JPWO2020118191A5 - - Google Patents
Download PDFInfo
- Publication number
- JPWO2020118191A5 JPWO2020118191A5 JP2021531233A JP2021531233A JPWO2020118191A5 JP WO2020118191 A5 JPWO2020118191 A5 JP WO2020118191A5 JP 2021531233 A JP2021531233 A JP 2021531233A JP 2021531233 A JP2021531233 A JP 2021531233A JP WO2020118191 A5 JPWO2020118191 A5 JP WO2020118191A5
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- motion vector
- block
- picture
- vector information
- predictor list
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000011664 signaling Effects 0.000 description 2
Description
[0292]
さまざまな例を説明してきた。これらおよび他の例は、以下の特許請求の範囲の範囲内にある。
以下に本願の出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1]
ビデオデータをコード化する方法において、
左から右へのコーディング順序を有する第1のピクチャー中の第1のブロックに対して、第1の動きベクトル予測子リストを構築し、前記第1の動きベクトル予測子リスト中の第1のエントリは、前記第1のブロックに対する左隣接ブロックの動きベクトル情報に基づいていることと、
前記第1の動きベクトル予測子リストに基づいて、前記第1のピクチャー中の前記第1のブロックをコード化することと、
右から左へのコーディング順序を有する第2のピクチャー中の第2のブロックに対して、第2の動きベクトル予測子リストを構築し、前記第2の動きベクトル予測子リスト中の第1のエントリは、前記第2のブロックに対する右隣接ブロックの動きベクトル情報に基づいていることと、
前記第2の動きベクトル予測子リストに基づいて、前記第2のピクチャー中の前記第2のブロックをコード化することとを含む方法。
[C2]
前記第1の動きベクトル予測子リストを構築することは、動きベクトル情報の利用可能性に基づいて、
前記左隣接ブロックの動きベクトル情報、
上隣接ブロックの動きベクトル情報、
右上隣接ブロックの動きベクトル情報、
左下隣接ブロックの動きベクトル情報、
左上隣接ブロックの動きベクトル情報、の順序で動きベクトル情報を有する前記第1の動きベクトル予測子リストを構築することを含むC1記載の方法。
[C3]
前記第2の動きベクトル予測子リストを構築することは、動きベクトル情報の利用可能性に基づいて、
前記右隣接ブロックの動きベクトル情報、
上隣接ブロックの動きベクトル情報、
左上隣接ブロックの動きベクトル情報、
右下隣接ブロックの動きベクトル情報、
右上隣接ブロックの動きベクトル情報、の順序で動きベクトル情報を有する前記第2の動きベクトル予測子リストを構築することを含むC1記載の方法。
[C4]
前記第1のブロックに対する前記左隣接ブロックは、前記第1のブロックの下境界と同じである下境界を有する前記第1のブロックの左のブロックを含み、前記右隣接ブロックは、前記第2のブロックの下境界と同じである下境界を有する前記第2のブロックの右のブロックを含むC1記載の方法。
[C5]
前記第1の動きベクトル予測子リストを構築することは、前記第1の動きベクトル予測子リストを構築するのに使用される複数の空間的に隣接するブロックに対する動きベクトル情報を並列に検査することを含むC1記載の方法。
[C6]
前記第1の動きベクトル予測子リストを構築することは、
前記第1のピクチャー以外のピクチャー中に位置する他の何らかのコロケートされたブロック中の動きベクトル情報が利用可能であるか否かを決定する前に、前記第1のピクチャー以外の前記ピクチャー中に位置する中央コロケートされたブロックに対する動きベクトル情報が利用可能であるか否かを決定することと、
前記中央コロケートされたブロックに対する動きベクトル情報が利用可能であることに基づいて、前記中央コロケートされたブロックに対する動きベクトル情報を前記第1の動きベクトル予測子リストに追加することとを含むC1記載の方法。
[C7]
前記第1の動きベクトル予測子リストを構築することは、
前記第1のピクチャー以外のピクチャー中に位置する中央コロケートされたブロックに対する動きベクトル情報が利用可能でないことを決定することと、
前記中央コロケートされたブロックに対する動きベクトル情報が利用可能でないことを決定したことに後続して、前記第1のピクチャー以外の前記ピクチャー中に位置する下コロケートされたブロックに対する動きベクトル情報が利用可能であるか否かを決定することと、
前記下コロケートされたブロックに対する動きベクトル情報が利用可能であることに基づいて、前記下コロケートされたブロックに対する動きベクトル情報を前記第1の動きベクトル予測子リストに追加することとを含むC1記載の方法。
[C8]
前記下コロケートされたブロックの右境界は、前記第1のピクチャー中の前記第1のブロックの右境界と、前記第1のピクチャー以外の前記ピクチャー中で、同じロケーションにあるC7記載の方法。
[C9]
前記第2の動きベクトル予測子リストを構築することは、
前記第2のピクチャー以外のピクチャー中に位置する中央コロケートされたブロックに対する動きベクトル情報が利用可能でないことを決定することと、
前記中央コロケートされたブロックに対する動きベクトル情報が利用可能でないことを決定したことに後続して、前記第2のピクチャー以外の前記ピクチャー中に位置する下コロケートされたブロックに対する動きベクトル情報が利用可能であるか否かを決定することと、
前記下コロケートされたブロックに対する動きベクトル情報が利用可能であることに基づいて、前記下コロケートされたブロックに対する動きベクトル情報を前記第2の動きベクトル予測子リストに追加することとを含むC1記載の方法。
[C10]
前記下コロケートされたブロックの左境界は、前記第2のピクチャー中の前記第2のブロックの左境界と、前記第2のピクチャー以外の前記ピクチャー中で、同じロケーションにあるC9記載の方法。
[C11]
前記第1の動きベクトル予測子リストを構築することは、
前記第1のピクチャー以外のピクチャー中に位置する中央コロケートされたブロックに対する動きベクトル情報が利用可能でないことを決定することと、
前記中央コロケートされたブロックに対する動きベクトル情報が利用可能でないことを決定したことに後続して、前記第1のピクチャー以外の前記ピクチャー中に位置する下コロケートされたブロックに対する動きベクトル情報が利用可能でないことを決定することと、
前記下コロケートされたブロックに対する動きベクトル情報が利用可能でないことを決定したことに後続して、前記第1のピクチャー以外の前記ピクチャー中に位置する右コロケートされたブロックに対する動きベクトル情報が利用可能であるか否かを決定することと、
前記右コロケートされたブロックに対する動きベクトル情報が利用可能であることに基づいて、前記右コロケートされたブロックに対する動きベクトル情報を前記第1の動きベクトル予測子リストに追加することとを含むC1記載の方法。
[C12]
前記右コロケートされたブロックの下境界は、前記第1のピクチャー中の前記第1のブロックの下境界と、前記第1のピクチャー以外の前記ピクチャー中で、同じロケーションにあるC11記載の方法。
[C13]
前記第2の動きベクトル予測子リストを構築することは、
前記第2のピクチャー以外のピクチャー中に位置する中央コロケートされたブロックに対する動きベクトル情報が利用可能でないことを決定することと、
前記中央コロケートされたブロックに対する動きベクトル情報が利用可能でないことを決定したことに後続して、前記第2のピクチャー以外の前記ピクチャー中に位置する下コロケートされたブロックに対する動きベクトル情報が利用可能でないことを決定することと、
前記下コロケートされたブロックに対する動きベクトル情報が利用可能でないことを決定したことに後続して、前記第2のピクチャー以外の前記ピクチャー中に位置する左コロケートされたブロックに対する動きベクトル情報が利用可能であるか否かを決定することと、
前記左コロケートされたブロックに対する動きベクトル情報が利用可能であることに基づいて、前記左コロケートされたブロックに対する動きベクトル情報を前記第2の動きベクトル予測子リストに追加することとを含むC1記載の方法。
[C14]
前記左コロケートされたブロックの下境界は、前記第2のピクチャー中の前記第2のブロックの下境界と、前記第2のピクチャー以外の前記ピクチャー中で、同じロケーションにあるC13記載の方法。
[C15]
前記第1の動きベクトル予測子リストを構築することは、しきい値サイズよりも大きいサイズを有する前記第1のブロックに基づいて、第1の最大サイズを有する前記第1の動きベクトル予測子リストを構築することを含み、
前記方法は、
前記しきい値サイズよりも小さいサイズを有する、前記第1のピクチャー中の第3のブロックに基づいて、前記第3のブロックに対して、前記第1の最大サイズよりも小さい第2の最大サイズを有する第3の動きベクトル予測子リストを構成することをさらに含むC1記載の方法。
[C16]
前記第1の最大サイズは6に等しく、前記第2の最大サイズは4に等しく、前記しきい値サイズはNx4または4xNに等しく、Nは8以下であるC15記載の方法。
[C17]
前記第1の動きベクトル予測子リストに基づいて、前記第1のピクチャー中の前記第1のブロックをコード化することは、前記第1の動きベクトル予測子リストに基づいて、前記第1のピクチャー中の前記第1のブロックをデコードすることを含み、
前記第1のブロックをデコードすることは、
前記第1の動きベクトル予測子リスト中のエントリを示す情報を受け取ることと、
前記エントリに基づいて、前記第1のブロックに対する動きベクトルを決定することと、
前記動きベクトルに基づいて、前記第1のブロックに対する予測ブロックを決定することと、
前記予測ブロックと、前記予測ブロックと前記第1のブロックとの間の差分を表す残差データを示す受け取られた情報とに基づいて、前記第1のブロックを再構築することとを含むC1記載の方法。
[C18]
前記第1の動きベクトル予測子リストに基づいて、前記第1のピクチャー中の前記第1のブロックをコード化することは、前記第1の動きベクトル予測子リストに基づいて、前記第1のピクチャー中の前記第1のブロックをエンコードすることを含み、
前記第1のブロックをエンコードすることは、
前記第1のブロックに対する予測ブロックを決定することと、
前記予測ブロックを識別する前記第1のブロックに対する動きベクトルを決定することと、
前記動きベクトルに基づいて、前記第1の動きベクトル予測子リスト中のエントリを決定することと、
前記エントリを示す情報をシグナリングすることと、
前記第1のブロックと前記予測ブロックとの間の差分を表す残差データを示す情報をシグナリングすることとを含むC1記載の方法。
[C19]
ビデオデータをコード化するためのデバイスにおいて、
動きベクトル情報を記憶するように構成されているメモリと、
前記メモリに結合されている処理回路とを具備し、
前記処理回路は、
左から右へのコーディング順序を有する第1のピクチャー中の第1のブロックに対して、第1の動きベクトル予測子リストを構築し、前記第1の動きベクトル予測子リスト中の第1のエントリは、前記メモリ中に記憶されている前記第1のブロックに対する左隣接ブロックの動きベクトル情報に基づいているようにと、
前記第1の動きベクトル予測子リストに基づいて、前記第1のピクチャー中の前記第1のブロックをコード化するようにと、
右から左へのコーディング順序を有する第2のピクチャー中の第2のブロックに対して、第2の動きベクトル予測子リストを構築し、前記第2の動きベクトル予測子リスト中の第1のエントリは、前記メモリ中に記憶されている前記第2のブロックに対する右隣接ブロックの動きベクトル情報に基づいているようにと、
前記第2の動きベクトル予測子リストに基づいて、前記第2のピクチャー中の前記第2のブロックをコード化するように構成されているデバイス。
[C20]
前記第1の動きベクトル予測子リストを構築するために、前記処理回路は、動きベクトル情報の利用可能性に基づいて、
前記左隣接ブロックの動きベクトル情報、
上隣接ブロックの動きベクトル情報、
右上隣接ブロックの動きベクトル情報、
左下隣接ブロックの動きベクトル情報、
左上隣接ブロックの動きベクトル情報、の順序で動きベクトル情報を有する前記第1の動きベクトル予測子リストを構築するように構成されているC19記載のデバイス。
[C21]
前記第2の動きベクトル予測子リストを構築するために、前記処理回路は、動きベクトル情報の利用可能性に基づいて、
前記右隣接ブロックの動きベクトル情報、
上隣接ブロックの動きベクトル情報、
左上隣接ブロックの動きベクトル情報、
右下隣接ブロックの動きベクトル情報、
右上隣接ブロックの動きベクトル情報、の順序で動きベクトル情報を有する前記第2の動きベクトル予測子リストを構築するように構成されているC19記載のデバイス。
[C22]
前記第1のブロックに対する前記左隣接ブロックは、前記第1のブロックの下境界と同じである下境界を有する前記第1のブロックの左のブロックを含み、前記右隣接ブロックは、前記第2のブロックの下境界と同じである下境界を有する前記第2のブロックの右のブロックを含むC19記載のデバイス。
[C23]
前記第1の動きベクトル予測子リストを構築するために、前記処理回路は、前記第1の動きベクトル予測子リストを構築するのに使用される複数の空間的に隣接するブロックに対する動きベクトル情報を並列に検査するように構成されているC19記載のデバイス。
[C24]
前記第1の動きベクトル予測子リストを構築するために、前記処理回路は、
前記第1のピクチャー以外のピクチャー中に位置する他の何らかのコロケートされたブロック中の動きベクトル情報が利用可能であるか否かを決定する前に、前記第1のピクチャー以外の前記ピクチャー中に位置する中央コロケートされたブロックに対する動きベクトル情報が利用可能であるか否かを決定するようにと、
前記中央コロケートされたブロックに対する動きベクトル情報が利用可能であることに基づいて、前記中央コロケートされたブロックに対する動きベクトル情報を前記第1の動きベクトル予測子リストに追加するように構成されているC19記載のデバイス。
[C25]
前記第1の動きベクトル予測子リストを構築するために、前記処理回路は、
前記第1のピクチャー以外のピクチャー中に位置する中央コロケートされたブロックに対する動きベクトル情報が利用可能でないことを決定するようにと、
前記中央コロケートされたブロックに対する動きベクトル情報が利用可能でないことを決定したことに後続して、前記第1のピクチャー以外の前記ピクチャー中に位置する下コロケートされたブロックに対する動きベクトル情報が利用可能であるか否かを決定するようにと、
前記下コロケートされたブロックに対する動きベクトル情報が利用可能であることに基づいて、前記下コロケートされたブロックに対する動きベクトル情報を前記第1の動きベクトル予測子リストに追加するように構成され、
前記下コロケートされたブロックの右境界は、前記第1のピクチャー中の前記第1のブロックの右境界と、前記第1のピクチャー以外の前記ピクチャー中で、同じロケーションにあるC19記載のデバイス。
[C26]
前記第2の動きベクトル予測子リストを構築するために、前記処理回路は、
前記第2のピクチャー以外のピクチャー中に位置する中央コロケートされたブロックに対する動きベクトル情報が利用可能でないことを決定するようにと、
前記中央コロケートされたブロックに対する動きベクトル情報が利用可能でないことを決定したことに後続して、前記第2のピクチャー以外の前記ピクチャー中に位置する下コロケートされたブロックに対する動きベクトル情報が利用可能でないことを決定するようにと、
前記下コロケートされたブロックに対する動きベクトル情報が利用可能でないことを決定したことに後続して、前記第2のピクチャー以外の前記ピクチャー中に位置する左コロケートされたブロックに対する動きベクトル情報が利用可能であるか否かを決定するようにと、
前記左コロケートされたブロックに対する動きベクトル情報が利用可能であることに基づいて、前記左コロケートされたブロックに対する動きベクトル情報を前記第2の動きベクトル予測子リストに追加するように構成され、
前記左コロケートされたブロックの下境界は、前記第2のピクチャー中の前記第2のブロックの下境界と、前記第2のピクチャー以外の前記ピクチャー中で、同じロケーションにあるC19記載のデバイス。
[C27]
前記第1の動きベクトル予測子リストを構築するために、前記処理回路は、しきい値サイズよりも大きいサイズを有する前記第1のブロックに基づいて、第1の最大サイズを有する前記第1の動きベクトル予測子リストを構築するように構成され、
前記処理回路は、前記しきい値サイズよりも小さいサイズを有する、前記第1のピクチャー中の第3のブロックに基づいて、前記第3のブロックに対して、前記第1の最大サイズよりも小さい第2の最大サイズを有する第3の動きベクトル予測子リストを構成するように構成されているC19記載のデバイス。
[C28]
前記第1の最大サイズは6に等しく、前記第2の最大サイズは4に等しく、前記しきい値サイズはNx4または4xNに等しく、Nは8以下であるC27記載のデバイス。
[C29]
前記デバイスは、ワイヤレス通信デバイスを備えるC19記載のデバイス。
[C30]
命令を記憶するコンピュータ読取可能記憶媒体において、
前記命令は、実行されるとき、1つ以上のプロセッサに、
左から右へのコーディング順序を有する第1のピクチャー中の第1のブロックに対して、第1の動きベクトル予測子リストを構築させ、前記第1の動きベクトル予測子リスト中の第1のエントリは、前記第1のブロックに対する左隣接ブロックの動きベクトル情報に基づいており、
前記第1の動きベクトル予測子リストに基づいて、前記第1のピクチャー中の前記第1のブロックをコード化させ、
右から左へのコーディング順序を有する第2のピクチャー中の第2のブロックに対して、第2の動きベクトル予測子リストを構築させ、前記第2の動きベクトル予測子リスト中の第1のエントリは、前記第2のブロックに対する右隣接ブロックの動きベクトル情報に基づいており、
前記第2の動きベクトル予測子リストに基づいて、前記第2のピクチャー中の前記第2のブロックをコード化させるコンピュータ読取可能記憶媒体。
さまざまな例を説明してきた。これらおよび他の例は、以下の特許請求の範囲の範囲内にある。
以下に本願の出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1]
ビデオデータをコード化する方法において、
左から右へのコーディング順序を有する第1のピクチャー中の第1のブロックに対して、第1の動きベクトル予測子リストを構築し、前記第1の動きベクトル予測子リスト中の第1のエントリは、前記第1のブロックに対する左隣接ブロックの動きベクトル情報に基づいていることと、
前記第1の動きベクトル予測子リストに基づいて、前記第1のピクチャー中の前記第1のブロックをコード化することと、
右から左へのコーディング順序を有する第2のピクチャー中の第2のブロックに対して、第2の動きベクトル予測子リストを構築し、前記第2の動きベクトル予測子リスト中の第1のエントリは、前記第2のブロックに対する右隣接ブロックの動きベクトル情報に基づいていることと、
前記第2の動きベクトル予測子リストに基づいて、前記第2のピクチャー中の前記第2のブロックをコード化することとを含む方法。
[C2]
前記第1の動きベクトル予測子リストを構築することは、動きベクトル情報の利用可能性に基づいて、
前記左隣接ブロックの動きベクトル情報、
上隣接ブロックの動きベクトル情報、
右上隣接ブロックの動きベクトル情報、
左下隣接ブロックの動きベクトル情報、
左上隣接ブロックの動きベクトル情報、の順序で動きベクトル情報を有する前記第1の動きベクトル予測子リストを構築することを含むC1記載の方法。
[C3]
前記第2の動きベクトル予測子リストを構築することは、動きベクトル情報の利用可能性に基づいて、
前記右隣接ブロックの動きベクトル情報、
上隣接ブロックの動きベクトル情報、
左上隣接ブロックの動きベクトル情報、
右下隣接ブロックの動きベクトル情報、
右上隣接ブロックの動きベクトル情報、の順序で動きベクトル情報を有する前記第2の動きベクトル予測子リストを構築することを含むC1記載の方法。
[C4]
前記第1のブロックに対する前記左隣接ブロックは、前記第1のブロックの下境界と同じである下境界を有する前記第1のブロックの左のブロックを含み、前記右隣接ブロックは、前記第2のブロックの下境界と同じである下境界を有する前記第2のブロックの右のブロックを含むC1記載の方法。
[C5]
前記第1の動きベクトル予測子リストを構築することは、前記第1の動きベクトル予測子リストを構築するのに使用される複数の空間的に隣接するブロックに対する動きベクトル情報を並列に検査することを含むC1記載の方法。
[C6]
前記第1の動きベクトル予測子リストを構築することは、
前記第1のピクチャー以外のピクチャー中に位置する他の何らかのコロケートされたブロック中の動きベクトル情報が利用可能であるか否かを決定する前に、前記第1のピクチャー以外の前記ピクチャー中に位置する中央コロケートされたブロックに対する動きベクトル情報が利用可能であるか否かを決定することと、
前記中央コロケートされたブロックに対する動きベクトル情報が利用可能であることに基づいて、前記中央コロケートされたブロックに対する動きベクトル情報を前記第1の動きベクトル予測子リストに追加することとを含むC1記載の方法。
[C7]
前記第1の動きベクトル予測子リストを構築することは、
前記第1のピクチャー以外のピクチャー中に位置する中央コロケートされたブロックに対する動きベクトル情報が利用可能でないことを決定することと、
前記中央コロケートされたブロックに対する動きベクトル情報が利用可能でないことを決定したことに後続して、前記第1のピクチャー以外の前記ピクチャー中に位置する下コロケートされたブロックに対する動きベクトル情報が利用可能であるか否かを決定することと、
前記下コロケートされたブロックに対する動きベクトル情報が利用可能であることに基づいて、前記下コロケートされたブロックに対する動きベクトル情報を前記第1の動きベクトル予測子リストに追加することとを含むC1記載の方法。
[C8]
前記下コロケートされたブロックの右境界は、前記第1のピクチャー中の前記第1のブロックの右境界と、前記第1のピクチャー以外の前記ピクチャー中で、同じロケーションにあるC7記載の方法。
[C9]
前記第2の動きベクトル予測子リストを構築することは、
前記第2のピクチャー以外のピクチャー中に位置する中央コロケートされたブロックに対する動きベクトル情報が利用可能でないことを決定することと、
前記中央コロケートされたブロックに対する動きベクトル情報が利用可能でないことを決定したことに後続して、前記第2のピクチャー以外の前記ピクチャー中に位置する下コロケートされたブロックに対する動きベクトル情報が利用可能であるか否かを決定することと、
前記下コロケートされたブロックに対する動きベクトル情報が利用可能であることに基づいて、前記下コロケートされたブロックに対する動きベクトル情報を前記第2の動きベクトル予測子リストに追加することとを含むC1記載の方法。
[C10]
前記下コロケートされたブロックの左境界は、前記第2のピクチャー中の前記第2のブロックの左境界と、前記第2のピクチャー以外の前記ピクチャー中で、同じロケーションにあるC9記載の方法。
[C11]
前記第1の動きベクトル予測子リストを構築することは、
前記第1のピクチャー以外のピクチャー中に位置する中央コロケートされたブロックに対する動きベクトル情報が利用可能でないことを決定することと、
前記中央コロケートされたブロックに対する動きベクトル情報が利用可能でないことを決定したことに後続して、前記第1のピクチャー以外の前記ピクチャー中に位置する下コロケートされたブロックに対する動きベクトル情報が利用可能でないことを決定することと、
前記下コロケートされたブロックに対する動きベクトル情報が利用可能でないことを決定したことに後続して、前記第1のピクチャー以外の前記ピクチャー中に位置する右コロケートされたブロックに対する動きベクトル情報が利用可能であるか否かを決定することと、
前記右コロケートされたブロックに対する動きベクトル情報が利用可能であることに基づいて、前記右コロケートされたブロックに対する動きベクトル情報を前記第1の動きベクトル予測子リストに追加することとを含むC1記載の方法。
[C12]
前記右コロケートされたブロックの下境界は、前記第1のピクチャー中の前記第1のブロックの下境界と、前記第1のピクチャー以外の前記ピクチャー中で、同じロケーションにあるC11記載の方法。
[C13]
前記第2の動きベクトル予測子リストを構築することは、
前記第2のピクチャー以外のピクチャー中に位置する中央コロケートされたブロックに対する動きベクトル情報が利用可能でないことを決定することと、
前記中央コロケートされたブロックに対する動きベクトル情報が利用可能でないことを決定したことに後続して、前記第2のピクチャー以外の前記ピクチャー中に位置する下コロケートされたブロックに対する動きベクトル情報が利用可能でないことを決定することと、
前記下コロケートされたブロックに対する動きベクトル情報が利用可能でないことを決定したことに後続して、前記第2のピクチャー以外の前記ピクチャー中に位置する左コロケートされたブロックに対する動きベクトル情報が利用可能であるか否かを決定することと、
前記左コロケートされたブロックに対する動きベクトル情報が利用可能であることに基づいて、前記左コロケートされたブロックに対する動きベクトル情報を前記第2の動きベクトル予測子リストに追加することとを含むC1記載の方法。
[C14]
前記左コロケートされたブロックの下境界は、前記第2のピクチャー中の前記第2のブロックの下境界と、前記第2のピクチャー以外の前記ピクチャー中で、同じロケーションにあるC13記載の方法。
[C15]
前記第1の動きベクトル予測子リストを構築することは、しきい値サイズよりも大きいサイズを有する前記第1のブロックに基づいて、第1の最大サイズを有する前記第1の動きベクトル予測子リストを構築することを含み、
前記方法は、
前記しきい値サイズよりも小さいサイズを有する、前記第1のピクチャー中の第3のブロックに基づいて、前記第3のブロックに対して、前記第1の最大サイズよりも小さい第2の最大サイズを有する第3の動きベクトル予測子リストを構成することをさらに含むC1記載の方法。
[C16]
前記第1の最大サイズは6に等しく、前記第2の最大サイズは4に等しく、前記しきい値サイズはNx4または4xNに等しく、Nは8以下であるC15記載の方法。
[C17]
前記第1の動きベクトル予測子リストに基づいて、前記第1のピクチャー中の前記第1のブロックをコード化することは、前記第1の動きベクトル予測子リストに基づいて、前記第1のピクチャー中の前記第1のブロックをデコードすることを含み、
前記第1のブロックをデコードすることは、
前記第1の動きベクトル予測子リスト中のエントリを示す情報を受け取ることと、
前記エントリに基づいて、前記第1のブロックに対する動きベクトルを決定することと、
前記動きベクトルに基づいて、前記第1のブロックに対する予測ブロックを決定することと、
前記予測ブロックと、前記予測ブロックと前記第1のブロックとの間の差分を表す残差データを示す受け取られた情報とに基づいて、前記第1のブロックを再構築することとを含むC1記載の方法。
[C18]
前記第1の動きベクトル予測子リストに基づいて、前記第1のピクチャー中の前記第1のブロックをコード化することは、前記第1の動きベクトル予測子リストに基づいて、前記第1のピクチャー中の前記第1のブロックをエンコードすることを含み、
前記第1のブロックをエンコードすることは、
前記第1のブロックに対する予測ブロックを決定することと、
前記予測ブロックを識別する前記第1のブロックに対する動きベクトルを決定することと、
前記動きベクトルに基づいて、前記第1の動きベクトル予測子リスト中のエントリを決定することと、
前記エントリを示す情報をシグナリングすることと、
前記第1のブロックと前記予測ブロックとの間の差分を表す残差データを示す情報をシグナリングすることとを含むC1記載の方法。
[C19]
ビデオデータをコード化するためのデバイスにおいて、
動きベクトル情報を記憶するように構成されているメモリと、
前記メモリに結合されている処理回路とを具備し、
前記処理回路は、
左から右へのコーディング順序を有する第1のピクチャー中の第1のブロックに対して、第1の動きベクトル予測子リストを構築し、前記第1の動きベクトル予測子リスト中の第1のエントリは、前記メモリ中に記憶されている前記第1のブロックに対する左隣接ブロックの動きベクトル情報に基づいているようにと、
前記第1の動きベクトル予測子リストに基づいて、前記第1のピクチャー中の前記第1のブロックをコード化するようにと、
右から左へのコーディング順序を有する第2のピクチャー中の第2のブロックに対して、第2の動きベクトル予測子リストを構築し、前記第2の動きベクトル予測子リスト中の第1のエントリは、前記メモリ中に記憶されている前記第2のブロックに対する右隣接ブロックの動きベクトル情報に基づいているようにと、
前記第2の動きベクトル予測子リストに基づいて、前記第2のピクチャー中の前記第2のブロックをコード化するように構成されているデバイス。
[C20]
前記第1の動きベクトル予測子リストを構築するために、前記処理回路は、動きベクトル情報の利用可能性に基づいて、
前記左隣接ブロックの動きベクトル情報、
上隣接ブロックの動きベクトル情報、
右上隣接ブロックの動きベクトル情報、
左下隣接ブロックの動きベクトル情報、
左上隣接ブロックの動きベクトル情報、の順序で動きベクトル情報を有する前記第1の動きベクトル予測子リストを構築するように構成されているC19記載のデバイス。
[C21]
前記第2の動きベクトル予測子リストを構築するために、前記処理回路は、動きベクトル情報の利用可能性に基づいて、
前記右隣接ブロックの動きベクトル情報、
上隣接ブロックの動きベクトル情報、
左上隣接ブロックの動きベクトル情報、
右下隣接ブロックの動きベクトル情報、
右上隣接ブロックの動きベクトル情報、の順序で動きベクトル情報を有する前記第2の動きベクトル予測子リストを構築するように構成されているC19記載のデバイス。
[C22]
前記第1のブロックに対する前記左隣接ブロックは、前記第1のブロックの下境界と同じである下境界を有する前記第1のブロックの左のブロックを含み、前記右隣接ブロックは、前記第2のブロックの下境界と同じである下境界を有する前記第2のブロックの右のブロックを含むC19記載のデバイス。
[C23]
前記第1の動きベクトル予測子リストを構築するために、前記処理回路は、前記第1の動きベクトル予測子リストを構築するのに使用される複数の空間的に隣接するブロックに対する動きベクトル情報を並列に検査するように構成されているC19記載のデバイス。
[C24]
前記第1の動きベクトル予測子リストを構築するために、前記処理回路は、
前記第1のピクチャー以外のピクチャー中に位置する他の何らかのコロケートされたブロック中の動きベクトル情報が利用可能であるか否かを決定する前に、前記第1のピクチャー以外の前記ピクチャー中に位置する中央コロケートされたブロックに対する動きベクトル情報が利用可能であるか否かを決定するようにと、
前記中央コロケートされたブロックに対する動きベクトル情報が利用可能であることに基づいて、前記中央コロケートされたブロックに対する動きベクトル情報を前記第1の動きベクトル予測子リストに追加するように構成されているC19記載のデバイス。
[C25]
前記第1の動きベクトル予測子リストを構築するために、前記処理回路は、
前記第1のピクチャー以外のピクチャー中に位置する中央コロケートされたブロックに対する動きベクトル情報が利用可能でないことを決定するようにと、
前記中央コロケートされたブロックに対する動きベクトル情報が利用可能でないことを決定したことに後続して、前記第1のピクチャー以外の前記ピクチャー中に位置する下コロケートされたブロックに対する動きベクトル情報が利用可能であるか否かを決定するようにと、
前記下コロケートされたブロックに対する動きベクトル情報が利用可能であることに基づいて、前記下コロケートされたブロックに対する動きベクトル情報を前記第1の動きベクトル予測子リストに追加するように構成され、
前記下コロケートされたブロックの右境界は、前記第1のピクチャー中の前記第1のブロックの右境界と、前記第1のピクチャー以外の前記ピクチャー中で、同じロケーションにあるC19記載のデバイス。
[C26]
前記第2の動きベクトル予測子リストを構築するために、前記処理回路は、
前記第2のピクチャー以外のピクチャー中に位置する中央コロケートされたブロックに対する動きベクトル情報が利用可能でないことを決定するようにと、
前記中央コロケートされたブロックに対する動きベクトル情報が利用可能でないことを決定したことに後続して、前記第2のピクチャー以外の前記ピクチャー中に位置する下コロケートされたブロックに対する動きベクトル情報が利用可能でないことを決定するようにと、
前記下コロケートされたブロックに対する動きベクトル情報が利用可能でないことを決定したことに後続して、前記第2のピクチャー以外の前記ピクチャー中に位置する左コロケートされたブロックに対する動きベクトル情報が利用可能であるか否かを決定するようにと、
前記左コロケートされたブロックに対する動きベクトル情報が利用可能であることに基づいて、前記左コロケートされたブロックに対する動きベクトル情報を前記第2の動きベクトル予測子リストに追加するように構成され、
前記左コロケートされたブロックの下境界は、前記第2のピクチャー中の前記第2のブロックの下境界と、前記第2のピクチャー以外の前記ピクチャー中で、同じロケーションにあるC19記載のデバイス。
[C27]
前記第1の動きベクトル予測子リストを構築するために、前記処理回路は、しきい値サイズよりも大きいサイズを有する前記第1のブロックに基づいて、第1の最大サイズを有する前記第1の動きベクトル予測子リストを構築するように構成され、
前記処理回路は、前記しきい値サイズよりも小さいサイズを有する、前記第1のピクチャー中の第3のブロックに基づいて、前記第3のブロックに対して、前記第1の最大サイズよりも小さい第2の最大サイズを有する第3の動きベクトル予測子リストを構成するように構成されているC19記載のデバイス。
[C28]
前記第1の最大サイズは6に等しく、前記第2の最大サイズは4に等しく、前記しきい値サイズはNx4または4xNに等しく、Nは8以下であるC27記載のデバイス。
[C29]
前記デバイスは、ワイヤレス通信デバイスを備えるC19記載のデバイス。
[C30]
命令を記憶するコンピュータ読取可能記憶媒体において、
前記命令は、実行されるとき、1つ以上のプロセッサに、
左から右へのコーディング順序を有する第1のピクチャー中の第1のブロックに対して、第1の動きベクトル予測子リストを構築させ、前記第1の動きベクトル予測子リスト中の第1のエントリは、前記第1のブロックに対する左隣接ブロックの動きベクトル情報に基づいており、
前記第1の動きベクトル予測子リストに基づいて、前記第1のピクチャー中の前記第1のブロックをコード化させ、
右から左へのコーディング順序を有する第2のピクチャー中の第2のブロックに対して、第2の動きベクトル予測子リストを構築させ、前記第2の動きベクトル予測子リスト中の第1のエントリは、前記第2のブロックに対する右隣接ブロックの動きベクトル情報に基づいており、
前記第2の動きベクトル予測子リストに基づいて、前記第2のピクチャー中の前記第2のブロックをコード化させるコンピュータ読取可能記憶媒体。
Claims (15)
- ビデオデータをコード化する方法であって、
左から右へのコーディング順序を有する第1のピクチャー中の第1のブロックに対して、第1の動きベクトル予測子リストを構築することと、ここにおいて、前記第1の動きベクトル予測子リスト中の第1のエントリは、前記第1のブロックに対する左隣接ブロックの動きベクトル情報に基づく、
前記第1の動きベクトル予測子リストに基づいて、前記第1のピクチャー中の前記第1のブロックをコード化することと、
右から左へのコーディング順序を有する第2のピクチャー中の第2のブロックに対して、第2の動きベクトル予測子リストを構築することと、ここにおいて、前記第2の動きベクトル予測子リスト中の第1のエントリは、前記第2のブロックに対する右隣接ブロックの動きベクトル情報に基づく、
前記右から左へのコーディング順序で前記第2のピクチャー中の各ブロックをコード化することと、ここにおいて、前記第2のピクチャー中の各ブロックをコード化することは、前記第2の動きベクトル予測子リストに基づいて、前記第2のピクチャー中の前記第2のブロックをコード化することを備える、
を備える、方法。 - 前記第1の動きベクトル予測子リストを構築することは、動きベクトル情報の利用可能性に基づいて、
前記左隣接ブロックの動きベクトル情報、
上隣接ブロックの動きベクトル情報、
右上隣接ブロックの動きベクトル情報、
左下隣接ブロックの動きベクトル情報、
左上隣接ブロックの動きベクトル情報、の順序で動きベクトル情報を有する前記第1の動きベクトル予測子リストを構築することを備える、請求項1記載の方法。 - 前記第2の動きベクトル予測子リストを構築することは、動きベクトル情報の利用可能性に基づいて、
前記右隣接ブロックの動きベクトル情報、
上隣接ブロックの動きベクトル情報、
左上隣接ブロックの動きベクトル情報、
右下隣接ブロックの動きベクトル情報、
右上隣接ブロックの動きベクトル情報、の順序で動きベクトル情報を有する前記第2の動きベクトル予測子リストを構築することを備える、請求項1記載の方法。 - 前記第1のブロックに対する前記左隣接ブロックは、前記第1のブロックの下境界と同じである下境界を有する前記第1のブロックの左のブロックを備え、前記右隣接ブロックは、前記第2のブロックの下境界と同じである下境界を有する前記第2のブロックの右のブロックを備える、請求項1記載の方法。
- 前記第1の動きベクトル予測子リストを構築することは、前記第1の動きベクトル予測子リストを構築するのに使用される複数の空間的に隣接するブロックについての動きベクトル情報を並列に検査することを備える、請求項1記載の方法。
- 前記第1の動きベクトル予測子リストを構築することは、
前記第1のピクチャー以外のピクチャー中に位置する中央コロケートされたブロックについての動きベクトル情報が利用可能であるか否かを、前記第1のピクチャー以外の前記ピクチャー中に位置する他の何らかのコロケートされたブロック中の動きベクトル情報が利用可能であるか否かを決定する前に、決定することと、
前記中央コロケートされたブロックについての前記動きベクトル情報が利用可能であることに基づいて、前記中央コロケートされたブロックについての前記動きベクトル情報を前記第1の動きベクトル予測子リストに追加することと、
を備える、請求項1記載の方法。 - 前記第1の動きベクトル予測子リストを構築することは、
前記第1のピクチャー以外のピクチャー中に位置する中央コロケートされたブロックについての動きベクトル情報が利用可能でないことを決定することと、
前記中央コロケートされたブロックについての前記動きベクトル情報が利用可能でないことを決定したことに後続して、前記第1のピクチャー以外の前記ピクチャー中に位置する下コロケートされたブロックについての動きベクトル情報が利用可能であるか否かを決定することと、
前記下コロケートされたブロックについての前記動きベクトル情報が利用可能であることに基づいて、前記下コロケートされたブロックについての前記動きベクトル情報を前記第1の動きベクトル予測子リストに追加することと、
を備える、請求項1記載の方法。 - 前記下コロケートされたブロックの右境界は、前記第1のピクチャー中の前記第1のブロックの右境界と、前記第1のピクチャー以外の前記ピクチャー中で、同じロケーションにある、請求項7記載の方法。
- 前記第2の動きベクトル予測子リストを構築することは、
前記第2のピクチャー以外のピクチャー中に位置する中央コロケートされたブロックについての動きベクトル情報が利用可能でないことを決定することと、
前記中央コロケートされたブロックについての前記動きベクトル情報が利用可能でないことを決定したことに後続して、前記第2のピクチャー以外の前記ピクチャー中に位置する下コロケートされたブロックについての動きベクトル情報が利用可能であるか否かを決定することと、
前記下コロケートされたブロックについての前記動きベクトル情報が利用可能であることに基づいて、前記下コロケートされたブロックについての前記動きベクトル情報を前記第2の動きベクトル予測子リストに追加することと、
を備える、請求項1記載の方法。 - 前記下コロケートされたブロックの左境界は、前記第2のピクチャー中の前記第2のブロックの左境界と、前記第2のピクチャー以外の前記ピクチャー中で、同じロケーションにある、請求項9記載の方法。
- 前記第1の動きベクトル予測子リストを構築することは、
前記第1のピクチャー以外のピクチャー中に位置する中央コロケートされたブロックについての動きベクトル情報が利用可能でないことを決定することと、
前記中央コロケートされたブロックについての前記動きベクトル情報が利用可能でないことを決定したことに後続して、前記第1のピクチャー以外の前記ピクチャー中に位置する下コロケートされたブロックについての動きベクトル情報が利用可能でないことを決定することと、
前記下コロケートされたブロックについての前記動きベクトル情報が利用可能でないことを決定したことに後続して、前記第1のピクチャー以外の前記ピクチャー中に位置する右コロケートされたブロックについての動きベクトル情報が利用可能であるか否かを決定することと、
前記右コロケートされたブロックについての前記動きベクトル情報が利用可能であることに基づいて、前記右コロケートされたブロックについての前記動きベクトル情報を前記第1の動きベクトル予測子リストに追加することと、
を備える、請求項1記載の方法。 - 前記右コロケートされたブロックの下境界は、前記第1のピクチャー中の前記第1のブロックの下境界と、前記第1のピクチャー以外の前記ピクチャー中で、同じロケーションにある、請求項11記載の方法。
- ビデオデータをコード化するためのデバイスであって、
動きベクトル情報を記憶するように構成されているメモリと、
前記メモリに結合されている処理回路と、を備え、
前記処理回路は、
左から右へのコーディング順序を有する第1のピクチャー中の第1のブロックに対して、第1の動きベクトル予測子リストを構築することと、ここにおいて、前記第1の動きベクトル予測子リスト中の第1のエントリは、前記メモリ中に記憶されている前記第1のブロックに対する左隣接ブロックの動きベクトル情報に基づく、
前記第1の動きベクトル予測子リストに基づいて、前記第1のピクチャー中の前記第1のブロックをコード化することと、
右から左へのコーディング順序を有する第2のピクチャー中の第2のブロックに対して、第2の動きベクトル予測子リストを構築することと、ここにおいて、前記第2の動きベクトル予測子リスト中の第1のエントリは、前記メモリ中に記憶されている前記第2のブロックに対する右隣接ブロックの動きベクトル情報に基づく、
前記右から左へのコーディング順序で前記第2のピクチャー中の各ブロックをコード化することと、
を行うように構成され、
前記第2のピクチャー中の各ブロックをコード化するために、前記処理回路は、前記第2の動きベクトル予測子リストに基づいて、前記第2のピクチャー中の前記第2のブロックをコード化するように構成されている、
デバイス。 - 請求項1乃至12のいずれか一項に記載の方法を実行するための手段をさらに備える、請求項13に記載のデバイス。
- 命令を記憶するコンピュータ読取可能記憶媒体であって、前記命令は、実行されるとき、1つ以上のプロセッサに、請求項1乃至12のいずれか一項に記載の方法を行わせるコンピュータ読取可能記憶媒体。
Applications Claiming Priority (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US201862776373P | 2018-12-06 | 2018-12-06 | |
US62/776,373 | 2018-12-06 | ||
US16/704,827 US11122288B2 (en) | 2018-12-06 | 2019-12-05 | Spatio-temporal motion vector prediction patterns for video coding |
US16/704,827 | 2019-12-05 | ||
PCT/US2019/064953 WO2020118191A1 (en) | 2018-12-06 | 2019-12-06 | Spatio-temporal motion vector prediction patterns for video coding |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2022511809A JP2022511809A (ja) | 2022-02-01 |
JPWO2020118191A5 true JPWO2020118191A5 (ja) | 2022-11-15 |
Family
ID=70971310
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2021531233A Pending JP2022511809A (ja) | 2018-12-06 | 2019-12-06 | ビデオコード化に対する空間-時間動きベクトル予測パターン |
Country Status (9)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US11122288B2 (ja) |
EP (1) | EP3891988A1 (ja) |
JP (1) | JP2022511809A (ja) |
KR (1) | KR20210091190A (ja) |
CN (1) | CN113170185B (ja) |
BR (1) | BR112021009732A2 (ja) |
SG (1) | SG11202104366WA (ja) |
TW (1) | TW202038614A (ja) |
WO (1) | WO2020118191A1 (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102443965B1 (ko) * | 2019-01-01 | 2022-09-19 | 엘지전자 주식회사 | 히스토리 기반 모션 벡터 예측을 기반으로 비디오 신호를 처리하기 위한 방법 및 장치 |
US11166015B2 (en) * | 2019-03-06 | 2021-11-02 | Tencent America LLC | Method and apparatus for video coding |
US11451809B2 (en) * | 2019-08-28 | 2022-09-20 | Tencent America LLC | Method and apparatus for video coding |
CN114762332A (zh) * | 2019-09-19 | 2022-07-15 | 阿里巴巴集团控股有限公司 | 构建合并候选列表的方法 |
WO2023025178A1 (en) * | 2021-08-24 | 2023-03-02 | Beijing Bytedance Network Technology Co., Ltd. | Method, apparatus, and medium for video processing |
CN118176724A (zh) * | 2021-11-23 | 2024-06-11 | 北京达佳互联信息技术有限公司 | 用于视频编解码中仿射合并模式的候选推导的方法和设备 |
WO2023109899A1 (en) * | 2021-12-15 | 2023-06-22 | FG Innovation Company Limited | Device and method for coding video data |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5246264B2 (ja) * | 2008-09-09 | 2013-07-24 | 日本電気株式会社 | 画像符号化装置、画像復号化装置、画像符号化方法及び画像復号化方法 |
JP2011217082A (ja) * | 2010-03-31 | 2011-10-27 | Jvc Kenwood Corp | 画像符号化装置、画像符号化方法、画像符号化プログラム、画像復号装置、画像復号方法及び画像復号プログラム |
DK2675169T3 (da) | 2011-02-09 | 2019-07-22 | Lg Electronics Inc | Fremgangsmåde til kodning og afkodning af billeddata med en tidsmæssig bevægelsesvektorprediktor og indretning til anvendelse deraf |
PL3739884T3 (pl) | 2011-06-27 | 2021-11-22 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Kodowanie i dekodowanie informacji o ruchu |
WO2013061549A1 (ja) | 2011-10-28 | 2013-05-02 | パナソニック株式会社 | 画像符号化方法、画像復号方法、画像符号化装置および画像復号装置 |
US9571833B2 (en) | 2011-11-04 | 2017-02-14 | Nokia Technologies Oy | Method for coding and an apparatus |
WO2013108631A1 (ja) * | 2012-01-18 | 2013-07-25 | 株式会社Jvcケンウッド | 動画像符号化装置、動画像符号化方法及び動画像符号化プログラム、並びに動画像復号装置、動画像復号方法及び動画像復号プログラム |
US10412387B2 (en) * | 2014-08-22 | 2019-09-10 | Qualcomm Incorporated | Unified intra-block copy and inter-prediction |
US11477477B2 (en) * | 2015-01-26 | 2022-10-18 | Qualcomm Incorporated | Sub-prediction unit based advanced temporal motion vector prediction |
-
2019
- 2019-12-05 US US16/704,827 patent/US11122288B2/en active Active
- 2019-12-06 TW TW108144797A patent/TW202038614A/zh unknown
- 2019-12-06 WO PCT/US2019/064953 patent/WO2020118191A1/en unknown
- 2019-12-06 JP JP2021531233A patent/JP2022511809A/ja active Pending
- 2019-12-06 CN CN201980078244.2A patent/CN113170185B/zh active Active
- 2019-12-06 BR BR112021009732-5A patent/BR112021009732A2/pt unknown
- 2019-12-06 EP EP19828484.6A patent/EP3891988A1/en active Pending
- 2019-12-06 KR KR1020217016269A patent/KR20210091190A/ko unknown
- 2019-12-06 SG SG11202104366WA patent/SG11202104366WA/en unknown
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2019515587A5 (ja) | ||
US10659803B2 (en) | Picture prediction method and related apparatus | |
US11889058B2 (en) | Picture encoding/decoding method and related apparatus | |
JPWO2020113052A5 (ja) | ||
JP2017508345A5 (ja) | ||
RU2678510C2 (ru) | Способ и устройство для кодирования и декодирования вектора движения на основании сокращенных предсказателей-кандидатов вектора движения | |
JP2018506908A5 (ja) | ||
RU2699258C2 (ru) | Способ прогнозирования изображения и устройство прогнозирования изображения | |
US20180109812A1 (en) | Block partitioning using tree structures | |
JP2019528025A5 (ja) | ||
JP2018512810A5 (ja) | ||
JP2019505143A5 (ja) | ||
JP7224005B2 (ja) | 映像処理方法、装置、不揮発性記憶媒体、コンピュータプログラム | |
JP2018513612A5 (ja) | ||
JPWO2020113051A5 (ja) | ||
JPWO2020037144A5 (ja) | ||
US20190098312A1 (en) | Image prediction method and related device | |
JP2015532552A5 (ja) | ||
FI3661210T3 (fi) | Kuvanennustusdekoodausmenetelmä | |
JP2016507966A5 (ja) | ||
JP2015527817A5 (ja) | ||
JP2016154395A (ja) | 以前ブロックの動きベクトルを現在ブロックの動きベクトルとして用いる映像符号化/復号化方法及び装置 | |
JPWO2020118191A5 (ja) | ||
CN107105255B (zh) | 视频文件中添加标签的方法和装置 | |
JP2006517069A (ja) | モーションベクトルの予測方法及びシステム |