明細書
新規なスピロ化合物またはその塩、 それらを含有する自己免疫疾患 の予防 . 治療剤および ΑΡ- 1阻害剤
技術分野
本発明は、 転写因子 AP- 1の活性阻害作用を有し、 自己免疫疾患治療 剤として有用である新規なスピロ化合物またはその塩、 それらを含有 する自己免疫疾患の予防 · 治療剤および AP- 1阻害剤に関する。
背景技術
従来、 多くの疾患に対して蛋白質である酵素や受容体の機能を制御 する治療薬の開発が行われてきた。 たとえば、 慢性関節リ ウマチをは じめとする炎症性疾患では、 ァラキ ドン酸からプロスタグランジン類 を合成するシク口ォキシゲナーゼゃロイコ トリエン類を合成する 5 - リポキシゲナーゼがタ一ゲッ トとなり、 インドメタシンに類似した多 くの非ステロイ ド性抗炎症薬が開発され治療の場に供されている (ジ ヤーナル 'ォブ ' ファーマシューティカノレ 'サイエンス (J. Pharm. Sc i . )、 第 73卷、 第 579〜589頁、 1984年)。 また、 炎症性サイ トカインと して知 られるィンターロイキン(I L) - 1や I L-6、 腫瘍壊死因子(TNF)などは炎症 反応の増幅、 増悪因子と して注目され、 これらの蛋白分子の機能制御 剤として、 各蛋白質に対するモノク口一ナル抗体 (アースライティス · アン ド ' リ ウマテイズム (Arthr i t i s Rheum. )、 第 36卷、 第 1681〜1690 頁、 1993年) や低分子のサイ トカイン産生抑制剤 (ァニユアル * レポ —ッ ·ォブ · メディシナル 'ケミス トリー (Ann. Rep. Med. Chem. )、 第 27 卷、 第 209〜218頁、 1992年) などが開発されつつある。 さらには、 そ れぞれのサイ トカイン受容体蛋白に対する抗体も臨床的な試用が試み られている(リウマチ、 第 37卷、 第 2号、 第 174頁、 1997年)。
しかし、 細胞内や細胞膜上に存在する機能蛋白分子、 あるいは、 細 胞から分泌される機能分子の量的異常が原因である疾患においては、 その機能分子の活性を制御することより も、 機能分子遺伝子の転写量 を制御し、 発現量を正常化することが、 真の意味での治療であると考
えられる。 慢性関節リ ゥマチをはじめとする自己免疫疾患あるいは慢 性炎症性疾患では、 その疾患の成因に前述の炎症性サイ トカイン群ゃ ァラキドン酸に由来する脂質メデイエ一ター類のほか、 細胞接着分子 群やマ トリ ックス ' メタ口 · プロテアーゼ群など多くの機能性蛋白の 量的異常が関与することが知られている (ニューイングラン ド . ジャ —ナル · ォブ . メディシン ' ケミス ト リ一 (N. Engl . J. Med. )、 第 322卷、 第 1277〜1289頁、 1990年)。 これらの機能性蛋白の遺伝子発現、 蛋白質 の産生は、 複数の転写因子により調節されているが、 その多くの遺伝 子のプロモ一ター領域には共通して転写因子 AP- 1の結合配列 (TRE配 列) が存在することが知られている。 さらに、 これらのうちいくつか の機能性蛋白の発現が、 実際そのプロモーター領域への AP- 1の結合で 調節されていることが報告されている (ネ一チヤ一 (Nature)、 第 3:?7 卷、 第 661〜663頁、 1989年)。
生体は、 外来刺激や侵襲に対してさまざまな形で防御反応を示し、 免疫応答や炎症反応を誘起する。 このよ うな反応の細胞や分子レベル での解析は、 近年凄まじく進歩し、 その結果、 生体を構成するすべて の細胞は、 刺激に応じて新たな遺伝子の発現を引き起こし、 蛋白質を 産生して細胞機能を全うすることが明らかになった。この遺伝子には、 I L - 1や TNF aをはじめとする炎症性サイ トカインゃ、 細胞接着分子や各 種サイ トカイン受容体などの細胞表面分子、 さらには、 マ ト リ ックス - メタ口 . プロテア一ゼ群などの酵素類が含まれ、 これらの遺伝子の相 互作用によって免疫応答や炎症反応が増幅 ·制御されている。 一方、 慢性関節リ ゥマチに代表される自己免疫疾患やその他の難治性慢性炎 症疾患は、 過剰な免疫及び炎症反応によって引き起こされると考えら れている。 すなわち、 これら炎症性疾患では、 病因に直結する過剰、 かつ、 多種多様な遺伝子の発現が起こっているものと考えられ、 一つ の遺伝子産物 (蛋白質) の阻害や抑制では、 十分な治療 (根本治療) に到達することは困難と推測される。
現在、 慢性関節リ ゥマチのような慢性炎症疾患の薬物的な治療と し
ては、 非ステロイ ド抗炎症剤またはステロイ ド剤などが用いられてい るが、 インドメタシンなどの非ステロイ ド抗炎症剤は、 シクロォキシ ゲナ一ゼを阻害することによりプロスタグランジン E 2などの脂質メデ イエータ一類の産生を抑制するものである。 しかし、 シクロォキシゲ ナーゼ蛋白質という一つの起炎性因子を抑制するため、 これらの薬物 の効果は対症療法を期待するものであり、 根本治療として十分ではな レ、。 また、 ステロイ ド剤は、 ダルココルチコィ ド受容体を介して遺伝 子の発現段階で調節作用を示すことが知られており、 実際、 転写因子 AP - 1の活性を阻害し、 サイ トカインやその他の蛋白質産生を抑制する ことが報告されている (セル (Ce l l )、 第 62卷、 第 1 189〜1204頁、 1990 年)。 したがって、 ステロイ ド剤の有効性は十分に認知されているが、 その一方、 ホルモン作用や副作用の点から使用が制限されており、 長 期投与ができないという問題がある。 特に、 自己免疫疾患などの炎症 性疾患は慢性化し、 長期療養が必要となり、 副作用の強い薬物は使用 に耐えないのが現状である。
それ故、 AP- 1活性阻害作用を発揮し、 AP- 1阻害作用に基づき、 多種 多様な遺伝子の発現を抑制し、 かつ、 副作用の少ない自己免疫性疾患 の治療 ·予防剤の開発が望まれていた。
発明の開示
AP- 1活性阻害作用を発揮し、 AP- 1阻害作用に基づき、 多種多様な遺 伝子の発現を抑制し、 かつ、 副作用の少ない自己免疫性疾患の治療 - 予防剤を開発するため本発明者らは鋭意研究を行った結果、 スピロ環 骨格を有する次の一般式 [ 1 ]
「式中、 R l aは、 水素原子、 ハロゲン原子、 シァノ基、 ニ トロ基、 保 護されていてもよいカルボキシル基、 保護されていてもよいヒ ドロキ シル基または置換されていてもよいアルキル、 アルケニル、 シクロア ルキル、 ァリ一ル、 ァゾレアルキル、 アルコキシ、 ァリールォキシ、 ァ シル、 アルコキシ力/レポニル、 ァリ一 /レオキシ力/レポニル、 力 レバモ ィル、 ァミノもしくは複素環式基を ; Y。は、 酸素原子、 硫黄原子、 置換されていてもよいイ ミ ノ基、 カルボニル基、 メチレン基、 ビニレ ン基、 スルフィエル基、 スルホニル基または一 C H ( O H ) 一基を示 す。」 で表される基、 一般式
「式中、 R 1。および R l dは、 同一または異なって、 水素原子、 ハロゲ ン原子、 シァノ基、 二 トロ基、 保護されていてもよいカルボキシル基、 保護されていてもよいヒ ドロキシル基、 メルカプト基または置換され ていてもょレヽアルキル、 ァルケニル、 シクロアルキル、 ァリ一ル、 了 ルアルキノレ、 アルコキシ、 ァリー レオキシ、 アシノレ、 アルコキシカル ポニル、 ァリ一ルォキシカルボ二/レ、 カノレバモイル、 アルキルチオ、 アルキルスルフィエル、 アルキルスルホニル、 ァミ ノもしくは複素環 式基を示す。」 で表される基、 一般式
「式中、 R
l eおよび R
l f は、 同一または異なって、 ハロゲン原子、 シ
, ァノ基、 ニ トロ基、 保護されていてもよいカルボキシル基、 保護され ていてもよいヒ ドロキシル基または置換されていてもよいアルキル、 ァノレケニノレ、 シクロ アルキノレ、 ァリール、 アルアゾレキル、 アルコキシ、 ァリールォキシ、 ァシル、 アルコキシカルボニル、 ァリールォキシ力 ルボニノレ、 力ルバモイノレ、 アルキノレチォ、 アルキルスルフィニル、 ァ ルキルスルホニル、 ァミ ノもしくは複素環式基を示す。」 で表される基 もしくは一般式
「式中、 R l gは、 置換されていてもよい複素環式基を示す。」 で表さ れる基を ; R 2は、 水素原子または置換されていてもよいアルキル、 アルケニル、 シク ロアノレキル、 ァシル、 ァリ一ノレ、 アルアルキル、 ァ ルキルスルホニル、 ァ リールスルホニルもしくは複素環式基を ; R 3 および R 4は、 同一または異なって、 水素原子、 ハロゲン原子、 シァ ノ基、 保護されていてもよいカルボキシル基、 保護されていてもよい ヒ ドロキシル基、 または置換されていてもよいアルキル、 アルケニル、 シクロアルキル、 アルコキシ、 ァノレキノレチォ、 アルキノレスルフィエル、 ァノレキノレスルホニノレ、 ァシル、 ァノレコキシ力ゾレボ二ノレ、 ァ リ 一ノレ、 ァ ミ ノ、 アルキルァミ ノ、 ァシルァ ミ ノ、 力ルバモイルもしくは複素環 式基または R 3および R 4がー緒になってォキソ基を; R 5および R 6は、 同一または異なって、 水素原子、 ハロゲン原子、 シァノ基、 保護され ていてもよいカルボキシル基、保護されていてもよいヒ ドロキシル基、 置換されていてもよいアルキル、 アルケニル、 シク ロアルキル、 アル コキシ、 アルキルチオ、 アルキルスノレフィエル、 アルキルスノレホニル、 ァシル、 アルコキシカノレボニル、 ァリール、 ァミ ノ、 アルキルァミ ノ、 ァシルァミ ノ、 力ルバモイルもしくは複素環式基または R 5および R 6 が結合する末端の炭素原子と一緒になつてアルケニル基を; nは、 0 、 1または 2をそれぞれ示す。」 で表されるスピロ化合物、
「式中、 Aは、 一般式
R 1h N
「式中、 R l hは、 一般式
R 1 1— Y 2—
「式中、 R 1 1は、 水素原子、 ハロゲン原子、 シァノ基、 保護されてい てもよいカルボキシル、 ヒ ドロキシルも しく はメルカプト基または置 換されていてもよいアルキル、 アルケニル、 シク ロアルキル、 ァリ ー ル、 アルコキシ、 アルキルチオ、 アルキルスルホニル、 ァ リ一ルスル ホニル、 スルファモイノレ、 アシノレ、 アシノレオキシ、 アルコキシ力/レポ ニル、 ァ リ ールォキシカノレポニル、 ァ ミ ノ、 力ルバモイル、 カルバモ ィルォキシもしくは複素環式基を ; Υ 2は、 メチレン基、 置換されて いてもよいィ ミ ノ基、 カルボニル基またはスルホ二ル基を示す。」 で表される基または一般式
R1 2 - (Ε 1)
「式中、 Ε 1は、 ァミ ノ酸残基を ; R 1 2は、 水素原子またはァミノ保 護基を ; j は、 2または 3を示す。」
で表される基を ; R
2は、 水素原子、 置換されていてもよいアルキル、 アルケニル、 シク ロアノレキノレ、 ア シノレ、 ァ リール、 ァリーノレスルホ二 ル、 アルキルスルホニル、 アルアルキルまたは複素環式基を ; R
3お よび R
4は、 一緒になつてォキソ基を ; R
5は、 水素原子 ; R
6は、 一 般式
「式中、 R 1 3は、 水素原子、 ハロゲン原子、 保護されていてもよいヒ ドロキシル、 ヒ ドロキシァ ミ ノ、 ァミ ノ、 アルキルァミ ノ、 ァ リ一ル ァミ ノ、 ァシルァミ ノ、 アルコキシカルボニルァ ミ ノ、 ァ リ一ルスル ホニルアミ ノ も しく はアルキルスルホニルァ ミ ノ基、 置換されていて
もよいアルキル、 ァ リ ールォキシ、 ァノレアノレキノレオキシ、 アルキルチ ォ、 アルコキシ、 ァリ ールもしくは複素環式基または一般式
R 1 4 - ( E 2 )
「式中、 E 2は、 アミノ酸残基を ; R 1 4は、 ヒ ドロキシル基またはァ ミノ基を : 1 は、 1 、 2または 3を示す。」
で表される基を : kは、 1 、 2または 3をそれぞれ意味する。」 で表さ れる基を ; nは、 0、 1または 2を示す。」 で表されるスピロ化合物お よび
「式中、 Aは、 一般式
R 1 h— N
「式中、 R l hは、 一般式
R 1 5— Y 3—
「式中、 R 1 5は、 水素原子、 ハロゲン原子、 シァノ基、 保護されてい てもよいカルボキシル、 ヒ ドロキシルもしくはメルカプト基または置 換されていてもよいァノレキル、 ァノレケ -ル、 シクロアルキノレ、 ァリ一 ル、 アルコキシ、 アルキルチオ、 アルキノレスルホニル、 ァ リ ールスル ホニゾレ、 スノレファモイゾレ、 アシノレ、 アシノレオキシ、 ァゾレコキシカノレボ ニル、 ァ リ 一ルォキシカルボニル、 ァ ミ ノ 、 力ルバモイル、 カルバモ ィルォキシもしくは複素環式基を ; Y 3は、 メチレン基、 置換されて いてもよいイミノ基、 カルボニル基またはスルホ二ル基を示す。」 で表される基または一般式
R 1 6 - ( E 3 ) s—
「式中、 E 3は、 ァミノ酸残基を ; R 1 6は、 水素原子またはァミノ保 護基を : sは、 2または 3を示す。」
で表される基を ·, R 2は、 水素原子、 置換されていてもよいアルキル、 アルケニノレ、 シク ロアルキル、 ァシル、 ァ リ 一ル、 ァ リ ールス/レホニ ル、 アルキルスルホニル、 アルアルキルまたは複素環式基を : R 3お
よび R 4は、 同一または異なって、 水素原子、 ハロゲン原子、 シァノ 基、 保護されていてもよいヒ ドロキシル基または置換されていてもよ レヽアルキル、 ァルケ二/レ、 シクロアルキル、 アルコキシ、 アルキルチ ォ、 アルキルス/レフィニル、 アルキルスルホニル、 ァシル、 アルコキ シカルボニル、 ァリール、 ァミ ノ、 アルキルァミ ノ、 ァシルァミ ノ、 力ルバモイルもしくは複素環式基または一般式
一 C O— ( E ) t - R 1 8
「式中、 E 4は、 アミノ酸残基を ; R 1 8は、 ヒ ドロキシル基またはァ ミノ基を ; tは、 1 、 2または 3を意味する。」 を ; R 5および R 6は、 同一または異なって、 水素原子、 ハロゲン原子、 シァノ基、 保護され ていてもよいカルボキシル基、保護されていてもよいヒ ドロキシル基、 置換されていてもよいアルキル、 アルケニル、 シク ロアルキル、 アル コキシ、 ァノレキルチオ、 ァノレキルスノレフイエノレ、 アルキノレスルホニル、 ァシル、 ァノレコキシカルボニル、 ァリール、 ァミ ノ、 アルキノレアミ ノ、 ァシルァミノ、 力ルバモイルもしくは複素環式基で表される基を ; n は、 0 、 1または 2を示す。」 で表されるスピロ化合物並びにその塩 力;、転写因子 AP-1の活性を阻害することおよび自己免疫疾患の予防 · 治療剤と して有用であることを見出し、 本発明を完成するに至った。 本発明化合物は、 転写因子 AP-1の活性を阻害する。 すなわち、 TRE配 列をプロモーター領域に有する DNAの転写を阻害する。 これにより、 TRE 配列を有する遺伝子は、 その遺伝子に対応する蛋白質の発現を有効に 阻害することが可能である。 したがって、本発明化合物は、 IL-1 β、 IL-2、 Iい 3、 IL- 8、 TNF a、顆粒球ーマク口ファ一ジコロ二一刺激因子(GM- CSF) および単球走化因子 1 ( MCP- U などのサイ ト力イン群を始め、 コラゲ ナ一ゼ(MMP- 1 )、ス トロメ リ シン(MMP - 3)およびコラゲナ一ゼ IV (MMP- 9) などの MMP群、 免疫グロブリ ン、 主要組織適合抗原系 (MHC) クラス I I、 血管細胞接着分子 1 ( VCAM- 1 ) および線維芽細胞成長因子 (FGF) レセ プタ一などの細胞表面分子群、 単球増殖因子、 イ ンシュ リ ン関連増殖 因子 (IGF) および神経成長因子 (NGF) などの増殖因子群、 その他、
メタ口チォネイ ン、 コラーゲン、 ォステオカルシン、 ォステオポンチ ン、 アミロイ ド前駆蛋白およびアポリポタンパク- 1などの遺伝子発現 を抑制することができるため、これらの遺伝子が関連する疾患を予防 · 治療することができる。
これらの遺伝子が関連する疾患と しては、 たとえば、 膠原病 (慢性 関節リ ゥマチ、 全身性ェリテマ ト一デス、 全身性強皮症、 リ ゥマチ熱、 多発性筋炎、 結節性動脈周囲炎、 シュ一ダレン症候群およびべ一チェ ッ ト病)、 潰瘍性大腸炎、 糸球体腎炎、 自己免疫性溶血性貧血をはじめ とする各種自己免疫疾患、 活動性慢性肝炎、 変形性関節炎、 痛風、 ァ テロ一ム硬化症、 乾癬、 ア トピー性皮膚炎、 間質性肺炎などの肉芽腫 をともなう肺疾患、 各種脳脊髄炎、 アルツハイマー病やその他の難治 性慢性炎症疾患などが挙げられる。
以下、 本発明化合物について詳述する。
本明細書において、 特にことわらない限り、 ハロゲン原子とは、 フ ッ素原子、 塩素原子、 臭素原子およびョゥ素原子を; アルキル基とは、 たとえば、 メチル、ェチ Λ^、 η -プロピル、 イソプロピル、 η -ブチル、 sec - プチル、 イソブチノレ、 tert—ブチル、 ペンチノレ、 へキシノレ、 へプチノレ およびォクチルなどの直鎖状もしくは分枝鎖状の C 2アルキル基 を ; アルケニル基とは、 たとえば、 ビュル、 ァ リル、 プロぺニル、 ィ ソプロぺ二/レ、 ブテニノレ、 イ ソプ、テニゾレ、 ペンテ二ノレ、 へキセニノレ、 ヘプテュルおよびォクテニルなどの直鎖状もしくは分枝鎖状の C 2 アルケニル基を ; シク口アルキル基とは、 たとえば、 シク口プロピル、 シクロブチル、 シクロペンチルもしく はシクロへキシルなどの C 3— 6 シクロアルキル基を ; ァリール基とは、 たとえば、 フエニル、 ト リル およびナフチルなどの基を; アルコキシ基とは、 たとえば、 メ トキシ、 エトキシ、 n-プロボキシ、 イソプロボキシ、 n-ブトキシ、 イソブトキ シ、 sec-ブトキシ、 tert-ブ トキシ、 ペンチルォキシ、 へキシルォキシ、 ヘプチルォキシおよびォクチルォキシなどの直鎖状もしくは分枝鎖状 の ,アルコキシ基を : アルコキシィ ミノ基とは、 たとえば、 メ ト
キシィ ミ ノおよびェ トキシィ ミ ノなどの直鎖状も しく は分枝鎖状の C
,„ , 2アルコキシィ ミ ノ基を ; アルコキシカルボニルァミ ノ基とは、 た とえば、 メ トキシカルボニルァミ ノ、 エ トキシカルボニルァミ ノ、 n- プロポキシカルボニルァミ ノ、 イ ソプロポキシカルボニルァミ ノ、 n - ブ トキシカルボニルァミ ノ、 イ ソブトキシカルボニルァミ ノ、 sec-ブ トキシカルボニルァミ ノ、 tert-ブ トキシカルボニルァミ ノ、 ペンチル ォキシカルボニルァミ ノ、 へキシルォキシカルボニルァミ ノ、 へプチ ルォキシカルボニルァミ ノおよびォクチルォキシカルボニルァミ ノな どの直鎖状も しく は分枝鎖状の C — : 2アルコキシカルボニルァミ ノ基 を ; ァリ一ルスルホニルァミ ノ基とは、 たとえば、 フエニルスルホニ ルァミ ノおよびナフチルスルホニルァミ ノなどのァリール一 S 0 2 N H—基を ; アルキルスルホニルァミ ノ基とは、 たとえば、 メチルスル ホニルァミ ノ、 ェチルスルホニルァミ ノ、 n-プロ ピルスルホニルアミ ノ、 イ ソプロ ピルスルホニルァミ ノ、 n-ブチルスルホニルァミ ノ、 ィ ソブチルスルホニルァミ ノ、 sec-ブチルスルホニルァミ ノ、 tert-プチ ルスルホニルァ ミ ノ、 ペンチルスルホ-ルァミ ノ 、 へキシルスルホニ ルァミノ、 へプチルスルホニルァミノおよびォクチルスルホニルアミ ノなどの直鎖状または分枝鎖状 C , 2アルキルスルホニルァミ ノ基 を ; ァリールォキシ基とは、 たとえば、 フエノキシ、 ト リルォキシお よびナフ トキシなどのァ リ一ルー O —で表される基を ; ァリ一ルォキ シカルボニル基とは、 たとえば、 フエノキシカルボニルおよびナフ ト キシカルボニルなどのァリ一ルー O— C O —で表される基を ; ァリ一 ルァミ ノ基とは、 たとえば、 フエニルァミ ノおよびナフチルァミ ノな どの基を ; アルキルアミ ノ基とは、 たとえば、 メチルァミ ノ、 ェチル ァミ ノ、 プロピルァミ ノ、 ブチルァミ ノ、 ペンチルァミ ノ、 へキシル ァミ ノ、 ヘプチルァミ ノ、 ォクチルァミ ノ、 ジメチルァミ ノ、 ジェチ ルァミ ノ、 メチルェチルァミ ノ、 ジプロ ビルァミ ノ、 ジブチルァミ ノ、 ジペンチルァミ ノ、 ジへキシルァミ ノ、 ジヘプチルァミ ノおよびジォ クチルァミ ノなどのモノまたはジ一 C i _, アルキルァミ ノ基を : アル
n アルキル基とは、 たとえば、 ベンジル、 フエネチル、 4—メチルベン ジルおよびナフチルメチルなどのアル C ,„ェ 2アルキル基を ; アルキリ デン基とは、 たとえば、 メチレン、 ェチリデン、 プロピリデン、 イ ソ プロピリデン、 ブチリデン、 へキシリデンおよびォクチリデンなどの C — 2アルキリデン基を ; アルアルキルォキシ基とは、 たとえば、 ベ ンジルォキシ、 フエネチルォキシ、 4—メチルベンジルォキシおよび ナフチルメチルォキシなどのアル C i —ェ 2アルキルォキシ基を ; アルア ルキルォキシカルボニル基とは、 たとえば、 ベンジルォキシカルボ二 ル、 フエネチルォキシカルボニル、 4 一メチルベンジルォキシカルボ ニルおよびナフチルメチルォキシカルボ-ルなどのアル c i— i 2アルキ ルォキシカルボ二ル基を : アルアルキルカルボニルォキシ基とは、 た とえば、 ベンジルカルボニノレオキシ、 フエネチノレカルボニノレオキシ、
4ーメチゾレベンジルカノレボ二/レオキシおよびナフチノレメチルカルボ二 ルォキシなどのアル C , _ 1 2アルキルカルボ二ルォキシ基を : アルアル キルカルボニル基とは、 アルアルキル一 C O— (アルアルキルは、 上 記したと同様の意味を有する。) で表される基を ; ァシル基とは、 たと えば、 ホルミル基、 ァセチルも しく はプロ ピオニルなどの c 2— i 2アル カノィル基、 ベンジルカルボニルなどのアルアルキルカルボニル基、 ベンゾィルもしく はナフ トイルなどのァロイル基およびニコチノィル、 テノィル、 ピロ リ ジノカルボニルも しく はフロイル基などの複素環力 ルボニル基などのァシル基を ; ァシルォキシ基とは、 ァシルー o — (ァ シルは、 上記したと同様の意味を有する。) で表される基を : ァシルァ ミ ノ基とは、 たとえば、 ホルミルァミ ノ、 ァセチルァミ ノ、 プロ ピオ ニルァミ ノおよびプチリルァ ミ ノなどのよ うな c i — 6ァシルァミ ノ基 を ; アルアルキルォキシカルボニル基とは、 たとえば、 ベンジルォキ シカルボニル、 フエネチ /レオキシカルボ-ル、 4 一メチルベンジルォ キシカルボニルおよびナフチルメチルォキシカルボニルなどのアル C 2アルキルォキシ一 C O —基を : 環状ァミ ノ基とは、 たとえば、 飽 和の環状ァミ ノおよび不飽和の環状ァミ ノ基のいずれでもよく 、 また
当該環内にさらに 1つまたはそれ以上の窒素原子、 酸素原子、 硫黄原 子などの異種原子おょぴカルボニル炭素を含んでいてもよく、 さらに 単環であっても 2〜 3環性であってもよく、 さらに具体的には、 アジ リジン一 1一ィル、 ァゼチジン一 1 一ィル、 ピロ リ ジン一 1一ィル、 ピロ リン一 1一ィル、 ピロ一ルー 1 一ィル、 ジヒ ドロピリジン一 1 一 ィル、 ピペリ ジノ、 ジヒ ドロアゼピン一 1 —ィルおよびパ一ヒ ドロア ゼピン— 1 一ィルなどの窒素原子 1個を有する飽和または不飽和の単 環式 3〜 7員の環状アミノ基 ; イ ミダゾ一ルー 1 一ィル、 ィミダゾリ ジン一 1 —ィル、 イ ミダゾリ ン一 1ーィル、 ビラゾリジン一 1 一ィル、 ピぺラジン一 1 —ィル、 1, 4—ジヒ ドロピラジン一 1—ィル、 1 , 2 —ジヒ ドロピリ ミジン一 1 一ィル、 ペルヒ ドロピラジン一 1 一ィルぉ よびホモピぺラジン一 1 —ィルなどの窒素原子 2個を有する飽和また は不飽和の単環式 3〜 7員の環状ァミノ基 ; 1 , 2, 4— トリアゾ一ル 一 1—ィル、 1 , 2, 3— ト リ ァゾ一ノレ一 1ーィノレ、 1 , 2—ジヒ ドロー 1 , 2, 4— ト リアジンー 1—ィルおよびペルヒ ドロ一 S— ト リアジン 一 1 ーィルなどの窒素原子 3個以上を有する飽和または不飽和の単環 式 3〜 7員の環状ァミノ基 ; ォキサゾリジン一 3—ィル、 イ ソォキサ ゾリジン一 2—ィル、 モルホ リ ノ、 1 , 3—ォキサゾリジン一 3—ィル、 チアゾリ ジン— 1 —ィル、 イ ソチアゾリ ジン一 1 —ィル、 チオモルホ リ ノ、 ホモチオモルホリ ン一 1 —ィルおよび 1, 2, 4—チアジアゾリ ン— 2—ィルなどの窒素原子以外に酸素原子および硫黄原子から選ば れるヘテロ原子 1〜 4個を有する飽和または不飽和の単環式 3〜 7員 の環状ァミノ基;イ ソイン ドリ ン一 2—ィル、 イ ン ドリ ン一 1 —ィル、 1 H—ィンダゾ一ル一 1 —ィル、 プリン一 7—ィルおよびテ トラヒ ド 口キノ リ ン一 1 一ィルなどの飽和または不飽和の 2〜 3環性の環状ァ ミノ基 ; 並びに 5—ァザスピロ [ 2, 4 ] ヘプタン一 5—ィル、 2, 8 —ジァザビシクロ [4. 3. 0 ] ノナン一 8—ィル、 3—ァザビシク ロ [3. 1. 0] へキサン一 3—ィル、 2—ォキサ一 5, 8—ジァザビシク 口 [4. 3. 0] ノナン一 8—ィル、 2, 8—ジァザスピロ [4 , 4 ] ノ
ナン一 2—ィルおよび 7—ァザビシク ロ [ 2 . 2 . 1 ] ヘプタン一 7— ィルなどのスピロ式または架橋式の飽和または不飽和の 5〜12員の環 状ァミノ基を ;複素環式基とは、 たとえば、 ァゼチジュル、 チェニル、 フ リル、 ピロ リル、 イ ミ ダゾリル、 ビラゾリル、 チアゾリ ル、 イ ソチ ァゾリル、 ォキサゾリル、 イ ソォキサゾリル、 フラザニル、 ピロ リ ジ ニル、 ピロ リニル、 イ ミダゾリジニル、 イ ミダゾリニル、 ビラゾリ ジ ニル、 ビラゾリニル、 1 , 3 , 4 —ォキサジァゾリル、 1 , 2 , 3 —チア ジァゾリル、 1, 2 , 4 —チアジアゾリル、 1 , 3 , 4 —チアジアゾリル、 1, 2, 3 — ト リァゾリル、 1, 2, 4 — ト リァゾリル、 テ トラゾリル、 チア ト リアゾリル、 ピリ ジル、 ピラジニル、 ピリ ミジニル、 ピリダジ ニル、 ピペリジニル、 ピペラジニル、 ピラニル、 モルホリニル、 1, 2, 4 _ ト リアジニル、 ベンゾチェ二ノレ、 ナフ トチェニル、 ベンゾフリル、 イ ソべンゾフリル、 クロメニル、 イン ドリ ジニル、 イ ソイン ドリル、 イン ドリル、 インダゾリル、 プリニル、 キノ リル、 イ ソキノ リル、 フ タラジニル、 ナフチリ ジニル、 キノキサリニル、 キナゾリニル、 シノ リニル、 フテリ ジニノレ、 イ ソクロマ二ノレ、 クロマ二ノレ、 イ ン ドリニノレ、 イ ソイン ドリニル、 ベンゾォキサゾリル、 ト リァゾロピリ ジル、 テ ト ラゾロピリ ダジニル、 テ トラゾロピリ ミ ジニル、 チアゾロ ピリ ダジニ ル、 チアジアゾ口ピリ ダジニル、 ト リアゾ口 ピリ ダジニル、 ベンズィ ミダゾリル、 ベンズチアゾリル、 1, 2, 3 , 4 —テ トラヒ ドロキノ リル、 イ ミダゾ [ 1 , 2— b ] [ 1 , 2 , 4 ] ト リアジニルおよびキヌク リジニ ルなどのような酸素原子、 窒素原子および硫黄原子から選ばれる少な く とも 1つの異項原子を含有する 4〜 7員または縮合複素環式基を ; アルカノィル基とは、 ァセチルもしく はプロ ピオニルなどの C 2— 2ァ ルカノィル基を ; ァロイル基とは、 ベンゾィルも しく はナフ トイルな どのァロイル基を ;複素環カルボニル基とは、 複素環式一 C O— (複 素環式基は、 上記したと同様の意味を有する。) で表される基を ; アル キルチオ基とは、 たとえば、 メチルチオ、 ェチルチオ、 n -プロピルチ ォ、 イ ソプロ ピルチオ、 n-ブチルチオ、 イ ソブチルチオ、 sec-ブチル
チォ、 tert-ブチルチオ、 ベンチ/レチォ、 へキシノレチォ、 へプチルチオ およびォクチルチオなどの直鎖状または分枝鎖状 C , _ i 2アルキルチオ 基を;アルキルスルフィエル基とは、 たとえば、 メチルスルフィエル、 ェチルスルフィエル、 n-プロピルスルフィニル、 イソプロピルスルフ ィニル、 n -プチルスルフィニル、 イソブチルスルフィ二ル、 sec-ブチ ルスルフィ二ノレ、 tert-ブチノレスノレフィエル、 ペンチルスルフィエル、 へキシルスルフィエル、 へプチルスルフィニルおよびォクチルスルフ ィニルなどの直鎖状または分枝鎖状 C ,― , 2アルキルスルフィニル基 を ; アルキルスルホニル基とは、 たとえば、 メチルスルホニル、 ェチ ルスルホニル、 n-プロ ピルスルホニル、 イ ソプロ ピルスルホニル、 n- ブチルスルホニル、 イソブチルス/レホニル、 s ec-ブチルスルホニル、 tert-ブチルスルホニノレ、 ペンチノレスノレホニル、 へキシノレスノレホニル、 へプチルスルホニルおよぴォクチルスルホエルなどの直鎖状または分 枝鎖状 C — t 2アルキルスルホ二ル基を : ァ リ 一ルスルホ-ル基とは、 たとえば、 フエニルスルホニルおよびナフチルスルホニル基を ; アル キルスルホニルォキシ基とは、 たとえば、 メチルスルホニルォキシ、 ェチノレスルホニノレオキシ、 n—プロ ピゾレス/レホニ/レオキシ、 イ ソプロ ピ ルスルホ二/レオキシ、 n—ブチノレスノレホニルォキシ、 イ ソブチルスゾレホ ニルォキシ、 sec—ブチルスノレホニルォキシ、 tert—ブチルスノレホニル ォキシ、 ペンチルス/レホニ /レオキシ、 へキシ/レス/レホニルォキシ、 へ プチルスルホニルォキシおよびォクチルスルホニルォキシなどの直鎖 状または分枝鎖状 C! _! 2アルキルスルホ二ルォキシ基を ; ァリ一ルス ルホニルォキシ基とは、 たとえば、 フエニルスルホニルォキシおよび ナフチルスルホニルォキシ基などの基を ; アルコキシカルボニル基と は、 たとえば、 メ トキシカルボニル、 エ トキシカルボニルおよびプロ ポキシカルボニルなどの直鎖状もしくは分枝鎖状の C 1 2アルキルォ キシカルボニル基を;アルコキシカルボニルォキシ基とは、 たとえば、 メ トキシカルボニルォキシ、 エ トキシカルボニルォキシおよびプロボ キシカルボニルォキシなどの直鎖状もしくは分枝鎖状の C _ュ 2アルキ
ルォキシカルポ二ルォキシ基をそれぞれ意味する。
R l a、 R 1 R l c、 R l d、 R l e、 Rl f 、 R l g、 R l a ' R 1
R 1 R 1 d aヽ R 1 < 1、 R 1 "、 R 1 1 a、 R a a、 R b b、 R C C、 R d d、
R e R ί f ヽ R…、 Rbbb R C C C Rddd Re e e f f f
R 2 R 3、 R 4、 R: 、 R6、 R 1 \ R 1 3、 R1 3 a、 R 1 3 a a、 R1 5、 R 1 . Y、 Y Q、 Y 、 Y3および製造法の式中に使用される置換基 は、 たとえば、 ハロゲン原子、 シァノ基、 ニ トロ基、 スルホ基、 メル カプト基、 保護されていてもよいカルボキシル基、 保護されていても よいヒ ドロキシルおよびヒ ドロキシィ ミ ノ基、 保護されていてもよい アミ ノ基、 保護されていてもよいイ ミ ノ基、 置換されていてもよいァ ノレキル、 ァノレコキシ、 ァノレコキシ力ゾレボ二ル、 ァノレコキシィ ミ ノ、 ァ シル、 アシノレオキシ、 力 ノくモイル、 力ルバモイ ./レオキシ、 アルアル キルカノレボニルォキシ、 ァ リーノレ、 ァリ一ルォキシカゾレポニル、 ァノレ アルキノレオキシカルボ二ノレ、 シクロアルキル、 アルケニル、 アルアル キル、 アルキルチオ、 アルキルスルホニル、 アルキルスルホ二ルォキ シ、 アルキリデンおよび複素環式基もしく は保護されていてもよい環 状ァミ ノ、 アミ ノスルホニル、 アミ ノスルフィエル、 アルコキシカル ボニルァミ ノおよびアルキルァミ ノ基が挙げられ、 これら一種以上の 置換基で置換されていてもよい。 また、 R l b、 R l b a、 Rb bおよび R b b bにおける置換されているアルキル基と しては、 上記と同じ基が挙 げられ、 これら一種以上の置換基で置換されている。
カルボキシル基の保護基と しては、 通常のカルボキシル基の保護基 と して使用し得るすべての基を含み、 たとえば、 メチル、 ェチル、 n - プロピル、 iso-プロ ピル、 1 , 1 —ジメチルプロ ピル、 n-ブチルおよび tert-ブチルなどのアルキル基 : フエニルおよびナフチルなどのァリー ル基 ; ベンジル、 ジフエニルメチノレ、 ト リチル、 p-二 ト口ベンジル、 p- メ トキシベンジルおよびビス (p-メ トキシフエ二ル) メチルなどのァ ルアルキル基 ; ァセチルメチル、 ベンゾィルメチル、 p-二 トロベンゾ ィ /レメチル、 p -ブロモベンゾィゾレメチルおよび p-メ タンスルホニルべ
ンゾィルメチルなどのァシル一ァルキル基 ; 2—テ トラヒ ドロ ビラ二 ルおよび 2—テ トラヒ ドロフラエルなどの含酸素複素環式基 ; 2 , 2 ,
2— ト リ クロ口ェチルなどのハロゲノーアルキル基 ; 2— ( ト リ メチ ルシリル) ェチルなどのアルキルシリルアルキル基 ; ァセ トキシメチ ル、 プロ ピオニルォキシメチルおよびビバロイルォキシメチルなどの ァシルォキシアルキル基 ; フタルイ ミ ドメチルおよびスクシンィ ミ ド メチルなどの含窒素複素環式一アルキル基 ; シク口へキシルなどのシ ク口アルキル基 ; メ トキシメチル、 メ トキシェ トキシメチルおよび 2 ― ( ト リ メチルシリゾレ) エ トキシメチノレなどのァノレコキシーアルキル 基 ; ベンジルォキシメチルなどのアル一アルコキシ一アルキル基 ; メ チルチオメチルおよび 2—メチルチオェチルなどのアルキルチオーァ ルキル基 ; フエ二ルチオメチルなどのァリ一ルチオ一アルキル基 ; 1 , 1—ジメチル一 2 —プロぺニル、 3 —メチルー 3—プテュルおよびァ リルなどのアルケニル基 ; 並びに ト リ メチルシリル、 ト リェチルシリ ノレ、 ト リイ ソプロビルシリル、 ジェチルイ ソプロ ビルシリル、 t ert -ブ チルジメチルシリル、 t er t-ブチルジフエニルシリル、 ジフエ二ルメチ ルシリルおよび t ert -ブチルメ トキシフェエルシリルなどの置換シリル 基などが挙げられる。
ァミ ノ基の保護基と しては、 通常のア ミ ノ保護基と して使用し得る すべての基を含み、 たとえば、 ト リ ク ロ口エ トキシカルボニル、 ト リ ブロモエ トキシカルボニル、 ベンジルォキシカノレボニル、 p -ニ トロべ ンジルカルポニル、 0 -ブロモベンジルォキシカルボニル、 (モノー、 ジ ―、 ト リ 一) クロロアセチル、 ト リ フルォロ アセチノレ、 フエニノレアセ チル、 ホルミル、 ァセチル、 ベンゾィル、 t er t -アミ /レオキシカルボ二 ル、 t er t -ブトキシカルボニル、 p-メ トキシベンジルォキシカルボニル、
3 , 4—ジメ トキシベンジルォキシカルボニル、 4一 (フエニルァゾ) ベンジルォキシカルボニル、 2—フルフリルォキシカルボニル、 ジフ ェニルメ トキシカルボ二/レ、 1 , 1 —ジメチノレプロポキシカノレボニル、 イ ソプロポキシカルボニル、 フタロイノレ、 スクシ二ノレ. ァラニル、 口
ィシル、 1 —ァダマンチルォキシカルボニルおよび 8—キノ リルォキ シカルボニルなどのァシル基 ; ベンジル、 ジフエ二ルメチルおよびト リチルなどのアルアルキル基 ; 2 —二 トロフエ二ルチオおよび 2, 4 一 ジニ ト口フエ二ルチオなどのァリ一ルチオ基 ; メ タンスルホニルおよ び p-トルエンスルホニノレなどのアルキル一も しく はァリ一ルースルホ ニル基 ; N, N—ジメチルァミ ノ メチレンなどのジアルキルァミ ノ一ァ ルキリデン基 ; ベンジリデン、 2—ヒ ドロキシベンジリデン、 2—ヒ ドロキシー 5 —クロ口べンジリデンおよび 2 —ヒ ドロキシ一 1 _ナフ チルメチレンなどのアルアルキリデン基 ; 3 —ヒ ドロキシ一 4—ピリ ジルメチレンなどの含窒素複素環式アルキリデン基 ; シク 口へキシリ デン、 2—エ トキシカノレポニルシク ロへキシリデン、 2—エ トキシカ ルボニルシクロペンチリデン、 2—ァセチルシク 口へキシリデンおよ び 3, 3 ージメチル一 5 ーォキシシク 口へキシリデンなどのシク口アル キリデン基 ; ジフエニルホスホリルおよびジベンジルホスホリルなど のジァリ一ルーもしく はジアルアルキルホスホリル基; 5—メチル— 2ーォキソ一 2 H— 1, 3 —ジォキソ一ルー 4 一ィル一メチルなどの含 酸素複素環式アルキル基 ; 並びに ト リ メチルシリルなどの置換シリル 基などが挙げられる。
ヒ ドロキシル基の保護基と しては、 通常のヒ ドロキシル保護基と し て使用し得るすべての基を含み、 たとえば、 ベンジルォキシカルボ二 ル、 4 一二 トロペンジノレオキシカルボ二ノレ、 4 —プロモべンジルォキ シカルボニル、 4—メ トキシベンジルォキシカルボニル、 3 , 4—ジメ トキシベンジ/レオキシ力/レポニル、 メ トキシ力/レポニル、 エ トキシカ ルポニル、 tert-ブ トキシカルボニル、 1 , 1 —ジメチルプロポキシ力 ルボニル、 ィ ソプロポキシカルボニル、 ィ ソブチルォキシカルボニル、 ジフエニルメ トキシカノレポニル、 2 , 2, 2 - ト リ クロロェ トキシカル ボニル、 2, 2, 2— ト リブロモエ トキシカルボニル、 2 - ( ト リ メチ ノレシリノレ) エ トキシカノレポニル、 2 — (フエ -ルス/レホニノレ) ェ トキ シカルボニル、 2― ( ト リ フエニルホスホニォ) エ トキシカルボニル、
2 一ブルフリルォキシカルポニル、 1 ーァダマンチルォキシカルボ二 ル、 ビニルォキシカルボニル、 ァリルォキシカルボニル、 S —ベンジ ルチオカノレボニル、 4 —ェ トキシー 1 —ナフチノレオキシカルボニル、 8—キノ リルォキシカルボニル、 ァセチル、 ホルミル、 クロロアセチ ル、 ジクロロアセチル、 ト リ ク ロ ロアセチル、 ト リ フノレオロアセチル、 メ トキシァセチル、 フエノキシァセチル、 ビバロイルおよびべンゾィ ルなどのァシル基 ; メチル、 tert-ブチル、 2 , 2 , 2— ト リ ク ロロェチ ルおよび 2— ト リ メチルシリルェチルなどのアルキル基 ; ァリルなど のアルケニル基 ; ベンジル、 p-メ トキシベンジノレ、 3 , 4ージメ トキシ ベンジル、 ジフヱニルメチルおよびト リチルなどのアルアルキル基 ; テ トラヒ ドロフリル、 テ トラ ヒ ドロビラニルおよびテ トラヒ ドロチォ ビラニルなどの含酸素および含硫黄複素環式基 ; メ トキシメチル、 メ チルチオメチル、 ベンジルォキシメチル、 2—メ トキシェ トキシメチ ル、 2 , 2 , 2— ト リ ク ロ口エ トキシメチル、 2— ( ト リ メチルシリル) エ トキシメチルおよび 1 —ェ トキシェチノレなどのァゾレコキシーアルキ ル基 ; メ タンスルホニルおよび p-トルエンス/レホニルなどのアルキル —およびァリ一ルースルホニル基 ; 並びに ト リ メチルシリル、 ト リエ チルシリル、 ト リイ ソプロ ビルシリル、 ジェチルイ ソプロビルシリル、 tert-ブチルジメチルシリル、 tert-ブチルジフエ二ルシリノレ、 ジフエ ニルメチルシリルおよび tert-ブチルメ トキシフエニルシリルなどの置 換シリル基などが挙げられる。
ァミノ酸残基とは、 ァミノ酸が水分子を失ってぺプチド結合を形成 し、 タンパク質やペプチ ドに組み込まれた時の一 N H ( C H R ) z C O—部分 (Rは、 アミ ノ酸側鎖を ; Zは、 1 〜 6の整数を示す。) を意 味する。 ここで、 アミ ノ酸とは、 たとえば、 グリ シン、 了ラニン、 ノ リ ン、 ロイシン、 イ ソロイシン、 セリ ン、 スレオニン、 ァスノ 'ラギン、 ァスパラギン酸、 グルタ ミ ン、 グルタ ミ ン酸、 リ ジン、 アルギニン、 ヒスチジン、 メチォニン、 チロシン、 フヱニルァラニン、 ト リプ トフ アン、 プロ リ ン、 システィン、 ホモシスティン、 β —ァラニン、 Ί—
ァミノ酪酸、 オル二チンおよび 3 , 4—ジヒ ドロキシフエ二ルァラニン などの同一分子内にカルボキシル基およびァミノ基を有する化合物を 意味する。
一般式 [ 1 ] の化合物の塩と しては、 通常知られているアミノ基な どの塩基性基またはヒ ドロキシルもしくはカルボキシル基などの酸性 基における塩を挙げることができる。 塩基性基における塩と しては、 たとえば、 塩酸、 臭化水素酸および硫酸などの鉱酸との塩; 酒石酸、 ギ酸、 クェン酸、 ト リ クロ口酢酸およびト リ フルォロ酢酸などの有機 カルボン酸との塩;並びにメタンスルホン酸、 ベンゼンスルホン酸、 p - トゾレエンスノレホン酸、 メシチレンスルホン酸およびナフタレンスノレホ ン酸などのスルホン酸との塩を、 また、 酸性基における塩と しては、 たとえば、 ナトリ ウムおよびカリ ウムなどのアルカリ金属との塩 ; 力 ルシゥムおよびマグネシゥムなどのアル力リ土類金属との塩 ; アンモ -ゥム塩; 並びにトリメチルァ ミ ン、 トリェチルァミ ン、 ト リブチル ァミ ン、 ピリ ジン、 N, N—ジメチルァニリ ン、 N—メチルビペリ ジン、 N—メチルモルホリ ン、 ジェチノレアミ ン、 ジシク ロへキシノレア ミ ン、 プロ力イン、 ジベンジルァミ ン、 N—ベンジルー —フエネチルアミ ン、 1 —エフェナミンおよび Ν , Ν ' —ジベンジルエチレンジァミンな どの含窒素有機塩基との塩などを挙げることができる。上記塩の中で、 好ましい一般式 [ 1 ] の化合物の塩と しては、 薬理学的に許容される 塩が挙げられる。
本発明化合物のうち、 Αが、 一般式
/
Raaa— Yaaa - CH
\
「式中、 R a a aは、 水素原子、 保護されていてもよいカルボキシル基、 保護されていてもよいヒ ドロキシル基または置換されていてもよいァ /レキノレ、 ァノレケニル、 シク ロアノレキノレ、 ァリー/レ、 ァゾレアノレキノレ、 ァ ルコキシ、 ァシル、 アルコキシカルボニル、 ァミ ノ も しく は複素環式
基を : Y a a aは、 酸素原子、 硫黄原子、 カルボニル基、 ビニレン基、 スルフィニル基またはスルホ二ル基を示す。」 で表される基、 一般式
/
1¾ 一 CH2一 CH
\
「式中、 R b b bは、 保護されていてもよいカルボキシル基、 保護され ていてもよいヒ ドロキシル基、 置換されているアルキル基または置換 されていてもよいアルケニル、 シクロアルキル、 ァリール、 アルアル キル、 アルコキシ、 ァシル、 アルコキシカルボニル、 ァミ ノ もしく は 複素環式基を示す。」 で表される基、 一般式 kCCC
R \ c一=c/
Rddd ! \
「式中、 R e e <:および R d d dは、 同一または異なって、 水素原子、 保 護されていてもよいカルボキシル基または置換されていてもよいアル キル、 アルケニル、 シクロアノレキノレ、 ァリ一ノレ、 ァノレコキシ、 ァシル、 アルコキシカルボニル、 ァミノもしくは複素環式基を示す。」 で表され る基、 または、 一般式
R neee \/
「式中、 R e 6 6および R f f f は、 同一または異なって、 保護されてい てもよいカルボキシル基、 保護されていてもよいヒ ドロキシル基また は置換されていてもよいアルキル、 アルケニル、 シク ロアルキル、 ァ リール、 アルコキシ、 ァシル、 アルコキシカルボニル、 ァミ ノ も しく は複素環式基を示す。」 で表される基 ; R 2が、 水素原子または置換さ れていてもよいアルキノレ、 ァノレケニル、 アシノレ、 ァリール、 アルアル
キル、 アルキルスルホニル、 ァ リールスルホニルもしくは複素環式基 ; R3および R4が、 同一または異なって、 水素原子、 保護されていても よいカルボキシル基または置換されていてもよいアルキル、 ァシル、 アルコキシカルボニルもしくは力ルバモイル基または一般式
一 (C H 2) m— C O— (D) p - R 7
「式中、 Dはアミノ酸残基を ; R 7は、 ヒ ドロキシル基またはァミノ 基を ; Pは、 1 、 2または 3を ; mは、 0、 1 、 2または 3を示す。」 で表される基または R 3および R4が一緒になつてォキソ基 ; R 5およ び R6が、 同一または異なって、 水素原子、 ハロゲン原子、 シァノ基、 保護されていてもよいカルボキシル基、 保護されていてもよいヒ ドロ キシル基、 置換されていてもよいアルキル、 アルケニル、 シク ロアル キル、 アルコキシ、 アルキルチオ、 アルキノレスルフィエル、 アルキル スルホニル、 ァシル、 アルコキシカルボニル、 ァ リ 一ル、 ァミノ、 了 ルキルァミノ、 ァシルァミノ、 力ルバモイルもしくは複素環式基また は R 5および R 6が結合する末端の炭素原子と一緒になつてアルケニル 基; nが、 0、 1または 2である化合物が好ましい。
「式中、 R l h aは、 一般式
R 1 1 a _ γ 2 a _
「式中、 R l l aは、 置換されていてもよいアルキル、 アルケニル、 ァ リ一ル、 アルコキシまたは複素環式基 ; Y 2 aは、 メチレン基、 カルボ ニル基またはスルホ二ル基を示す。」 で表される基または一般式
R 1 2 - (E 1) 「
「式中、 E 1は、 アミノ酸残基 ; R 1 2は、 水素原子またはァミノ保護 基; j は、 2または 3を示す。」 を示す。」 で表される基 ; R 2が、 水 素原子または置換されていてもよいアルキル、 アルケニル、 ァリール、
アルアルキルもしくは複素環式基 ; R 6が、 一般式
「式中、 R 1 3 a aは、 保護されていてもよいヒ ドロキシル、 ァミノ、 ァ ルキルァミ ノ、 ァシルァミ ノ、 アルコキシカルボニルァミ ノ、 ァリ一 ルスルホニルァミ ノ も しく はアルキルスルホニルァミ ノ基、 置換され ていてもよいアルキルもしく はアルコキシ基 ; kは、 1 、 2または 3 を示す」 または一般式
R 1 4 a— (E 2)
「式中、 E 2は、 アミノ酸残基 ; R 1 4 aは、 ヒ ドロキシル基またはアミ ノ基 ; 〗 は、 1 、 2または 3を示す。」 を示す。」 で表される基である 化合物も好ましい。
「式中、 R l h bは、 一般式
「式中、 R 1 5 aは、 置換されていてもよいアルキル、 アルケニル、 ァ リールまたは複素環式基 ; Y 3 aは、 カルボニル基または一般式
R 1 "— (E 3 a) s 0 -
「式中、 E 3 aは、 ァミ ノ酸残基を ; R 1 6 aは、 水素原子またはァミ ノ 保護基を ; s Oは、 2または 3を示す。」 で表される基を示す。」 で表 される基を示す。」 で表される基を : R 2が、 水素原子、 置換されてい てもよいァシル基 : R 3が、 水素原子 ; R4が、 力ルバモイルまたは一 般式
— C O— (E 4つ t0— R 1 8 a
「式中、 E 4 aは、 ァ ミ ノ酸残基を : R 1 8 aは、 ヒ ドロキシル基また
はァミノ基を ; t 0は、 1 、 2または 3を意味する。」 を : R 5およ び R6が、 同一または異なって、 水素原子、 置換されていてもよいァ ルキル基を ; nが、 0で表される基である化合物も好ましい。
さらに本発明化合物のうち、 Aが、 一般式
/
Raa— Yaa— CH
\
「式中、 R
a aは、 置換されていてもよいアルキル、 アルケニル、 ァリ —ルまたは複素環式基を ; Y
a aは、 酸素原子またはビニレン基を示 す。」 で表される基、 一般式
「式中、 Rb bは、 置換されているアルキル基または置換されていても よいアルケニル、 ァリ一ルもしくは複素環式基を示す。」 で表される基、 一般式
「式中、 および Rd dは、 同一または異なって、 水素原子または置 換されていてもよいアルキル、 アルケニル、 ァリールもしく は複素環 式基を示す。」 で表される基、 または、 一般式
「式中、 ^ぉょぴ ^は、 同一または異なって、 保護されていても よいヒ ドロキシル基または置換されていてもよいァリール基を示す。」 で表される基: R2が、 水素原子、 ホルミル基、 アルカノィル基、 ァ
ルアルキルカルボニル基または置換されていてもよいアルキル、 アル ケニル、 ァロイル、 複素環カルボニル、 ァリール、 アルアルキルも し くは複素環式基 : R 3および R 4が、 同一または異なって、 水素原子、 置換されていてもよいアルコキシカルボニルも しく は力ルバモイル基 または一般式
一 ( C H 2 ) m _ C O— ( D ) p - R 7
「式中、 Dはアミノ酸残基を ; R
7は、 ヒ ドロキシル基またはァミノ 基を ; Pは、 1 、 2または 3を ; mは、 0、 1 、 2または 3を示す。」 で表される基または R
3および R
4が一緒になつてォキソ基 ; R
5およ び R
6が、 同一または異なって、 水素原子または置換されていてもよ いアルキル基 ; nが、 0または 2である化合物がさらに好ましい。 また、 Aが、 一般式
「式中、 R 1 h aは、 一般式
R 1 1 3— Y 2 a —
「式中、 R
l l aは、 置換されていてもよいアルキル、 アルケニル、 了 リールまたは複素環式基 : Y
2 aは、 メチレン基、 カルボニル基または スルホ二ル基を示す。」 で表される基を示す。」 で表される基 ; R
2が、 水素原子または置換されていてもよいアルキルもしくはアルアルキル 基: R
6が、 一般式
「式中、 R 1 3 aは、 保護されていてもよいヒ ドロキシル、 ァミ ノ、 ァ ルキルァミ ノ、 ァシルァミ ノ、 アルコキシカルボニルァミ ノ、 ァリー ルスルホニルァミ ノ も しく はアルキルスルホニルァミノ基、 置換され ていてもよいアルコキシ基 : k。は、 1 を示す。」 で表される基 ; nが
0である化合物もさらに好ましい。
本発明の代表的化合物と しては、 たとえば、 つぎの表 1〜 5 1の化 合物が挙げられる。
sso/66dr/l
ェ ェ : £ ェ :∑: 3: :1: ェ ェ ェ : C I i:ェ :!: ェ ェ :!: ェ :!: ェ : n :n ;r :rェ ェ : Πェ : c ェ 工 ェ ェ : πェ ェ :!: ェ :!: ェ ェ ェ :!: ェ ェ ェ エ : c rc工 ェ ェ ェ 工 ェ ェ ェ ェ 工 ェ ェ ェ ェ ェ ェ ェ 工 ェ ェ ェ ェ ェ ェ ェ ェ ェ ェ ェ ェ ェ ェ 工 ェ ェ ェ : r工 ェ
H0 H H000ぎ0 ) X000"N ()Η0ΗΗぎ00Η0ォ H一000 H0- *"« ()δ 0Η0ぎΗ0寸ぎ H000- -""
【表 2】
NO. η Τ p2 R Π3 rv K u UUn n Π n し JCJH H Π H
COOH H H H
34 0 4-CH3CH(CH3 CEH40- CHJCOO-I-C^? COOH H H H
35 0 4-CH3CHvCH3 CeH4Q- CHJCOOCBHS COOH H H H
36 0 4-CH3CHCCH3 CeH40- Ch^COOC!^CeHs COOH H H H
37 0 4-CH3CH(CH3 CeH40- CHjCONHz COOH H H H
38 0
CHjCONHOH COOH H H H
39 0 4-CH3CH(CH3)CeH40- CHjCO HCHa COOH H H H
40 0 4-CH3GH(CH3)CEH40~ CHJCONHCJHJ COOH H H H
41 0 4 - ΟΗ3 Η(ΟΗ3)ΟβΗ40" CHjCO H-n-CaH, COOH H H H
42 0 4 CH
3CH(CH
3)CeH
40~ CHjjCO H-t-CaH, COOH H H H
45 0 4-CH3CH(CH
3)C
BH 0-
COOH H H H
46 0 4- CH3CH(CH3)CeH40 - CHjCONHC„H5 COOH H H H
47 0 4 - CH3GH(GH3)GeH4Q~ CHjCH2COOCH3 COOH H H H
48 0 4-CH
3CH(CH
3)C
eH
40-
COOH H H H
49 0 4-CH3CH(CH3)CeH40- CH(CH3)C00H COOH H H H
50 0 4-CH3CH(CH3)CeH40- CH(CHjOH)COOH COOH H H H
51 0 4-CH3CH(CH3)CeH40- CH(CH2COOH)COOH COOH H H H
52 0 -CH3CH(CH3)CeH40- CH(CH2CONH2)COOH COOH H H H
53 0 4"CH3 H(CH3)CeH40~ CH(CH2CH2COOH)COOH COOH H H H
55 0 4— C 1h 1 CH(CivCe 1H 0~ CH(4—ィ ダゾリノレメチメレ) GOOH COOH H H H
56 0 4-CH3CH(CH3)CeH40- GH(CH(C2Hs)CH3)COOH COOH H H H
57 0
C ΟοO Λ υ
03 Λ
DU U
62 0 4 - CH3CH(CH3)CeH,0~ CH(3-インドリルメチル) COOH COOH H H H
63 0 4-CH3CH(CH3)CeH 0- CH C^COOH COOH H H H
64 0 4-CH3CH(CHj)CeH 0- CH2CN COOH H H H
65 0 4-0H3CH(CH3)CeH,O~ CHjNOi, COOH H H H
67 0 4-ΟΗ3θΗ(ΟΗ3)ΟβΗ40- CH,C(N0H)CH3 COOH H H H
68 0 4-CH3CH(CH3)CeH«0" CHjSOaH COOH H H H
69 0 4-CH3CH(CH3)C
eH 0-
COOH H H H
70 0 4-ΟΗ3ΟΗ(ΟΗ3)ΟΊΗ40- CHJSCOJCHJ COOH H H H
【表 3】 o. n R5 ρβ
/1 u 4一し Π3し Π *Jtl3 L½ W し U(J Π Π Π
•70 A—レH Π3 (し^l rAfLiA-MA3リ Ug M^ ΠU—" pu cr¾ n u
74 0 r し ^2し H^Uし COOrl H Π H j
75 0 し し (Jし H
3 COOH n Π Π
し し H
3 COOH H H H
77 0 4-Οπ3θΗΟπ3 ΟβΠ θ- COOH H H H
78 0 4-Cn3CHvCH3CeH40- COOH H H H
79 0 -CH3CH(CH3)CeH40- CHCHCH3 COOH H H H
80 0 4-CH3CH(CH3)CeH40~ ソクロブ口ビレ COOH H H H
81 0 4- CH3CH(CH3)CeH40" シクロブチノレ COOH H H H
82 0 4-CH3CH(CH3)CeH40~ シクロぺ ^ レ COOH H H H
83 0 ^CHaCHCCHaJCe^O- シクロへキシル COOH H H H
84 0 4-ΟΗ3θΗ(ΟΗ3)ΟβΗ40- h2CeH5 COOH H H H
85 0 4-CH3CH(GH3)CeH40" CH2CH2O11H COOH H H H
86 0 4- ΟΗ3θΗ(ΟΗ3)ΟβΗ40~ COOH H H H
87 0
0Η(0Η,)0βΗ
5 COOH H H H
88 0 4-CH3CH(CH3)CeH40- 2 ェニルメチル COOH H H H
89 0 4-CH CH(CH C H40~ 2 -フ レフワノレ COOH H H H
90 0 4-CH3CH(CH3)CeH40- 2 ビラ二 レメチノレ COOH H H H
91 0 4— GH3GH(GH3)CeH40~ 1 -イソベンゾフリルメチル COOH H H H
^2 0 4一 GH3GH(CH3)CeH40 2—ビロリ レメチ レ COOH H H H
93 0 4 - CH3CH(CH3)CeH40~ 1-ィ ¾;ダゾリルメチル COOH H H H
94 0 4-CH3CH(0H3)CeH,O" 1-ヒフゾリノレメチ レ COOH H H H
95 0 4-CH3CH(CH3)CeH40~ 3— ンナァゾ fリメレメチ ^;レ COOH H H H
U 4— WI3 Π、し M3 UoM^iJ" ¾ノーノレ ナノレ UUn Π Π Π lUU Π U A— on nu^ nj u v- i
H— Ufl3し Π e j— L.ιι^*ノ、 ——一メ uレ iレ Π Π Π
1(11 i3 3 ugr^v " 1 * Π ✓ゾィ、 i 1し キ jし Π n
1020 4-CH3CH(CH3)CeH0- 2-インドリルメチル COOH H H H
1030 4-ΟΗ3θΗ(ΟΗ,)(3„Η0- 3~(1Η "インダゾリル)メチル COOH H H H
1040 ^CHsCHCCHaJCeH^O- 2 -プリニルメチル COOH H H H
1050 4-0^0^0^)0,^0- 1-イソキノリルメチル COOH H H H
1060 4-0Η30Η(0Η3)0,ΗΟ- 2-キノリルメチル COOH H H H
1070 ^CHaCHiCHaJCeH^O- 1 -フタラジニルメチル COOH H H H
1080 -ΟΗ3θΗ(ΟΗ3)ΟβΗ40- 2-ナフチリジニルメチル COOH H H H
109 0 4-CH3CH(CH3)CeH,0- 2-キノキサリニルメチル COOH H H H
1100
2-キナゾリニルメチル COOH H H H
【表 4】
No. n R'-Y- R4 Rs Re
111 0 4-CH3CH(CH3)CeH40- 3-シノリニルメチル GOOH H H H
112 0 4-CH3CH(CH3)CeH 0- 2 -ォキサゾリルメチル COOH H H H
113 0 4-CH3CH(CH3)C,H40~ 2 "^ァゾリルメチル COOH H H H
114 0 4-CH3GH(CHj)CeH40" 2"^·ンゾ [b]フリルメチル COOH H H H
115 0 4-CHjCH(CH,)CeH 0- ンゾb]チェニルメチル COOH H H H
116 0 4-0Η30Η(0Η3)0βΗ4Ο" 3- 0.2.4-トリアジニル)メチル COOH H H H
117 0 4-CH3CH(CH3)CeH40- 2 ンズ [d]イミダゾリルメチル COOH H H H
118 0 4-CH3CH(CH3)CeH40- 2- ^ン [d]ォキサゾリルメチル COOH H H H
119 0 4-CH3CH(CH3 CeH 0- フエニル COOH H H H
120 0 4-CH3CH(CH3)CaH 0- 2 ァゾリル GOOH H U H 121 0 4-CH3CH(CH3)CeH 0- 4-イミダゾリル GOOH H H H
122 0 4-0Η30Η(0Η3)0βΗ4Ο~ 3-ビラゾリル COOH H H H
123 0 4-CH3CH(CH3)CeH40- 3—イソキサゾリル COOH H H H
124 0 4-CH3CH(CH3)CeH«0~ 5~イソチアゾリル COOH H H H
125 0 4-CH3CH(CH3)CeH 0- 2-ピリミジニル COOH H H H 26 0 4-CH3CH(CH3)CeH 0 - 3 1么 4-卜リアゾリル〉 COOH H H H
127 0 2 -ピリジル COOH H H H
128 0
2" ンゾキサゾリル COOH H H H
129 0 4-CH3CH(CH3)CeH40" ンゾチェニル COOH H H H
130 0 4- CH
3CH(CH
3)CeH
40~ 2~ ^ンゾフリル GOOH H H H 131 0 5-インドリル GOOH H H H 、132 0
2-ピラジニル COOH H H H
133 0 4- CHjCWGhgCjh O- 3 -キノリニル COOH H H H
134 0 4-CH3CH(CH3)CeH 0- 5~^·トラゾリル GOOH H H H
135 0 4-CH3CH(CH3)CeH,0" メチルスル ル COOH H H H
136 0 4-CH3CH(CH3)CeH 0- ベンゼンスルホニル GOOH H H H
137 0 ^CHsCHCCH^Ce^O- COCK, COOH H H H
138 0 4-CH3CH(CH
3)C
eH 0- COCHJCHJ COOH H H H
140 0 4-CH3CH(CH
3)C
eH
40- COCHjCHjCHjCHa COOH H H H 141 0 4-CH3CH(CH
3)C
eH 0-
COOH H H H
1 2 0 4-CH3CH(CH3)CeH40" COCH(Ch¾)CH3 COOH H H H
143 0 COCHjCH(CH3)CH3 COOH H H H
144 0
COCHjCeHs COOH H H H
145 0 4-CH3CH(CH3)CeH40- 2- ^ェニルメチルカルポニル GOOH H H H
146 0 4-CH3CH(CH3)CeH40" 2-フルフリルカルボニル COOH H H H
147 0 4-CH3CH(CH3)CeH40~ 2-ビリジルメチルカルポ二ル COOH H H H
148 0 4-ΟΗ3ΟΗ(ΟΗ3)ΟβΗ40 - 2-キノリルメチルカルポニル COOH H H H
149 0 4-CH3CH(CH3)CeH40- 2"^ンゾチェニルメチルカルボニル COOH H H H
150 0 4-GH3GH(CH3)CeH40~ 2-ナフチリジニルカルボニル COOH H H H
【表 5 】
No. n R'-Y- R2 R3 R4 R5 Re
151 0 4-CH,CH(CH3)CeH (>- ァゾリルメチルカルボニル COOH H H H
152 0 4-CH3CH(CH3)CeH 0- 2-ピリミジニルメチルカルポニル COOH H H H
153 0 4— GH3CH(CH3)CeH40~ 2-ベンズォキサゾィルメチルカルボニル COOH H H H
154 0 4-CH3CH(CH3)CeH,0- 2-インドリルメチルカルボニル GOOH H H H
155 0 4-CH3CH(CH3)CeH 0- 2 "^ァゾリルカルポニル COOH H H H
156 0 4-0Η30Η(0Η3)0βΗ Ο- 2—ピリミジニルカルボニル COOH H H H
157 0 4-CH3CH(CH3)OeH 0- 2-インドリルカルボニル COOH H H H
158 0
2 ンゾチェ二ルカルポニル COOH H H H
159 0 4-CH3CH(CH3 CeH40- 5-キノリルカルボニル COOH H H H
160 0 4-0Η30Η(0Η3)0ΒΗ,Ο- CHJCONHCHJC.HS COOH H H H 161 0 4-FCeH 0- COCeH5 COOH H H H
162 0 2-CHjCeH,0- COC„H5 COOH H H H
163 0 3-0¾0,^0- COC„H5 COOH H H H
164 0 4"CH
3CeH«0- COCgHs COOH H H H
168 0 COCeH5 COOH H H H
169 0 COCeH5 COOH H H H
170 0 COC
eH
5 COOH H H H 171 0
COC
eH
5 COOH H H H
172 0 2.4.6~{CH3)
3C
eHiO" COC
eH
5 COOH H H H
176 0 4-H0C,H4O- COC„Hs COOH H H H
177 0 -CH30CeH 0- COC„H5 COOH H H H
179 0 4-CH,CH(CH3)OCeH 0- C0C„Hs COOH H H H
180 0 4-CgHs0CeH4O~ 000„Η5 COOH H H H 181 0 4-CeHsCH20CeH O- COCeH5 COOH H H H
182 0 4-H02CCeH40- COCjH: COOH H H H
183 0 4-CH3COCeH 0- COC„H5 COOH H H H
184 0 4-CH,OC(0)CeH40- COCeH5 COOH H H H
185 0 4-HjNC(0)CeH40- 00<¾^ COOH H H H
186 0 4-H0NHC(O)C„H4O- 000„Η5 COOH H H H
187 0 4"H3CNHG(0)CeH40~ COCeH5 COOH H H H
189 0 4-02ΝΟβΗ40- COCgHs COOH H H H
190 0 4-HjNCeH40- 000„Η5 COOH H H H
【表 6】
No. n R'-Y- R2 R3 R4 R5 R8
191 0 4 - H3CNHCeH40~ COCeH5 COOH H H H
192 0 COC„Hs COOH H H H
193 0 4-OHCCeH 0- COCeH5 COOH H H H
194 0 4-CH(NOH)CeH40- COCeH5 COOH H H H
195 0 4-OHCNHC„H 0- COCeHs COOH H H H
197 0 4 - CHaOC(0)NHCeH«0~ COCeH5 COOH H H H
198 0 4-HjNC(0)OCeH40~ COCeHs COOH H H H
199 0 4-HSCeH40" COO,Hs COOH H H H
200 0 4-H3CSCeH 0- COCeHs COOH H H H
201 0 4-H3CS(0)CeH*0" COCaH5 COOH H H H
202 0 4-HaOS(0)2C,H«0" COCeH5 COOH H H H
203 0 COC„H5 COOH H H H
204 0 3.4-(CHiCH2CHi)C8H30- COCeH5 COOH H H H
205 0 4-H03SC„H 0- COC„H5 COOH H H H
206 0 4-NCC,H,0- COC,H5 COOH H H H
207 0 COCeH5 COOH H H H
208 0 3-イソキサゾロキシ COCeHs COOH H H H
209 0 2-イミダゾロキシ COCeHs COOH H H H
210 0 2~^ ンズイミダゾロキシ COC„H5 COOH H H H
211 0 2 ァゾロキシ COCeH5 COOH H H H
212 0 ンゾ [b]チェ二ロキシ COC„H5 COOH H H H
213 0 2 ァゾリルァミノ COCeHs COOH H H H
214 0 4一イミダゾリルァミノ COCeH5 COOH H H H
215 0 3-ビラゾリルァミノ COCeHs COOH H H H
216 0 3-イソキサゾリルァミノ COCeHs COOH H H H
217 0 5"イソチアゾリルァミノ COCeH5 COOH H H H
218 0 2-ピリミジニルァミノ COCeH5 COOH H H H
219 0 3-(1么4 -.トリァゾリル)ァミノ COC„H5 COOH H H H
220 0 2-ピリジルァミノ COCeHs COOH H H H
221 0 2- ンゾキサゾリルァミノ COCeH5 COOH H H H
222 0 3~^»ンゾチ =·ルァ ノ COCeH5 COOH H H H
223 0 ンゾフリルァミノ COCeHs COOH H H H
224 0 5-インドリルァミノ COC,H5 COOH H H H
225 0 2-ビラジニルァミノ COC„Hs COOH H H H
226 0 3-キノリルァミノ
COOH H H H
227 0 5 "^トラゾリルァミノ COCeH5 COOH H H H
228 0 2-イミダゾリルチオキシ COCBH5 COOH H H H
229 0 2-ピリジルチオキシ COCeH5 COOH H H H
230 0 2-ベンゾチアゾリルチオキシ COCeH5 COOH H H H
【表 7】
No. η κ ~γ— R R, R
232 0 2-^ノソチェ一メレ,ナゾレ COCJHJ COOH H H H
* 11 ハ 1 |/ハし,、ハ
233 0 COCgHs COOH H H H
235 0 4-CH3CH(CH3)CeH NH- COCeHj COOH H H H
236 0 4-CHjCH(CHj)CeH CO- C0CeH5 COOH H H H
237 0 4-CH3CH(CH3)CeH CH(OH)- COCgHs COOH H H H
238 0 4~CH3CH(CH3〉CaH4CH20C(0)~ COCgHj COOH H H H
239 0 4-ΟΗ3ΟΗ(ΟΗ3)ΟβΗ4ΝΗΟ(0)- COCgHs COOH H H H
240 0 4-CH3CH(CH,)CeH 0C(0)NH- COOH H H H
242 0 4-CH3CH(CH3)Ce C 0)NH- COCgHj COOH H H H
243 0 4-CH3CH(CH3)CeH CHjC(0)NH- 000„Η5 COOH H H H
244 0 4-CH3CH(CH3)CeH4CH2CO~ COCeH5 COOH H H H
246 0 4-CH3CH(CH3)CeH«C(NOH)~ COC„H5 COOH H H H
248 0 COC„Hs COOH H H H
249 0 4-CH3CH(CH3)CeH40- COC„H5 Ch^OH H H H
250 0 4-GH3CH(GH3)CeH40~ COCgHj CHFCOOH H H H
251 0
COCOOH H H H 52 0 COCeH
s 0(NOH)COOH H H H
253 0 4-CH3CH(CH3)CeH40- COCgHj CH(CH2OH)COOH H H H
254 0 4-CH3CH(CH3)CeH40~ CH(NH2)COOH H H H
255 0 4一 ΟΗ3ΟΗ(ΟΗ3)ΟβΗ40~ COCJHJS CH(NHCHO)COOH H H H
25A6 0 4-CHjCrH Cn3 Cen40~ COCsHs CFjCOOH H H H
257 0 4-CH,CH(CH3)CeH 0- COC„H5 CH(OH)COOH H H H
258 0 4-CH3CH(CH3)C,H40- COC.H5 CH(OCH2)COOH H H H
259 0 4-C5H3CH(CH3)CiH40- COCeH5 CH(CH3)COOH H H H
260 0 4-0Η30Η(0Η3)0βΗ4Ο- COC„Hs CH(CeHg)COOH H H H
261 0 4-CH3CH(CH3)CeH 0- COCjHs C(CH3)aCOOH H H H
262 0
COCeHs C CjH cOOH H H H
263 0 4-CH
3CH(CH
3)C
eH 0- COC
8H
5
H H H
264 0 4-CH3CH(CH3)C,H 0- COC,H5 C(C H»)COOH H H H
265 0 4-CHjCH(CH3)C,H40~ COCeHs C(C5Ht0)COOH H H H
【表 8】
No. n R'-Y- R2 R3 R4 R5 Re
266 0
COC
eH
5 CONHOH H H H
267 0 4-CH3CH(CH3)CeH 0- GOCgHs CON(CH3)2 H H H
268 0 4-CH3CH(CH3)CeH40- COC,H5 CONHCeH5 H H H
269 0 4-CH3CH(CH3)CeH 0- COCeH5 COC,H5 H H H
270 0 4-CH3CH(CH3)CeH 0- COCeH5 COCHa H H H 271 0 H H H
273 0
COC„H
s CHJCHJCOOH H H H
274 0 4-CH3CH(CHs)CeH«0" COC5eH5 CHjOKOKOCOOH H H H
275 0 4-CH3CH(CH3)CeH40~ GO Hs CH(OH)CH2COOH H H H
276 0 4-CH3CH(CHj)CiH<0- COC„H5 CHJCFJCOOH H H H
277 0 4-CH3CH(CH3)CeH 0- COCeHs Ch^CHFCOOH H H H
278 0 4-CH3CH(CH3)C4H 0- COCeH5 CHJCHJOH H H H
279 0 4-CH3CH(CH3)CeH 0- COCeH5 CHJCHJOCH, H H H
280 0 4-CH
3CH(CH
3)C
eH 0- COC
eH
5 CHjCH
2OC,H
s H H H 281 0 4-CH3CH(CHa)C
eH«0" COC
eH
5
H H H
282 0 4-CH3CH(CH3)CeH40- COCgHs CHJJCHJF H H H
283 0 4-0Η30Η(0Η3)0βΗ4Ο- COCeH5 CHjF H H H
284 0 4-CH3CH(CHj)CeH40- 000„Η5 CHJ HJ H H H
285 0 4-CH3CH(CH
3)C
eH 0- COC„H
5
H H H
286 0 4-CH3CH(CH3)CeH40- COCeHs CHJCHJNHCHO H H H -287 0 4-CH,CH(CH3)C„H40- COCeH5 CHjCHjNHCOOCHa H H H
288 0 4-CH3CH(CH3)CeH40- COC,H5 CH2CH2 (CH3)2 H H H
289 0 4-ΟΗ,ΟΗ(ΟΗ3)ΟβΗ40- COC.H5 CHJCHJNHCH, H H H
290 0 4-CH3CH(CH3)CeH 0- COOeHs CHjSH H H H 291 0 4-Crt,CH(CH3)CeH40- COCaH5 CHJCHJSH H H H
292 0 4- CH3CH(CH3)CeH,0~ GOC,H5 CHjSCH3 H H H
293 0 4-CH
3CH(CHj)C
eH
40" COC
eH
5
H H H
294 0 4-GHaCH(CH3)GeH40" COC,Hs CHjS(0)CH3 H H H
295 0 4-GH3CH(CH3)CeH40~ COCeH5 CONHCH(CH2COOH)COOH H H H
296 0 4-CH,CH(CH3)CeH 0- COC,Hs CONHCHCCH^COOH H H H
297 0 4-CH3CH(CH3)CeH40- COC„H5 CONHCH(CHCHJ(CH3)J)COOH H H H
298 0 4-CH3CH(CH3)CeH40~ 000,Η5 CONHCH(CH2OH)COOH H H H
299 0 4-CH,CH(CH3)CeH 0- 00 5 CONHCHiCHiCHiSCHyGOOH H H H
300 0 4-CH3CH(CH3)CeH 0- COCeHs ΟΟΝΗΟΗ((ΟΗ2) ΝΗ¾)ΟΟΟΗ H H H 301 0 4-ΟΗ3θΗ(ΟΗ,)0,Η40- COC,H5 CONHCH(C„H5)COOH H H H
302 0 4-CH,CH(CH3)CBH 0- COC,H5 CONHCH(CH2CONHj)COOH H H H
303 0 4-CH3CH(CH3)GeH«0~ COCeH5 CONHj H H H
304 0 4-ΟΗ,ΟΗ(ΟΗ3)0,Η4θ- COC,H5 CHJCONHJ H H H
305 0 ^CH^CHCCHa)^^ 00(¾Η5 CONHCH, H H H
【表 9】
No. n R'-Y- R3 R R5 Re
306 0 CH3C(0)S- COCeH5 COOH H H H
307 0 OHC- COCgHs COOH H H H
308 0 02NCHCH- COC,Hs COOH H H H
309 0 CHjCHCHCH- COCgHj COOH H H H
310 0 CHjOCHCH- COCeHs COOH H H H
311 0 CH3COCHCH- 000^ COOH H H H
312 0 CHjCH- COCjHs COOH H H H
314 0 NCCHj [- COCgHj COOH H H H
315 0 OJNCHJ- COCBH5 COOH H H H
316 0 CH3OC(0)CH2- GOCeHs COOH H H H
317 0
CHa
o
o 0 ϋ
CH3 CH,
339 0
2-ベンゾチェ二ルカルポニル COOH H CH
3
340 0 4-ΟΗ3θΗ(ΟΗ3)ΟβΗ (>- 5~キノリルカルポニル COOH H CH3
341 0 HQ- C0C„Hs COOH H H Η
342 0 02NO- C0CeH5 COOH H H Η
343 0 HjNC(0)O- COCeHs COOH H H Η
344 0 HS- C0CeH5 COOH H H Η
345 0 HOS- C0CeHs COOH H H Η
【表 1 0】
No. n R'-Y- RJ R3 R4 R5 R9
346 0 (HO)2CH - COCgHs COOH H H H
347 0 CHaO- COCeH, COOH H H H
348 0 CHsS- COC,Hs COOH H H H
349 0 CHjNH- COCeH5 COOH H H H
350 0 CHsCO- COC„H5 COOH H H H
351 0 4-CH3CH(CHs)CeH,0~ COCeHs C(NOH)CH3 H H H
353 0 4-CH,CH(CH3)CEH40- COCJeHj CHJOCCOJNHJ H H H
354 0 -CH3CH(CH3)CeH40 - COC„Hs CH,OC(0)CH3 H H H
355 0 4-CH3CH(CH3)CeH40- COCeH5 0^00(0)0^5 H H H
356 1 4-CH3CH(CH3)CeH 0- COC,Hs CHjCOOH H H H
357 2 4-ΟΗ,ΟΗ(ΟΗ3)0ΒΗ Ο- COCeH5 CHjCOOH H H H
358 0 CHaCOCHj- COCeHs COOH H H H
359 0 H2NCHj COCgHs COOH H H H
360 0 HOCH2- COCeH5 COOH H H H
361 0 HONH- COCeHj COOH H H H
362 0 CH3C(0)NC卜 COOeH5 COOH H H H
363 0 02NNH- COC„H5 COOH H H H
364 0 CH3ONH- COCgHs COOH H H H
365 0 HjNNH- COCeH5 COOH H H H
366 0 COCeHs COOH H H H
367 0 CICO- COC.H5 COOH H H H
368 0 CICHCH COCgHs COOH H H H
369 0 CIS(0)2- COC„Hs COOH H H H
370 0 HOS(0)2- COC,H5 COOH H H H
371 0 NCS(0)2- COC„Hs COOH H H H
372 0 CH30S(0)2- COCeH5 COOH H H H
373 0 H2NS(0) COOH H H H
374 0 NCCO- COCeHs COOH H H H
375 0 NCCHCH- COCeHj COOH H H H
376 0 NCS- COCeHs COOH H H H
377 0 OC - COCeHj COOH H H H
378 0 HOC(0)CO- COCeHs COOH H H H
379 0 CH30C(0)NH- COCeH5 COOH H H H
380 0 HOC{0)CHCH- COCeHs COOH H H H
381 0 HOC(0)CH(OH)- COCeHj COOH H H H
382 0 HOO- COCeHs COOH H H H
383 0 HOC(0)- COC.H5 COOH H H H
384 0 CHjCCOOCHCH COCeHj COOH H H H
385 0 CH3C(0)SCHCH COCgHs COOH H H H
P
36
【表
No. η '-Y- R3 R Rs Re
386 0 CHjOCCO)- COCgHs COOH H H H
387 0 CH3。C(0)CHCH- C0C,H5 COOH H H H
388 0 CH3C(0)NHCHCH- COCeH, COOH H H H
389 0 4-0Η30Η(0Η,)<¾Η Ο- COCeHj COOH H CBHS CeH5
390 0 4-CH3CH(CH,)CeH 0- COC,H5 COOH H C,H5 CH3
391 0 CHaCHCH- C0CeHs COOH H H H
392 0 C.H5S(0)- ' ΟΟΟ,Η, COOH H H H
393 0 CHaSiO)- COC.H, COOH H H H
394 0 CHaSiO),- C0C„H5 COOH H H H
395 0 NCCH(OH)- COCeHs COOH H H H
396 0 CH3OC(0)CH(OH)- 000,Η5 COOH H H H
397 0 GHjGOCH(OHト ΟΟΟ,Η, COOH H H H
398 0 ΟΗ,ΟΗίΟΗ)- COCeH5 COOH H H H
399 0 CHjOHO- COCeHs COOH H H H
400 0 CHjCHS- COC,Hs COOH H H H
401 0 CH2CHNH- COCeH5 COOH H H H
402 0 CHjCHCO- COC,H
5 COOH H H H
404 0 CH2CHS(0)- COCeHj COOH H H H
405 0 CHjCHS(0)¾- COC,Hs COOH H H H
406 0 2 ァゾィルスルホニル COCJHJ COOH H H H
-407 0 CHjCHCHCOH)- COOeHs COOH H H H
408 0 COC,Hs COOH H H H
409 0 COCeHs COOH H H H
410 0 Ο,Η,,ΝΗ- ΟΟΟ,Η, COOH H H H
412 0 CeH„S(0)- COC,Hs COOH H H H
413 0 CeH„S(0)2- GOC,Hs COOH H H H
414 0 C,H1tCH(0H)- COC,H5 COOH H H H
415 0 01^0(0)0- CC ^Hs COOH H H H
416 0 CeHsCHjCCOjO- COCeH5 COOH H H H
417 0 CH3C(0)NH- COC,Hs COOH H H H
41 β 0 H2NC(0)- OO Hs COOH H H H
419 0 CeHsCHjCHj- COCgHs COOH H H H
420 . 0 2-ピリジルェ亍ニ U" COCeHs COOH H H H
421 0 CgHjsCHCH- COCeH$ COOH H H H
422 0 CH3COCO- COC,H5 COOH H H H
423 0 4-CH3CH(CH3)CeH40- COCeHs COOH H H CI
424 0 シクロへキサンカルボニル COCeH5 COOH H H H
425 0 2 ェニルカルボニル COC,H5 COOH H H H
【表 1 2】
No. π R'-Y- R2 R3 R Rs R"
426 0 4-CH3CH(CH3)CeH,0" COCeHs COOH CH3 CH3 CHj
427 0 4-CH3CH(CH3)CeH40~ COC„H5 COOH CH2COOH CH3 CH3
428 0 4-CH3CH(CH3)CeH 0- COC,H5 COOH CN CH3 GH3
429 0 4-CH3CH(CH3)CgH«0" COC,H5 COOH CONHa CH3 CH3
430 0 4-CH3CH(CH,)CBH 0- COCgHs COOH F CH3 CH3
431 0 4-CH3CH(CH3)CeH,0- COC„H5 COOH H H CeH5
432 0 4-CH3CH(CH3)CeH 0- COCeHs COOH CI H H
433 0 4-CH
3CH(CH
3)CeH«0~ COCgHj COOH CN H H
435 0 4-CH3CH(CH3)CeH 0- COCeHj COOH COOCH3 H H
436 0 4-CH3CH(C5H3 CeH40- COCgHj COOH CONH2 H H
437 0 4-0¾¾^(0¾)0,¾0- COCgHs COOH Crt, H H
438 0 4- CH3CH(CH3)CeH,0" COCeHs COOH CHCH2 H H
439 0 4- CHjCWOgCeH'O" COC,Hs COOH CeH,, H H
440 0 4 - CH3CH(GH3)C,H,0~ COCeHs COOH COCH3 H H
441 0 4-CH3CH(CH3)CeH,0" COCgHs COOH COC„H5 H H
442 0 4-CH3CH(CH3)CeH40- COCgHj COOH CeH5 H H
443 0 4-CH3CH(CH3)CeH 0- COCgHj COOH 2 -ピリジル H H
【表 】
(0)n
ϋ o
ω
u CH
3S(0)
2 COC
sH
5 OUUH H H u CH
3
448 0 ΠΗ ΠΗΓ5Η H COC8H5 COOH H
449 0 G H H COCgHj COOH H CH3
450 0 2—ヒ Jジル H C0CeH5 COOH H
451 0 H COCgHs COOH H CH3
452 0 H C0C„Hs COOH H
453 0 H H C0CeH5 COOH H H Η
454 0 H CI C0CeHs COOH H H Η
J
455 ひ H NC C0CeH5 COOH ϋ H H Η n o
H HOC(O) G0CeH5 COOH H u H Η π υ H CHaOCCO) UUn ri
o ϋ o a o
461 ω
462 o H CH3CHCH GOG"- en5 H H Η
463 o H COOH H H Η
464 0 H 2-ピリジル COCHc COOH H H Η
465 0 CH3 C0CeHs COOH H H Η
466 0 ¾H5 CH3 C0CeH5 COOH H H Η
467 0 CHjCH C0C„Hs COOH H H Η
468 0 CH3CHCH CH3 C0CBH5 COOH H H Η
469 0 CH3 COCeHj COOH H H Η
470 0 2-ピリジル CH3 C0CeHs COOH H H Η
471 0 CH
3 CH
2CgH
5 COOH CH
3 H Η
473 0 CH3 CH3 COOH CH3
474 0 CH3 C , CeH5 COOH
475 0 CH3 CH3 S(0)2CeH5 COOH CH3
476 0 CH3 2 ァゾリル COOH CH3 CH3
477 0 CeH5 C0CeH5 COOH H H Η
478 0 CeH5C0 H C0CeH5 COOH H H Η
479 0 CH3CO H C0CeH5 COOH H H Η
480 0 CH3NHC(0) H C0CeHs COOH H H Η
481 0 CH3S H C0CeH5 COOH H H Η
58515 39
【表 1 4】
No. n R,c R,d R2 R3 R4 R5 Re
482 1 CH2CH H COCeH5 COOH H CH3
483 1 CH3CHCH H COCeH5 COOH H CH3 CH3
484 1 CeH5 H COCeH5 COOH H CH3 CHa
485 1 2 -ピリジル H COCeH5 COOH H CH3 CH,
486 1 C,H5 H COCeHs COOH H CH3
487 1 C,H5CO H o ϋ COCgHj COOH H CH3
O
488 1 CH3CO H COCeHs COOH H
489 1 CH3NHC{0) H COCeHs COOH H CH3
490 1 CH^S H COCeHs COOH H Cli,
491 0 CHjCO H C0C.H. COOH H CH, CH,
492 0 CH3NHC(0) H COC.H. COOH H
493 0 CH3S H COC„H5 COOH H
494 0 CH3S(0)2 H COOH, COOH H CH3 w
495 1 H H COCeHs COOH H H H
496 1 H C —O wC.。H, , COOH H H H
497 1 H COCHr COOH H H H
498 1 H CHjCH COC.H,. COOH H H H
499 1 H CH3CHCH COC.H5 COOH H H H
500 1 H C —O wCg.H,,s COOH H H H
501 1 H 2-ピリジル COCeHs COOH H H H
O
502 1 CH3 CK, COCeHs COOH H O H H
503 1 CjHs COC„H5 COOH H H H
504 1 CHjCH Chi, 000„Η5 COOH H ϋ o o 0 H H
505 1 CH3CHCH COC,H5 COOH H H H
506 1 CeH5 COC,H5 COOH H H
H3 COCeH5 COOH H H J o H
O O O
507 1 2 -ピリジル C H
508 1 CH
3 CH
3 COOH H CH3 CH
3
510 1 CH3 CHa COOH CH3 Cli,
51 1 1 CH3 CH3 COOH CH3 CH3
512 1 CH, CH3 S(0)AHs COOH C 3 CH3 CH3
513 1 CH3 CH3 2 ァゾリル COOH CH3 CH3
514 1 C.H5 CeHs COC,Hs COOH H H H
515 1 CeH5CO H COCeH5 COOH H H H
516 1 CH3CO H COC,Hs COOH H H H
517 1 CH3NHC(0) H COC,Hs COOH H H H
518 1 CH^S H 。。 COOH H H H
519 1 H Ο00,Η5 COOH H H H
520 1 CH3 H C0C,H5 COOH H CH3 CH3
521 1 ¾HS H COC,H5 COOH H CH3 CH,
【表 1 5】
No. n R'c R,d RJ R3 R4 R5 Re
522 2 CeH5 H COCeHs COOH H CH3 GH3
523 2 2 -ピリジル H COC„H5 COOH H CH3 CH3
524 2 H COCeH5 COOH H CH3 CH3
561 2 CHjCHCH H COC
eH
5 COOH H CH
3 CH
3
【表 1 6】
O
\ o
CH3 COCHc U pu n3
□o 1 CH3 CH Π3 GOC-H, ΠΩΠΗ u r¾ n3
O
1 CH3 π3 GOCH, Π M3 1 π3 nun M3 H3
Π3 ΓΙΠ2 M3 3
I n3 n3 r^U^AUJ Π3 CH3 H3 M3 uu^i s ^U elis GH3 GH3 M3 «3 Π2 uui CH3 CH3 H3 π3 eM5 H CH3
571 1 CH3 CH3 OOeHs H GH3 CH3
580 1 CH3 CH3 C0CflH5 CH2SH H CH3 GH3
581 1 CH3 CH3 H CH3 CH3
582 1 CH3 CHg COCeH5 Ch^SCHa H CH3 CH3
- 5ooo
CH3 CH3 UUgl s MjbtU H3 H CH3 CH3
I CH3 CH3 H UWtl f1 2 UUti UUH H3 coc 1 1 CH3 CH3 L/ W tl Η Γ1 LHJrt H3 GH3
I CH3 CH3 O M Π l !" Μ AA«KJM GH3 oo 1 CH3 CH3 ΠΩΠ H n3 M3
589 1 CH3 CH3 C0CeH5 CONHCH(CHjCH2SCH3)COOH H *3 CH
590 1 CH3 CH3 C0CeH5 CONHCH((CH2)4NH2)COOH H CH3 CH3
591 1 CH3 CH3 C0CeH5 C0NHCH(CeH5)C00H H CH3 CH3
592 1 CH
3 CH
3 C0C
eH
s
H CH
3 CH
3
593 1 C0CeH5 CONHj H CH3 CH3
594 1 CH3 C0CEH5 CHJCONHJ H CH3 CH,
595 1 CH3 CH, C0CeH5 CONHCH3 H CH3 CHj
596 1 GH3 CH3 COCeHg C0NH0H H GH3 CH3
597 1 CH3 CH3 C0CeH5 G0N(CHa)2 H CH3 CH3
598 1 CH3 CH3 00¾Η5 CO HCjHs H CH3 Cfi,
H H H HOOO SH¾00 sHeO 0 IZ9
H H H HOOO SH"000 SH¾ 0 0Z9
H H H HOOO SH"000 SH¾ eH!0 0 619
H H H HOOO SH¾00 "H'O 0 819
H H H HOOO SHEOOO SHEO HO'HO 0 L IS
H H H HOOO sHeOOO SH»0 0 919
H H H HOOO sHeOOO 0 919
H H H HOOO sHeOOO sHeO OH 0
H H H HOOO SH¾00 sHeO (OJO ^O) 0 ειί"
H H H HOOO ΉΌΟΟ (0)00EHO 0 Z19
H H H HOOO SH"000 (0)OOH 0 119
H H H HOOO SH¾00 sHgO ON 0 019
H H H HOOO sHeOOO 10 0 609
H H H HOOO SH¾00 d 0 809
H H H HOOO SH¾¾))S HO sHe0 0 i09
H H H HOOO HO 0 909
H H H HOOO HO sHe0 0 509
H H H HOOO HO sHe0 0 W9
H H H HOOO HO sHe0 0 εο9
H H H HOOO SH¾00 SH¾ 0 109
H H H HOOO SH¾00 SH'0 N^H 0 009
H H H HOOO sHeOOO SH»0 OeHO 0 669
【 挲】
C9ZZ0/66df/JL3d
【表 1 8】
No. n R' R2 3 4 R5 R"
622 0 CONHCH(CeH5)COOH CH3
H
C HCHCHHC CCHCHCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCC
No. η R'-Y- R2 R5
659 0 HjNNH- o H CHjCOOH
660 0 Hj - ccacaaccaocccccccccaacccc CGCaaa o H CHJCOOH 661 0 CICO- o H CHJCOOH
662 0 CICHCH o H CHJCOOH
663 0 aso2- o H CHJCOOH
664 0 HOS(0)j- o H CHjCOOH
665 0 NCS(0)2- o H CHJCOOH
666 0 CHsOSiO),- o H CHJCOOH 667 0 HjNS(0)2 - o H CHJCOOH 668 0 HO- o H CHJCOOH 669 0 02NO- o H CHJCOOH 670 0 H2NCX0)O- 0 H CH2COOH 671 0 HS- o H ChiiCOOH
672 0 HOS- o H CHjCOOH
673 0 CH3(0)S- 0 H CH2COOH
674 0 OHC- 0 H CHjCOOH
675 0 OjNCHCH- 0 H CH2COOH
676 0 CHjCHCHCH- o H CHjCOOH
677 0 CHjOCHCH- 0 H CHJCOOH
678 0 CHJCXOJCHCH- o H Ct^COOH
679 0 CHiCH- 0 H CHjCOOH
680 0 CICHaCHj- 0 H CHJCOOH 681 0 CCHz- 0 H CHJCOOH
682 0 02NCH2- o H CHJCOOH
683 0 CHaOCCOCHj- 0 H CHJCOOH
684 0 HOC(0)CH2- o H CHJCOOH
685 0 CHJCOCHJ- 0 H CHJCOOH
686 0 o H CHJCOOH
687 0 HOCH,- 0 H CHJCOOH
688 0 HONH- 0 H CHJCOOH
689 0 CHjCiO C 0 H CHJCOOH
690 0 OjNNH- 0 H CHJCOOH 691 0 CH3ONH- 0 H CHJCOOH
—^ -*- 0 0 0 0 0
o <o eo ->j a> ui -^ t>» -^ 0 (O oe »j o> Μ t»
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¾JO OHHiH干 O
JJOOC CHHHCHS C- 3(丫HGHO 。H
¾3§ OO(丫HHHHO CCH
Ο Ο Ο O O Q O2¾00( 0HCH)TQoOHHH OC O O O O O Q O O O Q O O O O O O O O O O
jO CHCOH
00 CHH
J CHOOCH
o o o o o o o o o o o o oJ CHCOOHo o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o
J OHOOOH ェ工ェェェェ: nェエェ = :Γ :Χ :Ε Ιェ工: £:∑:ェェェェェェ:!:ェェ工 3:ェエ工ェ Iェェ: c a:
J OHCOOH 00 CH J8 CHCH jOO CHCH
* 20
【表 2 1 】
No. n R'-Y- Rz R3R* R5 Re
731 0 4-CH
3CH(CH
3)C
eH,0 -
0 H CHjCOOH
732 0 4-CH3CH(CH3)CeH 0- CHjF 0 H CHiCOOH
733 0 4-CH3CH(CH3)CeH<0- CHjOH 0 H CHjCOOH
734 0 4~CH
3CH(CH3)C
eH«0~
0 H ΟΗ,,ΟΟΟΗ
735 0 +-CH3CH(CH3 CeH40- CHJCHJCHJOH 0 H CHjCOOH
736 0 4-CH3CH(CH3)CeH,0- GHJCHJCHJCHJOH 0 H CHjCOOH
737 0
738 0
739 0
741 0 CeH,,CH(OH>" CHjCgHs 0 H CHjCOOH
742 0 CHjCiOO- 0 H CHjCOOH
743 0 4-CH
3CH(CH
3)C
eH
40 -
744 0 CHjC(0)NH- CHJCJHJ 0 H CHjCOOH
745 0 HjNCXO)- GH¾CeHs 0 H CHjCOOH
746 0 CH¾G,H5 0 H CHiCOOH
747 0 2-ピリジルェ亍二/ U" 0 H CHjCOOH
748 0 CgHsCHCH- 0 H C^COOH
749 0 0^0(0)0(0ト CHjCeHs 0 H CHjCOOH
750 0 0¾0(0)0(0)- CH2GHjC,Hs 0 H CHjCOOH
751 0 シクロへキサンカルボニル 0 H CHjCOOH
753 0 CH,0C(0)- CHjCgHs 0 H C^COOH
754 0 CH30C(0)CHCH- CH2CeH5 0 H CHiCOOH
755 0 CH,C(0)NHCHCH- ΟΗ¾ΟβΗ5 0 H CHjCOOH
756 0 CHjSCHCH- CH2CQHS 0 H Ct^COOH.
757 0 CH,S(0)CHCH- CH2CeHs 0 H Ch^COOH
758 0 CHjS(0)
2CHCH~ 0 H CHjCOOH
762 0 4-CH3CH(CH3)CeH 0- CH2CH2CH3 0 H CHjCOOH
763 0 4-CH3CH(CH3)CeH40- CHiCHjCHjCHj 0 H ΟΗϋΟΟΟΗ
764 0 4-CH3CH(CH3)CeH40- CHjCHjCHjCHjCHa 0 H CHjCOOH
765 0 CH(CH3)CHa 0 H CH2COOH
766 0 -CH3CH(CHj)CeH 0- CI^CHiCH^CHa 0 H CHjCOOH
767 0 4-CH3CH(CH3)CeH 0- CHjCH2CH(CH3)CH3 0 H CHjCOOH
768 0 4"CH
3CH(CH3)C
eH
40~
0 H CHjCOOH
769 0 4~CH3CH(CH3)CeH40~ CHjfCHCCHjjCjHs 0 H CHJCOOH
【表 2 2】
No. n R K Frjx
770 0
771 0
772 0
774 0 4-CH3CH(CH3)CeH40- CH(CH2CHiC0NH,)C00H O H CHjCOOH
775 0 4-CH,CH(CH3)CeH 0- CH(4-イミ ノリルメチル) COOH 0 H CHjCOOH
776 0 4-GH3CH(CH3)CEH40~ 0 H CHjCOOH
777 0 4-CH3CH(CH3)CeH40- 0 H CHjCOOH
778 0 4"CH3CH(CH3)CeH,0"
O H CHjCOOH
779 0 4-CH3CH(CH3)CeH40~ CH(CH(OH)CH3)C00H 0 H CHjCOOH
780 0 4-CH3CH(CH3)C
eH
40~
O H CHjCOOH
781 0 4"CH3CH(CH3)CeH*0" CHJCHJCHCOHJCHJCHJOH O H CHjCOOH
782 0
CHJO ONHJ O H CHjCOOH
783 0 4~CH3CH(CH3)CeH40~ CHjOCXOCHa O H CHaCOOH
784 0 4-ΟΗ30Η(0Η3)0„Η Ο- CJ^COOH O H CHjCOOH
785 0 4-CH3CH(CHa)CeH 0- CHJCHJCOOH O H GHjCOOH
786 0 4-CH3CH(CH3)C8H 0- O H GHjCOOH
787 0 4-CH3CH(CH3)C
eH 0-
O H CHjCOOH
788 0 4-CHjCH(CH3)C„H40- CHJCHJCHJCHJCHJCOOH O H CH^COOH
789 0 4-CH3CH(CH3)CeH40- CHJCOOCHJ O H CHjCOOH
790 0 4-CH
3CH(CH
3)C5
llH
40-
O H CHjCOOH
791 0 4-CHjCH(CH3)CeH40- CHjCOO-n-CjH, 0 H CHiCOOH
792 0 o H CHjCOOH
793 0 0 H CHjCOOH
794 0
CHjCOOCHjCgHj 0 H CHjCOOH
795 0 4~CH3CH(CH3)CeH40~ CHjCHjCOOCHjCgHs 0 H CHjCOOH
796 0 4-ΟΗ3ΟΗ(ΟΗ3)ΟβΗ40- CH(CH3)COOH 0 H CH2COOH
797 0 CHJCO HJ 0 H CHjCOOH
798 0 CHjCONHOH 0 H CH2COOn
799 0 CH2CONHCH, 0 H CHjCOOH
800 0
CHJCONHCJHS 0 H CHjCOOH
801 0 4"CH3CH(CH3)CeH40~ CH2CONH-n-C ,H7 0 H CHjCOOH
802 0 4-CH3CH(CH3)C,H 0- CHjCONH-'rCjH, 0 H CHjCOOH
803 0 4-CH3CH(CH,)CeH40- 0 H CH2COOH
804 0 0 H GHjCOOH
805 0 4-CH3CH(CH
3)C
eH 0-
0 H CHjCOOH
806 0 4-CH3CH(CH3)CeH 0- CHjCO HCeHis 0 H CHjCOOH
807 0 -CH3CH(CHiceH 0- CHJCHJCOOCH, 0 H CHjCOOH
【表 2 3】
No. n R'-Y - R2 R5 Re
808 0 4-CHJCH(CH3)CeH0- シクロペンチレ 0 Η CHjCOOH
809 0 4-CH,CH(CB,)C.H40- シクロへキシル 0 Η CHjCOOH
810 0 4-0Η,0Η(0Η,)0-ΗΛΟ- 5 0 Η CI^COOH
811 0 4-CH,CH(CH)¾iH40- し し Η H« 0 Η CH2C00H
812 0 4-CH3CH(CH3)CeH40- Wl■2^*8· " 0 Η CH 00H
813 0 4-CH»CH(CH ,J3C.H*0- CH(CH 103CnHe5 0 Η CH^COOH ^4 0 4~CH»CH(CHJC*H'0~ 2 ェニレメチメレ 0 Η
0 4-C .CHiC ,C-H^O- 2—フレフリノレ Ω CK.COOH リ 4— GH - GHf CH C-H* O- 2—ビ
O 1 o n 2—ビ Πり Jしメ千ソし η u
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Rク ft 0 π π
Qoq n 4-GH-CHiCH )C H*0- wi ri η π
830 0 4-CH-CHfCH C.H-O- CH*C(NOHCH-, ο Η
831 0 4-CI"LCH(CHJC-H,0~ CH^SH ο Η
832 0 4-CH,CH(CH3)CeH0- CHjSOaH ο Η Cl^COOH
833 0 4-ΟΗ3ΟΗ(ΟΗ3)ΟβΗ0- CH,S(0) H9 ο Η ΟΗ,ΟΟΟΗ
834 0 4-ΟΗ3θΗ(ΟΗ3)ΟβΗ40- CHjSCOCHa 0 Η CHjCOOH
836 0 4"CH3CH(CH3)CeH40~ シクロブチル 0 Η CHjCOOH
837 0 4-CH3CH(CH3)CeH0- CHJOCHJ 0 Η CHjCOOH
838 0 4-CH3CH(CH3)CeH40- CHjCHjOCHa 0 Η CHjCOOH
839 0 4-CH
3GH(ChgCeH
40"
0 Η CHjCOOH
840 0 4-CH3CH(CH3)CeH0- CHjSCHa 0 Η CHJCOOH
841 0
CHjCHiSCHj 0 Η CHJCOOH
842 0 4-CH
3CH(CH,)C,H,0-
0 Η CHJCOOH
843 0 4-CH,CH(CH3)CeH0- CHCHi 0 Η C^COOH
844 0 4-CH3CH(CH3)G,H40- CHJCHCHJ 0 Η CHjCOOH
845 0 4-GH3CH(CH3)CeH«0" CCH 0 Η CHJCOOH
846 0 4-CH3CH(CH3)CEH0- シクロプロピル 0 Η CHJCOOH
【表 2 4】
No. n R'-Y- Rz R3 * R5 R*
847 0 4-ΟΗ3ΟΗ(ΟΗ3)0,Η,0- 2-^·ァゾリル 0 H CHjCOOH
848 0 4-ΟΗ3ΟΗ(ΟΗ3)0„Η40- 4-イミダゾリル 0 H C^COOH
849 0 4-CH3CH(CH3)CelV>" 3-ビラゾリル 0 H CHjCOOH
850 0 4-CH3CH(CH3)CeH40- 3—イソキサゾリレ 0 H CHjCOOH
851 0 4-CH3CH(CH3)CeH40~ 5~イソチアゾリル 0 H C^COOH
852 0 4-ΟΗ,ΟΗ(ΟΗ3)ΟβΗ40- 2-ビリミジニル 0 H CHjCOOH
853 0 4~CH3CH(CH3)C,H40" 3~0么 4-トリァゾリル) 0 H CHjCOOH
854 0 2-ピリジル 0 H CHjCOOH
855 0
2 ンゾキサゾリル 0 H CHzCOOH
856 0 3" ンゾチ =·ル 0 H CH2C00H
857 0 ^HsCHCCH^CeH^O- ンゾフリル 0 H CHjCOOH
858 0 4-CH3CH(CH3)C,H 0- 5~イント♦リル O H CHjCOOH
859 0 4-CH3CH(CH,)C5eH40- 2-ビラジニル 0 H CHiCOOH
860 0 4-ΟΗ30Η(0»¾)0,Η Ο- 3"キノリル 0 H CHjCOOH
861 0 3-イソチアゾリルメチル 0 H CHJCOOH
862 0 3-イソキサゾリルメチル 0 H CHJCOOH
863 0
2-ピリジルメチル 0 H CH
2C00H
864 0 -ΟΗ3θΗ(ΟΗ3)ΟΒΗ 0- 2-ビラジニルメチル 0 H CHJCOOH
865 0 4-CH3CH(CH3)CEH 0- 2-ピリミジニルメチル 0 H CHJCOOH
866 0 3-ビリダジニルメチル 0 H CHJCOOH
867 0 4-CH3CH(CH3)CAH40- 1-イソインドリルメチル 0 H CHJCOOH
868 0 -ΟΗ3θΗ(ΟΗ3)ΟβΗ 0- 2 "^ンドリルメチル 0 H CH,COOH
869 0 4-ΟΗ3θΗ(ΟΗ3)(5,Η 0- 3-(1 Η~インダゾリル)メチル 0 H CHjCOOH
870 0 4-CH,CH(CH3)CEH40- 2-プリニルメチル 0 H CHJCOOH
871 0 4-CH3CH(CH3)CEIV)~ 1-イソキノリルメチル 0 H CHJCOOH
872 0 4-CH3CH(CH3)CEH40- 2-キノリルメチル 0 H CHJCOOH
873 0 4-CH3CH(CH3)CEH 0- 1-フタラジニルメチル 0 H CHJCOOH
874 0 4-CH3CH(CH3)CEH40- 2 -ナフチリジニルメチル 0 H CHJCOOH
875 0 ^HaCHCCH^Ce^O- 2 -キノキサリニルメチル 0 H CHJCOOH
876 0 4-CH3CH(CH )C,H >~ 2-キナゾリニルメチル 0 H CHJCOOH
877 0 4-CH3CH(CH3)CEH»0~ 3-シノリニルメチル 0 H C^COOH
878 0 4-CH3CH(CH3)CeH 0- 2-ォキサゾリルメチル 0 H CHjCOOH
879 0 4-ΟΗ30Η(0Η3)0βΗ40~ 2"^ァゾリルメチル 0 H CHJCOOH
880 0 4-CH3CH(CH3)CeH 0- ンゾ [b]フリルメチル 0 H CHJCOOH
881 0 4-CH3CH(CH3)CeH 0- ンゾ Wチェニルメチル 0 H CH2C00H
882 0 4-CH3CH(CH3)C,H40- 3-(1么 4-トリアジニル)メチル 0 H CHjCOOH
883 0 2-ベンズ [d]イミダゾリルメチル 0 H CHJCOOH
884 0 2 -べンズ ォキサゾリルメチル 0 H CHJCOOH
886 0 4-CH3CH(CH3)CEH40- 2-ナフチル 0 H CHJCOOH
o (O to O O Ud CO (O <P <O <O CO (O ( <O (O (O 00 00 00 00 00 00 00 00 09 00 00 Q0 00 z
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下 s r¾ π^ H
H COOH
H
938 0 ノソナ _ レエ于—ノレ CH2CH2COOCH2CeH5 0 H Cn2COOn
939 0 2~^vノゾチェ一レメチレ Ch^CHzCOOCr^CeHs 0 H CHjCOOH
940 0 4一 CH3CH(CH3)CeH,S(0ト
941 0 4-H
3CC(0)NHC
eH 0-
0 H CHgCOOH
942 0 4-H3GOC(0)NHCeH40~ CHjCHjCOOCHjCgHs 0 H CH2COOH
944 0 4-HSCeH40- CH2CH2COOCH2CeH5 0 H CHjCOOH
945 0 4-H
3CSC
eH 0-
0 H CHjCOOH
946 0 4-H3CS(0)CBH40- CHjCHjCOOCHjCeHs 0 H Ch^COOH
947 0 CH2CH2COOCH2CeH5 0 H CHjCOOH
948 0 3,4-{0GH
20)C
eH
3O-
0 H CH
2C00H
0 ϋΗ2 ϋϋΜ
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fc"H" / π CH-COOH u ;; /□ 、 Z ChLCOOH ft ズィ ダゾロ 4:*シ GhLCH-CQQCKLC.Hr 0 H CHjCOOH
957 0 2 ァゾロキシ 0 H CHjCOOH
958 0 5~ベンゾ [b]チェ二ロキシ
0 H CHjCOOH
959 0 2 ァゾリルァミノ CH2CH2GOOCH2GeH5 0 H CHjCOOH
960 0 4 イミダゾリルァミノ CHiCHaCOOCHjCeHe 0 H CHjCOOH
961 0 3-ビラゾリルァミノ CH^C^COOC^CeHs 0 H C^COOH
962 0 3-イソキサゾリルァミノ CH2CH2COOCH2CeH5 0 H CHjCOOH
963 0 5-イソチアゾリルァミノ CH2CH2COOCH2CeH5 0 H Cl^COOH
964 0 2-ピリミジニルァミノ
0 H CHjCOOH
965 0 3"(1.2.4-トリァゾリル)ァミノ CHjCHjCOOCHjCeHs 0 H CHjCOOH
【表 2 7】
No. n R'-Y- R2 R3H* R5 Re
966 0 4-CH3CH(CH3)CeH40- CHiCHjCOOCHjCjHs O H CH CH^COOH
967 0 4-CH,CH(CH3)C„H40- CH2CH2COOCHjCeHs O H CH CgHsiCOOH
968 0 4-CH3CH(CH3)CeH 0- CHJCHJCOOCHJCJHS O H C(CHj)2COOH
969 0 4-CH
3CH(CH
3)C
eH 0- CHiCHjCOOCHjCgHs O H
970 0
CHjCHjCOOCHjCeHs O H C(C,He)COOH 971 0 4-ΟΗ,ΟΗ(ΟΗ3)Ο
βΗ 0- CHJCHJCOOCHAHS O H C(C Hg COOH
972 0 4-ΟΗ3ΟΗ(ΟΗ3)0,Η4Ο- CHJCHJCOOCHJCJHS O H C(CSH10)COOH
973 0 4-CH3CH(CH3)CeH 0- CHaCHjCOOCHjCgHs O H C(0)COOH
974 0 4-CH3CH(CH,)CeH 0- CHjCHjCOOCHjCeHs O H C(NOH)COOH
975 0 4-CH3CH(CHj)CeH 0- CH2CHjCOOCH,CeH5 O H C(OCH3)2COOH
976 0 ^CHaCHiCH^C^O- CHjCHjCOOCHjCeHs O H C(SCH COOH
977 0 -CH3CH(CH3)CeH40- CHjCHjCOOCHjCeHs O H CH(CHjOH)COOH
978 0 4-CH3CH(CH3)CeH,0- CHJCHJCOOCHJC.HS O H GH(NH2)COOH
980 0 4-CH
3CH(CH3)C,H
40-
O H CHJCHJ,COOH 981 0 4-CH
3CH(CH3)C
aH,S(0)
2 - CHjCHjCOOCHjCeHs O H CH
2COOH
982 0 4~CH3CH(GH3)CeH«OS(0)2 - CHjCHjCOOCHjCeHj O H CHjCOOH
983 0 4-CH3CH(CH3)CeH4S- CHjCHjCOOCHjCgHs O H CH2COOH
984 0 -0Η
3ΟΗ(0Η3)0βΗ Ο-
O H CH(OH)COOH
985 0 4-CH3CH(CH3)GeH4NH~ CHJCHJCOOCHJCJHS O H CHjCOOH
986 0 4-CH3CH(CH3)CeH4CO" CHjCHjCOOCHjCeHj O H CHjCOOH
987 0 4-CH
3CH(CH3)C CH(OH)~
O H CHjCOOH
988 0
CHjCHjCOOCHjCeHs O H CHjCOOH
989 0 4-ΟΗ,ΟΗ(ΟΗ3)ΟβΗ400(0)- CHiCHjCOOCHjCgH, O H CHjCOOH
990 0
CHJCHJCOOCHJCJHS O H CHjCOOH 991 0 4-CH
3CH(CH3)C
BH,NHC(0)-
O H CHjCOOH
992 0 4-CH3CH(CH3)CeH4OC(0) H- CHZCHJCOOCHJCJHS O H CH2COOH
993 0 4-CH3CH(CHa)CeH4CH2OC(0)NH- CHjCHjCOOCHjCgHs O H CHjCOOH
994 0 4-CH3CH(CH3)CeH CONH- CHjCHjCOOCHjCeHs O H CHjCOOH
995 0
CHJCHJCOOCHJCJHS O H CHjCOOH
996 0 4-CH
3CH(CH3)C
eH CH
2CO-
O H CHjCOOH
997 0 4-CH3CH(CH3)CeH4CHzOCHi!- CHjCHjCOOCHjCeHs O H CHjCOOH
998 0 4-CH3CH(CH3)C„H,C(NOH)- CHjCHjCOOCHjCeHs O H CHjCOOH
999 0 4-ΟΗ3θΗ(ΟΗ3)¾Η ΟΗΟΗ- CHiCHjCOOCHjCjHs O H CHjCOOH
1000 0 4"CH
3CH(CHg)C
eH,0~ CHjCHjCOOCHjCeHs O H CH(OCH3)COOH 1001 0
CHJCHJCOOCHJC.H,, O H CHjCOOH
1002 0 4-CH3CH(CH3)CeH 0- CHiCHjCOOCHjCeHj O H CHFCOOH
1003 0 4-CH3CH(CH3)CeH40- CHJCHJCOOCHJAHS O H CF2COOH
【表 2 8】
No. n R'-Y- R3 Rs Re
1004 0 4-CH3CH(CH3)C,H40" GHjCHjCOOCHjCgHs 0 H CHjCHjNHCHjCgHs
1005 0 O H CHJCHJSH
1006 0 O H
1007 0 O H CHJCHJSOJCHJ
1009 0 4-CH3CH(CH3)C,H40- CHJCHJCOOCHJCJHJS O H CH,CONH2
1010 0 4"CH3CH(CH5)C,H
40" CHjCHjCOOCHjCgHj O H CHJCONHCH(CHJ)COOH 1011 0 -CH3CH(CH3)C,H 0- CHjCHiCOOCHjCgHs O H
.
1012 0 4-CH3CH(CH3)CeH40- CHICHJCOOCHJC.HS O H CHjCO HCHa
1013 0 4-CH,CH(CH3)C5eH40- CHjCHjCOOCHjCeHs O H CHjCONHOH
1014 0 CHJCHJCOOCHJCJHS O H CHjCONiCHj),
1015 0
CKfCHjCOOCHjCeHj O H CHjCONHC
eH
5
1016 0 4-CH
3CH(CH
3)C
eH
40- CHjCHjCOOCHjCgHs O H
1017 0
1018 0
1019 0
1020 0
1021 0
1022 0
1023 0
1024 0
4-CHjCH(oyc,H
40- CHjCH
2COOCH
2C,H
5 O H
1025 0 CHjCHjOCHa
1026 0
1027 0 5
1028 0
1029 0
1031 0 4-CH3CH(CHJ)C(lH40- ΟΗ2ΟΗ2ΟΟΟΟΗϊΟβΗ5 O H CH2CH2NHCOOCH3
1032 0 4-CH,CH(CHs)C,H40- CHJCHJCOOCH,C,H
5 O H
1033 0 4-ΟΗ3θΗ(ΟΗ3)0,Η40- CHjCHjCOOCHjCeH5 O H CH2CHjNH(GH3)
【表 2 9】
No. n R Y - R2 R3,R4 R5 Re
103404-CH
3CH(CH3)C
eH
40-
0 CHCHj H
103504-CH3CH(CH3)CeH40- CHjCHjCOOCHjCeHs 0 COCH3 H
10360 4~CH3GH(CH3)CeH40~ 0 H
103704-CH
3CH(CH3)C
eH
40-
0 C.H. H
10380 0 H H
10390 0 CI CHjCOOH
1040 0 0 CN CK.COOH
O COOH ChLCOOH rf£. v llj ^ CR.CH.COOCI-LC H, O GH.COOH C .COOH
GI-LCH-COOC .C w M ΠΩΠΗ
n ΠΗ-ΠΠΠΗ
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1055 1 -CH
3CH(CH
3)C
eH
40-
0 H CHjCOOH
1056 24-0Η30Η(ΟΗ3)ΟβΗΟ- CHjCHjCOOCHjCgHs 0 H CHjCOOH
105704-CH3CH(C5H,)CeH40 - CHjCHjCOOCHjCgHs 0 H H
105804-CH3CH(CH3)C8H 0- CHjCHjCOOCHjCeHj 0 CI H
1059 04-CH3CH(CH3)CeH40- 0 CN H
10600 4-CH3CH(CH3)CeH40- 0 COOH H
1061 04"CH
3CH(CHa)C
eH
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0 C0NH
2 H
106204-CH3CH(CH3)CeH 0- CHjCHjCOOCHjCeHs 0 CONHCH3 H
106304-CH3CH(CH3)CEH40- CHJCHJCOOCHJCBHS 0 CH3 H
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1092 0 O oェ CH3 H 0 H CHJCOOH
1093 0 CH2F 0 H CHXOOH
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1094 0 CH
3 0 C O XH3 CH(i-CH,)CO0H 0 H CH^COOH Q95 o CH3 CHzC 0 H ChLCOOH
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0 CH3 CH, 、ンク αプロピ 0
1118 0 CH3 CH3 シゥ口 ノレ 0
1119 0 CHj シ々口ペンチノレ 0 H CHXOOH
"20 0 CH3 CH3 シクロへキジル 0 H CH2COOH
1121 CH, GH3 CH(CH2CH,CONH2)COOH 0 H CH2C00H
1122 0 CH, CH, CH(4- ^ミダゾリルメチル) GOOH 0 H CH2C00H
1124 0 CH
3 CH
3 GH(CH
2CH(CH
3)CH
3)COOH 0 H CHXOOH
1126 0 CH3 CH3 CH(CH(OH)CH3)C0OH 0 H CH2C00H
1127 0 CH, CH, ΟΗ(ΟΗ2"ί4-ΗΟ)ΟβΗ5)(300Η 0 H CHXOOH
1128 0 CH3 OKCHjCeHsJCOOH 0 H CHjCOOH
1129 0 CH(3-インドリルメチル) GOOH 0 H CHjCOOH
1130 0 CH3 S(0)jCH3 0 H ΟΗ,ΟΟΟΗ
【表 3 2】
No. π FW R5 Re
ϋ ϋ ϋ ϋ o o
0 O
1141 0 CH3 CH3 G CeH5 0 H CHjCOOH
1142 0 ϋ ϋ ϋ ϋ o ϋ ϋ CHjCHjCghs 0 H CHjCOOH
1143 0 CH3 O O C 0 oH工3 CH2CeH,t 0 H CHiCOOH
1144 0 CH, CH3 CH(CH3)CeH5 0 H CH^COOH
1145 0 ェニルメチル 0 H C^COOH
1146 0 CH3 2-フルフリル 0 H CHjCOOH
1147 0 2-ビラニルメチル 0 H CHjCOOH
1148 0 CH3 1 -ィソペンゾフラニルメチル 0 H CHjCOOH
1149 0 CH3 Chi, 2 -ピロリルメチル 0 H CHjCOOH
1150 0 CH3 1-イミダゾリルメチル 0 H CHjCOOH
1151 0 CH3 1-ビラゾリルメチル 0 H CHjCOOH
1152 0 CH3 CH3 3 -イソチアゾリルメチル 0 H CHjCOOH
1153 0 CH3 CH3 3-イソキサゾリルメチル 0 H CHJCOOH
1154 0 CH3 2-ピリジルメチル 0 H CHjCOOH
1155 0 CH, CH, 2-ピラジニルメチル 0 H CHJCOOH
1156 0 CH3 CH3 2 -ピリミジニルメチル 0 H CHJCOOH
1157 0 CH3 CH3 3-ピリダジニルメチル 0 H CHJCOOH
1158 0 CH3 1-イソインドリルメチル 0 H ΟΗ,ΟΟΟΗ
1159 0 CH3 2-インドリルメチル 0 H CHjCOOH
1160 0 CH3 3-(1 H~インダゾリル)メチル 0 H CHJCOOH
1161 0 CH3 CH3 2-プリニルメチル 0 H CHJCOOH
1162 0 CHj CH3 1 ソキノリルメチル 0 H CHJCOOH
1163 0 CHj CH, 2-キノリルメチル 0 H CHJCOOH
1164 0 CH3 CH3 1 -フタラジニルメチル o H CHJCOOH
1165 0 CH3 2 -ナフチリジニルメチル 0 H CH2COOH
1166 0 CH3 CH3 2-キノキサリニルメチル 0 H CHjCOOH
1 167 0 CH, 2 -キナゾリニルメチル 0 H CHJCOOH
1168 0 3-シノリニルメチル 0 H CHJCOOH
1169 0 CH3 2-才キサゾリルメチル 0 H CHJCOOH
1170 0 CH3 CH3 ァゾリルメチル 0 H CHJCOOH
1171 0 CH3 CH3 2-^ンゾ 0>]フリルメチル 0 H CHJCOOH
1172 0 CH3 CH3 2~^ンゾ [b]チェニルメチル 0 H CH2COOH
1173 0 CH3 3 1 «2,4-トリアジニル)メチル 0 H CHjCOOH
1174 0 CHs 2-ペンズ イミダゾリルメチル 0 H CHJCOOH
1175 0 CHj CH3 2"^ンズ [d]ォキサゾリルメチル 0 H CHJCOOH
1176 0 CH, CH3 フエニル 0 H CHJCOOH
1 177 0 CH3 2-ナフチル 0 H CHJCOOH
1178 0 CH3 ァゾリル 0 H CHJCOOH
1179 0 CH3 CH3 4一イミダゾリル 0 H CHJCOOH
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【表 3 7】
No. η R" RJ IW R5 R"
1308 0 F CHjC H5 O H CHjCOOH
1309 0 CI CHjCgHs O H CHzCOOH
1310 0 NC O H CHjCOOH
1311 0 H0C(0) HOC(O) CHjCeHs O H CHjCOOH
1312 0 CH30C(0) CH30C(0) CHjCeHs 0 H CHjCOOH
1313 0 (CH^NO (CHj)2NC0 CHjCeH5 O H CHjCOOH
1314 0 HO C,HS CH2CeH5 O H CHjCOOH
1315 0 CH3 CHjCgH5 O H CHjCOOH
1316 0 ceHs O H CHjCOOH
1317 0 CHjCH C8H5 O H CHjCOOH
1318 0 シクロへキシル C„HS CHjCgHj O H CHjCOOH
1319 0 シクロペンチレ CHjCgHs O H CHjCOOH
1320 0 シクロプチレ O H Cf^COOH
1321 0 CEH5 CHJCJHJ O H CH2COOH
1322 0 0H30C(O) CHjCgHs O H CHjCOOH
1323 0 CH3S Π2 M5 O H CHFCOOH
1324 0 CHgSiO)
O H CHjCOOH
1325 0 CH3S(0)2 CeH5 CHjCeH5 O H CHjCOOH
1326 0 H2N CaHs CHjCgHs O H CHjCOOH
1327 0 CH3CONH C.H5 O H CHjCOOH
1328 0 2 エニル CeH5 0 H CHjCOOH
1329 0 C
eH
5 HO ΟΗ
2Ο
βΗ
5 0 H CHFCOOH
1331 0 CeH5 HO CHjC8H5 0 H CH(OH)COOH
1332 0 C.H5 HO CH2CgHs 0 H O OChyCOOH
1333 0 HO CH2CeH5 0 H CH(CH;,)COOH 334 0 。βΗ5 HO CH2CeH5 0 H CH(CeHs)COOH
1335 0 CeH5 HO 0 H C(CH3)2COOH
1336 0 CeHs HO CHjCgHs 0 H CiCjHjcOOH
1337 0 CeH5 HO CH2CeHs 0 H CCCaH^COOH
1338 0 CeH5 HO GHj eH5 0 H C(C4He)COOH
1339 0 CeH5 HO CHjCgHj 0 H C(C5Ht0)COOH
1340 0 GeHs HO 0 H COCOOH
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【表 4 0】
No. η R1-Y- R2 R3 R4 R5 R6
3001 0 4-CH3CH(CH3)C6H40- COOH H H
3002 0 4-CH3CH(CH3)C6H40- COOH CH3 CH3
3003 1 4-CH3CH(CH3)C6H40- COOH H H
3004 1 4-CH3CH(CH3)C6H40- COOH CH3 CH3
3005 2 4-CH3CH(CH3)C6H40- COOH H H
3006 2 4-CH3CH(CH3)C6H40- COOH CH3 CH3
3007 0 2,3-ジヒドロ-
COOH H H
1H-インデン -ィロキシ
3009 0 2,3-ジヒドロ- COCH2CH2CH(CH3), COOH H CH3 CH3
1H-インデン ·5-イロキシ
3011 (CH3)2CHOC(0)- COCH2CH2CH(CH3)2 COOH H H H 3012 (CH3)2CHOC(0)- COCH2CH2CH(CH3)2 COOH H CH3 CH3 3013 (CH3)2CHC(0)0- COCH2CH2CH(CH3)2 COOH H H H 3014 (CH3)2CHC(0)0- COCH2CH2CH(CH3)2 COOH H CH3 CH3 3015 (CH3)2CHNHC(0)- COCH2CH2CH(CH3)2 COOH H H H 3016 (CH3)2CHNHCiO)- COCH2CH2CH(CH3)2 COOH H CH, CH,
【表 4 1 】
No. n R1c R1d R2 R3 R4 R5 R6
3017 0 (CH3)2CH H COC6H5 COOH H H H
3018 0 (CH3)2CH H COC6H5 COOH H CH3 CH3
3019 0 H COC6H5 COOH H H H
3020 0 H COC6H5 COOH H CH3 CH3
3021 0 (CH3)2CHCH2CH2 H COC6H5 COOH H H H
3022 0 (CH3)2CHCH2CH2 H COC.H, COOH H CH, CH,
3023 0 CH3CH H COC6H5 COOH H H H
3024 0 H COC6H5 COOH H CH3 CH3
3025 0 H COCH2CH2CH(CH3)2 COOH H H H
3026 0 H COCH2CH2CH(CH3)2 COOH H CH3 CH3
3027 0 H COCH2CH2CH(CH3)2 COOH H H H
3028 0 H COCH2CH2CH(CH3)2 COOH H CH3 CH3
3029 0 H COCH2CH2CH(CH3)2 COOH H H H
3030 0 H COCH2CH2CH(CH3)2 COOH H CH3 CH3
3031 0 H COCH2CH2CH(CH3)2 COOH H H H
3032 0
H COCH
2CH
2CH(CH
3)
2 COOH H CH
3 CH
3
3033 0 (CH3)2CHCH2 H COCH2CH2CH2CH3 COOH H H H
3034 0 (CH3)2CHCH2 H COCH2CH2CH2CH3 COOH H CH3 CH3
3035 0 H COCH2CH2C5H9 COOH H H H
3036 0 H COCH2CH2C5H9 COOH H CH3 CH3
3037 1 (CH3)2CHCH2 H COCH2CH2CH(CH3)2 COOH H H H
3038 1 ri^CHCH H COCH2CH2CH(CH3)2 COOH H CH3 CH3
3039 2 H COCH2CH2CH(CH3)2 COOH H H H
3040 2 (CH3)2CHCH2 H COCH2CH2CH(CH3)2 COOH H CH3 CH3
:
»】42
【表 4 3 】
No. n R1 h R1 3 k
2031 0 4-CH3CH(CH3 )C6H4CO- CH2CH2CH2CH2CH2COOH OH 1
2032 0 4-CH3CH(CH3 C6H4CO- CH2COOCH3 OH 1
2033 0 4-CH3CH(CH3 C6H4CO- CH2COOC2H5
o o OH 1
2034 0 4-CH3CH(CH3 €6H4CO- CH2COO-n-C3H7 OH 1
2035 0 4-CH3CH(CH3 €6H4CO- CH2COO-i-C3Hr OH 1
2036 0 4-CH3CH(CH3 C6H4CO- CH2COOC6H5 OH 1
2037 0 )C6H4CO- CH2COOCH2C6H5 OH 1
2038 0 )C6H4CO- CH2CONH2 OH 1
2039 0 4-CH3CH(CH3 |C6H4CO- CH2C0NH0H OH 1
2040 0 4-CH3CH(CH3 C6H4CO- CH2CONHCH3 OH 1
2041 0 4-CH3CH(CH3 C6H4CO- CH2CONHC2H5 OH 1
2042 0 4-CH3CH(CH3 )C6H4CO- CH2CONH-n-C3H7 OH 1
2043 0 4-Cn3Or1( n3 |C6H4CO- CH2CONH-i-C3H7 OH 1
2044 0 4-GH3し H(し! "I3 C6H4CO- CH2CON(CH3)2 OH 1
2045 0 4-Cn3Cn(Cn3 C6H4CO- CH2CON(n-C3H7)2 OH 1
2046 0 4-CH3CH(CH3 C6H4CO- CH2CON(C2H5)2 OH 1
2047 0 4-Crl3Cn(CH3 C6H4CO- CH2CONHC6H5 OH 1
2048 0 4-CH3CH(CH3 C6H4CO- CH2CH2COOCH3 OH 1
2049 0 4-CH3CH(CH3 C6H4CO- CH2CH2COOCH2C6H5 OH 1
2050 0 4-CH3CH(CH3 C6H4CO- CH(CH3)COOH OH 1
2051 0 4-CH3CH(CH3 C6H4CO- CH(CH20H)C00H OH 1
2052 0 4-CH3CH(CH3 €6H4CO- CH(CH2C00H)C00H OH 1
2053 0 4-CH3CH(CH3 C6H4CO- CH(CH2CONH2)COOH OH 1
2054 0 4-CH3CH(CH3 C6H4CO- CH(CH2CH2COOH)COOH OH 1
2055 0 4-CH3CH(CH3 C6H4CO- CH(CH2CH2CONH2)COOH OH 1
2056 0 4-CH3CH(CH3 C6H4CO- CH(4-イミダゾリルメチル) COOH OH 1
2057 0 4-CH3CH(CH3 C6H4CO- CH(CH(C2H5)CH3)COOH OH 1
2058 0 4-CH3CH(CH3 C6H4CO- CH(CH2CH(CH3)CH3)COOH OH 1
2059 0 4-CH3CH(CH3 |C6H4CO- CH(CH2CH2SCH3)COOH OH 1
2060 0 4-CH3CH(CH3 )C6H4CO- CH(CH(OH)CH3)COOH OH 1
2061 0 4-CH3CH(CH3 C6H4CO- CH(CH2-{4-HO)C6H5)COOH OH 1
2062 0 4-CH3CH(CH3 )C6H4CO- CH(CH2C6H5)COOH OH 1
2063 0 4-CH3CH(CH3 )C6H4CO- CH(3-ィンドリルメチル) COOH OH 1
2064 0 4-CH3CH(CH3 )C6H4CO- CH(i-C3H7)COOH OH 1
2065 0 4-CH3CH(CH3 )C6H4CO- CH2CN OH 1
2066 0 4-CH3CH(CH3 €6H4CO- CH2N02 OH 1
2067 0 4-CH3CH(CH3 )C6H4CO- CH2COCH3 OH 1
2068 0 4-CH3CH(CH3 )C6H4CO- CH2C(OCH3)2CH3 OH 1
【表 4 4】
No. η R1 h R2 R1 " 寸 o 0
00
2086 ο 4-CH3CH(CH3 シゥ口ブ千 レ OH 1
2087 ο 4-CH3CH(CH3 ICRHXO- シク口ペンチノレ OH 1
2088 ο 4-CH3CH(CH3 ' CwigtHi O- シク口へキシソレ OH 1
2089 0 4-CH3CH(CH3 |C6H4CO- OH 1
2090 0 4-CH3CH(CH3 |C6H4CO- Crl2CH2C6H OH 1
2091 0 )C6H4CO- CH2C6H OH 1
2092 0 |C6H4CO- CH(CH3)C6H5 OH 1
2093 0 4-CH3CH(CH3 |C6H4CO- 2-チェニルメチル OH 1
2094 0 4-CH3CH(CH3 )C6H4CO- 2-フルプリル OH 1
2095 0 4-CH3CH(CH3 )C6H4CO- 2-ビラニルメチル OH 1
2096 0 4-CH3CH(CH3 )C6H4CO- ソベンゾフリルメチル OH 1
2097 0 4-CH3CH(CH3 )C6H4CO- 2-ピロリルメチル OH
2098 0 4-CH3CH(CH3 )C6H4CO- 1-ィミダゾリルメチル OH
2099 0 4-CH3CH(CH3 )C6H4CO- 1-ビラゾリルメチル OH
2100 0 4-CH3CH{CH3 )C6H4CO- 3-ィソチアゾリルメチル OH
2101 0 4-CH3CH(CH3 )C6H4CO- 3イソキサゾリルメチル OH
2102 0 4-CH3CH(CH3 )C6H4CO- 2-ピリジルメチル OH
2103 0 4-CH3CH(CH3 )C6H4CO- 2-ビラジニルメチル OH
2104 0 4-CH3CH(CH3 )C6H4CO- 2-ピリミジニルメチル OH
2105 0 4-CH3CH(CH3 )C6H4CO- 3-ピリダジニルメチル OH
2106 0 4-CH3CH(CH3 )C6H4CO- 1イソインドリルメチル OH
【表 4 5 】
No. n R1 h R2 R1 3 k
2107 0 4-CH3CH(CH3 C6H4CO- 2 -インドリルメチル OH 1
2108 0 4-CH3CH(CH3 C6H4CO- 3 -(1 H-インダゾリル)メチル OH 1
2109 0 4-CH3CH(CH3 C6H4CO- 2 -プリニルメチル OH 1
2110 0 4-CH3CH(CH3 C6H4CO- 1 -ィソキノリルメチル OH 1
2111 0 4-CH3CH(CH3 C6H4CO- 2-キノリルメチル OH 1
2112 0 4-CH3CH(CH3 C6H4CO- 1 -フタラジニルメチル OH 1
2113 0 4-CH3CH(CH3 C6H4CO- 2-ナフチリジニルメチル OH 1
2114 0 4-CH3CH(CH3 C6H4CO- 2-キノキサリニルメチル OH 1
2115 0 4-CH3CH(CH3 |C6H4CO- 2-キナゾリニルメチル OH 1
2116 0 4-CH3CH(CH3 |C6H4CO- 3-シノリニルメチル OH 1
2117 0 4-CH3CH(CH3 |C6H4CO- 2-ォキサゾリルメチル OH 1
2118 0 4-CH3CH(CH3 |C6H4CO- 2-チアゾリルメチル OH 1
2119 0 4-CH3CH(CH3 |C6H4CO- 2-ベンゾ [b]フリルメチル OH 1
2120 0 4-CH3CH(CH3 |C6H4CO- 2-ベンゾ [b]チェニルメチル OH 1
2121 0 4-CH3CH(CH3 |C6H4CO- 3 1 , 2,4-トリアジニル)メチル OH 1
2122 0 4-CH3CH(CH3 |C6H4CO- 2-ベンズ [d】イミダゾリルメチル OH 1
2123 0 4-CH3CH(CH3 |C6H4CO- 2 -ベンズ [d]ォキサゾリルメチル OH 1
2124 0 4-CH3CH(CH3 |C6H4CO- フエニル OH 1
2125 0 4-CH3CH(CH3 >C6H4CO- 2-ナフチル OH 1
2126 0 4-CH3CH(CH3 |C6H4CO- 2-チアゾリル OH 1
2127 0 4-CH3CH(CH3 )C6H4CO- 4一イミダゾリル OH 1
2128 0 4-CH3CH(CH3 >C6H4CO- 3-ピラゾリル OH 1
2129 0 4-CH3CH(CH3 )C6H4CO- 3-イソキサゾリル OH 1
2130 0 4-CH3CH(CH3 )C6H4CO- 5-ィソチアゾリル OH 1
2131 0 4-CH3CH(CH3 )C6H4CO- 2-ピリミジニル OH 1
2132 0 4-CH3CH(CH3 )C6H4CO- 3 ,2,4-トリァゾリル) OH 1
2133 0 4-CH3CH(CH3 )C6H4CO- 2-ピリジル OH 1
2134 0 4-CH3CH(CH3 )C6H4CO- 2-ベンゾキサゾリル OH 1
2135 0 4-CH,CH(CH3 )C6H4CO- 3-ベンゾチェ二ル OH 1
2136 o 4-CH3CH(CH3 )C6H4CO- 2-ベ、ノゾっ uル OH 1
2137 0 4-CH3CH(CH3 )C6H4CO- 5-ィンドリル OH 1
2138 0 4-CH3CH(CH3 )C6H4CO- 2-ビラジニル OH 1
2139 0 4-CH3CH(CH3 )C6H4CO- 3-キノリル OH 1
2140 0 4-CH3CH(CH3 )C6H4CO- 5-テトラゾリル OH 1
2141 0 4-CH3CH(CH3 )C6H4CO- CH2CONHCH2C6H5 OH 1
2142 0 FCH2 CH2CH,COOCH2C6H5 OH 1
2143 0 HOCH2 CH2CH2COOCH2C6Hs OH 1
2144 0 HOCH2CH2 CH,CH2COOCH2CeH5 OH 1
2145 0 HOCH2CH2CH2 CH2CH?COOCH2C6H5 OH 1
2146 0 HOCH2CH2CH2CH2 CH2CH2COOCH2C6H5 OH 1
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7Γ
* 46
【表 4 7】
No. n R1 h R2 R1
2180 0 CH3OCH2 CH2CH,COOCH2C6H5 OH
2181 0 CH3OCH2CH2 CH2CH2COOCH2C6H5 OH
2182 0 CH3OCH2CH2CH2 CH2CH2COOCH2C6H5 OH
2183 0 CH3SCH2 CH2CH2COOCH2C6H5 OH
2184 0 CH3SCH2CH2 CH2CH2COOCH2C6H5 OH
2185 0 CH3SCH2CH2CH2 CH2CH2COOCH2C6H5 OH
2186 0 C6H5CH2 CH2CH2COOCH2C6H5 OH
2187 0 C6H5CH2CH2 CH2CH2COOCH2C6H5 OH
2188 0 CeHnCHz CH2CH2COOCH2C6H6 OH
2189 0 2-チェニルメチル CH2CH2COOCH2C6H5 OH
2190 0 2-フルフリル CH2CH2COOCH2C6H5 OH 2191 0 2-ビラニルメチル CH2CH2COOCH2C6H5 OH
2192 0 1-イソべンゾフリルメチル CH2CH2COOCH2C6H5 OH
2193 0 2-ピロリルメチル CH2CH2COOCH2C6H5 OH
2194 0 1-イミダゾリルメチル CH2CH2COOCH2C6H5 OH
2195 0 1 -ピラゾリルメチル CH2CH2COOCH2C6H5 OH
2196 0 3-イソチアゾリルメチル CH2CH2COOCH2C6H5 OH
2197 0 3-イソキサゾリルメチル CH2CH2COOCH2C6H5 OH
2198 0 2-ピリジルメチル CH2CH2COOCH2C6H5 OH
2199 0 2-ビラジニルメチル CH2CH2COOCH2C6H5 OH
2200 0 2-ピリミジニルメチル CH2CH2COOCH2C6H5 OH 2201 0 3-ピリダジニルメチル CH2CH2COOCH2C6H5 OH
2202 0 1-イソインドリルメチル CH2CH2COOCH2C6H5 OH
2203 0 2 -インドリルメチル CH2CH2COOCH2C6H5 OH
2204 0 3 -(1H-インダゾリル)メチル CH2CH2COOCH2C6H5 OH
2205 0 2 -プリニルメチル CH2CH2COOCH2C6H5 OH
2206 0 1-イソキノリルメチル CH2CH2COOCH2C6H5 OH
2207 0 24ノリルメチル CH2CH2COOCH2C6H5 OH
2208 0 1 -フタラジニルメチル CH2CH2COOCH2C6H5 OH
2209 0 2-ナフチリジニルメチル CH2CH2COOCH2C6H5 OH
2210 0 2 ノキサリニルメチル CH2CH2COOCH2C6H5 OH 2211 0 2- ·ナゾリニルメチル CH2CH2COOCH2C6H5 OH
2212 0 3-シノリニルメチル CH2CH2COOCH2C6H5 OH
2213 0 2-ォキサゾリルメチル CH2CH2COOCH2C6H5 OH
2214 0 2-チアゾリルメチル CH2CH2COOCH2C6H5 OH
【表 4 8】
No. n R1 h R2 R1
2215 0 2-ベンゾ [b】フリルメチル CH2CH2COOCH2C6H5 OH 1
2216 0 2-ベンゾ [b】チェニルメチル CH2CH2COOCH2C6H5 OH 1
2217 0 3ィ1,2,4-トリアジニル)メチル CH2CH2COOCH2C6H5 OH 1
2218 0 2-ベンズ【 ィミダゾリルメチル CH2CH2COOCH2C6H5 OH 1
2219 0 2 -ベンズ [d】ォキサゾリルメチル CH2CH2COOCH2C6H5 OH 1
2220 0 C6H5CO CH2CH2COOCH2C6H5 OH 1 2221 0 CH3CO CH2CH2COOCH2C6H5 OH 1
2222 0 CH3CH2CO CH2CH2COOCH2C6H5 OH 1
2223 0 CH,CH2CH2CO CH2CH2COOCH2C6H5 OH 1
2224 0 CH3CH2CH2CH2CO CH2CH2COOCH2C6H5 OH 1
2225 0 CH3CH2CH2CH,CH2CO CH2CH2COOCH2C6H5 OH 1
2226 0 CH3CH(CH3)CO CH2CH2COOCH2C6H5 OH 1
2227 0 CH3CH2CH(CH3)CO CH2CH2COOCH2C6H5 OH 1
2228 0 C6H5CH2CO CH2CH2COOCH2C6H5 OH 1
2229 0 H2NCH(CH2OH)CO CH2CH2COOCH2C6H5 OH 1
2230 0 H2NCH{CH2COOH)CO CH2CH2COOCH2C6H5 OH 1 2231 0 H2NCH{CH2CONH2)CO CH2CH2COOCH2C6H5 OH 1
2232 0 H2NCH(CH2CH2COOH)CO CH2CH2COOCH2C6H5 OH 1
2233 0 H2NCH(CH2CH2CONH2)CO CH2CH2COOCH2C6H5 OH 1
2234 0 H2NCH(4-ィミダゾリルメチル) CO CH2CH2COOCH2C6H5 OH 1
2235 0 H,NCH(CH(C2H5)CH3)CO CH2CH2COOCH2C6H5 OH 1
2236 0 H2NCH(CH2CH(CH3)CH3)CO CH2CH2COOCH2C6H5 OH 1
2237 0 H2NCH(CH2CH2SCH3)CO CH2CH2COOCH2C6H5 OH 1
2238 0 H2NCH(CH(OH)CH3)CO CH2CH2COOCH2C6H5 OH 1
2239 0 H2NCH(CH2-(4-HO)C6H5)CO CH2CH2COOCH2C6H5 OH 1
2240 0 H2NCH(CH2C6H5)CO CH2CH2COOCH2C6H5 OH 1
2241 0 H2NCH(3-ィンドリルメチル) CO CH2CH2COOCH2C6H5 OH 1
2242 0 2-チェニルメチルカルボニル CH2CH2COOCH2C6H5 OH 1
2243 0 2-フルフリルカルボニル CH2CH2COOCH2C6H5 OH 1
2244 0 2-ピリジルメチルカルボニル CH2CH2COOCH2C6H5 OH 1
2245 0 2 ノリルメチルカルボニル CH2CH2COOCH2C6H5 OH 1
2246 0 2-ベンゾチェニルメチルカルボニル CH2CH2COOCH2C6H5 OH 1
2247 0 2-ナフチリジニルメチルカルボニル CH2CH2COOCH2C6H5 OH 1
2248 0 2-チアゾリルメチルカルボニル CH2CH2COOCH2C6H5 OH 1
2249 0 2-ピリミジニルメチルカルボニル CH2CH2COOCH2C6H5 OH 1
2250 0 2-ベンズォキサゾィルメチルカルボニル CH2CH2COOCH2C6H5 OH 1 2251 0 2-インドリルメチルカルボニル CH2CH2COOCH2C6H5 OH 1
2252 0 2-チアゾリルカルボニル CH2CH2COOCH2C6H5 OH 1
2253 0 2-ピリミジニルカルボニル CH2CH2COOCH2C6H5 OH 1
2254 0 2-ィンドリルカルボニル CH2CH2COOCH2C6H5 OH 1
» 0
【表 5 1 1
No. n R1 h R2 R ' 3 k
また、 一般式 [ 1 ] の化合物またはその塩において、 異性体 (たと えば、 光学異性体、 幾何異性体および互変異性体など) が存在する場 合、 本発明は、 それらの異性体を包含し、 また、 溶媒和物、 水和物お よび種々の形状の結晶を包含するものである。
次に、 本発明化合物の製造法について説明する。
本発明化合物は、 たとえば、 次に示す製造法 1および 2に従って合成 することができる。
【製造法 1】 1) R NH2 [3]
またはアンモニゥム塩
【
「式中、 R2、 R3、 R4、 R5、 R6および Aは、 前記したと同様の意 味を有し : R2 aは、 置換されていてもよいァシルまたはスルホニル基 を ; R'は、 置換されていてもよいアルキルまたはァリ一ル基を : R' ' は、 tert-ブチル基またはトリクロ口ェチル基を ; R 8および R 9は、
同一または異なって、 水素原子、 置換されていてもよいアルキル、 ァ リールまたは複素環式基を : R 1 Qは、 置換されていてもよいアミノ基 を ; n 'は、 1または 2を ; Zは、 ハロゲン原子、 アルキルスルホニル ォキシ基、 ァリールスルホニルォキシ基を示す。」
[製造法 1 ]
次に、 本発明化合物の製造法について説明する。
本発明化合物は、自体公知の方法を組合せることにより製造されるが、 たとえば、 次に示す製造法によって合成することができる。
一般式 [ 1 a ] の化合物は、 たとえば、 薬学雑誌、 第 91卷、 第 3号、 第 363〜383頁 (1971年) 記載の方法などにより得ることができる。 具 体的には、 脱水剤および Zまたは触媒の存在下または不存在下に一般 式 [ 2 ] の化合物を一般式 [ 3 ] で表されるアミン類またはアンモニ ゥム塩、 および一般式 [ 4 ] の化合物と反応させ、 脱水閉環させるこ とにより得ることができる。
この反応に用いられるアミン類と しては、 メチルァミン、 ベンジル ァミン、 ァニリンおよびフエネチルァミンなどの一級ァミン、 口イシ ン、 ァスパラギン、 ァスパラギン酸および J3-ァラニンなどのアミノ酸 などが挙げられる。 また、 アンモニゥム塩と しては、 炭酸アンモニゥ ムおよび硫酸アンモニゥムなどが挙げられる。 一般式 [ 3 ] で表され るァミン類またはアンモニゥム塩の使用量は、 一般式 [ 2 ] の化合物 に対して 1〜10倍モル、 好ましくは、 1〜2倍モルであればよい。 また、 一般式 [ 4 ] の化合物の使用量は、 一般式 [ 2 ] の化合物に対して 1〜 10倍モル、 好ましくは、 1〜2倍モルであればよい。 また、 所望に応じ て用いられる脱水剤と しては、 たとえば、 ゼオラム、 モルキユラーシ —ブ、 塩化カルシウム、 硫酸マグネシウムおよび五酸化二リンなどが 挙げられ、 その使用量は、 一般式 [ 2 ] の化合物に対して 1〜10倍 (w/w) 好ましくは、 1〜2倍 (w/w) であればよい。 また、 所望に応じて用いら れる触媒としては、 パラ トルエンスルホン酸、 ベンゼンスルホン酸、 塩酸および硫酸などが挙げられ、 その使用量は、 一般式 [ 2 ] の化合
物に対して 0. 001〜3倍モル、 好ましくは、 0. 01〜0· 1倍モルであればよ レ、 = この反応で使用される溶媒と しては、 反応に悪影響を及ぼさない ものであれば特に限定されないが、 たとえば、 ベンゼン、 トルエンお よびキシレンなどの芳香族炭化水素類 ; ジォキサン、 テ トラヒ ドロフ ラン、 ァニソール、 ジエチレングリ コ一ルジェチルェ一テルおよびジ メチルセ口ソルブなどのエーテル類 ; 酢酸メチルおよび酢酸ェチルな どのエステル類 ; ァセ トニ ト リルなどの二 トリル類 ; メチルアルコー ル、 ェチノレアルコールおよびィ ソプロピルァノレコールなどのアルコ一 ル類 ; N , N—ジメチルホルムァミ ドおよび N, N—ジメチルァセ トァ ミ ドなどのアミ ド類 ; クロ口ホルムおよび塩化メチレンなどのハロゲ ン化炭化水素類 ; 並びにジメチルスルホキシドなどのスルホキシド類 などが挙げられ、 これらの溶媒を一種または二種以上混合して使用し てもよレ、。 この反応は、 通常、 0〜150°C、 好ましくは、 25〜120。Cで、 30分間〜 24時間実施すればよい。
一般式 [ l b ] の化合物は、 たとえば、 薬学雑誌、 第 91卷、 第 3号、 第 363〜383頁 (1971年) 記載の方法などにより得ることができる。 具 体的には、 脱水剤およびノまたは触媒の存在下または不存在下に一般 式 [ 2 ] の化合物を一般式 [ 3 ] で表されるアミン類またはアンモニ ゥム塩、 およびシンセティ ック ' コミュニケーションズ (SYNTHETIC COMMUNICATIONS)、 第 21巻、 第 2号、 第 249〜263頁 (1991年) 記載の方 法などにより合成される一般式 [ 5 ] で表される化合物を反応させ、 脱水閉環させることにより得ることができる。 この反応に用いられる アミン類と しては、 メチルァミン、 ベンジルァミン、 ァニリンおよび フエネチルァミンなどの一級ァミン、 ロイシン、 ァスパラギン、 ァス パラギン酸および -ァラニンなどのァミノ酸などが挙げられる。また、 アンモニゥム塩としては、 炭酸アンモニゥムおよび硫酸アンモニゥム などが挙げられる。 一般式 [ 3 ] で表されるアミン類またはアンモニ ゥム塩の使用量は、 一般式 [ 2 ] の化合物に対して 1〜10倍モル、 好ま しくは、 1〜2倍モルであればよい。 また、 一般式 [ 5 ] の化合物の使
用量は、 一般式 [ 2 ] の化合物に対して 1〜10倍モル、 好ましくは、 1 〜2倍モルであればょレ、 = また、 脱水剤と しては、 たとえば、 ゼオラム、 モルキユラーシーブ、 塩化カルシウム、 硫酸マグネシウムおよび五酸 化二リンなどが挙げられ、 その使用量は、 一般式 [ 2 ] の化合物に対 して 1〜10倍 (w/w)、 好ましくは、 1〜2倍 (w/w) であればよレ、。 また、 所望に応じて用いられる触媒と しては、 たとえば、 パラ トルエンスル ホン酸、 ベンゼンスルホン酸、 塩酸および硫酸などが挙げられ、 その 使用量は、 一般式 [ 2 ] の化合物に対して 0. 001〜3倍モル、 好ましく は、 0. 01〜0. 1倍モルであればよい。 この反応で使用される溶媒として は、 反応に悪影響を及ぼさないものであれば特に限定されないが、 た とえば、 ベンゼン、 トルエンおよびキシレンなどの芳香族炭化水素類 ; ジォキサン、 テ トラヒ ドロフラン、 ァニソール、 ジエチレングリ コー ノレジェチルェ一テルおよびジメチノレセロ ソルブなどのエーテル類 ; 酢 酸メチルおよび酢酸ェチルなどのエステル類 ; ァセ トニ トリルなどの 二 ト リル類 ; メチルアルコール、 エチルアルコールおよびイソプロ ピ ルアルコールなどのアルコール類 ; N , N—ジメチルホルムアミ ドおよ び N , N—ジメチルァセ トアミ ドなどのアミ ド類 ; クロ口ホルムおよび 塩化メチレンなどのハロゲン化炭化水素類 ; 並びにジメチルスルホキ シドなどのスルホキシド類などが挙げられ、 これらの溶媒を一種また は二種以上混合して使用してもよい。 この反応は、 通常、 0〜150°C、 好ましくは、 25〜120°Cで、 30分間〜 24時間実施すればよい。
一般式 [ 1 c ] の化合物は、 たとえば、 薬学雑誌、 第 91号、 第 3号、 第 363〜383頁 (1971年) 記載の方法などにより得ることができる。 具 体的には、 脱水剤および Zまたは触媒の存在下または不存在下に一般 式 [ 2 ] の化合物に一般式 [ 3 ] で表されるアミン類またはアンモニ ゥム塩、 およびメルカプト酢酸を反応させ、 脱水閉環させることによ り得ることができる。 この反応に用いられるアミン類と しては、 メチ ルァミ ン、 ベンジルァ ミ ン、 ァニリ ンおよびフエネチルァミ ンなどの 一級ァミン、 ロイシン、 ァスパラギン、 ァスパラギン酸および ι3 -ァラ
ニンなどのアミノ酸などが挙げられる。 また、 アンモニゥム塩と して は、 炭酸アンモニゥムおよび硫酸アンモニゥムなどが挙げられる。 一 般式 [ 3 ] で表されるアミン類またはアンモニム塩の使用量は、 一般 式 [ 2 ] の化合物に対して 1〜10倍モル、 好ましくは、 1〜2倍モルであ ればよい。 また、 メルカプト酢酸の使用量は、 一般式 [ 2 ] の化合物 に対して 1〜10倍モル、 好ましくは、 1〜2倍モルであればよレ、。 また、 所望に応じて用いられる脱水剤と しては、 ゼオラム、 モルキユラ一シ —ブ、 塩化カルシウム、 硫酸マグネシウムおよび五酸化二リンなどが 挙げられ、 その使用量は、 一般式 [ 2 ] の化合物に対して 1〜 10倍 (w/w)、 好ましくは、 1〜2倍 (w/w) であればよい。 また、 所望に応じて用いら れる触媒と しては、 たとえば、 パラ トルエンスルホン酸、 ベンゼンス ルホン酸、塩酸および硫酸などが挙げられ、 その使用量は、 一般式 [ 2 ] の化合物に対して 0.001〜3倍モル、 好ましくは、 0· 01〜0.1倍モルであ ればよい。 この反応で使用される溶媒と しては、 反応に悪影響を及ぼ さないものであれば特に限定されないが、 たとえば、 ベンゼン、 トル ェンおよびキシレンなどの芳香族炭化水素類 : ジォキサン、 テ トラヒ ドロフラン、 ァニソ一ノレ、 ジエチレングリ コ一ノレジェチルエーテルお よびジメチルセ口ソルブなどのエーテル類 ; 酢酸メチルおよび酢酸ェ チルなどのエステル類 ; ァセ トニ トリルなどの二 トリル類 ; メチルァ ルコ一ル、 エチルアルコールおよびイ ソプロ ピルアルコールなどのァ ルコ一ル類; N, N—ジメチルホルムァミ ドおよび N, N—ジメチルァ セ トアミ ドなどのアミ ド類 ; クロ口ホルムおよび塩化メチレンなどの ハロゲン化炭化水素類 ; 並びにジメチルスルホキシドなどのスルホキ シド類などが挙げられ、 これらの溶媒を一種または二種以上混合して 使用してもよい。 この反応は、 通常、 0〜150°C、 好ましくは、 25〜120。C で、 30分間〜 24時間実施すればよい。 また、 この反応は、 不活性気体 (たとえば、 アルゴン、 窒素) 雰囲気下で行うこともできる。
一般式 [ l b ] の化合物は、 たとえば、 塩基の存在下に一般式 [ 1 c ] の化合物に一般式 [ 6 ] の化合物を反応させることにより得るこ
とができる。 この反応に用いられる塩基と しては、 たとえば、 n—プチ ルリチウム、 フエニルリチウムおよびリチウムジイ ソプロピルアミ ド などの有機リチウム : ナ ト リ ウムメ トキシド、 ナ トリ ウムエ トキシド およびカリ ゥム tert—ブ トキシドなどのアルカリ金属アルコキシド ; 水素化ナトリ ゥムおよび水素化力リ ゥムなどのアル力リ金属水素化 物 ; 炭酸力リ ゥムおよび炭酸ナトリ ウムなどのアルカリ金属炭酸塩 ; 並びに水酸化ナトリ ゥムおよび水酸化力リ ゥムなどの水酸化アル力リ などが挙げられる。 塩基の使用量は、 一般式 [ 1 c ] の化合物に対し て 1〜5倍モルであればよい。 また、 一般式 [ 6 ] の化合物の使用量は、 一般式 [ 1 c ] の化合物に対して 1〜10倍モル、 好ましくは、 1〜2倍モ ルであればよい。 この反応で使用される溶媒と しては、 反応に悪影響 を及ぼさないものであれば特に限定されないが、 たとえば、 ベンゼン、 トルエンおよびキシレンなどの芳香族炭化水素類 ; ジォキサン、 テ ト ラヒ ドロフラン、 ァニソ一ル、 ジエチレングリ コールジェチルェ一テ ルおよぴジメチルセ口ソルブなどのエーテル類 ; ァセ トニ トリルなど の二 トリル類 ; N , N—ジメチルホルムアミ ドおよび N , N—ジメチル ァセ トアミ ドなどのアミ ド類 ; クロ口ホルムおよぴ塩化メチレンなど のハロゲン化炭化水素類 ; 並びにジメチルスルホキシドなどのスルホ キシド類などが挙げられ、 これらの溶媒を一種または二種以上混合し て使用してもよレ、。 この反応は、 通常、 - 78〜150°C、 好ましくは、 -50 〜120°Cで、 30分間〜 24時間実施すればよい。 また、 この反応は、 不活 性気体 (たとえば、 アルゴン、 窒素) 雰囲気下で行うこともできる。 一般式 [ I d ] の化合物は、 酸または塩基の存在下または不存在下 に一般式 [ 1 c ] の化合物を一般式 [ 7 ] で表されるアルデヒ ド類お よびケ トン類と反応させることにより得ることができる。
この反応で所望に応じて用いられる酸と しては、 たとえば、 バラ ト ルエンスルホン酸、 ベンゼンスルホン酸、 塩酸および硫酸などが挙げ られ、 その使用量は、 一般式 [ 1 c ] の化合物に対して 1〜10倍モルで あればよレ、。 また、 所望に応じて用いられる塩基と しては、 たとえば、
n—ブチルリチウム、 フエニルリチウムおよびリチウムジイソァロピル アミ ドなどの有機リチウム : ナト リ ウムメ トキシ ド、 ナトリ ウムエ ト キシドおよび力リ ゥム tert—ブトキシドなどのアル力リ金属アルコキ シド : 水素化ナトリ ゥムおよび水素化力リ ゥムなどのアル力リ金属水 素化物 : 炭酸力リ ゥムおよび炭酸ナトリ ウムなどのアル力リ金属炭酸 塩 ; 並びに水酸化ナト リ ゥムおよび水酸化力リ ゥムなどの水酸化アル カリなどが挙げられる。 塩基の使用量は、 一般式 [ 1 c ] の化合物に 対して 1〜10倍モルであればよい。 また、 一般式 [ 7 ] の化合物の使用 量は、 一般式 [ l c ] の化合物に対して 1〜10倍モル、 好ましくは、 1 〜2倍モルであればよい。 この反応で使用される溶媒と しては、 反応に 悪影響を及ぼさないものであれば特に限定されないが、 たとえば、 ベ ンゼン、 トルエンおよびキシレンなどの芳香族炭化水素類 ; ジォキサ ン、 テ トラヒ ドロフラン、 ァニソ一 /レ、 ジェチレングリ コ一ルジェチ ルエーテルおよびジメチルセ口ソルブなどのエーテル類 ; ァセ トニ ト リルなどの二トリル類 ; N, N—ジメチルホルムァミ ドおよび N , N― ジメチルァセ トアミ ドなどのァミ ド類 ; クロ口ホルムおよび塩化メチ レンなどのハロゲン化炭化水素類 ; 並びにジメチルスルホキシドなど のスルホキシド類などが挙げられ、 これらの溶媒を一種または二種以 上混合して使用してもよい。 この反応は、 通常、 - 78〜150°C、 好まし くは、 -50〜120°Cで、 30分間〜 24時間実施すればよい。
一般式 [ l a ] の化合物は、 たとえば、 酸または塩基の存在下また は不存在下に一般式 [ l b ] の化合物を脱エステル化反応に付するこ とにより得ることができる。 この反応で所望に応じて用いられる酸と しては、 たとえば、 塩酸、 硫酸、 酢酸、 トリフルォロ酢酸およびパラ トルエンスルホン酸などが挙げられ、 その使用量は、 一般式 [ l b ] の化合物に対して 1〜50倍モル、 好ましくは、 10〜30倍モルであればよ い。 また、 所望に応じて用いられる塩基としては、 たとえば、 n—プチ ルリチウム、 フエニルリチウム、 リチウムジイ ソプロピルアミ ドなど の有機リチウム ; ナト リ ウムメ トキシド、 ナトリ ウムエ トキシドおよ
び力リ ウム tert—ブトキシドなどのアルカリ金属ァルコキシド : 水素 化ナトリ ゥムおよび水素化力リ ゥムなどのアル力リ金属水素化物 ; 炭 酸力リ ゥムおよび炭酸ナトリ ゥムなどのアル力リ金属炭酸塩 : 並びに 水酸化ナトリ ゥムおよび水酸化力リ ゥムなどの水酸化アル力リなどが 挙げられ、 その使用量は、 一般式 [ l b ] の化合物に対して 1〜50倍モ ル、 好ましくは、 10〜30倍モルであればよい。
この反応で使用される溶媒と しては、 反応に悪影響を及ぼさないもの であれば特に限定されないが、 たとえば、 ベンゼン、 トルエンおよび キシレンなどの芳香族炭化水素類;ジォキサン、 テ トラヒ ドロフラン、 ァニソ一ル、 ジエチレングリ コールジェチルェ一テルおよびジメチル セロソルブなどのエーテル類 ; ァセ トニ トリルなどの二 トリル類 ; N , N—ジメチルホルムアミ ドおよび N, N—ジメチルァセ トアミ ドなどの アミ ド類 ; クロ口ホルムおよび塩化メチレンなどのハロゲン化炭化水 素類; 酢酸; 水 ; 並びにジメチルスルホキシドなどのスルホキシド類 などが挙げられ、 これらの溶媒を一種または二種以上混合して使用し てもよい。 この反応は、 通常、 0〜150°C、 好ましくは、 25〜120°Cで、 30分間〜 24時間実施すればよい。
一般式 [ 1 e ] の化合物は、 たとえば、 一般式 [ l a ] の化合物を 酸化することにより得ることができる。 この反応に用いられる酸化剤 と しては、 たとえば、 過酢酸、 ト リフルォロ過酢酸、 過安息香酸およ び m—クロ口過安息香酸などの過酸 ;過酸化水素 ; クロム酸並びに過 マンガン酸力リ ゥムなどが挙げられる。 酸化剤の使用量は、 一般式 [ 1 a ] の化合物に対して 0. 5〜5倍モル、 好ましくは、 1〜3倍モルであれ ばよい。 この反応で使用される溶媒と しては、 反応に悪影響を及ぼさ ないものであれば特に限定されないが、 たとえば、 ベンゼン、 トルェ ンおよびキシレンなどの芳香族炭化水素類 ; ジォキサン、 テ トラヒ ド 口フラン、 ァニソール、 ジエチレングリ コールジェチルェ一テルおよ びジメチルセ口ソルブなどのエーテル類 ; メタノールおよぴェタノ一 ルなどのアルコール類 : 酢酸メチルおよび酢酸ェチルなどのエステル
類 : ァセ トニ ト リルなどの二 ト リル類 ; N , N—ジメチルホルムアミ ド および N, N—ジメチルァセ トアミ ドなどのァミ ド類 ; クロ口ホルムお よび塩化メチレンなどのハロゲン化炭化水素類 : 水 ; 並びにジメチル スルホキシドなどのスルホキシド類などが挙げられ、 これらの溶媒を 一種または二種以上混合して使用してもよい。 この反応は、 通常、 0°C から溶媒の還流温度、 好ましくは、 0〜30°Cで、 30分間〜 24時間実施す ればよい。
[製造法 2 ]
一般式 [ I f ] の化合物は、 たとえば、 特開昭 53— 44574号に記載の 方法などにより得ることができる。 具体的には、 塩基、 脱水剤および 触媒の存在下または不存在下、 一般式 [ 2 ] の化合物を一般式 [ 8 ] の化合物と反応させ、 脱水閉環させることにより得ることができる。 この反応に用いられる一般式 [ 8 ] の化合物と しては、 特に限定され ないが、 たとえば、 C末端が保護されていてもよい D—システィン、 L—システィン、 D—ぺニシラ ミ ンおょぴ L—ぺニシラミ ンもしく は これらの塩などが挙げられる。 一般式 [ 8 ] の化合物の使用量は、 一 般式 [ 2 ] の化合物に対して 0. 5〜10倍モル、 好ましくは、 1〜2倍モル であればよい。 また、 所望に応じて用いられる塩基と しては、 たとえ ば、 ジメチルァミノピリジン、 トリェチルァミンおよびピリジンなど の有機ァミン類 ; 並びに炭酸力リ ゥムおよび炭酸ナトリ ウムなどのァ ルカリ金属炭酸塩などが挙げられ、 その使用量は、 一般式 [ 2 ] の化 合物に対して 0. 5〜10倍モル、 好ましくは、 1〜2倍モルであればよい。 また、 所望に応じて用いられる脱水剤と しては、 ゼオラム、 モルキュ ラ一シ一ブ、 塩化カルシウム、 硫酸マグネシウムおよび五酸化二リン などが挙げられ、 その使用量は、 一般式 [ 2 ] の化合物に対して 1〜10 倍 /w)、 好ましくは、 1〜2倍 (w/w) であればよい。 また、 所望に応 じて用いられる触媒と しては、 パラ トルエンスルホン酸、 ベンゼンス ルホン酸、塩酸および硫酸などが挙げられ、 その使用量は、 一般式 [ 2 ] の化合物に対して 0, 001〜1倍モル、 好ましくは、 0. 01〜0· 1倍モルであ
g? ればよい。 この反応で使用される溶媒と しては、 反応に悪影響を及ぼ さないものであれば特に限定されないが、 たとえば、 ベンゼン、 トル ェンおよびキシレンなどの芳香族炭化水素類 ; ジォキサン、 テ トラヒ ドロフラン、 ァニソール、 ジエチレングリ コールジェチルエーテルお よびジメチルセ口ソルブなどのエーテル類 ; 酢酸メチルおよび酢酸ェ チルなどのエステル類 : ァセ トニトリルなどの二 トリル類 ; メチルァ ルコール、 エチルアルコールおよびィソプロピノレアルコールなどのァ ルコール類 ; N , N—ジメチルホルムアミ ドおよび N N—ジメチルァ セ トアミ ドなどのアミ ド類 ; クロ口ホルムおよび塩化メチレンなどの ハロゲン化炭化水素類 ; 水 ; 並びにジメチルスルホキシドなどのスル ホキシド類などが挙げられ、 これらの溶媒を一種または二種以上混合 して使用してもよい。 この反応は、 通常、 0 1 50 C、 好ましくは、 20 120°Cで、 30分間〜 24時間実施すればよい。
一般式 [ 1 g ] の化合物は、 たとえば、 塩基の存在下または不存在 下、 一般式 [ I f ] の化合物をァシル化またはスルホニル化反応に付 すことにより得ることができる。 この反応に用いられるァシル化剤と しては、 たとえば、 無水酢酸、 ァセチルクロライ ド、 ベンゾイルク口 ライ ド、 ピロールカルボニルクロライ ドおよびチアゾ一ルカルポニル クロライ ドなどが挙げられる。 また、 スルホニル化剤と しては、 メタ ンスルホニルクロライ ドおよびベンゼンスルホニルクロライ ドなどが 挙げられ、 これらの使用量は、 一般式 [ I f ] の化合物に対して 0. 5 10倍モル、 好ましくは、 1 3倍モルであればよい。 また、 所望に応じ て用いられる塩基と しては、 ジメチルァミノ ピリジン、 トリェチルァ ミンおよびピリジンなどの有機ァミン類 ; 並びに炭酸力リ ゥムおよび 炭酸ナ トリ ウムなどのアルカ リ金属炭酸塩などが挙げられ、 その使用 量は、 一般式 [ I f ] の化合物に対して 0. 5 10倍モル、 好ましくは、 1 3倍モルであればよい。
この反応で使用される溶媒と しては、 反応に悪影響を及ぼさないもの であれば特に限定されないが、 たとえば、 ベンゼン、 トルエンおよび
キシレンなどの芳香族炭化水素類;ジォキサン、 テ トラヒ ドロフラン、 ァニソ一ル、 ジエチレングリ コールジェチルェ一テルおよびジメチル セ口ソルブなどのエーテル類 ; 酢酸メチルおよび酢酸ェチルなどのェ ステル類; ァセ トニトリルなどの二 トリル類 ; N , N—ジメチルホルム アミ ドおよび N > N—ジメチルァセ トアミ ドなどのァミ ド類; クロロホ ルムおよび塩化メチレンなどのハロゲン化炭化水素類 ; 並びにジメチ ルスルホキシドなどのスルホキシド類などが挙げられ、 これらの溶媒 を一種または二種以上混合して使用してもよい。 この反応は、 通常、 - 20〜150°C、 好ましくは、 0〜120°Cで、 30分間〜 24時間実施すればよレ、。 一般式 [ 1 h ] の化合物は、 たとえば、 一般式 [ 1 g ] の化合物を 酸化することにより得ることができる。 この反応に用いられる酸化剤 としては、 たとえば、 過酢酸、 トリフルォロ過酢酸、 過安息香酸およ び m—ク口口過安息香酸などの過酸; 過酸化水素 ; ク口ム酸並びに過 マンガン酸カリ ウムなどが挙げられる。 酸化剤の使用量は、 一般式 [ 1 g ] の化合物に対して 0. 5〜5倍モル、 好ましくは、 1〜3倍モルであれ ばよい。 この反応で使用される溶媒と しては、 反応に悪影響を及ぼさ ないものであれば特に限定されないが、 たとえば、 ベンゼン、 トルェ ンおよびキシレンなどの芳香族炭化水素類 : ジォキサン、 テ トラヒ ド 口フラン、 ァニソ一ル、 ジエチレングリ コールジェチルェ一テルおよ びジメチルセ口ソルブなどのエーテル類 ; メタノ一ルおよびェタノ一 ルなどのアルコール類 ; 酢酸メチルおよび酢酸ェチルなどのエステル 類 ; ァセ トニトリルなどの二 トリル類; N, N—ジメチルホルムァミ ド および N, N—ジメチルァセ トアミ ドなどのアミ ド類 ; クロ口ホルムお よび塩化メチレンなどのハロゲン化炭化水素類 : 水 ; 並びにジメチル スルホキシドなどのスルホキシド類などが挙げられ、 これらの溶媒を 一種または二種以上混合して使用してもよい。 この反応は、 通常、 0°C から溶媒の還流温度、 好ましくは、 0〜30°Cで、 30分間〜 24時間実施す ればよい。
一般式 [ 1 i ] の化合物は、 たとえば、 一般式 [ 1 g ] の化合物を
ァミ ド化反応に付すことにより得ることができる。
この反応は、 通常のァミ ド化反応であり、 たとえば、 酸ク口ライ ド を経由する方法、 酸無水物を経由する方法、 並びに、 塩基、 縮合剤お よび添加剤を用いる方法などが挙げられる。 たとえば、 塩基、 縮合剤 および添加剤を用いる場合、 この反応に用いられるァミンと しては、 メチルァミン、 ベンジルァミン、 ァニリン、 フエネチルァミンおよび ァミノチアゾ一ルなどの 1級ァミン : ジメチルァミン、 ジェチルァミ ンおよびジー n—プロピルァミンなどの 2級ァミン ; ピペリジンおよ びモルホリンなどの環状アミン ; 並びにロイシン、 ァスパラギン、 ァ スパラギン酸、 ]3—ァラニンおよびメチォニンなどのアミノ酸および そのエステル類などが挙げられ、 その使用量は、 一般式 [ 1 g ] の化 合物に対して 0. 5〜10倍モル、 好ましくは、 〜 3倍モルであればよい。 この反応に用いられる塩基と しては、 ジメチルァミノピリジン、 トリ ェチルァミン、 ピリジンおよび N—メチルモルホリンなどの有機ァミ ン類; 並びに炭酸力リ ゥムおよび炭酸ナトリ ウムなどのアルカリ金属 炭酸塩などが挙げられ、 その使用量は、 一般式 [ 1 g ] の化合物に対 して 0. 5〜10倍モル、 好ましくは、 1〜3倍モルであればよい。 縮合剤と しては、 ジシクロへキシルカルボジイミ ド、 ジイソプロピルカルポジ ィ ミ ド、 N—ェチル一 N '— 3—ジメチルアミノプロピルカルボジィ ミ ドおよびジブェニルホスホリルアジドなどが挙げられ、 添加剤として は、 1ーヒ ドロキシべンゾト リァゾールおよび N—ヒ ドロキシスクシン イミ ドなどが挙げられ、 それらの使用量は、 一般式 [ l g ] の化合物 に対してそれぞれ、 0. 5〜10倍モル、 好ましくは、 1〜3倍モルであれば よい。 この反応で使用される溶媒と しては、 反応に悪影響を及ぼさな いものであれば特に限定されないが、 たとえば、 ベンゼン、 トルエン およびキシレンなどの芳香族炭化水素類; ジォキサン、 テ トラヒ ドロ フラン、 ァニソ一ル、 ジエチレングリ コールジェチルエーテルおよび ジメチルセ口ソルブなどのエーテル類; 酢酸メチルおよび酢酸ェチル などのエステル類 ; ァセ トニ トリルなどの二 ト リル類 ; N, N—ジメチ
QQ ルホルムァミ ドおよび N , N—ジメチルァセ トアミ ドなどのァミ ド類 ; ク口口ホルムおよび塩化メチレンなどのハロゲン化炭化水素類 ; 並び にジメチルスルホキシドなどのスルホキシド類などが挙げられ、 これ らの溶媒を一種または二種以上混合して使用してもよい。この反応は、 通常、 - 20〜150°C、 好ましくは、 0〜120°Cで、 30分間〜 24時間実施す ればよい。
一般式 [ 1 j ] の化合物は、 たとえば、 一般式 [ 1 i ] の化合物を 酸化することにより得ることができる。
この反応に用いられる酸化剤としては、 過酢酸、 トリフルォロ過酢 酸、過安息香酸および m—ク口口過安息香酸などの過酸;過酸化水素 ; クロム酸並びに過マンガン酸力リ ゥムなどが挙げられる。 酸化剤の使 用量は、 一般式 [ 1 i ] の化合物に対して 0. 5〜5倍モル、 好ましくは、 1〜3倍モルであればよい。 この反応で使用される溶媒と しては、 反応 に悪影響を及ぼさないものであれば特に限定されないが、 たとえば、 ベンゼン、 トルエンおよびキシレンなどの芳香族炭化水素類 ; ジォキ サン、 テトラヒ ドロフラン、 ァニソ一ル、 ジエチレングリコールジェ チルェ一テルおよびジメチルセ口ソルブなどのエーテル類 ; メタノー ルおよびエタノ一ルなどのアルコール類 ; 酢酸メチルおよび酢酸ェチ ルなどのエステル類; ァセ トニ トリルなどの二 ト リル類 ; N , N—ジメ チルホルムァミ ドおよび N , N—ジメチルァセ トアミ ドなどのァミ ド 類 ; クロ口ホルムおよび塩化メチレンなどのハロゲン化炭化水素類 ; 水 ;並びにジメチルスルホキシドなどのスルホキシド類などが挙げら れ、 これらの溶媒を一種または二種以上混合して使用してもよい。 こ の反応は、 通常、 0°Cから溶媒の還流温度、 好ましくは、 0〜30°Cで、 30 分間〜 24時間実施すればよい。
また、 本発明化合物は、 次に示す製造法 1 aおよび 2 aによっても合 成することができる。
[1k]
[11] [11a] 反応
[1ma]
「式中、 Aは、 前記したと同様の意味を有し ; R'は、 置換されていて もよいアルキルまたはァリ一ル基を ; R' 'は、 tert-ブチル基を : R' ' ' は、 保護されていてもよいァミ ノ、 ヒ ドロキシァミ ノ 、 アルキルァ ミ ノ、 ァリ一ルァミ ノ、 ァシルァミ ノ、 アルコキシカルボニルァミ ノ 、
ァリ一ルスルホニルア ミ ノ、 アルキルスルホニルアミノ基または一般 式
一 (E 2) q.— R 1 3'
「式中、 E 2はァミノ酸残基 ; R 1 3'は、 保護されていてもよいヒ ドロ キシル、 ァミ ノ、 アルキルァミ ノ、 ァシルァミ ノ、 アルコキシカルボ ニルァミ ノ、 ァリ一ルスルホニルァミ ノ もしく はアルキルスルホニル アミノ基、 置換されていてもよいアルキルもしくはアルコキシ基を示 す。」 で表される基を ; q 'は、 1 、 2または 3を示す。」 ; rは、 0、 1または 2を示す。」
一般式 [ l k ] の化合物は、 たとえば、 薬学雑誌、 第 91卷、 第 3号、 第 363〜383頁 (1971年) 記載の方法などにより得ることができる。 具 体的には、 脱水剤および Zまたは触媒の存在下または不存在下に一般 式 [ 2 ] の化合物を一般式 [ 2 3 ] で表されるアミン類およびメルカ プトコハク酸と反応させ、 脱水閉環させることにより得ることができ る。
この反応に用いられるァミン類としては、 グリシン tert-ブチルエス テルおよび(3-ァラニン tert-ブチルエステルなどが挙げられる。 一般 式 [ 2 3 ] で表されるアミン類の使用量は、 一般式 [ 2 ] の化合物に 対して 1〜10倍モル、 好ましくは、 1〜2倍モルであればよい。 また、 メ ルカプトコハク酸の使用量は、 一般式 [ 2 ] の化合物に対して 1〜10倍 モル、 好ましくは、 1〜2倍モルであればよい。 また、 所望に応じて用 いられる脱水剤としては、 たとえば、 ゼオラム、 モルキユラーシ一ブ、 塩化カルシウム、 硫酸マグネシゥムおよぴ五酸化二リンなどが挙げら れ、 その使用量は、 一般式 [ 2 ] の化合物に対して 1〜10倍 (w/w)、 好 ましくは、 1〜2倍 (w/w) であればよい。 また、 所望に応じて用いられ る触媒と しては、 パラ トルエンスルホン酸、 ベンゼンスルホン酸、 塩 酸および硫酸などが挙げられ、 その使用量は、 一般式 [ 2 ] の化合物 に対して 001〜3倍モル、 好ましくは、 0.01〜 1倍モルであればよレ、。 この反応で使用される溶媒と しては、 反応に悪影響を及ぼさないもの
であれば特に限定されないが、 たとえば、 ベンゼン、 トルエンおよび キシレンなどの芳香族炭化水素類; ジォキサン、 テ トラヒ ドロフラン、 ァニソ一ル、 ジエチレングリ コールジェチルエーテルおよぴジメチル セロソルブなどのエーテル類 ; 酢酸メチルおよび齚酸ェチルなどのェ ステル類 ; ァセ トニ トリルなどの二 トリル類 ; メタノール、 エタノー ルおよびイ ソプロピルアルコ一ルなどのアルコール類 ; N, N—ジメチ ルホルムァミ ドおよび N , N—ジメチルァセ トアミ ドなどのァミ ド類 ; クロ口ホルムおよび塩化メチレンなどのハロゲン化炭化水素類; 並び にジメチルスルホキシドなどのスルホキシド類などが挙げられ、 これ らの溶媒を一種または二種以上混合して使用してもよい。 この反応は、 通常、 0〜150°C、 好ましくは、 25〜120°Cで、 30分間〜 24時間実施すれ ぱよい。
一般式 [ 1 1 ] の化合物は、 一般式 [ l k ] の化合物をエステル化 反応に付すことにより得ることができる。
この反応は、 通常のエステル化反応を使用すればよく、 たとえば、 酸クロライ ドを経由する方法、 酸無水物を経由する方法、 塩基および アルキルハラィ ドを用いる方法、 縮合剤おょぴ添加剤を用いる方法な どが挙げられる。 たとえば、 塩基およびアルキルハライ ドを用いる場 合、 この反応に用いる塩基と しては、 たとえばジメチルァミノピリジ ン、 トリェチルァミン、 ピリジンおよび N -メチルモルホリンなどの 有機ァミン類 :炭酸力リ ゥムおよび炭酸ナトリ ゥムなどのアル力リ金 属炭酸塩などが挙げられ、 その使用量は、 一般式 [ 1 k ] の化合物に 対して 0. 5〜10倍モル、 好ましくは、 1〜3倍モルであればよい。 こ の反応で用いられるアルキルハライ ドとしては、 ヨウ化メチル、 ヨウ 化工チルおよび臭化べンジルなどがあげられ、 その使用量は、 一般式 [ 1 k ] の化合物に対して 0. 5〜10倍モル、 好ましくは、 1〜3倍モ ルであればよい。 この反応で用いられる溶媒と しては、 反応に悪影響 を及ぼさないものであれば特に限定されないが、 たとえば、 ベンゼン、 トルエンおよびキシレンなどの芳香族炭化水素 ; ジォキサン、 テ トラ
ヒ ドロフラン、 ァニソ一ル、 ジエチレングリ コールジェチルェ一テル およびジメチルセ口 ソルブなどのエーテル類 ; 酢酸メチルおよび酢酸 ェチルなどのエステル類 ; ァセ トニトリルなどの二トリル類 ; N , N - ジメチルホルムアミ ドなどのアミ ド類 ; クロ口ホルムおよび塩化メチ レンなどのハロゲン化炭化水素類 ; ならびにジメチルスルホキシドな どのスルホキシド類が挙げられ、通常 0〜200°C、好ましくは、 25〜150°C で 10分間〜 24時間実施すれば良い。 たとえば、 縮合剤および添加剤 を用いる場合、 エタノール、 ベンジルアルコールなどのアルコールを 縮合剤および添加剤と縮合反応に付すことにより得ることができる。 この反応で用いられる縮合剤と しては、 たとえば、 ジシクロへキシル カルボジイ ミ ド、 ジイソプロ ピルカルボジイ ミ ド、 N—ェチル一 N ' — 3—ジメチルァミノプロピルカルボジィ ミ ドおよびジブヱニルホス ホリルアジドなどが挙げられる。 この反応で用いられる添加剤として は、 たとえば、 1—ヒ ドロキシべンゾトリアゾ一ルおよび N -ヒ ドロ キシスクシンイミ ドなどが挙げられる。 この反応で用いられるアルコ —ル、 縮合剤および添加剤の使用量は、 それぞれ一般式 [ l k ] の化 合物に対して 0. 5〜10倍モル、 好ましくは、 1〜3倍モルであればよ レ、。 この反応で用いられる溶媒と しては、 反応に悪影響を及ぼさない ものであれば特に限定されないが、 たとえば、 ベンゼン、 トルエンお よびキシレンなどの芳香族炭化水素 ; ジォキサン、 テトラヒ ドロフラ ン、 ァニソール、 ジエチレングリ コ一ルジェチルエーテルおよびジメ チルセ口ソルブなどのエーテル類 ; 酢酸メチルおよび酢酸ェチルなど のエステル類; ァセ トニ トリルなどの二トリル類 ; N, N—ジメチル ホルムァミ ドなどのァミ ド類 ; クロ口ホルムおよび塩化メチレンなど のハロゲン化炭化水素類 ; ならびにジメチルスルホキシドなどのスル ホキシド類が挙げられる。 この反応は、 通常 0〜200°C、 好ましくは、 25〜150°Cで 10分間〜 24時間実施すればよい。
一般式 [ l m ] の化合物は、 たとえば、 酸の存在下に一般式 [ 1 1 ] の化合物を脱エステル化反応に付することにより得ることができる。
この反応で所望に応じて用いられる酸と しては、 たとえば、 塩酸、 硫 酸、 酢酸、 ト リ フルォロ酢酸およびパラ トルエンスルホン酸などが挙 げられ、 その使用量は、 一般式 [ 1 1 ] の化合物に対して 1〜50倍モル、 好ましくは、 10〜30倍モルであればよい。 この反応で使用される溶媒 としては、 反応に悪影響を及ぼさないものであれば特に限定されない 力 、 たとえば、 ベンゼン、 トルエンおよぴキシレンなどの芳香族炭化 水素類; ジォキサン、 テ トラヒ ドロフラン、 ァニソ一ル、 ジエチレン グリコールジェチルエーテルおよびジメチルセ口ソルブなどのエーテ ル類; ァセ トニトリルなどの二トリル類 ; N, N—ジメチルホルムァミ ドおよび N , N—ジメチルァセ トアミ ドなどのァミ ド類 ; クロ口ホルム および塩化メチレンなどのハロゲン化炭化水素類 ; 酢酸; 水 : 並びに ジメチルスルホキシドなどのスルホキシド類などが挙げられ、 これら の溶媒を一種または二種以上混合して使用してもよい。 この反応は、 通常、 0〜150°C、 好ましくは、 25〜120°Cで、 30分間〜 24時間実施すれ ばよレヽ。
一般式 [ 1 1 a ] の化合物は、 たとえば、 一般式 [ l k ] の化合物 をアミ ド化反応に付すことにより得ることができる。
この反応は、 通常のアミ ド化反応であり、 たとえば、 酸クロライ ド を経由する方法、 酸無水物を経由する方法、 並びに、 塩基、 縮合剤お よび添加剤を用いる方法などが挙げられる。 たとえば、 塩基、 縮合剤 および添加剤を用いる場合、 この反応に用いられるァミンとしては、 メチルァミン、 ベンジルァミン、 ァニリン、 フエネチルァミンおよび ァミノチアゾールなどの 1級ァミン ; ジメチルァミン、 ジェチルァミ ンおよびジ一 n—プロピルァミンなどの 2級アミン ; ピペリジンおよ びモルホリンなどの環状ァミン ; 並びにロイシン、 ァスパラギン、 ァ スパラギン酸、 ]3—ァラニンおよびメチォニンなどのアミノ酸および その C末端カルボキシル基が置換されていてもよいアルキルォキシ力 ルポ-ルまたは力ルバモイル基で置換されている化合物 ; ァラニルァ ラニン、 口イシルァラニンなどの C末端カルボキシル基が置換されて
いてもよいアルキルォキシカルボニルまたは力ルバモイル基で置換さ れていてもよい 2または 3のァミノ酸が縮合した化合物などが挙げら れ、 その使用量は、 一般式 [ l k ] の化合物に対して 0. 5〜10倍モル、 好ましくは、 1〜3倍モルであればよい。 この反応に用いられる塩基と しては、 ジメチルァミノピリジン、 トリェチルァミン、 ピリジンおよ び N—メチルモルホリンなどの有機ァミン類 ; 並びに炭酸力リ ゥムぉ よび炭酸ナトリ ウムなどのアル力リ金属炭酸塩などが挙げられ、 その 使用量は、 一般式 [ 1 k ] の化合物に対して 0. 5〜10倍モル、 好ましく は、 1〜3倍モルであればよい。 縮合剤と しては、 ジシクロへキシルカ ルボジイ ミ ド、 ジイソプロピルカルポジイミ ド、 N—ェチルー N '— 3 —ジメチルァミノプロピルカルポジィミ ドおよびジフエ二ルホスホリ ルァジドなどが挙げられ、 添加剤としては、 1—ヒ ドロキシベンゾトリ ァゾールおよび N—ヒ ドロキシスクシンイ ミ ドなどが挙げられ、 それ らの使用量は、 一般式 [ 1 k ] の化合物に対してそれぞれ、 0. 5〜10倍 モル、 好ましくは、 1〜3倍モルであればよい。 この反応で使用される 溶媒としては、 反応に悪影響を及ぼさないものであれば特に限定され ないが、 たとえば、 ベンゼン、 トルエンおよびキシレンなどの芳香族 炭化水素類 ; ジォキサン、 テ トラヒ ドロフラン、 ァ-ソ一ル、 ジェチ レングリ コ一ルジェチルエーテルおよびジメチノレセロソルブなどのェ —テル類 ; 酢酸メチルおよび酢酸ェチルなどのエステル類; ァセ トニ トリルなどの二トリル類 N, N—ジメチルホルムァミ ドおよび N , N —ジメチルァセ トアミ ドなどのァミ ド類; クロ口ホルムおよび塩化メ チレンなどのハロゲン化炭化水素類 ; 並びにジメチルスルホキシドな どのスルホキシド類などが挙げられ、 これらの溶媒を一種または二種 以上混合して使用してもよい。 この反応は、 通常、 - 20〜150°C、 好ま しくは、 0〜120°Cで、 30分間〜 24時間実施すればよい。
一般式 [ l m a ] の化合物は、 たとえば、 酸の存在下に一般式 [ 1 1 a ] の化合物を脱エステル化反応に付することにより得ることがで きる。 この反応で所望に応じて用いられる酸と しては、 たとえば、 塩
酸、 硫酸、 酢酸、 ト リ フルォロ酢酸およびパラ トルエンスルホン酸な どが挙げられ、 その使用量は、 一般式 [ 1 1 a ] の化合物に対して 1〜 50倍モル、 好ましくは、 10〜 30倍モルであればよい。 この反応で使用 される溶媒と しては、 反応に悪影響を及ぼさないものであれば特に限 定されないが、 たとえば、 ベンゼン、 トルエンおよびキシレンなどの 芳香族炭化水素類; ジォキサン、 テトラヒ ドロフラン、 ァニソール、 ジエチレングリコ 一ルジェチルエーテルおよぴジメチルセ口ソルブな どのェ一テル類; ァセ トニト リルなどの二トリル類 ; N , N—ジメチル ホルムァミ ドおよび N, N—ジメチルァセ トアミ ドなどのァミ ド類; ク 口口ホルムおよび塩化メチレンなどのハロゲン化炭化水素類;酢酸; 水 ; 並びにジメチルスルホキシドなどのスルホキシド類などが挙げら れ、 これらの溶媒を一種または二種以上混合して使用してもよい。 こ の反応は、 通常、 0〜 150°C、 好ましくは、 25〜 120°Cで、 30分間〜 24時 間実施すればよい。
[製造法 2 a ]
[1r]
「式中、 R3、 R4、 R5および R6は、 前記したと同様の意味を有し ; R3 aおよび R4。は、 同一または異なって、 水素原子、 ハロゲン原子、 シァノ基、 保護されていてもよいカルボキシル基、 保護されていても よいヒ ドロキシル基、 または置換されていてもよいアルキル、 ァルケ ニル、 シクロアルキル、 アルコキシ、 アルキルチオ、 アルキルスルフ ィニル、 アルキルスルホニル、 アルコキシカルボニル、 ァリ一ル、 ァ ミ ノ、 アルキルァミ ノ、 ァシルァミ ノ、 力ルバモイルもしく は複素環 式基または R3 aおよび R4 aが一緒になつてォキソ基を ; R5 aおよび R6 aは、 同一または異なって、 水素原子、 ハロゲン原子、 シァノ基、
保護されていてもよいカルボキシル基、 保護されていてもよいヒ ドロ キシル基、 置換されていてもよいアルキル、 アルケニル、 シクロアル キル、 アルコキシ、 アルキルチオ、 アルキルスルフィニル、 アルキル スルホニル、 アルコキシカルボニル、 ァリ一ル、 ァミ ノ、 アルキルァ ミノ、 ァシルァミノ、 力ルバモイルもしくは複素環式基または R 5 aお よび R 6 aが結合する末端の炭素原子と一緒になつてアルケニル基を ;
R 3 bおよび R 4 bは、 同一または異なって、 水素原子、 ハロゲン原子、 シァノ基、 保護されていてもよいカルボキシル基、 保護されているヒ ドロキシル基、 置換されていてもよいアルキル、 アルケニル、 シクロ アルキル、 アルコキシ、 アルキルチオ、 アルキルスルフィエル、 アル キルスルホ -ル、 ァシル、 アルコキシカルボニル、 ァリール、 ァミ ノ、 アルキルァミノ、 ァシルァミ ノ、 力ルバモイルもしく は複素環式基ま たは R 3 bおよび R 4 bが一緒になつてォキソ基を ; R 5 bおよび R 6 bは、 同一または異なって、 水素原子、 ハロゲン原子、 シァノ基、 保護され ていてもよいカルボキシル基、 保護されているヒ ドロキシル基、 置換 されていてもよいアルキル、 アルケニル、 シクロアルキル、 アルコキ シ、 アルキルチオ、 アルキルスルフィエル、 アルキルスルホニル、 了 シル、 アルコキシカルボニル、 ァリ一ル、 ァミ ノ、 アルキルァミ ノ、 ァシルァミノ、 力ルバモイルもしくは複素環式基または R 5 bおよび R 6 bが結合する末端の炭素原子と一緒になつてアルケニル基を ; R 2 a は、 置換されていてもよいァシルまたはスルホ二ル基を ; R aは、 水 素原子、 ハロゲン原子、 シァノ基、 ニトロ基、 保護されているカルボ キシル基、 保護されているヒ ドロキシル基または置換されていてもよ いアルキノレ、 アルケニノレ、 シクロアノレキル、 ァ リ ーノレ、 ァゾレアノレキノレ、 アルコキシ、 ァリールォキシ、 ァシル、 アルコキシカルボニル、 ァリ —ルォキシカルボニル、 力ルバモイル、 ァミノもしくは複素環式基を ; R bおよび R b 'は、 同一または異なって、 水素原子、 ハロゲン原子、 シァノ基、 ニ トロ基、 置換されていてもよいアルキル、 アルケニル、 シクロアルキル、 ァリ一ル、 アルアルキルおよびアルコキシ基、 保護
されているアミノ基並びに保護されていてもよいカルボキシル基を ; X。は、 塩素、 臭素およびョゥ素原子を ; R eは、 置換されていてもよ いアルキル、 アルケニル、 シクロアルキルまたはァリール基を示す。 j 一般式 [ 2 4 ] の化合物は、 たとえば、 特開昭 53— 44574号に記載の 方法などによ り得ることができる。 具体的には、 塩基、 脱水剤の存在 下または不存在下、 [ 1 2 ] の化合物を一般式 [ 8 ] の化合物と反応さ せ、 脱水閉環させることにより得ることができる。 この反応に用いら れる一般式 [ 8 ] の化合物と しては、 特に限定されないが、 たとえば、 C末端が保護されていてもよい D—システィン、 L一システィン、 D —ぺニシラミンおよび L—ぺニシラミンもしくはこれらの塩などが挙 げられる。 一般式 [ 8 ] の化合物の使用量は、 [ 1 2 ] の化合物に対し て 0. 5〜10倍モル、 好ましく は、 1〜2倍モルであればよレ、。 また、 所望 に応じて用いられる塩基と しては、 たとえば、 ジメチルァミノピリジ ン、 卜リェチルァミンおよびピリジンなどの有機ァミン類 ; 並びに炭 酸力リ ゥムおよび炭酸ナトリ ウムなどのアル力リ金属炭酸塩などが挙 げられ、 その使用量は、 [ 1 2 ] の化合物に対して 0. 5〜10倍モル、 好 ましくは、 1〜2倍モルであればよい。 また、 所望に応じて用いられる 脱水剤と しては、 ゼオラム、 モルキユラーシ一ブ、 塩化カルシウム、 硫酸マグネシウムおよび五酸化二リンなどが挙げられ、 その使用量は、 [ 1 2 ] の化合物に対して 1〜10倍 (w/w)、 好ましくは、 1〜2倍 (w/w) であればよい。 この反応で使用される溶媒と しては、 反応に悪影響を 及ぼさないものであれば特に限定されないが、 たとえば、 ベンゼン、 トルエンおよびキシレンなどの芳香族炭化水素類 ; ジォキサン、 テ ト ラヒ ドロフラン、 ァニソ一ル、 ジエチレングリコールジェチルェ一テ ルおよびジメチルセ口 ソルブなどのエーテル類 ; 酢酸メチルおよび酢 酸ェチルなどのエステル類 ; ァセ トニ トリルなどの二 トリル類 ; メタ ノール、 エタノールおよびィソプロピルアルコールなどのアルコ一ル 類 ; N, N—ジメチルホルムアミ ドおよび N, N—ジメチルァセ トアミ ドなどのアミ ド類 ; クロ口ホルムおよび塩化メチレンなどのハロゲン
化炭化水素類 : 水 ; 並びにジメチルスルホキシドなどのスルホキシド 類などが挙げられ、 これらの溶媒を一種または二種以上混合して使用 してもよい。 この反応は、 通常、 0〜150°C、 好ましくは、 20〜120°Cで、 30分間〜 24時間実施すればよい。
一般式 [ 2 5 ] の化合物は、 たとえば、 塩基の存在下または不存在 下、 一般式 [ 2 4 ] の化合物をァシル化またはスルホニル化反応に付 すことにより得ることができる。 この反応に用いられるァシル化剤と しては、 たとえば、 無水酢酸、 ァセチルクロライ ド、 ベンゾイルク口 ライ ド、 ピロールカルボ-ルクロライ ドおよびチアゾールカルボ二ル クロライ ドなどが挙げられる。 また、 スルホニル化剤と しては、 メタ ンスルホニルクロライ ドおよびベンゼンスルホニルクロライ ドなどが 挙げられ、 これらの使用量は、 一般式 [ 2 4 ] の化合物に対して 0. 5〜 10倍モル、 好ましくは、 1〜3倍モルであればよい。 また、 所望に応じ て用いられる塩基と しては、 ジメチルァミノピリジン、 ト リェチルァ ミンおよびピリジンなどの有機ァミン類 ; 並びに炭酸力リ ウムおよび 炭酸ナトリ ウムなどのアル力リ金属炭酸塩などが挙げられ、 その使用 量は、 一般式 [ 2 4 ] の化合物に対して 0. 5〜10倍モル、 好ましくは、 1〜3倍モルであればょレ、 c
この反応で使用される溶媒としては、 反応に悪影響を及ぼさないも のであれば特に限定されないが、 たとえば、 ベンゼン、 トルエンおよ びキシレンなどの芳香族炭化水素類; ジォキサン、 テトラヒ ドロフラ ン、 ァニソ一ル、 ジエチレングリコ一ルジェチルエーテルおよびジメ チルセ口ソルブなどのエーテル類 ; 酢酸メチルぉよび酢酸ェチルなど のエステル類; ァセ トニ トリルなどの二 トリル類 ; N , N—ジメチルホ ルムァミ ドおよび N , N—ジメチルァセ トアミ ドなどのァミ ド類; ク口 口ホルムおよび塩化メチレンなどのハロゲン化炭化水素類 ; 並びにジ メチルスルホキシドなどのスルホキシド類などが挙げられ、 これらの 溶媒を一種または二種以上混合して使用してもよい。 この反応は、 通 常、 - 20〜150°C、 好ましくは、 0〜120°Cで、 30分間〜 24時間実施すれ
ばよい。
一般式 [ 2 6 ] の化合物は、 たとえば、 酸の存在下、 一般式 [ 2 5 ] の化合物を脱保護することにより得ることができる。 この反応に用い られる酸と しては、 塩酸、 硫酸および臭化水素酸などの鉱酸; 並びに パラ トルエンスルホン酸などの有機酸などが挙げられ、 その使用量は、 一般式 [ 2 5 ] の化合物に対して 1〜50倍モル、 好ましくは、 5〜20倍 モルであればよい。 この反応で使用される溶媒と しては、 反応に悪影 響を及ぼさないものであれば特に限定されないが、 たとえば、 ベンゼ ン、 トルエンおよぴキシレンなどの芳香族炭化水素類 ; ジォキサン、 テ トラヒ ドロフラン、 ァニソール、 ジエチレングリ コールジェチルェ —テルおよびジメチルセ口 ソルブなどのエーテル類 ; 酢酸メチルおよ ぴ酢酸ェチルなどのエステル類 ; ァセ トニ ト リルなどの二 ト リル類 ; メタノ一ル、 ェタノールぉよびィ ソプロ ピルアルコ一ルなどのアルコ ール類 ; N, N—ジメチルホルムアミ ドおよび N, N—ジメチルァセ ト アミ ドなどのアミ ド類 ; クロ口ホルムおよび塩化メチレンなどのハロ ゲン化炭化水素類 ; 水 ; 並びにジメチルスルホキシドなどのスルホキ シド類などが挙げられ、 これらの溶媒を一種または二種以上混合して 使用してもよい。 この反応は、 通常、 0〜150°C、 好ましくは、 25〜120°C で、 30分間〜 24時間実施すればよい。
一般式 [ 1 o ] の化合物は、 一般式 [ 2 6 a ] の化合物をゥィテツ ィ ヒ (Wittig) 試薬またはホーナー · ヮズワース · エモンズ (Honer W adsworth Emmons) 反応試薬を反応させることにより得ることができ る。
具体的には、 一般式 [ 2 6 a ] の化合物をオルガ二ック · シンセシ ス · コレクアイプ · ボリューム (Organic syntheses co丄丄 ective vo lume)、 第 5巻、 第 751〜754頁 (1973年) 記載の方法により合成される' ウイテツィ ヒ試薬またはオルガニック ' シンセシ一ズ ' コ レクティブ ' ホリューム (Organic syntheses collective volume)、 5 、 ^509 〜513頁(1973年)記載の方法により合成されるホーナー 'ヮズワース ·
薦 エモンズ試薬と反応させることにより得ることができる。 また、 ウイ テツィ ヒおよびホ一ナ一 · ヮズワース · エモンズ試薬の使用量は、 一 般式 [ 2 6 a ] の化合物に対して 0.5〜5倍モル、 好ましくは、 〜 2倍 モルであればよい。 この反応で使用される溶媒と しては、 反応に悪影 響を及ぼさないものであれば特に限定されないが、 たとえば、 ベンゼ ン、 トルエンおよびキシレンなどの芳香族炭化水素類; ジォキサン、 テトラヒ ドロフラン、 ァニソ一ノレ、 ジエチレングリコールジェチノレエ —テルおよびジメチルセ口ソルブなどのエーテル類 ; 酢酸メチルおよ び酢酸ェチルなどのエステル類 ; ァセ トニトリルなどの二 トリル類 ; N, N—ジメチルホルムアミ ドおよび N , N—ジメチルァセ トアミ ドな どのァミ ド類 ; クロ口ホルムおよび塩化メチレンなどのハロゲン化炭 化水素類 ; 並びにジメチルスルホキシドなどのスルホキシド類などが 挙げられ、 これらの溶媒を一種または二種以上混合して使用してもよ レ、。 この反応は、 通常、 - 78〜120°C、 好ましくは、 - 20〜30。Cで、 30分 間〜 24時間実施すればよい。 また、 この反応は、 不活性気体 (たとえ ば、 アルゴン、 窒素) 雰囲気下で行うこともできる。
一般式 [ 1 P ] の化合物は、 たとえば、 一般式 [ 2 6 a ] の化合物 と一般式 [ 1 4 ] の化合物を、 グリニャール (Grignard) 反応に付す ことにより得ることができる。 この反応で用いられるダリ二ヤール試 薬は、 オルガニック ' シンセシーズ ' コレクティブ ' ボリューム (Org anic syntheses collective volume) 第 5卷、 第 226頁 (1955年) 記載 の方法に従い合成することができ、 たとえば、 メチルマグネシウムブ ロミ ドなどのアルキルマグネシウムハライ ド類、 フエニルマグネシゥ ムブロミ ドなどのァリールマグネシウムハライ ド類が挙げられる。 この反応で用いられる一般式 [ 1 4 ] の化合物の使用量は、 一般式 [ 2 6 a ] の化合物に対して 0.5〜5倍モル、 好ましくは、 0.8〜2倍モ ルであればよい。
この反応で使用される溶媒と しては、 反応に悪影響を及ぼさないもの であれば特に限定されないが、 たとえば、 ベンゼン、 トルエンおよび
1Q4 キシレンなどの芳香族炭化水素類 : ジォキサン、 テ トラヒ ドロフラン、 ァニソ一ル、 ジェチレングリ コールジェチルェ一テルおよびジメチル セロソルブなどのエーテル類 : ク ロ口ホルムおよび塩化メチレンなど のハロゲン化炭化水素類 ; 並びにジメチルスルホキシドなどのスルホ キシド類などが挙げられ、 これらの溶媒を一種または二種以上混合し て使用してもよい。 この反応は、 通常、 -20 120°C、 好ましくは、 0 70°Cで、 30分間〜 24時間実施すればよい。 また、 この反応は、 不活性 気体 (たとえば、 アルゴン、 窒素) 雰囲気下で行うこともできる。 一般式 [ 1 q ] の化合物は、塩の存在下または不存在下に一般式 [ 2 6 b ] の化合物と還元剤を反応させることにより得ることができる。 また、 所望に応じて用いられる塩と しては、 塩化リチウム、 塩化マグ ネシゥム、 塩化カルシウムなどが挙げられ、 その使用量は、 一般式 [ 2 6 b ] の化合物に対して 1 10倍モルであればよい。 還元剤としては、 水素化ホウ素ナトリ ウム、 水素化ホウ素リチウム、 水素化ジイ ソプチ ルアルミニウムなどが挙げられ、 その使用量は、 一般式 [ 2 6 b ] の 化合物に対して 1 10倍モル、 好ましくは、 1 2倍モルであればよ レ、。 この反応で使用される溶媒と しては、 反応に悪影響を及ぼさない ものであれば特に限定されないが、 たとえば、 塩化メチレン、 クロ口 ホルム、 四塩化炭素などのハロゲン化炭化水素類 ; テ トラヒ ドロブラ ン、 ジェチノレエーテノレなどのエーテゾレ類 ; メ タノ一/レ、 ェタノ一ル、 イ ソプロピルアルコールなどのアルコール類 ; トルエン、 ベンゼン、 キシレンなどの芳香族炭化水素類 ; n キサン、 シクロへキサンな どの脂肪族炭化水素類 ; ジメチルスルホキシ ド、 Ν , Ν—ジメチルホ ルムアミ ド、 ピリジン、 水などが挙げられ、 これらの溶媒を一種また は二種以上混合して使用してもよい。 この反応は、 通常、 - 78°Cから 溶媒の還流温度、 好ましくは、 - 78 30°Cで 30分間〜 24時間実施す ればよい。
一般式 [ 1 r ] の化合物は、 一般式 [ 9 ] の化合物と一般式 [ 1 q ] の化合物を、 光延反応に付することにより得ることができる。
この反応は、 たとえば、 ジェチルァゾジカルボキシレートまたはァ ゾジカルボ二ルジピペリ ジンなどのァゾジ力ルボ二ル化合物おょぴ ト リ フエニルホスフィ ンなどの ト リァリールホスフィ ンまたは ト リ ー n —プチルホスフィ ンなどの ト リアルキルホスフィ ンを用いればよレ、。 一般式 [ 9 ] の化合物の使用量は、 一般式 [ 1 q ] の化合物に対して、 1〜5倍モル、 好ましくは、 1〜3倍モルあればよレ、。
この反応で使用される溶媒と しては、 反応に悪影響を及ぼさないも のであれば特に限定されないが、 たとえば、 ベンゼン、 トルエンおよ びキシレンなどの芳香族炭化水素類 ; ジォキサン、 テ トラヒ ドロフラ ン、 ァ-ソール、 ジエチレングリ コールジェチルエーテルおよびジメ チルセ口ソルブなどのエーテル類; 酢酸メチルぉよび酢酸ェチルなど のエステル類 ; ァセ トニ ト リルなどの二 ト リル類 ; N , N—ジメチルホ ルムァミ ドおよび N, N—ジメチルァセ トアミ ドなどのァミ ド類 ; クロ 口ホルムおよび塩化メチレンなどのハロゲン化炭化水素類 : 並びにジ メチルスルホキシ ドなどのスルホキシ ド類などが挙げられ、 これらの 溶媒を一種または二種以上混合して使用してもよい。 この反応は、 通 常、 - 20〜120°C、 好ましくは、 0〜30°Cで、 30分間〜 24時間実施すれば よい。
このようにして得られた一般式 [ 1 a ]、 [ 1 b ]、 [ 1 c ]、 [ 1 d ]、
[ 1 e ]、 [ 1 门、 [ 1 g ]、 [ 1 h ]、 [ 1 门、 [ 1 j ]、 [ l k ] , [ 1
1 ]、 [ 1 1 a ]、 [ 1 m ]、 [ 1 m a ]、 [ 1 o ]、 [ 1 p ]、 [ 1 q ] および
[ 1 r ] の化合物は、 たとえば、 酸化、 還元、 転位、 置換、 ハロゲン 化、脱水もしくは加水分解などの自体公知の反応に付すことによって、 またはそれらを適宜組み合わせることによって、 他の一般式 [ 1 ] の 化合物に誘導することができる。 このよ うにして得られた一般式 [ 1 ] の化合物またはその塩は、 抽出、 晶出および Zまたはカラムクロマ ト グラフィーなどの常法にしたがって単離精製することができる。
次に、 本発明化合物を製造するための原料である一般式 [ 2 ] の化 合物の製造法について説明する。 一般式 [ 2 ] の化合物は、 たとえば、
以下の方法により得ることができる。
【製造法 A】
•OH
【製造ミ去 B】 ウイ Ϊイツヒ試薬
または
p、 ホ -ナ- ·ヮス'ヮ-ス · Iモンス"試薬 Rb、 —, p、
。 o〕- R R ―00
[1 2] [1 3] 脱保護
[2 b]
2] [[11 66]]
脱保護 HO
Rc
[1 ]
[1 9] ja兀
[2 d]
【製造法 E】
,COORT H2C^COORg [22] RfOOC
、COORf R'OOC
[20] COORg
[21 ]
RfOOC-^_^=0
[2 e]
「式中、 Raは、 水素原子、 ハロゲン原子、 シァノ基、 ニ トロ基、 保 護されているカルボキシル基、 保護されているヒ ドロキシル基または 置換されていてもよいアルキル、 ァルケエル、 シクロアルキル、 ァリ —ル、 アルアルキル、 アルコキシ、 ァリ一ルォキシ、 ァシル、 アルコ キシカルボニル、 ァリ一ノレォキシカノレボニル、 力ルバモイノレ、 ァミ ノ もしくは複素環式基を ; Rbおよび Rb'は、 同一または異なって、 水 素原子、 ハロゲン原子、 シァノ基、 ニ トロ基、 置換されていてもよい アルキル、 アルケニル、 シク ロアノレキノレ、 ァリール、 アルアルキルお よびアルコキシ基、 保護されているァミ ノ基並びに保護されていても よいカルボキシル基を : Rcは、 置換されていてもよいアルキル、 7 ルケニル、 シクロアルキルまたはァリール基を ; X。は、 塩素、 臭素 およびョゥ素原子を ; (1ぉょび1¾6は、 水素原子、 置換されていても よいアルキル、 アルケニル、 シク ロアルキル、 ァリールまたはアルア
ルキル基を ; R f および Rgは、 カルボキシル保護基を示す。」
[製造法 A]
一般式 [ 1 1 ] の化合物は、 一般式 [ 9] の化合物と一般式 [ 1 0] の化合物を、 光延反応に付することにより得ることができる。
この反応は、 たとえば、 ジェチルァゾジカルボキシレ一トまたはァゾ ジカルボニルジピぺリジンなどのァゾジカルボニル化合物およびトリ フエニルホスフィンなどの ト リァリールホスフィンまたはトリ n—ブチ ルホスフィ ンなどの ト リアルキルホスフィンを用いればよい。 一般式 [ 9] の化合物の使用量は、 一般式 [ 1 0] の化合物に対して、 1〜5 倍モル、 好ましくは、 1〜3倍モルあればよい。
この反応で使用される溶媒と しては、 反応に悪影響を及ぼさないも のであれば特に限定されないが、 たとえば、 ベンゼン、 トルエンおよ びキシレンなどの芳香族炭化水素類 ; ジォキサン、 テ トラヒ ドロブラ ン、 ァニソ一ル、 ジエチレングリ コールジェチルェ一テルおよびジメ チルセ口ソルブなどのエーテル類 ; 酢酸メチルおよび齚酸ェチルなど のエステル類 ; ァセ トニトリルなどの二トリル類 ; N, N—ジメチルホ ルムァミ ドおよび N, N—ジメチルァセ トアミ ドなどのァミ ド類 ; クロ 口ホルムおよび塩化メチレンなどのハロゲン化炭化水素類 ; 並びにジ メチルスルホキシドなどのスルホキシド類などが挙げられ、 これらの 溶媒を一種または二種以上混合して使用してもよい。 この反応は、 通 常、 - 20〜120°C、 好ましくは、 0〜30°Cで、 30分間〜 24時間実施すれば よい。
一般式 [ 2 a ] の化合物は、 たとえば、 酸の存在下、 一般式 [ 1 1 ] の化合物を脱保護することにより得ることができる。 この反応に用い られる酸と しては、 塩酸、 硫酸および臭化水素酸などの鉱酸; 並びに パラ トルエンスルホン酸のなどの有機酸などが挙げられ、 その使用量 は、 一般式 [ 1 1 ] の化合物に対して 1〜50倍モル、 好ましくは、 5〜20 倍モルであればよい。 この反応で使用される溶媒としては、 反応に悪 影響を及ぼさないものであれば特に限定されないが、 たとえば、 ベン
ゼン、 トルエンおよびキシレンなどの芳香族炭化水素類;ジォキサン、 テ トラヒ ドロフラン、 ァニソ一ル、 ジエチレングリ コールジェチ /レエ —テルおよびジメチルセ口ソルブなどのエーテル類 ; 酢酸メチルぉよ び酢酸ェチルなどのエステル類 ; ァセ トニ ト リルなどの二 ト リル類 ; メチルアルコール、 ェチルァノレコーノレおよびイ ソプロピゾレアルコ一ル などのアルコール類; N, N—ジメチルホルムァミ ドおよび N, N—ジ メチルァセ トアミ ドなどのアミ ド類 ; ク ロ口ホルムおよび塩化メチレ ンなどのハロゲン化炭化水素類 ; 水 ; 並びにジメチルスルホキシドな どのスルホキシド類などが挙げられ、 これらの溶媒を一種または二種 以上混合して使用してもよい。 この反応は、 通常、 0〜150°C、 好まし くは、 25〜120°Cで、 30分間〜 24時間実施すればよい。
[製造法 B]
一般式 [ 1 3 ] の化合物は、 一般式 [ 1 2 ] の化合物をゥィテツイ ヒ (Wittig) 試薬またはホーナー . ヮズワース · エモンズ (Honer Wadsworth Emmons) 反応試薬を反応させることにより得ることができ る。
具体的には、 一般式 [ 1 2 ] の化合物をオルガニック ' シンセシ一 ス · コ クアイ フ ' 小 リ ューム Organic syntheses collective volume) 第 5卷、 第 751〜754頁 ( 1973年) 記載の方法により合成されるウイ ッテ ィヒ試薬またはオルガニック · シンセシ一ズ ' コレクティブ ' ボリュ —ム (Organic syntheses collective volume) 第 b 、 第 509〜513頁
(1973年) 記載の方法により合成されるホーナー . ヮズワース · ェモ ンズ試薬と反応させることにより得ることができる。 また、 ウイ ッテ ィヒおよびホーナ一 ' ヮズワース · エモンズ試薬の使用量は、 一般式 [ 1 2 ] の化合物に対して 0.5〜5倍モル、 好ましくは、 1〜2倍モルで あればよい。 この反応で使用される溶媒と しては、 反応に悪影響を及 ぼさないものであれば特に限定されないが、 たとえば、 ベンゼン、 ト ルェンおよびキシレンなどの芳香族炭化水素類 ; ジォキサン、 テトラ ヒ ドロフラン、 ァニソール、 ジエチレングリ コ一ノレジェチノレエ一テル
UQ およびジメチルセ口 ソルブなどのエーテル類 ; 酢酸メチルおよび齚酸 ェチルなどのエステル類 : ァセ トニ ト リルなどの二 ト リル類 ; N, N— ジメチルホルムァミ ドおよび N , N—ジメチルァセ トアミ ドなどのァミ ド類;クロ口ホルムおよび塩化メチレンなどのハ口ゲン化炭化水素類 ; 並びにジメチルスルホキシドなどのスルホキシド類などが挙げられ、 これらの溶媒を一種または二種以上混合して使用してもよい。 この反 応は、 通常、 - 78〜120°C、 好ましくは、 - 20〜30°Cで、 30分間〜 24時間 実施すればよい。 また、 この反応は、 不活性気体 (たとえば、 ァルゴ ン、 窒素) 雰囲気下で行うこともできる。
一般式 [ 2 b ] の化合物は、 たとえば、 酸の存在下、 一般式 [ 1 3 ] の化合物を脱保護することにより得ることができる。
この反応に用いられる酸と しては、 塩酸、 硫酸および臭化水素酸な どの鉱酸; 並びにパラ トルエンスルホン酸およびメタンスルホン酸な どの有機酸が挙げられ、 その使用量は、 一般式 [ 1 3 ] の化合物に対 して 1〜50倍モル、 好ましくは、 5〜20倍モルであればよい。 この反応 で使用される溶媒としては、 反応に悪影響を及ぼさないものであれば 特に限定されないが、 たとえば、 ベンゼン、 トルエンおよびキシレン などの芳香族炭化水素類 ; ジォキサン、 テ トラヒ ドロフラン、 ァニソ —ル、 ジェチレングリ コ一ルジェチ /レエ一テルおよびジメチノレセ口 ソ ルブなどのエーテル類 ; 酢酸メチルおよび酢酸ェチルなどのエステル 類 ; ァセ トニ ト リルなどの二 ト リル類 ; メチルアルコール、 ェチルァ ルコールおょぴィ ソプロ ピルアルコールなどのアルコール類 ; N, N— ジメチルホルムァミ ドおよび N, N—ジメチルァセ トアミ ドなどのァミ ド類;ク口口ホルムおよび塩化メチレンなどのハロゲン化炭化水素類 ; 水 ; 並びにジメチルスルホキシドなどのスルホキシド類などが挙げら れ、 これらの溶媒を一種または二種以上混合して使用してもよい。 こ の反応は、 通常、 0〜150°C、 好ましくは、 25〜120°Cで、 30分間〜 24時 間実施すればよい。
[製造法 C ]
m 一般式 [ 1 6 ] の化合物は、 たとえば、 一般式 [ 1 2 ] の化合物と 一般式 [ 1 4 ] の化合物を、 グリニャール (Grignard) 反応に付する ことにより得ることができる。 この反応で用いられるグリニャール試 薬は、オルガ二ック 'シンセシ一ズ'コ レクティブ 'ボリ ューム(Organic syntheses collective volume) 第 5卷、 第 226頁 (1955年) 記載の方法 に従い合成することができ、 たとえば、 メチルマグネシウムプロミ ド のようなアルキルマグネシウムハライ ド類、 フエニルマグネシウムブ ロミ ドのようなァリールマグネシウムハライ ド類が挙げられる。
この反応で用いられる [ 1 4 ] の化合物の使用量は、 一般式 [ 1 2 ] の化合物に対して 0.5〜5倍モル、 好ましくは、 0.8〜2倍モルであれば よい。
この反応で使用される溶媒と しては、 反応に悪影響を及ぼさないもの であれば特に限定されないが、 たとえば、 ベンゼン、 トルエンおよび キシレンなどの芳香族炭化水素類;ジォキサン、 テトラヒ ドロフラン、 ァニソ一ル、 ジエチレングリ コールジェチルエーテルおよびジメチル セ口ソルブなどのエーテル類 ; クロロホルムおよび塩化メチレンなど のハロゲン化炭化水素類 ; 並びにジメチルスルホキシドなどのスルホ キシド類などが挙げられ、 これらの溶媒を一種または二種以上混合し て使用してもよい。 この反応は、 通常、 - 20〜120°C、 好ましくは、 0〜 70°Cで、 30分間〜 24時間実施すればよい。 また、 この反応は、 不活性 気体 (たとえば、 アルゴン、 窒素) 雰囲気下で行うこともできる。 一般式 [ 2 c ] の化合物は、 たとえば、 酸の存在下、 一般式 [ 1 6 ] の化合物を脱保護することにより得ることができる。 この反応に用い られる酸と しては、 塩酸、 硫酸および臭化水素酸などの鉱酸; 並びに パラ トルエンスルホン酸およびメタンスルホン酸などの有機酸などが 挙げられ、 その使用量は、 一般式 [ 1 6 ] の化合物に対して 1〜50倍モ ル、 好ましくは、 5〜20倍モルであればよい。 この反応で使用される溶 媒としては、 反応に悪影響を及ぼさないものであれば特に限定されな いが、 たとえば、 ベンゼン、 トルエンおよびキシレンなどの芳香族炭
n2 化水素類 ; ジォキサン、 テ トラヒ ドロフラン、 ァニソール、 ジェチレ ングリコ一ルジェチルエーテルおよびジメチルセ口ソルブなどのェ一 テル類 : 酢酸メチルおよび酢酸ェチルなどのエステル類 ; ァセ トニ ト リルなどの二 トリル類 ; メチルアルコール、 エチルアルコールおよび イソプロピルアルコールなどのアルコール類 ; N, N—ジメチルホルム ァミ ドおよび N, N—ジメチルァセ トアミ ドなどのァミ ド類 ; クロロホ ルムおよび塩化メチレンなどのハロゲン化炭化水素類 ; 水 ; 並びにジ メチルスルホキシドなどのスルホキシド類などが挙げられ、 これらの 溶媒を一種または二種以上混合して使用してもよい。 この反応は、 通 常、 0〜150°C、 好ましくは、 25〜120°Cで、 30分間〜 24時間実施すれば よい。
[製造法 D ]
一般式 [ 1 9 ] の化合物は、 たとえば、 ジャーナル · ォブ . オーガ ニック -ケミス トリー (J. Org. Chem. )、 第 45卷、 第 5399〜5400頁 (1980 年) 記載の方法などにより得ることができる。 具体的には、 一般式 [ 1 7 ] の化合物と一般式 [ 1 8 ] の化合物を、 ロ ビンソン (Rob inson) 環化反応に付することにより得ることができる。 一般式 [ 1 8 ] の化 合物の使用量は、 一般式 [ 1 7 ] の化合物に対して、 1〜10倍モル、 好 ましくは、 2〜4倍モルあればよい。
この反応に用いられる試薬としては、 たとえば、 イソブチルアルデ ヒ ド、 シク口へキシルアルデヒ ドおよび 2—フエニルプロピオンアル デヒ ドなどのアルデヒ ド並びにメチルビ二ルケ トンおよび 3—ペンテ ン一 2—オンなどのケトンを用いることができる。 この反応で使用さ れる溶媒としては、 反応に悪影響を及ぼさないものであれば特に限定 されないが、 たとえば、 ベンゼン、 トルエンおよびキシレンなどの芳 香族炭化水素類 ; ジォキサン、 テ トラヒ ドロフラン、 ァニソ一ル、 ジ エチレングリ コ一ルジェチルエーテルおよびジメチルセ口ソルブなど のエーテル類 ; 酢酸メチルおよび酢酸ェチルなどのエステル類 ; ァセ トニ トリルなどの二 トリル類; N , N—ジメチルホルムアミ ドおよび N ,
N—ジメチルァセ トアミ ドなどのァミ ド類 ; ク口口ホルムおよび塩化 メチレンなどのハロゲン化炭化水素類 ; 並びにジメチルスルホキシド などのスルホキシド類などが挙げられ、 これらの溶媒を一種または二 種以上混合して使用してもよい。 この反応は、 通常、 -20〜150°C、 好 ましくは、 0〜120°Cで、 30分間〜 24時間実施すればよい。
一般式 [ 2 d ] の化合物は、 たとえば、 一般式 [ 1 9 ] の化合物を 還元することにより得ることができる。 この反応は、 通常の炭素一炭 素二重結合の還元方法を使用すればよく、 たとえば、 パラジウム一炭 素、 ラネーニッケルまたは白金を使用する接触還元による方法などが 挙げられる。
たとえば、 パラジウム一炭素を使用する場合、 その使用量は、 一般 式 [ 1 9 ] の化合物に対して 0. 01〜1倍 (w/w)、 好ましくは、 0. 05〜0· 2 倍 (w/w) であればよい。 この反応で使用される溶媒と しては、 反応に 悪影響を及ぼさないものであれば特に限定されないが、 たとえば、 ベ ンゼン、 トルエンおよびキシレンなどの芳香族炭化水素類; ジォキサ ン、 テ トラヒ ドロフラン、 ァニソ一ル、 ジェチレングリ コ一ルジェチ ルエーテルおよびジメチルセ口 ソルブなどのエーテル類 ; 酢酸メチル および酢酸ェチルなどのエステル類 ; ァセ トニ ト リルなどの二 トリル 類 ; メチルアルコール、 エチルアルコールおよびィソプロピルアルコ 一ルなどのアルコール類 ; N , N—ジメチルホルムアミ ドおよび N , N —ジメチルァセ トアミ ドなどのアミ ド類 ; 水 ; 並びに酢酸などが挙げ られ、 これらの溶媒を一種または二種以上混合して使用してもよい。 この反応は、 通常、 - 20〜120°C、 常圧下または加圧下で行なわれ、 好 ましくは、 25〜50°Cで、 30分間〜 24時間実施すればよい。
[製造法 E ]
一般式 [ 2 1 ] の化合物は、 シンセティックコ ミュニケ一シヨン ( SYNTHET IC COMMUNI CAT IONS)、 第 15巻、 第 141〜 149頁( 1985年)記載の 方法により得ることもできる。 具体的には、 一般式 [ 2 0 ] の化合物 と 2倍モル以上の一般式 [ 2 2 ] のァク リル酸エステル類をディックマ
n4 ン (Di ekman) 縮合反応に付すことにより得ることができる。 この反応 で使用される溶媒と しては、 反応に悪影響を及ぼさないものであれば 特に限定されないが、 たとえば、 ベンゼン、 トルエンおよびキシレン などの芳香族炭化水素類; ジォキサン、 テ トラヒ ドロフラン、 ァニソ —ル、 ジエチレングリ コ一ルジェチルェ一テルおよびジメチルセロ ソ ルブなどのエーテル類 ; 酢酸メチルおよび酢酸ェチルなどのエステル 類 ; ァセ トニトリルなどの二 トリル類 ; 並びに N, N -ジメチルホルム アミ ドおよび N , N—ジメチルァセ トアミ ドなどのアミ ド類などが挙げ られ、 これらの溶媒を一種または二種以上混合して使用してもよい。 この反応は、 通常、 - 20〜150°C、 好ましくは、 25〜100°Cで、 30分間〜 24時間実施すればよい。 また、 この反応は、 不活性気体 (たとえば、 アルゴン、 窒素) 雰囲気下で行うこともできる。
一般式 [ 2 e ] の化合物は、 たとえば、 一般式 [ 2 1 ] の化合物を 加熱下、 脱炭酸反応に付することにより得ることができる。 この反応 に用いる試薬と しては、 塩化リチウム、 ヨウ化リチウム、 塩化ナトリ ゥムおよびピリジンなどが挙げられる。 この反応で使用される溶媒と しては、反応に悪影響を及ぼさないものであれば特に限定されないが、 たとえば、 ベンゼン、 トルエンおよびキシレンなどの芳香族炭化水素 類; ジォキサン、 テトラヒ ドロフラン、 ァニソール、 ジエチレングリ コ一ルジェチルエーテルおよびジメチルセ口ソルブなどのェ一テル 類 ;酢酸メチルおよび酢酸ェチルなどのエステル類 ; ァセ トニ トリル などの-トリル類 ; メチルアルコール、 エチルアルコールおよびィソ プロピルアルコールなどのアルコール類 ; N, N—ジメチルホルムアミ ドおよび N , N—ジメチルァセ トアミ ドなどのァミ ド類 ; 水 ; 並びに酢 酸などが挙げられ、 これらの溶媒を一種または二種以上混合して使用 してもよい。 この反応は、 通常、 25〜250°C、 好ましくは、 100〜190°C で、 30分間〜 24時間実施すればよい。
次に、 本発明化合物の製造法について説明する。
上記した製造法における一般式 [ 2 ]、 [ 3 ]、 [ 4 ]、 [ 5 ]、 [ 6 ]、
, , -
11ο
[ 7 ]、 [ 8 ]、 [ 9 ]、 [ 1 0 ]、 [ 1 1 ]、 [ 1 2 ]、 [ 1 3 ]、 [ 1 4 ]、 [ 1 6 ]、 [ 1 7 ]、 [ 1 8 ]、 [ 1 9 ]、 [ 2 0 ]、 [ 2 1 ]、 [ 2 2 ]、 [ 2 4 ]、
[ 2 5 ]、 [ 2 6 ]、 [ 2 6 a ]、 [ 2 6 b ]、 [ l a ], [ l b ], [ 1 c ]
[ 1 f ]、 [ 1 g ]、 [ 1 i ]、 [ 1 k ]、 [ 1 1 ]、 [ 1 1 a ]、 [ ] m]、 [ 1 m a ]、 [ l o ]、 [ 1 p ], [ l q ]、 [ 1 r ]、 [ 2 a ]、 [ 2 b ]、 [ 2 c ]、
[ 2 d ] および [ 2 e ] の化合物は、 塩と して使用することもでき、 それらの塩と しては、 一般式 [ 1 ] の化合物の塩で説明したと同様の 塩が挙げられる。
上で述べた製造法における一般式 [ 2 ]、 [ 3 ]、 [ 4 ]、 [ 5 ]、 [ 6 ]、 [ 7 ]、 [ 8 ]、 [ 9 ]、 [ 1 0 ]、 [ 1 1 ]、 [ 1 2 ]、 [ 1 3 ]、 [ 1 4 ]、 [ 1 6 ]、 [ 1 7 ]、 [ 1 8 ]、 [ 1 9 ]、 [ 2 0 ]、 [ 2 1 ]、 [ 2 2 ]、 [ 2 4 ]、 [ 2 5 ]、 [ 2 6 ]、 [ 2 6 a ]、 [ 2 6 b ]、 [ l a ], [ l b ], [ l c ]、 [ 1 f ]、 [ 1 g ]、 [ 1 门、 [ 1 k ]、 [ 1 1 ]、 [ 1 1 a ]、 [ 1 m]、 [ 1 m a ], [ " ]、 [ l p ]、 [ l q ]、 [ 1 r ], [ 2 a ]、 [ 2 b ]、 [ 2 c ]、 [ 2 d ] および [ 2 e ] の化合物において、 異性体 (たとえば、 光学 異性体、 幾何異性体および互変異性体など) が存在する場合、 これら の異性体も使用することができ、 また、 溶媒和物、 水和物および種々 の形状の結晶も使用することができる。 また、 [ 2 ]、 [ 3 ]、 [ 4 ]、 [ 5 ]、 [ 6 ]、 [ 7 ]、 [ 8 ]、 [ 9 ]、 [ 1 0 ]、 [ 1 1 ]、 [ 1 2 ]、 [ 1 3 ]、 [ 1 4 ]、 [ 1 6 ]、 [ 1 7 ]、 [ 1 8 ]、 [ 1 9 ]、 [ 2 0 ]、 [ 2 1 ]、 [ 2 2]、 [ 2 4 ]、 [ 2 5 ]、 [ 2 6 ]、 [ 2 6 a ]、 [ 2 6 b ]、 [ l a ]、 [ 1 b ]、 [ 1 c [ 1 门、 [ l g ]、 [ 1 i ]、 [ l k ], [ 1 1 ]、 [ 1 1 a ]、 [ 1 m] [ l m a ]、 [ l o ]、 [ l p ]、 [ l q ]、 [ 1 r ]、 [ 2 a ]、 [ 2 b ]、 [ 2 c ]、 [ 2 d ] および [ 2 e ] の化合物において、 アミノ基、 ヒ ドロキシル基またはカルボキシル基を有する化合物は、 予めこれら の基を通常の保護基で保護しておき、 反応後、 自体公知の方法でこれ らの保護基を脱離することもできる。
また、 本発明化合物が 1 —チア一 4. 8—ジァザスピロ [ 4. 5 ] デ カン誘導体の場合は、 たとえば、 次に示す製造法 3および 4にしたが
つて合成する とができる
[製造法 3 ]
Ij ^NHz [33] またはアンモニゥム塩
「式中、 R l h、 R2、 kおよび n'は、 前記したと同様の意味を有し ; R 1 3 aは、 保護されていてもよいァミノ、 アルキルァミノ、 ァリ一ル ァ ミ ノ、 ァシルァミ ノ、 アルコキシカルボニルァ ミ ノ、 ァ リ一ルスル ホュルァミノまたはアルキルスルホニルァミノ基を : Rは、 カルボキ シル保護基を ; Xは、 ァミノ保護基を ; Zは、 ハロゲン原子、 アルキ ルスルホニルォキシ基またはァリールスルホニルォキシ基を示す。」 一般式 [ 3 5 ] の化合物は、 たとえば、 薬学雑誌、 第 91巻、 第 3号、 第 363〜383頁 (1971年) 記載の方法などにより得ることができる。 具 体的には、 脱水剤おょぴ Zまたは触媒の存在下または不存在下に、 一 般式 [ 3 2] の化合物を一般式 [ 3 3 ] で表されるァミン類またはァ ンモニゥム塩および一般式 [ 3 4] の化合物を反応させ、 脱水閉環さ せることにより得ることができる。
この反応に用いられる一般式 [ 3 3 ] で表されるアミン類またはァ ンモニゥム塩としては、 たとえば、 メチルァミン、 ベンジルァミン、 ァニリンおよびフエネチルァミンなどの一級ァミン : ロイシン、 ァス パラギン、 ァスバラギン酸および |3 -ァラニンなどのアミノ酸; 炭酸ァ
ng ンモニゥムおよび硫酸ァンモニゥムなどのアンモニゥム塩などが挙げ られる。 一般式 [ 3 3 ] で表されるアミン類またはアンモニゥム塩の 使用量は、 一般式 [ 3 2 ] の化合物に対して 1〜10倍モル、 好ましくは、 1〜2倍モルであればよい。 また、 一般式 [ 3 4 ] の化合物の使用量は、 一般式 [ 3 2 ] の化合物に対して 1〜10倍モル、 好ましくは、 1〜2倍モ ルであればよい。 また、 所望に応じて使用される脱水剤としては、 た とえば、 ゼオラム、 モルキユラ一シ一ブ、 塩化カルシウム、 硫酸マグ ネシゥムおよび五酸化二リンなどが挙げられ、 その使用量は、 一般式 [ 3 2 ] の化合物に対して 1〜 10倍 /w)、 好ましくは、 1〜2倍 (w/w) であればよい。 また、 所望に応じて使用される触媒としては、 たとえ ば、 p-トルエンスルホン酸、 ベンゼンスルホン酸、 塩酸および硫酸な どが挙げられ、 その使用量は、 一般式 [ 3 2 ] の化合物に対して 0.001 〜3倍モル、 好ましくは、 0.01〜0.1倍モルであればよい。 この反応で 使用される溶媒と しては、 反応に悪影響を及ぼさないものであれば特 に限定されないが、 たとえば、 ベンゼン、 トルエンおよびキシレンな どの芳香族炭化水素類 ; ジォキサン、 テトラヒ ドロフラン、 ァニソ一 ル、 ジエチレングリ コ一ノレジェチゾレエーテルおよびジメチルセ口 ソル ブなどのェ一テル類;酢酸メチルおよび酢酸ェチルなどのエステル類 ; ァセ トニ ト リルなどの二 ト リル類 ; メチルアルコ一ル、 ェチルアルコ —ルおよびィ ソプロピルアルコールなどのアルコール類; N, N—ジメ チルホルムァミ ドおよび N, N—ジメチルァセ トアミ ドなどのァミ ド 類; クロ口ホルムおよび塩化メチレンなどのハロゲン化炭化水素類 ; 並びにジメチルスルホキシドなどのスルホキシド類などが挙げられ、 これらの溶媒を一種または二種以上混合して使用してもよい。 この反 応は、 通常、 0〜150°C、 好ましくは、 25〜120°Cで、 30分間〜 24時間実 施すればよい。 また、 この反応は、 不活性気体 (たとえば、 アルゴン、 窒素) 雰囲気下に行うこともできる。
一般式 [ 3 6] の化合物は、 酸または塩基の存在下または不存在下 に、 一般式 [ 3 5] の化合物を脱保護することにより得ることができ
u9 る。
この反応で所望により用いられる酸と しては、 たとえば、 塩酸、 硫 酸、 酢酸、 ト リ フルォロ酢酸および P-トルエンスルホン酸などが挙げ られ、 その使用量は、 一般式 [ 3 5 ] の化合物に対して 1〜50倍モル、 好ましくは 10〜30倍モルであればよい。 また、 所望により用いられる 塩基としては、 たとえば、 n-ブチルリチウム、 フエニルリチウム、 リ チウムジイソプロピルァミンなどの有機リチウム ; ナトリ ウムメ トキ シド、 ナトリウムエ トキシドおよびカリ ゥム tert-ブトキシドなどのァ ルカリ金属アルコキシド ; 水素化ナトリ ゥムおよび水素化力リ ゥムな どのアル力リ金属水素化物 : 炭酸力リ ゥムおよび炭酸ナトリ ウムなど のアル力リ金属炭酸塩; 水酸化ナトリ ゥムおよび水酸化力リ ゥムなど の水酸化アルカリなどが挙げられ、 その使用量は、 一般式 [ 3 5 ] の 化合物に対して 1〜50倍モル、 好ましくは、 10〜30倍モルであればよレ、。 この反応で使用される溶媒と しては、 反応に悪影響を及ぼさないもの であれば特に限定されないが、 たとえば、 ベンゼン、 トルエンおよび キシレンなどの芳香族炭化水素類;ジォキサン、 テトラヒ ドロフラン、 ァニソ一ル、 ジエチレングリ コ一ルジェチルエーテルおよびジメチル セロソルブなどのエーテル類 : ァセ トニトリルなどの二 トリル類; N , N—ジメチルホルムアミ ドおよび N , N—ジメチルァセ トアミ ドなどの アミ ド類 ; クロ口ホルムおよび塩化メチレンなどのハロゲン化炭化水 素類 ; 水 ; 並びにジメチルスルホキシドなどのスルホキシド類などが 挙げられ、 これらの溶媒を一種または二種以上混合して使用してもよ い。 この反応は、 通常、 0〜150°C、 好ましくは、 25〜i l 0°Cで、 30分間 〜24時間実施すればよい。
一般式 [ I s ] の化合物は、 たとえば、 塩基の存在下または不存在 下に、 一般式 [ 3 6 ] の化合物をァシル化またはスルホニル化反応に 付すことにより得ることができる。
この反応に用いられるァシル化剤と しては、 たとえば、 無水酢酸、 ァセチルクロライ ド、 ベンゾイルク口ライ ド、 4 —イソプロピル安息
香酸ク口ライ ドおよびェチルスクシニルク口ライ ドなどが挙げられ、 スルホニル化剤としては、 たとえば、 メ タンスルホニルクロライ ドお よびベンゼンスルホユルク口ライ ドなどが挙げられる。 これらの使用 量は、 一般式 [ 3 6 ] の化合物に対して 1〜20倍モル、 好ましくは 2〜6 倍モルであればよい。 また、 この反応に用いられる塩基としては、 た とえば、 ジメチルァミノピリジン、 トリェチルァミンおよびピリジン などの有機ァミン類 ; 炭酸力リ ゥムおよび炭酸ナトリ ゥムなどのアル カリ金属炭酸塩などが挙げられ、 その使用量は、 一般式 [ 3 6 ] の化 合物に対して 0. 5〜10倍モル、 好ましくは 2〜4倍モルであればよい。 こ の反応で使用される溶媒と しては、 反応に悪影響を及ぼさないもので あれば特に限定されないが、 たとえば、 ベンゼン、 トルエンおよびキ シレンなどの芳香族炭化水素類 ; ジォキサン、 テ トラヒ ドロフラン、 ァニソ一ル、 ジェチレングリ コ一ルジェチルエーテルおよびジメチル セロソルブなどのエーテル類 ; 酢酸メチルおよび酢酸ェチルなどのェ ステル類 ; ァセ トニ ト リルなどの二 ト リル類 ; N , N—ジメチルホルム ァミ ドおよび N , N—ジメチルァセ トアミ ドなどのァミ ド類 ; クロロホ ルムおよび塩化メチレンなどのハロゲン化炭化水素類; 並びにジメチ ルスルホキシドなどのスルホキシド類などが挙げられ、 これらの溶媒 を一種または二種以上混合して使用してもよい。 この反応は、 通常、 - 20〜150°C、 好ましくは、 0〜120°Cで、 30分間〜 24時間実施すればよい。 一般式 [ 3 7 ] の化合物は、 たとえば、 薬学雑誌、 第 91号、 第 3号、 第 363〜383頁 (1971年) 記載の方法などにより得ることができる。 具 体的には、 脱水剤およびノまたは触媒の存在下または不存在下に、 一 般式 [ 3 2 ] の化合物に一般式 [ 3 3 ] で表されるァミン類またはァ ンモニゥム塩、 およびメルカプト酢酸を反応させ、 脱水閉環させるこ とにより得ることができる。
この反応に用いられる一般式 [ 3 3 ] で表されるアミン類と しては、 たとえば、 メチルァミン、 ベンジルァミン、 ァニリンおよびフエネチ ルァミ ンなどの一級ア ミ ン : ロイシン、 ァスバラギン、 ァスパラギン
酸および /3 -ァラニンなどのアミノ酸などが挙げられる。 また、 アンモ ニゥム塩と しては、 たとえば、 炭酸アンモニゥムおよび硫酸アンモニ ゥムなどが挙げられる。 一般式 [ 3 3 ] で表されるアミン類またはァ ンモニゥム塩の使用量は、 一般式 [ 3 2 ] の化合物に対して 1〜10倍モ ル、 好ましくは、 1〜2倍モルであればよい。 また、 メルカプト酢酸の 使用量は、 一般式 [ 3 2 ] の化合物に対して 1〜10倍モル、 好ましくは、 1〜2倍モルであればよい。 また、 所望に応じて用いられる脱水剤と し ては、 たとえば、 ゼオラム、 モルキユラーシ一ブ、 塩化カルシウム、 硫酸マグネシウムおよび五酸化二リンなどが挙げられ、その使用量は、 一般式 [ 3 2 ] の化合物に対して 1〜 10倍 (w/w)、 好ましくは、 1〜2倍 ( w/w) であればよい。 また、 所望に応じて用いられる触媒と しては、 たとえば、 p-トルエンスルホン酸、 ベンゼンスルホン酸、 塩酸および 硫酸などが挙げられ、 その使用量は、 一般式 [ 3 2 ] の化合物に対し て 0. 001〜3倍モル、 好ましくは、 0. 01〜0. 1倍モルであればよレ、。 この 反応で使用される溶媒と しては、 反応に悪影響を及ぼさないものであ れば特に限定されないが、 たとえば、 ベンゼン、 トルエンおよびキシ レンなどの芳香族炭化水素類 : ジォキサン、 テ トラヒ ドロフラン、 ァ ニソ一ル、 ジエチレングリ コ一ルジェチルエーテルおよびジメチルセ 口ソルブなどのエーテル類 ; 酢酸メチルおよび酢酸ェチルなどのエス テル類 ; ァセ トニ ト リルなどの二 ト リル類 ; メチルアルコール、 ェチ ルアルコールおよびィ ソプロ ピルアルコールなどのアルコール類; N , N—ジメチルホルムァミ ドおよび N , N—ジメチルァセ トアミ ドなどの アミ ド類 ; クロ口ホルムおよび塩化メチレンなどのハロゲン化炭化水 素類; 並びにジメチルスルホキシドなどのスルホキシド類などが挙げ られ、 これらの溶媒を一種または二種以上混合して使用してもよい。 この反応は、 通常、 0〜150 C、 好ましくは、 25〜1 20°Cで、 30分間〜 24 時間実施すればよい。 また、 この反応は、 不活性気体 (たとえば、 ァ ルゴン、 窒素) 雰囲気下で行うこともできる。
一般式 [ 3 8 ] の化合物は、 たとえば、 塩基の存在下に、 一般式 [ 3
7 ] の化合物に一般式 [ 3 9 ] の化合物を反応させることにより得る ことができる。 この反応に用いられる塩基と しては、 たとえば、 n -ブ チルリチウム、 フエニルリチウムおよびリチウムジイ ソプロ ピルアミ ドなどの有機リチウム ; ナトリ ウムメ トキシド、 ナトリ ウムエ トキシ ドおよびカリ ウム tert-ブトキシドなどのアルカリ金属ァルコキシド ; 水素化ナトリ ゥムおよび水素化力リ ゥムなどのアル力リ金属水素化 物 ; 炭酸力リ ゥムおよび炭酸ナトリ ウムなどのアルカリ金属炭酸塩; 並びに水酸化ナトリゥムおよび水酸化力リ ウムなどの水酸化アル力リ などが挙げられる。 塩基の使用量は、 一般式 [ 3 7 ] の化合物に対し て 1〜5倍モルであればよい。 また、 一般式 [ 3 9 ] の化合物の使用量 は、 一般式 [ 3 7 ] の化合物に対して 1〜10倍モル、 好ましくは、 1〜2 倍モルであればよい。 この反応で使用される溶媒と しては、 反応に悪 影響を及ぼさないものであれば特に限定されないが、 たとえば、 ベン ゼン、 トルエンおよびキシレンなどの芳香族炭化水素類;ジォキサン、 テ トラヒ ドロフラン、 ァニソール、 ジエチレングリ コールジェチルェ 一テルおよびジメチルセ口 ソルブなどのエーテル類 ; ァセ トニ ト リル などの二 トリル類; N , N—ジメチルホルムアミ ドおよび N , N—ジメ チルァセ トアミ ドなどのアミ ド類 ; クロ口ホルムおよび塩化メチレン などのハロゲン化炭化水素類 ; 並びにジメチルスルホキシドなどのス ルホキシ ド類などが挙げられ、 これらの溶媒を一種または二種以上混 合して使用してもよレ、。 この反応は、 通常、 - 78〜150°C、 好ましくは、 - 50〜120°Cで、 30分間〜 24時間実施すればよい。 また、 この反応は、 不活性気体 (たとえば、 アルゴン、 窒素) 雰囲気下で行うこともでき る。
一般式 [ 3 8 ] の化合物は、 たとえば、 薬学雑誌、 第 91巻、 第 3号、 第 363〜383頁 (1971年) 記載の方法などによっても得ることができる。 具体的には、 脱水剤および/または触媒の存在下または不存在下に、 一般式 [ 3 2 ] の化合物を一般式 [ 3 3 ] で表されるアミン類または アンモニゥム塩、 およびシンセテイ ツク · コミュニケーショ ンズ
(SYNTHETIC COMMUNICATIONS)、 第 21巻、 第 2号、 第 249〜263頁 (1991 年) 記載の方法などにより合成される一般式 [ 4 0 ] で表される化合 物を反応させ、 脱水閉環させることにより得ることができる。
この反応に用いられる一般式 [ 3 3 ] で表されるアミン類としては、 たとえば、 メチルァミン、 ベンジルァミン、 ァニリンおよびフエネチ ルァミ ンなどの一級ァミ ン ; ロイシン、 ァスパラギン、 ァスパラギン 酸および /3-ァラニンなどのアミノ酸などが挙げられる。 また、 アンモ ニゥム塩と しては、 たとえば、 炭酸アンモニゥムおよび硫酸アンモニ ゥムなどが挙げられる。 一般式 [ 3 3 ] で表されるアミン類またはァ ンモニゥム塩の使用量は、 一般式 [ 3 2 ] の化合物に対して 1〜10倍モ ル、 好ましくは、 1〜2倍モルであればよい。 また、 一般式 [ 4 0 ] の 化合物の使用量は、 一般式 [ 3 2 ] の化合物に対して 1〜10倍モル、 好 ましくは、 1〜2倍モルであればよい。 また、 脱水剤と しては、 たとえ ば、 ゼオラム、 モルキユラーシ一ブ、 塩化カルシウム、 硫酸マグネシ ゥムおよび五酸化二リンなどが挙げられ、 その使用量は、 一般式 [ 3 2 ] の化合物に対して 1〜10倍 (w/w)、 好ましくは、 1〜2倍 (w/w) で あればよい。 また、 所望に応じて用いられる触媒と しては、 たとえば、 p-トルエンスルホン酸、 ベンゼンスルホン酸、 塩酸および硫酸などが 挙げられ、 その使用量は、 一般式 [ 3 2 ] の化合物に対して 0.001〜3 倍モル、 好ましくは、 0.01〜0.1倍モルであればよい。 この反応で使用 される溶媒としては、 反応に悪影響を及ぼさないものであれば特に限 定されないが、 たとえば、 ベンゼン、 トルエンおよびキシレンなどの 芳香族炭化水素類 ; ジォキサン、 テ トラヒ ドロフラン、 ァニソール、 ジエチレングリコ一ルジェチルエーテルおよびジメチルセ口ソルブな どのエーテル類 ; 酢酸メチルおよび酢酸ェチルなどのエステル類 ; ァ セ トニ ト リルなどの二 ト リル類 ; メチルアルコール、 ェチルアルコ一 ルおよびィソプロピルアルコ一ルなどのアルコール類; N, N—ジメチ ルホルムァミ ドおよび N, N—ジメチルァセ トアミ ドなどのァミ ド類 ; クロ口ホルムおよび塩化メチレンなどのハロゲン化炭化水素類 ; 並び
にジメチルスルホキシドなどのスルホキシ ド類などが挙げられ、 これ らの溶媒を一種または二種以上混合して使用してもよい。この反応は、 通常、 0〜150°C、 好ましくは、 25〜120°Cで、 30分間〜 24時間実施すれ ばよい。 また、 この反応は、 不活性気体 (たとえば、 アルゴン、 窒素) 雰囲気下に行うこともできる。
また、 一般式 [ 3 8」 の化合物は、 一般式 [ 3 5 ] の化合物をエス テル化反応に付すことによっても得ることができる。
この反応は、 通常のエステル化反応を使用すればよく、 たとえば、 酸クロライ ドを経由する方法、 酸無水物を経由する方法、 塩基および アルキルハラィ ドを用いる方法、 縮合剤および添加剤を用いる方法な どが挙げられる。 たとえば、 塩基およびアルキルハライ ドを用いる場 合、 この反応に用いる塩基と しては、 たとえば、 ジメチルァミノピリ ジン、 ト リェチルァミ ン、 ピリ ジンおよび N—メチルモルホリ ンなど の有機ァミン類 : 炭酸力リ ゥムおよび炭酸ナトリ ウムなどのアルカ リ 金属炭酸塩などが挙げられ、 その使用量は、 一般式 [ 3 5 ] の化合物 に対して 0. 5〜10倍モル、 好ましくは、 1〜3倍モルであればよレ、。 この 反応で用いられるアルキルハライ ドと しては、 たとえば、 ヨウ化メチ ル、 ヨウ化工チルおよび臭化べンジルなどが挙げられ、 その使用量は、 一般式 [ 3 5 ] の化合物に対して 0. 5〜^倍モル、 好ましくは、 1〜3倍 モルであればよい。 この反応で用いられる溶媒と しては、 反応に悪影 響を及ぼさないものであれば特に限定されないが、 たとえば、 ベンゼ ン、 トルエンおよびキシレンなどの芳香族炭化水素 ; ジォキサン、 テ トラヒ ドロフラン、 ァニソ一ル、 ジエチレングリ コールジェチ /レエ一 テルおよびジメチルセ口ソルブなどのエーテル類 ; 酢酸メチルおよび 酢酸ェチルなどのエステル類 ; ァセ トニトリルなどの二 トリル類 ; N , N—ジメチルホルムァミ ドなどのァミ ド類 ; クロ口ホルムおよび塩化 メチレンなどのハロゲン化炭化水素類 ; 並びにジメチルスルホキシド などのスルホキシド類が挙げられ、 これらの溶媒を一種または二種以 上混合して使用してもよい。 この反応は、 通常、 0〜200°C、 好ましく
は、 25〜150°Cで、 10分間〜 24時間実施すればよい。 たとえば、 縮合剤 および添加剤を用いる場合、 エタノール、 ベンジルアルコールまたは tert-ブタノ一ルなどのアルコールを縮合剤および添加剤と縮合反応に 付すことにより得ることができる。 この反応で用いられる縮合剤と し ては、 たとえば、 ジシクロへキシルカルボジイ ミ ド、 ジイソプロピル カルボジィ ミ ド、 N—ェチル— N '— 3—ジメチルァミノプロピルカル ポジイ ミ ドおよびジフエニルホスホリルアジドなどが挙げられる。 こ の反応で用いられる添加剤と しては、 たとえば、 1 —ヒ ドロキシベン ゾトリアゾ一ルおよび N—ヒ ドロキシスクシンイ ミ ドなどが挙げられ る。 この反応で用いられるアルコール、 縮合剤および添加剤の使用量 は、 それぞれ一般式 [ 3 5 ] の化合物に対して 0. 5〜10倍モル、 好まし くは、 1〜3倍モルであればよい。 この反応で用いられる溶媒としては、 反応に悪影響を及ぼさないものであれば特に限定されないが、 たとえ ば、 ベンゼン、 トルエンおよびキシレンなどの芳香族炭化水素 ; ジォ キサン、 テ トラヒ ドロフラン、 ァニソール、 ジエチレングリ コールジ ェチルエーテルおよびジメチルセ口ソルブなどのエーテル類; 酢酸メ チルおよび酢酸ェチルなどのエステル類 : ァセ トニ トリルなどの二 ト リル類 ; N , N—ジメチルホルムアミ ドなどのアミ ド類 ; クロ口ホルム および塩化メチレンなどのハロゲン化炭化水素類 ; 並びにジメチルス ルホキシドなどのスルホキシド類が挙げられ、 これらの溶媒を一種ま たは二種以上混合して使用してもよい。 この反応は、 通常、 0〜200°C、 好ましくは、 25〜150°Cで、 10分間〜 24時間実施すればよい。
一般式 [ 4 1 ] の化合物は、 酸または塩基の存在下または不存在下 に、 一般式 [ 3 8 ] の化合物を脱保護することにより得ることができ る。
この反応で所望により用いられる酸と しては、 たとえば、 塩酸、 硫 酸、 酢酸、 トリフルォロ酢酸および p-トルエンスルホン酸などが挙げ られ、 その使用量は、 一般式 [ 3 8 ] の化合物に対して 1〜50倍モル、 好ましくは 10〜30倍モルであればよい。 また、 所望により用いられる
塩基と しては、 たとえば、 n-ブチルリチウム、 フエニルリチウムおよ びリチウムジイソプロピルァミ ドなどの有機リチウム ; ナトリ ウムメ トキシド、 ナトリ ウムエ トキシドおよび力リ ウム tert-ブトキシドなど のアル力リ金属アルコキシド ; 水素化ナトリ ゥムおよび水素化力リ ゥ ムなどのアル力リ金属水素化物 ; 炭酸力リ ゥムおよび炭酸ナトリウム などのアル力リ金属炭酸塩; 水酸化ナトリ ゥムおよび水酸化力リ ウム などの水酸化アルカリなどが挙げられ、 その使用量は、 一般式 [ 3 8 ] の化合物に対して 1〜50倍モル、 好ましくは、 1〜30倍モルであればよ レ、。
たとえば、 Xが tert-ブチルォキシカルボニル基であり、 Rがェチル 基の場合、 用いられる酸と しては、 塩酸、 硫酸、 トリフルォロ酢酸な どが挙げられ、 その使用量は、 一般式 [ 3 8 ] の化合物に対して 1〜50 倍モル、 好ましくは 10〜30倍モルであればよい。 また、 Xが 9—フルォ レニルメ トキシカルボニル基であり、 Rが tert-ブチル基の場合、 用い られる塩基としては、 たとえば、 ピぺリジン、 モルホリン、 ジメチル アミノビリジンなどが挙げられ、 その使用量は、 一般式 [ 3 8 ] の化 合物に対して 1〜30倍モル、 好ましくは、 1〜5倍モルであればよい。 こ の反応で用いられる溶媒と しては、 反応に悪影響を及ぼさないもので あれば特に限定されないが、 たとえば、 ベンゼン、 トルエンおよびキ シレンなどの芳香族炭化水素類 ; ジォキサン、 テ トラヒ ドロフラン、 ァニソ一ル、 ジエチレングリ コールジェチルェ一テルおよびジメチル セ口ソルブなどのェ一テル類 ; 酢酸メチルおよび酢酸ェチルなどのェ ステル類 ; ァセ トニ トリルなどの二トリル類 ; メチルアルコール、 ェ チルアルコールおよびィ ソプロピルアルコールなどのアルコール類 ; N , N—ジメチルホルムァミ ドなどのァミ ド類 ; クロ口ホルムおよび塩 化メチレンなどのハ口ゲン化炭化水素類 ; 水 ; 並びにジメチルスルホ キシドなどのスルホキシド類が挙げられ、 これらの溶媒を一種または 二種以上混合して使用してもよい。 この反応は、 通常、 0〜200°C、 好 ましくは、 20〜70°Cで、 10分間〜 5時間実施すればよい„
一般式 [ 4 2 ] の化合物は、 たとえば、 塩基の存在下または不存在 下に、 一般式 [ 4 1 ] の化合物をァシル化またはスルホニル化反応に 付すことにより得ることができる。
この反応に用いられるァシル化剤と しては、 たとえば、 無水酢酸、 ァセチルクロライ ド、 ベンゾイルク口ライ ドおよぴェチルスクシニル クロライ ドなどが挙げられ、 スルホニル化剤と しては、 たとえば、 メ タンスルホニルクロライ ドおよびベンゼンスルホニルクロライ ドなど が挙げられる。 これらの使用量は、 一般式 [ 4 1 ] の化合物に対して 0. 5 〜10倍モル、 好ましくは 1〜3倍モルであればよい。 また、 この反応に 用いられる塩基と しては、 たとえば、 ジメチルァミノピリジン、 ト リ ェチルァミンおよびピリジンなどの有機ァミン類 ; 炭酸力リ ゥムおよ び炭酸ナトリ ウムなどのアル力リ金属炭酸塩などが挙げられ、 その使 用量は、 一般式 [ 4 1 ] の化合物に対して 0. 5〜10倍モル、 好ましくは 1〜3倍モルであればよい。 この反応で使用される溶媒と しては、 反応 に悪影響を及ぼさないものであれば特に限定されないが、 たとえば、 ベンゼン、 トルエンおよびキシレンなどの芳香族炭化水素類 ; ジォキ サン、 テトラヒ ドロフラン、 ァニソール、 ジエチレングリコールジェ チルェ一テルおよびジメチルセ口ソルブなどのェ一テル類 ; 酢酸メチ ルおよび酢酸ェチルなどのエステル類 ; ァセ トニ トリルなどの二 トリ ル類 ; N, N—ジメチルホルムァミ ドおよび N , N -ジメチルァセ トァ ミ ドなどのアミ ド類 ; クロ口ホルムおよび塩化メチレンなどのハロゲ ン化炭化水素類 ; 並びにジメチルスルホキシドなどのスルホキシド類 などが挙げられ、 これらの溶媒を一種または二種以上混合して使用し てもよい。 この反応は、 通常、 - 20〜150°C、 好ましくは、 0〜120°Cで、 30分間〜 24時間実施すればよい。
一般式 [ 4 2 ] の化合物は、 たとえば、 塩基の存在下に、 一般式 [ 4 1 ] の化合物をアルキル化反応に付すことにより得ることができる。 この反応で用いられるアルキル化剤と しては、 たとえば、 ヨウ化メチ ル、 ベンジルブロミ ドなどが挙げられる。 これらのアルキル化剤の使
用量は、 一般式 [ 4 1 ] の化合物に対して、 1〜20倍モル、 好ましくは、 1〜4倍モルであればよい。 また、 この反応に用いられる塩基と しては、 たとえば、 ジメチルァミノピリジン、 トリェチルァミンおよびピリジ ンなどの有機ァミン類 ; 並びに炭酸力リ ゥムおよび炭酸ナトリ ウムな どのアルカ リ金属炭酸塩などが挙げられ、 その使用量は、 一般式 [ 4 1 ] の化合物に対して 2〜20倍モル、 好ましくは、 2〜4倍モルであれば よい。 この反応で用いられる溶媒と しては、 反応に悪影響を及ぼさな いものであれば特に限定されないが、 たとえば、 ベンゼン、 トルエン およびキシレンなどの芳香族炭化水素 ; ジォキサン、 テ トラヒ ドロフ ラン、 ァニソール、 ジエチレングリ コールジェチルェ一テルおよびジ メチルセ口 ソルブなどのエーテル類 ; 酢酸メチルおよび酢酸ェチルな どのエステル類 ; ァセ トニ ト リルなどの二 ト リル類 ; メチルアルコ一 ル、 エチルアルコールおよびィ ソプロピルアルコールなどのアルコー ル類 ; N , N -ジメチルホルムアミ ドなどのアミ ド類 ; クロ口ホルムお よび塩化メチレンなどのハロゲン化炭化水素類 ; 並びにジメチルスル ホキシドなどのスルホキシド類が挙げられ、 これらの溶媒を一種また は二種以上混合して使用してもよい。 この反応は、 通常、 0〜200°C、 好ましくは、 25〜150°Cで、 10分間〜 24時間実施すればよい。
一般式 [ 4 2 ] の化合物は、 たとえば、 塩基の存在下に、 一般式 [ 4 1 ] の化合物をニトロソ化、 ついで、 還元反応に付すことにより得る ことができる。 このニ トロ ソ化反応は、 オルガ二ック · シンセシーズ · コ クアイフ ' ボリュ一ム ( Organ i c syntheses co l l ect i ve vo lume) 第 2巻、 第 21 1頁 (1943年) 記載の方法に準じて合成することができる。 この反応で用いられるニ トロソ化剤としては、 たとえば、 亜硝酸など が挙げられる。 ニ トロソ化剤の使用量は、 一般式 [ 4 1 ] の化合物に 対して、 1〜10倍モル、 好ましくは、 1〜4倍モルあればよい。 この反応 で用いられる溶媒としては、 反応に悪影響を及ぼさないものであれば 特に限定されないが、 たとえば、 ベンゼン、 トルエンおよびキシレン などの芳香族炭化水素 ; ジォキサン、 テ トラヒ ドロフラン、 ァニソ一
ル、 ジエチレングリコ一ルジェチルェ一テルおよびジメチルセ口ソル ブなどのエーテル類:酢酸メチルおよび酢酸ェチルなどのエステル類 ; ァセ トニ トリルなどの二 トリル類 ; メチルアルコ一ル、 ェチルアルコ —ルおよびィソプロピルアルコールなどのアルコール類; N, N—ジメ チルホルムァミ ドなどのァミ ド類 ; クロ口ホルムおよび塩化メチレン などのハロゲン化炭化水素類 ; 水 ; 並びにジメチルスルホキシドなど のスルホキシド類が挙げられ、 これらの溶媒を一種または二種以上混 合して使用してもよい。 この反応は、 通常、 0〜200°C、 好ましくは、 0 〜 100 °Cで、 10分間〜 24時間実施すればよい。
つづいての還元反応は、 オルガニック ' シンセシーズ ' コレクティ ブ . リ ューム (Organic syntheses collective volume) 2卷、 ¾¾211 頁 (1943年) 記載の方法に準じて行うことができ、 一般式 [ 4 1 ] か ら合成される二 ト口ソ体を亜鉛末などの還元剤と反応させることによ り得ることができる。 この反応で用いられる溶媒としては、 反応に悪 影響を及ぼさないものであれば特に限定されないが、 たとえば、 ベン ゼン、 トルエンおよびキシレンなどの芳香族炭化水素類;ジォキサン、 テトラヒ ドロフラン、 ァニソール、 ジエチレングリコール、 ジェチル エーテルおよぴジメチルセ口ソルブなどのエーテル類: 酢酸メチルぉ よび酢酸ェチルなどのエステル類;ァセ トニ トリルなどの二 トリル類 ; メチルアルコ一ノレ、 ェチルアルコ一ノレおよびイ ソプロピノレアルコール などのアルコール類 ; N, N—ジメチルホルムァミ ドなどのァミ ド類 ; ク口口ホルムおよび塩化メチレンなどのハロゲン化炭化水素類 ;水 ; 並びに酢酸などが挙げられ、 これらの溶媒を一種または二種以上混合 して使用してもよい。 この反応は、 通常、 0〜200°C、 好ましくは、 0〜 100°Cで、 30分間〜 24時間実施すればよい。
一般式 [ I s ] の化合物は、 たとえば、 酸または塩基の存在下また は不存在下に、 一般式 [4 2 ] の化合物を脱エステル化反応に付すこ とにより得ることができる。
この反応で所望に応じて用いられる酸と しては、 たとえば、 塩酸、
硫酸、 酢酸、 ト リ フルォロ酢酸および p-トルエンスルホン酸などが挙 げられ、 その使用量は、 一般式 [ 4 2 ] の化合物に対して 1〜50倍モル、 好ましくは、 10〜30倍モルであればよい。 また、 所望に応じて用いら れる塩基と しては、 たとえば、 n -ブチルリチウム、 フエニルリチウム、 リチウムジイソプロピルァミ ドなどの有機リチウム ; ナトリ ウムメ ト キシド、 ナトリ ウムエ トキシドおよび力リ ウム tert-ブトキシドなどの アル力リ金属アルコキシド ; 水素化ナトリ ゥムおよび水素化力リ ウム などのアル力リ金属水素化物 ; 炭酸力リ ゥムおよび炭酸ナトリ ウムな どのアル力リ金属炭酸塩; 並びに水酸化ナト リ ゥムおよび水酸化力リ ゥムなどの水酸化アルカリなどが挙げられ、 その使用量は、 一般式 [ 4 2 ] の化合物に対して 1〜50倍モル、 好ましくは、 10〜30倍モルであれ ばよい。 この反応で使用される溶媒と しては、 反応に悪影響を及ぼさ ないものであれば特に限定されないが、 たとえば、 ベンゼン、 トルェ ンおよびキシレンなどの芳香族炭化水素類 ; ジォキサン、 テトラヒ ド 口フラン、 ァ-ソ一ル、 ジエチレングリ コールジェチルェ一テルおよ びジメチルセ口 ソルブなどのエーテル類 ; ァセ トニ ト リルなどのニ ト リル類 ; N, N—ジメチルホルムアミ ドおよび N , N—ジメチルァセ ト アミ ドなどのアミ ド類 ; クロ口ホルムおよぴ塩化メチレンなどのハロ ゲン化炭化水素類 ; 酢酸: 水 ; メチルアルコール、 エチルアルコール およびィソプロピルアルコールなどのアルコール類 ; 並びにジメチル スルホキシドなどのスルホキシド類などが挙げられ、 これらの溶媒を 一種または二種以上混合して使用してもよい。 この反応は、 通常、 0〜 150°C、 好ましくは、 25〜120°Cで、 30分間〜 24時間実施すればよい。 一般式 [ I t ] の化合物は、 一般式 [ I s ] の化合物をアミ ド化反 応に付すことにより得ることができる。
この反応は、 通常のアミ ド化反応を使用すればよく、 たとえば、 酸 クロライ ドを経由する方法、 酸無水物を経由する方法、 塩基、 縮合剤 および添加剤を用いる方法などが挙げられる。 たとえば、 塩基、 縮合 剤および添加剤を用いる場合、この反応に用いられるァミンと しては、
m メチルァミ ン、 ベンジルァミ ン、 ァニリ ン、 フエネチルァミ ンおよび ァミノチアゾールなどの 1級ァミン : ジメチルァミン、 ジェチルァミ ンおよびジ- n-プロピルァミンなどの 2級ァミン ; ピぺリジンおよびモ ルホリンなどの環状ァミン ; 並びにロイシン、 ァスパラギン、 ァスパ ラギン酸および i3—ァラニンなどのアミノ酸などが挙げられ、 その使 用量は、 一般式 [ I s ] の化合物に対して 0. 5〜10倍モル、 好ましくは、 丄〜 3倍モルであればよい。 この反応に用いられる塩基と しては、 たと えば、 ジメチルァミノピリジン、 トリェチルァミン、 ピリジンおよび N—メチルモルホリンなどの有機ァミン類 ; 炭酸力リ ゥムおよび炭酸 ナトリ ウムなどのアル力リ金属炭酸塩などが挙げられ、その使用量は、 一般式 [ I s ] の化合物に対して 0. 5〜10倍モル、 好ましくは、 1〜3倍 モルであればよい。 縮合剤と しては、 たとえば、 ジシクロへキシルカ ルボジイ ミ ド、 ジイソプロピルカルボジイ ミ ド、 N—ェチル一 Ν '— 3 —ジメチルァミノプロピルカルボジィ ミ ドおよびジフエニルホスホリ ルアジドなどが挙げられ、 添加剤と しては、 たとえば、 1—ヒ ドロキシ ベンゾトリアゾールおよび Ν—ヒ ドロキシスクシンイ ミ ドなどが挙げ られる。 これらの使用量は、 一般式 [ I s ] の化合物に対して 0. 5〜10 倍モル、 好ましくは、 1〜3倍モルであればよい。 この反応で使用され る溶媒と しては、 反応に悪影響を及ぼさないものであれば特に限定さ れないが、 たとえば、 ベンゼン、 トルエンおよぴキシレンなどの芳香 族炭化水素類; ジォキサン、 テ トラヒ ドロフラン、 ァニソ一ル、 ジェ チレングリ コ一ルジェチルェ一テルおよびジメチルセ口ソルブなどの エーテル類 ; 酢酸メチルおよび酢酸ェチルなどのエステル類 ; ァセ ト 二トリルなどの二 トリル類 ; N , N—ジメチルホルムァミ ドおよび N , N—ジメチルァセ トアミ ドなどのァミ ド類 ; クロ口ホルムおよび塩化 メチレンなどのハロゲン化炭化水素類 ; 並びにジメチルスルホキシド などのスルホキシド類などが挙げられ、 これらの溶媒を一種または二 種以上混合して使用してもよい。 この反応は、 通常、 - 20〜150°C、 好 ましくは、 0〜120°Cで、 30分間〜 24時間実施すればよい。
一般式 [ l u ] の化合物は、 たとえば、 一般式 [ I s ] の化合物を 酸化することにより得ることができる。
この反応に用いられる酸化剤と しては、 たとえば、 過酢酸、 トリフ ルォロ過酢酸、 過安息香酸および m-ク口口過安息香酸などの過酸; 過 酸化水素 ; クロム酸並びに過マンガン酸力リ ゥムなどが挙げられる。 酸化剤の使用量は、 一般式 [ I s ] の化合物に対して 0. 5〜5倍モル、 好ましくは、 1〜3倍モルであればよい。 この反応で使用される溶媒と しては、反応に悪影響を及ぼさないものであれば特に限定されないが、 たとえば、 ベンゼン、 トルエンおよびキシレンなどの芳香族炭化水素 類 ; ジォキサン、 テ トラヒ ドロフラン、 ァニソール、 ジエチレングリ コ一ルジェチルェ一テルおよびジメチノレセ口 ソルブなどのエーテル 類 ; メ タノ一ルおよびェタノールなどのアルコール類 ; 酢酸メチルぉ よび酢酸ェチルなどのエステル類;ァセ トニ ト リルなどの二 ト リル類 ;
N , N -ジメチルホルムァミ ドおよび N , N—ジメチルァセ トアミ ドな どのァミ ド類 ; クロ口ホルムおよび塩化メチレンなどのハロゲン化炭 化水素類 ; 水 ; 並びにジメチルスルホキシドなどのスルホキシド類な どが挙げられ、 これらの溶媒を一種または二種以上混合して使用して もよい。 この反応は、 通常、 o°cから溶媒の還流温度、 好ましくは、 0 〜 30°Cで、 30分間〜 24時間実施すればよい。
一般式 [ l v ] の化合物は、 一般式 [ 1 u ] の化合物をァミ ド化反 応に付すことにより得ることができる。 この反応は、 通常のアミ ド化 反応を使用すればよく、 たとえば、 酸クロライ ドを経由する方法、 酸 無水物を経由する方法、 塩基、 縮合剤および添加剤を用いる方法など が挙げられる。 たとえば、 塩基、 縮合剤および添加剤を用いる場合、 この反応に用いられるァミ ンと しては、 メチルァミ ン、 ベンジルアミ ン、 ァニリ ン、 フエネチルァミ ンおよびアミ ノチアゾ一ルなどの 1級 ァミ ン : ジメチルァミ ン、 ジェチルアミ ンおよびジ- n-プロピルアミ ン などの 2級ァミン ; ピぺリ ジンおよびモルホリ ンなどの環状ァミ ン ; 並びにロイシン、 ァスパラギン、 ァスパラギン酸および j3—ァラニン
などのアミノ酸などが挙げられ、 その使用量は、 一般式 [ l u ] の化 合物に対して 0. 5〜10倍モル、 好ましくは、 1〜3倍モルであればよい。 この反応に用いられる塩基と しては、 たとえば、 ジメチルァミノピリ ジン、 トリェチルァミン、 ピリジンおよび N—メチルモルホリンなど の有機ァミン類 ; 炭酸力リ ゥムおよび炭酸ナトリ ゥムなどのアル力リ 金属炭酸塩などが挙げられ、 その使用量は、 一般式 [ 1 u ] の化合物 に対して 0· 5〜10倍モル、 好ましくは、 1〜3倍モルであればよい。 この 反応で用いられる縮合剤としては、 たとえば、 ジシクロへキシルカル ポジイ ミ ド、 ジイ ソプロピルカルボジイ ミ ド、 N—ェチル一 N '— 3— ジメチルァミ ノプロピルカルボジィ ミ ドおよびジフェニルホスホリル アジドなどが挙げられ、 この反応で用いられる添加剤と しては、 たと えば、 1ーヒ ドロキシベンゾ ト リァゾ一ル、 N—ヒ ドロキシスクシンィ ミ ドなどが挙げられる。 これらの使用量は、 一般式 [ 1 u ] の化合物 に対して 0. 5〜10倍モル、 好ましくは、 1〜3倍モルであればよい。 この 反応で使用される溶媒としては、 反応に悪影響を及ぼさないものであ れば特に限定されないが、 たとえば、 ベンゼン、 トルエンおよびキシ レンなどの芳香族炭化水素類 ; ジォキサン、 テトラヒ ドロフラン、 ァ 二ソール、 ジェチレングリ コ一ルジェチルエーテルおよびジメチルセ 口ソルブなどのエーテル類 ; 酢酸メチルおよび酢酸ェチルなどのエス テル類; ァセ トニ トリルなどの二 トリル類 ; N , N—ジメチルホルムァ ミ ドおよび N, N—ジメチルァセ トアミ ドなどのァミ ド類 ; クロ口ホル ムおよび塩化メチレンなどのハロゲン化炭化水素類 ; 並びにジメチル スルホキシドなどのスルホキシド類などが挙げられ、 これらの溶媒を 一種または二種以上混合して使用してもよい。 この反応は、 通常、 -20 〜150°C、 好ましくは、 0〜120°Cで、 30分間〜 24時間実施すればよい。 一般式 [ l v ] の化合物は、 たとえば、 一般式 [ I t ] の化合物を 酸化することにより得ることができる。
この反応に用いられる酸化剤と しては、 たとえば、 過酢酸、 ト リ フ ルォロ過酢酸、 過安息香酸および m-ク口口過安息香酸などの過酸: 過
酸化水素 ; クロム酸並びに過マンガン酸力リ ウムなどが挙げられる。 酸化剤の使用量は、 一般式 [ I t ] の化合物に対して 0. 5〜5倍モル、 好ましくは、 1〜3倍モルであればよい。 この反応で使用される溶媒と しては、反応に悪影響を及ぼさないものであれば特に限定されないが、 たとえば、 ベンゼン、 トルエンおよびキシレンなどの芳香族炭化水素 類; ジォキサン、 テ トラヒ ドロフラン、 ァニソ一ル、 ジエチレングリ コ一ルジェチルェ一テルおよびジメチルセ口ソルブなどのエーテル 類; メタノールおよびエタノールなどのアルコール類;酢酸メチルお よび酢酸ェチルなどのエステル類;ァセ トニ トリルなどの二トリル類 ; N , N—ジメチルホルムァミ ドおよび N, N—ジメチルァセ トアミ ドな どのアミ ド類 ; クロ口ホルムおよび塩化メチレンなどのハロゲン化炭 化水素類 ; 水 ; 並びにジメチルスルホキシドなどのスルホキシド類な どが挙げられ、 これらの溶媒を一種または二種以上混合して使用して もよい。 この反応は、 通常、 o°cから溶媒の還流温度、 好ましくは、 0 〜30°Cで、 30分間〜 M時間実施すればよい。
このようにして得られた一般式 [ 1 s ]、 [ 1 t ]、 [ 1 u ] および [ 1 v ] の化合物を、 たとえば、 酸化、 還元、 転位、 置換、 ハロゲン化、 脱水もしくは加水分解などの自体公知の反応に付すことによって、 ま たはそれらを適宜組み合わせることによって、 他の一般式 [ 1 ] の化 合物に誘導することができる。 このようにして得られた一般式 [ 1 s ]、 [ 1 t ]、 [ 1 u ] および [ 1 V ] の化合物またはその塩は、 抽出、 晶 出および/またはカラムクロマトグラフィ一などの常法にしたがって 単離精製することができる。
たとえば、 [ 1 s ] または [ 1 u ] の化合物を、 通常の方法により酸 ハライ ドと した後、 マロン酸ジェチルおよび塩化マグネシウムを トリ ェチルァミンなどの塩基存在下反応させ、 ついで加水分解、 脱炭酸反 応に付すことにより、 R 1 3 aが置換されていてもよいアルキルである 化合物を得ることができ、 通常の方法により酸ハライ ドとした後、 ァ ルキルメルカプタンと反応させることにより、 R 1 3 aが置換されてい
てもよいアルキルチオ基である化合物を得ることができ、 通常の方法 により酸ハライ ドと した後、 塩化アルミニウムなどの酸の存在下、 ァ リールもしくは複素環式基とフリ一デルクラフッ (Friedel-Crafts) 反応を行うことにより、 R 1 3 aが置換されていてもよいァリールまた は複素環式基である化合物を得ることもできる。
本発明化合物を製造するための原料である一般式 [ 3 2 ] の化合物 は、 たとえば、 シンセシス (Synthesis)、 第 48頁 (1986年) などに記 載の方法またはそれに準じた方法により製造することができる。
上記した製造法における一般式 [ 3 2 ]、 [ 3 3 ]、 [ 3 4 ]、 [ 3 5 ]、 [ 3 6 ]、 [ 3 7 ]、 [ 3 8 ]、 [ 3 9 ]、 [ 4 0 ]、 [ 4 1 ]、 [ 4 2 ]、 [ 1 s ]、 [ 1 t ] および [ 1 u] の化合物は、 塩と して使用することもで き、 それらの塩と しては、 たとえば、 一般式 [ 1 ] の化合物の塩で説 明したと同様の塩が挙げられる。
一般式 [ 3 2 ]、 [ 3 3 ]、 [ 3 4 ]、 [ 3 5 ]、 [ 3 6 ]、 [ 3 7 ]、 [ 3 8 ]、 [ 3 9 ]、 [ 4 0 ]、 [ 4 1 ]、 [ 4 2]、 [ 1 s ]、 [ 1 t ]、 [ 1 u ] および [ 1 v] の化合物は塩とすることもでき、 それらの塩と しては、 たと えば、 一般式 [ 1 ] と同様の塩が挙げられる。
上記した製造法における一般式 [ 3 2 ]、 [ 3 3 ]、 [ 3 4 ]、 [ 3 5 ]、 [ 3 6 ]、 [ 3 7 ]、 [ 3 8 ]、 [ 3 9 ]、 [ 4 0 ]、 [ 4 1 ]、 [ 4 2 ]、 [ 1 s ]、 [ I t ] および [ 1 u ] の化合物において、 異性体 (たとえば、 光学 異性体、 幾何異性体および互変異性体など) が存在する場合、 これら の異性体も使用することができ、 また、 溶媒和物、 水和物および種々 の形状の結晶も使用することができる。 また、 [ 3 2 ]、 [ 3 3 ]、 [ 3 4 ]、 [ 3 5 ]、 [ 3 6 ]、 [ 3 7 ]、 [ 3 8 ]、 [ 3 9 ]、 [ 4 0 ]、 [ 4 1 ]、 [ 4 2 ]、 [ 1 s ]、 [ 1 t ]、 [ 1 u ] および [ 1 V ] の化合物において、 アミノ基、 ヒ ドロキシル基、 メルカプト基またはカルボキシル基を有 する化合物は、 予めこれらの基を通常の保護基で保護しておき、 反応 後、 自体公知の方法でこれらの保護基を脱離することもできる。
また、 一般式 [ 1 w ]、 [ 1 X ] および [ 1 y ] の化合物は、 たとえば、
以下の製造法 5〜 7によつても得ることができる
製造法 5
[47]
「式中、 Y4は、 Οまたは ΝΗを ; qは、 0、 1、 2または 3 (但し、 qが 0のときは、 Y4は、 NHを示す。) ; E4は、 アミノ酸残基を ; Rl h'は、 一般式、
R 1 5 γ 3 '一
「式中、 Y3'は、 カルボニル基 ; R 1 5 'は、 水素原子、 シァノ基、 保 護されているカルボキシル、 ヒ ドロキシルもしくはメルカプト基また は置換されていてもよいアルキル、 アルケニル、 シクロアルキル. ァ
リ一ル、 アルコキシ、 アルキルチオ、 アルキルスルホニル、 ァリール スノレホニル、 ス レフ ァモイ ノレ、 アシノレ、 アシノレオキシ、 ァノレコキシ力 ルポニル、 ァリ一ノレォキシカルボニル、 ァミ ノ、 力ルバモイル、 力ノレ バモイルォキシもしくは複素環式基、 または、 一般式
R 1 6 - ( E 3 ) s—
「式中、 R 1 6は、 水素原子またはァミノ保護基 ; E 3は、 アミノ酸残 基 ; sは、 2または 3を示す。」 を示す。」 ; Xは、 アミノ保護基 ; R 2 ' は、 水素原子、 置換されていてもよいァシル基を示す。」
一般式 [ 4 4 ] のアミノ酸結合樹脂は、 一般式 [ 4 3 ] の樹脂をァ ミノ酸誘導体と反応させた後、 脱保護して得ることができる。 この反 応に用いられる樹脂と しては、 固相法で通常用いられる樹脂が挙げら れ、 たとえば、 ベンズヒ ドリルァミ ン樹脂、 4 一メチルベンズヒ ドリ ルァミン樹脂、 リンクアミ ド樹脂、 ォキシメチル樹脂およびォキシメ チルフエノキシメチル樹脂などが挙げられる。 この反応に用いられる アミノ酸誘導体と しては、 α—ァミノ基の保護基と して t 一プチルォ キシカルボニル (Boc) 基および 9—フルォレニルメ トキシカルボ二 ル (Fmoc) 基など ; 側鎖官能基の保護基、 たとえば、 ァスパラギン酸 およびグルタミン酸の側鎖カルボキシル基の保護基と しては、 tーブ チルエステル基、 ベンジルエステノレ基およぴシク口へキシルエステル 基など ; セリン、 スレオニンおよびチロシンの側鎖水酸基の保護基と しては、 t—ブチル基、 ベンジル基および 2, 6 —ジブロモベンジル 基など;システィンの側鎖チオール基の保護基と しては、 トリチル基、 ァセタミ ドメチル基および t 一ブチル基などを用いたァミノ酸誘導体 が挙げられ、 好ましくは、 Fmoc-アミノ酸が挙げられる。
( 1 ) N末端が保護されたアミノ酸結合樹脂は、 樹脂をアミノ酸誘導 体と縮合させることによって得ることができる。 具体的には、 樹脂を 反応器に入れ、 溶媒を加え、 樹脂を膨潤させる。 溶媒を濾去した後、 アミノ酸誘導体および縮合剤を添加し、 再び溶媒を加え、 反応すれば よい。 この反応に用いられる縮合剤と しては、 ジシクロへキシルカル
ポジィ ミ ド、 ジィ ソプロピルカルボジィ ミ ド、 ベンゾ ト リァゾ一ル一 1 —ィルーォキシ一 ト リ スーピロ リ ジノ一ホスホニゥムへキサフ /レオ 口フォスフエ一ト (PyBOP) およびブロモ一 トリ ス一ピロ リジノーホ スホニゥムへキサフルオロフォスフエ一ト (PyBroP) などが挙げられ、 その使用量は、 樹脂中のァミノ基 1 当量に対して 1〜 10当量であれば よい。 また、 PyBOPおよび PyBroPの使用時は、 たとえば、 ジイソプ 口ピルェチルァミ ンおよびト リェチルァミ ンなどのアミ ンを縮合剤に 対して 1〜5当量添加してもよい。 さらに、 これらの縮合剤に、 N— ヒ ドロキシベンゾ ト リアゾ一ルおよび N—ヒ ドロキシ一 7—ァザベン ゾトリアゾ一ルなどの活性エステル化剤を縮合剤に対して 0. 5〜5当 量添加してもよい。 この反応に用いられる溶媒と しては、 Ν , Ν—ジ メチルホルムアミ ド、 ジクロロメタン、 クロ口ホルムおよび Ν—メチ ルピロ リ ドンなどが挙げられる。 溶媒の使用量は、 特に限定されない 力 樹脂を膨潤させる場合は、 樹脂 l gに対し、 5〜100mし、 好ましく は、 5〜20mLであればよく、 反応時に使用する場合は、 樹脂 1 gに対 し、 5〜100mL、 好ましくは、 5〜50mLであればよレ、。 この反応は、 通 常、 10〜40°C、 好ましくは、 20〜30°Cで、 5〜 0分間実施すればよ い。
( 2 ) N末端を脱保護されたアミ ノ酸結合樹脂は、 N末端が保護され たァミノ酸結合樹脂の α—ァミノ酸保護基を脱保護剤の存在下に反応 させ、 除去することにより得ることができる。 具体的には、 Ν末端が 保護されたべプチド結合樹脂を酸または塩基の存在下、 溶媒の存在下 または不存在下に反応すればよい。 この反応において使用される脱保 護剤は、 ひ一アミノ酸保護基の種類に応じて適宜選択されるが、 たと えば、 α—ァミノ保護基の脱保護が Boc基の場合は、 ト リ フルォロ酢 酸、 メタンスルホン酸などの酸を ; α—アミ ノ保護基の脱保護が Fmoc 基の場合は、 ピぺリジン、 1 , 8—ジァザビシクロ [ 5 . 4 . 0 ] ゥン デク一 7—ェンなどの塩基を使用すればよい。 この反応で使用される 溶媒としては、 反応に悪影響を及ぼさないものであれば特に限定され
ないが、 たとえば、 酸を用いる場合は、 ジクロロメタンおよびジクロ ロェタンなどが、 塩基を用いる場合は、 N , N—ジメチルホルムアミ ドおよび N—メチルピロリ ドンなどが挙げられる。 溶媒を使用する場 合は、 樹脂 に対し、 5〜20mLの割合で使用するればよい。 この反 応は、 通常、 10〜40°C、 好ましくは、 20〜30°Cで 5〜120分間実施す ればよい。
なお、 2残基以上のアミノ酸を結合させるには、 この操作を繰り返 せばよい。
一般式 [ 4 5 ] の樹脂は一般式 [ 4 4 ] のアミノ酸結合樹脂に一般 式 [ 4 7 ] の化合物を反応させた後、 脱保護して得ることができる。 この反応は、 上で説明したのと同様に行えばよい。
一般式 [ 4 6 ] の樹脂は一般式 [ 4 5 ] の樹脂をァシル化すること により得ることができる。 この反応は、 上で説明したのと同様に行え ばよい。 一般式 [ 4 6 ] の樹脂に結合している化合物の官能基が保護 されている場合は脱保護した後、 更にァシル化、 スルホニル化などの 反応を行い、 他の化合物へ誘導することができる。 これらの反応は、 上で説明したのと同様に行えばよい。
一般式 [ l w ] の化合物は、 一般式 [ 4 6 ] の樹脂を酸の存在下に 樹脂を除去することにより得ることができる。 この反応に用いられる 酸としては、 用いた樹脂おょぴァミノ保護基の組み合わせにより適宜 選択することができるが、 たとえば、 トリフルォロメタンスルホン酸、 無水フッ化水素およびトリフルォロ酢酸などが挙げられる。 この反応 で使用される溶媒としては、 反応に悪影響を及ぼさないものであれば 特に限定されないが、 たとえば、 ジクロロメタンが挙げられる。 また、 溶媒の使用量は、 特に限定されないが、 樹脂 l gに対し、 5〜100mLで 使用すればよい。 この反応は、 - 10〜40°C、 好ましくは、 0〜20°C、 30
〜300分間実施すればよい。
製造法 6
H-(E [44a]
2) 脱保護
「式中、 Υ 5は、 Οまたは Ν Ηを ; qは、 0、 1 2または 3を ; Ε 2は、 アミノ酸残基を ; kは、 1、 2または 3を R 1いは、 一般式、 R 1い - Y2'—
「式中、 Y2'は、 カルボニル基; R 1 1'は、 水素原子、 シァノ基、 保 護されているカルボキシル、 ヒ ドロキシルも しく はメルカプト基また は置換されていてもよいアルキル、 ァルケエル、 シクロアルキル、 ァ リール、 アルコキシ、 アルキルチオ、 アルキルスルホニル、 ァリール スルホニル、 スルファモイル、 アシノレ、 ァシルォキシ、 アルコキシ力
ルポニル、 ァ リ一/レオキシカノレボニル、 ァミノ、 力ルバモイノレ、 カル バモイルォキシもしくは複素環式基、 または、 一般式
R1 2- (E 1)厂
「式中、 R1 2は、 水素原子またはァミノ保護基 ; R 1 4は、 ヒ ドロキ シル基またはアミノ基を ; E1は、 アミノ酸残基 ; j は、 2または 3 を示す。」 を示す。」 ; Xは、 ァミノ保護基 ; R2' は、 水素原子、 置換 されていてもよいァシル基を表わす」
一般式 [ 4 8 ] の樹脂は一般式 [ 4 4 a ] の樹脂に一般式 [ 5 0 ] の化合物を反応させた後、 脱保護して得ることができる。 この反応は、 製造法 5で説明したと同様に行えばよい。
一般式 [ 4 9 ] の樹脂は一般式 [ 4 8 ] の樹脂をァシル化すること により得ることができる。 この反応は、 上で説明したのと同様に行え ばよい。 一般式 [ 4 8 ] の樹脂に結合している化合物の官能基が保護 されている場合は、 脱保護した後、 更にァシル化、 スルホニル化など の反応を行い、 他の化合物へ誘導することができる。 これらの反応は、 上で説明したのと同様に行えばよい。
一般式 [ l x ] の化合物は、 一般式 [ 4 9 ] の樹脂を酸の存在下に 樹脂を除去することにより得ることができる。 この反応は、 製造法 5 で説明したのと同様に行えばよい。
製造法 7
「式中、 Y 5は、 Οまたは Ν Ηを ; kは、 1、 2または 3を ; qは. 0、 1、 2または 3を ; uは、 0、 1、 2または 3を ; R 1 h ' は、 一般式
R 1 1 ' — Y2' —
「式中、 Y2' は、 カルボニル基; R 1 は、 水素原子は、 シァノ基、 保護されているカルボキシル、 ヒ ドロキシルもしくはメルカプト基ま たは置換されていてもよいアルキル、 アルケニル、 シクロアルキル、 ァリール、 アルコキシ、 アルキルチオ、 アルキルスルホニル、 ァリー ルス レホニル、 スルファモイノレ、 アシノレ、 アシノレオキシ、 アルコキシ カルボニル、 ァリールォキシカルボニル、 ァミ ノ、 力ルバモイル、 力 ルバモイルォキシもしくは複素環式基を示す。」 で表される基または 一般式
R 1 2- (E M
「式中、 R 1 2は、 水素原子またはァミノ保護基を ; E 1は、 アミノ酸 残基を ; j は、 2または 3を示す。」 で表される基を ; R2' は、 水素 原子、 置換されていてもよいァシル基を ; R 1 4は、 ヒ ドロキシル基 またはァミノ基を ; E 2および E 5は、 ァミノ酸残基を ; Xは、 アミ ノ保護基を示す。」
一般式 [ 5 1 ] の樹脂は、 一般式 [4 4 b ] の樹脂に一般式 [ 5 3] の化合物を反応させた後、 脱保護して得ることができる。 この反応は、 製造法 5で説明したのと同様に行えばよい。
一般式 [ 5 2] の樹脂は、 一般式 [ 5 1 ] の樹脂をァシル化するこ とにより得ることができる。 この反応は、 上で説明したのと同様に行 えばよい。 一般式 [ 5 2] の樹脂に結合している化合物の官能基が保 護されている場合は脱保護した後、 更にァシル化、 スルホニル化など の反応を行い、 他の化合物へ誘導することができる。 これらの反応は、 上で説明したのと同様に行えばよい。
一般式 [ 1 y] の化合物は、 一般式 [ 5 2] の樹脂を酸の存在下に 樹脂を除去することにより得ることができる。 この反応は、 製造法 5 で説明したのと同様に行えばよい。
また、 本発明化合物を製造するための原料である一般式 [ 5 5] の 化合物は、 たとえば、 以下の方法によ り得ることができる。
[製造法 F]
「式中、 Xはァミノ保護基を R 3'、 R4'、 R5、 R6は前に定義した のと同様の意味を表わし、 R は置換されていてもよいァシル基を示 す。」
一般式 [ 5 4 ] の化合物は、 たとえば、 特開昭 53— 44574号に記載の 方法などにより得ることができる。 具体的には、 塩基、 脱水剤および 触媒の存在下または不存在下、 一般式 [ 3 2 ] の化合物を一般式 [ 8 a ] の化合物と反応させ、 脱水閉環させることにより得ることができ る。 この反応に用いられる一般式 [ 8 a ] の化合物と しては、 特に限 定されないが、 たとえば、 D—システィ ン、 L—システィ ン、 D—ぺ ニシラミンおよび L—ぺニシラミンもしくはこれらの塩などが挙げら れる。 一般式 [ 8 a ] の化合物の使用量は、 一般式 [ 3 2 ] の化合物 に対して 0.5〜10倍モル、 好ましくは、 1〜2倍モルであればよい。 また、 所望に応じて用いられる塩基と しては、 たとえば、 ジメチルアミノ ビ リジン、 トリエチルァミンおよぴピリジンなどの有機ァミン類 ; 並び に炭酸力リ ゥムおよび炭酸ナ トリ ゥムなどのアル力リ金属炭酸塩など が挙げられ、 その使用量は、 一般式 [ 3 2 ] の化合物に対して 0.5〜10 倍モル、 好ましくは、 1〜2倍モルであればよい。 また、 所望に応じて 用いられる脱水剤と しては、 ゼオラム、 モルキュラーシ一ブ、 塩化力 ルシゥム、 硫酸マグネシウムおよび五酸化二リンなどが挙げられ、 そ の使用量は、 一般式 [ 3 2 ] の化合物に対して 1〜10倍 (w/w)、 好まし
くは、 1〜2倍 (w/w) であればよレ、。 また、 所望に応じて用いられる触 媒と しては、 パラ トルエンスルホン酸、 ベンゼンスルホン酸、 塩酸お よび硫酸などが挙げられ、 その使用量は、 一般式 [ 3 2 ] の化合物に 対して 0· 001〜1倍モル、 好ましくは、 0· 01〜0. 1倍モルであればよい。 この反応で使用される溶媒と しては、 反応に悪影響を及ぼさないもの であれば特に限定されないが、 たとえば、 ベンゼン、 トルエンおよび キシレンなどの芳香族炭化水素類 ; ジォキサン、 テトラヒ ドロフラン、 ァニソ一ル、 ジエチレングリ コ一ルジェチルェ一テルおよびジメチル セ口ソルブなどのェ一テル類 ; 酢酸メチルおよび齚酸ェチルなどのェ ステル類 ; ァセ トニ トリルなどの二 ト リル類 ; メチルアルコール、 ェ チルアルコールおよびィソプロピルアルコールなどのアルコール類 ;
Ν , Ν —ジメチルホルムアミ ドおよび Ν, Ν —ジメチルァセ トアミ ドな どのアミ ド類 ; クロ口ホルムおよび塩化メチレンなどのハロゲン化炭 化水素類 ; 水 ; 並びにジメチルスルホキシドなどのスルホキシド類な どが挙げられ、 これらの溶媒を一種または二種以上混合して使用して もよい。 この反応は、 通常、 0〜150°C、 好ましくは、 20〜120°Cで、 30 分間〜 24時間実施すればよい。
一般式 [ 5 5 ] の化合物は、 たとえば、 塩基の存在下または不存在 下、 一般式 [ 5 4 ] の化合物をァシル化に付すことにより得ることが できる。 この反応に用いられるァシル化剤と しては、 たとえば、 無水 酢酸、 ァセチルクロライ ド、 ベンゾイルク口ライ ド、 ピロ一ルカルボ ニルクロライ ドおよびチアゾ一ルカルボユルク口ライ ドなどが挙げら れる。 これらの使用量は、 一般式 [ 5 4 ] の化合物に対して 0. 5〜10倍 モル、 好ましくは、 1〜3倍モルであればよい。 また、 所望に応じて用 レ、られる塩基と しては、 ジメチルァミノピリジン、 トリェチルァミン およびピリジンなどの有機ァミン類 : 並びに炭酸力リ ゥムおよび炭酸 ナトリ ウムなどのアル力リ金属炭酸塩などが挙げられ、 その使用量は、 一般式 [ 5 4 ] の化合物に対して 0. 5〜10倍モル、 好ましくは、 1〜3倍 モルであればよい。 この反応で使用される溶媒と しては、 反応に悪影
響を及ぼさないものであれば特に限定されないが、 たとえば、 ベンゼ ン、 トルエンおよびキシレンなどの芳香族炭化水素類 ; ジォキサン、 テ トラヒ ドロフラン、 ァニソ一ル、 ジエチレングリ コールジェチルェ —テルおよびジメチルセ口ソルブなどのエーテル類 ; 酢酸メチルぉよ び酢酸ェチルなどのエステル類 ; ァセ トニ トリルなどの二 トリル類 ; N, N—ジメチルホルムァミ ドおよび N, N—ジメチルァセ トアミ ドな どのァミ ド類 ; クロロホルムおよび塩化メチレンなどのハロゲン化炭 化水素類 ; 並びにジメチルスルホキシドなどのスルホキシド類などが 挙げられ、 これらの溶媒を一種または二種以上混合して使用してもよ い。 この反応は、 通常、 - 20〜150°C、 好ましく は、 0〜120。Cで、 30分 間〜 24時間実施すればよい。
また、 得られたこの時、 ァミノ保護基を一旦、 脱保護反応に付し、 その後、 再び他のァミノ保護基に変換して用いてもよい。
上記した製造法における一般式 [ 8 a ]、 [ 3 2 ]、 [ 4 3 ]、 [ 4 4 ]、 [4 4 a ]、 [ 4 4 b ]、 [4 5 ]、 [ 4 6 ]、 [ 4 7 ]、 [4 8 ]、 [4 9 ]、 [ 5 0 ]、 [ 5 1 ]、 [ 5 2 ]、 [ 5 3 ]、 [ 5 4 ]、 [ 5 5 ]、 [ 1 w], [ 1 x ] および [ 1 y ] の化合物は、 塩と して使用することもでき、 それ らの塩としては、 たとえば、 一般式 [ 1 ] の化合物の塩で説明したと 同様の塩が挙げられる。
製造法 5、 6、 7および Fにおける一般式 [ 8 a ]、 [ 3 2 ]、 [ 4 3 ]、 [ 4 4 ]、 [ 4 4 a ]、 [ 4 4 b ]、 [ 4 5 ]、 [ 4 6 ]、 [4 7]、 [4 8 ]、 [ 4 9 ]、 [ 5 0 ]、 [ 5 1 ]、 [ 5 2 ]、 [ 5 3 ]、 [ 5 4 ]、 [ 5 5 ]、 [ 1 w]、 [ 1 x ] および [ l y ] の化合物において、 異性体 (たとえば、 光学異性体、 幾何異性体および互変異性体など) が存在する場合、 こ れらの異性体も使用することができ、 また、 溶媒和物、 水和物および 種々の形状の結晶も使用することができる。
また、 [ 8 a ]、 [ 3 2 ]、 [ 4 3 ]、 [ 4 4 ]、 [ 4 4 a ]、 [ 4 4 b ]、 [ 4 5 ]、 [ 4 6 ]、 [ 4 7 ]、 [ 4 8 ]、 [ 4 9 ]、 [ 5 0 ]、 [ 5 1 ]、 [ 5 2 ]、 [ 5 3 ]、 [ 5 4 ]、 [ 5 5 ]、 [ l w]、 [ 1 x ] および [ l y ] の化合物
において、 アミノ基、 ヒ ドロキシル基、 メルカプト基またはカルボキ シル基を有する化合物は、 予めこれらの基を通常の保護基で保護して おき、 反応後、 自体公知の方法でこれらの保護基を脱離することもで さる。
本発明化合物を医薬と して用いる場合、 通常製剤化に使用される賦 形剤、 担体および希釈剤などの製剤補助剤を適宜混合してもよく、 こ れらは常法にしたがって、 錠剤、 カプセル剤、 散剤、 シロ ップ剤、 顆 粒剤、 丸剤、 懸濁剤、 乳剤、 液剤、 粉体製剤、 坐剤、 軟膏剤または注 射剤などの形態で経口または非経口で投与することができる。 また投 与方法、 投与量および投与回数は、 患者の年齢、 体重おょぴ症状に応 じて適宜選択することができ、 通常成人に対しては、 経口または非経 口 (たとえば、 注射、 点滴おょぴ直腸部位への投与など) 的投与によ り、 1 日、 0. l〜100mg/kgを 1回から数回に分割して投与すればよい。 つぎに、 本発明の代表的化合物についての薬理作用を説明する。
[試験方法]
試験例 1 トランスフエクタン ト作製
レポ一ター ' プラスミ ドの作製は、 シェイ ンマン(R. I . Scheinman)ら 方法 [モレキユラ一 'アン ド'セルラ一'バイオロジー(Mo l . Cel l. Biol . ) . 第 15卷、 第 943〜953頁 (1995年)] に準じて作製した。 すなわち、 レポ —タ一遺伝子であるルシフェラーゼ(Luc)遺伝子の上流にチミジン · キ ナ一ゼ(TK)のプロモータ一およびさらにその上流に TRE配列の 5回繰り 返し配列を連結させたプラスミ ド p (TRE) 5 TK- Lucを構築した。 このプ ラスミ ドをエレク トロポレーション法により、 10%ゥシ胎仔血清(FCS) を含むダルべッコ修飾ィ一グル培地(DMEM)で維持培養されたマウス 3T3 線維芽細胞(ATCC : CCL- 163)に、 p3' SSプラスミ ド(ス トラタジーン社製) と同時に共トランスフエクシヨン(Co - transfect i on)した。 その後、 細 胞を 100 / g/tnlのヒグロマイシン B (Hygromyc in B)を含む 10% FCS含 DMEM培養液で培養した。 すなわち、 p3' SSに含まれるヒグロマイシン耐 性遺伝子の発現を指標に目的のプラスミ ドが安定に導入されたトラン
1 j) Q
148 スフェクタントの細胞株を選別した。 以下の試験には、 さらに 12- 0-テ トラデカノィルホルボール 13-ァセテ一ト(TPA、 シグマ社)刺激下で Luc 遺伝子の発現が確認された細胞株を使用し、 細胞の維持培養には ΙΟΟ μ g/mlのヒグロマイシン Bを含む 10% FCS含 DMEM培養液を用いた。
試験例 2 ルシフェラ一ゼ ' アツセィ
上記細胞株を培養液に懸濁し、 96ゥエル ' プレー トに lxlO 4個 /0. lml ずつ撒き、 一晩培養後、 被験化合物の希釈液 50 1と培養液 40 // 1を添 加し、 1時間、 前処理した。 その後 200ng/mlの TPA溶液 10 μ 1を添加し、 さらに 16時間培養して細胞を刺激した。 培養終了後、 細胞を回収し、 溶解液を得、 この溶解液中の Luc活性を、 化学発光検出キッ ト(ピツカ ジーン : 東洋ィンキ社製)を用いて測定した。 被験化合物の抑制効果は Luc活性の低下で観察され、その抑制率(%)は以下の式によって求めた。 抑制率(%) = ( 1—化合物を添加した細胞の Luc活性測定値ノ化合物を 添加しない細胞の Luc活性測定値) X 100
試験例 3 X T Tアツセィ (細胞障害性試験)
上記と同様の培養プレートを準備し、 被験化合物および TPAも同一条件 で添加し、 16時間培養した。 培養終了時に、 スクジェポ(D. A. Scudi evo) ら方法 [キャンサー ' リサーチ(Cancer Res. )、 第 48卷、 第 4827〜4833 頁 (1988年)] に従って作製した X T T試薬を添加し、 一定時間反応後、 生細胞により形成されるホルマザンの量をマイクロプレ一トリダ一に よる 450nmの吸光度測定で定量した。 この試験では、 被験化合物に細胞 障害性や増殖抑制作用がある場合、 吸光度の低下が観察され、 細胞生 存率(T/C% )は以下の式によって求めた。
細胞生存率(T/C% ) =化合物を添加したゥ ルの吸光度/化合物を添加 しないゥ ルの吸光度 X 100
結果を表 5 2に示した。
【表 5 2】 天 I 'jl、u. jjtt tg". //· 6/ Ιχ uΐiΛ
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41(14) 100 92 73
41(15) 30 86 100
44 30 62 75
47 30 47 83
B - 9 100 46 89
B - 13 10 24 98
実施例 No.1、 6(3)、 6(5)、 13、 15、 17、 18(1)、 18(8)、 20(1)、 20(2) は、 実施例 42の方法に準じ、 ナトリ ウム塩と した後、 測定を行った。 試験例 4 マウス II型コラーゲン関節炎
マウスの II型コラーゲン関節炎に対する実施例 2 0 ( 1 ) の化合 物の効果を試験した。 8週齢の雄性 DBA Jマウス(日本チヤ一ルス · リバー)を使用した。 0.1N酢酸に溶解した 2mg/mLゥシ Π型コラーゲ ン溶液 (高研) に等量のフロインド完全アジュバント (ナカライテス ク) を加えて、 ェマルジョンを作製し、 dayO と day21 の 2回、 0.2mL ずつ (抗原量: 200 μ g/匹) 尾根部皮内に注射することにより関節炎 を誘発した。 化合物は、 0.5%メチルセルロースに懸濁し、 100mg/kg を day21から day35まで 1 日 1回経口投与した。 なお、 コン トロール 群 (陰性対照群) には、 0.5%メチルセルロースを同様に投与した。 関 節炎の強さは、 変化なしを 0点、 1、 2指関節の腫脹もしくは手根部 - 足根部関節のみの軽い腫脹を 1点、 それ以上の関節に腫張'発赤のみ られるものを 2点、 前肢又は後肢全体にわたって明らかな腫脹が認め られるものを 3点と し、 四肢の合計の満点を 12点とする関節炎スコ ァとして評価した。 関節'骨破壊の程度は、 四肢の X線写真を撮影し (ソフテックス)、 第 2〜5指節間関節、 第 1〜5中手及び中足指節関 節、 踵骨については骨破壊像の有無により 0または 1点、 手根部及び 足根部については破壊の程度により 0〜3点で評価し、 四肢で最高 50 点の関節 ·骨破壊スコアと した。 (メ ソッ ド 'イン 'ェンザィモロジ —: Methods in Enzymology, 162, 361~ 373 (1988) )
結果を各スコアの平均値と して表 5 3に示した。
【表 5 3】 実施例 No. 投与量 (mg/kg) 関節炎スコア 関節 '骨破壊スコア コント口一ル 10±1 20±3
20(1 ) 100 8±1 14±3 発明を実施するための最良の方法
つぎに、 本発明を参考例および実施例を挙げて説明するが、 本発明 は、 これらに限定されるものではない。 なお、 溶離液における混合比 は、 すべて容量比であり、 また、 カラムクロマ トグラフィーにおける 担体は、 シリカゲル 60、 No.7734 (メルク社製) を使用した。
アミノ酸残基は、 I UPACおよび I UBの定める 3文字表記を使用する。 また、 特に定義しない場合は、 L体を意味する。 また、 以下の略号は、 以下 の意味を有する。
Fmoc:9—フノレオレニ/レメ トキシカルボ二ノレ
PyBOP:ベンゾトリアゾ一ルー 1ーィルーォキシ一 トリス一ピロ リジノ一 ホスフォニゥムへキサフルオロフォスフェー ト
HOBt: N-ヒ ドロキシベンゾ ト リアゾ一ル
DMF:N, N-ジメチルホルムアミ ド
DIEA:N, N-ジィ ソプロピルェチルァミ ン
DCM:ジク ロロメタン
TFA: トリフルォロ酢酸
DIPCDI:ジイソプロピルカルポジイ ミ ド
PMC: 2 , 2, 5, 7, 8—ペンタメチルクロマン一 6—スルホニル
DMS0:ジメチルスルホキシド
Ac:ァセチル
Py:ピリジル
Cit:シ トルリ ン
実施例 1
4— (3—メチルブチリデン) 一 1 ーシク ロへキサノン 1.90gおよび 3—ァミ ノプロピオン酸ベンジルエステル 2.05gを トルエン 20mlに加え. 室温で 1時間撹拌する。 ついで、 メルカプトコハク酸 1.72gを加え、 還 流下 1時間ディ一ンスターク (Dean Stark) により共沸脱水を行う。 反応混合物を氷水および酢酸ェチルの混合物に加え、 2mol /し塩酸で PH2.0に調整し、 有機層を分取する。 得られた有機層を水および飽和食 塩水で順次洗浄後、 無水硫酸マグネシウムで乾燥させ、 减圧下に溶媒
を留去する。 得られた残留物をカラムクロマ トグラフィー [溶離液 ; クロ口ホルム : ヱタノール = 50: 1] で精製すれば、 淡黄色油状物の 2 - [ 4 - [ 3 — (ベンジルォキシ) 一 3 —ォキソプロピル] — 8— ( 3 —メチルブチリデン) 一 3—ォキソ一 1 一チア一 4—ァザスピロ [ 4. 5 ] デカン一 2—ィル] 酢酸 3.10gを得る。
丽 R(CDC13 +D20) δ値: 0.89(6H, d, J=6.4Hz), 1.4-2.9(14H, m) , 3.19(1 H, dd J=5.2Hz, 17.0Hz) , 3.4-3.7 (2H, m) , 4.14 ( 1H, dd, J=5.2Hz, 8.1Hz) ,
5.0-5.4(lH,m), 5.12(2H, s) , 7.35(5H,s)
実施例 2
実施例 1 と同様にして、 以下の化合物を得る。
2— [ 8— ( 3 —メチルブチリデン) 一 3 —ォキソ一 4一 ( 5—フエ 二ルペンチル) 一 1 一チア一 4一ァザスピロ [ 4. 5 ] デカン一 2—ィ ル] 酢酸
N R(CDC13) δ ig:0.88 (6H, d, J=6.1Hz), 1.1-3.4(23H, m) , 4.1-4.3 (1H, m), 5.1-5.3(1H, m), 7.21 (5H, s) , 8.5-9.3 (1H, bs)
実施例 3
4 - ( 3—メチルプチリデン) 一 1 —シクロへキサノ ン 0.75gおよび 3 ーァミノプロピオン酸ベンジルエステル 0.89gを トルエン 8mlに加え、 室温で 1時間撹拌する。 ついで 2—メルカプトコハク酸 )3— tert—ブ チルエステル 1.02gを加え、 還流下、 ディ一ンスターク (Dean Stark) により 8時間、 共沸脱水を行う。 反応混合物を氷水および酢酸ェチルの 混合物に加え、 2mol/L塩酸で p H2.0に調整し、 有機層を分取する。 得 られた有機層を水、 飽和炭酸水素ナトリ ゥム水溶液および飽和食塩水 で順次洗浄後、 無水硫酸マグネシウムで乾燥させ、 減圧下に溶媒を留 去する。 得られた残留物をカラムクロマ トグラフィー [溶離液; へキ サン:酢酸ェチル = 6:1] で精製すれば、 淡黄色油状物の 3 — [ 2— [ 2 - (tert—ブトキシ) 一 2—ォキソェチル] 一 8 — ( 3—メチルブチ リデン) 一 3 —ォキソ一 1 一チア一 4一ァザスピロ [ 4. 5 ] デカン一 4—ィル] プロ ピオン酸べンジルエステル 0.75gを得る。
NMR(CDC13) δ値: 0.88(6H, d, J=6.4Hz), 1.4-2.9(14H, m) , 1.46 (9H, s) 3.15 (1H, dd, J=3.8Hz, 16.7Hz), 3.4-3.7 (2H, m) , 4.08 (1H, dd, J=3.8Hz, 9.9Hz), δ.1-δ.3 (1H, m) , δ.11 (2H, s) , 7.35 (5H, s)
実施例 4
実施例 3 と同様にして、 表 5 4および 5 5の化合物を得る。
【表 5 4】
No. A J /
H3C
4 (1 ) "CH2CH2
CH, ヽ
4 (2) •CH2
CH3
4 (3)
CH3
4 (5) -CH2CH2COOCH2-^^
4 (6) 一 CH2CH2
4 (7) ^^-0 ^ - CH2CH2COOCH2^^
【表 5 5】
H3C
4 (9) 一 CH2CH2COOCH2~^^
H3C^>
4 (1 2) -CH2CH2COOCH2
CH3
H3C
4 (1 3) j>< 一 CH2CH2
CH3
表 5 4および 5 5の化合物の物性を以下に示す。
4(1)
NMR(CDC13) δ値: 0· 89(6H, d, J=6.3Hz), 1.3- 3· 7 (17H, m) , 1.48(9H, s)
4.13(1H, dd, J=3.7Hz, 10.3Hz), 5.19(1H, t, J=7.1Hz), 7.26 (5H, s) 4(2)
NMR(CDC13) δ値: 0.87(6H, d, J=6.1, Hz), 1.2-2.8 (12H, m) , 1. 8 (9H, s)
3.24(1H, dd, J=3.8Hz, 16.7Hz), 4.22, (IH, dd, J = 3.8Hz, 9.9Hz), 4.42(1 H, d, J=15.5Hz), 4.68(1H, d, J=15.5Hz), 5.1— 5.3 (IH, m), 7.1-7.4(1H, ra), 7. δ-7.8(1H, m), 8.3-8.7 (2H, m)
4(3)
NMR(CDC13) δ値: 0.91 (6H, d, J=6.1Hz), 1.2-3.6 (13H, m) , 1.48(9H, s) ,
4.33(1H, dd, J=3.9Hz, 9.3Hz), 5. l-δ.5(lH,m), 7.06 ( 1H, d, J=3.5Hz) , 7.50(1H, d, J=3.5Hz)
4(4)
NMR(CDC13) δ 直 ·· 0.7— 1.0(6H,m), 1.46 (9H, s) , 1.5-3.0(12H,m), 3.1 - 3.5(lH,m), 3.73(3H, s) , 4.0-4.3(1H, m) , 4.84(1H, bs) , 5.0-5.3(1H, m) , 7.34(5H, s)
4(5)
NMR(CDC13) δ値: 1, 23(6H, d, J=6.8Hz), 1.46 (9H, s) , 1.4- 3.0 (12H, m), 3.16(1H, dd, J=3.7, 16.7Hz) , 3.5-3.8 (2H, m) , 4.07 (1H, dd, J=3.7Hz, 10. 3Hz), 4.6 - 4.8(lH,m), 5.13(2H, s) , 6.83 (2H, d, J=8.7Hz), 7.14(2H, d, J=8.7Hz), 7.35 (5H, s)
4(6)
NMR (CDC13 ) δ g : 1.22 (6H, d, J=6.8Hz) , 1.47 (9H, s) , 1.5 - 2.3 (8H, m), 2.4-3.1 (5H, m) , 3.2 - 3.5 (2H, m) , 3.9 - 4.2 (2H, m) , 6.81 (2H, d, J=8.6H z), 7.13 (2H, d, J=8.6Hz), 7.27 (5H, s)
4(7)
NMR(CDC13) δ値: 1.46(9H, s), 1.4- 2.9 (11H, m) , 3.17(1H, dd, J=3.7Hz,
16.6Hz) , 3.5-3.8 (2H, m) , 4.08(1H, dd, J=3.7Hz, 10. OHz), 4.4-4.6(1H, m), 5.14(2H, s), 6.8-7.6(10H, m)
4(8)
醒 R(CDC13) δ値: 1.46(9H, s), 1.67 (6H, s) , 1.6-2.8(11H, m) , 3.15(1 H, dd, J=3.8Hz, 16.6Hz) , 3.4-3.7 (2H, m) , 4.08 (IH, dd, J=3.8Hz, 10. OHz) ,
5.12(2H, s) , 7.34(5H, s)
4(9)
NMR(CDC13) δ値 : 1.46(9H, s), 1.58 (3H, d, J=6.8Hz), 1.7-2.8 (11H, m) , 3.1δ(1Η, dd, J=3.8Hz, 16.7Hz) , 3.4-3.7 (2H, m) , 4.08 (1H, dd, J=3.8Hz,
9.9Hz) , 5.11 (2H, s) , δ.1-5.3 (1H, m) , 7.35 (5H, s)
4(10)
NMR(CDC13) δ値 : 0.91 (6H, d, J=6.4Hz), 1.2-2.8(15H, m) , 1. 6(9H, s) , 3.0-3.3(3H, m), 3.4— 3.7 (2H, m) , 4.02 (1H, dd, J=3.7Hz, 10. OHz) , δ.12 (2H, s), δ. δ-5.8(1Η, m), 7.36 (δΗ, s)
4(11)
NMR(CDC13) δィ直 : 0.8— 1.0 (6H, m), 1.2-2.8(18H, m) , 1.46 (9H, s) , 3.0 -3.7(7H, m), 4.03(1H, dd, J=3.7Hz, 10.3Hz) , 5.12 (2H, s) , 7.36 (5H, s) 4(12)
NMR(CDC13) δ値 : 0.76(6H, t, J=7.3Hz), 1.1-2.9(15H,m), 1.46 (9H, s) , 3.13 (1H, dd, J=3.7Hz, 16.6Hz), 3. δ-3.8 (2H, ra) , 4.03 (1H, dd, J=3.7Hz,
10. OHz) , 5.13 (2H, s) , 7.36 (5H, s)
4(13)
NMR(CDC13) δ値: 0.76(6H, t, J=7.3Hz), 1.1-2.3(12H, m) , 1.47 (9H, s) , 2.52 (1H, dd, J=10.3Hz, 16.6Hz) , 2.8-3.7 (5H, m) , 4.08(1H, dd, J=3.7Hz, 10.3Hz), 7.27 (5H, m)
実施例 5
3— [ 2— [ 2— (tert—ブトキシ) 一 2—ォキソェチル] 一 8— ( 3—メチルブチリデン) ― 3—ォキソ一 1 —チア一 4—ァザスピロ [ 4. 5 ] デカン一 4—ィル] プロピオン酸ベンジルエステル 0.50gを 塩化メチレン 10mlに溶解させ、 0〜5°Cでトリフルォロ酢酸 2mlを加え、 室温で 2時間撹拌する。 減圧下に溶媒を留去した後、 トルエンで共沸す れば、 淡黄色油状物の 2— [ 4 — [ 3 — (ベンジルォキシ) — 3 —ォ キソプロピル] — 8 — ( 3—メチルブチリデン) 一 3 —ォキソ一 1 — チア— 4—ァザスピロ [ 4. 5 ] デカン一 2—ィル] 酢酸 37gを得る。 NMR(CDC13+D20) δ値: 0.89 (6H, d, J=6.4Hz) , 1.4-2.9(14H, m) , 3.19(1 H, dd, J=5.2Hz, 17. OHz), 3.4-3, 7 (2H, m) , 4.14 (1H, dd, J=5.2Hz, 8.1Hz) ,
5.0-5.4(1H, m), 5.12(2H, s) , 7.35 (5H, s) 実施例 6
実施例 5 と同様にして、 表 5 6および 5 7の化合物を得る 【表 5 6】
/Γ 3 00 H
R2
No. A
6 (1 ) 一 CHCHゥ
CH3
6 (2) H3C -CH2-H^>
CH3 ヽ
■CH2CH2
6 (7) ^^-O—^ -CH2CH2COOCH2-^^
, _Q
l o
【表 5 7】
No. A
H3C,
6 (8) -CH2CH2COOCH2-^^
H3C
6 (9) H3C メ — CH2CH2COOCH2-^
6 (1 2)
H3。 ^\ -CH2CH2COOCH2-^^
CH
6 (1 3)
- CH2CH2H@^
CH3
6 (1 4)
ぃ ノ Η3°γ^=<ヽ' - CH2CH2CH3
表 5 6および 5 7の化合物の物性を以下に示す。
6(1)
匪 R(CDC13) δ値: 0.89(6H, d, J=6. 1Hz), 1.3— 3.7 (17H, m) , 4.20(1H, dd, J=4.6Hz, 8.5Hz), 5.20 (1H, t, J=7.2Hz) , 7.26 (5H, s) , 8.8 - 9.2 (1H, bs) 6(2)
NMR(CDC13) δ値: 0.85(6H, d, J=6.1Hz) , 1.2-3.4(13H,m), 4.1-δ.6 (4H,
m), 7.8-9.2(4H, m) , 11.5-12.4(1H, bs)
6(3)
NMR(CDC13) δ値 : 0.91 (6H, d, J=5.4Hz), 1.2-3.6(13H, m) , 4.39(1H, dd, J=4.4Hz, 8.8Hz), 5.1— 5.4 (IH, m), 7.09 (IH, d, J=3.7Hz), 7.52(1H, d, J= 3.7Hz), 6.1-7.0(1H, bs)
6(4)
NMR(CDC13) δ値 : 0· 87(6H> d, J=6.1Hz), 1.1-3.0 (12H, m) , 3.1-3.5(1H, m), 3,75(3H, s), 4.1-4.4(1H, m) , 5.1— 5.7 (2H, m) , 4.85(1H, bs) , 7.34 (5H, s)
6(5)
NMR(CDC13) 5値: 1.23 (6H, d, J=6.8Hz) , 1.4 - 3.0 (12H, m), 3.23(1H, dd, J=4.6Hz, 17.3Hz), 3.5-3.8(2H, ra), 4.13 (IH, dd, J=4.6Hz, 8.8Hz), 4.3- 4.6(1H, m) , δ.14(2H, s) , 6.83 (2H, d, J=8.7Hz), 7.14(2H, d, J=8.7Hz) , 7.35 (5H, s), 8.6-9.4(1H, bs)
6(6)
NMR (CDC13 ) δ値 : 1.22 (6H, d, J=6.8Hz) , 1.6-2.3 (8H, ra) , 2.6-3.7 (7H, m), 3.9-4.3 (2H, m) , 6.81 (2H, d, J=8.6Hz) , 7.13 (2H, d, J=8.6Hz) , 7.27 (5H, s), 7.1-7.4(1H, bs)
6(7)
NMR(CDC13+D20) δ値: 1.4-2.9 ( 1 IH, m) , 3.21 (IH, dd, J=4.6Hz, 17.1Hz) , 3.5— 3.8(2H, m), 4.12 (IH, dd, J=4.6Hz, 8.4Hz), 4.4- 4.6 (IH, m) , 5.14 (2H, s), 6.8-7.6(10H, m)
6(8)
腿(CDC13) δ値: 1.54(6H, s), 1.6— 2.2 (8H, m) , 2.6— 2.9 (3H, ra), 3.21 (IH, dd, J=4.5Hz, 17.2Hz) , 3. δ-3.7 (2H, m) , 4.11 (IH, dd, J=4.5Hz, 8.5H z), o.13 (2H, s) , 7.36 (5H, s) , 8.0-8.6(1H, bs)
6(9)
隨 R(CDC13) δ値: 1.59(3H, d, J=6.6Hz), 1.5- 2.9 ( 11H, m), 3.21 (IH, dd, J=5. OHz, 17. OHz), 3.4-3.7 (2H, m) , 4.14 (IH, dd, J=5. OHz, 8.1Hz), 5.12
1£!„
(2H,s), δ. l-δ.4(1H, m) , 6.6- 7.0 (1H, bs), 7.35 (5H, m)
6(10)
NMR(CDC13) δ値: 0.91(6H,d, J=6.6Hz), 1.2-2.3(12H, m) , 2.5- 2.9 (3H, m) , 3.0-3.8(5H, m), 4.09 (1H, dd, J=4. OHz, 8.9Hz) , δ.13(2H, s) , 5.7-6. 0(1H, m), 6.3-6.7(1H, bs), 7.35 (5H, s)
6(11)
匪 R(CDC13) δ値: 0.8 - 1.0(6H,m), 1.2- 2.9 ( 18H, m) , 3.0-3.7 (7H, m) , 4.09(1H, dd, J=4.4Hz, 8.6Hz), 4.4-4.8 (1H, bs) , 5.12(2H, s) , 7.3δ(5Η, s)
6(12)
NMR(CDC13+D20) δ値: 0.76 (6H, t, J=7.3Hz), 1.卜 2.3 (12H, m) , 2.3-2. 9(3H, m) , 3.19(1H, dd, J=5.1Hz, 17. OHz), 3.5 - 3.8 (2H, m) , 4.09(1H, dd, J=5.1Hz, 8.3Hz), 5.14(2H, s), 7.36 (5H, s)
6(13)
NMR(CDC13+D20) δ値: 0.76 (6H, t, J=7.4Hz) , 1.1-2.3(12H, m) , 2.5—3· 7(6H, m), 4.16 (1H, dd, J=5.3Hz, 8.4Hz), 7.26 (5H, s)
6(14)
NMR(CDC13+D20) δ値 : 0.8— 1.2(9H, ra), 1.2-3.4 (17H, m) , 4.17(1H, dd, J=4.2Hz, 9. OHz) , 5.1— 5.4(1H, m)
6(15)
NMR(CDC13) δ値: 0.88(6H, d, J=6.1Hz), 1.2-3.7(17H,m)( 3.34(3H, s) ,
4.17 (1H, dd, J=5.3Hz, 8.2Hz) , 5.1-5.3(lH,m), 7.8-8.2(1H, bs) 実施例 7
窒素雰囲気下、 4— ( 3—メチルブチリデン) 一 1ーシクロへキサ ノン 3.32gおよび 3 —了ミ ノプロピオン酸べンジルエステル 5.35gをジ ォキサン 35mlに加え、 室温で 30分撹拌した後、 メルカプト酢酸 2· 25gを 加え、 還流下に 3時間撹拌する。 反応混合物を氷水および酢酸ェチルの 混合物に加え、 2mol/L塩酸で pH2.0に調整し、 有機層を分取する。 得ら れた有機層を水、 飽和炭酸水素ナ トリ ゥム水溶液および飽和食塩水で
順次洗浄後、 無水硫酸マグネシウムで乾燥させ、 减圧下に溶媒を留去 する。 得られた残留物をカラムクロマ トグラフィー [溶離液; へキサ ン : 酢酸ェチル = 6:1] で精製すれば、 淡黄色油状物の 3— [8— ( 3 —メチルブチリデン) 一 3—ォキソ一 1 —チア一 4—ァザスピロ [4. 5 ] デカン一 4—ィル] ブロ ピオン酸べンジルエステル 4.36gを得る。 NMR(CDC13) δ値: 0.88(6H, d, J=6.1Hz), 1.4- 2· 8 (13H, m), 3.4-3.7(2 H, m), 3.51(2H,s), δ.1-5.3 ( 1H, m) , δ.12(2H, s) , 7.35 (5H, s) 実施例 8
3— [ 8— (3—メチルブチリデン) 一 3—ォキソ一 1 —チア一 4 —ァザスピロ [4. 5 ] デカン一 4—ィル] プロ ピオン酸ベンジルエス テル 4. llgをジォキサン40mlに溶解させ、 0〜5°Cで lmol/L水酸化ナトリ ゥム水溶液 20.5mlを加え、 室温で 1時間撹拌する。 反応混合物をクロ口 ホルムおよび水の混合溶媒に加え、 水層を分取した後、 水層に酢酸ェ チルを加え、 2mol/L塩酸で ρΗ2· 0に調整し、 有機層を分取する。 得られ た有機層を水および飽和食塩水で順次洗浄後、 無水硫酸マグネシウム で乾燥させ、 减圧下に溶媒を留去する。 得られた残留物をカラムクロ マトグラフィ一 [溶離液; ク ロ口ホルム : ェタノ一ル =50: 1] で精製 すれば、 淡黄色油状物の 3— [ 8— ( 3—メチルブチリデン) 一 3— ォキソ一 1一チア一 4—ァザスピロ [4. 5] デカン一 4一ィル] プロ ピオン酸 2.72gを得る。
NMR(CDC13) δ値: 0.88(6H, d, J=6.4Hz), 1.4-2.8(13H, m) , 3.4-3.7(2 H, m) , 3.56 (2H, s) , δ. l-δ.3(1H, m), 7.4- 8.1 (1H, bs)
実施例 9
窒素雰囲気下、 N, N—ジイソプロピルァミン 1.97mlを無水テ トラヒ ドロフラン 10mlに加え、 -30°Cで n—プチルリチウムのへキサン溶液 (1.58mol/L) 9.50mlを滴下する。 同温度で 10分間撹拌した後、 -70°C に冷却し、 3— [8— ( 3—メチルプチリデン) 一 3—ォキソ一 1— チア一 4 _ァザスピロ [ 4. 5 ] デカン一 4—ィル] プロピオン酸 1.56g を含む無水テトラヒ ドロフラン 20ml溶液を滴下する。 同温度で 30分間
撹拌した後、 同温度でブロモ酢酸 tert-ブチルエステル 0.89mlを滴下す る。 0°Cまで昇温した後、 反応混合物を氷水および酢酸ェチルの混合物 に加え、 2mol/L塩酸で ρΗ2· 0に調整し、 有機層を分取する。 得られた有 機層を水および飽和食塩水で順次洗浄後、 無水硫酸マグネシゥムで乾 燥させ、 减圧下に溶媒を留去すれば、 黄色油状物の 3 — [ 2— [ 2— (tert-ブトキシ) _ 2—ォキソェチル] — 8 — ( 3—メチルブチリデ ン) 一 3—ォキソ一 1 一チア一 4—ァザスピロ [ 4. 5 ] デカンー 4一 ィル] プロピオン酸 2.23gを得る。
NMR (CDC13 ) δ {¾ : 0.87 (6Η, d, J=6.3Hz) , 1· 2- 2.8 (14Η, m) , 1.46 (9Η, s) , 3.13(1Η, dd, J=3.9Hz, 16.6Hz), 3.4-3.7 (2H, m) , 4.11 (1H, dd, J=3.9Hz, 9.6Hz), 5.1-5.3(1H, m) , 6.8 - 7.6 ( 1H, bs)
実施例 1 0
3 — [ 2 - [ 2 - (tert-ブトキシ) 一 2—ォキソェチル] — 8— (3 —メチルブチリデン) 一 3—ォキソ一 1 一チア一 4—ァザスピロ [ 4. 5 ] デカン一 4一ィル] プロピオン酸 0.56gを塩化メチレン 10mlに溶解 させ、 室温でベンジルアルコール 0· 21g、 1 —ヒ ドロキシベンゾトリア ゾ一ル 1水和物 0.23gおよびジシク口へキシルカルボジィ ミ ド 0.31gを 順次加える。 同温度で一昼夜撹拌した後、 不溶物を濾去する。 濾液を 2mol/L塩酸、 水、 飽和炭酸水素ナトリ ウム水溶液および飽和食塩水で 順次洗浄後、 無水硫酸マグネシウムで乾燥させ、 減圧下に溶媒を留去 する。 得られた残留物をカラムクロマ トグラフィー [溶離液 ; へキサ ン:酢酸ェチル =6: 1] で精製すれば、 淡黄色油状物の 3 — [ 2— [ 2 一 (tert-ブトキシ) 一 2—ォキソェチル] - 8 - ( 3—メチノレブチリ デン) 一 3 —ォキソ一 1 —チア一 4—ァザスピロ [ 4. 5 ] デカン一 4 一ィル] プロピオン酸ベンジルエステル 0.17gを得る。
NMR(CDC13) δ値: 0.88(6H, d, J=6.4Hz), 1.4-2.9 ( 14H, m) , 1.46 (9H, s) , 3.15(1H, dd, J=3.8Hz, 16.7Hz), 3.4-3.7 (2H, m) , 4.08 (1H, dd, J=3.8Hz, 9.9Hz), δ. l-δ.3(1H, m) , 5.11 (2H, s) , 7.35 (5H, s)
実施例 1 1
3 — [ 2— [ 2— (tert—ブ トキシ) 一 2 —ォキソェチル] — 8— ( 3 ーメチルブチリデン) 一 3 —ォキソ一 1 —チア一 4一ァザスピロ [ 4. 5 ] デカン一 4—ィル] プロピオン酸 0.70gを N, N—ジメチルホルム アミ ド 7mlに溶解させ、 0〜5"Cでヨウ化工チル 0.14mlおよび無水炭酸力 リ ウム 0.25gを加え、 室温で 3時間撹拌する。 反応混合物を氷水および 酢酸ェチルの混合物に加え、 2mol/L塩酸で pH2.0に調整し、 有機層を分 取する。 得られた有機層を水、 飽和炭酸水素ナト リ ウム水溶液および 飽和食塩水で順次洗浄後、 無水硫酸マグネシウムで乾燥させ、 減圧下 に溶媒を留去すれば、 淡黄色油状物の 3 — [ 2— [ 2— (tert-ブトキ シ) 一 2—ォキソェチル] 一 8— ( 3 —メチルブチリデン) 一 3—ォ キソ一 1 一チア一 4 一ァザスピロ [ 4. 5 ] デカン一 4—ィル] プロ ピ オン酸ェチルエステル 0.70gを得る。
NMR(CDC13) δ値: 0.88(6H, d, J=6.1Hz), 1.25 (3H, t, J=7.1Hz), 1.46(9 H, s), 1.6-2.8(14H, m), 3.15 (1H, dd, J=3.9Hz, 16.6Hz) , 3.4-3.7 (2H, m) , 3.9-4.2(1H, m), 4.13 (2H, q, J=7.1Hz), 5. l-δ.3(1H, m)
実施例 1 2
実施例 1 1 と同様にして、 3 — [ 2 - ( 2—メ トキシ一 2—ォキソ ェチル) 一 8— ( 3 —メチルブチリデン) 一 3 —ォキソ一 1 一チア一 4—ァザスピロ [ 4. 5 ] デカン一 4—ィル] プロ ピオン酸ベンジルェ ステルを得る。
NMR(CDC13) δ値: 0.87(6H, J=6.1Ηζ), 1.4-2.8(14H, m) , 3.19(1H, dd, J=3.9Hz, 16.8Hz) , 3.4-3.8(2H, m) , 3.71 (3H, s) , 4.12 (1H, dd, J=3.9Hz, 9.4Hz), 5.11 (2H, s) , δ.1-5.3(1H, m) , 7.34(5H, s)
実施例 1 3
実施例 5 と同様にして、 2— [ 4— ( 3 —エ トキシ一 3—ォキソプ 口ピル) ー 8— ( 3 —メチルブチリデン) 一 3 —ォキソ一 1 —チア一 4—ァザスピロ [ 4. 5 ] デカン一 2 —ィル] 酢酸を得る。
NMR(CDC13) δ値: 0.88(6H, d, J=5.4Hz), 1.26 (3H, t, J=7.1Hz) , 1.4-3· 8(17H,m), 4.15(2H, q, J=7.1Hz) , 4.0— 4.3 (1H, m), 5.1— 5.3 (1H, m), 10.
2(1H, bs)
実施例 14
2 - [ 4 — [ 3 —(ベンジルォキシ) 一 3 —ォキソプロピル] 一 8— ( 3 —メチルプチリデン) 一 3 —ォキソ一 1 —チア _ 4一ァザスピロ [ 4. 5 ] デカン一 2—ィル] 酢酸 0.96gを塩化メチレン 10mlに溶解さ せ、 室温でチォニルクロライ ド 0.18mlを加え、 還流下 1時間撹拌する。 反応混合物を減圧下に濃縮した後、 ジォキサン 10mlに溶解させる。 こ の溶解液を N—メチルニ トロ ソゥレア 5.00g、 水酸化力 リ ゥム 3.00g、 水 4.00mlおよびェチルエーテル 15mlより調製したジァゾメタンを含む ェチルェ一テル溶液に 0〜5°Cで滴下し、 室温で 30分間撹拌する。 反応 混合物を水、 酢酸および酢酸ェチルの混合溶媒に加え、 有機層を分取 する。 得られた有機層を水、 飽和炭酸水素ナトリ ウム水溶液および飽 和食塩水で順次洗浄後、 無水硫酸マグネシウムで乾燥させ、 減圧下に 溶媒を留去する。 得られた残留物をジォキサン 10mlおよび水 10mlの混 合溶媒に溶解させ、 室温で安息香酸銀 0.16gおよびト リェチルァミン 3.00mlの混合物に加え、 2時間撹拌する。 反応混合物を水および酢酸ェ チルの混合溶媒に加え、 2mol/L塩酸で PH2.0に調整し、 有機層を分取す る。 得られた有機層を水および飽和食塩水で順次洗浄後、 無水硫酸マ グネシゥムで乾燥させ、 減圧下に溶媒を留去する。 得られた残留物を カラムクロマ トグラフィー [溶離液 ; クロ口ホルム : エタノール = 80: 1 ] で精製すれば、 淡黄色油状物の 3— [ 4 - [ 3— (ベンジルォキ シ) 一 3 —ォキソプロピル] — 8— ( 3 —メチルブチリデン) 一 3 — ォキソ一 1 一チア一 4一ァザスピロ [ 4. 5 ] デカン一 2—ィル] プロ ピオン酸 0.36gを得る。
丽(CDC13) δ値: 0.89(6H, d, J=6.1Hz), 1.4-2.8 (17H, m) , 3.4-3.7 (2H, m), 3.8-4.0(1H, m) , 5.12(2H, s) , 5.1- 5.3 (1H, m) , 7.35 (5H, s) , 8.1—8. 9(1H, bs)
実施例 1 5
4— ( 4—イ ソプロピルフエノキシ) 一 1 —シク ロへキサノ ン 3.10g、
L一システィン塩酸塩 1水和物 2.35gおよび酢酸ナ トリ ウム 1.10gをェタ ノール 21 m 1および水 9 m 1の混合溶媒に溶解させ、室温で 6時間撹拌する。 反応液を減圧下に濃縮し、 得られた残留物に水およびェチルエーテル を加え、 析出する結晶を濾取すれば、 無色結晶の (3 R) — 8— (4 —イ ソプロ ピルフエノキシ) 一 1 —チア一 4 —ァザスピロ [ 4. 5 ] デ カン一 3 —カルボン酸 2.45gを得る。
NMR(d6- DMS0+D20) δ値: 1.17(6H, d, J=6.8Hz), 1.3-2.3 (8H, m) , 2.6-3. 4(3H, m), 3.8-4.2(1H, m) , 4.2-4.6(1H, m) , 6.85 (2H, d, J=8.5Hz) , 7.13 (2H, d, J=8.5Hz)
実施例 1 6
実施例 1 5 と同様にして表 5 8〜 6 0の化合物を得る。
1 6 (3) H3C - 0~^"0ベ - COOH
O
6 (5) H3C-S-^^-0—^ -COOH
1ο7
【表 5 9】
No. A R3
1 6 (8) Π \ -COOH
0
CH3
1 6 ( 1 2) H3C〜 -C00H
0
1 6 (1 3) )u ヽ '"COOH
CH3
【表 6 0】
No. A 13
R
16(1)
隱(d6-DMS0+D20) δ値: 1. 16(6H, d, J=6.8Hz), 1.3 - 2.3 (8H, m), 2.6-3. 0(2H, m), 3. 1-3.4(1H, m) , 3.9-4.2 (1H, m) , 4.2 - 4.6 ( 1H, m) , 6.8δ(2Η, d, J=8.5Hz), 7. 13(2H, d, J=8.5Hz)
16(2)
丽 R(ds- DMS0+D20) δ値: 1.3- 2.3(8H,m), 2.7-3.0(1H, m) , 3. 1-3.4(1H, m), 3.81 (3H, s) , 3.9-4.7 (2H, m) , 7.06 (2H, d, J=8.7Hz) , 7.89 (2H, d, J= 8.7Hz)
16(3)
NMR(d6-DMS0) δ値 : 1.3- 2.3(8H,m), 2.7- 3.0 ( 1H, m) , 3. 1-3.4 (1H, m) ,
3.69 (3H, s), 3.9-4. 1 (1H, m) , 4· 2— 4.5 ( 1H, m) , 4.6- 5.6 (2H, bs) , 6.8 - 7.0(4H, m)
16(4)
漏 R(d6- DMSO) δ値 : 1.3- 2.3(8H, m), 2.42 (3H, s) , 2.7-3.0(1H, m) , 3.
1-3.4(1H, m) , 3.9-4.1 (1H, m) , 4.2-4.6(1H, m) , 4, 8-6.2(2H, bs) , 6.92
(2H, d, J=8.7 Hz), 7.23 (2H, d, J=8.7Hz)
16(5)
NMR(d6 - DMSO) δ値: 1.4 - 2.4(8H, m), 2.7-3.0 (1H, m) , 3.1-3.4(1H, m) , 3.15(3H, s), 3.9- 4.1 (1H, m), 4.3- 5.2 (3H, m) , 7.18 (2H, d, J=8.7Hz) ,
7.82 (2H, d, J=8.7Hz) 16(6)
NMR(d6- DMSO) δ値 : 1.17(3H, t, J=7. IHz), 1.4- 2.5 (9H, m), 2.7-3.0(1 H, m), 3.1-3.4(lH,m), 3.8-4.3(1H, m), 5.2-7.2(2H, bs), 4.05 (2H. q. J =7.1Hz)
16(7)
NMR(d6-DMS0) ό値 : 1.27(9H, s), 1.5-2.4(8H, m) , 2.7 - 3.0 (1H, m) , 3. 1-3.4(1H, m), 3.9-4.2 (1H, m) , 4.4-6.4(3H, bs) , 7.35 (4H, s)
16(11)
NMR(CDC13) δ値: 0.87 (6H, d, J=6.4Hz) , 1.2-2.8(11H, m) , 3. 1—
3.6(2H, m) , 4.35(1H, t, J=7.6Hz) , δ.19 (1H, t, J=7.3Hz), 7.7-
8.2(2H, m)
16(13)
NMR(CDC13) δ値: 0.87 (6H, d, J=6.1Hz) , 1.2-2.8 (11H, m) , 3.1-
3.6(2H, m), 4.34(1H, t, J=7.8Hz) , 5.19(1H, t, J=7.1Hz), 6.9- 7.5(2H, m)
16(14)
醒(d6 - DMSO) δ値: 1.5-2.4 (10H, m) , 2.7-3.0 (5H, m) , 3.2 - 3.6(1H, m) , 3.9-4.6(2H, m) , 5.07 (2H, bs), 6.6-6.9 (2H, m) , 7.0-7.2 (1H, m)
16(15)
NMR(CDC13) δ値: 0.6 - 2.8a5H,m), 3.1-3.6 (2H, m) ,
4.35 (1H, dd, J=6.8Hz, 7.6Hz) , δ.18(1H, t, J=7.6Hz) , 7.87(1H, bs) 16(16)
丽(d6 - DMSO) δ値: 0.89(6H, d, J=5.9Hz), 1.5-3.5(11H, tn) , 3.8 -
17Q
4.2(1H, m), 4.8-5.2 (1H, m)
16(17)
NMR(CDC13) δ値: 0.89(6H, d, J=6.3Hz), 1.0- 2.8 (13H, m), 3.1- 3.7(2H, m), 4.2— 4.5 (1H, m), δ.12(1H, t, J=3.5Hz) , 6.36 (2H, bs) 実施例 1 7
( 3 R) 一 8— ( 4—イ ソプロピルフエノキシ) 一 1 一チア一 4— ァザスピロ [ 4. 5 ] デカン一 3—力ルボン酸 2.40g、 トリェチルアミ ン 2.23mlを塩化メチレン 50mlに溶解させ、 0〜5°Cでべンゾィルク口ラ イ ド 1.41gを滴下し、 同温度で 3時間撹拌する。 反応混合物を氷水に加 え、 2mol/L塩酸で pHl.0に調整し、 有機層を分取する。 得られた有機層 を水および飽和食塩水で順次洗浄後、 無水硫酸マグネシゥムで乾燥さ せ、 減圧下に溶媒を留去する。 得られた残留物にェチルエーテルを加 え、 析出した結晶を濾取すれば、 無色結晶の ( 3 R) — 4—ベンゾィ ル一 8— (4—イ ソプロピルフエノキシ) 一 1 一チア一 4ーァザスピ 口 [4. 5 ] デカン一 3—力ルボン酸 2.10gを得る。
NMR(d6- DMS0+D20) δ値: 1.17(6H, d, J=6.8Hz), 1.3-2.3(6H,m), 2.6-3. 7(5H, m), 4.4-4.6 (1H, m) , 4.7- 4.9 (1H, m) , 6.87 (2H, d, J=8.6Hz) , 7.15 (2H,d, J=8.6Hz), 7.2-7.5 (5H, m)
実施例 1 8
実施例 1 7と同様にして、 表 6 1〜 6 3の化合物を得る。
No. 2b
0
8 (5) H3C-S- g)-0 ~ ζ — ^Q -COOH
0
1
0
HOOO- ^^^O^^O (f L) 8 I
0
HOOO- 13ΟΟ0εΗ0ζΗ0- 〉 >~ 0-(O>-00-0eH (3 L) 8 o
HOOO- N ΟεΗ ( L L ) 8 L
N εΗつ
HOOO- (8) 8 v O
【2 9峯】
ZLl
Z9ZrO/66dUT/XDd
【表 6 3】
No. 2b
A R
18(1)
NMR(ds- DMSO) δ値: 1.17(6H, d, J=6.8Hz), 1.3-2.3 (6H, m) , 2.6-3.7(5 H, m), 4.4-4.6 (1H, m) , 4.7-4.9 (1H, m) , 6.87 (2H, d, J=8.6Hz), 7.15(2H, d, J=8.6Hz), 7.2-7.6 (6H, m)
18(2)
NMR(d6-DMS0+D20) δ値: 1.4 - 2.4(6H,m), 3.0-3.7 (4H, ra) , 3.82(3H, s) , 4.6-4.9(2H, m) , 7.06 (2H, d, J=8.4Hz), 7· 40 (5H, s) , 7.93 (2H, d, J=8.4 Hz)
18(3)
霞(d6- DMS0+D20) S値: 1.3 - 2.3(6H, m), 2.9-3.6 (4H, m) , 3.69 (3H, s) , 4.3-4.6 (1H, m) , 4.7-4.9 (1H, m) , 6.7-7.0 (4H, m) , 7.2- 7.6 (5H, m) 18(4)
NMR(d6— DMS0+D20) δ値: L 3- 2.3(6H, m), 2.42 (3H, s) , 2.9-3.7 (4H, m) , 4.4-4.7(1H, m), 4.7-4.9 ( 1H, m) , 6.94 (2H, d, J=8.7Hz), 7.25 (2H, d, J= 8.7Hz), 7.39(5H, s) 18(5)
画(d6 - DMS0+D20) δ値: 1.3- 2· 3(6H,m), 2.8— 3.7 (4H, m) , 3.16(3H, s) ,
(s q 'HT)ZS "8 ' 'HS)S 'L-\ 'I ' 0" 'Ηΐ) 6 ·ト ' (^Ηΐ - =f 'b 'Η2)^ΐ 'f ' 0"
'Η ) - 6 '(ΐ" Ή )9 ·2-^ ·Ι ' (ΖΗΐ Ά=Γ ' Ήε) 92 Ί : ¾ 9 ( ε ΐΟΟΟ)
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(ΖΗΒ ·8=Γ 'Ρ '\\Ζ) 16 'Ζ '(ZHS '8=Γ 'Ρ 'Η2) 90 Ί '^ΉΌε ·9-ΐ ·9 '(m Ήΐ)8 ^-9 ' ' (^ΗΙ 'Ζ=Γ 'b 'ΗΖ) 90 'ί' ' (s Ήε)
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(Π)8ΐ
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(s 'Η6)Ζε " 'Η2)0 '9-9 · ' (n Ή9)8 -6 ·Ζ '("ΐ 'Η9)^ '2-9 Ί ' (s 'Η6) ·ΐ :軍 9 (OS腿-9 Ρ)腳
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(sq Ήΐ)ε6 ·8 ' 'Η0Ι)9 '(«ιΉΐ)ΐ 'ί- 9 ·9 '(s Ή2)0Τ 'S '(«ι 'Ηί)6 ·ト 9 ' (ω 'Hgi)8 -^ 'I : ¾ 9 (εΐ3αθ)ΜΜ
(9) 81
(ΖΗ ·8= Ρ 'ΗΖ)98 · '(s 'H9)0f- Ί ' (ΖΗΖ '8=Γ 'Ρ 'ΗΖ) ί\ ' ' (ω 'Η2) 6 '^-9 ^
Z9rZ0/66<£f/XDd fLl SIS8S/66 Ο
18(16)
NMR(d6 - DMS0+D20) δ値 : 0.84(6H, d, J=6.6Hz), 1.3- 2.2 (10H, ra), 2.6-
3.5(6H, m), 4.6-4.8(1H, m), 7. 1-7.5 (5H, m)
18(17)
NMR(CDC13) δ値: 1.4-2.4(10H, m), 2.6- 3.0(5H, m), 3.0- 3.8 ( 1H, m) , 4.0-4.5 (1H, m), 4.6-4.8(1H, m) , 6.6-6.9 (2H, m), 7.08(1H, d, J=7.6Hz), 7.35 (5H, bs), 8.2- 8.8(1H, m)
18(18)
NMR(CDC13) δ値: 0.7- 1· 1 (12Η, m) , 1.3-3.4(16H, m) , 4.8-5.3(2H, m), 8.69(1H, bs)
18(19)
NMR(CDC13) δ値 : 0.88(6H, d, J=6. 1Hz), 1.0-3.4 (26H, m) , 4.9- δ.3(2H, m) , 6.8-8.0(1H, m)
実施例 1 9 ( 1 )
4 - ( 4 一イ ソプロピルフエノキシ) 一 1 —シクロへキサノ ン 0.30g および D—ぺニシラミン 0.21gをエタノ一ル 0.70mlおよび水 0.30mlに溶 解ざせ、 室温で 4時間撹拌する。 反応混合物を水および酢酸ェチルの 混合溶媒に加え、 有機層を分取する。 得られた有機層を水おょぴ飽和 食塩水で順次洗浄後、 無水硫酸マグネシウムで乾燥させ、 減圧下に溶 媒を留去する。 得られた残留物にへキサンを加え析出した結晶を濾取 すれば、 無色結晶の (3 S ) — 8 — ( 4—イ ソプロピルフ ノキシ) — 2 , 2 —ジメチルー 1 —チア一 4 —ァザスピロ [ 4. 5 ] デカン一 3 —カルボン酸 0.32gを得る。
醒 R(CDC13) S値: 1. 1 - 2· 5(20H, m), 2.7- 3· 1 (1H, m) , 3.9-4.5 (2H, m) , 4.77 (2H, bs), 6.7 - 7.2 (4H, m)
1 9 ( 2 )
1 9 ( 1 ) と同様にして、 L—ぺニシラミンから、 (3 R) — 8 — ( 4 一イ ソプロピルフエノキシ) 一 2 , 2 —ジメチル _ 1 —チア一 4 —ァザ スピロ [ 4. 5 ] デカン一 3—力ルボン酸を得る。
NMR(CDC13) 6値: 1.2-2.5 (20H, m) , 2.6-3. 1 (1H, m), 4.0-4.6 (2H, m) , 5.83(2H, bs), 6.7-7.4 (4H, m)
実施例 2 0
実施例 1 7 と同様にして以下の化合物を得る。
2 0 ( 1 )
( 3 S ) — 4一ベンゾィル一 8— (4—イ ソプロ ピルフエノキシ) 一 2 , 2—ジメチル一 1 一チア一 4一ァザスピロ [ 4. 5 ] デカン一 3 — カルボン酸
瞧(CDC13) δ値: 1.22(6H, d, J=6.8Hz), 1.38 (3H, s) , 1.69 (3H, s) , 1.4 -3.7(9H, m), 4.0— 4.6 (2H, m), 6.1-6.6(1H, bs) , 6.84 (2H, d, J=8.6Hz) , 7.14 (2H, d, J=8.6Hz) , 7.0-7.5 (5H, m)
2 0 ( 2 )
( 3 R) — 4—ベンゾィル一 8— (4—イ ソプロ ピルフエノキシ) 一 2 , 2—ジメチルー 1 一チア一 4一ァザスピロ [ 4. 5 ] デカン一 3 — カルボン酸
醒(CDC13) S値: 1.1-3.8(21H, m) 4.0-4.8 (3H, m) 6.8-7.7 (9H, m) 実施例 2 1
( 3 R) — 4—ベンゾィルー 8 — (4 —イ ソプロピルフエノキシ) - 1 一チア一 4—ァザスピロ [ 4. 5 ] デカン一 3 —力ルボン酸 2.80g を塩化メチレン 56mlに溶解させ、 0〜5°Cでエタノール 0.56ml、 N, N— ジメチルァミ ノ ピリジン 0.16gおよびジシク 口へキシルカルポジイ ミ ド 1.98gを順次加える。 室温で一昼夜撹拌した後、 不溶物を濾去する。 濾 液を氷水に加え 2mol/し塩酸で p H2.0に調整し、 有機層を分取する。 得 られた有機層を水、 飽和炭酸水素ナトリ ゥム水溶液および飽和食塩水 で順次洗浄後、 無水硫酸マグネシウムで乾燥させ、 減圧下に溶媒を留 去する。 得られた残留物をカラムク ロマ トグラフィー [溶離液 ; トル ェン :酢酸ェチル = 50:1] で精製すれば、 無色油状物の ( 3 R) — 4 —ベンゾィルー 8— ( 4 —イ ソプロ ピルフエノキシ) 一 1 —チア一 4 —ァザスピロ [ 4. 5 ] デカン一 3 —カルボン酸ェチルエステル 0.85g
を得る。
NMR(CDC13) δ値 : 1.21(6H,d, J=6.8Hz), 1.21 (3H, t, J=7.1Hz), 1.4-2. 4(6H, m) , 2.6-3.8 (5H, m) , 4.13 (2H, q, J=7.1Hz), 4· 4 - 4.6 (1H, m) , 4.7- 5.0(1H, m) , 6.88 (2H, d, J=8.7Hz) , 7.11 (2H, d, J=8.7Hz) , 7.35 (5H, s) 実施例 2 2
実施例 2 1 と同様にして、 以下の化合物を得る。
22(1)
( 3 S ) — 4一べンゾィルー 8— ( 4—イ ソプロ ピルフユノキシ) 一 1 —チア一 4—ァザスピロ [ 4. 5 ] デカン一 3 —力ルボン酸ェチルェ ステノレ
NMR(CDC13) δ値 : 1.21 (6H, d, J=6.8Hz), 1.22 (3H, t, J=7.1Hz), 1.4-2. 4(6H, m), 2.6-3.8 (5H, m) , 4.13 (2H, q, J=7.1Hz), 4.4-4.6 ( 1H, m) , 4.8- 5.0(1H, m), 6.89 (2H, d, J=8.8Hz) , 7.12 (2H, d, J=8.8Hz) , 7.3- 7.6 (5H, m)
22(2)
( 3 R) 一 4—ベンゾィル一 3 — (tert—ブ トキシカルボニル) 一 1 一チア一 4一ァザスピロ [ 4. 5 ] デカン一 8 —カルボン酸ェチルエス テノレ
N R(CDC13) δ j|S: 1.2δ(3Η, t, J=7.1Hz), 1.39 (9H, s) , 1 · 4— 2.6 (7H, m) , 2.9-3.5 (4H, m) , 4.13 (2H, q, J=7.1Hz), 4.67(1H, dd, J=3.1Hz, 5.0Hz) , 7.34 (5H, s)
実施例 2 3
( 3 R) 一 4—ベンゾィルー 3 — (tert—ブ トキシカルボニル) 一 1 —チア一 4—ァザスピロ [ 4. 5 ] デカン一 8 —力ルボン酸ェチルェ ステル 2.30gをエタノール 23mlおよびテ トラヒ ドロフラン 23mlの混合溶 媒に溶解させ、 0〜5°Cで lmol/L水酸化ナト リ ゥム水溶液 15.9mlを加え、 室温で 2時間撹拌する。 減圧下に溶媒を留去し、 得られた残留物を水お よび酢酸ェチルの混合溶媒に加え、 水層を分取する。 得られた水層に 酢酸ェチルを加え、 2mol/L塩酸で p H2.0に調整し、 有機層を分取する。
得られた有機層を水および飽和食塩水で順次洗浄後、 無水硫酸マグネ シゥムで乾燥させ、 减圧下に溶媒を留去する。 得られた残留物にイソ プロピルエーテルを加え、 析出する結晶を濾取すれば、 無色結晶の ( 3 R) — 4—ベンゾィル一 3— (tert—ブ トキシカノレボニル) 一 1ーチ ァー 4—ァザスピロ [4. 5 ] デカン一 8—カルボン酸 1.78gを得る。 NMR (CDC13 ) δ値: 1.39 (9Η, s) , 1.4-2.6 (7H, m) , 2.9-3. δ (4Η, m) , 4.68 (1Η, dd, J=3.2Hz, 4.6Hz) , 7.35 (5H, s) , 9.63(1H, bs)
実施例 24
( 3 R) — 4一ベンゾィル一 3— (tert—ブトキシカルボニル) ― 1—チア一 4 _ァザスピロ [4. 5] デカン一 8—力ルボン酸 0.40gを 塩化メチレン 6 mlに溶解させ、 室温でオギザリルクロライ ド 0.17mlお よび N, N—ジメチルホルムアミ ド 0.06mlを加え、 同温度で 2時間撹拌 する。 減圧下に溶媒を留去し、 トルエンで数回共沸を行い、 黄色油状 物 0.40gを得る。
4—イ ソプロピルァ-リ ン 0.28gおよびト リェチルァミ ン 0.15mlを塩化 メチレン 4mlに溶解させ、 0〜5°Cで上記、 黄色油状物 0.40gを含む塩化 メチレン 4ml溶液を滴下し、 同温度で 30分間、 室温で 1時間撹拌する。 反応混合物を氷水に加え、 2mol/L塩酸で pH2.0に調整し、 有機層を分 取する。 得られた有機層を水、 飽和炭酸水素ナト リ ウム水溶液および 飽和食塩水で順次洗浄後、 無水硫酸マグネシウムで乾燥させ、減圧下に 溶媒を留去する。 得られた残留物をカラムクロマ トグラフィー [溶離 液;へキサン :酢酸ェチル = 3:1] で精製した後、 へキサンおよびイソ プロピルエーテルの混合溶媒を加え、 析出する結晶を濾取すれば、 淡 挑色結晶の ( 3 R) — 4—ベンゾィル _ 8— [(4—イ ソプロピルァニ リ ノ) カルボニル] 一 1 —チア一 4—ァザスピロ [4. 5] デカン一 3 —カルボン酸 tert—ブチルエステル 0.40gを得る。
NMR(CDC13) δ値: 1.21 (6H, d, J=6.8Hz), 1.38 (9H, s) , 1.5-2.5 (7H, m) ,
2.7-3.5 (5H, m), 4.66 (1H, dd, J=3.1Hz, 4.8Hz) , 7.0-7.7(10H, m) 実施例 2 5
実施例 2 4 と同様にして、 ( 3 R) — 4一べンゾィルー 8— {[( 4 , 5 —ジメチル一 1 , 3 —チアゾール一 2—ィル) ァ ミ ノ ] 力ルポエル) 一 1 —チア一 4—ァザスピロ [ 4. 5 ] デカン一 3 —カルボン酸 tert— ブチルエステルを得る。
NMR(CDC13) δ値: 1.39(9H, s), 1.5-2.5 (7H, m) , 2.31 (6Η, s) , 2.9—3.5 (4H,m), 4.66 (1H, dd, J=3.2Hz, 4.6Hz), 7.34(5H, s) , 7.8— 8.5 (1H, bs) 実施例 2 6
( 3 R) — 4—ベンゾィル一 8— [( 4—イ ソプロピルァニリ ノ) 力 ルボニル] 一 1 —チア— 4—ァザスピロ [ 4. 5 ] デカン一 3 —カルボ ン酸 tert—ブチルエステル 0.35gを塩化メチレン 7mlに溶解させ、 0〜5。C で ト リ フルォロ酢酸 1.8mlを加え、 室温で 6時間撹拌する。 减圧下に溶 媒を留去し、 トルエンで数回共沸後、 カラムク ロマ トグラフィー [溶 離液 ; ク ロ口ホルム : エタノール = 20:1] で精製する。 得られた残留 物にェチルエーテルを加え、 析出する結晶を濾取すれば、 無色結晶の ( 3 R) — 4—ベンゾィル一 8 — [( 4—イ ソプロピルァニリ ノ) カル ボニル] 一 1 一チア一 4 一ァザスピロ [ 4. 5 ] デカン一 3 —力ルボン 酸 0.12gを得る。
NMR(d6- DMS0) δ値: 1.17(6H, d, J=6.8Hz), 1.4-3.7(13H, m) , 4.6-4.9(1 H, m) , 7.0-7.7(9H, m) , 9.83(lH,bs)
実施例 2 7
実施例 2 6 と同様にして、 ( 3 R) — 4—べンゾィルー 8— {[(4 , 5—ジメチルー 1 , 3 —チアゾール一 2—ィル) ァミ ノ ] カルボ二ル} 一 1 —チア一 4—ァザスピロ [ 4. 5 ] デカン一 3 —カルボン酸を得る。 NMR(d6- DMS0) δ値: 1.6- 2.5(7H,m)> 2.15(3H, s), 2.22 (3H, s) , 2.8-3. 8(4H,m), 4.6-4.8 (1H, m) , 7.38 (5H, s), 7.6- 8.0 ( 1H, bs) , 11.4-12.4(1 H, bs)
実施例 2 8
( 3 R) — 4一ベンゾィル一 8— ( 4一イ ソプロ ピルフエノキシ) — 1 —チア一 4一ァザスピロ [ 4. 5 ] デカン一 3 —カルボン酸 0.50g
を無水テ トラヒ ドロフラン 10mlに溶解させ、 0〜5°Cで 3—ァミ ノプロ ピオン酸べンジルエステル 0.22g、 1 —ヒ ドロキシベンゾ ト リァゾ一 ル . 1水和物 0.19gおよびジシクへキシルカルポジイ ミ ド 0.26gを順次 加える。 同温度で 30分間、 室温で 5時間撹拌した後、 不溶物を濾去する。 濾液を水および酢酸ェチルの混合溶媒に加え、 2mol/L塩酸で p H2.0に 調整し有機層を分取する。 得られた有機層を水、 飽和炭酸水素ナトリ ゥム水溶液および飽和食塩水で順次洗浄後、 無水硫酸マグネシゥムで 乾燥させ、 減圧下に溶媒を留去する。 得られた残留物をカラムクロマ トダラフィー [溶離液;へキサン:酢酸ェチル =2: 1] で精製すれば、 無色油状物の 3— ({[( 3 R) — 4—ベンゾィル一 8— ( 4一イ ソプロ ピルフエノキシ) 一 1 —チア一 4—ァザスピロ [ 4. 5 ] デカン一 3 — ィル] カルボ二ル} ァミ ノ) プロピオン酸ベンジルエステル 0.55gを得 る。
NMR(CDC13) δ値: 1· 21 (6H, d, J=6.8Hz) , 1.4 - 2.3 (6H, m) , 2.4 - 3.8 (9H, m), 4.4-4.6(lH,m), 4.7 - 4.9 (1H, m), δ.13(2H, s) , 6.87 (2H, d, J=8.8H z), 6.6-7.0(1H, m), 7.12 (2H, d, J=8.8Hz) , 7.33(10H, s)
実施例 2 9
3 — ({[( 3 R) — 4 一ベンゾィル一 8— ( 4 —イ ソプロ ピルフエノ キシ) 一 1 一チア _ 4—ァザスピロ [ 4. 5 ] デカン一 3 —ィル] カル ボ-ル } ァミ ノ) プロピオン酸べンジルエステル 0.38gをエタノール 8ml に溶解させ、 0〜5°Cで lmol/L水酸化ナト リ ゥム水溶液 1.90mlを加え、 室温で 4時間撹拌する。 反応混合物を氷水および酢酸ェチルの混合物に 加え、 水層を分取する。 得られた水層に酢酸ェチルを加え、 2mol/L塩 酸で PH2.0に調整し、 有機層を分取する。 得られた有機層を水および飽 和食塩水で順次洗浄後、 無水硫酸マグネシウムで乾燥させ、 减圧下に 溶媒を留去すれば、 無色油状物の 3 — ({[( 3 R) 一 4一べンゾィルー 8— (4—イ ソプロ ピルフエノキシ) 一 1 一チア一 4 一ァザスピロ [ 4. 5 ] デカン一 3 —ィル] カルボ二ル} ァミ ノ) プロピオン酸 0.30gを得 る。
NMR(CDC13) 0値: 1.21 (6H, d, J=6.8Hz), 1.4— 2.3 (6H, m) , 2.4-3.8 (9H, m), 4.4-4.6(1H, m), 4.7-4.9 (1H, m) , 6.83 (2H, d, J=8.8Hz), 7.0-7.5(6 H, m), 7.11 (2H, d, J=8.8Hz) , 8.00(1H, bs)
実施例 3 0
( 3 R) 一 4一ベンゾィル一 8 — [ 4— (メ トキシカルボニル) フ エノキシ] — 1 —チア一 4—ァザスピロ [ 4. 5 ] デカン一 3 —力ルポ ン酸 0· 40gをメタノール 4mlに懸濁させ 0〜5°Cで lmol/L水酸化ナトリウ ム水溶液 4.40mlを加え、 室温で 6時間撹拌する。 反応混合物を氷水に加 え、 2m0l/L塩酸で pH2.0に調整し、 酢酸ェチルで抽出する。 得られた有 機層を水および飽和食塩水で順次洗浄後、 無水硫酸マグネシウムで乾 燥させ、 減圧下に溶媒を留去する。 得られた残留物にェチルエーテル および酢酸ェチルを加え、 析出する結晶を濾取すれば、 無色結晶の (3 R) 一 4—ベンゾィノレ _ 8— (4—カルボキシフエノキシ) 一 1 ーチ ァー 4—ァザスピロ [ 4. 5 ] デカン一 3—カルボン酸 0· 30gを得る。 N R (d 6 -DMS0+D 20) δ jit: 1.4-2.4 (6H, m) , 3.0-3.7 (4Η, m) , 4.6-4.9 (2H, m), 7.04 (2H, d, J=8.6Hz), 7.40 (5H, s) , 7.92 (2H, d, J=8.6Hz)
実施例 3 1
実施例 3 0 と同様にして、 以下の化合物を得る。
31(1)
( 3 R) — 8— ( 4—カルボキシフエノキシ) 一 4 — ( 3 —カルボキ シプロパノィル) 一 1 —チア一 4—ァザスピロ [ 4. 5 ] デカン一 3 — カルボン酸
NMR(d6- DMS0+D20) δ値 : 1.3- 3.7(14H, m) , 4. δ-4.8(1H, m) , 5.1-5.3(1 H, m), 7.04(2H, d, J=8.5Hz) , 7.90 (2H, d, J=8.5Hz)
31 (2)
( 3 R) — 4一べンゾィルー 8— {[( 2—カルボキシェチル) ァミ ノ ] カルボ二ル} — 1 —チア一 4 —ァザスピロ [ 4. 5 ] デカン一 3 —カル ボン酸
NMR(d6-DMS0+D20) δ値 : 1.3- 3.6(15H,m), 4.6-4.9 (1H, m) , 7.1-7.6(5
H, bs)
実施例 3 2
( 3 R) — 4一ベンゾィル一 8— ({[ 3 - (ベンジルォキシ) 一 3 —ォキソプロピル] アミ ノ } カルボニル) 一 1 —チア一 4—ァザスピ 口 [ 4. 5 ]デカン一 3 —力ルボン酸 0.60gを無水テ トラヒ ドロフラン 9ml に溶解させ、 0〜5°Cで L一メチォニンメチルエステル塩酸塩 0.26g、 1 ーヒ ドロキシベンゾ ト リァゾール · 1水和物 0.19gおよび N—メチルモ ルホリ ン 0.14mlを順次加える。 同温度で 30分間撹拌した後、 ジシクロ へキシルカルポジイ ミ ド 0.27gを加え、 同温度で 30分間、 室温で 6時間 撹拌する。 不溶物を濾去し、 濾液を水および酢酸ェチルの混合溶媒に 加え、 2mol/L塩酸で pH2.0に調整し、 有機層を分取する。 得られた有機 層を水、 飽和炭酸水素ナトリ ゥム水溶液および飽和食塩水で順次洗浄 後、 無水硫酸マグネシウムで乾燥させ、 减圧下に溶媒を留去する。 得 られた残留物をカラムク口マ トグラフィ一 [溶離液 : トルエン : 酢酸 ェチル =1 : 2] で精製すれば、 無色油状物の ( 2 S ) - 2 - ({[( 3 R) — 4—ベンゾィル一 8— ({[ 3 — (ベンジルォキシ) 一 3 —ォキソプ 口ピル] アミ ノ } カノレポ二ル) 一 1 一チア一 4—ァザスピロ [ 4. 5 ] デカン一 3 —ィル] カルボ二ル} ァミ ノ) 一 4 — (メチルチオ) 酪 酸メチルエステル 0.62gを得る。
NMR(CDC13) δ値: 1.5- 2.8 (13H, m), 2.06 (3H, s) , 2.9-3.7 (6Η, m) , 3.7 9(3H, s), 4.5-4.9 (2Η, m) , δ.15(2Η, s) , 6· 0— 6.3 ( 1Η, m) , 6.6-6.9 (1Η, m), 7.36(10Η, s)
実施例 3 3
実施例 2 9 と同様にして、 ( 2 S ) — 2— {[(( 3 R) — 4—ベンゾ ィル一 8— {[( 2—カルボキシェチル) ァミ ノ ] カルボ二ル} 一 1 — チア一 4—ァザスピロ [ 4. 5 ] デカン一 3 —ィル) カルボニル] アミ ノ } 一 4 — (メチルチオ) 酪酸を得る。
NMR(d6— DMS0) δ値 : 1.3— 3.8(19H,m), 2.00 (3H, s) , 4.0-4.4(1Η, m), 4. 5-4.8(1Η, m) , 7.33(5Η, bs) , 7.7-8.2 (2Η, m) , 11.6-13.0 (2Η, bs)
実施例 3 4
3 — [ 8— ( 3 —メチルブチリデン) 一 3 —ォキソ一 1 一チア一 4 —ァザスピロ [ 4. 5 ] デカン一 4 一ィル] プロ ピオン酸 0.50gを無水 テ トラヒ ドロフラン 5mlに溶解させ、 室温でベンズアルデヒ ド 0.25mlお よびカリ ウム tert—ブトキシド 0.45gを加え、 6時間加熱還流させる。 反応混合物を氷水および酢酸ェチルの混合物に加え、 2mol/L塩酸で PH2.0に調整し、 有機層を分取する。 得られた有機層を水および飽和食 塩水で順次洗浄後、 無水硫酸マグネシウムで乾燥させ、 減圧下に溶媒 を留去する。 得られた残留物にイ ソプロピルエーテルを加え、 析出す る結晶を濾取すれば、 無色結晶の 3 — [ 8— ( 3—メチルブチリデン) — 3 —ォキソ一 2— ( 1 —フエニノレメチリデン) 一 1 —チア一 4—ァ ザスピロ [ 4. 5 ] デカン一 4 一ィル] プロピオン酸 0· 32gを得る。 NMR(CDC13) δ値: 0.91 (6H, d, J=6.4Hz), 1.4-3.0(13H, m) , 3.5-3.9 (2H, m) , 5. l-δ.3(1H, m) , 7.0— 7.8 (7H, m)
実施例 3 5
実施例 1 0 と同様にして、 以下の化合物を得る。
35(1)
3 — [ 8— ( 3 —メチルブチリデン) 一 3 —ォキソ一 2— ( 1 —フエ ニルメチリデン) 一 1 一チア一 4一ァザスピロ [ 4. 5 ] デカン一 4 一 ィル] プロピオン酸べンジルエステルを得る。
NMR(CDC13) δ値: 0.91 (6H, d, J=6.1Hz), 1.4- 3.0 (13H, m) , 3.6- 4.0 (2H, m), 5. l-δ.3(1H, m) , 5.14(2H, s) , 7.2-7.7 (11H, m)
35(2)
2— [ 8— (4—イ ソプロピルフエノキシ) 一 3 —ォキソ一 4—フエ ネチルー 1 一チア一 4 —ァザスピロ [ 4. 5 ] デカン— 2—ィル] 酢酸 tert—ブチルエステル
NMR(CDC13) δ値 : 1.22(6H,d, J=6.8Hz), 1.47 (9H, s) , i.5- 2.3 (8H, m) , 2.4-3.1 (oH,m), 3.2-3.5 (2H, m) , 3.9-4.2 (2H, m) , 6.81 (2H, d, J=8.6H z), 7.13(2H, d, J=8.6Hz), 7.27(5H, s)
実施例 3 6
2 - [ 8— ( 4—イ ソプロ ピルフエノキシ) 一 3 —ォキソ一 4ーフ エネチルー 1 —チア一 4 一ァザスピロ [ 4. 5 ] デカン一 2—ィル] 酢 酸 tert—ブチルエステル 0.32gを塩化メチレン 7mlに溶解させ、 0〜5°C で m—クロ口過安息香酸 0.33gを加え、 室温で一昼夜撹拌する。 反応混 合物を飽和炭酸水素ナトリ ウム水溶液に加え、 有機層を分取する。 得 られた有機層を水および飽和食塩水で順次洗浄後、 無水硫酸マグネシ ゥムで乾燥させ、 減圧下に溶媒を留去する。 得られた残留物をカラム クロマ トグラフィー [溶離液 ; へキサン : 酢酸ェチル =8 : 1] で精製す れば、 無色油状物の 2— [ 8 — ( 4—イ ソプロピルフエノキシ) 一 1 , 1 , 3 — ト リオキソー 4 一フエネチルー 1 一チア一 4 一ァザスピロ [ 4. 5 ] デカン— 2—ィル] 酢酸 tert—ブチルエステル 0.17gを得る。
NMR(CDC13) δ値: 1.24(6H, d, J=6.8Hz), 1.50 (9H, s) , 1.8- 2.5 (8H, m), 2.6-3.9(7H,m), 4.1-4.3(lH,m), 4.5-4.7(1H, m) , 6.83 (2H, d, J=8.6H z), 7.17 (2H, d, J=8.6Hz) , 7.26(5H, s)
実施例 3 7
実施例 5 と同様にして、 2 — [ 8 _ ( 4 —イ ソプロピルフエノキシ) — 1, 1 , 3 — ト リオキソー 4 —フエネチル一 1 —チア一 4 —ァザスピ 口 [ 4. 5 ] デカン一 2—ィル] 酢酸を得る。
NMR(CDC13) δ値: 1· 24(6H, d, J=6.8Hz), 1.8-2. δ (8H, ra) , 2.7-4.0 (7H, tn), 4.1-4.4(1H, m) , 4.5— 4.7 (1H, m), 6.83 (2H, d, J=8.7Hz) , 6.6-6.8(1 H,bs), 7.17 (2H, d, J=8.7Hz), 7.27 (5H, s)
実施例 3 8
2 - [ 8 - (4—イ ソプロ ピルフエノキシ) 一 3 —ォキソ一 4—フ エネチル— 1 —チア— 4—ァザスピロ [ 4. 5 ] デカンー 2—ィル] 酢 酸 0.29gを N, N—ジメチルホルムアミ ド 4mlに溶解させ、 室温でグリ シ ンメチルエステル塩酸塩 0. 10gおよび N—メチルモルホリ ン 0.08gを加 え、 同温度で 5分間撹拌する。 0〜5°Cで 1 ーヒ ドロキシベンゾ ト リァゾ ール . 1水和物 0.14gおよびジシク ロへキシルカルボジイ ミ ド 0.17gを
順次加え、 室温で一昼夜撹拌する。 反応混合物を水および酢酸ェチル の混合溶媒に加え、 2mol/L塩酸で ρΗ2· 0に調整し、 有機層を分取する。 得られた有機層を水、 飽和炭酸水素ナトリ ゥム水溶液および飽和食塩 水で順次洗浄後、 無水硫酸マグネシウムで乾燥させ、 減圧下に溶媒を 留去する。 得られた残留物をカラムクロマ トグラフィー [溶離液; ト ルェン : 酢酸ェチル = 2:1] で精製すれば、 無色油状物の 2— ({[ 2 -
[ 8— ( 4—イ ソプロ ピルフエノシキ) 一 3 —ォキソ一 4—フエネチ ルー 1 一チア— 4 一ァザスピロ [ 4. 5 ] デカン一 2—ィル] ァセチル} ァミ ノ) 酢酸メチルエステル 0.35gを得る。
NMR(CDC13) δ値: 1.23(6H, d, J=6.8Hz), 1. -3.7(1δΗ, m), 3.77 (3H, s) ,
4.0-4.3(3H,m), 4.4—4.6 ( 1H, m), 6.6— 6.9 (1H, bs) , 6.82 (2H, d, J=8.9H z), 7.16 (2H, d, J=8.9Hz) , 7.29 (5H, s)
実施例 3 9
実施例 8 と同様にして、 2— ({ 2 - [ 8— (4—イ ソプロ ピルフエ ノキシ) 一 3 —ォキソ一 4—フエネチル一 1 一チア一 4—ァザスピロ [ 4. 5 ] デカン一 2—ィル] ァセチル} ァミ ノ) 酢酸を得る。
NMR(CDC13) δ値: 1.23(6H, d, J=6.8Hz), 1.4- 3.1 (11H, m) , 3.1-3.9 (4H, m), 4.0-4.3(3H, m) , 4.4— 4.6 (1H, m), 6.82 (2H, d, J=8.5Hz), 7.15(2H, d, J=8.5Hz), 7.2-7.5(7H, m)
実施例 4 0
1 H- 2—ピロ一ルカルボン酸 0.30gを塩化メチレン 15mlに懸濁させ、 0~5°Cでオギザリルク 口ライ ド 0.28mlおよび N, N—ジメチルホルムァ ミ ド 0.06mlを加え、 室温で一昼夜撹拌する。 反応混合物を減圧下に溶 媒を留去し、 トルエンで共沸を行うことにより褐色結晶の 1 H— 2— ピロールカルボユルク口ライ ド 0.36gを得る。
( 3 R) — 8— ( 4 一イ ソプロピルフエノキシ) 一 1 —チア一 4—ァ ザスピロ [ 4. 5 ] デカン一 3—カルボン酸 0.30gおよぴト リエチルァ ミン 0.47mlを塩化メチレン 6mlに溶解させ、 0〜5。Cで 1 H— 2—ピロ一 ルカルボニルクロライ ド 0.18gを添加し、 室温で一昼夜撹拌する。 反応
混合物を氷水に加え、 2mol/L塩酸で PH2.0に調整し、 有機層を分取する。 得られた有機層を水および飽和食塩水で順次洗浄後、 無水硫酸マグネ シゥムで乾燥させ、 减圧下に溶媒を留去する。 得られた残留物をカラ ムクロマ トグラフィ一 [溶離液 ; クロロホルム : ェタノ一ル = 200: 1] で精製した後、 イ ソプロピルエーテルを加え、 析出する結晶を濾取す れば、 黄色結晶の ( 3 R) — 8— ( 4—イ ソプロ ピルフヱノキシ) 一 4 - ( 1 H— 2—ピロ リルカルボニル) 一 1 —チア一 4—ァザスピロ [ 4. 5 ] デカン一 3 —カルボン酸 0.14gを得る。
匪 R(d6-DMS0) δ値: 1· 17(6H, d, J=6.8Hz), 1.5- 2.4 (6H, m) , 2.4-3.8(6 H, m) , 4.5-4.7 (1H, m) , 5.3-5.6 (1H, m) , 6.0-6.4(2H, m) , 6.8-7.4(6H, m)
実施例 4 1
実施例 4 0 と同様にして以下の化合物を得る。
41(1)
( 3 R) — 8— (4—イ ソプロピルフエノキシ) 一 4— ( 2—チェ二 ルカルボ-ル) 一 1 —チア一 4 一ァザスピロ [ 4. 5 ] デカン一 3 —力 ルボン酸
NMR(CDC13) δ値: 1.21 (6H, d, J=6.8Hz), 1.4- 2.4 (6H, m), 2.6- 3.8 (5H, m), 4.4-4.6(1H, m) , 5.1-δ.3 (1H, m) , 6.8-7.5 (8H, m)
41 (2)
( 3 R) — 8— ( 4—イ ソプロピルフエノキシ) 一 4 — ( 3 —キノ リ ルカルボニル) 一 1 —チア一 4一ァザスピロ [ 4. 5 ] デカン一 3 —力 ルボン酸
NMR(CDC13) δ値: 1.22(6H, d, J=6.8Hz), 1.4-2. δ (6H, m) , 2.7-4.0 (5H, m), 4.5-4.8 (2H, m) , 6.8 - 7.3 (5H, m), 7.5-8.3 (5H, m) , 9.2-9.4(1H, m) 41(3)
( 3 R) — 8— (4 —イ ソプロ ピルフエノキシ) 一 4一 [( 2—メチル 一 1, 3 —チアゾ一ル— 4一ィル) カルボニル] — 1 一チア一 4ーァザ スピロ [ 4. 5 ] デカン一 3 —カルボン酸
NMR(CDC13) δ値 : 1.22(6H, d, J=6.8Hz) , 1.4-2.3 (6H, m) , 2.55(3H, s) , 2.6-3.9(5H,m), 4.4 - 4.6 ( 1H, m), 5.9-6.0 (1H, m) , 6.93 (2H, d, J=8.8H z), 7.12(2H, d, J=8.8Hz), 7.97(1H, s) , 8.9-9.2(1H, bs)
41 (4)
( 3 R) — 8— (4—イ ソプロ ピルフエノキシ) 一 4— ( 2—ピラジュ ルカルボニル) 一 1 一チア一 4 一ァザスピロ [ 4. 5 ] デカン一 3 —力 ルボン酸
NMR(d6- DMS0) δ値 : 1.17(6H, d, J=6.8Hz), 1.3 - 2.3 (6H, m) , 2.4-3.8(5 H, m) , 4.5-4.7(1H, m) , 5.4- 5.6 (1H, m) , 6.8-7.3(5H, m) , 8.5 - 9.0 (3H, m)
41(5)
( 3 R) - 8 - (4—イ ソプロ ピルフエノキシ) 一 4— ( 4 —メ トキシ ベンゾィル) 一 1 —チア一 4 —ァザスピロ [ 4. 5 ] デカン一 3 —カル ボン酸
画 R(CDC13) δ値 : 1.21 (6H, d, J=6.8Hz), 1.4-2.4(6H, m) , 2.7- 3.6 (5H, m), 3.79 (3H, s) , 4.4— 4.5 (1H, m), 4.8-5.0(1H, m) , 6.7-7.4 (8H, m) , 9. 4-9.6 (1H, bs)
41(6)
( 3 R) 一 4一 { 4 - [(ジェチルァミ ノ) カルボニル] ベンゾィル } — 8— ( 4—イ ソプロ ピルフエノキシ) 一 1 —チア一 4 一ァザスピロ [ 4. 5 ] デカン— 3 —カルボン酸
圆 R(CDC13) δ値 : 1.0— 1.3(12H,m), 1.3-2.4 (6H, m) , 2.7-3.8 (9Η, m) , 4.4-4.7 (2Η, m), 6.91 (2Η, d, J=8.5Hz), 7.12 (2H, d, J=8.5Hz), 7.36 (4H, s), 8.4-8.6 (1H, bs)
また、 同様にして、 表 6 4および表 6 5の化合物を得る。
【表 6 5】
No. 2b
A R
表 6 4および表 6 5の化合物の物性を以下に示す。
41(7)
醒(CDC13) S値 : 0.7-1.1 (12H, m) , 1.2-3.4(18H, m) , 4.8-δ.3 (2Η, m) ,
6.9-7.4(1Η, m)
41(8)
NMR(CDC13) δ値: 0.8-1.1 (12H, m) , 1.3-3.5(18H,m), 4.9- 5.3 (2Η, m) ,
8.0—8.2(lH,m)
41(9)
NMR(CDC13) δ値: 0.7-1.1 (9Η, m) , 1· 1- 3.6(19Η, m) , 4.8-5.3 (2Η, m), 8.37(1Η, bs)
41 (10)
NMR(CDC13) 5値 : 0.87(12Η, d, J=6.1Hz) , . 1-3.4(20H, m) , 4.8- δ.3(2H, m) , 6.05 (1H, bs)
41(11)
R(CDC13) δ値 0.7-1.1 (9Η, m) , 1.1-3.5(19H, m) , 4.8-δ.3(2H, m) 6.88(1H, bs)
41(12)
NMR(CDC13) δ値 0.6-3.7(28H, m) , 4.8-5.1 (2H, m)
41(13)
匿(CDC13) 8値 0.3-3.6(32H, m), 4.8-5.5 (2H, m) , 8.00 (1H, bs) 41 (14)
匿(CDC13) δ値 1.0-2.4(23H, m), 2.6— 3.7 (8H, m), 4.0-4.6 (1H, m) , 4.9-5.2 (lH,m), 6.7-7. δ (9H, m)
41 (15)
NMR(CDC13) δ値 : 1.1-4.8(22H, m) , 5.0— 5.2 (1H, m), 6.0— 6.3 (1H, m), 6.4-7.5(6H, m), 10.0-10.8 (2H, m)
実施例 4 2
2— [ 4— [ 3 — (ベンジルォキシ) 一 3 —ォキソプロピル] — 8 — ( 3—メチルプチリデン) 一 3 —ォキソ一 1 —チア一 4—ァザスピロ [4. 5 ] デカン一 2—ィル] 酢酸 8.50gをアセ トン 80mlに溶解させ、 炭酸水素ナト リ ウム L 50gを含む水溶液 40mlを添加し、 室温で 30分間撹 拌する。 減圧下に溶媒を留去後、 エタノールで共沸すれば、 2— [ 4 ― [ 3— (ベンジルォキシ) 一 3—ォキソプロピル] — 8— (3—メチ ルブチリデン) 一 3—ォキソ— 1 一チア一 4 —ァザスピロ [ 4. 5 ] デ カン一 2—ィル] 酢酸ナトリ ウム塩 8.00gを得る。
NMR(d6- DMS0) δ値 : 0.86(6H, d, J二 6.4Hz), 1.4-2.9(13H, m) , 3.2-3.7(4 H, m), 3.9-4.1 (1H, m) , 5.09 (2H, s) , 5.0- 5.3 (1H, m) , 7.37 (5H, s) 実施例 4 3
実施例 1 9 ( 2 ) と同様にして、 ( 3 R) — 2, 2—ジメチル一 8— ( 3 ーメチルブチリデン) 一 1 —チア一 4—ァザスピロ [4. 5 ]デカン一 3—カルボン酸を得る。
NMR(CDC13) δ値: 1.1-2.8(17H,m), 4.03(1H, s) , 5.0-5.3 (1H, m) 実施例 4 4
実施例 4 0と同様にして、 ( 3 R) — 2, 2—ジメチルー 8 — ( 3 —メ チルブチリデン) 一 4一 ( 4 —メチルペンタノィル) 一 1 一チア一 4 —ァザスピロ [4. 5 ]デカン一 3—力ルボン酸を得る。
NMR(CDC13) δ値 : 0.5— 3· 5(34H,m), 4.52(lH,s), 5.0- 5.3 (1H, m), 8.96(1H, bs)
実施例 4 5
実施例 1 と同様にして、 2— [4 — [2— ( t e r t —プトキシ)一 2— ォキソェチル]一 8—(3—メチルブチリデン)一 3 —ォキソ一 1 —チ ァ一 4 —ァザスピロ [4. 5 ]デカン- 2—ィル]酢酸を得る。
NMR(CDC13) δ値: 0.88 (6Η, d, J=6.4Hz), 1· 2— 2.9 (21H, m) ,
3.32(1H, dd, J=17.1, 4.9Hz) , 3.89 (2H, d, J=2.2Hz),
4.24(1H, dd, J=4.7, 5.4Hz) , 5.0-5.4(1H, ra)
実施例 4 6
2 - [4 - [ 2 - ( t e r t —ブトキシ)一 2—ォキソェチル]一 8—(3 —メチルブチリデン)一 3 —ォキソ― 1 —チア一 4—ァザスピロ [4. 5 ]デカン一 2—ィル]酢酸 1.0gを N, N—ジメチルホルムァミ ド 10ml に溶解させ、 室温で 2—ョゥ化プロパン 0.42mlおよび無水炭酸力リ ゥム 0.67gを加え、 室温で 1.7時間撹拌する。 反応混合物を氷水およ び酢酸ェチルの混合物に加え、 2mol/L塩酸で pH2.0に調整し、 有機 層を分取する。 得られた有機層を水、 飽和重曹水および飽和食塩水で 順次洗浄後、 無水硫酸マグネシウムで乾燥させ、 減圧下に溶媒を留去 する。 得られた残留物をカラムクロマ トグラフィー [溶離液 ; へキサ ン :酢酸ェチル =17:3] で精製すれば、 淡黄色油状物の 2— [4— [2 - ( t e r t—ブトキシ)一 2—ォキソェチル]一 8— ( 3—メチルプチ リデン)一 3 —ォキソ一 1 —チア一 4 —ァザスピロ [4. 5 ]デカン一 2 —ィル]酢酸ィソプロピルエステル 1.0gを得る。
NMR(CDC13) δ値: 0.88(6H, d, J=6.4Ηζ), 1.1- 2.8 (26H, m) ,
3.26(1H, dd, J=16.8, 3.7Hz) , 3.8— 4.3 (4H, m) , 4.8- 5.3 (2H, m) 実施例 4 7
2— [4— [2— ( t e r t—ブ トキシ)一 2—ォキソェチル]— 8— ( 3 —メチルブチリデン)一 3—ォキソ一 1 一チア一 4—ァザスピロ [4. 5 ]デカン一 2—ィル]酢酸ィソプロピルエステル 0.33gをジェチルェ —テル 3mlに溶解させ、 次いで 0〜5°Cで 5.39mol/Lの乾燥塩酸ジォ キサン溶液を lml加え、 同温度で 2時間撹拌する。 さらに 5.39mol/L の乾燥塩酸ジォキサン溶液を lml加え、 1時間撹拌した後、 再び
5.39mol/Lの乾燥塩酸ジォキサン溶液を 3ml加え、 1時間撹拌する。 減圧下に溶媒を留去し、 得られた残留物をカラムク口マトグラフィー [溶離液; クロ口ホルム] で精製した後、 へキサンを添加し、 析出す る結晶を濾取すれば、 無色結晶の 2— [2— (2—イソプロポキシ一 2—ォキソェチル) 一 8— (3—メチルブチリデン)一 3—ォキソ一 1 —チア一 4—ァザスピロ [4. 5 ]デカン一 4一ィル]酢酸 0· 08gを得る。 NMR(CDC13) δ値 : 0.87(6H, d, J=6.3Hz), 1.26 (6H, d, J=6.1Hz) , 1.3- 2.8(11H, m), 3.21 (1H, dd, J=16.6, 3.8 Hz) , 3.9-4.4 (4H, m) , 4.9 - 5.3(2H,m), 7.10(1H, bs)
実施例 B— 1
4一イソプロピル安息香酸 0.25gを塩化メチレン 5mlに懸濁させ、 室温 で塩化チォニル 0.12mlおよび N, N—ジメチルホルムァミ ド 0.03mlを加 える。 同温度で 1時間撹拌した後、 減圧下に溶媒を留去し、 トルエンに より共沸を行い、 4—イソプロピル安息香酸クロライ ド 0.25gを得る。 2—(4—ベンジル一 3—ォキソー 1—チア一 4, 8—ジァザスピロ [4. 5] デカン— 2—ィル) 酢酸の トリフルォロ酢酸塩 0.50gを塩化メチレ ン 5mlに懸濁させ、 0〜5°Cでトリェチルァミン 0.64mlおよび 4—イソプ 口ピル安息香酸ク口ライ ド 0.25gを含む塩化メチレン 5πιΓ溶液を順次滴 下し、 室温で一昼夜撹拌する。 反応混合物を氷水に加え、 2mol/L塩酸 で pHl.Oに調整し、 有機層を分取する。 得られた有機層を水および飽和 食塩水で順次洗浄後、 無水硫酸マグネシウムで乾燥させ、 減圧下に溶 媒を留去する。 得られた残留物をカラムク口マ トグラフィ一 [溶離液 ; トルエン : 酢酸ェチル =1 : 1] ついで [溶離液 ; ク口口ホルム] で精
製すれば、 淡黄色固形物の 2 _ [ 4—ベンジル— 8— (4—イソプロ ピルべンゾィル) 一 3—ォキソ一 1 —チア一 4 , 8 —ジァザスピロ [ 4. 5 ] デカン— 2—ィル] 酢酸 0.30gを得る。
匪 R(CDC13) 0値 : 1.24(6H,d, J=6.8Hz), 1.4- 2.4 (4H, m), 2.5— 3.6 (5H, m), 3.6-4.8 (5H, m) , 7.26 (9H, bs) , 8.3 - 8· 5 (1H, bs)
実施例 B— 2
実施例 B— 1 と同様にして以下の化合物を得る。
B -2(1)
2 - { 4—ベンジル一 8— [ 4— (メ トキシカルボニル) ベンゾィル] — 3—ォキソ一 1 —チア一 4 , 8—ジァザスピロ [ 4. 5 ] デカン一 2 ーィル } 酢酸
賺(CDC13) S値 : 1.4-2.3(4H, m) , 2· 5- 3.8 (5H, m), 3.93 (3H, s) , 4.2 -4.9(4H, m), 7.27 (5H, s) , 7.40 (2H, d, J=8.1Hz), 8.07 (2H, d, J=8.1Hz) , 7.8-8.0(1H, bs)
B - 2(2)
2— { 4—ベンジノレ— 8— [( 4—メチゾレフエニノレ) スルホ二ノレ] — 3 一ォキソ一 1 _チア一 4 , 8 —ジァザスピロ [ 4. 5 ] デカン一 2—ィ ル} 酢酸
腿(CDC13) S値: 1.5-1.8 (2H, m) , 2.0- 2.9 (5H, m) , 2.44 (3H, s) , 3.1- 3.5(1H, m), 3.7-4.0(2H, m) , 4.1-4.3(1H, m) , 4.46 (1H, d, J=14.0Hz) , 4. 68(1H, d, J=14.0Hz), 7.1-7.5(7H,m), 7.61 (2H, d, J=8.1Hz), 7.9—8.3(1 H, bs)
実施例 B— 3
4一 [ 2— ( 2—エ トキシ一 2—ォキソェチル) 一 3—ォキソ一 4 —フエネチル一 1 —チア一 4 , 8—ジァザスピロ [ 4. 5 ] デカン一 8 —ィル]一 4 ーォキソブタン酸ェチルエステル 0.51gをエタノ一ル 2.5ml に溶解させ、 0〜5°Cで 1 mol/L水酸化ナトリ ゥム水溶液 2.5mlを加え、 室温で 1.5時間撹拌する。 反応混合物を氷水および酢酸ェチルの混合物 に加え、 2mol/L塩酸で pH2.0に調整し、 有機層を分取する。 得られた有
機層を水および飽和食塩水で順次洗浄後、 無水硫酸マグネシウムで乾 燥させ、 減圧下に溶媒を留去すれば、 黄色油状物の 4一 [ 2— (カル ボキシメチル) 一 3 —ォキソ一 4ーフエネチル一 1 —チア一 4 , 8—ジ ァザスピロ [ 4. 5 ] デカン一 8—ィル] — 4—ォキソブタン酸 0.34g を得る。
NMR(d6- DMS0) δ値: 1. -4.7(19H, m) , 7.2-7.8 (7Η, m)
実施例 Β— 4
実施例 Β— 3 と同様にして表 6 6の化合物を得る。
【表 6 6】
4 (1 ) -COCH2 "CH2CH2
4 (2) -COCH2CH2CH2-^^ -CH2CH2-^^
4 (3) 一 COCH CH2CH2-^^
4 (6) -COCH2CH2COOH •CH2CH2CH
OH
-COCH
4 (7) -CH2CH2
表 6 6の化合物の物性値を以下に示す。
B -4(1)
NMR(CDC13) δ値: 1.3-2.2 (4Η, m) , 2.6-3.6 (6H, m) , 3· 76 (2Η, s), 3.8- 4.8(5Η, m) , 7.0— 7.8(11Η, m)
B一 4(2)
羅(CDC13) 5値: 1.4-2.2(6H, m) , 2.2-4.0(13H, m) , 4.1-4.3(1H, m) , 4.6-4.9(1H, m), 7.0-7.7(11H, m)
B - 4(3)
NMR(CDC13) δ値: 1.6-2.2 (4H, m) , 2.4-3.8 (8H, m) , 4.0-4.4 (2H, m) , 4. 6-5.0(1H, m), 6.3-6.7 (1H, m) , 6.85 (1H, d, J=15.4Hz) , 7.1-7.6(10H, m) 7.70(1H, d, J=15.4Hz)
B - 4(4)
NMR(d6- DMSO) δ値 : 0.8- 1.1 (6H, m) , 1.4-2.2 (7H, m) , 2.3-4.7(12H, m), 7.28(5H,s), 8.ト 8.6 (3H, bs)
B -4(5) ナトリウム塩と して測定を行った。
NMR(d6-DMS0) δ 0.94 (6Η, d, J=5.9Ηζ) , 1.0-3.6 (17H, m) , 1.83 (3Η, s), 3.8-4.8(4Η, m), 6.7(1Η, bs) , 8.0-8.4 (2Η, m)
Β - 4(6)
NMR(CDC13) δ値: 0.93 (6Η, d, J=5.4Hz) , 1.1-2.5 (7H, m) , 2.5-3.6 (10H, m), 3.9-4.9(3H, m), 8.9 (2H, bs)
B— 4(7)
NMR(d6-DMS0) δ値: 1.2-2.0 (4H, m) , 2.4 - 3.8 (8H, m) , 3.8-4.2 (2H, m) , 4.3-4.7(1H, m), 5.4-5.8 (2H, m) , 7.1-7.5(11H, m)
B - 4(8)
腿(CDC13) S値: 1.1-2.4(4H, m) , 2.4— 3.8 (5H, m) , 3.9-4.9 (4H, m) , 7. 28 (5H, s), 7.39 (2H, d, J=8. OHz), 8.07 (2H, d, J=8. OHz), 8.6-9.0 (2H, b s)
B - 4(9)
匪 R(d6 - DMS0+D20) δ値: 1.2-3.7(12H, m) , 1.41 (9H, s) , 3.6-4.3 (3H, m), 12.4(2H, bs)
実施例 B— 5
4— [ 2— (カルボキシメチル) 一 3—ォキソ一 4—フエネチル一 1 一チア一 4 , 8—ジァザスピロ [ 4. 5 ] デカン一 8—ィル] 一 4一
ォキソブタン酸 0.31gをエタノ一ル 1· 4mlに溶解させ、 0〜5°Cで 1 mol/L 水酸化ナトリ ウム水溶液 1.36mlを加え、 室温で 5時間撹拌する。 反応混 合物を氷水おょぴ酢酸ェチルの混合物に加え、 水層を分取する。 得ら れた水層を減圧下に留去すれば、 無色固形物の 4一 [ 2— (カルボキ シメチル) 一 3—ォキソ一 4一フエネチル一 1 —チア一 4 , 8—ジァザ スピロ [4. 5] デカン一 8—ィル] — 4ーォキソブタン酸 . 2ナト リ ゥム塩 0.32gを得る。
実施例 C一 1
リ ンクアミ ド MB H A樹脂 (Rink Amide MBHA resin)
1.875g(l.200mmol)に DMFを加え、 樹脂を膨潤させた後、 20%ピペリ ジン/ DMF溶液 2mLを加え、 20分間振と うする。 得られた樹脂を DMF で 6回洗浄後、 Fmoc-Leu-OH 1.28g、 H0Bt-H20 552mg、 DIPCDI 0.58mL および DMF 18mLを加え、 90分間振と うする。 反応液を濾去した後、 樹脂を DMFで 6回洗浄する。 20%ピぺリジン/ DMF溶液 24mLを加え、 20分間振と うする。 得られた樹脂を DMFで 6回洗浄後、 (3 R) — 4 一べンゾィルー 8— [( 9 / /—フルオレン一 9 _ィルメ トキシ) カル ボニル] 一 1一チア一 4 , 8—ジァザスピロ [4. 5 ] デカン一 3—力 ルボン酸 1.903g、 H0Bt-H20 552mg、 DIPCDI 0.58mLおよび DMF 18raL を加え、 90分間振と うする。 反応液を濾去した後、 樹脂を DMFで 6 回洗浄する。 この樹脂を 15等分し、 その 1つに、 20%ピぺリ ジン/ DMF 溶液 2mLを加え、 20分間振と うする。 得られた樹脂を DMFで 6回洗 浄後、 Fmoc- Leu- OH 113mg、 HOBt · H2037mg、 DIPCDI 39 i Lおよび DMF 1.2mL を加え、 2時間振と うする。 反応液を濾去した後、 樹脂を DMFで 6回 洗浄する。 20%ピペリジン/ DMF溶液 2mLを加え、 20分間振と うする。 反応液を濾去した後、 樹脂を DMFで 6回洗浄する。 DMF-DCM(1 : 1)混 合溶液 1.2mし、 無水酢酸 0.29mLおよび DIEA 0.53mLを加え、 1時間振 とうする。 反応液を濾去した後、 DMFで 4回、 DCMで 3回、 樹脂を洗 浄する。 得られた樹脂に TFA—塩化メチレン(1:1) 6mLを加え、 4時間 振と うする。 不溶物を濾去し、 濾液を減圧下に濃縮し、 残渣にジェチ
ルェ一テル 20mLを加え、 結晶を濾取すれば、 ( 3 R) — 8— [( 2 S ) — 2— (ァセチルァミ ノ) 一 4—メチルペンタノィル] — N— [( 1 S) — 1 — (ァミ ノカルボニル) 一 3—メチルブチル] — 4—ベンゾ ィル _ 1 一チア一 4 , 8—ジァザスピロ [4. 5] デカン一 3—カルボ キサミ ド 46mgを得る。
実施例 C一 2
実施例 C一 1 と同様にして、 以下の化合物を得る。
R1h R1 8 a n R2 calcd. found
Ac-し eu NH2 COC6H5 460.6 461.4 M+H
Ac-Asp NH2 COC6H6
Ac-Asn NH2 COC6H6
Ac-Glu NH2 COC6H5
Ac-Gin NH2 COC6H6
Ac-Phe NH2 COC6H5
Ac-Lys NH2 COC6Hs
Ac-Arg NH2 COC6H6
Ac-His NH2 COC6H5
Ac-Tyr NH2 COC6H5
nC3H7CO NH2 COC6H5
4-CIC6H4CHCHCO NH2 COC6H5 503.62 504.4 M+H
4-CIC6H4CH2CO NH2 COC6H5
3-PyCO NH2 COC6H6
4-PyCO NH2 COC6H6
Ac-Leu Leu-NH2 COC6H5 573.76 574.4 M+H
Ac-Asp Leu-NH2 COC6H6
Ac-Asn Leu-NH2 COC6H5
Ac-Glu Leu-NH2 COC6Hs
Ac-Gin Leu-NH2 COC6H6
Ac-Phe Leu-NH2 COC6H5
Ac-Lys Leu-NH2 COC6H6
Ac-Arg Leu-NH2 COC6Hs
Ac-His Leu-NH2 COC6H6
Ac-Tyr Leu-NH2 COC6H5
n-C3H7CO Leu-NH, COC6H5
4-CIC6H4CHCHCO Leu-NH2 COC6H6
4-CIC6H4CH2CO Leu-NH2 COC6H5 実施例 C一 3
ワンダレジン (Wang resin) 173mg (0. lOOmmo l ) に DMFを加え、 樹脂 を膨潤させた後、 Fmoc- Gly-OH 90mg、 DMAP 1. 22mg、 DIPCDI 48 μ Lお よび DMF 1. 2mLを加え、 2時間振と うする。 反応液を濾去した後、 樹 脂を DMFで 6回洗浄する。 20 %ピぺリジン/ DMF溶液 2mLを加え、 20 分間振と うする。 得られた樹脂を DMFで 6回洗浄後、 (3 R ) — 4—
ベンゾィルー 8 — [( 9 H—フルオレン一 9—イノレメ トキシ) カルボ ニル] — 1 —チア一 4, 8 —ジァザスピロ [ 4. 5 ] デカン一 3 —カル ボン酸 160mg、 H0Bt-H20 46mg、 DIPCDI 48 / Lおよび DMF 1.2mLを加 え、 90分間振とうする。 反応液を濾去した後、 樹脂を DMFで 6回洗 浄する。 20。/oピペリジン /DMF溶液 2mLを加え、 20分間振と うする。 得られた樹脂を DMFで 6回洗浄後、 Fmoc- Arg(Pmc)- OH 266mg、 Η0Βΐ·Η20 62mg、 DIPCDI 64// Lおよび DMF 1.2mLを加え、 2時間振と うする。 反 応液を濾去した後、 樹脂を DMFで 6回洗浄する。 20%ピぺリジン/ DMF 溶液 2mLを加え、 20分間振と うする。反応液を濾去した後、樹脂を DMF で 6回洗浄する。 DMF- DCM(1 : 1)混合溶液 1.2mL、 無水酢酸 0.29mLお よび DIEA 0.53mLを加え、 1時間振と うする。 反応液を濾去した後、 DMFで 4回、 DCMで 3回、樹脂を洗浄する。 TFA—塩化メチレン(1: l)6mL を加え、 4時間振と うする。 不溶物を濾去し、 濾液を減圧下に濃縮し、 残渣にジェチルエーテル 20mLを加え、結晶を濾取すれば、 2 — ({ [( 3 R) — 8 — (( 2 S ) 一 2 — (ァセチルァミ ノ) 一 5 — { [アミ ノ (ィ ミ ノ) メチル] ァミ ノ) ペンタノィル) 一 4 一べンゾィルー 1 一チア 一 4, 8—ジァザスピロ [ 4. 5 ] デカン一 3 —ィル] カルボ二ル } ァ ミノ) 酢酸の トルフルォロ酢酸塩 66mgを得る。
実施例 C一 4
実施例 C一 3 と同様にして、 以下の化合物を得る。
【表 6 8】
R1 R1 calcd. found
Ac-し eu し eu-OH COC6H5 574.75 575.4 M+H
Ac-Asp Leu-OH COCsH5
Ac-Asn Leu-OH COC6H5
Ac-Gin Leu-OH COC6H5
Ac-Gin Leu-OH COC6H5
Ac-Phe Leu-OH COC6H5
Ac-Lys Leu-OH COC6H5 589.76 590.4 M+H
Ac-Arg Leu-OH COC6H5 617.77 618.4 M+H
Ac-His Leu-OH COCsHs
Ac-Tyr Leu-OH COC6H5
4-CIC6H4CHCHCO Leu-OH COC6H5 584.3 584.4 M+H
4-CIC6H4CH2CO Leu-OH COC6H5
Ac-Arg Ala-OH COC6H5
Ac-Arg Asp-OH COC6Hs
Ac-Arg Glu-OH COC6H5
Ac-Arg Phe-OH COC6H5
Ac-Arg Lys-OH COC6H5
Ac-Arg Tyr-OH COC6H5
Ac-Arg Pro-OH COC6H5
Ac-Arg β -Ala-OH COC6H5
Ac-Arg D-ala-OH COC6Hs
リ ンクアミ ド MB HA樹脂 (Rink amide MBHA resin)
182mg(0. lOOmmol)に DMFを加え、 樹脂を膨潤させた後、 20%ピペリジ ン /DMF溶液 2mLを加え、 20分間振と うする。 得られた樹脂を DMFで 6回洗浄後、 Ftnoc- Leu- OH 106mg、 H0Bt-H20 46mg、 DIPCDI 47 μ Lおよ び DMF 2mLを加え、 90分間振と うする。 反応液を濾去した後、 樹脂 を DMFで 6回洗浄する。 20%ピぺリジン/ DMF溶液 2mLを加え、 20分 間振と うする。 得られた樹脂を DMFで 6回洗浄後、 2— { 4 - [ 3 — (ベンジルォキシ) 一 3 —ォキソプロピル] 一 8 — [( 9 H—フル オレン一 9 —ィルメ トキシ) カルボニル] — 3 —ォキソ一 1 一 チア一 4, 8 —ジァザスピロ [ 4. 5 ] デカン一 2 —ィル } —酢 酸 190mg、 H0Bt-H20 46mg、 DIPCDI 47 μしおよび DMF 2mLを力 [Iえ、 90 分間振と うする。 反応液を濾去した後、 樹脂を DMFで 6回洗浄する。 20%ピペリジン,/ DMF溶液 2mLを加え、 20分間振と うする。 得られた 樹脂を DMFで 6回洗浄後、 Fmoc- Ser(tBu)- OH 115mg、 HOBt · H20 46mg、 DIPCDI 47/iLおよび DMF 2mLを加え、 90分間振と うする。 反応液を 濾去した後、樹脂を DMFで 6回洗浄する。 20%ピぺリジン/ DMF溶液 2mL を加え、 20分間振と うする。 反応液を濾去した後、 樹脂を DMFで 6 回洗浄する。 DMF- DCM(1: 1)混合溶液 2mL、無水酢酸 0.29mLおよび DIEA 0.53mLを加え、 40分間振と うする。 反応液を濾去した後、 DMFで 4 回、 DCMで 3回、 樹脂を洗浄する。 TFA—塩化メチレン(1: l)6mLを加 え、 4時間振と うする。 不溶物を濾去し、 濾液を減圧下に濃縮し、 残 渣にジェチルエーテル 20mLを加え、 結晶を濾取すれば、 3 — [ 8 _ [( 2 S ) — 2— (ァセチルァミ ノ) 一 3 —ヒ ドロキシプロパノィル] 一 2 _ ( 2— {[( 1 S ) — 1 — (ァミ ノカルボニル) 一 3 —メチルブ チル] アミ ノ } — 2—ォキソェチル) 一 3 —ォキソ一 1 一チア一 4 , 8—ジァザスピロ [ 4. 5 ] デカン一 4 —ィル] プロピオン酸ベンジ ルエステル 45mgを得る。
実施例 C一 6
実施例 C一 5と同様にして、 以下の化合物を得る
【表 6 9】
Ac-Asn Leu-NH2 CH2CH2C02CH2C6H5 1 660.79 661.4 M+H
Ac-Ala Leu-NH2 CH2CH2C02CH2C6Hs 1 617.77 618.3 M+H
Ac-Asp Leu-NH CH2CH2C02CH2C6H5 1 661.78 662.3 M+H
Ac-Leu Asp-NH2 CH2CH2C02CH,C6H5 1 661.78 662.3 M+H
Ac-Asp Asp-NH2 CH2CH2C02CH2C6Hs 1 663.72 662.4 M-H
Ac-Gln Asp-NH2 CH2CH2C02CH2C6H5 1 676.75 677.3 M+H
Ac-Ser Asp-NH2 CH2CH2C02CH2C6H5 1 635.71 636.3 M+H
Ac-Asn Asp-NH2 CH2CH2C02CH2CsH5 1 662.72 663.3 M+H
Ac-Ala Asp-NH2 CH2CH2C02CH2CSH5 1 619.71 620.2 M+H
Ac-し eu Gln-NH2 CH2CH2C02CH2C6H5 1 674.82 675.4 M+H
Ac-Gln Gln-NH2 CH2CH2C02CH2CsH5 1 689.79 690.3 M+H
Ac-Ser G mln>«- mNn2 CH2CH2C02CH2CsH5 1 648.74 649.3 M+H
Ac-Asn Gln-NH2 CH2CH2C02CH2C6Hs 1 675.77 676.3 M+H
Ac-Ala Gln-NH2 CH2CH2C02CH2C6Hs 1 632.74 633.3 M+H
Ac-Leu し eu-NH2 CH2CH2C02CH2C6H5 1 659.85 660.4 M+H
Ac-Gln Leu-NH2 CH2CH2C02CH2C6H5 1 674.82 675.4 M+H
Ac-Glu Asp-NH2 CH2CH2C02CH2C6H5 1 677.74 678.4 M+H
Ac-Asp Asn-NH2 CH2CH2C02CH2C6H5 1 662.72 661.4 M-H
Ac-Asn Asn-NH2 CH2CH2C02CH2C6H5 1 661.74 660.4 M-H
Ac-Asp Glu-NH2 CH2CH2C02CH2C6H5 1 677.74 676.4 M-H
Ac-Asn Glu-NH2 CH2CH2C02CH2C6H5 1 676.75 675.4 M-H
Ac-Glu Glu-NH2 CH2CH2C02CH2C6H5 1 691.77 690.4 M-H
Ac-Gln Glu-NH2 CH2CH2C02CH2C6H5 1 690.78 689.4 M-H
Ac-Asp Gln-NH2 CH2CH2C02CH2C6H5 1 676.75 675.4 M-H
Ac-Glu Gln-NH2 CH2CH2C02CH2C6Hs 1 690.78 689.4 M-H
Ac-D-Ala D-Ala-NH2 CH2CH2C02CH2C6H5 1 575.7 598.4 M+Na
Ac-Asn D-Ala-NH2 CH2CH2C02CH2C6H5 1 618.71 641.4 M+Na
Ac-D-Ala Asn-NH2 CH2CH2C02CH2C6H5 1 618.71 641.4 M+Na 実施例 C一 7
ワンダレジン ( Wang res i n) , Fmoc- Leu- 0H Fmoc - Arg (Pmc) - OHおよ び 2— { 4—ベンジル一 8— [ ( 9 H—フルオレン一 9一ィルメ トキ シ) カルボ二ル]— 3 —ォキソ一 1 —チア一 4 8—ジァザスピロ [ 4 . 5 ] デカン一 2—ィル } 酢酸を用い、 実施例 C一 3 と同様にして ( 2
S ) 一 2 _ ({ 2 - [ 8— (( 2 S ) — 2— (ァセチルァミ ノ) 一 5— { [アミ ノ (ィ ミノ) メチル] アミ ノ } ペンタノィル) 一 4—ベンジ ル一 3—ォキソ一 1 —チア一 4 8—ジァザスピロ [4. 5] デカン— 2—ィル] ァセチル} ァミ ノ) _ 4—メチル吉草酸を得る。
実施例 C一 8
実施例 C一 7と同様にして、 以下の化合物を得る。
【表 7 0】
R1h R13 R2
4-H2N(HN)CC6H4CO OH H
Ac-Arg Leu-OH H
4-CIC6H4CHCHCO Leu-OH H
4-H2N(HN)CC6H4CO Leu-OH H
4-H2N(HN)CC6H4CO Leu-OH H
4-H2N(HN)CC6H4OCH2CO OH H
4-H2N(HN)CC6H4OCH2CO OH CH2C6H5 実施例 C一 9
リ ンクアミ ド MB HA樹脂 (Rink amide MBHA resin)
157mg(0. lOOmmol)に DMFを加え、 樹脂を膨潤させた後、 20%ピペリジ ン /DMF溶液 2mLを加え、 20分間振と うする。 得られた樹脂を DMFで 6回洗浄後、 Fmoc- Leu- OH 106mg H0Bt-H20 46mg DIPCDI 48 Lおよ び DMF 1.5mLを加え、 90分間振と うする。 反応液を濾去した後、 樹 脂を DMFで 6回洗浄する。 20%ピぺリジン/ DMF溶液 2mLを加え、 20 分間振と うする。 得られた樹脂を DMFで 6回洗浄後、 3— { 2— { 2
- [( 2—アミ ノー 2 —ォキソェチル) ァミ ノ ] — 2—ォキソェチル } 一 8— [ ( 9 / —フルオレン一 9—ィルメ トキシ) カルボニル] 一 3 —ォキソ一 1 —チア一 4 , 8 —ジァザスピロ [ 4. 5 ] デカン一 4ーィ ノレ }プロピオン酸 175mg、 HOBt*H2046mg、 DIPCDI 48μ Lおよび DMF i.5mL を加え、 90分間振と うする。 反応液を濾去した後、 樹脂を DMFで 6 回洗浄する。 20。/oピぺリジン/ DMF溶液 2mLを加え、 20分間振と うす る。 得られた樹脂を DMFで 6回洗浄後、 Fmoc- Leu-OH 106mg、 H0Bt-H20 46mg、 DIPCDI 48 μ Lおよび DMF 1.5mLを加え、 90分間振と うする。 反応液を濾去した後、樹脂を DMFで 6回洗净する。 20%ピぺリジン/ DMF 溶液 2mLを加え、 20分間振と うする。反応液を濾去した後、樹脂を DMF で 6回洗浄する。 DMF- DCM(1 : 1)混合溶液 2mし、 無水酢酸 0.29mLおよ び DIEA 0.53mLを加え、 90分間振と うする。 反応液を濾去した後、 DMF で 4回、 DCMで 3回、 樹脂を洗浄する。 TFA—塩化メチレン(l:l)6mL を加え、 2時間振と うする。 不溶物を濾去し、 濾液を減圧下に濃縮し、 残渣にジェチルエーテル 20mLを加え、 結晶を濾取すれば、 ( 2 S ) — 2— {[ 3 - ( 8— [( 2 S ) — 2— (ァセチルァ ミ ノ) 一 4一メチル ペンタノィル] — 2— { 2 - [( 2—ァミ ノ 一 2 —ォキソェチル) ァ ミノ ] 一 2—ォキソェチル } — 3 —ォキソ一 1 —チア一 4 , 8 —ジァ ザスピロ [ 4. 5 ] デカン一 4—ィル) プロ ノ ノィル] アミ ノ } 一 4 —メチルペンタンアミ ド 55mgを得る。
ESI-MS; m/z 626.4 for [M+H] +(calcd 625.80 for C2 8H4 7N707 S) 実施例 C一 1 0
実施例 C一 9と同様にして、 以下の化合物を得る。
【表 7 1 】
R1h R2b R13 k
Ac-Asp Gly-NH2 Leu-NH2 1
Ac-Asn GIy-NH2 Leu-NH2 1
Ac-Glu Gly-NH2 し eu-NH2 1
Ac-Gin Gly-NH2 Leu-NH2 1
Ac-Ser Gly-NH2 Leu-NH2 1
Ac-Leu Gly-NH2 Asp-NH2 1
Ac-Asp Gly-NH2 Asp-NH2 1
Α Μ βΙυ-ΝΗ
Ac-Glu Gly-NH2 Asp-NH2
Ac-Gin Gly-NH2 Asp-NH2
Ac-Ser Gly-NH2 Asp-NH2
Ac-Leu Gly-NH2 Glu-NH2
Ac-Asp Gly-NH2 Glu-NH2
Ac-Asn Gly-NH2 Glu-NH2
Ac-Glu Gly-NH2 Glu-NH2
Ac-Gin Gly-NH2 Glu-NH2
Ac-Ser Gly-NH2 Glu-NH2
Ac-Leu Gly-NH2 Gln-NH2
Ac-Asp Gly-NH2 Gln-NH2
Ac-Asn Gly-NH2 Gin-NH2
Ac-Gin Gly-NH2 Gln-NH2
Ac-Gin Gly-NH2 Gln-NH2
Ac-Ser Gly-NH2 Gln-NH2
参考例 1
窒素雰囲気下、 ィ ソブチルト リ フエニルホスホニゥムョージド 139g を無水テ トラヒ ドロフラン 350mlに懸濁させ、 - 20°Cまで冷却する。 同 温度で、 176mlの 1. 66mo l /L n—ブチルリチウムへキサン溶液を滴下し、 1時間撹拌する。 室温まで昇温した後、 水冷下に 1 , 4—シク ロへキサ ンジオンモノェチレンケタール 35. 0gを含む無水テ トラヒ ドロフラン 175ml溶液を滴下する。 同温度で 1時間撹拌した後、 反応混合物を氷水、
塩化アンモニゥム水溶液および酢酸ェチルの混合物に加え、 有機層を 分取する。 得られた有機層を水および飽和食塩水で順次洗浄後、 無水 硫酸マグネシウムで乾燥させ、 减圧下に溶媒を留去する。 得られた残 留物にェチルエーテルを加え、 析出する不溶物を濾去し、 濾液を減圧 下に留去する。 得られた残留物に無水テトラヒ ドロフラン 150mlおよび 6mo l/L塩酸 150mlを加え、 室温で一昼夜撹拌する。 反応混合物を水およ び酢酸ェチルの混合物に加え、 有機層を分取する。 得られた有機層を 水および飽和食塩水で順次洗浄後、無水硫酸マグネシゥムで乾燥させ、 減圧下に溶媒を留去する。 得られた残留物をカラムクロマトグラフィ 一 [溶離液 ; へキサン : 酢酸ェチル = 20 : 1 ] で精製すれば、 無色油状 物の 4— ( 3—メチルブチリデン) 一 1 ーシクロへキサノン 28. 0gを得 る。
蘭 R (CDC1 3 ) δ値: 0. 91 (6H, d, J=6. 4Hz) , 1. 4-2. 1 (3H, m) , 2. 44 (8H, bs) , 5. 3-5. 5 ( 1H, m)
参考例 2
4一イ ソプロピルフエノ一ル 4. 00g、 1 , 4 —ジォキサスピロ [ 4 . 5 ] デカン一 8—オール 5. 10gおよびト リ フエニルホスフィン 8. 47gを無水 テ トラヒ ドロフラン 40mlに溶解させ、 0〜5°Cでジェチルァゾジカルボ キシレ一ト 40% トルエン溶液 14. l gを滴下し、 室温で一昼夜撹拌する。 反応混合物を氷水に加え、 酢酸ェチルで抽出する。 得られた有機層を 水および飽和食塩水で順次洗浄後、無水硫酸マグネシゥムで乾燥させ、 減圧下に溶媒を留去する。 得られた残留物にェチルエーテルを加え、 析出する不溶物を濾去し、 濾液を減圧下に留去する。 得られた残留物 に無水テトラヒ ドロフラン 60mlおよび 6mo l/L塩酸 40mlを加え、 室温で 一昼夜撹拌する。 反応混合物を水および酢酸ェチルの混合物に加え、 有機層を分取する。 得られた有機層を水および飽和食塩水で順次洗浄 後、 無水硫酸マグネシウムで乾燥させ、 减圧下に溶媒を留去する。 得 られた残留物をカラムク口マ トグラフィ一 [溶離液; トルエン : 酢酸 ェチル = 20 : 1 ] および [溶離液 : へキサン : 酢酸ェチル = 20 : 1 ] で
精製すれば、 無色油状物の 4 一 ( 4 一イ ソプロ ピルフユノキシ) 一 1 ーシクロへキサノ ン 2.40gを得る。
NMR(CDC13) δ値: 1.23(6H, d, J=6.8Hz) , 1.8- 3.1 (9H, m) , 4.5-4.8 (1H, m), 6.88 (2H, d, J=8.5Hz) , 7.17 (2H, d, J=8.5Hz)
参考例 3
参考例 1 と同様にして、 以下の化合物を得る。
3(1)
4一 ( 1 ーメチルェチリデン) 一 1 —シク ロへキサノン
NMR(CDC13) δ値: 1.72 (6Η, s) , 2.2-2.7 (8H, m)
3(2)
4ーェチリデンー 1 —シク ロへキサノ ン
NMR(CDC13) δ値: 1.65 (3Η, d, J=6.8Hz) , 2.2-3.2 (8Η, ra) ,
5.41 (1Η, q, J=6.8Hz)
3(3)
5— (4—ォキソシクロへキシリデン) 吉草酸
NMR(CDC13) δ値: 1.5- 2.8(14H, m), 5.34(1H, t, J=7.1Hz) , 9.6-
10.4(1H, bs)
3(4)
4ーブチリデンシクロへキサノ ン
NMR(CDC13) δ値: 0.7- 2.7(15H, m), δ.3δ(1Η, t, J=7.2Hz)
3(5)
4一 ( 2—メチルプロピリデン) シクロへキサノ ン
NMR(CDC13) δ値: 0.98(6H, d, J=6.8Hz), 1. δ-2.8 (9Η, m) ,
5.18(1Η, d, J=9.3Hz)
3(6)
4一 ( 4—メチルペンチリデン) シク ロへキサノ ン
参考例 4
参考例 2と同様にして、 以下の化合物を得る。
4(1)
4 —フエノキシ一 1 —シクロへキサノン
NMR(CDC13) δ値 : 1.9— 3.0(8H,m), 4. δ-4.9(1H, m) , 6.8-7. δ (5H, m) 4(2)
4 — [( 4ーォキソシクロへキシル) ォキシ] 安息香酸メチル
NMR(CDC13) δ値: 1.9— 3.0(8H, m), 3.89 (3H, s) , 4.7-δ.0(1H, m) , 6.97 (2H, d, J=9.0Hz) , 8.00 (2H, d, J=9.0Hz)
4(3)
4 — [ 4 — (メチルチオ) フエノキシ] 一 1 —シクロへキサノン 建(CDC13) δ値: 1.9 - 3.0(8H, m), 2.46 (3H, s) , 4.5-4.8 (1H, m) , 6.91 (2H, d, J=8.9Hz) , 7.28 (2H, d, J=8.9Hz)
4(4)
4 — ( 4—メ トキシフエノキシ) 一 1 —シクロへキサノン
NMR(CDC13) δ値: 1· 8-3.0(8H, m), 3.77 (3H, s) , 4.4-4.7 (1H, m) , 6.9- 7.0(4H, m)
4(5)
4 - ( 2 , 3 —ジヒ ドロ一 1 H—インデン一 5 —イ ロキシ)シクロへキ サノン
NMR(CDC13) δ値: 1· 8- 3· 1 (14H, m), 4.5-4.8 (1Η, m) , 6.6-7.0(2H, m) , 7. 14(1H, d, J=7.8Hz)
参考例 5
4 - [ 4 — (メチルチオ) フエノキシ] — 1 ーシク ロへキサノン 2.50g を塩化メチレン 50mlに溶解させ、 0〜5°Cで m—ク口口過安息香酸 5.48g を加え、 室温で 4時間撹拌する。 反応混合物を水中に加え、 飽和炭酸水 素ナトリ ゥム水溶液で p H8.0に調整し有機層を分取する。 得られた有 機層をチォ硫酸ナトリ ゥム水溶液、水および飽和食塩水で順次洗浄後、 無水硫酸マグネシウムで乾燥させ、 減圧下に溶媒を留去する。 得られ た残留物をエタノールで再結晶すれば、 無色結晶の 4 一 [ 4 一 (メチ ルスルホニル) フエノキシ] — 1 —シク ロへキサノン 2.05gを得る。 NMR (CDC13 ) δ ίϋ: 2.0-3.0 (8Η, m) , 3.06 (3H, s) , 4.7-5.0(1H, m) , 7. 10
(2H, d, J=9.0Hz), 7.90 (2H, d, J=9.0Hz)
参考例 6
5 - ( 4ーォキソシクロへキシリデン) 吉草酸 1.50g、 トリェチルァ ミン 1.17mlを無水テ トラヒ ドロフラン 21mlに溶解させ、 - 20°Cでェチル ク口口ホルメー ト 0.80mlを含む無水テ トラ ヒ ドロフラン 4, 50ml溶液を 滴下し、 同温度で 1時間撹拌する。 ついで、 ジェチルァミ ン 2.00mlを含 む無水テ トラヒ ドロフラン 4.50ml溶液を同温度で滴下し、 室温で 1時間 撹拌する。 反応混合物を氷水に加え、 2mol/L塩酸で p H2.0に調整し、 酢酸ェチルで抽出する。 得られた有機層を水、 飽和炭酸水素ナトリ ウ ム水溶液および飽和食塩水で順次洗浄後、 無水硫酸マグネシウムで乾 燥させ、 減圧下に溶媒を留去する。 得られた残留物をカラムクロマ ト グラフィー [溶離液 ; トルエン : 酢酸ェチル =1:1] で精製すれば、 無 色油状物の Ν, Ν—ジェチルー 5— (4—ォキソシクロへキシリデン) 吉草酸ァミ ド 1.30gを得る。
匪 R(CDC13) δ値: 1. ll(3H,t, J=7.0Hz), 1.17 (3H, t, J=7.0Hz) , 1.5-2. 7(14H, m), 3.31 (2H, q, J=7.0Hz) , 3.38 (2H, q, J=7.0Hz) , 5.37(1H, t, J=7. 0Hz)
参考例 7
参考例 6 と同様にして、 以下の化合物を得る。
7(1)
5— (4—ォキソシクロへキシリデン) 吉草酸アミ ド
NMR(CDC13) δ値: 1.5— 2.8(14H, m), 5.34(1H, t, J=7.0Hz) , 5.5- 6.4(2H, m)
7(2)
3— {[(4—ォキソシク ロへキシル) カルボニル] ァミ ノ) プロピオ ン酸べンジルエステル
NMR(CDC13) δ値: 1.6- 2.8(llH,m), 3.4- 3· 7 (2H, m) , 5.14(2H, s) , 6.1 一 6.5(lH,m), 7.35 (5H, s)
7(3)
N—イ ソプチルー 2 — ( 4 一ォキソシク 口へキシル) ァセ トアミ ド NMR(CDC13) δ値: 0.92(6H, d, J=6.6Hz), 1.2-2.6(12H, m) , 3.0 - 3.2 (2H, m) , 5.6-5.9(1H, bs)
7(4)
N, N—ジプロ ピル一 2 — ( 4ーォキソシク ロへキシル) ァセ トアミ ド NMR(CDC13) δ値 : 0.7— 1.0(6H,m) , 1.2-2. δ(15Η, m) , 3. 1-3.4 (4H, m) 参考例 8
窒素雰囲気下、 マグネシウム粉 0.23gを無水ェチルエーテル 2mlに懸 濁させ、 還流下、 4 一 tert—プチルー 1 —ブロモベンゼン 2.00gを含む 無水ェチルエーテル 10ml溶液を滴下する。 還流下に 1時間撹拌した後、 0〜5。Cで 1 , 4ーシク口へキサンジオンモノエチレンケタール 1. 17gを 含む無水テ トラヒ ドロフラン 10ml溶液を滴下し、 室温まで昇温し、 同 温度で 2時間撹拌する。 反応混合物を水および酢酸の混合溶媒に加え、 室温で 20分間撹拌した後、 酢酸ェチルで抽出する。 得られた有機層を 水およ飽和食塩水で順次洗浄後、 無水硫酸マグネシウムで乾燥させ、 減圧下に溶媒を留去する。 得られた残留物をカラムクロマ トグラフィ ― [溶離液: へキサン : 酢酸ェチル =3: 1] で精製すれば、 淡黄色油 状物の 8 — [ 4一 (tert—ブチル) フエニル] — 1, 4 一ジォキサスピ 口 [ 4. 5 ] デカン一 8 —オール 1.25gを得る。
腿(CDC13) δ値: 1.31 (9H, s), 1.5-2.3 (9Η, m) , 3.97 (4H, s) , 7.3-7.6 (4H, m)
参考例 9
8 — [ 4 — (tert—ブチル) フエニル] — 1 , 4 —ジォキサスピロ [ 4. 5 ]デカン一 8 —ォ一ル 1. 10gをテ トラヒ ドロフラン 10m 1 に溶解させ、 氷冷下に 6mol/L塩酸 5.00mlおよび水 5.00mlを加え、 室温で 2時間撹拌す る。 反応混合物を水および酢酸ェチルの混合溶媒に加え、 有機層を分 取する。 得られた有機層を水および飽和食塩水で順次洗浄後、 無水硫 酸マグネシウムで乾燥させ、 減圧下に溶媒を留去する。 得られた残留 物にへキサンを加え、 析出した結晶を濾取すれば、 無色結晶の 4 — [ 4
一 (tert—プチノレ) フエ二ノレ] — 4 ーヒ ドロキシ一 1 ーシクロへキサ ノン 0.67gを得る。
NMR(CDC13) δ値: 1.32(9H, s), 2.0-2. δ (7H, m) , 2.6-3.2 (2H, m) , 7.43 (4H, s)
参考例 1 0
2一ェチルブタナ一ル 15.0gをベンゼン 75mlに溶解させ、 室温で 3 - ブテン— 2—オン 10· 5gおよび濃硫酸 0.15mlを加え、 還流下、 3時間デ ィ一ンスタ一ク (Dean Stark) により共沸脱水を行う。 反応混合物を 氷水および酢酸ェチルの混合物に加え、 飽和炭酸水素ナトリ ゥム水溶 液で pH7.0に調整し、 有機層を分取する。 得られた有機層を水および飽 和食塩水で順次洗浄後、 無水硫酸マグネシウムで乾燥させ、 減圧下に 溶媒を留去する。 得られた残留物を減圧蒸留により精製すれば、 淡黄 色油状物の 4 , 4—ジェチルー 2—シク口へキセン一 1—オン 4.90gを 得る。
NMR(CDC13) δ値: 0.89(6H, t, J=7.3Hz), 1.85 (2H, t, J=6.8Hz) , 1.4-1. 8(4H, m) , 2.44 (2H, t, J=6.8Hz) , δ.92(1H, d, J=10.3Hz), 6.72 (1H, d, J =l 0.3Hz)
参考例 1 1
4 , 4—ジェチル一 2—シク 口へキセン一 1 —オン 2.20gを酢酸 22ml に溶解させ、 5%パラジウム—炭素 0.22gを加え、 5気圧下室温で水素気 流中、 1時間撹拌する。 反応混合物を濾過し、 减圧下に溶媒を留去する。 得られた残留物をカラムク口マ トグラフィ一 [溶離液 ; へキサン : 酢 酸ェチル =10 : 1] で精製すれば、 無色油状物の 4, 4一ジェチルー 1 —シクロへキサノ ン 1.90gを得る。
NMR(CDC13) δ値: 0.84(6H, t, J=7.3Hz), 1.2- 1.8 (8H, m) ,
2.32 (4H, t, J=6.8Hz)
参考例 1 2
窒素雰囲気下、 水素化ナト リ ゥム 23.0gに無水テ トラヒ ドロフラン 280ml加え、 マロン酸ジェチルエステル 40. Ogを含む無水テ トラヒ ドロ
フラン 80ml溶液を 40°Cで 30分間を要して滴下する。 同温度で 1時間撹拌 した後、 15°Cに冷却し、 アク リル酸ェチルエステル 52. 5 gを含む無水テ トラヒ ドロフラン溶液 80mlを 30分間を要して滴下する。 45。Cで 30分間 反応させた後、 冷却し、 反応混合物を氷水および酢酸ェチルの混合溶 液に加える。 6mo l /L塩酸で pH2. 0に調整した後、 有機層を分取する。 得 られた有機層を水、 飽和重曹水および飽和食塩水で順次洗浄後、 無水 硫酸マグネシウムで乾燥させ、 減圧下に溶媒を留去する。 得られた残 留物を減圧蒸留により精製すれば、 淡黄色油状物の 2,4, 4-トリカルべ トキシシクロへキサノ ン 61. 8gを得る。
沸点 140〜153°C ( 2. 0 ~ 2. ommHg)
参考例 1 3
塩化リチウム 21. 9g、 ピリジン 13. 9mlおよび水 9. 3mlをジメチルスル ホキシド 540mlに加え、 穏やかに還流する。 還流下、 2, 4, 4-トリカルべ トキシシク口へキサノン 54. 0gを含むジメチルスルホキシド溶液 100ml を 1時間を要して滴下する。 同温度で 2時間反応させた後、 冷却し、 反 応混合物を氷水および酢酸ェチルの混合溶液に加え、 有機層を分取す る。 飽和食塩水で洗浄後、 無水硫酸マグネシウムで乾燥させ、 减圧下 に溶媒を留去する。 得られた残留物を减圧蒸留により精製すれば、 淡 黄色油状物の 4_カルべトキシシクロへキサノ ン 13 · 5gを得る。
沸点 103〜107°C ( 2. 5〜3. 5mmHg)
参考例 1 4
4— (メ トキシカルボ-ル) 安息香酸 6· 0gを塩化メチレン 120mlに懸濁 させ、 0〜5°Cでォキサリルクロライ ド 3. 5mlおよび N , N—ジメチルホ ルムアミ ド 0. 05mlを加え、 同温度で 3時間反応した後、 室温で一昼夜撹 拌する。 その後、 この反応液を 90. 7g取り、 これに 0〜5°Cで、 ジェチル ァミン 6. 9mlを加え、 室温で 3時間撹拌した後、 反応混合物を氷水に加 える。 6mo l /L塩酸で pHl . Oに調整し、 有機層を分取する。 得られた有機 層を水および飽和重曹水、 飽和食塩水で順次洗浄後、 無水硫酸マグネ シゥムで乾燥させ、 减圧下に溶媒を留去すれば、 赤色油状物の 4 一 [ (ジ
ェチルァミ ノ)カルボニル]安息香酸メチルエステル 5.89gを得る。
参考例 1 5
4一 [(ジェチルァミ ノ)カルボニル]安息香酸メチルエステル 5.44gを メタノール 25mlに溶解し、 0〜5°Cで lmol/L水酸化ナトリ ゥム水溶液 25m 1を加え、 室温で 2時間撹拌する。 反応混合物を水および酢酸ェチルの 混合溶媒に加え、 水層を分取する。 得られた水層に酢酸ェチルを加え、 6mol/L塩酸で p HI.5に調整し、 有機層を分取する。 得られた有機層を 水および飽和食塩水で順次洗浄後、 無水硫酸マグネシゥムで乾燥させ、 減圧下に溶媒を留去する。 得られた残留物にジィ ソプロピルエーテル を加え、 析出する結晶を濾取すれば、 無色結晶の 4一 [(ジェチルアミ ノ)カルボニル]安息香酸 2.94gを得る。
参考例 1 6
5—フヱ二ル吉草酸 0.470gを塩化メチレン 2.3 mlに溶解させ、 室 温で塩化チォニル 0, 287mlおよび N, N—ジメチルホルムァミ ド 0.020mlを添加する。 同温度で 4時間反応させた後、 減圧下で濃縮し、 トルエン 5.0mlを加えさらに減圧下で濃縮すれば、 淡黄色油状物の 5 —フエニル吉草酸クロ リ ド 0.510gを得る。
参考例 1 7
60%水素化ナト リ ウム 1. llgを N, N—ジメチルホルムァミ ド 20ml に懸濁させ、 氷冷化でジェチルホスホノ酢酸ェチル 5.0ml を 5分間か けて滴下後、 室温で 90分間撹拌する。 ついで、 氷冷下イソバレリル アルデヒ ド 2.49mlを 5分間かけて滴下後、 室温で 1時間撹拌する。 反応混合物をク口口ホルムおよび水の混合物に加え、 2mol/L塩酸で pHl.Oに調整し、 有機層を分取する。 得られた有機層を水および飽和 食塩水で順次洗浄後、 無水硫酸マグネシウムで乾燥させ、 減圧下に溶 媒を留去する。 得られた残留物をシリ力ゲル力ラムクロマ トグラフィ ― [溶離液 ; n—へキサン : 酢酸ヱチル =ιο: 1] で精製すれば、 無 色油状物の(E) — 5 —メチルー 2—へキセン酸ェチルエステル 3.27g を得る。
NMR(CDC13) δ値: 0.93 (6H, d, J=6.3Hz) , 丄.29 (3H, t, J=7.1Hz), 1.5- 1.9(1H, m) , 2.0-2.3 (2H, m) , 4.19 (2H, q, J=7.1Hz), 5.7-5.9(1H, m) , 6.9-7.0(lH,m)
参考例 1 8
(E) — 5—メチルー 2—へキセン酸ェチルエステル 3. Ogをエタ ノール 15mlに溶解させ、 5%パラジウム一炭素 0.50g添加後、 水素気 流下、 室温で 2時間撹拌する。 反応混合物をセライ トろ過後、 减圧下 に溶媒を留去すれば、 無色油状物の 5—メチルへキサン酸ェチルエス テル 2.2gを得る。
NMR(CDC13) δ値: 0· 88(6H, d, J=6.3Hz), 1.1-2.1 (8H, m) ,
2.28 (2H, t, J=7.4), 4.12 (2H, q, J=7.2Hz)
参考例 1 9
5—メチルへキサン酸ェチルェステル 2· Ogをエタノール 20ml に溶 解し、 室温で 2mol/L水酸化ナト リ ゥム水溶液 10mlを加え、 30分間 撹拌する。 減圧下にエタノールを留去し、 残留物を水およびクロロホ ルムの混合溶媒に加え、 2mol/L塩酸で p HL Oに調整し、 有機層を分 取する。 得られた有機層を水および飽和食塩水で順次洗浄後、 無水硫 酸マグネシウムで乾燥させ、 減圧下に溶媒を留去する。 得られた残留 物にジイソプロピルエーテルを加え、 析出する結晶を濾取すれば、 無 色油状物の 5—メチルへキサン酸 1.56gを得る。
NMR(CDC13) δ値: 0.89(6H, d, J=6.1Hz), 1.1-2.1 (5H, m) ,
2.34 (2H, t, J=7.3Hz) 参考例 B— 1
4一ォキソ _ 1 —ピぺリ ジンカルボン酸 tert—ブチルエステル
20.00gおよび j3—フエネチルアミン 12.6mlをトルエン 200mlに溶解させ. 室温で 30分間撹拌した後、 メルカプトコハク酸 15.07gを加え、 加熱還 流下、 6時間、 共沸脱水を行う。 反応混合物を氷水および酢酸ェチルの 混合物に加え、 有機層を分取する。 得られた有機層を水および飽和食 塩水で順次洗浄後、 無水硫酸マグネシウムで乾燥させ、 減圧下に溶媒
を留去する。 得られた残留物をカラムクロマ トグラフィー [溶離液 ; トルエン :酢酸ェチル = 5 : 1 ] で精製すれば、 黄色油状物の 2— [ 8 一 (tert—ブ トキシカルボニル) 一 3 —ォキソ一 4一フエネチル一 1 —チア _ 4, 8—ジァザスピロ [ 4. 5 ] デカン— 2—ィル] 酢酸 22. 10g を得る。
丽 R(CDC13) δ値 : 1.47(9H,s), 1 · 4 - 2.2 (4H, m), 2.4-3.8 (8H, m) , 3. 8-4.4(3H, m), 7.1-7.4 (6H, m)
参考例 B— 2
参考例 B— 1 と同様にして以下の表 7 2の化合物を得る。
【表 7 2】
No. X
2 (5) -COCH3 一 CH2CH2COOCH2~^^
2 (6) -COOCH2CH •CH2CH2COOCH2
、CH3
zCH3
H、
― 、CH3
B -2(1)
NMR(CDC13) δ値 : 1.1-2.3 (4Η, m) , 1.46 (9H, s) , 2.3- 3.8 (8H, m) , 3.
8- 4.4 (3H, m), 5.12(2H, s) , 6.0- 6.7 (1H, bs) , 7.0-7.2 (5H, m)
B - 2(2)
刚 R(CDC13) δ値 : 1.44(9H, s) , 1.5- 2.2 (4H, m) , 2.6-3. δ (4H, m) , 3.
9- 4.3(3H, m), 4.48(1H, d, J=16.8Hz) , 4.69(1H, d, J=16.8Hz) , 7.27 (5H, s), 9.13(1H, bs)
B -2(3)
NMR(CDC13) δ値 : 0.92 (3H, t, J=7.2Hz), 1.1-2.3 (8H, m) , 1.47 (9H, s), 2.3-3.6(6H, m) , 3.9- 4.4 (3H, m), 6.0-6.4(1H, bs)
B - 2(4)
NMR(CDC13) δ値 : 1.2-2.3 (4H, m) , 1.46 (9H, s) , 2.5-3.7 (8H, m) , 3. 47 (3H, s), 4.0-4.4(3H, m) , 5.9-6.5 (1H, bs)
B - 2(5)
NMR(CDC13) δ値 : 2.12(3H,s), 1.6-2.2 (4H, m) , 2.5-4.0 (9H, m) , 4. 14(1H, dd, J=3.9Hz, 8.8Hz) , 4.6 - 4.9 ( 1H, m) , δ.12(2H, s) , 6.4(1H, bs) , 7.3-7.6 (5H, s)
B -2(7)
NMR(d6-DMS0) δ値 : 1.39 (9H, s) , 1 , 4- 2.2 (4H, m) , 2.3-3.5 (4Η, m) , 3.5-4.2(2Η, m), 4.04 (1H, dd, J=3.8Hz, 9.9Hz), 8.89(lH,s), 12.48(1H, bs)
B - 2(8)
NMR(CDC13) δ値 : 0.93 (6H, d, J=5.9Hz) , 1.0— 2.4 (7H, m), 1.47 (9H, s), 2.5— 3.5(6H,m), 4.0-4.4(3H, m) , 6.2-6.8 (1H, bs)
参考例 B— 3
2— [ 8— (tert—ブ トキシカルボニル) 一 3 —ォキソ一 4—フエ ネチル一 1 —チア一 4 , 8—ジァザスピロ [ 4. 5 ] デカン一 2—ィル] 酢酸 22.0gを N, N—ジメチルホルムアミ ド 200mlに溶解させ、 0〜5°Cで 無水炭酸力リ ゥム 8.40gを加えた後、 ョゥ化工チル 4.90mlを 5分間で滴 下する。 同温度で 10分間、 室温で 2時間撹拌した後、 反応混合物を氷水 および酢酸ェチルの混合物に加え、 6mol/L塩酸で pH2.0に調整し、 有機 層を分取する。 得られた有機層を水および飽和食塩水で順次洗浄後、 無水硫酸マグネシウムで乾燥させ、 减圧下に溶媒を留去する。 得られ た残留物をカラムク口マ トグラフィー [溶離液 : へキサン : 酢酸ェチ ル = 2 : 1] で精製すれば、 黄色油状物の 2— ( 2 —ヱ トキシ— 2—ォ キソェチル) — 3 一ォキソ— 4—フエネチル一 1 一チア一 4, 8 —ジァ
ザスピロ [ 4. 5 ]デカン一 8—カルボン酸 tert—ブチルェステル 19.85g を得る。
MR(CDC13) δ値 : 1.47 (9Η, s) , 1.28 (3H, t, J=7.2Hz), 1.4- 2.2 (4H, m), 2. δ-3.6(8H, m), 4.0- 4.4 (5H, m), 7.27 (5H, s)
参考例 B— 4
参考例 B— 3 と同様にして以下の化合物を得る。
• 2 - ( 2—エ トキシ一 2—ォキソェチル) 一 4 一イ ソペンチル一 3 —ォキソ一 1 —チア一 4 , 8 —ジァザスピロ [ 4. 5 ] デカン一 8—力 ノレボン酸 t e r t—ブチルエステル
N'MR(CDC13) δ値 : 0· 93(6H, d, J=5.9Hz), 1.0-3.4(13H, m) , 1.27 (3H, t, J=7.1Hz) , 1.47 (9H, s) , 3.9-4.4 (5H, m)
参考例 B— 5
2— ( 2—エ トキシ一 2—ォキソェチル) 一 3 —ォキソ一 4—フエ ネチル一 1 —チア一 4 , 8—ジァザスピロ [ 4. 5 ] デカン一 8—カル ボン酸 tert—ブチルエステル 18.50gを塩化メチレン 56mlに溶解させ、 0 〜5°Cでト リ フルォロ酢酸 56mlを加え、 同温度で 30分間、 室温で 5時間 撹拌する。 減圧下に溶媒を留去し、 得られた残留物を氷水および酢酸 ェチルの混合物に加え、 飽和炭酸水素ナトリ ゥム水溶液で pH8.0に調整 し、 有機層を分取する。 得られた有機層を水および飽和食塩水で順次 洗浄後、 無水硫酸マグネシウムで乾燥させ、 减圧下に溶媒を留去すれ ば、 黄色油状物の 2— ( 3 —ォキソ一 4—フエネチル— 1 一チア一 4 , 8—ジァザスピロ [ 4. 5 ]デカン一 2—ィル)酢酸ェチルエステル 7.26g を得る。
N R(CDC13) δ値 : 1.29 (3Η, t, J=7. OHz) , 1.2- 1 · 8 (2Η, m) , 2.2-3.6(1 3Η, m), 4.0-4.4(3Η, ra), 7.2δ (5Η, s)
参考例 Β— 6
参考例 Β— 5と同様にして以下の化合物を得る。
Β— 6(1)
2—(4 —ベンジル一 3 —ォキソ一 1 —チア一 4. 8 —ジァザスピロ [ 4.
5 ] デカン一 2—ィル) 酢酸 ' トリフルォロ酢酸塩
NMR(d6 - DMS0) δ値 : 1.6-2.0(2H, m) , 2.2-3.6 (8H, m) , 4.32(1Η, dd,
J=3.9Hz, 9. δΗζ) , 4.44(1Η, d, J=16. δΗζ) , 4.68 (1H, d, J=16.5Hz) , 7.2 9(5Η, s), 8.6-9. l (2H,bs)
Β— 6(2)
2— (4—イ ソペンチルー 3 —ォキソ一 1 —チア一 4 , 8—ジァザスピ 口 [ 4. 5 ] デカン一 2—ィル) 酢酸ェチルエステル
NMR(CDC13) δ値 : 0.93(6H, d, J=5.6Hz), 1.27 (3Η, t, J=7.2Hz), 1.4- 3.4(16H, m) , 4.0-4.4(3H, m)
参考例 B— 7
2 - ( 3 —ォキソ一 4 —フエネチルー 1 —チア一 4, 8—ジァザスピ 口 [ 4. 5 ] デカン一 2—ィル) 酢酸ェチルエステル 0.50gを塩化メチ レン 5mlに溶解させ、 0〜5°Cで ト リエチルァミ ン 0.25mlを加えた後、 ェ チルスクシニルク 口ライ ド 0· 26mlを滴下する。室温で 5時間撹拌した後、 反応混合物を氷水に加え、 2mol/L塩酸で pH2.0に調整し、 有機層を分取 する。 得られた有機層を水および飽和食塩水で順次洗浄後、 無水硫酸 マグネシウムで乾燥し、 减圧下に溶媒を留去する。 得られた残渣をカ ラムクロマ トグラフィー [溶離液 ; へキサン : 酢酸ェチル = 1 : 1] で 精製すれば、 黄色油状物の 4 一 [ 2— ( 2—エ トキシー 2—ォキソェ チル) 一 3 —ォキソ一 4一フエネチルー 1 —チア一 4 , 8 —ジァザスピ 口 [ 4. 5 ] デカン一 8—ィル] 一 4—ォキソブタン酸ェチルエステル 0.65gを得る。
NMR(CDC13) δ値 : 1.26(3H, t, J=7.1Hz), 1.29 (3H, t, J=7.1Hz) , 1.2- 2.5(4H,m), 2.6-5.0 (19H, m) , 7.26 (5H, s)
参考例 B— 8
参考例 B— 7 と同様に表 7 3の化合物を得る。
8 (1 ) 一 COCH2 -CH2CH2
8 (2) -COCH2CH2CH2-^^ 一 CH2CH2"H^^
NHCOCH3
8 (5) -COCH •CH2CH2CH、
CH2CH2CONH2
8 (6) -COCH2CH2COOEt
OCOCH3
8 (7) -COCH -CH2CH2
表 7 3の化合物の物性値を以下に示す。
B— 8(1)
NMR(CDC13) δ値 : 1.24(3H, t, J=7. ΟΗζ) , 1.2— 2.0 (4H, m), 2.5—4.9(1 lH,m), 3.73 (2H, s) , 4. 14(2H, q, J=7. OHz), 7.0-7.8(10H, m)
B一 8(2)
NMR(CDC13) δ値 : 1.28(3H, t, J=7.1Hz), 1.5-2.2 (6H, m) , 2.2-4.0(1 3H, m) , 4.0-4.9 (4H, m) , 7.0-7.4(10H, m)
B— 8(3)
NMR(CDC13) δ値 : 1.29 (3H, t, J=7.0Hz) , 1.5-2.3 (4H, ra) , 2.5-3.8(8 H, m), 4.0-4.9(5H, m), 6.86 ( 1H, d, J=l 5.4Hz) , 7.1— 7.7 ( 10H, m), 7.69 (1H, d, J=15.4Hz)
B— 8(5)
NMR(CDC13) δ値 : 0.93 (6H, d, J=5.6Hz) , 1.28 (3H, t, J=7.2Hz), 1.2- 3.6(17H,m), 2.10(3H, s) , 4.0 - 4.4 (4H, m) ' 4.5-δ.2 (2H, m) , δ.4-7.0(3 H, m)
B - 8(6)
NMR(CDC13) δ値 : 0.93(6H, d, J=5.8Hz), 1.27 (6H, t, J=7.1Hz) , L.1- 2.4(7H, m) , 2.5-3.7 (10H, m) , 3.8-4.9 (7H, m)
B一 8(7)
NMR(CDC13) δ値 : 1.26 (3H, t, J=7.2Hz), 1.4-2.2 (2H, m) , 2.18 (3H, s), 2.4-4.9(13H, m) , 4.17 (2H, q, J=7.2Hz), 6.21 (1H, s) , 7.0-7.6(10H, m)
参考例 C
参考例 B— 1 と同様の方法によ り、 4—ォキソ一 1 —ピぺリ ジンカル ボン酸 9 H—フルオレン一 9 —ィルメチルエステルを用いて、 2— { 4 一 [ 3— ( t e r t 一ブ トキシ) 一 3 —ォキソプロ ピル] — 8— [ ( 9 H-フルオレン一 9—ィルメ トキシ) カルボニル] — 3 —ォキソ一 1 一チア一 4, 8 —ジァザスピロ [ 4.5 ] デカン一 2 ィ 酢酸を I守 る。
参考例 C一 2
実施例 3 8 と同様の方法によ り 、 2— { 2 - [( 2 -了 ノ 一 2—ォ キソェチル) ァミ ノ ] — 2—ォキソェチル } — 4 — [ 3 ( t e r —ブ トキシ) 一 3 —ォキソプロ ピル] — 3 —ォキソ一 1 —チア一 4 , 8—ジァザスピロ [ 4.5 ] デカン一 8—カルボン酸 9 —フルォレ
ンー 9—ィルメチルエステルを得る。
参考例 C一 3
実施例 5 と同様の方法によ り、 3 — { 2 - { 2— [( 2—ァミノ一 2 —ォキソェチル) ァ ミ ノ ] — 2—ォキソェチル } — 8 — [( 9 —フ ルオレン一 9—ィルメ トキシ) カルボニル] 一 3 —ォキソ一 1 —チア — 4,8 —ジァザスピロ [ 4.5 ] デカン一 4 ーィル } プロ ピオン酸を 得る。
参考例 C一 4
実施例 1 5 と同様 i して、 ( 3 R ) — 8— ( t e r t —ブ トキシカルボ ニル) 一 1 —チア 4 , 8 —ジァザスピロ [ 4. 5 ] デカン一 3 —カル ボン酸を得る。
参考例 C一 5
実施例 1 7 と同様にして、 ( 3 R) — 4—ベン ル一 8— ( t e r t —ブ トキシカルボニル) 一 1 —チア一 4, 8 — ザスピロ [ 4. 5 ] デカン一 3 —カルボン酸を得る。
参考例 C一 6
参考例 B— 5 と同様にして、 ( 3 R) — 4 一ベンゾィル一 1 一チア一 4, 8—ジァザスピロ [ 4. 5 ] デカン一 3 —カルボン酸を得る。
参考例 C一 7
参考例 B— 7 と同様にして、 9—フルォレニルメチルォキシカルボ二 ル一 N—ヒ ドロキシスクシンイ ミ ドを用いて、 ( 3 R) — 4 —ベンゾ ィル一 8 — [ ( 9 H-フルオレン一 9一ィルメ トキシ) カルボ二ノレ] 一 1 _チア _ 4 , 8—ジァザスピロ [ 4. 5 ] デカン一 3 —力ルボン酸 を得る。
産業上の利用可能性
本発明中の化合物は、 AP- 1活性阻害作用を発揮し、 AP- 1阻害作用に 基づき、 多種多様な遺伝子の発現を抑制し、 かつ、 副作用の少ない自 己免疫性疾患の治療 · 予防剤と して有用である。