JPWO2021084614A5 - 歩容計測システム、歩容計測方法、およびプログラム - Google Patents

Claims (10)

1. 左右両足の各々の圧力に関する物理量を計測するデータ取得装置と、
   前記左右両足の各々の圧力に関する物理量を用いて歩行の対称性を計算する計算装置と、を備える
   歩容計測システム。
2. 前記計算装置は、
   前記左右両足の各々の圧力に関する物理量を用いて圧力値の時系列データを生成する時系列データ生成手段と、
   左右両足の各々の前記圧力値の時系列データを用いて、左右両足の圧力の対称性を前記歩行の対称性として計算する対称性計算手段とを有する
   請求項１に記載の歩容計測システム。
3. 前記対称性計算手段は、
   左右両足の前記圧力値の時系列データの各々に表れる少なくとも一つのピークのうち、一歩行周期において左右両足で互いに対応し合うピークの極値の関係を用いて前記歩行の対称性を計算する
   請求項２に記載の歩容計測システム。
4. 前記対称性計算手段は、
   左右両足の前記圧力値の時系列データの各々に表れる少なくとも一つのピークのうち、一歩行周期において左右両足で互いに対応し合う複数のピークの極値の関係を用いて前記歩行の対称性を計算する
   請求項２に記載の歩容計測システム。
5. 前記対称性計算手段は、
   左右両足の前記圧力値の時系列データの各々に表れる少なくとも一つのピークのうち、歩行者の踵から受ける圧力が極大になる第１ピークの極値、歩行者の爪先から受ける圧力が極大になる第２ピークの極値、および前記第１ピークと前記第２ピークの間に表れるディップの極値のうち少なくともいずれかを用いて前記歩行の対称性を計算する
   請求項３または４に記載の歩容計測システム。
6. 前記対称性計算手段は、
   前記第１ピークの極値、前記第２ピークの極値、および前記ディップの極値の関係を用いて前記歩行の対称性を計算する
   請求項５に記載の歩容計測システム。
7. 前記計算装置は、
   前記第１ピークの極値、前記第２ピークの極値、および前記ディップの極値の関係を用いて計算された前記歩行の対称性と、ステップ長の対称性とを関係付けた回帰モデルが記憶される記憶手段と、
   前記回帰モデルを用いて前記歩行の対称性から前記ステップ長の対称性を計算し、算出した前記ステップ長の対称性を用いて左右両足の各々のステップ長を計算するステップ長計算手段と、を有する
   請求項６に記載の歩容計測システム。
8. 前記歩行の対称性に関する情報を表示する表示装置を備える
   請求項１乃至７のいずれか一項に記載の歩容計測システム。
9. コンピュータが、
   左右両足の各々の圧力に関する物理量を取得し、
   取得された前記左右両足の各々の圧力に関する物理量を用いて歩行の対称性を計算する
   歩容計測方法。
10. 左右両足の各々の圧力に関する物理量を取得する処理と、
    取得された前記左右両足の各々の圧力に関する物理量を用いて歩行の対称性を計算する処理と、をコンピュータに実行させるプログラム。