WO2006126486A1 - 回転装置 - Google Patents

回転装置 Download PDF

Info

Publication number
WO2006126486A1
WO2006126486A1 PCT/JP2006/310149 JP2006310149W WO2006126486A1 WO 2006126486 A1 WO2006126486 A1 WO 2006126486A1 JP 2006310149 W JP2006310149 W JP 2006310149W WO 2006126486 A1 WO2006126486 A1 WO 2006126486A1
Authority
WO
WIPO (PCT)
Prior art keywords
rotating
input
rotating machine
shaft
output shaft
Prior art date
Application number
PCT/JP2006/310149
Other languages
English (en)
French (fr)
Inventor
Yoshiji Kondo
Original Assignee
Yoshiji Kondo
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yoshiji Kondo filed Critical Yoshiji Kondo
Publication of WO2006126486A1 publication Critical patent/WO2006126486A1/ja

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K16/00Machines with more than one rotor or stator
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K7/00Arrangements for handling mechanical energy structurally associated with dynamo-electric machines, e.g. structural association with mechanical driving motors or auxiliary dynamo-electric machines
    • H02K7/10Structural association with clutches, brakes, gears, pulleys or mechanical starters
    • H02K7/116Structural association with clutches, brakes, gears, pulleys or mechanical starters with gears

Abstract

 所望の段数となるように、かつ、回転軸105、106同士が一直線状となるように、電動機や発電機からなる回転機101のハウジング109に他の回転機102のハウジング109が接続されて構成された回転ユニット100を、平面視、円を描くように周方向に所定間隔をおいて複数個配設する。そして、夫々の回転機101の回転軸105を固定端とすると共に、夫々の回転機102の回転軸106を、同期部120を介して同期する。さらに、夫々の回転ユニット100のハウジング109同士を、第2同期部121を介して同期する。このように構成することで、従来の発電機や電動機と比較して、特に、界磁磁束を発生させる永久磁石の総面積を大きくすることが可能になるから、性能の向上が期待できる。

Description

明 細 書
回転装置
技術分野
[0001] 本発明は、電動機や発電機などの回転装置に関する。
背景技術
[0002] 従来から、電動機や発電機などの回転装置がある。この従来の回転装置は、その 大小に関わらず、一つのケーシング内に、一つの回転子と、ケーシング内面に固定 された固定子と、回転子の回転を外部に伝える一本の回転軸等が内装されている。
[0003] 特許文献 1 :特開 2004— 159402公報(段落 0014、図 1)
発明の開示
発明が解決しょうとする課題
[0004] し力しながら、従来の回転装置は、上記したように、その大小に関わらず、一つのケ 一シング内に、一つの回転子と、ケーシング内面に固定された固定子と、回転子の 回転を外部に伝える一本の回転軸等が内装された構成であるため、性能の向上に は自ずと限界があった。
し力も、従来の回転装置は、当然のことながら、大型になればなるほど各部品が大 型化してしまい、生産性が悪力つた。
[0005] そこで本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、上記課題を達成でき る回転装置を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段
[0006] 上記技術課題を達成するために、本発明にかかる回転装置は、下記の技術的手 段を講じた。
すなわち、請求項 1にかかる回転装置は、回転軸と、該回転軸を支持させるハウジ ングとを備え、電力を入力させることで前記回転軸が回転されると共に、前記回転軸 を回転させることで電力が出力される可逆可能な回転機を複数個接続させてなる回 転装置であって、
複数個の前記回転機を並設させて収納させる筐体と、夫々の前記回転軸を同期さ せる同期部と、その同期部と接続され回転の入出力がされる入出力軸とを備えてい ることを特徴とする。
請求項 2にかかる回転装置は、請求項 1において、所望の段数となるように、かつ、 回転軸同士が分断した一直線状となるように、前記回転機のハウジングに他の前記 回転機のハウジングが接続されて構成された回転ユニットが、平面視、円を描くように 周方向に所定間隔をおいて複数個配設され、その一方側夫々の前記回転機の回転 軸が固定端とされると共に、他方側の前記回転機の回転軸が前記同期部を介して同 期され、夫々の前記回転ユニットの前記ハウジング同士を同期させる第 2同期部を備 えていることを特徴とする。
請求項 3にかかる回転装置は、請求項 1において、所望の段数となるように、かつ、 回転軸同士が分断した一直線状となるように、前記回転機のハウジングに他の前記 回転機のハウジングが接続されて構成された回転ユニットが、平面視、円を描くように 周方向に所定間隔をおいて複数個配設され、両端の前記回転機の回転軸が一対の 前記同期部を介して同期され、夫々の前記回転ユニットの前記ハウジング同士を同 期させる第 2同期部を備えていることを特徴とする。
請求項 4に力かる回転装置は、入出力軸と、該入出力軸を支持させる筐体とを備え 、電力を入力させることで前記入出力軸が回転されると共に、前記入出力軸を回転さ せることで電力が出力される可逆可能な回転機を前記入出力軸の軸方向に複数個 接続させてなる回転装置であって、前記入出力軸は、前記筐体を貫くように配設され て複数個の前記回転機の共通部材とされ、前記回転機は、前記入出力軸の回転と 連動される遊星歯車機構が内装され、該遊星歯車機構を構成するギア群の回転差 に基づ!/、て発電または前記入出力軸に回転を付与させるように構成されてなることを 特徴とする。
請求項 5にかかる回転装置は、請求項 2記載の回転装置の前記入出力軸と請求項 3記載の回転装置の一方側の前記入出力軸とが接続され、請求項 3記載の回転装 置の他方側の前記入出力軸と請求項 4記載の回転装置の一方側の前記入出力軸と が接続されてなり、請求項 4記載の回転装置の他方側の前記入出力軸から回転の入 出力をさせることを特徴とする。 請求項 6にかかる回転装置は、回転軸を備え、電力を入力させることで前記回転軸 が回転されると共に、前記回転軸を回転させることで電力が出力される可逆可能な 回転機を複数個配設させてなる回転装置であって、前記回転機は、円筒状部材の 内側に設けられ該円筒状部材を回転させる第 1回転機と、該第 1回転機の内側に円 を描くように周方向に所定間隔をおいて複数個設けられ前記円筒状部材の回転によ つて回転させられる第 2回転機とを備えてなることを特徴とする。
請求項 7にかかる回転装置は、請求項 6において、前記第 1回転機は、前記円筒状 部材と同心円となるように該円筒状部材に内側に固定されたリング部材と、該リング 部材の外周面に、周方向に所定間隔をおいて外側に向力つて突設された複数個の 磁鉄と、該磁鉄に卷回された電機子コイルと、その電機子コイルを取り囲むように前 記円筒状部材の内周面に設けられ、界磁磁束を発生させる永久磁石とを備えてなる ことを特徴とする。
請求項 8にかかる回転装置は、請求項 7において、前記円筒状部材と同心円となる ように前記リング部材に内側に配設され、内周面にギアが設けられていると共に前記 円筒状部材と供回りする内側円筒状部材と、前記内側円筒状部材に内側に固定さ れた固定部材と、
前記ギアと嚙合されるように、前記固定部材の外周側に周方向に向力つて所定間 隔をおいて複数個設けられたピ-オンギアとを備え、前記第 2回転機は、前記回転 軸が前記固定部材に固定されると共に前記ピ-オンギアに内装されていることを特 徴とする。
請求項 9にかかる回転装置は、請求項 7において、前記円筒状部材と同心円となる ように前記リング部材に内側に配設され、内周面にギアが設けられていると共に前記 円筒状部材と供回りする内側円筒状部材と、前記内側円筒状部材に内側に固定さ れた固定部材と、前記ギアと嚙合されるように、前記固定部材の外周側に周方向に 向かって所定間隔をおいて複数個設けられたピ-オンギアと、所望の段数となるよう に、かつ、回転軸同士が分断した一直線状となるように、前記第 2回転機のハウジン グに他の前記第 2回転機のハウジングが接続されて構成された回転ユニットとを備え てなり、一方側の前記第 2回転機の回転軸が前記固定部材に固定されていると共に 、他方側の前記第 2回転機の前記ハウジングが前記ピ-オンギアに固定されて 、る ことを特徴とする。
請求項 10にかかる回転装置は、請求項 8または 9において、前記円筒状部材は車 両用ホイールであることを特徴とする。
発明の効果
[0007] 本発明にかかる回転装置によれば、筐体の中に、複数個の回転機を収納させ、同 期部で夫々の回転軸を同期させ、入出力軸を介して入出力をする構成にして、従来 の一つのケーシング内に一つの回転機構を内装した回転装置 (本発明にかかる回 転装置と外観が同じ大きさ)と比較して、特に、界磁磁束を発生させる永久磁石の総 面積を大きくすることが可能になるから、性能の向上が期待できる。
また、本発明にかかる回転装置によれば、複数個の回転機魏合させて一つの回 転装置としていることから、例えば大型の回転装置を構成したとしても、その内部は、 各部品が大型化することなぐ従来の回転装置と比較して生産性を向上できる。 発明を実施するための最良の形態
[0008] 以下、図面を用いて本発明を実施するための最良の形態を説明する。
(実施の形態 1)
実施の形態 1にかかる回転装置 Aは、図 1及び図 2に示すように、一つの筐体 118 の内部に、図 3に示す回転ユニット 100を、平面視、円を描くように周方向に所定間 隔をお 、て複数個配設させた例である。
[0009] まず、最初に上記した回転ユニット 100を説明する。この回転ユニット 100は、図 3 に示すように、回転機 101…と、接続部材 103と、入出力部 104とを備えて構成され ている。
[0010] 回転機 101· ··は、回転軸 105· ··と、その回転軸 105· ··に固定された磁鉄 107と、 その磁鉄 107を介して卷回された電機子コイル 108と、回転軸 105· ··を回転可能に 支持させるハウジング 109と、電機子コイル 108を取り囲むようにハウジング 109内に 設けられ界磁磁束を発生させる永久磁石 110と、回転軸 105· ··に設けられ電機子コ ィル 108に導通させる整流子 (後述する)と、整流子に摺接させて導通させるブラシ( 後述する)とを備えてなる。この回転機 101…は、電力を入力することで回転軸 105 …が回転し、その逆に、回転軸 105· ··を回転することで電力が出力する可逆可能に なっている。すなわち、この回転機 101…は電動機でもあり発電機でもある。
[0011] なお、他方側(図 3において上方側)の回転機 102の整流子 115とブラシ 116は、 後述する入出力部 104の構成部材となっており、一方側(図 3において下方側)の回 転機 101の整流子とブラシは、図示を省略している。
[0012] さらに、この回転機 101· ··は、図 3に示すように、 2つ一組となっており、一方側の回 転機 101の回転軸 105は、下方に向かって漸次拡径された複数段の段付軸状に形 成され、他方側の回転機 102の回転軸 106は、上方に向力つて大きく突出されてい る。そして、この 2つ一組の回転機 101· ··は、夫々の回転軸 105· ··が繋がらないよう に、かつ、夫々の回転軸 105· ··同士が一直線状となるように後述する接続部材 103 で接続されている。
[0013] 接続部材 103は、夫々のハウジング 109端面に形成された凸部 111と嵌合される 連通孔が形成された筒部 112とその筒部 112の両端が鍔状に張り出された鍔部 113 とを備えて構成されている。そして、このように構成された接続部材 103は、連通孔の 両側に夫々の凸部 111を嵌合させると共に、夫々の鍔部 113と夫々のハウジング 10 9端面とが螺合されて、 2つ一組の回転機 101…のハウジング 109同士を接続させて いる。
[0014] 入出力部 104は、他方側の回転機 102のハウジング 109から大きく上方へ向かつ て突出された回転軸 106を覆うように、他方側の回転機 102のハウジング 109とベア リングを介して接続される。入出力部 104はその上部で他方側の回転機 102の回転 軸 106を、ベアリングを介して支持させた筒状部材 114と、他方側の回転機 102の回 転軸 106に環装され他方側の電機子コイル 108に導通された整流子 115と、筒状部 材 114に設けられ該整流子 115に摺接させて導通させる 3つ一組のブラシ 116 (図 示は回転機 101· ··が 3相の場合を例示)とを備えてなる。なお、上記したように、一方 側の回転機 101の整流子とブラシは、図示を省略している。
[0015] また、筒状部材 114から突出された回転軸 106 (他方側の回転機 102の)の上部に は、ピ-オンギア 117が設けられている。
[0016] 以上のように構成された回転ユニット 100を用いて、実施の形態 1にかかる回転装 置 Aが構成されている。
すなわち、実施の形態 1にかかる回転装置 Aは、筐体 118と、回転ユニット 100と、 入出力軸 119と、同期部 120と、第 2同期部 121とを備えて構成されている。
[0017] 筐体 118は、上下が閉蓋された略円筒状に形成されている。そして、上記の回転ュ ニット 100を構成する一方側の回転機 101の回転軸 105基部(拡径された軸側)が筐 体 118底面の周端側に嵌合されると共に、筒状部材 114から突出された回転軸 106 (他方側の回転機 102の)の上端部が、ベアリングを介して筐体 118上面に回転可能 に支持され、図 2に示すように、平面視、円を描くように周方向に所定間隔をおいて、 複数個の回転ユニット 100を定位置で支持させている。
[0018] 入出力軸 119は、略棒状部材カもなり、その上部に挿嵌された管状のアウター部 材 122とベアリングを介して入出力軸 119上部が筐体 118の上面中央に回動可能に 支持されていると共に、入出力軸 119下部が筐体 118底面中央にベアリングを介し て回動可能に支持されて 、る。
また、筐体 118上面中央力も突出された入出力軸 119の上部には、他のカップリン グと接続されるカップリング Bが設けられている。
[0019] 同期部 120は、アウター部材 122にベアリングを介して回動可能に支持されたギア 123と、筒状部材 114から突出された回転軸 106 (他方側の回転機 102の)の上部 に設けられギア 123と嚙合された上記のピ-オンギア 117とを備えて構成されている 。同期部 120は当該回転装置 Aを発電機とした場合、入出力軸 119の回転が夫々の 回転軸 106 (他方側の回転機 102夫々の)に伝達され、当該回転装置 Aを電動機と した場合、夫々の回転軸 106 (他方側の回転機 102夫々の)の回転が入出力軸 119 に伝達されるようになって 、る。
[0020] 第 2同期部 121は、回転機 101· ··のハウジング 109同士を接続させる接続部材 10 3の筒部 112の外周に固定されたピ-オンギア 124と、ベアリングを介して入出力軸 1 19に回動可能に支持され、該ピ-オンギア 124と嚙合されたギア 125とを備えて構 成されており、夫々の回転ユニット 100のハウジング 109同士を同期させるようになつ ている。
[0021] 以上のように構成された実施の形態 1にかかる回転装置 Aは、当該回転装置 Aを発 電機とした場合、入出力軸 119に回転を付与すると、夫々の回転軸 106 (他方側の 回転機 102夫々の)に伝達する。このとき、接続部材 103を介して接続された一方側 の回転機 101のハウジング 109の回転方向の抵抗力によって、他方側の回転機 102 のハウジング 109と他方側の回転機 102の回転軸 106とに差速が生じて他方側の回 転機 102が発電する。これと同時に、回転軸 105を固定した一方側の回転機 101も、 ハウジング 109と回転軸 105に差速が生じて一方側の回転機 101も発電する。また、 第 2同期部 121によって夫々の回転ユニット 100のハウジング 109同士が同期回転 することで、出力する電力に位相差が生じることなぐ同一位相でもって発電する。
[0022] 当該回転装置 Aを電動機とした場合、一方側の回転機 101のみに電力を付与する 場合と、一方側と他方側の回転機 102双方に電力を付与する場合がある。
[0023] まず、一方側の回転機 101のみに電力を付与する場合、一方側と他方側のハウジ ング 109が同期回転し、他方側の回転機 102のハウジング 109と他方側の回転機 10 2の回転軸 106との間に差速が生じて他方側の回転機 102は発電する。そして、他 方側の回転機 102の回転軸 106の回転はピ-オンギア 117、ギア 123を介して入出 力軸 119に伝達する。すなわち、一方側の回転機 101のみに電力を付与する場合、 発電と同時に回転出力をする。
[0024] 次いで、一方側と他方側の回転機 102双方に電力を付与する場合、一方側と他方 側のハウジング 109が同期回転し、力!]えて、他方側の回転機 102の回転軸 106が回 転することから、他方側の回転機 102の回転軸 106は、より高速回転し、ピニオンギ ァ 117、ギア 123を介して入出力軸 119が高速回転出力する。すなわち、一方側と 他方側の回転機 102双方に電力を付与する場合、ピニオンギア 117、ギア 123で減 速されるが、上記した一方側の回転機 101のみに電力を付与する場合と比較して、 高速な回転出力をする。
[0025] なお、実施の形態 1では、他方側の回転機 102と一方側の回転機 101と接続させ た回転ユニット 100を用いている力 単に、一方側の回転機 101のみを、平面視、円 を描くように周方向に所定間隔をお 、て複数個配設させても良 、。
[0026] (実施の形態 2)
実施の形態 2にかかる回転装置 Cは、図 5に示すように、実施の形態 1で例示した 回転装置 Aの第 2同期部 121を境に、他方側の回転機 102 (図 1において上方側)等 をミラー反転するように上下に配設させた例であり、実施の形態 1と共通する構成部 は、同一符号を付して詳細な説明は省略する。
[0027] すなわち、実施の形態 2にかかる回転装置 Cは、回転ユニット 200と、筐体 201と、 入出力軸 202と、同期部 120と、第 2同期部 121とを備えて構成されている。
[0028] 回転ユニット 200は、接続部材 103を介してハウジング 109同士が接続された 2つ 一組の回転機 102と、夫々の回転機 102の電気的な入出力を行う入出力部 104を 備えて構成されている。
[0029] 筐体 201は、上下が閉蓋された略円筒状に形成されている。そして、上下、夫々の 回転機 102の回転軸 106が、ベアリングを介して筐体 201上下面に回転可能に支持 され、平面視、円を描くように周方向に所定間隔をおいて、複数個の回転ユニット 20
0を定位置で支持させて 、る。
[0030] 入出力軸 202は、略棒状部材カもなり、筐体 201上下面の夫々の中央に、ベアリン グと入出力軸 202上下部に挿嵌された管状のアウター部材 122を介して入出力軸 2
02上部と入出力軸 202下部とが回動可能に支持されている。
また、筐体 201上面中央および筐体 201下面中央力も突出された入出力軸 202の 上部および下部には、他のカップリング Bと接続されるカップリング Bが夫々設けられ ている。
[0031] 同期部 120は、アウター部材 122にベアリングを介して回動可能に支持されたギア 123と、上下、夫々の回転機 102の回転軸 106に設けられギア 123と嚙合された上 記のピ-オンギア 117とを備えて構成されて 、る。同期部 120は当該回転装置 Cを 発電機とした場合、入出力軸 202の回転が夫々の回転軸 106に伝達され、当該回 転装置 Cを電動機とした場合、夫々の回転軸 106の回転が入出力軸 202に伝達され るようになっている。
[0032] 第 2同期部 121は、実施の形態 1と同じぐ回転機 102のハウジング 109同士を接 続させる接続部材 103の筒部の外周に固定されたピ-オンギア 124と、ベアリングを 介して入出力軸 202に回動可能に支持され、該ピ-オンギア 124と嚙合されたギア 1 25とを備えて構成されており、夫々の回転ユニット 200のハウジング 109同士を同期 させるようになつている。
[0033] 以上のように構成された実施の形態 2にかかる回転装置 Cは、当該回転装置 Cを発 電機とした場合、入出力軸 202に回転を付与すると、回転ユニット 200の一方側の回 転軸 106に伝達する。このとき、接続部材 103を介して接続された他方側の回転機 1 02のハウジング 109の回転方向の抵抗力によって、一方側の回転機 102のハウジン グ 109と一方側の回転機 102の回転軸 106とに差速が生じて一方側の回転機 102 が発電する。これと同時に、他方側の回転機 102も、ハウジング 109と回転軸 106に 差速が生じて他方側の回転機 102も発電する。また、第 2同期部 121によって夫々 の回転ユニット 200のハウジング 109同士が同期回転することで、出力する電力に位 相差が生じることなぐ同一位相でもって発電する。
[0034] 当該回転装置 Cを電動機とした場合、一方側の回転機 102のみに電力を付与する 場合と、一方側と他方側の回転機 102双方に電力を付与する場合がある。
[0035] まず、一方側の回転機 102のみに電力を付与する場合、一方側と他方側のハウジ ング 109が同期回転し、他方側の回転機 102のハウジング 109と他方側の回転機 10 2の回転軸 106との間に差速が生じて他方側の回転機 102は発電する。そして、上 下夫々の回転機 102の回転軸 106の回転は、ピ-オンギア 117、ギア 123を介して 入出力軸 202に伝達する。すなわち、一方側の回転機 102のみに電力を付与する 場合、発電と同時に回転出力をする。
[0036] 次いで、回転機 102双方に電力を付与する場合、一方側と他方側のハウジング 10 9が同期回転しながら、カロえて、他方側の回転機 102の回転軸 106が回転することか ら、他方側の回転機 102の回転軸 106は、双方の回転機 102の回転軸 106が回転 し、ピ-オンギア 117、ギア 123を介して入出力軸 202に伝達する。
なお、実施の形態 2にかかる回転装置 Cは、回転機 102双方の何れの構成部材も 筐体 201に回動可能に支持されているため、電動機として用いるより、発電機として 用いるのが好適である。
[0037] 次に、実施の形態 3〜実施の形態 5を説明する。この実施の形態 3〜実施の形態 5 は、図 6〜図 8に示すように、一本の入出力軸を共通部材とし、入出力軸の軸方向に 回転機が複数個接続 (実施形態では 2つ)され、夫々の回転機に入出力軸の回転と 連動される遊星歯車機構が内装され、該遊星歯車機構を構成するギア群の回転差 に基づいて発電または前記入出力軸に回転を付与させるように構成されたものが例 示されている。
[0038] (実施の形態 3)
この実施の形態 3にかかる回転装置 Dは、図 6に示すように、筐体 300と、入出力軸 301と、サンギア 302と、インターナノレギア 303と、キャリア 304と、プラ タリーギア 30 5と、電機子コイル 306と、永久磁石 307とを備えて構成されている。なお、サンギア 3 02と、インターナルギア 303と、キャリア 304と、プラネタリーギア 305とで遊星歯車機 構が構成される。
[0039] 筐体 300は、上下が閉蓋された中空円筒状に形成され、その上下面の中央が後述 する入出力軸 301を突設されるように開口されてなる。
入出力軸 301は、上記したように、筐体 300の上下面の中央を貫くように、筐体 30
0に回動可能に支持されて 、る。
[0040] サンギア 302は、一端側に歯面が形成された筒状部材カもなり、筐体 300の上下 面の中央に開口された孔と一致するように、かつ、歯面が筐体 300内方となるように、 筐体 300の上下面の中央に固定されて 、る。
[0041] インターナルギア 303は、断面略コ字状に形成されると共に断面略コ字状の内周 面に歯面が形成された円筒状部材であり、筐体 300内に位置した入出力軸 301の 中途部に底面が固定され、後述するプラネタリーギア 305と嚙合されている。
[0042] キャリア 304は、上下部が鍔状に張り出された略円筒状に形成され、インターナル ギア 303の底面と、サンギア 302との間に位置した入出力軸 301の中途部に、ベアリ ングを介して回動可能に支持されて ヽる。
[0043] プラネタリーギア 305は、キャリア 304の一方の端面力も突出するように回転可能に 支持された複数個のギアであり、上記したサンギア 302とインターナルギア 303の双 方に嚙合されている。なお、このプラネタリーギア 305は、対向するように 2個所に配 置したり、 180度の間隔をおいた 3箇所に配置、 90度毎の間隔をいた 4個所に配置 するなど、特に限定はされない。
[0044] なお、このプラネタリーギア 305は、図 9に示すように、その内部に回転機 313を内 装してもよい。この回転機 313は、キャリア 304の端面力も突出されベアリングを介し てプラネタリーギア 305を回動可能に支持させる固定軸 309と、その固定軸 309に環 装された磁鉄 310と、その磁鉄 310に卷回された電機子コイル 311と、ブラネタリーギ ァ 305内周に電機子コイル 311を覆うように設けられ界磁磁束を発生させる永久磁 石 312とを備えて構成される。
[0045] 電機子コイル 306は、キャリア 304の他方の端部外周面を磁鉄とし、その磁鉄とされ たキャリア 304の他方の端部外周面に卷回されて 、る。
[0046] 永久磁石 307は、電機子コイル 306を取り囲むように、インターナルギア 303の内 周面に設けられ、界磁磁束を発生させるようになつている。
なお、電機子コイル 306と導通される整流子、整流子と導通可能に摺接されるブラ シは図示を省略している。
[0047] そして、この上記した、入出力軸 301と、サンギア 302と、インターナルギア 303と、 キャリア 304と、プラネタリーギア 305と、電機子コィノレ 306と、永久磁石 307とを備え て回転機 308が構成され、図 6に示すように、この回転機 308がミラー反転するように 上下に配設されている。
[0048] 以上のように構成された実施の形態 3にかかる回転装置 Dは、当該回転装置 Dを発 電機とした場合、入出力軸 301に回転を付与することにより、固定されたサンギア 30 2を中心にして、インターナルギア 303と、プラネタリーギア 305が回転し、キャリア 30 4の他方の端部外周面に卷回された電機子コイル 306と、永久磁石 307とが相対的 に移動することによって発電する。
またこれと同時に、プラネタリーギア 305に回転機 308を内装した場合、かかる回転 機 308からも発電する。
[0049] 当該回転装置 Dを電動機とした場合、一方側の回転機 313のみに電力を付与する 場合と、一方側と他方側の回転機 313双方に電力を付与する場合がある。
この場合、回転の伝わり方は上記と同様であり、一方側の回転機 313のみに電力を 付与する場合、他方の回転機 313は発電しつつ入出力軸 301から回転が出力し、 双方の回転機 313に電力を付与する場合、入出力軸 301から回転が出力する。 実施の形態 3にかかる回転装置 Dによれば、電機子コイル 306と永久磁石 307との 差速が小さい場合、電動機に適し、電機子コイル 306と永久磁石 307との差速が大 きい場合、発電機に適している。
[0050] (実施の形態 4)
この実施の形態 4にかかる回転装置 Eは、図 7に示すように、プラネタリーギア 404 を筐体 400に固定支持させ、インターナルギア 403とサンギア 402とを回転させて発 電または回転出力する例である。
[0051] この実施の形態 4にかかる回転装置 Eは、図 7に示すように、筐体 400と、入出力軸
401と、サンギア 402と、インターナノレギア 403と、プラ タリーギア 404と、電機子 ィル 405と、永久磁石 406とを備えて構成されている。
[0052] 筐体 400は、上下が閉蓋された中空円筒状に形成され、その上下面の中央が後述 する入出力軸 401を突設されるように開口されてなる。
入出力軸 401は、筐体 400の上下面の中央を貫くように、筐体 400に回動可能に 支持されている。
[0053] サンギア 402は、一端側に歯面が形成され他端側が鍔状に張り出された筒状部材 力もなり、ベアリングを介して入出力軸 401に回動可能を支持されている。
[0054] インターナルギア 403は、断面略コ字状に形成されると共に断面略コ字状の内周 面に歯面が形成された円筒状部材であり、筐体 400内に位置した入出力軸 401の 中途部に底面が固定され、後述するプラネタリーギア 404と嚙合されている。
[0055] プラネタリーギア 404は、筐体 400の上下面夫々力も突出するように固定支持され た複数個のギアであり、上記したサンギア 402とインターナルギア 403の双方に嚙合 されている。なお、このプラネタリーギア 404は、対向するように 2個所に配置したり、 1 80度の間隔をおいた 3箇所に配置、 90度毎の間隔をおいた 4個所に配置するなど、 特に限定はされない。
[0056] 電機子コイル 405は、サンギア 402を構成する筒状部材の鍔状に張り出された基 部外周面を磁鉄とし、その磁鉄とされた基部外周面に卷回されている。
[0057] 永久磁石 406は、電機子コイル 405を取り囲むよう〖こ、インターナルギア 403の内 周面に設けられ、界磁磁束を発生させるようになつている。
なお、電機子コイル 405と導通される整流子、整流子と導通可能に摺接されるブラ シは図示を省略している。
[0058] そして、この上記した、入出力軸 401と、サンギア 402と、インターナルギア 403と、 プラネタリーギア 404と、電機子コイル 405と、永久磁石 406とを備えて回転機 407が 構成され、図 7に示すように、この回転機 407がミラー反転するように上下に配設され ている。
[0059] 以上のように構成された実施の形態 4にかかる回転装置 Eは、当該回転装置 Eを発 電機とした場合、入出力軸 401に回転を付与することにより、固定されたプラネタリー ギア 404を中心にして、インターナルギア 403と、サンギア 402が回転し、サンギア 40 2の基部外周面に卷回された電機子コイル 405と、永久磁石 406とが相対的に移動 すること〖こよって発電する。
[0060] 当該回転装置 Eを電動機とした場合、一方側の回転機のみに電力を付与する場合 と、一方側と他方側の回転機双方に電力を付与する場合がある。
この場合、回転の伝わり方は上記と同様であり、一方側の回転機のみに電力を付 与する場合、他方の回転機は発電しつつ入出力軸 401から回転が出力し、双方の 回転機に電力を付与する場合、入出力軸 401から回転が出力する。
実施の形態 4に力かる回転装置 Eによれば、発電機に適して ヽる。
[0061] (実施の形態 5)
この実施の形態 5にかかる回転装置 Fは、図 8に示すように、インターナルギア 503 を筐体 500に固定支持させ、プラネタリーギア 505とサンギア 502とを回転させて発 電または回転出力する例である。
[0062] この実施の形態 5にかかる回転装置 Fは、図 8に示すように、筐体 500と、入出力軸 501と、サンギア 502と、インターナノレギア 503と、キャリア 504と、プラ タリーギア 50 5と、電機子コイル 506と、永久磁石 507とを備えて構成されている。
[0063] 筐体 500は、上下が閉蓋された中空円筒状に形成され、その上下面の中央が後述 する入出力軸 501を突設されるように開口されてなる。
入出力軸 501は、上記したように、筐体 500の上下面の中央を貫くように、筐体 50 0に回動可能に支持されて 、る。
[0064] サンギア 502は、一端側に歯面が形成され他端側が鍔状に張り出された筒状部材 力もなり、ベアリングを介して入出力軸 501に回動可能を支持されている。
[0065] インターナルギア 503は、内側に歯面が形成された環状部材であり、筐体 500の内 周面に固定されている。
[0066] キャリア 504は、断面略 C字状に形成され、開口側がベアリングを介してサンギア 5
02の基部側に回動可能に支持されていると共に、開口側と反対側が筐体 500内に 位置した入出力軸 501の中途部に固定されている。
[0067] プラネタリーギア 505は、キャリア 504の開口側の面力も突出するように回転可能に 支持された複数個のギアであり、上記したサンギア 502とインターナルギア 503の双 方に嚙合されている。なお、このプラネタリーギア 505は、対向するように 2個所に配 置したり、 180度の間隔をおいた 3箇所に配置、 90度毎の間隔をいた 4個所に配置 するなど、特に限定はされない。
[0068] なお、このプラネタリーギア 505は、実施の形態 3と同様に、図 9に示す回転機 313 を内装してもよい。
[0069] 電機子コイル 506は、サンギア 502を構成する筒状部材の鍔状に張り出された基 部外周面を磁鉄とし、その磁鉄とされた基部外周面に卷回されている。
[0070] 永久磁石 507は、電機子コイル 506を取り囲むよう〖こ、キャリア 504の内周面に設け られ、界磁磁束を発生させるようになつている。
なお、電機子コイル 506と導通される整流子、整流子と導通可能に摺接されるブラ シは図示を省略している。
[0071] そして、この上記した、入出力軸 501と、サンギア 502と、インターナルギア 503と、 キャリア 504と、プラ才、タリーギア 505と、電機子 =3ィノレ 506と、永久磁石 507とを備免 て回転機 508が構成され、図 8に示すように、この回転機 508がミラー反転するように 上下に配設されている。
[0072] 以上のように構成された実施の形態 5にかかる回転装置 Fは、当該回転装置 Fを発 電機とした場合、入出力軸 501に回転を付与することにより、固定されたインターナ ルギア 503を介して、プラネタリーギア 505と、サンギア 502が回転し、サンギア 502 の基部外周面に卷回された電機子コイル 506と、永久磁石 507とが相対的に移動す ること〖こよって発電する。 またこれと同時に、プラネタリーギア 505に回転機 313を内装した場合、かかる回転 機 313からも発電する。
[0073] 当該回転装置 Fを電動機とした場合、一方側の回転機のみに電力を付与する場合 と、一方側と他方側の回転機双方に電力を付与する場合がある。
この場合、回転の伝わり方は上記と同様であり、一方側の回転機のみに電力を付 与する場合、他方の回転機は発電しつつ入出力軸 501から回転が出力し、双方の 回転機に電力を付与する場合、入出力軸 501から回転が出力する。
実施の形態 5にかかる回転装置 Fによれば、サンギア 502 (歯数小)とプラネタリー ギア 505 (歯数大)のギア比が大きい場合、発電機に適し、その逆にギア比が小さい 場合、電動機に適している。
[0074] (実施の形態 6)
実施の形態 6に力かる回転装置 Gは、実施の形態 1に力かる回転装置 Aの入出力 軸 104と、実施の形態 2にかかる回転装置 Cの一方側の入出力軸 202とがカップリン グ Bを介して接続される。回転装置 Gはさらに、実施の形態 2にかかる回転装置じの 他方側の入出力軸 202と、実施の形態 3〜5の何れかの回転装置 D…の一方側の入 出力軸 301…とがカップリング Bを介して接続され、これらを、筒状の保持枠 600で保 持させて構成させた例である。
[0075] この実施の形態 6にかかる回転装置によれば、実施の形態 3〜5の何れかの回転 装置 D…の他方側の入出力軸 301· ··のみが回転の入出力を行うようになっている。 その使用例としては、電動機単体として用いるより、電動発電機 (上記したように一方 を電動機とし他方を発電機とする)としたり、発電機として用いることが、夫々の回転 機力 異なる電圧を得ることが可能になったり、交流の場合、周波数変換もしくは直 流一交流の変換が行えることから好ましいものである。なお、夫々の実施の形態(実 施の形態 1〜5、後述する実施の形態 7)においても、夫々、異なる電圧を得ることが 可能であり、また、交流の場合、周波数変換もしくは直流一交流の変換が行えるもの である。
[0076] (実施の形態 7)
実施の形態 7にかかる回転装置 Hは、外側に配置された円筒状部材 700を第 1回 転機 704で回転させると共に、その円筒状部材 700の回転によって第 2回転機 706 が回転させられる例である。使用例として、例えば、円筒状部材 700を車輛用のホイ ールとし、第 1回転機 704を電動機 (または発電機)とし、第 2回転機 706は、発電機 ( または電動機)として円筒状部材 700を回転させる例や、円筒状部材 700を外力(風 力や水力など)によって回転入力させられる入力軸として、第 1回転機 704と第 2回転 機 706との双方で発電を行う発電機とする等があげられる。
[0077] 詳述すると、実施の形態 7にかかる回転装置 Hは、上記したように、円筒状部材 70 0と、内側円筒状部材 701と、固定部材 703と、第 1回転機 704と、ピ-オンギア 705 と、第 2回転機 706とを備えて構成されている。
[0078] 円筒状部材 700は、側面が形成された断面略コ字状に形成されている。
[0079] 内側円筒状部材 701は、円筒状部材 700と同心円となるように、後述するリング部 材 707に内側に配設され、内周面にギア 711が設けられている。この内側円筒状部 材 701は、円筒状部材 700と供回りするもので、円筒状部材 700と一体成形しても良 い。
[0080] 固定部材 703は、内側円筒状部材 701に内側に固定された略円板状に形成され ており、例えば、円筒状部材 700を車輛用のホイールとした場合、この固定部材 703 は、車軸やブラケット等を介して車輛側に支持される。
[0081] 第 1回転機 704は、円筒状部材 700と同心円となるように円筒状部材 700に内側に 固定されたリング部材 707と、そのリング部材 707の外周面に、周方向に所定間隔を おいて外側に向カゝつて突設された複数個の磁鉄 708と、その磁鉄 708に卷回された 電機子コイル 709と、その電機子コイル 709を取り囲むように円筒状部材 700の内周 面に設けられ、界磁磁束を発生させる永久磁石 710とを備えて構成されている。
[0082] ピ-オンギア 705は、内側円筒状部材 701の内周面に設けられたギア 711と嚙合さ れるように、固定部材 703の外周側に周方向に向力つて所定間隔をおいて複数個設 けられている。
[0083] 第 2回転機 706は、ピ-オンギア 705に内装されている。すなわち、この第 2回転機 706は、固定部材 703に固定された回転軸 712と、その回転軸 712に環装された磁 鉄 713と、その磁鉄 713に卷回された電機子コイル 714と、ピ-オンギア 705内周に 電機子コイル 714を覆うように設けられ界磁磁束を発生させる永久磁石 715とを備え て構成されている。なお、この回転軸 712は、回転軸自体が廻るものではなぐピ- オンギア 705を回動可能に支持させる言わば固定軸になっている。
[0084] このように構成された第 2回転機 706は、ピ-オンギア 705を回転させることで電力 が出力されると共に電機子コイル 714に電力を入力させることでピ-オンギア 705が 回転される。
[0085] なお、本実施の形態では、言わば一段の第 2回転機 706であるが、複数段の第 2回 転機 706を組み込んでも良 、。
この場合、第 2回転機 706の構成にハウジングを加え、そして、実施の形態 1と同じ ぐ所望の段数となるように、かつ、回転軸 712同士が分断した一直線状となるように 、前記第 2回転機 706のハウジングに他の第 2回転機 706のハウジングを接続して回 転ユニットを構成する。そして、一方側の第 2回転機 706の回転軸 712が固定部材 7 03に固定され、他方側の第 2回転機 706のハウジングがピ-オンギア 705に固定( 内装)されていれば良い。さらに、実施の形態 2〜実施の形態 4の何れかの回転装置 を糸且み込んでも良!、ものである。
[0086] 以上のように構成された実施の形態 7にかかる回転装置 Hは、当該回転装置 Hを 発電機とした場合、円筒状部材 700を外力によって回転入力させられる入力軸とし、 円筒状部材 700を回転することで、内側円筒状部材 701もあわせて回転する。
このとき、定位置で固定部材 703に回転可能に支持されたピ-オンギア 705は、内 側円筒状部材 701の内周面に設けられたギア 711が回転することで回転をし、これと 同時に、円筒状部材 700の内周面に設けられた永久磁石 710が回転して、第 1回転 機 704と第 2回転機 706の双方で発電する。
[0087] 当該回転装置 Hを電動機とした場合、一方側の回転機 (第 1回転機 704または第 2 回転機 706)のみに電力を付与する場合と、一方側と他方側の回転機双方 (第 1回 転機 704と第 2回転機 706)に電力を付与する場合がある。
この場合は、第 1回転機 704または第 2回転機 706の何れか一方の回転機を電動 機として円筒状部材 700を回転することで、他方の回転機は発電をし、第 1回転機 7 04と第 2回転機 706の双方を電動機とすれば、円筒状部材 700は大きなトルクでも つて回転をする。
[0088] 以上、本実施の形態に力かる回転装置 (実施の形態 1〜7)を説明した。このように 本実施の形態に力かる回転装置によれば、筐体の中に、複数個の回転機を収納さ せ、同期部で夫々の回転軸を同期させ、入出力軸を介して入出力をする構成にする ことにより、従来の一つのケーシング内に一つの回転部を内装した回転装置(実施の 形態 1にかかる回転装置と外観が同じ大きさの場合)と比較して、特に、界磁磁束を 発生させる永久磁石の総面積を大きくすることが可能になる。従って、性能の向上が 期待できるようになって 、る。
[0089] また、本実施の形態に力かる回転装置によれば、複数個の回転機を集合させて一 つの回転装置としていることから、例えば大型の回転装置を構成したとしても、その 内部は、各部品が大型化することなぐ従来の回転装置と比較して生産性を向上でき るようになっている。
[0090] さらに、筐体の中に、複数個の回転機を収納させたことで、本実施の形態にかかる 回転装置は、電動機単体として用いる、電動発電機 (上記したように一方を電動機と し他方を発電機とする)として用いる、発電機単体として用いる、などの様々なバリエ ーシヨンでもって使用することができる。すなわち、本実施の形態に力かる回転装置 を電動機単体として用いることで性能の向上が期待でき、本実施の形態に力かる回 転装置 (実施の形態 1〜5)を電動発電機または発電機として用いることで、夫々の回 転機カゝら異なる電圧を得ることが可能になったり、交流の場合、周波数変換もしくは 直流一交流の変換が行えることから利便性を向上させることができる。
[0091] 以上、本実施の形態に力かる回転装置を説明したが、上述した実施の形態は、本 発明の好適な実施の形態の一例を示すものであり、本発明はそれに限定されるもの ではない。本発明はその要旨を逸脱しない範囲内において、種々変形実施が可能 である。例えば、個々の回転機を交流の電動機 (発電機)で構成したり、直流の電動 機 (発電機)、あるいは、双方の混在で構成しても良い。
図面の簡単な説明
[0092] [図 1]実施の形態 1にかかる回転装置の縦断側面図である。
[図 2]図 1の XI— XI線に沿える横断平面図である。 [図 3]回転ユニットの縦断側面図である。
[図 4]図 3の X2—X2線に沿える横断平面図である。
[図 5]実施の形態 2にかかる回転装置の縦断側面図である。
[図 6]実施の形態 3にかかる回転装置の縦断側面図である。
[図 7]実施の形態 4にかかる回転装置の縦断側面図である。
[図 8]実施の形態 5にかかる回転装置の縦断側面図である。
[図 9]プラネタリーギアの縦断側面図である。
[図 10]実施の形態 6にかかる回転装置の縦断側面図である。
[図 11]実施の形態 7にかかる回転装置の縦断側面図である。 符号の説明
A…実施の形態 1にかかる回転装置
B…カップリング
C…実施の形態 2にかかる回転装置
D…実施の形態 3にかかる回転装置
E…実施の形態 4にかかる回転装置
F…実施の形態 5にかかる回転装置
実施の形態 6に力かる回転装置
H…実施の形態 7にかかる回転装置
100· '·回転ユニット
101· ··一方側の回転機
102· ··他方側の回転機
103· ··接続部材
104· ··入出力部
105· • -回転軸(一方側の回転機の)
106· • -回転軸 (他方側の回転機の)
107· '·磁鉄
108· '·電機子コイル
109· '·ノ、ウジング 110· ··永久磁石
111- 凸部
112· ··筒部
113· ··鍔部
114· ··筒状部材
115· ··整流ナ
116· ··ブラシ
117· ピニ才ンギア
118· ··筐体
119· ··入出力軸
120· ··同期部
121· ··第 2同期部
122· ··アウター部材
123· "ギア
124· '·ピニ才ンギア
125·' '·ギア
200·· '·回転ユニット
201·- -筐体
202·· -入出力軸
300·· -筐体
301·· -入出力軸
302·· 'サンギア
303·· 'インターナルギア
304·· 'キャリア
305·· -プラネタリーギア
306·· '電機子コイル
307·· -水久磁石
308·· '回転機 309· ··固定軸
310· ··磁鉄
311· ··電機子コイル
312· ··永久磁石
313· "回転機
400· ··筐体
401· ··入出力軸
402· ··サンギア
403· ··インターナルギア
404· ··プラネタリーギア
405· ··電機子コイル
406· ··永久磁石
407· "回転機
500· ··筐体
501· ··入出力軸
502· '·サンギア
503·' '·インターナノレギア
504·' 'キャリア
505·· '·プラネタリーギア
506·· '·電機子コイル
507·· "永久磁石
508·· '回転機
600··備枠
700·· -円筒状部材
701·· -内側円筒状部材
703·· -固定部材
704·· -第 1回転機
705·· -ピニ才ンギア 706· ··第 2回転機
707· '·リング部材
708· '·磁鉄
709· '·電機子コイル
710· ··永久磁石
711· ' "ギア
712· ··回転軸
713· '·磁鉄
714· '·電機子コイル
715· ··永久磁石

Claims

請求の範囲
[1] 回転軸と、該回転軸を支持させるハウジングとを備え、電力を入力させることで前記 回転軸が回転されると共に、前記回転軸を回転させることで電力が出力される可逆 可能な回転機を複数個接続させてなる回転装置であって、
複数個の前記回転機を並設させて収納させる筐体と、
夫々の前記回転軸を同期させる同期部と、
その同期部と接続され回転の入出力がされる入出力軸と
を備えていることを特徴とする回転装置。
[2] 所望の段数となるように、かつ、回転軸同士が分断した一直線状となるように、前記 回転機のハウジングに他の前記回転機のハウジングが接続されて構成された回転ュ ニットが、平面視、円を描くように周方向に所定間隔をおいて複数個配設され、その 一方側夫々の前記回転機の回転軸が固定端とされると共に、他方側の前記回転機 の回転軸が前記同期部を介して同期され、
夫々の前記回転ユニットの前記ハウジング同士を同期させる第 2同期部を備えてい ることを特徴とする請求項 1記載の回転装置。
[3] 所望の段数となるように、かつ、回転軸同士が分断した一直線状となるように、前記 回転機のハウジングに他の前記回転機のハウジングが接続されて構成された回転ュ ニットが、平面視、円を描くように周方向に所定間隔をおいて複数個配設され、両端 の前記回転機の回転軸が一対の前記同期部を介して同期され、
夫々の前記回転ユニットの前記ハウジング同士を同期させる第 2同期部を備えてい ることを特徴とする請求項 1記載の回転装置。
[4] 入出力軸と、該入出力軸を支持させる筐体とを備え、電力を入力させることで前記 入出力軸が回転されると共に、前記入出力軸を回転させることで電力が出力される 可逆可能な回転機を前記入出力軸の軸方向に複数個接続させてなる回転装置であ つて、
前記入出力軸は、前記筐体を貫くように配設されて複数個の前記回転機の共通部 材とされ、
前記回転機は、前記入出力軸の回転と連動される遊星歯車機構が内装され、該遊 星歯車機構を構成するギア群の回転差に基づいて発電または前記入出力軸に回転 を付与させるように構成されてなることを特徴とする回転装置。
[5] 請求項 2記載の回転装置の前記入出力軸と請求項 3記載の回転装置の一方側の 前記入出力軸とが接続され、請求項 3記載の回転装置の他方側の前記入出力軸と 請求項 4記載の回転装置の一方側の前記入出力軸とが接続されてなり、請求項 4記 載の回転装置の他方側の前記入出力軸から回転の入出力をさせることを特徴とする 回転装置。
[6] 回転軸を備え、電力を入力させることで前記回転軸が回転されると共に、前記回転 軸を回転させることで電力が出力される可逆可能な回転機を複数個配設させてなる 回転装置であって、
前記回転機は、
円筒状部材の内側に設けられ該円筒状部材を回転させる第 1回転機と、 該第 1回転機の内側に円を描くように周方向に所定間隔をおいて複数個設けられ 前記円筒状部材の回転によって回転させられる第 2回転機とを備えてなることを特徴 とする回転装置。
[7] 前記第 1回転機は、
前記円筒状部材と同心円となるように該円筒状部材に内側に固定されたリング部 材と、該リング部材の外周面に、周方向に所定間隔をおいて外側に向かって突設さ れた複数個の磁鉄と、該磁鉄に卷回された電機子コイルと、その電機子コイルを取り 囲むように前記円筒状部材の内周面に設けられ、界磁磁束を発生させる永久磁石と を備えてなることを特徴とする請求項 6記載の回転装置。
[8] 前記円筒状部材と同心円となるように前記リング部材に内側に配設され、内周面に ギアが設けられていると共に前記円筒状部材と供回りする内側円筒状部材と、 前記内側円筒状部材に内側に固定された固定部材と、
前記ギアと嚙合されるように、前記固定部材の外周側に周方向に向力つて所定間 隔をお 、て複数個設けられたピ-オンギアとを備え、
前記第 2回転機は、
前記回転軸が前記固定部材に固定されると共に前記ピニオンギアに内装されてい ることを特徴とする請求項 7記載の回転装置。
[9] 前記円筒状部材と同心円となるように前記リング部材に内側に配設され、内周面に ギアが設けられていると共に前記円筒状部材と供回りする内側円筒状部材と、 前記内側円筒状部材に内側に固定された固定部材と、
前記ギアと嚙合されるように、前記固定部材の外周側に周方向に向力つて所定間 隔をお 、て複数個設けられたピ-オンギアと、
前記第 2回転機は、前記回転軸を支持させるハウジングを備え、所望の段数となる ように、かつ、回転軸同士が分断した一直線状となるように、前記第 2回転機の前記 ノ、ウジングに他の前記第 2回転機の前記ハウジングが接続されて構成された回転ュ ニットとを備えてなり、
一方側の前記第 2回転機の回転軸が前記固定部材に固定されていると共に、他方 側の前記第 2回転機の前記ハウジングが前記ピニオンギアに固定されていることを特 徴とする請求項 7記載の回転装置。
[10] 前記円筒状部材は車両用ホイールであることを特徴とする請求項 8または 9記載の 回転装置。
PCT/JP2006/310149 2005-05-23 2006-05-22 回転装置 WO2006126486A1 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005-178506 2005-05-23
JP2005178506A JP2008199689A (ja) 2005-05-23 2005-05-23 大口径駆動小口径発電回帰モータ車輪

Publications (1)

Publication Number Publication Date
WO2006126486A1 true WO2006126486A1 (ja) 2006-11-30

Family

ID=37451912

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
PCT/JP2006/310149 WO2006126486A1 (ja) 2005-05-23 2006-05-22 回転装置

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP2008199689A (ja)
WO (1) WO2006126486A1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2490816A (en) * 2012-06-28 2012-11-14 David Francis Mchale Electricity Generating Unit
US20160156249A1 (en) * 2014-12-02 2016-06-02 Precision Machinery Research & Development Center Hollow motor module

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6188086B2 (ja) * 2015-08-17 2017-08-30 公明 岩谷 発電装置

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5975742U (ja) * 1982-11-06 1984-05-23 三菱電機株式会社 複合型電動機
JPS59165977A (ja) * 1983-03-08 1984-09-19 Shibaura Eng Works Co Ltd 複合ブラシレスサ−ボモ−タ
JPH01170342A (ja) * 1987-12-23 1989-07-05 Hitachi Ltd 差動型モータ
JPH07147704A (ja) * 1993-11-25 1995-06-06 Nippondenso Co Ltd 電気自動車の駆動装置
JPH0946969A (ja) * 1995-08-02 1997-02-14 Kichinosuke Nagashio 電動機ユニット
JP2005051970A (ja) * 2003-07-31 2005-02-24 Japan Servo Co Ltd 減速機付永久磁石形ステッピングモータ

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5975742U (ja) * 1982-11-06 1984-05-23 三菱電機株式会社 複合型電動機
JPS59165977A (ja) * 1983-03-08 1984-09-19 Shibaura Eng Works Co Ltd 複合ブラシレスサ−ボモ−タ
JPH01170342A (ja) * 1987-12-23 1989-07-05 Hitachi Ltd 差動型モータ
JPH07147704A (ja) * 1993-11-25 1995-06-06 Nippondenso Co Ltd 電気自動車の駆動装置
JPH0946969A (ja) * 1995-08-02 1997-02-14 Kichinosuke Nagashio 電動機ユニット
JP2005051970A (ja) * 2003-07-31 2005-02-24 Japan Servo Co Ltd 減速機付永久磁石形ステッピングモータ

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2490816A (en) * 2012-06-28 2012-11-14 David Francis Mchale Electricity Generating Unit
US20160156249A1 (en) * 2014-12-02 2016-06-02 Precision Machinery Research & Development Center Hollow motor module
US10008905B2 (en) * 2014-12-02 2018-06-26 Precision Machinery Research & Development Center Hollow motor module

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008199689A (ja) 2008-08-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3960360B1 (ja) 回転システム
JP2007252174A (ja) ギアドモーターおよびプラネタリーギアドダイナモ
KR101205674B1 (ko) 개량된 형태의 저속발전기
US8253294B1 (en) Increased efficiency dual rotational electric motor/generator
US10396626B2 (en) Electric machine
WO2013099008A1 (ja) 発電機
US9312740B2 (en) Apparatus comprising counter-rotational mechanisms and related methods to convey current
TW201808718A (zh) 輪轂式馬達減速機
US20140315675A1 (en) Drive torque distribution apparatus
JP2019048516A (ja) 車両駆動装置
JP2007336783A (ja) 発電機及び風力発電方法並びに水力発電方法
WO2006126486A1 (ja) 回転装置
CN106655620A (zh) 一种转动环境下同轴反向型电磁式发电机
CN109716617A (zh) 转子、用于制造转子的方法、磁阻电机和做功机械
JP4461078B2 (ja) 風力発電装置
JPS635177A (ja) 流体力を利用した発電機
CN103930694A (zh) 齿轮传动装置及驱动单元
JP2008508843A (ja) モータ関連或いは発電機関連構成
WO2012029168A1 (ja) 円盤型同軸反転式発電機及び該円盤型同軸反転式発電機を用いた風力発電装置
JP2009194992A (ja) 発電機
WO2014005554A1 (zh) 一种直接并网变速恒频发电机
CN102723806A (zh) 行星电机
KR200456484Y1 (ko) 이중 회전형 발전장치
JP4926225B2 (ja) 加速型発電機
CN107359735A (zh) 卷帘驱动装置及应用其的卷帘装置

Legal Events

Date Code Title Description
121 Ep: the epo has been informed by wipo that ep was designated in this application
NENP Non-entry into the national phase

Ref country code: DE

NENP Non-entry into the national phase

Ref country code: RU

32PN Ep: public notification in the ep bulletin as address of the adressee cannot be established

Free format text: NOTING OF LOSS OF RIGHTS PURSUANT TO RULE 112(1) EPC

NENP Non-entry into the national phase

Ref country code: JP

122 Ep: pct application non-entry in european phase

Ref document number: 06756455

Country of ref document: EP

Kind code of ref document: A1