WO2011058687A1 - 発光素子駆動装置 - Google Patents

発光素子駆動装置 Download PDF

Info

Publication number
WO2011058687A1
WO2011058687A1 PCT/JP2010/005020 JP2010005020W WO2011058687A1 WO 2011058687 A1 WO2011058687 A1 WO 2011058687A1 JP 2010005020 W JP2010005020 W JP 2010005020W WO 2011058687 A1 WO2011058687 A1 WO 2011058687A1
Authority
WO
WIPO (PCT)
Prior art keywords
emitting element
light emitting
signal
pulse
drive
Prior art date
Application number
PCT/JP2010/005020
Other languages
English (en)
French (fr)
Inventor
龍二 上田
泰永 山本
Original Assignee
パナソニック株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by パナソニック株式会社 filed Critical パナソニック株式会社
Publication of WO2011058687A1 publication Critical patent/WO2011058687A1/ja

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09GARRANGEMENTS OR CIRCUITS FOR CONTROL OF INDICATING DEVICES USING STATIC MEANS TO PRESENT VARIABLE INFORMATION
    • G09G3/00Control arrangements or circuits, of interest only in connection with visual indicators other than cathode-ray tubes
    • G09G3/20Control arrangements or circuits, of interest only in connection with visual indicators other than cathode-ray tubes for presentation of an assembly of a number of characters, e.g. a page, by composing the assembly by combination of individual elements arranged in a matrix no fixed position being assigned to or needed to be assigned to the individual characters or partial characters
    • G09G3/34Control arrangements or circuits, of interest only in connection with visual indicators other than cathode-ray tubes for presentation of an assembly of a number of characters, e.g. a page, by composing the assembly by combination of individual elements arranged in a matrix no fixed position being assigned to or needed to be assigned to the individual characters or partial characters by control of light from an independent source
    • G09G3/3406Control of illumination source
    • G09G3/342Control of illumination source using several illumination sources separately controlled corresponding to different display panel areas, e.g. along one dimension such as lines
    • G09G3/3426Control of illumination source using several illumination sources separately controlled corresponding to different display panel areas, e.g. along one dimension such as lines the different display panel areas being distributed in two dimensions, e.g. matrix
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B45/00Circuit arrangements for operating light-emitting diodes [LED]
    • H05B45/30Driver circuits
    • H05B45/37Converter circuits
    • H05B45/3725Switched mode power supply [SMPS]
    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09GARRANGEMENTS OR CIRCUITS FOR CONTROL OF INDICATING DEVICES USING STATIC MEANS TO PRESENT VARIABLE INFORMATION
    • G09G2310/00Command of the display device
    • G09G2310/02Addressing, scanning or driving the display screen or processing steps related thereto
    • G09G2310/024Scrolling of light from the illumination source over the display in combination with the scanning of the display screen
    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09GARRANGEMENTS OR CIRCUITS FOR CONTROL OF INDICATING DEVICES USING STATIC MEANS TO PRESENT VARIABLE INFORMATION
    • G09G2310/00Command of the display device
    • G09G2310/08Details of timing specific for flat panels, other than clock recovery
    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09GARRANGEMENTS OR CIRCUITS FOR CONTROL OF INDICATING DEVICES USING STATIC MEANS TO PRESENT VARIABLE INFORMATION
    • G09G2320/00Control of display operating conditions
    • G09G2320/06Adjustment of display parameters
    • G09G2320/0626Adjustment of display parameters for control of overall brightness
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B45/00Circuit arrangements for operating light-emitting diodes [LED]
    • H05B45/20Controlling the colour of the light
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B20/00Energy efficient lighting technologies, e.g. halogen lamps or gas discharge lamps
    • Y02B20/30Semiconductor lamps, e.g. solid state lamps [SSL] light emitting diodes [LED] or organic LED [OLED]

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Liquid Crystal (AREA)
  • Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
  • Circuit Arrangement For Electric Light Sources In General (AREA)
  • Liquid Crystal Display Device Control (AREA)

Abstract

 ローカルディミング技術を利用する場合などでバックライト領域を分割した状態で、液晶表示などの画面表示の走査に追従して調光を行う場合に、通電タイミングの異なる複数のバックライト水平ライングループを駆動できる発光素子駆動装置を提供することを目的とする。 複数のフレームタイミング信号(EN1~ENm)を各駆動チャンネルに分配して、駆動タイミングの異なるパルス信号(P1~Pn)を生成し、電流駆動回路(5Q1~5Qn)を駆動させることで、LEDを駆動する電流源を少なくとも2つのグループ(LED1~LEDn)に分けることが可能で、かつ、各グループの通電開始を任意のタイミングで駆動させるが可能となる。これにより、通電タイミングの異なる複数のバックライト水平ライングループを駆動できる。

Description

発光素子駆動装置
 本発明は、発光素子駆動装置に関し、さらに詳しくはLED(Light Emitting Diode:発光ダイオード)を駆動するチャンネルを複数有するLED駆動装置に関する。
 近年、LEDは、照明用および液晶TV(テレビ)のバックライト用等の様々な機器で広く使用されている。LEDの輝度を調節する駆動技術には、パルス幅変調(Pulse Width Modulation:PWM)が、一般的に利用されている。
 一方、液晶TVにおける表示画像の高画質化を実現する技術として、ローカルディミング(Local Dimming)と呼ばれるバックライト駆動技術が用いられている。ローカルディミングとは、液晶TVの画面を複数の領域(調光領域と呼ばれる)に分割し、各調光領域において液晶TVの表示画像に合わせてバックライトをPWMにより個別に調光制御する技術である。表示画像の明るい領域では明るく、暗い領域では暗くすることで、高コントラストの画像表示を実現することができる。
 ローカルディミングでは、各調光領域で調光制御が必要になるため、LEDを駆動する複数の駆動チャンネルを内蔵したLED駆動装置が複数用いられることが多い。これらのLED駆動装置の各駆動チャンネルは、独立したPWM駆動により互いに異なるデューティ比を有するデューティパルスで調光させることが可能になっている。
特開2008-262966号公報
 しかしながら、LED駆動装置を用いてローカルディミングを実現する場合、次のような課題があった。
 液晶TVの画面は、液晶パネルにおける液晶画素単位の透過/遮蔽制御(液晶制御と呼ばれる)と、バックライトにおける調光領域単位の調光制御との両制御により、表示される。液晶パネルでは、表示画面は、横方向に多数の液晶画素および縦方向に多数の水平ラインを含む。一方、バックライトでは、1個の調光領域は、横方向に連続するMp個(Mpは2以上の整数)の液晶画素を含む液晶画素グループ、および縦方向に連続するNp本(Npは2以上の整数)の水平ラインを含む水平ライングループで特定される。例えば、表示画面が、横方向に9個の液晶画素グループおよび縦方向に5個の水平ライングループで構成される場合、表示画面は9×5=45個の調光領域を含むことになる。この場合、表示画面は、(Mp×9)×(Np×5)個の液晶画素を含む。
 液晶制御は、1フレーム期間におけるプログレッシブ走査により、(Np×5)本の水平ラインの最上位ラインから最下位ラインまで、1水平ライン単位で1水平走査期間ごとに行われる。一方、調光制御は、このような液晶制御のタイミングに同期して、5個の水平ライングループの最上位グループから最下位グループまで、1水平ライングループ単位で(1水平走査期間×Np)ごとに行われる。
 1個の調光領域は、複数のLEDを含む1個のLEDグループにより照射される。1個のLED駆動装置は、例えば4個のLEDグループをそれぞれ駆動する4個の駆動チャンネルを有する。表示画面における上述した45個の調光領域を照射するためには、水平ライングループごとに整数のLED駆動装置を割り当てる必要がある。その結果、1水平ライングループ当たり3個のLED駆動装置が必要となり、全表示画面で3×5=15個のLED駆動装置が必要となっていた。この場合、1水平ライングループ当たり3個、全表示画面で15個の駆動チャンネルが、実装されながら使用されずに無駄になっており、その結果、必要なLED駆動装置(発光素子駆動装置)の数も多くなっていた。
 本発明の発光素子駆動装置は、上述した従来の課題を解決するもので、発光素子を駆動するために必要な発光素子駆動装置の数を削減することを目的とする。
 上述した課題を解決するために、本発明に係る発光素子駆動装置は、発光素子をパルス幅変調駆動により通電するための電流駆動回路を複数備えており、前記複数の電流駆動回路を駆動させるためのパルス信号を作成するパルス信号生成部と、各電流駆動回路に対し複数のフレームタイミング信号を選択して出力する分配部を有する構成としている。
 これにより、複数のフレームタイミング信号を各駆動チャンネルに分配して、駆動タイミングの異なるパルス信号を生成し、電流駆動回路を駆動させることで、発光素子を駆動する電流駆動回路を少なくとも2つのグループに分けることが可能であり、かつ、前記各グループの通電開始を任意のタイミングで駆動させることが可能となる。
 本発明の発光素子駆動装置によれば、液晶表示などでローカルディミングを利用する場合、すなわち、バックライト領域を分割した状態で液晶表示などの画面表示の走査に追従して調光を行う場合に、1つの発光素子駆動装置で複数の水平ライングループにまたがるバックライトを駆動することが可能になる。これにより、バックライト分割画素グループ数が異なる各種のTVセットにおいても、特定のチャンネル数を備えた発光素子駆動装置を効率的に使用することができる。
本発明の実施の形態1における発光素子駆動装置の構成例を示すブロック図である。 液晶TVの表示画面を示す模式図である。 液晶TVにおけるフレームごとの走査タイミングを示す模式図である。 本発明の実施の形態1における発光素子駆動装置を複数個含む構成例を示すブロック図である。 本発明の実施の形態1における発光素子駆動装置の調光領域グループの一割り当て例を示す模式図である。 本発明の実施の形態1における発光素子駆動装置の調光領域グループの別の割り当て例を示す模式図である。 本発明の実施の形態1における発光素子駆動装置の調光領域グループのさらに別の割り当て例を示す模式図である。 本発明の実施の形態1における発光素子駆動装置の分配部の動作例を示す関係図である。 本発明の実施の形態1における発光素子駆動装置の分配部の別の動作例を示す関係図である。 本発明の実施の形態1における発光素子駆動装置の分配部のさらに別の動作例を示す関係図である。 本発明の実施の形態1における発光素子駆動装置の分配部の構成例を示すブロック図である。 本発明の実施の形態1における発光素子駆動装置の分配部の動作例を示すタイミングチャートである。 本発明の実施の形態1における発光素子駆動装置のパルス信号生成部の構成例を示すブロック図である。 本発明の実施の形態1における発光素子駆動装置のパルス信号生成部の動作例を示す波形図である。 本発明の実施の形態1における発光素子駆動装置の電流駆動部の構成例を示すブロック図である。 本発明の実施の形態1における発光素子駆動装置の電流駆動部の動作例を示す波形図である。 本発明の実施の形態2における発光素子駆動装置の構成例を示すブロック図である。 本発明の実施の形態2における発光素子駆動装置のフレームタイミング信号生成部の構成例を示すブロック図である。 本発明の実施の形態2における発光素子駆動装置のフレームタイミング信号生成部の動作例を示す波形図である。 本発明の実施の形態3における発光素子駆動装置の構成例を示すブロック図である。 本発明の実施の形態4における発光素子駆動装置の構成例を示すブロック図である。 本発明の実施の形態4における発光素子駆動装置の構成例を示す詳細なブロック図である。
 以下、本発明を実施するための形態に関するいくつかの例について、図面を参照しながら説明する。図面において、実質的に同一の構成、動作、および効果を表す要素には、同一の符号を付す。符号A1、A2、・・・、Anは、A1からAnまで、末尾の数詞が1ずつ繰り上がる符号を表し、A1~An、またはAi(i=1~n)のようにも記される。図面上の符号は、符号で示される信号の大きさを表す変数値として、式上でも用いられる。
(実施の形態1)
 図1は、発光素子駆動装置の構成例を示すブロック図である。
 発光素子駆動装置10は、シリアルインターフェース部11、レジスタ部12、分配部13、パルス信号生成部14、および電流駆動部15を含む。図1の構成は、発光素子駆動装置10の他に、コントローラ1および発光素子部20を含む。発光素子駆動装置10は、コントローラ1から制御信号S1を受け、駆動電流J1、J2、・・・、Jn(nは2以上の整数)を生成し、生成された駆動電流J1~Jnをそれぞれ電流経路PJ1、PJ2、・・・、PJnを介して発光素子部20へ供給する(図1における各駆動電流J1~Jnの矢印は、電流の向きを示す、以下の各実施の形態においても同様に示す)。液晶TV(テレビ)は、液晶パネルおよびバックライトを含む。バックライトは、発光素子部20を含む。
 発光素子部20は、n個の発光素子グループLED1、LED2、・・・、LEDnを含む。各発光素子グループLED1~LEDnは、1つ以上の発光素子を含む。発光素子は、例えばLED(Light Emitting Diode:発光ダイオード)である。各発光素子グループLED1~LEDnの一端はアノード端、同他端はカソード端と呼ばれる。n個の発光素子グループLED1~LEDnのアノード端は、電圧経路PVを介して電圧源ECCに共通に接続され、同カソード端は、n個の電流経路PJ1~PJnにそれぞれ接続される。各発光素子グループLED1~LEDnに含まれる複数のLEDは、アノードからカソードへの順方向が、アノード端(電圧経路PV)からカソード端(各電流経路PJ1~PJn)への方向となるように、互いに直列に接続される。
 電圧源ECCは、駆動電圧VCCを生成し、発光素子グループLED1~LEDnを挟んでそれぞれ電流経路PJ1~PJnとは反対側の電圧経路PVを介して、駆動電圧VCCを各発光素子グループLED1~LEDnへ供給する。
 コントローラ1は、入力映像信号VSに基づいて制御信号S1を生成する。制御信号S1は、m系統(mは2以上の整数)のフレームタイミング信号EN1、EN2、・・・、ENm、マスタークロック信号MCLK、シリアルデータSDAT、シリアルクロックSCLK、およびラッチクロックLATを含む。シリアルデータSDATは、シリアルクロックSCLKに同期するバイナリデータを表す。シリアルデータSDATは、後述されるパルス幅データWD1、WD2、・・・、WDnおよび割り当てデータED1、ED2、・・・、EDnを含む。コントローラ1は、パルス幅データWD1~WDnを、入力映像信号VSのレベルに基づいて生成する。パルス幅データWD1~WDnは、デューティデータとも呼ばれる。一方、コントローラ1は、割り当てデータED1~EDnを、入力映像信号VSとは無関係に、発光素子駆動装置10により駆動される発光素子部20のバックライトにおける配置に依存して設定する。例えば割り当てデータED1~EDnは、液晶TVの製造時に初期設定される。
 コントローラ1はフレームタイミング信号生成部16を含み、フレームタイミング信号生成部16は、入力映像信号VSに基づいてフレームタイミング信号EN1~ENmを生成する。
 コントローラ1は、制御信号S1を生成するプログラムが組み込まれたマイクロコンピュータで構成されてもよい。さらに、コントローラ1は、制御信号S1を生成する回路が組み込まれた、FPGA(Field Programmable Gate Array:フィールドプログラマブルゲートアレイ)などのワイヤードロジック回路で構成されてもよい。さらに、コントローラ1は、マイクロコンピュータおよびワイヤードロジック回路の両方で構成されてもよい。
 シリアルインターフェース部11は、シリアルデータSDATをシリアルクロックSCLKに同期して入力し、ラッチクロックLATでワード単位にパラレルデータPDATに変換する。
 レジスタ部12は、レジスタ12aおよびレジスタ12bを含む。レジスタ部12は、パラレルデータPDATを記憶するとともに出力する。このとき、レジスタ12aは、パラレルデータ形式のパルス幅データWD1~WDnを記憶するとともに出力し、レジスタ12bは、パラレルデータ形式の割り当てデータED1~EDnを記憶するとともに出力する。
 分配部13は、レジスタ12aからのn系統の割り当てデータED1~EDnに基づいて、m系統のフレームタイミング信号EN1~ENmをn系統に分配し、n系統の選択信号TR1~TRnを生成する。
 ここで、入力映像信号VSと、フレームタイミング信号EN1~ENmと、選択信号TR1~TRnとの間の関係について説明する。
 図2Aは、液晶TVの表示画面を示す模式図である。液晶TVの画面は、液晶パネルにおける液晶画素PXの単位の液晶制御と、バックライトにおける調光領域Dの単位の調光制御との両制御に基づき、例えば「A」と図示されるように表示される。液晶制御とは、液晶パネルにおけるバックライト光の透過と遮蔽との間の連続的な制御を表す。調光制御とは、選択信号TR1~TRnに基づくパルスタイミング(すなわちパルス位置)、およびパルス幅データWD1~WDnに基づくパルス幅の、パルス信号状のバックライト光の制御を表す。なお、液晶制御は、液晶画素内のレッド、グリーン、およびブルーなどの各液晶ドット単位であってもよく、液晶画素PXを液晶ドットに置き換えることにより同様に説明することができる。
 液晶画素PXの占める領域は、調光領域Dに比べて、縦横とも例えば1/100(面積では1/10000)以下であるが、図2Aでは分かりやすくするために拡大されている。液晶パネルでは、表示画面は、横方向に多数の液晶画素PXおよび縦方向に多数の水平ラインHLを含む。一方、バックライトにより照射される表示画面は、横方向に連続するM個(Mは2以上の整数)の液晶画素PXを含む液晶画素グループPGごとに、および縦方向に連続するN本(Nは2以上の整数)の水平ラインHLを含む水平ライングループLGごとに区分され、1個の調光領域Dが1つの液晶画素グループPGおよび1つの水平ライングループLGにより特定される。例えば図2Aに示すように、表示画面が、横方向に9個の液晶画素グループPGおよび縦方向に5個の水平ライングループLG1、LG2、LG3、LG4、LG5で構成される場合、表示画面は9×5=45個の調光領域Dを含むことになる。この場合、表示画面は、(M×9)×(N×5)個の液晶画素PXを含む。数値MおよびNは、入力映像信号VSの映像方式に基づいて変化してもよい。
 図2Bは、液晶TVにおけるフレームごとの走査タイミングを示す模式図である。縦方向は、図2Aと同じく5個の水平ライングループLG1~LG5を示し、横方向は時間tの経過を示す。入力映像信号VSは、表示画面における(N×5)本の全水平ラインHLを順次走査するプログレッシブ走査方式に基づく信号である。入力映像信号VSは、映像信号に関連する各種情報を含んでもよい。フレーム周期TFは、所定の周波数を有する周期的な期間であって、入力映像信号VSが表示画面の全水平ラインHLを順次走査するのに要する期間である。フレーム周期TFは、例えば略60Hz、120Hz、180Hzなどである。液晶制御は、各フレーム周期TFにおけるプログレッシブ走査により、(N×5)本の水平ラインHLの最上位ラインから最下位ラインへ、1水平ラインHLごとに1水平走査期間TH(=TF/(N×5))ずつ順繰りに遅延したタイミングで、液晶走査タイミングLTに示すように行われる。一方、調光制御は、液晶走査タイミングLTに同期して、水平ライングループLG1から水平ライングループLG5へ、1水平ライングループLGごとに1水平走査グループ期間THG(=TH×N)ずつ順繰りに遅延したタイミングで、調光走査タイミングDTに示すように行われる。
 1つの液晶走査タイミングLTにおける最下位の水平ラインHLの液晶制御が終了した後、次の液晶走査タイミングLTにおける最上位の水平ラインHLの液晶制御が開始される。同様に、1つの調光走査タイミングDTにおける水平ライングループLG5の調光制御が終了した後、次の調光走査タイミングDTにおける水平ライングループLG1の調光制御が開始される。このように、上述した液晶制御および調光制御は、フレーム周期TFごとの各フレームF1、F2、F3、F4、・・・において、順次行われる。その結果、連続する2つの液晶走査タイミングLT間に挟まれた液晶フレームLF(右下がり斜線で示される)、および連続する2つの調光走査タイミングDT間に挟まれた調光フレームDF(右上がり斜線で示される)が形成される。1水平ラインHL内の各液晶画素PXにおける液晶制御は、液晶走査タイミングLTにおいて同時に切り替わり、液晶フレームLFの間維持される。同様に、1水平ライングループLG内の各調光領域Dにおける調光制御は、調光走査タイミングDTにおいて同時に切り替わり、調光フレームDFの間維持される。図2Bでは、調光走査タイミングDTは、各水平ライングループLGにおける最下位の水平ラインHLの液晶走査タイミングLTと一致しているが、各水平ライングループLGにおけるいずれの水平ラインHLの液晶走査タイミングLTと一致してもよい。
 1個の調光領域Dは、発光素子グループLED1~LEDnのうちの1個により照射される(この意味で、調光領域Dは照射領域とも呼ばれる)。1個の発光素子駆動装置10は、例えば4個の発光素子グループLED1~LED4をそれぞれ駆動する4個の駆動チャンネルを有する。表示画面における上述した45個の調光領域Dを照射するためには、45<4×12により12個の発光素子駆動装置10が必要となる。
 基準映像信号は、入力映像信号VSのうちの部分信号であって、各発光素子グループLED1~LEDnが照射する調光領域Dに対応する部分信号の基準となるレベルを表す。コントローラ1は、このような基準映像信号を生成する。基準映像信号は、部分信号のうちの例えば最大レベルを、入力映像信号VSのダイナミックレンジで除した値である。パルス幅データWD1~WDnは、基準映像信号のバイナリデータに相当する。デューティ比が100%のパルス幅データWD1~WDnは、基準映像信号のレベルが入力映像信号VSのダイナミックレンジに一致することを示し、デューティ比が0%のパルス幅データWD1~WDnは、基準映像信号のレベルがゼロレベルであることを示す。
 図2Cは、発光素子駆動装置10を例えば12個含む構成例を示すブロック図である。各発光素子駆動装置D01、D02、・・・、D12は発光素子駆動装置10と同等であり、各発光素子部L01、L02、・・・、L12は発光素子部20と同等である。発光素子駆動装置D01~D12は(n×12)系統の駆動電流JZを生成し、それぞれ発光素子部L01~L12へ供給する(駆動電流JZの矢印は、電流の向きを示す)。図2Aの表示画面において、1つの発光素子部20により照射される領域であって、n個の調光領域Dを含む領域は、調光領域グループと呼ばれる。各発光素子部L01~L12は、図2Aの表示画面において、別個の調光領域グループを照射する。コントローラ1Zはコントローラ1と同様に構成され、制御信号S1と同様な制御信号S1Zを12系統生成し、それぞれ発光素子駆動装置D01~D12へ供給する。制御信号S1Zが制御信号S1と異なる点は、制御信号S1Zに含まれるシリアルデータSDATが、各発光素子駆動装置D01~D12に対応して、別個のデータになっていることである。すなわち、シリアルデータSDATに含まれるパルス幅データWD1~WDnおよび割り当てデータED1~EDnは、発光素子駆動装置D01~D12にそれぞれ対応する発光素子部L01~L12により照射される調光領域グループに合わせて、変更される。
 図3Aは、図2Aと同一の表示画面を示す模式図であり、表示画面における調光領域グループの一割り当て例を示している。調光領域D011、D012、D013、D014は、発光素子駆動装置D01が駆動する4個の発光素子グループLED1~LED4によりそれぞれ照射される。調光領域D011、D012、D013、D014で示される領域は、発光素子駆動装置D01に対応する調光領域グループである。図3Aにおけるその他の調光領域グループについても同様である。すなわち、図3Aに示される表示画面は、発光素子駆動装置D01~D12がそれぞれ駆動する発光素子部L01~L12により照射される調光領域D011~D121(12個の調光領域グループ)で構成される。発光素子駆動装置D03に対応する調光領域D031~D034(斜線で示される)は、2つの水平ライングループLG間にまたがっている。発光素子駆動装置D05、D07にそれぞれ対応する調光領域D051~D054、D071~D074(斜線で示される)についても、同様に2つの水平ライングループLG間にまたがっている。発光素子駆動装置D12については、発光素子グループLED2~LED4により照射される3つの調光領域が存在しない。
 図3Aの場合、発光素子駆動装置の数は12個となり、水平ライングループLGごとに整数の発光素子駆動装置を割り当てる場合の15個に比べて、削減することができる。さらに、実装されながら使用されずに無駄となっている無効な駆動チャンネル数は、発光素子駆動装置D12が駆動する発光素子グループLED2~LED4に対応して3個となり、水平ライングループLGごとに整数の発光素子駆動装置を割り当てる場合の15個に比べて、削減することができる。
 図3Bは、調光領域グループの別の割り当て例を示す模式図である。図3Bでは、液晶画素グループPGは3個であり、表示画面は3×5=15個の調光領域Dを含んでいる。この場合、発光素子駆動装置D01、D02、D03にそれぞれ対応する調光領域D011~D014、D021~D024、D031~D034(斜線で示される3個の調光領域グループ)は、すべて2つの水平ライングループLG間にまたがっている。発光素子駆動装置D04については、発光素子グループLED4により照射される1つの調光領域が存在しない。図3Bの場合、発光素子駆動装置の数は4個となり、水平ライングループLGごとに整数の発光素子駆動装置を割り当てる場合の5個に比べて、削減することができる。さらに、無効な駆動チャンネル数は、発光素子駆動装置D04が駆動する発光素子グループLED4に対応して1個となり、水平ライングループLGごとに整数の発光素子駆動装置を割り当てる場合の5個に比べて、削減することができる。
 図3Cは、調光領域グループのさらに別の割り当て例を示す模式図である。この場合、発光素子駆動装置D01、D02、D03、D04、D05、D06、D07、D08、D09にそれぞれ対応する調光領域D011~D014、D021~D024、D031~D034、D041~D044、D051~D054、D061~D064、D071~D074、D081~D084、D091~D094(斜線で示される9個の調光領域グループ)は、すべて4つの水平ライングループLG間にまたがっている。発光素子駆動装置D12については、発光素子グループLED2~LED4により照射される4つの調光領域が存在しない。図3Cの場合、発光素子駆動装置の数は12個となり、水平ライングループLGごとに整数の発光素子駆動装置を割り当てる場合の15個に比べて、削減することができる。さらに、無効な駆動チャンネル数は、発光素子駆動装置D12が駆動する発光素子グループLED2~LED4に対応して3個となり、水平ライングループLGごとに整数の発光素子駆動装置を割り当てる場合の15個に比べて、削減することができる。
 さらに、図示はしないが、図3Aにおいて、1つの発光素子駆動装置が45個の発光素子グループを駆動し、45個の調光領域のすべてを照射するとしてもよい。
 上述したフレームタイミング信号EN1~ENmは、それぞれ水平ライングループLG1、LG2、・・・、LGm(図2Bではm=5)における調光走査タイミングDTに一致する。上述した選択信号TR1~TRnは、1個の発光素子駆動装置の各発光素子グループLED1~LEDnに対応する調光領域が、水平ライングループLG1~LGm(すなわち、フレームタイミング信号EN1~ENm)のうち、いずれの水平ライングループに属するかを示す。
 図4A、図4B、および図4Cは、それぞれ図3A、図3B、および図3Cに対応して、発光素子駆動装置D01~D12と、選択信号TR1~TR4と、フレームタイミング信号EN1~EN5との関係を示す関係図である。
 例えば図3Aにおいて、発光素子駆動装置D03が駆動する発光素子グループLED1~LED4にそれぞれ対応する調光領域D031~D034のうち、調光領域D031は水平ライングループLG1、調光領域D032~D034は水平ライングループLG2にそれぞれ属する。その結果、図4Aでは、発光素子駆動装置D03において、選択信号TR1はフレームタイミング信号EN1となり、選択信号TR2~TR4はフレームタイミング信号EN2となる。同様に、図3A、図3B、および図3Cから、図4A、図4B、および図4Cがそれぞれ求められる。
 図4A、図4B、および図4Cにおいて、発光素子駆動装置D01~D12のうち斜線で示される発光素子駆動装置は、フレームタイミング信号EN1~EN5のうち2つ以上のフレームタイミング信号を含んでいる。これらの斜線で示される発光素子駆動装置は、図3A、図3B、および図3Cにおいて斜線で示される調光領域に対応している。すなわち、図4A、図4B、および図4Cにおいて斜線で示される発光素子駆動装置が2つ以上のフレームタイミング信号を含むのは、それぞれ図3A、図3B、および図3Cにおいて同一発光素子駆動装置に対応する、斜線で示される調光領域が、2つ以上の水平ライングループLG間にまたがっていることに起因している。
 図2C、図3A~図3C、および図4A~図4Cでは、発光素子駆動装置10の数が12個または4個の場合を例示したが、発光素子駆動装置10の数はその他のいずれの数であってもよい。
 図5は、分配部13の構成例を示すブロック図である。上述したように、分配部13は、n系統の割り当てデータED1~EDnに基づいてm系統のフレームタイミング信号EN1~ENmをn系統に分配し、n系統の選択信号TR1~TRnを生成する。分配部13は、選択回路3Q1、3Q2、・・・、3Qnを含む。選択回路3Q1~3Qnは、それぞれ割り当てデータED1~EDnに基づいて、m系統のフレームタイミング信号EN1~ENmのうちいずれか1つを選択する。選択回路3Q1~3Qnは、選択された信号を表す選択信号TR1~TRnをそれぞれ生成する。
 各割り当てデータED1~EDnは、フレームタイミング信号EN1~ENmのうちのいずれか1つを特定できるように、例えば2を底とするmの対数よりも大きい整数のビット幅を有するパラレルデータ形式の信号である。図5に示される分配部13を含む発光素子駆動装置10が、例えば図4A~図4Cに示される発光素子駆動装置D01~D12のうちいずれに一致するかにより、選択信号TR1~TR4とフレームタイミング信号EN1~EN5との関係が求められる。上述したように、割り当てデータED1~EDnは、例えば図3A~図3Cに示されるように、各発光素子駆動装置D01~D12により駆動される発光素子グループLED1~LED4のバックライトにおける配置に依存して、例えば液晶TVの製造時に初期設定される。なお、割り当てデータED1~EDnは、例えば入力映像信号VSに基づいて変化してもよいし、液晶TVの電源がオンされるごとに変化してもよい。
 図6は、分配部13の動作例を示すタイミングチャートである。横方向は時間tの経過を示す。フレームタイミング信号EN1~EN5は、それぞれ水平ライングループLG1~LG5における調光走査タイミングDT(図2Bに示される)に一致する信号である。すなわち、フレームタイミング信号EN1~EN5は、フレーム周期TFを有するタイミング信号であって、フレームタイミング信号EN1からフレームタイミング信号EN5へ、1系統ごとに1水平走査グループ期間THGずつ順繰りに遅延したタイミング信号である。図6では、分配部13は、図3Aの調光領域D031~D034、および図4Aの発光素子駆動装置D03に対応して動作する。この場合、選択信号TR1はフレームタイミング信号EN1に一致し、各選択信号TR2~TR4はフレームタイミング信号EN2に一致する。このように、選択信号TR1~TR4は、フレーム周期TFを有し、その位相が分配部13により設定される信号である。
 次に、パルス信号生成部14について説明する。
 図1において、パルス信号生成部14は、パルス幅データWD1~WDn、選択信号TR1~TRn、およびマスタークロック信号MCLKに基づいて、パルス信号P1、P2、・・・、Pnを生成する。パルス信号P1~Pnはデューティパルス信号とも呼ばれ、パルス信号生成部14はデューティパルス信号生成部とも呼ばれる。
 図7は、パルス信号生成部14の構成例を示すブロック図である。パルス信号生成部14は、パルス信号生成回路4Q1、4Q2、・・・、4Qnを含む。パルス信号生成回路4Q1は、パルス幅データWD1、選択信号TR1、およびマスタークロック信号MCLKに基づいて、パルス信号P1を生成する。同様に、パルス信号生成回路4Qkは、パルス幅データWDk、選択信号TRk、およびマスタークロック信号MCLKに基づいて、パルス信号Pkを生成する(k=2~n)。以下では1つのパルス信号生成回路4Q1について説明するが、その他のパルス信号生成回路4Q2~4Qnについても同様に説明することができる。
 パルス信号生成回路4Q1は、カウンタ30、カウンタ値検出回路31、および論理回路32を含む。マスタークロック信号MCLKは、PWM(Pulse Width Modulation:パルス幅変調)波形のパルス信号P1において、パルス幅の分解能を決定する。そのために、マスタークロック信号MCLKは、フレーム周期TFに比べて十分に高い所定の周波数の信号に設定される。選択信号TR1~TRnは、上述したようにフレーム周期TFを有する信号である。
 カウンタ30は、データ入力端子INPUTにパラレルデータ形式のパルス幅データWD1を受け、論理回路32を介してクロック入力端子CLKにマスタークロック信号MCLKを受け、ロード入力端子LOADに選択信号TR1を受ける。その結果、カウンタ30は、データ出力端子OUTPUTからカウンタ出力信号DP1を出力する。カウンタ30は、選択信号TR1のタイミングでパルス幅データWD1をロードした時点から、マスタークロック信号MCLKをパルス幅データWD1の値だけカウントし、カウント値の時間経過を表すカウンタ出力信号DP1を生成する。以下では、カウンタ30はダウンカウンタとして説明する。
 カウンタ30は、選択信号TR1がハイレベルになると、パルス幅データWD1を取り込むと同時に、カウンタ出力信号DP1をパルス幅データWD1にする(プリセット動作)。続いてカウンタ30は、パルス幅データWD1(プリセット値)からゼロまで、マスタークロック信号MCLKの数をパルス幅データWD1の値だけカウントすることにより、カウンタ出力信号DP1を1つずつ繰り下げる。カウンタ値検出回路31は、カウンタ出力信号DP1がゼロ以外の場合、パルス信号P1をハイレベルにし、カウンタ出力信号DP1がゼロの場合、パルス信号P1をローレベルにする。したがって、カウンタ値検出回路31は、選択信号TR1がハイレベルになった時点から、カウンタ出力信号DP1がゼロとなる時点まで、パルス信号P1をハイレベルにする。
 論理回路32は、OR回路およびAND回路を含む。論理回路32は、パルス信号P1がローレベルになると、選択信号TR1がローレベルの間、クロック入力端子CLKへのマスタークロック信号MCLKの入力を無効にし、カウンタ30のカウント動作を停止させる。その結果、カウンタ30はカウンタ出力信号DP1をゼロに維持し、カウンタ値検出回路31はパルス信号P1をローレベルに維持する。その後、選択信号TR1がハイレベルになると、カウント動作の停止が解除され、カウンタ30は、再びパルス幅データWD1をプリセットするとともにカウント動作を開始し、カウンタ値検出回路31はパルス信号P1をハイレベルにする。
 パルス幅データWD1がゼロの場合、カウンタ30は、選択信号TR1がハイレベルになると、カウンタ出力信号DP1を直ちにゼロにする。カウンタ値検出回路31は、パルス信号P1をローレベルにするとともに、カウンタ30のカウント動作を停止させる。
 このように、パルス信号生成回路4Q1は、フレーム周期TFごとの選択信号TR1のタイミングをパルス立ち上がり時点とし、パルス幅データWD1に対応するパルス幅を有するパルス信号P1を生成する。すなわち、パルス信号生成回路4Q1は、選択信号TR1に基づくパルスタイミング、および、パルス幅データWD1もしくは入力映像信号VSに基づくパルス幅を有するパルス信号P1を生成する。
 図8は、図7のパルス信号生成回路4Q1の動作例を示す波形図である。横方向は時間tの経過を示す。図8では、パルス幅データWD1~WDnのビット幅は12ビットとしている。
 図8において、選択信号TR1がハイレベルになった時点で、パルス幅データWD1の値1024が取り込まれ、カウンタ出力信号DP1が1024となると同時に、パルス信号P1はハイレベルとなる。続いて、マスタークロック信号MCLKに同期して、カウンタ出力信号DP1は1024から0まで1つずつ繰り下がる。カウンタ出力信号DP1の1024から0までの経過に対応する期間が、パルス幅データWD1=1024に対応するパルス信号P1のパルス幅となる。
 パルス信号P1の平均的な周期を表すPWM周期は、フレーム周期TFに一致し、パルス信号P1の中心周波数を表すPWM周波数は、1/TFに一致する。カウンタ30は、Lビットのカウンタ(パルス幅データWD1のビット幅もLビット)とすると、最大2のL乗個(=NPWM個とする)のマスタークロック信号MCLKをカウントすることができる。マスタークロック信号MCLKの周期Tclkを、フレーム周期TFの1/NPWM(Tclk=TF/NPWM)にすれば、パルス信号P1のパルス幅(パルス幅データWD1に対応)はNPWM個の階調、すなわち0×Tclkから(NPWM-1)×Tclkまでの範囲で、かつTclkの分解能で設定可能となる。反対に、選択信号TR1(またはフレームタイミング信号EN1~ENm)の周期を、マスタークロック信号MCLKのNPWM個に1個の割合にすれば、同様にパルス信号P1のパルス幅はNPWM個の階調で設定可能となる。デューティ比に換算すれば、パルス信号P1のパルス幅は、0~(NPWM-1)/NPWMの範囲で、かつ1/NPWMの分解能で設定可能である。
 例えば、図8では、カウンタ30は、L=12ビットのカウンタ(パルス幅データWD1のビット幅もL=12ビット)として、NPWM=4096個のマスタークロック信号MCLKをカウントしている。マスタークロック信号MCLKの周期Tclkを、フレーム周期TFの1/4096(Tclk=TF/4096)として、パルス信号P1のパルス幅(パルス幅データWD1に対応)は4096個の階調、すなわち0×Tclkから4095×Tclkまでの範囲で、かつTclkの分解能で設定可能となる。反対に、選択信号TR1の周期を、マスタークロック信号MCLKの4096個に1個の割合にすれば、同様にパルス信号P1のパルス幅は4096個の階調で設定可能となる。デューティ比に換算すれば、パルス信号P1のパルス幅は、0~4095/4096の範囲で、かつ1/4096の分解能で設定可能である。
 図8では、カウンタ30として12ビットダウンカウンタを用いる構成の動作を示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、いかなるビット数のカウンタを用いてもよい。また、カウンタ30としてアップカウンタを用いた場合でも、同様の機能を有する構成が容易に可能である。さらに、カウンタ値検出回路31は必ずしもゼロを検出する必要はなく、所定の非ゼロの値を検出するものであってもよい。また、カウンタ値検出回路31を省略して、カウンタ30のキャリー信号を用いても、同様の機能を容易に実現することができる。
 さらに、図8では、選択信号TR1のタイミングでパルス信号P1が立ち上がるとしたが、選択信号TR1のタイミングでパルス信号P1が立ち下がるとしてもよい。例えば、パルス信号生成回路4Q1内のカウンタは、選択信号TR1のタイミングから(TF-WD1×Tclk)の期間、カウント動作を停止し、その後次の選択信号TR1のタイミングまでのWD1×Tclkの期間、カウント動作を行う。これにより、パルス信号生成回路4Q1は、選択信号TR1のタイミングでパルス信号P1が立ち上がるパルス信号P1を生成することができる。
 以上の説明では、パルス信号生成部14がカウンタで構成される例を示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、マスタークロック信号MCLKを時分割の単位として、パルス幅データWD1~WDnに基づいたパルス信号P1~Pnを生成できる回路であればどのような構成でもよい。
 図9Aは、電流駆動部15の構成例を示すブロック図である。電流駆動部15は、パルス信号P1~Pnに基づいてそれぞれ駆動電流J1、J2、・・・、Jnを生成する。さらに電流駆動部15は、電流経路PJ1~PJnを介して、それぞれ駆動電流J1~Jnを発光素子部20へ供給する。電流駆動部15は、電流駆動回路5Q1、5Q2、・・・、5Qnを含む。電流駆動回路5Q1は、パルス信号P1に基づいて駆動電流J1を生成し、駆動電流J1を、電流経路PJ1を介して発光素子グループLED1へ供給する。同様に、電流駆動回路5Qkは、パルス信号Pkに基づいて駆動電流Jkを生成し、駆動電流Jkを、電流経路PJkを介して発光素子グループLEDkへ供給する(k=2~n)。各電流駆動回路5Q1~5Qnは、上述した駆動チャンネルに対応する。すなわち、電流駆動部15はn個の駆動チャンネルを有する。1個の駆動チャンネルは、電流駆動回路5Qkだけでなく、選択回路3Qkおよびパルス信号生成回路4Qkを含んでもよい(k=1~n)。以下では1つの電流駆動回路5Q1について説明するが、その他の電流駆動回路5Q2~5Qnについても同様に説明することができる。
 電流駆動回路5Q1は、例えば図9Aに示すように、スイッチ素子40および定電流回路41を含む。定電流回路41は、所定の大きさの駆動電流J1を生成する。スイッチ素子40は、パルス信号P1を制御端子に受け、パルス信号P1がハイレベルとなる期間においてオンされることにより、駆動電流J1を発光素子グループLED1へ供給し、パルス信号P1がローレベルとなる期間においてオフされることにより、駆動電流J1の発光素子グループLED1への供給を停止する。すなわち、電流駆動回路5Q1は、パルス信号P1のパルスタイミングおよびパルス幅に一致するPWMパルス状の駆動電流J1を生成し、発光素子グループLED1の各発光素子を所望の輝度で発光させる。
 各発光素子の輝度は、駆動電流J1のパルス高さに応じて単調増加的に変化し、駆動電流J1のデューティ比(すなわちフレーム周期TFに対する駆動電流J1のパルス幅)に略比例する。ここでは、駆動電流J1のパルス高さは所定値に保持され、各発光素子の輝度は、駆動電流J1のパルス幅を変化させることにより調整される。定電流回路41は、パルス幅データWD1が変化しない場合、駆動電流J1のパルス幅発光素子グループLED1の輝度を高精度に保持するため、例えばカレントミラー回路のように、所定の大きさの駆動電流J1を高精度で維持するように構成される。スイッチ素子40は、例えばパワーMOS(Metal Oxide Semiconductor:金属酸化膜半導体)トランジスタなどで形成される。なお、電流駆動回路5Q1は、駆動電流J1のパルス高さが変化することにより、発光素子グループLED1の輝度を変化させてもよい。
 図9Bは、電流駆動部15の動作例を示す波形図である。横方向は時間tの経過を示す。駆動電流J1~J4は、フレーム期間TFごとに図6の選択信号TR1~TR4にそれぞれ同期して、所定のパルス高さで発光素子部20へ供給される。
 上述した構成により、コントローラ1で生成される割り当てデータED1~EDnにより、発光素子グループLED1~LEDnを駆動する各駆動チャンネルに対して、コントローラ1で生成されるフレームタイミング信号EN1~ENmを分配することができる。これにより、各駆動チャンネルを複数のグループに分けて任意のタイミングで駆動することが可能になる。その結果、1つの発光素子駆動装置10で複数の水平ライングループLGにまたがる発光素子部20を駆動することが可能になり、全画面で使用する発光素子駆動装置10を効率的に使用することができる。
 例えば、図3Aに示すように4つの駆動チャンネルを用いて調光領域D031~D034を照射する場合、発光素子グループLED1を駆動する駆動チャンネルに対して、図6に示すように水平ライングループLG1に対応するフレームタイミング信号EN1を割り当てる。さらに、各発光素子グループLED2、LED3、LED4を駆動する駆動チャンネルに対して、水平ライングループLG2に対応するフレームタイミング信号EN2を割り当てる。これにより、調光領域D031を水平ライングループLG1のタイミングで、および調光領域D032~D034を水平ライングループLG2のタイミングで調光させることが可能になり、2つの水平ライングループLGにまたがる調光領域D031~D034が、1つの発光素子駆動装置10で調光可能となる。
 なお、1個の発光素子駆動装置10は、例えば4個の発光素子グループLED1~LED4をそれぞれ駆動する4個の駆動チャンネルを有するとした。しかしながら、1個の発光素子駆動装置10は、例えば8個の駆動チャンネルを有し、4個の発光素子グループLED1~LED4のそれぞれは、2個の駆動チャンネルにより駆動されてもよい。すなわち、各発光素子グループLED1~LEDnは、2個以上の駆動チャンネルにより駆動されてもよい。この場合、駆動する発光素子グループが同一である、複数の駆動チャンネルの選択信号に、同一のフレームタイミング信号を割り当てることで、各発光素子グループを複数のグループに分けて任意のタイミングで駆動することが可能になる。このように、1個の発光素子グループを駆動する複数個の電流駆動回路(すなわち複数系統の駆動チャンネル)を設けることにより、駆動電流J1を増加させ、駆動能力を高めることができる。
 このように、実施の形態1の発光素子駆動装置10によれば、選択回路3Q1は、入力映像信号VSのフレーム周期TFを有するタイミング信号であって、互いに1水平走査グループ期間THGだけ時間差を有する2系統のフレームタイミング信号EN1、EN2のうちいずれか一方を選択する。さらに、選択回路3Q2は、2系統のフレームタイミング信号EN1、EN2のうち他方を選択する。
 各選択回路3Q1、3Q2を上述したように構成することにより、発光素子駆動装置10は、発光素子グループLED1、LED2によりそれぞれ照射される2個の調光領域Dを調光するタイミングを、互いに1水平走査グループ期間THGだけ変えることができる。これにより、1個の発光素子駆動装置10に対応する調光領域グループが、少なくとも2つの水平ライングループLGにまたがることができる。このため、複数個の調光領域グループは、1つの表示画面において、余りのないように詰めて配置することができる(図3A~図3Cに示す)。その結果、調光領域の数が異なる種々の液晶TVに対して、特定の駆動チャンネル数を有する発光素子駆動装置10を効率的に使用することができ、発光素子駆動装置の数を削減することが可能となる。さらに、これらの種々の液晶TVに対して個別設計を必要としないため、開発コストを削減することが可能となる。
(実施の形態2)
 図10は、発光素子駆動装置10Aの構成例を示すブロック図である。
 図10の発光素子駆動装置10Aが図1の発光素子駆動装置10と異なる点は、レジスタ部12Aがレジスタ部12から部分的に変更されている点、およびフレームタイミング信号生成部16Aが追加されている点である。さらに、コントローラ1Aが、コントローラ1から部分的に変更されている。実施の形態2におけるこのような変更点以外の構成、動作、および効果は、実施の形態1と同等であるので、説明を省略する。
 コントローラ1Aは、実施の形態1のコントローラ1のようにフレームタイミング信号生成部16を含まない。コントローラ1Aは、入力映像信号VSに基づいて制御信号S1Aを生成する。制御信号S1Aは、フレームタイミング基準信号RTR、マスタークロック信号MCLK、シリアルデータSDAT、シリアルクロックSCLK、およびラッチクロックLATを含む。制御信号S1Aは、フレームタイミング信号EN1~ENmの代わりにフレームタイミング基準信号RTRを含む。シリアルデータSDATは、パルス幅データWD1~WDnおよび割り当てデータED1~EDnの他に、遅延データDD1、DD2、・・・、DDmを含む。
 コントローラ1Aは、入力映像信号VSからフレーム周期TFを抽出し、フレーム周期TFを表すフレームタイミング基準信号RTRを生成する。遅延データDD1~DDmは、図2Bに示す調光走査タイミングDTにおいて、所定時点からの遅延を表すデータである。典型的には、遅延データDD1~DDmは、それぞれ0、(1/m)×NPWM、(2/m)×NPWM、・・・、((m-1)/m)×NPWMとなる。コントローラ1Aは、入力映像信号VSに基づいて遅延データDD1~DDmを生成してもよいし、入力映像信号VSとは無関係に設定してもよい。例えば、コントローラ1Aは、入力映像信号VSの映像方式に基づいて、遅延データDD1~DDmを変化させてもよい。
 シリアルインターフェース部11は、シリアルデータSDATをシリアルクロックSCLKに同期して入力し、ラッチクロックLATでワード単位にパラレルデータPDATに変換する。レジスタ部12Aは、レジスタ12a、12bの他に、レジスタ12cを含む。レジスタ部12Aは、パラレルデータPDATを記憶するとともに出力する。このとき、レジスタ12cは、パラレルデータ形式の遅延データDD1~DDmを記憶するとともに出力する。
 フレームタイミング信号生成部16Aは、フレームタイミング基準信号RTR、マスタークロック信号MCLK、およびレジスタ12cからの遅延データDD1~DDmに基づいて、フレームタイミング信号EN1~ENmを生成する。
 図11は、フレームタイミング信号生成部16Aの構成例を示すブロック図である。フレームタイミング信号生成部16Aは、カウンタ50、および一致回路6Q1、6Q2、・・・、6Qmを含む。カウンタ50は、クロック入力端子CLKにマスタークロック信号MCLKを受け、クリア入力端子CLEARにフレームタイミング基準信号RTRを受け、データ出力端子OUTPUTからカウンタ出力信号CTを出力する。カウンタ50は、フレームタイミング基準信号RTRによりクリアされた時点からマスタークロック信号MCLKをカウントし、カウント値の時間経過を表すカウンタ出力信号CTを生成する。一致回路6Q1は、カウンタ出力信号CTを遅延データDD1と比較し、一致する場合にフレームタイミング信号EN1をハイレベルにし、一致しない場合にフレームタイミング信号EN1をローレベルにする。同様に、一致回路6Qkは、カウンタ出力信号CTを遅延データDDkと比較し、一致する場合にフレームタイミング信号ENkをハイレベルにし、一致しない場合にフレームタイミング信号ENkをローレベルにする(k=2~m)。
 図12は、フレームタイミング信号生成部16Aの動作例を示す波形図である。横方向は時間tの経過を示す。図12では、カウンタ50は、12ビット以上のアップカウンタとし、遅延データDD1~DDmのビット幅は12ビットとしている。
 図12において、フレームタイミング基準信号RTRがハイレベルになった時点で、カウンタ出力信号CTは0となり、続いてマスタークロック信号MCLKに同期して、カウンタ出力信号CTは0から1つずつ繰り上がる。例えば遅延データDD1、DD2、DD3は、それぞれ0、1024、2048に設定される。カウンタ出力信号CTが遅延データDD1~DD3に順次一致するごとに、それぞれフレームタイミング信号EN1~EN3は順次ハイレベルとなり、その他の一致していない期間では、フレームタイミング信号EN1~EN3はローレベルを維持する。フレームタイミング基準信号RTRがハイレベルになった時点から、4096個のマスタークロック信号MCLKに対応するフレーム周期TF(=4096×Tclk)後に、フレームタイミング基準信号RTRは再びハイレベルとなる。このとき、カウンタ出力信号CTは0に戻り、以降、上述した動作が繰り返される。
 ここで、DD2-DD1=DD3-DD2=TF/(Tclk×m)のように設定すれば、図12のフレームタイミング信号EN1~EN3は、図6に示す1水平走査グループ期間THGずつ順繰りに遅延したフレームタイミング信号EN1~EN3にそれぞれ一致する。
 このように、実施の形態2の発光素子駆動装置10Aによれば、発光素子駆動装置10Aは、さらにフレームタイミング信号生成部16Aを含む。フレームタイミング信号生成部16Aは、フレーム周期TFを有するフレームタイミング基準信号RTR、および遅延データDD1~DDmに基づいて、フレームタイミング信号EN1~ENmを生成することができる。フレームタイミング信号EN1~ENmは、それぞれ遅延データDD1~DDmに対応する期間だけ、フレームタイミング基準信号RTRを遅延した信号となる。
 このように構成することにより、コントローラ1が生成する制御信号S1Aの系統数を削減することができ、コントローラ1の構成を簡素化することができる。
 なお、フレームタイミング信号生成部16Aは、カウンタ50および一致回路6Q1~6Qmで構成されるとしたが、本発明はこれに限定されるものではなく、他の構成でも同様の機能を有することは可能である。
(実施の形態3)
 図13は、発光素子駆動装置10Bの構成例を示すブロック図である。
 図13の発光素子駆動装置10Bが図1の発光素子駆動装置10と異なる点は、レジスタ部12Bがレジスタ部12から部分的に変更されている点、および分配部13Bが分配部13から変更されている点である。実施の形態3におけるこのような変更点以外の構成、動作、および効果は、実施の形態1と同等であるので、説明を省略する。
 レジスタ部12Bは、レジスタ12aだけを含み、レジスタ12bを含まない。
 分配部13Bは、m系統のフレームタイミング信号EN1~ENmをn系統に分配し、n系統の選択信号TR1~TRnを生成する。分配部13Bは、レジスタ部12Bから割り当てデータを受けない。分配部13Bは、選択回路3BQ1、3BQ2、・・・、3BQnを含む。選択回路3BQ1~3BQnは、所定の接続関係に基づいて、m系統のフレームタイミング信号EN1~ENmのうちいずれか1つを選択し、選択された信号を表す選択信号TR1~TRnをそれぞれ生成する。パルス信号生成回路4Q1~4Qnがそれぞれ選択信号TR1~TRnを受けるn個の各入力経路(または入力端子)は、コントローラ1がフレームタイミング信号EN1~ENmを出力するm個の出力経路(または出力端子)のうちいずれか1つと、分配部13Bにおいて所定の接続関係に基づいて固定的に接続される。
 すなわち、分配部13Bは、コントローラ1がフレームタイミング信号EN1~ENmを出力するm個の出力経路と、パルス信号生成回路4Q1~4Qnがそれぞれ選択信号TR1~TRnを受けるn個の各入力経路とを、所定の接続関係に基づいて固定的に接続する回路を表す。例えば、分配部13Bは、所定の関係で接続された配線網であり、トランジスタなどの能動素子を含まなくてもよい。例えば、分配部13Bは、図7のパルス信号生成部14においてカウンタ30のロード入力端子LOADが、プリント基板上で、フレームタイミング信号EN1~ENmが出力されるm個の出力経路のうちいずれか1つと接続されていることを表してもよい。
 分配部13Bを含む発光素子駆動装置10Bが、例えば図4A~図4Cに示される発光素子駆動装置D01~D12のうちいずれに一致するかにより、選択信号TR1~TR4とフレームタイミング信号EN1~EN5との関係が求められる。上述した所定の接続関係は、例えば図3A~図3Cに示されるように、各発光素子駆動装置D01~D12により駆動される発光素子グループLED1~LED4のバックライトにおける配置に依存して設定される。
 図13では、分配部13Bは、図3Aの調光領域D031~D034、および図4Aの発光素子駆動装置D03に対応して構成されている。この場合、選択信号TR1はフレームタイミング信号EN1に一致し、各選択信号TR2~TR4はフレームタイミング信号EN2に一致する。
 このように、実施の形態3の発光素子駆動装置10Bによれば、パルス信号生成回路4Q1~4Qnがそれぞれ選択信号TR1~TRnを受けるn個の各入力経路は、コントローラ1がフレームタイミング信号EN1~ENmを出力するm個の出力経路のうちいずれか1つと、分配部13Bにおいて所定の接続関係に基づいて固定的に接続される。これにより、選択回路における選択を固定化したい場合に、発光素子駆動装置10Bは有利である。さらに、レジスタ12bが不要となり、選択回路3BQ1~3BQnが簡素化されるため、コストを削減することが可能となる。
(実施の形態4)
 図14は、発光素子駆動装置10Cの構成例を示すブロック図である。
 図14の発光素子駆動装置10Cが図1の発光素子駆動装置10と異なる点は、電流駆動部15Cが電流駆動部15から部分的に変更されている点、ならびにフィードバック部18およびパルス幅変調部17が追加されている点である。さらに、図14の構成には、昇降圧部21が追加されている。実施の形態4におけるこのような変更点以外の構成、動作、および効果は、実施の形態1と同等であるので、説明を省略する。
 電流駆動部15Cは、パルス信号P1~Pnに基づいてそれぞれ駆動電流J1、J2、・・・、Jnを生成する。さらに電流駆動部15Cは、電流経路PJ1~PJnにおける検出電圧VD1、VD2、・・・、VDnをそれぞれ出力する。電流駆動部15Cは、電流駆動回路5CQ1、5CQ2、・・・、5CQnを含む。電流駆動回路5CQ1は、パルス信号P1に基づいて駆動電流J1を生成するとともに、電流経路PJ1における検出電圧VD1を出力する。同様に、電流駆動回路5CQkは、パルス信号Pkに基づいて駆動電流Jkを生成するとともに、電流経路PJkにおける検出電圧VDkを出力する(k=2~n)。
 図15は、発光素子駆動装置10Cの構成例を示す詳細なブロック図である。フィードバック部18は、エラーアンプ18aおよび最小値検出回路18bを含む。最小値検出回路18bは、パルス信号P1~Pnがハイレベルのときの検出電圧VD1~VDnをそれぞれ抽出(または標本化)し、抽出(または標本化)された検出電圧のうち、最小となる電圧を表す最小検出電圧Vminを生成する。
 換言すれば、最小値検出回路18bは、パルス信号がハイレベルとなる検出電圧のうち、最小となる電圧を表す最小検出電圧Vminを生成する。さらに、最小値検出回路18bは、パルス信号P1~Pnがハイレベルのときの検出電圧VD1~VDnをそれぞれ保持する。最小値検出回路18bは、パルス信号P1~Pnがすべてローレベルのとき、直前に保持された検出電圧のうち、最小となる電圧を表す最小検出電圧Vminを生成する。これにより、最小値検出回路18bは、電流駆動回路5CQ1~5CQnのすべてがオフ状態のときであっても、オン状態の検出電圧を利用することができる。
 基準電源Erefは、基準電圧Vrefを発生させる。エラーアンプ18aは、最小検出電圧Vminを反転入力端子に受けるとともに、基準電圧Vrefを非反転入力端子に受け、基準電圧Vrefから最小検出電圧Vminを差し引いた電圧を増幅することにより、エラー信号S18を生成する。最小検出電圧Vminが基準電圧Vrefよりも大きくなるにつれて、エラー信号S18は小さくなり、最小検出電圧Vminが基準電圧Vrefよりも小さくなるにつれて、エラー信号S18は大きくなる。
 パルス幅変調部17は、パルス幅変調回路17aおよびプリドライブ回路17bを含む。パルス幅変調回路17aは、エラー信号S18を、例えば、所定のパルス幅変調周波数を有する三角波繰り返し電圧と比較し、エラー信号S18が三角波繰り返し電圧以上の場合にハイレベルとなる、パルス幅変調された比較結果信号S17aを生成する。プリドライブ回路17bは、比較結果信号S17aを増幅することにより、パルス幅変調信号S17を生成する。エラー信号S18が大きくなるにつれて、パルス幅変調信号S17のハイレベルの期間は長くなり、エラー信号S18が小さくなるにつれて、パルス幅変調信号S17のハイレベルの期間は短くなる。
 昇降圧部21は、コイル21a、スイッチ21b、キャパシタ21c、およびダイオード21dを含む。コイル21aの一端は電圧源EINに接続され、同他端はスイッチ21bの一端およびダイオード21dのアノードに接続される。スイッチ21bの他端は接地され、同制御端子にはパルス幅変調信号S17が入力される。ダイオード21dのカソードは、キャパシタ21cの一端および電圧経路PVに接続され、キャパシタ21cの他端は接地される。スイッチ21bは、パワートランジスタなどのスイッチング素子で形成されてもよい。
 電圧源EINは、所定電圧VINを発生させる。スイッチ21bは、パルス幅変調信号S17を制御端子に受け、パルス幅変調信号S17によりオン/オフされる。コイル21aは、スイッチ21bのオン動作およびオフ動作により、電圧源EINからの電力を、それぞれ充電および放電する。ダイオード21dは、充電時に電圧経路PVからの逆流を防止し、放電時に放電された電力を順方向に通過させる。キャパシタ21cは、通過した電力を充電し、電圧経路PVに平滑化された略直流の駆動電圧VCCを生成する。
 このように、昇降圧部21は、所定電圧VINを駆動電圧VCCに変換し、電圧経路PVを介して発光素子グループLED1~LEDnへ供給するとともに、パルス幅変調信号S17に基づいて、駆動電圧VCCを調整する。昇降圧部21は、所定電圧VINよりも大きい駆動電圧VCCを生成する昇圧回路となっている。
 フィードバック部18、パルス幅変調部17、および昇降圧部21は、駆動電圧生成部60を構成する。フィードバック部18およびパルス幅変調部17は、昇降圧制御部を構成する。すなわち、駆動電圧生成部60は、昇降圧制御部および昇降圧部21を含む。
 パルス幅変調信号S17のハイレベルの期間が長くなるにつれて、スイッチ21bのオン期間が長くなるから、コイル21aの充電期間は長くなり、その結果、駆動電圧VCCは大きくなる。駆動電圧VCCが大きくなると、検出電圧VD1~VDnも大きくなる。反対に、パルス幅変調信号S17のハイレベルの期間が短くなるにつれて、スイッチ21bのオン期間が短くなるから、コイル21aの充電期間は短くなり、その結果、駆動電圧VCCは小さくなる。駆動電圧VCCが小さくなると、検出電圧VD1~VDnも小さくなる。昇降圧部21は、パルス幅変調信号S17のハイレベルの期間、すなわちパルス幅変調信号S17のパルス幅に略比例する駆動電圧VCCを生成する。
 上述したフィードバック部18およびパルス幅変調部17の動作も考慮すると、最小検出電圧Vminが基準電圧Vrefよりも小さくなるにつれて、駆動電圧VCCは大きくなるので、検出電圧VD1~VDnも大きくなり、最小検出電圧Vminが基準電圧Vrefよりも小さくなることは抑制される。反対に、最小検出電圧Vminが基準電圧Vrefよりも大きくなるにつれて、駆動電圧VCCは小さくなるので、検出電圧VD1~VDnも小さくなり、最小検出電圧Vminが基準電圧Vrefよりも大きくなることは抑制される。
 このように、駆動電圧生成部60は、検出電圧VD1~VDnのうち、最小検出電圧Vminが基準電圧Vrefに略等しくなるように、駆動電圧VCCを調整する。基準電圧Vrefを、電流駆動回路5Q1~5Qn(または定電流回路41)が動作可能な最小の電圧に設定すれば、電流駆動回路5CQ1~5CQnの動作電圧を確保するとともに、電流駆動回路5CQ1~5CQnの消費電力を最小限にすることができる。
 このように、実施の形態4の発光素子駆動装置10Cによれば、発光素子駆動装置10Cは、昇降圧制御部を含み、昇降圧部21を介して駆動電圧VCCを調整する。これにより、発光素子駆動装置10Cは、電流駆動回路5CQ1~5CQnの動作電圧を確保するとともに、電流駆動回路5CQ1~5CQnの消費電力を最小限にすることができる。
 なお、昇降圧部21は昇圧回路で構成されたが、降圧回路または昇降圧回路であってもよい。
(実施の形態のまとめ)
 本発明の発光素子駆動装置によれば、2つの選択回路のうち一方の選択回路は、入力映像信号のフレーム周期を有するタイミング信号であって、互いに1水平走査グループ期間だけ時間差を有する2系統のフレームタイミング信号のうちいずれか一方を選択する。さらに、他方の選択回路は、2系統のフレームタイミング信号のうち他方を選択する。
 各選択回路を上述したように構成することにより、発光素子駆動装置は、2個の発光素子グループによりそれぞれ照射される2個の調光領域を調光するタイミングを、互いに1水平走査グループ期間だけ変えることができる。これにより、1個の発光素子駆動装置に対応する調光領域グループが、少なくとも2つの水平ライングループにまたがることができる。このため、複数個の調光領域グループは、1つの表示画面において、余りのないように詰めて配置することができる。その結果、調光領域の数が異なる種々の液晶TVに対して、特定の駆動チャンネル数を有する発光素子駆動装置を効率的に使用することができ、発光素子駆動装置の数を削減することが可能となる。さらに、これらの種々の液晶TVに対して個別設計を必要としないため、開発コストを削減することが可能となる。
 以上において、記述された数字は、本発明を具体的に説明するために例示したものであり、本発明は例示された数字に限定されない。さらに、ハイレベル/ローレベルにより表される論理レベルは、本発明を具体的に説明するために例示したものであり、論理回路の構成を変更すれば、例示された論理レベルとは異なる論理レベルの組み合わせにより、同等な結果を得ることが可能である。また、FPGAを含むハードウェアによって構成された構成要素は、ソフトウェアによっても構成可能であり、ソフトウェアによって構成された構成要素は、ハードウェアによっても構成可能である。さらに、上述した実施形態におけるすべての構成要素のうち、いくつかを上述した実施形態とは異なる組み合わせで再構成することにより、異なる組み合わせの効果を奏することが可能である。
 以上、実施形態におけるこれまでの説明は、すべて本発明を具体化した一例であって、本発明はこれらの例に限定されず、本発明の技術を用いて当業者が容易に構成可能な種々の例に展開可能である。
 本発明は、発光素子駆動装置に利用できる。
 1、1A、1Z コントローラ
 10、10A、10B、10C、D01~D12 発光素子駆動装置
 11 シリアルインターフェース部
 12、12A、12B レジスタ部
 12a、12b、12c レジスタ
 13、13B 分配部
 14 パルス信号生成部
 15、15C 電流駆動部
 16、16A フレームタイミング信号生成部
 17 パルス幅変調部
 17a パルス幅変調回路
 17b プリドライブ回路
 18 フィードバック部
 18a エラーアンプ
 18b 最小値検出回路
 20、L01~L12 発光素子部
 21 昇降圧部
 30、50 カウンタ
 31 カウンタ値検出回路
 32 論理回路
 3Q1~3Qn、3BQ1~3BQn 選択回路
 40 スイッチ素子
 41 定電流回路
 4Q1~4Qn パルス信号生成回路
 5Q1~5Qn、5CQ1~5CQn 電流駆動回路
 6Q1~6Qm 一致回路
 60 駆動電圧生成部
 DD1~DDm 遅延データ
 ED1~EDn 割り当てデータ
 EN1~ENm フレームタイミング信号
 J1~Jn、JZ 駆動電流
 LAT ラッチクロック
 LED1~LEDn 発光素子グループ
 MCLK マスタークロック信号
 P1~Pn パルス信号
 PDAT パラレルデータ
 PV 電圧経路
 RTR フレームタイミング基準信号
 S1、S1A、S1Z 制御信号
 SCLK シリアルクロック
 SDAT シリアルデータ
 TF フレーム周期
 TR1~TRn 選択信号
 VCC 駆動電圧
 VS 入力映像信号
 WD1~WDn パルス幅データ

Claims (16)

  1.  発光素子グループをパルス幅変調駆動により通電するための電流駆動回路を複数備えており、前記複数の電流駆動回路を駆動させるためのパルス信号を作成するパルス信号生成部と、各電流駆動回路に対し複数のフレームタイミング信号を選択して出力する分配部を有する発光素子駆動装置。
  2.  前記の選択肢となる複数のフレームタイミング信号が外部から入力される請求項1に記載の発光素子駆動装置。
  3.  前記の選択肢となる複数のフレームタイミング信号が外部から入力される信号を用いて内部生成される請求項1に記載の発光素子駆動装置。
  4.  フレームタイミング信号の選択は外部からの指令信号で設定される請求項1に記載の発光素子駆動装置。
  5.  フレームタイミング信号の選択は入力端子の接続で固定的に設定される請求項1に記載の発光素子駆動装置。
  6.  電流駆動する負荷の他端に給電する電源部を備えた請求項1に記載の発光素子駆動装置。
  7.  複数ある各電流駆動回路をパルス幅変調駆動する際にデューティパルスの立ち上がりまたは立ち下がりの位相を所定のタイミング選択肢から選択してパルス幅変調駆動する駆動方法。
  8.  入力映像信号のフレーム周期を有するタイミング信号であって、互いに所定期間だけ時間差を有する2系統のフレームタイミング信号のうちいずれか一方を選択し、第1選択信号を生成する第1選択回路と、
     前記第1選択信号に基づくパルス位置を有する第1パルス信号を生成する第1パルス信号生成回路と、
     前記第1パルス信号に基づいて第1駆動電流を生成し、第1電流経路を介して、1つ以上の発光素子を含む第1発光素子グループへ供給することが可能な第1電流駆動回路と、を有する、発光素子駆動装置。
  9.  さらに、前記フレームタイミング信号を生成するフレームタイミング信号生成部を有する、請求項8に記載の発光素子駆動装置。
  10.  前記第1選択回路は、所定の割り当てデータに基づいて、前記2系統のフレームタイミング信号のうちいずれか一方を選択する、請求項8に記載の発光素子駆動装置。
  11.  前記第1選択回路は、所定の接続関係に基づいて、前記2系統のフレームタイミング信号のうちいずれか一方を選択する、請求項8に記載の発光素子駆動装置。
  12.  前記第1パルス信号生成回路は、前記第1選択信号に基づいて前記第1パルス信号の立ち上がりタイミングを調整する、請求項8に記載の発光素子駆動装置。
  13.  前記第1パルス信号生成回路は、前記第1選択信号に基づいて前記第1パルス信号の立ち下がりタイミングを調整する、請求項8に記載の発光素子駆動装置。
  14.  前記第1パルス信号生成回路は、前記入力映像信号に基づいて、前記第1パルス信号のパルス幅を調整する、請求項8に記載の発光素子駆動装置。
  15.  前記第1パルス信号生成回路は、前記入力映像信号のうちの部分信号であって、前記第1発光素子グループが照射する調光領域に対応する部分信号の基準となるレベルに基づいて、前記第1パルス信号のパルス幅を調整する、請求項14に記載の発光素子駆動装置。
  16.  さらに、
     前記2系統のフレームタイミング信号のうち他方を選択し、第2選択信号を生成する第2選択回路と、
     前記第2選択信号に基づくパルス位置を有する第2パルス信号を生成する第2パルス信号生成回路と、
     前記第2パルス信号に基づいて第2駆動電流を生成し、第2電流経路を介して、前記第1発光素子グループとは異なるグループであって1つ以上の発光素子を含む第2発光素子グループへ供給することが可能な第2電流駆動回路と、を有する、請求項8に記載の発光素子駆動装置。
PCT/JP2010/005020 2009-11-13 2010-08-10 発光素子駆動装置 WO2011058687A1 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009-259940 2009-11-13
JP2009259940A JP2011107259A (ja) 2009-11-13 2009-11-13 発光素子駆動装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
WO2011058687A1 true WO2011058687A1 (ja) 2011-05-19

Family

ID=43991362

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
PCT/JP2010/005020 WO2011058687A1 (ja) 2009-11-13 2010-08-10 発光素子駆動装置

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP2011107259A (ja)
WO (1) WO2011058687A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016156044A1 (en) * 2015-03-27 2016-10-06 Ams Ag Lighting control system and method for generating supply currents for led channels

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012176869A1 (ja) * 2011-06-22 2012-12-27 シャープ株式会社 バックライト及び液晶表示装置
JP2013171149A (ja) * 2012-02-20 2013-09-02 Sharp Corp バックライト光源、バックライト装置、液晶表示装置、およびバックライト光源の点灯制御方法
JP2014026006A (ja) * 2012-07-24 2014-02-06 Sharp Corp 表示装置
US11083055B2 (en) 2018-09-10 2021-08-03 Lumileds Llc High speed image refresh system
DE112020006004T5 (de) 2019-12-06 2022-11-03 Rohm Co., Ltd. Treibervorrichtung für lichtemittierendes element
KR102312357B1 (ko) * 2020-06-22 2021-10-13 주식회사 글로벌테크놀로지 디스플레이를 위한 백라이트 장치 및 그의 전류 제어 집적 회로

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006164631A (ja) * 2004-12-03 2006-06-22 Toshiba Matsushita Display Technology Co Ltd 照明装置、平面表示装置及び照明方法
JP2008096902A (ja) * 2006-10-16 2008-04-24 Sharp Corp 発光装置およびそれを備えた映像表示装置
JP2008203869A (ja) * 2008-03-24 2008-09-04 Seiko Epson Corp 投射型表示装置
JP2008262966A (ja) * 2007-04-10 2008-10-30 Rohm Co Ltd 発光ダイオード駆動装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006164631A (ja) * 2004-12-03 2006-06-22 Toshiba Matsushita Display Technology Co Ltd 照明装置、平面表示装置及び照明方法
JP2008096902A (ja) * 2006-10-16 2008-04-24 Sharp Corp 発光装置およびそれを備えた映像表示装置
JP2008262966A (ja) * 2007-04-10 2008-10-30 Rohm Co Ltd 発光ダイオード駆動装置
JP2008203869A (ja) * 2008-03-24 2008-09-04 Seiko Epson Corp 投射型表示装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016156044A1 (en) * 2015-03-27 2016-10-06 Ams Ag Lighting control system and method for generating supply currents for led channels
US10143047B2 (en) 2015-03-27 2018-11-27 Dialog Semiconductor (Uk) Limited Lighting control system and method for generating supply currents for LED channels

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011107259A (ja) 2011-06-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2011058687A1 (ja) 発光素子駆動装置
US9723244B2 (en) Low cost LED driver with improved serial bus
US10694597B2 (en) LED pixel circuits with PWM dimming
EP2457228B1 (en) Reduced power displays
US8288969B2 (en) Driving apparatus of light emitting diode and driving method thereof
KR100765268B1 (ko) 디스플레이장치 및 그 제어방법
JP2020027273A (ja) バックライト装置およびそれを備える表示装置
JP2010153359A (ja) バックライト装置並びに表示装置
US9390647B2 (en) Pulse width correction for LED display driver
US20150206484A1 (en) Display apparatus
US11710446B2 (en) LED driving device and LED driving method
CN116312402B (zh) 一种mini LED背光驱动方法
JP2018087887A (ja) 表示装置
EP3073804B1 (en) Lighting control system and method for generating supply currents for led channels
JP5366221B2 (ja) Led光源装置およびled光源装置の制御方法
JP2008171983A (ja) 光源装置、画像表示装置、プロジェクタおよび光源制御方法
JP7101463B2 (ja) 発光素子駆動装置、半導体装置、発光装置及び液晶表示装置
US20180174502A1 (en) Display apparatus
JP5897865B2 (ja) 発光素子駆動装置
JP6822646B2 (ja) 表示装置、並びに点灯制御装置及び方法
KR20090067140A (ko) 백라이트 디바이스를 위한 발광 다이오드 소자 세트 및 백라이트 디스플레이
KR20100051343A (ko) Led 조명 시스템
US10283041B2 (en) Display device
WO2023238887A1 (ja) 発光素子駆動回路ならびにそれを用いた照明装置、ディスプレイ装置、および電子機器
US11538425B2 (en) Display device

Legal Events

Date Code Title Description
121 Ep: the epo has been informed by wipo that ep was designated in this application

Ref document number: 10829655

Country of ref document: EP

Kind code of ref document: A1

NENP Non-entry into the national phase

Ref country code: DE

122 Ep: pct application non-entry in european phase

Ref document number: 10829655

Country of ref document: EP

Kind code of ref document: A1