WO2001043004A1 - Procede de mediation de commerce electronique et reseau de communication mobile - Google Patents

Claims

1 明細書 電子商取引契約仲介方法及び移動通信網 技術分野 本発明は、 移動通信端末のユーザが、 契約によりサービスを提供する機関と電子商取引契 約を終結するに際して、 その契約の仲介を行う方法及びその方法を実行するための移動通信 網に関する。 背景技術 信販会社とクレジットカード契約を締結したり、 銀行に預金口座を開設する場合には、 通 常、 信販会社等の店頭に赴くか、 或いは郵送により、 まず所定の申込み用紙を取得し、 その 申込用紙に必要な項目を記入し提出する。 そして、 この契約の申込みを受理した機関は、 所定の審査を行った後に契約手続きに入り、 申込者が電子商取引サービスを利用するためのクレジットカード等を作成し、 これを本人宛 に郵送する。 ところが、 種々の電子商取引サービスの申込みをしたい場合、 申込者はわざわざサービス を提供する機関の店頭に行かなければならない （或いは、 サービスを提供する機関に申込用 紙を郵送しなければならない） という煩雑さがあった。 また、 これらのカードを作成する処理 （例えば、 クレジットカードに名前やカード番号を 刻み、 カード裏面の磁気ストライプに所定の磁気情報を記憶させる等の処理） には一定の時 間がかかる。 さらに、 これらのカードは一般に書留郵便により申込者本人に届けられるため、 郵送に必要な一定の日数に加え、郵便到着時に本人が自宅に不在の場合余計に時間がかかる。 従って、 加入の申込みを終えてからクレジットカ一ド等を取得するまでには相当の日数を必 要とし、 早急にカードを取得したいという顧客のニーズに応えることが困難であった。 発明の開示 本発明は、 上述した事情に鑑みてなされたものであり、 種々の電子商取引サービス申込み において、 申込者の負担を軽減し、 且つより迅速に該契約を仲介することを目的とする。 2 上述した目的を達成するため、 本発明は、 サービスを提供する機関のサーバがネットヮ一 ク接続している移動通信網を介し、 当該移動通信網に収容される移動通信端末のユーザと前 記サービスを提供する機関との間での電子商取引契約を仲介する方法であって、 前記移動通 信端末において前記ユーザから電子商取引サービスの申込み要求を受け付けるステップと、 前記移動通信端末において前記要求に応じて必要な情報の入力を前記ユーザに促すステップ と、 前記ユーザから前記移動通信端末に入力された前記申込みに必要な情報を、 前記移動通 信網を介して前記サービスを提供する機関のサーバに送信するステップを具備することを特 徴とする契約仲介方法を提供するものである。 図面の簡単な説明 図 1は、 本発明の第 1実施形態に用いられる移動局 1 0 0の構成を示すブロック図である。 図 2は、 磁気カード 1 6 1を収納した状態の移動局 1 0 0の外観を示す斜視図である。 図 3は、 磁気カード 1 6 1の磁気ストライプ 1 6 0部分が突出された状態の移動局 1 0 0 の外観を示す斜視図である。 図 4は、 移動局 1 0 0を用いたクレジット取引システムの構成を示すブロック図である。 図 5は、 加入者デ一夕ベース 3 3 1の構成を示す図である。 図 6は、 加入者登録情報ファイル 3 0 4のデ一夕フォ一マツト図である 図 7は、 会員デ一夕べ一ス 6 1の構成を示す図である。 図 8は、 クレジットデ一夕べ一ス 6 2の構成を示す図である。 図 9は、 契約更新候補会員ファイル 6 0 1の構成を示す図である。 図 1 0は、 ゲ一トウエイサーバ 3 2の構成を示すプロヅク図である。 図 1 1 A及び図 1 1 Bは、 クレジットカード利用契約時、 移動パケット通信網を用いたク レジヅトカードによるショッピング時、 会員登録情報の変更時、 クレジットカード契約解約 時、 クレジット利用履歴照会時の動作の前半部分を示すフローチャートである。 図 1 2 A及び図 1 2 Bは、 クレジットカード契約時における、 移動局 1 0 0及びクレジッ ト取引システムの動作を示すフ口一チヤ一トである。 図 1 3 〜図1 3 Jは、 クレジットカード契約時に移動局 1 0 0の液晶ディスプレイ 1 3 2に表示される画面を示す図である。 3 図 14 A及び図 14 Bは、 移 i力局 100のクレジット力一ド機能を利用した店頭でのショ ッビング時における、 移動局 100及びクレジット取引システムの動作を示すフローチヤ一 トである。 図 15 A及び図 15Bは、 移動パケット通信網を介して移動局 100のクレジットカード 機能を利用したショッピング時における、 移動局 100及びクレジット取引システムの動作 を示すフ口一チヤ一トである。 図 16 A及び図 16Bは、 クレジットカード契約更新時における、 移動局 100及びタレ ジット取引システムの動作を示すフ口一チャートである。 図 17 A及び図 17Bは、 会員登録情報の変更時における、 移動局 100及びクレジット 取引システムの動作を示すフローチャートである。 図 18は、 クレジットカード契約解約時における、 移動局 100及びクレジット取引シス テムの動作を示すフ口一チャートである。 図 19は、 移動局 100の通信及びクレジットカード機能使用禁止の動作の流れを示すフ 口一チャートである。 図 20は、 クレジット利用履歴照会時の動作の流れを示すフローチャート図である。 図 21は、 液晶ディスプレイ 132にクレジットカ一ド契約情報を示すバーコ一ドを表示 する移動局 100の構成を示すプロック図である。 図 22は、 バ一コードリーダを有する CAT 40の構成を示すプロック図である。 図 23は、 赤外線通信によりクレジットカード契約情報を CAT 40 a、 40b - · 'に 伝送する移動局 100の構成を示すブロック図である。 図 24は、 赤外線受信部及び復調部を有する CAT 40の構成を示すブロック図である。 図 25は、 既存のデ一夕入出力端子によりクレジットカード契約情報を CAT 40 a、 4Ob ' · ·に伝送する移動局 100の構成を示すブロック図である。 図 26は、 デ一夕入出力端子を備えた CAT 40の構成を示すブロック図である。 発明を実施するための最良の形態 [1]第1の実施形態 [ 1. 実施形態の構成] 4 [ 1一 1 . 移動局の構成] 図 1は、 本発明の第 1実施形態に用いられる移動通信端末である移動局 1 0 0の構成を示 すブロック図である。 同図に示されているように、 移動局 1 0 0は、 送受信部 1 1 0、 制御 部 1 2 0、 ユーザィンタフヱ一ス 1 3 0、 データ入出力端子 1 4 0、 磁気ライ夕 1 5 0、 磁 気ストライプ 1 6 0を有する。 図 2及び図 3は、 移動局 1 0 0の外観を示す斜視図である。 この移動局 1 0 0には、 力一 ド収納 ·突出キー 1 3 1と、 図 1における磁気ストライプ 1 6 0を有する磁気カード 1 6 1 と、 磁気力一ド 1 6 1を収納 ·突出するためのスロット 1 0 1が設けられている。 ユーザは、 カード収納 ·突出キー 1 3 1を操作することにより、 図 2に示すように、 磁気カード 1 6 1 をスロット 1 0 1内に収納したり、 図 3に示すように、 スロット 1 0 1から、 磁気力一ド 1 6 1の磁気ストライプ 1 6 0部分を外部に突出させることができる。 図 1において送受信部 1 1 0は、 移動電話通信サービス及び移動パケット通信サービスを 提供する移動通信網の基地局と無線通信を行う。 そして、 送受信部 1 1 0は、 この移動通信 網を介して移動通信端末のユーザに対し、 契約によりサ一ビスを提供する機関のサーバとの 間で必要な情報の受信及び送信を行う。 本実施形態では、 クレジットカード契約により電子 商取引サービスをユーザに提供するクレジット力一ド会社がこの機関の例として挙げられて いる。 制御部 1 2 0は、 この移動局 1 0 0の各部を制御するものであり、 C P U 1 2 1、 プログ ラム用 R O M 1 2 2、 クレジット力一ド契約用 R O M 1 2 3、 R A M 1 2 4から構成される。 この移動局 1 0 0の動作モードには、 移動通信網を介して通話を行うための通話モードと、 移動パケット通信網を介してパケット通信を行うためのパケット通信モ一ドが含まれている。 ユーザは所望のモード設定が可能である。 制御部 1 2 0は、 これらの各モードの設定状況に 応じて、 移動局 1 0 0の各部を制御する。 R AM I 2 4は、 C P U 1 2 1のワークエリアや、 電話帳データ等を記憶するためのュ一 ザデータエリアとして用いられる。 クレジットカード契約用 R O M 1 2 3には、 移動局 1 0 0のユーザがタレジットカード会 社と締結するクレジットカード契約の属性に関するクレジットカード契約情報が格納される。 このクレジットカード契約情報は、 クレジットカード会社との契約に定められた電子商取引 に必要な情報としてクレジットカード会社から会員に与えられるものであり、 例えば、 会員 5 がクレジヅトカード契約しているクレジヅトカード会社名、 そのクレジットカ一ド会社のサ —バ （後述する） の URL、 クレジットカード番号 （1クレジットカード毎に付与される識 別番号であり、 通常 16桁の数字からなる） 、 クレジットカード有効期限、 会員の氏名等が ある。 移動局 100のユーザが複数のクレジットカード会社と契約を終結し、 複数のクレジ ヅトカード会社の会員を兼任している場合には、 複数のクレジットカードに対応したクレジ ットカード契約情報がこのクレジットカード契約用 ROM123に格納される。 このクレジットカード契約用 ROM123に対しては、 専用の ROMリーダノライタ、 或 いは、 クレジットカード会社が有する専用のサーバからのみアクセスが可能である。 専用の ROMリーダ/ライ夕からタレジットカード契約用 ROM 123にアクセスする場合は、 デ —夕入出力端子 140に接続された当該 ROMリーダ/ライタから、 クレジットカード契約 用 ROM 123への書き込み情報が制御部 120に送られる。 制御部 120は、 アクセスし てきた ROMリーダ/ライ夕の正当性を確認した上で、 クレジットカード契約用 ROM 12 3にその書き込み情報を書き込む。 また、 専用のサーバからクレジットカード契約用 ROM 123にアクセスする場合は、 当該サーバから、 移動パケット通信網等のネットワークを介 して、 クレジットカード契約用 ROM 123への書き込み情報が制御部 120に送られる。 そして、 制御部 120は、 アクセスしてきた当該サーバの正当性を確認した上で、 クレジッ トカード契約用 ROM123にその書き込み情報を書き込む。 なお、 制御部 120は、 クレ ジットカード契約用 ROM 123にアクセスしょうとする、 上記以外の手段を検知したとき は、 この移動局 100そのものを使用不可能とする処理を行う。 プログラム用 ROM 122には制御プログラムが格納されている。 CPU 121は、 この 制御プログラムを読み出して各種制御処理を実行する。 この制御プログラムには、 既存の移 動通信システムの移動局に通常記憶されている通話機能に関するプログラムの他、 以下に述 ベる種々のプログラムが含まれる。 この制御プログラムには、 文書データ閲覧用ソフトウェア （ブラウザ） が含まれる。 CP U 121は、 当該ブラウザをプログラム用 ROM 122から読みだして実行することにより、 インタ一ネットに接続されている種々の情報提供サーバから HTML形式のデ一夕を、 例え ば図 4に示されるゲートウェイサーバ 32を介して取得することが可能である。 このゲート ウェイサーバ 32は、 移動パケット通信網 30をィン夕一ネット 70等の他のネットヮ一ク と相互接続するための移動パケット関門中継交換局に備えられたコンピュータシステムであ 6 る。 ゲートウェイサーバ 3 2は、 異なったプロトコルを使用する複数のネットワーク間で通 信を行うためのプロトコル変換を行う。 ゲートウェイサーバ 3 2は、 クレジットカード会社 のサーバと移動局 1 0 0とのデータ授受を中継する中継装置であり、 移動局 1 0 0による H T M Lデ一夕の取得は、 このゲ一トウエイサーバ 3 2を介してリソースの U R Lを指定した 取得要求をサービスを提供するサーバに送信し、 これに対応してサービスを提供するサーバ から送信されてきた H T M Lデ一夕を R A M 1 2 4に格納することで完了する。 また、 この制御プログラムには、 クレジットカード契約用 R O M 1 2 3にクレジット力一 ド契約情報を格納したり、 或いは、 クレジットカード契約用 R O M 1 2 3に記憶されている クレジットカード契約情報を読み出したり、 変更したり、 消去したりするためのプログラム が含まれている。 さらに、 この制御プログラムには、 磁気ライタ 1 5 0を制御することにより、 クレジット カード契約用 R O M 1 2 3から読み出したクレジットカード契約情報を磁気ストライプ 1 6 0へ書き込んだり、 消去したりするためのプログラムや、 クレジットカード契約用 R O M 1 2 3から読み出したクレジットカード契約情報を移動通信網を介して後述する加盟店サーバ 8 0 C、 8 0 Dに通信するためのプログラムが含まれる。 また、 この制御プログラムには、 移動局 1 0 0の電源が入ったときに、 特定のチャネルを 用いて、 電源が入っている状態である旨の情報と移動局 1 0 0の識別番号を含む発信情報を 発信するためのプログラムが含まれる。 また、 上述したように、 この制御プログラムには、 不正な手段により、 クレジットカード 契約用 R O M 1 2 3にアクセスしょうとする行為を検知したときは、 この移動局 1 0 0その ものを使用不可能とするためのプログラムが含まれる。 磁気ライタ 1 5 0は、 制御部 1 2 0から与えられるクレジットカード契約情報を、 磁気ス トライプ 1 6 0に書き込んだり、 或いは、 その磁気ストライプ 1 6 0上のクレジットカード 契約情報を消去したりする。 磁気ストライブ 1 6 0は、 現在のクレジットカードに広く用いられている磁気ストライブ と同様のものである。 従って、 この磁気ストライプ 1 6 0に書き込まれたクレジットカード 契約情報は、 現在広く用いられている、 磁気ストライプ読み取りを行う C A T (Credit Authorization Terminal： クレジヅト照会用端末）により読みとり可能である。 この磁気ストライブ 1 6 0は、移動局 1 0 0の内部に収納されるプラスチック製カード（図 7 3の磁気カード 1 6 1 ) 上に設けられている。 該磁気カード 1 6 1は、 移動局 1 0 0のキ一 パッドに設置されたカード収納 *突出キ一 1 3 1により、 或いは、 既存のテンキーを用いた 所定のキ一操作に応じて出し入れされるようになっている （図 2及び図 3参照） 。 通常、 磁 気力一ド 1 6 1は移動局 1 0 0内に収納されるが、 ショッピングの際には、 その磁気ストラ イブ 1 6 0部分が移動局 1 0 0から外部に突出された状態となる。 この磁気カード 1 6 1の 裏面には、 従来のクレジットカードと同様にユーザの署名欄が設けられる。 ユーザィンタフエース 1 3 0は、文字等を表示する液晶ディスプレイ 1 3 2、ユーザが種々 の入力操作を行うためのキ一パッド、 ユーザが通話するためのマイク及びスピーカ等を含む ものである。 [ 1— 2 . クレジット取引システムの構成] 図 4は、 移動局 1 0 0を用いたクレジット取引システムの構成を示すプロヅク図である。 このクレジット取引システムは、 移動局 1 0 0、 移動電話網 2 0、 移動パケヅト通信網 3 0、 C A T 4 0 a、 4 0 b . . ·、 C A F I S (Credit and Finance Information System) 網 5 0、 クレジヅトカード会社のサーバ 6 0 A、 6 0 B · . ·、 インタ一ネット 7 0、 加盟店 サーバ 8 0 C、 8 0 D · · 'を有する。 クレジットカード会員として登録しているユーザは、 移動局 1 0 0を携帯する。 この移動 局 1 0 0は、 移動電話網 2 0及び移動パケット通信網 3 0に接続可能である。 移動電話網 2 0は、 移動局を用いた一般的な通話サービスを提供し、 移動局 1 0 0はこの 移動電話網 2 0により当該サービスを受けることができる。 この移動電話網 2 0は、 通話ェ リア内に所定の間隔で設置された多数の基地局 3 1、 回線交換サービスを行う交換機 （図示 せず） 、 網内の制御を行う制御局 3 3、 通信線 （図示せず） を有する。 この制御局 3 3には、 通信サービスを利用する加入者に関する種々の情報を格納する加入 者データべ一ス 3 3 1が設けられている。 なお、 上記の基地局 3 1、 交換機、 制御局 3 3、 通信線等は、 移動パケット通信網 3 0と共用されるものである。 図 5は、 加入者デ一夕べ一ス 3 3 1のデ一夕フォーマットを示す図である。 この図に示す ように、 加入者データベース 3 3 1には、 移動電話網 2 0の加入者即ち、 移動局 1 0 0のュ —ザ毎に、 その加入者が所有する移動局 1 0 0の電話番号、 氏名、 性別、 生年月日の他、 移 動局 1 0 0及びクレジットカード機能使用の禁止を命ずる使用禁止情報を含む種々のデ一夕 8 が記憶されている。 移動局 1 0 0及びクレジットカード機能使用が禁止されているユーザの 使用禁止情報欄には、 使用禁止フラグが登録される。 図 4に示されているように、 移動パケット通信網 3 0には、 上述の基地局 3 1、 交換局（図 示略） 、 制御局 3 3， 通信線等の他、 ゲ一トウヱイサーバ 3 2が含まれる。 このゲートウェイサーバ 3 2は移動パケット通信網 3 0用の伝送プロトコルと、 インタ—ネット 7 0の標準通信プロトコルである T C P/ I Pとの相互変換を行う。 また、 このゲ —トウエイサーバ 3 2は、移動局 1 0 0、クレジヅトカード会社のサーバ 6 0 A、 6 0 Β · · · 及び加盟店サーバ 8 0 C、 8 0 D · · ·間で行われる種々のメッセージ配信処理を統括する。 図 1 0は、 ゲ一トウヱイサーバ 3 2の構成を示すブロック図である。 このゲートウェイサ —バ 3 2は、 制御部 3 0 1、 加入者情報管理部 3 0 2、 デ一夕配信管理部 3 0 3を有してい る。 本実施形態では、 電子商取引に必要な情報を記憶するためのメモリとして、 ゲ一トウェ ィサーバ 3 2内の加入者情報管理部 3 0 2を用いた。 しかし、 移動通信網内の他のノードに あるメモリに電子商取引に必要な情報を記憶させるようにしてもよい。 制御部 3 0 1は、 このゲ一トウヱイサーバ 3 2の各部を制御するとともに、 移動パケット 通信網 3 0とイン夕一ネット 7 0等の他のネットワークとの間のプロトコル変換を行うなど、 プロトコル間ィン夕フェースとして機能する。 また、 この制御部 3 0 1は、 例えば、 S S L (Secure Sockets Layer) のような暗号通 信ァルゴリズムを記憶している。 この暗号通信アルゴリズムによりクレジット力一ド会社の サーバ 6 0 A、 6 0 B · · ·及び加盟店サーバ 8 0 C、 8 0 D · · ·等との通信を行うこと で、 通信内容が保護される。 加入者情報管理部 3 0 2は、 制御局 3 3の加入者デ一夕べ一ス 3 3 1を参照して得られる 加入者登録情報ファイル 3 0 4を格納、 管理している。 図 6は、 加入者登録情報ファイル 3 0 4のデ一夕フォーマツ十を示す図である。 同図に示すように、 加入者登録情報ファイル 3 0 4には、 移動パケット通信網 3 0の加入者、 即ち、 移動局 1 0 0のユーザ毎に、 その加入 者が所有する移動局 1 0 0の電話番号、 氏名、 性別、 生年月日、 ユーザ宛に届けられたデ一 夕や電子メールのデータ配信管理部 3 0 3における格納場所、 ユーザが予め登録するパスヮ 一ド等の種々のデータが記憶されている。 また、 制御部 3 0 1は、 所定のサービスを利用するためにゲ一トウヱイサーバ 3 2にァク セスしてきた移動局 1 0 0のユーザのユーザ認証を行う。 このユーザ認証は、 ゲートウェイ 9 サーバ 32の制御部 301がユーザが移動局 100に入力するパスワードと、 加入者登録情 報ファイル 304内のパスヮ一ドとを照合することにより行われる。 デ一夕配信管理部 303は、 2つまたはそれ以上の移動局 100のユーザ間、 移動局 10 0のユーザとインタ一ネット 70等の他のネットワークのュ一ザとの間、 或いは、 移動局 1 00のユーザとクレジットカード会社のサーバ 60A、 60B · · ·及び移動局 10◦のュ —ザと加盟店サーバ 80 C、 80D · · ·等との間で電子メールや種々のデ一夕の配信を仲 介する。 例えば、 デ一夕配信管理部 303は、 移動局 100やクレジットカード会社のサーバ 60 A、 60 B · · ，等から宛先と通信内容を含む通信要求を受け付け、 その通信要求の宛先に 内容を送信する。 或いは、 デ一夕配信管理部 303は、 前記通信要求を受け付けた後、 受け 付けた通信内容をいつたん記憶し、 その要求の宛先 （例えば移動局 100) の端末に対して 通信内容を記憶している旨を通知する。 そして、 その端末から通信内容取得要求があると、 データ配信管理部 303は、 その端末へ記憶している内容を送信する。 そのために、 デ一夕 配信管理部 303は、 通信内容を一時記憶するためのメモリ （図示せず） を内部に有する。 このメモリには、 移動局 100に送信されて、 移動局 100の液晶ディスプレイ 132上 でメニュー表示される各種のサービス情報も格納されている。 このサービス情報は HTML 形式のデ一夕であり、 各サービス項目のデ一夕には各サービスを実行するサーバの URしが 含まれている。 また、 このメモリには、 移動パケット通信網 30を介してクレジットカードショッピング が可能な加盟店情報が記憶されている。 この加盟店情報も HTML形式のデータであり、 各 加盟店のデ一夕には各加盟店のサーバの URLが含まれている。 この加盟店情報は、 移動局 100に送信されて、 移動局 100の液晶ディスプレイ 132上に表示される。 ユーザが移動局 100を用いてある特定のサービスを要求する場合、 移動局 100はその サービス項目のデ一夕に含まれる U R Lをゲ一トウヱイサーバ 32に送信し、 ゲ一トウエイ サーバ 32は受信した URLに基づいてそのサービスを実行するサーバにアクセスする。 ま た、 ユーザが、 移動パケット通信網 30を介してある加盟店でクレジットカードショッピン グする際にも、 同様に HTML形式デ一夕で記述された URLを利用する。 図 4に示されている、 多数の CAT 40 a、 40 b . · .は、 商店や CD (Cash Dispenser) 等に設置される。 この CAT 40 a, 40 - · ·は、 磁気リーダ （図示せず） を備え、 移 10 動局 100の磁気ストライプ 160に記録されたクレジットカード契約情報を読みとること が可能である。 また、 CAT40a、 40b - · 'は、 入力インタ一フェース （図示せず） を備え、 商店の店員は、 この入力インタ一フヱ一スから、 所定の情報 （例えば、 購入金額等） を入力することができる。 この CAT40 a、 40b - · 'は、 CAF I S網 50という専 用のネットワークに接続されており、 この CAF I S網 50に対して磁気ストライプ 160 から読みとつたクレジット力一ド契約情報とクレジットカードショヅピングに係る利用額、 利用日、 加盟店等の情報とを送信する。 以下、 CAT40a、 40b · · 'から CAF I S 網 50に与えられるこれらの情報をクレジット情報と呼ぶ。 CAF I S網 50は、 多数の CAT 40 a、 40b - · · とクレジット力一ド会社のサー ノ 60 A、 60 B · · · とを接続して構成されている。 この CAF I S網 50は、 クレジッ トカード会社、 流通企業、 金融機関を全国レベルで接続するネットワークであり、 CAF I S統括センタ （図示せず） が当該網を統括する。 この CAF I S網 50は、 ユーザのクレジットカ一ドを使ってのショッビングやキヤッシ ング（現金の貸付： Cash Advance)等の行為により発生した種々のクレジット情報を、 そのク レジットカード契約元である、 クレジットカード会社のサーバ 60 Α、 60Β · · 'のいず れかに送信したり、 そのクレジットカード会社のサーバ 60Α、 60Β · · 'のいずれかか らのクレジットカード利用可否情報を CAT 40 a、 40 b · · 'のいずれかへ送信したり する。 サーバ 60A、 60 B · · ·は各クレジットカード会社に設置されており、 CAF I S網 50及びィンタ一ネヅト 70に接続されている。このクレジットカ一ド会社のサーバ 60 A、 60B · · 'は、 会員の属性情報やクレジットカード契約情報等を格納する会員データべ一 ス 61Α、 61Β · · 'や、 契約会員のクレジット利用履歴や代金決済情報を格納するタレ ジットデ一夕べ一ス 62 Α、 62 Β · ' を有している。 図 7は、 会員デ一夕べ一ス 61 Α、 61 Β · · ·のデータフォーマツトを示し、 図 8は、 クレジットデータべ一ス 62 Α、 62 Β · · 'のデ一夕フォーマットを示している。 図 7に示すように、 会員デ一夕べ一ス 6 1Α、 6 IB · · ·には、 各ユーザの氏名、 年齢、 住所、 電話番号、 勤務先、 年収等の会員属性や、 各クレジットカード契約に係るカード番号、 有効期限、 利用限度額等のクレジットカード契約情報が記憶されている。 この会員属性情報 は、 クレジットカード契約時にユーザからの申告されたものであり、 ュ一ザからの変更届に 11 より随時変更される。 また、 このクレジットカード契約情報は、 クレジットカードの会員と して入会が認められるとクレジットカード会社がその契約毎に付与する情報であり、 有効期 限が経過する毎に一部の情報が更新される。 また、 図 8に示すように、 クレジットデータべ一ス 6 2 A、 6 2 B · · ·には、 各ユーザ の、 クレジットカードショッピングやキャッシングの利用日、 利用店、 利用額等のクレジッ ト利用履歴や、 決済月ごとの決済額等の代金決済情報が記憶されている。 このクレジット利 用履歴 （利用日、 利用店及び利用額） は、 C A T 4 0 a、 4 0 b · · ·や加盟店サーバ 8 0 C、 8 0 D · · 'からクレジットカード会社のサーバ 6 0 A、 6 0 B · 'に送信される情報 である。 そして、 クレジットカード会社のサーバ 6 0 A、 6 0 B · · 'は、 送信された利用 日及び利用額の情報を基に、 決済月毎の決済額を算出して代金決済情報として記憶する。 このクレジットカード会社のサーバ 6 0 A、 6 0 B · · 'の主な機能は、 1 ) クレジット カード契約 （入会、 更新、 変更、 解約を含む） の処理、 2 ) クレジットカード契約や利用の 可否判断、 3 ) クレジットカード契約やクレジット利用に係る種々の情報の蓄積、 4 ) クレ ジヅト利用に係る代金決済、 5 ) 会員への種々の情報提供等であるが、 以下これらの各機能 について詳述する。 第 1に、 クレジットカード会社のサーバ 6 0 A、 6 0 B · · 'は、 クレジットカード契約 のために移動局 1 0 0に送信する入力用画面や、 契約変更のために移動局 1 0 0に送信する 変更用画面等を予め記憶しており、 移動局 1 0 0からクレジッ卜カード契約要求等を受信す ると、 その要求に応じた入力用画面をィン夕一ネット 7 0及びゲートウェイサーバ 3 2等を 介して移動局 1 0 0に提供する。 また、 クレジットカード会社のサーバ 6 0 A、 6 0 B · · ·は、 契約更新処理のための契 約更新候補会員ファイル 6 0 1 A、 6 0 1 B · · · を作成 ·記憶している。 この契約更新候 補ファイル 6◦ 1 A、 6 0 I B · · ·は、 契約更新が間近の会員に関する情報を格納するも のである。 図 9は、 契約更新候補会員ファイル 6 0 1 A、 6 0 1 B · · ·のデ一夕フォーマットを示 している。 この図に示すように、 契約更新候補会員ファイル 6 0 1 A、 6 0 1 B · · ·には、 各会員の氏名、 クレジット番号、 電話番号、 有効期限等のデータが記憶されている。 クレジ ットカード会社のサーバ 6 0 A、 6 0 B · · 'は、 会員データベース 6 1 A内で各会員毎に 記憶しているクレジットカード契約の有効期限を一定周期 （例えば 2 4時間每） で参照し、 12 クレジットカード契約の有効期限が近づいてきている （例えば有効期限まで 1週間以内の） ユーザを抽出し、それら抽出したユーザに関する情報を会員デ一夕ベース 6 1A、 6 1 Β·· · 等から取得して、 契約更新候補会員ファイル 60 1 A、 60 1 B · · ·に格納している。 クレジヅトカード会社のサーバ 60A、 60 Bの第 2の機能はクレジヅトカード契約や利 用の可否判断である。 クレジットカード会社のサーバ 60A、 60 B · · ·は、 クレジット 力一ド契約の可否を審査するための項目を予め記憶しており、 申込み用入力画面に従ってュ —ザが入力した内容を移動局 1 00から受信し、 その入力内容と審査項目を基にクレジット カード契約の可否を審査する。 審査の結果がクレジットカード契約可であれば、 移動局 1 0 0の磁気ストライプ 1 60に記憶されるべきクレジットカード契約情報を生成して移動局 1 00に与える。 また、 ュ一ザがクレジットカードショッピング等を行う場合には、 このクレジットカード 会社のサーバ 60 A、 60 B · · 'は、 CAT40 a、 40 b - · · (又は、 加盟店サーバ 80 C、 80 D · · · ) から与えられるクレジット情報と、 会員データベース 6 1 A、 6 1 Β · · 'に記憶されている種々の情報とを用いて、 発生したクレジットカードショッピング が正当なものであるか否かを判定し、 その判定結果をクレジット可否情報として CAT40 a、 4◦ b · · · (又は、 加盟店サーバ 80 C、 80 D · · · ) に送信する。 第 3に、 クレジットカード会社のサーバ 60 A、 60 B · · 'は、 その契約に係るユーザ 属性やクレジットカード契約情報を会員データべ一ス 6 1 Α、 6 1 Β · . ·に格納し、 発生 したクレジットカードショッピング等のデ一夕をクレジットデータべ一ス 62Α、 62 Β · · ·に格納する。 第 4に、 クレジットカード会社のサーバ 60 Α、 60Β · · 'は、 CAF I S網 50を介 して、 代金決済情報をクレジット代金引き落とし口座のある金融機関に通知し、 クレジット 代金引き落とし処理を行う。 最後に、 クレジットカード会社のサーバ 60Α、 60 Β · · 'は、 会員データべ一ス 6 1 A、 6 1 B . · 'やクレジットデータベース 62 Α、 62 Β · · 'が記憶している情報の中 から、 ユーザの所望の情報を取得して、 イン夕一ネット 70及び移動パケット通信網 30を 介して移動局 1 00に与える。 なお、 このクレジットカード会社のサーバ 60Α、 60 Β · · ·は、 例えば S SL (Secure Sockets Layer) のような暗号通信アルゴリズムを記憶している。 その暗号通信アルゴリズ 13 ムにより、 ゲートウェイサーバ 3 2や加盟店サーバ 8 0 C、 8 0 D · · ·等との通信を行い、 通信内容を保護している。 図 4の加盟店サーバ 8 0 C、 8 0 D · · 'は、 ュ一ザがオンラインショッピングすること が可能な、 いわゆるバ一チャルショップを提供するサーバである。 この加盟店サーバ 8 0 C、 8 0 D ' · ·は、 移動局 1 0 0において表示されるショッピング用画面を H T M L形式のデ —夕として記憶している。 このショッピング用画面データには、 商品名、 商品説明、 販売金 額などの、 ユーザに販売される商品に関する情報が含まれている。 加盟店サーバ 8 0 C、 8 0 D · · 'は、 ュ一ザの移動局 1 0 0からのクレジット力一ドシ ョッビング要求を受け付け、 その移動局 1 0 0に対してショッピング用画面を提供したり、 そのクレジットカードショッピングの代金決済を行うクレジットカード会社のサーバ 6 0 A、 6 0 Β · · .のいずれかと連携してそのクレジットカードショッピングにかかる処理を行う。 なお、 この加盟店サーバ 8 0 C、 8 0 D · · 'は、 例えば S S L (Secure Sockets Layer) のような暗号通信アルゴリズムを記憶している。 その暗号通信アルゴリズムにより、 ゲート ウェイサーバ 3 2やクレジットカード会社のサーバ 6 0 A、 6 0 B . · ·等と通信し、 通信 内容を保護している。 [ 2 . 動作] 次に、 電子商取引の契約、 本実施形態では、 クレジットカード契約に係る動作を下記の動 作モードに分けて説明する。

1 . クレジット力一ド契約時

2— a . 店頭でのクレジットカードショッピング時

2— b . 移動パケット通信網 3 0を介したクレジットカードショッピング時

3 . クレジットカード契約更新時

4 · 会員登録情報の変更時

5 . クレジット力一ド契約解約時

6 . 移動局 1 0 0及びクレジット使用禁止時

7 . クレジット利用履歴等照会時

[ 2— 1 . クレジットカード契約時の動作] 14

図 1 1 A、 図 11 B、 図 12 A、 及び図 12 Bは、 ユーザが移動局 100を用いてクレジ ヅトカ一ド契約を行う際の動作を示すフローチャートである。

図 13 A〜図 13 Jは、 クレジットカード契約時の移動局 100の液晶ディスプレイ 13 2に表示される画面の図であり、 図 1 1 A、 図 1 1 B、 図 12 A、 及び図 12 Bに示すクレ ジットカード契約時の動作に対応して時系列的に並べられている。

以下、 図 1 1A、 図 1 1B、 図 12A、 図 12B、 及び図 13 A〜図 13 Jを参照しなが らクレジットカード契約時の動作について説明する。

まず、 ステップ SP 101では、 ユーザは所定の電話番号でゲ一トウヱイサーバ 32に発 呼し、 パケット通信モードでの通信の開始を要求する。

ステップ SP 102では、 ゲートウェイサーバ 32は、 パケット通信モード開始要求を受 信すると、 当該ユーザを通信相手としてパケット通信モードによる通信を開始させ、 移動局 100に対して自己が記憶しているサービスメニュー画面データを送信する。

ステップ SP 103では、 移動局 100は、 サービスメニュー画面データを受信し、 液晶 ディスプレイ 132にサ一ビスメニューを表示する。 図 13Aは、 このとき移動局 100に 表示される画面の図である。

ステップ SP 104では、 ユーザは、 表示されたサービスメニューの中から所望のサービ スをキ一操作により選択する。 ここでは、 図 13Aに示す画面上で、 ュ一ザは、 「クレジヅ ト」 上にカーソルを移動させてそれを選択する。 そして、 移動局 100は、 選択されたサー ビス要求 （ここでは 「クレジット」 ） をゲートウェイサーバ 32に送信する。

ステップ SP 105では、 ゲートウェイサーバ 32は、 受信したサービス要求に応じて、 さらに詳細なサービス内容、 この例では 「クレジット」 に関する詳細な内容を示すサービス メニュー画面デ一夕を移動局 100に送信する。

ステップ SP 106では、 移動局 100は、 詳細なサービスメニューの画面データを受信 し、 液晶ディスプレイ 132にそのサービスメニューを表示する。 図 13Bは、 このとき移 動局 100に表示される画面の図である。

ステップ SP 107では、 ユーザは、 表示された詳細なサービスメニューの中から所望の サービスをキ一操作により選択する。 ここでは、 図 13Bに示す画面上で、 ユーザは、 「ク レジットカード契約」 上に力一ソルを移動させて、 それを選択する。 そして、 移動局 100 は、 選択された詳細なサービス要求 （ここでは、 「クレジットカード契約」 ） をゲ一トウェ 15

ィサーバ 32に送信する。

なお、 ユーザが所望のサービスを最終的に特定するまで、 上述のサービスメニュー画面デ —タは、 複数回移動局 100に送信される。

ステップ SP 108では、 ゲ一トウヱイサーバ 32は、 詳細なサービス要求を受信し、 ュ —ザがパスワード入力するためのパスワード入力画面デ一夕を移動局 100に送信する。 ステップ SP 109では、 移動局 100は、 パスワード入力画面データを受信し、 液晶デ イスプレイ 132にパスワード入力画面が表示される。 ユーザは、 このパスワード入力画面 上のパスヮ一ド入力欄内にゲートウェイサーバ 32に予め登録しているパスヮ一ドを入力す る。

図 13 Cは、 このとき移動局 100に表示されるパスワード入力画面の図である。 ユーザ は、 パスワード入力欄にパスワードを入力し、 力一ソルを移動させて 「実行」 を選択する。 ステップ SP 1 1 1では、 移動局 100は、 ュ一ザにより入力されたパスワード情報をゲ —トウエイサーバ 32に送信する。 ステップ SP 1 13では、 ゲートウェイサーバ 32は、 パスワード情報を受信する。

ステップ SP 1 15では、 ゲートウェイサーバ 32は、 移動局 100から受信したパスヮ ードと、 加入者情報管理部 302に記憶されている、 移動局 100のユーザのパスワードと 照合することによりユーザ認証を行う。

ステップ SP 1 17では、 ユーザ認証の結果、 正当ユーザであるか否かを判定する。 ステ ップ SP 1 17の判定により正当ユーザであると認められたときは、 ステップ SP 119に 進み、 ゲ一トウヱイサーバ 32は、 ュ一ザからの最終的なサ一ビス要求 （クレジットカード 契約要求） に応じて、 移動局 100に表示される次画面情報を移動局 100に送信する。 一方、 ステップ SP 1 17の判定により正当ュ一ザであると認められなかったときは、 ス テツプ SP 121に進み、 ゲートウェイサーバ 32は、 ユーザからのクレジットカード契約 要求は受け付けられない旨を示すサービス不可通知を移動局 100に送信する。

そして、 ステップ SP 123では、 移動局 100はゲートウェイサーバ 32から送信され てきた情報を受信する。 次に、 図 12 Aにおいて、 ステップ SP 125では、 移動局 100 が受信した次画面が液晶ディスプレイ 132に表示される。 この場合は、 ユーザが契約可能 なクレジットカード会社名が液晶ディスプレイ 132に表示される。

図 13Dは、 このとき移動局 100に表示される画面の図である。 なお、 移動局 100は、 16

サービス不可通知を受信した場合は、 その通知を液晶ディスプレイ 132に表示し （図示せ ず） 、 処理は終了する。

ステップ SP 126では、 ユーザは、 表示されたクレジットカード会社の中から、 所望の クレジットカード会社をキ一操作により選択する。 即ち、 ユーザは、 図 13Dに示す画面上 で所望のクレジットカード会社上に力一ソルを移動させ、 その 「実行」 を選択する。 ここで は、 例えば、 クレジットカード会社 A社が選択されたとする。

ステップ SP 127では、 移動局 100は、 選択されたクレジットカード会社名 （A社） 及び A社のサーバ 6 OAの URLをゲートウェイサーバ 32に送信する。

ステップ SP 129では、 ゲートウェイサーバ 32は、 クレジットカード会社名 （A社） 及び URLを受信し、 受信した URLに基づいて、 クレジットカード契約要求をクレジット カード会社のサーバ 6 OAに送信する。

このときゲートウェイサーバ 32は、 クレジットカード会社のサーバ 6 OAへ送信する内 容を S S Lにより保護している。 なお、 以下の動作説明においても、 ゲートウェイサーバ 3 2、 クレジットカード会社のサーバ 60 A、 60 B · · '及び加盟店サーバ 80 C、 80 D · · · の各々の間で通信が行われる際には、 SSLによりその通信内容は保護されている。

ステップ SP 131では、 クレジットカード会社のサーバ 6 OAは、 ゲートウェイサーバ 32からクレジットカード契約要求を受信する。

ステップ SP 133では、 クレジットカード会社のサーバ 6 OAは、 A社のクレジット力 —ド契約に必要な情報 （例えば、 氏名、 年齢、 生年月日、 住所、 電話番号、 勤務先、 年収、 パスワード等） の入力をユーザに促すための入力用画面データを、 移動局 100を宛先とし て、 インタ一ネット 70に送出する。

ステップ SP 135では、 ゲートウェイサーバ 32は、 クレジットカード会社のサーバ 6 OAから入力用画面データを受信し、 移動局 100に送信する。

ステップ SP 137では、 移動局 100は、 ゲ一卜ウェイサーバ 32から入力用画面デ一 夕を受信し、 液晶ディスプレイ 132に入力用画面を表示する。

図 13 Eは、 このとき移動局 100に表示される画面の図である。

ステップ SP 139では、 ユーザは、 液晶ディスプレイ 132に表示された入力用画面を 参照しながら、 必要な情報を入力する。 入力用画面は図 13Eに示す。 なお、 ユーザが入力 すべき項目は、 同図に示す氏名、 生年月日、 住所の他、 電話番号や勤務先等の種々の項目が 17

あるが、 それら他の項目は、 ュ一ザが画面を下方にスクロールすることで液晶ディスプレイ 132に順に表示されてくる。

ステップ SP 141では、 移動局 100は、 入力された内容 （以下、 入力情報と呼ぶ） を、 ゲートウェイサーバ 32に送信する。 ステップ SP 143では、 ゲートウェイサーバ 32は、 入力情報を受信し、 クレジットカード会社のサーバ 6 OAに送信する。 それと共に、 ステツ プ SP 145では、 ゲートウェイサーバ 32は、 入力情報をクレジットカード会社のサーバ 6 OAにクレジットカード契約申込み受付完了の旨を示す通知を移動局 100に送信する。 そして、 ステップ S P 147では、 移動局 100は、 ゲ一トウエイサーバ 32から受付完 了通知を受信し、 それを液晶ディスプレイ 132に表示することにより、 ユーザに通知する。 図 13Fは、 このとき移動局 100に表示される受付完了通知画面の図である。

一方、 ステップ SP 149では、 クレジヅ トカー ド会社のサーバ 6◦ Aは、 ゲートウェイ サーバ 32から入力情報を受信する。 ステップ SP 151では、 クレジットカード会社のサ —バ 6 OAは、 受信した入力情報に関して、 自己が記憶している審査条件を参照しながらク レジットカ一ド契約の可否を判断する。

ステップ SP 153では、 サーバ 60 Aの審査の結果契約不可であれば、 A社のサーバ 6 OAは、 ステップ S P 155に進み、 契約不可通知を移動局 100を宛先としてインタ一ネ ヅ ト 70に送出する。

また、 ステップ SP 153の判定の結果、 契約可であれば、 A社のサーバ 6 OAの処理は ステップ SP 157に進み、 新規のクレジットカード契約情報を生成し、 契約可通知及び生 成したクレジットカード契約情報を、 移動局 100を宛先としてィン夕一ネヅト 70に送出 する。

そして、 ステップ SP 159では、 クレジットカード会社のサーバ 60 Aは、 会員データ ベース 61 Aに、 この契約についてのユーザ属性及びクレジットカード契約情報を格納する。 ステップ SP 161では、 ゲートウェイサーバ 32は、 クレジットカード会社のサーバ 6 OAから、 契約不可通知、 又は、 契約可通知及びクレジットカード契約情報を受信し、 それ らの情報をいつたん内部に記憶する。

ステップ SP 163では、 ゲートウェイサーバ 32は、 移動局 100を発呼し、 クレジッ トカード会社のサーバ 6 OAから移動局 100宛の情報を受信している旨を示す通知を送信 する。 18

ステップ S P 1 6 5では、 移動局 1 0 0は、 ゲートウェイサーバ 3 2から情報受信通知を 受信し、 それを液晶ディスプレイ 1 3 2に表示することによりユーザに通知する。 図 1 3 G は、 このとき移動局 1 0 0に表示される画面の図である。

そして、 ステップ S P 1 6 7では、 その表示を見たユーザの所定のキ一操作により、 移動 局 1 0 0は、 ゲートウェイサーバ 3 2に記憶されている情報の取得を要求する情報取得要求 をゲートゥヱイサーバ 3 2に送信する。 即ち、 ユーザが図 1 3 Gに示す画面上の 「参照」 を 選択することにより、 移動局 1 0 0からゲ一トウヱイサーバ 3 2へ情報取得要求が送信され る。

ステップ S P 1 6 9では、 ゲートウェイサーバ 3 2は、 移動局 1 0 0から情報取得要求を 受信し、 それに応答して、 自己が記憶している、 契約不可通知、 又は、 契約可通知及びクレ ジットカード契約情報を移動局 1 0 0に送信する。

ステップ S P 1 7 1では、 移動局 1 0 0は、 ゲートウェイサーバ 3 2から、 契約不可通知、 又は、 契約可通知及びクレジットカード契約情報を受信する。

ステップ S P 1 7 3では、 移動局 1 0 0は、 その受信内容を液晶ディスプレイ 1 3 2に表 示する。 なお、 移動局 1 0 0は、 クレジットカード契約可通知及びクレジットカード契約情 報を受信した場合は、 クレジヅトカード契約用 R O M 1 2 3に受信したクレジットカード契 約情報を格納する。

図 1 3 Hは、 クレジットカ一ド契約不可の旨の通知を示す画面の図である。

また、 図 1 3 Iは、 クレジットカード契約可の旨の通知を示す画面である。 ュ一ザがこの 画面上の 「次へ」 を選択すると次画面 （図 1 3 I ) に移る。 図 1 3 Jは、 ユーザがタレジッ トカ一ド契約の内容を確認するための画面である。

図 1 3 Jに示すように、 この画面上にはクレジットカード契約に係る 「クレジット番号」 や 「有効期限」 等の情報が表示される。

なお、 この図 1 3 Jに示す画面情報は、 クレジットカード契約用 R O M 1 2 3に記憶され ており、 ユーザの所定の操作により液晶ディスプレイ 1 3 2に表示され、 ユーザはいつでも クレジット力一ド契約内容を確認することが可能である。

以上説明したように、 ユーザの有する移動局 1 0 0と、 クレジットカード会社が有するク レジットカード会社のサーバ 6 0 A、 6 0 B · ' ' と力 s、 無線通信手段によりクレジット力 —ド契約に係る処理を行うので、 その処理 （特に、 ユーザからクレジットカード会社へのク 19

レジットカード契約の申込み、 クレジットカード会社からュ一ザへのクレジット可否通知及 びクレジットカード契約情報の付与） を迅速に実行することが可能である。

以上説明した、 図 1 1 A及び図 1 1 Bのステップ S P 1 0 1〜ステップ S P 1 2 3に示す 動作は、 主としてパケット通信要求からユーザ認証までの動作であり、 上述のクレジット力 —ド契約時の他にも、 移動パケット通信網を用いたクレジット利用時、 会員登録情報の変更 時、 クレジットカード契約解約時、 クレジット利用履歴等照会時の各動作の前段においても 共通して行われる動作である。

[ 2 - 2 . クレジットカードショッピング時の動作]

次に、 移動局 1 0 0を用いたクレジットカードショッピング時の動作について説明する。 この移動局 1 0 0を用いたクレジットカードショッピングには、 2つの形態がある。

即ち、 a ) 磁気ストライプ 1 6 0上のクレジットカード契約情報を店頭の C A T 4 0を介 してクレジットカード会社のサーバ 6 0に与える形態と、 b ) クレジットカード契約用 R O M l 2 3に記憶されているクレジッ卜カード契約情報を移動パケット通信網 3 0を介してク レジットカード会社のサーバ 6 0に与える形態とがあるが、 以下、 これらを分けて説明する。

[ 2— 2— a . 店頭でのクレジットカードショッピング時の動作]

図 1 4A及び図 1 4 Bは、 店頭で磁気ストライプ 1 6 0を使用する形態における、 移動局 1 0 0及びクレジット取引システムの動作を示すフローチャートである。

まず、 ユーザの所定の操作により、 移動局 1 0 0において、 店頭クレジットカードショッ ビングの処理が開始される。

ステップ S P 2 0 1では、 移動局 1 0 0の制御部 1 2 0は、 クレジットカード契約用 R〇 M 1 2 3に記憶されている全てのクレジットカ一ド契約情報を読み出し、 それらのクレジッ トカード会社名を液晶ディスプレイ 1 3 2に表示する。

ステップ S P 2 0 3では、 ユーザは表示されたクレジットカード会社の中から、 所望のク レジットカード会社をキ一操作により選択する。 ここでは、 例えば、 クレジットカード会社 A社のクレジットカ一ド契約が選択されたとする。

なお、 契約しているクレジットカード会社が単数の場合は、 表示されたクレジットカード 会社に対して 「O K」 を入力すればよい。

ステップ S Ρ 2 0 5では、 移動局 1 0◦の制御部 1 2 0は、 選択された Α社のクレジット 20

カード契約情報を磁気ライタ 150に与え、 磁気ライタ 150は、 与えられた情報を磁気ス トライプ 160に書き込む。

クレジットカード契約情報が磁気ストライプ 160に書き込まれると、 磁気カード 161 は突出可能状態となり、 制御部 120は、 その突出可能となった旨を液晶ディスプレイ 13 2に表示する。 そして、 ステップ SP 207では、 突出可能の旨を確認したユーザが移動局 100のカード収納 ·突出キーを押下すると、 磁気カード 161の磁気ストライプ 160部 分が移動局 100から突出する。

ステップ S P 209では、 店員が磁気力一ド 16 1の磁気ストライプ 16◦部分を CAT (ここでは CAT4 Obとする） の磁気リーダにスライ ドさせ、 その結果、 磁気ストライプ 160上のクレジットカ一ド契約情報が CAT 40 bに読み込まれる。

ステップ S P 21 1では、 店員が、 CAT 40 bの入カイン夕フェース （図示せず） に対 して、 クレジヅトカードショッピングに係る利用額等を入力する。

ステップ SP 213では、 CAT 4 Obは、 C A F I S網 50を介して、 A社のサーバ 6 OAに、 クレジット力一ド契約情報及び CAT 40 bにおける入力内容を含むクレジット情 報を送信する。

ステップ SP 215では、 クレジットカード会社のサーバ 6 OAは、 CAT40bからの クレジット情報を受信する。

ステップ SP 217では、 クレジットカード会社のサーバ 60Aは、 受信したクレジット 情報を基に会員データベース 61 Aを検索し、 要求されるクレジットカードショッピングが 正当なものであるか否かを判断する。 この判定は、 例えば、 クレジットカードが有効期限切 れでないかどう力、 クレジット利用限度額を超過していないかどうか、 裏面の磁気カードが 使用不能になっていないかどう力 \ 或いは、 そのクレジットカード契約自体が無効になって いないかどうか等をチヱヅクするものである。

ステップ S P 217の判定の結果、 正当ではないと判断されたときは、 A社のサーバ 60 Aの処理はステップ SP219に進み、要求されたクレジット利用は不可の旨を示す通知（及 び必要であればその理由） を、 CAF I S網 50を介して CAT40 bに送信する。

一方、 ステップ SP 217の判定の結果、 正当であると判断されたときは、 A社のサーバ 60Aはステップ S P 221に進み、 要求されたクレジット利用可の旨を示す通知を CAT 40bに送信し、 さらに、 ステップ SP 223では、 このクレジットカードショッピングに 21

ついてのクレジット利用履歴及び代金決済情報をクレジットデータベース 62 Aに格納する。 ステップ SP225では、 CAT40bは、 クレジットカード会社のサーバ 60 Aから上 記通知等を受信する。

そして、 ステップ SP 227では、 CAT40bは、 受信した通知等をクレジット売上伝 票或いは CAT表示装置 （図示せず） に出力する。 店員は表示された内容に従って所定の手 続を行う。 その後、 ユーザが、 利用額等が表示されたクレジット売上伝票の署名欄に、 磁気 カード 161裏面と同一の署名を書くことにより、 クレジット力一ドショッピングは終了す る。

磁気ストライプ 160上のクレジットカード契約情報の読み込みが終了した時点で、 ュ一 ザは移動局 100のカード収納 '突出キーを押下すると、 ステップ SP 229では、 磁気力 —ド 161が移動局 100のスロット 10 1内に収納される。

磁気カードが収納されると、 ステップ SP 231では、 移動局 100の制御部 120は、 磁気ライタ 150に対して磁気ストライプ 160が記憶する A社のクレジットカード契約情 報を消去するよう命令し、 磁気ライタ 150はそれを実行する。

[2 - 2 -b. 移動パケット通信網を用いたクレジットカードショッピング時の動作] 図 1 1 A、 図 1 1 B、 図 15 A、 及び図 15 Bは、 ュ一ザが移動局 100を用いてクレジ ットカ一ドショッビングを行う際の動作を示すフローチャートである。

図 1 1A及び図 1 1Bに示す動作は、 クレジットカード契約時とほぼ同様の動作であるが、 図 1 1 Aのステップ SP 107では、 ユーザは所望のサービスとして 「クレジットカードシ ョッビング」 を選択する。 図 1 1A及び図 1 1 Bにおけるその他の動作については説明を省 略する。

図 15 Aのステップ SP 301では、 ユーザがクレジットカードショッピング可能な全て の加盟店名が液晶ディスプレイ 132に表示される。

ステップ SP 303では、 ユーザは、 表示された加盟店の中から、 所望の加盟店をキ一操 作により選択する。 ここでは、 例えば、 加盟店 C店が選択されたとする。

ステップ SP 305では、 移動局 100は、 選択された加盟店名 （C店） 及び加盟店サー ノ 80 Cの URLをゲートウェイサーバ 32に送信する。

ステップ SP 307では、 ゲートウェイサーバ 32は、 加盟店名 （C店） 及び URLを受 信し、 受信した URLに基づいて、 クレジットカードショッピング要求を加盟店サーバ 80 22

Cに送信する。

ステップ SP 309では、 加盟店サーバ 80 Cは、 ゲートウェイサーバ 32からクレジヅ トカードショッピング要求を受信する。

ステップ SP 31 1では、 加盟店サーバ 80 Cは、 受信したクレジットカードショヅピン グ要求に応じて、 自己が記憶しているショッピング用画面デ一夕を移動局 100を宛先とし てィンターネヅト 70に送出する。

ステップ SP 313では、 ゲートウェイサーバ 32は、 加盟店サーバ 80 Cからショツビ ング用画面デ一夕を受信し、 移動局 100に送信する。

ステップ SP315では、 移動局 100は、 ゲ一トウヱイサーバ 32からショッピング用 画面データを受信し、 ショッピング用画面が液晶ディスプレイ 132に表示される。

ステップ SP 317では、 液晶ディスプレイ 132に表示されたショッピング用画面を参 照しながら、 ユーザが購入したい商品を選択する。

商品の選択が終了すると、 移動局 100は、 クレジットカード契約用 ROM 123に記憶 されている全てのクレジットカード契約情報を読み出し、 それらのクレジットカード会社名 が液晶ディスプレイ 132に表示される。 そして、 ステップ SP 319では、 ユーザは、 表 示されたクレジットカード会社の中から、 このクレジットカードショッピングにおいて利用 したいクレジットカ一ド会社を選択する。 ここではクレジットカ一ド会社 B社が選択された とする。

ステップ SP 321では、 移動局 100は、 選択された商品やその代金の情報、 B社のク レジットカード契約情報、 加盟店サーバ 80 Cの URL、 及びクレジットカード会社のサ一 ノ 60Bの URLをゲートウェイサーバ 32に送信する。

ステップ SP 323では、 ゲートウェイサーバ 32は、 移動局 100からのこれらの情報 を受信し、 内容を参照後、 その情報を加盟店サーバ 80 Cに送信する。

ステップ SP 325では、 加盟店サーバ 80 Cは、 ゲートウェイサーバ 32から入力情報 を受信する。 そして、 加盟店サーバ 80 Cは、 受信した情報のうち、 クレジットカード契約 情報と利用額情報をクレジット力一ド会社のサーバ 60 Bに送信する。

ステップ SP 327では、 クレジットカード会社のサ一バ 60Bは、 加盟店サーバ 80 C からこのクレジット情報を受信する。 ステップ S P 329では、 クレジット力一ド会社のサ —バ 60Bは、 受信したクレジット情報を会員デ一夕ベース 61 Bで検索し、 要求されるク 23

レジヅトカードショッピングが正当なものであるか否かを判断する。

この判定は、 例えば、 クレジットカード契約が有効期限切れでないか、 クレジット利用限 度額を超過していないか、 その磁気カードが使用不可になっていないか、 或いは、 そのクレ ジットカ一ド契約自体が無効になっていないか等の項目をチェックするものである。

ステップ S P 3 2 9の判定の結果、 正当ではないと判定されたときは、 ステップ S P 3 3 1に進み、 クレジットカード会社のサーバ 6 0 Bは、 要求されたクレジット力一ドショツビ ング不可の旨を示す通知を、 加盟店サーバ 8 0 Cに送信する。

一方、 ステップ S P 3 2 9の判定の結果、 正当であると判断されたときは、 クレジット力 —ド会社のサーバ 6 0 Bはステップ S P 3 3 3に進み、 クレジット利用可通知を加盟店サ一 ノ 8 0 Cに送信し、 さらに、 ステップ S P 3 3 5でクレジット利用履歴及び代金決済情報を クレジットデ一夕ベース 6 2 Bに格納する。

ステップ S P 3 3 7では、 加盟店サーバ 8 0 Cは、 クレジットカード会社のサーバ 6 0 B からの通知を受信する。 そして、 ステップ S P 3 3 9では、 加盟店サーバ 8 0 Cは、 受信し た通知を、 移動局 1 0 0を宛先としてゲートウェイサーバ 3 2に送信する。 そして、 加盟店 サーバ 8 0 Cは、 その通知がクレジット利用可通知であるならば、 ユーザが選択した商品等 をクレジットカードショッピング情報として記憶し、 ユーザへの商品発送等の所定の処理を 行う。

ステップ S P 3 4 1では、 ゲートウェイサーバ 3 2は、 加盟店サーバ 8 0 Cから通知を受 信し、 移動局 1 0 0に送信する。

ステップ S P 3 4 3では、 移動局 1 0 0は、 ゲートウェイサーバ 3 2から、 通知を受信し、 その受信内容を液晶ディスプレイ 1 3 2に表示してユーザに告知する。

[ 2— 3 . クレジットカード契約の更新時の動作]

次に、 クレジットカード契約の更新時の動作について説明する。

図 1 6 A及び図 1 6 Bは、 クレジットカード契約更新時の動作の流れを示すフローチヤ一 トである。

ステップ S P 4 0 1では、 クレジットカード会社のサーバ （ここでは 6 O Aとする） は、 会員データべ一ス 6 O Aを参照して契約更新候補会員ファイル 6 0 1を作成する。 ステップ S P 4 0 3では、 クレジットカード会社のサーバ 6 O Aは、 契約更新候補会員ファイル 6 0 24

1を参照し、 クレジットカード契約の更新を事前に通知する契約更新事前通知を、 契約更新 候補ユーザの移動局 （ここでは移動局 1 0 0とする） を宛先としてィン夕一ネット 7 0に送 出する。

ステップ S P 4 0 5では、 ゲートウェイサーバ 3 2は、 契約更新事前通知を受信すると、 移動局 1 0 0を発呼して上記通知を転送する。

ステップ S P 4 0 7では、 移動局 1 0 0は、 ゲートウェイサーバ 3 2から、 契約更新事前 通知を受信し、 受信した通知を液晶ディスプレイ 1 3 2に表示する。

ステップ S P 4 0 9では、 移動局 1 0 0は、 ユーザのキー操作により、 表示された契約更 新事前通知に対する応答情報を発信する。 この応答情報は、 契約更新に対して 「更新する」 旨、 又は 「更新しない」 旨を示す。

ステップ S P 4 1 1では、 ゲートウェイサーバ 3 2は、 移動局 1 0 0から応答情報を受信 し、 クレジットカード会社のサーバ 6 O Aに送信する。

ステップ S P 4 1 3では、 クレジットカード会社のサーバ 6 O Aは、 ゲートウェイサーバ 3 2から応答情報を受信する。

ステップ S P 4 1 5では、 クレジット力一ド会社のサーバ 6 0 Aは、 受信した応答情報に 基づき、 その移動局 1 0 0のユーザのクレジットカード契約が更新可か否かを判断する。 ステップ S P 4 1 5の判定の結果、 更新可であれば、 ステップ S P 4 1 7に進み、 クレジ ットカード会社のサーバ 6 0 Aは、 更新されたクレジットカード契約情報を生成して、 その 新たなクレジットカード契約情報を、 会員データベース 6 O Aに記憶すると共に、 移動局 1 0 0を宛先としてインターネット 7 0に送出する。

ステップ S P 4 1 5の判定の結果、 更新不可であれば、 ステップ S P 4 2 1に進み、 クレ ジットカード会社のサーバ 6 0 Aは、 会員データベース 6 1 Aに記憶されている、 契約更新 不可のユーザについての情報を削除する。 そして、 ステップ S P 4 2 3では、 クレジット力 —ド会社のサーバ 6 O Aは、 契約更新不可の旨を示す通知を移動局 1 0 0を宛先としてイン 夕一ネット 7 0に送出する。

そして、 ステップ S P 4 2 5では、 ゲートウェイサーバ 3 2は、 クレジットカード会社の サーバ 6 O Aから、 更新されたクレジットカード契約情報、 又は、 契約更新不可通知を受信 し、 それらの情報をいつたん記憶する。

そして、 ステップ S P 4 2 7では、 ゲートウェイサーバ 3 2は、 移動局 1 0 0を発呼し、 25

クレジットカード会社のサーバ 6 O Aから移動局 1 0 0宛の情報を受信している旨を示す通 知を送信する。

ステップ S P 4 2 9では、 移動局 1 0 0は、 ゲートウェイサーバ 3 2から情報受信通知デ —タを受信し、 それを液晶ディスプレイ 1 3 2に表示することによりユーザに通知する。 ステップ S P 4 3 1では、 その表示を見たユーザの所定のキー操作により、 移動局 1 0 0 は、 ゲ一トウエイサーバ 3 2に記憶されている情報の取得を要求する要求をゲ一トウエイサ —バ 3 2に送信する。

ステップ S P 4 3 3では、 ゲ一トウヱイサーバ 3 2は、 移動局 1 0 0から情報取得要求を 受信し、 それに応答して、 自己が記憶している、 更新後のクレジットカード契約情報、 又は、 契約更新不可通知を移動局 1 0 0に送信する。

ステップ S P 4 3 5では、 移動局 1 0 0は、 ゲートゥヱイサーバ 3 2から、 更新されたク レジットカード契約情報、 又は、 契約更新不可通知データを受信し、 その受信内容を液晶デ イスプレイ 1 3 2に表示する。

ステップ S P 4 3 7では、 移動局 1 0 0は、 更新されたクレジットカード契約情報を受信 した場合は、 有効期限等の情報を更新する。 また、 契約更新不可の旨を受信した場合は、 有 効期限経過時に、 クレジットカード契約用 R O M 1 2 3に記憶されているクレジットカード 契約情報を消去する。

ユーザが、 移動局 1 0 0に与えられたクレジットカード契約事前通知に対して、 有効期限 が途過しても何ら応答しない場合、 ユーザは契約更新に対して 「イエス」 の旨の応答をした ものとみなして、 クレジットカード会社のサーバ 6 O Aは、 ゲートウェイサーバを介して有 効期限経過時に更新されたクレジットカ一ド契約情報を移動局 1 0 0宛に送信し、 移動局 1 0 0は、 有効期限等の情報を更新する。

[ 2 - 4 . 会員登録情報の変更時の動作]

会員の氏名や住所に変更がある場合も、 この移動局 1 0 0を用いてそれらの変更手続をす ることが可能である。 以下、 クレジットカード契約の変更時の動作について説明する。

図 1 1 A、 図 1 1 B、 図 1 7 A、 及び図 1 7 Bは、 ユーザが移動局 1 0 0を用いてクレジ ットカ一ド契約を行う際の動作を示すフローチャートである。 26

図 1 1A及び図 1 IBに示す動作は、 クレジットカード契約時とほぼ同様の動作であるが、 図 1 1Aのステップ SP 107では、 ユーザは所望のサービスとして 「会員登録情報の変更」 を選択する。 その他の動作については説明を省略する。

図 17 Aのステップ S P 501では、 ユーザが契約している全てのクレジヅトカ一ド会社 が液晶ディスプレイ 132に表示される。

ステップ S P 503では、 ュ一ザは、 表示されたクレジットカード会社の中から、 所望の クレジットカード会社をキ一操作により選択する。 なお、 全てのクレジットカード会社を選 択することも可能である。 ここでは、 クレジットカード会社 A社が選択されたとする。

ステップ S P 505では、 移動局 100は選択されたクレジットカ一ド会社名をゲ一トゥ エイサーバ 32に送信する。

ステップ S P 509では、 ゲ一トウエイサーバ 32は、 移動局 100からクレジット力一 ド会社名を受信し、 クレジットカ一ド会社のサーバ 6 OAに会員登録情報の変更要求を送信 する。

ステップ SP 51 1では、 クレジットカード会社のサーバ 6 OAは、 その会員登録情報の 変更要求を受信する。

ステップ SP 513では、 クレジットカード会社のサーバ 6 OAは、 A社のクレジット力 —ド契約の変更用画面情報を、 移動局 100を宛先として、 イン夕一ネット 70に送出する。 ステップ SP 515では、 ゲートウェイサーバ 32は、 インタ一ネットを介してクレジッ トカード会社のサーバ 6 OAから変更用画面情報を受信し、 移動局 100を宛先として送信 する。

ステップ SP 517では、 移動局 100は、 ゲートウェイサーバ 32から変更用画面情報 を受信し、 液晶ディスプレイ 132に変更用画面を表示する。

ステップ SP 519では、 ユーザは、 液晶ディスプレイ 132に表示された変更用画面を 参照しながら、 変更したい内容を入力する。

ステップ SP 521では、 移動局 100は、 入力された変更内容を、 ゲートウェイサーバ 32に送信する。

ステップ SP 523では、 ゲートウェイサーバ 32は、 変更内容を受信し、 クレジット力 —ド会社のサーバ 6 OAに変更内容を送信する。

ステップ SP 525では、 クレジットカード会社のサーバ 6 OAは、 変更内容を受信する。 27

ステップ S P 5 2 7では、 クレジットカード会社のサーバ 6 O Aは、 受信した変更内容に 基づいて、 自己が記憶しているユーザゃクレジットカ一ド契約の属性を変更する。

変更処理が終了すると、 クレジットカード会社のサーバ 6 O Aは、 ステップ S P 5 2 9に 進み、 契約変更処理が完了した旨を示す通知を移動局 1 0 0を宛先としてインタ一ネット 7 0に送出する。

ステップ S P 5 3 1では、 ゲ一トウエイサーバ 3 2は、 インタ一ネット 7 0を介して、 完 了通知を受信し、 移動局 1 0 0に送信する。

ステップ S P 5 3 3では、 移動局 1 0 0は、 ゲートウェイサーバ 3 2から完了通知を受信 し、 ステップ S P 5 3 5で、 移動局 1 0 0は、 受信した完了通知を液晶ディスプレイ 1 3 2 に表示する。

[ 2— 5 . クレジットカード契約の解約時の動作]

また、 クレジットカード契約の解約処理も、 このシステムを用いて行うことが可能である。 以下、 ユーザが移動局 1 0 0を用いてクレジットカード契約を行う際の動作について説明す る。

図 1 1 A、 図 1 1 B、 及び図 1 8は、 ユーザが移動局 1 0 0を用いてタレジットカ一ド解 約を行う際の動作を示すフローチャートである。

図 1 1 A及び図 1 1 Bに示す動作は、 クレジットカード契約時とほぼ同様の動作であるが、 図 1 1 Aのステップ S P 1 0 7では、ュ一ザは所望のサービスとして 「クレジットカ一ド契 約解約」 を選択する。 その他の動作については説明を省略する。

図 1 8のステップ S P 6 0 1では、 ユーザが契約している全てのクレジッ卜カード会社が 液晶ディスプレイ 1 3 2に表示される。

ステップ S P 6 0 3では、 ユーザは、 表示されたクレジットカード会社の中から、 所望の クレジットカード会社をキー操作により選択する。 ここでは、 クレジットカード会社 A社が 選択されたとする。

ステップ S P 6 0 5では、 移動局 1 0 0は選択されたクレジットカード会社名をゲ一トウ エイサーバ 3 2に送信する。

ステップ S P 6 0 7では、 ゲートウェイサーバ 3 2は、 移動局 1 0 0からクレジット力一 28

ド会社名を受信し、 クレジットカード会社のサーバ 6 O Aにクレジットカード契約解約要求 を送信する。

ステップ S P 6 0 9では、 クレジットカード会社のサーバ 6 O Aは、 ゲートウェイサーバ 3 2からクレジットカード契約解約要求を受信する。

ステップ S P 6 1 1では、 クレジットカード会社のサーバ 6 O Aは、 受信したクレジット カード契約解約要求に基づいて、 クレジットカード契約の解約処理、 例えば、 会員データべ —ス 6 1 Aに記憶しているユーザ属性情報ゃクレジットカード契約属性情報を消去する。 ステップ S P 6 1 3では、 クレジットカード会社のサーバ 6 O Aは、 契約解約処理が完了 した旨を示す通知を移動局 1 0 0を宛先としてイン夕一ネット 7 0に送出する。

ステップ S P 6 1 5は、 ゲートウェイサーバ 3 2は、 インタ一ネット 7 0を介して、 完了 通知を受信し、 移動局 1 0 0に送信する。

ステップ S P 6 1 7では、 移動局 1 0 0は、 ゲ一トウヱイサーバ 3 2から完了通知を受信 する。

ステップ S P 6 1 9では、 移動局 1 0 0は、 受信した完了通知を液晶ディスプレイ 1 3 2 に表示する。

[ 2 - 6 . 移動局 1 0 0の通信及びクレジットカ一ド使用の禁止時の動作]

ユーザが移動局 1 0 0を紛失したり、 或いは、 盗難にあったりした場合、 第三者による不 正使用を防ぐためクレジットの使用を禁止しておく必要がある。 以下に、 移動局 1 0 0及び 制御局のクレジット使用の禁止時の動作について説明する。

図 1 9は、 移動局 1 0 0のクレジットカード使用を禁止する移動局 1 0 0及び制御局の処 理の流れを示すフローチャートである。

移動局 1 0 0を所有するユーザは、 移動局 1 0 0を紛失等した場合には、 移動電話網 2 0 及び移動パケット通信網 3 0を管理する通信業者に所定の方法で連絡し、 移動局 1 0 0の通 信及びクレジットカードの使用を禁止するよう要求する。

ステップ S P 7 0 1では、 ユーザから上記の連絡を受けた通信業者は、 所定の管理用端末 を用いて、 制御局 3 3の加入者デ一夕ベース 3 3 1にアクセスして、 そのュ一ザへの通信サ —ビス及びクレジットカ一ドの使用禁止を示すフラグを登録する。

この動作の後、 当該ユーザの移動局 1 0 0による通信サービス及びクレジットカードの使用 29

は禁止される。 具体的には、 以下のような動作になる。

まず、 ステップ S P 7 0 3で、 移動局 1 0 0を不正取得した第三者が、 移動局 1 0 0の電 源を入れる。

ステップ S P 7 0 5では、 移動局 1 0 0は、 特定のチャネルを用いて、 電源が入った旨の 通知と移動局 1 0 0の識別番号を含む発信情報を発信する。 管轄エリアに移動局 1 0 0を含 む基地局 （ここでは基地局 3 2とする） は、 移動局 1 0 0の所在位置に関する発信情報を受 信し、 制御局 3 3に送る。

ステップ S P 7 0 7では、 制御局 3 3は、 基地局 3 2から発信情報を受信する。 そして、 ステップ S P 7 0 9では、 制御局 3 3は、 受信した発信情報を基に加入者データベース 3 3 1にアクセスし、 発信元の移動局 1 0 0に係る通信及びクレジットカードの使用禁止情報の 有無を調べる。

ステップ S P 7 1 1では、 使用禁止情報ありと判断した制御局 3 3は、 移動局 1 0 0の通 信及びクレジットカード使用禁止の旨を基地局 3 2を介して移動局 1 0 0に送信する。 ステップ S P 7 1 3では、 移動局 1 0 0は、 基地局 3 1を介して通信及びクレジットカ一 ド使用禁止の旨を受信する。

ステップ S P 7 1 5では、 移動局 1 0 0は、 通信及びクレジットカード使用禁止処理を行 う。

ここで行われる通信の使用禁止処理では、 通信処理のために動作する移動局 1 0 0の各部 が動作しないようにする。 また、 クレジットカード使用禁止の処理では、 クレジットカード 契約用 R O M 1 2 3に格納されているクレジヅトカード契約情報を消去する。

[ 2 - 7 . クレジット利用履歴等照会時の動作]

ュ一ザは、 移動局 1 0 0を用いてクレジットカード会社のサーバ 6 0 A、 6 0 B · · ' に アクセスし、 クレジット利用履歴や次回クレジット代金引き落とし額等の種々の情報を照会 することが可能である。

図 1 1 A、 図 1 1 B及び図 2 0は、 ュ一ザが移動局 1 0 0を用いてクレジット利用履歴照 会時の動作を示すフローチャートである。

図 1 1 A及び図 1 1 Bに示す動作は、 クレジットカード契約時とほぼ同様の動作であるが、 図 1 1 Aのステップ S P 1 0 7では、 ユーザは所望のサ一ビスとして 「クレジット履歴」 を 30

選択する。 その他の動作については説明を省略する。

図 20のステップ SP 80 1では、ュ一ザが契約している全てのクレジットカード会社が 液晶ディスプレイ 132に表示される。

ステップ SP 803では、 ユーザは、 表示されたクレジットカード会社の中から、 所望の クレジットカード会社をキ一操作により選択する。 ここでは、 クレジットカード会社 A社が 選択されたとする。

ステップ SP 805では、 移動局 100は選択されたクレジットカード会社名 （A社） を ゲ一トウヱイサーバ 32に送信する。

ステップ SP 807では、 ゲートウェイサーバ 32は、 移動局 100からクレジットカ一 ド会社名 （A社） を受信し、 クレジットカード会社のサーバ 6 OAにクレジット利用履歴照 会要求を送信する。

ステップ SP 809では、 クレジットカード会社のサーバ 6 OAは、 そのクレジット利用 履歴照会要求を受信する。 ステップ SP 81 1では、 クレジットカード会社のサーバ 60 A は、 クレジットデータべ一ス 62 Aに記憶されているクレジット利用履歴情報を検索する。 ステップ SP813では、 クレジットカード会社のサーバ 6 OAは、 検索の結果得られた クレジット利用履歴情報を移動局 100を宛先としてインタ一ネット 70に送出する。 ステップ SP 815では、 ゲートウェイサーバ 32は、 インタ一ネット 70を介して、 ク レジット利用履歴情報を受信し、 移動局 100に送信する。

ステップ SP817では、 移動局 100は、 ゲートウェイサーバ 32からクレジット利用 履歴情報を受信する。 ステップ SP81 9では、 移動局 1 00は、 受信したクレジット利用 履歴を液晶ディスプレイ 132に表示する。

[B. 変形例]

[B- 1. クレジットカード契約時の変形例]

上述の説明においては、 クレジットカード契約時の全ての動作を連続したセッションで行 つているが、 必ずしもそうである必要はない。 即ち、 移動局 100からクレジットカード会 社のサーバ 60へのクレジットカード契約要求動作 （即ち、 図 1 1 Aのステップ S P 101 〜図 12 Bのステップ S P 149まで） と、 クレジットカード会社のサーバ 60から移動局 31

1 0 0への応答動作 （即ち、 図 1 2 Bのステップ S P 1 5 1〜ステップ S P 1 7 3まで） と を分離してもよい。

例えば、 クレジットカード契約時の審査処理に相当の時間がかかる場合や、 審査処理の一 部又は全部を他の情報処理装置や人間が代行するような場合も考えられ、 そのような場合、 クレジットカード契約要求動作が終了した時点で移動局 1 0 0とクレジットカード会社のサ —バ 6 0との間の通信もいつたん終了し、 後日、 審査処理の結果を取得した時点でタレジッ トカード会社のサーバ 6 0が移動局 1 0 0に審査結果を通知すればよい。

また、 クレジットカード会社のサーバ 6 0 A、 6 0 B · · 'におけるクレジットカード契 約時の処理は、 クレジットカード契約要求動作に係る処理だけでもよい。

例えば、 図 1 2 Bのステップ S P 1 4 9で処理は終了し、 その後、 クレジットカード会社 による審査の結果、 契約不可の場合にはユーザにその旨が電話等の方法で連絡される。 或い は、 契約可の場合には、 ユーザにその旨が電話等の方法で連絡され、 ユーザはクレジット力 —ド会社の店頭に赴き、 そこに設置される専用の R O Mリーダ/ライ夕を通じてクレジット 力一ド契約情報を移動局 1 0 0に読み込んでもよい。

[ B - 2 . 会員登録情報変更時の変形例]

会員登録情報変更の内容には、 上述の氏名変更や住所変更の他、 クレジット利用限度額や、 カードのグレード （例えば、通常のクレジットカードからゴールドカードへの変更）等の種々 の変更が考えられる。 そのような場合には、 上述の動作のステップ群に加え、 クレジット力 —ド会社による審査のステップや、 審査の結果に基づいたクレジットカード会社のサーバ 6 0から移動局 1 0 0への変更可或いは不可通知のステップ等が必要となる。

[ B— 3 . 移動局 1 0 0及びクレジット使用禁止時の変形例]

移動局 1 0 0が、 発信情報を発信するタイミングは、 上述の電源が入った時だけでなく、 他にも種々のタイミングが考えられる。

例えば、 移動局 1 0 0が通話サービスやパケット通信サービスを移動通信網に要求した時 や、 移動局 1 0 0において店頭でのクレジット利用の処理が開始された時などが考えられる。 即ち、 移動局 1 0 0を持つ人間による何らかの操作をきつかけとして、 移動局 1 0 0は情報 を発信するように設定すればよい。 或いは、 移動局 1 0 0は、 電源が入っている間、 常時或 32

いは定期的に情報を発信していてもよい。

また、 使用禁止情報が制御局 3 3に登録された時点で、 制御局 3 3等がその使用禁止に係 る移動局 1 0 0を発呼し、 移動局 1 0 0に使用禁止情報を与えてもよい。 移動局 1 0 0は使 用禁止情報を受信すると受信確認信号を発信し、 制御局 3 3は、 その信号を受信することに より、 移動局 1 0 0が使用禁止情報を受信したことを確認する。

また、 制御局 3 3は、 移動局 1 0 0から何らかの情報の発信があったことを検知した後、 多数の各基地局 3 2を介して、 上述の使用禁止情報を、 各々の管轄エリアに常時あるいは定 期的に発信してもよい。 そして、 発信されている使用禁止情報を受信した移動局 1 0 0は、 クレジットカード機能の使用禁止処理を行えばよい。

なお、 制御局 3 3は、 移動局 1 0 0の通信使用禁止情報のみ有し、 移動局 1 0 0に対して、 通信使用禁止情報を与えるだけでもよい。 そして、 通信使用禁止情報を受け取った移動局 1 0 0は、 通信使用の禁止だけでなく、 クレジットの使用も禁止であると判断してクレジット 使用禁止処理を行えばよい。 [ B— 4 . ゲ一トウヱイサーバ 3 2、 クレジットカード会社のサーバ 6◦及び加盟店サー バ 8 0の構成の変形例]

クレジットカード会社のサーバ 6 0 A、 6 0 B · · ·や加盟店サーバ 8 0は、 インタ一ネ ット 7 0に接続されるものの他、 専用線を介してゲートゥヱイサーバ 3 2に接続されたり、 或いは、 移動通信網の内部に設けられてもよい。

[ B— 5 . ゲートウェイサーバ 3 2、 クレジットカード会社のサーバ 6 0及び加盟店サーバ 8 0の役割の変形例]

ゲートウェイサーバ 3 2、 クレジットカード会社のサーバ 6 0及び加盟店サーバ 8 0のそ れそれが有する機能は、 上述したような形態に限定されるわけではなく、 種々の形態が考え られる。 例えば、 加盟店サーバ 8 0やクレジットカード会社のサーバ 6 0の機能の一部をゲ —トウヱイサーバ 3 2が実行してもよい。

第 1の実施形態のようにクレジット力一ド会社のサーバ 6 0 A、 6 0 B · · 'がクレジッ ト力一ド契約時や変更時等における入力用画面情報や変更用画面情報等を記憶する代わりに、 ゲートウェイサーバ 3 2がそれら画面情報を記憶しておいてもよい。 それにより、 移動局 1 33

0 0からゲートウェイサーバ 3 2に契約要求や変更要求が送信されてきたときに、 ゲ一トウ エイサーバ 3 2はクレジットカード会社のサーバ 6 0 A、 6 0 B · · · にアクセスする必要 なく、 入力用画面情報等を移動局 1 0 0に提供することが可能となる。

また、 クレジットカード会社のサーバ 6 0 A、 6 0 B · · 'が、 クレジットカード契約の 可否を判断する審査を行う代わりに、 ゲートウェイサーバ 3 2がそれを行ってもよい。 その ためには、ゲートウェイサーバ 3 2には、クレジットカード会社のサーバ 6 0 A、 6 0 B · · · の各々から予め与えられている契約可否判断条件をクレジットカード会社毎に記憶しておき、 それらの条件に従って審査を行う。

また、 ゲートゥヱイサーバ 3 2が、 契約更新候補会員ファイル 6 0 1を記憶していてもよ い。この場合、ゲートウェイサーバ 3 2は、クレジットカード会社のサーバ 6 0 A、 6 0 Β · · · から契約更新候補会員ファイル 6 0 1を与えられ、 その与えられた契約更新候補会員フアイ ル 6 0 1に基づき、 その後の移動局 1 0 0との間の処理を行う。

また、 上述の実施形態においては、 ゲートウェイサーバ 3 2は、 クレジットカード会社の サーバ 6 0 Α、 6 0 Β · · ·からの情報 （例えばクレジットカード契約情報や各種通知等） をいつたん記憶し、 移動局 1 0 0に情報受信通知を送信する。 そして、 その通知に応答して 移動局 1 0 0からのクレジットカード契約情報取得要求があった場合に、 ゲートウェイサ一 ノ 3 2は、 移動局 1 0 0にそのクレジットカード契約情報等を与えるものであった。

しかし、 必ずしもそうである必要はない。 例えば、 ゲートウェイサーバ 3 2は、 クレジッ トカード会社のサーバ 6 0 Α、 6 0 Β · · 'から移動局 1 0 0宛の何らか情報を受信すると、 移動局 1 0 0に事前に何ら通知することなく （或いは、 何らかの通知をすると共に） 、 その 情報を移動局 1 0 0に与えてもよい。 この場合、 移動局 1 0 0はゲ一トウヱイサーバ 3 2か ら情報を受信すると、 受信確認信号を発信し、 ゲートウェイサーバ 3 2はその受信確認信号 を受信することにより移動局 1 0 0が情報を受信したことを確認する。

また、 上述の移動パケット通信網 3 0を用いたクレジットカードショッビングの実施形態 においては、 移動局 1 0 0が送信した入力情報は全て、 ゲ一トウヱイサーバ 3 2を介して力 Π 盟店サーバ 8 0が受信し、 加盟店サ一バ 8 0が、 その入力情報の中からクレジットカード契 約情報及び利用額情報をクレジット力一ド会社のサーバ 6 0へ送信するものであつたが、 必 ずしもそうである必要はない。

例えば、 ゲートウェイサーバ 3 2は、 入力情報の内容を、 加盟店サーバ 8 0宛とクレジッ 34

トカード会社のサーバ 6 0宛とに分類して、 それそれ振り分けて送信してもよい。 即ち、 ゲ —トウヱイサーバ 3 2は、 入力情報の中から、 商品情報を加盟店サーバ 8 0に送信し、 クレ ジットカード契約情報及び利用額情報をクレジットカード会社のサーバ 6 0へ送信する。 そ して、 クレジットカード会社のサーバ 6 0からのクレジット利用可否情報は、 加盟店サーバ 8 0経由で移動局 1 0 0に送信されてもよいし、 クレジヅトカード会社のサーバ 6 0から移 動局 1 0 0及び加盟店サーバ 8 0に直接送信されてもよい。

また、 ゲ一トウヱイサーバ 3 2がショッピング用画面を記憶しており、 移動局 1 0 0から の要求があつたときに、 その記憶しているショッピング用画面を移動局 1 0 0に与えてもよ い。

[ B— 6 . 契約の種類]

以上の実施形態においては、 クレジットカード入会 Φ込みを契約として説明したが、 クレ ジットカード契約に限定されるわけではなく、 その他の契約であってもよい。 例えば、 金融 機関での預金口座開設やローン契約や、 保険会社との保険契約や、 種々の団体への入会等で あってもよい。

[ B— 7、 移動局 1 0 0及び C A T 4 0の変形例]

[ B— 7— 1、 第 1変形例]

移動局 1 0 0は、 バーコードを用いてクレジットカード契約情報を C A T 4 0 a、 4 0 b · · ·に与えてもよい。

図 2 1は、 液晶ディスプレイ 1 3 2にクレジットカード契約情報を示すバ一コードを表示 する移動局 1 0 0の構成を示すブロック図である。

この移動局 1 0 0は、 送受信部 1 1 0、 制御部 1 2 0、 液晶ディスプレイ 1 3 2を有する ユーザィンタフヱ一ス 1 3 0、 データ入出力端子 1 4 0等から構成される。

プログラム用 R O M 1 2 2に格納される制御プログラムには、 クレジットカード契約情報 を示すバーコ一ドデ一夕を作成するプログラムが含まれている。

C P U 1 2 1は、 クレジットカード契約情報を表示する必要が生じたときは、 クレジット カード契約用 R O M 1 2 3からクレジットカード契約情報を読み出し、 バーコ一ド作成プロ グラムに従って、 そのクレジットカード契約情報を示すバ一コードデ一夕を作成し、 液晶デ 35

イスプレイ 132に表示する。

一方、 CAT40a、 401) · · ·は、 バ一コードリーダを備えており、 移動局 100の 液晶ディスプレイ 132に表示されたバーコードを読みとることが可能である。

図 22は、 バーコ一ドリーダを備えた CAT 40の構成を示すブロック図である。

この CAT40は、 ユーザ入力インタフェース 41、 送受信部 42、 出力インタフェース 43、 制御部 44、 バーコ一ドリ一ダ 45等から構成される。

制御部 44は、 この CAT 40の各部を制御する。 ユーザィンタフヱ一ス 41は店員が利 用額等を入力するためのものである。 バーコ一ドリーダ 45は、 移動局 100の液晶ディス プレイ 132に表示されたバ一コードを読みとる。 送受信部 42は、 C AF I S網 50との 間で種々のデ一夕をやりとりする。 出力インタフェース 43は、 クレジット売上伝票の印字 装置等である。

なお、 その他の構成及び動作は、 第 1実施形態と同様である。

なお、 液晶ディスプレイ 132に表示されるのはバーコードに限らず光学的に読み取り可 能なものであればよく、 例えば、 カルラコード、 ペリコ一ド等であってもよい。

[B-7-2. 第 2変形例]

移動局 100は、 CAT40 a、 40 b · · ·に対して、 赤外線を用いてクレジットカ一 ド契約情報を与えてもよい。

図 23は、 クレジットカード契約情報を赤外線通信により CAT 40 a、 40b - . · に 与える移動局 100の構成を示すブロック図である。

この移動局 1 00は、 送受信部 1 10、 制御部 120、 ュ一ザインタフヱ一ス 130、 デ —夕入出力端子 140、 変調部 170、 赤外線放射部 180等から構成される。

クレジットカード契約情報を CAT 40 a、 40b * · ·に与える必要が生じたときは、 CPU 121はクレジットカード契約用 ROM123からクレジットカード契約情報を読み 出し、 変調部 170に与える。 変調部 170は、 与えられたクレジットカード契約情報に対 応した信号波により赤外線搬送波を変調して、 赤外線放射部 180に与える。 赤外線放射部 180は、 与えられた赤外線を放射する。

一方、 CAT40a、 40b . · 'は赤外線受信部及び復調部を備えており、 移動局 1 00の赤外線放射部 180から放射された赤外線を受信し、 復調して、 クレジットカード契 36

約情報を取得することができる。

図 24は、 赤外線受信部及び復調部を備えた CAT 40の構成を示すブロック図である。 この CAT40は、 ユーザ入力インタフェース 41、 送受信部 42、 出カイン夕フヱース 43、 制御部 44、 赤外線受信部 46、 復調部 47等から構成される。

なお、 その他の構成及び動作は、 第 1実施形態と同様である。

[B-7-3. 第 3変形例]

また、 移動局 100は、 CAT 40 a、 40 b - · ·に対して、 既存のデータ入出力端子 を介して、 クレジットカード契約情報を与えてもよい。

図 25は、 クレジットカード契約情報を既存のデータ入出力端子により CAT 40 a、 4 Ob . . .に与える移動局 100の構成を示すブロック図である。

この移動局 1 00は、 送受信部 1 10、 制御部 120、 ユーザィンタフエース 130、 デ 一夕入出力端子 140等から構成される。

クレジットカード契約情報を CAT40 a、 40 b · · 'に与える必要が生じたときは、 CPU 121は、 クレジットカード契約用 ROM123からクレジットカード契約情報を読 み出し、 デ一夕入出力端子 140に与える。 そして、 データ入出力端子 140は、 与えられ たクレジットカード契約情報を CAT 40 a、 40 b · · ·が有するデータ入出力端子に与 える。

図 26は、 データ入出力端子を備えた CAT 40の構成を示すブロック図である。

この CAT 40は、 ユーザ入カイン夕フェース 41、 送受信部 42、 出カイン夕フェース 43、 制御部 44、 データ入出力端子 48等から構成される。

なお、 その他の構成及び動作は、 第 1実施形態と同様である。

[B- 7-4. 移動局 1◦ 0及び CAT40のその他の変形例]

上述の磁気ストライプを有する移動局 100の説明においては、 移動局 100は 1つの磁 気ストライプ 160のみを有し、 その磁気ストライブ 160に対して、 磁気ライ夕 150力 ^s クレジット利用する毎にクレジットカード契約情報を書き込むものであつたが、 必ずしもそ うである必要はない。

例えば、 磁気カード 161上には、 複数の磁気ストライプ 160を設け、 1つのクレジッ 37

トカード契約毎に 1つの磁気ストライプが対応するようにしてもよい。 即ち、 クレジット力 —ド契約の数だけ、 磁気ストライプ 160を設けるのである。

なお、 この場合、 CAT40 a、 40b - · 'は、 複数の磁気ストライプ 160のうち、 指定されたクレジットカード会社のカード情報が記憶された磁気ストライプ 160を読みと る。

また、 ユーザが上述の移動パケット通信網を用いてのみクレジットカードショッピングを 行う場合には、 移動局 100は磁気ストライプ 160等を具備する必要はない。 なぜならば、 移動パケット通信網を用いたクレジットカ一ドショッビングにおいては、 無線通信機能のみ でクレジットカード会社のサーバ 60A、 60 B · · · とのデ一夕の授受が可能だからであ る。

また、 上述の説明においては、 セルラーや PHSなどの移動局がクレジットカードの力一 ド情報を有するものであつたが、 そのキャリア側は、 移動局 100のみに限定されるわけで はなく、 電話機能を有しない移動通信端末 （例えば、 PDA等） であってもよい。

また、 上述の説明においては、 CAT40A、 40 B · · 'が、 自己が有する情報を移動 局 100に与えるものであってもよい。 例えば、 クレジットカードショッピングの際には、 CAT 4 OA, 40Β · · 'が有しているクレジットカードショッピングに係る利用日、 力 [] 盟店、 利用額等の情報を、 移動局 100に与えてもよい。 そうすると、 移動局 100は、 ク レジットカード会社のサーバ 60Α、 60Β · · ' にアクセスする必要なく、 クレジット利 用履歴を蓄積したり、 そのクレジット利用履歴を基にクレジット代金引き落とし額を算出し たりすることが可能となる。

そのためには、 上述の各実施形態において、 CAT40a、 40b - · 'は、 移動局 10 0のデ一夕入出力端子に接続されて上記情報を与えることが可能なデータ入出力端子を具備 すればよい。 [B— 8. ユーザ認証の変形例]

上述の実施形態においては、 予めゲートウェイサーバ 32に記憶されたパスワードと、 ュ —ザがパケット通信開始要求に伴って移動局 100に入力するパスヮ一ドとを照合すること により、 ゲートウェイサーバ 32がユーザ認証を行う形態であつたが、 必ずしもそうである 必要はない。 38

例えば、 移動局 1 0 0に予めユーザ認証のためのパスワードが記憶されていてもよい。 そ うすることにより、 移動局 1 0 0は、 ゲ一トウヱイサーバ 3 2と通信を行うことなく、 ュ一 ザ認証が可能となる。

また、 ゲートウェイサーバ 3 2が記憶するパスワード （第 1のパスワード） とは別に、 ク レジットカード会社のサーバ 6 0がパスワード （第 2のパスワード） を記憶しておいてもよ い。 この場合、 パケット通信開始の際に、 移動局 1 0 0とゲートウェイサーバ 3 2との間で 第 1のパスヮ一ド照合が行われ、 さらに、 クレジット力一ドショッピングゃクレジヅト利用 履歴照会等の際に、 移動局 1 0 0とクレジット力一ド会社のサーバ 6 0との間で第 2のパス ワード照合が行われる。 それにより、 プライバシ一の保護と、 クレジット利用に際しての安 全性が高められることが期待できる。

39 請求の範囲

1 . 移動通信端末が移動通信網を介して、 電子商取引の契約の要求を受け付ける第 1のステ ップと、

前記移動通信端末が前記契約の要求に応じて当該契約に必要な情報の入力をユーザに促す 第 2のステップと、

前記ュ一ザから入力された前記契約に必要な情報を、 前記移動通信網を介して契約により サービスを提供する機関のサーバに送信する第 3のステップと

を具備することを特徴とする契約仲介方法。 2 . 請求項 1記載の契約仲介方法において、

前記契約に必要な情報を受信した前記サービスを提供する機関のサーバから契約可否の情 報を、 前記移動通信網を介して前記移動通信端末に送信する第 4のステップと、

前記契約が認められた場合に、 当該契約により定められた電子商取引に必要な情報を、 前 記サービスを提供する機関のサーバから前記移動通信網を介して前記移動通信端末に送信す る第 5のステップと、

前記移動通信端末が前記契約により定められた電子商取引に必要な情報を受信し、 メモリ に記憶する第 6のステップと

を具備することを特徴とする契約仲介方法。 3 . 請求項 1記載の契約仲介方法において、

前記第 2のステップは、

前記ユーザに前記必要な情報の入力を促すための入力用画面情報を、 前記移動通信網を介 して受信するステップと、

前記入力用画面情報を画面に表示するステップと

からなることを特徴とする契約仲介方法。

4 . 請求項 3記載の契約仲介方法において、

前記入力用画面情報は、 前記サービスを提供する機関のサーバに記憶されていることを特 40

徴とする契約仲介方法。

5 . 請求項 3記載の契約仲介方法において、

前記入力用画面情報は、 前記移動通信端末と前記サービスを提供する機関のサーバとの間 のデータ授受を中継する中継装置に記憶されていることを特徴とする契約仲介方法。

6 . 請求項 1記載の契約仲介方法において、

前記移動通信端末の前記ユーザのユーザ認証を行ぅステツプを具備することを特徴とする 契約仲介方法。

7 . 請求項 1記載の契約仲介方法において、

前記契約はクレジットカード契約であることを特徴とする契約仲介方法。

8 . 請求項 1記載の契約仲介方法において、

前記移動通信端末は携帯電話機であることを特徴とする契約仲介方法。

9 . 請求項 2記載の契約仲介方法において、

前記第 5のステップは、

前記サービスを提供する機関のサーバから送信される前記電子商取引に必要な情報を前記 移動通信網内のメモリに記憶するステップと、

前記移動通信端末が前記電子商取引に必要な情報の取得を要求するステップと、 前記移動通信端末から前記電子商取引に必要な情報の取得の要求があつた場合に、 前記メ モリに記憶されている前記電子商取引に必要な情報を前記移動通信網を介して前記移動通信 端末に送信するステップと

を有することを特徴とする契約仲介方法。

1 0 . 請求項 2記載の契約仲介方法において、

前記第 4のステップは、

前記ユーザにより入力された前記契約に必要な情報を基に、 前記契約の可否を判断するス 41

テツプを具備することを特徴とする契約仲介方法。

1 1 . 請求項 1 0記載の契約仲介方法において、

前記サービスを提供する機関のサーバが、 前記契約の可否を判断することを特徴とする契 約仲介方法。

1 2 , 請求項 1 0記載の契約仲介方法において、

前記移動通信端末と前記サービスを提供する機関のサーバとの間のデータ授受を中継する 中継装置が、 前記契約の可否を判断することを特徴とする契約仲介方法。

1 3 . 請求項 2記載の契約仲介方法において、

前記第 1から第 6のステップは、 途中で呼を切断することなく実行することを特徴とする 契約仲介方法。

1 4 . 請求項 2記載の契約仲介方法において、

前記第 1から第 3のステップを実行した後、 一回、 呼を切断し、

その後、 再び呼の接続を行って、 前記第 4から第 6のステップを実行する

ことを特徴とする契約方法。

1 5 . 移動通信端末とサービスを提供する機関のサーバとの間のデータ授受を中継する移動 通信網であって、

前記移動通信端末のユーザからの電子商取引の契約の要求に応じて、 当該契約に必要な情 報の入力を促す画面情報を前記移動通信端末に送信する手段と、

前記契約に必要な情報を前記移動通信端末から受信し、 前記サービスを提供する機関のサ —バに送信する手段と

を具備することを特徴とする移動通信網。

1 6 . 請求項 1 5記載の移動通信網において、

前記契約の要求に対する契約可否の情報を前記サービスを提供する機関のサーバから受信 42

し、 前記移動通信端末に送信する手段と、

前記契約が認められた場合に、 当該契約により定められた電子商取引に必要な情報を前記 サービスを提供する機関のサーバから受信し、 前記移動通信端末に送信する手段と

を具備することを特徴とする移動通信網。