JPWO2020113051A5 - - Google Patents

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JPWO2020113051A5
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[0216]様々な例が説明されている。これらおよび他の例は、以下の特許請求の範囲内に入る。
以下に本願の出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1]
ビデオデータをコーディングする方法であって、
ビデオデータのブロックが、8ピクセルよりも小さい幅、8ピクセルよりも小さい高さ、または8ピクセルに等しい前記幅および前記高さ、のうちの少なくとも1つを有すると決定することと、
ビデオデータの前記ブロックが、8ピクセルよりも小さい前記幅、8ピクセルよりも小さい前記高さ、または8ピクセルに等しい前記幅および前記高さ、のうちの前記少なくとも1つを有すると決定することに応答して、前記ブロックがデコーダ側動きベクトル改良(DMVR)を使用してコーディングされないと決定することと、
前記ブロックがDMVRを使用してコーディングされないと決定することに応答して、前記ブロックに対してDMVRを実行することなく前記ブロックをコーディングすることと、
を備える方法。
[C2]
前記ブロックは、第1のブロックを備え、前記方法は、
ビデオデータの第2のブロックが少なくとも8×NまたはN×8というサイズを有すると決定することと、ここにおいて、Nは8よりも大きい整数値であり、
ビデオデータの前記第2のブロックが少なくとも8×NまたはN×8という前記サイズを有すると決定することに応答して、DMVRを使用して前記第2のブロックをコーディングすべきかどうかを決定することと、
DMVRを使用して前記第2のブロックをコーディングすべきと決定することに応答して、DMVRを使用して前記第2のブロックをコーディングすることと、をさらに備える、
C1に記載の方法。
[C3]
前記第2のブロックをコーディングすることは、
前記第2のブロックが双方向オプティカルフロー(BIO)を使用して予測されることになるとき、前記第2のブロックに対する参照ピクチャのパディングされたフィルタ入力サンプルを取り出すことと、
前記パディングされたフィルタ入力サンプルを使用して、前記第2のブロックの1つまたは複数のサンプルに対する1つまたは複数の勾配値を計算することと、
前記勾配値を使用して、前記第2のブロックの前記1つまたは複数のサンプルに対する1つまたは複数の改良された動きベクトルを計算することと、
前記1つまたは複数の改良された動きベクトルを使用して、前記第2のブロックに対する予測ブロックを生成することと、を備える、
C2に記載の方法。
[C4]
前記第2のブロックは、wサンプルの幅とhサンプルの高さとを備え、
前記パディングされたフィルタ入力サンプルを取り出すことは、前記参照ピクチャから(w+7)*(h+7)サンプルを取り出すことと、前記取り出されたサンプルを(w+7+2d)*(h+7+2d)というサイズにパディングすることと、を備え、ここにおいて、dは、予め定義された最大変位ベクトルを表す、C3に記載の方法。
[C5]
前記1つまたは複数の勾配値を計算することは、Lという長さを有する勾配フィルタを使用して前記1つまたは複数の勾配値を計算することを備え、
前記第2のブロックは、wサンプルの幅とhサンプルの高さとを備え、
前記パディングされたフィルタ入力サンプルを取り出すことは、前記参照ピクチャから(w+7)*(h+7)サンプルを取り出すことと、前記取り出されたサンプルを(w+7+2d+2s)*(h+7+2d+2s)というサイズにパディングすることと、を備え、ここにおいて、dは、予め定義された最大変位ベクトルを表し、sは、Lの半分を表す、C3に記載の方法。
[C6]
前記第2のブロックは、wサンプルの幅とhサンプルの高さとを備え、
前記パディングされたフィルタ入力サンプルを取り出すことは、
前記参照ピクチャから(w+7)*(h+7)サンプルを取り出すことと、
前記取り出されたサンプルを(w+11)*(h+7)というサイズに水平にパディングすることと、
前記パディングされたサンプルを(w+11-t)*(h+7)というサイズに水平に補間することと、
前記水平に補間されパディングされたサンプルを(w+11-t)*(h+11)というサイズに垂直にパディングすることと、を備える、
C3に記載の方法。
[C7]
前記第2のブロックに対する初期動きベクトルを復号することをさらに備え、
前記1つまたは複数の改良された動きベクトルを計算することは、前記初期動きベクトルを使用して、前記1つまたは複数の改良された動きベクトルを計算することを備える、C3に記載の方法。
[C8]
前記ブロックをコーディングすることは、
前記ブロックに対する動きベクトルを復号することと、
前記動きベクトルを使用して、前記ブロックに対する予測ブロックを計算することと、
前記ブロックに対する残差ブロックを復号することと、
前記ブロックを復号するために、前記予測ブロックを前記残差ブロックと組み合わせることと、を備える、
C1に記載の方法。
[C9]
前記ブロックをコーディングすることは、
前記ブロックに対する動きベクトルを生成することと、
前記動きベクトルを使用して、前記ブロックに対する予測ブロックを計算することと、
前記ブロックと前記予測ブロックとの間の差分を表す、前記ブロックに対する残差ブロックを生成することと、
前記ブロックを符号化するために、前記残差ブロックと前記動きベクトルとを符号化することと、を備える、
C1に記載の方法。
[C10]
前記ブロックをコーディングすることは、
前記ブロックの動きベクトルに対する動きベクトル予測子として、前記ブロックの右上の隣接ブロックの改良された動きベクトルを取り出すことと、
前記動きベクトル予測子を使用して、前記現在ブロックに対する前記動きベクトルを生成することと、
前記動きベクトルを使用して、前記ブロックに対する予測ブロックを生成することと、を備える、
C1に記載の方法。
[C11]
前記ブロックをコーディングすることは、
前記ブロックの動きベクトルに対する動きベクトル予測子として、前記ブロックに隣接する仮想パイプラインデータユニット(VPDU)の改良された動きベクトルを取り出すことと、ここにおいて、前記VPDUは、コーディングツリーユニット(CTU)の4つのVPDUのうちの1つを備え、前記4つのVPDUは、前記CTUの均等に分割された4分の1のブロックであり、
前記動きベクトル予測子を使用して、前記現在ブロックに対する前記動きベクトルを生成することと、
前記動きベクトルを使用して、前記ブロックに対する予測ブロックを生成することと、を備える、
C1に記載の方法。
[C12]
前記ブロックをコーディングすることは、
前記ブロックの動きベクトルに対する1つまたは複数の動きベクトル予測子候補を含む履歴ベース動きベクトル予測(HMVP)リストを生成することと、
改良された動きベクトルを使用して以前のブロックを復号することに応答して、前記HMVPリストの中への前記改良された動きベクトルの挿入を止めることと、ここにおいて、前記以前のブロックに対するアフィンフラグは、前記以前のブロックに対してアフィン動きがディセーブルにされることを示し、
前記HMVPリストの前記動きベクトル予測子候補のうちの1つを使用して、前記ブロックに対する前記動きベクトルをコーディングすることと、
前記動きベクトルを使用して、前記ブロックに対する予測ブロックを生成することと、を備える、
C1に記載の方法。
[C13]
前記ブロックをコーディングすることは、
前記ブロックの動きベクトルに対する1つまたは複数の動きベクトル予測子候補を含む履歴ベース動きベクトル予測(HMVP)リストを生成することと、
改良された制御点動きベクトルを使用して以前のブロックを復号することに応答して、前記HMVPリストの中への前記改良された制御点動きベクトルの挿入を止めることと、ここにおいて、前記以前のブロックに対するアフィンフラグは、前記以前のブロックに対してアフィン動きがイネーブルにされることを示し、
前記HMVPリストの前記動きベクトル予測子候補のうちの1つを使用して、前記ブロックに対する前記動きベクトルをコーディングすることと、
前記動きベクトルを使用して、前記ブロックに対する予測ブロックを生成することと、を備える、
C1に記載の方法。
[C14]
前記ブロックをコーディングすることは、
前記ブロックの因果的隣接サブブロックから、前記ブロックの動きベクトルに対するアフィンマージ候補を決定することを備え、ここにおいて、前記アフィンマージ候補を決定することは、
前記因果的隣接サブブロックが、前記ブロックを含むコーディングツリーユニット(CTU)行の上の隣接CTU行の中にあるとき、前記アフィンマージ候補として、前記因果的隣接サブブロックの改良された動きベクトルを選択すること、または
前記因果的隣接サブブロックが、前記ブロックを含む前記CTU行の中にあるとき、前記アフィンマージ候補として、前記改良された動きベクトルを生成するために使用される未改良の動きベクトルを選択することと、
前記アフィンマージ候補を使用して、前記動きベクトルをコーディングすることと、
前記動きベクトルを使用して、前記ブロックに対する予測ブロックを生成することと、を備える、
C1に記載の方法。
[C15]
前記ブロックをコーディングすることは、
コスト関数を使用してコスト値を計算するために使用される重み値に適用されるべき正の整数スカラー(s)値を決定することと、
前記コスト関数、および前記s値を使用して、前記ブロックの予測ブロックのサンプルに対する前記コスト値を計算することと、
一般化双予測(GBi)または重み付き双予測(WP)のうちの少なくとも1つに従って、前記コスト値を使用して前記予測ブロックを生成することと、を備える、
C1に記載の方法。
[C16]
前記s値を決定することは、
GBiに対して、s=8を決定すること、
ルーマWPに対して、s=2 luma_log2_weight_denom+Max(2,14-LumaBitDepth) を決定すること、または
クロマWPに対して、s=2 luma_log2_weight_denom+delta_chroma_log2_weight_denom+Max(2,14-ChromaBitDepth) を決定すること、を備える、
C15に記載の方法。
[C17]
ビデオデータをコーディングするためのデバイスであって、
ビデオデータを記憶するように構成されたメモリと、
回路の中に実装された1つまたは複数のプロセッサと、
を備え、前記1つまたは複数のプロセッサは、
ビデオデータのブロックが、8ピクセルよりも小さい幅、8ピクセルよりも小さい高さ、または8ピクセルに等しい前記幅および前記高さ、のうちの少なくとも1つを有すると決定することと、
ビデオデータの前記ブロックが、8ピクセルよりも小さい前記幅、8ピクセルよりも小さい前記高さ、または8ピクセルに等しい前記幅および前記高さ、のうちの前記少なくとも1つを有すると決定することに応答して、前記ブロックがデコーダ側動きベクトル改良(DMVR)を使用してコーディングされないと決定することと、
前記ブロックがDMVRを使用してコーディングされないと決定することに応答して、前記ブロックに対してDMVRを実行することなく前記ブロックをコーディングすることと、
を行うように構成される、
デバイス。
[C18]
前記ブロックは、第1のブロックを備え、
前記1つまたは複数のプロセッサは、
ビデオデータの第2のブロックが少なくとも8×NまたはN×8というサイズを有すると決定することと、ここにおいて、Nが8よりも大きい整数値であり、
ビデオデータの前記第2のブロックが少なくとも8×NまたはN×8という前記サイズを有すると決定することに応答して、DMVRを使用して前記第2のブロックをコーディングすべきかどうかを決定することと、
DMVRを使用して前記第2のブロックをコーディングすべきと決定することに応答して、DMVRを使用して前記第2のブロックをコーディングすることと、
を行うようにさらに構成される、
C17に記載のデバイス。
[C19]
前記第2のブロックをコーディングするために、前記1つまたは複数のプロセッサは、
前記第2のブロックが双方向オプティカルフロー(BIO)を使用して予測されることになるとき、前記第2のブロックに対する参照ピクチャのパディングされたフィルタ入力サンプルを取り出すことと、
前記パディングされたフィルタ入力サンプルを使用して、前記第2のブロックの1つまたは複数のサンプルに対する1つまたは複数の勾配値を計算することと、
前記勾配値を使用して、前記第2のブロックの前記1つまたは複数のサンプルに対する1つまたは複数の改良された動きベクトルを計算することと、
前記1つまたは複数の改良された動きベクトルを使用して、前記第2のブロックに対する予測ブロックを生成することと、を行うように構成される、
C18に記載のデバイス。
[C20]
前記ブロックをコーディングするために、前記1つまたは複数のプロセッサは、
前記ブロックに対する動きベクトルを復号することと、
前記動きベクトルを使用して、前記ブロックに対する予測ブロックを計算することと、
前記ブロックに対する残差ブロックを復号することと、
前記ブロックを復号するために、前記予測ブロックを前記残差ブロックと組み合わせることと、を行うように構成される、
C17に記載のデバイス。
[C21]
前記ブロックをコーディングするために、前記1つまたは複数のプロセッサは、
前記ブロックに対する動きベクトルを生成することと、
前記動きベクトルを使用して、前記ブロックに対する予測ブロックを計算することと、
前記ブロックと前記予測ブロックとの間の差分を表す、前記ブロックに対する残差ブロックを生成することと、
前記ブロックを符号化するために、前記残差ブロックと前記動きベクトルとを符号化することと、を行うように構成される、
C17に記載のデバイス。
[C22]
前記ブロックをコーディングするために、前記1つまたは複数のプロセッサは、
前記ブロックの動きベクトルに対する動きベクトル予測子として、前記ブロックの右上の隣接ブロックの改良された動きベクトルを取り出すことと、
前記動きベクトル予測子を使用して、前記現在ブロックに対する前記動きベクトルを生成することと、
前記動きベクトルを使用して、前記ブロックに対する予測ブロックを生成することと、を行うように構成される、
C17に記載のデバイス。
[C23]
前記ブロックをコーディングするために、前記1つまたは複数のプロセッサは、
前記ブロックの動きベクトルに対する動きベクトル予測子として、前記ブロックに隣接する仮想パイプラインデータユニット(VPDU)の改良された動きベクトルを取り出すことと、ここにおいて、前記VPDUは、コーディングツリーユニット(CTU)の4つのVPDUのうちの1つを備え、前記4つのVPDUは、前記CTUの均等に分割された4分の1のブロックであり、
前記動きベクトル予測子を使用して、前記現在ブロックに対する前記動きベクトルを生成することと、
前記動きベクトルを使用して、前記ブロックに対する予測ブロックを生成することと、を行うように構成される、
C17に記載のデバイス。
[C24]
前記ブロックをコーディングするために、前記1つまたは複数のプロセッサは、
前記ブロックの動きベクトルに対する1つまたは複数の動きベクトル予測子候補を含む履歴ベース動きベクトル予測(HMVP)リストを生成することと、
改良された動きベクトルを使用して以前のブロックを復号することに応答して、前記HMVPリストの中への前記改良された動きベクトルの挿入を止めることと、ここにおいて、前記以前のブロックに対するアフィンフラグは、前記以前のブロックに対してアフィン動きがディセーブルにされることを示し、
前記HMVPリストの前記動きベクトル予測子候補のうちの1つを使用して、前記ブロックに対する前記動きベクトルをコーディングすることと、
前記動きベクトルを使用して、前記ブロックに対する予測ブロックを生成することと、を行うように構成される、
C17に記載のデバイス。
[C25]
前記ブロックをコーディングするために、前記1つまたは複数のプロセッサは、
前記ブロックの動きベクトルに対する1つまたは複数の動きベクトル予測子候補を含む履歴ベース動きベクトル予測(HMVP)リストを生成することと、
改良された制御点動きベクトルを使用して以前のブロックを復号することに応答して、前記HMVPリストの中への前記改良された制御点動きベクトルの挿入を止めることと、ここにおいて、前記以前のブロックに対するアフィンフラグは、前記以前のブロックに対してアフィン動きがイネーブルにされることを示し、
前記HMVPリストの前記動きベクトル予測子候補のうちの1つを使用して、前記ブロックに対する前記動きベクトルをコーディングすることと、
前記動きベクトルを使用して、前記ブロックに対する予測ブロックを生成することと、を行うように構成される、
C17に記載のデバイス。
[C26]
前記ブロックをコーディングするために、前記1つまたは複数のプロセッサは、
前記ブロックの因果的隣接サブブロックから、前記ブロックの動きベクトルに対するアフィンマージ候補を決定するように構成され、ここにおいて、前記アフィンマージ候補を決定するために、前記1つまたは複数のプロセッサは、
前記因果的隣接サブブロックが、前記ブロックを含むコーディングツリーユニット(CTU)行の上の隣接CTU行の中にあるとき、前記アフィンマージ候補として、前記因果的隣接サブブロックの改良された動きベクトルを選択すること、または
前記因果的隣接サブブロックが、前記ブロックを含む前記CTU行の中にあるとき、前記アフィンマージ候補として、前記改良された動きベクトルを生成するために使用される未改良の動きベクトルを選択することと、
前記アフィンマージ候補を使用して、前記動きベクトルをコーディングすることと、
前記動きベクトルを使用して、前記ブロックに対する予測ブロックを生成することと、を行うように構成される、
C17に記載のデバイス。
[C27]
前記ブロックをコーディングするために、前記1つまたは複数のプロセッサは、
コスト関数を使用してコスト値を計算するために使用される重み値に適用されるべき正の整数スカラー(s)値を決定することと、
前記コスト関数、および前記s値を使用して、前記ブロックの予測ブロックのサンプルに対する前記コスト値を計算することと、
一般化双予測(GBi)または重み付き双予測(WP)のうちの少なくとも1つに従って、前記コスト値を使用して前記予測ブロックを生成することと、を行うように構成される、
C17に記載のデバイス。
[C28]
前記ビデオデータを表示するように構成されたディスプレイをさらに備える、C17に記載のデバイス。
[C29]
カメラ、コンピュータ、モバイルデバイス、ブロードキャスト受信機デバイス、またはセットトップボックスのうちの1つまたは複数を備える、C17に記載のデバイス。
[C30]
命令が記憶されたコンピュータ可読記憶媒体であって、前記命令は、実行されたとき、プロセッサに、
ビデオデータのブロックが、8ピクセルよりも小さい幅、8ピクセルよりも小さい高さ、または8ピクセルに等しい前記幅および前記高さ、のうちの少なくとも1つを有すると決定することと、
ビデオデータの前記ブロックが、8ピクセルよりも小さい前記幅、8ピクセルよりも小さい前記高さ、または8ピクセルに等しい前記幅および前記高さ、のうちの前記少なくとも1つを有すると決定することに応答して、前記ブロックがデコーダ側動きベクトル改良(DMVR)を使用してコーディングされないと決定することと、
前記ブロックがDMVRを使用してコーディングされないと決定することに応答して、前記ブロックに対してDMVRを実行することなく前記ブロックをコーディングすることと、
を行わせる、
コンピュータ可読記憶媒体。
[C31]
前記ブロックは、第1のブロックを備え、
前記コンピュータ可読記憶媒体は、さらに、前記プロセッサに、
ビデオデータの第2のブロックが少なくとも8×NまたはN×8というサイズを有すると決定することと、ここにおいて、Nは8よりも大きい整数値であり、
ビデオデータの前記第2のブロックが少なくとも8×NまたはN×8という前記サイズを有することを決定することに応答して、DMVRを使用して前記第2のブロックをコーディングすべきかどうかを決定することと、
DMVRを使用して前記第2のブロックをコーディングすべきと決定することに応答して、DMVRを使用して前記第2のブロックをコーディングすることと、
を行わせる命令を備える、
C30に記載のコンピュータ可読記憶媒体。
[C32]
前記プロセッサに前記ブロックをコーディングさせる前記命令は、前記プロセッサに、
前記ブロックに対する動きベクトルを復号することと、
前記動きベクトルを使用して、前記ブロックに対する予測ブロックを計算することと、
前記ブロックに対する残差ブロックを復号することと、
前記ブロックを復号するために、前記予測ブロックを前記残差ブロックと組み合わせることと、を行わせる命令を備える、
C30に記載のコンピュータ可読記憶媒体。
[C33]
前記プロセッサに前記ブロックをコーディングさせる前記命令は、前記プロセッサに、
前記ブロックに対する動きベクトルを生成することと、
前記動きベクトルを使用して、前記ブロックに対する予測ブロックを計算することと、
前記ブロックと前記予測ブロックとの間の差分を表す、前記ブロックに対する残差ブロックを生成することと、
前記ブロックを符号化するために、前記残差ブロックと前記動きベクトルとを符号化することと、を行わせる命令を備える、
C30に記載のコンピュータ可読記憶媒体。
[C34]
ビデオデータをコーディングするためのデバイスであって、
ビデオデータのブロックが、8ピクセルよりも小さい幅、8ピクセルよりも小さい高さ、または8ピクセルに等しい前記幅および前記高さ、のうちの少なくとも1つを有すると決定するための手段と、
ビデオデータの前記ブロックが、8ピクセルよりも小さい前記幅、8ピクセルよりも小さい前記高さ、または8ピクセルに等しい前記幅および前記高さ、のうちの前記少なくとも1つを有すると決定することに応答して、前記ブロックがデコーダ側動きベクトル改良(DMVR)を使用してコーディングされないと決定するための手段と、
前記ブロックがDMVRを使用してコーディングされないと決定することに応答して、前記ブロックに対してDMVRを実行することなく前記ブロックをコーディングするための手段と、
を備えるデバイス。
[C35]
前記ブロックは、第1のブロックを備え、前記デバイスは、
ビデオデータの第2のブロックが少なくとも8×NまたはN×8というサイズを有すると決定するための手段と、ここにおいて、Nは8よりも大きい整数値であり、
ビデオデータの前記第2のブロックが少なくとも8×NまたはN×8という前記サイズを有すると決定することに応答して、DMVRを使用して前記第2のブロックをコーディングすべきかどうかを決定するための手段と、
DMVRを使用して前記第2のブロックをコーディングすべきと決定することに応答して、DMVRを使用して前記第2のブロックをコーディングするための手段と、をさらに備える、
C34に記載のデバイス。
[C36]
前記ブロックをコーディングするための前記手段は、
前記ブロックに対する動きベクトルを復号するための手段と、
前記動きベクトルを使用して、前記ブロックに対する予測ブロックを計算するための手段と、
前記ブロックに対する残差ブロックを復号するための手段と、
前記ブロックを復号するために、前記予測ブロックを前記残差ブロックと組み合わせるための手段と、を備える、
C34に記載のデバイス。
[C37]
前記ブロックをコーディングするための前記手段は、
前記ブロックに対する動きベクトルを生成するための手段と、
前記動きベクトルを使用して、前記ブロックに対する予測ブロックを計算するための手段と、
前記ブロックと前記予測ブロックとの間の差分を表す、前記ブロックに対する残差ブロックを生成するための手段と、
前記ブロックを符号化するために、前記残差ブロックと前記動きベクトルとを符号化するための手段と、を備える、
C34に記載のデバイス。

Claims (15)

  1. ビデオデータをコーディングする方法であって、
    ビデオデータのブロックのサイズを決定することと、
    ピクセルよりも小さい幅、8ピクセルよりも小さい高さ、または8ピクセルに等しい前記幅および前記高さ、のうちの少なくとも1つを有する各ブロックについて
    前記ブロックがデコーダ側動きベクトル改良(DMVR)を使用してコーディングされないと決定することと、
    前記ブロックがDMVRを使用してコーディングされないと決定することに応答して、前記ブロックに対してDMVRを実行することなく前記ブロックをコーディングすることと、
    を備える方法。
  2. なくとも8×NまたはN×8というサイズを有する各ブロックについて、
    MVRを使用して前記ブロックをコーディングすべきかどうかを決定することと、ここにおいて、Nは8よりも大きい整数値であり、
    DMVRを使用して前記ブロックをコーディングすべきと決定することに応答して、DMVRを使用して前記ブロックをコーディングすることと、
    をさらに備える、
    請求項1に記載の方法。
  3. DMVRを使用して記ブロックをコーディングすることは、
    記ブロックが双方向オプティカルフロー(BIO)を使用して予測されることになるとき、前記ブロックに対する参照ピクチャのパディングされたフィルタ入力サンプルを取り出すことと、
    前記パディングされたフィルタ入力サンプルを使用して、前記ブロックの1つまたは複数のサンプルに対する1つまたは複数の勾配値を計算することと、
    前記勾配値を使用して、前記ブロックの前記1つまたは複数のサンプルに対する1つまたは複数の改良された動きベクトルを計算することと、
    前記1つまたは複数の改良された動きベクトルを使用して、前記ブロックに対する予測ブロックを生成することと、を備える、
    請求項2に記載の方法。
  4. 記ブロックは、wサンプルの幅とhサンプルの高さとを備え、
    前記パディングされたフィルタ入力サンプルを取り出すことは、前記参照ピクチャから(w+7)*(h+7)サンプルを取り出すことと、前記取り出されたサンプルを(w+7+2d)*(h+7+2d)というサイズにパディングすることと、を備え、ここにおいて、dは、予め定義された最大変位ベクトルを表す、請求項3に記載の方法。
  5. 前記1つまたは複数の勾配値を計算することは、Lという長さを有する勾配フィルタを使用して前記1つまたは複数の勾配値を計算することを備え、
    記ブロックは、wサンプルの幅とhサンプルの高さとを備え、
    前記パディングされたフィルタ入力サンプルを取り出すことは、前記参照ピクチャから(w+7)*(h+7)サンプルを取り出すことと、前記取り出されたサンプルを(w+7+2d+2s)*(h+7+2d+2s)というサイズにパディングすることと、を備え、ここにおいて、dは、予め定義された最大変位ベクトルを表し、sは、Lの半分を表す、請求項3に記載の方法。
  6. 記ブロックは、wサンプルの幅とhサンプルの高さとを備え、
    前記パディングされたフィルタ入力サンプルを取り出すことは、
    前記参照ピクチャから(w+7)*(h+7)サンプルを取り出すことと、
    前記取り出されたサンプルを(w+11)*(h+7)というサイズに水平にパディングすることと、
    前記パディングされたサンプルを(w+11-t)*(h+7)というサイズに水平に補間することと、
    前記水平に補間されパディングされたサンプルを(w+11-t)*(h+11)というサイズに垂直にパディングすることと、を備え、ここにおいて、tは、補間フィルタタップの数-1である、
    請求項3に記載の方法。
  7. 記ブロックに対する初期動きベクトルを復号することをさらに備え、
    前記1つまたは複数の改良された動きベクトルを計算することは、前記初期動きベクトルを使用して、前記1つまたは複数の改良された動きベクトルを計算することを備える、請求項3に記載の方法。
  8. 前記ブロックをコーディングすることは、
    前記ブロックに対する動きベクトルを復号することと、
    前記動きベクトルを使用して、前記ブロックに対する予測ブロックを計算することと、
    前記ブロックに対する残差ブロックを復号することと、
    前記ブロックを復号するために、前記予測ブロックを前記残差ブロックと組み合わせることと、を備える、または、
    前記ブロックをコーディングすることは、
    前記ブロックに対する動きベクトルを生成することと、
    前記動きベクトルを使用して、前記ブロックに対する予測ブロックを計算することと、
    前記ブロックと前記予測ブロックとの間の差分を表す、前記ブロックに対する残差ブロックを生成することと、
    前記ブロックを符号化するために、前記残差ブロックと前記動きベクトルとを符号化することと、を備える、
    請求項1に記載の方法。
  9. ビデオデータをコーディングするためのデバイスであって、
    ビデオデータを記憶するように構成されたメモリと、
    回路の中に実装された1つまたは複数のプロセッサと、
    を備え、前記1つまたは複数のプロセッサは、
    ビデオデータのブロックのサイズを決定することと、
    ピクセルよりも小さい幅、8ピクセルよりも小さい高さ、または8ピクセルに等しい前記幅および前記高さ、のうちの少なくとも1つを有する各ブロックについて
    前記ブロックがデコーダ側動きベクトル改良(DMVR)を使用してコーディングされないと決定することと、
    前記ブロックがDMVRを使用してコーディングされないと決定することに応答して、前記ブロックに対してDMVRを実行することなく前記ブロックをコーディングすることと、
    を行うように構成される、
    デバイス。
  10. 記1つまたは複数のプロセッサは、
    なくとも8×NまたはN×8というサイズを有する各ブロックについて、
    MVRを使用して前記ブロックをコーディングすべきかどうかを決定することと、ここにおいて、Nが8よりも大きい整数値であり、
    DMVRを使用して前記ブロックをコーディングすべきと決定することに応答して、DMVRを使用して前記ブロックをコーディングすることと、
    を行うようにさらに構成される、
    請求項に記載のデバイス。
  11. 記ブロックをコーディングするために、前記1つまたは複数のプロセッサは、
    記ブロックが双方向オプティカルフロー(BIO)を使用して予測されることになるとき、前記ブロックに対する参照ピクチャのパディングされたフィルタ入力サンプルを取り出すことと、
    前記パディングされたフィルタ入力サンプルを使用して、前記ブロックの1つまたは複数のサンプルに対する1つまたは複数の勾配値を計算することと、
    前記勾配値を使用して、前記ブロックの前記1つまたは複数のサンプルに対する1つまたは複数の改良された動きベクトルを計算することと、
    前記1つまたは複数の改良された動きベクトルを使用して、前記ブロックに対する予測ブロックを生成することと、を行うように構成される、
    請求項10に記載のデバイス。
  12. 前記ブロックをコーディングするために、前記1つまたは複数のプロセッサは、
    前記ブロックに対する動きベクトルを復号することと、
    前記動きベクトルを使用して、前記ブロックに対する予測ブロックを計算することと、
    前記ブロックに対する残差ブロックを復号することと、
    前記ブロックを復号するために、前記予測ブロックを前記残差ブロックと組み合わせることと、を行うように構成される、または、
    前記ブロックをコーディングするために、前記1つまたは複数のプロセッサは、
    前記ブロックに対する動きベクトルを生成することと、
    前記動きベクトルを使用して、前記ブロックに対する予測ブロックを計算することと、
    前記ブロックと前記予測ブロックとの間の差分を表す、前記ブロックに対する残差ブロックを生成することと、
    前記ブロックを符号化するために、前記残差ブロックと前記動きベクトルとを符号化することと、
    を行うように構成される、
    請求項に記載のデバイス。
  13. 前記ビデオデータを表示するように構成されたディスプレイをさらに備える、または、前記デバイスは、カメラ、コンピュータ、モバイルデバイス、ブロードキャスト受信機デバイス、またはセットトップボックスのうちの1つまたは複数を備える、請求項に記載のデバイス。
  14. 命令が記憶されたコンピュータ可読記憶媒体であって、前記命令は、実行されたとき、プロセッサに、
    ビデオデータのブロックのサイズを決定することと、
    ピクセルよりも小さい幅、8ピクセルよりも小さい高さ、または8ピクセルに等しい前記幅および前記高さ、のうちの少なくとも1つを有する各ブロックについて
    前記ブロックがデコーダ側動きベクトル改良(DMVR)を使用してコーディングされないと決定することと、
    前記ブロックがDMVRを使用してコーディングされないと決定することに応答して、前記ブロックに対してDMVRを実行することなく前記ブロックをコーディングすることと、
    を行わせる、
    コンピュータ可読記憶媒体。
  15. 前記コンピュータ可読記憶媒体は、さらに、前記プロセッサに、請求項2乃至8のうちのいずれか一項に記載の方法を実行させる命令を備える、
    請求項14に記載のコンピュータ可読記憶媒体。
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