WO2010001928A1 - 無線通信システムと方法とプログラム並びに基地局装置とマルチセル/マルチキャスト協調制御装置 - Google Patents

無線通信システムと方法とプログラム並びに基地局装置とマルチセル/マルチキャスト協調制御装置 Download PDF

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Abstract

 MBSFNの品質の要求条件を満たしつつ、MBSFNエリアのPTPシステムスループットの観点からの最適設定を可能たらしめる無線通信システム、装置、方法の提供。MBSFNの品質の要求条件を満たしつつ、MBSFNエリアのユニキャスト・トラッフィック量、端末数、MBSFNエリアを構成するセル数などを基に、MBSFNエリアのシステムスループットを最大化するようにMBSFNのMCSおよびサブフレーム数、Reservedセルの送信電力などの送信パラメータを適応的に出力する(図2)。

Description

無線通信システムと方法とプログラム並びに基地局装置とマルチセル/マルチキャスト協調制御装置
[関連出願の記載]
 本発明は、日本国特許出願:特願2008-172798号(2008年7月1日出願)の優先権主張に基づくものであり、同出願の全記載内容は引用をもって本書に組み込み記載されているものとする。
 本発明は、MBSFN(Multimedia Broadcast Multicast service Single Frequency NetworkあるいはMulticast/Broadcast over Single Frequency Network)とUnicast(ユニキャスト)を行う無線通信システムに関し、特に、MBSFNをサポートする範囲内に、MBSFNを行う領域とMBSFNと同時刻にUnicastを行う領域とが混在する無線通信システムに関する。
 3GPP(3rd Generation Partnership Project) LTE(Long Term Evolution)において、複数の基地局が同期して、MBMS(Multimedia Broadcast and Multicast Service:マルチメディアブロードキャスト・マルチキャストサービス)を同一周波数で行うMBSFNをサポートすることが決定された。
 LTEで規定されているMBSFNエリア(MBSFN area:同じMBSFNを行うために複数の基地局が同期している範囲)は、
 ・MBSFNを行うセル(MBSFN transmitting and advertising cell:MBSFNトランスミッティング・アドバタイジングセル:以下、「MBSFNサービスセル」という)と、
 ・MBSFNを行わず、Unicast(ユニキャスト)あるいはシングルセル・マルチキャストのみを行うセル(MBSFN area reserved cell:MBSFNエリア・リザーブドセル:以下、「Reservedセル」という)と、から構成される(非特許文献1)。なお、MBSFN、Unicast(ユニキャスト)、Multicast(マルチキャスト)とは、MBSFN、Unicast、Multicastのそれぞれを用いた通信だけでなくMBSFN、Unicast、Multicastのそれぞれを用いたサービスを含む。
 UnicastとMBSFNはサブフレーム単位に時分割多重(TDM)される。例えば10サブフレームで1フレームを構成する場合、MBSFNサブフレーム数が4の場合、残り6サブフレームは、Unicastサブフレームとなる。
 MBSFNサービスセルにおいて、MBSFNサブフレーム(MBSFNを行うためのサブフレーム)以外は、Unicast(ユニキャスト)となる。
 Reservedセルでは、MBSFNエリア内の他の複数のセルでMBSFNを行う時間帯(MBSFNサブフレーム送信時間期間)には、
 送信電力を抑えてUnicast(例えばセル中央の端末へのみUnicast送信する)を行うか、あるいは、シングルセル・マルチキャストを行うか、あるいは、
 データを何も送信しない、
 制御が行われる。
 このReservedセルの目的の1つは、他のMBSFNエリアやUnicastセルとの境界に配置し、MBSFNエリアの外からの干渉を低減して、MBSFNのカバレッジ、outage(アウテージ)を改善することである。
 Reservedセルの送信電力又は送信電力の上限値は、例えば、予め用意されたテーブル(Decision Table)等を用いて、MBSFNのoutageのターゲット値と、MBSFNのMCS(Modulation and coding Scheme:モジュレーション・コーディングスキーム:変調・符号化方式)とから決定される。
 なお、outageは、ユーザが通信システムのサービスの要求条件を満たしていないことを表し、例えばシステムの許容性能の閾値(outage threshold)以下となるサービス条件に対応する。この閾値(outage threshold)は、システムが動作状態にあるものとみなすことができる最低の性能指標である。例えば、所要の誤り率のOutage、つまり、Outage probability(アウテージ確率)を用いる場合、所要誤り率がOutage Probabilityを超えるユーザが全体のx%未満(例えば5%)であることが、システムが正常動作していると判断される基準となる。
 予め用意したテーブルを用いて、Reservedセルの送信電力又は送信電力の上限値を決定する従来法について、図24、図25を参照して以下に説明する。図24に示すように、MBSFNサービスセルとReservedセルから構成されるMBSFNエリアがあり、その周辺にUnicastセルが隣接しているものとする。
 図25は、Reservedセルの送信電力又は送信電力の上限値を決定するためのテーブルの一例を示した図である。図25に示すように、MBSFNの所要誤り率のOutage確率(%)と、MCS、及び、Reservedセルの送信電力又は送信電力の上限値の関係(対応)が、メモリ等にテーブルとして用意される。なお、図25におけるテーブルの値は、予め計算機シミュレーション等により求めたものである。
 はじめに、図25のテーブルの見方を説明しておく。特に制限されないが、無線通信では一般的にMBSFN MCSの番号は、小さいほど、低変調率、低符号化率であり、番号がおおきいほど、高変調率、高符号化率とされる。例えば、MCS 1はQPSK(Quadrature Phase Shift Keying:直交位相シフトキーイング)、MCS 10は16QAM(Quadrature Amplitude Modulation:直交振幅変調)等に対応する。
 Reservedセルの送信電力又は送信電力の上限値を100%(MBSFNサブフレームの送信電力に対する割合が100%であり、最大送信電力)とすると、MBSFN MCS 1では、Outage確率は20%とされる(100台中20台の端末がMBSFNを受けられない)。MBSFN MCS 2では、Outage確率(%)は40%であり、これは、100台中40台の端末がMBSFNを受けられない状態に対応する。MBSFN MCS 10の場合、Outage確率(%)は100%であり、これは、100台中100台の端末がMBSFNを受けられない状態に対応する。
 Reservedセルの送信電力又は送信電力の上限値を抑えて50%とすると、MBSFN MCS1では、Outage確率は10%とされる(100台中10台の端末がMBSFNを受けられない)。MBSFN MCS 2では、Outage確率(%)は20%であり、これは、100台中20台の端末がMBSFNを受けられない状態に対応する。MBSFN MCS 10の場合、Outage確率(%)は80%であり、これは、100台中80台の端末がMBSFNを受けられない状態に対応する。
 Reservedセル電力を0%(データ送信無し)とすると、MBSFN MCS1では、Outage確率は0%となる(MBSFNのOutage確率(%)が0%とは、MBSFNを受けられないユーザ(端末)が0%であることを表す)。MBSFN MCS 2では、Outage確率(%)は2%であり、これは、100台中2台の端末がMBSFNを受けられない状態に対応する。MBSFN MCS 10の場合、Reservedセルの電力を0%とすると、Outage確率(%)は10%であり、これは、100台中10台の端末がMBSFNを受けられない状態に対応する。
 実際に送信されるMBSFNの品質の要求条件からMBSFNのOutage確率を決定し、ReservedセルにおけるPTP(Point To Point、ポイントツーポイント)トラフィック量等を基に、
 ・Outage確率を満たすMBSFN MCSと、
 ・ReservedセルのMBSFNサブフレームにおける送信電力又は送信電力の上限値(MBSFN電力に対する割合)
 を決定する。なお、PTPは、Unicast(ユニキャスト)と同義であり、個別通信方式、あるいは、個別通信方式によるサービスを表す。
 例えば、MBSFNサブフレーム数を固定とし、
 MBSFNのOutage確率のターゲット値を10%、
 MCSを2
 とした場合、図25から、
 Reservedセルの送信電力又は送信電力の上限値は、MBSFNの最大送信電力の10%と決定される。
 一方、MBSFNの伝送レートを固定とする場合には、MBSFNのMCSの値(通常、値が、小さい値ほど低レート)に反比例するように、MBSFNサブフレーム数を変更する。MBSFNのMCSの値が小さい場合、1フレームあたりのMBSFNサブフレーム数を増やす。
3GPP TSG RAN WG2、 Stage2 specification 36.300 v8.3.0 http://www.3gpp.org/ftp/Specs/html-info/36300.htm
 なお、上記非特許文献1の全開示内容はその引用をもって本書に繰込み記載する。以下の分析は、本発明によって与えられたものである。
 以下に本発明による関連技術の分析を与える。
 上述した従来技術では、予め用意したMBSFNのOutage確率のターゲット値、MBSFNのMCS、Reservedセルの送信電力又は送信電力の上限値の関係を示すテーブルに従い、Reservedセル電力を設定している。従って、MBSFNの品質のみを考慮し、MBSFN以外の品質を考慮していない。このため、MBSFN以外の品質あるいはキャパシティに影響を生じる場合がある。
 本発明の目的は、MBSFNの品質の要求条件を満たしつつ、MBSFNエリアのPTP(ポイントツーポイント)・システムスループットの観点からの最適設定を可能たらしめる無線通信システム、基地局装置、及びマルチセル/マルチキャスト協調制御装置(MCE:Multi-cell/Multicast Coordination Entity)、無線通信方法、プログラムを提供することにある。
 本発明によれば、複数の無線局の全て又は1部からの通信状況情報を受け、複数の無線局によるマルチキャストにおける通信制御情報を出力するシステム(方法、プログラム)が提供される。
 本発明によれば、複数の無線局が同期して同じ周波数で同じコンテンツを同時送信するMBSFN(Multimedia Broadcast Multicast Service Single Frequency Network)の対象範囲であるMBSFNエリア内の複数の無線局から通信状況情報を受け、MBSFNエリアの通信制御情報を出力するシステム(方法、プログラム)が提供される。
 本発明によれば、1又は複数の他の基地局装置と同期して、同じ周波数で同じコンテンツを同時送信するMBSFN(Multimedia Broadcast Multicast service Single Frequency Network)の機能と、ユニキャストの機能と、を備える基地局装置であって、マルチセル/マルチキャスト協調制御装置(MCE:Multi-cell/Multicast Coordination Entity)へ通信状況情報を通知し、前記マルチセル/マルチキャスト協調制御装置から通信制御情報を受信し、MBSFNあるいはユニキャスト又はシングルセル・マルチキャストを行う基地局装置が提供される。
 本発明によれば、複数の基地局装置が同期して同じ周波数で同じコンテンツを同時送信するMBSFN(Multimedia Broadcast Multicast service Single Frequency Network)の通信制御情報を出力するマルチセル/マルチキャスト協調制御装置(MCE:Multi-cell/Multicast Coordination Entity)であって、MBSFNの対象範囲であるMBSFNエリア内での、通信状況情報を基地局装置から受信し、前記通信制御情報を前記基地局装置へ通知するマルチセル/マルチキャスト協調制御装置(MCE)が提供される。
 本発明において、マルチセル/マルチキャスト協調制御装置(MCE)は、MBSFNの品質の要求条件を満たしつつ、MBSFNエリアのユニキャスト・トラッフィック量、端末数、MBSFNエリアを構成するセル数などを基に、MBSFNエリアのシステムスループットを最大化するようにMBSFNのMCSおよびサブフレーム数、Reservedセルの送信電力などの送信パラメータを適応的に出力する。
 本発明によれば、MBSFNの品質の要求条件を満たしつつ、MBSFN areaのPTP(ポイントツーポイント)・システムスループットの最大化を実現できる。
本発明による無線通信ネットワーク装置の構成例1の図である。 本発明によるシーケンス図の例1である。 本発明による無線通信ネットワーク装置の構成例2の図である。 本発明によるシーケンス図の例2である。 本発明による無線通信ネットワーク装置の構成例3の図である。 本発明による制御のコンセプト図である。 本発明で用いるPTPトラフィック量の説明図である。 本発明による実施例におけるMBSFNエリアの構成例の図である。 本発明による実施例におけるMBSFNエリアの送信パラメータの制御例の図である。 本発明による実施例におけるMBSFNエリアの送信パラメータの制御例の図である。 本発明による第1及び第2の実施例におけるMBSFNエリアの構成例の図である。 本発明による第1及び第2の実施例におけるMBSFNエリアの送信パラメータの制御例の図である。 本発明による第1及び第2の実施例における基地局のブロック図である。 本発明による第1の実施例における基地局での処理のフローチャートである。 本発明による第1の実施例におけるMCEのブロック図である。 本発明による第1の実施例におけるMCEでの処理のフローチャートである。 本発明による第1の実施例におけるMBSFNエリアの送信パラメータの決定に用いるテーブルの図である。 本発明による第1の実施例におけるMBSFNエリアの送信パラメータの決定に用いるテーブルの図である。 本発明による第1の実施例におけるMBSFNエリアの送信パラメータの決定に用いるPTPトラフィック量の時間変化及びそれを基に決定したMBSFNエリアの送信パラメータの図である。 本発明による第2の実施例におけるMCEのブロック図である。 本発明による第2の実施例におけるMCEでの処理のフローチャートである。 本発明による第2の実施例におけるMBSFNエリアの送信パラメータの決定に用いるテーブルの図である。 本発明による第2の実施例におけるMBSFNエリアの送信パラメータの決定に用いるテーブルの図である。 関連技術を説明するためのMBSFNエリアのセル配置例の図である。 関連技術におけるMBSFNエリアの送信パラメータの決定に用いるテーブルの図である。
101、 eBMSC
102、 E-MBMS GW
103、 107、 209、 301 MCE
104、 105、 106、 108、 109、 201 eNB
202 MBSFN制御部
203 MBSFN信号送信部
204 Unicast信号制御部
205 Unicast信号送信部
206 Unicast信号受信部
207 Unicast信号復号部
208 MBSFN関連情報生成部
209 システムスループット推定値算出部
210 送信形態制御部
302 平均トラフィック算出部
303 送信形態制御部
本発明においては、複数の無線局が同期して、同じ周波数で同じコンテンツを、同時送信するMBSFN(Multimedia Broadcast Multicast Service Single Frequency Network)の対象範囲であるMBSFNエリア内の複数の無線局から通信状況情報を受け、MBSFNエリアの通信制御情報を出力する。
 本発明においては、前記MBSFNエリア内に、MBSFNとユニキャストの両方を行う無線局と、MBSFNを行わない無線局と、を備え、
 MBSFNエリア内の
 MBSFNを行う無線局によるMBSFNのための前記通信制御情報と、
 MBSFNが行われる時刻における、前記MBSFNを行わない無線局による通信のための前記通信制御情報を出力する。
 本発明において、前記通信状況情報は、システム構成要素と、マルチキャスト関連情報と、ユニキャスト関連情報の少なくとも1つを含む。前記通信制御情報は、MBSFNエリアの送信パラメータと、MBSFNエリアに属する各セルのセルタイプの少なくとも1つを含む。本発明において、MBSFNの要求条件を満たすように、前記通信制御情報を出力する。要求条件として、複数段階設定されている場合には、少なくとも最低レベルの要求条件を満たすように出力する。
 本発明が提供する無線通信システム、基地局装置、及びマルチセル/マルチキャスト協調制御装置(MCE)において、
 MBSFNエリア内のシステム構成要素である
 MBSFNを行う基地局の数、
 MBSFNを行う基地局が管理するエリアの数、
 MBSFNを行う基地局が管理するエリアの大きさ、
 MBSFNを行わない基地局の数、
 MBSFNを行わない基地局が管理するエリアの数、
 MBSFNを行わない基地局が管理するエリアの大きさ、
の少なくとも1つ、
 及び/又は、
 マルチキャスト関連情報である、
 MBSFNを受信している端末数あるいはそれを推定できる情報、
 MBSFNの受信を希望している端末数あるいはそれを推定できる情報、
 実行中のMBSFNの品質(誤り率)あるいはそれを推定できる情報、
 MBSFNを受信している端末数とユニキャストのサービスを受信している端末数の比、
の少なくとも1つ、
 及び/又は、
 ユニキャスト関連情報である、
 ユニキャストのトラフィック量、
 ユニキャストを受信している端末数、
 ユニキャストを受信する可能性のあるアクティブ状態の端末数、
 VoIP(Voice over Internet Protocol)を行っている端末数、
 の少なくとも1つを基に、MBSFNエリアのMBSFNサブフレームにおける送信パラメータを適応的に出力する。
 本発明において、MBSFNの品質の要求条件として、予め定められた所定の指標のアウテージ(Outage)、カバレッジ、伝送レート、受信SIR(Signal-to-Interference)、受信SINR(Signal-to-Interference and Noise power Ratio)のうち1つ以上を用いる。
 MBSFNのOutageのターゲット値を設定する場合、MBSFNの伝送レートを(ほぼ)一定に保つ方法と、伝送レートを考慮しない(一定に保つという条件を設定しない)方法がある。MBSFNのカバレッジについても同様に2つの場合、つまり一定に保つ場合と一定に保つという条件を設定しない場合がある。
 本発明において、MBSFNエリアの通信制御情報を構成する送信パラメータとしては、
 変調方式、
 符号化率、
 MBSFNに使用する無線リソースの割り当て、又は、割合、又は割り当て量、
 送信電力又は送信電力の上限値、
 既知系列からなるリファレンスシグナル(Reference signal)、
 スクランブリングコード(Scrambling code)、
 のうちの少なくも一つを出力するようにしてもよい。より具体的には、
 変調方式、
 符号化率、
 MBSFNサブフレーム数、
 MBSFNサブフレーム位置、
 MBSFNフレーム位置、
 MBSFNフレーム周期、
 MBSFNを行わない無線局のMBSFNと同時刻に行う通信の送信電力又は送信電力の上限値、
 MBSFNを行わない無線局のMBSFNと同時刻に行う通信の周波数利用率、
 MBSFNを行わない無線局のMBSFNと同時刻に行う通信の周波数帯域、
 リファレンスシグナル、
 スクランブルコード
 のうち少なくとも1つを出力する。MBSFNエリア内のMBSFNを行わない無線局は、ユニキャストとマルチキャストの一方を行う。
 本発明においては、MBSFNとユニキャストをNサブフレーム(但し、Nは所定の正整数)から構成されるフレームを単位として時間領域で切り替え、前記MBSFNに使用する無線リソースの割り当て量として、サブフレーム数を用いる。なお、複数フレームを単位として時間領域で切り替える方法にも本発明が適用できることは言うまでもない。
 本発明において、MBSFNとユニキャストをNサブフレーム(但し、Nは所定の正整数)から構成されるフレームを単位として時間領域で切り替え、前記MBSFNに使用する無線リソースの割り当てとして、
 MBSFNを行うサブフレーム番号、
 先頭サブフレーム番号と使用するサブフレーム数、
 MBSFNを行うフレーム番号又は該フレーム番号を示す情報、
 MBSFNを行うフレームの周期
 の少なくとも1つを用いるようにしてもよい。
 本発明において、MBSFNとユニキャストを周波数領域で切り替え、
 前記MBSFNに使用する無線リソースの割り当て量として、
 連続又は不連続の周波数帯域の合計を用いるようにしてもよい。
 本発明において、MBSFNとユニキャストを周波数領域で切り替え、
 前記MBSFNに使用する無線リソースの割り当てとして、
 連続又は不連続の周波数帯域の位置を用いるようにしてもよい。
 本発明において、MBSFNと同時刻で行うユニキャストの送信パラメータとして、
 送信電力又は送信電力の上限値、
 周波数利用率、
 周波数帯域のうち少なくとも1つを用いるようにしてもよい。
 本発明においては、MBSFNの要求条件を満たしつつ、MBSFNの対象範囲内におけるユニキャストのポイントツーポイント・トータルシステム・スループットを大きくする、又は最大化するように、MBSFNエリアの送信パラメータを制御する。すなわち、MBSFNエリアの送信パラメータの決定基準は、MBSFNの品質の要求条件を満たしつつ、MBSFNエリアのPTP(ポイントツーポイント)・システムスループットを大きくあるいは最大化することである。
 次に、本発明について図面を参照して詳細に説明する。以下では、適用対象の1つである3GPP LTE(Long Term Evolution)の例を用い、通信状況情報としてMBSFN関連情報、通信制御情報として少なくとも送信パラメータを用いた例に即して説明する。なお、3GPP LTEでは、MBSFNとUnicastは時間多重(Time Division Multiplex)されるが、周波数多重はされない。また、MBSFNが行われる無線リソースの情報(通信制御情報の送信パラメータ)は、MSAP(MCH Subframe Allocation Pattern)として基地局から端末に通知される。MSAPは、サブフレーム単位のマイクロレベル情報とフレーム単位のマクロレベル情報を含んでいる。従って、以下の実施例における、MBSFNサブフレーム数や位置、MBSFNフレームの位置や周期は、MSAPに含まれる。
 なお、LTEでは、本発明における制御対象である各情報をそれぞれ以下のように定義している。
 例えば、MBSFNに使用可能な(予約された)サブフレームの情報を「mbsfn-SubframeConfiguration」(mbsfn-サブフレームコンフィギュレーション)、
 MBSFNのフレームの情報(フレーム番号、フレーム周期など)を「radioFrameAllocation」(無線フレーム割当て)、
 MBSFNサブフレーム数の情報を「subframeAllocation」(サブフレーム割当て)とそれぞれ定義している。
 また、1つのMBSFNエリアは、例えば、
 MBSFNを行うMBSFNサービスセルのみで構成されるか、又は、
 MBSFNを行うMBSFNサービスセルと、Unicastあるいはシングルセル・マルチキャストを行うReservedセルとから構成される。
 なお、本願の請求範囲及び明細書等において、MBSFNを行わない無線局(基地局)とは、該無線局(基地局)がMBSFNを行う機能を備えているかどうかに関わらず、MBSFNによる通信を実行しない無線局(基地局)を意味している。従って、以下の実施例において、MBSFNを行わないReservedセルを管理する基地局が、実際にMBSFN機能を備えていてもよいし、備えていなくてもよい。
 Reservedセルでは、MBSFNサブフレームの送信時刻においては、MBSFNサービスセルへの干渉を低減し、MBSFNの品質を向上させることを目的として、基地局(eNodeB:「eNB」という)は、送信電力を抑えて、端末(User Equippment:「UE」という)にUnicast送信するかUnicast送信を全く行わない、あるいはシングルセル・マルチキャスト送信を行う。なお、特に制限されないが、以下の実施例では、例えばMBSFNの初期設定時に、既にセルタイプ(セルが、MBSFNサービスセルであるか、Reservedセルであるか)が、MCEからeNBへ通知されているものとする。また、セルタイプの通知は、当該セルタイプに変更が生じた場合、又は、一定周期で再びeNBへ通知される。通知の形態としては後述する送信パラメータと一緒に通知してもよいし、別々に通知してもよい。以下の実施例における説明では、このセルタイプの通知処理の説明は省略する。
 図1は、本発明におけるMBSFNを行う無線通信ネットワーク側の構成要素を示す図である。図1において、
 eBMSC (enhanced Broadcast Multicast Service Centre)101は、
 (A)E-MBMS GW(ゲートウエイ)102を介して、MBMSセッション制御信号やMBMSトラフィック情報等のMBMS制御情報を、MCE(Multi-Cell/multicast Coordination Entity)103へ通知し、
 (B)MBSFNで端末(UE)へ送信するMBMSデータを基地局(eNB)104へ通知する。
 MCE103は、MBSFNを用いた複数セルへのMBMS送信を行うMBSFNエリア内の基地局(eNB)の時間及び周波数の無線リソースの割り当てを行うとともに、例えば変調・符号化方式等の無線コンフィギュレーションの詳細を決定する。MCE103はMBMSセッションコントロールシグナリング処理を行うが、UE-MCEシグナリングは行わない。なお、MCE103は、論理的実体(logical entity)であり、独立な装置ではなく他のネットワーク要素の部品であってもよい。
 より詳細には、MCE103は、
 (A)E-MBMS GW102を介してeBMSC101から通知されたMBMS制御情報と、eNB104から通知されるMBSFN関連情報とを基に、MBSFN構成情報を生成して、E-MBMS GW102を介してeBMSC101へ通知する。また、MCE103は、
 (B)MBSFN制御情報を生成してeNB104へ通知する。
 ここで、MCE103がeNB104から通知されるMBSFN関連情報としては、
(1)MBSFNエリアの構成要素である、
・MBSFNを行う基地局が管理するセルの数、
・MBSFNを行う基地局が管理するセルの大きさ(半径)、
・ユニキャストあるいはシングルセル・マルチキャストを行う基地局が管理するセルの数、
・ユニキャストあるいはシングルセル・マルチキャストを行う基地局が管理するセルの大きさ(半径)、
と、
(2)MBSFNエリアのマルチキャスト関連情報である、
 ・MBSFNを受信しているUE数あるいはそれを推定できる情報、
 ・MBSFNの受信を希望しているUE数あるいはそれを推定できる情報、
 ・実行中のMBSFNの品質(誤り率)あるいはそれを推定できる情報、
 ・MBSFNを受信しているUE数とユニキャストを受信しているUE数の比、
と、
(3)ユニキャスト関連情報である、
 ・ユニキャストのPTPトラフィック量、
 ・ユニキャストを受信しているUE数、
 ・ユニキャストを受信する可能性のあるアクティブ状態のUE数、
 ・VoIP(Voice over Internet Protocol)を行っているUE数、
 等がある。
 なお、上記(1)~(3)は常に同時に通知される必要はなく、例えば(1)のような長期間あるいは半永久的に不変である情報は一度通知されたら、変更が生じた場合に再度通知されれば十分である。
 また、MCE103が生成するMBSFN構成情報としては、
 ・どのeNBがMBSFNを行うか、
 ・複数のMBSFNによるサービスの候補がある場合には、どのサービスをどの順序で行うか、
 等がある。
 MCE103からeNB104に通知するMBSFN制御情報としては、
 ・MBSFNのMCS、
 ・MBSFNサブフレーム数、
 ・MBSFNサブフレーム位置、
 ・MBSFNフレーム位置、
 ・MBSFNフレーム周期、
 ・MBSFNのリファレンスシグナル(Reference signal)、
 ・MBSFNのスクランブリングコード(Scrambling code)、
 ・Reservedセルの送信電力又は送信電力の上限値、
 ・Reservedセルの周波数利用率、
 ・Reservedセルの周波数帯域、
 等がある。
 E-MBMS GW(ゲートウエイ)102は、SYNCプロトコル(無線フレームを生成するために使用されるデータを同期するプロトコル)付MBMSパケットを、MBSFN送信をするeNBに送信/報知する。MBMS GW102は、ユーザプレーンのPDCP(Packet Data Convergence Protocol)層をホストし、IPマルチキャストを用いてMBMSユーザデータをeNBに転送する。MBMS GW102は、E-UTRAN(Evolved Universal Terrestrial Radio Access Network)に向けMBMSセッションコントロールシグナリング(セッション開始停止)を行う。なお、E-MBMS GW102は、論理的実体であり、他のネットワーク要素の部品であってもよい。
 M3インタフェース(MCE-MBMS GW間)は、E-UTRANとEPC(Evolved Packet Core)間のコントロールプレーンインタフェースであり、アプリケーションとして、EPSベアラレベルでのMBMSセッションコントロールシグナリングが行われる(無線コンフィギュレーションデータは伝達されない)。MBMSセッションコントロールシグナリングはMBMSセッション開始/停止を含む。SCTP(Stream Control Transmission Protocol)がシグナリング転送として用いられる(PTPシグナリング)。
 M2インタフェース(MCE-eNB間)は、E-UTRAN内部のコントロールプレーンインタフェースであり、アプリケーションとして、マルチセル送信モードのeNB、MBSFNエリアのReservedセル(もしあれば)を構成する単一セル送信モードのeNBの無線コンフィギュレーションデータと、セッションコンロールシングナリングを伝達する。SCTP(Stream Control Transmission Protocol)がシグナリング転送として用いられる(PTPシグナリング)。
 M1インファフェース(MBMS GW-eNB間)は、ユーザプレーンインタフェースであり、コントロールプレーンアプリケーションは定義されていない。単一セル、マルチセル送信のユーザパケットのポイント・ツー・マルチポイント送信にIP multicastが用いられる。
 マルチセル送信では、MCE103は、同一MBSFNエリア内のすべて、あるいは一部の複数のeNBからマルチキャスト(multicast)関連情報及び/又はユニキャスト(unicast)関連情報を収集する。
 multicast関連情報は、例えば
 ・コンテンツごとMBMS/MBSFNの受信/要求(受信希望)を行うUEの数、
 ・MBMS/MBSFNのエラーレート(誤り率)
を含む。
 unicast関連情報は、例えば
 ・アクティブ状態つまりRRC_CONENCTED状態(無線リンク確立状態)のUEの数、
 ・VoIP(Voice over IP)のUEの数、
 ・PTPトラフィック量
を含む。
 multicastを受けるUEの数とunicastを受けるUEの数の比が、multicast及びunicast関連情報である。
 なお、MCE103がmulticastを受けるUEの数とunicastを受けるUEの数の比を収集するのではなく、multicastを受けるUEの数とunicastを受けるUEの数を収集し、比を計算するという形態でもよい。
 MCEは前述したように、MBSFNエリア内のMBSFN送信あるいはUnicast送信の送信パラメータを決定する。MBSFNの送信パラメータとして、例えば、
・MBSFNサブフレーム数、
・マイクロ/マクロレベルの割当を示すMSAP(Multicast channel Subframe Allocation Pattern)、
・MCS、
・MBSFN送信の送信電力又は送信電力の上限値、
などを含み、Unicast送信パラメータとして、例えば、MBSFNエリアのReservedセルのMBSFNサブフレームにおける
・送信電力又は送信電力の上限値、
・利用可能周波数帯域
などを含む。
 図2は、図1の実施例における制御手順を示すシーケンス図である。MBSFNサービスセルを構成している基地局eNB1~eNBnは、予め仕様に規定された情報、あるいはMCEから指定された情報を収集(Measurement)し、その結果を、MCEへ通知する(図2の「eNB Measurement Report」:基地局測定報告)。
 MCEは、基地局eNB1~eNBnからの測定報告(eNB Measurement Report)に基づき、MBSFNエリアのMBSFN(あるいはMBSFNとUnicast)の送信パラメータを再設定する必要があるかどうかを判定する(図2の「Reconfiguration decision」:再設定決定)。
 MCEにおいてMBSFNの送信パラメータの再設定が必要と判定した場合、MCEは実際にMBSFNの送信パラメータを再設定し(図2の「MBSFN setting update」:MBSFN設定更新)、E-MBMS GWを介して、eBMSCへ再設定要求を行う(図2の「Reconfiguration Request」:再設定要求)。
 再設定要求(Reconfiguration Request)を受けたeBMSCは、MBSFN開始時におけるMBSFN送信パラメータの設定手順と同様の手順で、再設定を行う(図2の「MBSFN reconfiguration」)。なお、再設定は絶対値による設定に限定されたものではなく、差分や比などの相対値を用いて設定してもよい。
 なお、eNB測定報告(eNB Measurement Report)の情報としては、図2に示すように、例えば、
 ・UnicastのPTPトラッフィック量(volume of PTP traffic)、
 ・Unicastを行うアクティブUE数(Number of Active UEs)、
 ・VoIP UE数(Number of VoIP UEs)、
 ・MBSFN受信UE数(Number of UEs receiving MBSFN)、
 ・MBSFN受信希望UE数(Number of UEs requesting MBSFN)、
 ・MBSFNの品質(誤り率等)(Error rate of MBSFN service)
 等があげられる。ただし、これらに限定されるものではないことは勿論である。
 図3は、MBSFNを行う無線通信ネットワーク側の構成要素を示す別の図である。基本構成は、図1の構成と同じだが、eNBをReservedセルを管理するeNB105と、MBSFNサービスセル(MBSFN service cell)を管理するeNB106とを区別して示した図である。図4は、図3の構成における制御手順を示すシーケンス図である。
 MBSFNサービスセルを構成している基地局eNB1~eNBm、及びReservedセルを構成している基地局eNBm+1~eNBnは、それぞれ予め仕様に規定された情報あるいはMCEから指定された情報を収集(Measurement)し、その結果をMCEへ通知する(図4の「eNB Measurement Report」)。
 MCEは、eNB測定報告(eNB Measurement Report)に基づき、MBSFNの送信パラメータを再設定する必要があるかどうかを判定する(図4の「Reconfiguration decision」)。
 MCEにおいて、MBSFNエリアの送信パラメータの再設定が必要と判定した場合、MCEは、実際にMBSFNエリアの送信パラメータを再設定し、E-MBMS GWを介してeBMSCへ再設定要求を行う(図4n「Reconfiguration Request」)。
 再設定要求(Reconfiguration Request)を受けたeBMSCは、MBSFN開始時におけるMBSFN送信パラメータの設定手順と同様の手順で再設定を行う。
 なお、MBSFNサービスセルを構成するeNB1~eNBmが通知するeNB測定報告(eNB Measurement Report)の情報としては、図4に示すように、例えば、
 ・UnicastのPTPトラッフィック量(volume of PTP traficc)、
 ・Unicastを行うアクティブUE数(Number of Active UEs)、
 ・VoIP UE数(Number of VoIP UEs)、
 ・MBSFN受信UE数(Number of UEs receiving MBSFN)(又はMCE側で該UE数を推定できる情報)、
 ・MBSFN受信希望UE数(Number of UEs requesting MBSFN)(又はMCE側で該UE数を推定できる情報)誤り率等)(Error rate of MBSFN service)
 等が含まれる。
 一方、Reservedセルを構成するeNBm+1~eNBnが通知するeNB Measurement Reportの情報としては、例えば、
 ・UnicastのPTPトラッフィック量(volume of PTP traficc)、
 ・Unicastを行うアクティブUE数(Number of Active UEs)、
 ・VoIP UE数(Number of VoIP UEs)
 等が含まれる。ただし、これらに限定されるものではないことは勿論である。
 図5は、MCEがeNBの機能ブロックの1つである場合の構成を示す図である。前述したように、MCEは論理的実体であり、単独装置として配設される代わりに、他のネットワーク要素の一部であってもよい。この例では、MCEをeNBに実装したものであり、MCE 107がeNB108、109にそれぞれ収容されている。図5の構成の場合、各eNB内に設けられたMCE間で情報を交換し制御する機能が、E-MBMS GWに必要とされる。図5において、eNB108はReservedセルを管理する基地局、eNB109はMBSFNサービスセルを管理する基地局である。
 以下、図3の構成を基に、3GPP LTEを想定して、動作の詳細について説明する。図6、図7は、本実施例におけるMBSFNエリアの送信パラメータの制御の基本的コンセプトを説明するための図である。
 ここで、MBSFNエリアはMBSFNサービスセルのみからなる(Reservedセル無し)とし、制御する送信パラメータとしては、
 ・MBSFNサブフレーム数、
 ・MBSFNのMCS
とする。
 まず、MBSFNエリア内にあるセル毎にPTPトラフィック量を測定し、図7(A)、(B)に示すように、
 ・平均値、あるいは、
 ・最大値(または最小値)
 を代表値として算出する。
 このPTPトラフィック量の代表値を用い、PTPトラフィック量がMBSFN送信開始時(あるいは直前の制御をした時刻)と比較して増加していた場合には、図6に示すように、
 Alt.1) MBSFNサブフレーム数を減少させ、MBSFN MCSを高くする、あるいは、
 Alt.2) MBSFNサブフレーム数を減少させるが、MBSFN MCSは変更しないという処理を行う。
 Alt.1は、MBSFNサービスレート(MBSFN service rate)を一定に保つように制御することを意図しており、この場合には、PTP用リソース(PTP capacity)は増加するが、MBSFNカバレッジ(MBSFN coverage)は縮小する。
 一方、Alt.2は、MBSFNカバレッジを一定に保つように制御することを意図しており、PTP用リソース(PTP capacity)は増加するが、MBSFNサービスレートが減少する。
 このように、MBSFNサービスレート(サービス品質)とカバレッジには、トレードオフの関係があり、どちらを優先して制御するかに依存する。
 また、反対に、PTPトラフィック量がMBSFN送信開始時(あるいは直前の制御をした時刻)と比較してPTPトラフィック量が減少していた場合には、
 Alt.3) MBSFNサブフレーム数を増加させて、MBSFN MCSを低くする、あるいは
 Alt.4) MBSFNサブフレーム数を増加させるが、MBSFN MCSは変更しないという処理を行う。
 Alt.3は、MBSFNサービスレートは一定に保ったままで、MBSFNカバレッジを増大することを意図している。
 Alt.4は、MBSFNカバレッジは一定に保ったままで、MBSFNサービスレートを増加することを意図している。
 前述のように、MBSFNサービスレートとMBSFNカバレッジのどちらを優先するかよって、Alt.3とAlt.4のどちらを選択するかを決定する。
 なお、PTPトラフィック量がMBSFN送信開始時(あるいは直前の制御をした時刻)と比較してPTPトラフィック量が増加、減少時の制御の組み合わせとして、図6のAlt.1とAlt.2の任意の一方と、Alt.3とAlt.4の任意の一方を組み合わせてもよい。
 図8から図10は、図6を参照して説明した本実施例のコンセプトを基にした制御を説明するための図である。MBSFNエリアがMBSFNサービスセルのみから構成されるものとする。
 図8に示すように、複数のMBSFNサービスセルから構成されるMBSFNエリアがあり、その周辺にUnicastセルが隣接しているものとする。
 ただし、これらのセルは実際には、図24に示すように、2次元で配置されたセル群であるが、図8は、その一部を(1次元で)切り取って図示したものである。ここでは、MBSFNエリアが固定的であるとし、
 eNBA1~A5が、MBSFNエリアに属してMBSFNを行うMBSFNサービスセルを管理する基地局であり、
 eNBC1、C2は、MBSFNエリアに属さないUnicastのみの基地局とする。
 この場合、eNBA1~A5がMCEと情報のやり取りを行い、eBMSCからE-MBMS GWを介して、MBMS dataを受信して端末(UE)へ送信する。
 一方、eNBC1、C2の動作は、本発明を用いるMBSFNエリアの基地局とは独立であるため、説明は省略する。
 まず、図9に示すように、ある時刻t=t0でPTPトラフィック量の増加を検出したとする。なお、図9(b)、(c)は、時刻t=t0、t1における、図8の各セルでのMBSFNサービスレート(MBSFN service rate)と受信品質(Rx quality)を示している。
 ここでは、図6のAlt.1の方法を用い、MBSFNサービスレートを一定に保つように、MBSFNサブフレーム数を減らし、MBSFN MCSを高くする。
 これにより、時刻t=t1において、MBSFNサービスレートは保たれるが、MBSFNの受信特性が劣化することが分かる(図9(c)の下向き矢印参照)。ただし、PTP用リソースは増加する。
 一方、図10では、図6のAlt.2の方法を用い、MBSFNカバレッジが変わらないようにするために、受信特性を一定に保つように、MBSFNサブフレーム数のみを減らす。なお、図10(b)、(c)は、時刻t=t0、t1における、図8の各セルでのMBSFNサービスレート(MBSFN service rate)と受信品質(Rx quality)を示している。
 これにより、時刻t=t1において、MBSFN受信特性は保たれるが、MBSFNサービスレートが減少することが分かる(図9(c)のMBSFN service rateの下向き矢印参照)。
 図11、図12は、図6を参照して説明した本実施例のコンセプトを基にした制御を説明する別の図であり、MBSFNエリアがMBSFNサービスセルとReservedセルから構成されるものとする。なお、図12(b)~(e)は、時刻t=t0~t3における、図11の各セルでの受信品質(Rx quality)を示している。図12(f)~(i)は、図12(b)~(e)の時刻t=t0~t3におけるMCEによる制御を示している。
 図11に示すように、MBSFNサービスセルとReservedセルから構成されるMBSFNエリアがあり、その周辺にUnicastセルが隣接しているものとする。
 ここでは、MBSFNエリアが固定的であるとし、
 eNBA1~A3及びeNBB1、B2がMBSFNエリアに属する基地局であり、
 eNBC1、C2は、MBSFNエリアに属さないUnicastのみの基地局とし、
 MBSFNエリアに属する基地局のうち、
 eNBA1~A3をMBSFNサービスセルを管理する基地局とし、
 eNBB1、B2をReservedセルを管理する基地局とする。
 この場合、eNBA1~A3及びeNBB1、B2がMCEと情報のやり取りを行い、eNBA1~A3が、E-MBMS GWからMBMSデータを受信して不図示の端末(UE)へ送信する。
 一方、MBSFNエリアに属さないUnicastのみを行う基地局eNBC1、C2の動作は、本発明を用いるMBSFNエリアの基地局とは独立であるため、説明は省略する。
 MBSFNエリアの送信パラメータの制御の方法としては、図6のAlt.1つまりMBSFNサービスレートを一定に保つ方法を用いる。
 図12(b)において、まず、時刻t=t0でReservedセルのPTPトラフィック量の増加を検出したとする(図12(f)のステップ0)。
 そのため、MBSFNrateを一定に保つように、MBSFNサブフレーム数を減らし、MBSFN MCSを高くする(Step1)。
 すると、図12(c)において、時刻t=t1に示すように、MBSFNの受信特性(Rx quality)が劣化する(図12(g)のStep2)。
 そこで、時刻t=t2において(図12(d))、Reservedセルの送信電力を低減し、MBSFN受信特性の改善を試みる(図12(h)のStep3)。
 その結果、時刻t=t3において(図12(e))、Reservedセルの受信特性が劣化する代わりに、MBSFNの受信特性が改善する(図12(i)のStep4)。
 このように、MBSFNサービスセルの周辺にReservedセルを配置し、Reservedセルの送信電力を低減することで、MBSFNサービスレートを保ちつつも、MBSFN受信特性の大幅な劣化を防ぐことが期待できる。
 以下、図11に示す構成を基本として、実施例を詳しく説明する。なお、MBSFNの品質の要求条件としてMBSFNサービスレートを(ほぼ)一定に保ちつつ、Outageのターゲット値を満たす方法を用いる。
<実施例1>
 本発明における第1の実施例では、
 ・ReservedセルのPTPトラフィック量、
 ・MBSFNのOutage確率のターゲット値
を基に、
MBSFNエリアのトータルシステムスループットを最大化するように、
 ・MBSFNサブフレーム数と、
 ・MBSFNのMCS、及び、
 ・MBSFNサブフレームのReservedセルの送信電力又は送信電力の上限値
 を設定する。
 ここで、MBSFNのOutage確率の例としては、所要誤り率(例えば10%のPER(Packet Error Rate)やBLER(Block Error Rate))を満たすUEが何%いるか等が考えられる。ターゲットとしては、例えばOutage確率5%、つまり所要誤り率を満たすUEが95%以上になること、等が考えられる。
 また、本実施例ではMBSFNサブフレームが毎フレームに含まれる場合を想定する。
 これを実現するために、予め、
 MBSFNのOutage確率(%)と、
 MBSFNのMCS、及び
 Reservedセルの送信電力又は送信電力の上限値
 の関係を示すテーブルを用意する。
 なお、このテーブルで示される値は、MBSFNのサブフレーム数やMBSFNエリアのセル半径に大きく依存するもので、予め計算機シミュレーション等を用いて評価した結果、あるいは実際の装置で取得した統計的データを用いる。
 そして、以下の式(1)のように、MBSFNサービスセルとReservedセルそれぞれのシステムスループットを合計してMBSFNエリアのシステムスループットを算出する。

Figure JPOXMLDOC01-appb-I000001
                      ・・・(1)
 ここで、
 Sは注目するMBSFNエリア内にあるMBSFNサービスセル数、
 Rは注目するMBSFNエリア内にあるReservedセル数である。
 また、「収容可能トラフィック」は、MBSFNサブフレーム数とMCS、およびReservedセルの送信電力又は送信電力の上限値の関数である。なお、MBSFNサブフレームが、毎フレーム含まれない場合には、さらにMBSFNフレーム周期も変数となる。
 このMBSFNエリアのトータルシステムスループットが最大となるときのMBSFNサブフレーム数とMCS、及びReservedセルの送信電力又は送信電力の上限値に設定する。
 図13は、第1の実施例における基地局(eNB)の構成を示す図である。ここで、eNB201は、MBSFNを行うものとする。図13を参照すると、この基地局(eNB)201は、MBSFN制御部202と、MBSFN信号送信部203と、Unicast信号制御部204と、Unicast信号送信部205と、Unicast信号受信部206と、Unicast信号復号部207と、MBSFN関連情報生成部208とを備えている。
 MBSFN制御部202は、MCEからMBSFN制御情報を受信し、MBSFN送信制御情報をMBSFN信号送信部203へ、MBSFNサブフレーム情報をUnicast信号制御部204へそれぞれ出力する。
 MBSFN信号送信部203は、MBSFNデータとMBSFN送信制御情報を基にMBSFN信号を生成して不図示の端末(UE)へ送信する。
 Unicast信号制御部204は、DL(ダウンリンク) Unicast情報と、MBSFNサブフレーム情報を基に、Unicast送信制御情報を、Unicast信号送信部205へ、Unicast送信情報をMBSFN関連情報生成部208へそれぞれ出力する。
 Unicast信号送信部205は、DL Unicast情報とUnicast送信制御情報を基に、DL Unicast信号を生成してUEへ送信する。
 一方、Unicast信号受信部206は、UL(アップリンク) Unicast信号を受信し、Unicast信号復号部207へ出力する。
 Unicast信号復号部207は、Unicast受信信号を復号し、UL Unicast情報を、MME/S-GW(Mobile Management Entity/Serving Gateway)へ送信し、MBSFNフィードバック情報をMBSFN関連情報生成部208へ出力する。
 MBSFN関連情報生成部208は、Unicast送信情報と、MBSFNフィードバック情報を基に、MBSFN関連情報を生成して、MCEへ送信する。なお、基地局における、MBSFN制御部202と、MBSFN信号送信部203と、Unicast信号制御部204と、Unicast信号送信部205と、Unicast信号受信部206と、Unicast信号復号部207と、MBSFN関連情報生成部208は、基地局を構成するコンピュータ上で実行あれるプログラムによりその機能・処理を実現するようにしてもよい。
 図14は、図13の基地局における処理を示すフローチャートである。図14(a)は、基地局からUEへの送信フローを示している。
 基地局のUnicast信号制御部204は、MME/S-GWからDL Unicast情報を受信しているものとする。
 まず、基地局(eNB)のMBSFN制御部202は、MCEからMBSFN制御情報を受信しているかどうか、つまり、MBSFNエリアに属しているかどうかを判定する(S102)。MBSFNエリアに属していない場合には(S102のNo)、通常通り、Unicast信号送信部205がUnicast送信のみを行う(S107)。
 MBSFN制御部202において、MCEからMBSFN制御情報を受信している場合(S102のYes)、自分が管理するセルのタイプがMBSFNサービスセルか、Reservedセルかを検知する(S103)。
 MBSFN制御部202において、ステップS103のセルタイプ検知の結果、Reservedセルである場合(S104のNo)、基地局(eNB)は、Unicast信号送信部205によりUnicast送信のみを行う(S107)。
 MBSFN制御部202において、ステップS103のセルタイプの検知の結果、MBSFNサービスセルの場合(S104のYes)、MBSFNサブフレームである場合には(S105のYes)、MBSFN信号送信部203がMBSFNを送信する(S106)。MBSFNサブフレーム以外の場合には、Unicast信号送信部205によりUnicast送信を行う(S107)。
 一方、図14(b)は、基地局からMCEへの送信フローを示している。
 基地局(eNB)のUnicast信号制御部204は、MME/S-GWからDL Unicast情報を受信している(S110)。
 基地局(eNB)のMBSFN制御部202は、MBSFNエリアに属しているかどうかを判定し(S111)、MBSFNエリアに属していない場合には(S111のNo)、Unicast信号送信部205により通常のUnicast送信のみを行う。
 MBSFNエリアに属している場合、基地局(eNB)のMBSFN制御部202は、MCEへMBSFN関連情報を通知するタイミング(時刻t=n*TReport)、つまり、制御タイミングかどうかを判定する(S112)。
 制御タイミングである場合(S112のYes)、MBSFN関連情報生成部208は、セル毎のPTPトラフィック量を測定し(S113)、PTPトラフィック量を含むMBSFN関連情報を生成してMCEへ通知する(S114)。
 MCEでは、MBSFN関連情報を基にMBSFNエリアの送信パラメータを決定する。
 図15は、第1の実施例におけるMCEの構成を示すブロック図である。ここで、MCE 209は、1つのE-MBMS GWおよび複数のeNBと接続されているものとする。図15を参照すると、MCE209は、システムスループット推定値算出部210と、送信形態制御部211と、を備えている。
 システムスループット推定値算出部210は、E-MBMS GWからのMBMS制御情報と、複数のeNBからのMBSFN関連情報を基に、上述の(1)式に示すように、システムスループットの推定値を算出し、
 システムスループットとそのときのパラメータを、送信パラメータセット情報として、送信形態制御部211へ出力する。
 送信形態制御部211は、
 送信パラメータセット情報と、
 MBSFNのOutage確率(%)と、
 MBSFNのMCS、及び、
 Reservedセルの送信電力又は送信電力の上限値の関係を示すテーブル(不図示)を基に、
 MBSFN及びUnicastの送信形態を決定し、
 MBMS構成情報を、E-MBMS GWへ、MBSFN制御情報をeNBへそれぞれ送信する。なお、システムスループット推定値算出部210と、送信形態制御部211は、MCE209を構成するコンピュータ上で実行されるプログラムによりその機能・処理を実現するようにしてもよい。
 図16は、図15のMCEにおける処理を示すフローチャートである。
 MCEのシステムスループット推定値算出部210は、MBSFNエリアの送信パラメータのデフォルト設定を、基地局へ通知した後、基地局からPTPトラフィック量等を含むMBSFN関連情報を報告されるのを待つ。
 MBSFN関連情報が報告されずに、制御タイミング、つまりMBSFNエリア送信パラメータの更新時刻になった場合には(S204のYes)、MCEの送信形態制御部211は、デフォルト設定(あるいは直前の設定)のまま、基地局へ通知する(S205)。
 MCEのシステムスループット推定値算出部210は、基地局からMBSFN関連情報が報告された場合(S201のYes)、MBSFN関連情報に含まれるPTPトラフィック量の情報と以前に報告されたPTPトラフィッ量を基に単純移動平均あるいは加重移動平均を行い、時間平均値を算出する(S202)。
 MCEのシステムスループット推定値算出部210は、PTPトラフィック量の時間平均値を基に、MBSFNエリアの送信パラメータを変数としてシステムスループットを算出し(S203)、MBSFNエリアのシステムスループットの合計が最大になる送信パラメータの組み合わせを決定する。
 MCEの送信形態制御部211は、制御タイミングか否かを判定し(S204)、制御タイミングならば(S204のYes)、決定したMBSFNエリアの送信パラメータを、基地局へ通知する(S205)。
 以下に、第1の実施例におけるMBSFN及びUnicastの送信パラメータを決定する手順を説明する。
 ここで、eNBA1~A3およびeNBB1、B2が同じMBSFNエリアに属しMCEと情報を交換しており、eNBA1~A3がUnicastとMBSFNの両方を送信し、eNBB1、B2がUnicastのみを送信するものとする。
 MCEは、予め図17に示すようなMBSFNのOutage確率(%)と、MCS及びReservedセルの送信電力又は送信電力の上限値の関係を算出したテーブルを用意する。このテーブルは、図15のMCEのシステムスループット推定値算出部210内の不図示メモリ(例えば書き換え可能な不揮発性メモリ)等に格納される。
 MBSFNエリア内のeNBは、それぞれ周期TReport(=T)でセル毎のPTPトラフィック量を測定して、MCEへ通知する。
 MCEのシステムスループット推定値算出部210は、
 MBSFNサービスセルのeNBからのPTPトラッフィック量報告値、
 ReservedセルのeNBからのPTPトラフィック量報告値
 をそれぞれ平均する。
 そして、MCEの送信形態制御部211は、算出したPTPトラフィック量の平均値を基に、周期Tctrl(例えば、Tctrl=5*TReport=5T)で、
 MBSFNサブフレーム数、及び
 MBSFNのMCS、
 ReservedセルのMBSFNサブフレームにおける送信電力又は送信電力の上限値
 を決定する。
 本実施例のように、MCEにおける制御周期(Tctrl)が、eNBからの報告周期(TReport)よりも長い場合には、
 各時刻におけるeNBからの報告値を、単に、時間平均する単純移動平均を行う方法と、
 各時刻におけるeNBからの報告値を重み付けを行う加重移動平均を行う方法
 がある。以下では、これらを区別せずに単に時間平均として説明する。
 ある時刻tにおいて、まず、MCEのシステムスループット推定値算出部210は、E-MBMS GWから通知されるMBMS制御情報に含まれるMBMSの伝送レート(又は、それが推定されるサービスタイプの情報等)と、図17のテーブルを基に、図18に示すような、
 MBSFNのOutage確率(%)と、
 MCSとサブフレーム数、および、
 Reservedセルの送信電力又は送信電力の上限値の関係を示すテーブルを作成する。
 今、MBSFNのOutage確率のターゲット値が10%であるとする。
 このとき、図18から、Outage確率=10%を満たすReservedセルのMBSFNサブフレームにおける送信電力又は送信電力の上限値と、MBSFN MCS、サブフレーム数の組み合わせの候補として、
 (Reservedセル電力、MBSFN MCS/#ofサブフレーム)=(50%、1/8)、(10%、2/7)、(0%、10/1)
 の3つとなる。
 MCEにおける制御周期が5Tであることから、時刻t=T0からt=T4までの期間5Tの間のPTPトラッフィックの時間平均値を基に、上記3つの組み合わせそれぞれの場合に得られるシステムスループットを、式(1)から求め、最大となる組み合わせを選択する。
 今、システムスループットが、それぞれ、180Mbps、220Mbps、340Mbpsであるとすると、MCEの送信形態制御部211において、
 ReservedセルのMBSFNサブフレームにおける送信電力が最大電力の0%(つまり、ReservedセルではMBSFNサブフレームにUnicastを送信しない)、
 MBSFN MCSが10、
 MBSFNサブフレーム数が1
 と決定される。
 MCEの送信形態制御部211は、これら決定した送信パラメータを各eNBへ通知し、eNBはこれに従いMBSFN及びUnicastを送信する。
 同様に、PTPトラフィック量をある期間に観測した結果が、図19(a)に示すようになったとすると、上記と同様の方法により決定したMBSFN及びReservedセルのUnicast送信パラメータは、図19(b)のようになる。
 図19(a)から分かるように、時刻t=T10において、PTPトラフィック量の時間平均が時刻t=T5よりもやや低下しているため、図19(b)に示すように、MBSFNサブフレーム数を増加する代わりに、MBSFNのMCSを小さくし、Reservedセルの送信電力を増加している。
 一方、時刻t=T15において、PTPトラフィック量が急激に増加しているため、MBSFNサブフレーム数を大きく減らす代わりに、MBSFNのMCSを高くし、それに伴い、Reservedセルの送信電力を非常に小さくしている。
 このような適応制御により、時々刻々と変化するPTPトラフィック量の状況に応じたMBSFNエリアのMBSFN及びUnicastの最適な送信形態をサポートすることができる。
 なお、本実施例では、
 eNBがPTPトラフィック量をMCEへ通知する周期Treportと、
 MCEがeNBへ送信パラメータを通知する周期Tctrlと、
 をそれぞれ個別に設定したが、同じ周期としてもよい。
 また、どちらか一方あるいは、両方を予め定義した条件になった場合に通知するトリガベースの方法で行ってもよい。
 上記実施例では、MBSFNサービスセルまたはReservedセルそれぞれに属するeNBからのPTPトラフィック量の報告値の平均値を用いたが、平均値の代わりに、
 ・各時刻における最も大きい値又は最も小さい値を代表値とする、あるいは、
 ・M個のeNBから報告された値のうち中央のN個(N<M)を平均した値としてもよい。
<実施例2>
 本発明における第2の実施例では、
 ・ReservedセルのPTPトラフィック量、
 ・MBSFNのOutage確率のターゲット値
 を基に、
 MBSFNエリアのトータルシステムスループットを最大化するように、
 ・MBSFNサブフレーム数と、
 ・MBSFNのMCS、および、
 ・MBSFNサブフレームのReservedセルの送信電力又は送信電力の上限値
 を設定する。
 本実施例と前記第1の実施例との相違点は、本実施例では、
 予めPTPトラフィック量とシステムスループットの関係を式(1)により導出してテーブルを作成し、メモリに記憶しておくことである。
 これにより、MCEにおける演算量を削減することができる。
 図20は、第2の実施例におけるMCEの構成を示すブロック図である。なお、eNBの構成は第1の実施例と同一であるため、説明を省略する。ここで、MCE301は、1つのE-MBMS GW及び複数のeNBと接続されているものとする。MCE301は、平均トラフィック算出部302と、送信形態制御部303を備えている。
 MCE301の平均トラフィック算出部302は、各eNBから通知されたPTPトラフィック量の報告値を平均し、トラフィック情報として出力する。
 送信形態制御部303は、トラフィック情報と、PTPトラフィック量を予め規定したレベルの1つへとマッピングするためのテーブル(不図示)を用いて、PTPトラフィック量を量子化する。
 そして、送信形態制御部303は、
 MBMS制御情報と、
 量子化したトラフィック量と、
 MBSFNのOutage確率(%)毎に用意するPTPトラフィック量、
 MBSFNのMCSとサブフレーム数、および、
 Reservedセルの送信電力又は送信電力の上限値の関係を示すテーブル(不図示)を基に、
 MBSFNエリアの送信パラメータを決定し、MBMS構成情報をE-MBMS GWへ、MBSFN制御情報をeNBへそれぞれ送信する。
 図21は、図20のMCE301における処理を示すフローチャートである。
 MCEは、MBSFNエリアの送信パラメータのデフォルト設定を基地局へ通知した後、基地局からPTPトラフィック量等を含むMBSFN関連情報を報告されるのを待つ。
 平均トラフィック算出部302では、MBSFN関連情報が報告されずに、制御タイミング、つまりMBSFNエリアの送信パラメータの更新時刻になった場合には(S304のYes)、送信形態制御部303は、デフォルト設定(あるいは直前の設定)を基地局へ通知する(S305)。
 平均トラフィック算出部302において、基地局からMBSFN関連情報が報告された場合(S301のYes)、含まれるPTPトラフィック量の情報と以前に報告されたPTPトラフィッ量を基に、単純移動平均あるいは加重移動平均を行い、時間平均値を算出する(S302)。
 そして、平均トラフィック算出部302は、PTPトラフィック量の時間平均値と、予め用意するPTPトラフィック量を量子化するためのマッピングテーブルを基に、PTPトラフィック量を規定したレベルの1つへとマッピングする(量子化)(S303)。
 最後に、制御タイミングかどうかを判定し(S304)、制御タイミングならば(S304のYes)、送信形態制御部303において、PTPトラフィック量のインデックスと、予めMBSFNのOutage確率(%)毎に用意するPTPトラフィック量、MBSFNのMCSとサブフレーム数、及びReservedセルの送信電力又は送信電力の上限値の関係を示すテーブルを基に、MBSFNエリアの送信パラメータ決定し、結果を基地局へ通知する。
 以下に、第2の実施例におけるMBSFN及びUnicastの送信パラメータを決定する手順を説明する。
 ここで、
 eNBA1~A3及びeNBB1、B2が同じMBSFNエリアに属しMCEと情報を交換しており、
 eNBA1~A3がUnicastとMBSFNの両方を送信し、
 eNBB1、B2がUnicastのみを送信する、
 ものとする。
 MCEは、予め、図22に示すようなPTPトラフィック量を数段階のレベル(図22ではLow(低)、Medium(中間)、High(高))の3段階)にマッピングするテーブルを用意する。平均PTPトラフィック(Average PTP traffic)が0より大でP1以下の場合、PTPトラフィックインデックス(PTP traffic index)はLowを示す値0、平均PTPトラフィックがP1より大でP2以下の場合は、PTPトラフィックインデックスはMediumを示す値1、平均PTPトラフィックがP2より大の場合、PTPトラフィックインデックスはHighを示す値2とされる。
 さらに、図23に示すような、
 PTPトラフィックインデックス(PTP traffic index)として、ReservedセルとMBSFNサービスセルのPTPトラフィックインデックス、
 Reservedセルの送信電力又は送信電力の上限値、
 MBSFN MCSと、
 MBSFNサブフレーム数
 の関係を示したテーブルも用意する。
 なお、図23のテーブルは、MBSFNのOutage確率のターゲット(例えば10%)を決めた上で、システムスループットが最大となるように式(1)を用いて導出した値である。
 Outageのターゲットを可変とする場合には、ターゲットの候補となる値それぞれに対してテーブルを用意する。
 MBSFNエリア内のeNBは、それぞれ周期TReport(=T)でセル毎のPTPトラフィック量を測定してMCEへ通知する。
 MCEの平均トラフィック算出部302において、MBSFNサービスセルのeNBからのPTPトラッフィック量報告値、ReservedセルのeNBからのPTPトラフィック量報告値それぞれを時間平均し、図22のテーブルを用いて、平均したPTPトラフィック量を、予め定義したレベルの1つにマッピングする。
 そして、MCEの送信形態制御部303は、マッピングしたPTPトラフィック量のインデックスを基に、図23のテーブルを用いて、
 周期Tctrl(例えば、Tctrl=5*TReport=5T)で、
 MBSFN MCS、及び、
 MBSFNサブフレーム数、
 ReservedセルのMBSFNサブフレームにおける送信電力又は送信電力の上限値
 を決定する。
 例えば、
 ReservedセルのPTPトラフィックインデックスがMedium、
 MBSFNサービスセルのPTPトラフィックインデックスがLowの場合、
 MBSFN MCSが2、
 MBSFNサブフレーム数が7、
 ReservedセルのMBSFNサブフレームにおける送信電力又は送信電力の上限値が80%
 と決定される。
 MCEは、これら決定した送信パラメータを各eNBへ通知し、eNBはこれに従いMBSFN及びUnicastを送信する。
 なお、本実施例では、eNBがPTPトラフィック量をMCEへ通知する周期TreportとMCEがeNBへ送信パラメータを通知する周期Tctrlをそれぞれ個別に設定したが、同じ周期としてもよい。
 また、どちらか一方、又は両方を、予め定義した条件になった場合に通知するトリガベースの方法で行ってもよい。
 上記実施例では、ReservedセルのMBSFNサブフレームにおける送信電力を制限することで、MBSFNへの干渉を低減した。
 しかし、LTEの無線アクセス方式のOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplex)のように、周波数領域で使用する帯域を選択できる場合には、送信電力を制限する代わりに、あるいは、送信電力の制限に加えて、ReservedセルでMBSFNサブフレームで利用可能な周波数を制限し、干渉を低減する方法もある。
 また、MBSFNの品質の要求条件として、MBSFNの伝送レートを一定に保ちつつ、Outageのターゲット値を満たす方法を用いたが、MBSFNの伝送レートを無視してOutageのターゲット値のみを満たす方法もある。
 この場合、PTPのシステムスループットを優先的に考え、MBSFNの伝送レートを低下させるように制御することが可能である。
 さらに、MBSFNの伝送レートのみを一定に保つことを要求条件とし、ReservedセルにおけるPTPトラフィック量が増加した場合には、MBSFNのMCSを高くし、かつ、MBSFNサブフレーム数を少なくすることでMBSFNのカバレッジを縮小するような制御を行う方法もある。
 なお、上記実施例では、PTPトラフィック量を用いたが、その代わりに、PTPの端末数、つまり、各セルのアクティブな端末の数を用いてもよい。
 さらに、PTPトラフィック量やアクティブな端末数に加えて、
 VoIP端末数や
 MBSFN受信端末数や受信端末数を推定した値、
 MBSFN受信希望端末数や受信希望端末数を推定した値、
 実行中のMBSFNの品質(誤り率)や品質等を推定した値を、あるいは、
 PTPトラフィック量やアクティブな端末数の代わりに、
 アクティブな端末数とMBSFN受信端末数の比
 等を用いてもよい。
 すべてのMBSFN受信端末(または受信希望端末)が、受信(または受信を希望)していること、または受信時の品質等をレポートすることで基地局は、これらの数値を得ることができる。なお、必ずしもすべての受信端末からのレポートが必要ではなく、基地局または上位装置により指定された一定確率のもとでレポートをしてもらうという形態でもよく、基地局は、受信したレポート数(リクエスト数)と該確率から、実際の端末数を推定する。この推定方法は直近のレポートによるものに限定されず、過去のレポートを使って推定してもよい。また、レポートの形態は受信(または受信を希望)していること、品質が分かるものであればその形態は問わない。
 また、上述の実施例では、ReservedセルがMBSFNサービスセルの周辺に隣接して配置されていたが、必ずしも周辺である必要はなく、複数のMBSFNサービスセルに囲まれるように配置されていてもよい。
 なお、MBSFNによるサービス品質の目標値として、MBSFNアウテージ(Outage)、MBSFNカバレッジ、MBSFNサービスレート(伝送レート)のほかにも、受信SIR(Signal-to-Interference)、受信SINR(Signal-to-Interference and Noise power Ratio)を用いてもよい。
 また、上記実施例では、MCEがMBSFNエリア内のeNBから、マルチキャスト関連情報、ユニキャスト関連情報を通信状況情報として受け、通信制御情報としてMBSFNエリア内の送信パラメータを決定する例を説明したが、MBSFNエリア内のセルパラメータを決定するようにしてもよい。
 さらに、上述の実施例では、3GPP LTEシステムを想定して説明したが、他のシステム、例えば3GPP WCDMA(Wideband Code Division Multiplexing)、あるいはWiMAX(Worldwide interoperability for Microwave Access)等でも適用可能である。また、通信状況情報や通信制御情報に関しても、MBSFN関連情報や送信パラメータに限定されたものではなく、他の送信方式やサービスに関する情報や送信以外に用いる無線リソースの情報であってもよいことは明らかである。
 なお、上記非特許文献の各開示を、本書に引用をもって繰り込むものとする。本発明の全開示(請求の範囲を含む)の枠内において、さらにその基本的技術思想に基づいて、実施形態ないし実施例の変更・調整が可能である。また、本発明の請求の範囲の枠内において種々の開示要素の多様な組み合わせないし選択が可能である。すなわち、本発明は、請求の範囲を含む全開示、技術的思想にしたがって当業者であればなし得るであろう各種変形、修正を含むことは勿論である。

Claims (38)

  1.  複数の無線局の全て又は1部からの通信状況情報を受け、複数の無線局によるマルチキャストにおける通信制御情報を出力する、ことを特徴とする無線通信システム。
  2.  複数の無線局が同期して同じ周波数で同じコンテンツを同時送信するMBSFN(Multimedia Broadcast Multicast Service Single Frequency Network)の対象範囲であるMBSFNエリア内の複数の無線局から、前記通信状況情報を受け、MBSFNエリアの前記通信制御情報を出力する、ことを特徴とする請求項1に記載の無線通信システム。
  3.  前記通信状況情報は、
     システム構成要素と、
     マルチキャスト関連情報と、
     ユニキャスト関連情報
     の少なくとも1つを含み、
     前記通信制御情報は、
     MBSFNエリアの送信パラメータと
     MBSFNエリアのセルタイプ
     の少なくとも1つを含む、請求項2に記載の無線通信システム。
  4.  前記MBSFNエリア内に、
     MBSFNとユニキャストの両方を行う無線局と、
     MBSFNを行わない無線局と、
     を備え、
     MBSFNエリア内の
     MBSFNを行う無線局によるMBSFNのための前記通信制御情報と、
     MBSFNが行われる時刻における、前記MBSFNを行わない無線局による通信のための前記通信制御情報を出力する、請求項2又は3に記載の無線通信システム。
  5.  前記MBSFNエリア内に、
     MBSFNとユニキャストの両方を行う無線局と、
     MBSFNを行わない無線局と、
     を備え、
     MBSFNエリア内のMBSFNのための前記通信制御情報を出力する、請求項2又は3に記載の無線通信システム。
  6.  前記無線局が、MBSFN(Multimedia Broadcast Multicast Service Single Frequency Network)機能と、ユニキャストの機能と、を備え、
     MBSFNの対象範囲であるMBSFNエリア内のシステム構成要素を基に、MBSFNエリアの通信制御情報を出力する、請求項1乃至5のいずれか1項に記載の無線通信システム。
  7.  前記システム構成要素に加え、MBSFNエリアが同一である複数の無線局の全て又は一部からマルチキャスト関連情報とユニキャスト関連情報の少なくとも一方を収集し、
     前記通信制御情報として、
     前記MBSFNエリア内のMBSFNの送信パラメータ、及び/又は、
     前記MBSFNエリア内に存在するがMBSFNを行わない無線局のMBSFNと同時刻に行われる通信の送信パラメータ
     を出力する、請求項6に記載の無線通信システム。
  8.  前記システム構成要素として、
     MBSFNを行う無線局の数、
     MBSFNを行う無線局が管理するエリアの数、
     MBSFNを行う無線局が管理するエリアの大きさ、
     MBSFNを行わない無線局の数、
     MBSFNを行わない無線局が管理するエリアの数、
     MBSFNを行わない無線局が管理するエリアの大きさ、
     のうち1つ以上を用いる、請求項6又は7に記載の無線通信システム。
  9.  前記マルチキャスト関連情報として、
     MBSFNを受信している端末数又は該端末数を推定できる情報、
     MBSFNの受信を希望している端末数又は該端末数を推定できる情報、
     実行中のMBSFNの品質又は該品質を推定できる情報、
     MBSFNを受信している端末数とユニキャストを受信している端末数の比、
     のうち1つ以上を用いる、請求項5又は7に記載の無線通信システム。
  10.  前記ユニキャスト関連情報として、
     ユニキャストのトラフィック量、
     ユニキャストを受信している端末数、
     ユニキャストを受信する可能性のあるアクティブ状態の端末数、
     VoIP(Voice over Internet Protocol)を行っている端末数、
     のうち1つ以上を用いる、請求項5、7、9のいずれか1項に記載の無線通信システム。
  11.  MBSFNエリアの前記通信制御情報を構成する前記送信パラメータとして、
     変調方式、
     符号化率、
     MBSFNに使用する無線リソースの割り当て、又は、割合、又は割り当て量、
     送信電力又は送信電力の上限値、
     既知系列からなるリファレンスシグナル(Reference signal)、
     スクランブリングコード(Scrambling code)、
     のうちの少なくも1つを用いる、請求項2乃至10のいずれか1項に記載の無線通信システム。
  12.  a1)MBSFNエリアのユニキャストのトラフィック量、
     a2)MBSFNエリアを構成するセルの数、
     a3)MBSFNエリアを構成する各セルの半径、
     の少なくとも一つを前記無線局からの前記通信状況情報として受け、
     b)MBSFNの要求条件を満たしながら、
     c1)MBSFNエリアのユニキャストのシステムスループットを大きくする、
     c2)MBSFNカバレッジを一定に保つようにする、
     c3)MBSFN伝送レートを一定に保つようにする、
     c4)MBSFNによるサービスレートを一定に保つようにする、
     の上記c1~c4の少なくとも一つを実現するように、
     d1)MBSFNのMCS(Modulation and Coding Scheme:変調符号化方式)、
     d2)MBSFNサブフレーム数、
     d3)MBSFNサブフレーム位置、
     d4)MBSFNフレーム位置、
     d5)MBSFNフレーム周期、
     d6)MBSFNを行わない無線局のMBSFNと同時刻に行う通信の送信電力又は送信電力の上限値、
     d7)MBSFNを行わない無線局のMBSFNと同時刻に行う通信の周波数利用率、
     d8)MBSFNを行わない無線局のMBSFNと同時刻に行う通信の周波数帯域、
     d9)MBSFNのリファレンスシグナル、
     d10)MBSFNのスクランブリングコード、
     の上記d1~d10の少なくとも1つを、前記通信制御情報として、
     e1)周期的に、又は、
     e2)所定のトリガーに基づき、
     出力する、請求項2乃至11のいずれか1項に記載の無線通信システム。
  13.  MBSFNの要求条件を満たすように、前記通信制御情報を出力する、ことを特徴とする請求項2乃至12のいずれか1項に記載の無線通信システム。
  14.  MBSFNの要求条件として、
     予め定められた所定の指標のアウテージ(Outage)、カバレッジ、伝送レート、のうち1つ以上を用いる、請求項12又は13に記載の無線通信システム。
  15.  MBSFNとユニキャストをNサブフレーム(但し、Nは所定の正整数)から構成されるフレームを単位として時間領域で切り替え、
     前記MBSFNに使用する無線リソースの割り当て量として、サブフレーム数を用いる、請求項2乃至14のいずれか1項に記載の無線通信システム。
  16.  MBSFNとユニキャストをNサブフレーム(但し、Nは所定の正整数)から構成されるフレームを単位として時間領域で切り替え、
     前記MBSFNに使用する無線リソースの割り当てとして、
     MBSFNを行うサブフレーム番号、
     先頭サブフレーム番号と使用するサブフレーム数、
     MBSFNを行うフレーム番号又は該フレーム番号を示す情報、
     MBSFNを行うフレームの周期
     の少なくとも1つを用いる、請求項2乃至15のいずれか1項に記載の無線通信システム。
  17.  MBSFNとユニキャストを周波数領域で切り替え、
     前記MBSFNに使用する無線リソースの割り当て量として、
     連続又は不連続の周波数帯域の合計を用いる、請求項2乃至16のいずれか1項に記載の無線通信システム。
  18.  MBSFNとユニキャストを周波数領域で切り替え、
     前記MBSFNに使用する無線リソースの割り当てとして、
     連続又は不連続の周波数帯域の位置を用いる、請求項2乃至17のいずれか1項に記載の無線通信システム。
  19.  MBSFNと同時刻で行う前記ユニキャストの送信パラメータとして、
     送信電力又は送信電力の上限値、
     周波数利用率、
     周波数帯域のうち少なくとも1つを用いる、請求項2乃至18のいずれか1項に記載の無線通信システム。
  20.  MBSFNの要求条件を満たしつつ、MBSFNの対象範囲内におけるユニキャストのトータルシステム・スループットを大きくする、又は最大化するように、MBSFNエリアの送信パラメータを出力する、請求項2乃至19のいずれか1項に記載の無線通信システム。
  21.  MBSFNエリア内のMBSFNを行わない無線局は、ユニキャストとマルチキャストの少なくとも一方を行う、請求項3、4、7、8、12のいずれか1項に記載の無線通信システム。
  22.  1又は複数の他の基地局装置と同期して、同じ周波数で同じコンテンツを同時送信するMBSFN(Multimedia Broadcast Multicast service Single Frequency Network)の機能と、
     ユニキャストの機能と、
     を備える基地局装置であって、
     マルチセル/マルチキャスト協調制御装置(MCE:Multi-cell/Multicast Coordination Entity)へ通信状況情報を通知し、
     前記マルチセル/マルチキャスト協調制御装置から通信制御情報を受信し、MBSFNあるいはユニキャスト又はシングルセル・マルチキャストを行う、ことを特徴とする基地局装置。
  23.  1又は複数の他の基地局装置と同期して、同じ周波数で同じコンテンツを、複数の端末へ同時送信するMBSFN(Multimedia Broadcast multicast service Single Frequency Network)の機能と、
     ユニキャストの機能と、
     を備える基地局装置であって、
     MBSFNの対象範囲であるMBSFNエリア内での
     MBSFNを受信している端末数又は該端末数を推定できる情報、
     MBSFNの受信を希望している端末数又は該端末数を推定できる情報、
     ユニキャストのトラフィック量、
     ユニキャストを受信している端末数、
     ユニキャストを受信する可能性のあるアクティブ状態の端末数、
     MBSFNを受信している端末数とユニキャストを受信している端末数の比、
     VoIP(Voice over Internet Protocol)を行っている端末数、
     実行中のMBSFNの品質又は該品質を推定できる情報、
     の少なくとも1つを測定し、
     周期的に、又は、予め指定したイベント発生時に、
     MBSFNエリアの送信パラメータを出力するマルチセル/マルチキャスト協調制御装置(MCE:Multi-cell/Multicast Coordination Entity)へ通知し、
     前記マルチセル/マルチキャスト協調制御装置から受信した、
     MBSFN、及び、MBSFNと同時刻に行う通信の少なくとも一方の送信パラメータを基に、通信を行う、ことを特徴とする基地局装置。
  24.  複数の基地局装置が同期して、同じ周波数で同じコンテンツを同時送信するMBSFN(Multimedia Broadcast Multicast service Single Frequency Network)の通信制御情報を出力するマルチセル/マルチキャスト協調制御装置(MCE:Multi-cell/Multicast Coordination Entity)であって、
     MBSFNの対象範囲であるMBSFNエリア内での、通信状況情報を基地局装置から受信し、前記通信制御情報を前記基地局装置へ通知する、ことを特徴とするマルチセル/マルチキャスト協調制御装置。
  25.  MBSFNの対象範囲であるMBSFNエリア内での、
     MBSFNを受信している端末数又は該端末数を推定できる情報、
     MBSFNの受信を希望している端末数又は該端末数を推定できる情報、
     ユニキャストのトラフィック量、
     ユニキャストを受信している端末数、
     ユニキャストを受信する可能性のあるアクティブ状態の端末数、
     MBSFNを受信している端末数とユニキャストを受信している端末数の比、
     VoIP(Voice over Internet Protocol)を行っている端末数、
     実行中のMBSFNの品質又は該品質を推定できる情報、
     の少なくとも1つの情報を前記通信状況情報として基地局装置から受信し、
     前記基地局装置から受信した前記通信状況情報を基に、
     周期的、又は、予め指定したイベント発生時に、
     MBSFN、及び、MBSFNと同時刻に行う通信の少なくとも一方の送信パラメータを決定し、前記通信制御情報として、前記基地局装置へ通知する、ことを特徴とする請求項24記載のマルチセル/マルチキャスト協調制御装置。
  26.  複数の無線局の全て又は1部からの通信状況情報を受け、複数の無線局によるマルチキャストにおける通信制御情報を出力する、ことを特徴とする無線通信方法。
  27.  複数の無線局が同期して、同じ周波数で同じコンテンツを、同時送信するMBSFN(Multimedia Broadcast Multicast Service Single Frequency Network)の対象範囲であるMBSFNエリア内の前記通信状況情報を受け、MBSFエリアの通信制御情報を出力する、ことを特徴とする請求項26に記載の無線通信方法。
  28.  前記通信状況情報は、
     システム構成要素と、
     マルチキャスト関連情報と、
     ユニキャスト関連情報
     の少なくとも1つを含み、
     前記通信制御情報は、
     MBSFNエリアの送信パラメータと、MBSFNエリアのセルタイプ、
     の少なくとも1つを含む、ことを特徴とする請求項27に記載の無線通信方法。
  29.  前記MBSFNエリア内に、
     MBSFNとユニキャストの両方を行う無線局と、
     MBSFNを行わない無線局と、
     を備え、
     MBSFNエリア内の、
     MBSFNを行う無線局によるMBSFNのための前記通信制御情報と、
     MBSFNが行われる時刻における、MBSFNを行わない無線局による通信のための前記通信制御情報を出力する、請求項27又は28に記載の無線通信方法。
  30.  MBSFNの要求条件を満たすように、前記通信制御情報を出力する、ことを特徴とする請求項27乃至29のいずれか1項に記載の無線通信方法。
  31.  複数の無線局の全て又は1部からの通信状況情報を受け、複数の無線局によるマルチキャストにおける通信制御情報を出力する処理を、コンピュータに実行させるプログラム。
  32.  複数の無線局が同期して、同じ周波数で同じコンテンツを、同時送信するMBSFN(Multimedia Broadcast Multicast Service Single Frequency Network)の対象範囲であるMBSFNエリア内の前記通信状況情報を受け、MBSFエリアの通信制御情報を出力する処理を、前記コンピュータに実行させる請求項31に記載のプログラム。
  33.  a)マルチセル/マルチキャスト協調制御装置(MCE:Multi-cell/Multicast Coordination Entity)に、ユニキャストのトラフィック量と、MBSFN(Multimedia Broadcast multicast service Single Frequency Network)のMCS(変調符号化方式)、MBSFNサブフレーム数、リザーブドセル送信電力又は送信電力の上限値、の少なくとも1つと、をテーブルとして用意しておき、
     b)MBSFNエリアの基地局は自セルのユニキャストのトラフィック量を前記マルチセル/マルチキャスト協調制御装置に、周期的に、又は、所定のトリガーで、送信し、
     c)前記マルチセル/マルチキャスト協調制御装置は、MBSFNエリアの前記基地局からユニキャストのトラフィック量を受け取り、前記テーブルを参照し、前記受け取ったトラフィック量に基づき、
     MBSFNの変調符号化方式、MBSFNサブフレーム数、
     リザーブドセル送信電力又は送信電力の上限値
     の少なくとも1つを選択し、
     d)前記マルチセル/マルチキャスト協調制御装置は、
     MBSFNサービスセルに、MBSFNサブフレーム数、MBSFNの変調符号化方式の少なくとも1つを転送し、
     リザーブドセルに、MBSFNサブフレーム数、リザーブドセル送信電力又は送信電力の上限値、の少なくとも1つを転送し、
     e)前記基地局は、前記マルチセル/マルチキャスト協調制御装置からの設定情報に従い送信パラメータを設定する、無線通信方法。
  34.  マルチセル送信において、マルチセル/マルチキャスト協調制御装置(MCE:Multi-cell/Multicast Coordination Entity)は、同一MBSFNエリア内の全て又は一部の基地局から、マルチキャスト関連情報及び/又はユニキャスト関連情報を収集し、
     前記マルチセル/マルチキャスト協調制御装置は、MBSFNエリア内の送信パラメータを出力する、無線通信方法。
  35.  前記マルチキャスト関連情報は、
     MBMS/MBSFNの受信/受信希望を行う端末の数、及び、MBMS/MBSFNのエラーレートの少なくとも1つを含み、
     前記ユニキャスト関連情報は、
     無線リンク確立(RRC_CONNECTED)状態の端末の数、
     VoIP(Voice over IP)の端末数、及び、
     ポイントツーポイントトラフィック量の少なくとも1つを含み、
     マルチキャスト及びユニキャスト関連情報は、
     マルチキャストサービスを受ける端末の数とユニキャストを受ける端末の数の比を含み、
     前記マルチセル/マルチキャスト協調制御装置は、MBSFNエリア内のMBSFN送信及び/又はユニキャスト送信のための送信パラメータを出力し、
     前記MBSFN用の送信パラメータは、
     MBSFNサブフレーム数とMBSFNサブフレームのマイクロ/マクロレベルの割当を示すMSAP(Multicast channel Subframe Allocation Pattern;マルチキャストチャネル・サブフレーム割当パターン)、
     MCS(Modulation and Coding Scheme)、
     最大送信電力
     の少なくとも1つを含み、
     ユニキャスト用送信パラメータは、
     最大送信電力、及び/又は、
     MBSFNエリアのリザーブドセルにおけるユニキャスト送信用に利用可能な周波数帯を含む、請求項34に記載の無線通信方法。
  36.  MBSFN(Multimedia Broadcast Multicast Service Single Frequency Network)エリアの基地局から自セルのユニキャストのトラフィック量を受け取り、
     MBSFNの品質の要求条件を満たしつつ、MBSFNエリアのユニキャスト・トラッフィック量、端末数、MBSFNエリアを構成するセル数の少なくとも1つを基に、MBSFNの変調符号化方式、MBSFNサブフレーム数、リザーブドセル送信電力又は送信電力の上限値、の少なくとも1つを含む送信パラメータを決定し、
     MBSFNサービスセルに、MBSFNサブフレーム数、MBSFNの変調符号化方式、の少なくとも1つを転送し、
     リザーブドセルに、MBSFNサブフレーム数、リザーブドセル送信電力又は送信電力の上限値、の少なくとも1つを転送する、マルチセル/マルチキャスト協調制御装置(MCE:Multi-cell/Multicast Coordination Entity)。


  37.  MBSFN(Multimedia Broadcast Multicast Service Single Frequency Network)エリアの基地局から自セルのユニキャストのトラフィック量を受け取り、
     MBSFNの品質の要求条件を満たしつつ、MBSFNエリアのユニキャスト・トラッフィック量、端末数、MBSFNエリアを構成するセル数の少なくとも1つを基に、MBSFNの変調符号化方式、MBSFNサブフレーム数、リザーブドセル送信電力又は送信電力の上限値、の少なくとも1つを含む送信パラメータを決定し、
     MBSFNサービスセルに、MBSFNサブフレーム数、MBSFNの変調符号化方式を転送し、
     リザーブドセルに、MBSFNサブフレーム数、リザーブドセル送信電力又は送信電力の上限値、の少なくとも1つを転送する、マルチセル/マルチキャスト協調(Multi-cell/Multicast Coordination)制御方法。
  38.  前記通信制御情報を、マルチセル/マルチキャスト協調制御装置(MCE:Multi-cell/Multicast Coordination Entity)が出力する、請求項4、5、6、7、12、13のいずれか1項に記載の無線通信システム。
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