WO2002063450A1

WO2002063450A1 - Terminal d'informations

Info

Publication number: WO2002063450A1
Application number: PCT/JP2001/000836
Authority: WO
Inventors: Yoshinori Chida
Original assignee: Yoshinori Chida
Priority date: 2001-02-07
Filing date: 2001-02-07
Publication date: 2002-08-15

Description

明細書

情幸 1

技術分野

本発明は、情報端末装置に関するものである。背景技術

インターネット利用の急速な普及に伴い、多くのパソコンがインターネット端末として電話回線網や L AN, C A T Vなどのネットワークを介してインターネットに接続し利用される環境に変化している。一方、携帯電話も固定型電話機もインターネット端末として各種情報表示、情報検索、メールの送受信ゃテレビ電話などが可能なものが普及しつつある。また P D Aと呼称される各種の携帯型情報端末装置もインタ一ネット端末として利用されている。このように、従来は独立したカテゴリで商品化された装置が、インターネット端末機としての機能を拡張し機能的に銃合が進みつつあるのが現状である。

特にインタ一ネット電話の利用は、通信料金負担を大幅に低減させ、今後インターネット利用の効用が最も期待される用途の一つである。より多くの人々がインターネット端末を日常生活や'ビジネスに密着した道具として利用するためには、この電話あるいはテレビ電話、特にインターネット電話機能をいかに使いやすく組込むか、が必須の条件となる。また誰にもわかり易い操作性の実現と、ある程度の表示画面のサイズが必要である。

従来のパソコンは多機能ではあるが操作に専門的な知識や習熟を必要とし、誰にでも操作出来る、日常生活に密着した道具というニーズに応えるものにはならない。さらに従来のパソコンは個別にアプリケーション ' ソフトウェアを搭載していたが、今後はインターネットあるいは通信回線を介してセンターのサーバーのアプリケーション ' ソフトウェアを利用する形態に変化し、構造的に簡単 ·軽量化 ·低消費電力化するので、可搬性が基本的要件になると予測されている。

このような技術やニーズの変化に対し、現状はまだ従来のコンセプトの延長で構成された情報端末が商品化されているに過ぎないのが実情である。すなわち従来のパソコンは多機能ではあるが操作に専門的な知識や習熟を必要とするばかりでなく、電話やテレビ電話、インタ一ネッ卜電話など電話機能の観点から見ると付録の機能としてしか扱われておらず、操作が煩雑で使いにくく通話品質も不十分で、広く普及するには多くの難点を持っている。携帯電話から発展した情報端末装置は、極めて小型で携帯性に優れているが、画面が小さレ、、文字や表示が小さいなど表示できる情報容量が制約されるので、特にビジネス用途やパソコン代簪的な情報処理を抜うものとはコンセプトが異なると見なされる。また基本は電話機能であるが、性格上インターネット電話の利用という観点に欠けている。固定型電話機から発展した形態としては、電話機に表示装置を搭載しインターネット端末としての機能を持たせたものがあるが、通信環境も機能も限定的なものにとどまつており、同様に性格上ィンターネット電話の利便性という観点に欠けていた。

本発明は、一般電話 'テレビ電話および特にインタ一ネット電話を、従来の電話機と同様に誰にでも使える操作性を実現してィンターネット情報端末装置として統合するとともに、画面が大きく、操作が容易で、据置型としても可搬型としても両立し、日常生活ゃビジネス用途に適した新規な情報端末装置の構成を提供する事を目的とするものである。発明の開示

本発明の情報端末装置は、 L C Dあるいは有機 L E Dなどのディスプレイを持つ情報端末装置本体（以下単に本体と記載する）と、机上で使用する時に本体を保持し、本体を持ち運ぶ時には分離することが出来るクレ一ドル、およびハンドセットから構成される。ハンドセットは、電話機あるいは電話機の子機のようなものでも良い。

本体には、タツチパネルを備えたディスプレイ、 C P U , R OMZRAMなどの記憶装置、本体とタレ一ドルとの間の電気信号のィンターフェースあるいは本体とクレ一ドル間をワイヤレスの手段で情報を送受信する通信インターフヱース、ノッテリ、本体を可搬型情報端末として使用する時に必要な通信手段や周辺装置との接続用コネクタを備えている。この情報端末装置から電話をかける時の手順について説明する。本体から一般電話をかける時、あるいはインタ一ネット電話をかける時は、タツチパネルの画面から「電詰」を選択し、次に「一般電話」「インタ一ネット電話」を選択して、通常の電話をかける時と同じように相手の電話番号にパネル上からダイャルする力 \ 電話帳から相手を選択してタツチするだけで良い。ハンドセッ卜が本体かクレードルに接続されている時は、タツチパネ^"の画面から同じ手順で「一般電話」カゝ「インタ一ネット電話」を選択して、ハンドセットで従来の電話と同じようにダイャルすることが出来る。

この情報端末で一般電話を指定しダイヤルした時は、公衆回線網あるいは I S D N網を通じて相手の電話機に接続される。インターネット電話を指定しダイヤルした時は、この情報端末装置にあらかじめプログラムされたプロトコルに従い、自動的にインタ一ネット網を,怪てこの通信システムのセンターのゲートキーパーに送信され、ゲ一トキ一パーのプ口グラムに従レ、ゲートウェイから相手方のゲートウ-ィに接続して公衆電話回 f泉網に入り相手の電話機に接続する。

クレ一ドルには、本体を保持し設置姿勢を確保するための保持部、本体とクレードルとの間の電気信号のィンターフェースあるいは本体とクレードル間をワイヤレスの手段で情報を送受信する通信ィンタ一フヱース、本体をクレ一ドルに保持している時に本体のバッテリを充電するためのチャージャ一、本体を保持して据置型情報端末装置として使用するときに必要な通回線や各種周辺装置との接続用コネクタを有している。

このクレードノレは、本体を可搬型情報端末として分離して使っている間にも、クレードル単体で可能な通信機能、例えばハンドセットを備えて通話することが出来る。さらにはクレードルに情報処理機能および本体との間の通信機能を持たせる事により、本体との間でデータゃ音声を送受信する事が出来る。

図面の簡単な説明

図 1は本発明による情報端末装置の実施例を示す正面図、図 2は平面図、図 3は側面図である。図 4はクレードル部から分離した本体、図 5は本体を構成するプロック図、図 6 はクレードル部を構成するプロック図である。

図 1、図 2、図 3、図 4、図 5および図 6は、構成体全ての面で符号が重複するので下記の通り総合的説明とするが、符号の記号は、 1. 本体、 2. クレードル、 3. ハンドセット、 4. ハンドセットの受け台、 5. タツチパネル、 6. ディスプレイ、 7. CCDカメラ、 8. 電源スィッチ、 9. POPスィッチ、 10. 音量調節ダイヤル、 12. クレードルの保持部、 1 3. 受け潸、 14. クレードル 'インターフェース、 15. 本体インターフェース、 16. 内蔵バッテリ、 1 7. 内蔵'バッテリの下部接点、 18. 充電端子、 20. 電話回線接続端子、 21. L A N接続端子、 22. U S Bコネクタ、 23: 力一ドスロット、 24. ビデオ端子、 25. 內蔵マイクロホン、 26. 内蔵スピーカー、 27. マイク端子、 28. イヤホン端子、 29. DC入力端子、 30. カードリーダー、 31. 電話回線接続端子、 32. LAN接続端子 33. USBコネクタ、 34. シリアルポート、 35. P S 2ポ一ト

図面は本発明の実施例を示すもので、図 1は本発明の情報端末装置の全体構成を示す正面図、図 2は平面図であって、情報端末装置の本体 1がクレードル 2の保持部 1 2の受け溝 1 3にセットされている状態を示している。またクレードル 2にはハンドセットの受け台 4を備えており、電話機のハンドセット 3が置かれている。

後に詳述するが、本体 1はタッチパネル 5を持つ液晶表示装置あるレ、は有機 E Lなどのディスプレイ 6を備えており、文字や画像の情報を表示する事ができる。また本体 1は C C Dカメラ 7を備えており、例えば T V電話などの映像情報を取り込む事が出栾る。また、本体の電源をオンオフする電源スィツチ 8、タツチパネルを用いて文字を入力するためのキーボードをディスプレイに表示させるための P O Pスィッチ 9、内蔵スピーカー 1 6の音量調節ダイヤル 1 0を備えている。

図 3は、本発明の情報端末装置の全体構成の側面図であって、すでに説明した符号の説明は省略する。クレードル 2は円筒形状の保持部 1 2を持っており、保持部 1 2はクレードル 2の上で、円筒軸を中心としてある角度 Aまで回転可能になっている。これにより、使用者は机上でディスプレイを最も見やすい角度に自在にセットして使う事が出来るので、非常に見やすく目の疲労を防止することが可能である。保持都 1 2は、上方に受け溝 1 3 を持ち、受け溝 1 3は本体 1の下端を嵌合 ·保持するとともに、後述するように本体 1とクレードル 2との間をコネクタで電気的に接続し、信号を送受すると同時に本体に內蔵するバッテリ 1 4を充電するように構成されている。したがって使用者は、単に本体をクレ一ドルに嵌合 ·保持するだけで同時に極めて容易に電気的な接続も取ることが可能である。図 4は、本体 1をクレードル 2から分離して、いわゆる可搬型情報端末として使用している状態を示した正面図である。各符号についてはすでに説明したので省略する。本体 1 は、通信回線や無線 L AN、あるいは携帯電話などを利用して通信する手段と情報処理機能を有するとともに、本体とクレードルとの間の電気信号のインターフェースあるいは本体とクレ一ドル間をワイヤレスの手段で情報を送受信する機能を備えている。

図示していないが、体 1を分離したクレードル 2には、通常、電話回線あるいは L A Nなどの通信回線が接続され、ハンドセット 3が付属している。したがってクレードルは、単体で電話機能を有しており、本体 1が分離されていても通信回線を介して通信する事が可能である。また前述のとおり、本体との間でブル一トゥース技術や赤外線など公知のヮィャレス手段で相互に通信可能なようにすることも可能である。さらにクレードル 2に C

P U , R OMZ AMなどを含む情報処理機能を持たせ、本体 1が分離している状態でも最低限必要な情報処理が可能なように構成することにより、さらに利便性を持たせることが可能である。例えば再び本体 1をクレードル 2にセットした時に、自動的に本体とクレ一ドル部との間でデータの送受や必要な情報処理をさせることが可能である。

図 5および図 6は、本体 1およぴクレードル 2の機能要素の配置をブロック図で示したものである。図 5には、情報を処理したり各機能要素を制御したりする制御 P C Bは図示されていない。また図 1 , 図 4の説明ですでに記述した符号については、重複するので説明しない。

本体 1は、通信回線とのポートとして電話回線接続端子 2 0 , L AN接続端子 2 1， U S Bコネクタ 2 2のほか各種機能を拡張するためのカードスロット 2 3 , ビデオ端子 2 4 を備え、通信環境に応じて最適に使い分ける事が可能である。本体 1は、内蔵マイクロホン 2 5 , 内蔵スピーカ一 2 6、およびマイク端子 2 7 , イヤホン端子 2 8を備えているので、本体 1を分離して使う時に受話器がなくても通話することが可能である。また本体 1 は磁気あるいは I C力一ドなどのカードリーダー 3 0を内蔵し、クレジットカードなどの情報を読込んだり甞込んだりすることが出来るので、本体からカード決済をすることが可能である。 2 9は、本体 1への D C入力端子である。

本体 1の下部には、クレードル 'インタ一フェース 1 4と内蔵バッテリ 1 6とが配置され、本体 1をクレードル 2にセットすると、自動的に本体 1とクレードル 2との間で電気的に信号が接続し、同時に内蔵バッテリ 1 6の下部接点 1 7とクレードル 2の充電端子 1 8が接触して内蔵バッテリ 1 4が充電されるように構成されている。

図 6は、クレードル 2を上から見た図であって、クレードル 2が単体で使われる時に必要な通信環境に対応して、電話回線接続端子 3 1， L AN接続端子 3 2 , U S Bコネクタ 3 3を備えている。またシリアルポート 3 4， P S 2ポート 3 5は、主としてこの情報端末装置が机上で使われる時に必要な周辺装置とのインターフェースとして備えられている。産業上の利用可能性

本発明によれば、特に一般電話でもインタ一ネット電話でも、従来の電話と同等の利便性を提供する事が可能である。タツチパネルを供えているので、ィンタ一ネットを利用して日常よく利用する各種サービスやコンテンツへのアクセスも、誰にでも簡単 ' ビジユアルに操作することが出来るので、インタ一ネット霉話やインターネットを利用した各種サ一ビスの利用に極めて有効である。さらに本体をクレードルに嵌合 ·保持した状態では従来のパソコンと同様にビジネス用途の据置型情報端末装置として、あるいは映像情報の受信装置ゃテレビ電話として十分な大きさのディスプレイを持ち、本体を分離すれば可搬型情報処理端末としても利用し得るので、幅広い用途に適合する新規な情報端末装置を提供することが出来る。さらには、クレードルに通信機能および情報処理機能を持たせることにより、従来の可摘型情報端末と据置型情報端末装置とを統合した用途に対応することが可能である。

Claims

請求の範囲

情報端末装置本体と、本体を保持あるいは分離することが出来るクレードル、ハンドセットとから構成され、本体は、タツチパネルを備えたディスプレイ、 C P U, R O M/R AMなどの記憶装置、本体とクレ一ドルとの間の電気信号のインターフェース、ノ<ッテリ、本体を可搬型情報端末として使用する時に必要な通信手段または通信回線とのインタ一フェースを備え、クレードルは、本体を保持し設置姿勢を確保するための保持部、本体とクレ一ドルとの間の電気信号のィンターフェース、本体をクレードルに保持している時に本体のパッテリを充電するためのチャージヤー、少なくともクレードル単体で通信機能を使用するために必要な通信通信手段または通信回線とのィンタ一フェースを備えた情報端末装置。

請求項 1に記載した情報端末装置であって、本体とクレードル間をワイヤレスの手段で情報を送受信する通信インターフェースを備えた情報端末装置。

請求項 1 , 2に記載した情報端末装置であって、クレードルは情報処理機能を備えた情報端末装置。

請求項 1， 2に記载した情報端末装置であって、クレードルの保持部は、本体のディ

)設置角度を調整し、保持可能な情報端末装置。