JPWO2023148844A5 - - Google Patents

Description

本開示の電動機は、圧縮機内に配置され、不均化反応を生じる性質の物質を含む冷媒と共に用いられる電動機であって、軸線を中心とする環状のロータコアと、ロータコアに取り付けられる永久磁石とを有するロータと、軸線を中心とする径方向の外側からロータコアを囲むステータコアと、ステータコアに巻かれたコイルとを有するステータとを備える。ステータコアは、コイルが巻かれるティースと、コイルが収容されるスロットとを有する。永久磁石はフェライト磁石で構成されている。コイルは、アルミニウム線で構成されている。ティースに、コイルが整列巻きで巻かれている。

Claims (16)

1. 圧縮機内に配置され、不均化反応を生じる性質の物質を含む冷媒と共に用いられる電動機であって、
   軸線を中心とする環状のロータコアと、前記ロータコアに取り付けられた永久磁石とを有するロータと、
   前記軸線を中心とする径方向の外側から前記ロータコアを囲むステータコアと、前記ステータコアに巻かれたコイルとを有するステータとを備え、
   前記ステータコアは、前記コイルが巻かれるティースと、前記コイルが収容されるスロットとを有し、
   前記永久磁石はフェライト磁石で構成され、
   前記コイルは、アルミニウム線で構成され、
   前記ティースに、前記コイルが整列巻きで巻かれている
   電動機。
2. 前記フェライト磁石は、異方性を有する
   請求項１に記載の電動機。
3. 前記フェライト磁石は、ランタンおよびコバルトを含有する
   請求項１または２に記載の電動機。
4. 前記ステータコアは、当該ステータコアの前記軸線の方向の中央に位置する第１コア部と、当該ステータコアの前記軸線の方向の端部に位置する第２コア部とを有し、
   前記第２コア部における前記スロットの面積は、前記第１コア部における前記スロットの面積よりも大きい
   請求項１から３までのいずれか１項に記載の電動機。
5. 前記軸線を中心とする周方向における前記ティースの幅は、前記第１コア部よりも前記第２コア部で狭い
   請求項４に記載の電動機。
6. 前記ステータコアと前記コイルとの間に絶縁部が設けられ、
   前記絶縁部は、前記ティースの前記幅が変化する部分に形成される段差部に係合する
   請求項５に記載の電動機。
7. 前記ステータコアの前記ティースには、前記コイルが突極集中巻きで巻かれている
   請求項１から６までのいずれか１項に記載の電動機。
8. 前記ステータコアには、前記コイルが複数層をなすように巻かれており、
   前記ティースの前記軸線の方向の一端面上で、前記コイルの互いに異なる層のコイル線が交差している
   請求項１から７までのいずれか１項に記載の電動機。
9. 前記スロットの内部では、前記コイルを構成するコイル線は前記軸線と平行に延在している
   請求項１から８までのいずれか１項に記載の電動機。
10. 前記ステータコアの前記スロット側の面に、絶縁フィルムが設けられている
    請求項１から９までのいずれか１項に記載の電動機。
11. 前記ステータコアは、それぞれ１つのティースを含む複数の分割コアを環状に組み合わせて構成される
    請求項１から１０までのいずれか１項に記載の電動機。
12. 前記永久磁石は、前記ステータに対向する面が湾曲形状を有する
    請求項１から１１までのいずれか１項に記載の電動機。
13. 請求項１から１２までのいずれか１項に記載の電動機と、
    前記電動機によって駆動する圧縮機構と、
    前記電動機および前記圧縮機構を収容する密閉容器と
    を備えた圧縮機。
14. 前記冷媒は、
    Ｒ１２３４ｙｆ、
    Ｒ１２３４ｚｅ（Ｅ）、
    Ｒ４４８Ａ、
    Ｒ４４９Ａ、
    Ｒ４５２Ａ、
    Ｒ４５２Ｂ、
    Ｒ４５４Ａ、
    Ｒ４５４Ｂ、
    Ｒ４５４Ｃ、
    Ｒ４６３Ａ、
    Ｒ５１３Ａ、および
    Ｒ５１５Ｂ
    のうちの少なくとも１つを含む
    請求項１３に記載の圧縮機。
15. 請求項１３または１４に記載の圧縮機と、凝縮器と、減圧装置と、蒸発器とを有する
    冷凍サイクル装置。
16. 前記電動機の前記コイルに電流を供給するインバータと、
    誘起電圧定数、ｄ軸インダクタンスおよびｑ軸インダクタンスに基づいて、前記インバータを制御する制御装置と
    をさらに備えた請求項１５に記載の冷凍サイクル装置。