JPWO2023022097A5

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Publication number: JPWO2023022097A5
Application number: JP2023542378A
Authority: JP
Filing date: 2022-08-10
Publication date: 2024-05-15

Claims

粘着剤層を有し、
前記粘着剤層が、
（ａ）薬物と、
（ｂ）熱可塑性エラストマーと、
（ｃ）４０℃における動粘度が６０ｍｍ^２／ｓ以下の不揮発性炭化水素油と、を含み、
前記（ａ）薬物が、
（ｉ）置換基を有していてもよいアミノ基と、
（ｉｉ）置換基を有していてもよい、エステル基、アミド基、エーテル基、チオエーテル基、及び前記（ｉ）とは異なるアミノ基から選択される少なくとも１つの官能基と、を有し、
前記（ｉ）のアミノ基と前記（ｉｉ）の少なくとも１つの官能基とが、炭素数１から３の炭化水素鎖を介して結合している構造を有し、
前記（ａ）薬物の１分子中のヒドロキシル基の数が４以下であり、
前記（ｃ）の不揮発性炭化水素油の含有量が、前記（ｂ）熱可塑性エラストマー１００質量部に対して２３０質量部以下であることを特徴とする貼付剤。
前記（ａ）薬物が、
（ｉ）置換基を有していてもよいアミノ基と、
（ｉｉ）置換基を有していてもよい、エステル基、アミド基、及び前記（ｉ）とは異なるアミノ基から選択される少なくとも１つの官能基と、を有し、
前記（ｉ）のアミノ基と前記（ｉｉ）の少なくとも１つの官能基とが、炭素数１又は２の炭化水素鎖を介して結合している構造を有する、請求項１に記載の貼付剤。
前記（ｂ）熱可塑性エラストマーが、スチレン系ブロック共重合体を含む、請求項１又は２に記載の貼付剤。
前記スチレン系ブロック共重合体が、スチレン・イソプレン・スチレンブロック共重合体とスチレン・イソプレンブロック共重合体との混合物を含む、請求項３に記載の貼付剤。
前記貼付剤が、マトリックス型貼付剤である、請求項１又は２に記載の貼付剤。
請求項１又は２に記載の貼付剤の製造方法であって、
（ａ）薬物と、
（ｂ）熱可塑性エラストマーと、
（ｃ）４０℃における動粘度が６０ｍｍ^２／ｓ以下の不揮発性炭化水素油と、を混合する工程を含み、
前記（ａ）薬物が、
（ｉ）置換基を有していてもよいアミノ基と、
（ｉｉ）置換基を有していてもよい、エステル基、アミド基、エーテル基、チオエーテル基、及び前記（ｉ）とは異なるアミノ基から選択される少なくとも１つの官能基と、を有し、
前記（ｉ）のアミノ基と前記（ｉｉ）の少なくとも１つの官能基とが、炭素数１から３の炭化水素鎖を介して結合している構造を有し、
前記（ａ）薬物の１分子中のヒドロキシル基の数が４以下であり、
前記（ｃ）の不揮発性炭化水素油の含有量が、前記（ｂ）熱可塑性エラストマー１００質量部に対して２３０質量部以下であることを特徴とする貼付剤の製造方法。
（ａ）薬物と、
（ｂ）熱可塑性エラストマーと、
（ｃ）４０℃における動粘度が６０ｍｍ^２／ｓ以下の不揮発性炭化水素油と、を含み、
前記（ａ）薬物が、
（ｉ）置換基を有していてもよいアミノ基と、
（ｉｉ）置換基を有していてもよい、エステル基、アミド基、エーテル基、チオエーテル基、及び前記（ｉ）とは異なるアミノ基から選択される少なくとも１つの官能基と、を有し、
前記（ｉ）のアミノ基と前記（ｉｉ）の少なくとも１つの官能基とが、炭素数１から３の炭化水素鎖を介して結合している構造を有し、
前記（ａ）薬物の１分子中のヒドロキシル基の数が４以下であり、
前記（ｃ）の不揮発性炭化水素油の含有量が、前記（ｂ）熱可塑性エラストマー１００質量部に対して２３０質量部以下であることを特徴とする層間剥離抑制剤。
請求項７に記載の層間剥離抑制剤を貼付剤に用いることを特徴とする貼付剤の層間剥離抑制方法。
粘着剤層を有し、
前記粘着剤層が、
（ａ）薬物と、
（ｂ）スチレン・イソプレン・スチレンブロック共重合体とスチレン・イソプレンブロック共重合体との混合物と、
（ｃ）４０℃における動粘度が６０ｍｍ^２／ｓ以下の不揮発性炭化水素油と、を含み、
前記（ａ）薬物が、
（ｉ）置換基を有していてもよいアミノ基と、
（ｉｉ）置換基を有していてもよい、ヒドロキシル基、エステル基、アミド基、エーテル基、ケトン基、チオエーテル基、及び前記（ｉ）とは異なるアミノ基から選択される少なくとも１つの官能基と、を有し、
前記（ｉ）のアミノ基と前記（ｉｉ）の少なくとも１つの官能基とが、炭素数１から５の炭化水素鎖を介して結合している構造を有し、
前記（ａ）薬物の１分子中のヒドロキシル基の数が４以下であり、
前記（ｂ）の混合物における、スチレン・イソプレンブロック共重合体の含有量が２０質量％以上であることを特徴とする貼付剤。
前記（ａ）薬物が、
（ｉ）置換基を有していてもよいアミノ基と、
（ｉｉ）置換基を有していてもよい、ヒドロキシル基、エステル基、アミド基、及び前記（ｉ）とは異なるアミノ基から選択される少なくとも１つの官能基と、を有し、
前記（ｉ）のアミノ基と前記（ｉｉ）の少なくとも１つの官能基とが、炭素数１又は２の炭化水素鎖を介して結合している構造を有する、請求項９に記載の貼付剤。
前記貼付剤が、マトリックス型貼付剤である、請求項９又は１０に記載の貼付剤。
請求項９又は１０に記載の貼付剤の製造方法であって、
（ａ）薬物と、
（ｂ）スチレン・イソプレン・スチレンブロック共重合体とスチレン・イソプレンブロック共重合体との混合物と、
（ｃ）４０℃における動粘度が６０ｍｍ^２／ｓ以下の不揮発性炭化水素油と、を混合する工程を含み、
前記（ａ）薬物が、
（ｉ）置換基を有していてもよいアミノ基と、
（ｉｉ）置換基を有していてもよい、ヒドロキシル基、エステル基、アミド基、エーテル基、ケトン基、チオエーテル基、及び前記（ｉ）とは異なるアミノ基から選択される少なくとも１つの官能基と、を有し、
前記（ｉ）のアミノ基と前記（ｉｉ）の少なくとも１つの官能基とが、炭素数１から５の炭化水素鎖を介して結合している構造を有し、
前記（ａ）薬物の１分子中のヒドロキシル基の数が４以下であり、
前記（ｂ）の混合物における、スチレン・イソプレンブロック共重合体の含有量が２０質量％以上であることを特徴とする貼付剤の製造方法。
（ａ）薬物と、
（ｂ）スチレン・イソプレン・スチレンブロック共重合体とスチレン・イソプレンブロック共重合体との混合物と、
（ｃ）４０℃における動粘度が６０ｍｍ^２／ｓ以下の不揮発性炭化水素油と、を含み、
前記（ａ）薬物が、
（ｉ）置換基を有していてもよいアミノ基と、
（ｉｉ）置換基を有していてもよい、ヒドロキシル基、エステル基、アミド基、エーテル基、ケトン基、チオエーテル基、及び前記（ｉ）とは異なるアミノ基から選択される少なくとも１つの官能基と、を有し、
前記（ｉ）のアミノ基と前記（ｉｉ）の少なくとも１つの官能基とが、炭素数１から５の炭化水素鎖を介して結合している構造を有し、
前記（ａ）薬物の１分子中のヒドロキシル基の数が４以下であり、
前記（ｂ）の混合物における、スチレン・イソプレンブロック共重合体の含有量が２０質量％以上であることを特徴とする層間剥離抑制剤。
請求項１３に記載の層間剥離抑制剤を貼付剤に用いることを特徴とする貼付剤の層間剥離抑制方法。