JPWO2020260679A5

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Publication number: JPWO2020260679A5
Application number: JP2021577913A
Authority: JP
Publication date: 2023-06-06

Description

本発明は、これまで説明してきた実施例に限定されるものではなく、特に、図示された実施例の特徴を、図示されていない変形例の中で組み合わせることが可能である。
本件出願は、以下の態様の発明を提供する。
（態様１）
光軸を有する光学デバイス（100、200、400、800）であって、
少なくとも2つの子午線を有する少なくとも1つの面を備え、
そのうちの少なくとも1つの部分は、正面から見て、中心点（206、406、806）が該光軸上にある少なくとも1つの螺旋状セグメントを形成し、
各螺旋状セグメントは、得られる焦点が管状領域にわたって延びるように、異なる光学的パワーの子午線を定義する、光学デバイス。
（態様２）
前記1つ以上の螺旋状セグメントは、第1の非ゼロ曲率で湾曲した第1の子午線と、該第1の曲率よりも厳密に大きい第2の曲率で湾曲した第2の子午線（202 ₂ 、803）とを有するトーリック面から生成され、
該第2の子午線は、該第1の子午線に垂直である、態様1に記載の光学デバイス。
（態様３）
前記1つ以上の螺旋状セグメントは、第1および第2のトーリック面から生成され、
該第1のトーリック面（208 ₂ 、401）は、第1のトーラスの回転軸を中心に第1の非ゼロの曲率で湾曲した第1の子午線（202 ₁ 、401 ₁ ）と、該第1の曲率よりも厳密に大きい第2の曲率で湾曲した第2の子午線（202 ₂ ）とを有し、
該第2の子午線は、該第1の子午線に垂直であり、該第2のトーリック面（208 ₁ 、402）は、第2のトーラスの回転軸を中心に第1の非ゼロ曲率で湾曲した第1の子午線（204 ₁ 、402 ₁ ）と、該第1の曲率よりも厳密に大きい第2の曲率で湾曲し、該第2のトーリック面の該第1の子午線（204 ₁ ）に垂直な第2の子午線（204 ₂ ）とを有し、
該第1および第2のトーリック面はそれぞれ、前記光軸を中心に配置された複数の方位角セクタを備え、
該第1のトーリック面（208 ₂ 、401）の該第1の子午線（202 ₁ 、401 ₁ ）と、該第2のトーリック面（208 ₁ 、402）の該第1の子午線（204 ₁ 、402 ₁ ）は、前記光軸に対してゼロではない角度で分離された方位方向を有し、
前記螺旋状セグメントは、該第1のトーリック面の該第1の子午線（208 ₂ 、401）および該第2のトーリック面の第1の子午線（208 ₁ 、402）から生じる第1および第2の光学的パワー子午線（202 ₁ 、401 ₁ 、204 ₁ 、4021）を定義する、態様2に記載の光学デバイス。
（態様４）
前記第1のトーリック面の方位角セクタ（208 ₂ ）と前記第2のトーリック面の方位角セクタ（2081）は、螺旋状セグメント境界線（210）を介して隣接している、態様3に記載の光学デバイス（200、400）。
（態様５）
前記第1のトーリック面（208 ₂ 、208 ₄ ）および第2のトーリック面（208 ₁ 、208 ₃ ）はそれぞれ、2つの径方向に対向する方位角セクタを備える、態様3または態様4に記載の光学デバイス（200）。
（態様６）
前記第1のトーリック面（208 ₂ 、208 ₄ ）の各角度セクタは、前記第2のトーリック面（208 ₁ 、208 ₃ ）の前記2つの角度セクタに隣接している、態様5に記載の光学デバイス（200）。
（態様７）
前記第1のトーリック面（208 ₂ 、401）の前記第1の子午線と前記第2のトーリック面（208 ₁ 、402）の前記第1の子午線の方位方向間の角度は、60°から90°の間で構成されている、態様3から態様6のいずれか一項に記載の光学デバイス（200、400）。
（態様８）
前記第1のトーリック面（208 ₂ 、401）の第1の曲率は、前記第2のトーリック面（208 ₁ 、402）の前記第1の曲率と等しい、態様3から態様7のいずれか一項に記載の光学デバイス（200、400）。
（態様９）
前記第1のトーリック面（208 ₂ 、401）の第2の曲率は、前記第2のトーリック面（208 ₁ 、402）の前記第2の曲率と等しい、態様3から態様8のいずれか一項に記載の光学デバイス。
（態様１０）
螺旋状セグメントの半径が、極座標において、線形法則、二次法則、または対数法則によって、螺旋の角度に関連している、態様1～9のいずれか一項に記載の光学デバイス（200、400、800）。
（態様１１）
前記光軸を中心とした球面（302）をさらに備える、態様1～10のいずれか一項に記載の光学デバイス。
（態様１２）
少なくとも1つの螺旋状セグメントを有する面を前面とする光学レンズを形成している、態様1～11のいずれか一項に記載の光学デバイス（200、400、800）。
（態様１３）
視力を矯正するため、および／または発光パワーを集中させるため、および／または画像を形成するための、態様1～12のいずれか一項に記載の光学デバイス（200、400、800）の使用。