JP2013509020A5

JP2013509020A5 -

Info

Publication number: JP2013509020A5
Application number: JP2012534156A
Authority: JP
Filing date: 2010-10-04
Publication date: 2013-11-21
Anticipated expiration: 2030-10-04

Claims

装置であって、
動きベクトルを使用して画像内のブロックを符号化するためのエンコーダを含み、前記ブロックを符号化するために使用される前記動きベクトルの精度を選択するために適応型動きベクトル精度の方式が用いられ、前記動きベクトルのための精度を選択するための選択判定基準は非レート歪みに基づく判定基準を含む、前記装置。
ビデオエンコーダにおける方法であって、
動きベクトルを使用して画像内のブロックを符号化するステップを含み、前記ブロックを符号化するために使用される前記動きベクトルの精度を選択するために適応型動きベクトル精度の方式が用いられ、前記動きベクトルのための精度を選択するための選択判定基準は非レート歪みに基づく判定基準を含む、前記方法。
前記選択判定基準は動き補償パーティションサイズを含む、請求項２に記載の方法。
前記選択判定基準が動きベクトル成分の方向を含み、前記ブロックを符号化するために用いられる前記動きベクトルの精度が前記動きベクトルの水平成分と比較したとき垂直成分において異なるように選択されており、垂直成分と水平成分との間で最高の精度を有する成分が主成分として選択される、請求項２に記載の方法。
前記主成分は、
（ｉ）前記動きベクトルが整数型動きベクトルであるとき、前記動きベクトルの振幅、
（ｉｉ）前記ブロックのための動き補償パーティションの形状、
（ｉｉｉ）前記ブロックのための予測動きベクトル、
（ｉｖ）前記ブロックに対して隣接するブロックの前記動きベクトル、及び
（ｖ）前記画像と１以上の他の画像の少なくとも１つに関するグローバル動き情報であって、前記画像と前記１以上の他の画像は、同一のビデオシーケンスに含まれる、グローバル動き情報、
の少なくとも１つに応じて決定される、請求項４に記載の方法。
前記選択判定基準は前記ブロックの符号化量子化パラメータを含む、請求項２に記載の方法。
前記選択判定基準はローカル画像領域の統計を含んでおり、前記ローカル画像領域は前記画像の一部分、前記画像、１以上の他の画像、の少なくとも１つに対応しており、前記画像と前記１以上の他の画像は同一のビデオシーケンスに含まれる、請求項２に記載の方法。
前記ローカル画像領域の前記統計は、
（ｉ）前記ローカル領域内の画素の分散、
（ｉｉ）前記ローカル領域の符号化残余係数の分散、
（ｉｉｉ）前記ローカル領域内のエッジの方向の分散、及び
（ｉｖ）前記ローカル領域内のエッジの強度の分散、
の少なくとも１つから選択されている、請求項７に記載の方法。
前記選択判定基準は検索された動きベクトルの振幅を含む、請求項２に記載の方法。
前記ブロックを符号化するために用いられる前記動きベクトルの精度はビットストリームにおいて明示的に信号送出されている、請求項２に記載の方法。
前記ブロックを符号化するために用いられる前記動きベクトルの精度は前記画像又は前記画像を含むシーケンスにおいて予め復号化されたビデオから推測される、請求項２に記載の方法。
装置であって、
動きベクトルを使用して画像内のブロックを復号化するためのデコーダを含み、前記ブロックを復号化するために使用される前記動きベクトルの精度を選択するために適応型動きベクトル精度の方式が用いられ、前記動きベクトルのための精度を選択するための選択判定基準は非レート歪みに基づく判定基準を含む、前記装置。
ビデオデコーダにおける方法であって、
動きベクトルを使用して画像内のブロックを復号化するステップを含み、前記ブロックを復号化するために用いられる前記動きベクトルの精度を選択するために適応型動きベクトル精度方式が選択され、前記動きベクトルのための精度を選択するための選択判定基準は非レート歪みに基づく判定基準を含む、前記方法。
前記選択判定基準は動き補償パーティションサイズを含む、請求項１３に記載の方法。
前記選択判定基準は動きベクトル成分の方向を含み、前記ブロックを復号化するために用いられる前記動きベクトルの精度は前記動きベクトルの水平成分と比較したとき垂直成分において異なるように選択されており、垂直成分と水平成分との間で最高の精度を有する成分が主成分として選択される、請求項１３に記載の方法。
（ｉ）前記動きベクトルが整数型動きベクトルであるとき、前記動きベクトルの振幅、
（ｉｉ）前記ブロックのための動き補償パーティションの形状、
（ｉｉｉ）前記ブロックのための予測動きベクトル、
（ｉｖ）前記ブロックに対して隣接するブロックの前記動きベクトル、及び
（ｖ）前記画像と１以上の他の画像の少なくとも１つに関するグローバル動き情報であって、前記画像と前記１以上の他の画像は、同一のビデオシーケンスに含まれる、グローバル動き情報、
の少なくとも１つに応じて決定される、請求項１５に記載の方法。
前記選択判定基準は前記ブロックの符号化量子化パラメータを含む、請求項１３に記載の方法。
前記選択判定基準はローカル画像領域の統計を含み、前記ローカル画像領域は前記画像の一部分、前記画像、及び１以上の他の画像の少なくとも１つに対応し、前記画像と前記１以上の他の画像は同一のビデオシーケンスに含まれる、請求項１３に記載の方法。
前記ローカル画像領域の前記統計は、
（ｉ）前記ローカル領域内の画素の分散、
（ｉｉ）前記ローカル領域における復号化された残余係数の分散、
（ｉｉｉ）前記ローカル領域におけるエッジ方向の分散、及び
（ｉｖ）前記ローカル領域におけるエッジ強度の分散、
の少なくとも１つから選択される、請求項１８に記載の方法。
前記選択判定基準は検索された動きベクトルの振幅を含む、請求項１３に記載の方法。
前記ブロックを復号化するために用いられる前記動きベクトルの精度は符号化されたビットストリームにおいて明示的に受信される、請求項１３に記載の方法。
前記ブロックを復号化するために使用される前記動きベクトルの精度は前記画像又は前記画像を含むシーケンスにおいて予め復号化されたビデオから推測される、請求項１３に記載の方法。
符号化されたビデオ信号データを有するコンピュータ可読記憶媒体であって、
動きベクトルを使用して符号化されている画像内のブロックを含み、前記ブロックを符号化するために使用される前記動きベクトルの精度を選択するために適応型動きベクトル精度の方式が用いられ、前記動きベクトルのための精度を選択するための選択判定基準は非レート歪みに基づく判定基準を含む、前記コンピュータ可読記憶媒体。