明 細 書
RFRPおよび OT7 TO 22の新規用途 技術分野
本発明は、 RFRPおよび RFRPのレセプ夕一蛋白質である〇T 7 Τ 0 22の新規用途に関する。
さらに、 本発明は、 ΟΤ 7 Τ 022遺伝子が不活性化された非ヒト哺乳動 物の胚幹細胞、 ΟΤ7Τ 022遺伝子発現不全非ヒト哺乳動物、 それらを用 いるスクリーニング方法およびそのスクリーニングによって得られうる予 防 -治療 ·改善薬などに関する。 背景技術
新規な受容体 ΟΤ 7 Τ 0 2 2とそれに結合する C末端が L P L R F amide様、 LPL RS amide様、 LPQ RF amide様または LP L RL amide様のペプチド (RFRP— 1、 RFRP— 2、 RFRP— 3) が報告さ れている (W〇 00/29441号) 。
OT7T022と RFRP— 1、 RFRP— 2、 RFRP— 3がプロラク チン分泌に関与していることが報告されている(WOO 1ノ 66134号)。
RFRP- 1に対応する NP S Fや RFRP— 3に対応する NPVFが O T 7 T 022に結合し、 抗ォピオイドに関与していることが記載されている (The Journal of Biological Chemistry, vol.276, No.40, p36961-36969, 2001) 。
しかし、 RFRPおよび〇T 7 T 022の生体内における機能および作用 機序については、 さらに 明すべき点が数多く残されている。
OT7T 022遺伝子が不活性化された非ヒト動物 ES細胞の作製に成功 すれば、 OT7T022遺伝子発現不全非ヒ卜動物を作出することができる。 そして、 得られる〇T 7 T 022遺伝子発現不全非ヒト動物は、 ΟΤ7Τ0
2 2により誘導され得る種々の生物活性を欠失するため、 O T 7 T 0 2 2の 生物活性の不活性化を原因とする疾病のモデルとなり、 これらの疾病の原因 究明および治療法の検討が可能となる。
本発明は、 R F R Pおよび O T 7 T 0 2 2のさらなる機能を解明し、 新た な医薬を提供することを課題とする。 発明の開示
本発明者らは、 上記の課題に鑑み、 鋭意研究を重ねた結果、 O T 7 T 0 2 2遺伝子発現不全非ヒ ト動物を作出することに成功し、 該動物の発現型とし て、 予想外にも体温上昇、 腎臓絶対重量の増加、 胸腺絶対重量の増加、 白血 球数の減少、血小板数の減少、 自発行動量(特に、夜間自発行動量) の増加、 攻撃行動の誘発、 後退歩行、 筋力の低下などが起こることを見出した。 本発 明者らは、 これらの知見に基づいて、 さらに検討を重ねた結果、 本発明を完 成するに至った。
. すなわち、 本発明は、
〔1〕 配列番号: 1で表されるアミノ酸配列と同一もしくは実質的に同一の ァミノ酸配列を含有するポリぺプチド、 その部分べプチドもしくはそのアミ ドもしくはそのエステルまたはその塩を含有してなる筋疾患、副腎機能障害、 痙攣、 攻撃性行動、 歩行異常、 体温上昇、 白血球数減少、 血小板数減少、 自 '発行動量 (特に、 夜間自発行動量) の増加または筋力低下の予防 ·治療 ·改 善剤、
〔2〕 ポリペプチドが配列番号: 1、 配列番号: 3、 配列番号.: 5、 配列番 号: 7、 配列番号: 9または配列番号: 2 2で表されるアミノ酸配列からな るポリペプチドである上記 〔1〕 記載の剤、
〔3〕 部分ペプチドが、
( i ) 配列番号: 1または配列番号: 3で表わされるアミノ酸配列の第 8 8 番目 (Leu) 〜第 9 2番目 (Phe) のアミノ酸配列を含有し、 そのアミノ酸配 列の N末端側に、 それぞれ配列番号: 1または 3で表わされるァミノ酸配列
の第 1番目 (Met) 〜第 8 7番目 (Asn) のアミノ酸配列の C末端から数えて :!〜 87個のアミノ酸が付加していてもよいアミノ酸配列からなるペプチド (ヒ ト RFRP— 1) 、
(ii) 配列番号: 1または配列番号: 3で表わされるアミノ酸配列の第 1 0 1番目 (Ser) 〜第 1 1 2番目 (Ser) のアミノ酸配列を含有し、 そのアミノ 酸配列の N末端側に、 それぞれ配列番号: 1または 3で表わされるアミノ酸 配列の第 1番目 (Met) 〜第 100番目 (Arg) のアミノ酸配列の C末端から 数えて 1〜1 00個のアミノ酸が付加していてもよいアミノ酸配列からなる ペプチド (ヒ ト RFRP— 2) 、
(iii) 配列番号: 1または配列番号: 3で表わされるアミノ酸配列の第 1 2 7番目 (Leu) 〜第 1 3 1番目 (Phe) のアミノ酸配列を含有し、 そのアミノ 酸配列の N末端側に、 それぞれ配列番号: 1または 3で表わされるアミノ酸 配列の第 1番目 (Met) 〜第 1 26番目 (Asn) のアミノ酸配列の C末端から 数えて 1〜 1 26個のアミノ酸が付加していてもよいアミノ酸配列からなる ペプチド (ヒ ト RFRP— 3) 、
(iv) 配列番号: 5で表わされるアミノ酸配列の第 88番目 (Leu) 〜第 92 番目 (Phe) のアミノ酸配列を含有し、 そのアミノ酸配列の N末端側に、 配列 番号: 5で表わされるアミノ酸配列の第 1番目 (Met) 第 87番目 (Lys) のアミノ酸配列の C末端から数えて 1〜87個のアミノ酸が付加していても よいアミノ酸配列からなるペプチド (ゥシ RFRP— 1) 、
(V) 配列番号: 5で表わされるアミノ酸配列の第 1 0 1番目 (Ser) 〜第 1 1 2番目 (Leu) のアミノ酸配列を含有し、 そのアミノ酸配列の N末端側に、 配列番号: 5で表わされるアミノ酸配列の第 1番目 (Met) 〜第 1 00番目
(Arg)のアミノ酸配列の C末端から数えて 1〜 100個のアミノ酸が付加し ていてもよいアミノ酸配列からなるペプチド (ゥシ RFRP— 2) 、
(vi) 配列番号: 5で表わされるアミノ酸配列の第 1 27番目 (Leu) 〜第 1 3 1番目 (Phe) のアミノ酸配列を含有し、 そのアミノ酸配列の N末端側に、 配列番号: 5で表わされるアミノ酸配列の第 1番目 (Met) 〜第 1 26番目
(Asn) のアミノ酸配列の C末端から数えて 1〜 1 26個めアミノ酸が付加し ていてもよいアミノ酸配列からなるペプチド (ゥシ RFRP— 3) 、
(vii) 配列番号: 9で表わされるアミノ酸配列の第 9 0'番目 (Leu) 〜第 9 4番目 (Phe) のアミノ酸配列を含有し、 そのアミノ酸配列の N末端側に、 配 列番号: 9で表わされるアミノ酸配列の第 1番目 (Met) 〜第 8 9番目 (Asn) のアミノ酸配列の C末端から数えて 1〜8 9個のアミノ酸が付加していても よいアミノ酸配列からなるペプチド (マウス RFRP— 1) 、
(viii) 配列番号: 9で表わされるアミノ酸配列の第 1 2 1番目 (Leu) 〜第 1 2 5番目(Phe)のァミノ酸配列を含有し、そのアミノ酸配列の N末端側に、 配列番号: 9で表わされるアミノ酸配列の第 1番目 (Met) 〜第 1 2 0番目 (Ser) のアミノ酸配列の C末端から数えて 1〜1 20個のアミノ酸が付加し ていてもよいアミノ酸配列からなるペプチド (マウス RFRP— 3) 、
(ix)配列番号: 7または 2 2で表わされるアミノ酸配列の第 9 0番目 (Leu) 〜第 94番目 (Phe) のアミノ酸配列を含有し、 そのアミノ酸配列の N末端側 に、 それぞれ配列番号: 7または 2 2で表わされるアミノ酸配列の第 1番目 (Met) 〜第 8 9番目 (Val) のアミノ酸配列の C末端から数えて 1〜 8 9個 のアミノ酸が付カ卩していてもよいアミノ酸配列からなるぺプチド (ラット R FRP- 1) 、
( X ) 配列番号: 7または 2 2で表わされるアミノ酸配列の第 1 2 1番目 (Leu) 〜第 1 2 5番目 (Phe) のアミノ酸配列を含有し、 そのアミノ酸配列 の N末端側に、 それぞれ配列番号: 7または 2 2で表わされるアミノ酸配列 の第 1番目 (Met) 〜第 1 2 0番目 (Ser) のアミノ酸配列の C末端から数え て 1〜 1 20個のアミノ酸が付加していてもよいァミノ酸配列からなるぺプ チド (ラット RFRP— 3) 、
(xi) 上記 ( i ) 〜 (X ) のペプチドのアミノ酸配列に 1〜 5個のアミノ酸 が付加したアミノ酸配列からなるぺプチド、
(xii) 上記 (i) 〜 (X) のペプチドのアミノ酸配列に 1〜 5個のアミノ酸 が挿入されたアミノ酸配列からなるぺプチド、
(xiii) 上記 ( i ) 〜 (x) のペプチドのアミノ酸配列中の 1〜 5個のアミ ノ酸で置換されたアミノ酸配列からなるぺプチド、 または
(xiv) 上記 (xi) 〜 (xiii) の付加 ·挿入 ·置換を組み合わせたアミノ酸配 列からなるペプチドである上記 〔1〕 記載の剤、
〔4〕 部分ペプチドが、
■ ( i ) 配列番号: 1または配列番号: 3で表わされるァミノ酸配列の第 5 6 番目 (Ser) 〜第 9 2番目 (Phe) 、 第 7 0番目 (Met) 〜第 9 2番目 (Phe) 、 第 7 3番目 (Met)〜第 9 2番目 (Phe)、第 8 1番目 (Met)〜第 9 2番目 (Phe) または第 8 4番目 (Ser) 〜第 9 2番目 (Phe) のアミノ酸配列からなるぺプ チド (ヒ ト RFRP— 1) 、
(ii) 配列番号: 1または配列番号: 3で表わされるアミノ酸配列の第 1 0 1番目 (Ser) 〜第 1 1 2番目 (Ser) のアミノ酸配列からなるペプチド (ヒ ト RFRP— 2) 、
(iii) 配列番号: 1または配列番号: 3で表わされるアミノ酸配列の第 1 0 1番目 (Asn) 〜第 1 3 1番目 (Phe) 、 第 1 04番目 (Asn) 〜第 1 3 1番目
(Phe) 、 第 1 1 番目 (Asn) 〜第 1 3 1番目 (Phe) 、 第 1 24番目 (Val) 〜第 1 3 1番目 (Phe) 、 第 1 2 5番目 (Pro) 〜第 1 3 1番目 (Phe) 、 第 1 2 6番目 (Asn) 〜第 1 3 1番目 (Phe) または第 1 2 7番目 (Leu) 〜第 1 3 1番目 (Phe) のアミノ酸配列からなるペプチド (ヒ ト RFRP— 3) 、 (iv) 配列番号: 5で表わされるアミノ酸配列の第 5 8番目 (Ser) 〜第 9 2 番目 (Phe) 、 第 70番目 (Lys) 〜第 9 2番目 (Phe) 、 第 7 3番目 (Met) 〜第 9 2番目 (Phe) 、 第 8 1番目 (Met) 〜第 9 2番目 (Phe) または第 84 番目 (Ser) 〜第 9 2番目 (Phe) のアミノ酸配列からなるペプチド (ゥシ R FRP- 1) 、
(v) 配列番号: 5で表わされるアミノ酸配列の第 1 0 1番目 (Ser) 〜第 1 1 2番目 (Leu) のアミノ酸配列からなるペプチド (ゥシ RFRP— 2) 、 (vi) 配列番号: 5で表わされるアミノ酸配列の第 1 0 1番目 (Ser) 〜第 1 3 1番目 (Phe) 、 第 1 04番目 (Ala) 〜第 1 3 1番目 (Phe) 、 第 1 1 5番
目 (Asn)〜第 1 3 1番目 (Phe)、第 1 24番目 (Val)〜第 1 3 1番目 (Phe)、 第 1 25番目 (Pro) 〜第 1 3 1番目 (Phe) 、 第 1 26番目 (Asn) 〜第 1 3 1番目 (Phe) または第 1 27番目 (Leu) 〜第 1 3 1番目 (Phe) のアミノ酸 配列からなるペプチド (ゥシ RFRP— 3) 、
(vii) 配列番号: 9で表わされるアミノ酸配列の第 58番目 (Ser) 〜第 9 4番目 (Phe) 、 第 72番目 (Val) 〜第 94番目 (Phe) 、 第 75番目 (Met) 〜第 94番目 (Phe) 、 第 83番目 (Val) 〜第 94番目 (Phe) または第 84 番目 (Pro) 〜第 94番目 (Phe) のアミノ酸配列からなるペプチド (マウス RFRP— 1) 、
(viii) 配列番号: 9で表わされるアミノ酸配列の第 1 1 8番目 (Phe) 〜第 1 25番目 (Phe) 、 第 1 1 9番目 (Pro) 〜第 1 25番目 (Phe) 、 第 1 20 番目 (Ser) 〜第 1 25番目 (Phe) または第 1 21番目 (Leu) 〜第 1 25番 目 (Phe) のアミノ酸配列からなるペプチド (マウス RFRP— 3) 、 (ix)配列番号: 7または 22で表わされるアミノ酸配列の第 58番目 (Ser) 〜第 94番目 (Phe) 、 第 72番目 (Asp) 〜第 94番目 (Phe) 、 第 75番目 (Met) 〜第 94番目 (Phe) 、 第 83番目 (Val) 〜第 94番目 (Phe) また は第 84番目 (Pro) 〜第 94番目 (Phe) のアミノ酸配列からなるペプチド (ラッド RFRP— 1) 、
( X ) 配列番号: 7または 2 2で表わされるアミノ酸配列の第 1 1 8番目 (Phe)〜第 1 25番目 (Phe)、第 1 1 9番目 (Pro)〜第 1 25番目 (Phe) 、 第 1 20番目 (Ser) 〜第 1 25番目 (Phe) または第 1 21番目 (Leu) 〜第 1 25番目 (Phe)のアミノ酸配列からなるぺプチド(ラット RFRP— 3)、
(xi) 上記 ( i ) 〜 (X) のペプチドのアミノ酸配列中の 1〜 5個のァミノ 酸が欠失したアミノ酸配列からなるペプチド (欠失型) 、
(xii) 上記 (i ) 〜 (X) のペプチドのアミノ酸配列に 1〜 5個のアミノ酸 が付加したアミノ酸配列からなるペプチド (付加型) 、
(xiii) 上記 ( i ) 〜 (X) のペプチドのアミノ酸配列に 1〜 5個のァミノ 酸が挿入されたアミノ酸配列からなるペプチド (挿入型) 、
(xiv) 上記 ( i) 〜 (x) のペプチドのアミノ酸配列中の 1〜 5個のァミノ 酸で置換されたアミノ酸配列からなるペプチド (置換型) 、 または
(XV) 上記 (xi) 〜 (xiv) の欠失 '付加 ·挿入 ·置換を組み合わせたァミノ 酸配列からなるペプチドである上記 〔1〕 記載の剤、
〔5〕 配列番号: 1で表されるアミノ酸配列と同一もしくは実質的に同一の アミノ酸配列を含有するポリべプチドまたはその部分べプチドをコ一ドする DNAを含有してなる筋疾患、副腎機能障害、痙攣、攻撃性行動、歩行異常、 体温上昇、 白血球数減少、 血小板数減少、 自発行動量 (特に、 夜間自発行動 量) の増加または筋力低下の予防 ·治療 ·改善剤、
〔 6〕 D N Aが配列番号: 1、 配列番号: 3、 配列番号: 5、 配列番号: 7、 配列番号: 9または配列番号: 22で表されるァミノ酸配列からなるポリべ プチドをコードする DN Aである上記 〔5〕 記載の剤、
〔7〕 DNAが、
C i ) 配列番号: 1または配列番号: 3で表わされるァミノ酸配列の第 56 番目 (Ser) 〜第 92番目 (Phe) 、 第 70番目 (Met) 〜第 92番目 (Phe) 、 第 73番目 (Met)〜第 92番目 (Phe)、第 8 1番目 (Met)〜第 92番目 (Phe) または第 84番目 (Ser) 〜第 9 2番目 (Phe) のアミノ酸配列からなるぺプ チド (ヒ ト RFRP— 1) 、 ',
(ii) 配列番号: 1または配列番号: 3で表わされるアミノ酸配列の第 1 0 1番目 (Ser) 〜第 1 1 2番目 (Ser) のアミノ酸配列からなるペプチド (ヒ ト RFRP— 2) 、
(iii) 配列番号: 1または配列番号: 3で表わされるアミノ酸配列の第 1 0 1番目 (Asn) 〜第 1 3 1番目 (Phe) 、 第 1 04番目 (Asn) 〜第 1 3 1番目
(Phe) 、 第 1 1 5番目 (Asn) 〜第 1 3 1番目 (Phe) 、 第 1 24番目 (Val) 〜第 1 3 1番目 (Phe) 、 第 1 25番目 (Pro) 〜第 1 3 1番目 (Phe) 、 第 1 26番目 (Asn) 〜第 1 31番目 (Phe) または第 1 27番目 (Leu) 〜第 1 3 1番目 (Phe) のアミノ酸配列からなるペプチド (ヒ ト RFRP— 3) 、
(iv) 配列番号: 5で表わされるアミノ酸配列の第 58番目 (Ser) 〜第 92
番目 (Phe) 、 第 7 0番目 (Lys) 〜第 9 2番目 (Phe) 、 第 7 3番目 (Met) 〜第 9 2番目 (Phe) 、 第 8 1番目 (Met) 〜第 9 2番目 (Phe) または第 84 番目 (Ser) 〜第 9 2番目 (Phe) のアミノ酸配列からなるペプチド (ゥシ R FRP- 1) 、
( V) 配列番号: 5で表わされるアミノ酸配列の第 1 0 1番目 (Ser) 〜第 1 1 2番目 (Leu) のアミノ酸配列からなるペプチド (ゥシ RFRP— 2) 、
(vi) 配列番号: 5で表わされるアミノ酸配列の第 1 0 1番目 (Ser) 〜第 1 3 1番目 (Phe) 、 第 1 04番目 (Ala) 〜第 1 3 1番目 (Phe) 、 第 1 1 5番 目 (Asn)〜第 1 3 1番目 (Phe)、第 1 24番目 (Val)〜第 1 3 1番目 (Phe)、 第 1 2 5番目 (Pro) 〜第 1 3 1番目 (Phe) 、 第 1 2 6番目 (Asn) 〜第 1 3 1番目 (Phe) または第 1 2 7番目 (Leu) 〜第 1 3 1番目 (Phe) のアミノ酸 配列からなるペプチド (ゥシ RFRP— 3) 、
(vii) 配列番号: 9で表わされるアミノ酸配列の第 5 8番目 (Ser) 〜第 9 4番目 (Phe) 、 第 7 2番目 (Val) 〜第 94番目 (Phe) 、 第 7 5番目 (Met) 〜第 94番目 (Phe) 、 第 8 3番目 (Val) 〜第 94番目 (Phe) または第 84 番目 (Pro) 〜第 94番目 (Phe) のアミノ酸配列からなるペプチド (マウス RFRP- 1) 、
(viii) 配列番号: 9で表わされるアミノ酸配列の第 1 1 8番目 (Phe) 〜第 1 2 5番目 (Phe) 、 第 1 1 9番目 (Pro) 〜第 1 2 5番目 (Phe) 、 第 1 2 0 番目 (Ser) 〜第 1 2 5番目 (Phe) または第 1 2 1番目 (Leu) 〜第 1 2 5番 目 (Phe) のアミノ酸配列からなるペプチド (マウス RFRP— 3) 、
(ix)配列番号: 7または 22で表わされるアミノ酸配列の第 5 8番目 (Ser) 〜第 94番目 (Phe) 、 第 7 2番目 (Asp) 〜第 9 4番目 (Phe) 、 第 7 5番目
(Met) 〜第 9 4番目 (Phe) 、 第 8 3番目 (Val) 〜第 94番目 (Phe) また は第 84番目 (Pro) 〜第 94番目 (Phe) のアミノ酸配列からなるペプチド (ラット RFRP— 1) 、
( X ) 配列番号: 7または 2 2で表わされるアミノ酸配列の第 1 1 8番目 (Phe)〜第 1 2 5番目 (Phe)、第 1 1 9番目 (Pro)〜第 1 2 5番目 (Phe) 、
第 1 20番目 (Ser) 〜第 1 25番目 (Phe) または第 1 21番目 (Leu) 〜第 1 25番目 (Phe)のアミノ酸配列がらなるぺプチド(ラット RFRP— 3.)、 (xi) 上記 ( i ) 〜 (X) のペプチドのアミノ酸配列中の 1〜 5個のァミノ 酸が欠失したアミノ酸配列からなるペプチド (欠失型) 、
(xii) 上記 ( i ) 〜 (X) のペプチドのアミノ酸配列に 1〜5個のアミノ酸 が付加したアミノ酸配列からなるペプチド (付加型) 、
(xiii) 上記 ( i ) 〜 (X ) のペプチドのアミノ酸配列に 1〜 5個のァミノ 酸が挿入されたアミノ酸配列からなるペプチド (挿入型) 、
(xiv) 上記 ( i ) 〜 (X) のペプチドのアミノ酸配列中の 1〜 5個のァミノ 酸で置換されたアミノ酸配列からなるペプチド (置換型) 、 または
(XV) 上記 (xi) 〜 (xiv) の欠失 ·付加 ·挿入 ·置換を組み合わせたァミノ 酸配列からなるぺプチド、
をコードする DN Aである上記 〔5〕 記載の剤、
〔8〕 配列番号: 1で表されるアミノ酸配列と同一もしくは実質的に同一の ァミノ酸配列を含有するポリべプチドまたはその部分べプチドをコ一ドする DNAを含有してなる筋疾患、副腎機能障害、痙攣、攻撃性行動、歩行異常、 体温変化、 白血球数変化、 血小板数変化、 自発行動量 (特に、 夜間自発行動 量) の変化または筋力変化の診断剤、
〔9〕 配列番号: 1で表されるアミノ酸配列と同一もしくは実質的に同一の アミノ酸配列を含有するポリペプチド、 その部分ペプチドもしくはそのアミ ドもしくはそのエステルまたはその塩に対する抗体を含有してなる筋疾患、 副腎機能障害、体温減少、 白血球数増加、血小板数増加または自発行動量(特 に、 夜間自発行動量) の減少の予防 ·治療,改善剤、
〔10〕 配列番号: 1で表されるアミノ酸配列と同一もしくは実質的に同一 のアミノ酸配列を含有するポリペプチド、 その部分ペプチドもしくはそのァ ミ ドもしくはそのエステルまたはその塩に対する抗体を含有してなる筋疾患、 副腎機能障害、 痙攣、 攻撃性行動、 歩行異常、 体温変化、 白血球数変化、 血 小板数変化、 自発行動量 (特に、 夜間自発行動量) の変化、 筋力変化の診断
剤、
〔1 1〕 配列番号: 1で表されるアミノ酸配列と同一もしくは実質的に同一 のアミノ酸配列を含有するポリべプチドまたはその部分ぺプチドをコ一ドす る D N Aに相補的な塩基配列またはその一部を含有するアンチセンス D N A を含有してなる筋疾患、 副腎機能障害、.体温減少、 白血球数増加、 血小板数 増加または自発行動量 (特に、 夜間自発行動量) の減少の予防 ·治療。改善 剤、
〔1 2〕 配列番号: 1で表されるアミノ酸配列と同一もしくは実質的に同一 のアミノ酸配列を含有するポリべプチドまたはその部分ぺプチドの発現量を 増加させる化合物またはその塩を含有してなる筋疾患、副腎機能障害、痙攣、 攻撃性行動、 歩行異常、 体温上昇、 白血球数減少、 血小板減少、 自発行動量 (特に、 夜間自発行動量) の増加または筋力低下の予防 ·治療 ·改善剤、
〔1 3〕 配列番号: 1で表されるアミノ酸配列と同一もしくは実質的に同一 のアミノ酸配列を含有するポリぺプチドまたはその部分べプチドの発現量を 減少させる化合物またはその塩を含有してなる筋疾患、 副腎機能障害、 体温 減少、 白血球数増加、 血小板数増加または自発行動量 (特に、 夜間自発行動 量) の減少の予防 ·治療 ·改善剤、
〔1 4〕 配列番号: 1 1で表されるアミノ酸配列と同一もしくは実質的に同 一のアミノ酸配列を含有するレセプター蛋白質 O T 7 T 0 2 2、 その部分べ プチドまたはその塩を含有してなる筋疾患、 副腎機能障害、 痙攣、 攻撃性行 動、 歩行異常、 体温上昇、 白血球数減少、血小板数減少、 自発行動量 (特に、 夜間自発行動量) の増加または筋力低卞の予防》治療 ·改善剤、
〔1 5〕 O T 7 T 0 2 2が配列番号: 1 1で表されるアミノ酸配列からなる レセプタ'一蛋白質である上記 〔1 4〕 記載の剤、 〔1 6〕 配列番号: 1 1で表されるアミノ酸配列と同一もしくは実質的に同 一のアミノ酸配列を含有するレセプター蛋白質 O T 7 T 0 2 2またはその部 分べプチドをコードする D N Aを含有してなる筋疾患、副腎機能障害、痙攣、 攻撃性行動、 歩行異常、 体温上昇、 白血球数減少、 血小板数減少、 自発行動
量 (特に、 夜間自発行動量) の増加または筋力低下の予防 ·治療 '改善剤、
〔1 7 ] D N Aが配列番号: 1 1で表されるアミノ酸配列からなるレセプタ 一蛋白質 O T 7 T 0 2 2またはその部分べプチドをコ一ドする D N Aである 上記 〔1 6〕 記載の剤、
〔1 8〕 配列番号: 1 1で表されるアミノ酸配列と同一もしくは実質的に同 一のアミノ酸配列を含有するレセプター蛋白質 O T 7 T 0 2 2またはその部 分ぺプチドをコードする D N Aを含有してなる筋疾患、副腎機能障害、痙攣、 攻撃性行動、 歩行異常、 体温変化、 白血球数変化、 血小板数変化、 自発行動 量 (特に、 夜間自発行動量) の変化または筋力変化の診断剤、
〔1 9〕 配列番号: 1 1で表されるアミノ酸配列と同一もしくは実質的に同 一のアミノ酸配列を含有するレセプター蛋白質 O T 7 T 0 2 2、 その部分べ プチドまたはその塩に対する抗体を含有してなる筋疾患、 副腎機能障害、 体 温減少、 白血球数増加、 血小板数増加または自発行動量 (特に、 夜間自発行 動量) の減少の予防 ·治療 ·改善剤、
〔2 0〕 配列番号: 1 1で表されるアミノ酸配列と同一もしくは実質的に同 —のァミス酸配列を含有するレセプター蛋白質 O T 7 T 0 2 2、 その部分べ プチドまたはその塩に対する抗体を含有してなる筋疾患、 副腎機能障害、 痙 攣、 攻撃性行動、 歩行異常、 体温変化、 白血球数変化、 血小板数変化、 自発 行動量 (特に、 夜間自発行動量) の変化または筋力変化の診断剤、
〔2 1〕 配列番号: 1 1で表されるアミノ酸配列と同一もしくは実質的に同 一のアミノ酸配列を含有するレセプター蛋白質 O T 7 T 0 2 2またはその部 分ぺプチドをコードする D N Aに相補的な塩基配列またはその一部を含有す るアンチセンス D N Aを含有してなる筋疾患、 副腎機能障害、 体温減少、 白 血球数増加、 血小板数増加または自発行動量 (特に、 夜間自発行動量) の減 少の予防 ·治療 ·改善剤、
〔2 2〕 配列番号: 1 1で表されるアミノ酸配列と同一もしくは実質的に同 一のアミノ酸配列を含有するレセプター蛋白質 O T 7 T 0 2 2、 その部分べ プチドまたはその塩に対するァゴニストを含有してなる筋疾患、 副腎機能障
害、 痙攣、 攻撃性行動、 歩行異常、 体温上昇、 白血球数減少、 血小板数減少、 自発行動量 (特に、 夜間自発行動量) の増加または筋力低下の予防 '治療 · 改善剤、
〔2 3〕 配列番号: 1 1で表されるアミノ酸配列と同一もしくは実質的に同 一のアミノ酸配列を含有するレセプター蛋白質 O T 7 T 0 2 2、 その部分べ プチドまたはその塩に対するアンタゴニストを含有してなる筋疾患、 副腎機 能障害、 体温減少、 白血球数増加、 血小板数増加または自発行動量 (特に、 夜間自発行動量) の減少の予防 ·治療 ·改善剤、
〔2 4〕 配列番号: 1 1で表されるアミノ酸配列と同一もしくは実質的に同 一のァミノ酸配列を含有するレセプター蛋白質 O T 7 T 0 2 2またはその部 分ぺプチドの発現量を増加させる化合物またはその塩を含有してなる筋疾患、 副腎機能障害、 痙攣、 攻撃性行動、 歩行異常、 体温上昇、 白血球数減少、 血 小板数減少、 自発行動量 (特に、 夜間自発行動量) の増加または筋力低下の 予防 ·治療 ·改善剤、 '
〔2 5〕 配列番号: 1 1で表されるアミノ酸配列と同一もしくは実質的に同 一のアミノ酸配列を含有するレセプター蛋白質 O T 7 T 0 2 2またはその部 分ペプチドの発現量を減少させる化合物またはその塩を含有してなる筋疾患、 副腎機能障害、体温減少、 白血球数増加、血小板数増加または自発行動量(特 に、 夜間自発行動量) の減少の予防 ·治療 ·改善剤、
〔2 6〕 哺乳動物に対して、
( i ) 配列番号: 1で表されるアミノ酸配列と同一もしくは実質的に同一の ァミノ酸配列を含有するポリべプチド、 その部分べプチドもしくはそのアミ ドもしくはそのエステルまたはその塩、
( i i) 配列番号: 1で表されるアミノ酸配列と同一もしくは実質的に同一の ァミノ酸配列を含有するポリべプチドまたはその部分べプチドをコ一ドする
D N A、
( i ii) 配列番号: 1で表されるアミノ酸配列と同一もしくは実質的に同一の アミノ酸配列を含有するポリべプチドまたはその部分べプチドの発現量を增
加させる化合物またはその塩、
( iv) 配列番号: 1 1で表されるアミノ酸配列と同一もしくは実質的に同一 のアミノ酸配列を含有するレセプター蛋白質 O T 7 T 0 2 2、 その部分ぺプ チドまたはその塩、
( V ) 配列番号: 1 1で表されるアミノ酸配列と同一もしくは実質的に同一 のアミノ酸配歹 ijを含有するレセプター蛋白質 O T 7 T 0 2 2またはその部分 ペプチドをコードする D N A、
(vi) 配列番号: 1 1で表されるアミノ酸配列と同一もしくは実質的に同一 のアミノ酸配列を含有するレセプター蛋白質 O T 7 T 0 2 2、 その部分ぺプ チドまたはその塩に対するァゴニスト、 または
(vi i) 配列番号: 1 1で表されるアミノ酸配列と同一もしくは実質的に同一 のアミノ酸配列を含有するレセプター蛋白質 O T 7 T 0 2 2またはその部分 ぺプチドの発現量を増加させる化合物またはその塩の有効量を投与すること を特徴とする筋疾患、 副腎機能障害、 痙攣、 攻撃性行動、 歩行異常、 体温上 昇、 白血球数減少、 血小板数減少、 自発行動量 (特に、 夜間自発行動量) の 増加または筋力低下の予防 ·治療 ·改善方法、
〔2 7〕 哺乳動物に対して、
( i ) 配列番号: 1で表されるアミノ酸配列と同一もしくは実質的に同一の ァミノ酸配列を含有するポリぺプチド、 その部分ぺプチドもしくはそのアミ ドもしくはそのエステルまたはその塩に対する抗体、
( i i) 配列番号: 1で表されるアミノ酸配列と同一もしくは実質的に同一の ァミノ酸配列を含有するポリべプチドまたはその部分ぺプチドをコ一ドする D N Aに相捕的な塩基配列またはその一部を含有するアンチセンス D N A、
(i i i) 配列番号: 1で表されるアミノ酸配列と同一もしくは実質的に同一の アミノ酸配列を含有するポリべプチドまたはその部分べプチドの発現量を減 少させる化合物またはその塩、
( iv) 配列番号: 1 1で表されるアミノ酸配列と同一もしくは実質的に同一 のアミノ酸配列を含有するレセプター蛋白質 O T 7 T 0 2 2、 その部分ぺプ
チドまたはその塩に対する抗体、
( V ) 配列番号: 1 1で表されるアミノ酸配列と同一もしくは実質的に同一 のアミノ酸配列を含有するレセプター蛋白質 O T 7 T 0 2 2またはその部分 ぺプチドをコ一ドする D N Aに相補的な塩基配列またはその一部を含有する アンチセンス D N A、
(vi) 配列番号: 1 1で表されるアミノ酸配列と同一もしくは実質的に同一 のアミノ酸配列を含有するレセプター蛋白質 O T 7 T 0 2 2、 その部分ぺプ チドまたはその塩に対するアンタゴニスト、 または
(vi i) 配列番号: 1 1で表されるアミノ酸配列と同一もしくは実質的に同一 のアミノ酸配列を含有するレセプター蛋白質 O T 7 T 0 2 2またはその部分 ぺプチドの発現量を減少させる化合物またはその塩の有効量を投与すること を特徴とする筋疾患、 副腎機能障害、 体温減少、 白血球数増加、 血小板数増 加または自発行動量 (特に、 夜間自発行動量) の減少の予防 ·治療 ·改善方 法、
〔2 8〕 筋疾患、 副腎機能障害、 痙攣、 攻撃性行動、 歩行異常、 体温上昇、 白血球数減少、 血小板数減少、 自発行動量 (特に、 夜間自発行動量) の増加 または筋力低下の予防 ·治療 ·改善剤を製造するための
( i ) 配列番号: 1で表されるアミノ酸配列と同一もしくは実質的に同一の ァミノ酸配列を含有するポリペプチド、 その部分べプチドもしくはそのアミ ドもしくはそのエステルまたはその塩、
( i i) 配列番号: 1で表されるアミノ酸配列と同一もしくは実質的に同一の アミノ酸配列を含有するポリべプチドまたはその部分べプチドをコードする D N A、
(i i i) 配列番号: 1で表されるアミノ酸配列と同一もしくは実質的に同一の アミノ酸配列を含有するポリべプチドまたはその部分ぺプチドの発現量を増 加させる化合物またはその塩、
( iv) 配列番号: 1 1で表されるアミノ酸配列と同一もしくは実質的に同一 のアミノ酸配列を含有するレセプター蛋白質 O T 7 T 0 2 2、 その部分ぺプ
チドまたはその塩、
(v) 配列番号: 1 1で表されるアミノ酸配列と同一もしくは実質的に同一 のアミノ酸配列を含有するレセプター蛋白質 OT 7T 022またはその部分 ぺプチドをコ一ドする DNA、
(vi) 配列番号: 1 1で表されるアミノ酸配列と同一もしくは実質的に同一 のアミノ酸配列を含有するレセプター蛋白質 OT 7 T 022、 その部分ぺプ チドまたはその塩に対するァゴニスト、 または
(vii) 配列番号: 1 1で表されるアミノ酸配列と同一もしくは実質的に同一 のアミノ酸配列を含有するレセプター蛋白質 OT 7T 022またはその部分 ぺプチドの発現量を増加させる化合物またはその塩の使用、
〔29〕 筋疾患、 副腎機能障害、 体温減少、 白血球数増加、 血小板数増加ま たは自発行動量 (特に、 夜間自発行動量) の減少の予防 ·治療 ·改善剤を製 造するための
( i ) 配列番号: 1で表されるアミノ酸配列と同一もしくは実質的に同一の アミノ酸配列を含有するポリペプチド、 その部分ペプチドもしくはそのアミ ドもしくはそのエステルまたはその塩に対する抗体、
(ii) 配列番号: 1で表されるアミノ酸配列と同一もしくは実質的に同一の , ァミノ酸配列を含有するポリべプチドまたはその部分べプチドをコードする DNAに相捕的な塩基配列またはその一部を含有するアンチセンス DNA、 (iii) 配列番号: 1で表されるアミノ酸配列と同一もしくは実質的に同一の ァミノ酸配列を含有するポリぺプチドまたはその部分べプチドの発現量を減 少させる化合物またはその塩、 .
(iv) 配列番号: 1 1で表されるアミノ酸配列と同一もしくは実質的に同一 のアミノ酸配列を含有するレセプター蛋白質 OT 7 T 022、 その部分ぺプ チドまたはその塩に対する抗体、
(v) 配列番号: 1 1で表されるアミノ酸配列と同一もしくは実質的に同一 のアミノ酸配列を含有するレセプター蛋白質 OT 7 T 022またはその部分 ぺプチドをコ一ドする DNAに相補的な塩基配列またはその一部を含有する
アンチセンス DNA、
(vi) 配列番号: 1 1で表されるアミソ酸配列と同一もしくは実質的に同一 のアミノ酸配列を含有するレセプター蛋白質 OT 7 TO 22、 その部分ぺプ チドまたはその塩に対するアンタゴュス ト、 または
(vii) 配列番号: 1 1で表されるアミノ酸配列と同一もしくは実質的に同一 のアミノ酸配列を含有するレセプター蛋白質 OT 7 T 022またはその部分 ぺプチドの発現量を減少させる化合物またはその塩の使用、
〔30〕 OT 7 T 022遺伝子が不活性化された哺乳動物胚幹細胞、
〔3 1〕 薬剤耐性である上記 〔30〕 記載の胚幹細胞、
〔32〕 薬剤がネオマイシンである上記 〔29〕 記載の胚幹細胞、
〔33〕 レポーター遺伝子の挿入により OT 7 T 022遺伝子が不活性化さ れた上記 〔30〕 記載の胚幹細胞、
〔34〕 レポーター遺伝子が 1 a c Z遺伝子である上記 〔33〕 記載の胚幹 細胞、
〔35〕 哺乳動物がマウスである上記 〔30〕 記載の胚幹細胞、
〔36〕 OT 7T022遺伝子が配列番号: 1 2、 配列番号: 25、 配列番 号: 26、 配列番号: 28または配列番号: 32で表わされる塩基配列を含 有する遺伝子である上記 〔30〕 記載の胚幹細胞、
〔37〕 OT 7T 022遺伝子発現不全非ヒ ト喻乳動物、
〔38〕 レポーター遺伝子の挿入により OT 7 T 022遺伝子が不活性化さ れた上記 〔37〕 記載の動物、
〔39〕 非ヒ ト哺乳動物がマウスである上記 〔3 7〕 記載の動物、 〔40〕 OT 7T022遺伝子が配列番号: 1 2、 配列番号: 28または配 列番号: 32で表わされる塩基配列を含有する遺伝子である上記 〔37〕 記 載の動物、
〔4 1〕 野生型非ヒト哺乳動物に比べて、 胸腺退縮遅延がみられる上記 〔3 7〕 記載の動物、
〔42〕 野生型非ヒ ト哺乳動物に比べて、 後退歩行がみられる上記 〔3 7〕
記載の動物、
〔4 3〕 野生型非ヒト哺轧動物に比べて、 侵害刺激 (例、 熱侵害刺激) に対 して鈍麻がみられる上記 〔3 7〕 記載の動物、
〔4 4〕 野生型非ヒ ト哺乳動物に比べて、 攻撃的行動が多い上記 〔3 7〕 記 載の動物、
〔4 5〕 野生型非ヒ ト哺乳動物に比べて、 腎臓絶対重量または胸腺絶対重量 の低下がみられる上記 〔3 7〕 記載の動物、
〔4 6〕 野生型非ヒ ト哺乳動物に比べて、 白血球数または血小板数の減少が みられる上記 〔3 7〕 記載の動物、
〔4 7 ] 野生型非ヒ ト哺乳動物に比べて、 筋力が低下している上記 〔3 7〕 記載の動物、
〔4 8〕 上記 〔3 7〕 記載の動物もしくはその組織またはそれらに由来する 細胞を用いることを特徴とする、 痛覚障害、 眼疾患、 下垂体疾患、 筋疾患、 心疾患、 血液疾患、 腎疾患、'免疫疾患、 副腎機能障害、 摂食障害、 肥満、 情 動障害、 精神分裂病、 うつ病、 不安症、性機能障害、 肥満、 痙攣、 てんかん、 攻撃性行動、 歩行異常、 体温上昇、 白血球数減少、 血小板数減少、 自発行動 量 (特に、 夜間自発行動量) の増加または筋力低下の予防 ·治療 ·改善薬の スクリーニング方法、
〔4 9〕 上記 〔3 7〕 記載の動物もしくはその組織またはそれらに由来する 細胞に試験化合物を投与することを特徴とする上記 〔4 8〕 記載のスクリー ニング方法、
〔5 0〕上記〔4 8〕記載のスクリーニング方法により得られる、痛覚障害、 眼疾患、 下垂体疾患、 筋疾患、 心疾患、 血液疾患、 腎疾患、 免疫疾患、 副腎 機能障害、 摂食障害、 肥満、 情動障害、 精神分裂病、 うつ病、 不安症、 性機 能障害、 肥満、 痙攣、 てんかん、 攻撃性行動、 歩行異常、 体温上昇、 白血球 数減少、 血小板数減少、 自発行動量 (特に、 夜間自発行動量) の増加または • 筋力低下の予防 ·治療 ·改善薬、
〔5 1〕 上記 〔4 8〕記載のスクリーニング方法により得られる予防 '治療 ·
改善薬を含有してなる痛覚障害、 眼疾患、 下垂体疾患、 筋疾患、 心疾患、 血 液疾患、 腎疾患、 免疫疾患、 副腎機能障害、 摂食障害、 肥満、 情動障害、 精 神分裂病、 うつ病、 不安症、 性機能障害、 肥満、 痙攣、 てんかん、 攻撃性行 動、 歩行異常、 体温上昇、 白血球数減少、血小板数減少、 自発行動量 (特に、 夜間自発行動量) の増加または筋力低下の予防 ·治療 ·改善剤、
〔5 2〕 上記 〔3 7〕 記載の動物と他の病態モデル動物との交配によって生 じる病態モデル動物、
〔5 3〕 上記 〔3 7〕 記載の動物に対する薬剤誘発またはス トレス負荷によ つて生じる病態モデル動物、
〔5 4〕 上記 〔5 2〕 記載の動物に対する薬剤誘発またはス トレス負荷によ つて生じる病体モデル動物、
〔5 5〕 上記 〔5 2〕 〜 〔5 4〕 のいずれかに記載の動物もしくはその組織 またはそれらに由来する細胞を用いることを特徴とする、痛覚障害、眼疾患、 下垂体疾患、 筋疾患、 心疾患、血液疾患、 腎疾患、 免疫疾患、 副腎機能障害、 摂食障害、 肥満、 情動障害、 精神分裂病、 うつ病、 不安症、 性機能障害、 肥 満、 痙攣、 てんかん、 攻撃性行動、 歩行異常、 体温上昇、 白血球数減少、 血 小板数減少、 自発行動量 (特に、 夜間自発行動量) の増加または筋力低下の 予防 ·治療 ·改善薬のスクリーニング方法、
〔5 6〕 上記 〔5 2〕 〜 〔5 4〕 のいずれかに記載の動物もしくはその組織 またはそれらに由来する細胞に試験化合物を投与することを特徴とする、 痛 覚障害、 眼疾患、 下垂体疾患、 筋疾患、 心疾患、 血液疾患、 腎疾患、 免疫疾 患、 副腎機能障害、 摂食障害、 肥満、 情動障害、 精神分裂病、 うつ病、 不安 症、 性機能障害、 肥満、 痙攣、 てんかん、 攻撃性行動、 歩行異常、 体温上昇、 白血球数減少、 血小板数減少、 自発行動量 (特に、 夜間自発行動量) の増加 または筋力低下の予防 ·治療 ·改善薬のスクリ一二ング方法、
〔5 7〕 上記 〔5 5〕 または 〔5 6〕 記載のスクリーニング方法により得ら れる、 痛覚障害、 眼疾患、 下垂体疾患、 筋疾患、 心疾患、 血液疾患、 腎疾患、 免疫疾患、 副腎機能障害、 摂食障害、 肥満、 情動障害、 精神分裂病、 うつ病、
不安症、 性機能障害、 肥満、 痙攣、 てんかん、 攻撃性行動、 歩行異常、 体温 上昇、 白血球数減少、 血小板数減少、 自発行動量 (特に、 夜間自発行動量) の増加または筋力低下の予防 ·治療 ·改善薬、
〔5 8〕 上記 〔5 5〕 または 〔5 6〕 記載のスクリーニング方法により得ら れる予防 ·治療 ·改善薬を含有してなる痛覚障害、 眼疾患、 下垂体疾患、 筋 疾患、 心疾患、 血液疾患、 腎疾患、 免疫疾患、 副腎機能障害、 摂食障害、 肥 満、 情動障害、 精神分裂病、 うつ病、 不安症、 性機能障害、 肥満、 痙攣、 て んかん、 攻撃性行動、 歩行異常、 体温上昇、 白血球数減少、 血小板数減少、 自発行動量 (特に、 夜間自発行動量) の増加または筋力低下の予防 ·治療 - 改善剤、
〔5 9〕 上記 〔3 8〕 記載の動物に、 試験化合物を投与し、 レポーター遺伝 子の発現を検出することを特徴とする O T 7 T 0 2 2遺伝子に対するプロモ 一ター活性を促進または阻害する化合物またはその塩のスクリーニング方法、
〔6 0〕 上記 〔5 9〕 記載のスクリーニング方法で得られうる O T 7 T 0 2 2遺伝子に対するプロモーター活性を促進または阻害する化合物またはその 塩、
〔6 1〕 上記 〔5 9〕 記載のスクリーニング方法で得られうる O T 7 T 0 2 '2遺伝子に対するプロモーター活性を促進する化合物またはその塩を含有し てなる痛覚障害、 眼疾患、 下垂体疾患、 筋疾患、 心疾患、 血液疾患、 腎疾患、 免疫疾患、 副腎機能障害、 摂食障害、 肥満、 情動障害、 精神分裂病、 うつ病、 不安症、 性機能障害、 肥満、 痙攣、 てんかん、 攻撃性行動、 歩行異常、 体温 上昇、 白血球数減少、 血小板数減少、 自発行動量 (特に、 夜間自発行動量) の增加または筋力低下の予防 ·治療 ·改善剤、
〔6 2〕 上記 〔5 9〕 記載のスクリーニング方法で得られうる O T 7 T 0 2 2遺伝子に対するプロモーター活性を阻害する化合物またはその塩を含有し てなる筋疾患、 副腎機能障害、 体温減少、 '白血球数増加、 血小板数増加また は自発行動量 (特に、 夜間自発行動量) の減少の予防 ·治療 ·改善剤、 鎮痛 剤、 モルヒネの鎮痛作用促進剤、 モルヒネ耐性回避剤またはモルヒネ依存性
回避剤、 .
〔6 3〕 配列番号: 1で表されるアミノ酸配列と同一もしくは実質的に同一 のアミノ酸配列を含有するポリべプチド、 その部分ぺプチドもしくはそのァ ミ ドもしくはそのエステルまたはその塩、 および (または) 配列番号: 1 1 で表されるアミノ酸配列と同一もしくは実質的に同一のアミノ酸配列を含有 するレセプター蛋白質 O T 7 T 0 2 2、 その部分べプチドまたはその塩を用 いることを特徴とする筋疾患、副腎機能障害、痙攣、攻撃性行動、歩行異常、 体温上昇、 白血球数減少、 血小板数減少、 自発行動量 (特に、 夜間自発行動 量) の増加、 筋力低下、 体温減少、 白血球数増加、 血小板数増加または自発 行動量 (特に、 夜間自発行動量) の減少の減少の予防 ·治療 ·改善薬のスク リーニング方法、 および
〔6 4〕 配列番号: 1で表されるアミノ酸配列と同一もしくは実質的に同一 のアミノ酸配列を含有するポリべプチド、 その部分べプチドもしくはそのァ ミ ドもしくはそのエステルまたはその塩、 および (または) 配列番号: 1 1 で表されるアミノ酸配列と同一もしくは実質的に同一のアミノ酸配列を含有 するレセプター蛋白質 O T 7 T 0 2 2、 その部分べプチドまたはその塩を含 有してなる筋疾患、 副腎機能障害、痙攣、攻撃性行動、歩行異常、体温上昇、 白血球数減少、血小板数減少、 自発行動量(特に、夜間自発行動量) の増加、 筋力低下、体温減少、 白血球数増加、血小板数増加または自発行動量(特に、 夜間自発行動量) の減少の予防。治療 '改善薬のスクリーニング用キットを 提供する。 図面の簡単な説明
図 1は O T 7 T 0 2 2ターゲティングベクターの概略図を示す。
発明を実施するための最良の形態
本発明で用いられる R F R Pは、 配列番号: 1で表わされるアミノ酸配列 と同一もしくは実質的に同一のアミノ酸配列を含有するポリべプチド(以下、
RFRPと称する場合がある) であり、 ヒ トゃ温血動物 (例えば、 モルモッ ト、 ラット、 マウス、 ニヮトリ、 ゥサギ、 ブタ、 ヒッジ、 ゥシ、 サルなど) の細胞 (例えば、 網膜細胞、 肝細胞、 脾細胞、 神経細胞、 グリア細胞、 滕臓 ]3細胞、 骨髄細胞、 メサンギゥム細胞、 ランゲルハンス細胞、 表皮細胞、 上 皮細胞、内皮細胞、繊維芽細胞、繊維細胞、筋細胞、脂肪細胞、免疫細胞(例、 マクロファージ、 · T細胞、 B細胞、 ナチュラルキラー細胞、 肥満細胞、 好中 球、 好塩基球、 好酸球、 単球) 、 巨核球、 滑膜細胞、 軟骨細胞、 骨細胞、 骨 芽細胞、 破骨細胞、 乳腺細胞、 肝細胞もしくは間質細胞、 またはこれら細胞 の前駆細胞、 幹細胞もじくは癌細胞など) もしくはそれらの細胞が存在する あらゆる組織、 例えば、 脳、 脳の各部位 (例、 網膜、 嗅球、 扁桃核、 大脳基 底球、 海馬、 視床、 視床下部、 大脳皮質、 延髄、 小脳) 、 脊髄、 下垂体、 胃、 睦臓、 腎臓、 肝臓、 生殖腺、 甲状腺、 胆のう、 骨髄、 副腎、 皮膚、 筋肉、 肺、 消化管 (例、 大腸、 小腸) 、 血管、 心臓、 胸腺、 脾臓、 顎下腺、 末梢血、 前 立腺、 睾丸、 卵巣、 胎盤、 子宮、 骨、 関節、 骨格筋など、 または血球系の細 胞もしくはその培養細胞 (例えば、 ME L, Ml , CTLL-2, ΗΤ— 2, WEH 1 - 3, HL— 6 0, 】 O SK— l, K 5 6 2, ML— 1 , MOLT 一 3, MOLT-4, MOLT— 1 0, CCRF-CEM, TAL L- 1 , J u r k a t , CCRT-HS B- 2, KE— 3 7, S KW— 3 , HUT— 7 8, HUT- 1 0 2, H 9 , U 9 3 7 , THP— 1, HEL, J K- 1 , CMK, KO- 8 1 2, MEG— 0 1など) に由来するポリペプチドであつ てもよく、 合成ポリペプチドであってもよい。
配列番号: 1で表わされるァミノ酸配列と実質的に同一のァミノ酸配列と しては、 配列番号: 1で表わされるアミノ酸配列と約 70%以上、 好ましく は約 8 0 %以上、 より好ましくは約 9 0 %以上、 さらに好ましくは約 9 5 % 以上の相同性を有するアミノ酸配列などがあげられる。
アミノ酸配列の相同性は、 相同性計算アルゴリズム NCB I B LAS T (N a t i o n a l C e n t e r f o r B i o t e c h n o l o g y I n f o r m a t i o n B a s i c L o c a A l i g nm e n t
S e a r c h T o o l ) を用い、 以下の条件 (期待値 = 1 0 ;ギヤップを 許す;マトリクス =B LOSUM6 2 ; フィルタリング = OF F) にて計算 することができる。
例えば、 配列番号: 1で表わされるアミノ酸配列と実質的に同一のァミノ 酸配列としては、 配列番号: 1で表わされるアミノ酸配列の第 2 2〜1 8 0 番目のァミノ酸配列を有するァミノ酸配列や、配列番号: 3、配列番号: 5、 配列番号: 7、 配列番号: 9または配列番号: 2 2で表されるアミノ酸配列 などがあげられる。
本発明に用いられる RFRPは、 具体的には、 前記の配列番号: 1で表わ されるアミノ酸配列からなるポリペプチドまたは配列番号: 1で表わされる アミノ酸配列と実質的に同一のアミノ酸配列 (例えば、 配列番号: 3、 配列 番号: 5、 配列番号: 7、 配列番号: 9または配列番号: 2 2で表されるァ ミノ酸配列など) を有し、 配列番号: 1で表わされるァミノ酸配列からなる ポリぺプチドと実質的に同質のプロラクチン分泌促進活性などを有するポリ ペプチドである。
実質的に同質とは、 プロラクチン分泌促進活性などが性質的に (例、 生理 化学的に、 または薬理学的に) 同質であることを示す。 従って、 プロラクチ ン分泌促進活性が同等 (例、 約 0. 1〜 1 0 0倍、 好ましくは約 0. 5〜 1 0倍、 より好ましくは 0. 5〜2倍) であることが好ましいが、 これらの活 性の程度、 ポリペプチドの分子量などの量的要素は異なっていてもよい。 プロラクチン分泌促進活性の測'定は、 自体公知の方法に準じて行なうこと ができるが、 例えば、 WO 0 1/6 6 1 3 4号の実施例 1に従って測定する ことができる。
また、 RFRPとしては、 例えば、 ①配列番号: 1、 配列番号: 3、 配列 番号: 5、 配列番号: 7、 配列番号: 9または配列番号: 2 2で表わされる アミノ酸配列中の 1〜20個(好ましくは、 1〜1 5個、 さらに好ましくは、 1〜 5個、 より好ましくは、 1〜3個)のアミノ酸が欠失したアミノ酸配列、 ②配列番号: 1、 配列番号: 3、 配列番号: 5、 配列番号: 7、 配列番号:
9または配列番号: 2 2で表わされるァミノ酸配列に 1〜 20個 (好ましく は、 1〜1 5個、 さらに好ましくは、 1〜5個、 より好ましくは、 1〜3個) のアミノ酸が付加したアミノ酸配列、 ③配列番号: 1、 配列番号: 3、 酉己列 番号: 5、 配列番号: 7、 配列番号: 9または配列番号: 2 2で表わされる アミノ酸配列に 1〜2 0個 (好ましくは、 1〜 1 5個、 さらに好ましくは、 1〜5個、 より好ましくは、 1〜3個) のアミノ酸が挿入されたアミノ酸配 列、 ④配列番号: 1、 配列番号: 3、 配列番号: 5、 配列番号: 7、 配列番 号: 9または配列番号: 2 2で表わされるアミノ酸配列中の 1〜2 0個 (好 ましくは、 1〜 1 5個、 さらに好ましくは、' 1〜5個、 より好ましくは、 1 〜3個) のアミノ酸が他のアミノ酸で置換されたアミノ酸配列、 または⑤そ れら欠失 ·付加 ·挿入 ·置換を組み合わせたアミノ酸配列を有するポリぺプ チドも含まれる。 .
上記のようにァミノ酸配列が欠失、付加、挿入または置換されている場合、 その欠失、 付加、 挿入または置換の位置は特に限定されない。
本明細書におけるポリぺプチドは、 ぺプチド標記の慣例に従って左端が N 末端 (ァミノ末端) 、 右端が C末端 (カルボキシル末端) である。 配列番号: 1で表わされるアミノ酸配列からなるヒ ト RFRPをはじめとする RFRP は、 C末端がカルボキシル基(一COOH)、カルボキシレート(一 COO一)、 アミ ド(一 CONH2)またはエステル(一 COOR)の何れであってもよい。 ここでエステルにおける Rとしては、 例えば、 メチル、 ェチル、 n—プロ ピル、 ィソプロピルもしくは n—プチルなどの C卜 6アルキル基、例えば、 シ クロペンチル、 シクロへキシルなどの C3— 8シクロアルキル基、例えば、 フエ ニル、 α—ナフチルなどの C6— 12ァリール基、 例えば、 ベンジル、 フエネチ ルなどのフエ-ルー C i— 2アルキル基もしくはひ 一ナフチルメチルなどのひ 一ナフチルー アルキル基などの C7— 14ァラルキル基のほか、 経口用ェ ステルとして汎用されるビバロイルォキシメチル基などが用いられる。
RFRPが C末端以外にカルボキシル基 (またはカルボキシレート) を有 している場合、 カルボキシル基がアミ ド化またはエステル化されているもの
も本発明でいう RFRPの範囲に含まれる。 この場合のエステルとしては、 例えば上記したじ末端のエステルなどが用いられる。
さらに、 RFRPには、 N末端のアミノ酸残基 (例、 メチォニン残基) の ァミノ基が保護基(例えば、 ホルミル基、 ァセチル基などの アルカノィ ルなどの C卜 6ァシル基など)で保護されているもの、生体内で切断されて生 成する N末端のダルタミル基がピログルタミン酸化したもの、 分子内のアミ ノ酸の側鎖上の置換基(例えば一 OH、 — SH、 ァミノ基、イミダゾール基、 インドール基、 グァ -ジノ基など) が適当な保護基 (例えば、 ホルミル基、 ァセチル基などの C i— 6アル力ノィル基などの C — 6ァシル基など)で保護さ れているもの、 あるいは糖鎖が結合したいわゆる糖蛋白質などの複合蛋白質 なども含まれる。 以下、 これらのポリペプチドを含めて RFRPと略称する こともある。
本発明で用いられる RFRPの具体例としては、 例えば、 配列番号: 1で 表わされるアミノ酸配列からなるヒ ト RFRP、 配列番号: 3で表わされる アミノ酸配列からなるヒ ト RFRP、'配列番号: 5で表わされるアミノ酸配 列からなるゥシ RFRP、 配列番号: 7で表わされるアミノ酸配列からなる ラット RFRP、 配列番号: 9で表わされるアミノ酸配列からなるマウス R FRP、 配列番号: 2 2で表わされるアミノ酸配列からなるラット RFRP などが用いられ、 例えば、 配列番号: 1で表わされるァミノ酸配列からなる ヒ ト RFRP、 配列番号: 3で表わされるアミノ酸配列からなるヒ ト RFR P、 配列番号: 5で表わされるアミノ酸配列からなるゥシ RFRPが好まし く用いられる。
RFRPの部分ペプチド (以下、 RFRP部分ペプチドと称する場合があ る) としては、 前記した RFRPの部分ペプチドであって、 後述する OT 7 T 0 2 2 (配列番号: 1 1で表されるアミノ酸配列と同一もしくは実質的に 同一のアミノ酸配列を含有するレセプター蛋白質またはその塩) に結合する 能力を有するものであれば、 いかなるものでもよい。
また、 RFRP部分ペプチドは、 そのアミノ酸配列中の 1〜 5個 (好まし
くは、 1〜 3個のアミノ酸 欠失し、 または、 そのアミノ酸配列に 1〜5個 (好ましくは、 1〜3個) のアミノ酸が付加し、 または、 そのアミノ酸配列 に 1〜5個 (好ましくは、 1〜 3個のアミノ酸が挿入され、 または、 そのァ ミノ酸配列中の 1〜 5個 (好ましくは、 1〜 3個のアミノ酸が他のアミノ酸 で置換されたアミノ酸配列からなるものであってもよく、 または、 それら欠 失 ·付加 ·挿入 ·置換を組み合わせたアミノ酸配列からなるものであっても よい。
また、 RFRP部分ペプチドは C末端がカルボキシル基 (一 COOH) 、 カルボキシレート (一 COO— ) 、 アミ ド (一 CONH2) またはエステル (一 COOR) (Rは上記と同意義を示す)のいずれであってもよい。なかでも、 C末端がアミ ド (一 CONH2) であるものが好ましい。
RFRP部分べプチドが C末端以外にカルボキシル基 (またはカルボキシ レート) を有している場合、 カルボキシル基がアミ ド化またはエステル化さ れているものも本発明でいう RFRP部分べプチドに含まれる。 この場合の エステルとしては、 例えば上記した C末端のエステルなどが用いられる。
さらに、 RFRP部分ペプチドには、 前記した RFRPと同様に、 N末端 のアミノ酸残基 (例、 メチォニン残基) のァミノ基が保護基で保護されてい るもの、 N端側が生体内で切断され生成したダルタミル基がピログルタミン 酸化したもの、 分子内のアミノ酸の側鎖上の置換基が適当な保護基で保護さ れて.いるもの、 あるいは糖鎖が結合したいわゆる糖ペプチドなどの複合ぺプ チドなども含まれる。 以下、 これらの部分ペプチドも含めて RFRP部分べ プチドと略称することもある。
- RFRP部分ペプチドとして好ましくは、 RFamide、 R S amideまたは R Lamide構造を有するペプチド、 より好ましくは、 R F amideまたは R S amide 構造を有するペプチド、 特に好ましくは、 RFamideを有するペプチドが挙げ られる。
R F amide構造とは、 ペプチドの C末端が Arginine (アルギニン) -Phenylalanine (フエ二ルァラニン) - NH2構造になっていることをいい、 R
Samide構造とは、 ペプチドの C末端が Arginine (アルギニン) -Serine (セリ ン) -NH2構造になっていることをいい、 RLamide構造とは、 ペプチドの C末 端が Arginine (アルギニン) -Leucine (ロイシン) -NH2構造になっているこ とを意味する。
RFRP部分ペプチドの中でも、 例えば、
( i ) 配列番号: 1または配列番号: 3で表わされるアミノ酸配列の第 8 8 番目 (Leu) 〜第 9 2番目 (Phe) のアミノ酸配列を含有し、 そのアミノ酸配 列の N末端側に、 それぞれ配列番号: 1または配列番号: 3で表わされるァ ミノ酸配列の第 1番目 (Met), 〜第 8 7番目 (Asn) のアミノ酸配列の C末端 から数えて 1〜8 7個のアミノ酸が付加していてもよいアミノ酸配列からな るヒ卜 RFRP— 1、
(ii) 配列番号: 1または配列番号: 3で表わされるアミノ酸配列の第 1 0 1番目 (Ser) 〜第 1 1 2番目 (Ser) のアミノ酸配列を含有し、 そのアミノ 酸配列の N末端側に、 ぞれぞれ配列番号: 1または配列番号: 3で表わされ るアミノ酸配列の第 1番目 (Met) 〜第 1 0 0番目 (Arg) のアミノ酸配列の C末端から数えて 1〜1 00個のアミノ酸が付加していてもよいアミノ酸配 列からなるヒ ト RFRP— 2、
(iii) 配列番号: 1または配列,番号: 3で表わされるアミノ酸配列の第 1 2 7番目 (Leu) 〜第 1 3 1番目 (Phe) のアミノ酸配列を含有し、 そのアミノ 酸配列の N末端側に、 それぞれ配列番号: 1または配列番号: 3で表わされ るアミノ酸配列の第 1番目 (Met) 〜第 1 2 6番目 (Asn) のアミノ酸配列の C末端から数えて 1〜 1 2 6個のアミノ酸が付加していてもよいアミノ酸配 列からなるヒ ト RFRP— 3、
(iv) 配列番号: 5で表わされるアミノ酸配列の第 8 8番目 (Leu) 〜第 9 2 番目 (Phe) のアミノ酸配列を含有し、 そのアミノ酸配列の N末端側に、 配列 番号: 5で表わされるアミノ酸配列の第 1番目 (Met) 〜第 8 7番目 (Asn) のアミノ酸配列の C末端から数えて 1〜8 7個のアミノ酸が付加していても よいアミノ酸配列からなるゥシ RFRP— 1、
(v) 配列番号: 5で表わされるアミノ酸配列の第 1 0 1番目 (Ser) 〜第 1 1 2番目 (Leu) のアミノ酸配列を含有し、 そのアミノ酸配列の N末端側に、 配列番号: 5で表わされるアミノ酸配列の第 1番目 (Met) 〜第 1 0 0番目
(Arg) のアミノ酸配列の C末端から数えて 1〜1 00個のアミノ酸が付加し ていてもよいアミノ酸配列からなるゥシ RFRP— 2、
(vi) 配列番号: 5で表わされるアミノ酸配列の第 1 2 7番目 (Leu) 〜第 1 3 1番目 (Phe) のアミノ酸配列を含有し、 そのアミノ酸配列の N末端側に、 配列番号: 5で表わされるアミノ酸配列の第 1番目 (Met) 〜第 1 2 6番目
(Asn) のアミノ酸配列の C末端から数えて 1〜1 2 6個のアミノ酸が付加し ていてもよいアミノ酸配列からなるゥシ RFRP— 3、
(vii) 配列番号: 9で表わされるアミノ酸配列の第 9 0番目 (Leu) 〜第 9 4番目 (Phe) のアミノ酸配列を含有し、 そのアミノ酸配列の N末端側に、 配 列番号: 9で表わされるアミノ酸配列の第 1番目 (Met) 〜第 8 9番目 (Asn) のアミノ酸配列の C末端から数えて 1〜8 9個のアミノ酸が付加していても よいアミノ酸配列からなるマウス RFRP— 1、
(viii) 配列番号: 9で表わされるアミノ酸配列の第 1 2 1番目 (Leu) 〜第 1 2 5番目(Phe)のアミノ酸配列を含有し、そのアミノ酸配列の N末端側に、 配列番号: 9で表わされるアミノ酸配列の第 1番目 (Met) 〜第 1 2 0番目
(Ser) のアミノ酸配列の C末端から数えて 1〜1 20個のアミノ酸が付加し ていてもよいアミノ酸配列からなるマウス RFRP— 3、
(ix)配列番号: 7または 2 2で表わされるアミノ酸配列の第 9 0番目 (Leu) 〜第 9 4番目 (Phe) のアミノ酸配列を含有し、 そのアミノ酸配列の N末端側 に、 配列番号: 7または 2 2で表わされるアミノ酸配列の第 1番目 (Met) 〜 第 8 9番目 (Asn) のアミノ酸配列の C末端から数えて 1〜8 9個のアミノ酸 が付加していてもよいアミノ酸配列からなるラット RFRP— 1、
(x) 配列番号: 7または 2 2で表わされるアミノ酸配列の第 1 2 1番目 (Leu) 〜第 1 2 5番目 (Phe) のアミノ酸配列を含有し、 そのアミノ酸配列 の N末端側,.に、 配列番号: 7または 2 2で表わされるァミノ酸配列の第 1番
目 (Met) 〜第 1 2 0番目 (Ser) のアミノ酸配列の C末端から数えて 1〜 1 2 0個のアミノ酸が付加していてもよいアミノ酸配列からなるラット RFR P— 3、
(xi) 上記 ( i ) 〜 (X ) のペプチドのアミノ酸配列に 1〜 5個のアミノ酸 が付加したアミノ酸配列からなるペプチド、
(xii) 上記 ( i ) 〜 (X) のペプチドのアミノ酸配列に 1〜 5個のアミノ酸 が挿入されたァミノ酸配列からなるぺプチド、
(xiii) 上記 ( i ) 〜 (X) のペプチドのアミノ酸配列中の 1〜 5個のアミ ノ酸で置換されたアミノ酸配列からなるペプチド、 または
(xiv) 上記 (xi) 〜 (xiii) の付加 ·挿入 ·置換を組み合わせたアミノ酸配 列からなるぺプチドなどが用いられる。
これらの RFRP部分べプチドの中でも、
( i ) 配列番号: 1または配列番号: 3で表わされるアミノ酸配列の第 5 6 番目 (Ser) 〜第 9 2番目 (Phe) 、 第 70番目 (Met) 〜第 9 2番目 (Phe) 、 第 7 3番目 (Met)〜第 9 2番目 (Phe)、第 8 1番目 (Met)〜第 9 2番目 (Phe) または第 8 4番目 (Ser) 〜第 9 2番目 (Phe) のアミノ酸配列からなるヒ ト RFRP— 1、
(ii) 配列番号: 1または配列番号: 3で表わされるアミノ酸配列の第 1 0 1番目 (Ser) 〜第 1 1 2番目 (Ser) のアミノ酸配列からなるヒ ト R F R P 一 2、
(iii) 配列番号: 1または配列番号: 3で表わされるアミノ酸配列の第 1 0 1番目 (Asn) 〜第 1 3 1番目 (Phe) 、 第 1 04番目 (Asn) 〜第 1 3 1番目
(Phe) 、 第 1 1 5番目 (Asn) 〜第 1 3 1番目 (Phe) 、 第 1 24番目 (Val) 〜第 1 3 1番目 (Phe) 、 第 1 2 5番目 (Pro) 〜第 1 3 1番目 (Phe) 、 第 1 2 6番目 (Asn) 〜第 1 3 1番目 (Phe) または第 1 2 7番目 (Leu) 〜第 1 3 1番目 (Phe) のァミノ酸配列からなるヒト RFRP— 3、
(iv) 配列番号: 5で表わされるアミノ酸配列の第 5 8番目.(Ser) 〜第 9 2 番目 (Phe) 、 第 7 0番目 (Lys) 〜第 9 2番目 (Phe) 、 第 7 3番目 (Met)
〜第 92番目 (Phe) 、 第 8 1番目 (Met) 〜第 92番目 (Phe) または第 84 番目 (Ser)〜第 92番目 (Phe) のアミノ酸配列からなるゥシ R F R P— 1、 ( V) 配列番号: 5で表わされるアミノ酸配列の第 1 01番目 (Ser) 〜第 1 1 2番目 (Leu) のアミノ酸配列からなるゥシ RFRP— 2、
(vi) 配列番号: 5で表わされるアミノ酸配列の第 101番目 (Ser) 〜第 1 3 1番目 (Phe) 、 第 104番目 (Ala) 〜第 1 3 1番目 (Phe) 、 第 1 1 5番 目 (Asn)〜第 1 3 1番目 (Phe)、第 1 24番目 (Val)〜第 1 3 1番目 (Phe)、 第 1 25番目 (Pro) 〜第 1 3 1番目 (Phe) 、 第 1 26番目 (Asn) 〜第 1 3 1番目 (Phe) または第 1 27番目 (Leu) 〜第 1 3 1番目 (Phe) のアミノ酸 配列からなるゥシ RFRP— 3、
(vii) 配列番号: 9で表わされるアミノ酸配列の第 58番目 (Ser) 〜第 9 4番目 (Phe) 、 第 72番目 (Val) 〜第 94番目 (Phe) 、 第 75番目 (Met) 〜第 94番目 (Phe) 、 第 83番目 (Val) 〜第 94番目 (Phe) または第 84 番目 (Pro) 〜第 94番目 (Phe) のアミノ酸配列からなるマウス R F R P— 1、
(viii) 配列番号: 9で表わされるアミノ酸配列の第 1 1 8番目 (Phe) 〜第 1 25番目 (Phe) 、 第 1 1 9番目 (Pro) 〜第 1 25番目 (Phe) 、 第 1 20 番目 (Ser) 〜第 1 25番目 (Phe) または第 1 2 1番目 (Leu) 〜第 1 25番 目 (Phe) のアミノ酸配列からなるマウス RFRP— 3、
(ix)配列番号: 7または 22で表わされるアミノ酸配列の第 58番目 (Ser) 〜第 94番目 (Phe) 、 第 72番目 (Asp) 〜第 94番目 (Phe) 、 第 75番目 (Met) 〜第 94番目 (Phe) 、 第 83番目 (Val) 〜第 94番目 (Phe) また は第 84番目 (Pro) 〜第 94番目 (Phe) のアミノ酸配列からなるラット R FRP— 1、
( X ) 配列番号: 7または 22で表わされるアミノ酸配列の第 1 1 8番目 (Phe)〜第 1 25番目 (Phe)、第 1 1 9番目 (Pro)〜第 1 25番自 (Phe) 、 第 120番目 (Ser) 〜第 1 25番目 (Phe) または第 1 21番目 (Leu) 〜第 1 25番目 (Phe) のアミノ酸配列からなるラット RFRP— 3、
(xi) 上記 (i ) 〜 (x) のペプチドのアミノ酸配列中の 1〜 5個のァミノ 酸が欠失したアミノ瞌配列からなる欠失型ぺプチド、
(xii) 上記 ( i ) 〜 (X ) のペプチドのアミノ酸配列に 1〜 5個のアミノ酸 が付加したアミノ酸配列からなる付加型ぺプチド、
(xiii) 上記 ( i ) 〜 (X ) のペプチドのアミノ酸配列に 1〜 5個のァミノ 酸が挿入されたアミノ酸配列からなる挿入型べプチド、
(xiv) 上記 ( i ) 〜 (X ) のペプチドのアミノ酸配列中の 1〜 5個のァミノ 酸で置換されたァミノ酸配列からなる置換型べプチド、 または
(XV) 上記 (xi) 〜 (xiv) の欠失 ·付加 ·揷入 ·置換を組み合わせたァミノ 酸配列からなるぺプチドなどが好ましく用いられる。
特にこれらのペプチドのアミ ド体 (好ましくは、 これらペプチドの C末端 のカルボキシル基(― COOH) がアミ ド化された(一 CONH2)ペプチド) が好ましい。
具体的には、 配列番号: 1で表わされるアミノ酸配列の第 81番目 (Met) 〜第 92番目 (Phe) のアミノ酸配列で表されるペプチドの C末端がアミ ド化 された (一 CONH2) ペプチド (配列番号: 1 3) 、 配列番号: 1で表わさ れるアミノ酸配列の第 1 0 1番目 (Ser) 〜第 1 1 2番目 (Ser) のアミノ酸 配列で表されるペプチドの C末端がアミ ド化された (一 CONH2) ペプチド (配列番号: 1 5) および配列番号: 1で表わされるアミノ酸配列の第 1 2 4番目 (Val) 〜第 1 3 1番目 (Phe) のアミノ酸配列で表されるペプチドの C末端がアミド化された (一 CONH2) ペプチド (配列番号: 14) などが あげられる。
RFRPまたは RFRP部分べプチドの塩としては、 生理学的に許容され る酸 (例、 無機酸、 有機酸) や塩基 (例、 アルカリ金属塩) などとの塩が用 いられ、 とりわけ生理学的に許容される酸付加塩が好ましい。 このような塩 としては、 例えば、 無機酸 (例えば、 塩酸、 リン酸、 臭化水素酸、 硫酸) と の塩、 あるいは有機酸 (例えば、 酢酸、 ギ酸、 プロピオン酸、 フマル酸、 マ レイン酸、 コハク酸、 酒石酸、 クェン酸、 リンゴ酸、 蓚酸、 安息香酸、 メタ
ンスルホン酸、 ベンゼンスルホン酸) との塩などが用いられる。
RFRPもしくはその塩または RFRP部分ぺプチドもしくはその塩は、 WO 00/29441号、 WO 01/661 34号などに記載の方法に従つ て製造することができる。
RFRPをコードする DNAとしては、 前述した R F R Pをコードする塩 基配列を含有するものであればいかなるものであってもよい。 また、 ゲノム DNA、 ゲノム DNAライブラリー、 前記した細胞 '組織由来の c DNA、 前記した細胞 ·組織由来の c DNAライブラリー、 合成 DNAのいずれでも よい。
ライプラリーに使用するベクターは、 パクテリオファージ、 プラスミ ド、 コスミ ド、 ファージミ ドなどいずれであってもよい。 また、 前記した細胞 · 組織より totalRN Aまたは mRN A画分を調製したものを用いて直接 Reverse Transcriptase Polymerase Cham Reaction (以 ~h、 RT— P R ¾ と略称する) によって増幅することもできる。
RFRPをコードする DNAとしては、例えば、配列番号: 2、配列番号:
4、 配列番号: 6、 配列番号: 8、 配列番号: 10または配列番号: 23で 表わされる塩基配列を含有する DNA、 または配列番号: 2、配列番号: 4、 配列番号: 6、 配列番号: 8、 配列番号: 10または配列番号: 23で表わ される塩基配列とハイストリンジェントな条件下でハイブリダィズする塩基 配列を有し、 配列番号: 1、 配列番号: 3、 配列番号: 5、 配列番号: 7、 配列番号: 9または配列番号: 22で表されるァミノ酸配列からなる R F R Pと実質的に同質の活性を有するポリペプチドをコードする DNAなどであ れば何れのものでもよい。
配列番号: 2、 配列番号: 4、 配列番号: 6、 配列番号: 8、 配列番号: 10または配列番号: 23で表わされる塩基配列とハイストリンジェントな 条件下でハイブリダィズできる DN Aとしては、例えば、それぞれ配列番号: 2、 配列番号: 4、 配列番号: 6、 配列番号: 8、 配列番号: 10または配 列番号: 23で表わされる塩基配列と約 70 %以上、 好ましくは約 80 %以
上、 より好ましくは約 90 %以上、 さらに好ましくは約 95 %以上の相同性 を有する塩基配列を含有する DN Aなどが用いられる。
塩基配列の相同性は、 相同性計算アルゴリズム N C B I BLAST (N a t i o n a l C e n t e r f o r B i o t e c h n o l o g y I n f o rma t i o n B a s i c L o c a l A l i g nme n t S e a r c h To o l) を用い、 以下の条件 (期待値 = 10 ;ギャップを許 す;フィノレタリング = ON;マッチスコア = 1 ; ミスマッチスコア =一 3) にて計算することができる。
ハイブリダイゼーションは、 自体公知の方法あるいはそれに準じる方法、 例えば、モレキユラ一クローニング (Molecular Cloning) 2 nd ( J. Sarabrook et al., Cold Spring Harbor Lab. Press, 1989) に記載の方法などに従って 行なうことができる。 また、 市販のライブラリーを使用する場合、 添付の使 用説明書に記載の方法に従って行なうことができる。 より好ましくは、 ハイ ストリンジェントな条件に従って行なうことができる。
ハイストリンジェントな条件とは、 例えば、 ナトリウム濃度が約 19〜4 0 πιΜ、 好ましくは約 19〜 20 mMで、 温度が約 50〜 70 °C、 好ましく は約 60〜 65 °Cの条件を示す。 特に、 ナトリゥム濃度が約 1 9 mMで温度 が約 65 °Cの場合が最も好ましい。
より具体的には、 配列番号: 1で表わされるアミノ酸配列からなるヒ ト R FRPをコードする DNAとしては、 配列番号: 2で表わされる塩基配列か らなる DNAなどが用いられる。 また、 配列番号: 3で表わされるアミノ酸 配列からなるヒ ト RFRPをコードする DNAとしては、 配列番号: 4で表 わされる塩基配列からなる DNAなどが用いられる。 配列番号: 5で表わさ れるアミノ酸配列からなるヴシ RFRPをコードする DNAとしては、 配列 番号: 6で表わされる塩基配列からなる DNAなどが用いられる。配列番号: 7で表わされるアミノ酸配列からなるラット RFRPをコードする DNAと しては、 配列番号: 8で表わされる塩基配列からなる DNAなどが用いられ る。 配列番号: 9で表わされるアミノ酸配列からなるマウス RFRPをコー
ドする D N Aとしては、 配列番号: 1 0で表わされる塩基配列からなる D N Aなどが用いられる。 配列番号: 2 2で表わされるアミノ酸配列からなるラ ット RFRPをコードする DNAとしては、 配列番号: 2 3で表わされる塩 基配列からなる DN Aなどが用いられる。
RFRP部分ペプチドをコードする DNAとしては、 前述した RFRP部 分ぺプチドをコ一ドする塩基配列を含有するものであればいかなるものであ つてもよい。 また、 ゲノム DNA、 ゲノム DNAライプラリー、 前記した細 胞 '組織由来の c DNA、前記した細胞'組織由来の c DNAライブラリー、 合成 DNAのいずれでもよい。
RFRP部分ペプチドをコードする DNAとしては、 例えば、 配列番号:
2、 配列番号: 4、 配列番号: 6、 配列番号: 8、 配列番号: 1 0または配 列番号: 2 3で表わされる塩基配列を含有する DNAの部分塩基配列を有す る DNA、 または配列番号: 2、 配列番号: 4、 配列番号: 6、 配列番号: 8、 配列番号: 1 0または配列番号: 2 3で表わされる塩基配列とハイスト リンジェントな条件下でハイブリダィズする塩基配列を有し、配列番号: 1、 配列番号: 3、 配列番号: 5、 配列番号: 7、 配列番号: 9または配列番号: 2 2で表されるアミノ酸配列からなる RFRPと実質的に同質の活性を有す るポリべプチドをコ一ドする DN Aの部分塩基配列を有する DN Aなどが用 いられる。
配列番号: 2、 配列番号: 4、 配列番号: 6、 配列番号: 8、 配列番号: 1 0または配列番号: 2 3で表わされる塩基配列とハイブリダイズできる D NAは、 前記と同意義を示す。
塩基配列の相同性は、 前記した相同性計算アルゴリズム NCB I B LA S Tを用い、 同様の条件にて計算することができる。
ハイブリダィゼーションの方法おょぴハイストリンジヱントな条件は前記 と同様のものが用いられる。
また、 RFRP部分べプチドをコ一ドする DNAとしてより具体的には、 前記した具体的な RFRP部分ぺプチドをコードする DNAなどが用いられ
る。 例えば、
( i ) 配列番号: 1または配列番号: 3で表わされるアミノ酸配列の第 56 番目 (Ser) 〜第 92番目 (Phe) 、 第 70番目 (Met) 〜第 92番目 (Phe) 、 第 73番目 (Met)〜第 92番目 (Phe)、第 8 1番目 (Met)〜第 92番目 (Phe) または第 84番目 (Ser) 〜第 9 2番目 (Phe) のアミノ酸配列からなるヒ ト RFRP— 1をコードする DNAとしては、 それぞれ配列番号: 2または配 列番号: 4で表わされる塩基配列の第 1 66番目〜第 2 76番目、 第 208 番目〜第 276番目、 第 2 1 7番目〜第 276番目、 第 241番目〜第 27 6番目または第 250番目〜第 276番目の塩基配列からなる DNA、 (ii) 配列番号: 1または配列番号: 3で表わされるアミノ酸配列の第 10 1番目 (Ser) 〜第 1 1 2番目 (Ser) のアミノ酸配列からなるヒ ト R F R P 一 2をコードする DNAとしては、 それぞれ配列番号: 2または配列番号: 4で表わされる塩基配列の第 30 1番目〜第 336番目の塩基配列からなる DNA、
(iii) 配列番号: 1または配列番号: 3で表わされるアミノ酸配列の第 10 1番目 (Asn) 〜第 1 3 1番目 (Phe) 、 第 1 04番目 (Asn) 〜第 1 31番目 (Phe) 、 第 1 1 5番目 (Asn) 〜第 1 3 1番目 (Phe) 、 第 1 24番目 (Val) 〜第 1 3 1番目 (Phe) 、 第 125番目 (Pro) 〜第 1 3 1番目 (Phe) 、 第 1 26番目 (Asn) 〜第 1 31番目 (Phe) または第 1 27番目 (Leu) 〜第 1 3 1番目 (Phe) のアミノ酸配列からなるヒト RFRP— 3をコードする DNA としては、 それぞれ配列番号: 2または配列番号: 4で表わされる塩基配列 の第 30 1番目〜第 3 93番目、 第 3 1 0番目〜第 393番目、 第 343番 目〜第 39 3番目、 第 370番目〜第 393番目、 第 3 73番目〜第 393 番目、 第 3 76番目〜第 393番目または第 379番目〜第 393番目の塩 基配列からなる DNA、
(iv) 配列番号: 5で表わされるアミノ酸配列の第 58番目 (Ser) 〜第 92 番目 (Phe) 、 第 70番目 (Ly.s) 〜第 92番目 (Phe) 、 第 73番目 (Met) 〜第 92番目 (Phe) 、 第 8 1番目 (Met) 〜第 92番目 (Phe) または第 84
番目 (Ser) 〜第 9 2番目 (Phe) のアミノ酸配列からなるゥシ R F R P— 1 をコードする DNAとしては、 配列番号: 6で表わされる塩基配列の第 1 7 2番目〜第 2 7 6番目、 第 2 0 8番目〜第 2 7 6番目、 第 2 1 7番目〜第 2 7 6番目、 第 24 1番目〜第 2 7 6番目または第 2 50番目〜第 2 7 6番目 の塩基配列からなる DNA、
(V) 配列番号: 5で表わされるアミノ酸配列の第 1 0 1番目 (Ser) 〜第 1 1 2番目 (Leu) のアミノ酸配列からなるゥシ RFRP— 2をコードする DN Aとしては、 配列番号: 6で表わされる塩基配列の第 3 0 1番目〜第 3 3 6 番目の塩基配列からなる DNA、
(vi) 配列番号: 5で表わされるアミノ酸配列の第 1 0 1番目 (Ser) 〜第 1 3 1番目 (Phe) 、 第 1 04番目 (Ala) 〜第 1 3 1番目 (Phe) 、 第 1 1 5番 目 (Asn)〜第 1 3 1番目 (Phe)、第 1 24番目 (Val)〜第 1 3 1番目 (Phe;)、 第 1 2 5番目 (Pro) 〜第 1 3 1番目 (Phe) 、 第 1 26番目 (Asn) 〜第 1 3 1番目 (Phe) または第 1 2 7番目 (Leu) 〜第 1 3 1番目 (Phe) のアミノ酸 配列からなるゥシ RFRP— 3をコードする DNAとしては、 配列番号: 6 で表わされる塩基配列の第 3 0 1番目〜第 3 9 3番目、 第 3 1 0番目〜第 3 9 3番目、 第 3 4 3番目〜第 3 9 3番目、 第 3 7 0番目〜第 3 9 3番目、 第 3 7 3番目〜第 3 9 3番目、 第 3 7 6番目〜第 3 9 3番目または第 3 7 9番 目〜第 3 9 3番目の塩基配列からなる DNA、
(vii) 配列番号: 9で表わされるアミノ酸配列の第 5 8番目 (Ser) 〜第 9 4番目 (Phe) 、 第 72番目 (Val) 〜第 94番目 (Phe) 、 第 7 5番目 (Met) 〜第 94番目 (Phe) 、 第 8 3番目 (Val) 〜第 9 4番目 (Phe) または第 84 番目 (Pro) 〜第 94番目 (Phe) のアミノ酸配列からなるマウス R F R P— 1をコードする DNAとしては、 配列番号: 1 0で表わされる塩基配列の第 1 7 2番目〜第 2 8 2番目、 第 2 1 4番目〜第 2 8 2番目、 第 2 2 3番目〜 第 2 8 2番目、 第 24 7番目〜第 2 8 2番目または第 2 5 0番目〜第 2 8 2 番目の塩基配列からなる D N A、
(viii) 配列番号: 9で表わされるアミノ酸配列の第 1 1 8番目 (Phe) 〜第
1 2 5番目 (Phe) 、 第 1 1 9番目 (Pro) 〜第 1 2 5番目 (Phe) 、 第 1 2 0 番目 (Ser) 〜第 1 2 5番目 (Phe). または第 1 2 1番目 (Leu) 〜第 1 2 5番 目 (Phe) のアミノ酸配列からなるマウス RFRP— 3をコードする DNAと しては、 配列番号: 1 0で表わされる塩基配列の第 3 5 2番目〜第 3 7 5番 目、 第 3 5 6番目〜第 3 7 5番目、 第 3 5 8番目〜第 3 7 5番目または第 3 6 1番目 第 3 7 5番目の塩基配列からなる DNA、
(ix)配列番号: 7または 2 2で表わされるアミノ酸配列の第 5 8番目 (Ser) 〜第 94番目 (Phe) 、 第 72番目 (Asp) 〜第 94番目 (Phe) 、 第 7 5番目 (Met) 〜第 94番目 (Phe) 、 第 8 3番目 (Val) 〜第 9 4番目 (Phe) また は第 8 4番目 (Pro) 〜第 94番目 (Phe) のアミノ酸配列からなるラット R FRP— 1をコードする DNAとしては、 それぞれ配列番号: 8または 5 1 で表わされる塩基配列の第 1 7 2番目〜第 2 8 2番目、 第 2 1 4番目〜第 2 8 2番目、 第 2 2 3番目〜第 2 8 2番目、 第 24 7番目〜第 2 8 2番目また は第 2 5 0番目〜第 2 8 2番目の塩基配列からなる DNA、
(x) 配列番号: 7または 2 2で表わされるアミノ酸配列の第 1 1 8番目 (Phe)〜第 1 2 5番目 (Phe) 、第 1 1 9番目 (Pro)〜第 1 2 5番目 (Phe)、 第 1 2 0番目 (Ser) 〜第 1 2 5番目 (Phe) または第 1 2 1番目 (Leu) 〜第 1 2 5番目 (Phe) のアミノ酸配列からなるラット RFRP— 3をコードする DNAとしては、 それぞれ配列番号: 8または 5 1で表わされる塩基配列の 第 3 5 2番目〜第 3 7 5番目、 第 3 5 5番目〜第 3 7 5番目、 第 3 5 8番目 〜第 3 7 5番目または第 3 6 1番目〜第 3 7 5番目の塩基配列からなる D N Aなどが用いられる。
RFRPまたはその部分べプチドを完全にコードする DNAのクローニン グは、 WO 0 0 2 9 44 1号、 WO 0 1/6 6 1 3 4号などに記載の方法 に従って行うことができる。
また、 R FRPまたはその部分べプチドをコ一ドする DNAから RFRP またはその部分ペプチドを製造する場合、 WO 0 0Z2 944 1号、 WO 0 1/6 6 1 34号などに記載の方法に従って行うことができる。
R F R Pもしくはその部分べプチド、 後述の O T 7 T 0 2 2もしくはその 部分ペプチド、 およびこれらをコードする D N Aは、 自体公知の方法で標識 化されていてもよく、 具体的にはアイソトープラベル化されたもの、 蛍光標 識されたもの (例えば、 フルォレセインなどによる蛍光標識) 、 ピオチン化 されたものまたは酵素標識されたものなどがあげられる。
R F R Pもしくはそのアミ ドもしくはそのエステルまたはその塩、 R F R P部分べプチドもしくはそのアミ ドもしくはそのエステルまたはその塩に対 するレセプター蛋白質 O T 7 T 0 2 2 (以下、 O T 7 T 0 2 2と略記する) としては、 例えば、 配列番号: 1 1で表わされるアミノ酸配列と同一もしく は実質的に同一のアミノ酸配列を含有するレセプター蛋白質が用いられる。
O T 7 T 0 2 2は、 例えば、 哺乳動物 (例えば、 ヒ ト、 モルモット、 ラッ ト、 マウス、 ゥサギ、 プタ、 ヒッジ、 ゥシ、 サルなど) のあらゆる細胞 (例 えば、 脾細胞、 神経細胞、 グリア細胞、 腠臓 /3細胞、 骨髄細胞、 メサンギゥ ム細胞、 ランゲルハンス細胞、表皮細胞、 上皮細胞、 内皮細胞、繊維芽細胞、 繊維細胞、 筋細胞、 脂肪細胞、 免疫細胞 (例、 マクロファージ、 T細胞、 B 細胞、ナチュラルキラー細胞、肥満細胞、好中球、好塩基球、好酸球、単球)、 巨核球、 滑膜細胞、 軟骨細胞、 骨細胞、 骨芽細胞、 破骨細胞、 乳腺細胞、 肝 細胞もしくは間質細胞、 またはこれら細胞の前駆細胞、 幹細胞もしくはガン 細胞など) や血球系の細胞、 またはそれらの細胞が存在するあらゆる組織、 例えば、 脳、 脳の各部位 (例、 嗅球、 扁頭核、 大脳基底球、 海馬、 視床、 視 床下部、 視床下核、 大脳皮質、 延髄、 小脳、 後頭葉、 前頭葉、 側頭葉、 被殻、 尾状核、 脳染、 黒質) 、 脊髄、 下垂体、 胃、 膝臓、 腎臓、 肝臓、 生殖腺、 甲 状腺、 胆のう、 骨髄、 副腎、 皮膚、 筋肉、 肺、 消化管 (例、 大腸、 小腸) 、 管、 心臓、 胸腺、 脾臓、 顎下腺、 末梢血、 末梢血球、 前立腺、 睾丸、 精巣、 卵巣、 胎盤、 子宫、 骨、 関節、 骨格筋など (特に、 脳や脳の各部位) に由来 する蛋白質であってもよく、 また合成蛋白質であってもよい。
配列番号: 1 1で表わされるアミノ酸配列と実質的に同一のアミノ酸配列 としては、 例えば、 配列番号: 1 1で表わされるアミノ酸配列と約 5 0 %以
上、 好ましくは約 7 0 %以上、 より好ましくは約 8 0 %以上、 さらに好まし くは約 9 0 %以上、 最も好ましくは約 9 5 %以上の相同性を有するアミノ酸 配列などが挙げられる。
配列番号: 1 1で表わされるアミノ酸配列と実質的に同一のアミノ酸配列 を含有する蛋白質としては、 例えば、 配列番号: 1 1で表わされるアミノ酸 配列と実質的に同一のアミノ酸配列を有し、 配列番号: 1 1で表わされるァ ミノ酸配列からなる OT 7 T 0 2 2と実質的に同質の活性を有するレセプタ 一蛋白質などが好ましく、 具体的には、 配列番号: 24で表されるアミノ酸 配列からなるレセプター蛋白質などがあげられる。
ァミノ酸配列の相同性は、 相同性計算アルゴリズム N C B I B LAS T N a t i o n a l C e n t e r f o r B i o t e c h n o l o g y I n f o r m a t i o n B a s i c L o c a l A l i g nm e n t S e a r c h T o o l ) を用い、 以下の条件 (期待値 = 1 0 ;ギャップを 許す;マトリタス =B LOSUM6 2 ; フィルタリング =OF F) にて計算 することができる。
実質的に同質の活性としては、 例えば、 リガンド結合活性またはシグナル 情報伝達作用などが挙げられる。 実質的に同質とは、 それらの活性が性質的 に同質であることを示す。 したがって、 リガンド結合活性またはシグナル情 報伝達作用などの活性が同等(例、約 0. 0 1〜 1 00倍、好ましくは約 0. 5〜2 0倍、 より好ましくは約◦. 5〜2倍) であることが好ましいが、 こ れらの活性の程度や蛋白質の分子量などの量的要素は異なっていてもよい。
リガンド結合活性またはシグナル情報伝達作用などの活性の測定は、 自体 公知の方法に準じて行なうことができるが、 例えば、 後述するリガンドの決 定方法ゃスクリ一二ング方法に従って測定することができる。
また、 OT 7 T 0 2 2としては、 ①配列番号: 1 1または配列番号: 24 で表わされるアミノ酸配列中の 1または 2個以上 (好ましくは、 1〜3 0個 程度、 より好ましくは 1〜1 0個程度、 さらに好ましくは数個 (1または 2 個) ) のァミノ酸が欠失したァミノ酸配列、 ②配列番号: 1 1または配列番
号: 24で表わされるアミノ酸配列に 1または 2個以上 (好ましくは、 1〜 3 0個程度、 より好ましくは 1〜 1 0個程度、 さらに好ましくは数個 (1ま たは 2個) ) のアミノ酸が付加したアミノ酸配列、 ③配列番号: 1 1または 配列番号: 24で表わされるアミノ酸配列中の 1または 2個以上 (好ましく は、 1〜3 0個程度、 より好ましく'は 1〜 1 0個程度、 さらに好ましくは数 個 (1または 2個)) のアミノ酸が他のアミノ酸で置換されたアミノ酸配列、 または④それら欠失 ·付加 ·置換を組み合わせたァミノ酸配列からなるレセ プター蛋白質なども用いられる。
本明細書における O T 7 T 0 2 2は、 ぺプチド標記の慣例に従って左端が N末端 (ァミノ末端) 、 右端が C末端 (カルボキシル末端) である。 配列番 号: 1 1で表わされるアミノ酸配列からなる OT 7 T 0 2 2をはじめとする OT 7 T O 2 2は、 C末端がカルボキシル基 (一 COOH) 、 カルボキシレ ート(一COO— )、 アミ ド (_CONH2) またはエステル (一COOR) の いずれであってもよい。
ここでエステルにおける Rとしては、 例えば、 メチル、 ェチル、 n—プロ ピル、 イソプロピルもしくは n—プチルなどの C ^ 6アルキル基、例えば、 シ クロペンチル、 シクロへキシルなどの C。— 8シクロアルキル基、例えば、 フェ ニル、 α—ナフチルなどの C6_12ァリール基、 例えば、 ベンジル、 フエネチ ルなどのフエニノレー C i— 2アルキル基もしくは CK—ナフチノレメチルなどの CK 一ナフチルー 2アルキル基などの C7_14ァラルキル基のほか、 経口用ェ ステルとして汎用されるビバロイルォキシメチル基などが用いられる。
OT 7 T 0 2 2が C末端以外にカルボキシル基(またはカルボキシレート) を有している場合、 カルボキシル基がアミ ド化またはエステル化されている ものも OT 7 T 0 2 2の範囲に含まれる。 この場合のエステルとしては、 例 えば上記した C末端のエステルなどが用いられる。
さらに、 OT 7 T 0 2 2には、 上記した〇T 7 T 0 2 2において、 Ν末端 のメチォニン残基のァミノ基が保護基 (例えば、 ホルミル基、 ァセチルなど の C 2— 6アル力ノィル基などの C — 6ァシル基など) で保護されているもの、
N端側が生体内で切断され生成したグルタミル基がピログルタミン酸ィヒした もの、 分子内のアミノ酸の側鎖上の置換基 (例えば、 一 OH、 一 SH、 アミ ノ基、 イミダゾール基、 インドール基、 グァニジノ基など) が適当な保護基 (例えば、 ホノレミノレ基、 ァセチルなどの C2一 6アルカノィル基などの ァ シル基など) で保護されているもの、 あるいは糖鎖が結合したいわゆる糖蛋 白質などの複合蛋白質なども含まれる。
OT 7 T 0 2 2の具体例としては、 例えば、 配列番号: 1 1で表わされる ァミノ酸配列からなるラット OT 7 T 0 2 2、 配列番号: 24で表されるァ ミノ酸配列からなるヒ OT 7 T 0 22などが用いられる。
OT 7 T 0 2 2の部分ペプチドとしては、 前記した OT 7 T 0 22の部分 ペプチドであれば何れのものであってもよいが、 例えば、 OT 7 T 0 2 2蛋 白質分子のうち、 細胞膜の外に露出している部位であって、 レセプター結合 活性を有するものなどが用いられる。
具体的には、 配列番号: 1 1または配列番号: 24で表わされるアミノ酸 配列からなる OT 7 T 0 2 2の部分べプチドとしては、 疎水性プロット解析 において細胞外領域 (親水性 (Hydrophilic) 部位) であると分析された部分 を含むペプチドである。 また、 疎水性 (Hydrophobic) 部位を一部に含むぺプ チドも同様に用いることができる。 個々のドメインを個別に含むぺプチドも 用い得るが、 複数のドメインを同時に含む部分のペプチドでも良い。
OT 7 T 0 2 2の部分ペプチドのアミノ酸の数は、 前記した OT 7 T 0 2 2の構成アミノ酸配列のうち少なくとも 2 0個以上、好ましくは 5 0個以上、 より好ましくは 1 0 0個以上のアミノ酸配列からなるぺプチドなどが好まし レ、。
また、 OT 7 T 0 2 2の部分ペプチドは、 上記アミノ酸配列中の 1または 2個以上 (好ましくは、 1〜1 0個程度、 さらに好ましくは数個 (1または 2個), ) のアミノ酸が欠失し、 または、 そのアミノ酸配列に 1または 2個以 上 (好ましくは、 1〜2 0個程度、 より好ましくは 1〜 1 0個程度、 さらに 好ましくは数個 (1または 2個) ) のアミノ酸が付加し、 または、 そのアミ
ノ酸配列中の 1または 2個以上 (好ましくは、 1〜1.0個程度、 より好まし くは数個 (1または 2個) ) のアミノ酸が他のアミノ酸で置換されていても よい。
また、 OT 7 T 0 2 2の部分ペプチドは C末端がカルボキシル基 (一 CO OH) 、 カルボキシレート (一 COO— ) 、 アミ ド (一CONH2) またはェ ステル(一 COOR) (Rは上記と同意義を示す)のいずれであってもよい。
OT 7 T 0 2 2の部分べプチドが C末端以外にカルボキシル基 (または力 ルポキシレート) を有している場合、 カルボキシル基がアミ ド化またはエス テル化されているものも OT 7 T 0 2 2の範囲に^"まれる。 この場合のエス テルとしては、 例えば上記した C末端のエステルなどが用いられる。
さらに、 OT 7 T 0 2 2の部分ペプチドには、 前記した OT 7 T 0 2 2と 同様に、 N末端のメチォニン残基のァミノ基が保護基で保護されているもの、 N端側が生体内で切断され生成したダルタミル基がピログルタミン酸化した もの、 分子内のアミノ酸の側鎖上の置換基が適当な保護基で保護されている もの、 あるいは糖鎖が結合したいわゆる糖ペプチドなどの複合ペプチドなど も含まれる。
OT 7 T 0 2 2またはその部分ぺプチドの塩としては、 とりわけ生理学的 に許容される酸付加塩が好ましい。 この様な塩としては、 例えば無機酸 (例 えば、 塩酸、 リン酸、 臭化水素酸、硫酸) との塩、 あるいは有機酸 (例えば、 酢酸、 ギ酸、 プロピオン酸、 フマル酸、 マレイン酸、 コハク酸、 酒石酸、 ク ェン酸、 リンゴ酸、 蓚酸、 安息香酸、 メタンスルホン酸、 ベンゼンスルホン 酸) との塩などが用いられる。
OT 7 T 0 2 2またはその塩、 および OT 7 T 0 2 2を発現する細胞また はその細胞膜画分は、 WO 0 0/2 944 1号、 WO 0 1 6 6 1 3 4号な どに記載の方法に従って製造することができる。 '
OT 7 T 0 2 2をコードするポリヌクレオチドとしては、 OT 7 T 0 2 2 をコードする塩基配列 (DNAまたはRNA、 好ましくは DNA) を含有す るものであればいかなるものであってもよい。該ポリヌクレオチドとしては、
OT 7 T 0 2 2をコードする DNA、 mRNA等の RNAであり、 二本鎖で あっても、 一本鎖であってもよい。 二本鎖の場合は、 二本鎖 DNA、 二本鎖 RNAまたは DNA: RNAのハイブリッドでもよい。 一本鎖の場合は、 セ ンス鎖 (即ち、 コード鎖) であっても、 アンチセンス鎖 (郎ち、 非コード鎖) であってもよレヽ。
OT 7T 0 2 2をコードするポリヌクレオチドを用いて、 例えば、 公知の 実験医学増刊 「新 P C Rとその応用」 15(7)、 1997記載の方法またはそれに準 じた方法により、 OT 7 T 0 22の mRNAを定量することができる。 , OT 7 T 0 2 2をコードする DNAとしては、 ゲノム DNA、 ゲノム DN Aライブラリ一、 前記した細胞 ·組織由来の c DNA、 前記した細胞 ·組織 由来の c DNAライブラリー、 合成 DNAのいずれでもよい。 ライブラリー に使用するベクターは、 パクテリオファージ、 プラスミド、 コスミ ド、 ファ ージミ ドなどいずれであってもよい。 また、 前記した細胞 '組織より total R NAまたは mRNA画分を調製したものを用いて直接 Reverse Transcriptase Polymerase Chain Reaction (以下、 R T- P C R法と略称する) によって増 幅することもできる。
具体的には、 OT 7 T 0 2 2をコードする DNAとしては、 例えば、 配列 番号: 1 2、 配列番号: 2 5または配列番号: 2 6で表わされる塩基配列を 含有する DNA、 または配列番号: 1 2、 配列番号: 2 5または配列番号: 2 6で表わされる塩基配列とハイストリンジェントな条件下でハイプリダイ ズする塩基配列を有し、 配列番号: 1 1または配列番号: 24で表されるァ ミノ酸配列からなる OT 7 T 0 2 2と実質的に同質の活性 (例、 リガンド結 合活性、 シグナル情報伝達作用など) を有するレセプター蛋白質をコードす る DNAであれば何れのものでもよい。 ' 配列番号: 1 2、 配列番号: 2 5または配列番号: 2 6で表わされる塩基 配列とハイブリダィズできる D N Aとしては、 例えば、 配列番号: 1 2、 配 列番号: 2 5または配列番号: 2 6で表わされる塩基配列と約 7 0 %以上、 好ましくは約 8 0 %以上、 より好ましくは約 9 0 %以上、 最も好ましくは約
9 5 %以上の相同性を有する塩基配列を含有する D N Aなどが用いられる。 塩基配列の相同性は、 相同性計算アルゴリズム NCB I B LAS T (N a t i o n a l C e n t e r f o r B i o t e c h n o l o g y I n f o r ma t i o n B a s i c L o c a l A l i g nme n t S e a r c h T o o 1 ) を用い、 以下の条件 (期待値 = 1 0.;ギャップを許 す;フィルタリング =ON ; マッチスコア = 1 ; ミスマッチスコア =一 3 ) にて計算することができる。
ハイブリダィゼーションは、 自体公知の方法あるいはそれに準じる方法、 例えば、モレキユラ一クローニング (Molecular Cloning) 2nd (J. Sambrook et al., Cold Spring Harbor Lab. Press, 1989) に記載の方法などに従って 行なうことができる。 また、 市販のライブラリーを使用する場合、 添付の使 用説明書に記載の方法に従って行なうことができる。 より好ましくは、 ハイ ストリンジェントな条件に従って行なうことができる。
該ハイストリンジヱントな条件とは、 例えば、 ナトリウム濃度が約 1 9〜 4 0 mM、 好ましくは約 1 9〜 2 0 mMで、 温度が約 5 0〜 70 °C、 好まし くは約 6 0〜 6 5 °Cの条件を示す。 特に、 ナトリゥム濃度が約 1 9 mMで温 度が約 6 5 °Cの場合が最も好ましい。
より具体的には、 配列番号: 1 1で表わされるアミノ酸配列からなるラク ト OT 7 T 0 2 2をコードする DNAとしては、 配列番号: 1 2で表わされ る塩基配列からなる DN Aなどが用いられる。 配列番号: 24で表わされる アミノ酸配列からなるヒト OT 7 T 0 2 2をコードする DN Aとしては、 配 列番号: 2 5または配列番号: 2 6で表わされる塩基配列からなる DN Aな どが用いられる。
OT 7 T 0 2 2の部分べプチドをコ一ドする DNAとしては、 前述した O T 7 T 0 2 2の部分ペプチドをコードする塩基配列を含有するものであれば いかなるものであってもよい。 また、 ゲノム DNA、 ゲノム DNAライブラ リー、 前記した細胞 ·組織由来の c DNA、 前記した細胞 ·組織由来の c D NAライプラリー、 合成 DNAのいずれでもよい。 ライブラリーに使用する
ベクターは、 パクテリオファージ、 プラスミ ド、 コスミ ド、 ファージミ ドな どいずれであってもよい。 また、 前記した細胞 '組織より mRNA画分を調 製しにものを用レヽて 接 Reverse Transcriptase Polymerase Chain Reaction (以下、 RT- P CR法と略称する) によって増幅することもできる。
具体的には、 OT 7 T 0 2 2の部分べプチドをコ一ドする DNAとしては、 例えば、 ( 1 ) 配列番号: 1 2、 配列番号: 2 5または配列番号: 2 6で表 わされる塩基配列を有する D N Aの部分塩基配列を有する D N A'、 または (2) 配列番号: 1 2、 配列番号: 2 5または配列番号: 2 6で表わされる 塩基配列とハイストリンジェントな条件下でハイブリダイズする塩基配列を 有し、 配列番号: 1 1または配列番号: 24で表わされるァミノ酸配列から なる OT 7 T 0 2 2と実質的に同質の活性 (例、 リガンド結合活性またはシ グナル情報伝達作用など) を有するレセプター蛋白質をコードする DNAの 部分塩基配列を有する DN Aなどが用いられる。
OT 7 T 0 2 2またはその部分ぺプチドをコ一ドする DNAから OT 7 T 0 2 2またはその部分ぺプチドを製造する場合、 WO 0 0/2 9 44 1号、 WO 0 1/6 6 1 34号などに記載の方法に従って行うことができる。
RFRP、 その部分ペプチド、 もしくはそのアミ ドもしくはそのエステル またはその塩に対する抗体は、 自体公知の方法、 例えば WO 0 0/2 9 44 1号、 WO 0 1ノ6 6 1 34号などに記載の方法に従って製造し、 使用する ことができる。
OT 7 T 0 2 2, その部分ペプチドまたはその塩に対する抗体は、 自体公 知の方法、 例えば WO 0 0/2 9 44 1号、 WO 0 1/6 6 1 3 4号などに 記載の方法に従って製造し、 使用することができる。
RFRPまたは OT 7 T 0 2 2をコードする D N Aの塩基配列の一部、 ま たは該 DNAと相補的な塩基配列の一部を含有してなるポリヌクレオチドと は、 上記した RFRPまたは OT 7 T 0 2 2の部分べプチドをコ一ドする D NAを包含するだけではなく、 RNAをも包含する意味で用いられる。
本発明に従えば、 RFRP遺伝子または OT 7 T 0 2 2遺伝子の複製また
は発現を阻害することのできるアンチセンス ·ポリヌクレオチド(核酸) を、 クローン化した、 あるいは決定された RFRPまたは OT 7 T 0 2 2をコー ドする DNAの塩基配列情報に基づき設計し、 合成しうる。 そうしたポリヌ クレオチド (核酸) は、 RFRP遺伝子または OT 7 T 0 2 2遺伝子の RN Aとハイプリダイズすることができ、 該 R N Aの合成または機能を阻害する ことができる力、 あるいは RFRP関連 RN Aまたは OT 7 T 0 2 2関連 R NAとの相互作用を介して RFRP遺伝子または OT 7 T 0 2 2遺伝子の発 現を調節 ·制御することができる。 RFRP関連 RNAまたは OT 7 T 0 2 2関連 RN Aの選択された配列に相補的なポリヌクレオチド、 および RFR P関連 RNAまたは OT 7 T 0 2 2関連 R N Aと特異的にハイブリダィズす ることができるポリヌクレオチドは、 生体内および生体外で RFRP遺伝子 または OT 7 T 0 2 2遺伝子の発現を調節 ·制御するのに有用であり、 また 病気などの治療または診断に有用である。 用語 「対応する」 とは、 遺伝子を 含めたヌクレオチド、 塩基配列または核酸の特定の配列に相同性を有するあ るいは相補的であることを意味する。 ヌクレオチド、 塩基配列または核酸と ペプチド (蛋白質) との間で 「対応する」 とは、 ヌクレオチド (核酸) の配 列またはその相補体から誘導される指令にあるペプチド (蛋白質) のァミノ 酸を通常指している。 OT 7 T 0 2 2遺伝子の 5 ' 端ヘアピンループ、 5 ' 端 6—^ ^一スペア ' リピート、 5, 端非翻訳領域、 ポリペプチド翻訳開始コ ドン、 蛋白質コード領域、 ORF翻訳開始コ ドン、 3, 端非翻訳領域、 3, 端パリンドローム領域、 および 3, 端ヘアピンループは好ましい対象領域と して選択しうるが、 RFRP遺伝子または OT 7 T 0 22遺伝子内の如何な る領域も対象として選択しうる。
目的核酸と、 対象領域の少なくとも一部に相捕的でハイブリダィズするこ とができるポリヌクレオチドとの関係は、 対象物と 「アンチセンス」 である ということができる。 アンチセンス 'ポリヌクレオチドは、 2—デォキシー D—リボースを含有しているポリデォキシリボヌクレオチド、 D—リボース を含有しているポリリボヌクレオチド、 プリンまたはピリミジン塩基の N—
ダリコシドであるその他のタイプのポリヌクレオチド、 あるいは非ヌクレオ チド骨格を有するその他のポリマー (例えば、 市販の蛋白質核酸および合成 配列特異的な核酸ポリマー) または特殊な結合を含有するその他のポリマー (但し、 該ポリマーは D N Aや R N A中に見出されるような塩基のペアリン グゃ塩基の付着を許容する配置をもつヌクレオチドを含有する) などが挙げ られる。 それらは、 2本鎖 D NA、 1本鎖 D N A、 2本鎖 R N A、 1本鎖 R N A、 さらに D N A: R N Aハイブリッドであることができ、 さらに非修飾 ポリヌクレオチド (または非修飾ォリゴヌクレオチド) 、 さらには公知の修 飾の付加されたもの、 例えば当該分野で知られた標識のあるもの、 キャップ の付いたもの、 メチル化されたもの、 1個以上の天然のヌクレオチドを類縁 物で置換したもの、 分子内ヌクレオチド修飾のされたもの、 例えば非荷電結 合 (例えば、 メチルホスホネート、 ホスホトリエステル、 ホスホルアミデー ト、 力ルバメートなど) を持つもの、 電荷を有する結合または硫黄含有結合 (例えば、 ホスホロチォエート、 ホスホロジチォエートなど) を持つもの、 例えば蛋白質 (ヌクレアーゼ、 ヌクレアーゼ 'インヒビター、 トキシン、 抗 体、 シグナルペプチド、 ポリ一 L一リ ンなど) や糖 (例えば、 モノサッカ ライドなど) などの側鎖基を,有しているもの、 インターカレント化合物 (例 えば、 ァクリジン、 プソラレンなど) を持つもの、 キレート化合物 (例えば、 金属、 放射活性をもつ金属、 ホウ素、 酸化性の金属など) を含有するもの、 アルキル化剤を含有するもの、 修飾された結合を持つもの (例えば、 αァノ マー型の核酸など) であってもよい。 ここで 「ヌクレオシド」 、 「ヌクレオ チド」 および 「核酸」 とは、 プリンおょぴピリミジン塩基を含有するのみで なく、修飾されたその他の複素環型塩基をもつようなものを含んでいて良い。 こうした修飾物は、 メチル化されたプリンおょぴピリミジン、 ァシル化され たプリンおよびピリミジン、 あるいはその他の複素環を含むものであってよ い。 修飾されたヌクレオチドおよび修飾されたヌクレオチドはまた糖部分が 修飾されていてよく、 例えば、 1個以上の水酸基がハロゲンとか、 脂肪族基 などで置換されていたり、 あるいはエーテル、 ァミンなどの官能基に変換さ
れていてよい。 ·
本発明のアンチセンス 'ポリヌクレオチド (核酸) は、 R N A、 D N A、 あるいは修飾された核酸 (R N A、 D N A) である。 修飾された核酸の具体 例としては核酸の硫黄誘導体やチォホスフヱ一ト誘導体、 そしてポリヌクレ オシドアミ ドゃォリゴヌクレオシドアミ ドの分解に抵抗性のものが挙げられ るが、 それに限定されるものではない。 本発明のアンチセンス核酸は次のよ うな方針で好ましく設計されうる。 すなわち、 細胞内でのアンチセンス核酸 をより安定なものにする、 アンチセンス核酸の細胞透過性をより高める、 目 標とするセンス鎖に対する親和性をより大きなものにする、 そしてもし毒性 があるならアンチセンス核酸の毒性をより小さなものにする。
こうして修飾は当該分野で数多く知られており、例えば J. Kawakami et al., Pharm Tech Japan, Vol. 8, pp. 247, 1992; Vol. 8, pp. 395, 1992; S. T. Crooke et al. ed. , Ant i sense Research and Applications, CRC Press, 1993 など に開示がある。
本発明のアンチセンス核酸は、変化せしめられたり、修飾された糖、塩基、 結合を含有していて良く、 リボゾーム、 ミクロスフエアのような特殊な形態 で供与されたり、 遺伝子治療により適用されたり、 付加された形態で与えら れることができうる。 こうして付加形態で用いられるものとしては、 リン酸 基骨格の電荷を中和するように働くポリリジンのようなポリカチオン体、 細 胞膜との相互作用を高めたり、 核酸の取込みを増大せしめるような脂質 (例 えば、 ホスホリピド、 コレステロールなど) といった粗水性のものが挙げら れる。 付加するに好ましい脂質としては、 コレステロールやその誘導体 (例 えば、 コレステリルクロ口ホルメート、 コール酸など) が挙げられる。 こう したものは、 核酸の 3 ' 端あるいは 5, 端に付着させることができ、 塩基、 糖、 分子内ヌクレオシド結合を介して付着させることができうる。 その他の 基としては、 核酸の 3 ' 端あるいは 5 ' 端に特異的に配置されたキャップ用 の基で、 ェキソヌクレアーゼ、 R N a s eなどのヌクレアーゼによる分解を 阻止するためのものが挙げられる。 こうしたキャップ用の基としては、 ポリ
エチレングリコール、 テトラエチレングリコールなどのグリコールをはじめ とした当該分野で知られた水酸基の保護基が挙げられるが、 それに限定され るものではない。
アンチセンス核酸の阻害活性は、 本発明の形質転換体、 本発明の生体内や 生体外の遺伝子発現系、 あるいは G蛋白質共役型レセプター蛋白質の生体内 や生体外の翻訳系を用いて調べることができる。 該核酸それ自体公知の各種 の方法で細胞に適用できる。
RFRPまたは OT 7TO 22をコードするポリヌクレオチドに対する s i RNA (以下、 本発明の s i RNA) は、 RFRPまたは OT 7 T 022 をコードする RN Aの一部とそれに相補的な RN Aを含有する二重鎖 RN A である。
s i RNAは、 公知の方法 (例、 Nature, 411卷, 494頁, 2001年) に準じ て、本発明のポリヌクレオチドの配列を基に設計して製造することができる。
RFRPまたは OT 7T022をコードする R N Aの一部を含有するリボ ザィムは、 公知の方法 (例、 TRENDS in Molecular Medicine, 7巻, 221頁, 2001 年) に準じて、 本発明のポリヌクレオチドの配列を基に設計して製造するこ とができる。 例えば、 公知のリボザィムの配列の一部を RFRPまたは OT 7 T 022をコードする RN Aの一部に置換することによって製造すること ができる。 1 ?1 ?または0丁 7 T 022をコードする RN Aの一部として は、公知のリポザィムによって切断され得るコンセンサス配列 NUX (式中、 Nはすべての塩基を、 Xは G以外の塩基を示す) の近傍の配列などが挙げら れる。
後述するように、 OT 7T 022を欠損した非ヒト哺乳動物の表現型から、 R F R Pおよび OT 7 T 022は、例えば、痛覚障害、 眼疾患、下垂体疾患、 筋疾患、 心疾患、 血液疾患、 腎疾患、 免疫疾患、 副腎機能障害、 摂食障害、 情動障害、 精神分裂病、 うつ病、 不安症、 性機能障害、 肥満、 痙攣、 てんか ん、 攻撃性行動、 歩行異常、 体温上昇、 白血球数減少、 血小板数減少、 自発 行動量 (特に、 夜間自発行動量) の増加、 筋力低下など、 特に筋疾患、 副腎
機能障害、 痙攣、 攻撃性行動、 歩行異常、 体温上昇、 白血 ¾ ^数減少、 血小板 数減少、 自発行動量 (特に、 夜間自発行動量) の増加または筋力低下などに 関与していることが分かった。
したがって、 ① RFRP、 その部分ペプチド、 もしくはそのアミ ドもしく はそのエステルまたはその塩 (以下、 RFRPと略記する) 、 ② RFRPを コードする DNA、 ③ RFRPに対する抗体、 ④ RFRPをコードする DN Aに対するァンチセンス D N A、 (5)OT 7 T 022、 その部分ペプチドまた はその塩 (ΟΤ 7 Τ 022と略記する) 、 ⑥ ΟΤ 7 Τ 022をコードする D ΝΑ、 ⑦ ΟΤ 7 Τ 022に対する抗体、 ⑧ Ο Τ 7 Τひ 22をコードする D Ν Αに対するアンチセンス DNAは、 以下のような用途を有している。
( 1 ) RFRPの機能不全に関連する疾患の予防 ·治療 ·改善剤
a ) RFRP, b) RFRPをコードする DNA、 c ) OT 7T 022ま たは d) OT 7 T 022をコードする DNAを、 RFRPまたは OT 7T 0 22の機能不全に関連する疾患の予防 ·治療 ·改善剤などの医薬として使用 することができる。
例えば、 生体内において RFRPまたは OT 7 T 022が減少しているた めに、 RFRPまたは OT 7 T 022の機能が期待できない患者がいる場合 に、 a) RFRPを該患者に投与し該 RFRPの量を補充したり、 b) (ィ) RFRPをコードする DNAまたは OT 7T022をコードする DNAを該 患者に投与し発現させることによって、 あるいは (口) 対象となる細胞に R FRPをコードする DNAまたは OT 7T 022をコードする DN Aを挿入 し発現させた後に、 該細胞を該患者に移植することなどによって、 患者の体 内における RFRPまたは OT 7 T 022の量を増加させ、 RFRPま は OT 7T 022の機能を充分に発揮させることができる。 すなわち、 RFR Pをコードする DNAまたは OT 7 T 022をコードする DNAは、 安全で 低毒性な RFRPまたは OT 7T 022の機能不全に関連する疾患の予防お よびノまたは治療剤として有用である。
具体的には、 a) RFRP, b) R F R Pをコードする DNA、 c) OT
7 T O 2 2または d) OT 7 T 0 2 2をコードする DNAは、 例えば、 痛覚 障害、 眼疾患、 下垂体疾患、 筋疾患、 心疾患、 血液疾患、 腎疾患、免疫疾患、 副腎機能障害、 摂食障害、 肥満、 情動障害、 精神分裂病、 うつ病、 不安症、 性機能障害、 肥満、 痙攣、 てんかん、 攻撃性行動、 歩行異常、 体温上昇、 白 血球数減少、 血小板数減少、 自発行動量 (特に、 夜間自発行動量) の増加、 筋力低下など、 特に、筋疾患、 副腎機能障害、 痙攣、 攻撃性行動、歩行異常、 体温上昇、 白血球数減少、 血小板数減少、 自発行動量 (特に、 夜間自発行動 量) の増加または筋力低下の予防 ·治療 ·改善剤として使用することができ る。
RFRPまたは OT 7 T 0 2 2を上記予防 ·治療 ·改善剤として使用する 場合は、 常套手段に従って製剤化することができる。
—方、 RFRPをコードする DNAまたは OT 7 T 0 2 2をコードする D NAを上記予防 ·治療 ·改善剤として使用する場合は、 これら DNAを単独 あるいはレトロウイルスベクター、 アデノウイルスベクター、 アデノウィル スァソシエーテツドウィルスベクターなどの適当なベクターに揷入した後、 常套手段に従って実施することができる。 DNAは、 そのままで、 あるいは 摂取促進のための補助剤とともに、 遺伝子銃やハイドロゲルカテーテルのよ うなカテーテルによって投与できる。
例えば、 a) RFRP, b) RFRPをコードする DNA、 c) OT 7 T 0 2 2または d) OT 7 T 0 2 2をコードする DNAは、 必要に応じて糖衣 を施した錠剤、 力プセル剤、 エリキシル剤、 マイクロ力プセル剤などとして 経口的に、 あるいは水もしくはそれ以外の薬学的に許容し得る液との無菌性 溶液、 または懸濁液剤などの注射剤の形で非経口的に使用できる。 例えば、 a) RFRP, b) R F R Pをコードする D N A、 c) OT 7 T 0 2 2また は OT 7 T 0 2 2をコードする DNAを生理学的に認められる公知の担 体、 香味剤、 賦形剤、 べヒクル、 防腐剤、 安定剤、 結合剤などとともに一般 に認められた製剤実施に要求される単位用量形態で混和することによって製 造することができる。 これら製剤における有効成分量は指示された範囲の適
当な容量が得られるようにするものである。
錠剤、 カプセル剤などに混和することができる添加剤としては、 例えば、 ゼラチン、 コーンスターチ、 トラガント、 アラビアゴムのような結合剤、 結 晶性セルロースのような賦形剤、 コーンスターチ、 ゼラチン、 アルギン酸な どのような膨化剤、 ステアリン酸マグネシゥムのような潤滑剤、 ショ糖、 乳 糖またはサッカリンのような甘味剤、 ペパーミント'、 ァカモノ油またはチヱ リーのような香味剤などが用いられる。 調剤単位形態がカプセルである場合 には、 上記タイプの材料にさらに油脂のような液状担体を含有することがで きる。 注射のための無菌組成物は注射用水のようなべヒクル中の活性物質、 胡麻油、 椰子油などのような天然産出植物油などを溶解または懸濁させるな どの通常の製剤実施に従って処方することができる。 注射用の水性液として は、例えば、 生理食塩水、 プドウ糖やその他の補助薬を含む等張液(例えば、
D—ソルビトール、 D—マンニトール、 塩化ナトリウムなど) などが用いら れ、 適当な溶解補助剤、 例えば、 アルコール (例、 エタノール) 、 ポリアル コール (例、 プロピレングリコール、 ポリエチレングリコール) 、 非イオン 性界面活性剤 (例、 ポリソルベート 8 0 T M、 H C O - 5 0 ) などと併用し てもよい。 油性液としては、 例えば、 ゴマ油、 大豆油などが用いられ、 溶解 補助剤である安息香酸べンジル、ベンジルアルコールなどと併用してもよい。 また、 上記予防 ·治療 ·改善剤は、 例えば、 緩衝剤 (例えば、 リン酸塩緩 衝液、酢酸ナトリゥム緩衝液) 、 無痛化剤 (例えば、塩化ベンザルコニゥム、 塩酸プロ力インなど) 、 安定剤 (例えば、 ヒ ト血清アルブミン、 ポリエチレ ングリコールなど) 、 保存剤 (例え.ば、 ベンジルアルコール、 フエノールな ど) 、 酸化防止剤などと配合してもよい。 調製された注射液は通常、 適当な アンプルに充填される。
このようにして得られる製剤は安全で低毒性であるので、 例えば、 ヒ トゃ 哺乳動物 (例えば、 ラット、 マウス、 ゥサギ、 ヒッジ、 ブタ、 ゥシ、 ネコ、 ィヌ、 サルなど) に対して投与することができる。
R F R Pの投与量は、 投与対象、 対象臓器、 症状、 投与方法などにより差
異はあるが、 経口投与の場合、 一般的に例えば、 痛覚障害患者 (体重 6 O k gとして) においては、 一日につき約 0. 1〜1 00mg、 好ましくは約 1. 0〜50mg、 より好ましくは約 1. 0〜20mgである。 非経口的に投与 する場合は、 その 1回投与量は投与対象、 対象臓器、 症状、 投与方法などに よっても異なるが、 例えば、 注射剤の形では通常例えば、 痛覚障害患者 (体 重 60 k gとして) においては、 一日につき約 0. 0 1〜3 Omg程度、 好 ましくは約 0. 1〜2 Omg程度、 より好ましくは約 0. l〜1 0mg程度 を静脈注射により投与するのが好都合である。 他の動物の場合も、 体重 60 k g当たりに換算した量を投与することができる。
DNAの投与量は、 投与対象、 対象臓器、 症状、 投与方法などにより差異 はあるが、 経口投与の場合、 一般的に例えば、 痛覚障害患者 (体重 6 O k g として) においては、 一日につき約 0. 1〜 10 Omg、 好ましくは約 1. 0 〜50mg、 より好ましくは約 1. 0〜 2 Omgである。 非経口的に投与す る場合は、 その 1回投与量は投与対象、 対象臓器、 症状、 投与方法などによ つても異なるが、 例えば、 注射剤の形では通常例えば、 痛覚障害患者 (体重 60 k gとして) においては、 一日につき約 0. 0 1〜30mg程度、 好ま しくは約 0. l〜20mg程度、 より好ましくは約 0. l〜1 0mg程度を 静脈注射により投与するのが好都合である。 他の動物の場合も、 体重 6 O k g当たりに換算した量を投与することができる。
(2) 遺伝子診断剤
RFRPをコードする DNA、 OT 7 T 022をコードする DNA、 また はこれら DN Aに対するアンチセンス DN. Aは、 プローブとして使用するこ とにより、 ヒトまたは哺乳動物 (例えば、 ラット、 マウス、 ゥサギ、 ヒッジ、 ブタ、 ゥシ、 ネコ、 ィヌ、 サルなど) における RFRPまたは OT 7 T 02 2をコードする DNAまたは mRNAの異常 (遺伝子異常) を検出すること ができるので、 例えば、 該 DNAまたは mRNAの損傷、 突然変異あるいは 発現低下や、 該 D N Aまたは m R N Aの増加あるいは発現過多などの遺伝子 診断剤として有用である。
DN Aまたはアンチセンス DN Aを用いる上記の遺伝子診断は、 例えば、 自体公知のノーザンハイプリダイゼーションゃ PCR— S S CP法 (ゲノミ ックス (Genomics) , 第 5卷, 8 74〜 879頁 (1 989年) 、 プロシー ジングズ ·ォブ ·ザ ·ナショナル ·アカデミー ·ォプ ·サイェンシィズ ·ォ フ ·ユーエスエー (Proceedings of the National Academy of sciences of the United States of America) , 第 86巻, 2766〜 2770頁 (1 989 年) ) などにより実施することができる。
例えば、 ノーザンハイブリダイゼーションにより RFRPまたは OT 7 T 022の発現低下または発現過剰が検出された場合は、 例えば、 RFRPま たは OT 7 T 022の機能不全または過剰発現に関連する疾患である可能性 が高いまたは将来罹患する可能性が高いと診断することができる。
RFRPまたは OT 7T022の機能不全または過剰発現に関連する疾患 としては、 例えば、 痛覚障害、 眼疾患、 下垂体疾患、 筋疾患、 心疾患、 血液 疾患、 腎疾患、 免疫疾患、 副腎機能障害、 摂食障害、 肥満、 情動障害、 精神 分裂病、 うつ病、 不安症、 性機能障害、 肥満、 痙攣、 てんかん、 攻撃性行動、 歩行異常、 体温変化、 白血球数変化、 血小板数変化、 自発行動量 (特に、 夜 間自発行動量) の変化、 筋力変化など、 特に筋疾患、 副腎機能障害、 痙攣、 攻撃性行動、 歩行異常、 体温変化、 白血球数変化、 血小板数変化、 自発行動 量 (特に、 夜間自発行動量) の変化または筋力変化などが挙げられる。
特に、 RFRPまたは OT 7 T 022の機能不全に関連する疾患としては、 例えば、 痛覚障害、 眼疾患、 下垂体疾患、 筋疾患、 心疾患、 血液疾患、 腎疾 患、 免疫疾患、 副腎機能障害、 摂食障害、 肥満、 情動障害、 精神分裂病、 う つ病、 不安症、 性機能障害、 肥満、 痙攣、 てんかん、 攻撃性行動、 歩行異常、 体温上昇、 白血球数減少、 血小板数減少、 自発行動量 (特に、 夜間自発行動 量) の増加、 筋力低下など、 特に筋疾患、 副腎機能障害、 痙攣、 攻撃性行動、 歩行異常、 体温上昇、 白血球数減少、 血小板数減少、 自発行動量 (特に、 夜 間自発行動量) の増加、 筋力低下などが挙げられる。
一方、 1 ?1 ?または0丁 7 T 022の過剰発現に関連する疾患としては、
例えば、 筋疾患、 副腎機能障害、 体温減少、 白血球数増加、 血小板数増加、 自発行動量 (特に、 夜間自発行動量) の減少、 痛み、 モルヒネ耐性、 特に筋 疾患、 副腎機能障害、 体温減少、 白血球数増加、 血小板数増加、 自発行動量 (特に、 夜間自発行動量) の減少などが挙げられる。
(3) RFRPまたは OT 7 T 022の発現量を変化させる化合物またはそ の塩を含有する医薬
RFRPまたはOT 7T022をコードする DNAは、 プロープとして用 いることにより、 RFRPまたは OT 7T 022の発現量を変化させる化合 物またはその塩のスクリ一-ングに用いることができる。
すなわち、 本発明は、 例えば、 ( i) 非ヒ ト哺乳動物の a) 血液、 b) 特 定の臓器、 c) 臓器から単離した組織もしくは細胞、 または (ii) 形質転換 体等に含まれる RFR Pまたは OT 7 T 022の mR N A量を測定すること による、 RFRPまたは OT 7T 022の発現量を変化させる化合物または その塩のスクリー-ング方法を提供する。
RFRPまたは OT 7 T 022の mR N A量の測定は具体的には以下のよ うにして行なう。
( i ) 正常あるいは疾患モデル非ヒト哺乳動物 (例えば、 マウス、 ラット、 ゥサギ、 ヒッジ、 プタ、 ゥシ、 ネコ、 ィヌ、 サルなど、 より具体的には免疫 不全モデルラット、 マウス、 ゥサギなど) に対して、 薬剤 (例えば、 免疫調 節薬など) あるいは物理的ストレス (例えば、浸水ストレス、電気ショック、 明暗、 低温など) などを与え、 一定時間経過した後に、 血液、 あるいは特定 の臓器 (例えば、 脳、 肝臓、 腎臓など) 、 または臓器から単離した組織、 あ るいは細胞を得る。
得られた細胞に含まれる RFRPまたは OT 7 T 022の mRNAは、 例 えば、 通常の方法により細胞等から mRNAを抽出し、 例えば、 T a qMa n P CRなどの手法を用いることにより定量することができ、 自体公知の 手段によりノ一ザンブロットを行うことにより解析することもできる。
(ii) RFRPまたは OT 7 TO 22を発現する形質転換体を WO 00/
2 944 1号または WO O 1/6 6 1 34号に記載の方法に従い作製し、 該 形質転換体に含まれる RFRPまたは OT 7 T 0 2 2の mRNAを同様にし て定量、 解析することができる。
RFRPまたは OT 7 T 0 2 2の発現量を変化させる化合物またはその塩 のスクリーニングは、
( i ) 正常あるいは疾患モデル非ヒ ト哺乳動物に対して、 薬剤あるいは物 理的ストレスなどを与える一定時間前 (3 0分前〜 24時間前、 好ましくは
3 0分前〜 1 2時間前、 より好ましくは 1時間前〜 6時間前) もしくは一定 時間後 ( 3 0分後〜 3日後、 好ましくは 1時間後〜 2日後、 より好ましくは 1時間後〜 2 時間後) 、 または薬剤あるいは物理的ストレスと同時に試験 化合物を投与し、 投与後一定時間経過後 (30分後〜 3日後、 好ましくは 1 時間後〜 2日後、 より好ましくは 1時間後〜 24時間後) 、 細胞に含まれる RFRPまたは OT 7 T O 2 2の mRNA量を定量、 解析することにより行 なうことができ、
(ii) 形質転換体を常法に従い培養する際に試験化合物を培地中に混合さ せ、 一定時間培養後 (1日後〜 7日後、 好ましくは 1日後〜 3日後、 より好 ましくは 2日後〜 3日後) 、 該形質転換体に含まれる RFRPまたは OT 7 T 0 2 2の mRNA量を定量、 解析することにより行なうことができる。 試験化合物としては、 例えば、 ペプチド、 蛋白質、 非ペプチド性化合物、 合成化合物、 発酵生産物、 細胞抽出液、 植物抽出液、 動物組織抽出液、 血漿 などが用いられ、 これら化合物は新規な化合物であってもよいし、 公知の化 合物であってもよい。
試験化合物は塩を形成していてもよく、 試験化合物の塩としては、 生理学 的に許容される酸 (例、 無機酸など) や塩基 (例、 有機酸など) などとの塩 が用いられ、 とりわけ生理学的に許容される酸付加塩が好ましい。 この様な 塩としては、 例えば、 無機酸 (例えば、 塩酸、 リン酸、 臭化水素酸、 硫酸な ど) との塩、 あるいは有機酸 (例えば、 酢酸、 ギ酸、 プロピオン酸、 フマル 酸、 マレイン酸、 コハク酸、 酒石酸、 クェン酸、 リンゴ酸、 蓚酸、 安息香酸、
メタンスルホン酸、 ベンゼンスルホン酸など) との塩などが用いられる。 本発明のスクリーニング方法を用いて得られる化合物またはその塩は、 R 1 卩または0丁 7丁 0 2 2の発現量を変化させる作用を有する化合物また はその塩であり、 具体的には、 (ィ) RFRPまたは OT 7 T 0 2 2の発現 量を増加させることにより、 OT 7 T 0 2 2を介する細胞刺激活性(例えば、 ァラキドン酸遊離、 ァセチルコリン遊離、 細胞内 C a 2 +遊離、 細胞内 c A MP生成、 細胞内 c AM P生成抑制、 細胞内 c GMP生成、 イノシトールリ ン酸産生、細胞膜電位変動、細胞内蛋白質のリン酸化、 c一 f o sの活性化、 p Hの低下などを促進する活性または抑制する活性など) を増強させる化合 物またはその塩、 (口) RFRPの発現量を減少させることにより、 該細胞 刺激活性を減弱させる化合物またはその塩である。
本発明のスクリーニング方法を用いて得られる化合物としては、ぺプチド、 蛋白質、 非ペプチド性化合物、 合成化合物、 発酵生産物、 細胞抽出液、 植物 抽出液、 動物組織抽出液、 血漿などが挙げられ、 これら化合物は新規な化合 物であってもよいし、 公知の化合物であってもよい。
該化合物の塩としては、前記した RFRPの塩と同様のものが用いられる。 上記スクリーニング方法で得られる RFRPまたは OT 7 T 0 2 2の発現 量を増加させる化合物またはその塩は、 例えば、 痛覚障害、 目良疾患、 下垂体 疾患、 筋疾患、 心疾患、 血液疾患、 腎疾患、 免疫疾患、 副腎機能障害、 摂食 障害、 肥満、 情動障害、 精神分裂病、 うつ病、 不安症、 性機能障害、 肥満、 痙攣、 てんかん、 攻撃性行動、 歩行異常、 体温変化、 白血球数変化、 血小板 数変化、 自発行動量 (特に、 夜間自発行動量) の変化、 筋力変化など、 好ま しくは筋疾患、 副腎機能障害、 痙攣、 攻撃性行動、 歩行異常、 体温変化、 白 血球数変化、 血小板数変化、 自発行動量 (特に、 夜間自発行動量) の変化ま たは筋力変化、 特に筋疾患、 副腎機能障害、 痙攣、 攻撃性行動、 歩行異常、 体温上昇、— 白血球数減少、 血小板数減少、 自発行動量 (特に、 夜間自発行動 量) の増加、 筋力低下に対する安全で低毒性な予防 ·治療 ·改善剤として用 いることができる。
上記スクリーユング方法で得られる RFRPまたは OT 7 Τ 0 2 2の発現 量を減少させる化合物またはその塩は、 例えば、 筋疾患、 副腎機能障害、 体 温減少、 白血球数増加、 血小板数増加または自発行動量 (特に、 夜間自発行 動量) の減少に対する安全で低毒性な予防 ·治療 ·改善剤、 鎮痛剤、 モルヒ ネの鎮痛作用促進剤、 モルヒネ耐性回避剤、 モルヒネ依存性回避剤などとし て用いることができる。
本発明のスクリーニング方法を用いて得られる化合物またはその塩を医薬 組成物として使用する場合、 常套手段に従って製剤化することができる。 具 体的には、 上記した RFRPを含有する予防 ·治療 ·改善剤と同様に製造す ることができる。
得られる製剤は安全で低毒性であるので、 例えば、 ヒ トゃ哺乳動物 (例え ば、 ラット、 マウス、 ゥサギ、 ヒッジ、 ブタ、 ゥシ、 ネコ、 ィヌ、 サルなど) に対して投与することができる。 '
該化合物またはその塩の投与量は、 投与対象、 対象臓器、 症状、 投与方法 などにより差異はあるが、 経口投与の場合、 一般的に例えば、 痛覚障害患者 (体重 6 O k gとして) において'は、 一日につき RFRPまたは OT 7 T 0 2 2の発現量を增加させる化合物またはその塩を約 0. 1〜 1 0 Omg、好ま しくは約 1. 0〜5 0mg、 より好ましくは約 1. 0〜2 0mgである。 非 経口的に投与する場合は、 その 1回投与量は投与対象、 対象臓器、 症状、 投 与方法などによっても異なるが、 例えば、 注射剤の形では、 通常例えば、 痛 覚障害患者 (体重 6 0 k gとして) においては、 一日につき RFRPまたは OT 7 T 0 2 2の発現量を増加させる化合物またはその塩を約 0. 0 1〜3 Omg程度、 好ましくは約 0. 1〜2 Omg程度、 より好ましくは約 0. 1 〜1 Omg程度を静脈注射により投与するのが好都合である。 他の動物の場 合も、 体重 6 0 k g当たりに換算した量を投与することができる。
(4) 抗体を用いる診断方法
RFRPまたは OT 7 T 0 2 2に対する抗体 (以下、 本発明の抗体と略記 する) は、 RFRPまたは OT 7T 0 2 2を特異的に認識することができる
ので、 被検液中の RFRPまたは OT 7 T 022の検出や中和に使用するこ とができる。
すなわち、 本発明は、
( i ) 本発明の抗体と、 被検液おょぴ標識化された RFRPまたは OT 7T 022とを競合的に反応させ、 該抗体に結合した標識化された RFRPまた は OT 7 T 022の割合を測定することを特徴とする被検液中の RFRPま たは OT 7 T 022の定量法、 および
(ii) 被検液と担体上に不溶化した本発明の抗体および標識化された本発明 の別の抗体とを同時あるいは連続的に反応させたのち、 不溶化担体上の標識 剤の活性を測定することを特徴とする被検液中の RFRPまたは OT 7 T 0 22の定量法を提供する。
上記 (ii) の定量法においては、 一方の抗体が RFRPまたは OT 7 T 0 22の N端部を認識する抗体で、 他方の抗体が RF RPまたは OT 7 T 02 2の C端部に反応する抗体であることが望ましい。
また、 RFRPまたは OT 7 T 022に対するモノクローナル抗体(以下、 本発明のモノクローナル抗体) を用いて RFRPまたは OT 7 T 022の定 量を行うことができるほ力 \ 組織染色等による検出を行なうこともできる。 これらの目的には、抗体分子そのものを用いてもよく、また、抗体分子の F (a b,)2、 F a b'、 あるいは F a b画分を用いてもよレヽ。
本発明の抗体を用いる RFRPまたは OT 7 T 022の定量法は、 特に制 限されるべきものではなく、 被測定液中の抗原量 (例えば、 RFRP量また は OT 7T022量) に対応した抗体、 抗原もしくは抗体一抗原複合体の量 を化学的または物理的手段により検出し、 これを既知量の抗原を含む標準液 を用いて作製した標準曲線より算出する測定法であれば、 いずれの測定法を 用いてもよい。 例えば、 ネフロメ トリー、 競合法、 ィムノメ トリック法およ ぴサンドイッチ法が好適に用いられるが、 感度、 特異性の点で、 後述するサ ンドィツチ法を用いるのが特に好ましい。
標識物質を用いる測定法に用いられる標識剤としては、 例えば、 放射性同
位元素、 酵素、 蛍光物質、 発光物質などが用いられる。 放射性同位元素とし ては、 例えば、 〔125 I〕 、 〔131 I〕 、 〔3H〕 、 〔14C〕 などが用いられ る。 上記酵素としては、 安定で比活性の大きなものが好ましく、 例えば、 ーガラタ トシダーゼ、 β一ダルコシダーゼ、 アルカリフォスファターゼ、 パ ーォキシダーゼ、リンゴ酸脱水素酵素などが用いられる。蛍光物質としては、 例えば、 フルォレス力ミン、 フルォレツセンィソチオシァネートなどが用レ、 られる。 発光物質としては、 例えば、 ルミノール、 ルミノール誘導体、 ルシ フェリン、 ルシゲニンなどが用いられる。 さらに、 抗体あるいは抗原と標識 剤との結合にビォチン一アビジン系を用いることもできる。
抗原あるいは抗体の不溶化に当っては、 物理吸着を用いてもよく、 また通 常酵素等を不溶化、 固定化するのに用いられる化学結合を用いる方法でもよ レ、。 担体としては、 ァガロース、 デキストラン、 セルロースなどの不溶性多 糖類、 ポリスチレン、 ポリアクリルアミ ド、 シリコン等の合成樹脂、 あるい はガラス等があげられる。
サンドィツチ法においては不溶化した本発明のモノクローナル抗体に被検 液を反応させ (1次反応) 、 さらに標識化した別の本発明のモノクローナル 抗体を反応させ (2次反応) たのち、 不溶化担体上の標識剤の活性を測定す ることにより被検液中の RFRP量を定量することができる。 1次反応と 2 次反応は逆の順序に行っても、 また、 同時に行なってもよいし時間をずらし て行なってもよい。 標識化剤おょぴ不溶化の方法は前記のそれらに準じるこ とができる。 また、 サンドイッチ法による免疫測定法において、 固相用抗体 あるいは標識用抗体に用いられる抗体は必ずしも 1種類である必要はなく、 測定感度を向上させる等の目的で 2種類以上の抗体の混合物を用いてもよい。 本発明のサンドィツチ法による RFRPまたは ΟΤ 7 Τ 022の測定法に おいては、 1次反応と 2次反応に用いられる本発明のモノクローナル抗体は、 RFRPまたは ΟΤ 7Τ022の結合する部位が相異なる抗体が好ましく用 いられる。すなわち、 1次反応おょぴ 2次反応に用いられる抗体は、例えば、 2次反応で用いられる抗体が、 RFRPまたは OT 7 T 022の C端部を認
識する場合、 1次反応で用いられる抗体は、 好ましくは c端部以外、 例えば N端部を認識する抗体が用いられる。
本発明のモノクローナル抗体をサンドィツチ法以外の測定システム、 例え ば、 競合法、 ィムノメ トリック法あるいはネフロメ トリーなどに用いること ができる。
競合法では、 被検液中の抗原と標識抗原とを抗体に対して競合的に反応さ せたのち、 未反応の標識抗原(F ) と、 抗体と結合した標識抗原 (B ) とを分 離し (B / F分離) 、 B, Fいずれかの標識量を測定し、 被検液中の抗原量 を定量する。 本反応法には、 抗体として可溶性抗体を用い、 B Z F分離をポ リエチレングリコール、. 前記抗体に対する第 2抗体などを用いる液相法、 お よび、 第 1抗体として固相化抗体を甩いるか、 あるいは、 第 1抗体は可溶性 のものを用い第 2抗体として固相化抗体を用いる固相化法とが用いられる。 ィムノメ トリック法では、 被検液中の抗原と固相化抗原とを一定量の標識 化抗体に対して競合反応させた後、 固相と液相を分離するか、 あるいは、 被 検液中の抗原と過剰量の標識化抗体とを反応させ、 次に固相化抗原を加え未 反応の標識化抗体を固相に結合させた後、 固相と液相を分離する。 次に、 い ずれかの相の標識量を測定し被検液中の抗原量を定量する。
また、 ネフロメ トリーでは、 ゲル内あるいは溶液中で抗原抗体反応の結果 生じた不溶性の沈降物の量を測定する。 被検液中の抗原量が僅かであり、 少 量の沈降物しか得られない場合にもレーザーの散乱を利用するレーザーネフ ロメ トリーなどが好適に用いられる。
これら個々の免疫学的測定法を本発明の定量方法に適用するにあたっては、 特別の条件、 操作等の設定は必要とされない。 それぞれの方法における通常 の条件、 操作法に当業者の通常の技術的配慮を加えて R F R Pまたは O T 7 T 0 2 2の測定系を構築すればよい。 これらの一般的な技術手段の詳細につ いては、 総説、 成書などを参照することができる。
例えば、入江 寛編「ラジオィムノアツセィ」 (講談社、昭和 4 9年発行)、 入江 寛編 「続ラジオィムノアツセィ」 (講談社、 昭和 5 4年発行) 、 石川
栄治ら編 「酵素免疫測定法」 (医学書院、 昭和 5 3年発行) 、 石川栄治ら編 「酵素免疫測定法」 (第 2版) (医学書院、 昭和 5 7年発行) 、 石川栄治ら 編 「酵素免疫測定法」 (第 3版) (医学書院、 昭和 6 2年発行) 、 「MethodS in ENZYM0L0GYJ Vol. 70 (Immunochemical Techniques (Part A))、 同書 Vol. 73 (Immunochemical Techniques (Part B))、 同書 Vol. 74(Iramunochemicai Techniques (Part C))、 同書 Vol. 84 (Immunochemical Techniques (Part D : Selected Immunoassays) ) ^ 同書 Vol. 92 (Immunochemical Techniques (Part E: Monoclonal Antibodies and General Immunoassay Methodsノノ、 同書 Vol. 121 (Immunochemical Techniques (Part I : Hybridoma Technology and Monoclonal Antibodies)) (以上、 アカデミックプレス社発行)などを参照する ことができる。
以上のようにして、 本発明の抗体を用いることによって、 RFRPまたは OT 7 T 022を感度良く定量することができる。.
さらには、 本発明の抗体を用いて RFRPまたは OT 7 T 0 2 2の濃度を 定量することによって、 RFRPまたは OT 7 T 0 2 2の濃度の減少が検出 された場合、 例えば、 痛覚障害、 眼疾患、 下垂体疾患、 筋疾患、 心疾患、 血 液疾患、 腎疾患、 免疫疾患、 副腎機能障害、 摂食障害、 肥満、 情動障害、 精 神分裂病、 うつ病、 不安症、 性機能障害、 肥満、 痙攣、 てんかん、 攻撃性行 動、 歩行異常、体温上昇、 白血球数減少、血小板数減少、 自発行動量 (特に、 夜間自発行動量) の増加、 筋力低下など、特に筋疾患、 副腎機能障害、痙攣、 攻撃性行動、 歩行異常、 体温上昇、 白血球数減少、 血小板敎減少、 自発行動 量 (特に、 夜間自発行動量) の増加または筋力低下などの疾患である、 また は将来罹患する可能性が高いと診断することができる。
また、 RFRPまたは OT 7 T 0 2 2の濃度の増加が検出された場合には、 例えば、 筋疾患、 副腎機能障害、 体温減少、 白血球数増加、 血小板数増加ま たは自発行動量 (特に、 夜間自発行動量) の減少、 痛み、 モルヒネ耐性など の疾患である、 または将来罹患する可能性が高いと診断することができる。
(5) RFRPと OT 7 T 0 2 2との結合性またはシグナル伝達を変化させ
る化合物またはその塩 (ァゴ二スト、 アンタゴニストなど) のスクリーニン グ方法、 および RFRPと OT 7 T 0 2 2との結合性またはシグナル伝達を 変化させる化合物またはその塩を含有する医薬
OT 7 T 0 2 2を用いるか、 または組換え型 OT 7 T 0 2 2の発現系を構 築し、 該発現系を用いたレセプター結合アツセィ系を用いることによって、 例えば、 痛覚障害、 眼疾患、 下垂体疾患、 筋疾患、 心疾患、 血液疾患、 腎疾 患、 免疫疾患、 副腎機能障害、 摂食障害、 肥満、 情動障害、 精神分裂病、 う つ病、 不安症、 性機能障害、 肥満、 痙攣、 てんかん、 攻撃性行動、 歩行異常、 体温上昇、 白血球数減少、 血小板数減少、 自発行動量 (特に、 夜間自発行動 量) の増加、 筋力低下、 体温減少、 白血球数増加、 血小板数増加、 自発行動 量 (特に、 夜間自発行動量) の減少、 痛み、 モルヒネ耐性などの予防 ·治療 ' 改善薬として有用な RFRPと OT 7 T 0 2 2との結合性またはシグナル伝 達を変化させる化合物 (例えば、 ペプチド、 蛋白質、 非ペプチド性化合物、 合成化合物、 発酵生産物など) またはその塩を効率よくスクリーニングする ことができる。
このような化合物には、 (ィ) OT 7 T 0 2 2を介して細胞刺激活性 (例 えば、 ァラキドン酸遊離、 アセチルコリン遊離、 細胞内 C a 2 +遊離、 細胞 内 c AMP生成、 細胞内 c AM.P生成抑制、 細胞内 c GMP生成、 イノシ下 一ルリン酸産生、 細胞膜電位変動、 細胞内蛋白質のリン酸化; c一 f o sの 活性化、 pHの低下などを促進する活性または抑制する活性など) を有する 化合物 (いわゆる、 OT 7 T 0 2 2ァゴニスト) 、 (口) OT 7 T 0 2 2を 介する細胞刺激活性を阻害する化合物 (いわゆる、 OT 7 T 0 2 2アンタゴ 二スト) 、 (ハ) RFRPと OT 7 T O 2 2との結合力を増強する化合物、 または (二) RFRPと OT 7 T O 2 2との結合力を減少させる化合物など が含まれる。 ' すなわち、 本発明は、
( 1) RFRPおよび (または) OT 7 T 0 2 2を用いることを特徴とする 痛覚障害、 眼疾患、 下垂体疾患、 筋疾患、 心疾患、 血液疾患、 腎疾患、 免疫
疾患、 副腎機能障害、 摂食障害、 肥満、 情動障害、 精神分裂病、 うつ病、 不 安症、 性機能障害、 肥満、 痙攣、 てんかん、 攻撃性行動、 歩行異常、 体温上 昇、 白血球数減少、 血小板数減少、 自発行動量 (特に、 夜間自発行動量) の 増加、 筋力低下、 体温減少、 白血球数増加、 血小板数増加、 自発行動量 (特 に、 夜間自発行動量) の減少、 痛み、 モルヒネ耐性など、 特に痛覚障害、 副 腎機能障害、 痙攣、 攻撃性行動、 歩行異常、 体温上昇、 白血球数減少、 血小 板数減少、 自発行動量 (特に、 夜間自発行動量) の増加、 筋力低下、 体温減 少、 白血球数増加、 血小板数増加、 自発行動量 (特に、 夜間自発行動量) の 減少などの予防 ·治療 ·改善薬のスクリーニング方法、
(2) ( i ) RFRPと OT 7 T 0 2 2とを接触させた場合と (ii) RFR Pと OT 7 T 0 2 2および試験化合物とを接触させた場合との比較を行なう ことを特徴とする痛覚障害、 眼疾患、 下垂体疾患、 筋疾患、 心疾患、 血液疾 患、 腎疾患、 免疫疾患、 副腎機能障害、 摂食障害、 肥満、 情動障害、 精神分 裂病、 うつ病、 不安症、 性機能障害、 肥満、 痙攣、 てんかん、 攻撃性行動、 歩行異常、 体温上昇、 白血球数減少、 血小板数減少、 自発行動量 (特に、 夜 間自発行動量) の増加、 筋力低下、体温減少、 白血球数増加、血小板数増加、 自発行動量 (特に、 夜間自発行動量) の減少、 痛み、 モルヒネ耐性など、 特 に痛覚障害、 ·副腎機能障害、 痙攣、 攻撃性行動、 歩行異常、 体温上昇、 白血 球数減少、 血小板数減少、 自発行動量 (特に、 夜間自発行動量) の増加、 筋 力低下、 体温減少、 白血球数増加、 血小板数増加、 自発行動量 (特に、 夜間 自発行動量)の減少の予防 ·治療 ·改善薬のスクリ一二ング方法を提供する。 痛覚障害、 眼疾患、 下垂体疾患、 筋疾患、 心疾患、 血液疾患、 腎疾患、 免 疫疾患、 副腎機能障害、 摂食障害、 肥満、 情動障害、 精神分裂病、 うつ病、 不安症、 性機能障害、 肥満、 痙攣、 てんかん、 攻撃性行動、 歩行異常、 体温 上昇、 白血球数減少、 血小板数減少、 自発行動量 (特に、 夜間自発行動量) の増加、 筋力低下、 体温減少、 白血球数増加、血小板数増加、 自発行動量 (特 に、 夜間自発行動量) の減少、 痛み、 モルヒネ耐性などの予防 ·治療 ·改善 薬は、 RFRPと OT 7 T 0 2 2との結合性またはシグナル伝達を変化させ
る化合物またはその塩である。
本発明のスクリーニング方法においては、 (i ) と (ii) の場合における、 例えば、 O T 7 T 0 2 2に対する R F R Pの結合量、 細胞刺激活性などを測 定して、 比較することを特徴とする。
より具体的には、 本発明は、
a) 標識した RFRPを、 OT 7 T 0 2 2に接触させた場合と、 標識した RFRPおよび試験化合物を OT 7 T 0 2 2に接触させた場合における、 標 識した RFRPの OT 7 T 0 2 2に対する結合量を測定し、 比較することを 特徴とする RFRPと OT 7 T 0 2 2との結合性またはシグナル伝達を変化 させる化合物またはその塩のスクリーユング方法、
b) 標識した RFRPを、 OT 7 T 0 2 2を含有する細胞または該細胞の 膜画分に接触させた場合と、 標識した R F R Pおよび試験化合物を O T 7 T 0 2 2を含有する細胞または該細胞の膜画分に接触させた場合における、 標 識した R F R Pの該細胞または該膜画分に対する結合量を測定し、 比較する ことを特徴とする RFRPと OT 7 T 0 2 2との結合性またはシグナル伝達 を変化させる化合物またはその塩のスクリーニング方法、
c ) 標識した RFRPを、 OT 7 T 0 2 2をコードする DNAを含有する 形質転換体を培養することによって細胞膜上に発現した OT 7 T 0 2 2に接 触させた場合と、 標識した RFRPおよび試験化合物を OT 7 T 0 2 2をコ 一ドする DN Aを含有する形質転換体を培養することによって細胞膜上に発 現した OT 7 T 0 2'2に接触させた場合における、 標識した RFRPの OT 7 T 0 2 2に対する結合量を測定し、 比較することを特徴とする RFRPと OT 7 T 0 2 2との結合性またはシグナル伝達を変化させる化合物またはそ の塩のスクリ一二ング方法、
d) RFRPを活性化する化合物またはその塩 (例えば、 RFRPなど) を OT 7 T 0 2 2を含有する細胞に接触させた場合と、 RFRPを活性化す る化合物またはその塩おょぴ試験化合物を OT 7 T 0 2 2を含有する細胞に 接触させた場合における、 OT 7 T 0 2 2を介した細胞刺激活性を測定し、
比較することを特徴とする RFRPと OT 7 Τ 0 2 2との結合性またはシグ ナル伝達を変化させる化合物またはその塩のスクリーニング方法、 および e) RFRPを活性化する化合物またはその塩 (例えば、 RFRPなど) を OT 7 T 0 2 2をコードする DN Aを含有する形質転換体を培養すること によって細胞膜上に発現した OT 7 T 0 2 2に接触させた場合と、 RFRP を活性化する化合物またはその塩および試験化合物を OT 7 T 0 2 2をコー ドする D N Aを含有する形質転換体を培養することによつて細胞膜上に発現 した OT 7 T 0 2 2に接触させた場合における、 レセプターを介する細胞刺 激活性を測定し、 比較することを特徴とする RFRPと OT 7 T 0 2 2との 結合性またはシグナル伝達を変化させる化合物またはその塩のスクリーニン グ方法を提供する。
本発明のスクリーニング方法では、 RFRPの代わりに、 RFRPと OT
7 T 0 2 2との結合性を変化させる化合物またはその塩を甩いることもでき る。 この RFRPと OT 7 T 0 2 2との結合性を変化させる化合物またはそ の塩は、 RFRPを用いて本発明のスクーニング方法を実施することによつ て得ることができる。
本発明のスクリーニング方法の具体的な説明を以下にする。
まず、 本発明のスクリーニング方法に用いる OT 7 T 0 2 2としては、 O T 7 T 0 2 2を含有する哺乳動物の臓器の細胞膜画分が好適である。 し力、し、 特にヒ ト由来の臓器は入手が極めて困難なことから、 スクリーニングに用い られるものとしては、 組換え体を用いて大量発現させたヒ ト由来の OT 7 T 0 2 2などが適している。
OT 7 T 0 2 2を製造するには、 WO 0 0/2 944 1号または WO 0 1 /6 6 1 3 4号に記載の方法が用いられるが、 OT 7 T 0 2 2をコードする DN Aを哺乳細胞や昆虫細胞で発現することにより行なうことが好ましい。 目的とする蛋白質部分をコードする DN A断片には相補 DN Aが用いられる 力 必ずしもこれに制約されるものではない。 例えば、 遺伝子断片や合成 D N Aを用いてもよい。 OT 7 T 0 2 2をコードする DN A断片を宿主動物細
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66 胞に導入し、 それらを効率よく発現させるためには、 該 DNA断片を昆虫を 宿主とするパキュ口ウィルスに属する核多角体病ウィルス (nuclear polyhedrosis virus; NP V) のポリヘドリンプロモーター、 SV4 0由来 のプロモーター、 レトロウイ/レスのプロモーター、 メタ口チォネインプロモ 一ター、 ヒ トヒートショックプロモーター、 サイトメガロウイノレスプロモー ター、 SR αプロモーターなどの下流に組み込むのが好ましい。 発現したレ セプターの量と質の検査はそれ自体公知の方法で行うことができる。例えば、 文献 〔Nambi, P. ら、 ザ ' ジャーナル ·ォ!ブ ·パイォロジカル 'ケミストリ 一 (J. Biol. Cheni. ) , 267卷, 19555〜19559頁, 1992年〕 に記載の方法に従つ て行なうことができる。
したがって、 本発明のスクリーニング方法において、 ΟΤ 7 Τ 0 2 2を含 有するものとしては、 それ自体公知の方法に従って精製した ΟΤ 7 Τ 0 2 2 であってもよいし、 ΟΤ 7 Τ 0 2 2を含有する細胞を用いてもよく、 また Ο Τ 7 Τ 0 2 2を含有する細胞の膜画分を用いてもよい。
本発明のスクリーニング方法において、 ΟΤ 7 Τ 0 2 2を含有する細胞を 用いる場合、 該細胞をダルタルアルデヒ ド、 ホルマリンなどで固定化しても よい。 固定化方法はそれ自体公知の方法に従って行なうことができる。
ΟΤ 7 Τ 0 2 2を含有する細胞としては、 ΟΤ 7 Τ 0 2 2を発現した宿主 細胞をいうが、 該宿主細胞としては、 大腸菌、 枯草菌、 酵母、 昆虫細胞、 動 物細胞などが好ましい。
細胞膜画分としては、 細胞を破砕した後、 それ自体公知の方法で得られる 細胞膜が多く含まれる画分のことをいう。 細胞の破砕方法としては、 Potter 一 Elvehjem型ホモジナイザーで細胞を押し潰す方法、 ヮーリングプレンダー やポリ トロン (Kinematica社製) のよる破碎、 超音波による破砕、 フレンチ プレスなどで加圧しながら細胞を細いノズルから噴出させることによる破砕 などが挙げられる。 細胞膜の分画には、 分画遠心分離法や密度勾配遠心分離 法などの遠心力による分画法が主として用いられる。 例えば、 細胞破砕液を 低速 (5 0 0〜3 0 0 0 r pm) で短時間 (通常、 約:!〜 1 0分) 遠心し、
上清をさらに高速 (1 5000 30000 r pm) で通常 30分〜 2時間 遠心し、 得られる沈澱を膜画分とする。 該膜画分中には、 発現した OT 7T 022と細胞由来のリン脂質や膜蛋白質などの膜成分が多く含まれる。
OT 7 T 022を含有する細胞や膜画分中の OT 7 T 022の量は、 1細 胞当たり 103 〜 1 08分子であるのが好ましく、 1 05 〜1 07 分子であ るのが好適である。 なお、 発現量が多いほど膜画分当たりの OT 7 T 022 結合活性 (比活性) が高くなり、 高感度なスクリーニング系の構築が可能に なるばかりでなく、 同一ロットで大量の試料を測定できるようになる。
RFRPと OT 7T022との結合性またはシグナル伝達を変化させる化 合物またはその塩をスクリーニングする上記の a) 〜c) を実施するために は、例えば、適当な OT 7 T 022画分と、標識した RFRPが必要である。'
OT 7 T 022画分としては、 天然型の OT 7 T 022画分か、 またはそ れと同等の活性を有する組換え型 OT 7T 022画分などが望ましい。 ここ で、 同等の活性.とは、 同等のリガンド結合活性、 シグナル情報伝達作用など を示す。
標識した RFRPとしては、 標識した RFRP、 標識した RFRPアナ口 グ化合物などが用いられる。 例えば 〔3 H〕 、 2 5 I〕 、 4 C〕 、 [3 5 S〕 などで標識された RFRPなどが用いられる。
具体的には、 RFRPと OT 7T022との結合性またはシグナル伝達を 変化させる化合物のスクリーニングを行なうには、 まず OT 7T 022を含 有する細胞または細胞の膜画分を、 スクリーニングに適したバッファーに懸 濁することにより OT 7 T 022標品を調製する。 ノ ッファーには、 pH4 〜10 (望ましくは pH6〜8) のリン酸バッファー、 トリス一塩酸バッフ ァーなどの RFRPと OT 7T 022との結合を阻害しないバッファーであ ればいずれでもよい。また、非特異的結合を低減させる目的で、 CHAP S、 Twe e n— 80T M (花王一ァトラス社) 、 ジギトニン、 デォキシコレー トなどの界面活性剤をバッファーに加えることもできる。 さらに、 プロテア ーゼによる OT 7 T 022や RFRPの分解を抑える目的で PMS F、 ロイ
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68 ぺプチン、 E— 64 (ペプチド研究所製) 、 ぺプスタチンなどのプロテア一 ゼ阻害剤を添加することもできる。 0. 0 1〜: L Om lの該レセプター溶液に、 一定量 (5 0 0 0〜5 0 0 0 0 0 c pm) の標識した R F R Pを添加し、 同 時に 1 0— 4 M〜l 0— 1 ° Mの試験化合物を共存させる。 非特異的結合量 (NS B) を知るために大過剰の未標識の RFRPを加えた反応チューブも 用意する。 反応は約 0〜5 0°C、 望ましくは約 4〜3 7°Cで、 約 2 0分〜 2 4時間、 望ましくは約 3 0分〜 3時間行う。 反応後、 ガラス繊維濾紙等で濾 過し、 適量の同バッファーで洗浄した後、 ガラス繊維濾紙に残存する放射活 性を液体シンチレーシヨンカウンターまたは y—カウンターで計測する。 拮 抗する物質がない場合のカウント(B。) から非特異的結合量 (NS B) を引 いたカウント (B。 一 NS B) を 1 0 0%とした時、 特異的結合量 (B—N S B) I 例えば、 5 0%以下になる試験化合物を拮抗阻害能力のある候捕 物質として選択することができる。
RFRPと OT 7 T 0 2 2との結合性またはシグナル伝達を変化させる化 合物またはその塩をスクリーニングする上記の d) 〜e) の方法を実施する ためには、 例えば、 OT 7 T 0 2 2を介する細胞刺激活性を公知の方法また は市販の測定用キットを用いて測定することができる。
具体的には、 まず、 OT 7 T 0 2 2を含有する細胞をマルチウエルプレー ト等に培養する。 スク リーニングを行なうにあたっては前もつて新鮮な培地 あるいは細胞に毒性を示さない適当なバッファーに交換し、 試験化合物など を添加して一定時間ィンキュベートした後、 細胞を抽出あるいは上清液を回 収して、 生成した産物をそれぞれの方法に従って定量する。 細胞刺激活性の 指標とする物質 (例えば、 ァラキドン酸など) の生成が、 細胞が含有する分 解酵素によって検定困難な場合は、 該分解酵素に対する阻害剤を添加してァ ッセィを行なってもよい。 また、 c AMP産生抑制などの活性については、 フォルスコリンなどで細胞の基礎的産生量を増大させておいた細胞に対する 産生抑制作用として検出することができる。
細胞刺激活性を測定してスクリ一ユングを行なうには、 適当な OT 7 T 0
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22を発現した細胞が必要である。 OT 7 T 0 2 2を発現した細胞としては、 天然型の OT 7 T 0 2 2を有する細胞株、 上記の組換え型 OT 7 T 0 2 2を 発現した細胞株などが望ましい。 '
試験化合物としては、 前記と同様のものが用いられる。
また、 試験化合物としては、 OT 7 T 0 2 2の活性部位の原子座標および リガンド結合ボケットの位置に基づいて、 リガンド結合ボケットに結合する ように設計された化合物が好ましく用いられる。 OT 7 T 0 2 2の活性部位 の原子座標およびリガンド結合ポケットの位置の測定は、 公知の方法あるい はそれに準じる方法を用いて行うことができる。
RFRPと OT 7 T 0 2 2との結合性またはシグナル伝達を変化させる化 合物またはその塩のスクリーニング用キットは、 RFRP、 OT 7 T 0 2 2 を含有する細胞またはその細胞膜画分を含有するものなどである。
本発明のスクリーユング用キットの例としては、 次のものが挙げられる。
1. スクリーニング用試薬
a) 測定用緩衝液および洗浄用緩衝液
Hanks' Balanced Salt Solution (ギブコ社製) に、 0. 0 5%のゥシ血清 アルブミン (シグマ社製) を加えたもの。
孔径 0. 4 5 μ mのフィルターで濾過滅菌し、 4°Cで保存するか、 あるいは 用時調製しても良い。
b) OT 7 T 0 22標品
OT 7 T 0 2 2を発現させた C HO細胞を、 1 2穴プレートに 5 X 1 05 個 穴で継代し、 3 7。C、 5 % C O 2 、 9 5 % a i rで 2日間培養したもの。
c) 標識 RFRP
市販の 〔3 H〕 、 2 5 I〕 、 4 C〕 、 〔3 5 S〕 などで標識した R FRP
水溶液の状態のものを 4°Cあるいは一 2 0°Cにて保存し、 用時に測定用緩 衝液にて 1 Mに希釈する。
d) RFRP標準液
8
70
RFRPを 0. 1 %ゥシ血清アルブミン (シダマ社製) を含む P B Sで 1 m Mとなるように溶解し、 一 20°Cで保存する。
2. 測定法
a) 1 2穴組織培養用プレートにて培養した OT 7T022発現 CHO細 胞を、 測定用緩衝液 1 m 1で 2回洗浄した後、 490 1の測定用緩衝液を 各穴に加える。
b) 1 0— 3 〜1 0— 1 Q Mの試験化合物溶液を 5 1加えた後、 標識 R FRPを 5 1加え、 室温にて 1時間反応させる。 非特異的結合量を知るた めには試験化合物の代わりに 10— 3 Mの RFRPを 5 μ 1加えておく。
c) 反応液を除去し、 1 m 1の洗浄用緩衝液で 3回洗浄する。 細胞に結合 した標識 R FRPを 0.2N Na OH- l%SDSで溶解し、 4 m 1の液体 シンチレーター A (和光純薬製) と混合する。
d) 液体シンチレーシヨンカウンター (ベックマン社製) を用いて放射活 '1生を測定し、 Percent Maximum Binding (PMB) を次の式で求める。
PMB= [ (B—NSB) / (B。 一 NSB) ] X 100
PMB : Percent Maximum Binding
B :検体を加えた時の値
NS B : Non-specific Binding (非特異的結合量)
B。 :最大結合量
本発明のスクリ一二ング方法またはスクリ一二ング用キットを用いて得ら れる化合物としては、ペプチド、蛋白質、非ペプチド性化合物、合成化合物、 発酵生産物、 細胞抽出液、 植物抽出液、 動物組織抽出液、 血漿などが挙げら れ、 これら化合物は新規な化合物であってもよいし、 公知の化合物であって あよい。
上記スクリーニング方法で得られる化合物の塩としては、 前記した RFR Pの塩と同様の塩が用いられる。
本発明のスクリ一二ング方法またはスクリ一ユング用キットを用いて得ら れる化合物またはその塩は、 RFRPと OT 7T 022との結合性またはシ
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71 グナル伝達を変化させる作用を有する化合物またはその塩であり、 具体的に は、 (ィ) OT 7 T 022を介して細胞刺激活性を有する化合物またはその 塩 (いわゆる、 OT 7 T 022ァゴエスト) 、 (口) 該細胞刺激活性を有し ない化合物またはその塩(いわゆる、 OT 7 T 022アンタゴニスト)、 (ハ) RFR Pと OT 7 T 022との結合力を増強する化合物またはその塩、 また は (二) RFRPと OT 7 T 022との結合力を減少させる化合物またはそ の塩である。
OT 7 T 022ァゴニス トであるか、 アンタゴ-ス トであるかの具体的な 評価方法は以下の ( i) および (ii) に従えばよい。
( i ) 例えば、 前記 a) 〜c) のスクリーニング方法で示されるバインディ ング ·アツセィを行い、 RFRPと OT 7 TO 22との結合性を変化させる (特に、 結合を阻害する) 化合物またはその塩を得た後、 該化合物またはそ の塩が上記した OT 7 TO 22を介する細胞刺激活性を有しているか否かを 測定する。 細胞刺激活性を有する化合物またはその塩は OT 7TO 22ァゴ 二ス トであり、 該活性を有しない化合物またはその塩は OT 7 T 022アン タゴニス トである。
(ii) (a) 試験化合物を OT 7T 022を含有する細胞に接触させ、 上記 OT 7 T 022を介した細胞刺激活性を測定する。 細胞刺激活性を有する化 合物またはその塩は〇T 7 Τ 022ァゴニス トである。
(b) OT 7 T 022を活性化する化合物 (例えば、 RFRPなど) を OT 7 T 022を含有する細胞に接触させた場合と、 OT 7 T 022を活性化す る化合物および試験化合物を OT 7 T 022を含有する細胞に接触させた場 合における、 OT 7T 022を介した細胞刺激活性を測定し、 比較する。 O T 7T 022を活性化する化合物による細胞刺激活性を減少させ得る化合物 またはその塩は OT 7T 022アンタゴニストである。
OT 7 T 022ァゴニストは、 RFRPが有する生理活性と同様の作用を 有しており安全で低毒性な医薬として有用である。
OT 7 T 022アンタゴエストは、 RFRPが有する生理活性を抑制する
ことができるので、 RFRPの生理活性を抑制する.ための安全で低毒性な医 薬として有用である。
RFRPと OT 7T 022との結合力を増強する化合物またはその塩は、 RFRPが有する生理活性を増強することができるので、 安全で低毒性な医 薬として有用である。
RFRPと OT 7T022との結合力を減少させる化合物またはその塩は、 RFRPが有する生理活性を減少させることができるので、 RFRPの生理 活性を抑制するための安全で低毒性な医薬として有用である。
具体的には、 本発明のスクリーニング方法またはスクリーエング用キット を用いて得られる OT 7 T 022ァゴニストおよび RFRPと OT 7T02 2との結合力を増強する化合物またはその塩は、例えば、痛覚障害、眼疾患、 下垂体疾患、 筋疾患、 心疾患、 血液疾患、 腎疾患、免疫疾患、 副腎機能障害、 摂食障害、 肥満、 情動障害、 精神分裂病、 うつ病、 不安症、 性機能障害、 肥 満、 痙攣、 てんかん、 攻撃性行動、 歩行異常、 体温上昇、 白血球数減少、 血 小扳数減少、 自発行動量 (特に、 夜間自発行動量) の増加、 筋力低下など、 特に筋疾患、 副腎機能障害、 痙攣、 攻撃性行動、 歩行異常、 体温上昇、 白血 球数減少、 血小板数減少、 自発行動量 (特に、 夜間自発行動量) の増加また は筋力低下に対する予防 ·治療 ·改善剤として有用である。
—方、 本発明のスクリーニング方法またはスクリーニング用キットを用い て得られる OT 7T 022アンタゴニストおよび RFRPと OT 7 T 022 との結合力を減少させる化合物またはその塩は、 例えば、 筋疾患、 副腎機能 障害、 体温減少、 白血球数増加、 血小板数増加または自発行動量 (特に、 夜 間自発行動量) の減少に対する予防 ·治療 ·改善剤、 鎮痛剤、 モルヒネの鎮 痛作用促進剤、 モルヒネ耐性回避剤、 モルヒネ依存性回避剤などとして有用 である。
本発明のスクリーニング方法またはスクリーニング用キットを用いて得ら れる化合物またはその塩を上記の医薬組成物として使用する場合、 常套手段 に従って製剤化することができる。 具体的には、 上記した RFRPを含有す
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73 る予防 ·治療 ·改善剤と同様に製造することができる。
得られる製剤は安全で低毒性であるので、 例えば、 ヒトゃ哺乳動物 (例え 'ば、 ラット、 マウス、 ゥサギ、 ヒッジ、 ブタ、 ゥシ、 ネコ、 ィヌ、 サルなど) に対して投与することができる。
該化合物またはその塩の投与量は、 投与対象、 対象臓器、 症状、 投与方法 などにより差異はあるが、 経口投与の場合、 一般的に例えば、 痛覚障害患者 (体重 6 O k gとして) においては、 一日につき OT 7.T 0 2 2ァゴニスト を約 0. :!〜 1 0 0mg、 好ましくは約 1. 0〜5 0mg、 より好ましくは約 1. '0〜2 Omgである。 非経口的に投与する場合は、 その 1回投与量は投 与対象、 対象臓器、 症状、 投与方法などによっても異なるが、 例えば、 注射 剤の形では通常例えば、 痛覚障害患者 (体重 6 0 k gとして) においては、 一日につき OT 7 T 0 2 2ァゴニストを約 0. 0 1〜3 Omg程度、 好まし くは約 0. 1〜2 Omg程度、 より好ましくは約 0. l〜1 0mg程度を静 脈注射により投与するのが好都合である。 他の動物の場合も、 体重 6 O k g 当たりに換算した量を投与することができる。
(6) 細胞膜における OT 7 T 0 2 2の量を変化させる化合物またはその塩 を含有する医薬
OT 7 T 0 2 2に対する抗体は、 OT 7 T 0 2 2を特異的に認識すること ができるので、 細胞膜における OT 7 T 0 2 2の量を変化させる化合物また はその塩のスクリーニングに用いることができる。 .
すなわち、 本発明は、 例えば、
( i ) 非ヒト哺乳動物の a) 血液、 b) 特定の臓器、 c) 臓器から単離し た組織もしくは細胞等を破壊した後、 細胞膜画分を単離し、 細胞膜画分に含 まれる OT 7 T 0 2 2を定量することによる、 細胞膜における OT 7 T 0 2 2の量を変化させる化合物またはその塩のスクリーニング方法、
(ii) OT 7 T O 2 2を発現する形質転換体等を破壊した後、 細胞膜画分 を単離し、 細胞膜画分に含まれる OT 7 T O 2 2を定量することによる、 細 胞膜における OT 7 T 0 2 2の量を変化させる化合物またはその塩のスクリ
一二ング方法、
(iii) 非ヒト哺乳動物の a ) 血液、 b ) 特定の臓器、 c ) 臓器から単離し た組織もしくは細胞等を切片とした後、 免疫染色法を用いることにより、 細 胞表層での該受容体蛋白質の染色度合いを定量化することにより、 細胞膜上 の該蛋白質を確認することによる、 細胞膜における O T 7 T 0 2 2の量を変 化させる化合物またはその塩のスクリーニング方法を提供する。
(iv) O T 7 T O 2 2を発現する形質転換体等を切片とした後、 免疫染色 法を用いることにより、 細胞表層での該受容体蛋白質の染色度合いを定量化 することにより、 細胞膜上の該蛋白質を確認することによる、 細胞膜におけ る O T 7 T 0 2 2の量を変化させる化合物またはその塩のスクリ一二ング方 法を提供する。
細胞膜画分に含まれる O T 7 T 0 2 2の定量は具体的には以下のようにし て行なう。
( i ) 正常あるいは疾患モデル非ヒ ト哺乳動物 (例えば、 マウス、 ラット、 ゥサギ、 ヒッジ、 プタ、 ゥシ、 ネコ、 ィヌ、 サルなど、 より具体的には免疫 不全ラット、 マウス、 ィ匕ゥサギなど) に対して、 薬剤 (例えば、 免疫調節薬 など) あるいは物理的ス トレス (例えば、 浸水ス トレス、 電気ショック、 明 暗、 低温など) などを与え、 一定時間経過した後に、 血液、 あるいは特定の 臓器 (例えば、 脳、 肝臓、 腎臓など) 、 または臓器から単離した組織、 ある いは細胞を得る。 得られた臓器、 組織または細胞等を、 例えば、 適当な緩衝 液 (例えば、 トリス塩酸緩衝液、 リン酸緩衝液、 へぺス緩衝液など) 等に懸 濁し、 臓器、 組織あるいは細胞を破壊し、 界面活性剤 (例えば、 トリ トン X 1 0 0™ , ツイーン 2 0 T など) などを用い、 さらに遠心分離や濾過、 カラム分画などの手法を用いて細胞膜画分を得る。
細胞膜画分としては、 細胞を破碎した後、 それ自体公知の方法で得られる 細胞膜が多く含まれる画分のことをいう。 細胞の破枠方法としては、 Potter — Elvehjem型ホモジナイザーで細胞を押し潰す方法、 ヮーリングブレンダー やポリ トロン (Kinematica社製) による破砕、 超音波による破砕、 フレンチ
プレスなどで加圧しながら細胞を細いノズルから噴出させることによる破砕 などが挙げられる。 細胞膜の分画には、 分画遠心分離法や密度勾配遠心分離 法などの遠心力による分画法が主として用いられる。 例えば、 細胞破砕液を 低速 (50 0〜3 0 0 0 r pm) で短時間 (通常、約 1分〜 1 0分) 遠心し、 上清をさらに高速 (1 5 0 0 0〜3 0 0 0 0 r pm) で通常 3 0分〜 2時間 遠心し、 得られる沈澱を膜画分とする。 該膜画分中には、 発現した OT 7 T 0 2 2と細胞由来のリン脂質や膜蛋白質などの膜成分が多く含まれる。
細胞膜画分に含まれる OT 7 T 0 2 2は、 例えば、 本発明の抗体を用いた サンドィツチ免疫測定法、 ウェスタンプロット解析などにより定量すること ができる。
かかるサンドィツチ免疫測定法は上記の方法と同様にして行なうことがで き、 ウェスタンプロットは自体公知の手段により行なうことができる。
(ii) OT 7 T 0 2 2を発現する形質転換体を上記の方法に従い作製し、 細胞膜画分に含まれる OT 7 T O 2 2を定量することができる。
細胞膜における OT 7 T 0 2 2の量を変化させる化合物またはその塩のス クリ一-ングは、
( i ) 正常あるいは疾患モデル非ヒ ト哺乳動物に対して、 薬剤あるいは物 理的ス トレスなどを与える一定時間前 (3 0分前〜 24時間前、 好ましくは 3 0分前〜 1 2時間前、 より好ましくは 1時間前〜 6時間前) もしくは一定 時間後 ( 3 0分後〜 3日後、 好ましくは 1時間後〜 2日後、 より好ましくは 1時間後〜 24時間後) 、 または薬剤あるいは物理的ス トレスと同時に試験 化合物を投与し、 投与後一定時間経過後 (3 0分後〜 3日後、 好ましくは 1 時間後〜 2日後、 より好ましくは 1時間後〜 24時間後) 、 細胞膜における OT 7 T 0 2 2の量を定量することにより行なうことができ、
(ϋ) 形質転換体を常法に従い培養する際に試験化合物を培地中に混合さ せ、 一定時間培養後 (1 日後〜 7日後、 好ましくは 1日後〜 3日後、 より好 ましくは 2日後〜 3日後) 、 細胞膜における RFRPの量を定量することに より行なうことができる。
細胞膜画分に含まれる O T 7 T 0 2 2の確認は具体的には以下のようにし て行なう。
(iii)正常あるいは疾患モデル非ヒ ト哺乳動物(例えば、マウス、ラット、 ゥサギ、 ヒッジ、 ブタ、 ゥシ、 ネコ、 ィヌ、 サルなど、 より具体的には免疫 不全モデルラット、 マウス、 ゥサギなど) に対して、 薬剤 (例えば、 免疫調 節薬など) あるいは物理的ス トレス (例えば、浸水ス トレス、電気ショック、 明暗、 低温など) などを与え、 一定時間経過した後に、 血液、 あるいは特定 の臓器 (例えば、 脳、 肝臓、 腎臓など) 、 または臓器から単離した組織、 あ るいは細胞を得る。 得られた臓器、 または細胞等を、 常法に従い組織切 片とし、 本発明の抗体を用いて免疫染色を行う。 細胞表層での該受容体蛋白 質の染色度合いを定量化することにより、 細胞膜上の該蛋白質を確認するこ とにより、 定量的または定性的に、 細胞膜における Ο Τ 7 T O 2 2の量を確 認することができる。
(iv) O T 7 T 0 2 2を発現する形質転換体等を用いて同様の手段をとる ことにより確認することもできる。
試験化合物としては、 前記と同様のものが用いられる。
本発明のスクリーニング方法を用いて得られる化合物は、 細胞膜における
O T 7 T 0 2 2の量を変化させる作用を有する化合物であり、 具体的には、 (ィ) 細胞膜における O T 7 T 0 2 2の量を増加させることにより、 O T 7 T 0 2 2を介する細胞刺激活性を増強させる化合物、 (口) 細胞膜における
O T 7 T 0 2 2の量を減少させることにより、 該細胞刺激活性を減弱させる 化合物である。 '
上記スクリーエング方法で得られる化合物の塩としては、 前記した R F R
Pの塩と同様の塩が用いられる。
細胞膜における O T 7 T 0 2 2の量を増加させることにより、 細胞刺激活 性を増強させる化合物またはその塩は、 例えば、 痛覚障害、 眼疾患、 下垂体 疾患、 筋疾患、 心疾患、 血液疾患、 腎疾患、 免疫疾患、 副腎機能障害、 摂食 障害、 肥満、 情動障害、 精神分裂病、 うつ病、 不安症、 性機能障害、 肥満、
痙攣、 てんかん、 攻擊性行動、 歩行異常、 体温上昇、 白血球数減少、 血小板 数減少、 自発行動量 (特に、 夜間自発行動量) の増加、 筋力低下など、 特に 筋疾患、 副腎機能障害、 痙攣、 攻撃性行動、 歩行異常、 体温上昇、 白血球数 減少、 血小板数減少、 自発行動量 (特に、 夜間自発行動量) の増加または筋 力低下に対する安全で低毒性な予防 ·治療 ·改善剤として有用である。
細胞膜における OT 7 T 0 2 2の量を減少させることにより、 細胞刺激活 性を減弱させる化合物またはその塩は、 例えば、 筋疾患、 副腎機能障害、 体 温減少、 白血球数増加、 血小板数増加または自発行動量 (特に、 夜間自発行 動量) の減少に対する安全で低毒性な予防,治療 ·改善剤、 鎮痛剤、 モルヒ ネの鎮痛作用促進剤、 モルヒネ耐性回避剤、 モルヒネ依存性回避剤などとし て有用である。
本発明のスクリーユング方法を用いて得られる化合物またはその塩を医薬 組成物として使用する場合、 常套手段に従って製剤化することができる。 具 体的には、 上記した RFRPを含有する予防 ·治療 ·改善剤と同様に製造す ることができる。
得られる製剤は安全で低毒性であるので、 例えば、 ヒ トゃ哺乳動物 (例え ば、 ラット、 マウス、 ゥサギ、 ヒッジ、 ブタ、 ゥシ、 ネコ、 ィヌ、 サルなど) に対して投与することができる。
該化合物またはその塩の投与量は、 投与対象、 対象臓器、 症状、 投与方法 などにより差異はあるが、 経口投与の場合、 一般的に例えば、 痛覚障害患者 (体重 6 O k gとして) においては、 細胞膜における OT 7 T 0 2 2の量を 増加させる化合物またはその塩を一日につき約 0. 1〜1 0 Omg、好ましく は約 1. 0〜5 0mg、 より好ましくは約 1. 0〜2 0mgである。 非経口 的に投与する場合は、 その 1回投与量は投与対象、 対象臓器、 症状、 投与方 法などによっても異なるが、 例えば、 注射剤の形では、 通常例えば、 痛覚障 害患者 (体重 6 O k gとして) においては、 細胞膜における OT 7 T 0'2 2 の量を増加させる化合物またはその塩を一日につき約 0. 0 1〜3 0mg程 度、 好ましくは約 0. 1〜2 Omg程度、 より好ましくは約 0. l〜1 0m
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78 g程度を静脈注射により投与するのが好都合である。 他の動物の場合も、 体 重 6 0 k g当たりに換算した量を投与することができる。
(7) RFRPまたは OT 7 T O 2 2に対する抗体を含有してなる医薬 RFRPまたは OT 7 T 0 2 2に対して抗体 (特に、 中和抗体) は、 RF RPまたは OT 7 T 0 2 2が関与するシグナル伝達、 例えば、 OT 7 T 0 2 2を介する細胞刺激活性を不活性化することができる。
したがって、 RFRPまたは OT 7 T 0 2 2に対する抗体は、 例えば、 筋 疾患、 副腎機能障害、 体温減少、 白血球数増加、 血小板数増加または自発行 動量 (特に、夜間自発行動量) の減少に対する予防 ·治療 ·改善剤、 鎮痛剤、 モルヒネの鎮痛作用促進剤、 モルヒネ耐性回避剤、 モルヒネ依存性回避剤な どとして用いることができる。
上記予防 ·治療 ·改善剤は、 前記した RFRPを含有する医薬と同様にし て製造し、 使用することができる。
(8) アンチセンス DNAまたは s i RNAを含有してなる医薬
RFRPをコードする DNAに対するアンチセンス DNAまたは OT 7 T
0 2 2をコードする DNAに対するアンチセンス DNA (以下、 アンチセン ス DNAと略記する) または本発明の s i RNAは、 例えば、 筋疾患、 副腎 機能障害、体温減少、 白血球数増加、血小板数増加または自発行動量(特に、' 夜間自発行動量) の減少に対する予防。治療 ·改善剤、 鎮痛剤、 モルヒネの 鎮痛作用促進剤、 モルヒネ耐性回避剤、 モルヒネ依存性回避剤などとして用 いることができる。
例えば、 該アンチセンス DNAまたは s i RNAを用いる場合、 該アンチ センス DNAまたは s i RNAを単独あるいはレトロウイルスベクター、 ァ デノウィルスベクター、 アデノウイノレスァソシエーテッドウィルスベクター などの適当なベクターに揷入した後、 常套手段に従って実施することができ る。 該アンチセンス DNAまたは s i RNAは、 そのままで、 あるいは摂取 促進のために補助剤などの生理学的に認められる担体とともに製剤化し、 遺 伝子銃やハイドロゲルカテーテルのようなカテーテルによって投与できる。
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79 さらに、 該アンチセンス DN Aは、 組織や細胞における RFRPまたは O T 7 T 0 2 2をコードする DNAの存在やその発現状況を調べるための診断 用オリゴヌクレオチドプローブとして使用することもできる。
(9) OT 7 T 0 2 2ノックアウト動物
[OT 7 T 02 2遺伝子発現不活性哺乳動物 E S細胞〕
OT 7 T O 2 2遺伝子が不活性化された哺乳動物 E S細胞とは、 哺乳動物 E S細胞が有する OT 7 T 0 2 2遺伝子に人為的に変異を加えることにより、 遺伝子の発現能を抑制するか、 もしくは該遺伝子がコードしている OT 7 T 0 2 2の活性を実質的に喪失させることにより、 遺伝子が実質的に OT 7 T 0 2 2の発現能を有さない不活性化された (以下、 本発明のノックアウト遺 伝子と称することがある) 哺乳動物の E S細胞をいう。
OT 7T 0 2 2遺伝子としては、 前記した OT 7 T O 2 2をコードする D N Aが用いられるが、 具体的には、 マウス OT 7 T 0 2 2遺伝子としては、 配列番号: 2 7で表わされるアミノ酸配列からなるマウス OT 7 T 0 2 2の 部分蛋白質をコードする、 配列番号: 3 2または配列番号: 2 8で表わされ る塩基配列からなる遺伝子 (ゲノム DNA) などが用いられる。
ラット OT 7 T 0 2 2遺伝子としては、 配列番号: 1 1で表わされるアミ ノ酸配列からなる OT 7 T 0 2 2をコードする、 配列番号: 1 2で表わされ る塩基配列を含有する遺伝子などが用いられる。 '
本明細書中、 E S細胞の材料とする哺乳動物としては、 例えば、 ヒ ト、 ゥ シ、 ブタ、 ヒッジ、 ャギ、 ゥサギ、 ィヌ、 ネコ、 モノレモッ ト、 ハムスター、 マウス、 ラットなどが用いられる。
また、 本明細書中、 非ヒ ト動物としては、 OT 7 T 0 2 2遺伝子を有する ヒ ト以外の動物ならば、 いかなる動物でもよいが、 非ヒ ト哺乳動物が好まし い。 非ヒト哺乳動物としては、 例えば、 ゥシ、 ブタ、 ヒッジ、 ャギ、 ゥサギ、 ィヌ、 ネコ、 モノレモット、 ハムスター、 マウス、 ラットなどが用いられる。 非ヒ ト哺乳動物のなかでも、 病態動物モデル系の作製の面から個体発生およ び生物サイクルが比較的短く、 また繁殖が容易なゲッ歯動物、 とりわけマウ
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80 ス (例えば純系として、 C 57 BL/6系統, DBA 2系統など、 交雑系と して、 B 6 C 3 F 1系統, BDF 1系統, B 6 D 2 F 1系統, BALBZc .系統, I CR系統など (なかでも好ましくは、 純系として、 C 57BLZ6 系統など、 交雑系として、 BDF 1系統または I CR系統など) ) またはラ ット (例えば、 Wi s t a r系統, SD系統など) などが特に好ましい。
OT 7 T 022遺伝子に人為的に変異を加える方法としては、 例えば、 遺 伝子工学的手法により該遺伝子配列の一部又は全部の削除、 もしくは他遺伝 子の挿入または置換があげられる。 これらの変異により、 例えば、 コドンの 読み取り枠をずらすか、 プロモーターあるいはェキソンの機能を破壌するこ とにより本発明のノックァゥト遺伝子を作製す ことができる。
OT 7T 022遺伝子が不活性化された哺乳動物 (好ましくは、 非ヒ ト哺 乳動物) E S細胞 (以下、 OT 7 T 022遺伝子不活性化 E S細胞またはノ ックアウト ES細胞と略記する) の具体例としては、 例えば、 薬剤耐性遺伝 子 (例えば、 ネオマイシン耐性遺伝子、 ハイグロマイシン耐性遺伝子または ゼォシン耐性遺伝子など、 好ましくは、 ネオマイシン耐性遺伝子など) 、 あ るいはレボーター遺伝子 (例えば、 1 a c Z (大腸菌 —ガラクトシダーゼ 遺伝子) 、 c a t (クロラムフエニコールァセチルトランスフェラーゼ遺伝 子) 、 GUS (jS—ダルクロニダーゼ遺伝子) 、 ルシフェラーゼ遺伝子、 ェ クオリン遺伝子、 タウマリン遺伝子、 G F P (Green Fluorescent Protein) 遺伝子など、 好ましくは、 1 a c Zなど) 等を挿入することにより OT7T 022遺伝子のェキソンの機能を破壊する力、 あるいはェキソン間のィント ロン部分に遺伝子の転写を終結させる DNA配列 (例えば、 polyA付加シグ ナルなど) を揷入し、 完全な mRNAを合成できなくすることによって、 結 果的に遺伝子を破壊するように構築した D N A配列を有する D N Aベクター (以下、 ターゲティングベクターと略記する) を作製する。 レポーター遺伝 子を揷入してェキソンの機能を破壊する場合、 該レポーター遺伝子は、 OT 7 T 022プロモーターの制御下で発現するように挿入することが好ましい。 上記 「薬剤耐性遺伝子」 とは、 抗生物質などの薬剤耐性に関与する遺伝子
を示し、'導入される遺伝子が細胞において発現したか否かを選抜するマーカ 一として利用される。
また、 上記 「レポーター遺伝子」 とは、 遺伝子発現の指標になる遺伝子群 のことを示し、 通常、 発光反応や呈色反応を触媒する酵素の構造遺伝子が利 用されることが多く、 ①遺伝的背景がないもの、 ②遺伝子発現を定量的に行 'える高感度の方法があるもの、 ③形質転換細胞への影響が少ないもの、 ④発 現部位の局在性が示されるものなどが好ましく用いられる (植物細胞工学、 第 2卷、 第 721頁、 1990) 。 また、 上記の 「薬剤耐性遺伝子」 なども同じ目的 で使用されるが、 「レポーター遺伝子」 は、 単に導入される遺伝子が細胞に おいて発現したかどうかだけではなく、 どの組織でいつ発現したかを調べる ことができ、 しかも定量的に発現量を正確に調べることができるものである。 さらに、 ターゲティングベクターを、 例えば、 相同組換え法により該動物 の染色体に導入し、 得られた E S細胞について O T 7 T 0 2 2遺伝子上ある いはその近傍の D N A配列をプローブとしたサザンハイブリダィゼーション 解析あるいはターゲテイングベクター上の D N A配列とターゲティングべク ター作製に使用した O T 7 T 0 2 2遺伝子以外の近傍領域の D N A配列をプ ライマーとした P C R法により解析し、 本発明のノックァゥト E S細胞を選 別することにより得ることができる。
上記のターゲテイングベクターとしては、 例えば、 大腸菌由来のプラスミ ド (例、 p B R 3 2 2, p B R 3 2 5, p U C 1 2 , p U C 1 3など) 、 枯 草菌由来のプラスミド (例、 p U B 1 1 0 , p T B 5 , p C 1 9 4など) 、 酵母由来のプラスミ ド (例、 p S H 1 9 , p S H 1 5など) 、 λファージなど のパクテリオファージ、 モロニ一白血病ウィルスなどのレトロウイルス、 ヮ クシニアウィルスまたはアデノウイルスベクター、 パキュロウィルス、 ゥシ 乳頭腫ウィルス、ヘルぺスウィルス群からのウィルス、またはェプスタイン · バー . ウィルスなどの動物ウィルスなどが用いられる。
また、 相同組換え法等により Ο Τ 7 Τ 0 2 2遺伝子を不活性化させる元の E S細胞としては、 例えば、 前述のような既に樹立されたものを用いてもよ
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82 く、また公知の Evansと Kaufmanの方法に準じて新しく樹立したものでもよレ、。 例えば、 マウスの E S細胞の場合、 現在、 一般的には 1 2 9系統の E S細胞 が使用されているが、 免疫学的背景がはっきりしていないので、 これに代わ る純系で免疫学的に遺伝的背景が明らかな E S細胞を取得するなどの目的で、 例えば、 C 5 7 B L/6系統マウスや DB A/2系統との交雑種 BDF 1系 統マウス (C 5 7 B L/6系統と DBA/2系統との F 1) を用いて樹立し たものなども良好に用いうる。 BDF 1系統マウスは、採卵数が多く、かつ、 卵が操作上にであるという利点に加えて、 C 5 7 B L/ 6系統マウスを遺伝 的背景に持つので、 これを用いて得られた E S細胞は病態モデルマウスを作 出したとき、 C 5 7 B LZ 6系統マウスと戻し交配することでその遺伝的背 景を C 5 7 B L/76系統に戻すことが可能である点で有利に用い得る。
また、 E S細胞を樹立する場合、 一般には受精後 3. 5日目の胚盤胞を使用 するが、これ以外に 8細胞期胚 (受精後 2. 5日目頃の 8細胞期胚が好ましい) を採卵し胚盤胞まで培養して用いることにより効率よく多数の初期胚を取得 することができる。
また第二次セレクションは、 G—パンディング法などを用いた核型分析等 により行うことができる。 得られる E S細胞の染色体数は正常数の 1 0 0% が望ましいが、 樹立の際の物理的操作等の関係上困難な場合は、 E S細胞の 遺伝子をノックアウトした後、 正常細胞 (例えばマゥスでは染色体 が 2 n =40である細胞) に再びクローニングすることが望ましい。
このようにして得られた E S細胞株は、 通常その増殖性は大変良いが、 個 体発生できる再生能を失いやすいので、 注意深く継代培養することが必要で ある。 例えば、 S T O繊維芽細胞のような適当なブイ一ダー細胞上で L I F (1〜1 0 0 0 OU/ml) 存在下に炭酸ガス培養器内 (好ましくは、 5%炭酸 ガス、 9 5 %空気または 5 %酸素、 5 %炭酸ガス、 9 0 %空気) で約 3 7 °C で培養するなどの方法で培養し、 継代時には、 例えば、 トリプシン ZE D T A溶液 (通常 0. 0 0 1〜0. 5%トリプシン 0. l〜5mM EDTA、 好 ましくは約 0. 1 %トリプシン Zl mM EDTA) 処理により単細胞化し、
新たに用意したフィーダ一細胞上に播種する方法などがとられる。 このよう な継代は、 通常 1〜 3日毎に行なうが、 この際に細胞の観察を行い、 形態的 に異常な細胞が見受けられた場合は、 その培養細胞は放棄することが望まれ る。
E S細胞は、 適当な条件により、 高密度に至るまで卓層培養するか、 また は細胞集塊を形成するまで浮遊培養することにより、 頭頂筋、 内臓筋、 心筋 などの種々のタイプの細胞に分化させることが可能であり 〔M. J. Evans及び M. H. Kaufman, ネイチヤー (Nature) 第 292巻、 154頁、 1981年; G. R. Martin プロシーディングス ·ォブ ·ナショナル .アカデミー ·ォブ ·サイエンス · ユーエスエー (Proc. Natl. Acad. Sci. U.S.A.) 第 78卷、 7634頁、 1981年; T. C. Doetschman ら、 ジャーナノレ ·ォブ ·ェンブリオロジー 'アンド 'エタ スペリメンタル .モルフォロジ一、 第 87巻、 27頁、 1985年〕 、 本発明の E S 細胞を分化させて得られる OT 7 T 0 2 2遺伝子発現不全細胞は、 in vitro における OT 7 Τ 0 2 2の細胞生物学的検討において有用である。
また、 E S細胞を保存する場合には、 適当な凍結用培地 (例えば、 10%D MSO、 10%牛胎児血清を含むダルベッコ変法イーグル培地 (DMEM) な どを用いて、 約一 8 0°C以下で凍結保存する。 ' 本発明の OT 7 T 0 2 2遺伝子発現不全非ヒト動物 (以下、 遺伝子発現不 全非ヒ ト動物と称す場合がある) とは、 例えば、 前記の OT 7 T 0 22遺伝 子が不活性化された哺乳動物 E S細胞由来の細胞を用いて遺伝子工学的に作 出されたものであり、 例えば、 生殖細胞および体細胞に胚形成初期に不活性 化 OT 7 T 0 2 2遺伝子配列を導入された非ヒト動物である。
該非ヒ ト動物としては、 前記と同様のものが用いられる。
OT 7 T 0 2 2遺伝子をノックアウトさせるには、 前記のターゲティング ベクターを非ヒ ト動物 E S細胞または非ヒ ト動物卵細胞に公知の方法 (例え ば、 エレク ト口ポレーシヨン法、 マイクロインジェクション法、 リン酸カル シゥム法、 リポフエクシヨン法、 凝集法、 パーティクルガン法、 DEAE— デキストラン法など) によって導入し (好ましい導入法としては、 E S細胞
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84 に導入する場合にはエレクトロポレーシヨン法、 卵細胞に導入する場合には マイクロインジェクション法などがあげられる) 、 ターゲティングベクター の不活性化された OT 7 T 022遺伝子配列を相同組換えにより、 非ヒ ト動' 物 E S細胞または非ヒ ト動物卵細胞の染色体上の OT 7T 022遺伝子と入 れ換えることにより行うことができる。
OT 7 T 0 22遺伝子がノックアウトされた細胞は、 O T 7 T 02 2遺伝 子上またはその近傍の D N A配列をプローブとしたサザンハイブリダイゼー ション解析またはターゲティングべクター上の DNA配列と、 ターゲティン グベクターに使用したマウス由来の OT 7 T 022遺伝子以外の近傍領域の DNA配列とをプライマーとした PCR法による解析で判定することができ る。
非ヒト動物 E S細胞を用いた場合は、 相同組換えにより、 OT 7 T 022 遺伝子が不活性化された細胞株をクロー-ングし、 その細胞を胚形成の初期 の適当な時期、 例えば、 8細胞期の非ヒ ト動物胚または胚盤胞に注入し (注 入法) 、 または OT 7 T 022遺伝子が不活性化された E S細胞塊を 2個の 8細胞期胚ではさみ込む (集合キメラ法) ことにより作製したキメラ胚を偽 妊娠させた該非ヒ ト動物の子宮に移植する。
作出された動物は正常な OT 7T 022遺伝子座をもつ細胞と人為的に変 異した OT 7 T 022遺伝子座をもつ細胞との両者から構成されるキメラ動 物である。
該キメラ動物の生殖細胞の一部が変異した OT 7 T 022遺伝子座をもつ 場合、 このようなキメラ個体と正常個体を交配することにより得られた個体 群より、 全ての組織が人為的に変異を加えた OT 7 T 022遺伝子座をもつ 細胞で構成された個体を、 例えば、 コートカラーの判定等により選別するこ とにより得られる。 このようにして得られた個体は、 通常、 OT 7T 022 ヘテロ発現不全個体であり、 OT 7 T 022ヘテロ発現不全個体同志を交配 し、それらの産仔から OT 7 T 022ホモ発現不全個体を得ることができる。 卵細胞を使用する場合は、 例えば、 卵細胞核内にマイクロインジェクショ
ン法で遺伝子溶液を注入することによりターゲテイングベクターを染色体内 に導入したトランスジエニック非ヒ ト動物を得ることができ、 これらのトラ ンスジエニック非ヒト動物を比較することにより、 相同組換えにより O T 7 T O 2 2遺伝子座に変異のあるものを選択することにより得られる。
O T 7 T 0 2 2遺伝子発現不全非ヒ ト動物は、 該動物の m R N A量を公知 の方法を用いて測定して間接的にその発現量を比較することにより、 正常動 物と区別することが可能である。
このようにして O T 7 T 0 2 2遺伝子がノックアウトされている個体は、 交配により得られた動物個体も該遺伝子がノックァゥトされていることを確 認して通常の飼育環境で飼育継代を行なうことができる。
さらに、 生殖系列の取得および保持についても常法に従って行うことがで きる。 即ち、 該不活化遺伝子配列を保有する雌雄の動物を交配することによ り、 該不活化遺伝子配列を相同染色体の両方に持つホモザィゴート動物を取 得することができる。 得られたホモザィゴート動物は、 母親動物に対して、 正常個体 1, ホモザィゴート複数になるような状態で飼育することにより効 率的に得ることができる。 ヘテロザィゴート動物の雌雄を交配することによ り、 該不活化遺伝子配列を有するホモザィゴートおよびへテロザィゴート動 物を繁殖継代することができる。 このようにして得られた該不活化遺伝子配 列を有する動物の子孫も本発明の O T 7 T 0 2 2遺伝子発現不全非ヒ ト動物 に含まれる。
本発明の O T 7 T 0 2 2遺伝子発現不全非ヒ ト動物 (特に、 O T 7 T 0 2 2ホモ欠損非ヒト動物、 好ましくは O T 7 T 0 2 2ホモ欠損マウス) は、 次 のような性質を有している。
( 1 ) 野生型動物に比べて、 成熟齢以降に胸腺の重量が增加している。
( 2 ) 野生型動物に比べて、 後退歩行を主な特徴とする歩行異常さらに、 振 戦または痙攣などを示す場合がある。
( 3 ) 野生型動物に比べて、 侵害刺激 (例、 熱侵害刺激) に対して反応性の 低下が見られる。
(4) 野生型動物に比べて、 攻撃的行動が多い。
(5) 野生型動物に比べて、 腎臓絶対重量または胸腺絶対重量の低下がみら れる。
(6) 野生型動物に比べて、 白血球数または血小板数の減少がみられる。 (7) 野生型動物に比べて、 筋力が低下している。
このように OT 7T022遺伝子が不活性化された哺乳動物 E S細胞は、 OT 7 TO 22遺伝子発現不全非ヒ ト動物を作出する上で、 非常に有用であ る。 また、 OT 7T 022遺伝子発現不全非ヒ ト動物、 該動物に対する薬剤 誘発あるいはストレス負荷によって生じる病態モデル動物、 OT 7 T 022 遺伝子発現不全非ヒ ト動物と他の病態モデル動物との交配によって生じるよ り良い病態モデル動物、 OT 7 T 022遺伝子発現不全非ヒ ト動物と他の病 態モデル動物との交配によつて生じる病態モデル動物に対する薬剤誘発ある いはストレス負荷によって生じる病態モデル動物おょぴ OT 7 T 022遺伝 子発現不全非ヒ ト動物と他の病態モデル動物を用いた骨髄移植動物、 もしく はそれらの組織またはそれらに由来する細胞は、 OT 7T 022の欠損に起 因する疾病、 例えば、 OT 7 T 022により誘導され得る種々の生物活性の 欠失に基づく、 OT 7T 022の生物活性の不活性化に起因する疾病 (例え ば、 痛覚障害、 眼疾患、 下垂体疾患、 筋疾患、 心疾患、 血液疾患、 腎疾患、 免疫疾患、 副腎機能障害、 摂食障害、 肥満、 情動障害、 精神分裂病、 うつ病、 不安症、 性機能障害、 肥満、 痙攣、 てんかん、 攻撃性行動、 歩行異常、 体温 上昇、 白血球数減少、 血小板数減少、 自発行動量 (特に、 夜間自発行動量) の増加、 筋力低下など、 特に筋疾患、 副腎機能障害、 痙攣、 攻撃性行動、 歩 行異常、 体温上昇、 白血球数減少、 血小板数減少、 自発行動量 (特に、 夜間 自発行動量)の増加または筋力低下など)のより良いモデルとなり得るので、 これらの疾病の原因究明及び治療法の検討に有用である。 ここで、 他の病態 モデル動物としては、 例えば、 血液細胞側のみの遺伝子発現の欠損あるいは 上昇に限局させた骨髄移植を用いたモデルマウスも挙げられる [Linton, M. F., et al., Science 267: 1034—1037 (1995) ] 。 骨髄移植マウスは遺伝子
機能の変化が限局されることで、 より適した病態モデル動物となる可能性を 秘めている。 例えば、 -上記された O T 7 T 0 2 2遺伝子発現不全非ヒ ト動物 から得られた病態モデル動物をドナー動物として、 その骨髄を採取し、 あら かじめ放射線照射で骨髄を破壊した他のレシピエント動物に移植したマウス、 あるいは、 他の病態モデル動物をドナー動物として、 その骨髄を採取し、 あ らかじめ放射線照射で骨髄を破壌した O T 7 T 0 2 2遺伝子発現不全非ヒト ' 動物から得られた病態モデル動物をレシピエント動物として移植した骨髄移 植マウスな も含まれる。
このように、 本発明の O T 7 T 0 2 2遺伝子発現不全非ヒ ト動物、 該動物 に対する薬剤誘発あるいはストレス負荷によって生じる病態モデル動物、 o
' T 7 T 0 2 2遺伝子発現不全非ヒ ト動物と他の病態モデル動物との交配によ つて生じる病態モデル動物、 O T 7 T 0 2 2遺伝子発現不全非ヒ ト動物と他 の病態モデル動物との交配によって生じる病態モデル動物に対する薬剤誘発 あるいはストレス負荷によって生じる病態モデル動物、 O T 7 T 0 2 2遺伝 子発現不全非ヒト動物から得られた病態モデル動物と他の病態モデル動物を 用いて骨髄移植して得られた病態モデル動物、 もしくはそれらの組織または それらに由来する細胞を、 該疾病の予防 ·治療 ·改善薬のスクリーニングに 用いることができる。ここで、上記組織やそれに由来する細胞の例としては、 肝臓や腎臓などのホモジネートを用いて特定の活性を測定する、 あるいは、 腹腔マクロファージを用いて特定産物の活性や産生量を測定することでスク リ一ユングに用いることができる。
[本発明のスクリーニング方法 A]
本発明は、 本発明の O T 7 T 0 2 2遺伝子発現不全非ヒ ト動物もしくはそ の組織またはそれらに由来する細胞を用いることを特徴とする、 痛覚障害、 眼疾患、 下垂体疾患、 筋疾患、 心疾患、 血液疾患、 腎疾患、 免疫疾患、 副腎 機能障害、 摂食障害、 肥満、 情動障害、 精神分裂病、 うつ病、 不安症、 性機 能障害、 肥満、 痙攣、 てんかん、 攻撃性行動、 歩行異常、 体温上昇、 白血球 数減少、 血小板数減少、 自発行動量の増加または筋力低下、 特に痛覚障害、
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88 筋疾患、 副腎機能障害、 痙攣、 攻撃性行動、 歩行異常、 体温上昇、 白血球数 減少、 血小板数減少、 自発行動量の増加または筋力低下の予防 ·治療 ·改善 薬のスクリーエング方法を提供する。
本発明のスクリーユング方法において用いられる O T 7 T 0 2 2遺伝子発 現不全非ヒ ト動物、 該動物の薬剤誘発あるいはストレス負荷によって生じる 病態モデル動物、 O T 7 T Q 2 2遺伝子発現不全非ヒ ト動物と他の病態モデ ル動物との交配によって生じる病態モデル動物、 O T 7 T 0 2 2遺伝子発現 不全非ヒ ト動物と他の病態モデル動物との交配によって生じる病態モデル動 物に対する薬剤誘発あるいはス トレス負荷によって生じる病態モデル動物、 O T 7 T 0 2 2遺伝子発現不全非ヒト動物から得られた病態モデル動物と他 の病態モデル動物を用いて骨髄移植して得られた病態モデル動物、 もしくは それらの組織またはそれらに由来する細胞としては、 前記と同様のものが挙 げられる。
試験化合物としては、 前記と同様のものが用いられる。
具体的には、 本発明の O T 7 T 0 2 2遺伝子発現不全非ヒ ト動物、 該動物 の薬剤誘発あるいはス トレス負荷によって生じる病態モデル動物、 O T 7 T 0 2 2遺伝子発現不全非ヒト動物と他の病態モデル動物との交配によって生 じる病態モデル動物、 O T 7 T 0 2 2遺伝子発現不全非ヒ ト動物と他の病態 モデル動物との交配によって生じる病態モデル動物に対する薬剤誘発あるい はストレス負荷によって生じる病態モデル動物おょぴ O T 7 T 0 2 2遺伝子 発現不全非ヒ ト動物から得られた病態モデル動物と他の病態モデル動物を用 いて骨髄移植して得られた病態モデル動物 (以下、 O T 7 T 0 2 2遺伝子発 現不全非ヒ ト動物等と称する場合がある) 、 もしくはそれらの組織またはそ れらに由来する細胞を、 試験化合物で処理し、 無処理の対照動物と比較し、 該動物の各器官、組織、 細胞、疾病の症状等の変化、特に痛覚障害、 眼疾患、 下垂体疾患、 筋疾患、 心疾患、血液疾患、 '腎疾患、免疫疾患、 副腎機能障害、 摂食障害、 肥満、 情動障害、 精神分裂病、 うつ病、 不安症、 性機能障害、 肥 満、 痙攣、 てんかん、 攻撃性行動、 歩行異常、 体温上昇、 白血球数減少、 血
小板数減少、 自発行動量 (特に、 夜間自発行動量) の増加、 筋力低下など、 特に筋疾患、 副腎機能障害、 痙攣、 攻擊性行動、 歩行異常、 体温上昇、 白血 球数減少、 血小板数減少、 自発行動量 (特に、 夜間自発行動量) の増加また は筋力低下の改善効果を指標として試験化合物の予防 ·治療 ·改善効果を試 験することができる。
試験動物 (O T 7 T 0 2 2遺伝子発現不全非ヒ ト動物等) を試験化合物で 処理する方法としては、 例えば、 経口投与、 静脈注射などが用いられ、 試験 動物の症状、 試験化合物の性質などにあわせて適宜選択することができる。 また、 試験化合物の投与量は、 投与方法、 試験化合物の性質などにあわせて 適宜選択することができる。
例えば、 肥満症の予防 ·治療 ·改善薬をスクリ一-ングする場合、 本発明 の O T 7 T 0 2 2遺伝子発現不全非ヒ ト動物等にコレステロール負荷処置を 行い、 コレステロール負荷処置前または処置後に試験化合物を投与し、 該動 物の血中コレステロール値および体重変化などを経時的に測定することによ りスクリーニングすることができる。 また、 本発明の O T 7 T 0 2 2遺伝子 発現不全非ヒト動物等に S T Z るいはァロキサンなどの薬剤投与を行い、 糖負荷処置前または処置後に試験化合物を投与し、 該動物の血糖値および体 重変化などを経時的に測定することによりスクリ一エングすることができる。 例えば、 該スクリーニング方法において、 試験動物に試験化合物を投与し た場合、 該試験動物の体重が約 1 0 %以上、 好ましくは約 3 0 %以上、 より 好ましくは約 5 0 %以上減少した場合、 該試験化合物を肥満症に対して治 療 ·予防効果を有する物質として選択することができる。
また、 痛覚障害の予防 '治療 '改善薬をスクリーニングする場合、 本発明 の O T 7 T 0 2 2遺伝子発現不全非ヒト動物等に試験化合物を投与し、 該動 物の痛み防御行動 (例、 なめる行動、 あばれる行動、 引つかき行動など) な どを経時的に測定することによりスクリ一二ングすることができる。 さらに は、 本発明の O T 7 T 0 2 2遺伝子発現不全非ヒ ト動物等にモルヒネなどの 鎮痛薬の投与を行った後、試験化合物を投与し、該動物の痛み防御行動(例、
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90 なめる行動、 あばれる行動、 引つかき行動など) などを経時的に測定するこ とによりスクリーニングすることができる。
例えば、 該スクリーニング方法において、 試験動物に試験化合物を投与し た場合、 該試験動物の痛み防御行動が約 1 0 %以上、 好ましくは約 3 0 %以 上、 より好ましくは約 5 0 %以上上昇した場合、 該試験化合物を痛覚障害に 対して治療 ·予防効果を有する物質として選択することができる。
本発明のスクリーニング方法を用いて得られる予防 ·治療 ·改善薬は、 上 記した試験化合物から選ばれた化合物またはその塩を含有するものであり、 O T 7 T 0 2 2欠損によって引き起こされる疾患の予防 ·治療 ·改善効果を 有するので、 O T 7 T 0 2 2の欠損によって引き起こされる疾病に対する安 全で低毒性な治療 ·予防薬などの医薬として有用である。 また、 該化合物か ら誘導される化合物も同様に用いることができる。
該スクリーニング方法で得られた化合物の塩としては、 例えば、 無機塩基 との塩、 有機塩基との塩、 無機酸との塩、 有機酸との塩、 塩基性または酸性 アミノ酸との塩などの薬学的に許容し得る塩などがあげられる。
無機塩基との塩の好適な例としては、 例えばナトリウム塩、 カリウム塩な どのアルカリ金属塩、 カルシウム塩、 マグネシウム塩などのアルカリ土類金 属塩、 並びにアルミニウム塩、 アンモニゥム塩などがあげられる。
有機塩基との塩の好適な例としては、 例えばトリメチルァミン、 トリェチ ルァミン、 ピリジン、 ピコリン、 2, 6—ルチジン、 エタノールァミン、 ジ エタノールァミン、 トリエタノールァミン、 シクロへキシルァミン、 ジシク 口へキシルァミン、 N , N'—ジベンジルエチレンジァミンなどとの塩あげら れる。
無機酸との塩の好適な例としては、 例えば塩酸、 臭化水素酸、 硫酸、 リン 酸などとの塩があげられる。
有機酸との塩の好適な例としては、 例えばギ酸、 酢酸、 プロピオン酸、 フ マル酸、 シユウ酸、 酒石酸、 マレイン酸、 クェン酸、 コハク酸、 リンゴ酸、 メタンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸、安息香酸などとの塩があげられる。
塩基性ァミノ酸との塩の好適な例としては、 例えばアルギニン、 リジン、 オルチニンなどとの塩があげられ、 酸性ァミノ酸との好適な例としては、 例 えばァスパラギン酸、 グルタミン酸などとの塩があげられる。
本発明のスクリ一二ング方法を用いて得られる化合物またはその塩を上述 の治療'予防薬として使用する場合、常套手段に従って実施することができ、 例えば、 必要に応じて糖衣を施した錠剤、 カプセル剤、 エリキシル剤、 マイ クロカプセル剤などとして経口的に、 あるいは水もしくはそれ以外の薬学的 に許容し得る液との無菌性溶液、 または懸濁液剤などの注射剤の形で非経口 的に使用できる。例えば、該化合物またはその塩を薬学的に認められる担体、 香味剤、 賦形剤、 べヒクル、 防腐剤、 安定剤、 結合剤などとともに一般に認 められた製薬実施に要求される単位用量形態で混和することによつて製造す ることができる。 これら製剤における有効成分量は指示された範囲の適当な 容量が得られるようにするものである。
錠剤、 カプセル剤などに混和することができる添加剤としては、 例えば、 ゼラチン、 コーンスターチ、 トラガントゴム、 アラビアゴムのような結合剤、 結晶性セルロースのような賦形剤、 コーンスターチ、 ゼラチン、 アルギン酸 などのような膨化剤、 ステアリン酸マグネシウムのような潤滑剤、 ショ糖、 乳糖またはサッカリンのような甘味剤、 ペパーミント、 ァカモノ油またはチ エリーのような香味剤などが用いられる。 調剤単位形態がカプセルである場 合には、 前記タイプの材料にさらに油脂のような液状担体を含有することが できる。注射のための無菌組成物は'注射用水のようなべヒクル中の活性物質、 胡麻油、 椰子油などのような天然産出植物油などを溶解または懸濁させるな どの通常の製剤実施に従って処方することができる。
注射用の水溶液としては、 例えば、 生理食塩水、 ブドウ糖やその他の補助 薬を含む等張液 (例えば、 D—ソルビトール、 D—マンニトール、 塩化ナト リウムなど) などが挙げられ、 適当な溶解補助剤、 例えば、 アルコール (例 えば、 エタノールなど) 、 ポリアルコール(例えば、 プロピレングリコール、 ポリエチレングリコールなど) 、 非ィォン性界面活性剤 (例えば、 ポリソル
ペート 80™、 HCO— 50など) などと併用してもよレ、。 油性液としては、 例えば、 ゴマ油、 大豆油などが挙げられ、 溶解補助剤として安息香酸ベンジ ル、 ベンジルアルコールなどと併用してもよい。 また、 緩衝剤 (例えば、 リ ン酸塩緩衝液、 酢酸ナトリウム緩衝液など) 、 無痛化剤 (例えば、 塩化ベン ザルコニゥム、 塩酸プロ力インなど) 、 安定剤 (例えば、 ヒ ト血清アルプミ ン、 ポリエチレングリコールなど) 、保存剤 (例えば、ベンジルアルコール、 フエノールなど) 、 酸化防止剤などと配合してもよい。 調製された注射液は 通常、 適当なアンプルに充填される。
このようにして得られる製剤は安全で低毒性であるので、 例えば、 ヒトま たは温血動物 (例えば、 マウス、 ラット、 ゥサギ、 ヒッジ、 ブタ、 ゥシ、 ゥ マ、 トリ、 ネコ、 ィヌ、 サル、 チンパンジーなど) に対して投与することが できる。
該化合物またはその塩の投与量は、 症状などにより差異はあるが、 経口投 与の場合、 一般的に成人 (体重 60 k gとして) の拒食症患者においては、 一日にっき約 0. 1〜1 00mg、 好ましくは約 1. 0〜50mg、 より好ま しくは約 1. 0〜20mgである。 非経口的に投与する場合は、 その 1回投 与量は投与対象、 対象臓器、 症状、 投与方法などによっても異なるが、 例え ば、 注射剤の形では通常成人 (体重 60 k gとして) の拒食症患者において は、 一日につき約 0. 01〜3 Omg程度、 好ましくは約 0. l〜20mg 程度、 より好ましくは約◦. 1〜 1 Omg程虔を静脈注射により投与するの が好都合である。 他の動物の場合も、 体重 60 k g当たりに換算した量を投 与することができる。
[本発明のスクリーニング方法 B]
本発明は、 本発明の OT 7T 022遺伝子発現不全非ヒ ト動物に、 試験化 合物を投与し、 レポーター遺伝子の発現を検出することを特徴とする本発明 の遺伝子に対するプロモーターの活性を促進または阻害する化合物またはそ の塩のスクリーニング方法を提供する。
上記スクリ一ユング方法において、 本発明の OT 7 T 022遺伝子発現不
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93 全非ヒ ト動物としては、 前記した本発明の OT 7 T 0 2 2遺伝子発現不全非 ヒ ト動物の中でも、 OT 7 T 0 2 2遺伝子がレポーター遺伝子を導入するこ とにより不活性化され、 該レポーター遺伝子が OT 7 T 0 2 2遺伝子に対す るプロモーターの制御下で発現しうるものが用いられる。
試験化合物としては、 前記と同様のものがあげられる。
レポーター遺伝子としては、 前記と同様のものが用いられ、 ;8—ガラク ト シダーゼ遺伝子 ( 1 a c Z) 、 可溶性アルカリフォスファターゼ遺伝子また はルシフヱラーゼ遺伝子などが好適である。
OT 7 T 0 2 2遺伝子をレポーター遺伝子で置換された本発明の OT 7 T 0 2 2遺伝子発現不全非ヒ ト動物では、 レポーター遺伝子が OT 7 T 0 2 2 遺伝子に対するプロモーターの支配下に存在するので、 レポーター遺伝子が コードする物質の発現をトレースすることにより、 プロモーターの活性を検 出することができる。
例えば、 OT 7 T 0 2 2遺伝子領域の一部を大腸菌由来の )3—ガラクトシ ダーゼ遺伝子 (1 a c Z) で置換している場合、 本来、 OT 7 T 0 2 2遺伝 子の発現する組織で、 OT 7 T 0 2 2の代わりに j3—ガラクトシダーゼが発 現する。 従って、 例えば、 5—ブロモー 4 _クロ口一 3—インドリル一 — ガラクトピラノシド (X— g a l ) のような /3—ガラクトシダーゼの基質と なる試薬を用いて染色することにより、 簡便に OT 7 T 0 2 2の動物生体内 における発現状態を観察することができる。 具体的には、 OT7 T 0 2 2遺 伝子欠損マウスまたはその組織切片をグルタルアルデヒ ドなどで固定し、 リ ン酸緩衝生理食塩液 (P B S) で洗浄後、 X— g a 1を含む染色液で、 室温 または 3 7°C付近で、 約 3 0分ないし 1時間反応させた後、 組織標本を l m M EDTA/PB S溶液で洗浄することによって、 /3—ガラクトシダーゼ反 応を停止させ、 呈色を観察すればよい。 また、 常法に従い、 1 a c Zをコー ドする mRN Aを検出してもよい。
例えば、 該スクリーニング方法において、 試験動物に試験化合物を投与し た場合、レポーター蛋白質の発現が約 10%以上、好ましくは約 30%以上、
より好ましくは約 5 0 %以上増加した場合、 該試験化合物を O T 7 T 0 2 2 遺伝子に対するプロモータ一活性を促進する化合物またはその塩として選択 でき、 試験動物に試験化合物を投与した場合、 レポーター蛋白質の発現が約 1 0 %以上、 好ましくは約 3 0 %以上、 より好ましくは約 5 0 %以上減少し た場合、 該試験化合物を O T 7 T 0 2 2遺伝子に対するプロモーター活性を 阻害する化合物またはその塩として選択できる。
上記スクリーニング方法を用いて得られる化合物またはその塩は、 上記し た試験化合物から選ばれた物質であり、 O T 7 T 0 2 2遺伝子に対するプロ モータ一活性を促進または阻害する化合物またはその塩である。
該スクリーニング方法で得られた化合物の塩としては、 生理学的に許容さ れる酸 (例、無機酸など) や塩基 (例、 有機酸など) などとの塩が用いられ、 とりわけ生理学的に許容される酸付加塩が好ましい。 この様な塩としては、 例えば、 無機酸 (例えば、 塩酸、 リン酸、 臭化水素酸、 硫酸など) との塩、 あるいは有機酸 (例えば、 酢酸、 ギ酸、 プロピオン酸、 フマル酸、 マレイン 酸、 コハク酸、 酒石酸、 クェン酸、 リンゴ酸、 蓚酸、 安息香酸、 メタンスル ホン酸、 ベンゼンスルホン酸など) との塩などが用いられる。
O T 7 T 0 2 2遺伝子に対するプロモーター活性を促進する化合物または その塩は、 O T 7 T 0 2 2の発現を促進し、 O T 7 T 0 2 2の機能を促進す ることができるので、 例えば、 痛覚障害、 眼疾患、 下垂体疾患、 筋疾患、 心 疾患、 血液疾患、 腎疾患、 免疫疾患、 副腎機能障害、 摂食障害、 情動障害、 精神分裂病、 うつ病、 不安症、 性機能障害、 肥満、 痙攣、 てんかん、 攻撃性 行動、 歩行異常、 体温上昇、 白血球数減少、 血小板数減少、 自発行動量 (特 に、 夜間自発行動量) の増加、 筋力低下など、 特に筋疾患、 副腎機能障害、 痙攣、 攻撃性行動、 歩行異常、 体温上昇、 白血球数減少、 血小板数減少、 自 発行動量 (特に、 夜間自発行動量) の増加または筋力低下など疾患の予防 · 治療 ·改善剤などの医薬として使用することができる。
一方、 O T 7 T 0 2 2遺伝子に対するプロモーター活性を阻害する化合物 またはその塩は、 O T 7 T O 2 2の発現を阻害し、 O T 7 T O 2 2の機能を
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95 阻害することができるので、 例えば、 筋疾患、 副腎機能障害、 体温減少、 白 血球数増加、 血小板数増加または自発行動量 (特に、 夜間自発行動量) の減 少の予防 ·治療 '改善剤、 鎮痛剤、 モルヒネの鎮痛作用促進剤、 モルヒネ耐 性回避剤、 モルヒネ依存性回避剤などの医薬として使用することができる。
さらに、 上記スクリーユングで得られた化合物から誘導される化合物も同 様に用いることができる。
該スクリーニング方法で得られた化合物またはその塩を含有する医薬は、 前記したスクリーニング方法 Aで得られた化合物またはその塩を含有する医 薬と同様にして製造することができる。 '
このようにして得られる製剤は、 安全で低毒性であるので、 例えば、 ヒ ト または哺乳動物 (例えば、 ラット、 マウス、 モルモッ ト、 ゥサギ、 ヒッジ、 ブタ、 ゥシ、 ゥマ、 ネコ、 ィヌ、 サルなど) に対して投与することができる。 該化合物またはその塩の投与量は、 対象疾患、 投与対象、 投与ルートなど により差異はあるが、 例えば、 痛覚障害の治療目的で OT 7T 022遺伝子 に対するプロモーター活性を促進する物質を経口投与する場合、 一般的に成 人患者 (体重 60 k gとして) においては、 一日につき該化合物またはその 塩を約 0. 1〜: 100 m g、 好ましくは約 1. 0〜 50 m g、 より好ましくは 約 1. 0〜20mg投与する。 非経口的に投与する場合は、 該化合物または その塩の 1回投与量は投与対象、対象疾患などによっても異なるが、例えば、 痛覚障害の治療目的で OT 7 T 022遺伝子に対するプロモーター活性を促 進する化合物またはその塩を注射剤の形で通常成人患者 (体重 60 k gとし て) に投与する場合、 一日につき該物質を約 0. 0 1〜30mg程度、 好ま しくは約 0. 1〜2 Omg程度、 より好ましくは約 0. l〜1 0mg程度を 静脈注射により投与するのが好都合である。 他の動物の場合も、 体重 6 O k g当たりに換算した量を投与することができる。
このように、 本発明の OT 7 TO 22遺伝子発現不全非ヒト動物は、 OT 7 T 022遺伝子に対するプロモーターの活性を促進または阻害する化合物 またはその塩をスクリ一ユングする上で極めて有用であり、 ΟΤ 7 Τ 022
遺伝子発現不全に起因する各種疾患の原因究明または予防。治療 ·改善薬の 開発に大きく貢献することができる。
また、 OT 7 T 0 2 2遺伝子のプロモーター領域を含有する DNAを使つ て、 その下流に種々の蛋白質をコードする遺伝子を連結し、 これを動物の卵 細胞に注入していわゆるトランスジエニック動物 (遺伝子移入動物) を作成 すれば、 特異的にそのペプチドを合成させ、 その生体での作用を検討するこ とも可能となる。 さらに上記プロモーター部分に適当なレポーター遺伝子を 結合させ、 これが発現するような細胞株を樹立すれば、 OT 7 T 0 2 2その ものの体内での産生能力を特異的に促進もしくは抑制する作用を持つ低分子 化合物の探索系として使用できる。
( 1 0) 各種薬物の作用メカニズムの解明方法
OT 7 T 0 2 2を用いることによって、 各種薬物が OT 7 T 0 2 2を介し て薬理効果を発揮しているか否かを確認することができる。
すなわち、 本発明は、
( 1 ) OT 7 T 0 2 2を用いることを特徴とする、 痛覚障害、 眼疾患、 下 垂体疾患、 筋疾患、 心疾患、 血液疾患、 腎疾患、 免疫疾患、 副腎機能障害、 摂食障害、 肥満、 情動障害、 精神分裂病、 うつ病、 不安症、 性機能障害、 肥 満、 痙攣、 てんかん、 攻撃性行動、 歩行異常、 体温上昇、 白血球数減少、 血 小板数減少、 自発行動量 (特に、 夜間自発行動量) の増加、 筋力低下、 体温 減少、 白血球数増加、 血小板数増加または自発行動量 (特に、 夜間自発行動 量) の減少に対する予防 ·治療 ·改善薬、 鎮痛薬、 モルヒネの鎮痛作用促進 薬、 モルヒネ耐性回避薬などが OT 7 T 0 2 2に結合することを確認する方 法、
(2) OT 7 T O 2 2を用いることを特徴とする、 痛覚障害、 眼疾患、 下 垂体疾患、 筋疾患、 心疾患、 血液疾患、 腎疾患、 免疫疾患、 副腎機能障害、 摂食障害、 肥満、 情動障害、 精神分裂病、 うつ病、 不安症、 性機能障害、 肥 満、 痙攣、 てんかん、 攻撃性行動、 歩行異常、 体温上昇、 白血球数減少、 血 小板数減少、 自発行動量 (特に、 夜間自発行動量) の増加、 筋力低下など、
特に筋疾患、 副腎機能障害、 痙攣、 攻撃性行動、 歩行異常、 体温上昇、 白血, 球数減少、 血小板数減少、 自発行動量 (特に、 夜間自発行動量) の増加また は筋力低下に対する予防 ·治療 ·改善薬が OT 7T 022に対するァゴニス トであることを確認する方法、
(3) OT 7T 022を用いることを特徴とする、筋疾患、副腎機能障害、 体温減少、 白血球数増加、 血小板数増加または自発行動量 (特に、 夜間自発 行動量) の減少に対する予防 ·治療 ·改善薬、 鎮痛薬、 モルヒネの鎮痛作用 促進薬、 モルヒネ耐性回避薬などが OT 7 T 022に対するアンタゴニス ト であることを確認する方法、
(4) 各薬を OT 7 T 022に接触させた場合における、 各薬と OT 7T
022との結合量を測定することを特徴とする上記 (1) 〜 (3) 記載のス クリ一-ング方法を提供する。
この確認方法は、 前記した R F RPと OT 7T 022との結合性を変化さ せる化合物またはその塩のスクリーユング方法において、 試験化合物に代え て、 上記の薬物を使用することによって実施することができる。
また、 本発明の確認方法用キットは、 前記した RFRPと OT 7 T 022 との結合性を変化させる化合物のスクリーニング用キットにおいて、 試験化 合物に代えて、 上記の薬物を含有するものである。
このように、 本発明の確認方法を用いることによって、 市販または開発途 中の各種薬物が OT 7 T 022を介して薬理効果を発揮していることを確認 することができる。
' 本明細書および図面において、塩基やアミノ酸などを略号で表示する場合、 I UPAC—丄 UB Commission on Biochemical Nomenclatureこよ 略^" あるいは当該分野における慣用略号に基づくものであり、その例を下記する。 またアミノ酸に関し光学異性体があり得る場合は、 特に明示しなければ L体 を示すものとする。
DNA :デォキシリボ核酸
c DNA :相補的デォキシリボ核酸
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A アデニン
T チミン
G グァニン
C シトシン
I ィノシン
R アデニン (A) またはグァニン (G)
Y チミン (T) またはシトシン (C)
M アデニン (A) またはシトシン (C)
K グァニン (G) またはチミン (T)
s グァニン (G) またはシトシン (C)
w アデニン (A) またはチミン (T)
B グァニン (G) 、 グァニン (G) またはチミン (T) D アデニン (A) 、 グァニン (G) またはチミン (T) v 1 アデニン (A) 、 グァニン (G) またはシトシン (C)
N アデニン (A) 、 グァニン (G) 、 シトシン (C) もしくはチミン (T) または不明もしくは他の塩基
RNA リボ核酸
mRN A メッセンジャーリボ核酸
d AT P デォキシアデノシン三リン酸
d TT P デォキシチミジン三リン酸
d GT P デォキシグアノシン三リン酸
d CT P デォキシシチジン三リン酸
ATP アデノシン三リン酸
EDT A エチレンジァミン四酢酸
SDS ドデシル硫酸ナトリウム
BHA ベンズヒ ドリルァミン
pMBHA ρ—メチノレベンズヒ ドリノレアミン
T o s p― トルエンスノレフォニノレ
B z 1 : ベンジル
B o m :ベンジノレ才キシメチノレ
B o c : t ブチノレオキシカノレポ二ノレ
DCM : ジクロロメタン
HOB t : 1ーヒ ドロキシベンズトリァゾール
D CC : N, N,ージシク口へキシノレ力ノレボジィミ ド
T F A : トリフルォロ酢酸
D I E A : ジイソプロピルェチルァミン
G 1 y : グリシン
A 1 aまたは A : ァラニン
V a 1または V : パリン
L e uまたは L : ロイシン .
I 1 eまたは I :ィソロイシン
S e rまたは S : セリン
T h rまたは T : スレ才ニン
C y sまたは C . システィ、'
Me tまたは M : メチォニン
G 1 uまたは E : グルタミン酸
A s pまたは D : ァスパラギン酸
L y sまたは K : リジン
A r gまたは R : アルギェン
H i sまたは H . ヒスチジン
P h eまたは F : フエ-ルァラニン
T丄 " y r a; -ft- ^ ίΗ- V Y • . ^ァ^ ^ンノ
T r pまたは W : トリブトファン
P r oまたは P :プロリン
A s nまたは N : ァスパラギン
G 1 nまたは Q : グルタミン
p G 1 u : ピログルタミン酸
本願明細書の配列表の配列番号は、 以下の配列を示す。
〔配列番号: 1〕
RFRPのアミノ酸配列 (ヒ ト型) を示す。
〔配列番号: 2〕
配列番号: 1で表わされるアミノ酸配列を有する RFRPをコードする D N Aの塩基配列を示す。
〔配列番号: 3〕
RFRPのアミノ酸配列 (ヒ ト型) を示す。 '
〔配列番号: 4〕
配列番号: 3で表わされるアミノ酸配列を有する RFRPをコードする D N Aの塩基配列を示す。
〔配列番号: 5〕
RFRPのアミノ酸配列 (ゥシ型) を示す。
〔配列番号: 6〕
配列番号: 5で表わされるアミノ酸配列を有する RFRPをコードする D N Aの塩基配列を示す。
〔配列番号: 7〕
RFRPのアミノ酸配列 (ラット型) を示す (リクローニング前) 。
〔配列番号: 8〕
配列番号: 7で表わされるアミノ酸配列を有する RFRPをコードする D N Aの塩基配列を示す。 ' 〔配列番号: 9〕
RFRPのアミノ酸配列 (マウス型) を示す。
〔配列番号: 1 0〕
配列番号: 9で表わされるアミノ酸配列を有する RFRPをコードする D N Aの塩基配列を示す。
〔配列番号: 1 1〕
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101 ラット由来 G蛋白質共役型レセプター蛋白質 r OT 7T022のアミノ酸 配列を示す。
〔配列番号: 1 2〕
ラット由来 G蛋白質共役型レセプター蛋白質 r OT 7T 022をコードす る c DNAの塩基配列を示す。
〔配列番号: 1 3〕
RFR P部分べプチドのァミノ酸配列を示す。
〔配列番号: 14〕
R F R P部分べプチドのァミノ酸配列を示す。
〔配列番号: 1 5〕 . RFR P部分ぺプチドのァミノ酸配列を示す。
〔配列番号: 1 6〕
配列番号: 1で表わされるアミノ酸配列の第 8 1番目 (Met) 〜第 92番目 (Phe) のアミノ酸配列を含有するぺプチドをコ一ドする塩基配列を示す。 〔配列番号: 1 7〕
配列番号: 1で表わされるアミノ酸配列の第 1 01番目 (Ser) 〜第 1 1 2 番目(Ser)のアミノ酸配列を含有するぺプチドをコ一ドする塩基配列を示す。 〔配列番号: 1 8〕
配列番号: 1で表わされるアミノ酸配列の第 1 24番目 (Val) 〜第 1 3 1 番目(Phe)のアミノ酸配列を含有するぺプチドをコ一ドする塩基配列を示す。 〔配列番号: 1 9〕 '
配列番号: 1で表わされるアミノ酸配列の第 1番目 (Met) 〜第 9 2番目 (Phe) のアミノ酸配列を含有するぺプチドをコ一ドする塩基配列を示す。 〔配列番号: 20〕
配列番号: 1で表わされるアミノ酸配列の、 第 1番目 (Met) 〜第 1 1 2番 目 (Ser) のアミノ酸配列を含有するペプチドをコードする塩基配列を示す。 〔配列番号: 21〕
配列番号: 1で表わされるアミノ酸配列の、 第 1番目 (Met) 〜第 1 3 1番
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102 目 (Phe) のアミノ酸配列を含有するペプチドをコードする塩基配列を示す。 〔配列番号: 2 2〕
RFRPのアミノ酸配列 (ラット型) を示す (リクローニング後) 。
〔配列番号: 2 3〕
配列番号: 22で表わされるアミノ酸配列を有する RFRPをコードする DN Aの塩基配列を示す。 1
〔配列番号: 24〕
ヒ ト由来 G蛋白質共役型レセプター蛋白質 h OT 7 T 0 2 2をコードする アミノ酸配列を示す。 - 〔配列番号: 2 5〕
配列番号: 24で表されるアミノ酸配列を有する hOT 7 T 0 2 2をコー ドする DN Aの塩基配列を示す。
〔配列番号: 2 6〕
配列番号: 24で表されるアミノ酸配列を有する hOT 7 T 0 2 2をコー ドする DN Aの塩基配列を示す。
〔配列番号: 2 7〕
マウス由来 G蛋白質共役型レセプター蛋白質 OT 7 T 0 2 2の部分ァミノ 酸配列を示す。 '
〔配列番号: 2 8〕
配列番号: 2 7で表されるアミノ酸配列を有するマウス由来 OT 7 T 0 2 2をコードするゲノム DNAの塩基配列を示す。
〔配列番号: 2 9〕
実施例 3で使用したプライマーの塩基配列を示す。
〔配列番号: 3 0〕
実施例 3で使用したプライマーの塩基配列を示す。
〔配列番号: 3 1〕
実施例 3で使用したプライマーの塩基配列を示す。
〔配列番号: 3 2〕
配列番号: 2 7で表されるアミノ酸配列を有するマウス由来 OT 7 T 0 2 2をコードするゲノム DN Aの塩基配列を示す。 配列番号: 2 8で表される 塩基配列中の nを特定した配列である。
後述の実施例 1で得られた形質転換体 E s c h e r i c h i a c o l i JM1 0 9ZP KS— OT 7 T 0 2 2 1は 2 0 0 2年 1 0月 1 7日から茨城 県つくば巿東 1丁目 1番地 1 中央第 6 (郵便番号 3 0 5— 8 5 6 6) の独立 行政法人産業技術総合研究所 特許生物寄託センターに寄託番号 F ERM, B P— 8 2 1 0として寄託されている。
後述の実施例 1で得られた形質転換体 E s c h e r i c h i a c o l i JM1 0 9Zp KS— OT 7 T 0 2 2 2は 2 0 0 2年 1 0月 1 7日から茨城 県つくば市東 1丁目 1番地 1 中央第 6 (郵便番号 3 0 5— 8 5 6 6) の独立 行政法人産業技術総合研究所 特許生物寄託センターに寄託番号 F E RM B P— 8 2 1 1として寄託されている。
後述の実施例 1で得られた形質転換体 E s c h e r i c h i a c o l i JM1 0 9Zp KS— OT 7 T 0 2 2 3は 2 0 0 2年 1 0月 1 7日から茨城 県つくば巿東 1丁目 1番地 1 中央第 6 (郵便番号 3 0 5— 8 5 6 6) の独立 行政法人産業技術総合研究所 特許生物寄託センターに寄託番号 F E RM B P— 8 2 1 2として寄託されている。
後述の実施例 1で得られた形質転換体 E s c h e r i c h i a c o l i JM1 0 9Zp KS—OT 7 T 0 2 24は 2 0 0 2年 1 0月 1 7日から茨城 県つくば巿東 1丁目 1番地 1 中央第 6 (郵便番号 30 5— 8 5 6 6) の独立 行政法人産業技術総合研究所 特許生物寄託センターに寄託番号 F ERM B P— 8 2 1 3として寄託されている。
後述の実施例 2で得られた形質転換体 E s c h e r i c h i a c o l i JM1 0 9/p 0 2 2 T g v— 2は 2 0 0 2年 1 0月 1 7日から茨城県つく ば巿東 1丁目 1番地 1 中央第.6 (郵便番号 3 0 5— 8 5 6 6) の独立行政法 人産業技術総合研究所 特許生物寄託センターに寄託番号 F ERM B P— 8 2 1 4として寄託されている。
実施例
以下に、 実施例を挙げて本発明をさらに具体的に説明するが、 本発明はそ れに限定されるものではない。 なお、 大腸菌を用いての遺伝子操作法は、 モ レキユラ一.クロー-ング (Molecular cloning) に記載されている方法に従 つた。
実施例 1 マウス 0T7T022のクロー-ング
ラット OT7T022 cDNA (配列番号: 1 2、 WO 0 0/2 944 1号) をプロ ーブにした。 ラット cDNA の 580— 1170 bpの DNA断片をプローブとして作製し た(PCR- DIG プローブ合成キット、 ロシュダイァゴニスティックス社)。 その プローブを用いて、 マウス 129SvJラムダゲノムライブラリー (ストラタジー ン社) に 1st プラークハイプリダイゼーシヨンを行った結果、 陽性プラーク 力 個得られた。 1st プラークハイブリダィゼーシヨンで得られた 6個の陽性 プラークに対して 2ndプラークハイブリダィゼーシヨンを行い、 2個の陽性ク ローンを単離した。
サザンハイブリダィゼーションを行った結果、 約 4.5 kbpの Bam HI断片に 0T7T022 のコード領域が存在することが判明した。 常法によりクローユング した DNA断片をシークェンサ一(パ-キンエルマ一社)により塩基配列を調べた 結果、 ラット OT7T022の 3, 側 ェクソン (0.9 kbp) と 94%の相同性を有する 断片であり、マウス 0T7T022ゲノム DNAであることを確認した。さらに 0T7T022 をコードする Bam HI 断片の 5'側 3.8 kbpおよび 3'側 5.5 kbpの Bam HI 断片をク ローニングした。 サザン解析により 3' 側 ェクソンから 1.8 kbp以上はなれた 上流に一つのェクソンが存在することがわかった (配列番号: 2 8または配 列番号: 3 2) 。
マウス 0T7T022ゲノム DNAの断片を大腸菌 J Ml 0 9株に形質転換し、形質 転換体 E s c h e r i c h i a c o l i JM1 0 9/p KS-OT 7 T 0 2 2 1、 开質転換体 E s c h e r i c h i a c o l i J M 1 0 9 /p K S— OT 7 T 0 2 2 2、 形質転換体 E s c h e r i c h i a c o l i JM1 0 9/p KS-OT 7 T 0 2 2 3、 形質転換体 E s c h e r i c h i
a c o l i J M1 0 9/p KS— OT 7 T 0 2 2 4を取得した。
実施例 2 ターゲッティングベクタ一の構築および ES相同組み換えの作製
OT7T022ターゲッティングベクターの構築は、 3, 側 ェクソンの5, 側 Sac I- Bam HI断片(3.2 kbp)、 3' 側 BstEII- Xho I断片(5.2 kbp)、 ネオマイシン耐 性遺伝子およびジフテリアトキシン遺伝子を用いて行い、 3'側 ェクソン 1.2 kbpを欠失させた OT7T022ターゲッティングベクター p022Tgv - 2の構築を終了 した (図 1 ) 。 0T7T022ターゲッティングベクター p022Tgv- 2を大腸菌 J M1 0 9株に形質転換し、 形質転換体 E s c h e r i c h i a c o l i J M' 1 0 9/p 0 2 2 T g v - 2を取得した。 0T7T022ターゲッティングベクター をマウス 129SvEv系統由来 ES細胞 (AB2.2系統) にエレク ト口ポレーシヨンに より導入した。 エレク トロポレーションはジーンパノレサ一エレクトロポレー シヨンシステム(バイオラッドネ土製)を用いて電圧 230 V,抵抗値 500 μΡ, DNA 溶液濃度 30 g/mlの条件を設定して行った。
遺伝子導入実験は 3回行い、それぞれ 1000株以上のネオマイシン耐性株を得 ることができた。 ターゲテイングべクタ一 p022Tgv - 2によつて得られた 739株 のネオマイシン耐性株を 24ゥエルプレートで培養し、 - 70°C凍結融解、 Proteinase K処理後、 エタノール沈殿により DNAを抽出した。
そのうち 595株のゲノムに対して 5'側の Bam HI -Xho I 600 bp断片 (ターゲ ティングベクターに用いたゲノムの外側の領域) をプローブとし、 サザンハ ィプリダイゼーシヨンを行った。 その結果、 6株に相同組換え体と推定される 5.4 kbのバンドがみられた (野生型 3.8kb) 。
相同組換え体と考えられる DNA断片が検出された 6種の ES細胞株 (No. 126, 130, 283, 491, 532, 545) について、 再確認のためサザン解析を行った。 凍結保存しておいた各細胞を培養後、 DNA を抽出し、 Bam HI -Xho I切断後、 上記 600 bp断片をプローブとし、 サザンハイブリダィゼーションを行った。 その結果、 全ての細胞において 5· 4 kb断片 (野生型は 3.8 kb断片のみが観察 される) が再確認できた。 また、 プローブをネオマイシン耐性遺伝子として サザンハイプリダイゼーシヨンを行った結果、 2 kb付近に野生型、 組換え体
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106 共通に見られるバンドがあつたが、 組換え体のみに 5. 4 kbのパンドが確認で き、 6種の ES細胞すべてが相同組換え体であることが確認できた。
これら 6系統の相同組換え体のうち増殖が良好であった 3系統の相同組換え 体細胞株 (No. 130, 283, 532) について核型分析のためフィーダ一細胞存在 下、 ES細胞を 25cm2フラスコにコンフルェントになるまで培養し、 コルセミ ド を添加 (最終細胞密度 0. l t g/ml) し、 37°C、 2時間培養した。 PBSで洗浄後、 トリプシン処理し、 遠心 1000rpm、 5分した。 ペレツトに 0. 075M KC1 4mlを添 加し室温で 20分放置後、細胞浮遊液にカルノァ液 (酢酸:メタノール比 =1: 3) を 1滴添加後穏やかに懸濁した。 室温放置 60分させ、 遠心し、 ペレッ トをカル ノァ液 4mlで穏やかに懸濁し、さらに室温放置した。 30分 5回程度繰り返した。 遠心後ペレツトにカルノア液 2〜3mlを加え適度な濃度に調製し、 スライ ドグ ラス上に細胞浮遊液を 2〜3滴 滴下した ώ 乾後、 3%ギムザ溶液で染色し、 顕 微鏡下で分裂期中期の染色体観察を行った。 結果、 正常核型を有する細胞の 割合は 61〜69%であった。 3系統の相同組換え体細胞株の核型異常がみられな - かったので、 増殖性の良好な細胞株 No. 283を選抜した。
実施例 3 ノックアウトマウスの作製
相同組み換え細胞株 No: 283を C57BL/6系統マウス胚盤胞へのィン ェクシ ョンを常法により行った。 インジヱクシヨンされた胚盤胞は別途精管結紮マ ウスと交配することによって得られた偽妊娠マウス卵管に移植することによ つて妊娠させた。 283株については移植胚の約半分が産仔として生まれ、 75% がキメラマウスであった。 雄キメラマウスは C57BL/6系統雌マウスと交配し、 産仔での生殖系列移行およぴへテロマウスの取得をおこなつた。
キメラと C57BL 系統マウスとの交配によって 51 匹の ES細胞 由来マウスが得 られた。 マウス尾よりゲノム DNAを精製し、 まず PCR による遺伝子型判定の 条件を検討した。 検討の結果プライマーはターゲテイングした領域の3'側 (AGGTGCTCAGTGTGTAGAAGTGG (配列癌号: 2 9 ) )を共通とし、 また 5'側は野生 型検出用 と して、 欠損 させた領域内の終止コ ドン付近.配列 (ATCCCAGCCTGGAACATTTTGAGG (配列番号: 3 0 ) )、 変異型検出用としてネオ
マイシン耐性遺伝子内配列 (TCATAGCCGAATACGGTCTCCAC (配列番号: 3 1 ) ) とし、 ポリメラーゼは K0D - plus -(東洋紡株式会社製) を用いた。野生型は 300 bp断片のみを検出し、 ヘテロ欠損個体であれば、 300 bp および 600 bp断片 を検出できるように設計された PCR による遺伝子判定の結果、 ヘテロ欠損マ ウスを得ることができた。 次に、 サザンハイブリダィゼーシヨンを行って、 遺伝子欠損の確認を行った。
実施例 4 臓器重量の変化
雄ホモ欠損マウスの生後 8週齢個体を頸椎脱臼により屠殺し、解剖を行った。 各主要臓器を取り出して重量測定を行った。 その結果、臓器重量においては野 生型マウスとホモ欠損マウスに差異は認められなかった。 生後 13週齢の臓器 重量測定の結果では、胸腺において野生型マウスに比べ、ホモ欠損マウスで有 意な増加がみられた。
実施例 5 体重、 飲水量、 摂食量
ホモ欠損マウスの体重、摂餌量および飲水量について経時的変化を調べた。 離乳後雄ホモ欠損マウスの体重変化は、野生型マウスに比べ差異はみられな かった。 摂餌量および飲水量の経時的変化において雄雌性ホモ欠損マウスと も野生型マウスと差異はみられなかった。
実施例 6 行動異常
日常行動おょぴ外見観察は Irwin (1968)の方法に準拠して行った。 その結 果、 生後 6ヶ月齢のホモ欠損マウス(雄性 2例中、 2例)において異常歩行が観察 された。 別口ットのホモ欠損マウス(7週齢)の中に後退歩行がみられ、 後肢を 引きずるような歩行異常も観察された。 さらに振戦あるいは痙攣などを示す 個体がみられたが、その程度は個体間差異がみられた。 これら行動異常は
C57BL/6Jおよび 129SvEv系統の雑種において観察された。
実施例 7 侵害刺激に対する反応
侵害刺激に対する反応について評価するためマウスで用いられている方法
(Wi lson SG, Mogi l JS. Behav Brain Res 125 : 65-73, 2001)のなかで熱侵害 刺激に対する反応性を評価するためホットプレート試験 (熱板法とも呼ぶ)
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108 を行った。
ホットプレート試験は市販のホットプレート式鎮痛効果測定装置を用いて 行った。 最初、 55°Cに熱したホットプレート上に直径 15 c m高さ 20 c mのガ ラス製円筒を置き、 マウスをその円筒内にいれ、 マウスが後肢を舐めるある いは跳躍などの行動が現れるまでの時間を測定した。その結果、雄ホモ欠損マ ウスにおいて後肢を舐めるあるいは跳躍時間が有意に遅延した。
実施例 8 攻撃行動
雄ホモ欠損マウスの行動観察を行ったところ、 野生型マウスよりも他の雌 雄マウスに対する攻撃性が観察された。 さらに一部のマウスにおいてはハン ドリング時に tai l rattl ing が観察 れ、 飼育時においても軽微な挙尾反応 が観察された。観察用ケージに雄マゥスを 2個体入れて相互の攻撃行動を観察 する方法(Nature 378 : 383-386, 1995)およぴ(Nature 265 : 1875-1878, 1994) によりホモ欠損マウスの攻撃反応潜時を測定した。 その結果、 攻撃行動まで の潜時がホモ欠損マウスで有意に短かった。 これらの行動は C57BL/6Jおよび 129SvEv系統の雑種において観察された。
実施例 9 モルヒネ投与試験
C57BL/6Jコンジエニック系銃 11週齢の雄ホモ欠損マウスを用いて 52°C湯の 入った水槽に尾先端から 3cmのところまで浸漬して尾が水槽から出るまでの 時間を熱侵害刺激に対する応答性として評価した (tail immersion test、 温 湯法とも呼ぶ) 。
実験の最大時間 (cut off time) は 20秒とした。 ホモ欠損マウスおよび C57BL/6Jコンジェ二ック系統 11週齢の野生型マゥスはそれぞれ vehicle投与 群およびモルヒネ投与群に分けて実験を行った。 投与前に上記の tail immersion testを行った結果、 すべての群における反応平均時間に有意差は みられなかった。 次にモルヒネ (kg体重当たり 5mg) あるいは vehicleを腹腔 内投与後、 15分後、 30分後に同じ方法で tai l i腿 ersion testを実施した。 モ ルヒネ投与雄ホモ欠損マウス群の反応時間は、 その他の群より長くなった。 モルヒネ投与前の tail immersion testには野生型マウスとホモ欠損マウスの
反応 latencyに差異はあつたが、モルヒネ投与した野生型マゥスは 15分および 30分後、 latencyは投与前に比べて有意に延長したのに対してモルヒネ投与し たホモ欠損マウスにおいてはモルヒネ投与後も熱刺激に対する反応の latencyはモルヒネ投与前と変わらなかった。 産業上の利用可能性
1 ?1 ?ぉょぴ0丁 7 T 022またはそれらをコードする DNAは、 筋疾 患、 副腎機能障害、 痙攣、 攻撃性行動、歩行異常、 体温上昇、 白血球数減少、 血小板数減少、 自発行動量の増加または筋力低下などの^防 ·治療 ·改善薬 として有用である。
また、 O 7T022遺伝子発現不全非ヒト動物は、上記疾患の予防 ·治療 · 改善薬のスクリーニングに有用である。