JPWO2022220036A5 - - Google Patents
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Description
本開示の一態様に係る音響特徴量推定方法は、空間の音響特徴量を推定する音響特徴量推定方法であって、前記空間に関するデータを取得し、取得された前記データに基づいて、前記空間の状況を推定し、推定された前記状況に基づいて、前記音響特徴量の暫定値を補正し、補正された前記暫定値を出力する。
本開示の一態様に係る音響特徴量推定システムは、空間の音響特徴量を推定する音響特徴量推定システムであって、前記空間に関するデータを取得する取得部と、取得された前記データに基づいて、前記空間の状況を推定する情報推定部と、推定された前記状況に基づいて、前記音響特徴量の暫定値を補正する音響特徴量推定部と、補正された前記暫定値を出力する出力部とを備える。
本開示の一態様に係るレンダリング方法は、音響特徴量を用いて、音源データをレンダリングするレンダリング方法であって、前記音響特徴量は、空間に関するデータを取得し、取得された前記データに基づいて、前記空間の状況を推定し、推定された前記状況に基づいて、前記音響特徴量の暫定値を補正した値である。
次に、第２補正値算出部１５は、オブジェクトの材質に基づいて、オブジェクトの吸音率が所定値以上であるか否かを判定する（Ｓ５４）。例えば、オブジェクトがカーテン、ソファ、ベッド等である場合、材質は布であることが多く柔らかいので、それらのオブジェクトは、吸音率が高い。例えば、それらのオブジェクトは、造営材に比べて吸音率が高い。また、例えば、オブジェクトが窓等である場合、材質はガラスであることが多く硬いので、それらのオブジェクトは、吸音率が低い。吸音率が高いと残響時間が短くなり、吸音率が低いと残響時間が長くなる傾向があるので、ステップＳ５４の判定を行うことで、オブジェクトに応じた残響時間の補正を行うことができる。なお、所定値及び材質ごとの吸音率は、予め設定されており、記憶部１７に記憶されている。
次に、第２補正値算出部１５は、基準面積及び実面積に基づいて、暫定値の補正が必要か否かを判定する（Ｓ５２ａ）。第２補正値算出部１５は、基準面積及び実面積の比（例えば、実面積／基準面積）に基づいて、暫定値の補正が必要か否かを判定してもよい。第２補正値算出部１５は、面積の比が所定値以上であるか否かに基づいて、暫定値の補正が必要であるか否かを判定する。第２補正値算出部１５は、面積比が所定値未満である場合、暫定値の補正が必要であると判定してもよい。面積の比は、オブジェクトの数を示す情報の一例である。
Claims (16)
- 空間の音響特徴量を推定する音響特徴量推定方法であって、
前記空間に関するデータを取得し、
取得された前記データに基づいて、前記空間の状況を推定し、
推定された前記状況に基づいて、前記音響特徴量の暫定値を補正し、
補正された前記暫定値を出力する
音響特徴量推定方法。 - 前記音響特徴量の暫定値は、前記空間の環境を示す環境情報に基づいて定められる
請求項１に記載の音響特徴量推定方法。 - 前記データは、前記空間を撮像した画像データである
請求項１又は２に記載の音響特徴量推定方法。 - 前記データは、前記空間をセンシングしたセンシングデータである
請求項１又は２に記載の音響特徴量推定方法。 - 前記状況として、前記データに基づいて、前記空間の第１のサイズ、及び、前記空間に配置されているオブジェクトに関する情報の少なくとも一方を推定し、
前記暫定値の補正では、推定された前記少なくとも一方に基づいて、前記暫定値を補正する
請求項１～４のいずれか１項に記載の音響特徴量推定方法。 - 前記音響特徴量は、前記空間の残響時間を含み、
前記暫定値の補正では、前記第１のサイズに基づいて、前記残響時間の前記暫定値を補正する
請求項５に記載の音響特徴量推定方法。 - 前記第１のサイズと、前記空間の環境に対応する基準の空間の第２のサイズとに基づいて、前記残響時間の前記暫定値を補正するか否かを判定し、
前記暫定値の補正では、前記残響時間の前記暫定値を補正すると判定された場合、前記残響時間の前記暫定値を補正する
請求項６に記載の音響特徴量推定方法。 - 前記第１のサイズが前記第２のサイズより大きい場合、前記残響時間の前記暫定値を長くする補正を行い、前記第１のサイズが前記第２のサイズより小さい場合、前記残響時間の前記暫定値を短くする補正を行う
請求項７に記載の音響特徴量推定方法。 - 前記音響特徴量は、前記空間の残響時間を含み、
前記暫定値の補正では、前記オブジェクトに関する情報に基づいて、前記残響時間の前記暫定値を補正する
請求項５に記載の音響特徴量推定方法。 - 前記残響時間の前記暫定値を補正すると判定された場合、前記データに基づいて前記空間に配置されている前記オブジェクトの材質及び形状の少なくとも１つを推定し、
前記暫定値の補正では、推定された前記オブジェクトの材質及び形状の前記少なくとも１つに基づいて、前記残響時間の前記暫定値を補正する
請求項９に記載の音響特徴量推定方法。 - 前記環境情報の取得では、前記データに基づいて前記環境情報を推定することで、前記環境情報を取得する
請求項２に記載の音響特徴量推定方法。 - 前記空間の前記音響特徴量は、ＡＲ（Ａｕｇｍｅｎｔｅｄ Ｒｅａｌｉｔｙ）デバイスにおける音信号のレンダリングに用いられ、
前記環境情報、及び、前記データは、前記ＡＲデバイスから取得される
請求項２に記載の音響特徴量推定方法。 - 前記環境は、前記空間の用途を示す情報を含む
請求項２に記載の音響特徴量推定方法。 - 空間の音響特徴量を推定する音響特徴量推定システムであって、
前記空間に関するデータを取得する取得部と、
取得された前記データに基づいて、前記空間の状況を推定する情報推定部と、
推定された前記状況に基づいて、前記音響特徴量の暫定値を補正する音響特徴量推定部と、
補正された前記暫定値を出力する出力部とを備える
音響特徴量推定システム。 - 請求項１～１３のいずれか１項に記載の音響特徴量推定方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
- 音響特徴量を用いて、音源データをレンダリングするレンダリング方法であって、
前記音響特徴量は、
空間に関するデータを取得し、
取得された前記データに基づいて、前記空間の状況を推定し、
推定された前記状況に基づいて、前記音響特徴量の暫定値を補正した値である
レンダリング方法。
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Publications (2)
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|---|---|
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