JPWO2021234125A5 - - Google Patents
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Claims (27)
- ビデオ(24)をマルチレイヤビデオデータストリーム(14)に符号化するためのエンコーダ(40)であって、
前記エンコーダは、
プロセッサと、
前記プロセッサによって実行されると、
前記マルチレイヤビデオデータストリーム(14)の第1のレイヤ(L1)に、前記マルチレイヤビデオデータストリーム(14)の第2のレイヤ(L0)からの予測のために、1つ以上のレイヤ間予測ツールを使用して、サブピクチャ単位の独立符号化のための第1の構成設定を使用して、前記ビデオの第1のバージョン(241)を符号化し、
前記マルチレイヤビデオデータストリーム(14)の第2のレイヤ(L0)に、前記サブピクチャ単位の独立符号化のための第2の構成設定を使用して、前記ビデオの第2のバージョン(240)を符号化し、
前記ビデオの前記第1及び第2の構成設定が等しい数のサブピクチャを含むことを示す所定の関係を前記第1及び第2の構成設定が有するかどうかをチェックし、
前記第1及び第2の構成設定が前記所定の関係を有しないと決定したことに応じて、レイヤ間予測ツールのセットのうちの少なくとも1つを、非アクティブ化する、又は使用することを控えさせる、
ことを前記プロセッサに行わせる命令を記憶するメモリと、
を備えるエンコーダ(4)。 - 前記第1及び第2の構成設定が前記所定の関係を有するかどうかをチェックするために、前記命令は前記プロセッサによって実行されたとき、前記第1及び第2の構成設定が、
前記ビデオの第1及び第2のバージョンはそれぞれ、前記ビデオの第1及び第2のバージョン間で等しい数のサブピクチャに細分化される方法で前記第1及び第2のレイヤに符号化される、
前記ビデオの第1及び第2のバージョンはそれぞれ、前記ビデオの第1及び第2のバージョン間で等しい数のサブピクチャに細分化される方法で前記第1及び第2のレイヤに符号化され、前記サブピクチャの境界は空間的に一致する、
前記ビデオの第1及び第2のバージョンはそれぞれ、ルチレイヤビデオデータストリーム(14)内のサブピクチャに信号伝達されたサブピクチャIDに一致する数のサブピクチャに細分化されたサブピクチャに細分化される方法で前記第1及び第2のレイヤに符号化される、又は、
前記ビデオの第1及び第2のバージョンはそれぞれ、前記サブピクチャの境界処理が一致する数のサブピクチャに細分化される方法で前記第1及び第2のレイヤに符号化される、
のうちの少なくとも1つを示すとき、前記所定の関係を前記プロセッサに識別させる、請求項1に記載のエンコーダ。 - 前記少なくとも1つのレイヤ間予測ツールは、
レイヤ間動きベクトル予測と、
ベクトルベースレイヤ間予測のオプティカルフロー精緻化と、又は、
ベクトルベースレイヤ間予測における動きベクトルラップアラウンドと、
のうちの少なくとも1つを備える、請求項1に記載のエンコーダ。 - 前記命令は、前記プロセッサによって実行されると、前記プロセッサにさらに、
前記マルチレイヤビデオデータストリーム(14)内の前記第1及び第2の構成設定を信号伝達する、
ようにさせる、請求項1に記載のエンコーダ。 - 前記命令は、前記プロセッサによって実行されると、前記プロセッサにさらに、
前記第1及び第2の構成設定が、前記所定の関係を有するとの決定に応じて、前記ビデオの前記第1のバージョン(241)を符号化するために、レイヤ間予測ツールのセットからのレイヤ間予測ツールのいずれかを、アクティブ化する、又は利用する、
ようにさせる、請求項1に記載のエンコーダ。 - 前記命令は、前記プロセッサによって実行されると、前記プロセッサにさらに、
前記ビデオの前記第1及び第2のバージョンが異なる数のサブピクチャを含むかどうかを示すフラグを生成し、
前記マルチレイヤビデオデータストリームに前記フラグを含ませ、
前記第1及び第2の構成設定が、前記フラグに基づいて所定の関係を有するかどうかをチェックする、
ようにさせる、請求項1に記載のエンコーダ。 - マルチレイヤビデオデータストリーム(12、14)を復号するためのデコーダ(50)であって、
プロセッサと、
前記プロセッサによって実行されると、前記プロセッサに、
第1のレイヤ(L1)と第2のレイヤ(L0)とを含む前記マルチレイヤビデオデータストリーム(12、14)を取得させ、
前記マルチレイヤビデオデータストリームの前記第1のレイヤ(L1)から、前記マルチレイヤビデオデータストリームの前記第2のレイヤ(L0)からの予測のために、レイヤ間予測ツールのセットから、1つ以上のレイヤ予測間ツールを使用して、サブピクチャ単位の独立符号化のための第1の構成設定を使用して、ビデオ(24)の第1のバージョン(241)を復号し、
サブピクチャ単位の独立符号化のための第2の構成設定を使用して、前記マルチレイヤビデオデータストリームの前記第2のレイヤ(L0)から、前記ビデオ(24)の第2のバージョン(240)を復号し、
前記第1と第2の構成設定が前記ビデオの前記第1と第2のバージョンとが異なる数のサブピクチャを含むことを示す所定の関係を有するか否かをチェックし、
前記第1と第2の構成設定が所定の関係を有するとの判定に応じて、レイヤ間予測ツールの前記セットを非アクティブ化する、
ことを行わせる命令を記憶するメモリと、
を備えた、デコーダ。 - 前記サブピクチャ単位の独立復号化は、
サブピクチャ境界でのベクトルクリッピングと、又は、
サブピクチャ境界での境界パッドと、
のうち少なくとも1つを含む、請求項7に記載のデコーダ。 - 前記第1及び第2の構成設定が前記所定の関係を有するかどうかをチェックするために、前記命令は前記プロセッサによって実行されると、前記第1及び第2の構成設定が、
前記ビデオの前記第1及び第2のバージョンは、前記ビデオの前記第1及び第2のバージョン間でそれぞれ等しい数のサブピクチャに細分化される方法で前記第1及び第2のレイヤに符号化される、
前記ビデオの前記第1及び第2のバージョンはそれぞれ、前記マルチレイヤビデオデータストリーム内の前記サブピクチャに対して信号伝送されるサブピクチャID内で一致する数のサブピクチャに細分化される方法で前記第1及び第2のレイヤに符号化される、又は
前記ビデオの前記第1及び第2のバージョンがそれぞれ、それらはサブピクチャに対する境界処理において一致する数のサブピクチャに細分化される方法で、前記第1及び第2のレイヤに符号化される、
のうちの少なくとも1つを示すとき、前記所定の関係がないと前記プロセッサに決定させる、請求項7に記載のデコーダ。 - 少なくとも1つのレイヤ間予測ツールは、
レイヤ間動きベクトル予測と、
ベクトルベースレイヤ間予測のオプティカルフロー精緻化と、又は、
ベクトルベースレイヤ間予測における動きベクトルラップアラウンドと、
のうち少なくとも1つを含む、
請求項7に記載のデコーダ。 - 前記命令は、前記プロセッサによって実行されると、前記プロセッサにさらに、
前記マルチレイヤビデオデータストリームからフラグを識別し、
前記フラグの値に基づいて、前記第1及び第2の構成設定が前記所定の関係を有するかどうか否かをチェックし、
前記フラグが第1の値を示すとき、前記ビデオの前記第1及び第2のバージョンは異なる数のサブピクチャを含み、
前記フラグが第2の値であるとき、前記ビデオの前記第1及び第2のバージョンは、等しい数のサブピクチャを含む、
ようにさせる、請求項7に記載のデコーダ。 - 前記ビデオの前記第1及び第2のバージョンは、マッチング空間解像度及びスケーリングウィンドウオフセットを含む、請求項7に記載のデコーダ。
- ビデオ(24)をマルチレイヤビデオデータストリーム(14)に符号化する方法であって、
前記マルチレイヤビデオデータストリーム(14)の第1のレイヤ(L1)に、前記マルチレイヤビデオデータストリーム(14)の第2のレイヤ(L0)からの予測のために、1つ以上のレイヤ間予測ツールを使用して、サブピクチャ単位の独立符号化のための第1の構成設定を使用して、前記ビデオの第1のバージョン(241)を符号化することと、
前記マルチレイヤビデオデータストリーム(14)の第2のレイヤ(L0)に、前記サブピクチャ単位の独立符号化のための第2の構成設定を使用して、前記ビデオの第2のバージョン(240)を符号化することと、
前記ビデオの前記第1及び第2の構成設定が等しい数のサブピクチャを含むことを示す所定の関係を前記第1及び第2の構成設定が有するかどうかをチェックすることと、
前記第1及び第2の構成設定が前記所定の関係を有しないと決定したことに応じて、レイヤ間予測ツールのセットのうちの少なくとも1つを、非アクティブ化する、又は使用することを控えさせることと、
を含む方法。 - 前記第1及び第2の構成設定が前記所定の関係を有するかどうかをチェックするために、前記第1及び第2の構成設定が、
前記ビデオの第1及び第2のバージョンはそれぞれ、前記ビデオの前記第1及び第2のバージョン間で等しい数のサブピクチャに細分化される方法で前記第1及び第2のレイヤに符号化される、
前記ビデオの第1及び第2のバージョンはそれぞれ、前記ビデオの第1及び第2のバージョン間で等しい数のサブピクチャに細分化される方法で前記第1及び第2のレイヤに符号化され、前記サブピクチャの境界は空間的に一致する、
前記ビデオの第1及び第2のバージョンはそれぞれ、マルチレイヤビデオデータストリーム(14)内のサブピクチャに信号伝達されたサブピクチャIDに一致する数のサブピクチャに細分化されたサブピクチャに細分化される方法で前記第1及び第2のレイヤに符号化される、又は、
前記ビデオの第1及び第2のバージョンはそれぞれ、前記サブピクチャの境界処理が一致する数のサブピクチャに細分化される方法で前記第1及び第2のレイヤに符号化される、
のうちの少なくとも1つを示すとき、前記所定の関係を識別する、請求項13に記載の方法。 - 前記少なくとも1つのレイヤ間予測ツールは、
レイヤ間動きベクトル予測と、
ベクトルベースレイヤ間予測のオプティカルフロー精緻化と、又は、
ベクトルベースレイヤ間予測における動きベクトルラップアラウンドと、
のうちの少なくとも1つを備える、請求項13に記載の方法。 - 前記マルチレイヤビデオデータストリーム(14)内の前記第1及び第2の構成設定を信号伝達することと、
をさらに含む、請求項13に記載の方法。 - 前記第1及び第2の構成設定が、前記所定の関係を有するとの決定に応じて、前記ビデオの前記第1のバージョン(241)を符号化するために、レイヤ間予測ツールのセットからのレイヤ間予測ツールのいずれかを、アクティブ化する、又は利用することと、
をさらに含む、請求項13に記載の方法。 - 前記ビデオの前記第1及び第2のバージョンが異なる数のサブピクチャを含むかどうかを示すフラグを生成することと、
前記マルチレイヤビデオデータストリームに前記フラグを含ませることと、
前記第1及び第2の構成設定が、前記フラグに基づいて所定の関係を有するかどうかをチェックすることと、
をさらに含む、請求項13に記載の方法。 - プロセッサによって実行されると、前記プロセッサに請求項13に記載の方法を実行させるプログラムを含む、非一時的コンピュータ可読媒体。
- マルチレイヤビデオデータストリーム(12、14)を復号する方法であって、
第1のレイヤ(L1)と第2のレイヤ(L0)とを含む前記マルチレイヤビデオデータストリーム(12、14)を取得することと、
前記マルチレイヤビデオデータストリームの前記第1のレイヤ(L1)から、前記マルチレイヤビデオデータストリームの前記第2のレイヤ(L0)からの予測のために、レイヤ間予測ツールのセットから、1つ以上のレイヤ予測間ツールを使用して、サブピクチャ単位の独立符号化のための第1の構成設定を使用して、ビデオ(24)の第1のバージョン(241)を復号することと、
サブピクチャ単位の独立符号化のための第2の構成設定を使用して、前記マルチレイヤビデオデータストリームの前記第2のレイヤ(L0)から、前記ビデオ(24)の第2のバージョン(240)を復号することと、
前記第1と第2の構成設定が前記ビデオの前記第1と第2のバージョンとが異なる数のサブピクチャを含むことを示す所定の関係を有するか否かをチェックすることと、
前記第1と第2の構成設定が所定の関係を有するとの判定に応じて、レイヤ間予測ツールの前記セットを非アクティブ化することと、
を含む、方法。 - サブピクチャ単位の独立復号化は、
サブピクチャ境界でのベクトルクリッピングと、又は、
サブピクチャ境界での境界パッドと、
のうちの少なくとも1つを含む請求項20に記載した方法。 - 前記第1及び第2の構成設定が前記所定の関係を有するかどうかをチェックすることは、
前記ビデオの前記第1及び第2のバージョンは、前記ビデオの前記第1及び第2のバージョン間でそれぞれ等しい数のサブピクチャに細分化される方法で前記第1及び第2のレイヤに符号化される、
前記ビデオの前記第1及び第2のバージョンはそれぞれ、前記マルチレイヤビデオデータストリーム内の前記サブピクチャに対して信号伝送されるサブピクチャID内で一致する数のサブピクチャに細分化される方法で前記第1及び第2のレイヤに符号化される、又は
前記ビデオの前記第1及び第2のバージョンがそれぞれ、それらはサブピクチャに対する境界処理において一致する数のサブピクチャに細分化される方法で、前記第1及び第2のレイヤに符号化される、
のうちの少なくとも1つを示すとき、前記所定の関係がないと決定することを含む、請求項20に記載の方法。 - 少なくとも1つの層間予測ツールが、
レイヤ間動きベクトル予測と、
ベクトルベースレイヤ間予測のオプティカルフロー精緻化と、又は、
ベクトルベースレイヤ間予測における動きベクトルラップアラウンドと、
のうちの少なくとも1つを含む請求項20に記載の方法。 - 前記マルチレイヤビデオデータストリームからフラグを識別することと、
前記フラグの値に基づいて、前記第1及び第2の構成設定が前記所定の関係を有するかどうか否かをチェックすることと、
前記フラグが第1の値を示すとき、前記ビデオの前記第1及び第2のバージョンは、異なる数のサブピクチャを含むことと、
前記フラグが第2の値であるとき、前記ビデオの前記第1及び第2のバージョンは、等しい数のサブピクチャを含むことと、
をさらに含む、請求項20に記載の方法。 - 前記ビデオの前記第1及び第2のバージョンは、マッチング空間解像度及びスケーリングウィンドウオフセットを含む、請求項20に記載の方法。
- プロセッサによって実行されると、前記プロセッサに請求項20に記載の方法を実行させるプログラムを含む、非一時的コンピュータ可読媒体。
- それぞれがマルチレイヤビデオデータストリーム(14)の1つのレイヤに属するビットストリーム部分(16)から構成されるマルチレイヤビデオデータストリーム(14)であって、前記マルチレイヤビデオデータストリーム(14)は、
そのビットストリーム部分が、マルチレイヤビデオデータストリーム(14)の第2のレイヤ(L0)からの予測のために、レイヤ間予測ツールのセットから、1つ以上のレイヤ間予測ツールを使用して、サブピクチャ単位の独立符号化のための第1の構成設定を使用すし、その中に符号化されたビデオの第1のバージョン(241)を含む、第1のレイヤ(L1)と、
そのビットストリーム部分がサブピクチャ単位の独立符号化のための第2の構成設定を使用して、その中に符号化された前記ビデオの第2のバージョン(240)を含む、第2のレイヤ(L0)と、
を含み、
前記第1及び第2の構成設定が、前記ビデオの前記第1及び第2のバージョンが等しい数のサブピクチャを含むか又は前記ビデオの前記第1及び第2のバージョンが等しい数のサブピクチャを含まないことを示す所定の関係を有する、
マルチレイヤビデオデータストリーム(14)。
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