JPWO2020129812A1 - 入力デバイス - Google Patents

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    • H01H36/00Switches actuated by change of magnetic field or of electric field, e.g. by change of relative position of magnet and switch, by shielding

Abstract

操作部材(30)は、ユーザの指が触れる外面(31a)を有している被操作部(31)と、支持軸(41)によって支持されている被支持部(32a)とを有している。被支持部(32a)には、磁石(33)が取り付けられている。入力デバイス(10)は、磁石(33)が形成する磁束を利用して操作部材(30)の位置と動きの少なくとも一方を検知する磁気センサー(51)を有している。この構造によると、磁石を利用して操作部材の位置と動きの少なくとも一方を検知する入力デバイスにおいて、その検知精度を向上できる。

Description

本開示は、磁気センサーを有する入力デバイスに関する。
国際公開第2018/131239号公報には、ゲーム装置や玩具の操作に使用される入力デバイスが開示されている。この入力デバイスは、ジョグダイヤルと称される、ユーザが指で操作する操作部材を有している。操作部材はこれを支持している軸に沿ってスライドしたり、軸を中心として回転可能である。操作部材には磁石が取り付けられており、操作部材のスライドと回転はホール素子で検知されている。
国際公開第2018/131239号公報では、操作部材は入力デバイスの外面で露出している円弧状の部分(以下では、被操作部と称する)の内面に磁石が取り付けられている。ユーザが被操作部を指で押すと、被操作部の形が変わり、磁石の位置がホール素子に近づくことがある。磁石の位置がホール素子に近づくと、操作部材の位置が変化したと誤検知される可能性がある。
本開示の目的の一つは、磁石を利用して操作部材の位置と動きの少なくとも一方を検知する入力デバイスにおいて、その検知精度を向上することにある。
本開示で提案する入力デバイスの一例は、ユーザの指が触れる外面を有している被操作部を有し、指で動かすことのできる操作部材と、前記操作部材に取り付けられている磁石と、前記磁石が形成する磁束を利用して前記操作部材の位置と動きの少なくとも一方を検知する磁気センサーと、前記操作部材を支持している支持部とを有している。前記操作部材は、前記支持部によって支持されている被支持部を有し、前記磁石は前記被支持部に取り付けられている。
本開示で提案する入力デバイスの他の例は、ユーザの指が触れる外面を有している被操作部を有し、指で動かすことのできる操作部材と、前記操作部材に取り付けられている磁石と、前記磁石が形成する磁束を利用して前記操作部材の位置と動きの少なくとも一方を検知する磁気センサーとを有している。前記操作部材は、前記被操作部の前記外面に対して交差する方向で前記被操作部から離れている磁石保持部を有し、前記磁石は前記磁石保持部によって保持されている。
本開示で提案する入力デバイスを有しているシステムの一例を示す図である。 本開示で提案する入力デバイスの例を示す斜視図である。 入力デバイスの例を示す平面図である。 入力デバイスの分解斜視図である。この図では、ベースキャビネット、操作部材、回路基板、内カバーが示されている。 操作部材と、操作部材の支持機構の分解斜視図である。 図2Bで示すV−V線での断面図である。 図2Aで示すVI−VI線での断面図である。
以下において、本開示で提案する入力デバイスについて説明する。本明細書では、本開示で提案する入力デバイスの一例として、図2A等に示す入力デバイス10について説明する。
[システム]
図1は、本開示で提案する入力デバイス10を有している玩具システム1の一例を示す図である。玩具システム1は、制御装置2と、2台の台車3と、入力デバイス10と、カートリッジ4とを含む。2台の台車3のそれぞれはカメラやモータを有する移動デバイスである。制御装置2は、無線を介して台車3を制御する。入力デバイス10はユーザによる操作を取得する装置であり、ケーブルにより制御装置2に接続されている。制御装置2は、例えば入力デバイス10から受ける指示に従って、台車3を制御する。
[入力デバイス]
図2A及び図2Bに示すように、入力デバイス10は環状であり、ユーザは入力デバイス10を片手と両手のいずれでも操作可能である。入力デバイス10は、その外形を構成するベースキャビネット12とトップキャビネット13とを有している。ベースキャビネット12とトップキャビネット13は、環状の入力デバイス10の中心線L1に沿った方向で合体している。ベースキャビネット12とトップキャビネット13の内側には、回路基板50や、後述する操作部材30を支持する支持機構などが配置されている。
なお、本開示で提案する入力デバイスは、入力デバイス10のような環状のデバイスでなくてもよい。例えば、本開示で提案する入力デバイスは、片手で保持する棒状のデバイスであってもよいし、左右方向で離れている2本のグリップを有するデバイスであってもよい。
[操作部材]
図2A及び図2Bに示すように、入力デバイス10は、ユーザが指で操作するための操作部材30を有している。操作部材30はユーザの指で操作されて動く。操作部材30は支持軸41(図5及び図6参照)によって支持されおり、支持軸41に沿った方向(図6において矢印D1の方向)に動くことができる。支持軸41は環状の入力デバイス10の接線と概ね平行であり、操作部材30は入力デバイス10の接線方向で動く。また、操作部材30は、支持軸41を中心とする円弧に沿った方向(図5において矢印D2の方向)に動くことができる。すなわち、操作部材30は支持軸41を中心として回転可能である。また、入力デバイス10は、操作部材30とは反対側(入力デバイス10の半径方向における内側)に、ボタン16を有してもよい(図2B参照)。
操作部材30の動きは、入力デバイス10の例に限られない。例えば、操作部材30は、支持軸41を中心とする円弧に沿った方向での動きと、支持軸41に沿った方向での動きの一方のみが許容されてもよい。
図5に示すように、操作部材30は、ユーザが触れる外面31aを有している被操作部31を有している。被操作部31は支持軸41を中心とする略円弧状である。入力デバイス10の周方向に対して直交する面(支持軸41に直交する面)で得られる、キャビネット12、13の断面は、概ね円形である。操作部材30の外面31aは、入力デバイス10のキャビネット12、13の断面に合わせて円弧状となっている。
図4に示すように、操作部材30はフレーム32を有している。フレーム32は被操作部31の中央部31bでの内面に沿って配置される支持部32cと、支持部32cから支持軸41に向かって伸びている柱部32bとを有している。図5に示すように、柱部32bに孔が形成されている。被操作部31は嵌合部31cを有している。嵌合部31cは、柱部32bの孔に嵌まり、固定されている。フレーム32と被操作部31との固定構造は、入力デバイス10の例に限られず、適宜変更されてよい。
被操作部31は、フレーム32の一方側(図5において右側)に位置している第1側部31eと、フレーム32の他方側(図5において左側)に位置している第2側部31fとを有している。フレーム32は、第1側部31eの内面に接する部分や、第2側部31fの内面に接する部分を含んでいない。
操作部材30は、支持軸41によって支持されている被支持部32a(図4参照)を有している。柱部32bは、被支持部32aから、被操作部31に接する支持部32cに向かって伸びている。被支持部32aは、被操作部31の外面31aに対して交差する方向で被操作部31から離れている。詳細には、被支持部32aは、被操作部31の中央部31b(被操作部31の断面(円弧)に沿った方向における中心部)から、中央部31bでの外面31aに直交する方向に離れている。操作部材30の動きを検知するための磁石33は、この被支持部32aに取り付けられている。後述するように、被支持部32aは磁石33を保持する磁石保持部32eを有している。この磁石保持部32eが、被操作部31の外面31aに対して交差する方向で被操作部31から離れている。
被操作部31とフレーム32のそれぞれは、例えば、樹脂で一体的に成形される。被操作部31の材料と、フレーム32の材料は異なっていてよい。被操作部31は、ユーザが指で触れ且つユーザから見える部位であり、フレーム32は、ユーザが触れることがない一方で、操作部材30が動くときに比較的大きな負荷がかかる部位である。したがって、被操作部31の材料とフレーム32の材料とを異ならせることによって、各部位の機能にとって最適な材料を選択できる。例えば、被操作部31は指で触れたときに良好な感触を得ることのできる材料で形成される一方、フレーム32は高い剛性を有する材料で形成されてよい。後において詳説する磁石33は、フレーム32の被支持部32aに取り付けられている。フレーム32を高い剛性を有する材料で形成することによって、磁石33と磁気センサー51との距離が変化することを、効果的に防ぐことができる。
図4及び図6に示すように、被支持部32aは、その両端部に、支持軸41が差し込まれる孔が形成されている端壁部32dを有している。被支持部32aは支持軸41に沿って動くことができる。被支持部32aは支持軸41に沿った方向において2つの弾性部材の間に配置されており、この2つの弾性部材の弾性力によって初期位置(図6で示される被支持部32aの位置)に付勢されている。
図6に示すように、被支持部32aの両端部には、弾性部材であるばね14A、14Bを支持するためのばね支持部材35A、35Bが、それぞれ取り付けられている。ばね支持部材35A、35Bは、その基部に、支持軸41の半径方向に張り出すフランジ35aを有している。ベースキャビネット12は、支持軸41の一方の端部を保持し且つばね支持部材35Aのフランジ35aと向き合っている軸保持部12aを有している。このフランジ35aと軸保持部12aとの間に、ばね14Aが配置されている。また、ベースキャビネット12は、支持軸41の他方の端部を保持し且つばね支持部材35Bのフランジ35aと向き合っている軸保持部12bを有している。このフランジ35aと軸保持部12bとの間に、ばね14Bが配置されている。この構造により、支持軸41に沿って動いた操作部材30は、ばね14A、14Bの弾性力によって初期位置に戻る。
支持軸41の両端部は、ベースキャビネット12に形成されている2つの軸保持部12a、12bから突出している。支持軸41の軸方向での動きは、軸保持部12a、12bの外側に位置するボス12cによって規制される。このボス12cには、後述する内カバー15が取り付けられる。この構造により、部品数の増加を招くことなく、支持軸41の位置を規定できる。支持軸41の取り付け構造は、入力デバイス10の例に限られず、適宜変更されてよい。
図4に示すように、ばね14A、14Bはねじりコイルばねである。ばね14Aの一方の端部14aは軸保持部12aに取り付けられ、他方の端部14bはばね支持部材35Aに取り付けられている。また、ばね14Bの一方の端部14aは軸保持部12bに取り付けられ、他方の端部14bはばね支持部材35Bに取り付けられている。この構造により、支持軸41を中心として回転した操作部材30は、ばね14A、14Bの弾性力によって初期位置に戻る。
[磁石及び磁気センサー]
図5に示すように、入力デバイス10は、操作部材30の位置又は動きの少なくとも一方を検知するための磁気センサー51と磁石33とを有している。磁石33は操作部材30に取り付けられており、操作部材30の動きに伴って、磁気センサー51に対する磁石33の相対位置が変化する。磁気センサー51は磁石33が形成する磁束に応じた信号を出力するセンサーである。磁気センサー51としては、例えばホール素子が利用され得る。磁気センサー51は、例えば、直交する3方向で磁束を検知できる3軸の磁気センサーである。磁気センサー51は、直交する2方向だけで磁束を検知できる2軸の磁気センサーであってもよい。磁気センサー51はキャビネット12、13によって支持されている。詳細には、ベースキャビネット12に回路基板50が取り付けられ、この回路基板50に磁気センサー51は実装されている。回路基板50は、制御装置2(図1)と通信するICチップなどが実装されてもよい。
磁石33は、支持軸41によって支持されているフレーム32に取り付けられている。より詳細には、磁石33はフレーム32の被支持部32aに取り付けられている。ここで被支持部32aは、被操作部31の外面31aに対して交差する方向で被操作部31から離れており、且つ支持軸41によって支持されている部分である。言い換えると、被支持部32aは、被操作部31から支持軸41に向かう方向に、被支持部31から離れている部分である。
ユーザの指が触れる被操作部31の内面(例えば、第1側部31eの内面)に磁石33が取り付けられている構造では、ユーザの指によって第1側部31eが押されたとき、第1側部31eの変形により、磁石33と磁気センサー51との距離が変化する可能性がある。磁石33と磁気センサー51との距離の変化は、操作部材30の位置や動きの検知精度の低下につながる。ユーザの指が被操作部31に触れたときに良好な感触を生じるために、フレーム32よりも柔らかい材料で被操作部31を形成した場合、このような問題が特に生じやすい。磁石33が被支持部32aに取り付けられる入力デバイス10の構造では、第1側部31eが変形しても、磁石33と磁気センサー51との距離の変化は抑えられるので、操作部材30の位置や動きの検知精度を向上できる。
また、被支持部32aに磁石33が取り付けられる構造では、被操作部31の第1側部31eの内面に磁石33が取り付けられている構造よりも、操作部材30の回転中心である支持軸41と磁石33との距離を小さくできる。その結果、操作部材30の回転に伴う磁石33の位置変化を小さくできる。その結果、操作部材30の回転方向での可動範囲を大きくできる。
図5に示すように、磁石33は、支持軸41の側方に位置している。すなわち、磁石33は、支持軸41に対して、支持軸41の延伸方向とフレーム32の柱部32bの延伸方向の双方に対して直交する方向に、位置している。また、磁石33は支持軸41に沿って配置されている。
磁石33は、被支持部32aと磁気センサー51とを通る水平面P1と交差している。より具体的には、被支持部32aは磁石33を保持する磁石保持部32e(図4参照)を有しており、磁石33は、磁石保持部32eと磁気センサー51とを通る水平面P1と交差している。入力デバイス10の例では、磁石33は、支持軸41の中心と磁気センサー51とを通る水平面P1と交差している。より具体的には、水平面P1は、上下方向(柱部32bの延伸方向)における磁石33の中心を通る。したがって、磁石33の一方の端部33a(図5において上端)は、支持軸41の中心を通る水平面P1の一方側(図5において上側)に位置している。また、磁石33の他方の端部33b(図5において下端)は、水平面P1の他方側(図5において下側)に位置している。磁石33のこの配置によると、例えば、2つの端部33a、33bの双方が水平面P1の下側に位置する構造に比して、磁石33と支持軸41との距離が小さくなる。なお、磁石33が交差する水平面P1は、被支持32aとは交差するものの、支持軸41とは交差しなくてもよい。
図4に示すように、被支持部32aは磁石保持部32eを有している。磁石保持部32eは、支持軸41が通される孔を有する端壁部32dの間に位置している。磁石33はこの磁石保持部32eによって保持されている。磁石保持部32eは一方向(具体的には、柱部32bの延伸方向とは反対方向)に開口しており、磁石33はその開口を通して磁石保持部32eに嵌め入れることができる。
図4に示すように、入力デバイス10の例において、磁石保持部32eは、弾性内壁32gと、外壁32hとを有している。弾性内壁32gは、磁石33の内側の側面(支持軸41側の側面)に沿って形成され、弾性変形可能となっている。内側弾性部32gの端部に磁石33の落下を規制する凸部32i(図5参照)が形成されている。図4に示すように、磁石33の外壁32hは、磁石33の外側の側面に沿って形成されている。磁石33は弾性内壁32gと外壁32hとによって挟まれている。磁石保持部32eは、支持軸41の軸方向で離れている2つの外壁32h(図4参照)を有している。磁石33は、この2つの外壁32hの間で、磁気センサー51に向かって露出している(図5参照)。なお、磁石33の被支持部32aへの取り付け方法は、入力デバイス10の例に限られない。例えば、磁石33は、被支持部32aに接着されたり、被支持部32aに埋め込まれてもよい。
図5に示すように、回路基板50は磁石33に向いている面50a(第1の面と称する)と、第1の面50aとは反対側の面50b(第2の面と称する)とを有している。磁気センサー51は第2の面50bに取り付けられている。この構造によると、磁気センサー51が第1の面50aに取り付けられる構造に比して、回路基板50と磁石33との距離を小さくできる。その結果、入力デバイス10の太さ(支持軸41に直交する方向での幅)を低減でき、手の小さいユーザにとっても操作の容易な入力デバイスが実現できる。
上述したように、磁石33と磁気センサー51は支持軸41の中心を通る水平面P1と交差するように配置されている。また、磁気センサー51と回路基板50は、被支持部32aと、被操作部31の第1側部31eとの間に位置している。磁気センサー51と回路基板50のこの配置によると、被操作部31の第1側部31eと被支持部32aとの間のスペースを有効に利用できる。上述したように、磁石33は、被支持部32aが有する2つの外壁32h(図4参照)の間で、磁気センサー51に向かって露出している。磁石33と磁気センサー51との間には、回路基板50以外の部品は存在していない。
図5に示すように、ベースキャビネット12は、被支持部32aの側面を覆うカバー12dを有している。キャビネット12、13の内側には内カバー15が配置されている。内カバー15は、被支持部32aの反対側の側面を覆っている。内カバー15は、ベースキャビネット12のカバー12dと組み合わされる。それらの内側に操作部材30の被支持部32aが配置されている。また、内カバー15とカバー12dとの間には、被支持部32aだけでなく、ばね支持部材35A、35B(図4参照)が配置されている。
図3に示すように、内カバー15はベースキャビネット12に固定されている。内カバー15とベースキャビネット12の固定には、例えばベースキャビネット12に形成されるボス12cに差し込まれる螺子が利用される。内カバー15の固定方法は入力デバイス10の例に限られず、例えば、内カバー15とベースキャビネット12のうちの一方に形成され、他方に引っかかる爪が利用されてもよい。
図5に示すように、内カバー15の上縁15aと、ベースキャビネット12のカバー12dの上縁12eとの間には、開口Aが形成されている。操作部材30の柱部32bはこの開口Aの内側を通って支持軸41の半径方向に伸びている。また、開口Aの縁、すなわち、カバー12dの上縁12eと内カバー15の上縁15aは、操作部材30の柱部32bを取り囲んでおり、操作部材30の可動範囲を規定するストッパとして機能する。
図5に示すように、内カバー15とベースキャビネット12との間に、回路基板50が挟まれている。内カバー15は、磁気センサー51に対して、支持軸41の半径方向の外側に位置し、磁気センサー51を覆っている。磁気センサー51と内カバー15との間に他の部品は存在していない。この構造によると、磁気センサー51と内カバー15との距離を小さくできる。その結果、他の部品(例えば、電線)が磁気センサー51に接近してしまい、磁石33が形成する磁束の検知精度に影響することを、防ぐことができる。
図5に示すように、内カバー15の内面(磁気センサー51側の面)には凹部15bが形成され、この凹部15bの内側に磁気センサー51が位置している。このことによって、入力デバイス10の太さ(支持軸41に直交する方向での幅)を低減でき、手の小さいユーザにとっても操作の容易な入力デバイスが実現できる。
[その他の操作部材]
上述したように、入力デバイス10は、操作部材30とは反対側(入力デバイス10の半径方向における内側)に、ボタン16を有している。図2Bに示すように、ボタン16は、平面視において、環状の入力デバイス10の中心線L1と平行な直線L2を中心として湾曲した外面を有している。ボタン16の形状は、例えば中心線L1と直線L2とを通る平面P2に対して、実質的に対称である。ボタン16のこの形状によると、ユーザが親指で操作部材30を操作するときにユーザの手の位置(言い換えると、握る位置)に依らず、ユーザは人指し指や中指でボタン16を操作できる。
入力デバイス10の例において、ボタン16の形状は平面視において略円弧状である。より具体的には、ボタン16の形状は略半円状である。図5に示すように、操作部材30は、その外面を構成する被操作部31から支持軸41に向かって伸びている柱部32bを有している。柱部32bを通る中心線L3はボタン16を通過する。より具体的には、中心線L3はボタン16の外面の頂部16aを通る。他の例として、ボタン16の形状は平面視において半楕円形でもよい。また、中心線L3はボタン16を通過するものの、頂部16aの位置は中心線L3からずれていてもよい。ボタン16と操作部材30との間には、ボタン16の動きを検知するためのスイッチ17が配置されてよい。
[まとめ]
以上説明したように、操作部材30は、ユーザの指が触れる外面31aを有している被操作部31と、支持軸41によって支持されている被支持部32aとを有している。被支持部32aには磁石33が取り付けられている。入力デバイス10は、磁石33が形成する磁束を利用して操作部材30の位置と動きの少なくとも一方を検知する磁気センサー51を有している。この構造によると、ユーザが指で操作部材30を押したときに、被操作部31が変形しても、磁石33と磁気センサー51との距離の変化は抑えられるので、操作部材30の位置や動きの検知精度を向上できる。
また、以上説明したように、操作部材30は、被操作部31の外面31aに対して交差する方向で被操作部31から離れている磁石保持部32eを有している。磁石33は、この磁石保持部32eによって保持されている。この構造においては、磁石保持部32eが形成される位置は支持軸41によって支持される被支持部32aでなくてもよい。例えば、磁石保持部32eは柱部32bに形成されてもよい。被操作部31の外面31aに対して交差する方向で被操作部31から離れている位置に、磁石保持部32eを形成することによって、ユーザが指で操作部材30を押したときに、被操作部31が変形しても、磁石33と磁気センサー51との距離の変化は抑えられるので、操作部材30の位置や動きの検知精度を向上できる。
[変形例]
なお、本開示で提案する入力デバイスは、上述した入力デバイス10に限られない。
例えば、操作部材30は、入力デバイス10の例とは異なり、2種類の材料で構成されていなくてもよい。言い換えれば、被操作部31とフレーム32は一体的に成形されていてもよい。
また、本開示で提案する入力デバイスは、片手で操作する棒状であってもよい。
また、操作部材30の被操作部31は、円弧状に湾曲していなくてもよい。例えば、被操作部31は平らな部位であってもよい。この場合、被支持部32aは、被操作部31とは直交する方向に被操作部31から離れた位置に形成されてよい。
また、操作部材30の支持に支持軸41は用いられていなくてもよい。例えば、操作部材30は前後方向でスライド可能であってもよい。この場合、操作部材30の動きを前後方向に案内する支持部がキャビネットに形成され、その支持部に引っかかっている部分(被支持部)に磁石33が取り付けられてもよい。この場合、磁石33は、被支持部と磁気センサー51とを通る水平面と交差しているのが望ましい。


Claims (9)

  1. ユーザの指が触れる外面を有している被操作部を有し、指で動かすことのできる操作部材と、
    前記操作部材に取り付けられている磁石と、
    前記磁石が形成する磁束を利用して前記操作部材の位置と動きの少なくとも一方を検知する磁気センサーと、
    前記操作部材を支持している支持部と、
    を有し
    前記操作部材は、前記支持部によって支持されている被支持部を有し、
    前記磁石は前記被支持部に取り付けられている
    入力デバイス。
  2. 前記被支持部は、前記被操作部の前記外面に対して交差する方向で前記被操作部から離れている
    請求項1に記載の入力デバイス。
  3. 前記支持部は軸であり、
    前記操作部材は、前記軸に沿った方向と前記軸を中心とする円弧に沿った方向の少なくとも一方の方向において動くことができる
    請求項1に記載の入力デバイス。
  4. 前記磁石の一方の端部は前記被支持部と前記磁気センサーとを通る平面の一方側に位置し、
    前記磁石の他方の端部は前記平面の他方側に位置している
    請求項1に記載の入力デバイス。
  5. 前記支持部は前記被支持部を支持する軸であり、
    前記平面は前記軸と前記磁気センサーとを通る平面である
    請求項4に記載の入力デバイス。
  6. 前記被操作部の材料と前記被支持部の材料は異なる
    請求項1に記載の入力デバイス。
  7. 前記磁石に向いている第1の面と、前記第1の面とは反対側の第2の面とを有している回路基板をさらに有し、
    前記磁気センサーは前記第2の面に実装されている
    請求項1に記載の入力デバイス。
  8. 前記磁気センサーを覆うカバーをさらに有している
    請求項7に記載の入力デバイス。
  9. ユーザの指が触れる外面を有している被操作部を有し、指で動かすことのできる操作部材と、
    前記操作部材に取り付けられている磁石と、
    前記磁石が形成する磁束を利用して前記操作部材の位置と動きの少なくとも一方を検知する磁気センサーと、
    を有し、
    前記操作部材は、前記被操作部の前記外面に対して交差する方向で前記被操作部から離れている磁石保持部を有し、
    前記磁石は前記磁石保持部によって保持されている
    入力デバイス。

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