WO2006059539A1

WO2006059539A1 - 放送番組受信装置、放送番組受信用信号処理装置および方法並びにプログラム

Info

Publication number: WO2006059539A1
Application number: PCT/JP2005/021651
Authority: WO
Inventors: Manabu Bessho
Original assignee: Pioneer Corporation
Priority date: 2004-12-03
Filing date: 2005-11-25
Publication date: 2006-06-08
Also published as: JP2008042221A

Abstract

　放送番組に適した設定状態で当該放送番組を再生可能な放送番組再生装置等を提供する。　放送番組受信装置は、放送波によって提供される放送番組の情報である放送番組情報とともに、当該放送番組の属性を示す属性情報を少なくとも有する番組付帯情報を受信する放送受信部２と、受信された番組付帯情報から属性情報を抽出する情報抽出部４と、放送番組情報をスピーカＳ、及びサブウーファーＳＷＳに出力する際の信号処理に用いるパラメータを設定するための設定情報が予め複数記憶される記憶部６と、抽出された属性情報に基づいて設定情報の中から最適な設定情報を取得するパラメータ設定部７と、当該取得された設定情報に基づいて前記受信された放送番組情報を信号処理する音声処理部５と、信号処理された放送番組情報を出力するスピーカＳ、及びサブウーファーＳＷＳと、を具備する構成を有している。

Description

明細書

放送番組受信装置、放送番組受信用信号処理装置および方法並びにプログラム

技術分野

[0001] 本発明は、番組付帯情報の属性に合わせて映像、音声の制御が可能な放送番組受信用信号処理システム等の技術分野に属する。

背景技術

[0002] 従来力テレビ等の放送媒体を介して提供される各種のコンテンツデータを再生すベぐ再生機能を有するレコーダー、テレビ受像器や AV (Audio Visual)アンプ等のコンテンツデータ再生装置が各種提供されるに至っている。この種のコンテンツデータ再生装置は、映画や音楽、スポーツなどジャンルを有する放送番組の音声に周波数特性の調整や遅延時間の付加などの信号処理を行う機能が設けられて!/ヽる。ユーザは、この機能を利用して自己の所望する音場でコンテンツデータを再生することが可能となっている。

[0003] 一方、近年の放送番組情報を受信する TVチューナ等の放送受信装置では、 EPG

(Electronic Program Guide)に関するデータやメタデータ等の番組付帯情報を取得できるようになっており、当該番組付帯情報により放送番組のタイトル 'ジャンル'出演者などの情報を知ることも可能となって、る。

発明の開示

発明が解決しょうとする課題

[0004] し力しながら、従来のコンテンツデータ再生装置では、ユーザが放送番組の種別に応じて当該放送番組に対して音場を設定するようになっているが音場を設定するためには、周波数特性の調整、遅延時間の付加など様々なパラメータを設定する必要があり、この設定には、専門的な知識が必要であるとともに、設定するパラメータの数が多ぐ容易に行うことができない。

[0005] そこで、本発明は、上記の問題点に鑑みて為されたもので、その課題の一例としては、容易に放送番組に適した設定状態で当該放送番組を再生可能な放送番組受信用信号処理システムを提供することにある。

課題を解決するための手段

[0006] 上記の課題を解決するために、請求項 1に記載の放送番組受信装置は、放送波によって提供される放送番組の情報である放送番組情報とともに、当該放送番組の属性を示す属性情報を少なくとも有する番組付帯情報を受信する受信手段と、受信された前記番組付帯情報から前記属性情報を抽出する抽出手段と、前記放送番組情報を出力手段に出力する際の信号処理に用いるパラメータを設定するための設定情報が予め複数記憶される記憶手段と、抽出された前記属性情報に基づいて前記設定情報の中から最適な設定情報を取得する設定情報取得手段と、取得された当該設定情報に基づいて前記受信された放送番組情報を信号処理する信号処理手段と、信号処理された前記放送番組情報を出力する出力手段と、を具備する構成を有している。

[0007] また、請求項 7に記載の放送番組受信用信号処理装置は、放送波によって提供される放送番組の情報である放送番組情報とともに受信された当該放送番組の属性を示す属性情報を少なくとも有する番組付帯情報力前記属性情報を抽出する抽出手段と、前記放送番組情報を出力手段に出力する際の信号処理に用いるパラメータを設定するための設定情報が予め複数記憶される記憶手段と、抽出された前記属性情報に基づいて前記設定情報の中から最適な設定情報を取得する設定情報取得手段と、取得された当該設定情報に基づ、て前記受信された放送番組情報を信号処理する信号処理手段と、前記信号処理された放送番組情報を出力手段に出力させる出力制御手段と、を具備する構成を有している。

[0008] また、請求項 8に記載の放送番組受信用信号処理方法は、放送波によって提供される放送番組の情報である放送番組情報とともに、当該放送番組の属性を示す属性情報を少なくとも有する番組付帯情報を受信する受信工程と、受信された前記番組付帯情報から前記属性情報を抽出する抽出工程と、抽出された前記属性情報に基づいて前記放送番組情報を出力手段に出力する際の信号処理に用いるパラメータを設定するための複数の設定情報の中から最適な設定情報を取得する設定情報取得工程と、取得された当該設定情報に基づヽて前記受信された放送番組情報を信号処理する信号処理工程と、信号処理された前記放送番組情報を出力する出力ェ程と、を具備する構成を有している。

[0009] また、請求項 9に記載の放送番組受信用信号処理プログラムは、コンピュータによつて放送波によって提供される放送番組情報を信号処理させる放送番組受信用信号処理プログラムであって、前記コンピュータを、放送波によって提供される放送番組の情報である放送番組情報とともに受信された当該放送番組の属性を示す属性情報を少なくとも有する番組付帯情報から前記属性情報を抽出する抽出手段、前記抽出された属性情報に基づいて前記放送番組情報を出力手段に出力する際の信号処理に用いるパラメータを設定するための設定情報が予め複数記憶される記憶手段から最適な設定情報を取得する設定情報取得手段、当該取得された設定情報に基づいて前記受信された放送番組情報を信号処理する信号処理手段、及び、前記信号処理された放送番組情報を出力手段力出力させる出力制御手段、として機能させる構成を有している。

図面の簡単な説明

[0010] [図 1]本願に係る放送番組再生装置の概要構成を示すブロック図である。

[図 2]参照テーブルデータの一例を示す図である。

[図 3]本実施形態におけるパラメータ設定処理の動作を示すフローチャートである。符号の説明

[0011] A 放送番組再生装置

S スピーカ

SWS サブウーファー

2 放送受信部

3 音声情報取得部

4 情報抽出部

5 音声処理部

6 記憶部

7 パラメータ設定部

8 アンプ部 10 操作部

12 リモコン受光部

14 表示部

18 システム制御部

20 バス

発明を実施するための最良の形態

[0012] 以下、本願の実施の形態につ!ヽて、本願の放送番組受信用信号処理システムを放送番組再生装置として図面を参照しながら説明する。

[0013] なお、同図においては、放送番組再生装置を、テレビチューナを備えた AVアンプとした場合の構成例を示している。但し、 AVアンプは、あくまでも、本願の一例にすぎず、例えば、メディア再生装置 MPやテレビチューナ TTといった外部機器と放送番組再生装置を別体に構成することも可能である。

[0014] また、以下の説明において、メタデータとは、例えば、テレビチューナにより受信される放送番組情報と一緒に受信される放送番組の属性を示す属性情報を少なくとも有する番組付帯情報であり、例えば、音楽、スポーツ、ニュース等の放送番組のジャンルゃ放送番組の進行情報等の属性情報、放送番組が放送されるチャンネル情報、放送の開始時刻や終了時刻情報、および、放送番組の総時間情報である。

[0015] まず、図 1及び図 2を用いて放送番組再生装置の全体構成および概要動作について説明する。図 1は本願に係る放送番組再生装置の概要構成を示すブロック図であり、図 2は本実施形態の記憶部に記憶される参照テーブルの一例を示す。

[0016] 本実施形態の放送番組再生装置 Aは、図 1に示すように、アンテナ ATを介して各放送局 Hから送信される放送波によって提供される放送番組情報とメタデータとを受信する放送受信部 2と、放送番組情報から音声信号の情報 (以下、「音声情報」と称する。）を取得する音声情報取得部 3と、メタデータに含まれる放送番組の属性を示す属性情報を抽出するための情報抽出部 4と、音声情報を信号処理する音声処理部 5と、音声処理部 5において音声情報の信号処理を行う際の再生特性を設定するための各種のパラメータがグループ毎に属性情報に対応づけられ参照テーブルデータとして記憶される記憶部 6と、抽出された属性情報に基づ!/、てグループ毎の各種のパラメータ (以下、グループ毎の各種のノラメータ群を設定情報という。）を記憶部

6から取得し、音声処理部 5に設定するパラメータ設定部 7と、当該信号処理された音声情報を増幅するアンプ部 8と、ユーザからの指示を受け付ける操作部 10と、リモコンからの赤外線を受光しリモコン信号を受信するリモコン受光部 12と、音声情報の信号処理を行う際の一の設定情報であるパラメータ群をソースとして表示する表示部 14と、各部を制御するとともに、音声処理に関する再生制御を行うシステム制御部 1 8と、を有している。そして、各部は、バス 20により互いに接続されており、特に以下に記載した場合の他は、各情報、音声情報、またはメタデータは、バス 20を介して各部に入出力されるようになって!/、る。

[0017] なお、例えば、本実施形態の放送受信部 2は、本発明の受信手段を構成するとともに、情報抽出部 4は、本発明の抽出手段を構成し、記憶部 6は、本発明の記憶手段を構成する。また、例えば、本実施形態のパラメータ設定部 7は、本発明の設定情報取得手段を構成するとともに、音声処理部 5は、本発明の信号処理手段を構成し、表示部 14は、本発明の提示手段を構成する。さら〖こ、例えば、本実施形態の操作部 1 0は、本発明の選択手段を構成するとともに、スピーカ S、及びサブウーファー SWS は、本発明の出力手段を構成し、アンプ部 8は、出力制御手段を構成する。そして、本実施形態のシステム制御部 18は、本発明の登録手段および出力制御手段を構成する。

[0018] 放送受信部 2は、アンテナ ATを介して各放送局カゝら送信された放送波、例えば、 V HF (Very High Frequency)放送または BS (Broadcasting Satellite)デジタル放送などの RF信号を受信するようになっており、ユーザの選択した受信帯域に同調して受信された信号波を IF (中間周波数)信号に変換するようになっている。そして、この放送受信部 2は、変換された IF信号を TV用の映像データおよび音声データを放送番組情報として復調するとともに、当該放送番組情報を図示しない映像処理部、音声情報取得部 3に出力するようになっている。

[0019] また、放送受信部 2は、システム制御部 18の制御に基づ、て受信された放送波からメタデータを抽出するようになっており、当該抽出されたメタデータを情報抽出部 4 に出力するようになっている。 [0020] 音声情報取得部 3には、放送受信部 2により出力された放送番組情報が入力されるようになっており、この音声情報取得部 3は、入力された放送番組情報から音声情報を抽出し、当該抽出された音声情報を音声処理部 5に出力するようになっている。

[0021] 情報抽出部 4には、バス 20を介して、メタデータが入力されるようになっており、この情報抽出部 4は、入力されたメタデータから、例えば、音楽、スポーツ、ニュース等の放送番組のジャンルを示す属性情報を抽出し、当該抽出された属性情報をパラメ一タ設定部 7に出力するようになって、る。

[0022] なお、本実施形態の情報抽出部 4は、属性情報が放送番組の進行状況に伴って変化する場合に、当該変化する毎に変化された属性情報を随時抽出するようになつている。

[0023] 音声処理部 5は、例えば、 DSP (Digital Signal Processor)を有し、システム制御部 1 8の制御の下、音声情報取得部 3から出力された音声情報に対して所定の信号処理を行、、信号処理された音声情報をアンプ部 8に出力するようになって、る。

[0024] 具体的には、入力された音声情報は、 5. 1チャンネル力も構成されるサラウンドシステムの音声情報として構成されており、音声処理部 5は、入力された音声情報に基づいて、チャンネル毎の音声情報を生成し、各スピーカ S、及びサブウーファー SWS に対応するチャンネル毎に、パラメータ設定部 7によって設定されたパラメータの設定情報に基づいて、生成された各音声情報を信号処理するようになっている。その際、音声処理部 5は、音声情報を各スピーカ Sに対応するチャンネル毎に、各スピー力 S、及びサブウーファー SWSに対応する音声情報の音圧レベルの調整、周波数特性の調整、および、遅延時間の付加などの各種の再生特性を調整するようになつている。

[0025] なお、パラメータとは、音声処理部 5において、信号処理を行う際に必要となる各種の係数、すなわち、周波数特性を調整するためのフィルタ係数、遅延時間の付加を行うための遅延時間係数を決定するためのパラメータを示し、音声処理部 5は、パラメータ設定部 7において設定された各種のパラメータにより設定された各係数に基づ Vヽて入力された音声情報に対して信号処理を行うようになって!/ヽる。

[0026] 記憶部 6には、メタデータの属性とパラメータの設定情報の関係を示す参照テープルデータが予め記憶される。この記憶部 6は、例えば、パラメータ設定部 7により音声情報を信号処理するためのパラメータの設定情報を取得する際に、参照テーブルデータに基づいて該当する一の設定情報をパラメータ設定部 7に出力するようになっている。

[0027] たとえば、記憶部 6には、図 2に示すように、野球、サッカー、フットボール等のスポーッ情報と、映画等の映画情報と、ニュース、朗読、解説などの社会情報と、邦楽、洋楽等の音楽情報（図示なし)の属性情報の種別毎に設定情報が記録されており、具体的には、属性情報の種類ごとに、記憶部 6の記憶場所を示す DB番号 31と、放送番組の属性を示す属性情報 32と、音声情報を信号処理するためのパラメータの設定情報 33と、デフォルトを示すデフォルト情報 34と、の項目を有する参照テーブルデータ 30が記憶されて、る。

[0028] このパラメータの設定情報 33には、当該属性情報の種類に応じて、周波数特性を調整するためのパラメータ、遅延時間を付加するためのパラメータなどの信号処理を行うために必要となる各種のパラメータを有し、スポーツ情報であれば、スタジアム 1、スタジアム 2、スタジアム 3などのソースに区分けされ、ソース毎に各種のパラメータを有している。また、デフォルト情報は、初期設定情報またはユーザにより選択された設定情報を示す情報であり、本実施形態では、属性情報の種別毎に、すなわち、 DB 番号ごとに一のソースがデフォルトとして設定される。

[0029] なお、このデフォルトとは、後述するように、音声処理部 5のパラメータを設定する際に、抽出された属性情報に基づいて、操作部 10の設定操作を行わずに、読み出される設定情報を規定するためのものであり、後述するように、一度ユーザによって一の設定情報がデフォルトとして設定されると、その属性情報に基づいてパラメータを設定する際に、当該デフォルトの設定情報がまず読み出されるようになつている。また、図 2は、放送番組の属性情報の種別が野球である場合は、スタジアム 1がデフォルトとして設定されて、ることを示す。

[0030] パラメータ設定部 7は、入力された放送番組の属性を示す属性情報に基づ!/、て、音声情報を信号処理するためのパラメータの設定情報を取得し (以下、「パラメータ設定処理」と称する。）、当該取得されたパラメータの設定情報を音声処理部 5に設定するようになっている。

[0031] なお、本実施形態のパラメータ設定部 7の構成およびその動作の詳細については、後述する。

[0032] アンプ部 8は、音声処理部 5から出力されるチャンネル毎の音声情報をアナログ信号である音声信号に変換し、当該変換された音声信号を増幅して各スピーカ S、及びサブウーファー SWSに出力するようになっている。このアンプ部 8は、出力可能なスピーカ S、及びサブウーファー SWSの数に応じた数の低周波数増幅器及び出力端子を有しており、音声処理部から入力された各スピーカ S、及びサブウーファー S WSに対応する音声情報を出力端子に接続された各スピーカ S、及びサブウーファ一 SWSに出力するようになって、る。

[0033] なお、各スピーカ Sは、例えば、 5. lchサラウンドシステムを構築するための、センタスピーカ CSと、フロントレフトスピーカ FLSと、フロントライトスピーカ FRSと、サラウンドレフトスピーカ SLSと、サラウンドライトスピーカ SRSと、を備えている。

[0034] 操作部 10は、ユーザが一の設定情報、すなわち、一のパラメータ群のグループを示すソースを選択するための操作キーが設けられており、ユーザよつて当該操作キ一により複数のソースのうちユーザが好みのソースに切り替える際に用いられるようになっている。そして、操作部 10は、当該操作キーにより選択されるソースに対応した制御信号をバス 20を介してシステム制御部 18へと出力するようになっている。

[0035] なお、操作部 10の各種キーは、ロータリーキー等のようなダイヤル式のキーや押しボタン式のキーである。ダイヤル式のキーは、ユーザが力かるキーを回すことによつて、所定の順序に設定されているソースが順次切替、設定可能となっている。また、押しボタン式のキーは、ユーザがかかるキーを押す度に、所定の順序に設定されているソースが順次切替、設定可能となっている。また、選択されるソースが順次切替、選択される様子は、後述する表示部 14に表示されるようになって、る。

[0036] なお、ソースとは、例えば、音声処理部 5によって音声情報を信号処理するための各種のパラメータ群により示される設定情報の名称であり、例えば、コンサートホール、ライブハウス等のユーザが感覚的に理解することが可能な名称によって定義されている。 [0037] リモコン受光部 12は、図示せぬリモコン装置から赤外線によって送信された制御信号を受信すると共に、当該受信した制御信号をバス 20を介してシステム制御部 18へと出力する。

[0038] 表示部 14は、例えば、液晶表示素子または EL (Electric luminescence)素子によつて構成され、当該表示部 14には、システム制御部 18の制御にしたがって、ユーザによって設定されたソースの表示を行うようになって、る。

[0039] システム制御部 18は、例えば、 ROM (Read Only Memory)、 RAM (Random Acces s Memory) , CPU (Central Processing Unit)を有し、 ROM内に記録されている制御プログラムを実行することにより放送番組再生装置 Aの各部を制御する。

[0040] システム制御部 18は、ユーザが所望する放送番組を提供する際に、放送受信部 2 を制御して当該放送番組情報の受信制御を行うようになっており、受信された放送番組情報をユーザに提供する際に当該放送番組情報の属性情報を抽出させるとともに、パラメータ設定部 7により当該放送番組の属性情報に基づいて記憶部 6から一の設定情報を取得させ、当該取得させた設定情報に基づいて音声処理部 5にパラメータを設定させる処理 (以下、パラメータ設定処理という。）を実行させる。そして、システム制御部 18は、放送番組情報から取得された音声情報を音声処理部 5への出力制御を行うようになっている。

[0041] なお、音声処理部 5は、音声情報が入力されると、チャンネル毎に、当該設定されたパラメータによって各種の信号処理を行うようになっており、当該信号処理されたチヤンネル毎の音声情報は、アンプ部 8を介して各スピーカ S、及びサブウーファー SW Sから出力されるようになって、る。

[0042] また、システム制御部 18は、一の設定情報に基づいて音声処理部 5のパラメータの設定を実行した際に、記憶部 6に記憶されている当該パラメータの設定に用いられた設定情報を、当該設定情報を取得するときに用いた属性情報における標準状態 (デフォルトともいう。 )に設定するようになっている。

[0043] 次に、本実施形態のパラメータ設定部の構成および当該パラメータ設定部により実行されるパラメータ設定処理にっ、て説明する。

[0044] 本実施形態では、パラメータ設定部 7は、（1)放送番組の属性情報に基づいて、デフォルトに設定されている、音声情報を信号処理するための各種パラメータの一の設定情報を最適な設定情報として記憶部 6から取得するパラメータ設定処理、および、 (2)放送番組の属性情報に基づ、て、記憶部 6から当該属性情報に対応付けられているすべての設定情報を抽出するとともに、ユーザによって選択された一の設定情報を音声処理部 5によって設定させるパラメータ設定処理を実行するようになっている。

[0045] また、パラメータ設定部 7は、情報抽出部 4によって最初に抽出される放送番組の属性情報に基づいて記憶部 6に記憶されるパラメータの設定情報の中から一の設定情報を取得する処理と、情報抽出部 4によって抽出される放送番組の進行状況によつて変化する当該放送番組の属性情報に基づいて記憶部 6に記憶されるパラメータの設定情報の中から最適なパラメータの設定情報を取得する処理を行うようになっている。そして、この場合には、パラメータ設定部 7は、抽出された属性情報に基づいてデフォルトとして設定されている当該属性情報の設定情報を記憶部 6から読み出して音声処理部 5に設定するようになって、る。

[0046] なお、本実施形態では、最初に抽出された属性情報に基づ!、て、設定情報を読み出して音声処理部 5にパラメータを設定するか、もしくは、順次読み出された属性情報に基づいて、設定情報を読み出して音声処理部 5にパラメータを設定するかは、ュ一ザによって操作部 10を介して予め設定されるようになっており、この設定に基づいてシステム制御部 18は、各制御を行うようになっている。

[0047] (2)の場合は、パラメータ設定部 7は、システム制御部 18の制御の下、情報抽出部 4により抽出される放送番組の属性情報に基づいて記憶部 6から当該属性情報に対応付けられたすべての設定情報を取得するとともに、当該抽出した複数のパラメータの設定情報を表示部 14を介してユーザに提示するようになっており、ユーザによって当該提示された複数の設定情報の中から一の設定情報が選択された場合に、当該選択された一の設定情報を音声処理部 5によって設定するようになっている。

[0048] このとき、システム制御部 18は、当該設定情報を表示部 14に表示させるようになつており、ユーザによって操作される操作部 10からの指示信号が入力されると、ノラメータ設定部 7は、ユーザによって選択された設定情報に規定されているパラメータを、音声処理部 5に設定するようになっている。

[0049] なお、本実施形態では、ノメータ設定部 7は、 (1)デフォルト情報に基づくパラメータの設定処理と、 (2)ユーザ選択によるパラメータの設定処理とを連動した一のパラメータの設定処理として実行するようになって!/ヽる。

[0050] 次に、図 3を用いて本実施形態におけるパラメータ設定処理の動作について説明する。なお、図 3は、本実施形態におけるパラメータ設定処理の動作を示すフローチヤートである。また、本動作では、図 2の参照テーブルデータが予め記憶部 6に記憶されて、るものとして説明する。

[0051] まず、ユーザによって操作部 10を介して所定の放送波を受信するように指示が入力されると、システム制御部 18は、放送受信部 2を制御し、ユーザの選択した受信帯域に同調して放送局 Hから発信されている放送波を受信させ、受信された放送波を放送番組情報として情報抽出部 4および音声処理部 5に出力させる (ステップ S101)

[0052] 一方、システム制御部 18は、放送受信部 2を制御し、当該放送受信部 2に当該受信して!/ヽる放送番組情報のメタデータを放送波から抽出させ、情報抽出部 4に出力させる（ステップ S 102)。

[0053] 次いで、システム制御部 18は、情報抽出部 4にメタデータに含まれる、例えば、野球を示す放送番組の属性情報を抽出させる (ステップ S103)。

[0054] 次、で、システム制御部 18は、パラメータ設定部 7に放送番組の属性を示す属性情報が記憶部 6に記憶される参照テーブルデータの DB番号 1に含まれて、るか否かを判断させ (ステップ S 104)、当該属性情報が DB番号 1に含まれている場合には、ステップ S105の処理に移行し、当該属性情報が DB番号 1に含まれていない場合には、ステップ S 109の処理に移行する。

[0055] 当該属性情報が DB番号 1に含まれている場合には、システム制御部 18は、パラメータ設定部 7に記憶部 6に記憶されている参照テーブルデータを参照して、 DB番号 1の設定情報をユーザの選択肢として設定し、当該設定情報に対応するソース (スタジアム 1〜3)を、表示部 14に表示させる（ステップ S105)。

[0056] 次いで、システム制御部 18は、パラメータ設定部 7に所定の時間内に当該ソースのいずれか一つがユーザにより選択された力否かを判断させ (ステップ S 106)、ユーザによってソースが選択された場合には、システム制御部 18は、ステップ S107の処理に移行し、所定時間経ってもユーザによってソースが選択されない場合には、ステツプ S 122の処理に移行する。

[0057] このとき、当該所定時間内にユーザによってソースが選択された場合は、システム制御部 18は、ユーザによって選択された設定情報、すなわち、ソースをデフォルトに切り替える（ステップ S 107)。

[0058] そして、システム制御部 18は、パラメータ設定部 7にユーザによって選択された設定情報を取得させるとともに、当該取得させた設定情報に基づいて音声処理部 5における音声情報を信号処理するための各種のパラメータを設定させ、（ステップ S 12 2)、処理を終了する。

[0059] 一方、所定時間経ってもユーザによってソースが選択されない場合には、システム制御部 18は、パラメータ設定部 7に DB番号 1のデフォルトに設定されている設定 (スタジアム 1)が音声処理部 5によって音声情報を信号処理するためのパラメータの設定情報として設定され (ステップ S 122)、処理を終了する。

[0060] 次いで、ステップ S104の処理において、当該属性情報が DB番号 1に含まれていない場合には、システム制御部 18は、パラメータ設定部 7に放送番組の属性を示す属性情報が記憶部 6に記憶される参照テーブルデータの DB番号 2に含まれてヽるか否かを判断させ (ステップ S109)、当該属性情報が DB番号 2に含まれている場合には、ステップ S 110の処理に移行し、当該属性情報が DB番号 2に含まれていない場合には、ステップ S 114の処理に移行する。

[0061] 当該属性情報が DB番号 2に含まれている場合には、システム制御部 18は、パラメータ設定部 7に記憶部 6に記憶されている参照テーブルデータを参照して、 DB番号 2の設定情報をユーザ選択肢として設定し、当該設定情報に対応するソース (シネマ 1〜3)を、表示部 14に表示させる (ステップ S110)。

[0062] 次いで、システム制御部 18は、パラメータ設定部 7に所定の時間内に当該ソースのいずれか一つがユーザにより選択された力否かを判断させ (ステップ S 111)、ユーザによってソースが選択された場合には、システム制御部 18は、ステップ S112の処理に移行し、所定時間経ってもユーザによってソースが選択されない場合には、ステツプ S 122の処理に移行する。

[0063] このとき、当該所定時間内にユーザによってソースが選択された場合は、システム制御部 18は、ユーザによって選択された設定情報、すなわち、ソースをデフォルトに切り替える（ステップ S 112)。

[0064] そして、システム制御部 18は、パラメータ設定部 7にユーザによって選択された設定情報を取得させるとともに、当該取得させた設定情報に基づいて音声処理部 5における音声情報を信号処理するための各種のパラメータを設定させ、（ステップ S 12

2)、処理を終了する。

[0065] 一方、所定時間経ってもユーザによってソースが選択されない場合には、システム制御部 18は、パラメータ設定部 7に DB番号 2のデフォルトに設定されて!、る設定 (シネマ 1)が音声処理部 5によって音声情報を信号処理するためのパラメータの設定情報として設定され (ステップ S122)、処理を終了する。

[0066] 次いで、ステップ S109の処理において、当該属性情報が DB番号 2に含まれていない場合には、システム制御部 18は、パラメータ設定部 7に放送番組の属性を示す属性情報が記憶部 6に記憶されて、る参照テーブルデータの DB番号 3に含まれている力否かを判断させ (ステップ S 114)、当該属性情報が DB番号 3に含まれている場合には、ステップ S 115の処理に移行し、当該属性情報が DB番号 3に含まれていな、場合には、ステップ S 119の処理に移行する。

[0067] 当該属性情報が DB番号 3に含まれている場合には、システム制御部 18は、パラメータ設定部 7に記憶部 6に記憶されている参照テーブルデータを参照して、 DB番号 3の設定情報をユーザ選択肢として設定し、当該設定情報に対応するソース (クリアダイアログ 1、 2)を、表示部 14に表示させる（ステップ S115)。

[0068] 次いで、システム制御部 18は、パラメータ設定部 7に所定の時間内に当該ソースのいずれか一つがユーザにより選択された力否かを判断させ (ステップ S 116)、ユーザによってソースが選択された場合には、システム制御部 18は、ステップ S117の処理に移行し、所定時間経ってもユーザによってソースが選択されない場合には、ステツプ S 122の処理に移行する。 [0069] このとき、当該所定時間内にユーザによってソースが選択された場合は、システム制御部 18は、ユーザによって選択された設定情報、すなわち、ソースをデフォルトに切り替える（ステップ S 117)。

[0070] そして、システム制御部 18は、パラメータ設定部 7にユーザによって選択された設定情報を取得させるとともに、当該取得させた設定情報に基づいて音声処理部 5における音声情報を信号処理するための各種のパラメータを設定させ、（ステップ S 12 2)、処理を終了する。

[0071] 一方、所定時間経ってもユーザによってソースが選択されない場合には、システム制御部 18は、パラメータ設定部 7に DB番号 3のデフォルトに設定されて!、る設定 (クリアダイアログ 1)が音声処理部 5によって音声情報を信号処理するためのパラメータの設定情報として設定され (ステップ S 122)、処理を終了する。

[0072] 次いで、ステップ S114の処理において、当該属性情報が DB番号 3に含まれていない場合には、システム制御部 18は、ノメータ設定部 7に記憶部 6に記憶されている参照テーブルデータを参照して、 DB番号 4の設定情報をユーザ選択肢として設定し、当該設定情報に対応するソースけチュラル 1、 2)を、表示部 14に表示させる (ステツプ S 119)。

[0073] 次いで、システム制御部 18は、パラメータ設定部 7に所定の時間内に当該ソースのいずれか一つがユーザにより選択された力否かを判断させ (ステップ S 120)、ユーザによってソースが選択された場合には、システム制御部 18は、ステップ S121の処理に移行し、所定時間経ってもユーザによってソースが選択されない場合には、ステツプ S 122の処理に移行する。

[0074] このとき、当該所定時間内にユーザによってソースが選択された場合は、システム制御部 18は、ユーザによって選択された設定情報、すなわち、ソースをデフォルトに切り替える（ステップ S 121)。

[0075] そして、システム制御部 18は、パラメータ設定部 7にユーザによって選択された設定情報を取得させるとともに、当該取得させた設定情報に基づいて音声処理部 5における音声情報を信号処理するための各種のパラメータを設定させ、（ステップ S 12 2)、処理を終了する。 [0076] 一方、所定時間経ってもユーザによってソースが選択されない場合には、システム制御部 18は、パラメータ設定部 7に DB番号 4のデフォルトに設定されて!、る設定 (ナチュラル 1)が音声処理部 5によって音声情報を信号処理するためのパラメータの設定情報として設定され (ステップ S 122)、処理を終了する。

[0077] 以上のように、本実施形態の放送番組再生装置 Aは、放送波によって提供される放送番組の情報である放送番組情報とともに、当該放送番組の属性を示す属性情報を少なくとも有するメタデータを受信する放送受信部 2と、前記受信されたメタデータカ前記属性情報を抽出する情報抽出部 4と、放送番組情報を各スピーカ S、及びサブウーファー SWSに出力する際の信号処理に用いるパラメータを設定するための設定情報が予め複数記憶される記憶部 6と、前記抽出された属性情報に基づいて設定情報の中から最適な設定情報を取得するパラメータ設定部 7と、当該取得された設定情報に基づいて前記受信された放送番組情報を信号処理する音声処理部 5と、を具備する構成を有している。また、記憶部 6には、音声または映像のいずれか一方の放送番組情報を信号処理する際の信号処理に用いるパラメータを設定するための設定情報が予め複数記憶される。また、情報抽出部 4は、属性情報に基づいて、前記記憶部 6を検索し、所定の条件に該当する設定情報を抽出する。

[0078] この構成により、本実施形態の放送番組再生装置 Aは、放送局 H力受信された放送波から放送番組情報 (映像情報、音声情報)、メタデータを取得し、当該メタデータの属性に基づ、て最適な設定情報を取得し、当該取得された設定情報に基づ Vヽて放送番組情報を出力する。

[0079] したがって、例えば、放送番組のジャンル (例えば、野球）によって、受信された音声情報にそのジャンルに適した音声処理を施して放送番組を再生することができる。また、例えば、放送番組のジャンル (例えば、映画）によって、映像情報をそのジヤンルに適した映像処理を施して放送番組を再生することも可能である。

[0080] また、本実施形態の放送番組再生装置 Aは、情報抽出部 4によって複数の設定情報が抽出される場合に、当該抽出された設定情報をユーザに提示するための表示部 14と、複数の設定情報の中力も一の設定情報を選択するための操作部 10と、を更に具備し、音声処理部 5は、前記放送番組情報に前記ユーザによって選択された一の設定情報に基づヽて前記受信された放送番組情報を信号処理するように構成されている。

[0081] この構成により本実施形態の放送番組再生装置 Aは、ユーザに対して設定情報を提示し、当該ユーザによって選択された設定情報を取得することによって、当該取得した設定情報に基づいて放送番組情報を信号処理する。

[0082] したがって、例えば、放送番組のジャンル (例えば、野球）によって、受信された音声情報にユーザが好む音声処理を施して放送番組を再生することができる。また、例えば、放送番組のジャンル (例えば、映画）によって、受信された映像情報にユーザが好む映像処理を施して放送番組を再生することも可能である。

[0083] また、本実施形態の放送番組再生装置 Aは、ユーザによって選択された一の設定情報をメタデータによって示される属性情報とともに前記記憶部 6に登録するためのシステム制御部 18を更に具備し、パラメータ設定部 7は、情報抽出部 4によって抽出される属性情報が記憶部 6に登録されたメタデータによって示される属性情報と同一である場合には、登録された設定情報を取得するように構成されて、る。

[0084] この構成により本実施形態の放送番組再生装置 Aは、ユーザによって過去に選択された設定情報をメタデータによって示される属性情報とともに記憶部 6に登録しておき、新たに番組付帯情報を取得した場合に、当該新たに取得したメタデータによつて示される属性情報と登録されている属性情報とが同一である場合には、当該登録された設定情報を取得する。

[0085] したがって、例えば、ユーザが過去に野球 (放送番組のジャンル)を閲覧する際に設定情報をスタジアム 1として設定して、た場合に、新たに受信した放送番組のジャンルが野球であったら、受信された音声情報に当該過去にユーザが設定した設定情報 (スタジアム 1)を取得し、当該設定情報で音声処理が施されて放送番組を再生する。よってユーザが過去に設定した設定情報を新たに受信する放送番組の設定情報として反映させることができる。

[0086] また、本実施形態の放送番組再生装置 Aは、属性情報が放送番組の進行状況に伴って変化する場合に、情報抽出部 4は、放送番組の進行状況に伴って変化する各属性情報を抽出するとともに、パラメータ設定部 7は、放送番組の進行状況に伴って変化する各属性情報に基づ、て前記設定情報の中から最適な設定情報を取得し、前記音声処理部 5は、当該取得された設定情報に基づ、て前記受信された放送番組情報を信号処理するように構成されてヽる。

[0087] この構成により、本実施形態の放送番組再生装置 Aは、放送局 H力受信された放送波から放送番組情報 (映像情報、音声情報)、及び放送番組の進行状況に伴つて変化する放送番組の各属性情報を取得し、当該放送番組の進行状況に伴って変化する当該各属性情報に基づいて最適な設定情報を取得し、当該取得された設定情報に基づ!、て放送番組情報を信号処理する。

[0088] したがって、例えば、ユーザが映画等を視聴する場合に、その映画の進行状況に伴って受信された音声信号に当該映画の場面に適した音声処理が施されて放送番組を再生することができる。

[0089] また、本実施形態では、音声処理の動作をパラメータ設定部 7、音声処理部 5によつて実行するようになっている力映像処理の動作をパラメータ設定部 7、音声処理部 5によって実行するようにしても構わな、。

[0090] さらに、本実施形態では、記憶部 6に記憶されて、る参照テーブルデータに基づヽて設定情報を取得し、各種パラメータを音声処理部 5に設定するようになっているが

、記憶部 6に過去にユーザが選択した履歴情報を予め記憶し、当該履歴情報を参照しつつ、設定情報を取得して各種パラメータを音声処理部 5に設定するようにしてもよい。

[0091] この場合に、パラメータ設定部 7は、ユーザの設定履歴を以下のような方法にて管理、保存し、当該パラメータ処理を行うようになっている。すなわち、パラメータ設定部 7は、システム制御部 18を介して、過去にユーザによって選択された一のパラメータの設定情報を番組付帯情報によって示される属性情報に対応づけて、履歴テープルデータとして記憶部 6に登録するようになっており、情報抽出部 4により抽出される番組情報の属性情報が当該履歴テーブルデータの属性情報と同一である場合に、当該履歴テーブルデータにおける属性情報に対応づけられた設定情報を記憶部 6 力も読み出し、音声処理部 5に当該パラメータを設定するようになっている。

[0092] なお、パラメータ設定処理において、記憶部 6の参照テーブルデータについては、インターネットなどの手段を通じてテーブルデータ自体を更新 (変更）してもょ、。また、ユーザが個別にパラメータテーブルをカスタマイズするようにしてもよい。

[0093] また、放送番組の属性情報にっ、ては、上記に示すように、放送番組の受信と同時に取得するだけでなぐインターネットなどの手段を通じてあら力じめ当該放送番組等の進行状況を示す情報を取得するようにしても構わない。さらに、ユーザが進行状況を示す情報を作成 ·カスタマイズするようにしてもょ、。

[0094] また、本実施形態では、上述の放送番組再生装置によって、パラメータ設定処理を含む放送番組再生処理を行うようになってヽるが、放送番組再生装置にコンピュータを備え、コンピュータのシステム制御部の RAM等に上述のパラメータ設定処理を含む放送番組再生処理を実行するためのプログラムを格納し、このコンピュータで当該プログラムを読み込むことによって上述と同様のパラメータ設定処理を含む放送番組再生処理を行うようにしてもよ!ヽ。

Claims

請求の範囲

[1] 放送波によって提供される放送番組の情報である放送番組情報とともに、当該放送番組の属性を示す属性情報を少なくとも有する番組付帯情報を受信する受信手段と、

受信された前記番組付帯情報から前記属性情報を抽出する抽出手段と、前記放送番組情報を出力手段に出力する際の信号処理に用いるパラメータを設定するための設定情報が予め複数記憶される記憶手段と、

抽出された前記属性情報に基づ!/、て前記設定情報の中から最適な設定情報を取得する設定情報取得手段と、

取得された当該設定情報に基づいて前記受信された放送番組情報を信号処理する信号処理手段と、

信号処理された前記放送番組情報を出力する出力手段と、

を具備することを特徴とする放送番組受信装置。

[2] 前記記憶手段には、音声または映像のいずれか一方の情報を信号処理する際の信号処理に用いるパラメータを設定するための設定情報が予め複数記憶されることを特徴とする請求項 1に記載の放送番組受信装置。

[3] 前記抽出手段は、

前記属性情報に基づいて、前記記憶手段を検索し、所定の条件に該当する設定情報を抽出することを特徴とする請求項 1、又は 2に記載の放送番組受信装置。

[4] 前記抽出手段によって複数の設定情報が抽出される場合に、

当該抽出された設定情報をユーザに提示する提示手段と、

前記複数の設定情報の中から一の設定情報を選択するための選択手段と、を更に具備し、

前記信号処理手段は、

前記放送番組情報に前記ユーザによって選択された一の設定情報に基づいて受信された前記放送番組情報を信号処理することを特徴とする請求項 3に記載の放送番組受信装置。

[5] 前記ユーザによって選択された一の設定情報を前記番組付帯情報によって示される属性情報とともに前記記憶手段に登録するための登録手段を更に具備し、前記設定情報取得手段は、

前記抽出手段によって抽出される属性情報が前記登録手段により登録された番組付帯情報によって示される属性情報と同一である場合には、

登録された当該設定情報を取得することを特徴とする請求項 4に記載の放送番組受信装置。

[6] 前記属性情報が前記放送番組の進行状況に伴って変化する場合に、

前記抽出手段は、

放送番組の進行状況に伴って変化する各属性情報を抽出するとともに、前記設定情報取得手段は、

前記放送番組の進行状況に伴って変化する各属性情報に基づいて前記設定情報の中から最適な設定情報を取得し、

前記信号処理手段は、

取得された当該設定情報に基づいて前記受信された放送番組情報を信号処理することを特徴とする請求項 1又は 2に記載の放送番組受信装置。

[7] 放送波によって提供される放送番組の情報である放送番組情報とともに受信された当該放送番組の属性を示す属性情報を少なくとも有する番組付帯情報から前記属性情報を抽出する抽出手段と、

前記放送番組情報を出力手段に出力する際の信号処理に用いるパラメータを設定するための設定情報が予め複数記憶される記憶手段と、

前記信号処理された放送番組情報を出力手段に出力させる出力制御手段と、を具備することを特徴とする放送番組受信用信号処理装置。

[8] 放送波によって提供される放送番組の情報である放送番組情報とともに、当該放送番組の属性を示す属性情報を少なくとも有する番組付帯情報を受信する受信ェ程と、

受信された前記番組付帯情報から前記属性情報を抽出する抽出工程と、抽出された前記属性情報に基づいて前記放送番組情報を出力手段に出力する際の信号処理に用いるパラメータを設定するための複数の設定情報の中から最適な設定情報を取得する設定情報取得工程と、

取得された当該設定情報に基づいて受信された前記放送番組情報を信号処理する信号処理工程と、

信号処理された前記放送番組情報を出力する出力工程と、

を具備することを特徴とする放送番組受信用信号処理方法。

コンピュータによって放送波によって提供される放送番組情報を信号処理させる放送番組受信用信号処理プログラムであって、

前記コンピュータを、

放送波によって提供される放送番組の情報である放送番組情報とともに受信された当該放送番組の属性を示す属性情報を少なくとも有する番組付帯情報から前記属性情報を抽出する抽出手段、

前記抽出された属性情報に基づいて前記放送番組情報を出力手段に出力する際の信号処理に用いるパラメータを設定するための設定情報が予め複数記憶される記憶手段から最適な設定情報を取得する設定情報取得手段、

当該取得された設定情報に基づいて前記受信された放送番組情報を信号処理する信号処理手段、及び、

前記信号処理された放送番組情報を出力手段から出力させる出力制御手段、として機能させることを特徴とする放送番組受信用信号処理プログラム。