WO2013150647A1 - 無線通信装置および無線通信方法 - Google Patents
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Abstract
第一の無線通信を行うBT装置部11と、前記第一の無線通信と同一周波数帯で第二の無線通信を行うWLAN装置部12と、前記第一の無線通信および前記第二の無線通信を同時に行うことで干渉が発生する被干渉チャネルを決定する情報管理部15と、を備え、前記BT装置部11は、前記同一周波数帯において前記被干渉チャネルを除いた無線チャネルを用いて、前記第一の無線通信で無線通信を行う端末を探索する探索フレームを所定の時間間隔で送信する。
Description
本発明は、同一周波数帯を使用する異なる無線方式の無線デバイスを複数搭載する無線通信装置に関する。
従来、ISM(Industry Science Medical)バンドと呼ばれる2.4GHz帯は、電波法に定められた基準を満たせばユーザーが免許不要で無線機器を使用することが可能である。このため、無線LAN(Local Area Network)(IEEE(The Institute of Electrical and Electronics Engineers)802.11b/G/n/ac)あるいはWi-Fi(登録商標)、Bluetooth(登録商標)およびコードレス電話等でこの周波数帯を用いた無線装置が近年盛んに開発されている。
IEEE802.11b/G/n/acあるいはWi-Fi(登録商標)を使用している無線装置(以下、WLAN(Wireless LAN)装置という)では、耐ノイズ性を考慮して、直接拡散方式のスペクトル拡散(Direct Sequence Spread Spectrum:DSSS)や、OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)技術が導入されている(例えば、下記非特許文献1参照)。このようなWLAN装置では、2.4GHz帯のISMバンド中に規定された14個のチャネル(1つのチャネルは、20MHzあるいは40MHzの占有周波数帯域幅を持ち、Bluetooth(登録商標)装置のほぼ20あるいは40チャネル分に相当する占有周波数帯域幅)のうち1つを固定的に使用して通信を行う。
また、WLAN装置では、他ネットワークまたは他システムとの相互運用性を考慮して、無線アクセス方式としてCSMA/CA(Carrier Sense Multiple Access with Collision Avoidance)方式が主に導入されている。CSMA/CA方式では、各々のWLAN装置が、無線パケット送信に先立って無線チャネルをキャリアセンスし、他WLAN装置或いは他システムが使用していないかどうかを確認する。そして、キャリアセンスによりチャネルが使用中(チャネルビジー)であることを確認した場合、WLAN装置は、無線パケットの送信を待機し、予めフレーム種別ごとに決められたチャネル未使用(チャネルアイドル)時間およびバックオフ時間の後に無線パケットを送信する。
一方、Bluetooth(登録商標)の無線通信装置(以下、BT装置という)では、同様に耐ノイズ性を考慮して、周波数ホッピング方式のスペクトル拡散(Frequency Hopping Spread Spectrum:FHSS)技術を導入している(例えば、下記非特許文献2参照)。具体的に、BT装置では、2.40GHzから2.48GHzまでの周波数帯に定められた1MHzの占有周波数帯域幅を持つ79個の周波数チャネル(以下、FHチャネルという)のうち1つのFHチャネルを選択し、時間経過と共に選択するFHチャネルを切り替えた無線通信を行う周波数ホッピング方式を採用している。この周波数ホッピング方式は、基本動作として予め決められた擬似ランダムアルゴリズムに基づいて一定時間間隔(例えば、625μs)ごとにFHチャネルの選択を行い、選択したFHチャネルに1パケットデータを割り当てて通信を行う。
このように、BT装置およびWLAN装置は、いずれも2.4GHz帯を使用するため、BT装置とWLAN装置がお互いの通信エリア内に存在すると、互いが送出する電波が干渉し、互いの通信を妨害する。このような電波干渉を回避・低減する方法として、適応周波数ホッピング(Adaptive Frequency Hopping:AFH)という技術が存在する。この技術では、BT装置が、送信中のビットエラーレート(Bit Error Rate:BER)やパケットエラーレート(Packet Error Rate:PER)等を測定する、または、BT装置間で通信していないスロットでの受信信号強度を測定することにより、BT装置側のFHチャネルの品質(WLAN装置などのほかのシステムからの障害の受けやすさ)を観測する。そして、キャリアセンス後にBT装置は、観測した結果に基づいて、自身の通信を妨害する電波があると判断したFHチャネルを避けて周波数ホッピングを行うことで、WLAN等の他システムからの干渉を防ぐ。
また、上記AFHでは、BT装置側にてFHチャネルの品質を観測した上で、自身の通信を妨害する電波があると判断したFHチャネルを避けて周波数ホッピングを行うために、通信エリア内に存在するBT装置から干渉を受ける側の装置については干渉を防ぐことができないことになる。特に、CSMA/CA方式を採用するWLAN装置は、BT装置が出力する電波によって送信機会が奪われスループットの性能が劣化する。このような、お互いの電波干渉を回避・低減する方法として、WLAN装置とBT装置の両方の機能を搭載し、WLAN通信とBT通信の両方を行う無線通信が、PTA(Packet Traffic Arbitration)と呼ばれるパケット優先度に応じて、一方の(WLAN通信またはBT通信)の送信を待機させて互いに干渉を抑制する技術が導入されている(例えば、下記非特許文献3参照)。さらに、BT装置とWLAN装置のお互いのチャネル品質を考慮した上で、お互いの通信を妨害しないようにBT装置側のFHチャネルを設定する方法が導入されている(例えば、下記特許文献1、2参照)。
IEEE,"IEEE Std IEEE802.11-2011"http://standards.ieee.org/about/get/802/802.11.html
Bluetooth(登録商標),"Specification of Bluetooth(登録商標) System Covered Core Package Version: 3.0+HS",21 April 2009.
IEEE,"IEEE Std IEEE802.15.2"http://standards.ieee.org/about/get/802/802.15.html
しかしながら、上記従来の技術によれば、BT装置の接続/設定が完了した通信可能状態に対する制御であり、さらにWLAN装置の通信状況が変化(接続、切断、チャネル変更など)の際にFHチャネルをBT装置とWLAN装置の相互干渉を考慮して制御するものであり、BT装置の接続/設定状態に関する記載はない。
具体的に、従来、Bluetooth(登録商標)では、FHSS技術を導入しており、基本的な動作として予め決められた擬似ランダムアルゴリズムに基づいて一定時間間隔(例えば、625μs)ごとにFHチャネルの選択を行い、選択したFHチャネルに1パケットデータを割り当てて通信を行う。通信状態に移行する前の接続/設定手順の段階においては、自身のBT装置(以下、自BT装置という)と、通信相手のBT装置(以下、相手BT装置という)との間で、利用する瞬時FHチャネルが異なっている。そのため、自BT装置と相手BT装置が通信可能状態になるためには、お互いのBT装置を探索するためのInquiry/Scanといった接続/設定手順を用いて相互検出を行い、自BT装置と相手BT装置の周波数ホッピングパターンを同期させる必要がある。
Inquiry/Scanでは、検索を行う自BT装置は、相手BT装置を検出するため、通常の周波数ホッピングの単位時間よりも長い一定時間間隔(例えば、1秒)毎にFHチャネルの選択を行い、予め決められた探索パケットデータを送信する。相手BT装置は、Inquiry/Scanの探索パケットデータを検出し、自BT装置と相手BT装置の間で周波数ホッピングパターンを同期させる。
ここで、BT装置が、接続/設定手順であるInquiry/Scan時、通常よりも長い一定期間間隔の探索パケットデータをWLAN装置に影響のあるFHチャネルで送出すると、WLAN装置では長時間干渉を受ける。特にCSMA/CA方式を採用するWLAN装置では、BT装置が出力する電波により送信機会が奪わる。そのため、大幅にスループットの性能が劣化する、という問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、BT装置の接続/設定手順において、他通信へ与える干渉を低減可能な無線通信装置および無線通信方法を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、第一の無線通信を行う第一の無線通信手段と、前記第一の無線通信と同一周波数帯で第二の無線通信を行う第二の無線通信手段と、前記第一の無線通信および前記第二の無線通信を同時に行うことで干渉が発生する被干渉チャネルを決定する情報管理手段と、を備え、前記第一の無線通信手段は、前記同一周波数帯において前記被干渉チャネルを除いた無線チャネルを用いて、前記第一の無線通信で無線通信を行う端末を探索する探索フレームを所定の時間間隔で送信する、ことを特徴とする。
本発明にかかる無線通信装置および無線通信方法は、BT装置の接続/設定手順において、他通信へ与える干渉を低減できる、という効果を奏する。
以下に、本発明にかかる無線通信装置および無線通信方法の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態.
まず、従来方式によるBT装置の接続/設定手順において、WLAN装置がデータ通信エラーを起こす、またはデータ通信が抑制される様子について簡単に説明する。図1は、従来方式によるBT装置の接続/設定手順においてWLANフレームによる影響を示す図である。横軸は時間、縦軸は周波数を示す。
まず、従来方式によるBT装置の接続/設定手順において、WLAN装置がデータ通信エラーを起こす、またはデータ通信が抑制される様子について簡単に説明する。図1は、従来方式によるBT装置の接続/設定手順においてWLANフレームによる影響を示す図である。横軸は時間、縦軸は周波数を示す。
図1において、各矩形は、WLAN通信によるデータ通信に使用されるWLANフレーム21、BT装置がInquiry/Scanにて他BT端末を探索するフレーム22、WLAN端末がCSMA/CAによってBT端末の通信を検出しWLAN端末が通信を抑制する周波数領域23A(以下、WLAN通信抑制周波数領域23Aともいう)、WLANフレームとBTフレームの衝突あるいは近傍利用周波数によりエラーとなったWLANフレーム21E、WLANフレームとBTフレームの衝突或いは近傍利用周波数によりエラーとなったBTフレーム22E、をそれぞれ示している。さらに、WLAN通信抑制周波数領域23AでBT端末が他BT端末を探索することにより、WLAN端末のデータ通信ができなくなる時間期間T1、およびWLAN端末のバックオフ期間による通信抑制時間期間T2を、それぞれ示している。
BT装置が、接続/設定手順であるInquiry/Scan時、通常よりも長い一定期間間隔の探索パケットデータをWLAN装置に影響のあるFHチャネルで送出すると、WLAN装置では、長時間干渉を受けることになり、特にCSMA/CA方式を採用する場合、BT装置が出力する電波により送信機会が奪われ大幅にスループットの性能が劣化することになる。
つづいて、BT装置の接続/設定手順において、他通信へ与える干渉を低減する無線通信装置および無線通信方法について説明する。
図2は、本実施の形態に係る無線通信装置を含む無線通信システムの構成例を示す図である。無線通信システムは、無線通信装置1と、Bluetooth(登録商標)通信を行うBT(Bluetooth(登録商標))端末2と、WLAN通信を行うWLAN端末3と、から構成される。無線通信装置1は、BT端末2との間でBT通信を行い(BT通信4)、WLAN端末3との間でWLAN通信を行う(WLAN通信5)。
図3は、本実施の形態に係る無線通信装置を含む無線通信システムの構成例を示す図である。この無線通信システムは、図2の構成に加え、自動車6と、WLAN通信を行う車外のWLAN端末3Aと、から構成される。WLAN端末3とWLAN端末3Aは、排他利用でも構わないし、同時に利用しても構わない。なお、図3に示したように、自動車6内のような狭い空間でBluetooth(登録商標)とWLANを同時に使用する場合には、図2の構成よりも相互干渉が発生する可能性が高くなり、本実施の形態で説明する干渉回避機能がより有効的となる。
WLAN通信を行うWLAN端末3は、無線通信装置1の役割に応じて、基地局機能(アクセスポイント機能ともいう)として動作してもよいし、端末局機能(ステーション機能ともいう)として動作してもよいし、Wi-Fi Direct(登録商標)のクライアント、あるいは、グループオーナーとしても動作してもよい。
図4は、無線通信装置1の構成例を示す図である。無線通信装置1は、第一の無線通信であるBT通信を行うBT装置部11(第一の無線通信手段)と、第二の無線通信であるWLAN通信を行うWLAN装置部12(第二の無線通信手段)と、BT通信の無線信号を送受信するアンテナ13と、WLAN通信の無線信号を送受信するアンテナ14と、情報管理部15と、アプリケーション処理部16と、から構成される。
情報管理部15は、BT装置部11およびWLAN装置部12からBT通信およびWLAN通信に関する情報を通信情報として管理する。通信情報としては、例えば、接続に関する情報(通信相手のデバイスアドレス、通信相手のニックネーム)、周波数使用状況、通信の優先度情報、通信状態(通信可能状態、未接続状態、接続/設定状態、低消費電力状態、電源OFF、など)、電界強度(RSSI、SINR、あるいは自身のGolden Rangeに対する電力差など)、通信量(単位時間あたりの通信量、通信の時間変化量)等を含む。
情報管理部15が情報を収集する方法としては、例えば、BT装置部11およびWLAN装置部12が、上記通信情報が変更されるようなイベントが発生した場合にそのイベントで生成または取得した情報または更新情報を通信情報として自動的に情報管理部15へ通知する方法がある。また、情報を収集する方法はこれに限定するものではなく、情報管理部15が、定期的にBT装置部11およびWLAN装置部12へ通信情報の収集を要求する指示を通知する方法としてもよいし、これら2つの方法を情報によって使い分けてもよい。上記通信情報が変更されるようなイベントとしては、例えば、周波数使用状況の変化(通信相手のデバイスと使用周波数を変更、新規周波数の追加、使用中周波数の一部削除あるいは全て削除)、通信の優先度情報の変化、通信状態の変化等を用いることが可能である。
アプリケーション処理部16は、所定のアプリケーション処理を行い、送信データに対して所定の送信処理を行い、BT装置部11またはWLAN装置部12経由で通信相手に送信データを送信し、BT装置部11またはWLAN装置部12経由で通信相手から受信した受信データに対する所定の受信処理を行う。例えば、アプリケーション処理部16は、パーソナルコンピュータやスマートフォン上に搭載されるアプリケーションや、カーナビゲーションに搭載される地図アプリケーション、車両情報、Twitter、FaceBook等のSNSアプリケーション、Webアプリケーション等が挙げられる。ユーザーデータ或いはカーネルのデータを送受信する機能を有するものであれば、形態を限定するものではない。
図5は、無線通信装置1の構成例を示す図である。図4とは異なる構成を示す。BT装置部11およびWLAN装置部12は、図4ではそれぞれ別のアンテナ(アンテナ13,14)を用いるが、図5の例ではアンテナ18を共用する。そして、アンテナ18から送受信する無線信号を、信号の周り込みがおこらないようにBT装置部11とWLAN装置部12に分配するカプラ17を備える。BT装置部11、WLAN装置部12、情報管理部15、およびアプリケーション処理部16の動作は図4と同様である。なお、図4、図5においてBT装置部11とWLAN装置部12は別々の装置部として記載しているが、物理的に別デバイス(LSI、FPGA、CPU等)の形態であってもよいし、物理的に1つのデバイス(LSI、FPGA、CPU等)に実装する形態であってもよい。同等の機能を実現するものであれば、形態を限定するものではない。さらには、無線通信装置1全体が、物理的に別デバイス(LSI、FPGA、CPU等)の形態であってもよいし、物理的に1つのデバイス(LSI、FPGA、CPU等)に実装する形態であってもよい。一部の機能(例えば、アプリケーション処理部16)が、OSや、カーネル、ミドルウェア等のソフトウェアで実現されてもよく、同等の機能を実現するものであれば、形態を限定するものではない。
つぎに、WLAN装置部12およびBT装置部11において使用可能なチャネルの対応関係について説明する。図6は、WLAN装置部12が使用可能なチャネルとBT装置部11が使用可能なチャネルの対応関係を示す図である。図6に示した様に、WLAN装置部12が対応しているIEEE802.11/b/G/n/ac規格では、2.4GHz帯の周波数帯に5MHz間隔で14個の周波数チャネル(図6中の“WLAN Channel”に相当、以下、WLANチャネルとする)が割り当てられている。WLAN装置部12は、これらの14個のWLANチャネルのうち1以上の任意のWLANチャネルを選択的に使用する。同様に、BT装置部12が対応しているBluetooth(登録商標)では、2.40GHzから2.48GHzまでの周波数帯に定められた1MHzの占有周波数帯域幅を持つ79個の周波数チャネル(図6中の“Bluetooth(登録商標) FH Channel”に相当、以下、FHチャネルという)において、BT装置部12がこのうち1つのFHチャネルを選択し、時間経過と共に選択するFHチャネルを切り替えた無線通信を行う周波数ホッピング方式を採用している。この周波数ホッピング方式は、基本動作として予め決められた擬似ランダムアルゴリズムに基づいて一定時間間隔(例えば、625μs)ごとにFHチャネルの選択を行い、選択したFHチャネルに1パケットデータを割り当てて通信を行う。
つづいて、本実施の形態における無線通信装置1による干渉回避方法について説明する。図7は、本実施の形態の無線通信装置1による干渉回避方法の一例を示すシーケンス図である。図7では、図2、図3の無線通信システムの構成を前提とし、一例として、WLAN端末3が無線通信装置1に接続しデータ通信を行っている通信状態において、BT端末2が無線通信装置1に接続する、あるいは無線通信装置1がBT端末2に接続する場合のシーケンス図を示している。
まず、無線通信装置1のWLAN装置部12は、未接続時、WLAN端末3との間で、WLAN通信の接続制御処理を行う(ステップS1)。このとき、無線通信装置1のWLAN装置部12は、基地局機能(アクセスポイント機能ともいう)として動作してもよいし、端末局機能(ステーション機能ともいう)として動作してもよいし、Wi-Fi Direct(登録商標)としても動作してもよい。WLAN通信の接続制御処理は、従来と同等である。
WLAN装置部12は、接続制御処理の完了後、WLAN接続制御処理が完了したことを通知するWLAN接続通知に、接続制御処理によって得たWLAN端末3の接続に関する情報(通信相手のデバイスアドレス、通信相手のニックネーム)、周波数使用状況、通信の優先度情報、通信状態(通信可能状態)、電界強度(RSSI、SINR、或いは自身のGolden Rangeに対する電力差など)、通信量(単位時間あたりの通信量、通信の時間変化量)等を格納して情報管理部15へ通知する(ステップS2)。
WLAN接続通知を通知するタイミングは、例えば、WLAN装置部12が、ステーションとして動作している場合には、ScanあるいはProbe Requestフレームを送信して接続するアクセスポイントを決定して、使用するチャネルが決定された時でもよいし、ProbeやAuthentication、AssociationなどのWLANの制御フレームを送信または受信した時でもよいし、4way-handshakeなどの接続手順が開始または終了した時でもよく、いずれか1つのタイミングで通知すればよい。一方、WLAN装置部12が、アクセスポイントとして動作する場合には、Scan等を用いて使用するチャネルをした時、WLAN端末が接続した時、あるいは、接続するWLAN端末の通信状態が変更した場合等に通知すればよい。
接続制御処理の終了後、無線通信装置1のWLAN装置部12とWLAN端末3との間では、通信可能となり、WLAN通信によるデータ通信が行われる(ステップS3)。
情報管理部15は、通知された情報を通信情報の一部として保持し、管理しているWLAN接続数と、接続先情報、動作チャネル情報、電界強度情報など、通信情報を更新する。自身が基地局あるいはWFDとして動作する場合には、接続するWLAN端末毎に管理する。また、情報管理部15では、WLAN装置部12が動作するにあたり、BT装置部11が通信を行う際に、被干渉となるチャネルである周波数チャネル情報(以下、WLAN被干渉チャネル情報という)を通知された情報を元に更新する。WLAN被干渉情報は、通知された情報を元に変更されるため、WLAN接続数や接続形態によって値が異なる(ステップS4)。
情報管理部15は、BT装置部11が周波数ホッピングに使用可能なチャネルマップ(AFHチャネルマップともいう)を通知するチャネルマップ更新に、WLAN被干渉チャネル情報を考慮したチャネルマップ情報を格納してBT装置部11へ通知する(ステップS5)。すなわち、BT装置部11では、Inquiry/Scanといった接続制御処理やAFH機能にて用いられる、周波数ホッピングに使用するチャネルを選択するためのチャネルマップにおいて、WLAN被干渉チャネル情報に対応するFHチャネルが使用できないことを意味する。なお、本実施の形態においては、BT装置部11の電源が入っていない場合などについては、予め初期動作用の設定に書きこんでおくか、または後述する起動後に実施(ステップS8)することで同等の効果を実現可能である。
BT装置部11は、BT端末2と未接続時、自身が起動した、あるいはBT端末を探しに行く段階で、BT起動通知を情報管理部15へ通知する(ステップS6)。BT起動通知には、BT装置部11のデバイスクラス、送信電力、Golden Rangeなどの初期動作設定を格納することが可能である。なお、情報管理部15からBT装置部11を起動させる場合には、情報管理装置15が、BT起動通知をBT装置部11へ通知する。また、本実施の形態では、BT装置部11と情報管理部15との間でBT起動通知を行なっているが、BT装置部11が起動またはInquiry/Scanといった接続制御処理にするトリガー情報であれば、他の手段で実現しても構わない。さらには、BT装置部11の初期動作設定については、予め情報管理部15にて保持していても構わない。
情報管理部15は、BT起動通知を元に通知された情報を通信情報の一部として保持し、WLAN接続通知(ステップS2)とBT起動通知(ステップS6)から通知された情報を元に、通信情報を更新するとともに、WLAN被干渉情報を更新する(ステップS7)。
情報管理部15は、BT装置部11が周波数ホッピングに使用可能なチャネルマップを通知するチャネルマップ更新に、WLAN被干渉チャネル情報を考慮したチャネルマップ情報を格納してBT装置部11へ通知する(ステップS8)。すなわち、BT装置部11では、Inquiry/Scanと言った接続制御処理やAFH機能にて用いられる、周波数ホッピングに使用するチャネルを選択するためのチャネルマップにおいて、WLAN被干渉チャネル情報に対応するFHチャネルが使用できないことを意味する。
なお、本実施の形態では、BT起動通知(ステップS6)後に、通信情報更新(ステップS7)を実施して、チャネルマップ更新(ステップS8)を行った上で、Inquiry/Scanといった探索/接続制御処理を実施しているが、これに限定するものではない。例えば、予めBT装置部11が、接続/設定状態に移行する前にチャネルマップ更新を行い、WLAN被干渉チャネルを利用させないように通知する方法でも構わない。
無線通信装置1のBT装置部11は、BT端末2との間で、BT通信の接続制御処理を行う(ステップS9)。
BT装置部11は、接続制御処理の完了後、BT接続制御処理が完了したことを通知するBT接続通知に、接続制御処理によって得たBT端末2の接続に関する情報(通信相手のデバイスアドレス、通信相手のニックネーム)、周波数使用状況、通信の優先度情報、通信状態(通信可能状態)、電界強度(RSSI、SINR、或いは自身のGolden Rangeに対する電力差など)、通信量(単位時間あたりの通信量、通信の時間変化量)、トラヒック種別とプロトコル種別(SCO、eSCO、ACL、HV3、HV5など)等を格納して情報管理部15へ通知する(ステップS10)。これ以外に例えば、情報管理部15は、BT端末2とのデータ通信中に、BT装置部11からの通知を受ける、アプリケーション処理部16からの通知を受ける、またはアプリケーション処理部16とBT装置部11との間でやり取りされる通信データをスヌーピングすることにより、ACL、SCO/eSCO等のプロトコルの種別を検知して、プロトコルの種別、トラヒック量、電波環境等に基づいて、またあらかじめ設定しておくことによりBT通信の優先度を決定しておいてもよい。
接続制御処理の終了後、無線通信装置1のBT装置部11とBT端末2との間では、通信可能となり、BT通信によるデータ通信が行われる(ステップS11)。
情報管理部15は、通知された情報を通信情報の一部として保持し、管理しているBT接続数と、接続先情報、動作チャネル情報、電界強度情報などを更新する。また、管理しているBT接続数をインクリメントする。なお、情報管理部15は、BT通信の接続数をBT接続数として管理することとし、BT接続数の初期値を0とし、BT接続通知があった場合にインクリメントする。また、接続が終了した場合には、BT接続数をデクリメントする。さらには、情報管理部15は、WLAN接続通知(ステップS2)とBT接続通知(ステップS10)から通知された情報を元に、通信情報を更新するとともに、WLAN被干渉情報を更新する(ステップS12)。
また、WLAN通信の接続状況の変化、伝搬環境の変化、トラフィック量が変更された場合や、アクセスカテゴリー(AC)の異なるトラフィックが発生/完了した場合などには、WLAN状態変更を通知するWLAN変更通知に、接続するWLAN端末に関する情報(通信相手のデバイスアドレス、通信相手のニックネーム)、周波数使用状況、通信の優先度情報、通信状態(通信可能状態)、電界強度(RSSI、SINR、或いは自身のGolden Rangeに対する電力差など)、通信量(単位時間あたりの通信量、通信の時間変化量)等を格納して情報管理部15へ通知することにより、WLAN装置部12の通信状況に加え、お互いの干渉状況確認するための通信情報を更新することが可能となる(ステップS13)。
情報管理部15は、WLAN変更通知を元に通知された情報を通信情報の一部として保持し、必要に応じて、通信情報を更新するとともに、WLAN被干渉情報などを更新する(ステップS14)。
また、BT装置部11は、AFHによるBT通信を実施し、必要に応じてAFHで周波数ホップングに使用するチャネルを選択するために用いるチャネルマップ(AFHチャネルマップともいう)を更新し、更新したAFHチャネルマップを情報管理部15へ通知する。以降、情報管理部15は、定期的にBT装置部11へAFHチャネルマップの通知を要求し、BT装置部11は、AFHチャネルマップを情報管理部15へ通知する(ステップS15)。AFHチャネルマップは、BT通信で使用可能なFHチャネルごとに、BT装置部11がBT通信に使用可能であるか否かを示すマップである。BT装置部11は、従来のBT端末と同様に、FHチャネルごとに受信品質を観測し、観測した結果に基づいて使用可能なチャネルであるか否かを判断する。ただし、前述のように、WLAN被干渉チャネル情報が事前にBT装置部11に通知されているので、AFHチャネルマップはWLAN被干渉チャネル情報を考慮した上で作成される。なお、前述のように、情報管理部15にて通信情報の更新が行われ、WLAN被干渉情報が更新された場合には、先のチャネルマップ更新(ステップS5、S8)を用いて情報管理部15からBT装置部11に対してチャネルマップを設定することが可能である。
情報管理部15は、チャネルマップ通知を元に通知された情報を通信情報の一部として保持し、通信情報を更新するとともに、WLAN被干渉情報を更新する(ステップS16)。
なお、チャネルマップ更新(ステップS5、S8)において、WLAN被干渉チャネル情報に対応するFHチャネルを使用不可としているが、AFHチャネルマップにおいてFHチャネル数が規定の数値よりも下回っている場合や、端末の設置位置、電界強度(RSSI、SINR、など)、アンテナ構成等によってBT装置部11とBT端末2とのBT通信と、WLAN装置部12とWLAN端末3のWLAN通信に影響が少ない場合には、WLAN通信が使用する動作チャネルの中心周波数から遠い1以上のFHチャネルを使用することも可能である。
また、無線通信装置1のBT装置部11が、通信中あるいは再起動時にBT端末2以外のBT端末を探索/接続制御処理を行う場合には、本実施の形態において図示していないが、情報管理部15よりWLAN被干渉情報を考慮したチャネルマップを用いて、探索/接続制御処理を行うものとする。したがって、接続/設定状態、通信可能状態など、いかなる場合においても、BT装置部11によってWLAN通信に影響を与えることがない。
また、本実施の形態では、WLAN接続通知(ステップS2)を元にチャネルマップを作成したが、例えば、過去の端末接続履歴などに基づいて、情報管理部15において、WLAN被干渉情報を考慮したチャネルマップを用いて、探索/接続制御処理を行うことも可能である。
つぎに、図7で説明した干渉回避方法の一例を、図8を用いて説明する。図8は、無線通信装置1におけるBT端末2との接続制御処理の様子を示す図である。無線通信装置1のWLAN装置部12がWLAN端末3とWLAN通信によるデータ通信中において、BT装置部11がBT端末2とBT通信によってInquiry/Scanと言った接続制御処理を実施している状況を示している。ここで各矩形は、WLAN通信によるデータ通信に使用されるWLANフレーム21、BT装置部11がInquiry/Scanにて他BT端末を探索するフレーム22、WLAN被干渉チャネル情報を元に、BT装置部11がInquiry/Scan、AFHにて使用しないように設定されたチャネルマップの領域23、をそれぞれ示している。ここでは、BT装置部11は、チャネルマップの領域23を除いた無線チャネルを除いて、Inquiry/Scanを所定の時間間隔で行っている。予め決められたInquiry/Scan時のチャネルホッピングパターンを崩している。
同様に、干渉回避方法の他の一例を、図9および図10を用いて説明する。なお、各矩形波は図8と同様である。図9は、本実施の形態で用いる予め決められたInquiry/Scanのチャネルホッピングパターンの一例を示す図である。図10は、無線通信装置1におけるBT端末2との接続制御処理の様子を示す図である。図10では、予め決められたInquiry/Scanのチャネルホッピングパターンに対して、無線通信装置1では、WLAN被干渉情報を元に該当するFHチャネルマップの送信行わないことにより、予め決められたInquiry/Scan時のチャネルホッピングパターンを崩すこと無くWLANへ通信に影響を与えないようにしている。なお、この際、図7に示したように、情報管理部15が、BT装置部11に対してAFHチャネルマップを変更して送信を抑制してもよいし、あるいは予めBT装置部11から取得したInquiry/Scanのチャネルホッピングパターンとタイミング情報から、情報管理部15がBT装置部11に対して、WLAN通信に影響のあるWLAN被干渉チャネルに対して、直接送信を抑制するように制御しても構わない。
なお、図7に示すシーケンス図では、一例として、WLAN端末3が無線通信装置1に接続しデータ通信を行っている通信状態において、BT端末2が無線通信装置1に接続する、あるいは無線通信装置1がBT端末2に接続する場合について説明したが、これに限定するものではない。例えば、BT端末2が無線通信装置1に接続しデータ通信を行っている通信状態において、WLAN端末3が無線通信装置1に接続する、あるいは無線通信装置1がWLAN端末3に接続する場合や、BT端末2およびWLAN端末3がそれぞれ無線通信装置1と接続して通信している場合においても、無線通信装置1では、図7および図9に示す干渉回避方法を実施することが可能である。
以上説明したように、本実施の形態によれば、無線通信装置1において、情報管理部15が、BT装置部11およびWLAN装置部12からの通信情報を取得して保持し、接続に関する情報(通信相手のデバイスアドレス、通信相手のニックネーム)、周波数使用状況(使用チャネル)、通信の優先度情報、通信状態(通信可能状態、接続/設定状態、低消費電力状態、電源OFF)、電界強度(RSSI、SINR、或いは自身のGolden Rangeに対する電力差など)、通信量(単位時間あたりの通信量、通信の時間変化量)等に基づいて、WLAN被干渉チャネル情報により、使用不可チャネルを決定し、BT装置部11がInquiry/Scan時に使用するチャネルのうちWLAN通信に影響のあるFHチャネルを取り除き、BT装置部11に対してチャネルマップを更新する。または、予めBT装置部11から取得したInquiry/Scanのチャネルホッピングパターンとタイミング情報から、情報管理部15がBT装置部11に対して、WLAN通信に影響のあるFHチャネルでの送信を抑制する。これにより、BT装置部11は、WLAN通信に与える影響を低減して他BT端末を探索することができる。
さらに、BT装置部11では、通信中あるいは再起動時にBT端末2以外のBT端末を探索/接続制御処理を行う場合、情報管理部15よりWLAN被干渉情報を考慮したチャネルマップを用いて、探索/接続制御処理を行う。これにより、BT装置部11は、接続/設定状態、通信可能状態などにおいても、WLAN通信に与える影響を低減することができる。
本実施の形態に係る無線通信装置1は、例えば、Bluetooth(登録商標)と無線LAN(IEEE802.11b/G/n/ac)またはWi-Fiを搭載する無線通信装置として、スマートフォン、カーナビゲーション、カーオーディオ、パーソナルコンピュータ、ラップトップコンピュータ、タブレット、PDA、ディスプレイ、テレビ、ホームゲートウェイ、複合型アクセスポイント、等へ適用することが可能である。また、本実施の形態では、Bluetooth(登録商標)について説明しているが、Kleer(登録商標)や、コードレス電話機などの複数の対応周波数の中から動作周波数を切り替えて通信を行う通信方式に対しても適用することが可能である。
このように、本実施の形態に係る無線通信装置および無線通信方法は、複数の無線方式で通信を行う無線通信装置に有効であり、特に、通信方式としてBT通信方式やKleer(登録商標)などの複数の対応周波数の中から動作周波数を切り替えて通信を行う通信方式を含む無線通信装置に適している。
1 無線通信装置
2 BT端末
3 WLAN端末
11 BT装置部
12 WLAN装置部
13、14、18 アンテナ
15 情報管理部
16 アプリケーション処理部
17 カプラ
2 BT端末
3 WLAN端末
11 BT装置部
12 WLAN装置部
13、14、18 アンテナ
15 情報管理部
16 アプリケーション処理部
17 カプラ
Claims (18)
- 第一の無線通信を行う第一の無線通信手段と、
前記第一の無線通信と同一周波数帯で第二の無線通信を行う第二の無線通信手段と、
前記第一の無線通信および前記第二の無線通信を同時に行うことで干渉が発生する被干渉チャネルを決定する情報管理手段と、
を備え、
前記第一の無線通信手段は、前記同一周波数帯において前記被干渉チャネルを除いた無線チャネルを用いて、前記第一の無線通信で無線通信を行う端末を探索する探索フレームを所定の時間間隔で送信する、
ことを特徴とする無線通信装置。 - 前記情報管理手段は、前記第一の無線通信手段および前記第二の無線通信手段から取得した各無線通信手段における周波数使用状況および通信状態を含む通信情報に基づいて、前記被干渉チャネルを決定する、
ことを特徴とする請求項1に記載の無線通信装置。 - 前記情報管理手段は、前記第一の無線通信手段の通信状態に応じて前記被干渉チャネルを更新する、
ことを特徴とする請求項1に記載の無線通信装置。 - 前記情報管理手段は、前記第一の無線通信手段が通信中の端末以外の他の端末を探索する際に前記被干渉チャネルを更新する、
ことを特徴とする請求項1に記載の無線通信装置。 - 第一の無線通信を行う第一の無線通信手段と、
前記第一の無線通信と同一周波数帯で第二の無線通信を行う第二の無線通信手段と、
前記第一の無線通信および前記第二の無線通信を同時に行うことで干渉が発生する被干渉チャネルを決定する情報管理手段と、
を備え、
前記第一の無線通信手段は、前記第一の無線通信で無線通信を行う端末を探索する探索フレームを送信する際、予め決められた前記探索フレームの送信タイミングおよび送信チャネル対して、前記同一周波数帯において前記被干渉チャネルを除いた無線チャネルを用いて前記探索フレームを送信する、
ことを特徴とする無線通信装置。 - 前記情報管理手段は、前記第一の無線通信手段および前記第二の無線通信手段から取得した各無線通信手段における周波数使用状況および通信状態を含む通信情報に基づいて、前記被干渉チャネルを決定する、
ことを特徴とする請求項5に記載の無線通信装置。 - 前記情報管理手段は、前記第一の無線通信手段の通信状態に応じて前記被干渉チャネルを更新する、
ことを特徴とする請求項5に記載の無線通信装置。 - 前記情報管理手段は、前記第一の無線通信手段が通信中の端末以外の他の端末を探索する際に前記被干渉チャネルを更新する、
ことを特徴とする請求項5に記載の無線通信装置。 - 請求項1に記載の無線通信装置を、車載機として使用することを特徴とする無線通信装置。
- 請求項5に記載の無線通信装置を、車載機として使用することを特徴とする無線通信装置。
- 第一の無線通信を行う第一の無線通信手段と、前記第一の無線通信と同一周波数帯で第二の無線通信を行う第二の無線通信手段と、前記第一の無線通信および前記第二の無線通信を同時に行うことで干渉が発生する被干渉チャネルを決定する情報管理手段と、を備えた無縁通信装置における無線通信方法であって、
前記情報管理手段が、前記被干渉チャネルを決定する被干渉チャネル決定ステップと、
前記第一の無線通信手段が、前記同一周波数帯において前記被干渉チャネルを除いた無線チャネルを用いて、前記第一の無線通信で無線通信を行う端末を探索する探索フレームを所定の時間間隔で送信する探索ステップと、
を含むことを特徴とする無線通信方法。 - 前記被干渉チャネル決定ステップでは、前記情報管理手段は、前記第一の無線通信手段および前記第二の無線通信手段から取得した各無線通信手段における周波数使用状況および通信状態を含む通信情報に基づいて、前記被干渉チャネルを決定する、
ことを特徴とする請求項11に記載の無線通信方法。 - 前記被干渉チャネル決定ステップでは、前記情報管理手段は、前記第一の無線通信手段の通信状態に応じて前記被干渉チャネルを更新する、
ことを特徴とする請求項11に記載の無線通信方法。 - 前記被干渉チャネル決定ステップでは、前記情報管理手段は、前記第一の無線通信手段が通信中の端末以外の他の端末を探索する際に前記被干渉チャネルを更新する、
ことを特徴とする請求項11に記載の無線通信方法。 - 第一の無線通信を行う第一の無線通信手段と、前記第一の無線通信と同一周波数帯で第二の無線通信を行う第二の無線通信手段と、前記第一の無線通信および前記第二の無線通信を同時に行うことで干渉が発生する被干渉チャネルを決定する情報管理手段と、を備えた無縁通信装置における無線通信方法であって、
前記情報管理手段が、前記被干渉チャネルを決定する被干渉チャネル決定ステップと、
前記第一の無線通信手段が、前記第一の無線通信で無線通信を行う端末を探索する探索フレームを送信する際、予め決められた前記探索フレームの送信タイミングおよび送信チャネル対して、前記同一周波数帯において前記被干渉チャネルを除いた無線チャネルを用いて前記探索フレームを送信する探索ステップと、
を含むことを特徴とする無線通信方法。 - 前記被干渉チャネル決定ステップでは、前記情報管理手段は、前記第一の無線通信手段および前記第二の無線通信手段から取得した各無線通信手段における周波数使用状況および通信状態を含む通信情報に基づいて、前記被干渉チャネルを決定する、
ことを特徴とする請求項15に記載の無線通信方法。 - 前記被干渉チャネル決定ステップでは、前記情報管理手段は、前記第一の無線通信手段の通信状態に応じて前記被干渉チャネルを更新する、
ことを特徴とする請求項15に記載の無線通信方法。 - 前記被干渉チャネル決定ステップでは、前記情報管理手段は、前記第一の無線通信手段が通信中の端末以外の他の端末を探索する際に前記被干渉チャネルを更新する、
ことを特徴とする請求項15に記載の無線通信方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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PCT/JP2012/059551 WO2013150647A1 (ja) | 2012-04-06 | 2012-04-06 | 無線通信装置および無線通信方法 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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PCT/JP2012/059551 WO2013150647A1 (ja) | 2012-04-06 | 2012-04-06 | 無線通信装置および無線通信方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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WO2013150647A1 true WO2013150647A1 (ja) | 2013-10-10 |
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ID=49300168
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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PCT/JP2012/059551 WO2013150647A1 (ja) | 2012-04-06 | 2012-04-06 | 無線通信装置および無線通信方法 |
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WO (1) | WO2013150647A1 (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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- 2012-04-06 WO PCT/JP2012/059551 patent/WO2013150647A1/ja active Application Filing
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