JP2014512776A - マルチキャスト送信におけるサービス品質制御 - Google Patents

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Abstract

ネットワークエンティティは、初期サービス品質(QoS)を有するマルチキャスト送信を開始し、後でマルチキャスト送信中に、マルチキャスト送信の更新QoSを生成することによって、ワイヤレス通信システムにおいてマルチキャスト送信のQoSを動的に制御し得る。ネットワークエンティティは、マルチキャストエリア中の基地局からアグリゲートされた、そのエリアのネットワーク負荷ファクタに応答して、更新QoSを生成し得る。ネットワーク負荷ファクタは、マルチキャストエリアにおけるアグリゲート利用可能帯域幅の測定値を示し得る。ネットワークエンティティは、マルチキャスト送信を受信するモバイルエンティティに更新QoSを与え得、そのモバイルエンティティは、更新QoSに従ってマルチキャストコンテンツの後続の部分を処理し得る。
【選択図】図7

Description

関連出願
関連出願の相互参照
本出願は、米国特許法第119条(e)項に従って、その出願全体が参照により本明細書に組み込まれる、2011年4月20日に出願された米国仮出願第61/477,560号の優先権を主張する。
本開示の態様は、一般にワイヤレス通信システムに関し、より詳細には、ワイヤレス通信ネットワークまたは他のマルチキャストフォーマットにおける同様のマルチキャストブロードキャストモードにおいてマルチメディアブロードキャストマルチキャストサービス(MBMS:Multimedia Broadcast Multicast Service)のサービス品質(QoS:Quality of Service)を制御することに関する。
ワイヤレス通信ネットワークは、たとえば、ボイス、ビデオ、パケットデータ、メッセージング、またはブロードキャストなどの様々な通信サービスを提供するために広く展開されている。これらのワイヤレスネットワークは、利用可能なネットワークリソースを共有することによって複数のユーザをサポートすることが可能な多元接続ネットワークであり得る。そのような多元接続ネットワークの例には、符号分割多元接続(CDMA)ネットワーク、時分割多元接続(TDMA)ネットワーク、周波数分割多元接続(FDMA)ネットワーク、直交FDMA(OFDMA)ネットワーク、およびシングルキャリアFDMA(SC−FDMA)ネットワークがある。
ワイヤレス通信ネットワークは、モバイルデバイスまたはモバイルエンティティとも呼ばれるいくつかのユーザ機器(UE:user equipment)のための通信をサポートすることができるいくつかの基地局を含み得る。UEは、ダウンリンクおよびアップリンクを介して基地局と通信し得る。ダウンリンク(または順方向リンク)は基地局からUEへの通信リンクを指し、アップリンク(または逆方向リンク)はUEから基地局への通信リンクを指す。本明細書で使用する「基地局」は、eノードB(eNB)、ノードB、ホームノードB、またはワイヤレス通信システムの同様のネットワーク構成要素を意味する。
3rd Generation Partnership Project(3GPP) Long Term Evolution(LTE)は、Global System for Mobile communications(GSM)(登録商標)およびUniversal Mobile Telecommunications System(UMTS)の発展形として、セルラー技術における大きな進歩を表すものである。LTE物理レイヤ(PHY)は、発展型ノードB(eNB)などの基地局とUEなどのモバイルデバイスとの間でデータと制御情報の両方を搬送する高効率な方法を与える。先出願では、マルチメディアのための高帯域幅通信を可能にするための方法は、単一周波数ネットワーク(SFN:single frequency network)動作であった。SFNは、加入者UEと通信するために、たとえば、eNBなどの無線送信機を利用する。ユニキャスト動作では、各eNBは、1つまたは複数の特定の加入者UEを対象とする情報を搬送する信号を送信するように制御される。ユニキャストシグナリングの特異性によって、たとえば、ボイス発呼、テキストメッセージング、またはビデオ発呼など、人対人のサービスが可能になる。
マルチキャストブロードキャスト動作では、エリア中のいくつかのeNBは、同期した方式で信号をブロードキャストし、ブロードキャストエリア中のいずれかの加入者UEによって受信されアクセスされ得る情報を搬送する。マルチキャストブロードキャスト動作の一般性により、公衆が注目する情報の送信、たとえば、イベント関連のマルチメディアブロードキャストの効率をより高くすることが可能になる。イベント関連のマルチメディアおよび他のマルチキャストブロードキャストサービスに対する需要およびシステム能力が向上しているので、システムオペレータは、3GPPおよび3GPP2ネットワークにおいてマルチキャストブロードキャスト動作を利用することにますます関心を示すようになった。従来は、3GPP LTE技術は主にユニキャストサービスのために使用され、マルチキャストブロードキャストシグナリングに関する改善および強化の機会が残されている。類似するマルチキャスト動作はまた、3GPPまたは3GPP2コンテキストのほかに、ワイヤレス通信において実装され得る。
ワイヤレス通信システムにおけるマルチキャストブロードキャストのQoSを管理するための方法、装置およびシステムについて、発明を実施するための形態において詳しく説明し、いくつかの態様を以下で要約する。この概要および以下の発明を実施するための形態は、統合された開示の相補部分として解釈すべきであり、これらの部分は、重複する主題および/または補足的な主題を含み得る。いずれかのセクションの省略は、統合された出願に記載されている任意の要素の優先順位または相対的な重要性を示すものではない。セクション間の差が、代替実施形態の補足的な開示、さらなる詳細、または異なる用語を使用した同一の実施形態の代替的な説明を含み得ることがそれぞれの開示から明らかとなるはずである。
一態様では、ワイヤレス通信システム(WCS)のネットワークエンティティからマルチキャスト送信のQoSを動的に制御するための方法は、初期QoSを有するマルチキャスト送信を開始することと、マルチキャスト送信の終了より前に、マルチキャストエリアのネットワーク負荷ファクタに応答して、マルチキャスト送信の更新QoSを生成することとを含み得る。本方法は、更新QoSを使用してマルチキャスト送信を更新することを含み得る。更新QoSは、マルチキャスト送信の終了より前に初期QoSと入れ替わり得る。一態様では、ネットワークエンティティは、ブロードキャストマルチキャストサービスセンター(BM−SC)であり得るか、またはそれを含み得る。
関係する態様では、本方法は、マルチキャスト送信を受信するモバイルエンティティに更新QoSを示すことを含み得る。一態様では、ネットワークエンティティは、モバイルエンティティからフィードバックを受信しない。更新QoSを示すことは、モバイルエンティティにメディア構成要素をストリーミングするためのパラメータを与えることと、告知中で、指定されたフレーム境界または時間において効力を発するパラメータのうちの新しいパラメータを指定することとを含み得る。さらに、本方法は、セッション記述プロトコル(SDP:Session Description Protocol)、修正されたSDP、ファイル記述テーブル(FDT:File Description Table)、または修正されたFDTのうちの少なくとも1つに従って告知を送信することを含み得る。いくつかの実施形態では、本方法は、対応する制御ストリーム中でパラメータを送ること、またはマルチキャスト送信のためのストリームトランスポートプロトコルのヘッダ中にパラメータを含めることのうちの少なくとも1つによって更新QoSを示すことを含み得る。ストリームトランスポートプロトコルは、HTTPプッシュプロトコルであり得るか、またはそれを含み得る。
他の態様では、本方法は、ネットワーク負荷ファクタを示すフィードバック、更新QoS、あるいはQoSまたはQoSを制御する際に使用するネットワーク負荷ファクタに限定されない1つまたは複数の追加のファクタのうちの少なくとも1つを取得するために、WCS内の中間ノードと通信することを含み得る。本方法は、ネットワーク負荷ファクタを受信することをさらに含み得、ネットワーク負荷ファクタは、マルチキャストエリアにおけるマルチキャスト送信のための利用可能帯域幅を示す。本方法は、直接インターフェース上のメッセージ、いくつかのインターフェースを通して中継されるメッセージ、または運用および保守ベース指示のうちの少なくとも1つを介してマルチキャスト協調エンティティ(MCE:Multicast Coordinating Entity)からネットワーク負荷ファクタを受信することをさらに含み得る。代替または追加として、本方法は、直接インターフェース上のメッセージ、いくつかのインターフェースを通して中継されるメッセージ、または運用および保守ベース指示のうちの少なくとも1つを介してeノードB(eNB)からネットワーク負荷ファクタを受信することを含み得る。
モバイルエンティティにおける実装形態のための他の態様では、モバイルデバイスを使用して、動的に制御されるQoSを有するマルチキャスト送信を使用するための方法は、ワイヤレス通信システムにおいてマルチキャスト送信を介してコンテンツを受信することと、マルチキャスト送信中に更新QoSを受信することと、更新QoSに従ってコンテンツの後続の部分を処理することとを含み得る。本方法は、コンテンツのメディアストリームを処理するための少なくとも1つのパラメータを受信することによって更新QoSを受信することをさらに含み得る。パラメータを受信することは、メディアストリームのためのパラメータを含んでいる対応する制御ストリームを受信することを含み得る。代替または追加として、パラメータを受信することは、各々がメディアストリームの1つまたは複数の指定されたフレーム境界または時間において効力を発するためのパラメータのうちの新しいパラメータを備える、告知を受信することを含み得る。本方法は、セッション記述プロトコル(SDP)、または修正されたファイル記述テーブル(FDT)のうちの少なくとも1つに従って告知のうちの複数の告知を受信することをさらに含み得る。別の代替では、パラメータを受信することは、マルチキャスト送信のためのストリームトランスポートプロトコルのヘッダ中でパラメータを受信することを含み得る。ストリームトランスポートプロトコルは、HTTPプッシュプロトコルであり得るか、またはそれを含み得る。
ネットワークエンティティにおける実装形態のための他の態様では、マルチキャスト送信のQoSを制御する際に使用する、WCSのネットワークエンティティからの動的帯域幅利用可能性を判断するための方法は、WCSのマルチキャストエリアにおいてマルチキャスト送信のコンテンツを受信する基地局から現在利用可能な帯域幅の動的測定値を受信することと、マルチキャスト送信中に、マルチキャストエリアにおけるマルチキャスト送信のためのアグリゲート利用可能帯域幅を判断することと、マルチキャスト送信のQoSを制御する際に使用するアグリゲート利用可能帯域幅を示すこととを含み得る。本方法の態様では、アグリゲート利用可能帯域幅を示すことは、アップストリームネットワークエンティティにアグリゲート利用可能帯域幅の指示を送信すること、または運用および保守ベース指示を使用してアップストリームネットワークエンティティに現在利用可能な帯域幅の指示を与えることのうちの少なくとも1つを含み得る。本方法は、アップストリームネットワークエンティティに直接インターフェース上のメッセージを介して指示を送信すること、またはアップストリームネットワークエンティティにいくつかのインターフェースを通して中継されるメッセージを介して指示を送信することのうちの少なくとも1つをさらに含み得る。一態様では、アグリゲート利用可能帯域幅を判断するネットワークエンティティは、マルチキャスト協調エンティティ(MCE:Multicast Coordinating Entity)であり得るか、またはそれを含み得る。
関係する態様では、上記方法および上記で要約した方法の態様のいずれかを実行するためのワイヤレス通信装置が提供され得る。装置は、たとえば、メモリに結合されたプロセッサであって、メモリは、上記で説明した動作を装置に実行させるためにプロセッサが実行するための命令を保持する、プロセッサを含み得る。そのような装置のいくつかの態様(たとえば、ハードウェア態様)は、ワイヤレス通信のために使用される様々なタイプのモバイルエンティティまたは基地局などの機器によって例示され得る。同様に、プロセッサによって実行されたとき、上記方法および上記で要約した方法の態様をワイヤレス通信装置に実行させる、符号化された命令を保持するコンピュータ可読記憶媒体を含む、製造品が提供され得る。
電気通信システムの一例を概念的に示すブロック図。 電気通信システムにおけるダウンリンクフレーム構造の一例を概念的に示すブロック図。 本開示の一態様に従って構成された基地局/eNBおよびUEの設計を概念的に示すブロック図。 ユニキャスト信号およびマルチキャスト信号のためのシンボル割り振りの一例を示すシグナリングフレームの図。 MBMS over a Single Frequency Network(MBSFN)サービスエリア内のMBSFNエリアを示す図。 MBSFNサービスを提供またはサポートするためのワイヤレス通信システムの構成要素を示すブロック図。 ワイヤレス通信システムのマルチキャスト送信におけるQoS制御のためのネットワークレベルのコールフローの一実施形態を示す図。 マルチキャストブロードキャストサービスを提供するネットワークエンティティによるマルチキャスト送信におけるQoS制御のための方法の実施形態を示す図。 マルチキャストブロードキャストサービスを提供するネットワークエンティティによるマルチキャスト送信におけるQoS制御のための方法の実施形態を示す図。 マルチキャストブロードキャストサービスを提供するネットワークエンティティによるマルチキャスト送信におけるQoS制御のための方法の実施形態を示す図。 マルチキャストブロードキャストサービスを提供するネットワークエンティティによるマルチキャスト送信におけるQoS制御のための方法の実施形態を示す図。 マルチキャストブロードキャストサービスを提供するネットワークエンティティによるマルチキャスト送信におけるQoS制御のための方法の実施形態を示す図。 マルチキャストブロードキャストサービスを提供するネットワークエンティティによるマルチキャスト送信におけるQoS制御のための方法の実施形態を示す図。 図8A〜図8Fの方法を実装するための装置の一例を示す図。 モバイルデバイスにおける動的QoS制御のために構成されたマルチキャスト送信を使用するための方法の実施形態を示す図。 モバイルデバイスにおける動的QoS制御のために構成されたマルチキャスト送信を使用するための方法の実施形態を示す図。 図10A〜図10Bの方法を実装するための装置の一例を示す図。 基地局における動的QoS制御のために使用されるネットワーク負荷ファクタを与えるための方法の実施形態を示す図。 基地局における動的QoS制御のために使用されるネットワーク負荷ファクタを与えるための方法の実施形態を示す図。 基地局における動的QoS制御のために使用されるネットワーク負荷ファクタを与えるための方法の実施形態を示す図。 図12A〜図12Cの方法を実装するための装置の一例を示す図。 中間ネットワークエンティティにおいて、マルチキャストエリアにおける動的QoS制御のために使用される帯域幅利用可能性測定値をアグリゲートするための方法の実施形態を示す図。 中間ネットワークエンティティにおいて、マルチキャストエリアにおける動的QoS制御のために使用される帯域幅利用可能性測定値をアグリゲートするための方法の実施形態を示す図。 図14A〜図14Bの方法を実装するための装置の一例を示す図。
添付の図面に関して以下に示す発明を実施するための形態は、様々な構成を説明するものであり、本明細書で説明する概念が実施され得る唯一の構成を表すものではない。発明を実施するための形態は、様々な概念の完全な理解を与えるための具体的な詳細を含む。ただし、これらの概念がこれらの具体的な詳細なしに実施され得ることが当業者には明らかであろう。いくつかの例では、そのような概念を不明瞭にしないように、よく知られている構造および構成要素をブロック図の形式で示す。
本明細書で説明する技法は、CDMA、TDMA、FDMA、OFDMA、SC−FDMAおよび他のネットワークなど、様々なワイヤレス通信ネットワークに使用され得る。「ネットワーク」および「システム」という用語は、しばしば互換的に使用される。CDMAネットワークは、たとえば、Universal Terrestrial Radio Access(UTRA)またはCDMA2000などの無線技術を実装し得る。UTRAは、広帯域CDMA(WCDMA(登録商標))およびCDMAの他の変形態を含む。cdma2000は、IS−2000、IS−95およびIS−856規格をカバーする。TDMAネットワークは、Global System for Mobile Communications(GSM)などの無線技術を実装し得る。OFDMAネットワークは、Evolved UTRA(E−UTRA)、Ultra Mobile Broadband(UMB)、IEEE802.11(Wi−Fi)、IEEE802.16(WiMAX)、IEEE802.20、Flash−OFDMAなどの無線技術を実装し得る。UTRAおよびE−UTRAは、Universal Mobile Telecommunication System(UMTS)の一部である。3GPP Long Term Evolution(LTE)およびLTE−Advanced(LTE−A)は、E−UTRAを使用するUMTSの新しいリリースである。UTRA、E−UTRA、UMTS、LTE、LTE−AおよびGSMは、「3rd Generation Partnership Project」(3GPP)と称する団体からの文書に記載されている。CDMA2000およびUMBは、「3rd Generation Partnership Project 2」(3GPP2)という名称の団体からの文書に記載されている。本明細書で説明する技法は、上記のワイヤレスネットワークおよび無線技術、ならびに他のワイヤレスネットワークおよび無線技術のために使用され得る。明快のために、本技法のいくつかの態様について以下ではLTEに関して説明し、以下の説明の大部分でLTE用語を使用する。
図1に、LTEネットワークであり得るワイヤレス通信ネットワーク100を示す。ワイヤレスネットワーク100は、いくつかのeNB110と他のネットワークエンティティとを含み得る。eNBは、UEと通信する局であり得、基地局、Node B、アクセスポイント、または他の用語で呼ばれることもある。各eNB110a、110b、110cは、特定の地理的エリアに通信カバレージを与え得る。3GPPでは、「セル」という用語は、この用語が使用されるコンテキストに応じて、eNBのカバレージエリアおよび/またはこのカバレージエリアをサービスしているeNBサブシステムを指すことがある。
eNBは、マクロセル、ピコセル、フェムトセル、および/または他のタイプのセルに通信カバレージを与え得る。マクロセルは、比較的大きい地理的エリア(たとえば、半径数キロメートル)をカバーし得、サービスに加入しているUEによる無制限アクセスを可能にし得る。ピコセルは、比較的小さい地理的エリアをカバーし得、サービスに加入しているUEによる無制限アクセスを可能にし得る。フェムトセルは、比較的小さい地理的エリア(たとえば、自宅)をカバーし得、フェムトセルとの関連を有するUE(たとえば、限定加入者グループ(CSG:Closed Subscriber Group)中のUE、または自宅内のユーザのためのUE)による限定アクセスを可能にし得る。マクロセルのためのeNBはマクロeNBと呼ばれることがある。ピコセルのためのeNBはピコeNBと呼ばれることがある。フェムトセルのためのeNBはフェムトeNBまたはホームeNB(HNB)と呼ばれることがある。図1に示す例では、eNB110a、110bおよび110cは、それぞれマクロセル102a、102bおよび102cのためのマクロeNBであり得る。eNB110xは、UE120xをサービスするピコセル102xのためのピコeNBであり得る。eNB110yおよび110zは、それぞれフェムトセル102yおよび102zのためのフェムトeNBであり得る。eNBは、1つまたは複数の(たとえば、3つの)セルをサポートし得る。
ワイヤレスネットワーク100はまた、中継局110rを含み得る。中継局は、上流局(たとえば、eNBまたはUE)からデータおよび/または他の情報の送信を受信し、そのデータおよび/または他の情報の送信を下流局(たとえば、UEまたはeNB)に送る局である。中継局はまた、他のUEに対する送信を中継するUEであり得る。図1に示す例では、中継局110rは、eNB110aとUE120rとの間の通信を可能にするためにeNB110aおよびUE120rと通信し得る。中継局は、中継eNBまたは中継器と呼ばれることもある。
ワイヤレスネットワーク100は、様々なタイプのeNB、たとえば、マクロeNB、ピコeNB、フェムトeNB、中継器などを含む異種ネットワークであり得る。これらの様々なタイプのeNBは、様々な送信電力レベル、様々なカバレージエリア、およびワイヤレスネットワーク100中の干渉に対する様々な影響を有し得る。たとえば、マクロeNBは、高い送信電力レベル(たとえば、20ワット)を有し得るが、ピコeNB、フェムトeNB、および中継器は、より低い送信電力レベル(たとえば、1ワット)を有し得る。
ワイヤレスネットワーク100は、同期動作または非同期動作をサポートし得る。マルチキャストブロードキャスト動作は、定義されたエリア内で基地局の同期を必要とし得るが、本技術はそれによって限定されない。同期動作の場合、eNBは同様のフレームタイミングを有し得、異なるeNBからの送信は、近似的に時間的に整合され得る。非同期動作の場合、eNBは異なるフレームタイミングを有し得、異なるeNBからの送信は時間的に整合されないことがある。本明細書で説明する技法は、同期動作と非同期動作の両方のために使用され得る。
ネットワークコントローラ130は、eNBのセットに結合し、これらのeNBの協調および制御を行い得る。ネットワークコントローラ130は、バックホールを介してeNB110と通信し得る。eNB110はまた、たとえば、ワイヤレスバックホールまたはワイヤラインバックホールを介して直接または間接的に互いに通信し得る。
UE120は、ワイヤレスネットワーク100全体にわたって分散され得、各UEは固定またはモバイルであり得る。UEは、端末、移動局、モバイルエンティティ、加入者ユニット、局、または他の名称で呼ばれることもある。UEは、セルラーフォン、携帯情報端末(PDA)、ワイヤレスモデム、ワイヤレス通信デバイス、ハンドヘルドデバイス、ラップトップコンピュータ、コードレスフォン、ワイヤレスローカルループ(WLL)局、または他のモバイルデバイスであり得る。UEは、マクロeNB、ピコeNB、フェムトeNB、中継器、または他のネットワークエンティティと通信することが可能であり得る。図1において、両矢印付きの実線は、ダウンリンクおよび/またはアップリンク上での、UEと、そのUEをサービスするように指定されたeNBであるサービングeNBとの間の所望の送信を示す。両矢印付きの破線は、UEとeNBとの間の干渉送信を示す。
LTEは、ダウンリンク上では直交周波数分割多重(OFDM)を利用し、アップリンク上ではシングルキャリア周波数分割多重(SC−FDM)を利用する。OFDMおよびSC−FDMは、システム帯域幅を、一般にトーンまたはビンとも呼ばれる複数(K)個の直交サブキャリアに分割する。各サブキャリアはデータで変調され得る。一般に、変調シンボルは、OFDMでは周波数領域で、SC−FDMでは時間領域で送られる。隣接するサブキャリア間の間隔は固定であり得、サブキャリアの総数(K)はシステム帯域幅に依存し得る。たとえば、Kは、1.25、2.5、5、10または20メガヘルツ(MHz)のシステム帯域幅に対してそれぞれ128、256、512、1024または2048に等しくなり得る。システム帯域幅はまたサブバンドに区分され得る。たとえば、サブバンドは1.08MHzをカバーし得、1.25、2.5、5、10または20MHzのシステム帯域幅に対してそれぞれ1つ、2つ、4つ、8つまたは16個のサブバンドがあり得る。
図2に、LTEにおいて使用されるダウンリンクフレーム構造200を示す。ダウンリンクの送信タイムラインは無線フレーム202、204、206の単位に区分され得る。各無線フレームは、所定の持続時間(たとえば、10ミリ秒(ms))を有し得、0〜9のインデックスをもつ10個のサブフレーム208に区分され得る。各サブフレームは2つのスロット、たとえば、スロット210を含み得る。したがって、各無線フレームは0から19の指数を持つ20個のスロットを含み得る。各スロットは、L個のシンボル期間、たとえば、図2に示すようにノーマルサイクリックプレフィックス(CP)の場合は7つのシンボル期間212、または拡張サイクリックプレフィックスの場合は6つのシンボル期間を含み得る。ノーマルCPおよび拡張CPを、本明細書では異なるCPタイプと呼ぶことがある。各サブフレーム中の2L個のシンボル期間には、0から2L−1のインデックスが割り当てられ得る。利用可能な時間周波数リソースはリソースブロックに区分され得る。各リソースブロックは、1つのスロット中でN個のサブキャリア(たとえば、12個のサブキャリア)をカバーし得る。
LTEでは、eNBは、eNB中の各セルに関する1次同期信号(PSS)と2次同期信号(SSS)とを送り得る。1次同期信号および2次同期信号は、図2に示すように、それぞれ、ノーマルサイクリックプレフィックスをもつ各無線フレームのサブフレーム0および5の各々中のシンボル期間6および5中で送られ得る。同期信号は、セル検出および収集のためにUEによって使用され得る。eNBは、サブフレーム0のスロット1中のシンボル期間0〜3中で物理ブロードキャストチャネル(PBCH:Physical Broadcast Channel)を送り得る。PBCHはあるシステム情報を搬送し得る。
eNBは、図2では第1のシンボル期間全体で物理制御フォーマットインジケータチャネル(PCFICH:Physical Control Format Indicator Channel)を送ると図示されているが、各サブフレームの第1のシンボル期間の一部分のみでPCFICHを送り得る。PCFICHは、制御チャネルのために使用されるいくつか(M個)のシンボル期間を搬送し得、Mは、1、2、または3に等しくなり得、サブフレームごとに変化し得る。シンボル期間の数Mはまた、たとえば、リソースブロックが10個未満の小さいシステム帯域幅の場合は4に等しくなり得る。図2に示す例では、M=3である。eNBは、各サブフレームの最初のM個のシンボル期間中に(図2ではM=3)、物理HARQインジケータチャネル(PHICH:Physical HARQ Indicator Channel)と物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH:Physical Downlink Control Channel)とを送り得る。PHICHは、ハイブリッド自動再送信(HARQ:hybrid automatic retransmission)をサポートするための情報を搬送し得る。PDCCHは、UEのためのリソース割り振りに関する情報と、ダウンリンクチャネルについての制御情報とを搬送し得る。図2の第1のシンボル期間には示されていないが、PDCCHおよびPHICHも第1のシンボル期間中に含まれ得ることを理解されたい。同様に、PHICHおよびPDCCHはまた、図2にはそのように示されていないが、第2のシンボル期間と第3のシンボル期間の両方にある。eNBは、各サブフレームの残りのシンボル期間中に物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH:Physical Downlink Shared Channel)を送り得る。PDSCHは、ダウンリンク上でのデータ送信のためにスケジュールされたUEについてのデータを搬送し得る。LTEにおける様々な信号およびチャネルは、公開されている「Evolved Universal Terrestrial Radio Access (E-UTRA); Physical Channels and Modulation」と題する3GPP TS 36.211に記載されている。
eNBは、eNBによって使用されるシステム帯域幅の中心1.08MHzにおいてPSS、SSSおよびPBCHを送り得る。eNBは、これらのチャネルが送られる各シンボル期間中のシステム帯域幅全体にわたってPCFICHおよびPHICHを送り得る。eNBは、システム帯域幅のいくつかの部分においてUEのグループにPDCCHを送り得る。eNBは、システム帯域幅の特定の部分において特定のUEにPDSCHを送り得る。eNBは、すべてのUEにブロードキャスト方式でPSS、SSS、PBCH、PCFICHおよびPHICHを送り得、特定のUEにユニキャスト方法でPDCCHを送り得、また特定のUEにユニキャスト方法でPDSCHを送り得る。
各シンボル期間においていくつかのリソース要素が利用可能であり得る。各リソース要素は、1つのシンボル期間中の1つのサブキャリアをカバーし得、実数値または複素数値であり得る1つの変調シンボルを送るために使用され得る。各シンボル期間中に基準信号のために使用されないリソース要素は、リソース要素グループ(REG:resource element group)に構成され得る。各REGは、1つのシンボル期間中に4つのリソース要素を含み得る。PCFICHは、シンボル期間0中に周波数上でほぼ等しく離間し得る4つのREGを占有し得る。PHICHは、1つまたは複数の構成可能なシンボル期間中に周波数上で拡散され得る3つのREGを占有し得る。たとえば、PHICHのための3つのREGは、すべてシンボル期間0に属し得るか、またはシンボル期間0、1、および2に拡散され得る。PDCCHは、最初のM個のシンボル期間において、利用可能なREGから選択され得る、9、18、32または64個のREGを占有し得る。REGのいくつかの組合せのみがPDCCHに対して許可され得る。
UEは、PHICHおよびPCFICHのために使用される特定のREGを知り得る。UEは、PDCCHのためのREGの異なる組合せを探索し得る。探索すべき組合せの数は、一般に、PDCCHに対して許可される組合せの数よりも少ない。eNBは、UEが探索することになる組合せのいずれかにおいてUEにPDCCHを送り得る。
UEは、複数のeNBのカバレージ内にあり得る。そのUEをサービスするために、これらのeNBのうちの1つが選択され得る。サービングeNBは、たとえば、受信電力、パスロス、信号対雑音比(SNR)など、様々な基準に基づいて選択され得る。
図3に、図1の基地局/eNBのうちの1つであり得る基地局/eNB110および図1のUEのうちの1つであり得るUE120の設計のブロック図を示す。制限付き関連付けシナリオの場合、基地局110は図1のマクロeNB110cであり得、UE120はUE120yであり得る。基地局110はまた、何らかの他のタイプの基地局であり得る。基地局110はアンテナ334a〜334tを装備し得、UE120はアンテナ352a〜352rを装備し得る。
基地局110において、送信プロセッサ320は、データソース312からデータを受信し、コントローラ/プロセッサ340から制御情報を受信し得る。制御情報は、PBCH、PCFICH、PHICH、PDCCH、または他の制御チャネルのためのものであり得る。データは、PDSCHまたは他のデータチャネルのためのものであり得る。プロセッサ320は、データと制御情報とを処理(たとえば、符号化およびシンボルマッピング)して、それぞれデータシンボルと制御シンボルとを取得し得る。プロセッサ320はまた、たとえば、PSS、SSS、およびセル固有基準信号のための基準シンボルを生成し得る。送信(TX)多入力多出力(MIMO)プロセッサ330は、適用可能な場合、データシンボル、制御シンボル、および/または基準シンボルに対して空間処理(たとえば、プリコーディング)を実行し得、出力シンボルストリームを変調器(MOD)332a〜332tに与え得る。各変調器332は、出力サンプルストリームを取得するために、(たとえば、OFDMの)それぞれの出力シンボルストリームを処理し得る。各変調器332はさらに、出力サンプルストリームを処理(たとえば、アナログへの変換、増幅、フィルタ処理、およびアップコンバート)して、ダウンリンク信号を取得し得る。変調器332a〜332tからのダウンリンク信号は、それぞれアンテナ334a〜334tを介して送信され得る。
UE120において、アンテナ352a〜352rは、基地局110からダウンリンク信号を受信し得、受信信号をそれぞれ復調器(DEMOD)354a〜354rに与え得る。各復調器354は、それぞれの受信信号を調整(たとえば、フィルタ処理、増幅、ダウンコンバート、およびデジタル化)して入力サンプルを取得し得る。各復調器354はさらに、(たとえば、OFDMの)入力サンプルを処理して受信シンボルを取得し得る。MIMO検出器356は、すべての復調器354a〜354rから受信シンボルを取得し、適用可能な場合は受信シンボルに対してMIMO検出を実行し、検出されたシンボルを与え得る。受信プロセッサ358は、検出されたシンボルを処理(たとえば、復調、デインターリーブ、および復号)し、UE120の復号されたデータをデータシンク360に与え、復号された制御情報をコントローラ/プロセッサ380に与え得る。プロセッサ380はまた、図10A〜図10Bに示す機能ブロック、および/または本明細書で説明する技法に従ってUEによって実行するための他のプロセスを実行するか、またはその実行を指示し得る。
アップリンク上では、UE120において、送信プロセッサ364は、データソース362から(たとえば、PUSCHのための)データを受信し、処理し得、コントローラ/プロセッサ380から(たとえば、PUCCHのための)制御情報を受信し、処理し得る。プロセッサ364はまた、基準信号のための基準シンボルを生成し得る。送信プロセッサ364からのシンボルは、適用可能な場合はTX MIMOプロセッサ366によってプリコードされ、さらに(たとえば、SC−FDMのために)変調器354a〜354rによって処理され、基地局110に送信され得る。基地局110において、UE120からのアップリンク信号は、アンテナ334によって受信され、復調器332によって処理され、適用可能な場合はMIMO検出器336によって検出され、さらに受信プロセッサ338によって処理されて、UE120によって送られた復号されたデータおよび制御情報が取得され得る。プロセッサ338は、復号されたデータをデータシンク339に与え、復号された制御情報をコントローラ/プロセッサ340に与え得る。
コントローラ/プロセッサ340および380は、それぞれ基地局110およびUE120における動作を指示し得る。基地局110におけるプロセッサ340および/または他のプロセッサならびにモジュールは、本明細書で説明する技法についての様々なプロセスを実行するか、またはその実行を指示し得る。UE120におけるプロセッサ380ならびに/または他のプロセッサおよびモジュールはまた、図12A〜図12Cに示す機能ブロック、および/または本明細書で説明する技法のための他のプロセスを実行するかまたはその実行を指示し得る。メモリ342および382は、それぞれ基地局110およびUE120のためのデータおよびプログラムコードを記憶し得る。スケジューラ344は、ダウンリンク上および/またはアップリンク上でのデータ送信のためにUEをスケジュールし得る。本明細書で説明する技法の他の態様は、本明細書の他の場所で説明するワイヤレス通信システムの他のネットワークエンティティによって実行され得る。
単一周波数ネットワークにおけるeMBMSおよびユニキャストシグナリング
マルチメディアの高帯域幅通信を可能にするための1つの機構は、単一周波数ネットワーク(SFN)動作である。詳細には、(たとえば、LTEコンテキストではマルチメディアブロードキャスト単一周波数ネットワーク(MBSFN:multimedia broadcast single frequency network)として最近知られるようになっているものを含む)発展型MBMS(eMBMS:evolved MBMS)としても知られるLTEのためのMBMSおよびマルチメディアブロードキャストマルチキャストサービス(MBMS) は、そのようなSFN動作を利用することができる。SFNは、加入者UEと通信するために、たとえば、eNBなどの無線送信機を利用する。eNBのグループは、同期方式で情報を送信することができ、これは、複数のeNBからのワイヤレス信号が受信局において互いに干渉するのではなく、互いに補強することを意味する。eMBMSのコンテキストでは、共有コンテンツが、LTEネットワークの複数のeNBから複数のUEに送信される。したがって、所与のeMBMSエリア内で、UEは、同じMBSFNサービスエリアに属する無線範囲内の任意のeNB(または複数のeNB)からeMBMS信号を受信し得る。しかしながら、eMBMS信号を復号するために、各UEは、非eMBMSチャネルを介してサービングeNBからマルチキャスト制御チャネル(MCCH:Multicast Control Channel)情報を受信する。MCCH情報は時間ごとに変化し、変更の通知は、別の非eMBMSチャネルのPDCCHを通じて与えられる。したがって、特定のeMBMSエリア内のeMBMS信号を復号するために、各UEは、エリア中のeNBのうちの1つによってMCCHおよびPDCCH信号が与えられる。
本開示の主題の態様によれば、eMBMSのためのシングルキャリア最適化に関する特徴を有するワイヤレスネットワーク(たとえば、3GPPネットワーク)が提供される。eMBMSは、LTEネットワークから、たとえば、UEなどの複数のモバイルデバイスに共有コンテンツを送信するための効率的な方法を与え得る。
LTE周波数分割複信(FDD:Frequency Division Duplex)のためのeMBMSの物理レイヤ(PHY)について、チャネル構造は、混合されたキャリア上でのeMBMS送信とユニキャスト送信との間の時分割多重化(TDM:time division multiplexing)リソース区分を備え、それによって、柔軟な動的なスペクトル利用が可能になり得る。現在、マルチメディアブロードキャスト単一周波数ネットワーク(MBSFN)サブフレームとして知られる、サブフレームのサブセット(最大60%)が、eMBMS送信のために予約され得る。したがって、現在のeMBMS設計では、eMBMSのために10個のサブフレームのうち最大6つが使用可能になる。
eMBMSのためのサブフレーム割り振りの一例を図4に示し、図4に、シングルキャリアの場合の、MBSFNサブフレーム400へのMBSFN基準信号の既存の割り振りを示す。図4に示す構成要素は、図2に示した構成要素に対応し、図4に、各スロット402およびリソースブロック(RB)404内の個々のサブキャリアを示す。3GPP LTEにおいて、RB404は、0.5msのスロット期間にわたる12個のサブキャリアにわたり、各サブキャリアは、15kHzの帯域幅を有する。したがって、12個のサブキャリアは全体としてRBごとに180kHzにわたる。サブフレームは、ユニキャストまたはeMBMSのために割り振られ得、たとえば、0〜9に番号付けされた10個のサブフレーム408のシーケンスの中で、FDDでは、サブフレーム0、4、5、および9がeMBMSから除外され得る。また、時分割複信(TDD)では、サブフレーム0、1、5、および6がeMBMSから除外され得る。より詳細には、サブフレーム0、4、5、および9は、PSS/SSS/PBCH/ページング/システム情報ブロック(SIB:system information block)およびユニキャストサービスのために使用され得る。シーケンス中の残りのサブフレーム、たとえば、サブフレーム1、2、3、6、7、および8は、eMBMSサブフレームとして構成され得る。
引き続き図4を参照すると、各eMBMSサブフレーム400内で、最初の1または2つのシンボルが、ユニキャスト基準シンボル(RS:reference symbol)および制御シグナリングのために使用され得る。最初の1または2つのシンボルのCP長は、サブフレーム0のCP長に従い得る。隣接するサブフレームでCP長が異なる場合、最初の1または2つのシンボルとeMBMSシンボルとの間に送信ギャップが発生し得る。関係する態様では、全体的なeMBMS帯域幅の利用率は、RSオーバーヘッド(たとえば、各eMBMSサブフレーム内の6つのeMBMSサブフレームと2つの制御シンボル)を考慮すると、42.5%であり得る。MBSFN RSおよびユニキャストRSを与えるための知られている技法は、一般に、(図4に示すように)MBSFNサブフレームにMBSFN RSを割り振り、非MBSFNサブフレームにユニキャストRSを別個に割り振ることを伴う。より詳細には、図4に示すように、MBSFNサブフレーム400の拡張CPは、MBSFN RS410を含むがユニキャストRSを含まない。本技術は、限定ではなく例として提示した図2および図4に示した特定のフレーム割り振り方式に限定されない。マルチキャストブロードキャストと呼ばれることもあるマルチキャストセッションは、任意の好適なフレーム割り振り方式を使用し得る。
eMBMSサービスエリア
図5に、それら自体が複数のセルまたは基地局510を含む、複数のMBSFNエリア504、506、508を包含するMBMSサービスエリア502を含むシステム500を示す。本明細書で使用する「MBMSサービスエリア」は、あるMBMSサービスが利用可能であるワイヤレス送信セルのグループを指す。たとえば、特定のスポーツ番組または他の番組が、特定の時間にMBMSサービスエリア内で基地局によってブロードキャストされ得る。特定の番組がブロードキャストされるエリアがMBMSサービスエリアを定義する。MBMSサービスエリアは、504、506および508に示すように1つまたは複数の「MBSFNエリア」から構成され得る。本明細書で使用するMBSFNエリアは、MBSFNプロトコルを使用して同期方式で特定の番組を現在ブロードキャストしているセル(たとえば、セル510)のグループを指す。「MBSFN同期エリア」は、セルのグループが現在そうしているかどうかにかかわらず、セルのグループがMBSFNプロトコルを使用してある特定の番組をブロードキャストするために同期方式で動作することが可能であるような方法で相互接続され、構成されたセルのグループを指す。各eNBは、所与の周波数レイヤ上で、ただ1つのMBSFN同期エリアにしか属することができない。MBMSサービスエリア502が1つまたは複数のMBSFN同期エリア(図示せず)を含み得ることは注意に値する。逆に、MBSFN同期エリアは、1つまたは複数のMBSFNエリアまたはMBMSサービスエリアを含み得る。概して、MBSFNエリアは、単一のMBSFN同期エリアのすべてまたはその一部分から構成され、単一のMBMSサービスエリア内に位置する。様々なMBSFNエリアの重複がサポートされ、単一のeNBは、単一の同期エリア内のいくつかの異なるMBSFNエリアに属し得る。たとえば、異なるMBSFNエリアでのメンバーシップをサポートするために、システム情報ブロック(SIB)13において最高8つの独立MCCHが構成され得る。MBSFNエリア予約セルまたは基地局は、MBSFN送信に寄与しないMBSFNエリア内のセル/基地局、たとえば、MBSFN同期エリアの境界に近いセル、またはそれのロケーションのためにMBSFN送信に必要とされないセルである。
eMBMSシステム構成要素および機能
図6に、MBSFNサービスを提供またはサポートするためのワイヤレス通信システム600の機能エンティティを示す。サービス品質(QoS)に関して、システム600は、保証ビットレート(GBR:Guaranteed Bit Rate)タイプのMBMSベアラを使用し得、最大ビットレート(MBR:Maximum Bit Rate)はGBRに等しい。これらの構成要素は、例として示し、説明するものであり、本明細書で説明する発明概念を限定するものではなく、その発明概念は、マルチキャスト送信を配信し制御するための他のアーキテクチャおよび機能分散に適合され得る。
システム600は、MBMSゲートウェイ(MBMS GW:MBMS Gate Way)616を含み得る。MBMS GW 616は、M1インターフェースを介してeノードB604へのMBMSユーザプレーンデータのインターネットプロトコル(IP)マルチキャスト配信を制御し、「M1」は、LTEの技術仕様、および関係する仕様によって記載されている論理インターフェースを指し、多くの可能なeNBのうちの1つのeNB604が示されている。さらに、MBMS GWは、M1インターフェースを介して、UTRAN無線ネットワークコントローラ(RNC:Radio Network Controller)620へのMBMSユーザプレーンデータのIPマルチキャスト配信を制御し、多くの可能なRNCのうちの1つのUTRAN RNC620が示されている。M1インターフェースは、MBMSデータ(ユーザプレーン)に関連付けられ、データパケットの配信のためにIPを利用する。eNB604は、E−UTRAN Uuインターフェースを介してUE/モバイルデバイス602にMBMSコンテンツを与え得、「Uu」は、LTEの技術仕様および関係する仕様によって記載されているエアインターフェースを指す。RNC620は、Uuインターフェースを介してUEモバイルデバイス622にMBMSコンテンツを与え得る。MBMS GW616は、さらに、モビリティ管理エンティティ(MME)608およびSmインターフェースを介して、MBMSセッション制御シグナリング、たとえば、MBMSセッション開始およびセッション停止を実行し得、「Sm」は、LTEの技術仕様および関係する仕様によって記載されている論理インターフェースを指す。MBMS GW616は、さらに、SG−mb(ユーザプレーン)基準点を通してMBMSベアラを使用してエンティティのためのインターフェースを与え、SGi−mb(制御プレーン)基準点を通してMBMSベアラを使用してエンティティのためのインターフェースを与え得、「SG−mb」および「SGi−mb」は、LTEの技術仕様および関係する仕様によって記載されている論理インターフェースを指す。SG−mbインターフェースは、MBMSベアラサービス固有のシグナリングを搬送する。SGi−mbインターフェースは、MBMSデータ配信のためのユーザプレーンインターフェースである。MBMSデータ配信は、デフォルトモードであり得るIPユニキャスト送信によって、またはIPマルチキャスティングによって実行され得る。MBMS GW616は、サービング汎用パケット無線サービスサポートノード(SGSN:Serving General Packet Radio Service Support Node)618およびSn/Iuインターフェースを介してUTRAN上でMBMSのための制御プレーン機能を与え得る。
システム600は、さらに、マルチキャスト協調エンティティ(MCE)606を含み得る。MCE606は、MBMSコンテンツのための承認制御機能を実行し、MBSFN動作を使用したマルチセルMBMS送信のためにMBSFNエリア中のすべてのeNBによって使用される、時間および周波数無線リソースを割り振り得る。MCE606は、たとえば、変調およびコーディング方式など、MBSFNエリアの無線構成を判断し得る。MCE606は、MBMSコンテンツのユーザプレーン送信をスケジューリングおよび制御し、どのサービスがどのマルチキャストチャネル(MCH)で多重化されるべきかを判断することによって、eMBMSサービスの多重化を管理し得る。MCE606は、M3インターフェースを通してMME608とのMBMSセッション制御シグナリングに参加し得、制御プレーンインターフェースM2にeNB604を与え得、「M2」および「M3」は、LTEの技術仕様および関係する仕様によって記載されている論理インターフェースを指す。
システム600は、さらに、コンテンツプロバイダサーバ614と通信しているブロードキャストマルチキャストサービスセンター(BM−SC)612を含み得る。BM−SC616は、コンテンツプロバイダ614などの1つまたは複数のソースからのマルチキャストコンテンツの取り込みを処理し、以下で説明するように、他のより高いレベルの管理機能を与え得る。これらの機能は、たとえば、識別されたUEのMBMSサービスの認証および開始を含む、メンバーシップ機能を含み得る。BM−SC616は、さらに、MBMSセッションおよび送信機能、ライブブロードキャストのスケジューリング、ならびにMBMSを含む配信および関連する配信機能を実行し得る。BM−SC616は、さらに、マルチキャストのために利用可能な広告コンテンツなど、サービス広告および説明を与え得る。UEとBM−SCとの間で制御メッセージを搬送するために、別個のパケットデータプロトコル(PDP:Packet Data Protocol)コンテキストが使用され得る。BM−SCは、さらに、キー管理などのセキュリティ機能を与え、データ量およびQoSなどのパラメータに従ってコンテンツプロバイダの課金を管理し、UTRANにおいて、およびマルチキャストブロードキャストモードではE−UTRANにおいてMBMSのコンテンツ同期を行い、UTRANにおいてMBSFNデータのヘッダ圧縮を行い得る。BM−SC612は、QoSおよびMBMSサービスエリアなどのセッション属性を含めて、セッション開始、更新、および停止をMBMS−GW616に示し得る。
システム600は、さらに、MCE606およびMBMSゲートウェイ(GW)616と通信しているマルチキャスト管理エンティティ(MME:Multicast Management Entity)608を含み得る。MME608は、E−UTRAN上でMBMSのための制御プレーン機能を与え得る。さらに、MMEは、eNB604に、MBMS−GW616によって定義されたマルチキャスト関連情報を与え得る。MBMS制御シグナリング、たとえば、セッション開始および停止信号を搬送するために、MME608とMBMS−GW616との間のSmインターフェースが使用され得る。
システム600は、さらに、時々P−GWと省略されるパケットデータネットワーク(PDN:Packet Data Network)ゲートウェイ(GW)610を含み得る。P−GW610は、シグナリングおよび/またはユーザデータのために、UE602とBM−SC612との間にEvolved Packet System(EPS)ベアラを与え得る。したがって、P−GWは、UEに割り当てられたIPアドレスに関連するUEから発信されたUniform Resource Locator(URL)ベース要求を受信し得る。BM−SC612はまた、P−GW610を介して1つまたは複数のコンテンツプロバイダにリンクされ得、P−GW610は、IPインターフェースを介してBM−SC612と通信し得る。
システムは、本明細書で開示する方法および装置の態様を可能にするために、いくつかのシステム構成要素間の直接通信を可能にする新しいインターフェースを含み得る。たとえば、eNB604とBM−SC612との間の直接インターフェース624が与えられ得る。さらなる例として、MCE606とBM−SC612との間の直接インターフェース626が与えられ得る。eNB604はまた、運用および保守(O&M)リンク628を介して、限定はしないがBM−SCを含む様々なシステム構成要素に間接的にリンクされ得る。
動的適応ストリーミングオーバーHTTP(DASH:DYNAMIC ADAPTIVE STREAMING OVER HTTP)
ユニキャスト送信における動的適応ストリーミングは、3GPP2 TS 26.247 v.1.3.0(2011−03)「Dynamic Adaptive Streaming over HTTP (3GP-DASH)」に記載されている。上記の文書に記載されているDASHは、メディア構成要素を受信しているユニキャスト接続の、モバイルデバイス自体の観測サービス品質(QoS)に基づいてビデオビットレート、解像度、または他のQ値を選択することによってモバイルデバイスレベルで動作する。モバイルエンティティは、それ自体のハードウェア構成およびユニキャストQoSに基づいてそれの所望のサービス品質を示す。ユニキャスト送信のサービス品質を制御するネットワークエンティティ、たとえば、BM−SCは、要求されたサービス品質、たとえば、ビデオまたはオーディオビットレート、解像度、ディスプレイサイズなどを与えるために、モバイルエンティティからの指示に応答する。この適応ストリーミング能力は動的であるように設計されており、これは、サービス品質がユニキャスト送信中に調整され得ることを意味し、たとえば、モバイルデバイスの移動または他のファクタにより、または、代替ワイヤレスデバイスへのユニキャストメディアセッションの転送をサポートするために、ユニキャスト信号対雑音比(SNR)が変化するので、サービス品質は指定されたフレーム境界または時間において調整され得る。概して、ユニキャストサービスを想定したDASHは、モバイルデバイスから、ユニキャスト送信のサービス品質を制御する1つまたは複数のネットワークエンティティへのフィードバック機構に依拠する。サービス品質を制御するネットワークエンティティは、たとえば、接続されたネットワークにおいてユニキャストトランスポートを与えるワイヤレス通信システムの外部に常駐し得る。
マルチキャストにおける動的適応QoS制御
ユニキャスト送信用に開発されたDASHは、概して、いくつかの理由のために、マルチキャスト送信のサービス品質を制御するために展開されないことがある。マルチキャストブロードキャストコンテキストでは、1つのモバイルデバイスのために可能であるか、または望ましいサービス品質が、同じソースから同じマルチキャスト送信を受信する他のモバイルデバイスにとって可能でないか、または望ましくないことがあるので、モバイルデバイスレベルでのサービス品質の選択は有用でないか、実現可能でない。この理由および他の理由のために、マルチキャストブロードキャストコンテキストでは、ネットワークインフラストラクチャは、マルチキャストブロードキャストデータ品質の選択を制御すべきである。さらに、現在のマルチキャストプロトコルは、マルチキャストセッションが開始した後にマルチキャストサービス品質に関する情報を搬送するための、モバイルデバイスレベルからマルチキャスト制御レベルへのフィードバックのための確立されたインターフェースまたは信号経路がない。代わりに、サービス品質は、各マルチキャストセッションの開始に固定され、マルチキャスト送信中に変化しない。たとえば、eMBMSでは、ストリーミングコンテンツは、トランスポートプロトコルとしてリアルタイムトランスポートプロトコル(RTP:Real-Time transport Protocol)を使用する別個のフローを使用して配信される。RTPでは、ストリーミングセッションが開始するより前に、適用可能なストリーミングパラメータがクライアントデバイスに配信され、ストリーミングセッションが開始した後、これらのパラメータは変更されない。これらの理由および他の理由のために、システムオペレータおよび設計者は、マルチキャスト送信において動的適応QoS能力を与える明確な動機、理由、または技術的方法がない。
しかしながら、マルチキャスト送信のために一種の動的適応サービスを適合することによって驚くべき利益が得られ得る。そのような利益には、たとえば、マルチキャスト送信の過程でネットワーク負荷ファクタの変化に基づいてQoSを調整することを含めて、ネットワーク負荷ファクタに基づいてより最適なマルチキャストサービス品質を与えることが含まれ得る。マルチキャストネットワーク負荷ファクタは、たとえば、システム帯域幅、マルチキャスト(たとえば、MBSFN)エリア特性、たとえば、平均セル半径およびマルチキャストエリア内のセルの数、マルチキャストエリアの外部の送信機からの干渉レベル、ユニキャスト負荷または需要、および要求された同時マルチキャストサービスの数を含み得る。システム帯域幅およびエリア特性は、所与のMBSFNエリアまたは同様のマルチキャストエリアについて本質的に比較的静的であり得る。しかしながら、残りのネットワーク負荷ファクタは極めて動的であり得る(時間的に変動し得る)。隣接エリアにおいて負荷が変動するので干渉は変動し得る。ユニキャストサービスに対する需要は、時刻、曜日、および/または特殊イベントに基づいて変動し得る。同時マルチキャストサービスの数は同様に変動し得る。たとえば、特殊イベントまたはコンテンツの新しいリリース(たとえば、新しいゲームまたはビデオリリース)は、ある時間にいくつかのエリアにおいてコンテンツに対する需要を集中し得るが、他の時間には、より多数の、あまり個々に人気のないコンテンツがマルチキャストを介して利用可能になる。マルチキャストセッションのより多数の多様な選択が利用可能であるとき、アグリゲート利用可能帯域幅が同時マルチキャストセッションの増加に比例して増加しない場合、各同時セッションのために利用可能な帯域幅は減少することになる。より少ない同時マルチキャストセッションが利用可能であるときはその逆になる。さらに、ネットワークは、限定はしないがコンテンツタイプおよびターゲットデバイスタイプを含む様々な理由で、異なる同時マルチキャストサービスに利用可能帯域幅の異なるサイズのシェアを割り振り得る。
したがって、マルチキャスト送信のために利用可能な帯域幅は、マルチキャストセッションの持続時間内の比較的短い時間期間内でさえ、マルチキャストエリア内で実質的に変動することができる。たとえば、ユニキャストサービスの使用の減少と相まってあるエリアにおけるマルチキャストプログラムの数が減少するにつれて、いくつかの個々のマルチキャストサービスのために利用可能な帯域幅が、マルチキャストエリア内のベースラインレベルを上回って増加し得る。同様に、利用可能なマルチキャストプログラムの数が増加する、および/またはユニキャストの使用量が増加するにつれて、マルチキャストプログラムのための利用可能帯域幅が減少し得る。いずれの状況でも、1つまたは複数のマルチキャストセッションとの間の無線リソースの再割り振りを可能にするためにマルチキャストセッションを開始した後に、ストリーミングマルチキャストプログラムのQoSを変更することが望ましいことがある。DASHによって定義された現在のプロトコルでは、クライアント(モバイルデバイス)がQoSを要求する必要があり、これは、サーバからのモバイルデバイスの所望のQoSメディアストリームセグメントをモバイルデバイスが通信し得るアップリンクチャネルがモバイルデバイスに割り振られることを暗示する。しかし、上記で説明したように、マルチキャストネットワークは、概して、所望のQoSを通信するための対応するアップリンクチャネルのない、ネットワークからモバイルデバイスへの単向性チャネルとして動作する。
マルチキャスト送信における動的適応QoSの一般的なシステムレベルの態様を図7によって示し、マルチキャスト送信におけるQoS制御のためのネットワークレベルのコールフロー700の一実施形態を示す。図示のコールフローは、eMBMSのための既存のプロトコルまたは他のブロードキャスト/マルチキャストプロトコルへの変更を必要とし得る。図6に示したシステム600は、BM−SC706と、トランスポートネットワークとして概括的に記載される1つまたは複数の中間ノード704と、クライアント702、たとえば、モバイルデバイスとを含む図7に示すMBMSエリアにおいてeMBMSまたは他のマルチキャストセッションのQoSを動的に適合させるために使用され得る。しかしながら、本明細書で開示するシステムおよび方法は、eMBMSまたはMBMS実装形態に限定されず、他のワイヤレス技術において実装され得る。
最初に、BM−SC706は、708において、マルチキャストセッションを開始し、ここで、コンテンツは、クライアント側でセッションをセットアップするための初期QoSパラメータを用いてマルチキャストセッションを介してストリーミングされる。マルチキャストセッションは、マルチキャスト送信またはマルチキャストブロードキャストと呼ばれることもあり、概して、明確な開始イベントと終了イベントとの間に存在するものとして理解されるべきであり、したがって、マルチキャストセッション/送信は、識別可能な持続時間を有するものとして理解されるべきである。概して、マルチキャストブロードキャストプロトコル(たとえば、MBMSまたはeMBMS)では、マルチキャストトラフィックは、クライアントへの単方向(ダウンリンクのみ)である。トランスポートネットワークワイヤレス送信機の範囲内のあらゆるクライアントが、初期マルチキャスト送信708を受信し得、概して、複数のクライアントがマルチキャスト送信を受信することになる。説明を簡単にするために、単一のクライアント702が示されている。716において、クライアントは、トランスポートネットワーク704を介してBM−SC706から受信したQoSパラメータを使用して、マルチキャストコンテンツにアクセスする。一方、710において、トランスポートネットワークは、それ自体の負荷および利用可能帯域幅をモニタする。マルチキャストセッションが進行中である間、ネットワーク704は、ストリーミングマルチキャストセッション708中に最適なデータレートを判断し続け得る。「最適な」レートは、動的および/または静的制約を受ける競合リソース需要とリソース制限とのバランスをとること、たとえば、既存のおよび/または予期されたリソース制約が効果的にサポートすることができる最高データレートを判断することに基づき得る。代替または追加として、BM−SC706は、最適なデータレートを判断するか、またはそのような判断に関与し得る。712において、トランスポートネットワーク704は、710におけるそれの判断に応答して、BM−SC706に信号を与える。最新のネットワーク負荷状態に関してBM−SCを連続的に更新するために、信号は、マルチキャストセッション中に多数回送られ得る。信号は、BM−SCに、ネットワーク負荷ファクタ、利用可能マルチキャスト帯域幅、またはその両方を示し得る。代替または追加として、信号は、意思決定機能がどこに分散されたかに応じて、所望の最適なデータレート、またはマルチキャストセッションについての他の適合QoSパラメータを示し得る。BM−SCは、信号を受信し、マルチキャストセッションについての更新QoSパラメータを生成し得る。714において、BM−SCは、マルチキャストブロードキャスト受信側、たとえば、クライアント702にトランスポートネットワークを介してマルチキャストセッションの継続コンテンツとともに更新パラメータを送る。718において、クライアント702は、更新QoSパラメータを使用して、マルチキャストコンテンツにアクセスする。
現在のマルチキャストプロトコルは、714に示したように、マルチキャストセッションが開始された後にクライアントに更新QoSパラメータを与えることをサポートしない。本明細書では、更新QoSパラメータを与えるための新しい方法および装置を開示する。同様に、710において示したネットワーク負荷モニタリング、および712において示したBM−SCまたは同様のエンティティへのネットワーク負荷ファクタまたは利用可能帯域幅のシグナリングは、以下で開示する新しい方法および装置の例によって可能になり得る。
BM−SCは、MBMSゲートウェイの上流に配置され得、本明細書で説明する方法のQoS制御態様を実装するための好適な候補であり得る。そのような場合、BM−SCは、MBSFN負荷ファクタに基づいて、マルチキャストサービスごとにQoSを更新し得る。BM−SCは、更新QoSを使用して、コンテンツプロバイダに異なるビデオビットレートまたは解像度を要求し得る。コンテンツプロバイダは、BM−SCの要求に従って、マルチキャスト送信の要求QoSを用いてコンテンツを与え得る。代替的に、フローごとに、複数のストリームがBM−SCに送られ得、BM−SCは、MBSFNエリアごとに適切なストリーム、たとえば、そのエリアの要求QoSに最も良く一致するストリームを選定し得る。BM−SCは、適用可能なMBSFNエリアのためのMCEに更新QoSを伝搬し得る。MCEは、次いで、更新された変調符号化方式(MCS:Modulation Coding Scheme)および各マルチキャストサービスに割り振られたサブフレームの数を含めて、マルチキャストサービスごとにMBMSリソースをスケジュールし得る。適用可能なMBSFNエリア内のeNBは、システム情報ブロック(SIB)13、MCCHまたはマルチキャストトランスポートチャネル(MTCH:Multicast Transport Channel)送信を使用して更新され得る。UEは、更新された物理マルチキャストチャネル(PMCH:Physical Multicast Channel)パラメータを使用してマルチキャストサービスを復号し得る。
例示的な方法および装置
開示する主題に従って実施され得る方法は、様々なフローチャートを参照するとより良く理解され得る。説明を簡単にするために、方法を一連の行為/動作として図示し、説明する。しかしながら、いくつかの動作は、本明細書で図示および説明されるものとは異なる順序で、かつ/または他の動作と実質的に同時に行われ得るので、特許請求される主題は動作の数または順序によって限定されない。さらに、本明細書で説明する方法を実装するために、図示されたすべての動作が必要とされるとは限らない。動作に関連する機能は、ソフトウェア、ハードウェア、それらの組合せまたは任意の他の好適な手段(たとえば、デバイス、システム、プロセス、または構成要素)によって実装され得ることを諒解されたい。さらに、本明細書の全体にわたって開示する方法は、そのような方法を様々なデバイスに移送および転送することを可能にする製造品に符号化された命令および/またはデータとして記憶することが可能であることをさらに諒解されたい。方法は、代替的に、状態図など、一連の相互に関係する状態または事象として表現され得ることを、当業者は理解し、諒解するであろう。
ネットワークエンティティ/BM−SC
図8A〜図8Fに、ワイヤレス通信システム(WCS)のネットワークエンティティからマルチキャスト送信のサービス品質(QoS)を動的に制御するための関係する方法を示す。マルチキャスト送信は、複数のモバイルデバイスがその送信を受信し得るようにブロードキャストされ得る。ネットワークエンティティは、図7の706に示すようにBM−SCを備え得る。マルチキャストプロトコルはダウンリンクのみであり得るので、マルチキャスト送信を受信するどのモバイルデバイスも、BM−SCにフィードバックを与えない。図8Aに示す方法800は、802において、初期QoSを有するマルチキャスト送信を開始することを含み得る。ネットワークエンティティは、ビットレート、メディアタイプ、解像度、フレームレート、またはマルチキャスト送信に必要な帯域幅に関する他のパラメータなどのパラメータを使用してQoSを定義し得る。方法800は、さらに、804において、1つまたは複数のネットワークエンティティが、マルチキャストエリアのネットワーク負荷ファクタに応答して、マルチキャスト送信の更新QoSを生成することを含み得る。マルチキャスト送信が終了より前に新しいQoSで送信され得るという点で、更新QoSは、初期QoSと入れ替わり得る。QoSを更新することは、概して、新しいマルチキャストセッションを開始することなしに、マルチキャストセッション中にマルチキャスト送信のQoSを変更することを含む。そのような場合、モバイルデバイスは、セッション中の後続のマルチキャストコンテンツを使用し続けることができるようにするために、更新QoSについて記述する情報を取得する必要があり得る。更新QoSは、初期QoSとは異なる帯域幅を必要とし得、マルチキャスト送信中に初期QoSを更新するように構成され得る。したがって、モバイルエンティティは、第1のQoSを使用してマルチキャスト送信の最初の部分を受信し、それにアクセスし、その後、初期QoSとは異なる第2のQoSを使用してマルチキャスト送信の第2の部分を受信し、それにアクセスし得る。この意味で、ネットワークエンティティは、マルチキャスト送信のQoSを動的に制御するものとして説明されることがある。
ネットワークエンティティによって実行するための、QoSの更新を実施するための追加の動作850を図8Bに示す。動作850のうちの1つまたは複数は、方法800の一部としてオプションとして実行され得る。動作850は、任意の動作順序で実行され得、または実行の特定の発生順を必要とすることなしに開発アルゴリズムによって包含され得る。動作は独立して実行され、相互排他的ではないことがある。したがって、別のダウンストリームまたはアップストリーム動作が実行されるかどうかにかかわらず、そのような動作のうちのいずれか1つが実行され得る。たとえば、方法800が動作850のうちの少なくとも1つを含む場合、方法800は、必ずしも、図示され得るいかなる(1つまたは複数の)後続のダウンストリーム動作をも含む必要なしに、少なくとも1つの動作の後に終了し得る。
追加の動作850は、805において、更新QoSを使用してマルチキャスト送信を更新することを含み得る。たとえば、ネットワークエンティティにより、マルチキャスト送信においてストリーミングされているコンテンツが新しいQoSに従ってフォーマッティングされ、送信されるようになり得る。たとえば、新しいQoSは、異なる解像度、フレームレートなどを有し得る。この動作805は、マルチキャストコンテンツのコンテンツサーバと協働して実行され得る。動作850は、806において、マルチキャスト送信を受信するモバイルエンティティに更新QoSを示すことをさらに含み得る。各々が、制御するネットワークエンティティからクライアントモバイルデバイスにパラメータ情報を与えるために使用され得る、この指示を与えるための様々なモードについて以下で説明する。使用中のマルチキャスト送信プロトコルは、ブロック808に示すように、ネットワークエンティティがモバイルエンティティからフィードバックを受信しないように構成され得る。ブロック808は、任意の追加の態様あるいは動作850または860を含む方法800全体が、モバイルデバイスからいかなるフィードバックをも受信することなしにネットワークエンティティによってオプションとして実行され得ることを示す。たとえば、本方法は、モバイルデバイスからフィードバックを受信することを除外し得る。概して、更新QoS806を示すことは、ブロック810に示すように、モバイルエンティティにメディア構成要素をストリーミングするためのパラメータを与えることを備え得る。パラメータは、たとえば、プロトコルID、メディアタイプ、既存のSDP帯域幅モディファイアをオプションとして使用するデータレート、メディアごとのMBMSベアラのモード、FEC構成および関係するパラメータ、メディアごとの(1つまたは複数の)サービス言語、たとえば、3GPP TS 26.346の8.3.2.1および8.4において定義されているエクスペリエンス品質(QoE:Quality of Experience)メトリック、QoSクラス識別子(QCI:QoS Class Identifier)、割り振り保持優先順位(Allocation Retention Priority)、最大ビットレート(MBR:Maximum Bit Rate)、オプションとして保証ビットレート(GBR)、または他のパラメータデータを含み得る。
図8Cに示すように、追加の動作850は、812における第1の代替に従って、告知中で、指定されたフレーム境界または時間において効力を発するパラメータのうちの新しいパラメータを指定することによって更新QoS806を示すことを含み得る。告知は、サービス告知プロシージャを使用して行われ得る。フレーム境界または時間は、マルチキャストコンテンツのフレームまたはタイムラインポイントに関係し得る。追加の動作850は、814において、QoSの、対応する計画された変更に関する告知を生成することをさらに含み得る。たとえば、ネットワークエンティティは、次回のQoS更新ごとにサービス告知を生成し得る。ブロック816〜ブロック818は、サービス告知を送信するための代替動作または補足動作に関する。追加の動作850は、816において、セッション記述プロトコル(SDP)または修正されたSDPに従って告知を送信することをさらに含み得る。代替または追加として、追加の動作850は、818において、ファイル記述テーブル(FDT)または修正されたFDTに従って告知を送信することをさらに含み得る。
図8Dに示すように、追加の動作850は、820の第2の代替に従って、対応する制御ストリーム中でパラメータを送ることによって更新QoSを示すこと806を含み得る。対応する制御ストリームは、1次マルチキャスト送信と同時にマルチキャストされ得る。すなわち、対応する制御ストリームは、動的に制御されている第1のマルチキャスト送信に関するデータを含む、第2のまたはパラレルのマルチキャスト送信を備え得る。対応するストリームは、QoSに専用の低ビットレートストリームと、オプションとして、メディアストリームに相関する他の制御データとを備え得る。QoSが更新されていない期間中に、たとえば、更新と更新の間に、対応する制御ストリームは、受信するクライアントによって無視され得るヌルデータまたは無意味データを備え得る。対応する制御ストリームによって必要とされるオーバーヘッドを低減するために、単一のアグリゲート制御ストリームを使用して2つ以上のマルチキャスト送信のためのQoS更新がブロードキャストされ得る。
図8Eに示すように、追加の動作850は、822の第2の代替に従って、マルチキャスト送信のためのストリームトランスポートプロトコルのヘッダ中にパラメータを含めることによって更新QoSを示すことを含み得る。ブロック823〜824に示すように、ストリームトランスポートプロトコルは、HTTPプッシュプロトコルを備え得る。代替823では、動作850は、824において、修正された自律HTTPプッシュプロトコルとしてストリームトランスポートプロトコルを構成することを含み得る。既存のHTTPプッシュプロトコルは、双方向チャネルをもつTCPを使用することを必要とする。修正されたHTTPプッシュプロトコルでは、モバイルデバイスに自律的に送られるコンテンツ配信のためにサーバ側イベントが使用され得る。HTTPプッシュプロトコルは、現在定義されているようにHTTPヘッダを使用し得るが、修正されたトランスポートプロトコルは、ユーザデータグラムプロトコル(UDP:User Datagram Protocol)などの単方向トランスポートプロトコルを使用し得る。さらに、修正されたHTTPプッシュプロトコルは、モバイルデバイスからの要求を必要としないことがある。別の代替823に従って、動作850は、825において、HTTPプッシュプロトコルとしてストリームトランスポートプロトコルを構成しないことを含み得る。この場合、ストリームトランスポートプロトコルは、トランスポートヘッダ中に所望のパラメータを含めるために変更される必要があり得る。
ネットワークエンティティによって実行するための、QoSの更新を実施するための追加の動作860を図8Fに示す。動作860のうちの1つまたは複数は、方法800の一部としてオプションとして実行され得る。動作860のうちの1つまたは複数は、方法800の一部としてオプションとして実行され得る。要素860は、任意の動作順序で実行され得、または実行の特定の発生順を必要とすることなしに開発アルゴリズムによって包含され得る。動作は独立して実行され、相互排他的ではない。したがって、別のダウンストリームまたはアップストリーム動作が実行されるかどうかにかかわらず、そのような動作のうちのいずれか1つが実行され得る。たとえば、方法800が動作860のうちの少なくとも1つを含む場合、方法800は、必ずしも、図示され得るいかなる(1つまたは複数の)後続のダウンストリーム動作をも含む必要なしに、少なくとも1つの動作の後に終了し得る。
動作860は、830において、ネットワーク負荷ファクタを示すフィードバックを取得するためにWCS内の中間ノードと通信することを含み得る。ここで、「ネットワーク負荷ファクタの指示」は、1つまたは複数のネットワーク負荷ファクタを示すデータ、またはマルチキャストのための利用可能帯域幅を示すデータ、または所望の帯域幅割り振りまたはサービス品質を示すデータを含むことを理解されたい。したがって、832に示すように、動作860は、更新QoSを取得するために中間ノードと通信することを含み得る。代替または追加として、834に示すように、動作860は、QoSまたはQoSを制御する際に使用するネットワーク負荷ファクタに限定されない1つまたは複数の追加のファクタを取得するために中間ノードと通信することを含み得る。追加のファクタは、たとえば、eMBMSプログラミングについてのスケジュール情報、プログラム固有のQoS、または他の情報を含み得る。代替または追加として、836に示すように、動作860は、ネットワーク負荷ファクタを受信することを含み得、ネットワーク負荷ファクタは、マルチキャストエリアにおけるマルチキャスト送信のための利用可能帯域幅を示す。本明細書で使用する、「中間ノード」は、マルチキャストQoSを制御するネットワークエンティティと、クライアントレベル(たとえば、UE702)との中間のトランスポートネットワークのノード、たとえば、トランスポートネットワーク704のノードを意味する。
中間ノードは、たとえば、MCEまたはeNBを含み得る。帯域幅利用可能性を示すために、新しいメッセージがM2インターフェースに追加され得る。MCEは、マルチキャスト送信のための帯域幅割り振りを推定するために、MBSFNまたは他のマルチキャストエリア中の各eNBからのフィードバックを使用し得る。異なるマルチキャストエリアが同じコンテンツを異なるQoSパラメータを使用して送信し得、たとえば、現在のQoSは、同じストリーミングコンテンツ(たとえば、異なるQoSで異なるエリアにストリーミングされる特定のビデオプログラム)について異なるエリアで異なり得る。したがって、動作860は、838において、マルチキャスト協調エンティティ(MCE)からネットワーク負荷ファクタを受信することを含み得る。そのような場合、動作860は、840において、直接インターフェース上のメッセージ、いくつかのインターフェースを通して中継されるメッセージ、または運用および保守ベース指示のうちの少なくとも1つを介してMCEからネットワーク負荷ファクタを受信することを含み得る。代替または追加として、動作860は、842において、eノードB(eNB)からネットワーク負荷ファクタを直接受信することを含み得る。そのような場合、動作860は、844において、直接インターフェース上のメッセージ、いくつかのインターフェースを通して中継されるメッセージ、または運用および保守ベース指示のうちの少なくとも1つを介してeNBからネットワーク負荷ファクタを受信することを同様に含み得る。負荷ファクタ、たとえば、帯域幅利用可能性を示すために、新しいメッセージがM1/SGi−mbインターフェースに追加され得る。
図9を参照すると、動的に適応可能なマルチキャストサービスを提供するための、ワイヤレスネットワークにおけるBM−SCとして、あるいはBM−SC内で使用するためのプロセッサまたは同様のデバイスとして構成され得る例示的な装置900が提供される。装置900は、プロセッサ、ソフトウェア、またはそれらの組合せ(たとえば、ファームウェア)によって実装される機能を表すことができる機能ブロックを含み得る。
図示のように、一実施形態では、装置900は、初期QoSを有するマルチキャスト送信を開始するための電気構成要素またはモジュール902を含み得る。たとえば、電気構成要素902は、ネットワークインターフェースなどと、トランスポートネットワークと協働してマルチキャスト送信を開始するための命令をもつメモリとに結合された少なくとも1つの制御プロセッサを含み得る。電気構成要素902は、初期QoSを有するマルチキャスト送信を開始するための手段であり得るか、またはその手段を含み得る。該手段は、1つまたは複数のプロセッサによって実行されるアルゴリズムを含み得る。アルゴリズムは、たとえば、マルチキャストエリア中の基地局へのネットワークインターフェースを介したマルチキャスト送信のための命令を与えることと、命令中に、または命令とともに、エアインターフェース上でマルチキャストセッションとしてマルチキャスト送信を実装するために基地局によって使用されるべき少なくとも1つのQoSパラメータを含めることとを含み得る。
装置900は、マルチキャスト送信の終了より前に初期QoSを更新するために、マルチキャストエリアのネットワーク負荷ファクタに応答して、マルチキャスト送信の更新QoSを生成するための電気構成要素904を含み得る。たとえば、電気構成要素904は、トランスポートネットワークの1つまたは複数の構成要素から受信したフィードバックに応答して、マルチキャスト送信中に更新QoSを生成するための命令を保持するメモリに結合された少なくとも1つの制御プロセッサを含み得る。電気構成要素904は、マルチキャスト送信の終了より前に、マルチキャストエリアのネットワーク負荷ファクタに応答して、マルチキャスト送信の更新QoSを生成するための手段であり得るか、またはその手段を含み得る。該手段は、1つまたは複数のプロセッサによって実行されるアルゴリズムを含み得る。アルゴリズムは、たとえば、ネットワーク負荷ファクタを測定することと、ネットワーク負荷ファクタの変化を検出することと、ネットワーク負荷ファクタの変化を検出したことに応答して、ネットワーク負荷ファクタに基づいて少なくとも1つのQoSパラメータの更新された値を判断することとを含み得る。アルゴリズムは、さらに、セッションの初期QoSを更新QoSに入れ替え、更新QoSを使用してマルチキャスト送信を送信することによってエアインターフェース上でマルチキャストセッションのQoSを更新するために、マルチキャストエリア中の基地局に少なくとも1つのQoSパラメータの更新された値(すなわち、更新QoS)を送信することを含み得る。装置900は、例示的な簡単のために図9に示していない、図8B〜図8Fに関連して説明した追加の動作850および860のいずれかまたはすべてを実行するための同様の電気構成要素を含み得る。
関連する態様では、装置900がネットワークエンティティとして構成された場合、装置900は、少なくとも1つのプロセッサを有するプロセッサ構成要素910をオプションとして含み得る。プロセッサ910は、そのような場合、バス912または同様の通信結合を介して、構成要素902〜904または同様の構成要素と動作可能に通信し得る。プロセッサ910は、電気構成要素902〜904によって実行されるプロセスまたは機能の開始とスケジューリングとを実施し得る。
さらなる関係する態様では、装置900は、他のネットワークエンティティと通信するためのネットワークインターフェース構成要素914、たとえば、イーサネット(登録商標)ポートまたはワイヤレスインターフェースを含み得る。装置900は、たとえば、メモリデバイス/構成要素916など、情報を記憶するための構成要素をオプションとして含み得る。コンピュータ可読媒体またはメモリ構成要素916は、バス912などを介して装置900の他の構成要素に動作可能に結合され得る。メモリ構成要素916は、構成要素902〜904、およびそれらの副構成要素、またはプロセッサ910、追加の動作850または860、あるいは本明細書で開示する方法のアクティビティを実行するためのコンピュータ可読命令およびデータを記憶するように適応され得る。メモリ構成要素916は、構成要素902〜904に関連する機能を実行するための命令を保持し得る。メモリ916の外部にあるものとして示されているが、構成要素902〜904はメモリ916内に存在することができることを理解されたい。
モバイルデバイス
モバイルデバイスは、マルチキャスト送信の一部分にアクセスするために動的に更新されるQoS情報を使用するように構成され得る。それに応じて、図10Aに、動的に制御されるサービス品質(QoS)を有するマルチキャスト送信を受信し、使用するための、ワイヤレス通信システムのモバイルデバイスによって実行され得る方法1000を示す。方法1000は、1002において、ワイヤレス通信システムにおいてマルチキャスト送信を介してコンテンツ、たとえば、ストリーミングコンテンツを受信することを含み得る。初期QoSを有するマルチキャスト送信が受信され得、方法1000は、初期QoSを使用してコンテンツの初期部分を処理することを含み得る。方法1000は、1004において、マルチキャスト送信中に更新QoSを受信することをさらに含み得、更新QoSは初期QoSとは異なる。方法1000は、1006において、更新QoSに従ってコンテンツの後続の部分を処理することをさらに含み得る。
さらに、図10Bに、モバイルデバイスが動的に構成されたマルチキャスト送信を使用する際に使用するために実装され得るさらなるオプション要素1050を示す。要素1050は、任意の動作順序で実行され得、または実行の特定の発生順を必要とすることなしに開発アルゴリズムによって包含され得る。動作は独立して実行され、相互排他的ではない。したがって、別のダウンストリームまたはアップストリーム動作が実行されるかどうかにかかわらず、そのような動作のうちのいずれか1つが実行され得る。たとえば、方法1000が図10Bの少なくとも1つの動作を含む場合、方法1000は、必ずしも、図示され得るいかなる(1つまたは複数の)後続のダウンストリーム動作をも含む必要なしに、少なくとも1つの動作の後に終了し得る。
追加の要素1050は、1008において、モバイルデバイスが、コンテンツのメディアストリームを処理するためのパラメータを受信することを含めて、更新QoSを受信することを含み得る。パラメータは、たとえば、プロトコルID、メディアタイプ、既存のSDP帯域幅モディファイアをオプションとして使用するデータレート、メディアごとのMBMSベアラのモード、FEC構成および関係するパラメータ、メディアごとの(1つまたは複数の)サービス言語、たとえば、3GPP TS 26.346の8.3.2.1および8.4において定義されているQoEメトリック、QCI、割り振り保持優先順位、MBR、ならびに/またはオプションとしてGBRを含み得る。追加の要素1050は、1010において、メディアストリームについてのパラメータを含んでいる対応する制御ストリームを受信することによってモバイルデバイスにおいてパラメータを受信することをさらに含み得る。たとえば、上記のように、対応する制御ストリームは、マルチキャスト制御エンティティからWCSを通してブロードキャストされ得る。代替として、追加の要素1050は、1012において、モバイルデバイスが、各々がメディアストリームの1つまたは複数の指定されたフレーム境界または時間において効力を発するためのパラメータのうちの新しいパラメータを備える告知を受信することによって、パラメータを受信することをさらに含み得る。したがって、要素1050は、1014において、SDPまたは修正されたSDPに従って告知のうちの複数の告知を受信することを含み得る。代替として、要素1050は、1016において、FDTまたは修正されたFDTに従って告知のうちの複数の告知を受信することを含み得る。
さらなる代替では、要素1050は、1018において、モバイルエンティティがマルチキャスト送信のためのストリームトランスポートプロトコルのヘッダ中でパラメータを受信することを含み得る。そのような場合、要素1050は、1020において、ストリームトランスポートプロトコルのヘッダ中でパラメータを受信することを含み得、ストリームトランスポートプロトコルは、HTTPプッシュプロトコルを備える。
図11を参照すると、動的に適応可能なQoSをもつマルチキャスト送信を使用するための、ワイヤレスネットワーク中のモバイルデバイスとして、あるいはモバイルデバイス内で使用するためのプロセッサまたは同様のデバイスとして構成され得る例示的な装置1100が提供される。装置1100は、プロセッサ、ソフトウェア、またはそれらの組合せ(たとえば、ファームウェア)によって実装される機能を表すことができる機能ブロックを含み得る。
図示のように、一実施形態では、装置1100は、ワイヤレス通信システムにおいてマルチキャスト送信を介してコンテンツ、たとえば、ストリーミングコンテンツを受信するための電気構成要素またはモジュール1102を含み得る。たとえば、電気構成要素1102は、トランシーバなどと、マルチキャストコンテンツを受信し、使用するための命令をもつメモリとに結合された少なくとも1つの制御プロセッサを含み得る。電気構成要素1102は、ワイヤレス通信システムにおいてマルチキャスト送信を介してコンテンツ、たとえば、ストリーミングコンテンツを受信するための手段であり得るか、またはその手段を含み得る。該手段は、1つまたは複数のプロセッサによって実行されるアルゴリズムを含み得る。アルゴリズムは、たとえば、制御チャネルからマルチキャストシンボルを復号するための制御情報を受信することと、ワイヤレスインターフェース上で無線フレームを受信することと、制御情報を使用して無線フレームからデータを復号してコンテンツを取得することとを含み得る。
装置1100は、さらに、マルチキャスト送信中に更新QoSを受信するための電気構成要素1104を含み得る。たとえば、電気構成要素1104は、トランシーバなどと、本明細書で説明する動作のうちの1つまたは複数に従って更新QoSを受信し、認識するための命令を保持するメモリとに結合された少なくとも1つの制御プロセッサを含み得る。電気構成要素1104は、マルチキャスト送信中に更新QoSを受信するための手段であり得るか、またはその手段を含み得る。該手段は、1つまたは複数のプロセッサによって実行されるアルゴリズムを含み得る。アルゴリズムは、たとえば、図10Bに関連して説明した動作1050のうちの1つまたは複数を含み得る。
装置1100は、さらに、更新QoSに従ってコンテンツの後続の部分を処理するための電気構成要素1106を含み得る。たとえば、電気構成要素1106は、トランシーバなどと、マルチキャストセッションを処理して、メディア出力、たとえば、ディスプレイデバイス上に表示するためのストリーミングオーディオビデオ出力を与えるための命令を保持するメモリとに結合された少なくとも1つの制御プロセッサを含み得る。電気構成要素1106は、更新QoSに従ってコンテンツの後続の部分を処理するための手段であり得るか、またはその手段を含み得る。該手段は、1つまたは複数のプロセッサによって実行されるアルゴリズムを含み得る。アルゴリズムは、たとえば、更新QoSを適用する、無線フレームの受信シーケンス中のポイントを判断することと、そのポイントの後に更新QoSに従って受信データを処理することとを含み得る。たとえば、更新QoSが更新されたフレームレートまたはビデオ解像度を含む場合、モバイルエンティティは、QoSが変化した後に受信したビデオデータを処理して、新しいフレームレートおよび/または解像度でビデオ出力を与え得る。装置1100は、例示的な簡単のために図11に示していない、図10Bに関連して説明した追加の動作1050のいずれかまたはすべてを実行するための同様の電気構成要素を含み得る。
関係する態様では、装置1100がモバイルエンティティとして構成された場合、装置1100は、少なくとも1つのプロセッサを有するプロセッサ構成要素1110をオプションとして含み得る。プロセッサ1110は、そのような場合、バス1112または同様の通信結合を介して、構成要素1102〜1106または同様の構成要素と動作可能に通信し得る。プロセッサ1110は、電気構成要素1102〜1106によって実行されるプロセスまたは機能の開始とスケジューリングとを実施し得る。
さらなる関係する態様では、装置1100は、無線トランシーバ構成要素1114を含み得る。トランシーバ1114の代わりにまたはトランシーバ1114とともに、スタンドアロン受信機および/またはスタンドアロン送信機が使用され得る。装置1100は、たとえば、メモリデバイス/構成要素1116など、情報を記憶するための構成要素をオプションとして含み得る。コンピュータ可読媒体またはメモリ構成要素1116は、バス1112などを介して装置1100の他の構成要素に動作可能に結合され得る。メモリ構成要素1116は、構成要素1102〜1106、およびそれらの副構成要素、またはプロセッサ1110、追加の態様1050、またはモバイルデバイスについて本明細書で開示する方法のアクティビティを実行するためのコンピュータ可読命令およびデータを記憶するように適応され得る。メモリ構成要素1116は、構成要素1102〜1106に関連する機能を実行するための命令を保持し得る。メモリ1116の外部にあるものとして示されているが、構成要素1102〜1106はメモリ1116の内部に存在することができることを理解されたい。
基地局
基地局は、マルチキャスト送信のQoSを動的に制御する際に使用するネットワーク負荷情報を測定し、与えるように構成され得る。eNBはマルチキャスト送信において使用される基地局を例示するが、他のワイヤレス基地局、たとえば、ピコセルまたはフェムトセル局は除外されない。図12Aに、マルチキャスト送信のQoSを制御する際に使用する、ワイヤレス通信システムの基地局からの動的帯域幅利用可能性を示すための、ワイヤレス通信システムの基地局によって実行され得る方法1200を示す。方法1200は、1202において、マルチキャスト送信中に、少なくとも1つの動的に変化するパラメータに応答して、基地局においてマルチキャスト送信のための現在利用可能な帯域幅を判断することを含み得る。方法1200は、1204において、アップストリームネットワークエンティティに、マルチキャスト送信のQoSを制御する際に使用する現在利用可能な帯域幅を示すことをさらに含み得る。動作1204はまた、マルチキャスト送信中に実行され得る。
さらに、図12Bに、マルチキャスト帯域幅利用可能性を示すための、基地局によって実装され得るさらなるオプション要素1250を示す。要素1250は、任意の動作順序で実行され得、または実行の特定の発生順を必要とすることなしに開発アルゴリズムによって包含され得る。動作は独立して実行され、相互排他的ではない。したがって、別のダウンストリームまたはアップストリーム動作が実行されるかどうかにかかわらず、そのような動作のうちのいずれか1つが実行され得る。たとえば、方法1200が図12Bの少なくとも1つの動作を含む場合、方法1200は、必ずしも、図示され得るいかなる(1つまたは複数の)後続のダウンストリーム動作をも含む必要なしに、少なくとも1つの動作の後に終了し得る。
追加の要素1250は、1206において、基地局が、直接インターフェース上でメッセージを介してネットワークエンティティに現在利用可能な帯域幅の指示を送信することを含み得る。直接インターフェースは、2つのネットワークノード間で通信するための単一のインターフェース、たとえば、図6に示すように、eNB604とMBMS GW616との間のM1インターフェース、またはeNB604とBM−SC612との間の新しい直接インターフェース624を意味する。代替として、追加の要素1250は、1208において、基地局が、複数のインターフェースおよびネットワークノードを通して中継されるメッセージを介してネットワークエンティティに現在利用可能な帯域幅の指示を送信することをさらに含み得る。代替として、追加の要素1250は、1210において、基地局が、たとえば、図6の628に示すように、運用および保守ベース指示を使用してネットワークエンティティに現在利用可能な帯域幅の指示を与えることをさらに含み得る。
図12Cに示すように、一態様では、要素1250は、1212において、現在利用可能な帯域幅を判断するために基地局によって使用される動的に変化するパラメータ中に1つまたは複数の近隣基地局からの干渉の測定値を含めることを含み得る。代替または追加として、要素1250は、1214において、現在利用可能な帯域幅を判断するために基地局によって使用される動的に変化するパラメータ中にユニキャストサービスに割り振られた帯域幅の測定値を含めることを含み得る。代替または追加として、要素1250は、1216において、現在利用可能な帯域幅を判断するための動的に変化するパラメータ中に他のマルチキャストサービスまたは送信に割り振られた帯域幅の測定値を含めることを含み得る。
図13を参照すると、マルチキャスト送信のQoSを制御する際に使用する、ワイヤレス通信システムの基地局からの動的帯域幅利用可能性を示すための、ワイヤレスネットワーク中の基地局として、あるいは基地局内で使用するためのプロセッサまたは同様のデバイスとして構成され得る例示的な装置1300が提供される。装置1300は、プロセッサ、ソフトウェア、またはそれらの組合せ(たとえば、ファームウェア)によって実装される機能を表すことができる機能ブロックを含み得る。
図示のように、一実施形態では、装置1300は、マルチキャスト送信中に、少なくとも1つの動的に変化するパラメータに応答して、基地局においてマルチキャスト送信のための現在利用可能な帯域幅を判断するための電気構成要素またはモジュール1302を含み得る。たとえば、電気構成要素1302は、ネットワークインターフェースなどと、本明細書で開示する動的測定パラメータを使用して利用可能帯域幅を判断するための命令をもつメモリとに結合された少なくとも1つの制御プロセッサを含み得る。電気構成要素1302は、マルチキャスト送信中に、少なくとも1つの動的に変化するパラメータに応答して、基地局においてマルチキャスト送信のための現在利用可能な帯域幅を判断するための手段であり得るか、またはその手段を含み得る。該手段は、1つまたは複数のプロセッサによって実行されるアルゴリズムを含み得る。アルゴリズムは、たとえば、図12Cに関連して示した動作1250のうちの少なくとも1つを使用して利用可能な(たとえば、未使用の)ダウンリンク帯域幅を測定することを含み得る。
装置1300は、アップストリームネットワークエンティティに、マルチキャスト送信のQoSを制御する際に使用する現在利用可能な帯域幅を示すための電気構成要素1304を含み得る。たとえば、電気構成要素1304は、本明細書で開示するシグナリング動作またはインターフェースのいずれかを使用してアップストリームエンティティにネットワーク負荷ファクタ、たとえば、利用可能帯域幅をシグナリングするための命令を保持するメモリに結合された少なくとも1つの制御プロセッサを含み得る。電気構成要素1304は、アップストリームネットワークエンティティに、マルチキャスト送信のQoSを制御する際に使用する現在利用可能な帯域幅を示すための手段であり得るか、またはその手段を含み得る。該手段は、1つまたは複数のプロセッサによって実行されるアルゴリズムを含み得る。アルゴリズムは、たとえば、ベンチマーク(たとえば、全帯域幅の割合または比率)に対して正規化することによって、または絶対値(たとえば、利用可能なビット/秒)を表すことによって利用可能帯域幅の測定値を定量化することと、定量的情報を、QoSを制御するアップストリームエンティティへの信号に記号的に符号化することとを含み得る。装置1300は、例示的な簡単のために図13に示していない、図12B〜図12Cに関連して説明した追加の動作1250のいずれかまたはすべてを実行するための同様の電気構成要素を含み得る。
関連する態様では、装置1300がネットワークエンティティとして構成された場合、装置1300は、少なくとも1つのプロセッサを有するプロセッサ構成要素1310をオプションとして含み得る。プロセッサ1310は、そのような場合、バス1312または同様の通信結合を介して、構成要素1320〜1304または同様の構成要素と動作可能に通信し得る。プロセッサ1310は、電気構成要素1302〜1304によって実行されるプロセスまたは機能の開始とスケジューリングとを実施し得る。
さらなる関係する態様では、装置1300は、他のネットワークエンティティと通信するためのネットワークインターフェース構成要素1314を含み得る。装置1300は、たとえば、メモリデバイス/構成要素1316など、情報を記憶するための構成要素をオプションとして含み得る。コンピュータ可読媒体またはメモリ構成要素1316は、バス1312などを介して装置1300の他の構成要素に動作可能に結合され得る。メモリ構成要素1316は、構成要素1302〜1304、およびそれらの副構成要素、またはプロセッサ1310、追加の動作1250、または本明細書で開示する方法のアクティビティを実行するためのコンピュータ可読命令およびデータを記憶するように適応され得る。メモリ構成要素1316は、構成要素1302〜1304に関連する機能を実行するための命令を保持し得る。メモリ1316の外部にあるものとして示されているが、構成要素1302〜1304はメモリ1316の内部に存在することができることを理解されたい。
中間ネットワークエンティティ
中間ネットワークエンティティ、たとえば、MCEは、マルチキャストエリアにおいてマルチキャスト送信のQoSを動的に制御する際に使用する、マルチキャストエリアからのネットワーク負荷情報をアグリゲートし、与えるように構成され得る。図14Aに、マルチキャスト送信のQoSを制御する際に使用する、WCSのネットワークエンティティからの動的帯域幅利用可能性を判断するための、ワイヤレス通信システムの中間ネットワークエンティティによって実行され得る方法1400を示す。方法1400は、1402において、WCSのマルチキャストエリアにおいてマルチキャスト送信のコンテンツを受信する基地局から現在利用可能な帯域幅の測定値を受信することを含み得る。測定値は、異なる時間に受信され得、現在の状態に応答して変化し得る。基地局は、たとえば、eMBMSとしてマルチキャスト送信をブロードキャストしていることがある。方法1400は、1404において、マルチキャスト送信中に、マルチキャストエリアにおけるマルチキャスト送信のためのアグリゲート利用可能帯域幅の測定値を判断することをさらに含み得る。本明細書で使用する、アグリゲート利用可能帯域幅は、マルチキャストエリア中の基地局からのネットワーク負荷/帯域幅利用可能性情報、たとえば、和、重み付き平均、平均値、最小値、最大値、中央値、または利用可能帯域幅の他のアグリゲート測定値を処理することによって判断された、マルチキャストエリアのための利用可能帯域幅の測定値を示す。したがって、アグリゲート利用可能帯域幅は、エリアにおいて1つまたは複数のマルチキャストサービスに割り振られた帯域幅が増加されたか、減少されたか、または静的なままであるか否かを示すために使用され得る。方法1400は、1406において、マルチキャスト送信のQoSを制御する際に使用するアグリゲート利用可能帯域幅の測定値を示すことをさらに含み得る。
さらに、図14Bに、マルチキャスト帯域幅利用可能性を示すための、中間ネットワークエンティティによって実装され得るさらなるオプション要素1450を示す。要素1450は、任意の動作順序で実行され得、または実行の特定の発生順を必要とすることなしに開発アルゴリズムによって包含され得る。動作は独立して実行され、相互排他的ではない。したがって、別のダウンストリームまたはアップストリーム動作が実行されるかどうかにかかわらず、そのような動作のうちのいずれか1つが実行され得る。たとえば、方法1400が追加の動作1450のうちの少なくとも1つを含む場合、方法1400は、必ずしも、図示され得るいかなる(1つまたは複数の)後続のダウンストリーム動作をも含む必要なしに、少なくとも1つの動作の後に終了し得る。
追加の要素1450は、1408において、中間ネットワークエンティティが、アップストリームネットワークエンティティにアグリゲート利用可能帯域幅の指示を送信することによってアグリゲート利用可能帯域幅を示すことを含み得る。動作1408は、アグリゲート測定値が関係する1つまたは複数のマルチキャスト送信セッション中に実行され得る。代替として、追加の要素1450は、1410において、中間ネットワークエンティティが、アップストリームネットワークエンティティに直接インターフェース上でメッセージを介して指示を送信することによってアグリゲート利用可能帯域幅を示すことをさらに含み得る。代替として、追加の要素1450は、1412において、中間ネットワークエンティティが、アップストリームネットワークエンティティにいくつかのインターフェースを通して中継されるメッセージを介して現在利用可能な帯域幅の指示を送信することによってアグリゲート利用可能帯域幅を示すことをさらに含み得る。代替として、追加の要素1450は、1416において、ネットワークエンティティが、運用および保守ベース指示を使用してアップストリームネットワークエンティティに現在利用可能な帯域幅の指示を与えることによってアグリゲート利用可能帯域幅を示すことをさらに含み得る。アグリゲート利用可能帯域幅を判断する、および/または図14A〜図14Bに示した他の動作を実行する中間ネットワークエンティティは、マルチキャスト協調エンティティ(MCE)であり得るか、またはそれを含み得る。
図15を参照すると、マルチキャスト送信のQoSを制御する際に使用する、WCSのネットワークエンティティからの現在の帯域幅利用可能性を判断するための、ワイヤレスネットワーク中の中間ネットワークエンティティとして、あるいはネットワークエンティティ内で使用するためのプロセッサまたは同様のデバイスとして構成され得る例示的な装置1500が提供される。装置1500は、プロセッサ、ソフトウェア、またはそれらの組合せ(たとえば、ファームウェア)によって実装される機能を表すことができる機能ブロックを含み得る。
図示のように、一実施形態では、装置1500は、WCSのマルチキャストエリアにおいてマルチキャスト送信のコンテンツを受信する基地局から現在利用可能な帯域幅の測定値を受信するための電気構成要素またはモジュール1502を含み得る。たとえば、電気構成要素1502は、ネットワークインターフェースなどと、1つまたは複数の基地局からネットワーク負荷ファクタ、たとえば、利用可能帯域幅を示す信号を受信するための命令をもつメモリとに結合された少なくとも1つの制御プロセッサを含み得る。電気構成要素1502は、WCSのマルチキャストエリアにおいてマルチキャスト送信のコンテンツを受信する基地局から現在利用可能な帯域幅の測定値を受信するための手段であり得るか、またはその手段を含み得る。該手段は、1つまたは複数のプロセッサによって実行されるアルゴリズムを含み得る。アルゴリズムは、たとえば、ネットワークリンク上でマルチキャストエリア中の複数の基地局から周期的または一時的メッセージを受信することであって、メッセージが、メッセージを送る基地局ごとの利用可能帯域幅の測定値を含む、受信することと、メッセージを復号して、測定値を取得することと、マルチキャスト送信の識別子に関連するコンピュータメモリに測定値を記憶することとを含み得る。
装置1500は、マルチキャスト送信中に、マルチキャストエリアにおけるマルチキャスト送信のためのアグリゲート利用可能帯域幅を判断するための電気構成要素1504を含み得る。たとえば、電気構成要素1504は、マルチキャストエリアのための利用可能帯域幅のアグリゲート測定値を判断するために利用可能帯域幅の測定値または指示をアグリゲートするための命令を保持するメモリに結合された少なくとも1つの制御プロセッサを含み得る。電気構成要素1504は、マルチキャスト送信中に、マルチキャストエリアにおけるマルチキャスト送信のためのアグリゲート利用可能帯域幅を判断するための手段であり得るか、またはその手段を含み得る。該手段は、1つまたは複数のプロセッサによって実行されるアルゴリズムを含み得る。アルゴリズムは、たとえば、基地局からの周期的または一時的更新に応答して、たとえば、平均、和、中央値、または他のアグリゲーションを計算することによって、マルチキャストエリアのためのアグリゲート利用可能帯域幅を判断するために利用可能帯域幅の記憶された測定値をアグリゲートすることを含み得る。アルゴリズムは、(たとえば、マルチキャストエリアにおける利用可能帯域幅の変化などの定義されたイベントに応答して)周期的または一時的に実行され得る。
装置1500は、マルチキャスト送信のQoSを制御する際に使用するアグリゲート利用可能帯域幅を示すための電気構成要素1506を含み得る。たとえば、電気構成要素1506は、本明細書で開示する新規の動作またはインターフェースのいずれかを使用してアップストリームエンティティにアグリゲート測定値をシグナリングするための命令を保持するメモリに結合された少なくとも1つの制御プロセッサを含み得る。電気構成要素1506は、マルチキャスト送信のQoSを制御する際に使用するアグリゲート利用可能帯域幅を示すための手段であり得るか、またはその手段を含み得る。該手段は、1つまたは複数のプロセッサによって実行されるアルゴリズムを含み得る。アルゴリズムは、たとえば、アグリゲート利用可能帯域幅の測定値を含むメッセージを生成することと、アグリゲート測定値に基づいて動的QoSを指定するように指定された構成要素のエンティティにメッセージを送信することとを含み得る。アルゴリズムは、(たとえば、マルチキャストエリアにおける利用可能帯域幅の変化などの定義されたイベントに応答して)周期的または一時的に実行され得る。装置1500は、例示的な簡単のために図15に示していない、図14Bに関連して説明した追加の動作1450のいずれかまたはすべてを実行するための同様の電気構成要素を含み得る。
関連する態様では、装置1500がネットワークエンティティとして構成された場合、装置1500は、少なくとも1つのプロセッサを有するプロセッサ構成要素1510をオプションとして含み得る。プロセッサ1510は、そのような場合、バス1512または同様の通信結合を介して、構成要素1502〜1506または同様の構成要素と動作可能に通信し得る。プロセッサ1510は、電気構成要素1502〜1506によって実行されるプロセスまたは機能の開始とスケジューリングとを実施し得る。
さらなる関連する態様では、装置1500は、他のネットワークエンティティと通信するためのネットワークインターフェース構成要素1514を含み得る。装置1500は、たとえば、メモリデバイス/構成要素1516など、情報を記憶するための構成要素をオプションとして含み得る。コンピュータ可読媒体またはメモリ構成要素1516は、バス1512などを介して装置1500の他の構成要素に動作可能に結合され得る。メモリ構成要素1516は、構成要素1502〜1506、およびそれらの副構成要素、またはプロセッサ1510、追加の動作1450、または本明細書で開示する方法の動作を実行するためのコンピュータ可読命令およびデータを記憶するように適応され得る。メモリ構成要素1516は、構成要素1502〜1506に関連する機能を実行するための命令を保持し得る。メモリ1516の外部にあるものとして示されているが、構成要素1502〜1504はメモリ1516の内部に存在することができることを理解されたい。
情報および信号は多種多様な技術および技法のいずれかを使用して表され得ることを、当業者は理解されよう。たとえば、上記の説明全体にわたって言及され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁界または磁性粒子、光場または光学粒子、あるいはそれらの任意の組合せによって表され得る。
さらに、本明細書の開示に関して説明した様々な例示的な論理ブロック、モジュール、回路、およびアルゴリズムステップは、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、または両方の組合せとして実装され得ることを、当業者は諒解されよう。ハードウェアとソフトウェアのこの互換性を明確に示すために、様々な例示的な構成要素、ブロック、モジュール、回路、およびステップについて、上記では概してそれらの機能に関して説明した。そのような機能をハードウェアとして実装するか、ソフトウェアとして実装するかは、特定の適用例および全体的なシステムに課せられた設計制約に依存する。当業者は、説明した機能を特定の適用例ごとに様々な方法で実装し得るが、そのような実装の決定は、本開示の範囲からの逸脱を生じるものと解釈すべきではない。
本明細書の開示に関して説明した様々な例示的な論理ブロック、モジュール、および回路は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)または他のプログラマブル論理デバイス、個別ゲートまたはトランジスタ論理、個別ハードウェア構成要素、あるいは本明細書で説明した機能を実行するように設計されたそれらの任意の組合せを用いて実装または実行され得る。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであり得るが、代替として、プロセッサは、任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、または状態機械であり得る。プロセッサはまた、コンピューティングデバイスの組合せ、たとえば、DSPとマイクロプロセッサとの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携する1つまたは複数のマイクロプロセッサ、あるいは任意の他のそのような構成として実装され得る。
本明細書の開示に関して説明した方法またはアルゴリズムのステップは、直接ハードウェアで実施されるか、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュールで実施されるか、またはその2つの組合せで実施され得る。ソフトウェアモジュールは、RAMメモリ、フラッシュメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハードディスク、リムーバブルディスク、CD−ROM、または当技術分野で知られている任意の他の形態の記憶媒体中に常駐し得る。例示的な記憶媒体は、プロセッサが記憶媒体から情報を読み取り、記憶媒体に情報を書き込むことができるように、プロセッサに結合される。代替として、記憶媒体はプロセッサに一体化され得る。プロセッサおよび記憶媒体はASIC中に常駐し得る。ASICはユーザ端末内に常駐し得る。代替として、プロセッサおよび記憶媒体は、ユーザ端末中に個別構成要素として常駐し得る。
1つまたは複数の例示的な設計では、説明した機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの組合せで実装され得る。ソフトウェアで実装した場合、機能は、1つまたは複数の命令またはコードとしてコンピュータ可読媒体上に記憶されるか、あるいはコンピュータ可読媒体を介して送信され得る。コンピュータ可読媒体は、ある場所から別の場所へのコンピュータプログラムの転送を可能にする任意の媒体を含む、コンピュータ記憶媒体とコンピュータ通信媒体の両方を含む。記憶媒体は、汎用または専用コンピュータによってアクセスされ得る任意の利用可能な媒体であり得る。限定ではなく例として、そのようなストレージ(非一時的)コンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROM、または他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージまたは他の磁気ストレージデバイス、あるいは命令またはデータ構造の形態の所望のプログラムコード手段を搬送または記憶するために使用され得、汎用もしくは専用コンピュータ、または汎用もしくは専用プロセッサによってアクセスされ得る、任意の他の媒体を備えることができる。また、いかなる接続も、送信信号の非一時的ストレージに関与する範囲でコンピュータ可読媒体と適切に呼ばれ得る。本明細書で使用するディスク(disk)およびディスク(disc)は、コンパクトディスク(disc)(CD)、レーザディスク(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)およびブルーレイ(登録商標)ディスク(disc)を含み、ディスク(disk)は、通常、データを磁気的に符号化し、ディスク(disc)は、光学的に符号化されたデータを保持する。上記の組合せもコンピュータ可読媒体の範囲内に含めるべきである。
本開示についての以上の説明は、いかなる当業者も本開示を作成または使用することができるように与えたものである。本開示への様々な修正は当業者には容易に明らかとなり、本明細書で定義した一般原理は、本開示の趣旨または範囲から逸脱することなく他の変形形態に適用され得る。したがって、本開示は、本明細書で説明した例および設計に限定されるものではなく、本明細書で開示した原理および新規の特徴に合致する最も広い範囲を与えられるべきである。

Claims (53)

  1. ワイヤレス通信システム(WCS)のネットワークエンティティからマルチキャスト送信のサービス品質(QoS)を動的に制御するための方法であって、
    初期QoSを有するマルチキャスト送信を開始することと、
    前記マルチキャスト送信の終了より前に、マルチキャストエリアのネットワーク負荷ファクタに応答して、前記マルチキャスト送信の更新QoSを生成することと
    を備える、方法。
  2. 前記ネットワークエンティティがブロードキャストマルチキャストサービスセンター(BM−SC)を備える、
    請求項1に記載の方法。
  3. 前記更新QoSを使用して前記マルチキャスト送信を更新することをさらに備える、
    請求項1に記載の方法。
  4. 前記マルチキャスト送信を受信するモバイルエンティティに前記更新QoSを示すことをさらに備える、
    請求項1に記載の方法。
  5. 前記ネットワークエンティティは、前記モバイルエンティティからフィードバックを受信しない、
    請求項4に記載の方法。
  6. 前記更新QoSを示すことは、前記モバイルエンティティにメディア構成要素をストリーミングするためのパラメータを与えることと、告知中で、指定されたフレーム境界または時間において効力を発する前記パラメータのうちの新しいパラメータを指定することとを備える、
    請求項4に記載の方法。
  7. セッション記述プロトコル(SDP)、修正されたSDP、ファイル記述テーブル(FDT)、または修正されたFDT
    のうちの少なくとも1つに従って前記告知を送信することをさらに備える、
    請求項6に記載の方法。
  8. 前記更新QoSを示すことは、対応する制御ストリーム中で前記パラメータを送ること、または前記マルチキャスト送信のためのストリームトランスポートプロトコルのヘッダ中に前記パラメータを含めることのうちの少なくとも1つによって実行される、
    請求項6に記載の方法。
  9. 前記ストリームトランスポートプロトコルがHTTPプッシュプロトコルを備える、
    請求項8に記載の方法。
  10. 前記ネットワーク負荷ファクタを示すフィードバック、更新QoS、あるいはQoSまたは前記QoSを制御する際に使用するネットワーク負荷ファクタに限定されない1つまたは複数の追加のファクタのうちの少なくとも1つを取得するために、前記WCS内の中間ノードと通信することをさらに備える、
    請求項1に記載の方法。
  11. 前記ネットワーク負荷ファクタを受信することをさらに備え、前記ネットワーク負荷ファクタは、前記マルチキャストエリアにおける前記マルチキャスト送信のための利用可能帯域幅を示す、
    請求項10に記載の方法。
  12. 直接インターフェース上のメッセージ、いくつかのインターフェースを通して中継されるメッセージ、または運用および保守ベース指示のうちの少なくとも1つを介してマルチキャスト協調エンティティ(MCE)から前記ネットワーク負荷ファクタを受信することをさらに備える、
    請求項10に記載の方法。
  13. 直接インターフェース上のメッセージ、いくつかのインターフェースを通して中継されるメッセージ、または運用および保守ベース指示のうちの少なくとも1つを介してeノードB(eNB)から前記ネットワーク負荷ファクタを受信することをさらに備える、
    請求項10に記載の方法。
  14. ワイヤレス通信システム(WCS)のネットワークエンティティからマルチキャスト送信のサービス品質(QoS)を動的に制御するためのシステムであって、
    初期QoSを有するマルチキャスト送信を開始するための手段と、
    前記マルチキャスト送信の終了より前に、マルチキャストエリアのネットワーク負荷ファクタに応答して、前記マルチキャスト送信の更新QoSを生成するための手段と
    を備える、システム。
  15. ワイヤレス通信システム(WCS)のネットワークエンティティからマルチキャスト送信のサービス品質(QoS)を動的に制御するためのシステムであって、
    初期QoSを有するマルチキャスト送信を開始することと、前記マルチキャスト送信の終了より前に、マルチキャストエリアのネットワーク負荷ファクタに応答して、前記マルチキャスト送信の更新QoSを生成することとを行うように構成される少なくとも1つのプロセッサと、
    前記少なくとも1つのプロセッサに結合された、データを記憶するためのメモリと
    を備える、システム。
  16. 前記プロセッサは、前記WCS中のブロードキャストマルチキャストサービスセンター(BM−SC)として動作するようにさらに構成される、
    請求項15に記載のシステム。
  17. 前記プロセッサは、前記更新QoSを使用して前記マルチキャスト送信を更新するようにさらに構成される、
    請求項15に記載のシステム。
  18. 前記プロセッサは、前記マルチキャスト送信を受信するモバイルエンティティに前記更新QoSを示すようにさらに構成される、
    請求項15に記載のシステム。
  19. 前記プロセッサは、前記モバイルエンティティからフィードバックを受信しないようにさらに構成される、
    請求項18に記載のシステム。
  20. 前記プロセッサは、前記モバイルエンティティにメディア構成要素をストリーミングするためのパラメータを与えること、または告知中で、指定されたフレーム境界または時間において効力を発する前記パラメータのうちの新しいパラメータを指定することのうちの少なくとも1つによって、前記更新QoSを示すようにさらに構成される、
    請求項18に記載のシステム。
  21. 前記プロセッサは、セッション記述プロトコル(SDP)、修正されたSDP、ファイル記述テーブル(FDT)、または修正されたFDTのうちの少なくとも1つに従って前記告知を送信するようにさらに構成される、
    請求項20に記載のシステム。
  22. 前記プロセッサは、対応する制御ストリーム中で前記パラメータを送ること、または前記マルチキャスト送信のためのストリームトランスポートプロトコルのヘッダ中に前記パラメータを含めることのうちの少なくとも1つによって前記更新QoSを示すようにさらに構成される、
    請求項20に記載のシステム。
  23. 前記プロセッサは、HTTPプッシュプロトコルを備える前記ストリームトランスポートプロトコルを構成するようにさらに構成される、
    請求項22に記載のシステム。
  24. 前記プロセッサは、前記ネットワーク負荷ファクタを示すフィードバック、更新QoS、あるいはQoSまたは前記QoSを制御する際に使用するネットワーク負荷ファクタに限定されない1つまたは複数の追加のファクタのうちの少なくとも1つを取得するために、前記WCS内の中間ノードと通信するようにさらに構成される、
    請求項15に記載のシステム。
  25. 前記プロセッサは、前記ネットワーク負荷ファクタを受信するようにさらに構成され、前記ネットワーク負荷ファクタは、前記マルチキャストエリアにおける前記マルチキャスト送信のための利用可能帯域幅を示す、
    請求項24に記載のシステム。
  26. 前記プロセッサは、直接インターフェース上のメッセージ、いくつかのインターフェースを通して中継されるメッセージ、または運用および保守ベース指示のうちの少なくとも1つを介してマルチキャスト協調エンティティ(MCE)から前記ネットワーク負荷ファクタを受信するようにさらに構成される、
    請求項24に記載のシステム。
  27. 前記プロセッサは、直接インターフェース上のメッセージ、いくつかのインターフェースを通して中継されるメッセージ、または運用および保守ベース指示のうちの少なくとも1つを介してeノードB(eNB)から前記ネットワーク負荷ファクタを受信するようにさらに構成される、
    請求項24に記載のシステム。
  28. 初期QoSを有するマルチキャスト送信を開始することと、前記マルチキャスト送信の終了より前に、マルチキャストエリアのネットワーク負荷ファクタに応答して、前記マルチキャスト送信の更新QoSを生成することとを行うためのコードを備えるコンピュータ可読媒体
    を備える、コンピュータプログラム製品。
  29. モバイルデバイスを使用して、動的に制御されるサービス品質(QoS)を有するマルチキャスト送信を使用するための方法であって、
    ワイヤレス通信システムにおいてマルチキャスト送信を介してコンテンツを受信することと、
    前記マルチキャスト送信中に更新QoSを受信することと、
    前記更新QoSに従って前記コンテンツの後続の部分を処理することと
    を備える、方法。
  30. 前記更新QoSを受信することは、前記コンテンツのメディアストリームを処理するための少なくとも1つのパラメータを受信することを備える、
    請求項29に記載の方法。
  31. 前記パラメータを受信することは、前記メディアストリームのための前記パラメータを含んでいる対応する制御ストリームを受信することを備える、
    請求項29に記載の方法。
  32. 前記パラメータを受信することは、各々が前記メディアストリームの1つまたは複数の指定されたフレーム境界または時間において効力を発するための前記パラメータのうちの新しいパラメータを備える、告知を受信すること備える、
    請求項29に記載の方法。
  33. セッション記述プロトコル(SDP)、または修正されたファイル記述テーブル(FDT)のうちの少なくとも1つに従って前記告知のうちの複数の告知を受信することをさらに備える、
    請求項32に記載の方法。
  34. 前記パラメータを受信することは、前記マルチキャスト送信のためのストリームトランスポートプロトコルのヘッダ中で前記パラメータを受信することを備える、
    請求項30に記載の方法。
  35. 前記ストリームトランスポートプロトコルがHTTPプッシュプロトコルを備える、
    請求項34に記載の方法。
  36. 動的に制御されるサービス品質(QoS)を有するマルチキャスト送信を使用するためのシステムであって、
    ワイヤレス通信システムにおいてマルチキャスト送信を介してコンテンツを受信するための手段と、
    前記マルチキャスト送信中に更新QoSを受信するための手段と、
    前記更新QoSに従って前記コンテンツの後続の部分を処理するための手段と
    を備える、システム。
  37. 動的に制御されるサービス品質(QoS)を有するマルチキャスト送信を使用するためのシステムであって、
    ワイヤレス通信システムにおいてマルチキャスト送信を介してコンテンツを受信することと、前記マルチキャスト送信中に更新QoSを受信することと、前記更新QoSに従って前記コンテンツの後続の部分を処理することとを行うように構成される少なくとも1つのプロセッサと、
    前記少なくとも1つのプロセッサに結合された、データを記憶するためのメモリと
    を備える、システム。
  38. 前記プロセッサは、前記コンテンツのメディアストリームを処理するための少なくとも1つのパラメータを受信することによって前記更新QoSを受信するようにさらに構成される、
    請求項37に記載のシステム。
  39. 前記プロセッサは、前記メディアストリームのための前記パラメータを含んでいる対応する制御ストリームを受信すること、または各々が前記メディアストリームの1つまたは複数の指定されたフレーム境界または時間において効力を発するための前記パラメータのうちの新しいパラメータを備える、告知を受信することのうちの少なくとも1つによって前記パラメータを受信するようにさらに構成される、
    請求項38に記載のシステム。
  40. 前記プロセッサは、セッション記述プロトコル(SDP)、または修正されたファイル記述テーブル(FDT)のうちの少なくとも1つに従って前記告知のうちの複数の告知を受信するようにさらに構成される、
    請求項39に記載のシステム。
  41. 前記プロセッサは、前記マルチキャスト送信のためのストリームトランスポートプロトコルのヘッダ中で前記パラメータを受信するようにさらに構成される、
    請求項38に記載のシステム。
  42. 前記プロセッサは、HTTPプッシュプロトコルを備える前記ストリームトランスポートプロトコルを受信するようにさらに構成される、
    請求項41に記載のシステム。
  43. ワイヤレス通信システムにおいてマルチキャスト送信を介してコンテンツを受信することと、前記マルチキャスト送信中に更新QoSを受信することと、前記更新QoSに従って前記コンテンツの後続の部分を処理することとを行うためのコードを備えるコンピュータ可読媒体
    を備える、コンピュータプログラム製品。
  44. マルチキャスト送信のサービス品質(QoS)を制御する際に使用する、ワイヤレス通信システム(WCS)のネットワークエンティティからの動的帯域幅利用可能性を判断するための方法であって、
    前記WCSのマルチキャストエリアにおいてマルチキャスト送信のコンテンツを受信する基地局から現在利用可能な帯域幅の測定値を受信することと、
    前記マルチキャスト送信中に、前記マルチキャストエリアにおける前記マルチキャスト送信のためのアグリゲート利用可能帯域幅を判断することと、
    前記マルチキャスト送信のQoSを制御する際に使用する前記アグリゲート利用可能帯域幅を示すことと
    を備える、方法。
  45. 前記アグリゲート利用可能帯域幅を示すことは、アップストリームネットワークエンティティに前記アグリゲート利用可能帯域幅の指示を送信すること、または運用および保守ベース指示を使用して前記アップストリームネットワークエンティティに前記現在利用可能な帯域幅の指示を与えることのうちの少なくとも1つを備える、
    請求項44に記載の方法。
  46. 前記アップストリームネットワークエンティティに直接インターフェース上のメッセージを介して前記指示を送信すること、または前記アップストリームネットワークエンティティにいくつかのインターフェースを通して中継されるメッセージを介して前記指示を送信することのうちの少なくとも1つをさらに備える、
    請求項45に記載の方法。
  47. 前記アグリゲート利用可能帯域幅を判断する前記ネットワークエンティティがマルチキャスト協調エンティティ(MCE)を備える、
    請求項44に記載の方法。
  48. マルチキャスト送信のサービス品質(QoS)を制御する際に使用する、ワイヤレス通信システム(WCS)のネットワークエンティティからの動的帯域幅利用可能性を判断するためのシステムであって、
    前記WCSのマルチキャストエリアにおいてマルチキャスト送信のコンテンツを受信する基地局から現在利用可能な帯域幅の測定値を受信するための手段と、
    前記マルチキャスト送信中に、前記マルチキャストエリアにおける前記マルチキャスト送信のためのアグリゲート利用可能帯域幅を判断するための手段と、
    前記マルチキャスト送信のQoSを制御する際に使用する前記アグリゲート利用可能帯域幅を示すための手段と
    を備える、システム。
  49. マルチキャスト送信のサービス品質(QoS)を制御する際に使用する、ワイヤレス通信システム(WCS)のネットワークエンティティからの動的帯域幅利用可能性を判断するためのシステムであって、
    前記WCSのマルチキャストエリアにおいてマルチキャスト送信のコンテンツを受信する基地局から現在利用可能な帯域幅の測定値を受信することと、前記マルチキャスト送信中に、前記マルチキャストエリアにおける前記マルチキャスト送信のためのアグリゲート利用可能帯域幅を判断することと、前記マルチキャスト送信のQoSを制御する際に使用する前記アグリゲート利用可能帯域幅を示すこととを行うように構成される少なくとも1つのプロセッサと、
    前記少なくとも1つのプロセッサに結合された、データを記憶するためのメモリと
    を備える、システム。
  50. 前記プロセッサは、アップストリームネットワークエンティティに前記アグリゲート利用可能帯域幅の指示を送信すること、または運用および保守ベース指示を使用して前記アップストリームネットワークエンティティに前記現在利用可能な帯域幅の指示を与えることのうちの少なくとも1つによって前記アグリゲート利用可能帯域幅を示すようにさらに構成される、
    請求項49に記載のシステム。
  51. 前記アップストリームネットワークエンティティに直接インターフェース上のメッセージを介して前記指示を送信すること、または前記アップストリームネットワークエンティティにいくつかのインターフェースを通して中継されるメッセージを介して前記指示を送信することのうちの少なくとも1つをさらに備える、
    請求項50に記載のシステム。
  52. 前記プロセッサは、マルチキャスト協調エンティティ(MCE)として動作するようにさらに構成される、
    請求項49に記載のシステム。
  53. 前記WCSのマルチキャストエリアにおいてマルチキャスト送信のコンテンツを受信する基地局から現在利用可能な帯域幅の測定値を受信することと、前記マルチキャスト送信中に、前記マルチキャストエリアにおける前記マルチキャスト送信のためのアグリゲート利用可能帯域幅を判断することと、前記マルチキャスト送信のQoSを制御する際に使用する前記アグリゲート利用可能帯域幅を示すこととを行うためのコードを備えるコンピュータ可読媒体
    を備える、コンピュータプログラム製品。
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