JPWO2020106976A5 - - Google Patents

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第13の態様において、ガボキサドールおよびリチウム、またはそれらのいずれかもしくは両方の化合物の薬学的に許容される塩の相乗的組み合わせの使用が、双極性障害、うつ病、または自殺傾向の1つまたは症状を軽減する薬剤の製造において開示される。
本発明は、例えば、以下の項目を提供する。
(項目1)
相乗的に有効な量で存在する化合物の相乗的組合せを含む医薬組成物であって、前記相乗的組合せが、ガボキサドールおよびリチウム、またはそれらのいずれかもしくは両方の化合物の薬学的に許容される塩からなる組合せである、医薬組成物。
(項目2)
前記リチウムが、標準以下の1日量のリチウムである、項目1に記載の医薬組成物。
(項目3)
前記標準以下の用量のリチウムは、それを必要とする対象に毎日投与される場合、双極性障害、うつ病、治療抵抗性うつ病および自殺傾向を治療するための医学的に推奨された用量を下回る、項目2に記載の医薬組成物。
(項目4)
前記標準以下の用量のリチウムの動物相当量は、ファーマコマッピングによって測定されたときに動物モデルの脳におけるc-fosシグナル伝達を活性化するのに効果がない、項目2に記載の医薬組成物。
(項目5)
前記標準以下の用量のリチウムのヒト相当量は、約50~約600mgの炭酸リチウム/日の範囲にある、項目2に記載の医薬組成物。
(項目6)
前記ガボキサドールが、低用量から中用量までのガボキサドールである、項目1に記載の医薬組成物。
(項目7)
前記ガボキサドールの低用量の動物相当量は、ファーマコマッピングによって測定されたときに動物モデルの脳におけるc-fosシグナル伝達を活性化するのに効果がない、項目6に記載の医薬組成物。
(項目8)
前記ガボキサドールの低用量のヒト相当量が、約5~約15mgガボキサドール/日の範囲にある、項目6に記載の医薬組成物。
(項目9)
前記ガボキサドールの中用量が、約15~約30mgガボキサドール/日の範囲にある、項目6に記載の医薬組成物。
(項目10)
前記リチウムが標準用量のリチウムである、項目1に記載の医薬組成物。
(項目11)
前記リチウムの標準用量が約600~約1800mgの範囲にあり、最大1日用量が2400mgの炭酸リチウム/日である、項目10に記載の医薬組成物。
(項目12)
前記ガボキサドールが高用量のガボキサドールである、項目1に記載の医薬組成物。
(項目13)
前記ガボキサドールの高用量の動物相当量は、動物モデルの脳において広いc-fosシグナル伝達を活性化するのに有効である、項目12に記載の医薬組成物。
(項目14)
前記ガボキサドールの高用量のヒト相当量が、約30~約300mgガボキサドール/日の範囲にある、項目12に記載の医薬組成物。
(項目15)
それを必要とする動物モデルに毎日投与される動物等価用量のリチウムおよびガボキサドールが、1)運動(MO)、味覚(GU)、連合野内臓(VISC)、無顆粒島(AI)、体性感覚(SS)、聴覚、視覚(VIS)、聴覚(AUD)、前辺縁(PL)および下辺縁(ILA)、脳梁膨大後部(RSP)、頭頂(PTL)、側頭連合(TEa)、内嗅(ECT)、内嗅(ENT)、鼻周囲(PERI)、梨状(PIR)、および前帯状(ACA)皮質、前障(CLA)を含む広い皮質活性化、ならびに2)海馬CA1領域、分界条床核(BST)、中央扁桃体(CEA)、皮質扁桃体(COA)、扁桃体の基底外側部および内側基底核(BLAおよびBMA)、内側扁桃体(MEA)、視床腹側後内側核(VPM)、結合腕傍下核(SPF)、内側膝状複合体(MG)、膝状体上核(SGN)、結合核(RE)、菱形核(RH)、視床中央内側核(CM)、傍室視床下部核(PVH)、視床下部背内側核(DMH)、結節乳頭体核(TM)、視床下部傍核(PSTN)および視床下核(STN)、傍小脳脚核、青斑核(LC)および孤束核(NTS)を含む皮質下活性化、からなる群より選択される動物モデルの脳の少なくとも1つの領域におけるc-fosシグナル伝達を活性化するのに相乗的に有効である、項目1、2、6、10および12のいずれか一項に記載の医薬組成物。
(項目16)
前記ガボキサドールおよびリチウムが、それを必要とする対象に毎日投与されると、相乗的に作用して、双極性障害、うつ病、治療抵抗性うつ病、および急性自殺傾向からなる群より選択される対象の精神障害を治療する、項目1、2、6、10および12のいずれか一項に記載の医薬組成物。
(項目17)
前記対象の精神障害の治療が、双極性障害、うつ病、治療抵抗性うつ病、または自殺傾向に特異的な少なくとも1つの精神医学的評価尺度のスコアを改善するのに有効である、項目16に記載の医薬組成物。
(項目18)
双極性うつ病、単極性うつ病または治療抵抗性うつ病と診断された対象に投与される場合、前記ガボキサドールおよびリチウムが、前記対象のモンゴメリー-アスバーグうつ病評価尺度(MADRS)スコアを増加させるのに相乗的に有効である、項目1に記載の医薬組成物。
(項目19)
前記ガボキサドールおよびリチウムが、それを必要とする対象に投与される場合、双極性障害、うつ病、治療抵抗性うつ病、または自殺傾向に特異的な少なくとも1つの精神医学的評価尺度のスコアを増加させるのに相乗的に有効である、項目1に記載の医薬組成物。
(項目20)
前記リチウムが、それを必要とする対象に毎日投与される場合、リチウムの前記対象の血清レベルを約0.4~約1.2mmol/Lの範囲に維持するのに十分な量である、項目1に記載の医薬組成物。
(項目21)
前記リチウムが、それを必要とする対象に毎日投与される場合、リチウムの前記対象の血清レベルを約0.2~約0.8mmol/Lの範囲に維持するのに十分な量である、項目2に記載の医薬組成物。
(項目22)
前記医薬組成物が、経口摂取のための単一の錠剤の形態である、項目1に記載の医薬組成物。
(項目23)
前記医薬組成物が、制御放出製剤の形態でである、項目1に記載の医薬組成物。
(項目24)
1つまたは複数の不活性な薬学的に許容される賦形剤をさらに含む、項目1に記載の医薬組成物。
(項目25)
前記医薬組成物が、前記リチウムおよびガボキサドールまたはそれらのいずれかもしくは両方の化合物の薬学的に許容される塩のための別個のコンパートメントを有する単一の投薬単位の形態である、項目1に記載の医薬組成物。
(項目26)
項目1に記載の医薬組成物を含むキット。
(項目27)
項目1、2、6、10および12のいずれか一項に記載の医薬組成物を投与することを含む、それを必要とする対象を治療するための方法。
(項目28)
前記対象が精神障害と診断される、項目27に記載の方法。
(項目29)
前記精神障害が、双極性障害、うつ病、治療抵抗性うつ病、または急性自殺傾向から選択される、項目28に記載の方法。
(項目30)
前記医薬組成物が、腎毒性、腎性尿崩症、慢性腎臓病、下痢、手の震え、喉の渇きの増加、排尿の増加、嘔吐、体重増加、記憶障害、集中力の低下、眠気、筋力低下、脱毛、にきびおよび甲状腺機能の低下、からなる群から選択される有害な副作用を軽減する、項目28に記載の方法。
(項目31)
双極性障害、うつ病、または急性自殺傾向と診断されたヒトを治療するための方法であって、前記方法は、約5~約300mg/日の範囲の用量のガボキサドールと、
a)約50mg~約1800mgの炭酸リチウムの用量;または
b)約0.8mg/kg~約30mg/kgの炭酸リチウム;または
c)約0.2~1.2mmol/Lのリチウム血清濃度を達成するのに十分な量;
でのリチウムとの相乗的組み合わせを同時に投与することを含み:
前記ガボキサドールおよびリチウムの組み合わせ用量は、少なくとも1日1回投与される、方法。
(項目32)
双極性障害、うつ病、または自殺傾向と診断されたヒトを治療するための方法であって、
前記方法は、約5~約50mg/日の範囲の用量のガボキサドールと、
a)約50mg~約900mgの炭酸リチウム/日の用量;または
b)0.2~1.0mmol/Lのリチウム血清濃度を達成するのに十分な量;
でのリチウムとの相乗的組み合わせを同時に投与することを含み:
前記ガボキサドールおよびリチウムの組み合わせ用量は、少なくとも1日1回投与される、方法。
(項目33)
双極性障害、うつ病、または自殺傾向の慢性型と診断された患者を治療するための方法であって、前記方法は、約5~約30mg/日の範囲の用量のガボキサドールと、
a)約50mg~約600mgの炭酸リチウムの用量;または
b)0.2~0.8mmol/Lのリチウム血清濃度を達成するのに十分な量;
でのリチウムとの相乗的組み合わせを同時に投与することを含み:
前記ガボキサドールおよびリチウムの組み合わせ用量は、少なくとも1日1回投与される、方法。
(項目34)
双極性障害、うつ病、または自殺傾向の1つまたは症状を低減するための、ガボキサドールおよびリチウム、またはそれらのいずれかもしくは両方の化合物の薬学的に許容される塩の相乗的組み合わせの使用。
(項目35)
双極性障害、うつ病、または自殺傾向の1つまたは症状を低減するための医薬の製造における、ガボキサドールおよびリチウム、またはそれらのいずれかもしくは両方の化合物の薬学的に許容される塩の相乗的組み合わせの使用。

Claims (45)

  1. 相乗的に有効な量で存在する、(a)ガボキサドールおよび(b)リチウム、またはそれらのいずれかもしくは両方の化合物の薬学的に許容される塩からなる相乗的組合せを含む医薬組成物。
  2. 前記相乗的に有効な量のリチウムまたはその塩が、標準以下の1日量のリチウムである、請求項1に記載の医薬組成物。
  3. 前記標準以下の1日量のリチウムは、それを必要とする対象に毎日投与される場合、双極性障害、うつ病、治療抵抗性うつ病および自殺傾向を治療するための医学的に推奨された用量を下回る、請求項2に記載の医薬組成物。
  4. 前記標準以下の1日量のリチウムの動物相当量は、ファーマコマッピングによって測定されたときに動物モデルの脳におけるc-fosシグナル伝達を活性化するのに効果がない、請求項2に記載の医薬組成物。
  5. 前記相乗的に有効な量のリチウムまたはその塩は、約50mg~約600mgの量の炭酸リチウムである、請求項に記載の医薬組成物。
  6. 前記相乗的に有効な量のリチウムまたはその塩が、標準1日量のリチウムである、請求項1に記載の医薬組成物。
  7. 前記相乗的に有効な量のリチウムまたはその塩が、約600mg~約1800mgの量の炭酸リチウムである、請求項1に記載の医薬組成物。
  8. 前記相乗的に有効な量のガボキサドールまたはその塩が、1日の低用量から1日の中用量までのガボキサドールである、請求項1~7のいずれか一項に記載の医薬組成物。
  9. 前記相乗的に有効な量のガボキサドールまたはその塩が、1日の低用量のガボキサドールである、請求項8に記載の医薬組成物。
  10. 前記ガボキサドールの1日の低用量の動物相当量は、ファーマコマッピングによって測定されたときに動物モデルの脳におけるc-fosシグナル伝達を活性化するのに効果がない、請求項に記載の医薬組成物。
  11. 前記相乗的に有効な量のガボキサドールまたはその塩が、約5mg~約15mgの量のガボキサドールある、請求項1~10のいずれか一項に記載の医薬組成物。
  12. 前記相乗的に有効な量のガボキサドールまたはその塩が、1日の中用量のガボキサドールである、請求項8に記載の医薬組成物。
  13. 前記相乗的に有効な量のガボキサドールまたはその塩が、約15mg~約30mgの量のガボキサドールある、請求項1~8のいずれか一項に記載の医薬組成物。
  14. 前記相乗的に有効な量のガボキサドールまたはその塩1日の高用量のガボキサドールである、請求項1~7のいずれか一項に記載の医薬組成物。
  15. 前記ガボキサドールの1日の高用量の動物相当量は、動物モデルの脳において広いc-fosシグナル伝達を活性化するのに有効である、請求項1に記載の医薬組成物。
  16. 前記相乗的に有効な量のガボキサドールまたはその塩が、約30mg~約300mgの量のガボキサドールある、請求項1~7のいずれか一項に記載の医薬組成物。
  17. それを必要とする動物モデルに毎日投与されると、動物等価用量の前記相乗的に有効な量のリチウムおよびガボキサドールが、1)運動(MO)、味覚(GU)、連合野内臓(VISC)、無顆粒島(AI)、体性感覚(SS)、聴覚、視覚(VIS)、聴覚(AUD)、前辺縁(PL)および下辺縁(ILA)、脳梁膨大後部(RSP)、頭頂(PTL)、側頭連合(TEa)、内嗅(ECT)、内嗅(ENT)、鼻周囲(PERI)、梨状(PIR)、および前帯状(ACA)皮質、前障(CLA)を含む広い皮質活性化、ならびに2)海馬CA1領域、分界条床核(BST)、中央扁桃体(CEA)、皮質扁桃体(COA)、扁桃体の基底外側部および内側基底核(BLAおよびBMA)、内側扁桃体(MEA)、視床腹側後内側核(VPM)、結合腕傍下核(SPF)、内側膝状複合体(MG)、膝状体上核(SGN)、結合核(RE)、菱形核(RH)、視床中央内側核(CM)、傍室視床下部核(PVH)、視床下部背内側核(DMH)、結節乳頭体核(TM)、視床下部傍核(PSTN)および視床下核(STN)、傍小脳脚核、青斑核(LC)および孤束核(NTS)を含む皮質下活性化、からなる群より選択される動物モデルの脳の少なくとも1つの領域におけるc-fosシグナル伝達を活性化するのに相乗的に有効である、請求項1~16のいずれか一項に記載の医薬組成物。
  18. 前記相乗的に有効な量のガボキサドールまたはその塩およびリチウムまたはその塩が、精神障害を有するそれを必要とする対象に毎日投与されると、相乗的に作用して精神障害を治療し、前記精神障害が、双極性障害、うつ病、治療抵抗性うつ病、および急性自殺傾向からなる群より選択される、請求項1~17のいずれか一項に記載の医薬組成物。
  19. 前記対象の精神障害の治療が、双極性障害、うつ病、治療抵抗性うつ病、または自殺傾向に特異的な少なくとも1つの精神医学的評価尺度のスコアを改善するのに有効である、請求項1に記載の医薬組成物。
  20. 双極性うつ病、単極性うつ病または治療抵抗性うつ病と診断された対象に投与される場合、前記ガボキサドールまたはその塩およびリチウムまたはその塩が、前記対象のモンゴメリー-アスバーグうつ病評価尺度(MADRS)スコアを増加させるのに相乗的に有効である、請求項1~19のいずれか一項に記載の医薬組成物。
  21. 前記ガボキサドールまたはその塩およびリチウムまたはその塩が、それを必要とする対象に投与される場合、双極性障害、うつ病、治療抵抗性うつ病、または自殺傾向に特異的な少なくとも1つの精神医学的評価尺度のスコアを増加させるのに相乗的に有効である、請求項1~16のいずれか一項に記載の医薬組成物。
  22. 前記医薬組成物が、それを必要とする対象に毎日投与される場合、リチウムの前記対象の血清レベルを約0.2mmol/L~約1.2mmol/Lの範囲に維持するのに十分な量で、リチウムまたはその薬学的に許容される塩を含む、請求項1~16のいずれか一項に記載の医薬組成物。
  23. 前記医薬組成物が、それを必要とする対象に毎日投与される場合、リチウムの前記対象の血清レベルを約0.4mmol/L~約0.8mmol/Lの範囲に維持するのに十分な量で、リチウムまたはその薬学的に許容される塩を含む、請求項1~16のいずれか一項に記載の医薬組成物。
  24. 前記医薬組成物が、経口摂取のための錠剤の形態である、請求項1~23のいずれか一項に記載の医薬組成物。
  25. 前記医薬組成物が、制御放出製剤の形態である、請求項1~24のいずれか一項に記載の医薬組成物。
  26. 前記医薬組成物が、1つまたは複数の不活性な薬学的に許容される賦形剤をさらに含む、請求項1~25のいずれか一項に記載の医薬組成物。
  27. 前記医薬組成物が、前記リチウムおよびガボキサドールまたはそれらのいずれかもしくは両方の化合物の薬学的に許容される塩のための別個のコンパートメントを有する単一の投薬単位の形態である、請求項1~26のいずれか一項に記載の医薬組成物。
  28. 請求項1~27のいずれか一項に記載の医薬組成物を含むキット。
  29. それを必要とする対象における精神障害を治療するための、請求項1~27のいずれか一項に記載の医薬組成物。
  30. 前記精神障害が、双極性障害、うつ病、治療抵抗性うつ病、または急性自殺傾向である、請求項2に記載の医薬組成物
  31. 前記医薬組成物が、腎毒性、腎性尿崩症、慢性腎臓病、下痢、手の震え、喉の渇きの増加、排尿の増加、嘔吐、体重増加、記憶障害、集中力の低下、眠気、筋力低下、脱毛、にきびおよび甲状腺機能の低下、からなる群から選択される少なくとも1つの有害な副作用を軽減する、請求項29または30に記載の医薬組成物
  32. 前記対象がヒトである、請求項29~31のいずれか一項に記載の医薬組成物。
  33. 双極性障害、うつ病、または急性自殺傾向と診断されたヒトを治療するための組み合わせ物であって、前記組み合わせ物は、約5mg~約300mgの範囲の用量のガボキサドールまたはその薬学的に許容される塩と、
    a)約50mg~約1800mgの範囲の炭酸リチウムの用量;または
    b)約0.8mg/kg~約30mg/kgの範囲の炭酸リチウムの用量;または
    c)約0.2~1.2mmol/Lのリチウム血清濃度を達成するのに十分な量;
    でのリチウムとを含み:
    記組み合わせは、少なくとも1日1回投与するためのものである組み合わせ物
  34. 双極性障害、うつ病、または自殺傾向と診断されたヒトを治療するための組み合わせ物であって、
    前記組み合わせ物は、約5mg~約50mgの範囲の用量のガボキサドールまたはその薬学的に許容される塩と、
    a)約50mg~約900mgの範囲の炭酸リチウム/日の用量;または
    b)0.2~1.0mmol/Lのリチウム血清濃度を達成するのに十分な量;
    でのリチウムとを含み:
    記組み合わせは、少なくとも1日1回投与するためのものである組み合わせ物
  35. 双極性障害、うつ病、または自殺傾向の慢性型と診断された患者を治療するための組み合わせ物であって、前記組み合わせ物は、約5mg~約30mgの範囲の用量のガボキサドールまたはその薬学的に許容される塩と、
    a)約50mg~約600mgの範囲の炭酸リチウムの用量;または
    b)0.2~0.8mmol/Lのリチウム血清濃度を達成するのに十分な量;
    でのリチウムとを含み:
    記組み合わせは、少なくとも1日1回投与するためのものである組み合わせ物
  36. 双極性障害、うつ病、または自殺傾向の1つまたは症状を低減するための、ガボキサドールおよびリチウム、またはそれらのいずれかもしくは両方の化合物の薬学的に許容される塩の相乗的組み合わせ
  37. 双極性障害、うつ病、または自殺傾向の1つまたは症状を低減するための医薬の製造における、ガボキサドールおよびリチウム、またはそれらのいずれかもしくは両方の化合物の薬学的に許容される塩の相乗的組み合わせの使用。
  38. 双極性障害、うつ病、または急性自殺傾向と診断されたヒトを治療するための組成物であって、前記組成物は、約5mg~約300mgの範囲の用量のガボキサドールまたはその薬学的に許容される塩を含み、前記組成物が、
    a)約50mg~約1800mgの範囲の炭酸リチウムの用量;または
    b)約0.8mg/kg~約30mg/kgの範囲の炭酸リチウムの用量;または
    c)約0.2~1.2mmol/Lのリチウム血清濃度を達成するのに十分な量;
    でのリチウムと組み合わせて、少なくとも1日1回投与するためのものである、組成物。
  39. 双極性障害、うつ病、または急性自殺傾向と診断されたヒトを治療するための組成物であって、前記組成物は、
    a)約50mg~約1800mgの範囲の炭酸リチウムの用量;または
    b)約0.8mg/kg~約30mg/kgの範囲の炭酸リチウムの用量;または
    c)約0.2~1.2mmol/Lのリチウム血清濃度を達成するのに十分な量;
    でのリチウムを含み、前記組成物が、約5mg/日~約300mg/日の範囲の用量のガボキサドールまたはその薬学的に許容される塩と組み合わせて、少なくとも1日1回投与するためのものである、組成物。
  40. 双極性障害、うつ病、または自殺傾向と診断されたヒトを治療するための組成物であって、
    前記組成物は、約5mg~約50mgの範囲の用量のガボキサドールまたはその薬学的に許容される塩を含み、前記組成物が、
    a)約50mg~約900mgの範囲の炭酸リチウム/日の用量;または
    b)0.2~1.0mmol/Lのリチウム血清濃度を達成するのに十分な量;
    でのリチウムと組み合わせて、少なくとも1日1回投与するためのものである、組成物。
  41. 双極性障害、うつ病、または自殺傾向と診断されたヒトを治療するための組成物であって、
    前記組成物が、
    a)約50mg~約900mgの範囲の炭酸リチウム/日の用量;または
    b)0.2~1.0mmol/Lのリチウム血清濃度を達成するのに十分な量;
    でのリチウムを含み、前記組成物が、約5mg/日~約50mg/日の範囲の用量のガボキサドールまたはその薬学的に許容される塩と組み合わせて、少なくとも1日1回投与するためのものである、組成物。
  42. 双極性障害、うつ病、または自殺傾向の慢性型と診断された患者を治療するための組成物であって、前記組成物は、約5mg~約30mgの範囲の用量のガボキサドールまたはその薬学的に許容される塩を含み、前記組成物が、
    a)約50mg~約600mgの範囲の炭酸リチウムの用量;または
    b)0.2~0.8mmol/Lのリチウム血清濃度を達成するのに十分な量;
    でのリチウムと組み合わせて、少なくとも1日1回投与するためのものである、組成物。
  43. 双極性障害、うつ病、または自殺傾向の慢性型と診断された患者を治療するための組成物であって、前記組成物が、
    a)約50mg~約600mgの範囲の炭酸リチウムの用量;または
    b)0.2~0.8mmol/Lのリチウム血清濃度を達成するのに十分な量;
    でのリチウムを含み、前記組成物が、約5mg/日~約30mg/日の範囲の用量のガボキサドールまたはその薬学的に許容される塩と組み合わせて、少なくとも1日1回投与するためのものである、組成物。
  44. 双極性障害、うつ病、または自殺傾向の1つまたは症状を低減するための、ガボキサドールまたはその薬学的に許容される塩を含む組成物であって、前記組成物が、リチウムまたはその薬学的に許容される塩と組み合わせて投与するためのものである、組成物。
  45. 双極性障害、うつ病、または自殺傾向の1つまたは症状を低減するための、リチウムまたはその薬学的に許容される塩を含む組成物であって、前記組成物が、ガボキサドールまたはその薬学的に許容される塩と組み合わせて投与するためのものである、組成物。

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