JPWO2021151114A5 - - Google Patents

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従来の2%および3%のSHMカットオフが、i)変異CLL(MCLL)を分離する場合、3%超のSHMおよびかかる個体は良好な予後を有すると考えられ、ii)2%~3%カットオフの中間CLLおよびかかる個体は、不均一な転帰を有すると考えられ、iii)2%未満のSHMを有する未変異CLL(UCLL)およびかかる個体は、不良な予後を有すると考えられ、提案される4つのサブグループに重ね合わされる。2~3%のSHMサブセットは、グループIIとIVの混合からなることに注意されたい。グループIIは、一般的に不良な予後を有すると仮定され、グループIVは、良好な予後を有すると仮定される。>3%のSHMを有する試料は、グループIIIおよびIVで高められており、最良の予後を有すると仮定される。

本発明のまた別の態様は、以下のとおりであってもよい。
〔1〕自己免疫疾患または障害を有する対象の療法に対する臨床応答を、前記対象のB細胞免疫レパートリーを特徴付けることに基づいて予測する方法であって、
a)多重増幅反応を行って、対象からの生物学的試料に由来する標的B細胞免疫受容体核酸鋳型分子を増幅させることであって、
前記多重増幅反応が、
i)(a)V遺伝子内のフレームワーク領域1(FR1)の少なくとも一部を含む少なくとも1つのBCRコード配列の異なる前記V遺伝子のうちの大多数に対する複数のV遺伝子プライマー、
(b)V遺伝子内のフレームワーク領域2(FR2)の少なくとも一部を含む少なくとも1つのBCRコード配列の異なる前記V遺伝子のうちの大多数に対する複数のV遺伝子プライマー、または
(c)V遺伝子内のフレームワーク領域3(FR3)の少なくとも一部を含む少なくとも1つのBCRコード配列の異なる前記V遺伝子のうちの大多数に対する複数のV遺伝子プライマー、および
ii)前記少なくとも1つのBCRコード配列のC遺伝子の少なくとも一部に対する1つ以上のC遺伝子プライマー、のうちの少なくとも1つのセットを含み、
i)およびii)のプライマーの各セットが、標的IgH BCR遺伝子のコード配列に対するものであり、前記増幅を行うことが、前記試料における前記標的BCRレパートリーを表すアンプリコン分子をもたらし、それによって、前記標的免疫受容体レパートリーを含む標的B細胞免疫受容体アンプリコン分子を生成する、増幅させることと、
b)前記標的免疫受容体レパートリーアンプリコンの配列決定を行うことと、
c)前記配列決定から免疫受容体クローンを特定して、前記免疫受容体クローン間の可変遺伝子部分内の体細胞超変異(SHM)のレベルを特定することであって、SHMを示すクローン系統免疫受容体クローンのVDJ領域が、類似のヌクレオチド配列を有する、特定することと、
d)前記試料における前記B細胞免疫受容体クローンのサブクラス、その上、前記試料における非スイッチ化IgMおよび/またはIgDならびにスイッチ化IgG、IgA、および/またはIgE発現細胞の頻度を決定することと、
e)前記対象を、(i)前記SHM頻度が、前記試料における非スイッチ化IgM/IgD発現B細胞で頻度閾値未満であり、前記免疫レパートリーで、前記試料における高頻度のスイッチ化アイソタイプIgG、IgA、もしくはIgE発現B細胞が優位を占めている場合に、化学療法に対する応答者、(ii)前記SHM頻度が、頻度閾値よりも高く、前記免疫レパートリーで、前記試料における高頻度の非スイッチ化IgM/IgD発現B細胞が優位を占めている場合、化学療法に対する非応答者、および/または(iii)前記SHM頻度が、頻度閾値よりも高く、前記免疫レパートリーで、前記試料における高頻度の非スイッチ化IgM/IgD発現B細胞が優位を占めている場合、免疫療法に対する応答者、の可能性が高いとして特定することと、を含む、方法。
〔2〕前記複数のV遺伝子プライマーの各々、および/または前記1つ以上のC遺伝子プライマーが、以下の基準:
(1)前記プライマー内に2つ以上の修飾ヌクレオチドを含み、そのうちの少なくとも1つが、前記プライマーの末端の近くまたは末端に含まれ、そのうちの少なくとも1つが、前記プライマーの中心ヌクレオチド位置またはその付近に含まれる、
(2)長さが、約15~約40個の塩基の長さである、
(3)60℃を超えて約70℃までのT m
(4)前記試料中に存在する非標的配列に対して低い交差反応性を有する、
(5)少なくとも最初の4個のヌクレオチド(3’から5’方向に)が、同じ反応に存在するいずれの他のプライマー内のいずれの配列に対しても非相補的である、および
(6)いずれの他の生成された標的アンプリコン内の少なくとも5個のヌクレオチドのいずれの連続した伸長に対しても非相補的である、のうちのいずれか1つ以上を有する、前記〔1〕に記載の方法。
〔3〕前記複数のV遺伝子プライマーの各々、および/または前記1つ以上のC遺伝子プライマーが、好ましくは、(i)前記プライマーの前記末端の近くもしくは末端、または(ii)前記プライマーの中心ヌクレオチドの近くもしくはその付近に位置する、1つ以上の切断可能な基を含む、前記〔1〕または〔2〕に記載の方法。
〔4〕前記複数のV遺伝子プライマーの各々、および/または前記1つ以上のC遺伝子プライマーが、メチルグアニン、8-オキソ-グアニン、キサンチン、ヒポキサンチン、5,6-ジヒドロウラシル、ウラシル、5-メチルシトシン、チミンダイマー、7-メチルグアノシン、8-オキソ-デオキシグアノシン、キサントシン、イノシン、ジヒドロウリジン、ブロモデオキシウリジン、ウリジン、または5-メチルシチジンから選択される切断可能な基を有する2つ以上の修飾ヌクレオチドを含む、前記〔1〕~〔3〕のいずれか一項に記載の方法。
〔5〕前記複数のV遺伝子プライマーが、前記鋳型分子の前記FR1部分の少なくとも一部にアニーリングし、前記1つ以上のC遺伝子プライマーが、前記鋳型分子の前記C遺伝子部分の少なくとも一部にアニーリングする少なくとも5つのプライマーを含む、前記〔1〕~〔4〕のいずれか一項に記載の方法。
〔6〕前記生成された標的BCRアンプリコン分子が、前記標的BCR遺伝子配列の相補性決定領域CDR1、CDR2、およびCDR3を含む、前記〔5〕に記載の方法。
〔7〕前記i)およびii)のうちの少なくとも1つのセットが、それぞれ表3および表6~10のプライマーから選択される、前記〔5〕に記載の方法。
〔8〕前記i)およびii)のうちの少なくとも1つのセットが、表11のプライマーセットから選択される、前記〔5〕に記載の方法。
〔9〕前記i)およびii)のうちの少なくとも1つのセットが、i)(c)およびii)(a)であり、前記複数のV遺伝子プライマーが、前記鋳型分子の前記FR3部分の少なくとも一部にアニーリングし、前記1つ以上のC遺伝子プライマーが、前記鋳型分子の前記C遺伝子部分の少なくとも一部にアニーリングする少なくとも5つのプライマーを含む、前記〔1〕~〔4〕のいずれか一項に記載の方法。
〔10〕前記生成された標的BCRアンプリコン分子が、前記標的BCR遺伝子配列の相補性決定領域CDR3を含む、前記〔9〕に記載の方法。
〔11〕前記i)およびii)のうちの少なくとも1つのセットが、それぞれ表2および表6~10のプライマーから選択される、前記〔9〕に記載の方法。
〔12〕前記SHM頻度のカットオフが、8%である、前記〔1〕に記載の方法。
〔13〕ステップb)の前に、少なくとも1つのアダプターを、前記標的免疫受容体アンプリコン分子のうちの少なくとも1つに付加し、それによって、アダプター修飾された標的免疫受容体アンプリコン分子のライブラリーを生成することをさらに含む、前記〔1〕に記載の方法。
〔14〕前記少なくとも1つのアダプターが、ライゲーションによって付加される、前記〔13〕に記載の方法。
〔15〕前記配列決定が、初期配列読み取りを得ることと、前記初期配列読み取りを参照配列に対して整列させることと、生産的読み取りを特定することと、1つ以上のインデルエラーを修正して救済された生産的配列読み取りを生成することと、を含む、前記〔1〕に記載の方法。
〔16〕生産的読み取りおよび救済された生産的読み取りの組み合わせが、配列決定読み取りの少なくとも50%である、前記〔15〕に記載の方法。
〔17〕自己免疫疾患または障害の症状を有する対象を、前記対象のB細胞免疫レパートリーを特徴付けることに基づいて慢性可変免疫不全障害を有するとして診断する方法であって、
a)多重増幅反応を行って、対象からの生物学的試料に由来する標的B細胞免疫受容体核酸鋳型分子を増幅させることであって、
前記多重増幅反応が、
i)(a)V遺伝子内のフレームワーク領域1(FR1)の少なくとも一部を含む少なくとも1つのBCRコード配列の異なる前記V遺伝子のうちの大多数に対する複数のV遺伝子プライマー、
(b)V遺伝子内のフレームワーク領域2(FR2)の少なくとも一部を含む少なくとも1つのBCRコード配列の異なる前記V遺伝子のうちの大多数に対する複数のV遺伝子プライマー、または
(c)V遺伝子内のフレームワーク領域3(FR3)の少なくとも一部を含む少なくとも1つのBCRコード配列の異なる前記V遺伝子のうちの大多数に対する複数のV遺伝子プライマー、および
ii)前記少なくとも1つのBCRコード配列のC遺伝子の少なくとも一部に対する1つ以上のC遺伝子プライマー、のうちの少なくとも1つのセットを含み、
i)およびii)のプライマーの各セットが、標的IgH BCR遺伝子のコード配列に対するものであり、前記増幅を行うことが、前記試料における前記標的BCRレパートリーを表すアンプリコン分子をもたらし、それによって、前記標的免疫受容体レパートリーを含む標的B細胞免疫受容体アンプリコン分子を生成する、増幅させることと、
b)前記標的免疫受容体レパートリーアンプリコンの配列決定を行うことと、
c)前記配列決定から免疫受容体クローンを特定して、前記免疫受容体クローン間の可変遺伝子部分内の体細胞超変異(SHM)のレベルを特定することであって、SHMを示すクローン系統免疫受容体クローンのVDJ領域が、類似のヌクレオチド配列を有する、特定することと、
d)前記試料における前記B細胞免疫受容体クローンのクラススイッチ組換え頻度を決定することと、
e)前記SHM頻度がスイッチ化アイソタイプで頻度閾値未満であり、前記試料におけるクラススイッチ組換え(CSR)の前記頻度が、頻度閾値未満であり、前記免疫レパートリーで、前記試料における非スイッチ化IgM/IgD発現B細胞が優位を占めている場合、前記対象を原発性免疫不全障害を有するとして特定し、それによって前記対象が慢性可変免疫不全障害を有すると診断することと、を含む、方法。
〔18〕前記複数のV遺伝子プライマーの各々、および/または前記1つ以上のC遺伝子プライマーが、以下の基準:
(1)前記プライマー内に2つ以上の修飾ヌクレオチドを含み、そのうちの少なくとも1つが、前記プライマーの末端の近くまたは末端に含まれ、そのうちの少なくとも1つが、前記プライマーの中心ヌクレオチド位置またはその付近に含まれる、
(2)長さが、約15~約40個の塩基の長さである、
(3)60℃を超えて約70℃までのT m
(4)前記試料中に存在する非標的配列に対して低い交差反応性を有する、
(5)少なくとも最初の4個のヌクレオチド(3’から5’方向に)が、同じ反応に存在するいずれの他のプライマー内のいずれの配列に対しても非相補的である、および
(6)いずれの他の生成された標的アンプリコン内の少なくとも5個のヌクレオチドのいずれの連続した伸長に対しても非相補的である、のうちのいずれか1つ以上を有する、前記〔17〕に記載の方法。
〔19〕前記複数のV遺伝子プライマーの各々、および/または前記1つ以上のC遺伝子プライマーが、好ましくは、(i)前記プライマーの前記末端の近くもしくは末端、または(ii)前記プライマーの中心ヌクレオチドの近くもしくはその付近に位置する、1つ以上の切断可能な基を含む、前記〔17〕または〔18〕に記載の方法。
〔20〕前記複数のV遺伝子プライマーの各々、および/または前記1つ以上のC遺伝子プライマーが、メチルグアニン、8-オキソ-グアニン、キサンチン、ヒポキサンチン、5,6-ジヒドロウラシル、ウラシル、5-メチルシトシン、チミンダイマー、7-メチルグアノシン、8-オキソ-デオキシグアノシン、キサントシン、イノシン、ジヒドロウリジン、ブロモデオキシウリジン、ウリジン、または5-メチルシチジンから選択される切断可能な基を有する2つ以上の修飾ヌクレオチドを含む、前記〔17〕~〔19〕のいずれか一項に記載の方法。
〔21〕前記複数のV遺伝子プライマーが、前記鋳型分子の前記FR1部分の少なくとも一部にアニーリングし、前記1つ以上のC遺伝子プライマーが、前記鋳型分子の前記C遺伝子部分の少なくとも一部にアニーリングする少なくとも5つのプライマーを含む、前記〔17〕~〔21〕のいずれか一項に記載の方法。
〔22〕前記生成された標的BCRアンプリコン分子が、前記標的BCR遺伝子配列の相補性決定領域CDR1、CDR2、およびCDR3を含む、前記〔21〕に記載の方法。
〔23〕前記i)およびii)のうちの少なくとも1つのセットが、それぞれ表3および表6~10のプライマーから選択される、前記〔21〕に記載の方法。
〔24〕前記i)およびii)のうちの少なくとも1つのセットが、表11のプライマーセットから選択される、前記〔21〕に記載の方法。
〔25〕前記i)およびii)のうちの少なくとも1つのセットが、i)(c)およびii)(a)であり、前記複数のV遺伝子プライマーが、前記鋳型分子の前記FR3部分の少なくとも一部にアニーリングし、前記1つ以上のC遺伝子プライマーが、前記鋳型分子の前記C遺伝子部分の少なくとも一部にアニーリングする少なくとも5つのプライマーを含む、前記〔17〕~〔20〕のいずれか一項に記載の方法。
〔26〕前記生成された標的BCRアンプリコン分子が、前記標的BCR遺伝子配列の相補性決定領域CDR3を含む、前記〔25〕に記載の方法。
〔27〕前記i)およびii)のうちの少なくとも1つのセットが、それぞれ表2および表6~10のプライマーから選択される、前記〔25〕に記載の方法。
〔28〕ステップb)の前に、少なくとも1つのアダプターを、前記標的免疫受容体アンプリコン分子のうちの少なくとも1つに付加し、それによって、アダプター修飾された標的免疫受容体アンプリコン分子のライブラリーを生成することをさらに含む、前記〔17〕に記載の方法。
〔29〕前記少なくとも1つのアダプターが、ライゲーションによって付加される、前記〔28〕に記載の方法。
〔30〕前記配列決定が、初期配列読み取りを得ることと、前記初期配列読み取りを参照配列に対して整列させることと、生産的読み取りを特定することと、1つ以上のインデルエラーを修正して救済された生産的配列読み取りを生成することと、を含む、前記〔17〕に記載の方法。
〔31〕生産的読み取りおよび救済された生産的読み取りの組み合わせが、配列決定読み取りの少なくとも50%である、前記〔30〕に記載の方法。
〔32〕自己免疫疾患または障害を有する対象を、前記対象のB細胞免疫レパートリーに基づいて治療するための方法であって、
a)多重増幅反応を行って、対象からの生物学的試料に由来する標的B細胞免疫受容体核酸鋳型分子を増幅させることであって、
前記多重増幅反応が、
i)(a)V遺伝子内のフレームワーク領域1(FR1)の少なくとも一部を含む少なくとも1つのBCRコード配列の異なる前記V遺伝子のうちの大多数に対する複数のV遺伝子プライマー、
(b)V遺伝子内のフレームワーク領域2(FR2)の少なくとも一部を含む少なくとも1つのBCRコード配列の異なる前記V遺伝子のうちの大多数に対する複数のV遺伝子プライマー、または
(c)V遺伝子内のフレームワーク領域3(FR3)の少なくとも一部を含む少なくとも1つのBCRコード配列の異なる前記V遺伝子のうちの大多数に対する複数のV遺伝子プライマー、および
ii)前記少なくとも1つのBCRコード配列のC遺伝子の少なくとも一部に対する1つ以上のC遺伝子プライマー、のうちの少なくとも1つのセットを含み、
i)およびii)のプライマーの各セットが、標的IgH BCR遺伝子のコード配列に対するものであり、前記増幅を行うことが、前記試料における前記標的BCRレパートリーを表すアンプリコン分子をもたらし、それによって、前記標的免疫受容体レパートリーを含む標的B細胞免疫受容体アンプリコン分子を生成する、増幅させることと、
b)前記標的免疫受容体レパートリーアンプリコンの配列決定を行うことと、
c)前記配列決定から免疫受容体クローンを特定して、前記免疫受容体クローン間の可変遺伝子部分内の体細胞超変異(SHM)のレベルを特定することであって、SHMを示すクローン系統免疫受容体クローンのVDJ領域が、類似のヌクレオチド配列を有する、特定することと、
d)前記試料における前記B細胞免疫受容体クローンのクラススイッチ組換え頻度を決定することと、
e)前記対象を、(i)前記SHM頻度が、前記試料における非スイッチ化IgM/IgD発現B細胞で頻度閾値未満であり、前記免疫レパートリーで、前記試料における高頻度のスイッチ化アイソタイプIgG、IgA、またはIgE発現B細胞が優位を占めている場合、化学療法を用いて、(ii)前記SHM頻度が、頻度閾値よりも高く、前記免疫レパートリーで、前記試料における高頻度の非スイッチ化IgM/IgD発現B細胞が優位を占めている場合、免疫療法を用いて、治療することと、を含む、方法。
〔33〕前記複数のV遺伝子プライマーの各々、および/または前記1つ以上のC遺伝子プライマーが、以下の基準:
(1)前記プライマー内に2つ以上の修飾ヌクレオチドを含み、そのうちの少なくとも1つが、前記プライマーの末端の近くまたは末端に含まれ、そのうちの少なくとも1つが、前記プライマーの中心ヌクレオチド位置またはその付近に含まれる、
(2)長さが、約15~約40個の塩基の長さである、
(3)60℃を超えて約70℃までのT m
(4)前記試料中に存在する非標的配列に対して低い交差反応性を有する、
(5)少なくとも最初の4個のヌクレオチド(3’から5’方向に)が、同じ反応に存在するいずれの他のプライマー内のいずれの配列に対しても非相補的である、および
(6)いずれの他の生成された標的アンプリコン内の少なくとも5個のヌクレオチドのいずれの連続した伸長に対しても非相補的である、のうちの任意の1つ以上を有する、前記〔32〕に記載の方法。
〔34〕前記複数のV遺伝子プライマーの各々、および/または前記1つ以上のC遺伝子プライマーが、好ましくは、(i)前記プライマーの前記末端の近くもしくは末端、または(ii)前記プライマーの中心ヌクレオチドの近くもしくはその付近に位置する、1つ以上の切断可能な基を含む、前記〔32〕または〔33〕に記載の方法。
〔35〕前記複数のV遺伝子プライマーの各々、および/または前記1つ以上のC遺伝子プライマーが、メチルグアニン、8-オキソ-グアニン、キサンチン、ヒポキサンチン、5,6-ジヒドロウラシル、ウラシル、5-メチルシトシン、チミンダイマー、7-メチルグアノシン、8-オキソ-デオキシグアノシン、キサントシン、イノシン、ジヒドロウリジン、ブロモデオキシウリジン、ウリジン、または5-メチルシチジンから選択される切断可能な基を有する2つ以上の修飾ヌクレオチドを含む、前記〔32〕~〔34〕のいずれか一項に記載の方法。
〔36〕前記複数のV遺伝子プライマーが、前記鋳型分子の前記FR1部分の少なくとも一部にアニーリングし、前記1つ以上のC遺伝子プライマーが、前記鋳型分子の前記C遺伝子部分の少なくとも一部にアニーリングする少なくとも5つのプライマーを含む、前記〔32〕~〔35〕のいずれか一項に記載の方法。
〔37〕前記生成された標的BCRアンプリコン分子が、前記標的BCR遺伝子配列の相補性決定領域CDR1、CDR2、およびCDR3を含む、前記〔36〕に記載の方法。
〔38〕前記i)およびii)のうちの少なくとも1つのセットが、それぞれ表3および表6~10のプライマーから選択される、前記〔36〕に記載の方法。
〔39〕前記i)およびii)のうちの少なくとも1つのセットが、表11のプライマーセットから選択される、前記〔36〕に記載の方法。
〔40〕前記i)およびii)のうちの少なくとも1つのセットが、i)(c)およびii)(a)であり、前記複数のV遺伝子プライマーが、前記鋳型分子の前記FR3部分の少なくとも一部にアニーリングし、前記1つ以上のC遺伝子プライマーが、前記鋳型分子の前記C遺伝子部分の少なくとも一部にアニーリングする少なくとも5つのプライマーを含む、前記〔32〕~〔35〕のいずれか一項に記載の方法。
〔41〕前記生成された標的BCRアンプリコン分子が、前記標的BCR遺伝子配列の相補性決定領域CDR3を含む、前記〔40〕に記載の方法。
〔42〕前記i)およびii)のうちの少なくとも1つのセットが、それぞれ表2および表6~10のプライマーから選択される、前記〔40〕に記載の方法。
〔43〕前記SHM頻度のカットオフが、8%である、前記〔32〕に記載の方法。
〔44〕ステップb)の前に、少なくとも1つのアダプターを、前記標的免疫受容体アンプリコン分子のうちの少なくとも1つに付加し、それによって、アダプター修飾された標的免疫受容体アンプリコン分子のライブラリーを生成することをさらに含む、前記〔32〕に記載の方法。
〔45〕前記少なくとも1つのアダプターが、ライゲーションによって付加される、前記〔44〕に記載の方法。
〔46〕前記配列決定が、初期配列読み取りを得ることと、前記初期配列読み取りを参照配列に対して整列させることと、生産的読み取りを特定することと、1つ以上のインデルエラーを修正して救済された生産的配列読み取りを生成することと、を含む、前記〔32〕に記載の方法。
〔47〕生産的読み取りおよび救済された生産的読み取りの組み合わせが、配列決定読み取りの少なくとも50%である、前記〔46〕に記載の方法。
〔48〕前記対象が、関節リウマチを有する、先行態様のいずれか一項に記載の方法。
〔49〕前記免疫療法が、チェックポイント遮断剤、またはB細胞枯渇剤を含む、先行態様のいずれか一項に記載の方法。
〔50〕前記化学療法が、メトトレキサートを含む、先行態様のいずれか一項に記載の方法。
〔51〕白血病を有する対象の予後を、前記対象のB細胞免疫レパートリーを特徴付けることに基づいて予測する方法であって、
a)多重増幅反応を行って、対象からの生物学的試料に由来する標的B細胞免疫受容体核酸鋳型分子を増幅させることであって、
前記多重増幅反応が、
i)(a)V遺伝子内のフレームワーク領域1(FR1)の少なくとも一部を含む少なくとも1つのBCRコード配列の異なる前記V遺伝子のうちの大多数に対する複数のV遺伝子プライマー、
(b)V遺伝子内のフレームワーク領域2(FR2)の少なくとも一部を含む少なくとも1つのBCRコード配列の異なる前記V遺伝子のうちの大多数に対する複数のV遺伝子プライマー、または
(c)V遺伝子内のフレームワーク領域3(FR3)の少なくとも一部を含む少なくとも1つのBCRコード配列の異なる前記V遺伝子のうちの大多数に対する複数のV遺伝子プライマー、および
ii)前記少なくとも1つのBCRコード配列のC遺伝子の少なくとも一部に対する1つ以上のC遺伝子プライマー、のうちの少なくとも1つのセットを含み、
i)およびii)のプライマーの各セットが、標的IgH BCR遺伝子のコード配列に対するものであり、前記増幅を行うことが、前記試料における前記標的BCRレパートリーを表すアンプリコン分子をもたらし、それによって、前記標的免疫受容体レパートリーを含む標的B細胞免疫受容体アンプリコン分子を生成する、増幅させることと、
b)前記標的免疫受容体レパートリーアンプリコンの配列決定を行うことと、
c)前記配列決定から免疫受容体クローンを特定して、前記免疫受容体クローン間の可変遺伝子部分内の体細胞超変異(SHM)の頻度を特定することと、
d)SHMを示すクローン系統免疫受容体クローンのVDJ領域が、類似のヌクレオチド配列を有する進行中のSHM頻度、ならびに/またはスイッチ化アイソタイプの少なくとも1つおよび/もしくは組み合わせが、前記試料における前記B細胞免疫受容体クローンの同じ可変系統で特定される進行中のクラススイッチ組換え(CSR)頻度、を決定することと、
e)前記レパートリークローンを、以下のサブクラス:
クラスI:進行中のCSRもSHMもなし、V遺伝子SHMなし、
クラスII:進行中のCSRもSHMもなし、0よりも高く、6%未満であるV遺伝子SHM、
クラスIII:進行中のCSRもSHMもなし、約6%よりも高いV遺伝子SHM、
クラスIV:進行中のCSRおよび/またはSHM、に従って分類することと、
f)前記対象の予後を、前記B細胞免疫レパートリーの前記細分類に基づいて、
クラスI:最悪の予後、
クラスII:不良な予後、
クラスIII:良好な予後、
クラスIV:最良の予後、に特定することと、を含む、方法。
〔52〕前記複数のV遺伝子プライマーの各々、および/または前記1つ以上のC遺伝子プライマーが、以下の基準:
(1)前記プライマー内に2つ以上の修飾ヌクレオチドを含み、そのうちの少なくとも1つが、前記プライマーの末端の近くまたは末端に含まれ、そのうちの少なくとも1つが、前記プライマーの中心ヌクレオチド位置またはその付近に含まれる、
(2)長さが、約15~約40個の塩基の長さである、
(3)60℃を超えて約70℃までのT m
(4)前記試料中に存在する非標的配列に対して低い交差反応性を有する、
(5)少なくとも最初の4個のヌクレオチド(3’から5’方向に)が、同じ反応に存在するいずれの他のプライマー内のいずれの配列に対しても非相補的である、および
(6)いずれの他の生成された標的アンプリコン内の少なくとも5個のヌクレオチドのいずれの連続した伸長に対しても非相補的である、のうちの任意の1つ以上を有する、前記〔51〕に記載の方法。
〔53〕前記複数のV遺伝子プライマーの各々、および/または前記1つ以上のC遺伝子プライマーが、好ましくは、(i)前記プライマーの前記末端の近くもしくは末端、または(ii)前記プライマーの中心ヌクレオチドの近くもしくはその付近に位置する、1つ以上の切断可能な基を含む、前記〔51〕または〔52〕に記載の方法。
〔54〕前記複数のV遺伝子プライマーの各々、および/または前記1つ以上のC遺伝子プライマーが、メチルグアニン、8-オキソ-グアニン、キサンチン、ヒポキサンチン、5,6-ジヒドロウラシル、ウラシル、5-メチルシトシン、チミンダイマー、7-メチルグアノシン、8-オキソ-デオキシグアノシン、キサントシン、イノシン、ジヒドロウリジン、ブロモデオキシウリジン、ウリジン、または5-メチルシチジンから選択される切断可能な基を有する2つ以上の修飾ヌクレオチドを含む、前記〔51〕~〔53〕のいずれか一項に記載の方法。
〔55〕前記複数のV遺伝子プライマーが、前記鋳型分子の前記FR1部分の少なくとも一部にアニーリングし、前記1つ以上のC遺伝子プライマーが、前記鋳型分子の前記C遺伝子部分の少なくとも一部にアニーリングする少なくとも5つのプライマーを含む、前記〔51〕~〔54〕のいずれか一項に記載の方法。
〔56〕前記生成された標的BCRアンプリコン分子が、前記標的BCR遺伝子配列の相補性決定領域CDR1、CDR2、およびCDR3を含む、前記〔55〕に記載の方法。
〔57〕前記i)およびii)のうちの少なくとも1つのセットが、それぞれ表3および表6~10のプライマーから選択される、前記〔55〕に記載の方法。
〔58〕前記i)およびii)のうちの少なくとも1つのセットが、表11のプライマーセットから選択される、前記〔55〕に記載の方法。
〔59〕前記i)およびii)のうちの少なくとも1つのセットが、i)(c)およびii)(a)であり、前記複数のV遺伝子プライマーが、前記鋳型分子の前記FR3部分の少なくとも一部にアニーリングし、前記1つ以上のC遺伝子プライマーが、前記鋳型分子の前記C遺伝子部分の少なくとも一部にアニーリングする少なくとも5つのプライマーを含む、前記〔51〕~〔54〕のいずれか一項に記載の方法。
〔60〕前記生成された標的BCRアンプリコン分子が、前記標的BCR遺伝子配列の相補性決定領域CDR3を含む、前記〔59〕に記載の方法。
〔61〕前記i)およびii)のうちの少なくとも1つのセットが、それぞれ表2および表6~10のプライマーから選択される、前記〔59〕に記載の方法。
〔62〕前記クラスIIIの平均SHM頻度が、約2%である、前記〔51〕に記載の方法。
〔63〕ステップb)の前に、少なくとも1つのアダプターを、前記標的免疫受容体アンプリコン分子のうちの少なくとも1つに付加し、それによって、アダプター修飾された標的免疫受容体アンプリコン分子のライブラリーを生成することをさらに含む、前記〔51〕に記載の方法。
〔64〕前記少なくとも1つのアダプターが、ライゲーションによって付加される、前記〔63〕に記載の方法。
〔65〕前記配列決定が、初期配列読み取りを得ることと、前記初期配列読み取りを参照配列に対して整列させることと、生産的読み取りを特定することと、1つ以上のインデルエラーを修正して救済された生産的配列読み取りを生成することと、を含む、前記〔51〕に記載の方法。
〔66〕生産的読み取りおよび救済された生産的読み取りの組み合わせが、配列決定読み取りの少なくとも50%である、前記〔65〕に記載の方法。
〔67〕白血病を有する対象を、前記対象のB細胞免疫レパートリーに基づいて治療するための方法であって、
a)多重増幅反応を行って、対象からの生物学的試料に由来する標的B細胞免疫受容体核酸鋳型分子を増幅させることであって、
前記多重増幅反応が、
i)(a)V遺伝子内のフレームワーク領域1(FR1)の少なくとも一部を含む少なくとも1つのBCRコード配列の異なる前記V遺伝子のうちの大多数に対する複数のV遺伝子プライマー、
(b)V遺伝子内のフレームワーク領域2(FR2)の少なくとも一部を含む少なくとも1つのBCRコード配列の異なる前記V遺伝子のうちの大多数に対する複数のV遺伝子プライマー、または
(c)V遺伝子内のフレームワーク領域3(FR3)の少なくとも一部を含む少なくとも1つのBCRコード配列の異なる前記V遺伝子のうちの大多数に対する複数のV遺伝子プライマー、および
ii)前記少なくとも1つのBCRコード配列のC遺伝子の少なくとも一部に対する1つ以上のC遺伝子プライマー、のうちの少なくとも1つのセットを含み、
i)およびii)のプライマーの各セットが、標的IgH BCR遺伝子のコード配列に対するものであり、前記増幅を行うことが、前記試料における前記標的BCRレパートリーを表すアンプリコン分子をもたらし、それによって、前記標的免疫受容体レパートリーを含む標的B細胞免疫受容体アンプリコン分子を生成する、増幅させることと、
b)前記標的免疫受容体レパートリーアンプリコンの配列決定を行うことと、
c)前記配列決定から免疫受容体クローンを特定して、前記免疫受容体クローン間の可変遺伝子部分内の体細胞超変異(SHM)のレベルを特定することと、
d)SHMを示すクローン系統免疫受容体クローンのVDJ領域が、類似のヌクレオチド配列を有する進行中のSHM頻度、ならびに/またはスイッチ化アイソタイプの少なくとも1つおよび/もしくは組み合わせが、前記試料における前記B細胞免疫受容体クローンの同じ可変系統で特定される進行中のクラススイッチ組換え(CSR)頻度、を決定することと、
e)前記レパートリークローンを、以下のサブクラス:
クラスI:進行中のCSRもSHMもなし、V遺伝子SHMなし、
クラスII:進行中のCSRもSHMもなし、0よりも高く、6%未満であるV遺伝子SHM、
クラスIII:進行中のCSRもSHMもなし、約6%よりも高いV遺伝子SHM、
クラスIV:進行中のCSRおよび/またはSHM、に従って分類することと、
f)前記対象を、前記B細胞免疫レパートリーの前記細分類に基づいて、
クラスI:化学療法、放射線、またはDNA修復誘導剤のうちのいずれかの任意選択的な追加を用いた幹細胞療法、
クラスII:任意選択的なDNA修復誘導剤を用いた化学療法、放射線、または免疫療法、
クラスIII:化学療法または免疫療法、および
クラスIV:標準的な化学療法または免疫療法、で治療することと、を含む、方法。
〔68〕前記複数のV遺伝子プライマーの各々、および/または前記1つ以上のC遺伝子プライマーが、以下の基準:
(1)前記プライマー内に2つ以上の修飾ヌクレオチドを含み、そのうちの少なくとも1つが、前記プライマーの末端の近くまたは末端に含まれ、そのうちの少なくとも1つが、前記プライマーの中心ヌクレオチド位置またはその付近に含まれる、
(2)長さが、約15~約40個の塩基の長さである、
(3)60℃を超えて約70℃までのT m
(4)前記試料中に存在する非標的配列に対して低い交差反応性を有する、
(5)少なくとも最初の4個のヌクレオチド(3’から5’方向に)が、同じ反応に存在するいずれの他のプライマー内のいずれの配列に対しても非相補的である、および
(6)いずれの他の生成された標的アンプリコン内の少なくとも5個のヌクレオチドのいずれの連続した伸長に対しても非相補的である、のうちのいずれか1つ以上を有する、前記〔67〕に記載の方法。
〔69〕前記複数のV遺伝子プライマーの各々、および/または前記1つ以上のC遺伝子プライマーが、好ましくは、(i)前記プライマーの前記末端の近くもしくは末端、または(ii)前記プライマーの中心ヌクレオチドの近くもしくはその付近に位置する、1つ以上の切断可能な基を含む、前記〔67〕または〔68〕に記載の方法。
〔70〕前記複数のV遺伝子プライマーの各々、および/または前記1つ以上のC遺伝子プライマーが、メチルグアニン、8-オキソ-グアニン、キサンチン、ヒポキサンチン、5,6-ジヒドロウラシル、ウラシル、5-メチルシトシン、チミンダイマー、7-メチルグアノシン、8-オキソ-デオキシグアノシン、キサントシン、イノシン、ジヒドロウリジン、ブロモデオキシウリジン、ウリジン、または5-メチルシチジンから選択される切断可能な基を有する2つ以上の修飾ヌクレオチドを含む、前記〔67〕~〔69〕のいずれか一項に記載の方法。
〔71〕前記複数のV遺伝子プライマーが、前記鋳型分子の前記FR1部分の少なくとも一部にアニーリングし、前記1つ以上のC遺伝子プライマーが、前記鋳型分子の前記C遺伝子部分の少なくとも一部にアニーリングする少なくとも5つのプライマーを含む、前記〔67〕~〔70〕のいずれか一項に記載の方法。
〔72〕前記生成された標的BCRアンプリコン分子が、前記標的BCR遺伝子配列の相補性決定領域CDR1、CDR2、およびCDR3を含む、前記〔71〕に記載の方法。
〔73〕前記i)およびii)のうちの少なくとも1つのセットが、それぞれ表3および表6~10のプライマーから選択される、前記〔71〕に記載の方法。
〔74〕前記i)およびii)のうちの少なくとも1つのセットが、表11のプライマーセットから選択される、前記〔71〕に記載の方法。
〔75〕前記i)およびii)のうちの少なくとも1つのセットが、i)(c)およびii)(a)であり、前記複数のV遺伝子プライマーが、前記鋳型分子の前記FR3部分の少なくとも一部にアニーリングし、前記1つ以上のC遺伝子プライマーが、前記鋳型分子の前記C遺伝子部分の少なくとも一部にアニーリングする少なくとも5つのプライマーを含む、前記〔67〕~〔70〕のいずれか一項に記載の方法。
〔76〕前記生成された標的BCRアンプリコン分子が、前記標的BCR遺伝子配列の相補性決定領域CDR3を含む、前記〔75〕に記載の方法。
〔77〕前記i)およびii)のうちの少なくとも1つのセットが、それぞれ表2および表6~10のプライマーから選択される、前記〔75〕に記載の方法。
〔78〕前記SHM頻度のカットオフが、8%である、前記〔67〕に記載の方法。
〔79〕ステップb)の前に、少なくとも1つのアダプターを、前記標的免疫受容体アンプリコン分子のうちの少なくとも1つに付加し、それによって、アダプター修飾された標的免疫受容体アンプリコン分子のライブラリーを生成することをさらに含む、前記〔67〕に記載の方法。
〔80〕前記少なくとも1つのアダプターが、ライゲーションによって付加される、前記〔79〕に記載の方法。
〔81〕前記配列決定が、初期配列読み取りを得ることと、前記初期配列読み取りを参照配列に対して整列させることと、生産的読み取りを特定することと、1つ以上のインデルエラーを修正して救済された生産的配列読み取りを生成することと、を含む、前記〔67〕に記載の方法。
〔82〕生産的読み取りおよび救済された生産的読み取りの組み合わせが、配列決定読み取りの少なくとも50%である、前記〔81〕に記載の方法。
〔83〕前記対象が、慢性リンパ性白血病を有する、前記〔51〕~〔82〕のいずれか一項に記載の方法。
〔84〕前記免疫療法が、標的化した生物学的薬剤、またはB細胞枯渇剤を含む、前記〔51〕~〔83〕のいずれか一項に記載の方法。
〔85〕前記化学療法が、フルダラビンを含む、前記〔51〕~〔83〕に記載の方法。

Claims (18)

  1. 自己免疫疾患または障害を有する対象の療法に対する臨床応答を、前記対象のB細胞免疫レパートリーを特徴付けることに基づいて予測する方法であって、
    a)多重増幅反応を行って、対象からの生物学的試料に由来する標的B細胞免疫受容体核酸鋳型分子を増幅させることであって、
    前記多重増幅反応が、
    i)(a)V遺伝子内のフレームワーク領域1(FR1)の少なくとも一部を含む少なくとも1つのBCRコード配列の異なる前記V遺伝子のうちの大多数に対する複数のV遺伝子プライマー、
    (b)V遺伝子内のフレームワーク領域2(FR2)の少なくとも一部を含む少なくとも1つのBCRコード配列の異なる前記V遺伝子のうちの大多数に対する複数のV遺伝子プライマー、または
    (c)V遺伝子内のフレームワーク領域3(FR3)の少なくとも一部を含む少なくとも1つのBCRコード配列の異なる前記V遺伝子のうちの大多数に対する複数のV遺伝子プライマー、および
    ii)前記少なくとも1つのBCRコード配列のC遺伝子の少なくとも一部に対する1つ以上のC遺伝子プライマー、のうちの少なくとも1つのセットを含み、
    i)およびii)のプライマーの各セットが、標的IgH BCR遺伝子のコード配列に対するものであり、前記増幅を行うことが、前記試料における前記標的BCRレパートリーを表すアンプリコン分子をもたらし、それによって、前記標的免疫受容体レパートリーを含む標的B細胞免疫受容体アンプリコン分子を生成する、増幅させることと、
    b)前記標的免疫受容体レパートリーアンプリコンの配列決定を行うことと、
    c)前記配列決定から免疫受容体クローンを特定して、前記免疫受容体クローン間の可変遺伝子部分内の体細胞超変異(SHM)のレベルを特定することであって、SHMを示すクローン系統免疫受容体クローンのVDJ領域が、類似のヌクレオチド配列を有する、特定することと、
    d)前記試料における前記B細胞免疫受容体クローンのサブクラス、その上、前記試料における非スイッチ化IgMおよび/またはIgDならびにスイッチ化IgG、IgA、および/またはIgE発現細胞の頻度を決定することと、
    e)前記対象を、(i)前記SHM頻度が、前記試料における非スイッチ化IgM/IgD発現B細胞で頻度閾値未満であり、前記免疫レパートリーで、前記試料における高頻度のスイッチ化アイソタイプIgG、IgA、もしくはIgE発現B細胞が優位を占めている場合に、化学療法に対する応答者、(ii)前記SHM頻度が、頻度閾値よりも高く、前記免疫レパートリーで、前記試料における高頻度の非スイッチ化IgM/IgD発現B細胞が優位を占めている場合、化学療法に対する非応答者、および/または(iii)前記SHM頻度が、頻度閾値よりも高く、前記免疫レパートリーで、前記試料における高頻度の非スイッチ化IgM/IgD発現B細胞が優位を占めている場合、免疫療法に対する応答者、の可能性が高いとして特定することと、を含む、方法。
  2. 前記複数のV遺伝子プライマーの各々、および/または前記1つ以上のC遺伝子プライマーが、以下の基準:
    (1)前記プライマー内に2つ以上の修飾ヌクレオチドを含み、そのうちの少なくとも1つが、前記プライマーの末端の近くまたは末端に含まれ、そのうちの少なくとも1つが、前記プライマーの中心ヌクレオチド位置またはその付近に含まれる、
    (2)長さが、約15~約40個の塩基の長さである、
    (3)60℃を超えて約70℃までのTm
    (4)前記試料中に存在する非標的配列に対して低い交差反応性を有する、
    (5)少なくとも最初の4個のヌクレオチド(3’から5’方向に)が、同じ反応に存在するいずれの他のプライマー内のいずれの配列に対しても非相補的である、および
    (6)いずれの他の生成された標的アンプリコン内の少なくとも5個のヌクレオチドのいずれの連続した伸長に対しても非相補的である、のうちのいずれか1つ以上を有し、
    任意に、前記複数のV遺伝子プライマーの各々、および/または前記1つ以上のC遺伝子プライマーが、好ましくは、(i)前記プライマーの前記末端の近くもしくは末端、または(ii)前記プライマーの中心ヌクレオチドの近くもしくはその付近に位置する、1つ以上の切断可能な基を含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記複数のV遺伝子プライマーの各々、および/または前記1つ以上のC遺伝子プライマーが、メチルグアニン、8-オキソ-グアニン、キサンチン、ヒポキサンチン、5,6-ジヒドロウラシル、ウラシル、5-メチルシトシン、チミンダイマー、7-メチルグアノシン、8-オキソ-デオキシグアノシン、キサントシン、イノシン、ジヒドロウリジン、ブロモデオキシウリジン、ウリジン、または5-メチルシチジンから選択される切断可能な基を有する2つ以上の修飾ヌクレオチドを含む、請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記複数のV遺伝子プライマーが、前記鋳型分子の前記FR1部分の少なくとも一部にアニーリングし、前記1つ以上のC遺伝子プライマーが、前記鋳型分子の前記C遺伝子部分の少なくとも一部にアニーリングする少なくとも5つのプライマーを含む、請求項1または2に記載の方法。
  5. 前記生成された標的BCRアンプリコン分子が、前記標的BCR遺伝子配列の相補性決定領域CDR1、CDR2、およびCDR3を含む、請求項に記載の方法。
  6. 前記i)およびii)のうちの少なくとも1つのセットが、それぞれ表3および表6~10のプライマーから選択される、請求項に記載の方法。
  7. 前記i)およびii)のうちの少なくとも1つのセットが、i)(c)およびii)(a)であり、前記複数のV遺伝子プライマーが、前記鋳型分子の前記FR3部分の少なくとも一部にアニーリングし、前記1つ以上のC遺伝子プライマーが、前記鋳型分子の前記C遺伝子部分の少なくとも一部にアニーリングする少なくとも5つのプライマーを含む、請求項1または2に記載の方法。
  8. 前記生成された標的BCRアンプリコン分子が、前記標的BCR遺伝子配列の相補性決定領域CDR3を含む、または
    前記i)およびii)のうちの少なくとも1つのセットが、それぞれ表2および表6~10のプライマーから選択される、請求項に記載の方法。
  9. 前記SHM頻度のカットオフが、8%である、請求項1または2に記載の方法。
  10. ステップb)の前に、少なくとも1つのアダプターを、前記標的免疫受容体アンプリコン分子のうちの少なくとも1つに付加し、それによって、アダプター修飾された標的免疫受容体アンプリコン分子のライブラリーを生成することをさらに含
    任意に、前記少なくとも1つのアダプターが、ライゲーションによって付加される、請求項1に記載の方法。
  11. 前記配列決定が、初期配列読み取りを得ることと、前記初期配列読み取りを参照配列に対して整列させることと、生産的読み取りを特定することと、1つ以上のインデルエラーを修正して救済された生産的配列読み取りを生成することと、を含
    任意に、生産的読み取りおよび救済された生産的読み取りの組み合わせが、配列決定読み取りの少なくとも50%である、請求項1に記載の方法。
  12. 自己免疫疾患または障害の症状を有する対象を、前記対象のB細胞免疫レパートリーを特徴付けることに基づいて慢性可変免疫不全障害を有するとして診断する方法であって、
    a)多重増幅反応を行って、対象からの生物学的試料に由来する標的B細胞免疫受容体核酸鋳型分子を増幅させることであって、
    前記多重増幅反応が、
    i)(a)V遺伝子内のフレームワーク領域1(FR1)の少なくとも一部を含む少なくとも1つのBCRコード配列の異なる前記V遺伝子のうちの大多数に対する複数のV遺伝子プライマー、
    (b)V遺伝子内のフレームワーク領域2(FR2)の少なくとも一部を含む少なくとも1つのBCRコード配列の異なる前記V遺伝子のうちの大多数に対する複数のV遺伝子プライマー、または
    (c)V遺伝子内のフレームワーク領域3(FR3)の少なくとも一部を含む少なくとも1つのBCRコード配列の異なる前記V遺伝子のうちの大多数に対する複数のV遺伝子プライマー、および
    ii)前記少なくとも1つのBCRコード配列のC遺伝子の少なくとも一部に対する1つ以上のC遺伝子プライマー、のうちの少なくとも1つのセットを含み、
    i)およびii)のプライマーの各セットが、標的IgH BCR遺伝子のコード配列に対するものであり、前記増幅を行うことが、前記試料における前記標的BCRレパートリーを表すアンプリコン分子をもたらし、それによって、前記標的免疫受容体レパートリーを含む標的B細胞免疫受容体アンプリコン分子を生成する、増幅させることと、
    b)前記標的免疫受容体レパートリーアンプリコンの配列決定を行うことと、
    c)前記配列決定から免疫受容体クローンを特定して、前記免疫受容体クローン間の可変遺伝子部分内の体細胞超変異(SHM)のレベルを特定することであって、SHMを示すクローン系統免疫受容体クローンのVDJ領域が、類似のヌクレオチド配列を有する、特定することと、
    d)前記試料における前記B細胞免疫受容体クローンのクラススイッチ組換え頻度を決定することと、
    e)前記SHM頻度がスイッチ化アイソタイプで頻度閾値未満であり、前記試料におけるクラススイッチ組換え(CSR)の前記頻度が、頻度閾値未満であり、前記免疫レパートリーで、前記試料における非スイッチ化IgM/IgD発現B細胞が優位を占めている場合、前記対象を原発性免疫不全障害を有するとして特定し、それによって前記対象が慢性可変免疫不全障害を有すると診断することと、を含む、方法。
  13. 前記複数のV遺伝子プライマーの各々、および/または前記1つ以上のC遺伝子プライマーが、請求項2~11に定義される基準のうちのいずれか1つ以上を有する、請求項12に記載の方法。
  14. 前記対象が、関節リウマチを有する、求項1、2、12または13のいずれか一項に記載の方法。
  15. 前記免疫療法が、チェックポイント遮断剤、またはB細胞枯渇剤を含および/または
    前記化学療法が、メトトレキサートを含む、求項1、2、12または13のいずれか一項に記載の方法。
  16. 白血病を有する対象の予後を、前記対象のB細胞免疫レパートリーを特徴付けることに基づいて予測する方法であって、
    a)多重増幅反応を行って、対象からの生物学的試料に由来する標的B細胞免疫受容体核酸鋳型分子を増幅させることであって、
    前記多重増幅反応が、
    i)(a)V遺伝子内のフレームワーク領域1(FR1)の少なくとも一部を含む少なくとも1つのBCRコード配列の異なる前記V遺伝子のうちの大多数に対する複数のV遺伝子プライマー、
    (b)V遺伝子内のフレームワーク領域2(FR2)の少なくとも一部を含む少なくとも1つのBCRコード配列の異なる前記V遺伝子のうちの大多数に対する複数のV遺伝子プライマー、または
    (c)V遺伝子内のフレームワーク領域3(FR3)の少なくとも一部を含む少なくとも1つのBCRコード配列の異なる前記V遺伝子のうちの大多数に対する複数のV遺伝子プライマー、および
    ii)前記少なくとも1つのBCRコード配列のC遺伝子の少なくとも一部に対する1つ以上のC遺伝子プライマー、のうちの少なくとも1つのセットを含み、
    i)およびii)のプライマーの各セットが、標的IgH BCR遺伝子のコード配列に対するものであり、前記増幅を行うことが、前記試料における前記標的BCRレパートリーを表すアンプリコン分子をもたらし、それによって、前記標的免疫受容体レパートリーを含む標的B細胞免疫受容体アンプリコン分子を生成する、増幅させることと、
    b)前記標的免疫受容体レパートリーアンプリコンの配列決定を行うことと、
    c)前記配列決定から免疫受容体クローンを特定して、前記免疫受容体クローン間の可変遺伝子部分内の体細胞超変異(SHM)の頻度を特定することと、
    d)SHMを示すクローン系統免疫受容体クローンのVDJ領域が、類似のヌクレオチド配列を有する進行中のSHM頻度、ならびに/またはスイッチ化アイソタイプの少なくとも1つおよび/もしくは組み合わせが、前記試料における前記B細胞免疫受容体クローンの同じ可変系統で特定される進行中のクラススイッチ組換え(CSR)頻度、を決定することと、
    e)前記レパートリークローンを、以下のサブクラス:
    クラスI:進行中のCSRもSHMもなし、V遺伝子SHMなし、
    クラスII:進行中のCSRもSHMもなし、0よりも高く、6%未満であるV遺伝子SHM、
    クラスIII:進行中のCSRもSHMもなし、約6%よりも高いV遺伝子SHM、
    クラスIV:進行中のCSRおよび/またはSHM、に従って分類することと、
    f)前記対象の予後を、前記B細胞免疫レパートリーの前記細分類に基づいて、
    クラスI:最悪の予後、
    クラスII:不良な予後、
    クラスIII:良好な予後、
    クラスIV:最良の予後、に特定することと、を含む、方法。
  17. 前記複数のV遺伝子プライマーの各々、および/または前記1つ以上のC遺伝子プライマーが、請求項2~11に定義される基準のうちのいずれか1つ以上を有する、請求項16に記載の方法。
  18. 前記クラスIIIの平均SHM頻度が、約2%である、請求項16または17に記載の方法。
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