帯端末１の待ち受け状態において自動的に投稿状況に応じたコンテンツを再生する一例を示す。図１２Ａに示す通り、携帯端末１は、待ち受け状態において、ディスプレイ１０４の一部にコンテンツを表示してもよい。携帯端末１は、図示しないが、ディスプレイ１０４の全面に、コンテンツを表示してもよい。
　図１２Ｂは、携帯端末１のロック状態において自動的に投稿状況に応じたコンテンツを再生する一例を示す。図１２Ｂに示す通り、携帯端末１は、ロック状態において、ディスプレイ１０４の一部にコンテンツを表示してもよい。この場合、携帯端末１は、ロック状態を解除するための解除操作を受け付ける操作ボタン１０４３をディスプレイ１０４に表示させる。
　これによりユーザに対し、即座にコンテンツを視聴する機会を提供することが可能となり、コンテンツの中でも最も注視される、重要性が高いとみなされる特定期間の視聴情報のコンテンツを視聴する機会を提供することが可能となる。逆に言えば、特定期間における視聴を行う機会を消失させることなく、視聴状態にさせることが可能となる。

　本発明の実施形態は上記の構成に限られない。携帯端末１に対する操作入力が制限されているロック状態において、投稿状況をディスプレイ１０４や報知部１０９から出力させた場合において、携帯端末１の制御部１０２の操作内容判定部１２１は、少なくとも、投稿状況のコンテンツの再生を指示する操作の制限を解除してもよい。
　この構成により、携帯端末１は、操作入力が制限されているロック状態であっても、投稿状況をディスプレイ１０４や報知部１０９から報知した場合、投稿状況のコンテンツの再生を指示する操作を受け付けることができる。よって、ユーザは、携帯端末１のロック状態を解除する操作をせずとも、報知されたコンテンツの再生を指示する操作を入力することによって、コンテンツを視聴および閲覧することができる。
　また、コンテンツを再生している状態で、携帯端末１はロック状態を維持している。このため、コンテンツ再生中において、誤操作入力による誤動作を防止することができる。

　本発明の実施形態は上記の構成に限られない。携帯端末１に対する操作入力が制限されているロック状態において、投稿状況をディスプレイ１０４や報知部１０９から出力させた場合において、携帯端末１の制御部１０２の操作内容判定部１２１を以下のように構成してもよい。すなわち、操作内容判定部１２１が、少なくとも、投稿状況のコンテンツの再生を指示する操作の制限を解除した場合に、ロック解除とコンテンツの再生の指示を同時に受け付けてもよい。言い換えると、携帯端末１は、ロック状態において投稿状況を報知した後、コンテンツの再生指示を受け付けた場合、指示されたコンテンツを再生するとともに、ロック状態を解除する。このように、コンテンツ再生指示の操作とロック状態の解除指示の操作とを、同一の操作とすることによって、操作性がよくなる。
　操作内容判定部１２１が上記ように構成されていない場合、ロック状態を解除した後でコンテンツの再生を指示するという操作をしなければならない。このため、ロック状態からすぐにコンテンツの再生状態に移行することができない。このため、操作性が悪く、コンテンツの再生タイミングがずれる。その結果、一時的なコンテンツの見逃しが生じるおそれがある。

　投稿情報の表示報知において、携帯端末１は、ロック状態において、放送用コンテンツのテキスト情報を主とするコンテンツ関連情報を表示することができる。このコンテンツ関連情報とは、例えば、最も盛り上がっていると判定されたコンテンツに対して投稿された投稿情報に対応するコンテンツ関連であってもよい。この場合、タッチパネル１０１上の定められた所定領域中に表示されたコンテンツ関連情報に対して、指または入力用デバイスにより接触指示が行われると、携帯端末１は、ロック状態を解除すると共に、そのコンテンツ関連情報に含まれる識別情報に基づいて対象コンテンツの自動表示をしてもよい。これにより、テキスト情報等を視認したユーザが、関連するコンテンツを再生させ、視聴するまでのプロセスの簡略化を図ることが可能となる。

　別の構成として、ロック状態の携帯端末１のディスプレイ１０４に表示されるロック解除用画面に、放送中のコンテンツを、所定の領域上に映像、または静止画像として表示させることも可能である。これにより、たとえ、携帯端末１を机上に静置している状態であっても、必要に応じて自動的にコンテンツを視聴可能な状態となる。このため、ユーザにとって、コンテンツにおいて注目度の高いシーンに対する見逃しの生じないコンテンツサービス利用が可能となる。
　表示報知を行う場合には、即座に投稿情報を作成できるように、表示報知に対するなんらかの操作があれば、その操作により、端末に対するロック解除を行うことなくロック解除状態に移行し、投稿情報を作成する機会を発生させてもよい。

　携帯端末１が、投稿状況に応じて、盛り上がっているコンテンツを自動的に再生する場合について説明する。この場合、携帯端末１は、投稿状況情報を受信した後迅速に再生を開始してもよい。携帯端末１は、投稿状況情報を受信してから一定期間経過後に再生を開始してもよい。
　別法として、携帯端末１は、投稿状況情報の受信後にユーザから再生が指示されたタイミングで、盛り上がっているコンテンツを再生してもよい。携帯端末１は、盛り上がっているコンテンツを録画（録音）しておき、ユーザによって再生が指示されたタイミングで、録画（録音）したコンテンツを再生してもよい。これにより、ユーザは、他の所用をしている状態にあるなど、コンテンツ視聴に注力することが困難な状況にある場合に、再生を開始するタイミングをずらすことができる。ユーザが電車や公共施設内にいる場合、コンテンツが突然再生されると困る場合もある。このような場合、ユーザが再生タイミングを決定することができる。

　そのため、コンテンツの再生処理は、コンテンツ再生用機能を起動させ、コンテンツ配信サーバ２から取得したコンテンツデータの再生を行うリアルタイム視聴を行う処理のみに限らない。ユーザが随時視聴を望む場合（すなわち、ユーザがその場での再生を避けたい場合）、以下のようにコンテンツの再生処理を行ってもよい。すなわち、ユーザが随時視聴を選択した場合、携帯端末１の制御部１０２は、コンテンツ配信サーバ２、あるいは携帯端末１の記憶部１０３に対して放送用コンテンツを蓄積するように指示する。その後、随時、その蓄積したコンテンツデータが再生できる。ユーザは、このような、リアルタイム視聴と、随時視聴との２つの視聴形態のいずれかを任意に選択できる。

　リアルタイム視聴の場合、ユーザによりコンテンツ再生用機能が起動された際に、携帯端末１の制御部１０２は、取得した投稿状況情報に基づき、例えば最も盛り上がっているコンテンツを再生するコンテンツとして決定してもよい。携帯端末１が自動的に音声を出力することが許可されている設定の状態にあれば、制御部１０２は、投稿状況を報知する手法として、盛り上がっているコンテンツの音声のみをスピーカー１９１に出力させてもよい。
　これより、ユーザは盛り上がっているコンテンツの内容を、音声によりより明確に知覚することができる。また、携帯端末１の制御部１０２は、コンテンツの音声のみをスピーカー１９１に出力させるとともに、そのコンテンツの画像の再生を開始するか否かを指定するための操作画面をディスプレイ１０４に表示させる。携帯端末１の制御部１０２は、タッチパネル１０１を介してコンテンツの画像の再生の指示を受け付けた場合、指定されたコンテンツの画像をディスプレイ１０４に表示させる。

　随時視聴の場合、携帯端末１は、取得した投稿状況に基づき、例えば最も盛り上がっているコンテンツの録画を指示するコマンドを、コンテンツ配信サーバ２に送信してもよい。コンテンツ配信サーバ２は、受信したコマンドに基づき、放送中のコンテンツのうち録画が指示されたコンテンツを記録する。コンテンツ配信サーバ２は、記録されたコンテンツを、携帯端末１に配信する。
　これにより、携帯端末１は、コンテンツ配信に関するタイムテーブルに規定された時間帯に限定されずに、所望の時間帯で配信済みのコンテンツを視聴することが可能となる。言い換えると、携帯端末１は、放送用コンテンツであっても、投稿状況に応じて自動的に録画されたコンテンツを再生することができる。
　投稿状況に応じて自動的に記録される対象コンテンツの保存先はコンテンツ配信サーバ２に限られない。対象コンテンツの保存先は、その他のサーバであってもよく、携帯端末１内部であってもよい。
　コンテンツ配信サーバ２等の記録容量は、携帯端末１内のメモリ容量よりも大きい。このため、コンテンツをコンテンツ配信サーバ２等に記録する場合、記録容量の制限が少ないという利点がある。
　コンテンツを携帯端末１内のメモリに記録する場合、通信環境が悪化しても随時、再生用コンテンツを再生できるという利点がある。

　携帯端末１は、待ち受け状態やロック状態において、投稿状況を表示してもよい。図１３Ａおよび１３Ｂは、携帯端末１が待ち受け状態やロック状態において、投稿状況を表示する一例について説明するための説明図である。
　図１３Ａは、携帯端末１の待ち受け状態において投稿状況を表示する一例を示す。図１３Ａに示す通り、携帯端末１は、待ち受け状態において、ディスプレイ１０４の一部に、現在放送されている放送用コンテンツごとの投稿状況を表示してもよい。携帯端末１は、図示しないが、ディスプレイ１０４の全面に、投稿状況を表示してもよい。携帯端末１は、ロック状態において、ディスプレイ１０４の一部または全体に投稿状況を表示してもよい。

　上述の通り、携帯端末１は、設定された報知方法に従って、投稿状況を報知することができる。報知方法の実現については、ユーザが設定した設定値を携帯端末１に登録しておき、携帯端末１が、この設定値に従って報知を実行してもよい。

　例えば、報知方法については、携帯端末１の待ち受け状態や配信中のコンテンツを再生中に、ディスプレイ１０４の所定表示領域内に、現在放送されているコンテンツの全てについてコンテンツごとに、投稿状況通知サーバ４よって解析された投稿状況を表示してもよい。この表示例を、図１３Ａに示す。図１３Ａは、放送中のコンテンツごとに投稿状況を表示する一例を示す図である。
　例えば、図１３Ａに示す通り、チャンネルＣＨ１～ＣＨ８のコンテンツが現在放送されている場合、各チャンネルのコンテンツの投稿状況を、投稿情報の投稿数を示すマーク（バー）で表示してもよい。具体的に説明すると、携帯端末１は、投稿状況情報として、投稿状況通知サーバ４から各コンテンツに対応する投稿情報の投稿数を示す情報を受信する。携帯端末１は、投稿状況情報に基づき、例えば、ＣＨ１に関しては投稿数１００件を示すマーク（長方形の枠）を表示する。携帯端末１は、ＣＨ５に関しては投稿数２０件を示すマーク（下線）を表示する。携帯端末１は、ＣＨ８に関しては投稿数２０件を示すマーク（下線）を表示する。携帯端末１は、ＣＨ２～４、６、７に関しては、投稿数０件を示すマーク（無印）を表示する。

　図１３Ａは、携帯端末１が待ち受け状態である場合に、各コンテンツの投稿状況を表示する一例を示す。
　図１３Ｂは、携帯端末１がコンテンツと投稿情報とを同時に表示している同時表示モードである場合に、各コンテンツの投稿状況を投稿情報表示領域１０４２に表示する一例を示す。図１３Ｂに示す画像がディスプレイ１０４に表示されている場合、携帯端末１は、投稿情報表示領域１０４２に表示されているチャンネル番号を指示するタッチ操作を受け付ける。携帯端末１は、チャンネル番号を指示するタッチ操作を検出した場合、指示されたチャンネル番号のコンテンツをコンテンツ表示領域１０４１に表示する。投稿情報表示領域１０４２に表示されている投稿状況の表示を指示するタッチ操作を検出した場合、携帯端末１は、指示されたコンテンツの投稿情報を投稿情報表示領域１０４２に表示する。
　携帯端末１は、各放送用コンテンツに関連する投稿情報として、出現頻度が高いコンテンツ関連情報を取得して、その情報を投稿情報表示領域１０４２に表示してもよい。これにより、放送用コンテンツ毎にどのような投稿情報が投稿されているのか簡単にユーザに通知することができる。

　携帯端末１は、各チャンネルのコンテンツの投稿状況の表示として、図１３Ａに示すような投稿情報の投稿数を示すマーク（バー）を、投稿情報表示領域１０４２に表示してもよい。
　携帯端末１は、各チャンネルのコンテンツの投稿状況をの評価を星の数で示してもよい。具体的に説明すると、携帯端末１は、通知条件を満たしていない場合は評価として０個の星をディスプレイ１０４に表示してもよい。携帯端末１は、通知条件を満たしている場合は評価として１個の星をディスプレイ１０４に表示してもよい。携帯端末１は、第１～３の通知条件のうち、１つの通知条件を満たす場合は１個の星をディスプレイ１０４に表示してもよい。携帯端末１は、第１～３の通知条件のうち、２つの通知条件を満たす場合は２個の星をディスプレイ１０４に表示してもよい。携帯端末１は、第１～３の通知条件すべてを満たす場合は３個の星をディスプレイ１０４に表示してもよい。
　このように、携帯端末１は、配信中のコンテンツの再生中や、特に何らかの機能を利用する機会のない状態においても、特定のコンテンツの投稿状況を報知する。その結果、特定のコンテンツの再生を開始するきっかけをユーザに提供することができる。

　携帯端末１のスピーカー１９１は、投稿状況を音声で再生してもよい。携帯端末１の発光部１９２は、投稿状況を表わす光で点灯あるいは点滅してもよい。
　これにより、携帯端末１が操作されていない状態、例えば、待ち受け状態やロック状態であっても、スピーカー１９１による音声の報知や、発光部１９２による報知により、特定のコンテンツの再生を開始するきっかけをユーザに提供することができる。

　携帯端末１の電源がＯＦＦ状態であっても、携帯端末１は、投稿状況通知サーバ４から投稿状況情報を受信した場合、報知部から投稿状況を報知することができる。具体的に説明すると、携帯端末１の制御部１０２は、電源がＯＦＦ状態、つまり、ロック状態であっても、投稿状況通知サーバ４から投稿状況情報を受信することができる。携帯端末１は、投稿状況通知サーバ４から投稿状況情報を受信した場合、電源がＯＦＦの状態であっても、投稿状況を表示する。このとき、携帯端末１は、投稿状況を表示するとともに、携帯端末１の電源をＯＮの状態にしてもよい。これにより、携帯端末１が使用されていない状態であっても、ユーザに投稿状況を通知し、コンテンツの閲覧や録画を喚起させることができる。

　このように、携帯端末１は、投稿状況が盛り上がっていると判定された場合、画像、音、光、振動等により投稿状況をユーザに報知することができる。この携帯端末１は、投稿状況情報に基づき、例えば、Ａ局の番組を再生中にＢ局の番組に対する投稿状況が盛り上がっていることをユーザに報知することができる。この報知により、ユーザは、Ｂ局の番組を視聴および閲覧することができるため、盛り上がっているＢ局の番組の視聴閲覧の機会を確保することができる。その結果、盛り上がっている裏番組の見逃しを防止することができる。

　従来のシステムの場合、放送中のコンテンツに対する投稿が盛り上がっていたとしても、ユーザは、投稿状況を閲覧しなければ、投稿が盛り上がっているコンテンツを探し出すことはできなかった。また、放送中のコンテンツであれば、投稿が盛り上がっているコンテンツを探すことと、コンテンツの閲覧をユーザが並行して行うとすれば、ユーザの監視負荷が増大するという問題があった。さらに、投稿が盛り上がっているコンテンツをユーザが探し出すことができなかった場合、このコンテンツを見逃してしまうおそれがあった。
　これに対して、本発明の実施形態に係る投稿状況通知システム１００は、投稿状況が通知条件を満たす場合に投稿状況を携帯端末１から報知させることによって、これら問題を解決することができる。

　本実施形態によれば、投稿情報をディスプレイ１０４に表示していない状態であっても、携帯端末１は、盛り上がっているコンテンツの投稿状況をユーザに報知することができる。これにより、ユーザは、投稿情報を閲覧していない状態であっても、どのようなコンテンツが投稿情報を投稿する人達の間で注目されている状態にあるのか、それらコンテンツを視聴（閲覧）した人がコンテンツに対してどのような投稿をどの程度しているのかなどを認識あるいは認識する契機を得ることができる。

　本実施形態によれば、携帯端末１は、複数の通知条件に基づき判定された投稿状況を報知することができる。これにより、携帯端末１は、現時点において最も注目されている（盛り上がっている）コンテンツや、急激に注目度が高まっている（盛り上がっている）コンテンツ等、注目のされ方や盛り上がり方が異なる視点で解析された投稿状況をユーザに報知することができる。

　本実施形態によれば、携帯端末１は、投稿状況が通知条件を満たすことが投稿状況通知サーバ４によって判定された場合、投稿状況が通知条件を満たすと判定されたコンテンツを再生し、ディスプレイ１０４にコンテンツの画像を表示し、スピーカー１９１からコンテンツの音声を出力することができる。これにより、ユーザは、投稿状況が盛り上がっているコンテンツの視聴（閲覧）の機会を確保することができ、見逃しを防止することができる。従って、携帯端末１は、おすすめのコンテンツとその再生タイミングをユーザに提供することができる。

　本実施形態によれば、携帯端末１は、操作入力が制限されている状態（ロック状態）において、投稿状況を報知部１０９から報知された場合、投稿状況のコンテンツの再生を指示する操作の制限を解除することができる。よって、ユーザは、携帯端末１のロック状態を解除する操作をせずとも、報知されたコンテンツの再生を指示する操作を入力することによって、コンテンツを視聴（閲覧）することができる。なお、コンテンツを再生している状態で、携帯端末１はロック状態を維持しているため、コンテンツ再生中において、誤操作入力による誤動作を防止することができる。

　次に、図１４を参照して、本実施形態に係る投稿状況通知システム１００の構成概要について説明する。図１４は、本実施形態に係る投稿状況通知システム１００の構成概要の一例を示す図である。
　図１４に示す通り、投稿状況通知システム１００は、投稿状況通知サーバ４と、携帯端末１とを備える。投稿状況通知サーバ４は、解析部４４２と報知制御部４４３を備える。携帯端末１は、報知部１０９（ディスプレイ１０４を含む）を備える。このように、投稿状況通知サーバ４が解析部４４２と報知制御部４４３を備えるによって、例えば、現在放送されているコンテンツの投稿状況を一括して解析し、解析結果を複数の端末に配信することができる。よって、解析処理の効率化を図ることができる。

［第２実施形態］
　本発明の実施形態に係る投稿状況通知システムは、上述の第１実施形態に係る投稿状況通知システム１００に限られず、図１５に示すような投稿状況通知システム２００であってもよい。
　図１５を参照して、本発明の第２の実施形態に係る投稿状況通知システム２００の構成概要について説明する。図１５は、第２実施形態に係る投稿状況通知システム２００の構成概要の一例を示す図である。図１５に示す投稿状況通知システム２００において、図１４に示す投稿状況通知システム１００と同様の構成については、同一の符号を付して、詳細な説明は省略する。
　図１５に示す通り、第２実施形態に係る投稿状況通知システム２００において、携帯端末１が、解析部４４２、報知制御部４４３、および報知部１０９（ディスプレイ１０４を含む）を備えてもよい。このように、携帯端末１が解析部４４２と報知制御部４４３を備えることによって、投稿状況通知サーバ４を設ける必要がなくなる。また、携帯端末１において投稿状況を解析することができるため、リアルタイムに近い速さで投稿状況をユーザに報知させることができる。

［第３実施形態］
　以下、図面を参照して本発明の第３実施形態について説明する。図１６は、本発明の第３実施形態に係る投稿状況通知サーバ４＿３の概要を示す図である。図１６に示す投稿状況通知サーバ４＿３において、第１実施形態に係る投稿状況通知サーバ４と同様の構成については、同一の符号を付して、詳細な説明は省略する。

　次に、図１６を参照して、投稿状況通知サーバ４＿３について説明する。図１６は、投稿状況通知サーバ４＿３の構成の一例を示す図である。
　図１６に示す通り、投稿状況通知サーバ４＿３は、操作部４０１と、通信部４０２と、記憶部４０３＿３と、制御部４０４＿３と、計時部４０５とを備える。投稿状況通知サーバ４＿３が備える各構成部の機能のうち少なくとも一部を携帯端末１が備えていてもよい。例えば、投稿状況通知サーバ４＿３の制御部４０４＿３の機能を携帯端末１が備えていてもよい。

　記憶部４０３＿３は、投稿情報テーブル４３１と、投稿状況解析結果テーブル４３２と、コンテンツデータテーブル４３３と、コンテンツ関連ハッシュタグテーブル４３４と、投稿ハッシュタグテーブル４３５とを備える。
　コンテンツデータテーブル４３３の構成は、図６に示したコンテンツデータテーブル２３１と同様であるため、詳細な説明は省略する。

　図１７は、コンテンツ関連ハッシュタグテーブル４３４の一例を示す図である。
　コンテンツ関連ハッシュタグテーブル４３４は、コンテンツキーワード情報と、登録ハッシュタグを示す情報と、関連ワードを示す情報とをそれぞれ対応づけて各情報を格納するテーブルである。
　コンテンツキーワード情報は、コンテンツデータテーブル４３３に格納されているコンテンツ付属情報に含まれる情報である。コンテンツ付属情報が複数のコンテンツキーワード情報を含んでいる場合、複数のコンテンツキーワード情報各々がコンテンツ関連ハッシュタグテーブル４３４の各行の欄に格納される。つまり、コンテンツ関連ハッシュタグテーブル４３４の各行の欄には、コンテンツキーワード情報が１つずつ格納されている。
　登録ハッシュタグは、対応するコンテンツキーワード情報をハッシュタグで示した情報である。
　関連ワードは、コンテンツキーワード情報に関連するキーワードである。この関連ワードは、コンテンツキーワード情報に興味や関心を有するユーザが投稿情報に書き込みそうな用語である。

　図１８は、投稿ハッシュタグテーブル４３５の一例を示す図である。
　投稿ハッシュタグテーブル４３５は、投稿ハッシュタグを示す情報と、投稿数を示す情報をそれぞれ対応づけて格納するテーブルである。この投稿ハッシュタグテーブル４３５は、投稿情報の投稿時間帯ごとに集計されたハッシュタグとその投稿数を格納するテーブルである。この投稿ハッシュタグは、所定の時間帯において投稿された投稿情報に含まれていたハッシュタグである。図１８は、投稿時間帯（放送時間帯）が、２０１２年８月８日の１９時００分～２０時００分における投稿ハッシュタグとその投稿数を示している。

　図１６に示すように、制御部４０４＿３は、投稿情報取得部４４１と、解析部４４２と、報知制御部４４３と、登録部４４４と、集計部４４５と、決定部４４６と、検索部４４７とを備える。

　登録部４４４は、投稿情報管理サーバ３から受信した投稿情報テーブル３３１の行それぞれに対応付けられている情報を受信し、受信した情報を記憶部４０３＿３の投稿情報テーブル４３１に登録する。

　集計部４４５は、予め決められたタイミングごとに、投稿情報テーブル４３１に格納されている投稿情報を集計し、投稿情報に含まれるハッシュタグごとの投稿数を算出する。
　この集計部４４５は、集計結果を得た場合、投稿情報から取得された投稿ハッシュタグとその投稿数とをそれぞれ対応づけて投稿ハッシュタグテーブル４３５に書き込む。

　決定部４４６は、携帯端末１から受信したハッシュタグリクエスト信号に基づき、受信したハッシュタグリクエスト信号に対応するハッシュタグを決定する。つまり、決定部４４６は、ハッシュタグリクエスト信号に基づき、携帯端末１のディスプレイ１０４に表示させるハッシュタグを決定する。本実施形態において、決定部４４６は、ハッシュタグの決定方法として、以下の２つの方法のいずれか一方、あるいは、両方を組み合わせた方法を実行する。どのような決定方法を実行するのかは、予め設定されている。
　第１の決定方法は、決定部４４６が、コンテンツ関連ハッシュタグテーブル４３４に登録されている登録ハッシュタグを、受信したハッシュタグリクエスト信号に対応するハッシュタグとして決定する決定方法である。第１の決定方法を、以下、登録ハッシュタグ決定方法という。
　第２の決定方法は、決定部４４６が、投稿情報テーブル４３１に登録されている投稿ハッシュタグを、受信したハッシュタグリクエスト信号に対応するハッシュタグとして決定する決定方法である。第２の決定方法を、以下、投稿ハッシュタグ決定方法という。

　登録ハッシュタグ決定方法の一例について説明する。
　決定部４４６は、ハッシュタグリクエスト信号にコンテンツＩＤが含まれているか否かを判定する。具体的に説明すると、ハッシュタグリクエスト信号にコンテンツＩＤが含まれている場合、決定部４４６は、記憶部４０３＿３のコンテンツデータテーブル４３３を参照して、このコンテンツＩＤに対応するコンテンツ付属情報を取得する。このとき、決定部４４６は、ハッシュタグリクエスト信号を受信した日時が示す放送時間帯と、ハッシュタグリクエスト信号に含まれているコンテンツＩＤの双方とに対応するコンテンツ付属情報を取得してもよい。
　また、決定部４４６は、記憶部４０３＿３のコンテンツ関連ハッシュタグテーブル４３４を参照して、取得したコンテンツ付属情報に含まれるコンテンツキーワード情報に対応する登録ハッシュタグを取得する。決定部４４６は、取得した登録ハッシュタグを、受信したハッシュタグリクエスト信号に対応するハッシュタグとして決定する。

　投稿ハッシュタグ決定方法の一例について説明する。
　決定部４４６は、上述と同様にして、ハッシュタグリクエスト信号にコンテンツＩＤが含まれている場合、記憶部４０３＿３のコンテンツデータテーブル４３３を参照して、このコンテンツＩＤに対応するコンテンツ付属情報を取得する。
　この決定部４４６は、記憶部４０３＿３のコンテンツ関連ハッシュタグテーブル４３４を参照して、取得したコンテンツ関連情報に含まれるコンテンツキーワード情報に対応する関連ワードを取得する。決定部４４６は、投稿情報テーブル４３１を参照して、取得した関連ワードを含む投稿情報を検索する。取得した関連ワードを含む投稿情報を検索により得た場合、決定部４４６は、検索により得た投稿情報に含まれている投稿ハッシュタグを、投稿情報テーブル４３１を参照して取得する。決定部４４６は、取得した投稿ハッシュタグを、受信したハッシュタグリクエスト信号に対応するハッシュタグとして決定する。

　検索部４４７は、携帯端末１から受信した投稿閲覧リクエスト信号に基づき、受信した投稿閲覧リクエスト信号に対応する投稿情報を検索する。具体的に説明すると、検索部４４７は、投稿情報テーブル４３１を参照して、投稿閲覧リクエスト信号に含まれるハッシュタグと同一のコンテンツ関連情報と対応付けられている投稿情報を検索する。そして、検索部４４７は、この検索結果を携帯端末１に送信する。

　次に、図１９を参照して、本実施形態に係る情報処理システムにおける情報処理方法の一例について説明する。図１９に示すフローチャートでは、一例として、各処理を携帯端末１と投稿状況通知サーバ４＿３が協働で実行する場合ついて説明する。しかしながら、本発明の実施形態はこれに限られない。投稿状況通知サーバ４＿３が備える各構成部の機能のうち少なくとも必要な一部を携帯端末１が備える場合は、携帯端末１が全ての処理を実行してもよい。また、携帯端末１が備える各構成部の機能のうち少なくとも必要な一部を投稿状況通知サーバ４＿３が備える場合は、投稿状況通知サーバ４＿３が全ての処理を実行してもよい。
　図１９の左側は、携帯端末１の処理フローを示す（ステップＳＴ３００１～３００４、ＳＴ３００８、ＳＴ３００９）。図１９の右側は、投稿状況通知サーバ４＿３の処理フローを示す（ステップＳＴ３００５～３００７）。
（ステップＳＴ３００１）
　携帯端末１の制御部１０２の操作内容判定部１２１は、タッチパネル１０１に対して、コンテンツの出力指示が入力されたか否かを判定する。例えば、ディスプレイ１０４にテレビ放送を表示させることを指示する操作が入力された場合、操作内容判定部１２１は、テレビ放送のコンテンツの出力指示が入力されたことを判定し、判定結果を出力制御部１２２に出力する。ここで、表示するテレビ放送のコンテンツが、現在放送されているコンテンツである場合、出力指示としてチャンネルが指定される。表示するテレビ放送のコンテンツが、以前に放送され録画されたコンテンツである場合、出力指示としてコンテンツが指定される。

（ステップＳＴ３００２）
　出力制御部１２２は、操作内容判定部１２１から受け付けた判定結果に基づき、ディスプレイ１０４や音信号処理部１２４にコンテンツを出力させる。この出力制御部１２２は、例えば、放送データ制御部１２３がテレビ放送受信部１０６を介して受信したコンテンツデータに基づき、テレビ放送の画像をディスプレイ１０４に表示させてもよい。テレビ放送のコンテンツデータに音声が含まれており、音声を出力することが設定されている場合、出力制御部１２２は、コンテンツデータ含まれる音声データを音信号処理部１２４に出力し、音声をスピーカー１９１から出力させる。

（ステップＳＴ３００３）
　出力制御部１２２は、タッチパネル１０１が受け付ける操作内容に基づき、出力可能なコンテンツに関連するハッシュタグをディスプレイ１０４に表示させるか否かを判定する。言い換えると、投稿部１２５は、タッチパネル１０１が受け付ける操作内容に基づき、出力可能なコンテンツに関連するハッシュタグを投稿状況通知サーバ４＿３に要求するハッシュタグリクエスト信号を作成するか否かを判定する。
　本実施形態において、出力可能なコンテンツに関連するハッシュタグを表示させるタイミングは、予め決められている。このタイミングは、例えば、コンテンツ表示画面がディスプレイ１０４に表示されている状態において、このコンテンツ表示画面と投稿画面とを同時にディスプレイ１０４に表示させるように指示するユーザからの操作を携帯端末１が受け付けたタイミングであってもよい。
　この表示させるタイミングは、例えば、コンテンツ表示画面がディスプレイ１０４に表示されている状態において、ツイッター（登録商標）等のソーシャルネットワーキングサービスを開始させるように指示するユーザからの操作を携帯端末１が受け付けたタイミングであってもよい。
　この表示させるタイミングは、例えば、コンテンツ表示画面と投稿画面とが同時にディスプレイ１０４に表示されている状態において、コンテンツ表示画面に表示されているコンテンツの種類が変更されたタイミングであってもよい。
　この表示させるタイミングは、コンテンツ表示画面と投稿画面とが同時にディスプレイ１０４に表示されている状態において、投稿情報を投稿するユーザからの操作を携帯端末１が受け付けたタイミングであってもよい。
　この表示させるタイミングは、上記の場合以外であっても、コンテンツをディスプレイ１０４に表示可能な状態あるいはコンテンツをスピーカー１９１に出力可能な状態において、投稿情報の投稿を開始するタイミング、投稿情報を入力しているタイミング、投稿情報を投稿するとき、あるいは、投稿情報の投稿を終了するタイミングであってもよく、これらの動作を実行するための所定のプログラムが実行されているときである。

（ステップＳＴ３００４）
　出力制御部１２２がコンテンツに関連するハッシュタグを表示させることを判定した場合、投稿部１２５が、ハッシュタグリクエスト信号を作成する。さらに、投稿部１２５が、ハッシュタグリクエスト信号を通信部１０７を介して投稿状況通知サーバ４＿３に送信する。
　この投稿部１２５は、ディスプレイ１０４に表示されているコンテンツやスピーカー１９１から出力されているコンテンツに基づき、ハッシュタグリクエスト信号を作成する。
　例えば、携帯端末１のユーザが、２０１２年０８月０８日の１９時３０分に、Ａ放送局のサッカー中継を見ている場合、投稿部１２５は、この番組を示すコンテンツＩＤ「Ｃ００１」と、携帯端末１を示す端末ＩＤを示す情報とを含むハッシュタグリクエスト信号を作成し、その信号を通信部１０７を介して投稿状況通知サーバ４＿３に送信する。

（ステップＳＴ３００５）
　投稿状況通知サーバ４＿３は、ハッシュタグリクエスト信号を受信したか否かを判定する。

（ステップＳＴ３００６）
　投稿状況通知サーバ４＿３の通信部４０２がハッシュタグリクエスト信号を受信した場合、制御部４０４＿３の決定部４４６は、ハッシュタグリクエスト信号に基づき、受信したハッシュタグリクエスト信号に対応するハッシュタグを決定する。

　登録ハッシュタグ決定方法による処理が設定されている場合、決定部４４６が、コンテンツ関連ハッシュタグテーブル４３４に登録されている登録ハッシュタグを、受信したハッシュタグリクエスト信号に対応するハッシュタグとして決定する。
　具体的に説明すると、決定部４４６は、記憶部４０３＿３のコンテンツデータテーブル４３３を参照して、ハッシュタグリクエスト信号に含まれるコンテンツＩＤ「Ｃ００１」に対応するコンテンツ付属情報を取得する。
　ここで、決定部４４６が、コンテンツＩＤ「Ｃ００１」に対応するコンテンツ付属情報として「サッカー、女子サッカー」を取得したと想定する。
　この場合、次いで、決定部４４６は、コンテンツ関連ハッシュタグテーブル４３４を参照して、コンテンツ付属情報「サッカー、女子サッカー」と同一のコンテンツキーワード情報に対応する登録ハッシュタグを取得する。例えば、決定部４４６は、コンテンツ付属情報「サッカー」と同一のコンテンツキーワード情報に対応する登録ハッシュタグ「♯ｓｏｃｃｅｒ」を取得する。決定部４４６は、登録ハッシュタグ「♯ｓｏｃｃｅｒ」を受信したハッシュタグリクエスト信号に対応するハッシュタグと決定する。

　投稿ハッシュタグ決定方法による処理が設定されている場合、決定部４４６が、投稿情報テーブル４３１に登録されているコンテンツ関連情報を、受信したハッシュタグリクエスト信号に対応するハッシュタグとして決定する。
　具体的に説明すると、決定部４４６は、記憶部４０３＿３のコンテンツデータテーブル４３３を参照して、ハッシュタグリクエスト信号に含まれるコンテンツＩＤ「Ｃ００１」に対応するコンテンツ付属情報を取得する。
　ここで、決定部４４６が、コンテンツＩＤ「Ｃ００１」に対応するコンテンツ付属情報として「サッカー、女子サッカー」を取得したと想定する。

　この場合、次いで、決定部４４６は、コンテンツ関連ハッシュタグテーブル４３４を参照して、コンテンツ付属情報「サッカー」、「女子サッカー」のそれぞれと同一のコンテンツキーワード情報に対応する関連ワードを取得する。例えば、決定部４４６は、コンテンツ付属情報「サッカー」に対応する関連ワード「サッカー、フィールド、ゴールキーパー、ディフェンダー、ミッドフィルダー、フォワード、ボランチ、・・・」を取得する。
　そして、決定部４４６は、投稿情報テーブル４３１を参照して、取得した関連ワード「サッカー、フィールド、ゴールキーパー、ディフェンダー、ミッドフィルダー、フォワード、ボランチ、・・・」のうちいずれか１つを含む投稿情報を検索する。
　本実施形態において、投稿情報テーブル４３１には、図８に示す通り、関連ワード「サッカー」を含むコンテンツ関連情報を対応付けられた投稿情報が格納されている。このため、決定部４４６は、検索により得た投稿情報に含まれている投稿ハッシュタグを、投稿情報テーブル４３１を参照して取得する。
　決定部４４６は、取得した投稿ハッシュタグを、受信したハッシュタグリクエスト信号に対応するハッシュタグとして決定する。

（ステップＳＴ３００７）
　決定部４４６は、取得した登録ハッシュタグあるいは投稿ハッシュタグを、携帯端末１の出力部に出力することを決定し、そのハッシュタグをハッシュタグリクエスト信号に含まれる端末ＩＤが示す携帯端末１に対して送信する。

（ステップＳＴ３００８）
　携帯端末１は、投稿状況通知サーバ４＿３から送信されるハッシュタグを受信したか否かを判定する。
（ステップＳＴ３００９）
　携帯端末１は、受信したハッシュタグを、投稿情報表示領域１０４２に表示する。

　このようにして、本実施形態に係る情報処理システムによると、携帯端末１、コンテンツを出力している状態において、このコンテンツに関連するハッシュタグを表示することが判定された場合、このコンテンツに関連するハッシュタグを出力部から出力することができる。
　これにより、例えば、テレビ放送の内容を携帯端末１のディスプレイ１０４に表示している状態において、ユーザによりツイッター（登録商標）等の投稿サービス表示画面の表示が指示された場合、あるいは、投稿情報を編集している場合、または、投稿履歴を閲覧している場合に、表示しているテレビの内容に応じたハッシュタグを表示させることができる。また、裏番組など、表示可能なテレビの内容に応じたハッシュタグを表示させることができる。よって、ユーザは、テレビを閲覧している状態において、閲覧しているテレビについての情報を投稿する際に、関連するハッシュタグを自らキー入力せずとも、表示されているハッシュタグを指定することにより、投稿情報としてハッシュタグを入力することができる。
　また、携帯端末１は、投稿ハッシュタグをディスプレイ１０４に表示させることにより、登録されていないハッシュタグであって、自然発生的に誕生したハッシュタグもコンテンツに応じて表示させることができる。
　さらに、携帯端末１は、投稿数の多い投稿ハッシュタグを優先的にディスプレイ１０４に表示させることができる。これにより、ユーザによってより多く利用されているハッシュタグを表示するとともに、コンテンツに対して関連性の低いハッシュタグの表示を防止することができる。
　一般的に、ハッシュタグをキー入力した場合、誤入力されるおそれがある。これに対し、本発明の実施形態によれば、候補のハッシュタグがディスプレイ１０４に表示され、表示されたハッシュタグを指定すればよいため、ハッシュタグの誤入力を防止することができる。

　本実施形態において、タッチパネル１０１とディスプレイ１０４は、タッチパネル１０１に含まれる構成であると説明した。しかしながら、本発明の実施形態はこれに限られない。例えば、ディスプレイ１０４がタッチセンサを搭載していないディスプレイであって、タッチパネル１０１がマウスやキーボード、ボタン等の操作手段であってもよい。

　本発明の実施の形態に係る投稿状況通知システム１００，２００、携帯端末１、コンテンツ配信サーバ２、投稿情報管理サーバ３および投稿状況通知サーバ４、４＿３は、内部にコンピュータシステムを有していてもよい。これらのシステム等の動作の過程は、プログラムの形式でコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶されており、このプログラムをコンピュータシステムが読み出して実行することによって、上記処理が行われもよい。ここでいう「コンピュータシステム」とは、ＣＰＵ及び各種メモリやＯＳ、周辺機器等のハードウェアを含む。
　「コンピュータシステム」は、ＷＷＷシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境（あるいは表示環境）も含む。

　各ステップを実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、また、この機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより、検出対象物の形状情報の推定値を算出する処理を行ってもよい。
　「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」は、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ＲＯＭ、フラッシュメモリ等の書き込み可能な不揮発性メモリ、ＣＤ－ＲＯＭ等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置を含む。

　さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」は、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ（例えばＤＲＡＭ（Dynamic Random Access Memory））のように、一定時間プログラムを保持しているものも含む。
　上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク（通信網）や電話回線等の通信回線（通信線）のように情報を伝送する機能を有する媒体を含む。
　上記プログラムは、前述した機能の一部を実現しても良い。
　上記プログラムは、前述した機能をコンピュータシステムに既に記録されているプログラムとの組合せで実現できるもの、いわゆる差分ファイル（差分プログラム）であっても良い。

　本発明の実施形態に係る投稿状況通知システムの最小の構成要素は、ネットワーク上に投稿された投稿情報のうちコンテンツと関連付けられた投稿情報の投稿状況が、予め決められた通知条件を満たすか否かを判定し、投稿状況が通知条件を満たすと判定した場合、投稿状況の出力を出力部に指示する報知制御部（判断部、指示部）である。この構成を図１４，１５に示す。
　投稿状況通知システムは、携帯端末１と投稿状況通知サーバ４とによって構成されてもよく、携帯端末１だけで構成されてもよい。

　本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上記した実施の形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能である。また、この発明の技術範囲は上記の実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。

　この出願は、２０１２年９月２６日に出願された日本国特願２０１２－２１２８６１を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。

　本発明は、投稿状況通知システム、情報通信端末、投稿状況通知方法およびプログラムに適用し得る。

１　携帯端末
２　コンテンツ配信サーバ
３　投稿情報管理サーバ
４　投稿状況通知サーバ
５　無線通信網
６　インターネット
７　携帯端末
８　送信アンテナ
９　記録メディア
１０　外部機器
１０１　タッチパネル
１０２　制御部
１０３　記憶部
１０４　ディスプレイ
１０５　アンテナ
１０６　テレビ放送受信部
１０７　通信部
１０８　タイマー
１０９　報知部
１２１　操作内容判定部
１２２　出力制御部
１２３　放送データ制御部
１２４　音信号処理部
１２５　投稿部
１９１　スピーカー
１９２　発光部
１９３　振動部
４４１　投稿情報取得部
４４２　解析部
４４３　報知制御部（判断部、指示部）

Claims

　ネットワーク上に投稿された投稿情報のうちコンテンツと関連付けられた投稿情報の投稿状況が、予め決められた通知条件を満たすか否かを判定する判定部と、
　前記判定部が前記投稿状況が前記通知条件を満たすと判定した場合、前記投稿状況の出力を出力部に指示する指示部と、
　を備える投稿状況通知システム。
　少なくとも前記コンテンツと関連付けられた前記投稿情報を受信する通信部と、
　前記通信部が受信した前記コンテンツに関連付けられた前記投稿情報と、前記投稿情報が投稿されたときを示す投稿時間情報とに基づき、前記コンテンツに対する投稿状況を解析する解析部と、を
　さらに備える請求項１に記載の投稿状況通知システム。
　前記解析部は、前記コンテンツに対する単位時間当たりの投稿数を算出し、
　前記判定部は、前記算出された投稿数が予め決められた閾値以上であるか否か判定し、
　前記判定部は、前記算出された投稿数が前記閾値以上であると判定した場合、前記投稿状況が前記通知条件を満たしていると判定する
　請求項２に記載の投稿状況通知システム。
　前記解析部は、前記コンテンツに対する単位時間当たりの投稿数の変化率を算出し、
　前記判定部は、前記算出された変化率が予め決められた割合以上であるか否か判定し、
　前記判定部は、前記算出された変化率が前記割合以上であると判定した場合、前記投稿状況が前記通知条件を満たしていると判定する
　請求項２あるいは３に記載の投稿状況通知システム。
　前記解析部は、前記コンテンツの開始時点から前記コンテンツの再生時間に対応付けて投稿された前記投稿情報に基づき、前記コンテンツの開始時点から投稿された前記投稿情報の投稿数を計数し、
　前記判定部は、前記計数された投稿数が予め決められた閾値以上であるか否か判定し、
　前記判定部は、前記計数された投稿数が前記閾値以上であると判定した場合、前記投稿状況が前記通知条件を満たしていると判定する
　請求項２から４のうちいずれか一項に記載の投稿状況通知システム。
　前記投稿状況が前記通知条件を満たすことが前記判定部によって判定された場合、前記投稿状況が前記通知条件を満たすと判定された前記コンテンツの出力を前記出力部に指示する出力制御部をさらに備える請求項１から５のうちいずれか一項に記載の投稿状況通知システム。
　ネットワーク上に投稿された投稿情報のうちコンテンツと関連付けられた投稿情報の投稿状況が予め決められた通知条件を満たすか否か判定する判定部と、
　前記判定部が前記投稿状況が前記通知条件を満たすと判定した場合、前記投稿状況の出力を指示する指示部と、
　前記指示部によって前記投稿状況の出力を指示されると、音声、光、振動および画像のうち少なくともいずれか１つによって、前記投稿情報を出力する出力部と、
　を備える情報通信端末。
　前記情報通信端末に対する操作入力が制限されている状態において、前記投稿状況が前記出力部によって出力される場合、前記投稿状況のコンテンツの再生を指示する操作の制限を解除する操作内容判定部をさらに備える請求項７に記載の情報通信端末。
　ネットワーク上に投稿された投稿情報のうちコンテンツと関連付けられた投稿情報の投稿状況が、予め決められた通知条件を満たすか否かを判定し、
　前記投稿状況が前記通知条件を満たすと判定された場合、前記投稿状況の出力を出力部に指示する
　ことを含む投稿状況通知方法。
　コンピュータを、
　ネットワーク上に投稿された投稿情報のうちコンテンツと関連付けられた投稿情報の投稿状況が、予め決められた通知条件を満たすか否かを判定する判定部と、
　前記判定部が前記投稿状況が前記通知条件を満たすと判定した場合、前記投稿状況の出力を出力部に指示する指示部
　として機能させるためのプログラム。