明 細 書
アルキニル基置換縮合へテロ環化合物及びその製法並びにそれを使用 する有機エレクト口ルミネッセンス素子
技術分野
[0001] 本発明は電界発光素子(有機エレクト口ルミネッセンス素子)用青色発光材料など に有用な次式 (1) :
式中、 n
1は 1一 3の整数を表わし、 n
1が 1の場合、 Aは水素原子、アルキル基、シク 口アルキル基、ァリーノレ基、ァラルキル基、アルキルシリル基、又はへテロ環基を表わ し、 n
1が 2又は 3の場合、 Aは 2価又は 3価のァリール基又はへテロ環基を表わし、 X 及び Yはそれぞれ CH又は Nを表わす、
で示されるアルキニル基置換縮合へテロ環化合物を含有する有機エレクト口ルミネッ センス素子、この素子に使用される前記式(1)で示されるアルキニル基置換縮合へ テロ環化合物及びその製法に関する。
背景技術
[0002] 前記式(1)で示されるアルキニル基置換縮合へテロ環化合物及びその製造法とし て ίま、 列え ίま、ケミツシェ 'ベリヒテ(Chemische Berichte, 1960, 93, p. 593)に 、 8-ァセチルキノリンと五塩化リンを反応させることによる 8-ェチニルキノリンの製造 法が記載されている力 その収率は 14%と低収率であった。また、オーストラリアン* ジャーナノレ 'ォブ 'ケミストリー (Australian Journal of Chemistry, 1989, 42, p. 279)には、 8_トリフルォロメタンスルホ二口キシキノリンとトリブチルスタユルフェ二 ルアセチレンとを反応させることによる 8_フエ二ルェチ二ルキノリンの製造法が記載さ れているが、収率は 43%と低収率であった。
[0003] 更に、これらの化合物については、有機エレクト口ルミネッセンス素子用材料として
の使用につレ、ては何ら知られてレ、なかった。
発明の開示
[0004] 本発明は、紫外線照射下で強い青色の発光を示す前記式(1)で示されるアルキニ ル基置換縮合へテロ環化合物を含有する有機エレクト口ルミネッセンス素子及び前 記式(1)で示されるアルキニル基置換縮合へテロ環化合物に包含される新規なアル キニル基置換縮合へテロ環化合物を提供する。
[0005] 本発明は、また、紫外線照射下で強い青色の発光を示し、有機エレクト口ルミネッセ ンス素子用材料として有用である前記式(1)で示されるアルキニル基置換縮合へテ 口環化合物を収率良く合成する方法を提供する。
[0006] 本発明者らは鋭意検討した結果、前記式(1)で示されるアルキニル基置換縮合へ テロ環化合物を含有する有機エレクト口ルミネッセンス素子が、電圧印加により青白 色の発光を示すことを見出すと共に、前記式(1)で示されるアルキニル基置換縮合 ヘテロ環化合物がクロ口ホルム溶液中で紫外線照射により強い青色発光を示し、有 機エレクト口ルミネッセンス素子材料として極めて有用であることを見出して本発明に 至った。
[0007] また、本発明者らは、ヒドロキシ基置換縮合へテロ環化合物を対応するトリフルォロ メタンスルホン酸エステル (以下に示す式(5) )に誘導した後、 0価パラジウム触媒に より種々の末端アセチレンィ匕合物と反応させることにより、前記式(1)で示されるアル キニル基置換縮合へテロ環化合物を収率良く製造できることを見出した。
[0008] 即ち、本発明は以下の通りである。
第 1の発明は、 1対の電極間に有機化合物薄層を有する有機エレクト口ルミネッセ ンス素子であって、該有機化合物層が次式(1):
式中、 n
1は 1一 3の整数を表わし、 n
1が 1の場合、 Aは水素原子、アルキル基、シク
口アルキル基、ァリーノレ基、ァラルキル基、アルキルシリル基、又はへテロ環基を表わ し、 n
1が 2又は 3の場合、 Aは 2価又は 3価のァリール基又はへテロ環基を表わし、 X 及び Yはそれぞれ CH又は Nを表わす、
で示されるアルキニル基置換縮合へテロ環化合物を含有することを特徴とする有機 エレクト口ルミネッセンス素子に関するものである。
[0009] 第 2の発明は、次式(1 ' ):
式中、 η1は前記と同義であり、 η1が 1の場合、 R1は、アルキル基、シクロアルキル基 、無置換のフヱニル基以外のァリール基、ァラルキル基、アルキルシリル基、又はへ テロ環基を表わし、 η1が 2又は 3の場合、 R1は 2価又は 3価のァリール基又はへテロ 環基を表わし、 X及び Υは前記と同義である、
で示されるアルキニル基置換縮合へテロ環化合物に関するものである。
[0010] 第 3の発明は、触媒として 0価パラジウム化合物を用いて、次式(5):
式中、 X及び Υは前記と同義である、
で示されるトリフルォロメタンスルホニルォキシ基置換縮合へテロ環化合物と、次式(
式中、 A及び n1は前記と同義である、
で示される末端アセチレン化合物とを、塩基性溶媒中で反応させることを特徴とする
前記式(1)で示されるアルキニル基置換縮合へテロ環化合物の製造法に関するもの である。
[0011] 第 4の発明は、触媒として 0価パラジウム化合物を用いて、塩基性溶媒中、前記式( 5)で示されるトリフルォロメタンスルホニルォキシ基置換縮合へテロ環化合物とアル キルシリルアセチレンィヒ合物とを反応させてアルキルシリルェチュル基置換縮合へ テロ環化合物(前記式(1)において n1が 1、 Aがアルキルシリル基である化合物)とし た後、加水分解することを特徴とする次式(7):
式中、 X及び Yは前記と同義である、
で示されるェチュル基置換縮合へテロ環化合物(前記式(1)において n1が 1、 Aが水 素原子である化合物)の製造法に関するものである。
[0012] 第 5の発明は、前記式(7)で示されるェチニル基置換縮合へテロ環化合物と次式( 9) :
式中、 X'はハロゲン原子を表し、 Rはハロゲン原子、ジアルキルアミノ基、ァリール ォキシ基、アルコキシ基、アルケニル基、アシノレ基、ニトロ基、シァノ基、アルキル基、 シクロアルキル基、又はァリール基を表し、複数の Rは、それぞれ同一でも異なって レ、てもよく、 n
3は 1一 5の整数を表す、
で示されるハロゲン化芳香族環化合物とを、触媒として 0価パラジウム化合物を用い て、塩基性溶媒中で反応させることにより、前記式(1)において、 Aがァリール基であ り、 n
1が 1である次式(8):
式中、 X、 Y、 R及び η3は前記と同義である、
で示されるフヱニルェチュル基置換縮合へテロ環化合物の製造法に関するものであ る。
図面の簡単な説明
[0013] [図 1]図 1は、実施例 16における有機 EL素子の断面図であり、図中、参照番号 1は ガラス基板を示し、 2は ΙΤΟを、 3はホール注入層を、 4は発光層を、 5は電子注入層 又はホールブロック層を、 6は A1電極をそれぞれ示す。
発明を実施するための最良の形態
[0014] 第 1の発明の有機エレクト口ルミネッセンス素子に使用されるアルキニル基置換縮 合へテロ環化合物(前記式(1) )において、 η1は 1一 3の整数を表わし、 η1が 1の場合 、 Αは水素原子、アルキル基、シクロアルキル基、ァリール基、ァラルキル基、アルキ ルシリル基、又はへテロ環基を表わし、 n1が 2又は 3の場合、 Aは 2価又は 3価のァリ ール基又はへテロ環基を表わし、 X及び Yはそれぞれ CH又は Nを表わす。
[0015] アルキル基としては、メチル基、ェチル基、プロピル基、ブチル基、ペンチル基、へ キシル基、ヘプチル基、ォクチル基、ノニル基、デシル基等の炭素原子数 1一 10の アルキル基が挙げられる。なお、これらの置換基は、その異性体も含む。
[0016] シクロアルキル基としては、シクロプロピル基、シクロブチル基、シクロペンチル基、 シクロへキシル基、シクロペンチル基、シクロへキシル基、シクロへプチル基等の炭素 原子数 3— 7のシクロアルキル基が挙げられる。
[0017] ァリール基としては、フエニル基、トリル基、キシリル基、ナフチル基、ジメチルナフ チル基等が挙げられる。なお、これらの置換基は、その異性体も含む。
[0018] ァラルキル基としては、ベンジル基、フエネチル基、フエニルプロピル基、フエニル ブチル基、ナフチルメチル基、ナフチルェチル基、ナフチルプロピル基、ナフチルメ チル基、ジフエニルメチル基等が挙げられる。
[0019] アルキルシリル基としては、トリメチルシリル基、トリェチルシリル基、トリイソプロピル シリル基、トリブチルシリル基、メチルジイソプロビルシリル基、 t-ブチルジメチルシリノレ 基、メチルジ t-ブチルシリル基等が挙げられる。
[0020] ヘテロ環基としては、キノリノレ基、キナゾリニル基、キノキサリニル基、イミダゾリル基
、イミダゾリジニル基、イミダゾリニル基、ピラゾリル基、ピリジノレ基、ピペリジル基等が 挙げられる。
[0021] n1が 2である場合、 Aは 2価のァリール基又は 2価のへテロ環基であり、 n1が 3である 場合、 Aは 3価のァリール基又は 3価のへテロ環基である。これらの基としては、上記 したァリール基又はへテロ環基の 2価又は 3価のものが挙げられる。
[0022] Aとして挙げられる上記の置換基は、その炭素原子に結合している水素原子が更 にハロゲン原子、好ましくは、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、又はヨウ素原子;ジ ァノレキノレアミノ基、好ましくは、ジメチノレアミノ基、ジェチルァミノ基、ジプロピルアミノ 基等の炭素数 2— 10のジアルキルアミノ基;ァリールォキシ基、好ましくは、フエノキ シ基、トリロキシ基、キシリロキシ基、ナフトキシ基、ジメチルナフトキシ基等の炭素数 6 一 14のァリールォキシ基;アルコキシ基、好ましくは、メトキシ基、エトキシ基、プロボ キシ基、ブトキシ基、ペンタノキシ基、へキサノキシ基、ヘプタノキシ基、オタタノキシ 基、ノナノキシ基、デカノキシ基等の炭素数 1一 10のアルコキシ基;アルケニル基、好 ましくは、ビニノレ基、プロぺニル基、ブテュル基、ペンテュル基、へキセニル基、ヘプ テニル基、オタテニル基、ノネニル基、デセニル基、ゥンデセニル基、ドデセ二ル基等 の炭素数 2— 20、特に 2— 12のアルケニル基;ァシル基、好ましくは、ホルミル基、ァ セチル基、プロピオニル基、プチリル基、バレリル基、ビバロイル基等の炭素数 1一 7 の脂肪族酸のァシル基若しくはベンゾィル基等の芳香族ァシル基;ニトロ基、シァノ 基、或いは、上記と同義であるアルキル基、シクロアルキル基、又はァリール基等で 置換されていても良レ、。なお、これらの置換基は、その異性体も含む。
[0023] 上記のアルキニル基置換縮合へテロ環化合物(前記式(1) )の具体的な態様として は、 8—フエ二ルェチ二ルキノリン、 1, 4—ビス(8 '―キノリルェチュル)ベンゼン、 1, 3— ビス(8 ' _キノリルェチュル)ベンゼン、 1 , 3, 5—トリス(8' _キノリルェチュル)ベンゼ ン、 8—ェチニルキノリン、 8— (1 '—プロビュル)キノリン、 8— (2 '―シクロへキシルェチ
ニル)キノリン、 8_(3'_フェニルー1'_プロピニル)キノリン、 8—トリメチルシリルェチニ ノレキノリン、ビス(8' _キノリル)アセチレン、 8_(4'_フルオロフェニルェチニル)キノリ ン、 8_ (3' _フルオロフェニルェチニノレ)キノリン、 8_ (2' _フルオロフェニルェチェル )キノリン、 8— (4 '—メトキシフエニルェチュル)キノリン、 8— (3 '—メトキシフエ二ルェチ ニル)キノリン、 8_(4'_フヱニルフヱニルェチュル)キノリン、 8_(2'_ピリジルェチュル )キノリン、 8_ (3' _ピリジルェチュル)キノリン、 8_ (2, _メチル—2'—H—イミダゾリルェ チニノレ)キノリン、 8_(4'_ベンゾィルフエ二ルェチ二ノレ)キノリンなどのアルキニル基 置換キノリン化合物、 8_フエニルェチュルキナゾリン、 1, 4_ビス(8'—キナゾリニルェ チュル)ベンゼン、 1, 3_ビス(8'—キナゾリ二ルェチ二ノレ)ベンゼン、 1, 3, 5_トリス( 8'—キナゾリ二ルェチ二ノレ)ベンゼン、 8—ェチュルキナゾリン、 8_(1'_プロビュル) キナゾリン、 8_ (2 '—シクロへキシルェチニノレ)キナゾリン、 8_(3'_フェニノレ_1'_プ ロビニル)キナゾリン、 8—トリメチルシリルェチュルキナゾリン、ビス(8'—キナゾリニル) アセチレン、 8_ (4' _フルオロフェニルェチニノレ)キナゾリン、 8_(3'_フルオロフェニ ノレェチニノレ)キナゾリン、 8_(2'_フルオロフェニルェチニノレ)キナゾリン、 8_(4'-メト キシフエニルェチェル)キナゾリン、 8_ (3 '—メトキシフエ二ルェチ二ノレ)キナゾリン、 8 一 (4'—フエニルフエ二ルェチニル)キナゾリン、 8— (2'—ピリジルェチニル)キナゾリン、 8- (3 '—ピリジルェチェル)キナゾリン、 8_ (2,—メチルー 2 '—H—イミダゾリルェチェル )キナゾリン、 8_ (4' _ベンゾィルフエ二ルェチニル)キナゾリンなどのアルキニル基置 換キナゾリン化合物、 8_フエ二ルェチ二ルキノキサリン、 1, 4_ビス(8,一キノキサリニ ノレェチニル)ベンゼン、 1, 3—ビス(8,一キノキサリニルェチ二ノレ)ベンゼン、 1, 3, 5— トリス(8'_キノキサリニルェチェル)ベンゼン、 8_ェチニルキノキサリン、 8_(1'_プロ ピニル)キノキサリン、 8_ (2 '—シクロへキシルェチュル)キノキサリン、 8_(3'_フエ二 ノレ— 1'—プロビュル)キノキサリン、 8—トリメチルシリルェチニルキノキサリン、ビス(8'— キノキサリニル)アセチレン、 8_ (4' _フルオロフェニルェチュル)キノキサリン、 8_(3 ,—フルオロフェニルェチニノレ)キノキサリン、 8-(2'—フルオロフェニルェチニノレ)キノ キサリン、 8_(4 '—メトキシフエニルェチュル)キノキサリン、 8_ (3 '—メトキシフエ二ル ェチュル)キノキサリン、 8— (4' _フエユルフェニルェチュル)キノキサリン、 8— (2'_ピリ ジルェチュル)キノキサリン、 8_ (3' _ピリジルェチュル)キノキサリン、 8_(2 '—メチル
-2 ' _H—イミダゾリルェチニル)キノキサリン、 8- (4,—ベンゾィルフエ二ルェチニル) キノキサリンなどのアルキニル基置換 8—キノキサリン化合物等が挙げられる。
[0024] 本発明の式(1)で示されるアルキニル基置換縮合へテロ環化合物の中でも、本発 明におレ、ては、次式(2) (4)で示されるアルキニル基置換縮合へテロ環化合物が 好ましく使用される。
式中、 R1は、アルキル基、シクロアルキル基、無置換のフヱニル基以外のァリール 基、ァラルキル基、アルキルシリル基、又はへテロ環を表わす。
式中、 n2は 2 3の整数を表す。
[0025] 前記式(2)で示されるアルキニル基置換縮合へテロ環化合物において、 R1は、了 ノレキル基、シクロアルキル基、無置換のフエニル基以外のァリール基、ァラルキル基 、アルキルシリル基、又はへテロ環基を表わす。なお、これら置換基の具体的な態様 は、前記式(1)において Aとして挙げたものと同様である。
[0026] 上記、アルキニル基置換縮合へテロ環化合物(前記式(2) )の具体的な態様として は、 8— (1—プロピニル)キノリン、 8— (2—シクロプロピルェチュル)キノリン、 8— (4 '—メ
チルフエ二ルェチニル)キノリン、 8—トリメチルシリルェチニルキノリン、 8_(4'—フルォ 口フエ二ルェチニル)キノリン、 8— (3,一フルオロフェニルェチニル)キノリン、 8— (2,一 フルオロフェニルェチニノレ)キノリン、 8_ (4 '—メトキシフエ二ルェチ二ノレ)キノリン、 8_ ( 3,—メトキシフエニルェチュル)キノリン、 8-(4,—フエユルフェニルェチュル)キノリン 、 8_(2' _ピリジルェチュル)キノリン、 8_ (3' _ピリジルェチュル)キノリン、 8_ (2 '—メ チノレ— 2'—H—イミダゾリルェチニノレ)キノリン、 8_ (4' _ベンゾィルフエニルェチュル) キノリン等が挙げられる。
[0027] 前記式(3)で示されるアルキニル基置換縮合へテロ環化合物において、 n2は 2— 3 の整数を表わす。
具体的な態様としては、 1 , 4—ビス(8, _キノリルェチュル)ベンゼン、 1 , 3—ビス(8, —キノリルェチュル)ベンゼン、 1, 3, 5—トリス(8 ' _キノリルェチュル)ベンゼン等が挙 げられる。
[0028] 前記式 (4)で示される化合物は、式(1)において、 Aがキノリル基であり、 X及び Y が共に CHであり、 n1が 1であるビス(8,一キノリル)アセチレンである。
[0029] 第 2の発明は、前記式(1)において、 Aが水素原子である場合を除ぐ式(1 ' )で示 されるアルキニル基置換縮合へテロ環化合物に関するものである。
[0030] 式(1 ' )において、 II1、 X及び Yは前記式(1)と同義であり、 n1が 1の場合、 R1は、ァ ノレキル基、シクロアルキル基、無置換のフエニル基以外のァリール基、ァラルキル基 、アルキルシリル基、又はへテロ環基を表わし、 n1が 2又は 3の場合、 R1は 2価又は 3 価のァリール基又はへテロ環基を表わす。上記 R1としては、前記式(1)の Aにおいて 記載したアルキル基、シクロアルキル基、無置換のフエニル基以外のァリール基、ァ ラルキル基、アルキルシリル基、又はへテロ環基と同義のものが挙げられ、具体的化 合物としては、前記式(1)において記載した 8—フエ二ルェチ二ルキノリンを除く化合 物が挙げられる。
[0031] 式(1 ' )で示されるアルキニル基置換縮合へテロ環化合物の好ましレ、ものとしては、 前記式(2)— (4)で示される化合物が挙げられる。
[0032] 第 3の発明の製造法は、触媒として 0価パラジウム化合物を用いて、トリフルォロメタ ンスルホニルォキシ置換縮合へテロ環化合物(前記式(5) )と末端アセチレン化合物
(前記式(6) )とを塩基性溶媒中で反応させることによってアルキニル基置換縮合へ テロ環化合物(前記式(1 ) )を製造するものである。
[0033] ここでトリフルォロメタンスルホニルォキシ基置換縮合へテロ環化合物は、例えば、 ジャーナノレ'ォブ'ザ'アメリカン'ケミカノレ'ソサエティ(Journal of the American Chemical Society, 1987, 109, p. 5478) (こ記載の合成法 (こ従レヽ、トリェチノレ ァミン等の有機塩基の存在下、塩化メチレン等の溶媒中にトリフルォロメタンスルホン 酸無水物と目的のトリフルォロメタンスルホニルォキシ置換縮合へテロ環化合物に対 応するヒドロキシ基置換縮合へテロ環化合物とを反応させることによって製造される。
[0034] 触媒として用いられる 0価パラジウム化合物としては、例えば、 0価パラジウムホスフ イン錯体(パラジウムテトラキストリフエニルホスフィン錯体、ビスジフエニルホスフイノェ タンパラジウム錯体、ビストリシクロへキシノレホスフィンパラジウム錯体など)、 0価パラ ジゥムォレフイン錯体(トリスジベンジリデンアセトンジパラジウム錯体など)などが挙げ られる。これら化合物の内、 0価パラジウムホスフィン錯体が好ましぐ更には、テトラキ ス(トリフエニルホスフィン)パラジウムが好ましレ、。
[0035] これらの 0価パラジウム化合物の使用量は、トリフルォロメタンスルホニルォキシ基 置換縮合へテロ環化合物に対して 0. 1— 10モル%であり、好ましくは 0. 5— 5モル %である。
[0036] 前記式(6)で示される末端アセチレン化合物において、 Aは水素原子、アルキル基 、シクロアルキル基、ァリール基、ァラルキル基、アルキルシリル基、又はへテロ環基 を表わし、 n1は 1一 3の整数を表わす。
Aで表わされるこれら置換基は、前記式(1)の Aと同義である。
[0037] 上記末端アセチレン化合物(前記式(6) )の具体的な態様としては、フエニルァセチ レン、 4_フルオロフェニルアセチレン、 3_フルオロフェニルアセチレン、 2_フルォロ フエニルアセチレン、 4ーメトキシフエ二ルアセチレン、 3—メトキシフエ二ルアセチレン、 4—フエユルフェニルアセチレン、 4—ベンゾィルフエニルアセチレン、 1 , 4_ジェチ二 ノレベンゼン、 1 , 3—ジェチュルベンゼン、 1, 3, 5—トリエチュルベンゼン等のェチニ ル基置換ァリール化合物、 8_ェチニルキノリン、 8—ェチュルキナゾリン、 8—ェチュル キノキサリン、 2 '_ピリジルアセチレン、 3 '_ピリジルアセチレン、 5—ェチュル— 1—メチ
ノレ 1_H イミダゾール等のェチニル基置換へテロ環化合物、トリメチルシリルァセチ レン等のアルキルシリルアセチレン化合物、 1 プロピン、 1ーブチン等のアルキル基 置換アセチレン化合物、シクロへキシルアセチレン等のシクロアルキル基置換ァセチ レン化合物、 3_フヱニルー 1_プロピン等のァラルキル基置換アセチレン化合物等が 挙げられる。
[0038] 末端アセチレン化合物(前記式(6) )の使用量は、トリフルォロメタンスルホ二ルォキ シ基置換縮合へテロ環化合物(前記式(5) ) 1モルに対して、 1. 0-2. 0モルであり、 好ましくは 1. 0—1. 3モルである。
[0039] 第 3の発明の製造法において使用される塩基性溶媒としては、ピぺリジン又はピロリ ジンが挙げられる。
[0040] 塩基性溶媒の使用量は、トリフルォロメタンスルホニルォキシ基置換縮合へテロ環 化合物(前記式(5) ) 1モルに対して、 1一 20L (リットル)であり、好ましくは 1. 5-5L である。
また、反応温度は 80— 100°Cであり、好ましくは 80— 90°Cである。
反応時間は、前記の末端アセチレン化合物の種類、溶媒の使用量、及び反応温度 等によって変化するが 1一 5時間である。
[0041] この反応は、通常、アルゴン、窒素などの不活性ガス雰囲気、或はこれらガス気流 下で行われる。また、用いられる反応圧は通常、常圧である。
[0042] 上記の製造方法に従って製造されたアルキニル基置換縮合へテロ環化合物は、反 応終了後、抽出、濃縮、口過などの通常の後処理を行い、必要に応じて蒸留、再結 晶、各種クロマトグラフィーなどの公知の手段で適宣精製することができる。
[0043] 得られたアルキニル基置換縮合へテロ環化合物は、有機エレクト口ルミネッセンス 素子に好適に用いられる。
[0044] 前記式(1)において、 Aが水素原子であり、 n1が 1である次式(7)で示されるェチニ ル基置換縮合へテロ環化合物は、上記の製法とは別に下記の製法でも製造すること ができる。
[0045] 即ち、第 4の発明は、前記製法に従って、触媒として 0価パラジウム化合物を用いて 、塩基性溶媒中、トリフルォロメタンスルホニルォキシ基置換縮合へテロ環化合物(前
記式(5) )と末端アセチレン化合物(前記式 (6) )として上記のアルキルシリルァセチ レン化合物とを反応させて、アルキルシリルェチニル基置換縮合へテロ環化合物とし た後、このアルキルシリルェチニル基置換縮合へテロ環化合物を加水分解すること によりェチュル基置換縮合へテロ環化合物(次式(7) ):
式中、 X及び Yは前記と同義である、
を製造すること力 Sできる。
[0046] この加水分解は、例えば、アルカリ金属の水酸化物の水溶液が用いられる。
アルカリ金属の水酸化物としては、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等が挙げられ る。
[0047] アルカリ金属の水酸化物の水溶液において、アルカリ金属の水酸化物の濃度は、 0 . 1一 12. 5mol/Lであり、好ましくは 0· 5— 5mol/Lである。また、その使用量は、 アルキルシリルェチュル基置換縮合へテロ環化合物 1モルに対して 1一 5モルであり 、好ましくは 1一 2モルである。
[0048] この加水分解で使用される温度は、 5 50°Cであり、好ましくは 15 25°Cである。
また、反応時間は、前記の濃度、温度によって変化するが 0. 1 2時間である。
[0049] この加水分解は、通常、アルゴン、窒素などの不活性ガス雰囲気、或はこれらガス 気流下で行われる。また、用いられる反応圧は通常、常圧である。
[0050] 上記の製造法に従って製造されたェチニル基置換縮合へテロ環化合物(前記式 ( 7) )は、反応終了後、抽出、濃縮、ろ過などの通常の後処理を行い、必要に応じて蒸 留、再結晶、各種クロマトグラフィーなどの公知の手段で適宣精製することができる。
[0051] 第 4の発明のアルキニル基置換縮合へテロ環化合物の製造法には、末端ァセチレ ン化合物として、精製されたェチュル基置換縮合へテロ環化合物 (前記式 (7) )を用 いることも出来る力 ェチュル基置換縮合へテロ環化合物(前記式(7) )の製造後、口 過、濃縮などの上記後処理を施したのみの粗精製物を、そのまま用いることも出来る
[0052] また、前記式(1)において、 Aがァリール基であり、 n1が 1である次式(8):
式中、 Rはハロゲン原子、ジアルキルアミノ基、ァリールォキシ基、アルコキシ基、ァ ルケニル基、ァシル基、ニトロ基、シァノ基、アルキル基、シクロアルキル基、又はァリ 一ル基を表し、複数の Rは、それぞれ同一でも異なっていてもよぐ n
3は 1一 5の整数 を表し、 X及び Yは前記と同義である、
で示されるフエニルェチュル基置換縮合へテロ環化合物も、上記の製法とは別に下 記の製法で製造することができる。
[0053] 即ち、第 5の発明は、前記式 (7)で示されるェチニル基置換縮合へテロ環化合物と 次式 (9) :
式中、 X'はハロゲン原子を表し、 R及び n
3は前記と同義である、
で示されるハロゲン化芳香族環化合物とを、触媒として 0価パラジウム化合物を用い て、塩基性溶媒中で反応させることによりフエ二ルェチニル基置換縮合へテロ環化合 物 (前記式 (8) )を製造すること力 Sできる。
[0054] ここでェチュル基置換縮合へテロ環化合物(前記式(7) )は、上記いずれかの製法 に従って製造される。
[0055] 前記式(9)で示されるハロゲン化芳香族環化合物において、 Rはハロゲン原子、ジ ァノレキノレアミノ基、ァリールォキシ基、アルコキシ基、アルケニル基、アシノレ基、ニトロ 基、シァノ基、アルキル基、シクロアルキル基、又はァリール基であり、複数の Rは、そ れぞれ同一でも異なっていてもよぐ n3は 1から 5の整数である。
[0056] 触媒として用いられる 0価パラジウム化合物としては、前記した 0価パラジウム化合
物が挙げられる。
これらの 0価パラジウム化合物の使用量は、ハロゲン化芳香族環化合物(前記式(9 こ対して 0· 1— 10モル0 /0であり、好ましくは 0· 5— 5モル0 /0である。
[0057] の反応で使用される塩基性溶媒としては、ピぺリジン又はピロリジンが挙げられる
[0058] 塩基性溶媒の使用量は、ェチニル基置換縮合へテロ環化合物 (前記式 (7) ) 1モル に対して、 1一 20L (リットル)であり、好ましくは 1. 5— 5Lである。
また、反応温度は 80 100°Cであり、好ましくは 80 90°Cである。
反応時間は、前記のハロゲン化芳香族環化合物 (前記式 (9) )の種類、溶媒の使 用量、及び反応温度等によって変化するが 1一 5時間である。
この反応は、通常、アルゴン、窒素などの不活性ガス雰囲気、或はこれらガス気流 下で行われる。また、用いられる反応圧は通常、常圧である。
[0059] 上記の製造方法に従って製造されたフエ二ルェチニル基置換縮合へテロ環化合 物(前記式(9) )は、反応終了後、抽出、濃縮、口過などの通常の後処理を行い、必 要に応じて蒸留、再結晶、各種クロマトグラフィーなどの公知の手段で適宣精製する こと力 Sできる。
[0060] 得られたフエ二ルェチニル基置換縮合へテロ環化合物(前記式(9) )は、有機エレ タトロルミネッセンス素子に好適に用いられる。
[0061] 以下、第 1の発明である、同有機エレクト口ルミネッセンス素子について、その実施 形態を示す。
[0062] 第ェの発明の有機エレクト口ルミネッセンス素子は、一対の電極間に有機化合物層 を有する有機エレクト口ルミネッセンス素子であって、該有機化合物層が前記式(1) で示されるアルキニル基置換縮合へテロ環化合物の内、少なくとも 1種を含有するこ とを特徴とする。ここで有機化合物層は、発光層、電子注入層(又はホールブロック 層)、もしくは正孔輸送層であることが好ましい。
[0063] 更に、この有機エレクト口ルミネッセンス素子は、陽極と陰極間に単層もしくは多層 の有機化合物層を形成した素子である。
[0064] 単層型の有機エレクト口ルミネッセンス素子は、陽極と陰極との間に発光層を有する
。発光層は、発光材料を含有し、更に、陽極から注入した正孔、もしくは陰極から注 入した電子を発光材料まで輸送させるための正孔注入材料もしくは電子注入材料( 又はホールブロック材料)を含有しても良レ、。
[0065] 多層型の有機エレクト口ルミネッセンス素子は、例えば、(陽極 Z正孔注入層 Z発 光層/陰極)、(陽極/発光層/電子注入層(又はホールブロック層)/陰極)、(陽 極/正孔注入層/発光層/電子注入層(又はホールブロック層)/陰極)等の多層 構成で積層したものが挙げられる。
[0066] 発光層には、アルキニル基置換縮合へテロ環化合物(前記式(1) )の他に、公知の 発光材料、ドーピング材料、正孔注入材料 (フタロシアニン誘導体、ナフタロシアニン 誘導体、ポルフィリン誘導体、ォキサゾール、ォキサジァゾール、トリァゾール、イミダ ゾール、イミダゾロン、イミダゾールチオン、ピラゾリン、ピラゾロン、テトラヒドロイミダゾ ール、ォキサゾール、ォキサジァゾール、ヒドラゾン、ァシルヒドラゾン、ポリアリールァ ノレカン、スチルベン、ブタジエン、ベンジジン型トリフエニルァミン、スチリルアミン型ト リフエニノレアミン、ジァミン型トリフエニルァミン等と、それらの誘導体、およびポリビニ ルカルバゾール、ポリシラン、導電性高分子等の高分子材料等)や電子注入材料( 又はホールブロック材料)(フルォレノン、アントラキノジメタン、ジフエノキノン、チォピ ランジオキシド、ォキサゾール、ォキサジァゾール、トリァゾーノレ、イミダゾール、ペリレ ンテトラカルボン酸、フレオレニリデンメタン、アントラキノジメタン、アントロン等とそれ らの誘導体等)を使用しても良レ、。
[0067] アルキニル基置換縮合へテロ環化合物(前記式(1) )は、発光層、電子注入層(又 はホールブロック層)、正孔輸送層又は正孔注入層のいずれかに、濃度 0. 5— 100 重量%で添加される。
[0068] この有機エレクト口ルミネッセンス素子は、発光材料、他のドーピング材料、正孔注 入材料や電子注入材料 (又はホールブロック材料)を組み合わせて使用することもで きる。更に、正孔注入層、発光層、電子注入層(又はホールブロック層)は、それぞれ 二層以上の層構成により形成されても良い。その際には、正孔注入層の場合、電極 から正孔を注入する層を正孔注入層、正孔注入層から正孔を受け取り発光層まで正 孔を輸送する層を正孔輸送層と呼ぶ。同様に、電子注入層の場合、電極から電子を
注入する層を電子注入層、電子注入層から電子を受け取り発光層まで電子を輸送 する層を電子輸送層、発光層からの正孔の流入を防止する層をホールブロック層と 呼ぶ。これらの各層は、材料のエネルギー準位、耐熱性、有機化合物層もしくは金属 電極との密着性等の各要因により選択されて使用される。
[0069] アルキニル基置換縮合へテロ環化合物(前記式(1) )と共に有機化合物層に使用 できる発光材料又はホスト材料としては、縮合多環芳香族(アントラセン、ナフタレン、 フエナントレン、ピレン、テトラセン、ペンタセン、コロネン、タリセン、フノレ才レセイン、 ペリレン、ルブレン及びそれらの誘導体等)、フタ口ペリレン、ナフタ口ペリレン、ぺリノ ン、フタ口ペリノン、ナフタ口ペリノン、ジフヱニルブタジエン、テトラフヱニルブタジエン 、クマリン、ォキサジァゾ一ノレ、ァノレダジン、ビスベンゾキサゾリン、ビススチリル、ピラ ジン、シクロペンタジェン、キノリン金属錯体、ァミノキノリン金属錯体、ベンゾキノリン 金属錯体、ィミン、ジフエニルエチレン、ビュルアントラセン、ジァミノカルバゾール、ピ ラン、チォピラン、ポリメチン、メロシアニン、イミダゾールキレートィ匕ォキシノイド化合 物、キナクリドン、ルブレン、スチルベン系誘導体及び蛍光色素等が挙げられる。
[0070] 本発明の有機エレクト口ルミネッセンス素子において使用できる公知の正孔注入材 料の中で、更に効果的な正孔注入材料は、芳香族三級アミン誘導体もしくはフタロシ ァニン誘導体である。芳香族三級アミン誘導体の具体例は、トリフエニルァミン、トリト リルァミン、トリルジフエニルァミン、 N, Ν '—ジフエニノレー N, Ν,—(3—メチルフエニル) —1 , 1,—ビフエニル— 4, 4,—ジァミン(以下、 TPDと記載)、 Ν, Ν, Ν,, Ν,—(4—メチ ノレフエ二ノレ)一 1 , 1,一フエニノレー 4, 4,一ジァミン、 Ν, Ν, Ν,, Ν'— (4—メチルフエニル
1 '—ビフエ二ルー 4, 4,—ジァミン、 Ν, N '—ジフエ二ルー Ν, N'—ジナフチルー 1 , 1,—ビフエ二ル _4, 4 '—ジァミン、 Ν, Ν,—(メチルフエ二ル)— Ν, Ν,—(4_η—ブチ ルフエニル)—フエナントレン— 9, 10—ジァミン、 Ν, Ν—ビス(4—ジ— 4—トリルァミノフエ ニル)一 4—フエ二ルーシクロへキサン等、もしくはこれらの芳香族三級アミン骨格を有し たオリゴマーもしくはポリマーであるが、これらに限定されるものではない。
[0071] フタロシアニン(Pc)誘導体の具体例は、 H Pc、 CuPc、 CoPc、 NiPc、 ZnPc、 Pd
2
Pc、 FePc、 MnPc、 ClAlPc、 ClGaPc、 ClInPc、 ClSnPc、 CI SiPc、 (H〇)AlPc、
2
(HO) GaPc、 VOPc、 TiOPc、 MoOPc、 GaPc—〇— GaPc等のフタロシアニン誘導
体およびナフタロシアニン誘導体であるが、これらに限定されるものではない。
[0072] 本発明の有機エレクト口ルミネッセンス素子において、更に効果的な公知の電子注 入材料又はホールブロック材料は、金属錯体化合物もしくは含窒素五員環誘導体で ある。金属錯体化合物の具体例は、 8—ヒドロキシキノリナ一トリチウム、ビス(8—ヒドロ キシキノリナート)亜鉛、ビス(8—ヒドロキシキノリナート)銅、ビス(8—ヒドロキシキノリナ ート)マンガン、トリス(8—ヒドロキシキノリナート)アルミニウム(以下、 Alqと記載)、トリ
3
ス(2—メチノレ一 8—ヒドロキシキノリナート)ァノレミニゥム、トリス(8—ヒドロキシキノリナート )ガリウム、ビス(10—ヒドロキシベンゾ [h]キノリナート)ベリリウム、ビス(10—ヒドロキシ ベンゾ [h]キノリナート)亜鉛、ビス(2—メチル _8_キノリナート)クロ口ガリウム、ビス(2 —メチノレ _8_キノリナート)(o_クレゾラート)ガリウム、ビス(2—メチノレ _8_キノリナート) (1—ナフトラート)アルミニウム、ビス(2—メチル _8_キノリナート)(2—ナフトラート)ガリ ゥム等が挙げられる力 S、これらに限定されるものではない。
[0073] また、含窒素五員誘導体は、ォキサゾール、チアゾール、ォキサジァゾール、チア ジァゾールもしくはトリァゾール誘導体が好ましレ、。具体的には、 2, 5-ビス(1-フエ 二ノレ)— 1 , 3, 4—ォキサゾール、ジメチルー 1 , 4_ビス(5 ' _フエニルォキサゾリル)ベ ンゼン、 2, 5_ビス(1—フエ二ノレ)_1 , 3, 4—チアゾール、 2, 5_ビス(1—フエ二ノレ)_1 , 3, 4 ォキサジァゾール、 2_ (4 ' _tert_ブチルフエ二ル)— 5_ (4,しビフエニル)_1 , 3, 4 ォキサジァゾール、 2, 5 ビス(1 ナフチル 3, 4_ォキサジァゾール、 1 , 4_ビス [2— (5—フエニルォキサジァゾリル)]ベンゼン、 1 , 4_ビス [2— (5—フエニル ォキサジァゾリル) _4_tert ブチルベンゼン]、 2_ (4 ' _tert ブチルフエニル) _5_( 4"ービフエニル) 1 , 3, 4—チアジアゾール、 2, 5—ビス(1 ナフチル) _1 , 3, 4—チア ジァゾール、 1, 4_ビス [2_(5_フエ二ルチアジァゾリル)]ベンゼン、 2_ (4 ' _tert—ブ チルフエニル) _5_(4 "—ビフエ二ル)— 1 , 3, 4_トリァゾーノレ、 2, 5_ビス(1—ナフチル ) _1, 3, 4_トリァゾーノレ、 1, 4—ビス [2— (5—フエニルトリァゾリル)]ベンゼン、 3— (4— ビフエ二ルイル)_4_フエニル _5_t_ブチルフエニル— 1, 2, 4—トリアゾール等が挙 げられる力 これらに限定されるものではない。
[0074] 本発明の有機エレクト口ルミネッセンス素子は、電荷注入性向上のために発光層と 電極との間に無機化合物層を設けることもできる。
[0075] この無機化合物層としては、 LiF、 Li 0、 RaO、 Sr〇、 BaF、 SrFなどの、アルカリ
2 2 2
金属又はアルカリ土類金属のフッ化物、酸化物などを挙げられる。
[0076] 本発明の有機エレクト口ルミネッセンス素子の陽極に使用される導電性材料として は、 4eVより大きな仕事関数を持つものが適しており、炭素、アルミニウム、バナジゥ ム、鉄、コバルト、ニッケル、タングステン、銀、金、白金、パラジウム及びそれらの合 金、 ITO (酸化インジウムに酸化スズを 5— 10。 /。添加した物質)基板、 NESA基板に 使用される酸化スズ、酸化インジウム等の酸化金属、更にポリチォフェンやポリピロ一 ル等の有機導電性樹脂を用いることができる。
[0077] 陰極に使用される導電性物質としては、 4eVより小さな仕事関数を持つものが適し ており、マグネシウム、カルシウム、錫、鉛、チタニウム、イットリウム、リチウム、ルテニ ゥム、マンガン、アルミニウム等およびそれらの合金を用いられる。ここで合金とは、マ グネシゥム Z銀、マグネシウム Zインジウム、リチウム Zアルミニウム等が挙げられる。 合金の比率は、蒸着源の温度、雰囲気、真空度等により制御され、特に限定されな レ、。
陽極および陰極は、必要があれば二層以上の層構成により形成されていても良い
[0078] 本発明の有機エレクト口ルミネッセンス素子は、少なくとも一方の面は素子の発光波 長領域において透明であることが望ましい。また、基板も透明であることが望ましい。
[0079] 透明電極は、前記の導電性材料を使用して、蒸着あるいはスパッタリング等の方法 で所定の透光性が確保するように設定して得られる。
[0080] 発光面の電極は、光透過率を 10%以上にすることが望ましい。
基板は、機械的、熱的強度を有し、透明性を有するものであれば特に限定されるも のではなレ、が、ガラス基板あるいは透明性樹脂フィルムが挙げられる。
[0081] 透明性樹脂フィルムとしては、ポリエチレン、エチレン一酢酸ビュル共重合体、ェチ レン一ビュルアルコール共重合体、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリメチルメタアタリ レート、ポリ塩化ビュル、ポリビュルアルコール、ポリビュルブチラール、ナイロン、ポリ エーテルエーテルケトン、ポリサルホン、ポリエーテルサルフォン、テトラフルォロェチ レン一パーフルォロアルキルビュルエーテル共重合体、ポリビュルフルオライド、テト
ラフルォロエチレン一エチレン共重合体、テトラフルォロエチレン一へキサフルォロプ ロピレン共重合体、ポリクロ口トリフルォロエチレン、ポリビニリデンフルオライド、ポリエ ステル、ポリカーボネート、ポリウレタン、ポリイミド、ポリエーテルイミド、ポリイミド、ポリ プロピレン等が挙げられる。
[0082] 本発明の有機エレクト口ルミネッセンス素子は、温度、湿度、雰囲気等に対する安 定性の向上のために、素子の表面に保護層を設ける力 \或いは、シリコンオイル、樹 脂等により素子全体を保護することもできる。
[0083] また、有機エレクト口ルミネッセンス素子の各層の形成は、真空蒸着、スパッタリング 、プラズマ、イオンプレーティング等の乾式成膜法、あるいはスピンコーティング、ディ ッビング、フローコーティング等の湿式成膜法のいずれかを適用することができる。膜 厚は特に限定されるものではなレ、が、通常の膜厚は 5nm 10 x mの範囲であり、更 には 10nm— 0. の範囲が好ましい。
[0084] 湿式成膜法の場合、各層を形成するアルキニル基置換縮合へテロ環化合物(前記 式(1) )等の材料を、エタノール、クロ口ホルム、テトラヒドロフラン、ジォキサン等の溶 媒に溶解又は分散させて薄膜を調製することができる。
[0085] 乾式成膜法としては、真空蒸着が好ましぐ真空蒸着装置を用い、真空度 2 X 10— 3 Pa以下、基板温度を室温にして、アルミナ製蒸着セルに入れた本発明の 8—アルキ 二ルキノリン誘導体等の材料をタングステンフィラメントで加熱し、該材料を蒸発させ ることにより薄膜を調製すること力 Sできる。
[0086] TPDとビス(8 ' -キノリル)アセチレンなどの共蒸着は、それぞれに蒸着源を用い、 且つ温度をそれぞれ独立に制御することによって行うことができる。
[0087] ここで、いずれの有機薄膜層も、成膜性向上、膜のピンホール防止等のためポリス チレン、ポリカーボネート、ポリアタリレート、ポリエステル、ポリアミド、ポリウレタン、ポリ スルフォン、ポリメチルメタタリレート、ポリメチルアタリレート、セルロース等の絶縁性 樹脂およびそれらの共重合体、ポリ _N_ビュルカルバゾール、ポリシラン等の光導電 性樹脂、ポリチォフェン、ポリピロール等の導電性樹脂等の樹脂、あるいは酸化防止 剤、紫外線吸収剤、可塑剤等の添加剤を使用することができる。
[0088] 本発明の有機エレクト口ルミネッセンス素子は、例えば壁掛けテレビのフラットパネ
ルディスプレイ等の平面発光体、複写機、プリンター、液晶ディスプレイのバックライト 又は計器類等の光源、表示板、標識灯等に利用できる。
[0089] 本発明のアルキニル基置換縮合へテロ環化合物の紫外線吸収極大及び蛍光極大 波長は、以下の方法によって測定した。
[0090] 紫外線吸収極大波長は、アルキニル基置換縮合へテロ環化合物をクロ口ホルム中 に溶解し (濃度 0. Olmg/ml)、紫外分光光度計を用いて、室温 (20°C)にて測定を 行った。
[0091] また、蛍光極大波長は、上記のクロ口ホルム溶液を用いて、蛍光分光光度計を用い て、室温(20°C)にて測定を行った。
[0092] 本発明のアルキニル基置換縮合へテロ環化合物はクロ口ホルム溶液中、波長 240 nm前後の紫外線照射により、 380— 400nmを蛍光極大とする青色の蛍光を示した
。また、これを含有する有機エレクト口ルミネッセンス素子は青色蛍光を実現した(下 記実施例 16— 22参照)。
実施例
[0093] 以下に実施例、および比較例を挙げて、本発明を具体的に説明する。
[0094] 参考例 1 8_トリフルォロメタンスルホキシキノリンの合成
8—キノリノ一ノレ 7. 26g (50mmol)、塩化メチレン 50ml及びトリェチルァミン 9. lml (65mmol)の黄色溶液を氷浴で 0°Cにした後、トリフルォロメタンスルホン酸無水物 9 . 3ml (55mmol)を滴下した。滴下後、ほぼ黒色に変化した反応溶液を反応温度を 0°Cに維持して 1時間攪拌した。反応終了後、反応溶液に水 200ml及びジェチルェ 一テル 250mlを加えて分液し、得られた有機層を濃度 lmol/Lの塩酸(125ml X 2 回)、水(125ml X 1回)の順で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥、ろ過後、ジェ チルエーテルを留去し、残滓をへキサン 250mlに温度 70°Cにて溶解し、不溶物をろ 過した後、ろ液を冷却することにより茶白色結晶である目的化合物を得た。 (12. 6g 、収率 91 %)
以下に、その物性を示す。
[0095] 'H-NMR (300MHz, CDC1 ) δ : 9. 11-9. 03 (m、 1Η)、 8. 30-8. 19 (m
3 、 1Η
)、 7. 89-7. 81 (m、 1H)、 7. 65-7. 50 (m、 3H)
EI-MS (m/e): 277 (M+)、 CI—MS (m/z): 278 (MH+)
[0096] 実施例 1
1 , 4一ビス(8 '—キノリルェチュル)ベンゼン(次式 10)の合成
20mlシュレンクに 8—トリフルォロメタンスルホキシキノリン 554mg (2. Ommol)、テ トラキス(トリフエニルホスフィン)パラジウム 27mg (2. 4 X 10— 5mol)、ピぺリジン 6ml を加えて攪拌した。この黄色溶液に 1, 4—ジェチュルベンゼン 120mg (0. 95mmol )をカ卩えて、 80°Cで 3時間攪拌した。反応終了後、反応混合物に塩化メチレンを加え て希釈して、飽和塩化アンモニゥム水溶液で洗浄し、次いで無水硫酸マグネシウム で乾燥して、ろ過後、得られたろ液を減圧乾固した。得られた反応粗生成物をシリカ ゲルを用いたカラムクロマトグラフィー(展開溶媒をへキサン/酢酸ェチル = 100/0 力 1/1に徐々に変えて展開した。 )によって精製することにより黄橙色粉末である 目的化合物を得た。 (310mg、収率 86%)
以下に、その物性を示す。
'H-NMR (300MHz, CDC1 ) δ : 9. 09-9. 05 (m、 2Η)、 8. 25-8. 14 (m、 2H
3
)、 8. 06-8. 00 (m、 2H)、 7. 87—7. 80 (m、 2H)、 7. 69(s, 4H)、 7. 60—7. 40 ( m, 4H)
EI-MS (m/e): 380 (M+) , CI— MS (m/z) : 381 (MH+)
[吸収極大:クロ口ホルム溶液] 242nm
[蛍光極大波長:クロ口ホルム溶液] 393nm
[0097] 実施例 2
1 , 3_ビス(8 '—キノリルェチュル)ベンゼン(次式 11 )の合成
20mlシュレンクに 8—トリフルォロメタンスルホキシキノリン 554mg (2. Ommol)、 テトラキス(トリフエニルホスフィン)パラジウム 27mg (2. 4 X 10— 5mol)、ピぺリジン 6m 1を加え攪拌した。この黄色溶液に 1 , 3—ジェチニルベンゼン 120mg (0. 95mmol) を加えて、 80°Cで 4時間攪拌した。反応終了後、反応混合物に塩化メチレンを加え て希釈した後、飽和塩ィ匕アンモニゥム水溶液で洗浄し、次いで無水硫酸マグネシゥ ムで乾燥し、ろ過後、ろ液を減圧乾固した。得られた橙色の反応粗生成物をシリカゲ ルを用いたカラムクロマトグラフィー(展開溶媒をへキサン/酢酸ェチル = 100/0か ら 1/1に徐々に変えて展開した。 )によって精製することで黄橙色粉末である目的化 合物を得た。 (300mg、収率 83%)
以下に、その物性を示す。
'H-NMR (300MHz, CDCl ) δ : 9. 09-9. 06 (m, 2Η) , 8. 23-8. 15 (m, 2Η
3
) , 8. 06-7. 98 (m、 3H)、 7. 86—7. 78 (m、 2H)、 7. 70—7. 65 (m、 2H)、 7. 59 -7. 35 (m、 5H)
EI_MS (m/e) : 380 (M+)、 CI— MS (m/z) : 381 (MH+)
[吸収極大:クロ口ホルム溶液] 242nm
[蛍光極大波長:クロ口ホルム溶液] 386nm
実施例 3
1 , 3, 5—トリス(8' _キノリルェチュル)ベンゼン(次式 12)の合成
20mlシュレンクに 8—トリフルォロメタンスルホキシキノリン 800mg (2. 9mmol)、 テトラキス(トリフエニルホスフィン)パラジウム 23mg (2. 0 X 10— 5mol)、ピぺリジン 6m 1を加え攪拌した。この黄色溶液に 1 , 3, 5—トリエチニルベンゼン 91mg (0. 61mmol )を加え、 80°Cで 3時間攪拌した。反応終了後、反応混合物に塩化メチレンを加えて 希釈した後、飽和塩化アンモニゥム水溶液で洗浄し、次いで無水硫酸マグネシウム で乾燥、減圧乾固した。得られた橙色の反応粗生成物をシリカゲルを用いたカラムク 口マトグラフィー(展開溶媒をへキサン/酢酸ェチル = 100/0から 1/1に徐々に変 えて展開した。)によって精製することで黄橙色粉末である目的化合物を得た。 (280 mg、収率 86%)
以下に、その物性を示す。
'H-NMR (300MHz, CDCl ) δ : 9. 10-9. 05 (m、 3Η)、 8. 21-8. 17 (m、 3H
3
)、 8. 08-8. 01 (m、 6H)、 7. 86—7. 82 (m, 3H)、 7. 60—7. 53 (m, 3H)、 7. 50 -7. 45 (m、 3H)
EI-MS (m/e) : 403 (M_C H N)
9 6
[吸収極大:クロ口ホルム溶液] 242nm
[蛍光極大波長:クロ口ホルム溶液] 386nm
実施例 4
ビス(8 '—キノリル)アセチレン(次式 4)の合成
[0100] (第 1工程)
20mlシュレンクに 8—トリフルォロメタンスルホキシキノリン 554mg (2. Ommol)、 テトラキス(トリフエニルホスフィン)パラジウム 1 1. 6mg (l . 0 X 10— 5mol)、ピペリジン 6mlを加え攪拌した。この黄色溶液にトリメチルシリルアセチレン 290 /i 1 (2. lmmol )をカ卩えて、 90°Cで 3時間攪拌した。反応終了後、反応混合物に塩化メチレンを加え て希釈した後、飽和塩ィ匕アンモニゥム水溶液で洗浄し、減圧乾固することで 8-トリメ チルシリルェチニルキノリンを得た。 (360mg、本工程の収率 80%)
[0101] (第 2工程)
上記反応で得られた 8—トリメチルシリルェチニルキノリンをメタノール 6mlに溶解さ せ、 NaOH水溶液 (濃度 lmol/1. 3ml)を滴下した後、室温で 15分攪拌した。反応 混合物に水 20mlをカ卩えた後、塩化メチレンで抽出(10ml X 3回)し、得られた有機 層を減圧下にて溶媒を留去することで 8—ェチニルキノリンを得た。 (245mg、本工程 の収率 99%)
[0102] (第 3工程)
上記反応で得られた 8_ェチニルキノリンに 8_トリフルォロメタンスルホキシキノリン 5 27mg (l . 9mmol)、テトラキス(トリフエニルホスフィン)パラジウム 11. 6mg (l . 0 X 1 0_5mol)、ピペリジン 6mlをカ卩えて 90°Cで 2時間攪拌した。反応終了後、反応系中に 沈殿した黄色固体をろ取し、得られた個体を、水(5ml)、へキサン(5ml)の順で洗浄 し、次いで乾燥することで淡黄色粉末である目的化合物を得た。 (400mg、本工程 の収率 90%)
第 1工程から第 3工程の、トータル収率 71 %。
以下に、その物性を示す。
'H-NMR (300MHz, CDC1 ) δ : 9. 11-9. 05 (m、 2H)、 8. 22-8. 15 (m、 4H
3
)、 7. 84-7. 80 (m、 2H)、 7. 60-7. 51 (m、 2H)、 7. 49-7. 39 (m、 2H) EI_MS (m/e) : 280 (M+)、 CI— MS (m/z) : 281 (MH+)
[吸収極大:クロ口ホルム溶液] 240nm
[蛍光極大波長:クロ口ホルム溶液] 397nm
[0103] 実施例 5
8_フヱニルェチ二ルキノリン(次式 13)の合成
20mlシュレンクに 8—トリフルォロメタンスルホキシキノリン 554mg (2. Ommol)、 テトラキス(トリフエニルホスフィン)パラジウム 23mg (2 X 10— 5mol)、ピペリジン 6mlを 加え攪拌した。この黄色反応溶液にフエニルアセチレン 231 μ 1 (2. lmmol)を加え て、 80°Cで 2. 5時間攪拌した。反応終了後、反応混合液に飽和塩ィ匕アンモニゥム水 溶液をカ卩えた後、塩化メチレンで抽出し、有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥し、 減圧乾固した。得られた反応粗生成物をシリカゲルを用いたカラムクロマトグラフィー (展開溶媒をへキサン Z酢酸ェチル = 100/0から 5Z1に徐々に変えて展開した。 ) によって精製することで、黄色固体である目的化合物を得た。 (422mg、収率 92%) 以下に、その物性を示す。
'H-NMR (300MHz, CDC1 ) δ : 9. 08—9. 05 (m、 1Η)、 8. 22-8. 17 (m, 1Η
3
)、 8. 30-7. 90 (m、 1H)、 7. 83—7. 79 (m、 1H)、 7. 71—7. 67 (m、 2H)、 7. 56 -7. 50(m, 1H)、 7. 48—7. 43 (m, 1H)、 7. 40—7. 30 (m, 3H)
EI-MS (m/e): 229 (M+)、 CI—MS (m/z): 230 (MH+)
[吸収極大:クロ口ホルム溶液] 242nm
[蛍光極大波長:クロ口ホルム溶液] 391nm
[0104] 実施例 6
8- (4 '一フルオロフヱ二ルェチニル)キノリン(次式 14)の合成
20mlシュレンクに 8—トリフルォロメタンスルホキシキノリン 554mg (2. Ommol)、 テトラキス(トリフエニルホスフィン)パラジウム 23mg (2 X 10— 5mol)、ピぺリジン 6mlを 加え攪拌した。この黄色溶液に 4_フルオロフヱニルアセチレン 241 μ 1 (2. lmmol) を加え、 80°Cで 2時間攪拌した。反応混合液に飽和塩化アンモニゥム水溶液を加え た後、有機物は塩化メチレンで抽出、無水硫酸マグネシウムで乾燥、減圧乾固した。 得られた反応粗生成物をシリカゲルを用いたカラムクロマトグラフィー(展開溶媒をへ キサン/酢酸ェチル = 100Z0から 5/1に徐々に変えて展開した。 )によって精製 することで黄色固体である目的化合物を得た。 (403mg、収率 82%)
'H-NMR (300MHz, CDC1 ) δ : 9. 06—9. 04 (m、 1Η)、 8. 20—8. 17 (m, 1Η
3
)、 8. 01-7. 98 (m、 1H)、 7. 84-7. 81 (m、 1H)、 7. 70-7. 63 (m、 2H)、 7. 56 -7. 51 (m, 1H)、 7. 48-7. 44 (m, 1H)、 7. 22-7. 02 (m、 2H)
CI-MS (m/z) : 248 (MH + )
[吸収極大:クロ口ホルム溶液] 242nm
[蛍光極大波長:クロ口ホルム溶液] 392nm
実施例 7
8- (3 '一フルオロフェニルェチニル)キノリン(次式 15)の合成
20mlシュレンクに 8—トリフルォロメタンスルホキシキノリン 554mg (2. Ommol)、
テトラキス(トリフエニルホスフィン)パラジウム 23mg (2 X 10— 5mol)、ピペリジン 6mlを 加え攪拌した。この黄色溶液に 3—フルオロフェニルアセチレン 243 μ 1 (2. lmmol) を加え、 80°Cで 2時間攪拌した。反応混合液に飽和塩化アンモニゥム水溶液を加え た後、有機物は塩化メチレンで抽出、無水硫酸マグネシウムで乾燥、減圧乾固した。 得られた反応粗生成物をシリカゲルを用いたカラムクロマトグラフィー(展開溶媒をへ キサン/酢酸ェチル = 100Z0から 5/1に徐々に変えて展開した。 )によって精製 することで黄色固体である目的化合物を得た。 (353mg、収率 71%)
'H-NMR (300MHz, CDC1 ) : 5 9. 07—9. 05 (m、 1H)、 8. 21—8. 18 (m, 1H
3
)、 8. 02-7. 99 (m, 1H)、 7. 86—7. 82 (m, 1H)、 7. 57-7. 52 (m, 1H)、 7. 50 -7. 44(m, 2H)、 7. 39—7. 28 (m, 2H)、 7. 09—7. 04 (m, 1H)
CI-MS (m/z): 248 (MH + )
[吸収極大:クロ口ホルム溶液] 241nm
[蛍光極大波長:クロ口ホルム溶液] 386nm
実施例 8
8- (2 '—フルオロフヱ二ルェチニル)キノリン(次式 16)の合成
20mlシュレンクに 8—トリフルォロメタンスルホキシキノリン 554mg (2. Ommol)、 テトラキス(トリフエニルホスフィン)パラジウム 23mg (2 X 10— 5mol)、ピペリジン 6mlを 加え攪拌した。この黄色溶液に 2—フルオロフェニルアセチレン 238 μ 1 (2. lmmol) を加え、 80°Cで 2時間攪拌した。反応混合液に飽和塩化アンモニゥム水溶液を加え た後、有機物は塩化メチレンで抽出、無水硫酸マグネシウムで乾燥、減圧乾固した。 得られた反応粗生成物をシリカゲルを用いたカラムクロマトグラフィー(展開溶媒をへ キサン/酢酸ェチル = 100/0から 5/1に徐々に変えて展開した。 )によって精製 することで黄色固体である目的化合物を得た。 (357mg、収率 72%)
'H-NMR (300MHz, CDC1 ) δ : 9. 08-9. 06 (m、 1H)、 8. 20-8. 17 (m, 1H
3
)、 8. 06-8. 03 (m, 1H)、 7. 85-7. 82 (m, 1H)、 7. 72-7. 67 (m, 1H)、 7. 57 -7. 52(m, 1H)、 7. 49-7. 44 (m, 1H)、 7. 35-7. 30(m, 1H)、 7. 18-7. 09 ( m, 2H)
CI-MS (m/z): 248 (MH + )
[吸収極大:クロ口ホルム溶液] 242nm
[蛍光極大波長:クロ口ホルム溶液] 387nm
実施例 9
8- (4 'ーメトキシフヱニルェチュル)キノリン(次式 17)の合成
20mlシュレンクに 8—トリフルォロメタンスルホキシキノリン 554mg (2. Ommol)、 テトラキス(トリフエニルホスフィン)パラジウム 23mg (2 X 10— 5mol)、ピぺリジン 6mlを 加え攪拌した。この黄色溶液に 4ーメトキシフエニルアセチレン 272 μ 1 (2. Immol)を 加え、 80°Cで 2時間攪拌した。反応混合液に飽和塩化アンモニゥム水溶液を加えた 後、有機物は塩化メチレンで抽出、無水硫酸マグネシウムで乾燥、減圧乾固した。反 応粗生成物をシリカゲルを用いたカラムクロマトグラフィー(展開溶媒をへキサン/酢 酸ェチル = 100/0から 4/1に徐々に変えて展開した。 )によって精製することで黄 色油状物である目的化合物を得た。 (253mg、収率 49%)
'H-NMR (300MHz, CDC1 ) δ : 9. 04-9. 02 (m, 1Η)、 8. 18-8. 15 (m, 1Η
3
)、 8. 00-7. 97 (m, 1H)、 7. 80-7. 77 (m, 1H)、 7. 73-7. 58 (m, 2H)、 7. 55 -7. 52(m, 1H)、 7. 49-7. 43 (m, 1H)、 6. 90-6. 86 (m, 2H)、 3. 86(s, 3H) CI-MS (m/z) : 260 (MH + )
[吸収極大:クロ口ホルム溶液] 247nm
[蛍光極大波長:クロ口ホルム溶液] 420nm
[0108] 実施例 10
8- (3 'ーメトキシフヱニルェチュル)キノリン(次式 18)の合成
20mlシュレンクに 8—トリフルォロメタンスルホキシキノリン 554mg (2. Ommol)、 テトラキス(トリフエニルホスフィン)パラジウム 23mg (2 X 10— 5mol)、ピぺリジン 6mlを 加え攪拌した。この黄色溶液に 3—メトキシフエニルアセチレン 267 μ 1 (2. Immol)を 加え、 80°Cで 2時間攪拌した。反応混合液に飽和塩化アンモニゥム水溶液を加えた 後、有機物は塩化メチレンで抽出、無水硫酸マグネシウムで乾燥、減圧乾固した。反 応粗生成物をシリカゲルを用いたカラムクロマトグラフィー(展開溶媒をへキサン/酢 酸ェチル = 100/0から 3/1に徐々に変えて展開した。 )によって精製することで黄 色油状物である目的化合物を得た。 (364mg、収率 70%)
'H-NMR (300MHz, CDC1 ) δ : 9. 07—9. 05 (m、 1Η)、 8. 20—8. 17 (m, IH
3
)、 8. 03-8. 00 (m, IH)、 7. 84-7. 81 (m, IH)、 7. 57-7. 52 (m, IH)、 7. 48 -7. 44(m, 1H)、 7. 36-7. 22 (m, 3H)、 6. 95-6. 89 (m, 1H)、 3. 84(s , 3H) CI-MS (m/z) : 260 (MH + )
[吸収極大:クロ口ホルム溶液] 242nm
[蛍光極大波長:クロ口ホルム溶液] 398nm
[0109] 実施例 11
8-(4 '—フエ二ルフヱ二ルェチニル)キノリン(次式 19)の合成
(19)
20mlシュレンクに 8—トリフルォロメタンスルホキシキノリン 554mg (2. Ommol)、 テトラキス(トリフエニルホスフィン)パラジウム 23mg (2 X 10—
5mol)、ピペリジン 6mlを 加え攪拌した。この黄色溶液に 4_フエエルフェニルアセチレン 374mg (2· lmmol) を加え、 80°Cで 2時間攪拌した。反応混合液に飽和塩化アンモニゥム水溶液を加え た後、有機物は塩化メチレンで抽出、無水硫酸マグネシウムで乾燥、減圧乾固した。 反応粗生成物をシリカゲルを用いたカラムクロマトグラフィー(展開溶媒をへキサン/ 酢酸ェチル = 100Z0から 4/1に徐々に変えて展開した。 )によって精製することで 黄色固体である目的化合物を得た。 (297mg、収率 49%)
'H-NMR (300MHz, CDC1 ) δ : 9. 07—9. 05 (m, 1Η)、 8. 19—8. 15 (m, 1Η
3
)、 8. 03-8. 00 (m, 1H)、 7. 82—7. 73 (m, 3H)、 7. 64—7. 59 (m, 4H)、 7. 56 -7. 5 l(m, 1H)、 7. 48—7. 42 (m, 3H)、 7. 38—7. 25 (m, 1H)
CI-MS (m/z) : 306 (MH + )
[吸収極大:クロ口ホルム溶液] 242nm
[蛍光極大波長:クロ口ホルム溶液] 402nm
実施例 12
8— (2'—ピリジルェチニル)キノリン(次式 20)の合成
20mlシュレンクに 8—トリフルォロメタンスルホキシキノリン 554mg (2. Ommol)、 テトラキス(トリフエニルホスフィン)パラジウム 23mg (2 X 10— 5mol)、ピぺリジン 6mlを 加え攪拌した。この黄色溶液に 2'—ピリジルアセチレン 262 μ 1 (2. 6mmol)を加え、 80°Cで 2時間攪拌した。反応混合液に飽和塩化アンモニゥム水溶液を加えた後、有 機物は塩化メチレンで抽出、無水硫酸マグネシウムで乾燥、減圧乾固した。反応粗 生成物をシリカゲルを用いたカラムクロマトグラフィー(展開溶媒をへキサン/酢酸ェ チル = 100/0から 0/100に徐々に変えて展開した。 )によって精製することで黄色
油状物である目的化合物を得た。 (188mg、収率 41 %)
'H-NMR (300MHz, CDCl ) δ : 9. 08-9. 06 (m, 1Η)、 8. 68-8. 65 (m, 1Η
3
)、8. 21-8. 18 (m, 1H)、 8. 10-8. 07 (m, 1H)、 7. 87-7. 84 (m, 1H)、 7. 74 -7. 70 (m, 2H)、 7. 58—7. 55 (m, 1H)、 7. 53—7. 47 (m, 1H)、 7. 28-7. 24 ( m, 1H)
CI-MS (m/z) : 231 (MH + )
[吸収極大:クロ口ホルム溶液] 241nm
[蛍光極大波長:クロ口ホルム溶液] 377nm
実施例 13
8_ (3,一ピリジルェチュル)キノリン(次式 21)の合成
20mlシュレンクに 8—トリフルォロメタンスルホキシキノリン 554mg (2. Ommol)、 テトラキス(トリフエニルホスフィン)パラジウム 23mg (2 X 10— 5mol)、ピぺリジン 6mlを 加え攪拌した。この黄色溶液に 3 ' _ピリジルアセチレン 244mg (2. 37mmol)を加え 、 80°Cで 2時間攪拌した。反応混合液に飽和塩化アンモニゥム水溶液を加えた後、 有機物は塩化メチレンで抽出、無水硫酸マグネシウムで乾燥、減圧乾固した。反応 粗生成物をシリカゲルを用いたカラムクロマトグラフィー(展開溶媒をへキサン/酢酸 ェチル = 100/0から 0/100に徐々に変えて展開した。 )によって精製することで黄 色油状物である目的化合物を得た。 (375mg、収率 81 %)
'H-NMR (300MHz, CDCl ) δ : 9. 08-9. 06 (m, 1Η)、 8. 92-8. 91 (m, 1Η
3
)、 8. 58-8. 56 (m, 1H)、 8. 22—8. 19 (m, 1H)、 8. 04—8. 02 (m, 1H)、 7. 99 -7. 95 (m, 1H)、 7. 87-7. 84 (m, 1H)、 7. 56-7. 53(m, 1H)、 7. 50-7. 46 ( m, 1H)、 7. 33-7. 29 (m, 1H)
CI-MS (m/z) : 231 (MH + )
[吸収極大:クロ口ホルム溶液] 241nm
[蛍光極大波長:クロ口ホルム溶液] 378nm
[0112] 実施例 14
8- (2'ーメチルー 2,—H—イミダゾリルェチュル)キノリン(次式 22)の合成
20mlシュレンクに 8—トリフルォロメタンスルホキシキノリン 554mg (2. Ommol)、 テトラキス(トリフエニルホスフィン)パラジウム 23mg (2 X 10— 5mol)、ピぺリジン 6mlを 加え攪拌した。この黄色溶液に 5—ェチュル— 1—メチル _1—H—イミダゾール 244 μ 1 ( 2. 4mmol)をカ卩え、 80°Cで 2時間攪拌した。反応混合液に飽和塩化アンモニゥム水 溶液をカ卩えた後、有機物は塩化メチレンで抽出、無水硫酸マグネシウムで乾燥、減 圧乾固した。反応粗生成物をシリカゲルを用いたカラムクロマトグラフィー(展開溶媒 をへキサン Z酢酸ェチル =ιοο/οから oZiooに徐々に変えて展開し、更に、メタ ノール/酢酸ェチル = 1/10で展開した。 )によって精製することで黄色固体である 目的化合物を得た。 (418mg、収率 90%)
'H-NMR (300MHz, CDC1 ) δ : 9. 05-9. 03 (m, 1Η)、 8. 21-8. 18 (m, 1Η
3
)、 7. 98-7. 95 (m, 1H)、 7. 85-7. 82 (m, 1H)、 7. 57-7. 44 (m, 4H)、 3. 88
(s, 3H)
CI-MS (m/z) : 234 (MH + )
[吸収極大:クロ口ホルム溶液] 246nm
[蛍光極大波長:クロ口ホルム溶液] 416nm
[0113] 実施例 15
8- (4 '一ベンゾィルフエニルェチュル)キノリン(次式 23)の合成
20mlシュレンクに 8_ェチニルキノリン 460mg (3. Ommol)、テトラキス(トリフエ二 ルホスフィン)パラジウム 69mg (6 X 10— 5mol)、ピペリジン 9mlを加え攪拌した。この 黄色溶液に 4_ブロモベンゾフエノン 783mg (3. Ommol)を加え、 80°Cで 32時間攪 拌した。反応混合液に飽和塩ィ匕アンモニゥム水溶液をカ卩えた後、有機物は塩化メチ レンで抽出、無水硫酸マグネシウムで乾燥、減圧乾固した。反応粗生成物をシリカゲ ルを用いたカラムクロマトグラフィー(展開溶媒をへキサン/酢酸ェチル = 100/0か ら 3/1に徐々に変えて展開した。 )によって精製することで黄色固体である目的化合 物を得た。 (605mg、収率 60%)
'H-NMR (300MHz, CDC1 ) δ : 9. 09—9. 07 (m, 1Η)、 8. 22-8. 19 (m, 1Η
3
) 8. 06-8. 03 (m, 1H)、 7. 88—7. 79 (m, 7H)、 7. 64—7. 47 (m, 5H) CI-MS (m/z) : 334 (MH + )
[吸収極大:クロ口ホルム溶液] 242nm
[蛍光極大波長:クロ口ホルム溶液] 473nm
実施例 16
ビス(8 '—キノリル)アセチレン (前記式 (4)の化合物)を有機発光層に含む有機エレ タトロルミネッセンス素子の作製。
真空蒸着装置(アルバック機ェ製)を使用して、ソーダガラス上に透明電極として IT Oを真空蒸着したものを基板として用い、同基板上に 2 X 10— 3Pa以下の真空度にて 、 TPDからなるホール輸送層 3を膜厚 40nm、 TPD中にビス(8,一キノリル)ァセチレ ンを 1. 4重量%含む発光層 4を膜厚 40nm、 Alq力 なる電子輸送層 5を膜厚 20η
3
m、電極 6としてアルミニウム (A1)を膜厚 100nm、順次蒸着させて形成し有機エレク
トロルミネッセンス素子を作製した。
なお、ビス(8,一キノリル)アセチレンの蒸着源の温度は、 280°Cを超えない範囲に 制御した。
前記素子の IT〇電極 2を正極、 A1電極 6を負極として電極間に + 30Vを印加したと ころ、前記素子は 16cdZm2で発光した。発光スペクトルは 435nmにショルダーと、 4 97nmにピークを持つものであり、発光色の JIS Z8701による色度座標は(0. 25, 0 . 36)であった。
[0115] 実施例 17
8- (4 '—フエユルフェニルェチュル)キノリン (前記式(19)の化合物)を有機発光層 に含む有機エレクト口ルミネッセンス素子の作製。
ィーエッチシー製インジウム錫酸化物(以下、 ITOと略す)被膜付きガラスを透明電 極基板として用い、真空蒸着装置 (アルバック機ェ製)を使用して、同基板上に 2 X 1 0— 3Pa以下の真空度で、 N, N'—ビス(3—メチルフエ二ル)— N, N,—ビス(フエ二ル)— ベンジジン(以下、 TPDと略す)からなるホール輸送層 3を膜厚 40nm、 4, 4'_ビス( カルバゾールー 9ーィノレ)ビフエ二ル(以下、 CBPと略す)中に 8_ (4,_フエニルフエ二 ルェチニル)キノリンを 9重量%含む発光層 4を膜厚 20nm、 3—(4ービフエ二ルイル) _4_フエ二ルー 5_t_ブチルフエ二ルー 1 , 2, 4—トリアゾール(以下、 TAZと略す)から なるホールブロック層(電子輸送層) 5を膜厚 20nm、電極 6としてアルミニウム(A1)を 膜厚 100nm、順次蒸着させて形成し有機エレクト口ルミネッセンス素子を作製した。 前記素子の ITO電極 2を正極、 A1電極 6を負極として通電し、電極間電圧を上げて レヽくと、 + 22Vにおいて 4cd/m2で発光した。発光スペクトルは 418nmにピークを持 つものであり、発光色の色度座標は(0. 18, 0. 14)であった。
[0116] 実施例 18
8- (2'ーメチノレー 2,—H—イミダゾリルェチュル)キノリン(前記式(22)の化合物)を 有機発光層に含む有機エレクト口ルミネッセンス素子の作製。
CBP中に 8—(2 '—メチルー 2 '—H—イミダゾリルェチュル)キノリンを 9重量%含む発 光層 4を用いた以外は実施例 17と同様にして有機エレクト口ルミネッセンス素子を作 製した。
前記素子の ITO電極 2を正極、 A1電極 6を負極として通電し、電極間電圧を上げて レヽくと、 + 21Vにおいて 14cd/m2で発光した。この時の最大電流効率は 0. 10cd/ Aであった。発光スぺクトノレは 427nmにピークを持つものであり、発光色の色度座標 は(0. 17, 0. 12)であった。
[0117] 実施例 19
8- (4 '一フルオロフェニルェチュル)キノリン (前記式(14)の化合物)を有機発光層 に含む有機エレクト口ルミネッセンス素子の作製。
CBP中に 8_ (4 '—フルオロフェニルェチュル)キノリンを 9重量%含む発光層 4を用 レ、た以外は実施例 17と同様にして有機エレクト口ルミネッセンス素子を作製した。 前記素子の IT〇電極 2を正極、 A1電極 6を負極として通電し、電極間電圧を上げて レヽくと、 + 21Vにおいて 5cd/m2で発光した。この時の最大電流効率は 0. 059cd/ Aであった。発光スペクトルは 420nmにピークを持つものであり、発光色の色度座標 は(0. 21, 0. 19)であった。
[0118] 実施例 20
8—フエ二ルェチ二ルキノリン (前記式(13)の化合物)を有機発光層に含む有機ェ レクト口ルミネッセンス素子の作製。
CBP中に 8—フエ二ルェチ二ルキノリンを 9重量%含む発光層 4を用いた以外は実 施例 17と同様にして有機エレクト口ルミネッセンス素子を作製した。
前記素子の ITO電極 2を正極、 A1電極 6を負極として通電し、電極間電圧を上げて レヽくと、 + 21Vにおいて 4cd/m2で発光した。この時の最大電流効率は 0. 052cd/ Aであった。発光スぺクトノレは 415nmにピークを持つものであり、発光色の色度座標 は(0. 17, 0. 11)であった。
[0119] 実施例 21
1 , 3_ビス(8 '一キノリルェチニル)ベンゼン (前記式(11)の化合物)を有機発光層 に含む有機エレクト口ルミネッセンス素子の作製。
CBP中に 1, 3_ビス(8 '—キノリルェチュル)ベンゼンを 9重量%含む発光層 4を用 レ、た以外は実施例 17と同様にして有機エレクト口ルミネッセンス素子を作製した。 前記素子の IT〇電極 2を正極、 A1電極 6を負極として通電し、電極間電圧を上げて
レヽくと、 + 20Vにおいて 0. 4cd/m2で発光した。この時の最大電流効率は 0. 032c d/ Aであった。発光スぺクトノレは 451nmにピークを持つものであり、発光色の色度 座標は(0. 18, 0. 17)であった。
[0120] 実施例 22
8- (2'—フルオロフェニルェチニル)キノリン (前記式(16)の化合物)を有機発光層 に含む有機エレクト口ルミネッセンス素子の作製。
CBP中に 8—(2 '—フルオロフェニルェチュル)キノリンを 9重量%含む発光層 4を用 レ、た以外は実施例 17と同様にして有機エレクト口ルミネッセンス素子を作製した。 前記素子の IT〇電極 2を正極、 A1電極 6を負極として通電し、電極間電圧を上げて レヽくと、 + 18Vにおいて 3cd/m2で発光した。この時の最大電流効率は 0. 018cd/ Aであった。発光スペクトルは 421nmにピークを持つものであり、発光色の色度座標 は(0. 19, 0. 18)であった。
産業上の利用可能性
[0121] 本発明によれば、紫外線照射下で強い青色の発光を示す前記式(1)で示されるァ ルキニル基置換縮合へテロ環化合物を有機化合物層に含有する有機エレクト口ルミ ネッセンス素子を提供することができる。
[0122] 本発明によれば、また、クロ口ホルム溶液中で紫外線照射により強い青色発光を示 し、有機エレクト口ルミネッセンス素子材料として極めて有用な前記式(1 ' )で示される アルキニル基置換縮合へテロ環化合物及びそれに包含される前記式(2) (4)で示 される新規なアルキニル基置換縮合へテロ環化合物を提供することができる。
[0123] 本発明によれば、更に、紫外線照射下で強い青色の発光を示し、有機エレクトロル ミネッセンス素子用材料として有用である前記式(1)で示される新規なアルキニル基 置換縮合へテロ環化合物を収率良く合成する方法を提供することができる。