WO2008072565A1 - QoS早期確立方法、その方法で用いられる移動端末、その方法で用いられるアクセスルータ、その方法で用いられる通信装置 - Google Patents

QoS早期確立方法、その方法で用いられる移動端末、その方法で用いられるアクセスルータ、その方法で用いられる通信装置 Download PDF

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Abstract

 MNのハンドオーバ前に、予約経路に対しQoSリソース予約準備やQoSリソース予約をMNの現在のCoAを用いて行うことにより、CNが信頼できるノードとの間でシグナリングメッセージを送受信できるQoS早期確立方法などを提供する技術が開示され、その技術によれば移動端末100が、現在属するサブネットワークから別のサブネットワークへ移動する際、移動端末が現在属するサブネットワークにおけるアドレスを送信元とする、QoSリソース予約準備のためのシグナリングメッセージ又はQoSリソース予約のためのシグナリングメッセージを通信装置110あてに別のサブネットワークのアクセスルータの移動先アクセスルータ112に向けて送信するステップと、移動先アクセスルータが、受信したQoSリソース予約準備のためのシグナリングメッセージ又はQoSリソース予約のためのシグナリングメッセージを通信装置に転送するステップとを有する。

Description

明 細 書
QoS早期確立方法、その方法で用いられる移動端末、その方法で用いら れるアクセスルータ、その方法で用いられる通信装置
技術分野
[0001] 本発明は、移動端末がハンドオーバをした場合に移動先で早期に QoSの保証を 受けることが可能な QoS早期確立方法、その方法で用いられる移動端末、その方法 で用いられるアクセスルータ、その方法で用いられる通信装置に関する。
背景技術
[0002] 移動端末から無線ネットワークを通じてインターネットなどの通信ネットワークにァク セスするユーザに対して、移動しながらでもシームレスに通信ネットワークの接続を提 供できる技術として、次世代インターネットプロトコルであるモパイル IPv6 (Internet Pr otocol version 6)を利用したものが普及してきている(下記の非特許文献 1を参照)。 一方、ネットワークを利用した通信に QoS (Quality of Service)保証を行う技術として、 下記の非特許文献 2に記載された NSIS (Next Steps In Signaling)がある。
[0003] NSISにおける QoS保証の方法について図 16を用いて説明する。図 16において MN (Mobile Node)は最初サブネットワーク 20aに所属し、経路 18を通して CN (Corr espondent Node) 15と通信している。経路 18上には AR (Access Router) 11、 QNE ( QoS NSIS Entity)12、 QNE13、 QNE14が存在する。また、不図示ではあるが、経 路 18上にはこれ以外にも通常のルータ(QNE以外のルータ)も存在する。今、 MN1 0が CN15に対しデータを送信しているとすると、 MN10は CN15に対し RESERVE メッセージを送ることにより、経路 18上の QNEに QoSリソースを予約する。
[0004] また、 CN15が MN10に対しデータを送信している場合には、 CN15が MN10に 対し RESERVEメッセージを送ることにより、経路 18上の QNEに QoSリソースを予約 する。なお、 RESERVEメッセージを送信する際、 CN15 (通信相手ノード)力、らトリガ となるシグナリングメッセージ(例えば、 QUERYなど)を受け取ってもよい。また、図 1 6では MN10から CN15へのデータ及びシグナリングの経路と、 CN15力、ら MN10へ のデータ及びシグナリングの経路が同じ経路 18として描かれている力 経路は MN1 0から CN15の場合と CN15から MN10の場合とで異なることもある。
[0005] そして、 MN10がサブネットワーク 20bに移動した場合、同様の方法で経路 19上の QNE、すなわち QNE17、 QNE13、 QNE14に対して新たな QoSリソースが予約さ れる。この際、経路 18と経路 19が重なり合う部分、すなわち、 QNE13から CN15ま での部分に関しては、経路 18用に予約されていた QoSのステートが経路 19用の Qo Sステートとして更新される。なお、ここでは MN10や CN15が QNE機能を持つもの と仮定している。また、 AR11や AR16も QNE機能を有する場合があり、この場合、 A R11や AR16にも RESERVEメッセージにより QoSリソースが予約される。
特許文献 1:国際公開第 W006/041 183号パンフレット
非特許文献 1: D.Johnson, C.Perkins and J. Arkko, "Mobility Support in IPv6",RFC37 75 June 2004
非特許文献 2 : R.Hancock(editor),G.Karagiannis,J.Loughney and S.Van den Bosch," Next Steps in Signaling(NSIS): Framework, RFC4080, June 2005
非特許文献 3 : T.Ue,T.Sanda and .Honma 'QoS Mobility Support with Proxy-assist ed Fast Crossover Node Discovery", WPMC2004
非特許文献 4 : F.Baker,C.Iturralde,F.Le Faucheur and B.Davie, "Aggregation of RSV P for IPv4 and IPv6 Reservations", RFC3175, September 2001
[0006] 既存技術では、 MN10の移動が完了してから新しい経路(経路 19)に QoSリソース が予約される。しかし、この場合、経路 19への QoSリソース予約が完了するまでの間 に経路 19を通じて MN10と CN15との間で送受信されたデータは QoS保証を受け ることができない、すなわち、ハンドオーバ時に QoS保証の瞬断が起きる。この問題 を解決するため、上記の非特許文献 3には、 MN10が実際にハンドオーバを行う前 に、ハンドオーバ後の経路上に存在するプロキシ QNE (例えば、 AR16)を特定し、 AR16が CN15との間でシグナリングメッセージを送受信することにより、経路 19にあ らかじめ QoS予約や QoS予約のための準備を行う方法が記載されている。しかし、モ パイル IPv6のセキュリティを考慮した場合、 CN 15との間で Return Routability (R R)及び Binding Update (BU)が完了していないノードから、 CN15がパケットを受 け取ることは好ましくない。 発明の開示
[0007] 本発明は、上記の問題点に鑑み、 MNのハンドオーバ前に、予約経路に対して Qo Sリソース予約準備や QoSリソース予約を MNの現在の CoA(Care of Address)を用 いて行うことにより、 CNが信頼できるノードとの間でシグナリングメッセージを送受信 できる QoS早期確立方法、その方法で用いられる移動端末、その方法で用いられる アクセスルータ、その方法で用いられる通信装置を提供することを目的とする。
[0008] 上記目的を達成するために、本発明によれば、それぞれがサブネットワークを構成 する複数のアクセスルータが通信ネットワークを介して接続され、無線通信を通じて 前記アクセスルータとの通信を行うよう構成されている移動端末と、前記移動端末の 通信相手である通信装置と、前記移動端末と前記通信装置との間に位置し、前記移 動端末と前記通信装置との間で送信されるデータを中継する複数の中継ノードとか ら構成される通信システムにおける QoS早期確立方法であって、前記データの送信 方向が前記移動端末から前記通信装置の場合、前記移動端末が、現在属するサブ ネットワークから別のサブネットワークへ移動する場合に、前記移動端末が現在属す る前記サブネットワークにおけるアドレスを送信元とする、 QoSリソース予約準備のた めのシグナリングメッセージ又は QoSリソース予約のためのシグナリングメッセージを 前記通信装置あてに前記別のサブネットワークの前記アクセスルータである移動先 アクセスルータに向けて送信するステップと、前記移動先アクセスルータ力 受信した 前記 QoSリソース予約準備のためのシグナリングメッセージ又は前記 QoSリソース予 約のためのシグナリングメッセージを前記通信装置に転送するステップとを、有する Q oS早期確立方法が提供される。この構成により、 MNのハンドオーバ前に、予約経 路に対して QoSリソース予約準備や QoSリソース予約を MNの現在の CoAを用いて 行うことにより、 CNが信頼できるノードとの間でシグナリングメッセージを送受信できる
[0009] また、本発明の QoS早期確立方法において、前記移動端末が、前記移動端末と前 記移動先アクセスルータとの間に位置する前記中継ノードに前記 QoSリソース予約 準備又は前記 QoSリソース予約の処理をさせないようにするための処理禁止ビットを 、前記 QoSリソース予約準備のためのシグナリングメッセージ又は前記 QoSリソース 予約のためのシグナリングメッセージに付加して前記通信装置あてに前記移動先ァ クセスルータに向けて送信し、前記移動先アクセスルータが、受信した前記 QoSリソ ース予約準備のためのシグナリングメッセージ又は前記 QoSリソース予約のためのシ ダナリングメッセージに付加された前記処理禁止ビットを取り除いて前記通信装置に 転送することは、本発明の好ましい態様である。この構成により、途中の QNEがシグ ナリングメッセージを受信しても QoSリソース予約準備や QoSリソース予約の処理を 行わせないため、 QNEにおける負荷を低減させることができる。
[0010] また、本発明の QoS早期確立方法において、前記移動端末が、送信元が前記移 動端末のアドレスであり、送信先が前記移動先アクセスルータのアドレスであるヘッダ を、前記 QoSリソース予約準備のためのシグナリングメッセージ又は前記 QoSリソー ス予約のためのシグナリングメッセージに付加しカプセル化して前記通信装置あてに 前記移動先アクセスルータに向けて送信し、前記移動先アクセスルータが、受信した 前記カプセル化された前記 QoSリソース予約準備のためのシグナリングメッセージ又 は前記 QoSリソース予約のためのシグナリングメッセージから、付加された前記へッ ダを取り除いて前記通信装置に転送することは、本発明の好ましい態様である。この 構成により、途中の QNEにシグナリングメッセージの受信をさせないため、さらに QN Eにおける負荷を低減させることができる。
[0011] また、本発明の QoS早期確立方法において、前記移動端末が、前記 QoSリソース 予約準備のためのシグナリングメッセージ又は前記 QoSリソース予約のためのシグナ リングメッセージのプロトコル番号を、前記移動端末と前記移動先アクセスルータとの 間の前記中継ノードに受信されないようにするためのプロトコル番号に置き換えて前 記通信装置あてに前記移動先アクセスルータに向けて送信し、前記移動先アクセス ルータが、受信した前記 QoSリソース予約準備のためのシグナリングメッセージ又は 前記 QoSリソース予約のためのシグナリングメッセージの置き換えられた前記プロトコ ノレ番号を、置き換える前の前記プロトコル番号に戻して前記通信装置に転送すること は、本発明の好ましい態様である。この構成により、途中の QNEにシグナリングメッセ ージの受信をさせないため、さらに QNEにおける負荷を低減させることができる。
[0012] また、本発明の QoS早期確立方法において、前記移動端末が、前記移動先ァクセ スルータを特定できない場合、前記 QoSリソース予約準備のためのシグナリングメッ セージ又は前記 QoSリソース予約のためのシグナリングメッセージを前記通信装置あ てに前記移動先アクセスルータの候補となるすべてのアクセスルータに向けて送信 することは、本発明の好ましい態様である。この構成により、移動先アクセスルータが 特定されていなくても、早期に QoS保証を受けることができる。
また、本発明によれば、それぞれがサブネットワークを構成する複数のアクセスルー タが通信ネットワークを介して接続され、無線通信を通じて前記アクセスルータとの通 信を行うよう構成されて V、る移動端末と、前記移動端末の通信相手である通信装置と 、前記移動端末と前記通信装置との間に位置し、前記移動端末と前記通信装置との 間で送信されるデータを中継する複数の中継ノードとから構成される通信システムに おける QoS早期確立方法であって、前記データの送信方向が前記移動端末と前記 通信装置との間において双方向である場合、前記移動端末が、現在属するサブネッ トワークから別のサブネットワーク 移動する場合に、前記移動端末が現在属する前 記サブネットワークにおけるアドレスを送信元とする、 QoSリソース予約準備のための シグナリングメッセージ又は QoSリソース予約のためのシグナリングメッセージに、前 記通信装置から前記移動端末の方向 の QoSリソース予約準備又は QoSリソース 予約をさせるための指示情報を含めて、前記通信装置あてに前記別のサブネットヮ ークの前記アクセスルータである移動先アクセスルータに向けて送信するステップと、 前記移動先アクセスルータが、受信した前記 QoSリソース予約準備のためのシグナリ ングメッセージ又は前記 QoSリソース予約のためのシグナリングメッセージを前記通 信装置に転送するステップと、前記通信装置が、受信した前記指示情報に基づいて 、前記通信装置から前記移動端末の方向への QoSリソース予約準備のためのシグ ナリングメッセージ又は QoSリソース予約のためのシグナリングメッセージを作成し、 前記移動端末が現在属する前記サブネットワークにおける前記アドレスあてに前記 移動先アクセスルータに向けて送信するステップとを、有する QoS早期確立方法が 提供される。この構成により、 MNのハンドオーバ前に、予約経路に対して QoSリソー ス予約準備や QoSリソース予約を MNの現在の CoAを用いて行うことにより、 CNが 信頼できるノードとの間でシグナリングメッセージを送受信できる。 [0014] また、本発明の QoS早期確立方法において、前記指示情報が、前記移動端末が 現在属する前記サブネットワークにおける前記アドレスを送信先として前記移動先ァ クセスルータを経由させて、前記通信装置から前記移動端末の方向への前記 QoSリ ソース予約準備のためのシグナリングメッセージ又は前記 QoSリソース予約のための シグナリングメッセージを送信する旨、前記移動先アクセスルータと前記移動端末と の間の前記中継ノードに、前記通信装置から前記移動端末の方向 の前記 QoSリ ソース予約準備のためのシグナリングメッセージ又は前記 QoSリソース予約のための シグナリングメッセージを処理させないように指示する旨、前記移動先アクセスルータ がプロキシである旨の情報であることは、本発明の好ましい態様である。この構成によ り、適切なシグナリングメッセージを送信することができる。
[0015] また、本発明の QoS早期確立方法において、前記移動先アクセスルータが、前記 通信装置から受信した前記 QoSリソース予約準備のためのシグナリングメッセージ又 は前記 QoSリソース予約のためのシグナリングメッセージを識別するための情報を、 前記移動端末から受信した前記 QoSリソース予約準備のためのシグナリングメッセ一 ジ又は前記 QoSリソース予約のためのシグナリングメッセージを識別するための情報 に置き換えて前記移動端末に送信することは、本発明の好ましい態様である。この構 成により、途中の QNEにシグナリングメッセージの受信をさせないため、さらに QNE における負荷を低減させることができる。
[0016] また、本発明によれば、それぞれがサブネットワークを構成する複数のアクセスルー タが通信ネットワークを介して接続され、無線通信を通じて前記アクセスルータとの通 信を行うよう構成されて V、る移動端末と、前記移動端末の通信相手である通信装置と 、前記移動端末と前記通信装置との間に位置し、前記移動端末と前記通信装置との 間で送信されるデータを中継する複数の中継ノードとから構成される通信システムに おける QoS早期確立方法であって、前記データの送信方向が前記通信装置から前 記移動端末の場合、前記移動端末が、現在属するサブネットワークから別のサブネッ トワーク 移動する場合に、前記通信装置から前記移動端末の方向 の QoSリソー ス予約準備のためのシグナリングメッセージ又は QoSリソース予約のためのシグナリ ングメッセージを、前記別のサブネットワークの前記アクセスルータである移動先ァク セスルータを経由して前記移動端末に送信してもらうための依頼メッセージを前記通 信装置に送信するステップと、前記通信装置は、前記依頼メッセージに基づいて、前 記 QoSリソース予約準備のためのシグナリングメッセージ又は前記 QoSリソース予約 のためのシグナリングメッセージを前記移動端末あてに前記移動先アクセスルータに 向けて送信するステップと、前記移動先アクセスルータは、受信した前記 QoSリソー ス予約準備のためのシグナリングメッセージ又は前記 QoSリソース予約のためのシグ ナリングメッセージを前記移動端末に転送するステップとを、有する QoS早期確立方 法が提供される。この構成により、 MNのハンドオーバ前に、予約経路に対して QoS リソース予約準備や QoSリソース予約を MNの現在の CoAを用いて行うことにより、 C Nが信頼できるノードとの間でシグナリングメッセージを送受信できる。
[0017] また、本発明の QoS早期確立方法において、前記依頼メッセージに、前記移動端 末が現在属する前記サブネットワークにおけるアドレスを送信先として前記移動先ァ クセスルータを経由させて、前記 QoSリソース予約準備のためのシグナリングメッセ一 ジ又は前記 QoSリソース予約のためのシグナリングメッセージを送信する旨、前記移 動先アクセスルータと前記移動端末との間の前記中継ノードに、前記 QoSリソース予 約準備のためのシグナリングメッセージ又は前記 QoSリソース予約のためのシグナリ ングメッセージを処理させないように指示する旨、前記移動先アクセスルータがプロ キシである旨の情報が含まれることは、本発明の好ましい態様である。この構成により 、適切なシグナリングメッセージを送信することができる。
[0018] また、本発明によれば、それぞれがサブネットワークを構成する複数のアクセスルー タが通信ネットワークを介して接続され、無線通信を通じて前記アクセスルータとの通 信を行うよう構成されて V、る移動端末と、前記移動端末の通信相手である通信装置と 、前記移動端末と前記通信装置との間に位置し、前記移動端末と前記通信装置との 間で送信されるデータを中継する複数の中継ノードとから構成される通信システムに おける QoS早期確立方法で用いられる前記移動端末であって、前記データの送信 方向が前記移動端末から前記通信装置の場合、現在属するサブネットワークから別 のサブネットワークへ移動する場合に、前記移動端末が現在属する前記サブネットヮ ークにおけるアドレスを送信元とする、 QoSリソース予約準備のためのシグナリングメ ッセージ又は QoSリソース予約のためのシグナリングメッセージを生成するメッセージ 生成手段と、生成されたシグナリングメッセージを前記通信装置あてに前記別のサブ ネットワークの前記アクセスルータである移動先アクセスルータに向けて送信する送 信手段とを、備える移動端末が提供される。この構成により、 MNのハンドオーバ前 に、予約経路に対して QoSリソース予約準備や QoSリソース予約を MNの現在の Co Aを用いて行うことにより、 CNが信頼できるノードとの間でシグナリングメッセージを送 受信できる。
[0019] また、本発明によれば、それぞれがサブネットワークを構成する複数のアクセスルー タが通信ネットワークを介して接続され、無線通信を通じて前記アクセスルータとの通 信を行うよう構成されて V、る移動端末と、前記移動端末の通信相手である通信装置と 、前記移動端末と前記通信装置との間に位置し、前記移動端末と前記通信装置との 間で送信されるデータを中継する複数の中継ノードとから構成される通信システムに おける QoS早期確立方法で用いられる前記移動端末であって、前記データの送信 方向が前記移動端末と前記通信装置との間において双方向である場合、現在属す るサブネットワークから別のサブネットワークへ移動する場合に、前記移動端末が現 在属する前記サブネットワークにおけるアドレスを送信元とする、 QoSリソース予約準 ージに、前記通信装置から前記移動端末の方向 の QoSリソース予約準備又は Qo Sリソース予約をさせるための指示情報を含めた前記シグナリングメッセージを生成 するメッセージ生成手段と、生成された前記シグナリングメッセージを前記通信装置 あてに前記別のサブネットワークの前記アクセスルータである移動先アクセスルータ に向けて送信する送信手段とを、備える移動端末が提供される。この構成により、 M Nのハンドオーバ前に、予約経路に対して QoSリソース予約準備や QoSリソース予 約を MNの現在の CoAを用いて行うことにより、 CNが信頼できるノードとの間でシグ ナリングメッセージを送受信できる。
[0020] また、本発明によれば、それぞれがサブネットワークを構成する複数のアクセスルー タが通信ネットワークを介して接続され、無線通信を通じて前記アクセスルータとの通 信を行うよう構成されて V、る移動端末と、前記移動端末の通信相手である通信装置と 、前記移動端末と前記通信装置との間に位置し、前記移動端末と前記通信装置との 間で送信されるデータを中継する複数の中継ノードとから構成される通信システムに おける QoS早期確立方法で用いられる前記移動端末であって、前記データの送信 方向が前記通信装置から前記移動端末の場合、現在属するサブネットワークから別 のサブネットワーク 移動する場合に、前記通信装置から前記移動端末の方向 の QoSリソース予約準備のためのシグナリングメッセージ又は QoSリソース予約のため のシグナリングメッセージを、前記別のサブネットワークの前記アクセスルータである 移動先アクセスルータを経由して前記移動端末に送信してもらうための依頼メッセ一 ジを生成するメッセージ生成手段と、生成された前記依頼メッセージを前記通信装置 に送信する送信手段とを、備える移動端末が提供される。この構成により、 MNのハ ンドオーバ前に、予約経路に対して QoSリソース予約準備や QoSリソース予約を M Nの現在の CoAを用いて行うことにより、 CNが信頼できるノードとの間でシグナリング メッセージを送受信できる。
また、本発明によれば、それぞれがサブネットワークを構成する複数のアクセスルー タが通信ネットワークを介して接続され、無線通信を通じて前記アクセスルータとの通 信を行うよう構成されて V、る移動端末と、前記移動端末の通信相手である通信装置と 、前記移動端末と前記通信装置との間に位置し、前記移動端末と前記通信装置との 間で送信されるデータを中継する複数の中継ノードとから構成される通信システムに おける QoS早期確立方法で用いられる前記アクセスルータであって、前記データの 送信方向が前記移動端末から前記通信装置の場合、前記移動端末が現在属する サブネットワークから別のサブネットワークへ移動する場合に、前記移動端末が現在 属する前記サブネットワークにおけるアドレスを送信元とする、 QoSリソース予約準備 ジを前記移動端末から受信する受信手段と、受信された前記 QoSリソース予約準備 のためのシグナリングメッセージ又は前記 QoSリソース予約のためのシグナリングメッ セージを前記通信装置に転送する送信手段とを、備えるアクセスルータが提供され る。この構成により、 MNのハンドオーバ前に、予約経路に対して QoSリソース予約準 備ゃ QoSリソース予約を MNの現在の CoAを用いて行うことにより、 CNが信頼できる ノードとの間でシグナリングメッセージを送受信できる。
[0022] また、本発明によれば、それぞれがサブネットワークを構成する複数のアクセスルー タが通信ネットワークを介して接続され、無線通信を通じて前記アクセスルータとの通 信を行うよう構成されて V、る移動端末と、前記移動端末の通信相手である通信装置と 、前記移動端末と前記通信装置との間に位置し、前記移動端末と前記通信装置との 間で送信されるデータを中継する複数の中継ノードとから構成される通信システムに おける QoS早期確立方法で用いられる前記アクセスルータであって、前記データの 送信方向が前記移動端末と前記通信装置との間において双方向である場合、前記 移動端末が現在属するサブネットワークから別のサブネットワークへ移動する場合に 、前記移動端末が現在属する前記サブネットワークにおけるアドレスを送信元とする 、 QoSリソース予約準備のためのシグナリングメッセージ又は QoSリソース予約のた めのシグナリングメッセージに、前記通信装置から前記移動端末の方向への QoSリソ ース予約準備又は QoSリソース予約をさせるための指示情報を含めた前記シグナリ ングメッセージを受信する受信手段と、受信された前記 QoSリソース予約準備のため のシグナリングメッセージ又は前記 QoSリソース予約のためのシグナリングメッセージ を前記通信装置に転送する送信手段とを、備えるアクセスルータが提供される。この 構成により、 MNのハンドオーバ前に、予約経路に対して QoSリソース予約準備や Q oSリソース予約を MNの現在の CoAを用いて行うことにより、 CNが信頼できるノード との間でシグナリングメッセージを送受信できる。
[0023] また、本発明によれば、それぞれがサブネットワークを構成する複数のアクセスルー タが通信ネットワークを介して接続され、無線通信を通じて前記アクセスルータとの通 信を行うよう構成されて V、る移動端末と、前記移動端末の通信相手である通信装置と 、前記移動端末と前記通信装置との間に位置し、前記移動端末と前記通信装置との 間で送信されるデータを中継する複数の中継ノードとから構成される通信システムに おける QoS早期確立方法で用いられる前記アクセスルータであって、前記データの 送信方向が前記通信装置から前記移動端末の場合、前記移動端末が現在属する サブネットワークから別のサブネットワークへ移動する場合に、前記通信装置から前 記移動端末の方向への QoSリソース予約準備のためのシグナリングメッセージ又は QoSリソース予約のためのシグナリングメッセージを、前記別のサブネットワークの前 記アクセスルータである移動先アクセスルータを経由して前記移動端末に送信しても らうための依頼メッセージに基づ!/、て、前記通信装置から送信された前記 QoSリソー ス予約準備のためのシグナリングメッセージ又は前記 QoSリソース予約のためのシグ ナリングメッセージを受信する受信手段と、受信された前記 QoSリソース予約準備の ためのシグナリングメッセージ又は前記 QoSリソース予約のためのシグナリングメッセ ージを前記移動端末に転送する送信手段とを、備えるアクセスルータが提供される。 この構成により、 MNのハンドオーバ前に、予約経路に対して QoSリソース予約準備 や QoSリソース予約を MNの現在の CoAを用いて行うことにより、 CNが信頼できるノ ードとの間でシグナリングメッセージを送受信できる。
また、本発明によれば、それぞれがサブネットワークを構成する複数のアクセスルー タが通信ネットワークを介して接続され、無線通信を通じて前記アクセスルータとの通 信を行うよう構成されて V、る移動端末と、前記移動端末の通信相手である通信装置と 、前記移動端末と前記通信装置との間に位置し、前記移動端末と前記通信装置との 間で送信されるデータを中継する複数の中継ノードとから構成される通信システムに おける QoS早期確立方法で用いられる前記通信装置であって、前記データの送信 方向が前記移動端末と前記通信装置との間において双方向である場合、前記移動 端末が現在属するサブネットワークから別のサブネットワークへ移動する場合に、前 記移動端末が現在属する前記サブネットワークにおけるアドレスを送信元とする、 Qo Sリソース予約準備のためのシグナリングメッセージ又は QoSリソース予約のためのシ ダナリングメッセージに、前記通信装置から前記移動端末の方向への QoSリソース予 約準備又は QoSリソース予約をさせるための指示情報を含めた前記 QoSリソース予 約準備のためのシグナリングメッセージ又は前記 QoSリソース予約のためのシグナリ ングメッセージを受信する受信手段と、受信された前記 QoSリソース予約準備のため のシグナリングメッセージ又は前記 QoSリソース予約のためのシグナリングメッセージ に含まれる前記指示情報に基づ V、て、前記通信装置から前記移動端末の方向 の QoSリソース予約準備のためのシグナリングメッセージ又は QoSリソース予約のため のシグナリングメッセージを生成するメッセージ生成手段と、生成された前記シグナリ ングメッセージを前記移動端末が現在属する前記サブネットワークにおける前記アド レスあてに前記移動先アクセスルータに向けて送信する送信手段とを、備える通信 装置が提供される。この構成により、 MNのハンドオーバ前に、予約経路に対して Qo Sリソース予約準備や QoSリソース予約を MNの現在の CoAを用いて行うことにより、 CNが信頼できるノードとの間でシグナリングメッセージを送受信できる。
[0025] また、本発明によれば、それぞれがサブネットワークを構成する複数のアクセスルー タが通信ネットワークを介して接続され、無線通信を通じて前記アクセスルータとの通 信を行うよう構成されて V、る移動端末と、前記移動端末の通信相手である通信装置と 、前記移動端末と前記通信装置との間に位置し、前記移動端末と前記通信装置との 間で送信されるデータを中継する複数の中継ノードとから構成される通信システムに おける QoS早期確立方法で用いられる前記通信装置であって、前記データの送信 方向が前記通信装置から前記移動端末の場合、前記移動端末が現在属するサブネ ットワークから別のサブネットワーク 移動する場合に、前記通信装置から前記移動 端末の方向への QoSリソース予約準備のためのシグナリングメッセージ又は QoSリソ ース予約のためのシグナリングメッセージを、前記別のサブネットワークの前記ァクセ スルータである移動先アクセスルータを経由して前記移動端末に送信してもらうため の依頼メッセージを受信する受信手段と、受信された前記依頼メッセージに基づ!/、て 、前記 QoSリソース予約準備のためのシグナリングメッセージ又は前記 QoSリソース 予約のためのシグナリングメッセージを生成するメッセージ生成手段と、生成された 前記 QoSリソース予約準備のためのシグナリングメッセージ又は前記 QoSリソース予 約のためのシグナリングメッセージを前記移動端末あてに前記移動先アクセスルータ に向けて送信する送信手段とを、備える通信装置が提供される。この構成により、 M Nのハンドオーバ前に、予約経路に対して QoSリソース予約準備や QoSリソース予 約を MNの現在の CoAを用いて行うことにより、 CNが信頼できるノードとの間でシグ ナリングメッセージを送受信できる。
[0026] また、本発明によれば、それぞれがサブネットワークを構成する複数のアクセスルー タが通信ネットワークを介して接続され、無線通信を通じて前記アクセスルータとの通 信を行うよう構成されて!/、る複数のインターフェースを有する移動端末と、前記移動 端末の通信相手である通信装置と、前記移動端末と前記通信装置との間に位置し、 前記移動端末と前記通信装置との間で送信されるデータを中継する複数の中継ノー ドとから構成される通信システムにおける QoS早期確立方法であって、前記データの 送信方向が前記移動端末から前記通信装置の場合、前記移動端末の少なくとも 1つ のインターフェースが、現在属するサブネットワークから別のサブネットワークへ移動 する場合に、前記移動端末が、移動する前記インターフェース以外のインターフエ一 スを介して、 QoSリソース予約準備のためのシグナリングメッセージ又は QoSリソース 予約のためのシグナリングメッセージを前記通信装置あてに前記別のサブネットヮー クの前記アクセスルータである移動先アクセスルータに向けて送信するステップと、前 記移動先アクセスルータ力 受信した前記 QoSリソース予約準備のためのシグナリン グメッセージ又は前記 QoSリソース予約のためのシグナリングメッセージを前記通信 装置に転送するステップとを、有する QoS早期確立方法が提供される。この構成によ り、 MNのインターフェースのハンドオーバ前に、予約経路に対して QoSリソース予約 準備や QoSリソース予約を MNの他のインターフェースを用いて行うことにより、 CN が信頼できるノードとの間でシグナリングメッセージを送受信できる。
[0027] また、本発明の QoS早期確立方法において、前記移動端末が、前記 QoSリソース 予約準備のためのシグナリングメッセージ又は QoSリソース予約のためのシグナリン グメッセージに、移動する前記インターフェースの識別情報を揷入することは、本発 明の好ましい態様である。この構成により、ハンドオーバしたインターフェースを有す る移動端末か否かを判断することができる。
[0028] また、本発明によれば、それぞれがサブネットワークを構成する複数のアクセスルー タが通信ネットワークを介して接続され、無線通信を通じて前記アクセスルータとの通 信を行うよう構成されて!/、る複数のインターフェースを有する移動端末と、前記移動 端末の通信相手である通信装置と、前記移動端末と前記通信装置との間に位置し、 前記移動端末と前記通信装置との間で送信されるデータを中継する複数の中継ノー ドとから構成される通信システムにおける QoS早期確立方法であって、前記データの 送信方向が前記移動端末と前記通信装置との間において双方向である場合、前記 移動端末の少なくとも 1つのインターフェースカ、現在属するサブネットワークから別 のサブネットワーク 移動する場合に、前記移動端末が、移動する前記インターフエ ース以外のインターフェースを介して、 QoSリソース予約準備のためのシグナリングメ ッセージ又は QoSリソース予約のためのシグナリングメッセージに、前記通信装置か ら前記移動端末の方向への QoSリソース予約準備又は QoSリソース予約をさせるた めの指示情報を含めて、前記通信装置あてに前記別のサブネットワークの前記ァク セスルータである移動先アクセスルータに向けて送信するステップと、前記移動先ァ クセスルータカ S、受信した前記 QoSリソース予約準備のためのシグナリングメッセージ 又は前記 QoSリソース予約のためのシグナリングメッセージを前記通信装置に転送 するステップと、前記通信装置が、受信した前記指示情報に基づいて、前記通信装 置から前記移動端末の方向への QoSリソース予約準備のためのシグナリングメッセ ージ又は QoSリソース予約のためのシグナリングメッセージを作成し、前記移動端末 の移動する前記インターフェース以外の前記インターフェースのアドレスあてに前記 移動先アクセスルータに向けて送信するステップとを、有する QoS早期確立方法が 提供される。この構成により、 MNのインターフェースのハンドオーバ前に、予約経路 に対して QoSリソース予約準備や QoSリソース予約を MNの他のインターフェースを 用いて行うことにより、 CNが信頼できるノードとの間でシグナリングメッセージを送受 信できる。
[0029] また、本発明の QoS早期確立方法において、前記移動端末が、前記 QoSリソース 予約準備のためのシグナリングメッセージ又は QoSリソース予約のためのシグナリン グメッセージに、移動する前記インターフェースの識別情報を揷入することは、本発 明の好ましい態様である。この構成により、ハンドオーバしたインターフェースを有す る移動端末か否かを判断することができる。
[0030] また、本発明によれば、それぞれがサブネットワークを構成する複数のアクセスルー タが通信ネットワークを介して接続され、無線通信を通じて前記アクセスルータとの通 信を行うよう構成されて!/、る複数のインターフェースを有する移動端末と、前記移動 端末の通信相手である通信装置と、前記移動端末と前記通信装置との間に位置し、 前記移動端末と前記通信装置との間で送信されるデータを中継する複数の中継ノー ドとから構成される通信システムにおける QoS早期確立方法であって、前記データの 送信方向が前記通信装置から前記移動端末の場合、前記移動端末の少なくとも 1つ のインターフェースが、現在属するサブネットワークから別のサブネットワークへ移動 する場合に、前記移動端末が、移動する前記インターフェース以外のインターフエ一 スを介して、前記通信装置から前記移動端末の方向への QoSリソース予約準備のた めのシグナリングメッセージ又は QoSリソース予約のためのシグナリングメッセージを 、前記別のサブネットワークの前記アクセスルータである移動先アクセスルータを経 由して前記移動端末に送信してもらうための依頼メッセージを前記通信装置に送信 するステップと、前記通信装置は、前記依頼メッセージに基づいて、前記 QoSリソー ス予約準備のためのシグナリングメッセージ又は前記 QoSリソース予約のためのシグ ナリングメッセージを前記移動端末の移動する前記インターフェース以外の前記イン ターフェースのアドレスあてに前記移動先アクセスルータに向けて送信するステップ と、前記移動先アクセスルータは、受信した前記 QoSリソース予約準備のためのシグ ナリングメッセージ又は前記 QoSリソース予約のためのシグナリングメッセージを前記 移動端末に転送するステップとを、有する QoS早期確立方法が提供される。この構 成により、 MNのインターフェースのハンドオーバ前に、予約経路に対して QoSリソー ス予約準備や QoSリソース予約を MNの他のインターフェースを用いて行うことにより 、 CNが信頼できるノードとの間でシグナリングメッセージを送受信できる。
[0031] また、本発明の QoS早期確立方法において、前記移動端末が、前記依頼メッセ一 ジに、移動する前記インターフェースの識別情報を揷入することは、本発明の好まし い態様である。この構成により、ハンドオーバしたインターフェースを有する移動端末 か否かを判断することができる。
[0032] また、本発明によれば、それぞれがサブネットワークを構成する複数のアクセスルー タが通信ネットワークを介して接続され、無線通信を通じて前記アクセスルータとの通 信を行うよう構成されて!/、る複数のインターフェースを有する移動端末と、前記移動 端末の通信相手である通信装置と、前記移動端末と前記通信装置との間に位置し、 前記移動端末と前記通信装置との間で送信されるデータを中継する複数の中継ノー ドとから構成される通信システムにおける QoS早期確立方法であって、前記データの 送信方向が前記通信装置から前記移動端末の場合であって、前記移動端末と前記 通信装置との間のシグナリングメッセージを集約する集約ノードがある場合、前記移 動端末の少なくとも 1つのインターフェースカ、現在属するサブネットワークから別の サブネットワーク 移動する場合に、前記移動端末が、移動する前記インターフエ一 ス以外のインターフェースを介して、 QoSリソース予約準備のためのシグナリングメッ セージ又は QoSリソース予約のためのシグナリングメッセージを前記集約ノードあて に前記別のサブネットワークの前記アクセスルータである移動先アクセスルータに向 けて送信するステップと、前記移動先アクセスルータ力 受信した前記 QoSリソース 予約準備のためのシグナリングメッセージ又は前記 QoSリソース予約のためのシグナ リングメッセージを前記集約ノードに転送するステップとを、有する QoS早期確立方 法が提供される。この構成により、 MNのインターフェースのハンドオーバ前に、予約 経路に対して QoSリソース予約準備や QoSリソース予約を MNの他のインターフエ一 スを用いて行うことにより、集約ノードが信頼できるノードとの間でシグナリングメッセ ージを送受信できる。
[0033] また、本発明の QoS早期確立方法において、前記移動端末が、前記 QoSリソース 予約準備のためのシグナリングメッセージ又は QoSリソース予約のためのシグナリン グメッセージに、移動する前記インターフェースの識別情報を揷入することは、本発 明の好ましい態様である。この構成により、ハンドオーバしたインターフェースを有す る移動端末か否かを判断することができる。
[0034] また、本発明によれば、それぞれがサブネットワークを構成する複数のアクセスルー タが通信ネットワークを介して接続され、無線通信を通じて前記アクセスルータとの通 信を行うよう構成されて!/、る複数のインターフェースを有する移動端末と、前記移動 端末の通信相手である通信装置と、前記移動端末と前記通信装置との間に位置し、 前記移動端末と前記通信装置との間で送信されるデータを中継する複数の中継ノー ドとから構成される通信システムにおける QoS早期確立方法であって、前記データの 送信方向が前記移動端末と前記通信装置との間において双方向である場合であつ て、前記移動端末と前記通信装置との間のシグナリングメッセージを集約する集約ノ ードがある場合、前記移動端末の少なくとも 1つのインターフェースが、現在属するサ ブネットワークから別のサブネットワークへ移動する場合に、前記移動端末が、移動 する前記インターフェース以外のインターフェースを介して、 QoSリソース予約準備の に、前記集約ノードから前記移動端末の方向への QoSリソース予約準備又は QoSリ ソース予約をさせるための指示情報を含めて、前記集約ノードあてに前記別のサブ ネットワークの前記アクセスルータである移動先アクセスルータに向けて送信するステ ップと、前記移動先アクセスルータが、受信した前記 QoSリソース予約準備のための シグナリングメッセージ又は前記 QoSリソース予約のためのシグナリングメッセージを 前記集約ノードに転送するステップと、前記集約ノードが、受信した前記指示情報に 基づレ、て、前記集約ノードから前記移動端末の方向への QoSリソース予約準備のた めのシグナリングメッセージ又は QoSリソース予約のためのシグナリングメッセージを 作成し、前記移動端末の移動する前記インターフェース以外の前記インターフェース のアドレスあてに前記移動先アクセスルータに向けて送信するステップとを、有する Q oS早期確立方法が提供される。この構成により、 MNのインターフェースのハンドォ ーバ前に、予約経路に対して QoSリソース予約準備や QoSリソース予約を MNの他 のインターフェースを用いて行うことにより、集約ノードが信頼できるノードとの間でシ ダナリングメッセージを送受信できる。
[0035] また、本発明の QoS早期確立方法において、前記移動端末が、前記 QoSリソース 予約準備のためのシグナリングメッセージ又は QoSリソース予約のためのシグナリン グメッセージに、移動する前記インターフェースの識別情報を揷入することは、本発 明の好ましい態様である。この構成により、ハンドオーバしたインターフェースを有す る移動端末か否かを判断することができる。
[0036] また、本発明によれば、それぞれがサブネットワークを構成する複数のアクセスルー タが通信ネットワークを介して接続され、無線通信を通じて前記アクセスルータとの通 信を行うよう構成されて!/、る複数のインターフェースを有する移動端末と、前記移動 端末の通信相手である通信装置と、前記移動端末と前記通信装置との間に位置し、 前記移動端末と前記通信装置との間で送信されるデータを中継する複数の中継ノー ドとから構成される通信システムにおける QoS早期確立方法であって、前記データの 送信方向が前記通信装置から前記移動端末の場合であって、前記移動端末と前記 通信装置との間のシグナリングメッセージを集約する集約ノードがある場合、前記移 動端末の少なくとも 1つのインターフェースカ、現在属するサブネットワークから別の サブネットワーク 移動する場合に、前記移動端末が、移動する前記インターフエ一 ス以外のインターフェースを介して、前記集約ノードから前記移動端末の方向への Q oSリソース予約準備のためのシグナリングメッセージ又は QoSリソース予約のための シグナリングメッセージを、前記別のサブネットワークの前記アクセスルータである移 動先アクセスルータを経由して前記移動端末に送信してもらうための依頼メッセージ を前記集約ノードに送信するステップと、前記集約ノードは、前記依頼メッセージに 基づいて、前記 QoSリソース予約準備のためのシグナリングメッセージ又は前記 Qo Sリソース予約のためのシグナリングメッセージを前記移動端末の移動する前記イン ターフェース以外の前記インターフェースのアドレスあてに前記移動先アクセスルー タに向けて送信するステップと、前記移動先アクセスルータは、受信した前記 QoSリ ソース予約準備のためのシグナリングメッセージ又は前記 QoSリソース予約のための シグナリングメッセージを前記移動端末に転送するステップとを、有する QoS早期確 立方法が提供される。この構成により、 MNのインターフェースのハンドオーバ前に、 予約経路に対して QoSリソース予約準備や QoSリソース予約を MNの他のインター フェースを用いて行うことにより、集約ノードが信頼できるノードとの間でシグナリングメ ッセージを送受信できる。
[0037] また、本発明の QoS早期確立方法において、前記移動端末が、前記依頼メッセ一 ジに、移動する前記インターフェースの識別情報を揷入することは、本発明の好まし い態様である。この構成により、ハンドオーバしたインターフェースを有する移動端末 か否かを判断することができる。
[0038] また、本発明によれば、それぞれがサブネットワークを構成する複数のアクセスルー タが通信ネットワークを介して接続され、無線通信を通じて前記アクセスルータとの通 信を行うよう構成されて!/、る複数のインターフェースを有する移動端末と、前記移動 端末の通信相手である通信装置と、前記移動端末と前記通信装置との間に位置し、 前記移動端末と前記通信装置との間で送信されるデータを中継する複数の中継ノー ドとから構成される通信システムにおける QoS早期確立方法で用いられる前記移動 端末であって、前記データの送信方向が前記移動端末から前記通信装置の場合、 少なくとも 1つのインターフェース力 現在属するサブネットワークから別のサブネット ワークへ移動する場合に、移動する前記インターフェース以外のインターフェースの アドレスを送信元とする、 QoSリソース予約準備のためのシグナリングメッセージ又は QoSリソース予約のためのシグナリングメッセージを生成するメッセージ生成手段と、 生成されたシグナリングメッセージを前記通信装置あてに前記別のサブネットワーク の前記アクセスルータである移動先アクセスルータに向けて送信する送信手段とを、 備える移動端末が提供される。この構成により、 MNのインターフェースのハンドォー バ前に、予約経路に対して QoSリソース予約準備や QoSリソース予約を MNの他の インターフェースを用いて行うことにより、 CNが信頼できるノードとの間でシグナリング メッセージを送受信できる。
[0039] また、本発明の移動端末において、前記メッセージ生成手段が、前記 QoSリソース 予約準備のためのシグナリングメッセージ又は QoSリソース予約のためのシグナリン グメッセージに、移動する前記インターフェースの識別情報を揷入することは、本発 明の好ましい態様である。この構成により、ハンドオーバしたインターフェースを有す る移動端末か否かを判断することができる。
[0040] また、本発明によれば、それぞれがサブネットワークを構成する複数のアクセスルー タが通信ネットワークを介して接続され、無線通信を通じて前記アクセスルータとの通 信を行うよう構成されて!/、る複数のインターフェースを有する移動端末と、前記移動 端末の通信相手である通信装置と、前記移動端末と前記通信装置との間に位置し、 前記移動端末と前記通信装置との間で送信されるデータを中継する複数の中継ノー ドとから構成される通信システムにおける QoS早期確立方法で用いられる前記移動 端末であって、前記データの送信方向が前記移動端末と前記通信装置との間にお いて双方向である場合、少なくとも 1つのインターフェース力 現在属するサブネットヮ ークから別のサブネットワークへ移動する場合に、移動する前記インターフェース以 外のインターフェースのアドレスを送信元とする、 QoSリソース予約準備のためのシグ ナリングメッセージ又は QoSリソース予約のためのシグナリングメッセージに、前記通 信装置から前記移動端末の方向 の QoSリソース予約準備又は QoSリソース予約 をさせるための指示情報を含めた前記シグナリングメッセージを生成するメッセージ 生成手段と、生成された前記シグナリングメッセージを前記通信装置あてに前記別の サブネットワークの前記アクセスルータである移動先アクセスルータに向けて送信す る送信手段とを、備える移動端末が提供される。この構成により、 MNのインターフエ ースのハンドオーバ前に、予約経路に対して QoSリソース予約準備や QoSリソース 予約を MNの他のインターフェースを用いて行うことにより、 CNが信頼できるノードと の間でシグナリングメッセージを送受信できる。
[0041] また、本発明の移動端末において、前記メッセージ生成手段が、前記 QoSリソース 予約準備のためのシグナリングメッセージ又は QoSリソース予約のためのシグナリン グメッセージに、移動する前記インターフェースの識別情報を揷入することは、本発 明の好ましい態様である。この構成により、ハンドオーバしたインターフェースを有す る移動端末か否かを判断することができる。
[0042] また、本発明によれば、それぞれがサブネットワークを構成する複数のアクセスルー タが通信ネットワークを介して接続され、無線通信を通じて前記アクセスルータとの通 信を行うよう構成されて!/、る複数のインターフェースを有する移動端末と、前記移動 端末の通信相手である通信装置と、前記移動端末と前記通信装置との間に位置し、 前記移動端末と前記通信装置との間で送信されるデータを中継する複数の中継ノー ドとから構成される通信システムにおける QoS早期確立方法で用いられる前記移動 端末であって、前記データの送信方向が前記通信装置から前記移動端末の場合、 少なくとも 1つのインターフェース力 現在属するサブネットワークから別のサブネット ワーク 移動する場合に、前記通信装置から前記移動端末の方向 の QoSリソース 予約準備のためのシグナリングメッセージ又は QoSリソース予約のためのシグナリン グメッセージを、前記別のサブネットワークの前記アクセスルータである移動先ァクセ スルータを経由して前記移動端末の移動するインターフェース以外のインターフエ一 スに送信してもらうための依頼メッセージを生成するメッセージ生成手段と、生成され た前記依頼メッセージを前記通信装置に送信する送信手段とを、備える移動端末が 提供される。この構成により、 MNのインターフェースのハンドオーバ前に、予約経路 に対して QoSリソース予約準備や QoSリソース予約を MNの他のインターフェースを 用いて行うことにより、 CNが信頼できるノードとの間でシグナリングメッセージを送受 信できる。
[0043] また、本発明の移動端末において、前記メッセージ生成手段が、前記依頼メッセ一 ジに、移動する前記インターフェースの識別情報を揷入することは、本発明の好まし い態様である。この構成により、ハンドオーバしたインターフェースを有する移動端末 か否かを判断することができる。
[0044] また、本発明によれば、それぞれがサブネットワークを構成する複数のアクセスルー タが通信ネットワークを介して接続され、無線通信を通じて前記アクセスルータとの通 信を行うよう構成されて!/、る複数のインターフェースを有する移動端末と、前記移動 端末の通信相手である通信装置と、前記移動端末と前記通信装置との間に位置し、 前記移動端末と前記通信装置との間で送信されるデータを中継する複数の中継ノー ドとから構成される通信システムにおける QoS早期確立方法で用いられる前記移動 端末であって、前記データの送信方向が前記通信装置から前記移動端末の場合で あって、前記移動端末と前記通信装置との間のシグナリングメッセージを集約する集 約ノードがある場合、少なくとも 1つのインターフェース力 現在属するサブネットヮー クから別のサブネットワークへ移動する場合に、移動する前記インターフェース以外 のインターフェースのアドレスを送信元とする、 QoSリソース予約準備のためのシグナ リングメッセージ又は QoSリソース予約のためのシグナリングメッセージを生成するメ ッセージ生成手段と、生成されたシグナリングメッセージを前記集約ノードあてに前記 別のサブネットワークの前記アクセスルータである移動先アクセスルータに向けて送 信する送信手段とを、備える移動端末が提供される。この構成により、 MNのインター フェースのハンドオーバ前に、予約経路に対して QoSリソース予約準備や QoSリソー ス予約を MNの他のインターフェースを用いて行うことにより、集約ノードが信頼でき るノードとの間でシグナリングメッセージを送受信できる。
[0045] また、本発明の移動端末において、前記メッセージ生成手段が、前記 QoSリソース 予約準備のためのシグナリングメッセージ又は QoSリソース予約のためのシグナリン グメッセージに、移動する前記インターフェースの識別情報を揷入することは、本発 明の好ましい態様である。この構成により、ハンドオーバしたインターフェースを有す る移動端末か否かを判断することができる。
[0046] また、本発明によれば、それぞれがサブネットワークを構成する複数のアクセスルー タが通信ネットワークを介して接続され、無線通信を通じて前記アクセスルータとの通 信を行うよう構成されて!/、る複数のインターフェースを有する移動端末と、前記移動 端末の通信相手である通信装置と、前記移動端末と前記通信装置との間に位置し、 前記移動端末と前記通信装置との間で送信されるデータを中継する複数の中継ノー ドとから構成される通信システムにおける QoS早期確立方法で用いられる前記移動 端末であって、前記データの送信方向が前記移動端末と前記通信装置との間にお いて双方向である場合であって、前記移動端末と前記通信装置との間のシグナリン グメッセージを集約する集約ノードがある場合、少なくとも 1つのインターフェースが、 現在属するサブネットワークから別のサブネットワークへ移動する場合に、移動する 前記インターフェース以外のインターフェースのアドレスを送信元とする、 QoSリソー ス予約準備のためのシグナリングメッセージ又は QoSリソース予約のためのシグナリ ングメッセージに、前記集約ノードから前記移動端末の方向への QoSリソース予約準 備又は QoSリソース予約をさせるための指示情報を含めた前記シグナリングメッセ一 ジを生成するメッセージ生成手段と、生成された前記シグナリングメッセージを前記 集約ノードあてに前記別のサブネットワークの前記アクセスルータである移動先ァク セスルータに向けて送信する送信手段とを、備える移動端末が提供される。この構成 により、 MNのインターフェースのハンドオーバ前に、予約経路に対して QoSリソース 予約準備や QoSリソース予約を MNの他のインターフェースを用いて行うことにより、 集約ノードが信頼できるノードとの間でシグナリングメッセージを送受信できる。
[0047] また、本発明の移動端末において、前記メッセージ生成手段が、前記 QoSリソース 予約準備のためのシグナリングメッセージ又は QoSリソース予約のためのシグナリン グメッセージに、移動する前記インターフェースの識別情報を揷入することは、本発 明の好ましい態様である。ハンドオーバしたインターフェースを有する移動端末か否 力、を判断することができる。
[0048] また、本発明によれば、それぞれがサブネットワークを構成する複数のアクセスルー タが通信ネットワークを介して接続され、無線通信を通じて前記アクセスルータとの通 信を行うよう構成されて!/、る複数のインターフェースを有する移動端末と、前記移動 端末の通信相手である通信装置と、前記移動端末と前記通信装置との間に位置し、 前記移動端末と前記通信装置との間で送信されるデータを中継する複数の中継ノー ドとから構成される通信システムにおける QoS早期確立方法で用いられる前記移動 端末であって、前記データの送信方向が前記通信装置から前記移動端末の場合で あって、前記移動端末と前記通信装置との間のシグナリングメッセージを集約する集 約ノードがある場合、少なくとも 1つのインターフェース力 現在属するサブネットヮー クから別のサブネットワークへ移動する場合に、移動する前記インターフェース以外 のインターフェースのアドレスを送信元とする、前記集約ノードから前記移動端末の 方向への QoSリソース予約準備のためのシグナリングメッセージ又は QoSリソース予 約のためのシグナリングメッセージを、前記別のサブネットワークの前記アクセスルー タである移動先アクセスルータを経由して前記移動端末に送信してもらうための依頼 メッセージを生成するメッセージ生成手段と、生成された前記依頼メッセージを前記 集約ノードに送信する送信手段とを、備える移動端末が提供される。この構成により、 MNのインターフェースのハンドオーバ前に、予約経路に対して QoSリソース予約準 備ゃ QoSリソース予約を MNの他のインターフェースを用いて行うことにより、集約ノ ードが信頼できるノードとの間でシグナリングメッセージを送受信できる。
[0049] また、本発明の移動端末において、前記メッセージ生成手段が、前記依頼メッセ一 ジに、移動する前記インターフェースの識別情報を揷入することは、本発明の好まし い態様である。この構成により、ハンドオーバしたインターフェースを有する移動端末 か否かを判断することができる。
[0050] 本発明の QoS早期確立方法、その方法で用いられる移動端末、その方法で用いら れるアクセスルータ、その方法で用いられる通信装置は、上記構成を有し、 MNのハ ンドオーバ前に、予約経路に対して QoSリソース予約準備や QoSリソース予約を M Nの現在の CoA(Care of Address)を用いて行うことにより、 CNが信頼できるノードと の間でシグナリングメッセージを送受信できる。
図面の簡単な説明
[0051] [図 1]本発明の第 1の実施の形態における通信システムの構成の一例を示す構成図 [図 2]本発明の第 1から第 7の実施の形態に係る MNの構成の一例を示す構成図 [図 3]本発明の第 1から第 7の実施の形態に係るアクセスルータの構成の一例を示す 構成図
[図 4]本発明の第 1から第 7の実施の形態に係る CNの構成の一例を示す構成図 [図 5]本発明の第 2の実施の形態における通信システムの構成の一例を示す構成図 [図 6]本発明の第 3の実施の形態における通信システムの構成の一例を示す構成図 [図 7]本発明の第 4の実施の形態における通信システムの構成の一例を示す構成図 [図 8]本発明の第 5の実施の形態における通信システムの構成の一例を示す構成図 [図 9]本発明の第 6の実施の形態における通信システムの構成の一例を示す構成図 [図 10]本発明の第 8の実施の形態における通信システムの構成の一例を示す構成 図
[図 11]本発明の第 8の実施の形態における MNの 1つのインターフェースがハンドォ ーバする場合の通信システムの構成の一例を示す構成図
[図 12]本発明の第 8の実施の形態に係る MNの構成の一例を示す構成図
[図 13]本発明の第 8の実施の形態に係る MNの判断処理フローの一例を示すフロー チャート
[図 14]本発明の第 9の実施の形態における MNの 1つのインターフェースがハンドォ ーバする場合の通信システムの構成の一例を示す構成図
[図 15]本発明の第 9の実施の形態に係る MNの判断処理フローの一例を示すフロー チャート
[図 16]従来の NSISにおける QoS保証の方法について説明するための図
発明を実施するための最良の形態
<第 1の実施の形態〉
まず、本発明の第 1の実施の形態について図 1を参照しながら説明する。今、 MN1 00はサブネットワーク 1001において、経路 1005を用いて CN110にデータを送信し ている。 MN100はサブネットワーク 1003への移動を決めると、 QoSリソール予約準 備のためのシグナリングメッセージ(例えば、 QUERY)又は QoSリソース予約のため のシグナリングメッセージ(例えば、 RESERVE、ただしこの場合はサブネットワーク 1 003にお!/、て用いる CoAが既に取得できて!/、るものとする)を AR112経由で CN11
0に送信する。
[0053] このとき、 MN100は送信元アドレスとしてサブネットワーク 1001で使用している Co Aを用いる。 MN100はこの CoAに関して、既に CN110に対し RRと BUを行ってい るため、 CN110は MN100のサブネットワーク 1001における CoAを信頼している。
[0054] MN100は、 AR112経由でシグナリングメッセージを送信するため、シグナリングメ ッセージの IPヘッダに強制的に AR112を通過させるような指示(例えば、 Strict Rout eなど)を埋め込む。 AR112を通過したシグナリングメッセージは経路 1007を通り、 C N110に到達することとなる。すなわち、経路 1007に QoSリソース予約の準備や Qo Sリソース予約が行われる。しかし、 QoSリソース予約の準備や QoSリソース予約が必 要なの (ま経路 1007上の AR112力、ら CN110の f ^のみで り、 MN100力、ら AR112 の間には必要ない。ここで、 MN100力も AR112までの経路上に QoSリソース予約 準備や QoSリソース予約が行われるのを避けるための方法について説明する。
[0055] AR112が QNEであった場合、 MN100は AR112にプロキシになってもらうようネ ゴシエーシヨンをネ亍う。そして、 MN100は、シグナリングメッセージを CN110に送信 する際、このシグナリングメッセージに「処理禁止ビット」を立てる。 「処理禁止ビット」と は、 QNEがシグナリングメッセージをインタセプトしたとしても、 QUERYや RESERV Eの処理を行わせなくする命令を言う。このシグナリングメッセージが AR112に到達 した際、 AR112はあらかじめネゴシエーションされていたプロキシとして働き、この処 理禁止ビットを外す。
[0056] これにより、 AR112より先の経路 1007上でのみシグナリングメッセージは処理され る。この場合、 MN100には「処理禁止ビット」をシグナリングメッセージに付加する機 能、 AR112にはプロキシ機能として「処理禁止ビット」を取り除く機能、各 QNEには 処理禁止ビットを理解し、 QUERYや RESERVEなどの処理を行わな!/、機能が必要 となる。 AR112が QNEでなかった場合、 MN100は経路 1007上の QNEで最も AR 112に近いものを検索し、プロキシになってもらうようネゴシエーションする必要がある 。その QNEの検索方法の一例として、例えば同出願人が先に出願した先行出願(出 願番号 2006— 159114)に記載された方法などが考えられる。 [0057] 次に、本発明の第 1の実施の形態に係る移動端末 (MN)の一例について図 2を用 いて説明する。図 2に示すように MN100は、受信手段 21、メッセージ生成手段 22、 送信手段 23から構成されている。なお、構成要素はこれに限られるものではない。受 信手段 21は、例えば AR102からデータなどを受信するものである。メッセージ生成 手段 22は、外部に送信するシグナリングメッセージを生成するものであり、例えば M N100が現在属するサブネットワーク 1001における CoAを送信元とする、 QoSリソー ス予約準備のためのシグナリングメッセージ又は QoSリソース予約のためのシグナリ ングメッセージを生成する。
[0058] また、メッセージ生成手段 22は、 MN100と AR112との間に位置する QNEに QoS リソースの予約準備又は QoSリソース予約の処理をさせないようにするための処理禁 止ビットを、 QoSリソース予約準備のためのシグナリングメッセージ又は QoSリソース 予約のためのシグナリングメッセージに付加するようにしてもよい。送信手段 23は、メ ッセージ生成手段 22によって生成されたメッセージを送信するものであり、例えば生 成されたシグナリングメッセージを CN110あてにサブネットワーク 1003の AR112に 向けて送信する。
[0059] 次に、本発明の第 1の実施の形態に係るアクセスルータの一例について図 3を用い て説明する。なお、ここでは MN100の移動先のサブネットワーク 1003におけるァク セスルータの機能について説明する。図 3に示すように、 AR112は、受信手段 31、メ ッセージ生成手段 32、送信手段 33から構成されている。なお、構成要素はこれに限 られるものではない。受信手段 31は、 MN100や CN110からのシグナリングメッセ一 ジなどを受信するものである。受信手段 31は、例えば、 MN100が現在属するサブ ネットワーク 1001からサブネットワーク 1003へ移動する場合に、 MN100が現在属 するサブネットワーク 1001における CoAを送信元とする、 QoSリソース予約準備のた めのシグナリングメッセージ又は QoSリソース予約のためのシグナリングメッセージを MN100から受信する。
[0060] メッセージ生成手段 32は、外部からのシグナリングメッセージを処理するものであり 、例えば MN100と AR112との間に位置する QNEに QoSリソースの予約準備又は QoSリソース予約の処理をさせないようにするための処理禁止ビットが付加された Qo Sリソース予約準備のためのシグナリングメッセージ又は QoSリソース予約のためのシ ダナリングメッセージから処理禁止ビットを取り除く処理を行う。送信手段 33は、例え ば受信されたシグナリングメッセージを転送したり、メッセージ生成手段 32によって処 理禁止ビットが取り除かれたシグナリングメッセージを送信したりするものである。
[0061] 次に、本発明の第 1の実施の形態に係る CNの一例について図 4を用いて説明する 。図 4に示すように CN110は、受信手段 41、メッセージ生成手段 42、送信手段 43か ら構成されている。なお、構成要素はこれに限られるものではない。受信手段 41は、 例えば MN100や AR112からのシグナリングメッセージを受信するものである。メッ セージ生成手段 42は、例えば受信したシグナリングメッセージに基づいて、 QoSリソ ース予約のためのシグナリングメッセージを生成したりする。送信手段 43は、例えば メッセージ生成手段 42によって生成されたシグナリングメッセージを送信するもので ある。
[0062] <第 2の実施の形態〉
本発明の第 2の実施の形態について図 5を参照しながら説明する。第 1の実施の形 態では MN100力も AR112までの経路上に存在する QNEにおいてシグナリングメッ セージの処理は行われないものの、 QNEは付加された RAO (Router Alert Option) によりシグナリングメッセージをインタセプトしていた。すなわち、 MN100力、ら AR112 の経路上に存在するすべての QNEは、この経路上の隣の QNEとの間でハンドシェ ークを行い、ピア ·ツー ·ピアの関係を結ぶこととなる。
[0063] 第 2の実施の形態では、 MN100と AR112が直接、隣り合う QNEとしてハンドシェ ークを行うことにより、 MN100力、ら AR112の経路上にある QNEにシグナリングメッセ ージをインタセプトさせない方法を用いる。 MN100と AR112に直接、隣り合う QNE としてハンドシェークを行わせる方法としていくつかの方法がある。
[0064] MN100は、 MN100自身がサブネットワーク 1001で使用している CoAを送信元、 CN110のアドレスを送信先としたシグナリングメッセージを生成する力 このメッセ一 ジに MN100自身の CoAを送信元、 AR112のアドレスを送信先としたァウタヘッダ を付加してカプセル化し、 AR112に向けて送信する。なお、 MN100力、ら AR112の 経路上にある QNEにカプセル化されたシグナリングメッセージをインタセプトされな いように、ァウタヘッダには QNEがインタセプトできるような RAOを付けない。
[0065] このカプセル化されたシグナリングメッセージを AR112が受け取ると、 AR112はこ のァウタヘッダを外してカプセル化を解き、中身を CN110へ転送する。これにより、 シグナリングメッセージが AR112から CN110に向けて経路 1007を通って送信され ると同時に、 MN100と AR112の間(AR112が QNEでない場合は、経路 1007上の QNEで最も AR112に近いもの)で直接隣り合う QNEとしてのハンドシェークが確立 される。この場合、 AR112にはカプセル化されたシグナリングメッセージのカプセル 化を解く機能が必要となる。 MN100は、あら力、じめ AR112とネゴシエーションを行 い、 MN100力、ら AR112に対して送られるパケットのカプセル化を解くよう依頼して おいてもよい。
[0066] また、他の方法として以下のようなものが考えられる。 MN100は MN100自身がサ ブネットワーク 1001で使用している CoAを送信元、 CN110のアドレスを送信先とし たシグナリングメッセージを生成するが、上記非特許文献 4の記載のように、シグナリ ングメッセージが MN100力、ら AR112の経路上の QNEにおいて無視されるようなシ グナリングメッセージに置き換える。非特許文献 4には、 RSVP (Resource reSerVatio n Protocol)のシグナリングメッセージである Pathメッセージ、 PathTearメッセージ、 Res vConfメッセージの IPプロトコル番号を RSVPから RSVP-E2E-IGNOREに置き換え ることにより、これらのメッセージをある区間の RSVP対応ルータに処理させないという 方法が記載されている。
[0067] 本発明ではこの方法を応用する。 AR112が QNEであった場合、 MN100は AR1 12にプロキシになってもらうようにネゴシエーションを行う。そして、 MN100は、例え ば NSISの QUERY、 RESERVE, NOTIFYメッセージなどの IPプロトコル番号を N SIS本来のエンド ·ツー ·エンドの IPプロトコル番号から NSIS-E2E-IGNOREと!/、う プロトコル番号に置き換えて送信する。このメッセージが AR112に到達した際、 AR1 12はあらかじめネゴシエーションされていたプロキシとして働き、この NSIS-E2E-IG NOREを元の IPプロトコル番号に再び置き換える。これにより、 MN100と AR112の 間で直接隣り合う QNEとしてのハンドシェークが確立される。
[0068] この場合、 MN100には NSIS本来の IPプロトコル番号を NSIS-E2E-IGNORE に置き換える機能、 AR112にはプロキシ機能として NSIS-E2E-IGNOREを元のプ ロトコル番号に置き換える機能が必要となる。 AR112が QNEでなかった場合、 MN 100は経路 1007上の QNEで最も AR112に近いものを検索し、プロキシになっても らうようにネゴシエーションする必要がある。その QNEの検索方法としては、例えば上 述した先行出願(出願番号 2006— 159114)に記載された方法が考えられる。
[0069] 次に、本発明の第 2の実施の形態に係る移動端末 (MN)の一例について説明する 。なお、第 2の実施の形態に係る MNの構成は第 1の実施の形態に係る MNの構成 と同様であるため、第 2の実施の形態に係る MNを説明する際には図 2を用いる。 M N100は、受信手段 21、メッセージ生成手段 22、送信手段 23から構成されている。 なお、構成要素はこれに限られるものではない。受信手段 21は、例えば AR102から データなどを受信するものである。メッセージ生成手段 22は、外部に送信するシグナ リングメッセージを生成するものであり、例えば MN100が現在属するサブネットヮー ク 1001における CoAを送信元とする、 QoSリソース予約準備のためのシグナリングメ ッセージ又は QoSリソース予約のためのシグナリングメッセージを生成する。
[0070] また、メッセージ生成手段 22は、送信元が MN100の CoAであり、送信先が AR11 又は QoSリソース予約のためのシグナリングメッセージに付加してカプセル化するよう にしてもよい。また、メッセージ生成手段 22は、 QoSリソース予約準備のためのシグ ナリングメッセージ又は QoSリソース予約のためのシグナリングメッセージのプロトコル 番号を、 MN100と AR112との間の QNEに受信されないようにするためのプロトコル 番号に置き換えるようにしてもよい。送信手段 23は、メッセージ生成手段 22によって 生成されたメッセージを送信するものであり、例えばカプセル化されたシグナリングメ ッセージやプロトコル番号が置き換えられたシグナリングメッセージを CN110あてに AR112に向けて送信する。
[0071] 次に、本発明の第 2の実施の形態に係るアクセスルータの一例について説明する。
なお、ここでは MN100の移動先のサブネットワーク 1003におけるアクセスルータの 機能について説明する。また、第 2の実施の形態に係るアクセスルータの構成は第 1 の実施の形態に係るアクセスルータの構成と同様であるため、第 2の実施の形態に 係るアクセスルータを説明する際には図 3を用いる。 AR112は、受信手段 31、メッセ ージ生成手段 32、送信手段 33から構成されている。なお、構成要素はこれに限られ るものではない。
[0072] 受信手段 31は、 MN100や CN110からのシグナリングメッセージなどを受信するも のである。受信手段 31は、例えば、 MN100が現在属するサブネットワーク 1001か らサブネットワーク 1003へ移動する場合に、 MN100が現在属するサブネットワーク 1001における CoAを送信元とする、 QoSリソース予約準備のためのシグナリングメッ セージ又は QoSリソース予約のためのシグナリングメッセージを MN100から受信す
[0073] メッセージ生成手段 32は、外部からのシグナリングメッセージを処理するものであり 、例えば QoSリソース予約準備のためのシグナリングメッセージ又は QoSリソース予 約のためのシグナリングメッセージに付加された、送信元が MN100の CoAであり、 送信先が AR112のアドレスであるヘッダを取り除くようにしてもよい。また、メッセージ 生成手段 32は、 QoSリソース予約準備のためのシグナリングメッセージ又は QoSリソ ース予約のためのシグナリングメッセージのプロトコル番号を、 MN100と AR112との 間の QNEに受信されないようにするためのプロトコル番号に置き換えられた QoSリソ ース予約準備のためのシグナリングメッセージ又は QoSリソース予約のためのシグナ リングメッセージのプロトコル番号を、置き換える前のプロトコル番号に戻すようにして あよい。
[0074] 送信手段 33は、例えば受信されたシグナリングメッセージを転送したり、メッセージ 生成手段 32によって上述したヘッダが取り除かれたシグナリングメッセージを送信し たり、プロトコル番号が置き換えられたシグナリングメッセージを送信したりするもので ある。
[0075] 次に、本発明の第 2の実施の形態に係る CNの一例について説明する。なお、第 2 の実施の形態に係る CNの構成は第 1の実施の形態に係る CNの構成と同様である ため、第 2の実施の形態に係る CNを説明する際には図 4を用いる。 CN110は、受信 手段 41、メッセージ生成手段 42、送信手段 43から構成されている。なお、構成要素 はこれに限られるものではない。受信手段 41は、例えば MN100や AR112からのシ ダナリングメッセージを受信するものである。メッセージ生成手段 42は、例えば受信し たシグナリングメッセージに基づいて、 QoSリソース予約のためのシグナリングメッセ ージを生成したりする。送信手段 43は、例えばメッセージ生成手段 42によって生成 されたシグナリングメッセージを送信するものである。
[0076] <第 3の実施の形態〉
第 1の実施の形態におけるデータの送信方向が CN110から MN100の方向である 場合につ!/、て図 6を用いて説明する。ここでは AR112が QNEである場合を想定す る。今、 ΜΝΙΟΟίま、サブ、ネッ卜ワーク 1001におレヽて経路 1005を用レヽて CN110力、ら データを受信している。 MN100はサブネットワーク 1003へ移動を決めると、まず AR 112にプロキシになってもらうようにネゴシエーションを行う。次に、 MN100は QoSリ ソース予約準備のためのシグナリングメッセージ (例えば、 QUERY)又は QoSリソー ス予約のためのシグナリングメッセージ(RESERVE、ただしこの場合は、サブネット ワーク 1003にお!/、て用いる CoAが既に取得されて!/、るものとする)を AR112経由で 送ってもらうためのトリガ(上述した依頼メッセージに相当)を CN110に送信する。
もよい。このトリガは MN100がサブネットワーク 1001で使用している CoAを送信元と して経路 1005を通って CN110に送信される。
[0078] トリガとなるシグナリングメッセージには、「AR112経由で MN100がサブネットヮー ク 1001で使っている CoAあてにシグナリングメッセージ(QoSリソース予約準備のた めのシグナリングメッセージ又は QoSリソース予約のためのシグナリングメッセージ)を 送れ」という指示、「AR112から MN100までの経路上に存在する QNEにはシグナリ ングメッセージを処理させるな」という指示、及び AR112がプロキシであるという情報 が含まれる。
[0079] トリガを受け取った CN110は、シグナリングメッセージを作成し、 AR112経由で M N100がサブネットワーク 1001で使用している CoAあてに送信する。 CN110は、 A R112経由でシグナリングメッセージを送るため、シグナリングメッセージの IPヘッダ に強制的に AR112を通過させるような指示(例えば、 Strict Routeなど)を埋め込む。 このシグナリングメッセージには「AR112力、ら MN100までの経路上に存在する QN Eにはシグナリングメッセージの処理をさせるな」と!/、う指示が含まれる。
[0080] このシグナリングメッセージが AR112に到達すると、 AR112はプロキシとして働き、 このシグナリングメッセージに上述した「QNEによる処理禁止ビット」を立て、シグナリ ングメッセージの送信を続ける。これにより、 CN110力、ら AR112までの経路 1007上 でのみシグナリングメッセージが処理される。なお、 MN100は AR112とあらかじめネ ゴシエーシヨンを行う際、 CN110からあるコード(若しくはパラメータやビットや識別子 など)を持つシグナリングメッセージが送られてきた場合には、「QNEによる処理禁止 ビット」をそのシグナリングメッセージに立てるよう指示を出しておいてもよい。
[0081] この場合、 MN100力、ら CN110に送られるトリガ、や CN110力、ら AR112経由で MN 100に送られるシグナリングメッセージに「AR112から MN100までの経路上に存在 する QNEにはシグナリングメッセージの処理をさせるな」という指示は必要なぐ代わ りに上述したコード (若しくはパラメータやビットや識別子など)を含めてもよい。さらに 、 CN110から AR112経由で MN100に送られるシグナリングメッセージに AR112 力 S「QNEによる処理禁止ビット」を立てる代わりに、 AR112がシグナリングメッセージ に含まれる RAOを外してもよ!/、。
[0082] 次に、本発明の第 3の実施の形態に係る移動端末 (MN)の一例について説明する 。なお、第 3の実施の形態に係る MNの構成は第 1の実施の形態に係る MNの構成 と同様であるため、第 3の実施の形態に係る MNを説明する際には図 2を用いる。 M N100は、受信手段 21、メッセージ生成手段 22、送信手段 23から構成されている。 なお、構成要素はこれに限られるものではない。
[0083] 受信手段 21は、例えば AR102からデータなどを受信するものである。メッセージ生 成手段 22は、例えば外部に送信するシグナリングメッセージを生成するものであり、 例えば現在属するサブネットワーク 1001からサブネットワーク 1003へ移動する場合 に、 CN110から MN100の方向への QoSリソース予約準備のためのシグナリングメッ セージ又は QoSリソース予約のためのシグナリングメッセージを、 AR112を経由して MN100に送信してもらうためのトリガ (依頼メッセージ)を生成する。送信手段 23は、 例えばメッセージ生成手段 22によって生成されたトリガを CN110に送信するもので ある。
[0084] 次に、本発明の第 3の実施の形態に係るアクセスルータの一例について説明する。
なお、ここでは MN100の移動先のサブネットワーク 1003におけるアクセスルータの 機能について説明する。また、第 3の実施の形態に係るアクセスルータの構成は第 1 の実施の形態に係るアクセスルータの構成と同様であるため、第 3の実施の形態に 係るアクセスルータを説明する際には図 3を用いる。 AR112は、受信手段 31、メッセ ージ生成手段 32、送信手段 33から構成されている。なお、構成要素はこれに限られ るものではない。受信手段 31は、 CN110からのシグナリングメッセージなどを受信す るものである。
[0085] 受信手段 31は、例えば MN100が現在属するサブネットワーク 1001からサブネット ワーク 1003へ移動する場合に、 CN110から MN100の方向への QoSリソース予約 準備のためのシグナリングメッセージ又は QoSリソース予約のためのシグナリングメッ セージを、 AR112を経由して MN100に送信してもらうためのトリガに基づいて、 CN 110から送信された QoSリソース予約準備のためのシグナリングメッセージ又は QoS リソース予約のためのシグナリングメッセージを受信する。
[0086] メッセージ生成手段 32は、例えば外部からのシグナリングメッセージを処理するも のであり、例えば QoSリソース予約準備のためのシグナリングメッセージ又は QoSリソ ース予約のためのシグナリングメッセージに、 AR112と MN100との間に位置する Q NEに QoSリソースの予約準備又は QoSリソース予約の処理をさせないようにするた めの処理禁止ビットを付加する。送信手段 33は、例えば受信されたシグナリングメッ セージを転送したり、メッセージ生成手段 32によって上述した処理禁止ビットが付加 されたシグナリングメッセージを MN100に送信したりするものである。
[0087] 次に、本発明の第 3の実施の形態に係る CNの一例について説明する。なお、第 3 の実施の形態に係る CNの構成は第 1の実施の形態に係る CNの構成と同様である ため、第 3の実施の形態に係る CNを説明する際には図 4を用いる。 CN110は、受信 手段 41、メッセージ生成手段 42、送信手段 43から構成されている。なお、構成要素 はこれに限られるものではない。受信手段 41は、例えば MN100が現在属するサブ ネットワーク 1001からサブネットワーク 1003へ移動する場合に、 CN110力、ら MN10 0の方向への QoSリソース予約準備のためのシグナリングメッセージ又は QoSリソー ス予約のためのシグナリングメッセージを、 AR112を経由して MN100に送信しても らうためのトリガを受信するものである。
[0088] メッセージ生成手段 42は、例えば受信したトリガに基づいて、 QoSリソース予約準 ージを生成したりする。送信手段 43は、メッセージ生成手段 42によって生成されたシ グナリングメッセージを MN100あてに AR112に向けて送信するものである。
[0089] <第 4の実施の形態〉
第 1の実施の形態におけるデータの送信方向が双方向通信である場合について図 7を用いて説明する。ここでは AR112が QNEである場合を想定する。 MN100は第 1の実施の形態に記載の方法で CN110にシグナリングメッセージを送り、 QoSリソー ス予約の準備や QoSリソース予約を行う。ここで、 MN100は AR112とネゴシエーシ ヨンを行う際、 CN110から MN100に対して送信される、 QoSリソース予約の準備や QoSリソース予約のためのシグナリングメッセージに関するプロキシにもなるようにネ ゴシエーシヨンを亍う。
[0090] また、第 1の実施の形態に記載の、 MN100から CN110に送られるシグナリングメ ッセージの中に、第 3の実施の形態に記載のトリガに含まれるような要素も含まれる。 すなわち、このメッセージには、 CN110に対して通知する情報として「MN100がサ ブネットワーク 1001で使っている CoAあてに AR112経由でシグナリングメッセージ( QoSリソース予約準備のためのシグナリングメッセージ又は QoSリソース予約のため のシグナリングメッセージ)を送れ」という指示、「AR112から MN100までの経路上 に存在する QNEにはシグナリングメッセージの処理をさせるな」という指示、及び AR 112がプロキシであると!/、う情報が含まれる。
[0091] トリガを受け取った CN110は、第 3の実施の形態に記載の方法で CN110力も MN 100方向の QoSリソース予約の準備若しくは QoSリソース予約を行う。すなわち、トリ ガを受け取った CN110は、シグナリングメッセージを作成し、 AR112経由で MN10 0がサブネトワーク 1001で使用している CoAあてに送信する。 CN110は、 AR112 経由でシグナリングメッセージを送るため、シグナリングメッセージの IPヘッダに強制 的に AR112を通過させるような指示(例えば、 Strict Routeなど)を埋め込む。このシ グナリングメッセージには「AR112から MN100までの経路上に存在する QNEには シグナリングメッセージの処理をさせるな」という指示が含まれる。
[0092] このシグナリングメッセージが AR112に到達すると、 AR112はプロキシとして働き、 このシグナリングメッセージに上述した「QNEによる処理禁止ビット」を立て、シグナリ ングメッセージの送信を続ける。これにより、 CN110力、ら AR112までの経路 1007上 でのみシグナリングメッセージが処理される。なお、 MN100は AR112とあらかじめネ ゴシエーシヨンを行う際、 CN110からあるコード(若しくはパラメータやビットや識別子 など)を持つシグナリングメッセージが送られてきた場合には「QNEによる処理禁止ビ ット」をそのシグナリングメッセージに立てるよう指示を出してお!/、てもよ!/、。
[0093] この場合、 MN100力、ら CN110に送られるトリガや CN110力、ら AR112経由で MN 100に送られるシグナリングメッセージに「AR112から MN100までの経路上に存在 する QNEにはシグナリングメッセージの処理をさせるな」という指示は必要なぐ代わ りに上述のコード (若しくはパラメータやビットや識別子など)を含めてもよい。さらに、 CN110から AR112経由で MN100に送られるシグナリングメッセージに AR112力 QNEによる処理禁止ビット」を立てる代わりに、 AR112がシグナリングメッセージに 含まれる RAOを外してもよ!/、。
[0094] なお、図 7にはトリガが AR112経由で送られるケースが描かれており、この場合の 経路と CN110力、ら MN100に AR112経由で送られるシグナリングメッセージが同じ 経路を通るように書かれて!/、る力 この 2つの経路は AR112を通過すると!/、うことを 除いて異なることも有り得る。また、この方法はデータの送信方向が CN110から MN 100の方向のみである場合にも適応できる。その場合、 MN100力も CN110に送ら れるメッセージは QoSリソース予約の準備や QoSリソース予約を行うためのものでは なぐ第 3の実施の形態に記載のトリガとしてのメッセージのみの役割を持つものとな
[0095] 次に、本発明の第 4の実施の形態に係る移動端末 (MN)の一例について説明する 。なお、第 4の実施の形態に係る MNの構成は第 1の実施の形態に係る MNの構成 と同様であるため、第 4の実施の形態に係る MNを説明する際には図 2を用いる。 M N100は、受信手段 21、メッセージ生成手段 22、送信手段 23から構成されている。 なお、構成要素はこれに限られるものではない。
[0096] 受信手段 21は、例えば AR102からデータなどを受信するものである。メッセージ生 成手段 22は、外部に送信するシグナリングメッセージを生成するものであり、例えば 現在属するサブネットワーク 1001からサブネットワーク 1003へ移動する場合に、 M N100が現在属するサブネットワーク 1001における CoAを送信元とする、 QoSリソー ス予約準備のためのシグナリングメッセージ又は QoSリソース予約のためのシグナリ ングメッセージに、 CN110から MN100の方向への QoSリソース予約準備又は QoS リソース予約をさせるための指示情報を含めたシグナリングメッセージを生成する。送 信手段 23は、例えばメッセージ生成手段 22によって生成されたシグナリングメッセ一 ジを CN110あてに AR112に向けて送信するものである。
[0097] 次に、本発明の第 4の実施の形態に係るアクセスルータの一例について説明する。
なお、ここでは MN100の移動先のサブネットワーク 1003におけるアクセスルータの 機能について説明する。また、第 4の実施の形態に係るアクセスルータの構成は第 1 の実施の形態に係るアクセスルータの構成と同様であるため、第 4の実施の形態に 係るアクセスルータを説明する際には図 3を用いる。 AR112は、受信手段 31、メッセ ージ生成手段 32、送信手段 33から構成されている。なお、構成要素はこれに限られ るものではない。
[0098] 受信手段 31は、例えば MN100が現在属するサブネットワーク 1001からサブネット ワーク 1003へ移動する場合に、 MN100が現在属するサブネットワーク 1001におけ る CoAを送信元とする、 QoSリソース予約準備のためのシグナリングメッセージ又は QoSリソース予約のためのシグナリングメッセージに、 CN110力、ら MN100の方向へ の QoSリソース予約準備又は QoSリソース予約をさせるための指示情報を含めたシ ダナリングメッセージを受信するものである。
[0099] メッセージ生成手段 32は、外部からのシグナリングメッセージを処理するものであり 、例えば CN110から受信した QoSリソース予約準備のためのシグナリングメッセージ 又は QoSリソース予約のためのシグナリングメッセージに、 AR112と MN100との間 に位置する QNEに QoSリソースの予約準備又は QoSリソース予約の処理をさせない ようにするための処理禁止ビットを付加する処理を行う。送信手段 33は、例えば受信 されたシグナリングメッセージを転送したり、メッセージ生成手段 32によって上述した 処理禁止ビットが付加されたシグナリングメッセージを MN100に送信したりするもの である。
[0100] 次に、本発明の第 4の実施の形態に係る CNの一例について説明する。なお、第 4 の実施の形態に係る CNの構成は第 1の実施の形態に係る CNの構成と同様である ため、第 4の実施の形態に係る CNを説明する際には図 4を用いる。 CN110は、受信 手段 41、メッセージ生成手段 42、送信手段 43から構成されている。なお、構成要素 はこれに限られるものではない。受信手段 41は、例えば MN100が現在属するサブ ネットワーク 1001からサブネットワーク 1003へ移動する場合に、 MN100が現在属 するサブネットワーク 1001における CoAを送信元とする、 QoSリソース予約準備のた
、 CN110から MN100の方向への QoSリソース予約準備又は QoSリソース予約をさ せるための指示情報を含めた QoSリソース予約準備のためのシグナリングメッセージ 又は QoSリソース予約のためのシグナリングメッセージを受信するものである。
[0101] メッセージ生成手段 42は、例えば受信された QoSリソース予約準備のためのシグ ナリングメッセージ又は QoSリソース予約のためのシグナリングメッセージに含まれる 指示情報に基づいて、 CN110から MN100の方向への QoSリソース予約準備のた めのシグナリングメッセージ又は QoSリソース予約のためのシグナリングメッセージを 生成するものである。送信手段 43は、メッセージ生成手段 42によって生成されたシ グナリングメッセージを MN100あてに AR112に向けて送信するものである。
[0102] <第 5の実施の形態〉
第 2の実施の形態におけるデータの送信方向が CN110から MN100の方向である 場合につ!/、て図 8を用いて説明する。ここでは AR112が QNEである場合を想定す る。今、 ΜΝΙΟΟίまサブ、ネッ卜ワーク 1001におレヽて、経路 1005を用レヽて CN110力、ら データを受信している。 MN100はサブネットワーク 1003への移動を決めると、まず AR112にプロキシになってもらうようネゴシエーションを行う。次に MN100は CN11 0に QoSリソース予約準備のためのシグナリングメッセージ (例えば、 QUERY)又は QoSリソース予約のためのシグナリングメッセージ(すなわち、 RESERVE、ただしこ の場合は、サブネットワーク 1003において用いる COAが既に取得できているものと する)を AR112経由で送ってもらうためのトリガを CN110に送る。
てもよい。このトリガは MN100がサブネットワーク 1001で使用している CoAを送信 元として経路 1005を経由して CN110に送られる。トリガとなるシグナリングメッセージ には「AR112経由で MN100がサブネットワーク 1001で使っている CoAあてにシグ ナリングメッセージ(QoSリソース予約準備のためのシグナリングメッセージ又は QoS リソース予約のためのシグナリングメッセージ)を送れ」という指示、「AR112から MN 100までの経路上に存在する QNEにはシグナリングメッセージをインタセプトさせる な」とレ、う指示、及び AR112がプロキシであると!/、う情報が含まれる。
[0104] また、どのようにシグナリングメッセージをインタセプトさせないかという具体的指示( 第 2の実施の形態に記載のシグナリングメッセージをカプセル化する方法や NSIS-E 2E-IGNOREを用いる方法)を含んでもよい。トリガを受け取った CN110は、シグナ リングメッセージを作成し、 AR112経由で MN100がサブネトワーク 1001で使用して いる CoAあてに送信する。 CN110は、 AR112経由でシグナリングメッセージを送る ため、シグナリングメッセージの IPヘッダに強制的に AR112を通過させるような指示 (例えば、 Strict Routeなど)を埋め込む。
[0105] このシグナリングメッセージには「AR112から MN100までの経路上に存在する Q NEにはシグナリングメッセージをインタセプトさせるな」という指示が含まれる。また、 どのようにシグナリングメッセージをインタセプトさせないかという具体的指示(第 2の 実施の形態に記載のシグナリングメッセージをカプセル化する方法や NSIS-E2E-I GNOREを用いる方法)を含んでもよ!/、。
[0106] このシグナリングメッセージが AR112に到達すると、 AR112はプロキシとして働き、 このシグナリングメッセージに、 AR112から MN100までの経路上に存在する QNE にシグナリングメッセージをインタセプトさせな!/、ような処理、すなわちシグナリングメッ セージをカプセル化する方法や、 NSIS-E2E-IGNOREを用いる方法を施す(シグ ナリングメッセージに指示がある場合はこれに従ってもよい)。これにより、 CN110か ら AR112までの経路 1007上でのみシグナリングメッセージが処理され、 AR112力、 ら MN100の経路上にある QNEではシグナリングメッセージはインタセプトされない。
[0107] なお、 AR112でシグナリングメッセージをカプセル化する場合には、 MN100には カプセル化されたシグナリングメッセージのカプセル化を解く機能が必要となり、また AR112で NSIS- E2E-IGNOREを用いる場合には、 MN100には NSIS- E2E-IG NOREメッセージを元のシグナリングメッセージに置き換える機能が必要となる。また 、 MN100は AR112とあらかじめネゴシエーションを行う際、 CN110からあるコード( 若しくはパラメータやビットや識別子など)を持つシグナリングメッセージが送られてき た場合には「AR112から MN100までの経路上に存在する QNEにはシグナリングメ ッセージをインタセプトさせるな」と!/、う指示を出してお!/、てもよ!/、。
[0108] また、この指示の中に、どのようにシグナリングメッセージをインタセプトさせないかと いう具体的指示(第 2の実施の形態に記載のシグナリングメッセージをカプセル化す る方法や NSIS-E2E-IGNOREメッセージを用いる方法)を含んでもよい。この場合 、 MN100力、ら CN110に送られる卜!;ガゃ、 CN110力、ら AR112経由で MN100に送 られるシグナリングメッセージに「AR112から MN100までの経路上に存在する QN Eにはシグナリングメッセージをインタセプトさせるな」と!/、う指示やその方法を含める は必要なぐ代わりに上述のコード(若しくはパラメータやビットや識別子など)を含め てもよい。
[0109] 次に、本発明の第 5の実施の形態に係る移動端末 (MN)の一例について説明する 。なお、第 5の実施の形態に係る MNの構成は第 1の実施の形態に係る MNの構成 と同様であるため、第 5の実施の形態に係る MNを説明する際には図 2を用いる。 M N100は、受信手段 21、メッセージ生成手段 22、送信手段 23から構成されている。 なお、構成要素はこれに限られるものではない。
[0110] 受信手段 21は、例えば AR102からデータなどを受信するものである。メッセージ生 成手段 22は、例えば外部に送信するシグナリングメッセージを生成するものであり、 例えば現在属するサブネットワーク 1001からサブネットワーク 1003へ移動する場合 に、 CN110から MN100の方向への QoSリソース予約準備のためのシグナリングメッ セージ又は QoSリソース予約のためのシグナリングメッセージを、 ARl 12を経由して MN100に送信してもらうためのトリガ (依頼メッセージ)を生成する。送信手段 23は、 例えばメッセージ生成手段 22によって生成されたトリガを CN110に送信するもので ある。
[0111] 次に、本発明の第 5の実施の形態に係るアクセスルータの一例について説明する。
なお、ここでは MN100の移動先のサブネットワーク 1003におけるアクセスルータの 機能について説明する。また、第 5の実施の形態に係るアクセスルータの構成は第 1 の実施の形態に係るアクセスルータの構成と同様であるため、第 5の実施の形態に 係るアクセスルータを説明する際には図 3を用いる。 AR112は、受信手段 31、メッセ ージ生成手段 32、送信手段 33から構成されている。なお、構成要素はこれに限られ るものではない。
[0112] 受信手段 31は、例えば MN100が現在属するサブネットワーク 1001からサブネット ワーク 1003へ移動する場合に、 CN110から MN100の方向への QoSリソース予約 準備のためのシグナリングメッセージ又は QoSリソース予約のためのシグナリングメッ セージを、 AR112を経由して MN100に送信してもらうためのトリガに基づいて、 CN 110から送信された QoSリソース予約準備のためのシグナリングメッセージ又は QoS リソース予約のためのシグナリングメッセージを受信する。
[0113] メッセージ生成手段 32は、例えば送信元が AR112のアドレスであり、送信先が M 又は QoSリソース予約のためのシグナリングメッセージに付加しカプセル化する。ま た、メッセージ生成手段 32は、 QoSリソース予約準備のためのシグナリングメッセ一 ジ又は QoSリソース予約のためのシグナリングメッセージのプロトコル番号を、 ARl 1 2と MN100との間の QNEに受信されないようにするためのプロトコル番号に置き換 える処理を fiうようにしてもよい。送信手段 33は、例えば受信されたシグナリングメッ セージを転送したり、メッセージ生成手段 32によってカプセル化されたシグナリングメ ッセージやプロトコル番号が置き換えられたシグナリングメッセージを MN100に送信 したりするものである。
[0114] 次に、本発明の第 5の実施の形態に係る CNの一例について説明する。なお、第 5 の実施の形態に係る CNの構成は第 1の実施の形態に係る CNの構成と同様である ため、第 5の実施の形態に係る CNを説明する際には図 4を用いる。 CN110は、受信 手段 41、メッセージ生成手段 42、送信手段 43から構成されている。なお、構成要素 はこれに限られるものではない。受信手段 41は、例えば MN100が現在属するサブ ネットワーク 1001からサブネットワーク 1003へ移動する場合に、 CN110力、ら MN10 0の方向への QoSリソース予約準備のためのシグナリングメッセージ又は QoSリソー ス予約のためのシグナリングメッセージを、 AR112を経由して MN100に送信しても らうためのトリガを受信するものである。
[0115] メッセージ生成手段 42は、例えば受信したトリガに基づいて、 QoSリソース予約準 ージを生成したりする。送信手段 43は、メッセージ生成手段 42によって生成されたシ グナリングメッセージを MN100あてに AR112に向けて送信するものである。
[0116] <第 6の実施の形態〉
第 2の実施の形態におけるデータの送信方向が双方向通信である場合について図 9を用いて説明する。ここでは AR112が QNEである場合を想定する。 MN100は第 2の実施の形態に記載の方法で CN110にシグナリングメッセージを送り、 QoSリソー ス予約の準備や QoSリソース予約を行う。ここで、 MN100は AR112とネゴシエーシ ヨンを行う際、 CN110から MN100に対して送信される、 QoSリソース予約の準備や QoSリソース予約のためのシグナリングメッセージに関するプロキシにもなるようネゴ シエーシヨンを行う。なお、第 2の実施の形態における MN100がメッセージをカプセ ル化して送るケースでは AR112にカプセル化を解く機能があれば、事前のネゴシェ ーシヨンは必ずしも必要ではなかった力 S、第 6の実施の形態では、 CN110力、ら MN1 00に対して送信される QoSリソース予約の準備や QoSリソース予約のためのシグナ リングメッセージに関するプロキシなるようネゴシエーションを行う必要がある。
[0117] また、第 2の実施の形態に記載の MN100から CN110に送られるシグナリングメッ セージの中に、第 5の実施の形態に記載のトリガに含まれるような要素も含まれる。す なわち、このメッセージには CN110に対して通知する情報として「AR112経由で M N100がサブネットワーク 1001で使っている CoAあてにシグナリングメッセージ(Qo Sリソース予約準備のためのシグナリングメッセージ又は QoSリソース予約のためのシ ダナリングメッセージ)を送れ」という指示、「AR112から MN100までの経路上に存 在する QNEにはシグナリングメッセージの処理をさせるな」という指示、及び AR112 がプロキシであるとレ、う情報が含まれる。
[0118] また、どのようにシグナリングメッセージをインタセプトさせな!/、かと!/、う具体的指示( 第 2の実施の形態に記載のシグナリングメッセージをカプセル化する方法や NSIS-E 2E-IGNOREを用いる方法)を含んでもよい。トリガを受け取った CN110は、第 5の 実施の形態に記載の方法で CN110から MN100方向の QoSリソース予約の準備若 しくは QoSリソース予約を行う。すなわち、トリガを受け取った CN110は、シグナリン グメッセージを作成し、 AR112経由で MN 100がサブネトワーク 1001で使用して!/ヽ る CoAあてに送信する。 CN110は AR112経由でシグナリングメッセージを送るため 、シグナリングメッセージの IPヘッダに強制的に AR112を通過させるような指示(例 えば、 Strict Routeなど)を埋め込む。
[0119] このシグナリングメッセージには「AR112から MN100までの経路上に存在する Q NEにはシグナリングメッセージをインタセプトさせるな」という指示が含まれる。また、 どのようにシグナリングメッセージをインタセプトさせないかという具体的指示(第 2の 実施の形態に記載のシグナリングメッセージをカプセル化する方法や NSIS-E2E-I GNOREを用いる方法)を含んでもよい。このシグナリングメッセージが AR112に到 達すると、 AR112はプロキシとして働き、このシグナリングメッセージに、 AR112から MN100までの経路上に存在する QNEにシグナリングメッセージをインタセプトさせ ないような処理、すなわちシグナリングメッセージをカプセル化する方法や NSIS-E2 E-IGNOREを用いる方法を施す (シダナリングメッセージに指示がある場合はこれ に従ってもよい)。
[0120] これにより、 CN110から AR112までの経路 1007上でのみシグナリングメッセージ が処理され、 AR112から MN100の経路上にある QNEではシグナリングメッセージ はインタセプトされない。なお、 AR112でシグナリングメッセージをカプセル化する場 合には、 MN100にはカプセル化されたシグナリングメッセージのカプセル化を解く 機能が必要となり、また AR112で NSIS-E2E-IGNOREを用いる場合には、 MN1 00には NSIS-E2E-IGNOREメッセージを元のシグナリングメッセージに置き換える 機能が必要となる。
[0121] また、 MN100は AR112とあらかじめネゴシエーションを行う際、 CN110からあるコ ード(若しくはパラメータやビットや識別子など)を持つシグナリングメッセージが送ら れてきた場合には「AR112から MN100までの経路上に存在する QNEにはシグナリ ングメッセージをインタセプトさせるな」という指示を出しておいてもよい。また、この指 示の中に、どのようにシグナリングメッセージをインタセプトさせな!/、かと!/、う具体的指 示(第 2の実施の形態に記載のシグナリングメッセージをカプセル化する方法や NSI S- E2E-IGNOREメッセージを用いる方法)を含んでもよい。この場合、 MN100力、 ら CN110に送られるトリガに「AR112から MN100までの経路上に存在する QNEに はシグナリングメッセージをインタセプトさせるな」という指示やその方法を含めるは必 要なぐ代わりに上述のコード (若しくはパラメータやビットや識別子など)を含めても よい。
[0122] また、 AR112から MN100までの経路上に存在する QNEにシグナリングメッセ一 ジをインタセプトさせない別の方法を説明する。 MN100が AR112経由でシグナリン グメッセージ (例えば、 QUERY)によるトリガを第 2の実施の形態に記載の方法で C N110に送る場合、 MN100と AR112の間にはワンホップのハンドシェークが確立さ れる。このトリガを受け取った CN 110力、ら AR112経由で MN 100に送信されるシグ ナリングメッセージが AR112に到着した際、このワンホップのハンドシェークを用いる 。すなわち、 AR112は CN110から送られたシグナリングメッセージに含まれる、フロ 一 IDやセッション IDなどの GIST (非特許文献 2を参照)レベルの鍵となる情報を、 M N100からトリガが送られた際の GISTレベルの鍵情報と置き換える。
[0123] これにより、 CN110から送られたシグナリングメッセージは AR112から MN100の 間であた力、も MN100から CN110に AR112経由で送られたトリガであるシグナリン グメッセージの RESPONSEであるかのように扱われ、すなわち、 AR112力、ら MN1 00まではワンホップで送られる。 AR112によるこの GISTレベルの鍵となる情報の変 換機能は、 MN100と AR112のあら力、じめのネゴシエーションによって有効となる。
[0124] また、この方法はデータの送信方向が CN110力も MN100の方向のみである場合 にも適応できる。その場合、 MN100から CN110に送られるメッセージは QoSリソー ス予約の準備や QoSリソース予約を行うためのものではなぐ第 3の実施の形態に記 載のトリガとしてのメッセージのみの役割を持つものとなる。なお、図 9にはトリガが AR 112経由で送られるケースが描かれており、この場合の経路と CN110力も MN100 に AR112経由で送られるシグナリングメッセージが同じ経路を通るように書かれてい る力 この 2つの経路は AR112を通過すると!/、うことを除!/、て異なることも有り得る。
[0125] 次に、本発明の第 6の実施の形態に係る移動端末 (MN)の一例について説明する 。なお、第 6の実施の形態に係る MNの構成は第 1の実施の形態に係る MNの構成 と同様であるため、第 6の実施の形態に係る MNを説明する際には図 2を用いる。 M N100は、受信手段 21、メッセージ生成手段 22、送信手段 23から構成されている。 なお、構成要素はこれに限られるものではない。
[0126] 受信手段 21は、例えば AR102からデータなどを受信するものである。メッセージ生 成手段 22は、外部に送信するシグナリングメッセージを生成するものであり、例えば 現在属するサブネットワーク 1001からサブネットワーク 1003へ移動する場合に、 M N100が現在属するサブネットワーク 1001における CoAを送信元とする、 QoSリソー ス予約準備のためのシグナリングメッセージ又は QoSリソース予約のためのシグナリ ングメッセージに、 CN110から MN100の方向への QoSリソース予約準備又は QoS リソース予約をさせるための指示情報を含めたシグナリングメッセージを生成する。送 信手段 23は、例えばメッセージ生成手段 22によって生成されたシグナリングメッセ一 ジを CN110あてに AR112に向けて送信するものである。
[0127] 次に、本発明の第 6の実施の形態に係るアクセスルータの一例について説明する。
なお、ここでは MN100の移動先のサブネットワーク 1003におけるアクセスルータの 機能について説明する。また、第 6の実施の形態に係るアクセスルータの構成は第 1 の実施の形態に係るアクセスルータの構成と同様であるため、第 6の実施の形態に 係るアクセスルータを説明する際には図 3を用いる。 AR112は、受信手段 31、メッセ ージ生成手段 32、送信手段 33から構成されている。なお、構成要素はこれに限られ るものではない。
[0128] 受信手段 31は、例えば MN100が現在属するサブネットワーク 1001からサブネット ワーク 1003へ移動する場合に、 MN100が現在属するサブネットワーク 1001におけ る CoAを送信元とする、 QoSリソース予約準備のためのシグナリングメッセージ又は QoSリソース予約のためのシグナリングメッセージに、 CN110力、ら MN100の方向へ の QoSリソース予約準備又は QoSリソース予約をさせるための指示情報を含めたシ ダナリングメッセージを受信するものである。
[0129] メッセージ生成手段 32は、外部からのシグナリングメッセージを処理するものであり 、例えば送信元が AR112のアドレスであり、送信先が MN100の CoAであるヘッダ を、 CN110から受信した QoSリソース予約準備のためのシグナリングメッセージ又は QoSリソース予約のためのシグナリングメッセージに付加しカプセル化する。また、メ ッセージ生成手段 32は、 CN110から受信した QoSリソース予約準備のためのシグ ナリングメッセージ又は QoSリソース予約のためのシグナリングメッセージのプロトコル 番号を、 AR112と MN100との間の QNEに受信されないようにするためのプロトコル 番号に置き換える処理を行うようにしてもょレ、。
[0130] また、メッセージ生成手段 32は、 CN110から受信した QoSリソース予約準備のた めのシグナリングメッセージ又は QoSリソース予約のためのシグナリングメッセージを 識別するための情報を、 MN100から受信した QoSリソース予約準備のためのシグ ナリングメッセージ又は QoSリソース予約のためのシグナリングメッセージを識別する ための情報に置き換える処理を行うようにしてもよい。
[0131] 送信手段 33は、例えば受信されたシグナリングメッセージを転送したり、メッセージ 生成手段 32によってカプセル化されたシグナリングメッセージ、プロトコル番号が置き 換えられたシグナリングメッセージ、シグナリングメッセージを識別する情報が置き換 えられたシグナリングメッセージを MN100に送信したりするものである。
[0132] 次に、本発明の第 6の実施の形態に係る CNの一例について説明する。なお、第 6 の実施の形態に係る CNの構成は第 1の実施の形態に係る CNの構成と同様である ため、第 6の実施の形態に係る CNを説明する際には図 4を用いる。 CN110は、受信 手段 41、メッセージ生成手段 42、送信手段 43から構成されている。なお、構成要素 はこれに限られるものではない。受信手段 41は、例えば MN100が現在属するサブ ネットワーク 1001からサブネットワーク 1003へ移動する場合に、 MN100が現在属 するサブネットワーク 1001における CoAを送信元とする、 QoSリソース予約準備のた
、 CN110から MN100の方向への QoSリソース予約準備又は QoSリソース予約をさ せるための指示情報を含めた QoSリソース予約準備のためのシグナリングメッセージ 又は QoSリソース予約のためのシグナリングメッセージを受信するものである。
[0133] メッセージ生成手段 42は、例えば受信された QoSリソース予約準備のためのシグ ナリングメッセージ又は QoSリソース予約のためのシグナリングメッセージに含まれる 指示情報に基づいて、 CN110から MN100の方向への QoSリソース予約準備のた めのシグナリングメッセージ又は QoSリソース予約のためのシグナリングメッセージを 生成するものである。送信手段 43は、メッセージ生成手段 42によって生成されたシ グナリングメッセージを MN100あてに AR112に向けて送信するものである。
[0134] <第 7の実施の形態〉
第 1〜第 6の実施の形態における MN100が移動を行う先のサブネットワークや移 動を行った場合に利用される ARが特定できない場合がある。この場合、ハンドォー バを行った際に使われる可能性のあるすベての経路に対して QoSリソース予約準備 や QoSリソース予約を行ってお!/、てもよ!/ヽ。
[0135] データの送信方向が MN100から CN110の場合、 MN100のメッセージ生成手段 によりシグナリングメッセージを生成し、 MN100の送信手段により ARを経由して CN 110に送信するという作業を、ハンドオーバした際接続する可能性のあるすベての A Rに対して行う。送信方法は第 1又は第 2の実施の形態に記載の通りである。データ の送信方向が CN110から MN100の方向の場合、 MN100力、ら CN110に送られる トリガの中に MN100がハンドオーバした際接続する可能性のあるすベての ARの情 報を含めて MN100の送信手段が送信する。 CN110のメッセージ生成手段がシグ ナリングメッセージを生成し、 CN110の送信手段が ARを経由して MN100に送信す るという作業をトリガの中に含まれたすべての ARに対して行う。送信方法は第 3〜第 6の実施の形態に記載の通りである。
[0136] <第 8の実施の形態〉
第 8の実施の形態は、第 1〜第 7の実施の形態における MNが複数のインターフエ ースを有し、その複数のインターフェースを用いて CNと通信している場合に、ハンド オーバしない側のインターフェースを用いて新たな経路に QoSを予約するものである 。以下で詳細な説明をする。
[0137] 図 10に示すように、 MN1000は複数のインターフェース、ここでは 2つのインターフ エース s (MN— s)及びインターフェース t (MN— t)を同時に用いて CN1006と通信 している。ここで、図 11のように MN— tが他のサブネット(AR1101の配下のサブネ ット)にハンドオーバを行う場合を考える。もし、 MN1000のインターフェース t (MN — t)力 まだ AR1008配下でネットワークに繋がっている状態で AR1101への移動 を決めた場合には、上述した第 1の実施の形態や第 2の実施の形態などの方法を使 い、あらかじめ新規経路に QoSリソース予約の準備やリソース予約を行うことができる
[0138] し力、し、この処理を開始する前に MN— tが AR1008配下のネットワークから切断さ れてしまう場合もある。この場合、 MN1000のインターフェース s (MN— s)が MN— t に代わって上述した第 1の実施の形態などの方法で処理を行う。すなわち、データの 方向力 SMN1000力、ら CN1006の場合、 MN— sは AR1101経由で CN1006にメッ セージを送り、この際 MN— sから AR1101までの経路には予約準備や予約はさせ ないようにする。
[0139] また、データの方向が CN1006から MN1000の場合には、 MN— sは CN1006に トリガを送り、 CN1006力も AR1101経由でメッセージを送ってもらう。具体的には、 上述した第 3の実施の形態や第 5の実施の形態などの方法を用いて、 AR1101から MN— sまでの経路に予約準備や予約はさせないようにする。なお、 ^^ー1の八1^11 01配下での IPアドレスが分かっていた場合には、 CN1006からのメッセージの受け 取り先を MN— tの新しい IPアドレスあてにしてもよい。ただし、 MN— sが MN— tに 代わって処理を行う場合には MN— tの経路種別識別子などを含めるようにする。こ こで、経路種別識別子は経路の種別を識別する識別子(特許文献 1を参照)であつ て、本発明の第 8の実施の形態では、 MNのどちらのインターフェースが使われてい るセッションかを識別するインターフェースの識別情報である。
[0140] ここで、第 8の実施の形態に係る MNの構成の一例について図 12を用いて説明す る。図 12に示すように、 MN1000は、インターフェース管理手段 1200、受信手段 12 01、送信手段 1202、判断手段 1203、メッセージ生成手段 1204から構成されてい る。インターフェース管理手段 1200は、複数のインターフェース管理部 1〜!!を有し、 それぞれのインターフェース管理部はそれぞれインターフェースを管理して!/、る。ィ ンターフェース管理部は管理して!/、るインターフェースがハンドオーバしようとして!/ヽ ることを検知すると、その旨を受信手段 1201に送信する。
[0141] 受信手段 1201は、インターフェース管理部力、らインターフェースがハンドオーバし ようとしている旨の情報を受信する。判断手段 1203は、受信手段 1201によって受信 された情報に基づいて、他に同一の CNと通信中のインターフェースがあるかどう力、 を判断する。メッセージ生成手段 1204は、新たな接続先における QoSリソース予約 を行うための CNへのメッセージ(上述した第 1の実施の形態などで説明した MN100 0の CoAを送信元とする、 QoSリソース予約準備のためのシグナリングメッセージ又 は QoSリソース予約のためのシグナリングメッセージ)を生成する。送信手段 1202は 、生成されたメッセージなどを外部へ送信する。
[0142] ここで、第 8の実施の形態の MN1000における処理フローについて図 13を用いて 説明する。まず、受信手段 1201は、例えばインターフェース管理部 1から管理するィ ンターフェースがハンドオーバしそうである旨の情報を受信する(ステップ S1301)。 判断手段 1203は、受信された情報に基づいて、他に同一の CNと通信中のインター フェースがあるかどうか判断する(ステップ S1302)。他に同一の CNと通信中のイン ターフェースがあると判断した場合、判断手段 1203は現在同一の CNと通信中のィ ンターフェ一スの中力も代理となるインターフェースを選択する(ステップ S 1303)。
[0143] —方、他に同一の CNと通信中のインターフェースがないと判断した場合、判断手 段 1203はハンドオーバを行うインターフェースからシグナリングメッセージを送信す ることを決める(ステップ S1304)。メッセージ生成手段 1204は、 QoSリソース予約準 ージを生成する(ステップ S1305)。送信手段 1202は、選択又は決定されたインター フェースから生成されたシグナリングメッセージを送信する(ステップ S 1306)。なお、 データの送信方向が双方向通信である場合には、第 4の実施の形態や第 6の実施の 形態などの方法を用いて容易に実施することが可能である。また、 MN100のインタ 一フェースが移動を行う先のサブネットワークや移動を行った場合に利用される AR が特定できない場合には、第 7の実施の形態と同様に処理を行う。
[0144] <第 9の実施の形態〉
図 14のように QNE1404力 CN (CN1406や CN1410)力、ら MN1400へ送られ る(又は MN1400から CNに送られる)データが必ず通過するノード(集約ノード、集 約ポイントとも言う)として MN1400に知られている(例えば、ゲートウェイや MIPの H A、 MAP、又はネットワークによって設定された集約ポイントなど)。したがって、 MN — s及び MN— tと QNE1404との間に信頼関係がある場合、第 8の実施の形態の C N1006の役割を QNE1404が行ってもよい。
[0145] すなわち、データの方向が MN1400から CNの場合、 MN— sは AR1412経由で QNE1404にメッセージを送る。この際、第 8の実施の形態を参考にして、 MN— sか ら AR1412までの経路に予約準備や予約はさせないようにする。また、データの方向 力 SCNから MN1400の場合にも、第 8の実施の形態を参考にして、 MN— sはQNEl 404にトリガを送り、 QNE1404力、ら AR1412経由でメッセージを送ってもらう。
[0146] すなわち、 AR1412から MN— sまでの経路に予約準備や予約はさせないようにす る。なお、 MN— tの AR1412配下での IPアドレスが分かっていた場合には、 QNE1 404からのメッセージの受け取り先を MN— tの新しい IPアドレスあてにしてもよい。た だし、 MN— sが MN— tに代わって処理を行う場合には MN— tの経路種別識別子 などを含めるようにする。ここで、経路種別識別子は経路の種別を識別する識別子( 特許文献 1を参照)であって、本発明の第 9の実施の形態では、 MNのどちらのインタ 一フェースが使われているセッションかを識別するインターフェースの識別情報であ る。また、 MN— tが AR1408配下のサブネットにまだ繋がっている状態でハンドォー バ先の情報 (AR1412など)が分かった場合には、上述した第 1の実施の形態などの 方法を用いて MN— tが処理を行ってもよい。この方法は図 14のように MNが複数の CNと通信しているときに特に有用である。なお、第 9の実施の形態における MNは第 8の実施の形態における MNと同様の構成をするために説明を省略する。
[0147] ここで、第 9の実施の形態の MN1000における処理フローについて図 15を用いて 説明する。なお、第 9の実施の形態における MNの構成要素を示す場合、図 12に示 す第 8の実施の形態における MNの構成要素に付された符号を用いる。まず、受信 手段 1201は、例えばインターフェース管理部 1から管理するインターフェースがハン ドオーバしそうである旨の情報を受信する(ステップ S1501)。判断手段 1203は、通 信中の CNとの通信経路上に集約ポイント (ゲートウェイ、 HAなど)があるかどうか判 断する(ステップ S 1502)。
[0148] 集約ポイントがあると判断した場合、判断手段 1203は QoSリソース予約(又は予約 準備)を行う相手を集約ポイントと決定する(ステップ S 1503)。一方、集約ポイントが ないと判断した場合、判断手段 1203は QoSリソース予約(又は予約準備)を行う相 手を現在通信中の CNと決定する(ステップ S 1504)。ステップ S1503において、 Qo Sリソース予約(又は予約準備)を行う相手を集約ポイントと決定すると、判断手段 12 03は同一の集約ポイントを用いて通信しているインターフェースがあるかどうか判断 する(ステップ S 1505)。
[0149] 同一集約ポイントを用いて通信しているインターフェースがあると判断すると、判断 手段 1203は現在同一の集約ポイントを用いて通信中のインターフェースの中から代 理となるインターフェースを選択する(ステップ S 1506)。一方、同一集約ポイントを用 いて通信しているインターフェースがないと判断すると、判断手段 1203は、ハンドォ ーバを行うインターフェースからシグナリングメッセージを送信することを決める(ステ ップ S 1507)。メッセージ生成手段 1204は、 QoSリソース予約準備のためのシグナリ ングメッセージ又は QoSリソース予約のためのシグナリングメッセージを生成する(ス テツプ S 1508)。送信手段 1202は、選択又は決定されたインターフェースから生成 されたシグナリングメッセージを送信する(ステップ S 1509)。
[0150] また、ステップ S 1504において、 QoSリソース予約(又は予約準備)を行う相手を現 在通信中の CNと決定すると、判断手段 1203は同一の CNと通信中のインターフエ ースがあるかどうか判断する(ステップ S1510)。同一の CNと通信中のインターフエ ースがあると判断した場合、判断手段 1203は現在同一の CNと通信中のインターフ エースの中から代理となるインターフェースを選択する(ステップ S 1511)。一方、同 一の CNと通信中のインターフェースがないと判断した場合、判断手段 1203はハンド オーバを行うインターフェースからシグナリングメッセージを送信することを決める(ス テツプ S 1507)。なお、 MN100のインターフェースが移動を行う先のサブネットヮー クゃ移動を行った場合に利用される ARが特定できない場合には、第 7の実施の形 態と同様に処理を行う。
[0151] なお、上記の本発明の各実施の形態の説明で用いた各機能ブロックは、典型的に は集積回路である LSI (Large Scale Integration)として実現される。これらは個別に 1 チップ化されてもよいし、一部又はすベてを含むように 1チップ化されてもよい。なお、 ここでは、 LSIとした力 集積度の違いにより、 IC (Integrated Circuit)、システム LSI、 スーパー LSI、ウルトラ LSIと呼称されることもある。また、集積回路化の手法は LSIに 限るものではなぐ専用回路又は汎用プロセッサで実現してもよい。 LSI製造後に、 プログラムすることが可能な FPGA (Field Programmable Gate Array)や、 LSI内部の 回路セルの接続や設定を再構成可能なリコンフィギユラブル 'プロセッサを利用しても よい。さらには、半導体技術の進歩又は派生する別技術により LSIに置き換わる集積 回路化の技術が登場すれば、当然、その技術を用いて機能ブロックの集積化を行つ てもよい。例えば、ノ^オ技術の適応などが可能性としてあり得る。
産業上の利用可能性
[0152] 本発明に係る QoS早期確立方法、その方法で用いられる移動端末、その方法で用 いられるアクセスルータ、その方法で用いられる通信装置は、 MNのハンドオーバ前 に、予約経路に対して QoSリソース予約準備や QoSリソース予約を MNの現在の Co Aを用いて行うことにより、 CNが信頼できるノードとの間でシグナリングメッセージを送 受信できるため、移動端末がハンドオーバをした場合に移動先で早期に QoSの保証 を受けることが可能な QoS早期確立方法、その方法で用いられる移動端末、その方 法で用いられるアクセスルータ、その方法で用いられる通信装置などに有用である。

Claims

請求の範囲
[1] それぞれがサブネットワークを構成する複数のアクセスルータが通信ネットワークを 介して接続され、無線通信を通じて前記アクセスルータとの通信を行うよう構成されて いる移動端末と、前記移動端末の通信相手である通信装置と、前記移動端末と前記 通信装置との間に位置し、前記移動端末と前記通信装置との間で送信されるデータ を中継する複数の中継ノードとから構成される通信システムにおける QoS早期確立 方法であって、
前記データの送信方向が前記移動端末から前記通信装置の場合、
前記移動端末が、現在属するサブネットワークから別のサブネットワークへ移動する 場合に、前記移動端末が現在属する前記サブネットワークにおけるアドレスを送信元 とする、 QoSリソース予約準備のためのシグナリングメッセージ又は QoSリソース予約 のためのシグナリングメッセージを前記通信装置あてに前記別のサブネットワークの 前記アクセスルータである移動先アクセスルータに向けて送信するステップと、 前記移動先アクセスルータが、受信した前記 QoSリソース予約準備のためのシグナ リングメッセージ又は前記 QoSリソース予約のためのシグナリングメッセージを前記通 信装置に転送するステップとを、
有する QoS早期確立方法。
[2] 前記移動端末は、前記移動端末と前記移動先アクセスルータとの間に位置する前 記中継ノードに前記 QoSリソース予約準備又は前記 QoSリソース予約の処理をさせ ないようにするための処理禁止ビットを、前記 QoSリソース予約準備のためのシグナリ ングメッセージ又は前記 QoSリソース予約のためのシグナリングメッセージに付加し て前記通信装置あてに前記移動先アクセスルータに向けて送信し、
前記移動先アクセスルータは、受信した前記 QoSリソース予約準備のためのシグナ リングメッセージ又は前記 QoSリソース予約のためのシグナリングメッセージに付加さ れた前記処理禁止ビットを取り除いて前記通信装置に転送する請求項 1に記載の Q oS早期確立方法。
[3] 前記移動端末は、送信元が前記移動端末のアドレスであり、送信先が前記移動先 アクセスルータのアドレスであるヘッダを、前記 QoSリソース予約準備のためのシグナ リングメッセージ又は前記 QoSリソース予約のためのシグナリングメッセージに付加し カプセル化して前記通信装置あてに前記移動先アクセスルータに向けて送信し、 前記移動先アクセスルータは、受信した前記カプセル化された前記 QoSリソース予 約準備のためのシグナリングメッセージ又は前記 QoSリソース予約のためのシグナリ ングメッセージから、付加された前記ヘッダを取り除 V、て前記通信装置に転送する請 求項 1に記載の QoS早期確立方法。
[4] 前記移動端末は、前記 QoSリソース予約準備のためのシグナリングメッセージ又は 前記 QoSリソース予約のためのシグナリングメッセージのプロトコル番号を、前記移動 端末と前記移動先アクセスルータとの間の前記中継ノードに受信されないようにする ためのプロトコル番号に置き換えて前記通信装置あてに前記移動先アクセスルータ に向けて送信し、
前記移動先アクセスルータは、受信した前記 QoSリソース予約準備のためのシグナ リングメッセージ又は前記 QoSリソース予約のためのシグナリングメッセージの置き換 えられた前記プロトコル番号を、置き換える前の前記プロトコル番号に戻して前記通 信装置に転送する請求項 1に記載の QoS早期確立方法。
[5] 前記移動端末は、前記移動先アクセスルータを特定できな!/、場合、前記 QoSリソ ース予約準備のためのシグナリングメッセージ又は前記 QoSリソース予約のためのシ ダナリングメッセージを前記通信装置あてに前記移動先アクセスルータの候補となる すべてのアクセスルータに向けて送信する請求項 1に記載の QoS早期確立方法。
[6] それぞれがサブネットワークを構成する複数のアクセスルータが通信ネットワークを 介して接続され、無線通信を通じて前記アクセスルータとの通信を行うよう構成されて いる移動端末と、前記移動端末の通信相手である通信装置と、前記移動端末と前記 通信装置との間に位置し、前記移動端末と前記通信装置との間で送信されるデータ を中継する複数の中継ノードとから構成される通信システムにおける QoS早期確立 方法であって、
前記データの送信方向が前記移動端末と前記通信装置との間において双方向で ある場合、
前記移動端末が、現在属するサブネットワークから別のサブネットワークへ移動する 場合に、前記移動端末が現在属する前記サブネットワークにおけるアドレスを送信元 とする、 QoSリソース予約準備のためのシグナリングメッセージ又は QoSリソース予約 のためのシグナリングメッセージに、前記通信装置から前記移動端末の方向への Qo Sリソース予約準備又は QoSリソース予約をさせるための指示情報を含めて、前記通 信装置あてに前記別のサブネットワークの前記アクセスルータである移動先アクセス ルータに向けて送信するステップと、
前記移動先アクセスルータが、受信した前記 QoSリソース予約準備のためのシグナ リングメッセージ又は前記 QoSリソース予約のためのシグナリングメッセージを前記通 信装置に転送するステップと、
前記通信装置が、受信した前記指示情報に基づいて、前記通信装置から前記移 動端末の方向への QoSリソース予約準備のためのシグナリングメッセージ又は QoSリ ソース予約のためのシグナリングメッセージを作成し、前記移動端末が現在属する前 記サブネットワークにおける前記アドレスあてに前記移動先アクセスルータに向けて 有する QoS早期確立方法。
[7] 前記指示情報は、前記移動端末が現在属する前記サブネットワークにおける前記 アドレスを送信先として前記移動先アクセスルータを経由させて、前記通信装置から 前記移動端末の方向への前記 QoSリソース予約準備のためのシグナリングメッセ一 ジ又は前記 QoSリソース予約のためのシグナリングメッセージを送信する旨、前記移 動先アクセスルータと前記移動端末との間の前記中継ノードに、前記通信装置から 前記移動端末の方向への前記 QoSリソース予約準備のためのシグナリングメッセ一 ジ又は前記 QoSリソース予約のためのシグナリングメッセージを処理させないように 指示する旨、前記移動先アクセスルータがプロキシである旨の情報である請求項 6に 記載の QoS早期確立方法。
[8] 前記移動先アクセスルータは、前記通信装置から受信した前記 QoSリソース予約 準備のためのシグナリングメッセージ又は前記 QoSリソース予約のためのシグナリン グメッセージを識別するための情報を、前記移動端末から受信した前記 QoSリソース 予約準備のためのシグナリングメッセージ又は前記 QoSリソース予約のためのシグナ リングメッセージを識別するための情報に置き換えて前記移動端末に送信する請求 項 6に記載の QoS早期確立方法。
[9] それぞれがサブネットワークを構成する複数のアクセスルータが通信ネットワークを 介して接続され、無線通信を通じて前記アクセスルータとの通信を行うよう構成されて いる移動端末と、前記移動端末の通信相手である通信装置と、前記移動端末と前記 通信装置との間に位置し、前記移動端末と前記通信装置との間で送信されるデータ を中継する複数の中継ノードとから構成される通信システムにおける QoS早期確立 方法であって、
前記データの送信方向が前記通信装置から前記移動端末の場合、
前記移動端末が、現在属するサブネットワークから別のサブネットワークへ移動する 場合に、前記通信装置から前記移動端末の方向 の QoSリソース予約準備のため のシグナリングメッセージ又は QoSリソース予約のためのシグナリングメッセージを、 前記別のサブネットワークの前記アクセスルータである移動先アクセスルータを経由 して前記移動端末に送信してもらうための依頼メッセージを前記通信装置に送信す 前記通信装置は、前記依頼メッセージに基づいて、前記 QoSリソース予約準備の ためのシグナリングメッセージ又は前記 QoSリソース予約のためのシグナリングメッセ ージを前記移動端末あてに前記移動先アクセスルータに向けて送信するステップと 前記移動先アクセスルータは、受信した前記 QoSリソース予約準備のためのシグナ リングメッセージ又は前記 QoSリソース予約のためのシグナリングメッセージを前記移 動端末に転送するステップとを、
有する QoS早期確立方法。
[10] 前記依頼メッセージには、前記移動端末が現在属する前記サブネットワークにおけ るアドレスを送信先として前記移動先アクセスルータを経由させて、前記 QoSリソース 予約準備のためのシグナリングメッセージ又は前記 QoSリソース予約のためのシグナ リングメッセージを送信する旨、前記移動先アクセスルータと前記移動端末との間の 前記中継ノードに、前記 QoSリソース予約準備のためのシグナリングメッセージ又は 前記 QoSリソース予約のためのシグナリングメッセージを処理させないように指示す る旨、前記移動先アクセスルータがプロキシである旨の情報が含まれる請求項 9に記 載の QoS早期確立方法。
[11] それぞれがサブネットワークを構成する複数のアクセスルータが通信ネットワークを 介して接続され、無線通信を通じて前記アクセスルータとの通信を行うよう構成されて いる移動端末と、前記移動端末の通信相手である通信装置と、前記移動端末と前記 通信装置との間に位置し、前記移動端末と前記通信装置との間で送信されるデータ を中継する複数の中継ノードとから構成される通信システムにおける QoS早期確立 方法で用いられる前記移動端末であって、
前記データの送信方向が前記移動端末から前記通信装置の場合、
現在属するサブネットワークから別のサブネットワークへ移動する場合に、前記移動 端末が現在属する前記サブネットワークにおけるアドレスを送信元とする、 QoSリソー ス予約準備のためのシグナリングメッセージ又は QoSリソース予約のためのシグナリ ングメッセージを生成するメッセージ生成手段と、
生成されたシグナリングメッセージを前記通信装置あてに前記別のサブネットワーク の前記アクセスルータである移動先アクセスルータに向けて送信する送信手段とを、 備える移動端末。
[12] それぞれがサブネットワークを構成する複数のアクセスルータが通信ネットワークを 介して接続され、無線通信を通じて前記アクセスルータとの通信を行うよう構成されて いる移動端末と、前記移動端末の通信相手である通信装置と、前記移動端末と前記 通信装置との間に位置し、前記移動端末と前記通信装置との間で送信されるデータ を中継する複数の中継ノードとから構成される通信システムにおける QoS早期確立 方法で用いられる前記移動端末であって、
前記データの送信方向が前記移動端末と前記通信装置との間において双方向で ある場合、
現在属するサブネットワークから別のサブネットワークへ移動する場合に、前記移動 端末が現在属する前記サブネットワークにおけるアドレスを送信元とする、 QoSリソー ス予約準備のためのシグナリングメッセージ又は QoSリソース予約のためのシグナリ ングメッセージに、前記通信装置から前記移動端末の方向 の QoSリソース予約準 備又は QoSリソース予約をさせるための指示情報を含めた前記シグナリングメッセ一 ジを生成するメッセージ生成手段と、
生成された前記シグナリングメッセージを前記通信装置あてに前記別のサブネット ワークの前記アクセスルータである移動先アクセスルータに向けて送信する送信手 段とを、
備える移動端末。
[13] それぞれがサブネットワークを構成する複数のアクセスルータが通信ネットワークを 介して接続され、無線通信を通じて前記アクセスルータとの通信を行うよう構成されて いる移動端末と、前記移動端末の通信相手である通信装置と、前記移動端末と前記 通信装置との間に位置し、前記移動端末と前記通信装置との間で送信されるデータ を中継する複数の中継ノードとから構成される通信システムにおける QoS早期確立 方法で用いられる前記移動端末であって、
前記データの送信方向が前記通信装置から前記移動端末の場合、
現在属するサブネットワークから別のサブネットワークへ移動する場合に、前記通信 装置から前記移動端末の方向への QoSリソース予約準備のためのシグナリングメッ セージ又は QoSリソース予約のためのシグナリングメッセージを、前記別のサブネット ワークの前記アクセスルータである移動先アクセスルータを経由して前記移動端末に 送信してもらうための依頼メッセージを生成するメッセージ生成手段と、
生成された前記依頼メッセージを前記通信装置に送信する送信手段とを、 備える移動端末。
[14] それぞれがサブネットワークを構成する複数のアクセスルータが通信ネットワークを 介して接続され、無線通信を通じて前記アクセスルータとの通信を行うよう構成されて いる移動端末と、前記移動端末の通信相手である通信装置と、前記移動端末と前記 通信装置との間に位置し、前記移動端末と前記通信装置との間で送信されるデータ を中継する複数の中継ノードとから構成される通信システムにおける QoS早期確立 方法で用いられる前記アクセスルータであって、
前記データの送信方向が前記移動端末から前記通信装置の場合、 前記移動端末が現在属するサブネットワークから別のサブネットワークへ移動する 場合に、前記移動端末が現在属する前記サブネットワークにおけるアドレスを送信元 とする、 QoSリソース予約準備のためのシグナリングメッセージ又は QoSリソース予約 のためのシグナリングメッセージを前記移動端末力 受信する受信手段と、
受信された前記 QoSリソース予約準備のためのシグナリングメッセージ又は前記 Q oSリソース予約のためのシグナリングメッセージを前記通信装置に転送する送信手 段とを、
備えるアクセスルータ。
[15] それぞれがサブネットワークを構成する複数のアクセスルータが通信ネットワークを 介して接続され、無線通信を通じて前記アクセスルータとの通信を行うよう構成されて いる移動端末と、前記移動端末の通信相手である通信装置と、前記移動端末と前記 通信装置との間に位置し、前記移動端末と前記通信装置との間で送信されるデータ を中継する複数の中継ノードとから構成される通信システムにおける QoS早期確立 方法で用いられる前記アクセスルータであって、
前記データの送信方向が前記移動端末と前記通信装置との間において双方向で ある場合、
前記移動端末が現在属するサブネットワークから別のサブネットワークへ移動する 場合に、前記移動端末が現在属する前記サブネットワークにおけるアドレスを送信元 とする、 QoSリソース予約準備のためのシグナリングメッセージ又は QoSリソース予約 のためのシグナリングメッセージに、前記通信装置から前記移動端末の方向への Qo Sリソース予約準備又は QoSリソース予約をさせるための指示情報を含めた前記シグ ナリングメッセージを受信する受信手段と、
受信された前記 QoSリソース予約準備のためのシグナリングメッセージ又は前記 Q oSリソース予約のためのシグナリングメッセージを前記通信装置に転送する送信手 段とを、
備えるアクセスルータ。
[16] それぞれがサブネットワークを構成する複数のアクセスルータが通信ネットワークを 介して接続され、無線通信を通じて前記アクセスルータとの通信を行うよう構成されて いる移動端末と、前記移動端末の通信相手である通信装置と、前記移動端末と前記 通信装置との間に位置し、前記移動端末と前記通信装置との間で送信されるデータ を中継する複数の中継ノードとから構成される通信システムにおける QoS早期確立 方法で用いられる前記アクセスルータであって、
前記データの送信方向が前記通信装置から前記移動端末の場合、
前記移動端末が現在属するサブネットワークから別のサブネットワークへ移動する 場合に、前記通信装置から前記移動端末の方向 の QoSリソース予約準備のため のシグナリングメッセージ又は QoSリソース予約のためのシグナリングメッセージを、 前記別のサブネットワークの前記アクセスルータである移動先アクセスルータを経由 して前記移動端末に送信してもらうための依頼メッセージに基づいて、前記通信装 置から送信された前記 QoSリソース予約準備のためのシグナリングメッセージ又は前 記 QoSリソース予約のためのシグナリングメッセージを受信する受信手段と、 受信された前記 QoSリソース予約準備のためのシグナリングメッセージ又は前記 Q oSリソース予約のためのシグナリングメッセージを前記移動端末に転送する送信手 段とを、
備えるアクセスルータ。
それぞれがサブネットワークを構成する複数のアクセスルータが通信ネットワークを 介して接続され、無線通信を通じて前記アクセスルータとの通信を行うよう構成されて いる移動端末と、前記移動端末の通信相手である通信装置と、前記移動端末と前記 通信装置との間に位置し、前記移動端末と前記通信装置との間で送信されるデータ を中継する複数の中継ノードとから構成される通信システムにおける QoS早期確立 方法で用いられる前記通信装置であって、
前記データの送信方向が前記移動端末と前記通信装置との間において双方向で ある場合、
前記移動端末が現在属するサブネットワークから別のサブネットワークへ移動する 場合に、前記移動端末が現在属する前記サブネットワークにおけるアドレスを送信元 とする、 QoSリソース予約準備のためのシグナリングメッセージ又は QoSリソース予約 のためのシグナリングメッセージに、前記通信装置から前記移動端末の方向への Qo Sリソース予約準備又は QoSリソース予約をさせるための指示情報を含めた前記 Qo Sリソース予約準備のためのシグナリングメッセージ又は前記 QoSリソース予約のた めのシグナリングメッセージを受信する受信手段と、
受信された前記 QoSリソース予約準備のためのシグナリングメッセージ又は前記 Q oSリソース予約のためのシグナリングメッセージに含まれる前記指示情報に基づいて 、前記通信装置から前記移動端末の方向への QoSリソース予約準備のためのシグ ナリングメッセージ又は QoSリソース予約のためのシグナリングメッセージを生成する メッセージ生成手段と、
生成された前記シグナリングメッセージを前記移動端末が現在属する前記サブネッ トワークにおける前記アドレスあてに前記移動先アクセスルータに向けて送信する送 信手段とを、
備える通信装置。
それぞれがサブネットワークを構成する複数のアクセスルータが通信ネットワークを 介して接続され、無線通信を通じて前記アクセスルータとの通信を行うよう構成されて いる移動端末と、前記移動端末の通信相手である通信装置と、前記移動端末と前記 通信装置との間に位置し、前記移動端末と前記通信装置との間で送信されるデータ を中継する複数の中継ノードとから構成される通信システムにおける QoS早期確立 方法で用いられる前記通信装置であって、
前記データの送信方向が前記通信装置から前記移動端末の場合、
前記移動端末が現在属するサブネットワークから別のサブネットワークへ移動する 場合に、前記通信装置から前記移動端末の方向 の QoSリソース予約準備のため のシグナリングメッセージ又は QoSリソース予約のためのシグナリングメッセージを、 前記別のサブネットワークの前記アクセスルータである移動先アクセスルータを経由 して前記移動端末に送信してもらうための依頼メッセージを受信する受信手段と、 受信された前記依頼メッセージに基づ V、て、前記 QoSリソース予約準備のためのシ ダナリングメッセージ又は前記 QoSリソース予約のためのシグナリングメッセージを生 成するメッセージ生成手段と、
生成された前記 QoSリソース予約準備のためのシグナリングメッセージ又は前記 Q oSリソース予約のためのシグナリングメッセージを前記移動端末あてに前記移動先 アクセスルータに向けて送信する送信手段とを、
備える通信装置。
[19] それぞれがサブネットワークを構成する複数のアクセスルータが通信ネットワークを 介して接続され、無線通信を通じて前記アクセスルータとの通信を行うよう構成されて
V、る複数のインターフェースを有する移動端末と、前記移動端末の通信相手である 通信装置と、前記移動端末と前記通信装置との間に位置し、前記移動端末と前記通 信装置との間で送信されるデータを中継する複数の中継ノードとから構成される通信 システムにおける QoS早期確立方法であって、
前記データの送信方向が前記移動端末から前記通信装置の場合、
前記移動端末の少なくとも 1つのインターフェース力 S、現在属するサブネットワーク から別のサブネットワーク 移動する場合に、前記移動端末が、移動する前記インタ 一フェース以外のインターフェースを介して、 QoSリソース予約準備のためのシグナリ ングメッセージ又は QoSリソース予約のためのシグナリングメッセージを前記通信装 置あてに前記別のサブネットワークの前記アクセスルータである移動先アクセスルー タに向けて送信するステップと、
前記移動先アクセスルータが、受信した前記 QoSリソース予約準備のためのシグナ リングメッセージ又は前記 QoSリソース予約のためのシグナリングメッセージを前記通 信装置に転送するステップとを、
有する QoS早期確立方法。
[20] 前記移動端末は、前記 QoSリソース予約準備のためのシグナリングメッセージ又は QoSリソース予約のためのシグナリングメッセージに、移動する前記インターフェース の識別情報を揷入する請求項 19に記載の QoS早期確立方法。
[21] それぞれがサブネットワークを構成する複数のアクセスルータが通信ネットワークを 介して接続され、無線通信を通じて前記アクセスルータとの通信を行うよう構成されて
V、る複数のインターフェースを有する移動端末と、前記移動端末の通信相手である 通信装置と、前記移動端末と前記通信装置との間に位置し、前記移動端末と前記通 信装置との間で送信されるデータを中継する複数の中継ノードとから構成される通信 システムにおける QoS早期確立方法であって、
前記データの送信方向が前記移動端末と前記通信装置との間において双方向で ある場合、
前記移動端末の少なくとも 1つのインターフェース力 S、現在属するサブネットワーク から別のサブネットワーク 移動する場合に、前記移動端末が、移動する前記インタ 一フェース以外のインターフェースを介して、 QoSリソース予約準備のためのシグナリ ングメッセージ又は QoSリソース予約のためのシグナリングメッセージに、前記通信装 置から前記移動端末の方向への QoSリソース予約準備又は QoSリソース予約をさせ るための指示情報を含めて、前記通信装置あてに前記別のサブネットワークの前記 アクセスルータである移動先アクセスルータに向けて送信するステップと、
前記移動先アクセスルータが、受信した前記 QoSリソース予約準備のためのシグナ リングメッセージ又は前記 QoSリソース予約のためのシグナリングメッセージを前記通 信装置に転送するステップと、
前記通信装置が、受信した前記指示情報に基づいて、前記通信装置から前記移 動端末の方向への QoSリソース予約準備のためのシグナリングメッセージ又は QoSリ ソース予約のためのシグナリングメッセージを作成し、前記移動端末の移動する前記 インターフェース以外の前記インターフェースのアドレスあてに前記移動先アクセス ルータに向けて送信するステップとを、
有する QoS早期確立方法。
[22] 前記移動端末は、前記 QoSリソース予約準備のためのシグナリングメッセージ又は QoSリソース予約のためのシグナリングメッセージに、移動する前記インターフェース の識別情報を揷入する請求項 21に記載の QoS早期確立方法。
[23] それぞれがサブネットワークを構成する複数のアクセスルータが通信ネットワークを 介して接続され、無線通信を通じて前記アクセスルータとの通信を行うよう構成されて V、る複数のインターフェースを有する移動端末と、前記移動端末の通信相手である 通信装置と、前記移動端末と前記通信装置との間に位置し、前記移動端末と前記通 信装置との間で送信されるデータを中継する複数の中継ノードとから構成される通信 システムにおける QoS早期確立方法であって、 前記データの送信方向が前記通信装置から前記移動端末の場合、 前記移動端末の少なくとも 1つのインターフェース力 s、現在属するサブネットワーク から別のサブネットワーク 移動する場合に、前記移動端末が、移動する前記インタ 一フェース以外のインターフェースを介して、前記通信装置から前記移動端末の方 向への QoSリソース予約準備のためのシグナリングメッセージ又は QoSリソース予約 のためのシグナリングメッセージを、前記別のサブネットワークの前記アクセスルータ である移動先アクセスルータを経由して前記移動端末に送信してもらうための依頼メ ッセージを前記通信装置に送信するステップと、
前記通信装置は、前記依頼メッセージに基づいて、前記 QoSリソース予約準備の ためのシグナリングメッセージ又は前記 QoSリソース予約のためのシグナリングメッセ ージを前記移動端末の移動する前記インターフェース以外の前記インターフェース のアドレスあてに前記移動先アクセスルータに向けて送信するステップと、
前記移動先アクセスルータは、受信した前記 QoSリソース予約準備のためのシグナ リングメッセージ又は前記 QoSリソース予約のためのシグナリングメッセージを前記移 動端末に転送するステップとを、
有する QoS早期確立方法。
[24] 前記移動端末は、前記依頼メッセージに、移動する前記インターフェースの識別情 報を揷入する請求項 23に記載の QoS早期確立方法。
[25] それぞれがサブネットワークを構成する複数のアクセスルータが通信ネットワークを 介して接続され、無線通信を通じて前記アクセスルータとの通信を行うよう構成されて V、る複数のインターフェースを有する移動端末と、前記移動端末の通信相手である 通信装置と、前記移動端末と前記通信装置との間に位置し、前記移動端末と前記通 信装置との間で送信されるデータを中継する複数の中継ノードとから構成される通信 システムにおける QoS早期確立方法であって、
前記データの送信方向が前記通信装置から前記移動端末の場合であって、前記 移動端末と前記通信装置との間のシグナリングメッセージを集約する集約ノードがあ る場合、
前記移動端末の少なくとも 1つのインターフェース力 S、現在属するサブネットワーク から別のサブネットワーク 移動する場合に、前記移動端末が、移動する前記インタ 一フェース以外のインターフェースを介して、 QoSリソース予約準備のためのシグナリ ングメッセージ又は QoSリソース予約のためのシグナリングメッセージを前記集約ノー ドあてに前記別のサブネットワークの前記アクセスルータである移動先アクセスルータ に向けて送信するステップと、
前記移動先アクセスルータが、受信した前記 QoSリソース予約準備のためのシグナ リングメッセージ又は前記 QoSリソース予約のためのシグナリングメッセージを前記集 約ノードに転送するステップとを、
有する QoS早期確立方法。
[26] 前記移動端末は、前記 QoSリソース予約準備のためのシグナリングメッセージ又は QoSリソース予約のためのシグナリングメッセージに、移動する前記インターフェース の識別情報を揷入する請求項 25に記載の QoS早期確立方法。
[27] それぞれがサブネットワークを構成する複数のアクセスルータが通信ネットワークを 介して接続され、無線通信を通じて前記アクセスルータとの通信を行うよう構成されて V、る複数のインターフェースを有する移動端末と、前記移動端末の通信相手である 通信装置と、前記移動端末と前記通信装置との間に位置し、前記移動端末と前記通 信装置との間で送信されるデータを中継する複数の中継ノードとから構成される通信 システムにおける QoS早期確立方法であって、
前記データの送信方向が前記移動端末と前記通信装置との間において双方向で ある場合であって、前記移動端末と前記通信装置との間のシグナリングメッセージを 集約する集約ノードがある場合、
前記移動端末の少なくとも 1つのインターフェース力 S、現在属するサブネットワーク から別のサブネットワーク 移動する場合に、前記移動端末が、移動する前記インタ 一フェース以外のインターフェースを介して、 QoSリソース予約準備のためのシグナリ ングメッセージ又は QoSリソース予約のためのシグナリングメッセージに、前記集約ノ ードから前記移動端末の方向への QoSリソース予約準備又は QoSリソース予約をさ せるための指示情報を含めて、前記集約ノードあてに前記別のサブネットワークの前 記アクセスルータである移動先アクセスルータに向けて送信するステップと、 前記移動先アクセスルータが、受信した前記 QoSリソース予約準備のためのシグナ リングメッセージ又は前記 QoSリソース予約のためのシグナリングメッセージを前記集 約ノードに転送するステップと、
前記集約ノードが、受信した前記指示情報に基づいて、前記集約ノードから前記移 動端末の方向への QoSリソース予約準備のためのシグナリングメッセージ又は QoSリ ソース予約のためのシグナリングメッセージを作成し、前記移動端末の移動する前記 インターフェース以外の前記インターフェースのアドレスあてに前記移動先アクセス ルータに向けて送信するステップとを、
有する QoS早期確立方法。
[28] 前記移動端末は、前記 QoSリソース予約準備のためのシグナリングメッセージ又は QoSリソース予約のためのシグナリングメッセージに、移動する前記インターフェース の識別情報を揷入する請求項 27に記載の QoS早期確立方法。
[29] それぞれがサブネットワークを構成する複数のアクセスルータが通信ネットワークを 介して接続され、無線通信を通じて前記アクセスルータとの通信を行うよう構成されて V、る複数のインターフェースを有する移動端末と、前記移動端末の通信相手である 通信装置と、前記移動端末と前記通信装置との間に位置し、前記移動端末と前記通 信装置との間で送信されるデータを中継する複数の中継ノードとから構成される通信 システムにおける QoS早期確立方法であって、
前記データの送信方向が前記通信装置から前記移動端末の場合であって、前記 移動端末と前記通信装置との間のシグナリングメッセージを集約する集約ノードがあ る場合、
前記移動端末の少なくとも 1つのインターフェース力 S、現在属するサブネットワーク から別のサブネットワーク 移動する場合に、前記移動端末が、移動する前記インタ 一フェース以外のインターフェースを介して、前記集約ノードから前記移動端末の方 向への QoSリソース予約準備のためのシグナリングメッセージ又は QoSリソース予約 のためのシグナリングメッセージを、前記別のサブネットワークの前記アクセスルータ である移動先アクセスルータを経由して前記移動端末に送信してもらうための依頼メ ッセージを前記集約ノードに送信するステップと、 前記集約ノードは、前記依頼メッセージに基づいて、前記 QoSリソース予約準備の ためのシグナリングメッセージ又は前記 QoSリソース予約のためのシグナリングメッセ ージを前記移動端末の移動する前記インターフェース以外の前記インターフェース のアドレスあてに前記移動先アクセスルータに向けて送信するステップと、
前記移動先アクセスルータは、受信した前記 QoSリソース予約準備のためのシグナ リングメッセージ又は前記 QoSリソース予約のためのシグナリングメッセージを前記移 動端末に転送するステップとを、
有する QoS早期確立方法。
[30] 前記移動端末は、前記依頼メッセージに、移動する前記インターフェースの識別情 報を揷入する請求項 29に記載の QoS早期確立方法。
[31] それぞれがサブネットワークを構成する複数のアクセスルータが通信ネットワークを 介して接続され、無線通信を通じて前記アクセスルータとの通信を行うよう構成されて V、る複数のインターフェースを有する移動端末と、前記移動端末の通信相手である 通信装置と、前記移動端末と前記通信装置との間に位置し、前記移動端末と前記通 信装置との間で送信されるデータを中継する複数の中継ノードとから構成される通信 システムにおける QoS早期確立方法で用いられる前記移動端末であって、
前記データの送信方向が前記移動端末から前記通信装置の場合、
少なくとも 1つのインターフェース力 現在属するサブネットワークから別のサブネッ トワークへ移動する場合に、移動する前記インターフェース以外のインターフェース のアドレスを送信元とする、 QoSリソース予約準備のためのシグナリングメッセージ又 は QoSリソース予約のためのシグナリングメッセージを生成するメッセージ生成手段と 生成されたシグナリングメッセージを前記通信装置あてに前記別のサブネットワーク の前記アクセスルータである移動先アクセスルータに向けて送信する送信手段とを、 備える移動端末。
[32] 前記メッセージ生成手段は、前記 QoSリソース予約準備のためのシグナリングメッ セージ又は QoSリソース予約のためのシグナリングメッセージに、移動する前記イン ターフェースの識別情報を揷入する請求項 31に記載の移動端末。 [33] それぞれがサブネットワークを構成する複数のアクセスルータが通信ネットワークを 介して接続され、無線通信を通じて前記アクセスルータとの通信を行うよう構成されて
V、る複数のインターフェースを有する移動端末と、前記移動端末の通信相手である 通信装置と、前記移動端末と前記通信装置との間に位置し、前記移動端末と前記通 信装置との間で送信されるデータを中継する複数の中継ノードとから構成される通信 システムにおける QoS早期確立方法で用いられる前記移動端末であって、
前記データの送信方向が前記移動端末と前記通信装置との間において双方向で ある場合、
少なくとも 1つのインターフェース力 現在属するサブネットワークから別のサブネッ トワークへ移動する場合に、移動する前記インターフェース以外のインターフェース のアドレスを送信元とする、 QoSリソース予約準備のためのシグナリングメッセージ又 は QoSリソース予約のためのシグナリングメッセージに、前記通信装置から前記移動 端末の方向への QoSリソース予約準備又は QoSリソース予約をさせるための指示情 報を含めた前記シグナリングメッセージを生成するメッセージ生成手段と、
生成された前記シグナリングメッセージを前記通信装置あてに前記別のサブネット ワークの前記アクセスルータである移動先アクセスルータに向けて送信する送信手 段とを、
備える移動端末。
[34] 前記メッセージ生成手段は、前記 QoSリソース予約準備のためのシグナリングメッ セージ又は QoSリソース予約のためのシグナリングメッセージに、移動する前記イン ターフェースの識別情報を揷入する請求項 33に記載の移動端末。
[35] それぞれがサブネットワークを構成する複数のアクセスルータが通信ネットワークを 介して接続され、無線通信を通じて前記アクセスルータとの通信を行うよう構成されて
V、る複数のインターフェースを有する移動端末と、前記移動端末の通信相手である 通信装置と、前記移動端末と前記通信装置との間に位置し、前記移動端末と前記通 信装置との間で送信されるデータを中継する複数の中継ノードとから構成される通信 システムにおける QoS早期確立方法で用いられる前記移動端末であって、
前記データの送信方向が前記通信装置から前記移動端末の場合、 少なくとも 1つのインターフェース力 現在属するサブネットワークから別のサブネッ トワーク 移動する場合に、前記通信装置から前記移動端末の方向 の QoSリソー ス予約準備のためのシグナリングメッセージ又は QoSリソース予約のためのシグナリ ングメッセージを、前記別のサブネットワークの前記アクセスルータである移動先ァク セスルータを経由して前記移動端末の移動するインターフェース以外のインターフエ ースに送信してもらうための依頼メッセージを生成するメッセージ生成手段と、 生成された前記依頼メッセージを前記通信装置に送信する送信手段とを、 備える移動端末。
[36] 前記メッセージ生成手段は、前記依頼メッセージに、移動する前記インターフエ一 スの識別情報を揷入する請求項 35に記載の移動端末。
[37] それぞれがサブネットワークを構成する複数のアクセスルータが通信ネットワークを 介して接続され、無線通信を通じて前記アクセスルータとの通信を行うよう構成されて V、る複数のインターフェースを有する移動端末と、前記移動端末の通信相手である 通信装置と、前記移動端末と前記通信装置との間に位置し、前記移動端末と前記通 信装置との間で送信されるデータを中継する複数の中継ノードとから構成される通信 システムにおける QoS早期確立方法で用いられる前記移動端末であって、
前記データの送信方向が前記通信装置から前記移動端末の場合であって、前記 移動端末と前記通信装置との間のシグナリングメッセージを集約する集約ノードがあ る場合、
少なくとも 1つのインターフェース力 現在属するサブネットワークから別のサブネッ トワークへ移動する場合に、移動する前記インターフェース以外のインターフェース のアドレスを送信元とする、 QoSリソース予約準備のためのシグナリングメッセージ又 は QoSリソース予約のためのシグナリングメッセージを生成するメッセージ生成手段と 生成されたシグナリングメッセージを前記集約ノードあてに前記別のサブネットヮー クの前記アクセスルータである移動先アクセスルータに向けて送信する送信手段とを 備える移動端末。 [38] 前記メッセージ生成手段は、前記 QoSリソース予約準備のためのシグナリングメッ セージ又は QoSリソース予約のためのシグナリングメッセージに、移動する前記イン ターフェースの識別情報を揷入する請求項 37に記載の移動端末。
[39] それぞれがサブネットワークを構成する複数のアクセスルータが通信ネットワークを 介して接続され、無線通信を通じて前記アクセスルータとの通信を行うよう構成されて
V、る複数のインターフェースを有する移動端末と、前記移動端末の通信相手である 通信装置と、前記移動端末と前記通信装置との間に位置し、前記移動端末と前記通 信装置との間で送信されるデータを中継する複数の中継ノードとから構成される通信 システムにおける QoS早期確立方法で用いられる前記移動端末であって、
前記データの送信方向が前記移動端末と前記通信装置との間において双方向で ある場合であって、前記移動端末と前記通信装置との間のシグナリングメッセージを 集約する集約ノードがある場合、
少なくとも 1つのインターフェース力 現在属するサブネットワークから別のサブネッ トワークへ移動する場合に、移動する前記インターフェース以外のインターフェース のアドレスを送信元とする、 QoSリソース予約準備のためのシグナリングメッセージ又 は QoSリソース予約のためのシグナリングメッセージに、前記集約ノードから前記移 動端末の方向への QoSリソース予約準備又は QoSリソース予約をさせるための指示 情報を含めた前記シグナリングメッセージを生成するメッセージ生成手段と、 生成された前記シグナリングメッセージを前記集約ノードあてに前記別のサブネット ワークの前記アクセスルータである移動先アクセスルータに向けて送信する送信手 段とを、
備える移動端末。
[40] 前記メッセージ生成手段は、前記 QoSリソース予約準備のためのシグナリングメッ セージ又は QoSリソース予約のためのシグナリングメッセージに、移動する前記イン ターフェースの識別情報を揷入する請求項 39に記載の移動端末。
[41] それぞれがサブネットワークを構成する複数のアクセスルータが通信ネットワークを 介して接続され、無線通信を通じて前記アクセスルータとの通信を行うよう構成されて
V、る複数のインターフェースを有する移動端末と、前記移動端末の通信相手である 通信装置と、前記移動端末と前記通信装置との間に位置し、前記移動端末と前記通 信装置との間で送信されるデータを中継する複数の中継ノードとから構成される通信 システムにおける QoS早期確立方法で用いられる前記移動端末であって、 前記データの送信方向が前記通信装置から前記移動端末の場合であって、前記 移動端末と前記通信装置との間のシグナリングメッセージを集約する集約ノードがあ る場合、
少なくとも 1つのインターフェース力 現在属するサブネットワークから別のサブネッ トワークへ移動する場合に、移動する前記インターフェース以外のインターフェース のアドレスを送信元とする、前記集約ノードから前記移動端末の方向への QoSリソー ス予約準備のためのシグナリングメッセージ又は QoSリソース予約のためのシグナリ ングメッセージを、前記別のサブネットワークの前記アクセスルータである移動先ァク セスルータを経由して前記移動端末に送信してもらうための依頼メッセージを生成す るメッセージ生成手段と、
生成された前記依頼メッセージを前記集約ノードに送信する送信手段とを、 備える移動端末。
前記メッセージ生成手段は、前記依頼メッセージに、移動する前記インターフエ一 スの識別情報を揷入する請求項 41に記載の移動端末。
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