WO2011145315A1

WO2011145315A1 - サウナ装置とそれを用いたサウナ室

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Publication number: WO2011145315A1
Application number: PCT/JP2011/002694
Authority: WO
Inventors: 聡藤井
Original assignee: パナソニック株式会社
Priority date: 2010-05-18
Filing date: 2011-05-16
Publication date: 2011-11-24
Also published as: CN102892397A; JP2011239908A

Abstract

サウナ装置は、温水あるいは蒸気の噴出部を有するサウナ機器と、サウナ筐体とを備え、噴出部の下方に配置した噴出口カバーと、サウナ筐体の天井の上面に配置されるレールと、天井にサウナ機器の外形寸法より大きな開口の点検口とを有し、サウナ機器は、レールに可動に支持される。

Description

サウナ装置とそれを用いたサウナ室

　本発明は、サウナ装置とそれを用いたサウナ室に関する。

　サウナ室は、サウナ筐体の天井上面にサウナ装置が設置されている。サウナ装置は温水、あるいは蒸気の噴出手段と、この噴出手段の下方に配置した噴出口カバーとを有し、噴出口カバーを介して、噴出手段からの温水、あるいは蒸気をサウナ筐体内に噴出させる（例えば特許文献１）。

　このような従来のサウナ装置は、既設住宅に簡単に設置できなかった。すなわち、サウナ室は浴室と兼用されることが多く、既設住宅における浴室をサウナ室に変更するためには、浴室の天井上面に、サウナ装置を設置しなければならなかった。

　しかしながら、近年の浴室はバスユニットとして売り出され、このバスユニットでは天井も一体化されている。したがって、サウナ装置を、既設住宅のバスユニットの天井上面に設置するためには、このバスユニットの天井を切り離さねばならなかった。

　しかし、一度切り離した天井を再度バスユニットに一体化することは非常に難しかった。また、例え切り離した天井の一体化を行ったとしても、結合部分が浴室内に露出し、バスユニットとしての美観を大幅に低下させていた。このため、現実的には既設住宅に、サウナ装置が設置されることはまれであった。

特開平７－１７１２９９号公報

　本発明は、温水あるいは蒸気の噴出部を有するサウナ機器とサウナ筐体とを備えたサウナ装置であって、噴出部の下方に配置した噴出口カバーと、サウナ筐体の天井の上面に配置されるレールと、天井にサウナ機器の外形寸法より大きな開口の点検口とを備え、サウナ機器は、レールに可動に支持される。

　サウナ筐体の天井面に設置されている既設の点検口から、レールを天井の上面に押し込む。そして、点検口からサウナ機器を天井の上面に押し込み、レールにサウナ機器を可動に支持させる。その結果、サウナ筐体の天井の上面に、サウナ装置が簡単に設置される。

図１は、本発明の実施の形態１のサウナ装置を設置したサウナ室を示す透視斜視図である。図２は、同サウナ装置の要部透視斜視図である。図３は、同サウナ装置の要部透視正面図である。図４は、同サウナ装置のレールの分解斜視図である。図５は、同サウナ装置のレールの設置方法を示す斜視図である。図６は、同サウナ装置のサウナ機器をレールに設置する方法を示す斜視図である。図７は、本発明の実施の形態２のサウナ装置を設置したサウナ室を示す透視斜視図である。図８は、同サウナ装置の要部透視正面図である。図９は、同サウナ装置のレールの分解斜視図である。図１０は、同サウナ装置の要部斜視図である。図１１は、同サウナ装置の架台の斜視図である。図１２は、同サウナ装置の架台をサウナ筐体に設置する方法を示す斜視図である。図１３は、同サウナ装置のレールをサウナ筐体の天井に設置したときの斜視図である。図１４は、同サウナ装置の架台を移動させたときの斜視図である。図１５は、同サウナ装置の架台の側面図である。図１６は、同サウナ装置の設置状態を示す正面図である。図１７は、同サウナ装置の天井への設置方法を示す正面図である。

　以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。

　（実施の形態１）
　図１は、本発明の実施の形態１のサウナ装置を設置したサウナ室を示す透視斜視図である。サウナ筐体１は、バスユニットとして既に住宅に設置され、立方体形状である。

　サウナ筐体１の内部には浴槽２、シャワー３、蛇口４、および給水栓５が設けられている。またサウナ筐体１の前面側には、ドア６が開閉自在に設けられている。このようなサウナ筐体１内部の浴室４４が、サウナ室となる。

　図２は、本発明の実施の形態１のサウナ装置の要部透視斜視図である。図２に示すように、サウナ筐体１の天井７には、矩形状の点検口８が設けられている。点検口８は、通常は蓋（図示せず）により開閉自在に覆われている。本実施の形態１では、この蓋を取り除き、点検口８を利用して天井７の上面７ａに、サウナ装置９が設置される。

　サウナ装置９は、サウナ筐体１と、サウナ筐体１の天井７の上面７ａに略平行に配置された２本のレール１０と、２本のレール１０上に可動に支持されたサウナ機器１１とから構成されている。

　図３は、本発明の実施の形態１のサウナ装置の要部透視正面図である。図３に示すようにサウナ機器１１は、立方体形状の本体ケース１２と、本体ケース１２内に設けられた温水、あるいは蒸気の噴出部１２ａと、噴出部１２ａの下方に配置した噴出口カバー１３とを有する。

　以上の構成において、サウナ筐体１の天井７の上面７ａへの、サウナ装置９の設置方法について説明する。

　先ず、サウナ筐体１の天井７部分に設けられている点検口８の蓋（図示せず）を外す（なお、取り外した蓋は、例えば天井７の上面７ａに退けておく）。次に、点検口８からサウナ筐体１の天井７の上面７ａに、レール１０を配置する。

　図４は本発明の実施の形態１のサウナ装置のレールの分解斜視図、図５は同サウナ装置のレールの設置方法を示す斜視図である。図４に示すようにレール１０は、２本の棒状体１０ａ、１０ｂに分離されている。そして棒状体１０ａ、１０ｂは、点検口８からサウナ筐体１の天井７の上面７ａに押し上げられ、配置される。次に図５に示すように、レール１０の外端側の引掛り部１０ｃが、サウナ筐体１の側面１ａ上方に引掛けられた状態とする。

　そして図４に示すように、ねじ１４が棒状体１０ｂのねじ穴１０ｄに嵌め合わされる。これにより棒状体１０ａ、１０ｂが一体化され、図５に示すように２本のレール１０がサウナ筐体１の天井７の上面７ａに、平行に配置される。すなわち各レール１０は、棒状体１０ａ、１０ｂが結合されて形成されている。

　図６は、本発明の実施の形態１のサウナ装置のサウナ機器をレールに設置する方法を示す斜視図である。図６に示すように２本のレール１０の一端側１０ｅ（図２の点検口８から遠方側）には、２本のレール１０同士を結合する結合体１５ａが設置される。

　２本のレール１０の他端側１０ｆ（図６の点検口８側）が広げられ、点検口８の外側にレール１０が位置されるようにする。なお、２本のレール１０の他端側１０ｆが外方に広げられるように、引掛り部１０ｃがサウナ筐体１の側面１ａ上方に引掛けられる時、引掛り部１０ｃと、側面１ａとの間には図示しない隙間が設けられている。

　次に図６に示すように、サウナ筐体１内から点検口８を介し、サウナ機器１１の本体ケース１２が、サウナ筐体１の天井７の上面７ａに押し上げられる。そのため、本体ケース１２は、点検口８よりも水平面の大きさを小さくしている。すなわち点検口８は、サウナ機器１１の外形寸法より大きな開口である。

　次に、２本のレール１０間の一端側１０ｅにおいて、サウナ機器１１の本体ケース１２下面側に設けたローラ１６が、レール１０上に載せられる。

　次に、レール１０の他端側１０ｆも、図２のように結合体１５ｂにより、レール１０同士が結合される。これによりサウナ筐体１の天井７の上面７ａにおいて、２本のレール１０が平行に配置される。そして平行配置された２本のレール１０上にサウナ機器１１の本体ケース１２が、ローラ１６により可動に配置される。

　なお図６に示すように、サウナ機器１１の本体ケース１２下面側には、２本のレール１０内面側に沿うように、レール外れ防止部１７が設けられている。そのため、２本のレール１０上を本体ケース１２が移動する時、本体ケース１２がレール１０上から脱落することはない。

　サウナ筐体１の天井７の上面７ａに、サウナ機器１１の本体ケース１２が配置された後、天井７の上面７ａにおいてサウナ機器１１に配線が行なわれる。次に図３の本体ケース１２内から、サウナ機器１１の給水ホース１８の先端に設けた給水結合部１９が、点検口８からサウナ筐体１内側に降ろされる。

　そしてサウナ筐体１内側において、給水結合部１９と、給水ホース２０の給水結合部２１とが結合される。

　図１に示すように給水ホース２０は、給水栓５から分岐されている。給水栓５からは、図３に示す給水ホース２０、給水ホース１８を介して温水が噴出部１２ａに供給される。そして噴出部１２ａにより、温水の微細化が行われる。

　そして温水あるいは蒸気が、噴出口カバー１３を介してサウナ筐体１内に供給され、浴室４４はサウナ機能が体感できるサウナ室となる。

　なお図３に示すように噴出口カバー１３は、本体ケース１２に対して上下動自在に取り付けられる。これにより噴出口カバー１３がサウナ筐体１の天井７面に適合し、美観の優れたサウナ装置９となる。

　また、点検口８上にサウナ機器１１が存在する状態では、点検口８の上面は本体ケース１２により覆われている。そのため、点検口８から温水あるいは蒸気がサウナ筐体１外へ漏れることはない。

　図３に示す天井７の上面７ａにおいて、サウナ装置９、および他の設備の点検をする時、先ずサウナ機器１１の給水結合部１９と、給水ホース２０の給水結合部２１との結合が解除される。次に噴出口カバー１３が、本体ケース１２から取り外される。その後、本体ケース１２がローラ１６の転動により、図６に示す一端側１０ｅの方向に移動され、点検口８が現れる。そして点検口８から、サウナ装置９等の点検が行われる。

　また点検後は、上記組み立て時と同じように、ローラ１６転動により点検口８部分にサウナ機器１１が移動される。次に給水結合部１９が、点検口８からサウナ筐体１内側に降ろされる。そしてサウナ筐体１内側において、給水結合部１９と、給水結合部２１とを結合する。次に噴出口カバー１３が、本体ケース１２に装着される。

　なお、本実施の形態１では、複数の棒状体１０ａ、１０ｂを結合してレール１０を構成したが、レール１０は、伸縮自在としても良い。つまり、レール１０は点検口８からサウナ筐体１上に挿入する時には収縮されその後、サウナ筐体１上において伸ばされても良い。

　また本実施の形態１では、レール１０は２本のレール１０から構成される例を示した。しかし、サウナ機器１１が可動に支持されるのであれば、レール１０は２本に限定される必要はなく、３本以上であってもよい。

　（実施の形態２）
　図７は、本発明の実施の形態２のサウナ装置を設置したサウナ室を示す透視斜視図である。図７に示すように、サウナ室を構成するサウナ筐体２２は、バスユニットとして既に、住宅に設置されている。

　サウナ筐体２２は、立方体形状である。サウナ筐体２２の内部には浴槽２３、シャワー２４、蛇口２５、および給水栓２６が設けられている。またサウナ筐体２２の前面側には、ドア２７が開閉自在に設けられている。このようなサウナ筐体２２内部の浴室４４が、サウナ室となる。

　サウナ筐体２２の天井２８には、矩形状の点検口２９が設けられている。点検口２９は、通常は蓋（図示せず）により開閉自在に覆われている。本実施の形態２では、この蓋を取り除き、点検口２９を利用して天井２８部分に、サウナ装置３０が設置されている。

　サウナ装置３０は、サウナ筐体２２の天井２８の上面２８ａに、略平行に配置された２本のレール３１と、レール３１上に可動に支持されたサウナ機器３２とから構成されている。

　図８は、本発明の実施の形態２のサウナ装置の要部透視正面図である。図８に示すようにサウナ機器３２は、立方体形状の本体ケース３３と、本体ケース３３内に設けられた温水あるいは蒸気の噴出部３３ａと、噴出部３３ａの下方に配置した噴出口カバー３４とを有する。

　以上の構成において、サウナ筐体２２の天井２８の上面２８ａへの、サウナ装置３０の設置方法について説明する。

　先ず、天井２８部分に設けられている点検口２９の蓋（図示せず）が外される（なお、取り外した蓋は、例えば天井２８の上面２８ａに退けておく）。

　次に、点検口２９からサウナ筐体２２の天井２８の上面２８ａに、レール３１が配置される。

　図９は、本発明の実施の形態２のサウナ装置のレールの分解斜視図である。図９に示すように２本の棒状体３１ａ、３１ｂのそれぞれの一端側が、桟３１ｃとねじ３１ｄにより結合されＵ字形状なっている。

　図１０は、本発明の実施の形態２のサウナ装置の要部斜視図である。図１０に示すように、点検口２９からＵ字形状のレール３１ｋが天井２８の上面２８ａへ押し上げられる。そして棒状体３１ａ、３１ｂの一端側の係合部である引掛り部３１Ａが、サウナ筐体２２の側面２２ａ上方に引掛けられる。

　この時、桟３１ｃにより結合した２本の棒状体３１ａ、３１ｂの外側幅は３８０ｍｍと、点検口２９の横幅である４５０ｍｍよりも小さくしている。すなわち、一端側の幅３１ｉと他端側の幅３１ｊとは、点検口の幅２９ａよりも小さくしている。そのため、桟３１ｃにより結合した２本の棒状体３１ａ、３１ｂは、点検口２９から天井２８の上面２８ａへと簡単に押し上げられる。

　図１１は本発明の実施の形態２のサウナ装置の架台の斜視図、図１２は同サウナ装置の架台をサウナ筐体に設置する方法を示す斜視図である。図１１、図１２に示すように、四角枠状の架台３５が、レール３１ｋ上に配置される。

　架台３５は、サウナ機器３２がレール３１ｋ上に可動に配置される器具である。架台３５の下方には、四角枠を構成する枠３５ａ、３５ｂ、３５ｃ、３５ｄが設けられている。

　このうち、枠３５ａ、３５ｃは２本の棒状体３１ａ、３１ｂに直交する。枠３５ｂ、３５ｄは２本の棒状体３１ａ、３１ｂに平行に配置される。

　また、枠３５ｂ、３５ｄの外側には、２本の棒状体３１ａ、３１ｂに平行な垂直壁３５ｅ、３５ｆが設けられている。さらに垂直壁３５ｅ、３５ｆには、それぞれ外側への水平壁３５ｇ、３５ｈが設けられている。さらに脱輪防止カバー３５ｊ、３５ｋが、棒状体３１ａ、３１ｂの内側、かつローラ３５ｉの上方に設けられている。

　そして、水平壁３５ｇ、３５ｈの下方には、それぞれ複数のローラ３５ｉが配置されている。ローラ３５ｉは、２本の棒状体３１ａ、３１ｂ上に配置されている。

　このとき、垂直壁３５ｅ、３５ｆの上端に設けた脱輪防止カバー３５ｊ、３５ｋが外側に向かって回動される。これによりローラ３５ｉが、垂直壁３５ｅ、脱輪防止カバー３５ｊ、垂直壁３５ｆ、および脱輪防止カバー３５ｋにより覆われ、ローラ３５ｉの脱輪が防止される。

　図１３は、本発明の実施の形態２のサウナ装置のレールをサウナ筐体の天井に設置したときの斜視図である。図１３に示すように、棒状体３１ａ、３１ｂにそれぞれ接続される棒状体３１ｅ、３１ｈは、桟３１ｆとねじ３１ｇによりＵ字形状に結合され、点検口２９から天井２８の上面２８ａへ押し上げられる。

　なお、桟３１ｃにより結合した２本の棒状体３１ｈ、３１ｅの外側幅も、点検口２９の横幅より狭くしている。そのため、桟３１ｆにより結合した２本の棒状体３１ｈ、３１ｅは、点検口２９から天井２８の上面２８ａへと簡単に押し上げられる。

　そして棒状体３１ａと棒状体３１ｅ、および棒状体３１ｂと棒状体３１ｈが、皿ねじ３６により接続される。その結果、平行な２本のレール３１が上面２８ａに配置される。

　なお、棒状体３１ｈ、３１ｅの係合部である引掛り部３１Ｂは、サウナ筐体２２の側面２２ｂ上方に引掛けられた状態である。

　図１４は、本発明の実施の形態２のサウナ装置の架台を移動させたときの斜視図である。図１４に示すように、架台３５が点検口２９の位置まで、レール３１上を、ローラ３５ｉを回転させて、移動される。

　図１５は、本発明の実施の形態２のサウナ装置の架台の側面図である。図１１に示す架台３５の垂直壁３５ｅ、３５ｆの下部の仮固定部である長穴３５ｍに、図１５に示す仮固定用のねじ３７が、棒状体３１ｈ、３１ｅに設けたねじ穴３８に螺合される。このようにして、架台３５が、棒状体３１ｈ、３１ｅに仮固定される。

　そして、図１１に示す架台３５の枠３５ａ、３５ｂ、３５ｃ、３５ｄ内の開口部から、本体ケース３３が上方に持ち上げられる。本体ケース３３の下方に設けた係合片と、架台３５の枠３５ａ、３５ｂ、３５ｃ、３５ｄに設けた係合片３９とを重ね合わせ、ねじ止め（図示せず）する。これにより、架台３５上にサウナ機器３２の本体ケース３３が固定される。

　図１５に示す仮固定用のねじ３７が外されれば、レール３１上を本体ケース３３がローラ３５ｉの回転により自由に移動できる。

　そして、本体ケース３３が点検口２９外へと移動され、天井２８上において本体ケース３３に電源が接続される。

　図８に示すように、本体ケース３３が点検口２９に移動されると、本体ケース３３内から、サウナ機器３２の給水ホース４５の先端に設けた給水結合部４０が、点検口２９からサウナ筐体２２内側に降ろされる。

　そして、噴出口カバー３４外のサウナ筐体２２内側において、サウナ機器３２の給水結合部４０と、給水ホース４１の給水結合部４２とが結合される。

　図７に示すように給水ホース４１は、給水栓２６から分岐されている。給水栓２６から、給水ホース４１、４５を介して温水が噴出部３３ａに供給され、噴出部３３ａにより温水の微細化が行われる。

　そして、このようにして噴出部３３ａにおいて発生した温水あるいは蒸気が、噴出口カバー３４を介してサウナ筐体２２内に供給され、サウナ機能が体感される。

　図１６は、本発明の実施の形態２のサウナ装置の設置状態を示す正面図である。図１６に示すように噴出口カバー３４は、本体ケース３３に対して上下動自在に取り付けられている。これにより噴出口カバー３４がサウナ筐体２２の天井２８面に適合し、美観の優れたサウナ装置となる。

　図１７は、本発明の実施の形態２のサウナ装置の天井への設置方法を示す正面図である。図１７に示すように、噴出口カバー３４の外周面にはパッキン４３が設けられている。天井２８と、噴出口カバー３４の外周面との間にパッキン４３が挟まれることにより、水密性が高められる。

　さらに図１６に示すように、点検口２９上にサウナ機器３２が位置する場合、点検口２９の上面は本体ケース３３により覆われている。そのため、点検口２９から温水あるいは蒸気がサウナ筐体２２外へ漏れることはない。

　図８に示すようにサウナ筐体２２の天井２８の上面２８ａにおいて、サウナ装置３０、および他の設備の点検をする時、先ずサウナ機器３２の給水結合部４０と、給水ホース４１の給水結合部４２との結合が解除される。次に噴出口カバー３４が、本体ケース３３から取り外される。その後、本体ケース３３がローラ３５ｉの転動により、点検口２９外へと移動され、点検口２９が現れる。そして点検口２９から、サウナ装置３０等の点検が行われる。

　また点検後は、上記組み立て時と同じように、ローラ３５ｉの転動により点検口２９部分にサウナ機器３２が移動される。次に給水結合部４０が、点検口２９からサウナ筐体２２内側に降ろされる。

　そして、サウナ筐体２２内側において給水結合部４０と、給水結合部４２とが結合される。次に噴出口カバー３４が、本体ケース３３に装着される。

　以上のように本発明のサウナ装置は、サウナ機器を簡単に設置できるので既設の住宅に適用できる。

１，２２　　サウナ筐体
１ａ，２２ａ，２２ｂ　　側面
２，２３　　浴槽
３，２４　　シャワー
４，２５　　蛇口
５，２６　　給水栓
６，２７　　ドア
７，２８　　天井
７ａ，２８ａ　　上面
８，２９　　点検口
９，３０　　サウナ装置
１０，３１，３１ｋ　　レール
１０ａ，１０ｂ，３１ａ，３１ｂ，３１ｅ，３１ｈ　　棒状体
１０ｃ，３１Ａ，３１Ｂ　　引掛り部
１０ｄ，３８　　ねじ穴
１０ｅ　　一端側
１０ｆ　　他端側
１１，３２　　サウナ機器
１２，３３　　本体ケース
１２ａ，３３ａ　　噴出部
１３，３４　　噴出口カバー
１４，３１ｄ，３１ｇ，３７　　ねじ
１５ａ，１５ｂ　　結合体
１６，３５ｉ　　ローラ
１７　　レール外れ防止部
１８，２０，４１，４５　　給水ホース
１９，２１，４０，４２　　給水結合部
２９ａ　　点検口の幅
３１ｃ，３１ｆ　　桟
３１ｉ　　一端側の幅
３１ｊ　　他端側の幅
３５　　架台
３５ａ，３５ｂ，３５ｃ，３５ｄ　　枠
３５ｅ，３５ｆ　　垂直壁
３５ｇ，３５ｈ　　水平壁
３５ｍ　　長穴
３５ｊ，３５ｋ　　脱輪防止カバー
３６　　皿ねじ
３９　　係合片
４３　　パッキン
４４　　浴室

Claims

温水あるいは蒸気の噴出部を有するサウナ機器とサウナ筐体とを備えたサウナ装置であって、
前記噴出部の下方に配置した噴出口カバーと、
前記サウナ筐体の天井の上面に配置されるレールと、
前記天井に前記サウナ機器の外形寸法より大きな開口の点検口とを備え、
前記サウナ機器は、前記レールに可動に支持されることを特徴とするサウナ装置。
前記レールは、少なくとも２本平行に配置されたことを特徴とする請求項１に記載のサウナ装置。
前記レールの一端側と他端側とに前記レール同士を結合する結合体を設けたことを特徴とする請求項２に記載のサウナ装置。
前記レールは、伸縮自在としたことを特徴とする請求項１に記載のサウナ装置。
前記レールは、複数の棒状体を結合したことを特徴とする請求項１に記載のサウナ装置。
前記一端側の幅と前記他端側の幅とは、前記点検口の幅よりも小さくしたことを特徴とする請求項３に記載のサウナ装置。
前記サウナ機器は、前記レール上を転動するローラを有することを特徴とする請求項１に記載のサウナ装置。
前記レールには四角枠状の架台と、
前記レールの内側かつ前記ローラの上方に脱輪防止カバーとをさらに設け、
前記脱輪防止カバーは、前記ローラを前記レール上に配置した後に、前記レールの外側に向かって回動されることを特徴とする請求項７に記載のサウナ装置。
前記架台には、前記レールへの仮固定部を設けたことを特徴とする請求項８に記載のサウナ装置。
前記仮固定部は、前記架台と前記レールとに設けたねじ穴にねじを螺合させることを特徴とする請求項９に記載のサウナ装置。
前記レールの両端には、前記サウナ筐体に係合する係合部を設けたことを特徴とする請求項１に記載のサウナ装置。
前記係合部は、前記サウナ筐体の側面上方に引掛ける引掛り部であることを特徴とする請求項１０に記載のサウナ装置。
前記噴出口カバーの外周面には、前記天井に当接するパッキンを設けたことを特徴とする請求項１に記載のサウナ装置。
前記サウナ機器は給水ホースを有し、前記給水ホースには給水結合部を設けたことを特徴とする請求項１に記載のサウナ装置。
前記給水結合部は、前記噴出口カバー外に設けたことを特徴とする請求項１４に記載のサウナ装置。
前記給水ホースは、給水栓から分岐したことを特徴とする請求項１４に記載のサウナ装置。
請求項１４または請求項１５のどちらか１項に記載のサウナ装置を備えたことを特徴とするサウナ室。