JPWO2020075658A1 - 複合連想メモリ回路 - Google Patents

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Abstract

手書き文字認識のような認識アプリケーションにては、完全一致を見出せない場合が多く、そのような場合には幾分かの不一致を許容し、「ある程度以上一致している」と見なせるワードを判定し照合するワードを検出することが求められている。「Don‘t Care」の設定を変えた複数の行を用いることで、従来の3値連想メモリにても部分一致を検出することは可能であるが、複数の行を費やすことはコスト上のディメリットが大きかった。本発明にては、通常の連想メモリセルのアレイの他に、第2の連想メモリセルのアレイを備え、与えられる入力データとの間に期待する一致の程度(もしくは、不一致の程度)に応じた情報を第2の連想メモリセルのアレイの記憶回路に設定する。マッチの判定は、第1の連想メモリセルのアレイからマッチ線に生ずる電流と第2の連想メモリセルのアレイからマッチ線に生ずる電流とを比較することにより行う。

Description

本発明は連想メモリ回路に関する。
従来の連想メモリ技術の概要を、図1から図3を用いて説明する。従来の連想メモリ技術は、セル・マトリックス内のセルへの読み出し(Read)動作や書き込み(Write)動作のように一般のメモリが行う動作の他に、検索(Search)動作を行うことに特徴がある。
連想メモリセルとしては、図1に示すように多彩な方式が知られている。
連想メモリセルの記憶回路(又は、記憶素子)には、検索の対象となる記憶データが記憶されている。検索時に検索キーとなる入力データがサーチ線(または、サーチ線兼ビット線)によって、連想メモリセルに伝えられる。
SRAMを使った連想メモリセル((A)から(D))は、記憶回路であるFF(Flip―Flop)に記憶データを記憶し、DRAMを使った連想メモリセル(E)は、フローティングとなるノードの寄生容量に記憶データを記憶し、抵抗変化型素子を使った連想メモリセル(F)は、抵抗変化素子に記憶データを記憶する。
いずれの場合も、記憶データとサーチ線から入力される電位に応じて、マッチ線から電流を導通する素子をもっている。
SRAMを使った連想メモリセル((A)から(D))は、記憶回路であるFF(Flip―Flop)に記憶する記憶データとサーチ線から入力される電位に応じて、2個直列となっているトランジスタ列のON、もしくはOFFが制御され、ONの場合には、マッチ線から電流を導通する。
DRAMを使った連想メモリセル(E)は、フローティングとなるノードの寄生容量に記憶する記憶データとサーチ線から入力される電位に応じて、マッチ線から電流を導通する。
抵抗変化型素子を使った連想メモリセル(F)は、抵抗変化素子に記憶する記憶データとサーチ線から入力される電位に応じて、マッチ線から電流を導通する。
SRAMを使ったTernary型の連想メモリセルの場合は、(C)と(D)のように、書き込みや読み出し、検索の動作を行うためのビット線とサーチ線が兼用される場合が多い。
一般に、Binary(2値)タイプの連想メモリセルは、記憶回路(又は、記憶素子)を1個有し、Ternary(3値)タイプの連想メモリセルは、記憶回路(又は、記憶素子)を2個持つ。Ternaryタイプの記憶回路(又は、記憶素子)が多いのは、データとして、値1、もしくは、値0を記憶するだけでなく、無視(Don‘t Care)と呼ばれるマスク状態を記憶するためである。
以下、SRAMを使ったTernary型の連想メモリセル((C)もしくは(D))を使った場合を元に、従来例を説明する。
図2は、SRAMベースのTernary(3値)タイプの連想メモリ(CAM:Content Addressable Memory)のセルが、M行×N列のマトリックス状に配置された連想メモリのブロック図である。図2には、M行×N列のマトリックスの四隅のみ表示されている。
検索動作時には、サーチ線経由で、外部から入力された検索キー(入力データ)が、セルマトリクス内の各行の連想メモリセルに伝えられる。各連想メモリセル内では、連想メモリセルのFFの記憶データとサーチ線より伝わる入力信号とが逆相となる時に、両データが「一致(もしくは、マッチ)」であると解釈される。記憶データと入力データが、HighとLow、または、LowとHighのように、逆相の時が「一致(もしくは、マッチ)」である。
連想メモリセル内には、2個直列のトランジスタがあり、両トランジスタのゲート電極にはFFの記憶データと入力データが電位として供給されており、「一致(もしくは、マッチ)」を意味する時には、2個直列のトランジスタのいずれかはOFF状態となり、マッチ線には電流を導通しない。
記憶データと入力データが「不一致」な場合には、連想メモリセル内の2個直列のトランジスタの2個あるゲート電極には、HighとHigh、または、LowとLowのように、同相の入力が加えられるが、連想メモリセル内には、2個直列のトランジスタが、2セットあるため、いずれかのセットはON状態となるため、いずれかのセットを通じてマッチ線に電流を導通することとなる。
2セットある2個直列のトランジスタは、各セル内で、排他的論理和(EXCLUSIVE−NOR)の論理を取っていると言われることがあるが、「一致」の場合には電流を導通することなく、「不一致」の場合には電流を導通する。
連想メモリセル1ビットには、記憶回路であるFFが2個含まれるので、読み出し動作にも、書き込み動作の時にも、サーチ線兼ビット線の対を少なくとも2サイクル動作させる必要ある。読み出しデータも書き込みデータも、2Nビットである。
以降、連想メモリセルNビットからなる行に、対応するマッチ判定回路を加えた部分を、ワード回路と呼ぶ。ワード回路には、1本のマッチ線と、2本のワード線を含む。
図3は、図1(C)のSRAMベースのTernary(3値)タイプの連想メモリのセルがN個からなるワード回路の構成と動作を示している。セル[3]から、セル[N−2]までの表記は省いている。また、この図においては、検索動作のみを説明するため、セル中の記憶回路(FF)に対する読み出し動作や書き込み動作に使われるアクセストランジスタ(ビット線と記憶回路の間に電流を導通するトランジスタ)の表示も省いている。
各セル内で、左右に1対ある2個直列のトランジスタは、記憶データと入力データが「一致」の場合には電流を導通することなく、「不一致」の場合には電流を導通する。
マッチ線は、各セルが導通する電流をワード回路内で集計して、マッチ判定回路に送る。
マッチ判定回路には、マッチ判定前には、マッチ線をRESET電位に電圧に設定するためのトランジスタと、そのための制御信号(RESET_bar)が備えられているのが通常であった。
ワード内に不一致ビットが1ビットも無い場合には、マッチ線には、連想メモリのセルが導通する電流が全く無く、電位変動が無いので、入力データが伝えられる前の電位レベル(RESET電位)を維持する。
ワード内に不一致ビットが1ビットでも有る場合には、マッチ線には連想メモリのセルが導通する電流が生じ、マッチ線は電位変動する。
この不一致を意味する電位変動を検出するために、マッチ線に電位変動が生じない場合と、最小の電流が導通した場合の電位との中間の電位が、閾値電位発生回路により生成され、閾値電位としてマッチ判定回路に供給されていた。(例えば、特許文献1参照)
図3(B)に示すように、従来技術では、入力データと記憶データとの間が、逆相であれば一致とし、全てのセルが一致の場合には電流を導通せず、マッチ線に電位変動が生じない。逆に、入力データと記憶データとの間が、同相であれば不一致とし、1ビットでも不一致の場合には電流を導通し、マッチ線に電位変動を生じた。
マッチ判定回路の出力は、図1に示すように、アドレスエンコーダ回路に送られ、マッチを検出したマッチ判定回路の物理アドレスを生成し、「マッチアドレス出力」として出力した。
このような連想メモリは、ネットワークルータ内のパケットデータ処理や並列計算機のメモリ管理等に用いられている。
従来の連想メモリ技術は、数学的には、入力データの逆相と記憶データとの間のハミング距離がゼロとなる場合を一致としていると解釈することができる。
特許第5480986号 特許第5893465号 特許第5800422号
K. Pagiamtzis and A. Sheikholeslami,"Content-addressable memory (CAM) circuits and architectures:A tutorial and survey," IEEE J. Solid-State Circuits , vol. 41, no. 3, Mar. 2006, pp. 712727.
手書き文字認識のような認識アプリケーションにては、ハミング距離がゼロでは一致を見出せない場合が多く、そのような場合には、幾分かの不一致を許容し、「ある程度以上一致している」と見なせるワードを判定し照合するワードを検出することが求められる。
「無視(Don‘t Care)」の設定を変えた複数の行(ワード)を用いることで、従来の3値連想メモリ(Ternary CAM)にても、「部分一致」を検出することは可能であるが、複数の行(ワード)を費やすことはコスト上のディメリットが大きかった。
「ある程度一致している」と見なして判定・検出するニーズは、ニューロンの演算を模倣するニューラルネットワーク回路を構成する時にも存在する。
ニューラルネットワーク回路では、一般的に、入力データと照合データを、共に、多次元のベクトルとみなし、両ベクトル間の内積により一致度を計量するが、内積の最大値は一定値ではなく、照合データ毎に異なりうるので、従来型の3値連想メモリ(Ternary CAM)では対応できないのが問題であった。
従来技術では、連想セル毎に、入力データと記憶データとの間を「不一致」と見做す場合に、マッチ線に電流を導通していたが、連想メモリ登録するデータが大きくなると、少なくとも、ワード単位では、「不一致」となるケースが、「一致」となるケースよりも圧倒的に多くなるので、消費電力の面では問題であった。
前述のニューラルネットワーク回路を使った手書き文字認識のようなアプリケーションにては、個別のビットとしても、ワード長が長くなると、値が0であるビット数に比べ、値が1であるビット数が減るという傾向がある。
連想メモリセルとマッチ線の間の電流の導通は、「不一致」の時ではなく「一致」の時とし、複数の行(ワード)を費やさずに、「ある程度の一致」を検出するアーキテクチャが求められていた。
本発明にては、図4に示すように、第1の連想メモリセルのアレイ(131)の他に、第2の連想メモリセルのアレイ(231)を備える複合連想メモリ回路であり、第1の連想メモリセルのアレイ(131)のマッチ線(151)に、第1の記憶回路の記憶データと第1のサーチ線から与えられる入力データの間の一致の程度(もしくは、不一致の程度)に応じた電流(152)を導通させ、第2の連想メモリセルのアレイ(231)のマッチ線(251)に、第2の記憶回路の記憶データと、第2のサーチ線から与えられる入力データ(もしくは、所定の設定データ)の間の一致の程度(もしくは、不一致の程度)に応じた電流(252)を導通させ、両マッチ線(151と251)を導通する電流(152と252)と両マッチ線の負荷抵抗(323と324)によって得られる電圧降下値を比較することによって、第2の連想メモリセルのアレイ(231)が設定する以上に、第1の連想メモリセルのアレイ(131)の記憶データが入力データと一致しているのかどうかを判定する。
第1の連想メモリセルのアレイ(131)と第2の連想メモリセルのアレイ(231)の一致ビット数が同量である場合に、マッチ判定が不安定となる懸念がある場合には、第1のマッチ線(151)、もしくは、第2のマッチ線(251)に、マッチ時に連想メモリセルが導通しうる電流の半整数倍の電流を供給する「半整数倍電流発生回路(311)」の電流を導通することで、不安定動作を避けることができる。
本発明は、期待する一致ビットの数をワード毎に設定することに特徴であり、そのことにより、完全一致ではなく、第1の入力データと第1の記憶データが「ある程度以上一致である(もしくは、ある程度以下で不一致である)」状況も、第2の入力データと第2の記憶データを設定することにより、判定・検出することができる。
画像認識やニューラルネットワークを表現する用途では、連想メモリアレイの記憶回路に設定するデータ値が値0であるビットの個数と、データが値1であるビットの個数は等量ではないのが一般的であり、その場合、第2の連想メモリの記憶回路に、個数が少ない値1を持つビット個数を設定し、第1の連想メモリにて、記憶回路の記憶データと入力データが、共に値1である時にマッチ線に電流を導通することとするとすれば良く、連想メモリのセルアレイの占有面積を減ずることができる。
本発明の上記および他の目的、特徴および利点は本発明の例として好ましい実施の形態を表す添付の図面と関連した以下の説明により明らかになるであろう。
従来の連想メモリセル 従来の連想メモリ回路 従来の連想メモリのワード回路 本発明の第1の実施の形態図 本発明の第2の実施の形態図 本発明の第2の実施の形態図 本発明の第3の実施の形態図 本発明の第4の実施の形態図 マッチ判定回路群 共通閾値制御回路 本発明の第5の実施の形態図 本発明の第6の実施の形態図 動作波形の模式図
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
説明文中においては、構成回路要素に関しては、特定の回路を意味しない総称として使うのではない限り、構成回路要素の名称の語尾に付ける括弧記号「()」の中に、数字による符号を付す。その符号の数字は、説明文中と説明図面では対応させる。
説明図面においては、その構成回路要素を示す回路ブロックや信号線に対して対応させた符号の数字を付すが、明瞭さを増すために、その構成回路要素の名称、もしくは、連想メモリ回路技術においては一般的に使われている英数字表現を元にした短縮形を記載する。名称や英数字表現を元にした短縮形と対応させた符号の数字が並ぶ場合には、間に、仕切りとして、コロン「:」を挿入する。
短縮形は、サーチ線をSL、マッチ線をML、ビット線をBL、ワード線をWL、マッチ判定回路をMSA、書き込み回路をWA、読み出し回路をSAとするなどである。極性が逆となる反転信号であることを強調する場合においては、構成回路要素を示す表現の短縮形の語尾に_barを付す。
複数が存在することを強調する構成回路要素の場合には、構成回路要素を意味する符号の数字に、括弧記号〔〕で括った英数字による数、もしくは数式を付し、その英数字による数、もしくは数式によって構成回路要素の個数、または、本数を表現する。複数が存在する構成回路要素の符号の数字の範囲を示す時には、括弧記号〔〕で括った中に、英数字による数、もしくは数式によりその範囲を表現する。
連想メモリのブロックの説明においては、連想メモリやメモリという表現が多数登場するが、本発明とは独立して従来から知られている読み出し回路や書き込み回路や電源回路等に関する回路ブロックやそれに伴う信号線の記載と表現と説明を省く。
従って、多くの説明において、連想メモリセルやメモリセルが接続するビット線やワード線についても表記しない。それら、回路や配線の構成や機能については、本発明を適用した場合でも、通常良く知られている連想メモリやメモリの従来技術の典型や変形が適用されることを前提とする。
説明文中や説明図中に、適切な用語が確立していないため、「マッチ」との表現を「程度の一致」、もしくは、「ある程度の一致」との意味でも用いる。従って、本発明の実施形態の説明文中の「マッチ」は、従来の連想メモリにおける「全ビットの一致」とは必ずしも同じではない。
なお、説明文中や説明図中では、記憶回路のビットセルの値が1であり、サーチ線を経由して入力される入力データの値が1の時に、そのビットセルは入力データと一致(マッチ)するとの場合を元に説明を進め、極性が異なる変形例もこの実施例にて説明する。
また、連想メモリセルや、メモリセル、センスアンプ、書き込み回路、読み出し回路、制御回路などの構成回内部の形態や配置形態が異なる変形例についても同じ実施例として表現する。
以下、図4、図6と図9を参照して、本発明の第1の実施形態による複合連想メモリ回路のワード回路(401)について説明する。
図4は、本発明の第1の実施形態による複合連想メモリ回路のワード回路の構成を概略的に示すブロック図である。
図9においては、回路ブロックや配線を示す添字の末尾に、「m番目の行の構成要素」であることを強調するために、「[m]」の表記を付す。表記中の「m」の箇所には、追番を意味する英数字、もしくは、数式を挿入する。
[本発明の複合連想メモリ回路のワード回路の構成と動作]
本発明のよる複合連想メモリ回路は、図4に示すように、
第1の連想メモリセルのアレイ(131)の他に、第2の連想メモリセルのアレイ(231)を備え、
第1の連想メモリセルのアレイ(131)のマッチ線(151)に、N本供給される第1のサーチ線(161)から与えられるデータと、第1の連想メモリセル(141)のNビットの記憶回路(FF)の記憶データとの間の一致の程度(もしくは、不一致の程度)に応じた第1のマッチ線電流(152)を導通させ、
第2の連想メモリセルのアレイ(231)のマッチ線(251)に、K本供給される第2のサーチ線(261)から与えられる入力データと、第2の連想メモリセル(341)のKビットの記憶回路(FF)の記憶データとの間の一致の程度(もしくは、不一致の程度)に応じた第2のマッチ線電流(252)を導通させ、
第1のマッチ線電流(152)と第1の負荷抵抗(323)によって得られる電圧降下値を
第2のマッチ線電流(252)と第2の負荷抵抗(324)によって得られる電圧降下値とを比較することによって、
第2の連想メモリセルのアレイ(231)が設定する以上に、第1の連想メモリセルのアレイ(131)の記憶データと第1のサーチからのデータ(161)とが一致しているのか(もしくは、不一致しているのか)を判定する。[請求項1]
第1の連想メモリセルのアレイ(131)と第2の連想メモリセルのアレイ(231)の一致ビット数が同量である場合に、マッチ判定が不安定となる懸念がある場合には、第1のマッチ線(151)、もしくは、第2のマッチ線(251)に、マッチ時に連想メモリセルが導通しうる電流の半整数倍の電流を供給する「半整数倍電流発生回路(311)」の電流を導通することで、不安定動作を避けることができる。[請求項2]及び[請求項3]
本発明のよる複合連想メモリ回路の典型的な動作では、第2の連想メモリセルのアレイ(231)のKビットの記憶回路(FF)には、第1の連想メモリセルのアレイ(131)のNビットの記憶回路(FF)に存在する値が1のビットの個数よりも、一定数少ない個数の値1が記憶される。
例えば、N=16、K=8とし、以下の設定はなされているとする。
・半整数倍電流発生回路(311)の電流量(JG:313)は、連想メモリセル1ビットが導通しうる電流量(JH)の1.5倍の電流である。
・第2の連想メモリセルのアレイ(231)の記憶回路の中には、1ビットだけが値1で、その他のビットには値0が書き込まれている。
・第2の連想メモリセルのアレイ(231)の8本あるサーチ線(261)のデータが全て値1である。
・負荷抵抗(R1:323)と負荷抵抗(R2:324)は同じ抵抗値である。
・第1の連想メモリセル(141)と、第2の連想メモリセル(241)は、同じである。
この場合、第2サーチ線(261)には、全てのサーチ線に値1という所定の入力データが入力されているので、第2の連想メモリセルのアレイ(231)では、記憶回路に値1が書き込まれた1ビットの連想メモリだけが第2のマッチ線から電流(JML2:252)を導通する。
第2のマッチ線(251)に導通する電流の総量は、JML2(252)にJG(313)を加えた量となるので、合計は、「マッチ時に連想メモリセル1ビットが導通しうる電流」の2.5倍の電流となる。
正確には、第2のマッチ線(251)の電位変動のために、導通する電流量は減ずる筈ではあるが、ここでは説明を簡易とするために、その効果が比較的小さな領域で第2の連想メモリセルのアレイ(231)が動作していると仮定している。
従って、第1の連想メモリセルのアレイ(131)の記憶回路(FF)の16ビットのデータと、16本供給される第1のサーチ線(161)が3箇所以上で一致し、マッチ時に連想メモリセル1ビットが導通しうる電流(JH)の3倍以上の電流が第1のマッチ線(151)に導通すると、第1の負荷抵抗(323)の電圧降下が第2の負荷抵抗(324)の電圧降下よりも大きくなるので、マッチ線センス回路(325)は、マッチと判定することとなる。
本発明にて用いる連想メモリセルは、図6に示すような従来の3値連想メモリ(Ternary CAM)の半分の回路を想定することができる。ビット線とサーチ線の使い方や兼用の仕方に関する変形を代表して、図6に、3種類を例と挙げているが、いずれの場合にも、本発明で用いる場合には、占有面積の面でも、必要な配線本数の面でも3値連想メモリの約半分であると見積もれる。
図6に上げたメモリセルを多値メモリとしての動作させる場合、入力データ(161)が作るベクトルと照合データに相当する第1の連想メモリセルのアレイ(131)の記憶回路の記憶データが作るベクトルの次元は変わらない。但し、両ベクトルの内積の計算の精度が高くなる。[請求項15]
第2の連想メモリセルのアレイ(231)に配置すべき「連想メモリセル」の数(K)は、最大でも、第1の連想メモリセルのアレイ(131)に配置すべき「連想メモリセル」の数(N)以下であるが、「半整数倍電流発生回路(311)」に設定すべき電流量(JG)をマッチ時に連想メモリセル1ビットが導通しうる電流(JH)の単位で表現すると、Kの値は{N−JG}以下として良いこととなり、本発明でのセル面積が従来の半分であることと合わせて考慮すると、本発明ではトータルのセル面積の面でも、必要なトータルの配線本数の面でも従来の3値連想メモリよりも減ずることができると見積もられる。
実際のアプリケーションにおいては、Kの値は、第1の連想メモリセルのアレイ(131)への記憶データに現れる値1のビット数の最大値(n)を元に、{n−JH}とすることが考えられるが、ニューラルネットワーク回路への応用の場合などでは、nの値はNよりも大幅に小さいことが想定されるので、トータルのセル面積の面でも、必要なトータルの配線本数の面でも従来の3値連想メモリよりも減ずることが積もられる。
[マッチ判定回路(321)の構成]
図4と図9を用いて、マッチ判定回路(321)の構成を説明する。
両図に示すように、マッチ判定回路(321)は、「マッチ線センス回路(325)」と「半整数倍電流発生回路(311)」とから構成される。
この図の多くの回路ブロックや信号線には、m番目の行の構成要素であることを強調するために添字の末尾に[m]を添えて教示している。
図9のAMP(325[m])は、図4のマッチ線センス回路(325)であり、図9の負荷抵抗として機能するトランジスタである(323)と(324)は、図4の負荷抵抗(R1:323)と(R2:324)である。
マッチセンス回路(325)は、図9に示すように、差動回路であるオペアンプ部と、動作を制御するNANDゲート(327)とからなり、第1のマッチ線電流(152)とトランジスタ(323)によって得られる電圧降下値を、第2のマッチ線電流(252)とトランジスタ(324)によって得られる電圧降下値とを比較し、その出力であるマッチ判定結果(329[m])をマッチ判定回路(331[m])に伝える。
「第1のマッチ線電流(152)と負荷抵抗として機能するトランジスタ(323)によって得られる電圧降下値」が、「第2のマッチ線電流(252)と負荷抵抗として機能するトランジスタ(324)によって得られる電圧降下値」よりも大きいと、差動回路であるオペアンプの応答時間後に、マッチ線センス回路(325)の出力であるMSAQ(329)の電圧レベルは、Highとなり、更に、判定結果出力回路(331)の出力(333)をHighとする。
このHigh出力は、そのワード回路(401)が、第1の連想メモリセルのアレイ(131)から、第2の連想メモリセルのアレイ(231)に設定した一致ビット数よりも多い一致ビット数を検出し、「第2の連想メモリセルのアレイ(231)が設定した定義において、サーチ線信号(161)が、そのワード回路(401)の第1の記憶(141)のデータと、ワード回路(401)の単位で一致(マッチ)した」ことを意味する。
[半整数倍電流発生回路(311)の構成]
図9を用いて、半整数倍電流発生回路(311)の構成を説明する。
この図の多くの回路ブロックや信号線には、m番目の行の構成要素であることを強調するために添字の末尾に[m]を添えて教示している。
半整数倍電流発生回路(311[m])は、2分の1電流発生回路(316[m])と、1個、もしくは複数のJH電流発生回路(317)から構成される。図9では、半整数倍電流発生回路(311[m])が第2のマッチ線(251[m])に接続されているケースが示されている。以下は、このケースについて説明する。
2分の1電流発生回路(316)を第1のマッチ線(151[m])に接続する構成の場合も、構成の概念は同様である。
図9における、2分の1電流発生回路(316[m])は、第2の連想メモリセルのアレイ(231)の連想メモリセル(241)の1個が、一致時にマッチ線から導通する電流(JH)の半分の電流の生成を模倣する。
また、JH電流発生回路(317)は、第2の連想メモリセルのアレイ(231)の連想メモリセル(241)の1個が、一致時にマッチ線から導通する電流(JH)の生成を模倣する。
この追加の電流により、「半整数倍電流発生回路(311[m])」は、第1のマッチ線電流(152[m])と負荷抵抗として機能するトランジスタ(323)によって得られる電圧降下値が、第2のマッチ線電流(252[m])と負荷抵抗として機能するトランジスタ(324)によって得られる電圧降下値と等しくなることを防止する。
[判定結果出力回路(331)の構成]
判定結果出力回路(331)は、図9に示すように、Enable_bar信号がLowの時に、マッチ線センス回路(325)の出力(329)と同相の信号を判定結果出力回路の出力(333)として出力する。マッチ線センス回路(325)の出力(329)がHighの間に、Enable_bar信号がHighとなると、その状態をラッチし、判定結果出力回路の出力(333)を保全する。
マッチ線センス回路(325)の出力(329)をフィルタリングし、ディジタル信号を生成する回路である。
判定結果出力回路(331)の出力(333)がHighであることは、そのワード回路(401)が、第2の連想メモリセルのアレイ(231)に設定した程度に「一致」もしくは「マッチ」したことを意味する。ここで、「この出力は、そのワード回路がHitした意味を成す」と表現することもありうるが、それは表現の変形である。
逆に、判定結果出力回路(331)の出力(333)がLowであることは、そのワード回路(401)が、第2の連想メモリセルのアレイ(231)に設定した閾値の元では、「不一致」もしくは「ミスマッチ」もしくは「ミスHit」したことを意味する。
ワード回路(401)には、第1の連想メモリセルのアレイ(131)や、第2の連想メモリセルのアレイ(231)のワード線を駆動する回路や、ワード線を選択するデコーダ回路の一部を含めることができるが、その説明は、図8を用いた「第4の実施形態図(複合連想メモリ回路30の説明)」の説明文中で行う。
[発明を実施するための第2の形態]
発明を実施するための第2の形態として、本発明による複合連想メモリ回路(10)を、図5を参照して説明する。
[複合連想メモリ回路10の構成と動作]
図5は、本発明の第2の実施形態による複合連想メモリ回路を概略的に示すブロック図である。
複合連想メモリ回路1(10)は、M本のワード回路(401)と、
第1のサーチ線駆動回路(SLD1:162)と、
第2のサーチ線駆動回路(SLD2:262)と、
第1の共通書き込み回路(CWA1:111)と、
第2の共通書き込み回路(CWA2:211)と、
書き込みデータ生成回路(820)と、
制御回路(421)から構成される。[請求項5]と[請求項6]
各ワード回路(401)のマッチ判定回路(321)と判定結果出力回路(331)は、M個が列状に表現されており、マッチ判定回路群(MS:301)と表記されている。Mの値は1以上である。
各ワード回路(401)内の記憶回路のセルの読み出し(Read)動作に関する回路ブロックは公知な技術を用いるので表記していない。
第1の共通書き込み回路(111)は、第1の書き込みデータ(112)の入力を受け、そのデータ(112)を、第1の連想メモリセルのアレイ(131)のNビットの連想メモリセル(141)内の記憶回路(FF)に書き込む。
書き込み動作では、第1の共通書き込み回路(111)から第1の連想メモリセルのアレイ(131)のNビットの記憶回路(FF)につながるビット線か、サーチ線(161)を経由する必要あるが、図5においては、サーチ線(161)を経由して書き込まれる方式を前提して記載している。
書き込みデータ生成回路(820)は、第1の書き込みデータ(112)の「値が1のビットの個数」をカウントし、その個数よりも、一定数少ない個数の「値1」を生成し、その個数を表す2進数を、第2の連想メモリセルアレイ(231)の書き込みデータとしては、第2の共通書き込み回路(211)に送る。
但し、第2の連想メモリセルアレイ(231)の書き込みデータの中での「値1」のビットの位置は、原理的には任意で良い。
第2の連想メモリセルアレイ(231)への書き込み動作では、第2の共通書き込み回路(211)から第2の連想メモリセルのアレイ(231)のKビットの記憶回路(FF)につながるビット線か、ビット線に相当する配線を経由する必要あるが、図5においては、サーチ線(261)を経由して書き込まれる方式を前提して記載している。
複合連想メモリ回路1(10)への検索(サーチ)動作としては、第1の連想メモリセルアレイ(131)に、検索データとして、第1の入力データ(171)が第1の連想メモリセル(141)に伝えられ、以降、「発明を実施するための第1の形態」と同様に検索動作が行われる。
この時、第2の入力データ(271)としては、外部からの第2の入力データは必要なく、代わりに、所定のデータとして、全てのビットが値1に固定されたデータが使われる。
従って、「本発明を実施するための第2の形態」としては、第2の入力データ(271)も第2の書き込みデータ(212)も外部から供給される必要はない。
制御回路は、制御信号の入力(422)を受けて、書き込みデータ生成回路(820)や第2の共通書き込み回路(211)の動作の設定を行う。
ワード回路(401)には、第1の連想メモリセルのアレイ(131)や、第2の連想メモリセルのアレイ(231)のワード線を駆動する回路や、ワード線を選択するデコーダ回路の一部を含めることができるが、その説明は、図8を用いた「第4の実施形態図(複合連想メモリ回路30の説明)」の説明文中で行う。
[発明を実施するための第3の形態]
発明を実施するための第3の形態を含む、複合連想メモリ回路(20)を、図7と図9と図10と図13を参照して説明する。
[複合連想メモリ回路20の構成と動作]
図7は、本発明の第3の実施形態による複合連想メモリ回路を概略的に示すブロック図である。
複合連想メモリ回路20は、
M本のワード回路(401)と、
第1のサーチ線駆動回路(SLD1:162)と、
第2のサーチ線駆動回路(SLD2:262)と、
第1の共通書き込み回路(CWA1:111)と、
第2の共通書き込み回路(CWA2:211)と、
書き込みデータ生成回路(820)と、
制御回路(421)と、
マッチ本数カウント回路(MLC:411)と、
共通閾値設定回路(TCG:431)と、
共通閾値設定電流源(JCT:435)と、
閾値電流発生回路2(JREF:450)と
から構成される。[請求項7]と[請求項8]
各ワード回路(401)のマッチ判定回路(321)と判定結果出力回路(331)は、M個が列状に表現されており、マッチ判定回路群(MS:301)と表記されている。Mの値は1以上である。
各ワード回路(401)内の記憶回路のセルの読み出し(Read)動作に関する回路ブロックは公知な技術を用いるので表記していない。
M本のワード回路(401)と、第1の共通書き込み回路(111)と、第2の共通書き込み回路(211)と、書き込みデータ生成回路(820)の機能と動作は前述の「本発明の第2と実施形態による複合連想メモリ回路10」の構成と同じである。
複合連想メモリ回路(20)は、閾値電流発生回路2(450)により、マッチ本数カウント回路(411)から出力される「一致(マッチ)」の本数の期待値を設定し、一方で、共通閾値設定回路(431)により、判定結果出力回路から一致(マッチ)」の実際値が期待値よりも多いか少ないかを判定した上で、共通閾値設定電流源(435)の出力を加減し、各ワード回路内のマッチ判定回路(321)、もしくは、判定結果出力回路(331)の入力閾値を調整し、一致(マッチ)と見做すワード回路の本数を制御する。
この構成は、ディジタル回路によっても、アナログ回路によっても構成坂能であるが、以下は、実施例として、アナログ回路による構成を説明する。
[マッチ本数カウント回路(411)の構成と動作]
図9の右端部に、マッチ本数カウント回路(411[m])の内部の構成を示す。
この図の多くの回路ブロックや信号線には、m番目の行の構成要素であることを強調するために添字の末尾に[m]を添えて教示している。
マッチ本数カウント回路(411[m])は、電流源として機能するトランジスタ(M51)とトランジスタ(M52)からなる。
トランジスタ(M51)は、判定結果出力回路(331[m])の出力(333[m])をゲート電極に受けて、ON状態、または、OFF状態を取り、ON状態の時には、マッチ本数カウント回路出力(414)と電源の間に電流を導通する。トランジスタ(M52)は、ゲート電極に「セル部の正電源」の電位を受けており、常にON状態にある。
なお、図9におけるマッチ本数カウント回路(411[m])は、1個のワード回路(401[m])に対応する1個の回路であるが、図7や、図11におけるマッチ本数カウント回路(411)は、同名で複数の回路を表現している。
マッチ本数カウント回路(411[m])は、対応するワード回路(401[m])が「一致」もしくは「マッチ」もしくは「Hit」し、判定結果出力回路(331)の出力(333)よりHighを出力する時、一定の電流を「マッチ本数カウント回路出力(414)」に導通する。
マッチ本数カウント回路出力(414)は、他のワード回路にも接続されており、電流を集計して、図10の共通閾値設定回路(431)の中のマッチ線センス回路2(443)とマッチ線センス回路3(446)に集計した電流を伝えている。
図10に、共通閾値設定回路(CTG:431)と、閾値電流発生回路2(JREF:450)と、共通閾値設定電流源(JCT:435)の内部の構成と、相互の接続関係を示す。
マッチ線センス回路2(443)とマッチ線センス回路3(446)には、マッチ本数カウント回路出力(414)の電流値の大小を判定するために、閾値を示す電流として、閾値電流発生回路2(450)が生成する2種類の電流が供給されており、両者の電流の大小をマッチ線センス回路2(443)とマッチ線センス回路3(446)の中の差動オペアンプにて判定する。
閾値電流発生回路2(450)は、半整数倍電流発生回路2(441)と期待マッチ本数レジスタ(439)からなる。一種のメモリ回路である期待マッチ本数レジスタ(439)の記憶データに応じて、半整数倍電流発生回路2(441)の中の電流源トランンジスタであるM31やM32やM33やM34等を、ON状態もしくはOFF状態に設定する。M31、M32、M33、M34は、同様の電流源トランンジスタが複数セットあることを示している。
M31、M32、M33、M34、および、M13、M14は、図9に示されていたマッチ本数カウント回路(411[m])内のトランジスタであるM51とM52が生成する電流値を模倣する。
閾値電流発生回路2(450)の出力である共通閾値判定閾値1(436)を流れる電流値と、マッチ本数カウント回路出力(414)を流れる電流値は、共通閾値設定回路(431)の中の2本の負荷抵抗(R11とR12)によって電圧に変換され、マッチ線センス回路2(AMP2:443)の中の差動オペアンプに入力され、両者の電位を比較し、マッチ本数カウント回路出力(414)を流れる電流値が、閾値電流発生回路2(450)の出力である共通閾値判定閾値1(436)を流れる電流値以下である場合には、マッチ線センス回路2(443)は、その出力であるAPQ2出力(426)をHighレベルとする。
閾値電流発生回路2(450)の出力である共通閾値判定閾値2(429)を流れる電流値は、共通閾値設定回路(431)の中の負荷抵抗(R13)によって電圧に変換さる。共通閾値判定閾値2(429)の電位と、マッチ本数カウント回路出力(414)の電位は、共に、マッチ線センス回路3(AMP3:446)の中の差動オペアンプに入力され、両者の電位は比較され、マッチ本数カウント回路出力(414)を流れる電流値が、共通閾値判定閾値2(429)の出力である共通閾値判定閾値(436)流れる電流値以上である場合には、マッチ線センス回路3(446)は、その出力であるAPQ3出力(427)をHighレベルとする。
この動作では、マッチ線センス回路2(AMP2:443)と、マッチ線センス回路3(AMP3:446)は、Enable_bar信号にLowレベルが印加され、活性化されていることが前提されている。
Enable_bar信号がLowの時は、判定結果出力回路2(444)も活性化されているから、APQ2出力(426)とAPQ3出力(427)は、AND論理を取って、共通閾値設定信号(434)として出力され、制御回路(421)に送られる。
共通閾値設定信号(434)がHighであることは、マッチ本数カウント回路出力(414)を流れる電流値が、共通閾値判定閾値2(429)よりも多く、共通閾値判定閾値1(436)よりも少ないことを意味する。
期待マッチ本数レジスタ(439)の中の1ビットのみ値1を取るように設定して、一定の応答時間後に、共通閾値設定回路(431)の出力である共通閾値設定信号(434)に、Highレベルを得る場合は、マッチ本数カウント回路出力(414)を流れる電流値が、1本のワード回路からだけであることを示す。
制御回路(421)は、共通閾値設定信号(434)等を受け、共通閾値設定回路制御信号2(CVS2:432)を生成し、共通閾値設定電流源(JCT:435)の中の電流設定レジスタ制御回路(RG2:438)経由で、電流設定レジスタ(RG1:437)の値を加減して、共通閾値設定回路出力(CVQ2:433)として送る電流値を加減することで、各ワード回路(401)からのマッチの本数を制御する。
共通閾値設定回路出力(433)が流す電流が少ないと、「マッチ」と判定するワード回路(401)は減る。
制御回路(421)が、各ワード回路(401)からのマッチの本数を制御する方法としては、第2の連想メモリへの第2の入力データの値を変更することによることも可能であるが、そのような方式は上記方式と共に用いることができる。
複合連想メモリ回路20における「マッチ本数カウント回路(411)」と、
「閾値電流発生回路2(450)」と、
「共通閾値設定回路(431)」と、
「共通閾値設定電流源(435)」の構成による、一致(マッチ)検出ワード回路の本数の調整に関する回路の構成は、本発明の第1の実施形態による複合連想メモリ回路のワード回路(401)の実施例でもあり、
「マッチ本数カウント回路(411)」が第1の連想メモリセルのアレイ(131)、
「閾値電流発生回路2(450)」が第2の連想メモリセルのアレイ(231)、
「共通閾値設定回路(431)」がマッチ判定回路、
「共通閾値設定電流源(435)」が判定結果出力回路
に相当している
[動作波形の説明]
図13の波形(a)から、波形(h)までが、上記の動作における各ブロックの出力の波形図である。
[発明を実施するための第4の形態]
発明を実施するための第4の形態を含む、複合連想メモリ回路(30)を、図8と図9を参照して説明する。
[複合連想メモリ回路30の構成と動作]
図8は、本発明の第4の実施形態による複合連想メモリ回路を概略的に示すブロック図である。
複合連想メモリ回路(30)は、
本発明の第2の複合連想メモリ回路(10)の構成要素に加えて、
第4の共通書き込み回路(CWA4:711)と
各ワード(401)内に、第1の連想メモリセルのアレイ(131)の第1の記憶回路に有効なデータが記憶されているのか否かの情報を記憶する、少なくとも1ビットの第4の記憶回路のセル(741)を備える。
以下の説明文中では、1個の第4の記憶回路に含まれるメモリセル(741)は1ビットとの例で説明を進める。
尚、第4の記憶回路のセル(741)は、ワード回路(401)の個数と同様にM個存在するが、M個は、列として第4の記憶回路(701)を成す。
第4の記憶回路のセル(741)は、第1の連想メモリのセルのアレイ(131)や第2の連想メモリのセルのアレイ(231)のデータを有効、もしくは、無効とする機能を持つ。無効なデータが書き込まれたワードのことを「白紙のワード」と呼ぶ。
(一部削除)以下の説明文中では、第4の記憶回路のセル(741)のデータが値0の時には、出力はLowレベルとなり、そのワード回路(401)内の第1の連想メモリのセルのアレイ(131)や第2の連想メモリのセルのアレイ(231)のデータを無効とし、白紙のワードとすると位相の関係にて説明を進める。
もし、第4の記憶回路のセル(741)の値0と値1に、それぞれ、有効と無効の意味を持たせた場合には、図に示す回路中の信号線の一部の位相が変更となる。
(一部削除)第1の連想メモリのセルのアレイ(131)の連想メモリセル(141)や、第2の連想メモリのセルのアレイ(231)の連想メモリセル(241)に、有効なデータを書き込む場合には、同じワード回路(401)内の第4の記憶回路のセル(741)に、値1を書き込む必要ある。[請求項12]
第4の記憶回路のセル(741)への書き込み動作は、制御回路(421)より伝えられる信号(712)が、第4の共通書き込み回路(711)に伝えられることにより行われる。
ここで、第4の記憶回路のセル(741)への書き込み動作は、第1の連想メモリのセルのアレイ(131)の連想メモリセル(141)への書き込み動作が行われると同時に行われても、第2の連想メモリのセルのアレイ(231)の連想メモリセル(241)への書き込み動作が行われると同時に行われても良いが、本説明上は、第1の連想メモリのセルのアレイ(131)の連想メモリセル(141)への書き込みと同時に行われるとの前提にて、説明を続ける。
この前提においては、第4の記憶回路のセル(741)は第1の連想メモリのセルのアレイ(131)の連想メモリセル(141)と第1のワード線(181)を共有することができる。
この書き込み動作を行うための、複合連想メモリ回路(30)のマッチ判定回路群内のワード線選択のための回路について、以下に説明する。
[マッチ判定回路群内のワード線選択のための回路]
以下に、図8と図9を参照して、本発明における複合連想メモリの第1の連想メモリのセル(141)と第2の連想メモリのセル(241)と、第4の記憶回路のセル(741)の読み出しや書き込み動作時に制御されるワード線の制御について説明する。
第4の記憶回路のセル(741)のワード線は、第1の連想メモリのセル(141)と共有しており、以下、第1のワード線(181)の制御について説明する時には、同時に、第4の記憶回路のセル(741)のワード線も制御されていることとなる。
第2の連想メモリのセルのアレイ(231)の連想メモリセル(241)が共有する第2のワード線(281)と、第1の連想メモリのセルのアレイ(131)の連想メモリセル(141)が共有する第1のワード線(181)は、同じワード回路(401[m])内のマッチ判定回路群(301)のワード線制御回路(340)と、第1のワード線選択回路(351)と、第1のワード線選択回路(361)によって行われる。
そのために、それらの回路には、制御回路(421)から第1のワード線選択信号(WLS1:352)、第2のワード線選択信号(WLS2:362)、ワード選択信号(WSLQ:342)や、学習制御信号(LCS:413[m])、アドレスアクセス(350)、白紙ワード学習(343)、HEBB学習(348)の制御信号を受ける。
[アドレスアクセスによる書き込み動作]
第1の連想メモリのセルのアレイ(131)の連想メモリセル(141)と第4の記憶回路のセル(741)の書き込み動作においては、第1のワード線(181[m])を選択状態に設定するが、そのためには、制御回路(421)から送られる第1のワード線選択信号(352)とワード選択信号(342)とアドレスアクセス(350)を、選択レベル(例えば、Highレベル)に設定する。
但し、第2のワード線選択信号(362)にはLowレベルを与え、HEBB学習(348)と、白紙ワード学習(348)にLowレベルに設定する。
これらにより、行(ワード)デコーダの最終段を構成する第1のワード線選択回路(351)とワード線選択回路(341)を通じ、第1のワード線(181)が選択される。
第1の連想メモリのセルのアレイ(131)の連想メモリセル(141)の書き込み時には、対応するビット線を経由して、第1の共通書き込み回路(111)からの書き込みデータが選択された連想メモリセル(141)に送られてくる必要があるが、ここで参照している図8においては、第1の連想メモリのセル(141)への書き込みは第1のサーチ線(161)を経由して伝えられる。
但し、第4の記憶回路のセル(741)書き込みは、ビット線(BL4:791)を経由して行われる。
第2の連想メモリのセルのアレイ(231)の連想メモリセル(241)の書き込み動作においては、第2のワード線(281[m])を選択状態に設定するが、そのためには、制御回路(421)から送られる第2のワード線選択信号(362)とワード選択信号(342)とアドレスアクセス(350)を、選択レベル(例えば、Highレベル)に設定する。
但し、第1のワード線選択信号(352)にはLowレベルを与え、HEBB学習(348)と、白紙ワード学習(348)にLowレベルに設定する。
それらにより、行(ワード)デコーダの最終段を構成する第1のワード線選択回路(361)とワード線選択回路(341)を通じ、第2のワード線(281)が選択される。
第2の連想メモリのセル(241)への書き込みは第2のサーチ線(261)を経由して伝えられる。
[検索後の学習動作(白紙ワード学習)]
以下に、図8と図9を参照して、複合連想メモリ回路(30)における検索動作と、検索後の学習動作を説明する。
この動作時においては、HEBB学習(348)とアドレスアクセス(350)はLowレベルとされ、白紙ワード学習(343)はHighを与えている。
図9に記載されたワード回路は、M行存在するワード回路のうちの、m番目のワード回路の一部であるので、回路に付された「符号」を表示する時には、m番目であることを強調して、「[m]」を付して符号を表示する。
図9には、
半整数倍電流発生回路(311[m])を含むマッチ判定回路(321[m])と、
判定結果出力回路(331[m])と、
ワード線制御回路(340[m])と、
第1のワード線選択回路となるANDゲート(351[m])と、
第2のワード線選択回路となるANDゲート(361[m])と、
マッチ本数カウント回路のm行に対応する回路部分(411[m])
が示されている。
白紙学習の制御のための学習制御信号(413[m])は、制御回路(421)から発せられ、各ワード回路(401[m])内の最上位ワード選択回路(MWL:349[m])にて、マッチ判定回路(321[m])内のNANDゲート(327)の出力と論理を取られ、学習制御信号(413[m+1])となって、次の各ワード回路(401[m+1])に送られる。
最上位ワード選択回路(MWL:349[m])には、前段の各ワード回路(401[m−1]からの信号である学習制御信号(413[m])と、マッチ判定回路(321[0])内のNANDゲート(327)の出力が入力され、次の各ワード回路(401[m+1])に送る信号である学習制御信号(413[m+1])と共に、最上位ワード選択回路の出力(337[m])を出力する。
最上位ワード選択回路(349[m])の出力(337[m])は、前段のワード回路(401[m−1])から伝えられる学習制御信号(413[m])がLowであり、かつ、741[m]の出力がLow(値0:「無効」であり「白紙」の意味)である時に、Highとなることができ、同じワード回路内のワード線を選択することを可能とする。
次のワード回路(401[m+1])に送る学習制御信号(413[m+1])は、ワード回路(401[m])の中のワード線が選択可能となった時(つまり、337[m]がHighの時)には、Highが出力される。
学習制御信号(413[m])のLowレベルは、「それ以前のワード回路では白紙なし」を意味し、
学習制御信号(413[m])のHighレベルは、「それ以前のワード回路のどこかが、白紙学習で使われる」を意味する。
即ち、学習制御信号(413[m])のチェーンは、制御回路(421)に物理的に最も近い「無効なデータを持つ第1、第2の連想メモリアレイの記憶回路」の第1ワード線(181)、もしくは、第2のワード線(281)のみを選択可能とするような制御を行う。
「無効なデータを持つ第1、第2の連想メモリアレイの記憶回路」とは、「白紙のワード回路」である。
1本のワード回路(例えば、ワード回路(401[m]))にて、ワード選択線選択を可能とすると、次のワード回路(401[m+1])に送る学習制御信号(413[m+1]は、Highレベルとなり、それ以降のワード回路には白紙学習を要求しない。
即ち、制御回路(421)に物理的に最も近い「無効なデータを持つ第1、第2の連想メモリアレイの記憶回路」の第1ワード線(181)、もしくは、第2のワード線(281)のみを白紙学習にて選択可能とする。
制御回路(421)から、白紙ワード学習(343)をLowとして、白紙なワードを使った学習を要求しない時には、最上位ワード選択回路(349[m])の出力(337[m])は有効ではなくなる。
以上の動作は、学習制御信号(413)にて学習が要求されている場合、検索動作に引き続いて行われ、図13の波形(i)以降にあるように、物理アドレスが最も大きい白紙のワード回路の第1ワード線(181)と第2のワード線(281)のいずれかを選択し、その時に設定されたビット線のデータを書き込む。
白紙学習の学習動作は、制御回路(421)からの書き込みデータ生成回路制御信号(821)により終了する。終了時には、同時に、共通書き込み回路(111と211)より、ビット線を読み出し時のレベルに戻し、更に、制御回路(421)からの第1のワード線選択信号(352)と第1のワード線選択信号(362)より、ワード線を非選択とする。
[発明を実施するための第5の形態]
発明を実施するための第5の形態を含む、複合連想メモリ回路(40)を、図11を参照して説明する。
[複合連想メモリ回路40の構成と動作]
図11に示す「本発明の第5の実施形態」として示す複合連想メモリ回路(40)の内部回路の構成は、複合連想メモリ回路(30)に加え、第3の記憶回路(MC3:681)を備える。
第3の記憶回路(681)は、マッチ判定回路群(301)の中の判定結果出力回路(331)の出力(333)のMビットを元に、第3の記憶回路(681)のワード線である第3のワード線(681)の1本を選択し、含まれるL個のメモリセル(641)のデータを第3のビット線(691)経由で読み出し、第3の読み出し回路の出力(QSA:622)として出力する。[請求項11]
ここで、この第3の記憶回路(681)が機能するには、2点の前提がある。
1点目の前提は、複合連想メモリ回路(40)には、本発明の第4の複合連想メモリ回路(30)のマッチ本数カウント回路(411)、共通閾値設定回路(431)、閾値電流発生回路2(450)、共通閾値設定電流源(435)と制御回路(421)等の機能により、「(一致)ヒット」とする判定結果出力回路の出力(333[m])が、1本となっていることが、制御回路(421)に伝えられ、制御回路(421)から第3の記憶回路制御信号(481)により、第3のワード線駆動回路(RWC:661)に、第3の記憶回路(601)に、読み出し動作が指示されるとの制御が行われていることである。
2点目の前提は、第3の記憶回路(681)のデータは、予め、外部からの第3の書き込み回路の入力(612)を元に、第3の共通書き込み回路(621)に書き込みデータを与え、制御信号(422)と制御回路(421)と第3の記憶回路制御信号(481)により、書き込み動作が実行されて用意されていることである。
制御回路(421)から第3の記憶回路制御信号(481)による読み出し動作が指示されるとの制御が行われていない場合には、第3のワード線駆動回路(651)は動作せず、いずれの第3のワード線(631[m])も選択状態にはならず、読み出し動作も行われない。
図11においては、第3の記憶回路(601)には、L本のビット線(691)と、ワード線(681)の交点に位置するLビットのメモリセル(第3の記憶回路のセル:641)が示されているが、このビット数やビット線の本数は、第3の記憶回路(601)に出力することを期待するデータの大きさに依存している。
第3の記憶回路(601)に出力することを期待するデータとは、例えば、マッチ判定回路群(MS:301)が「一致(マッチ」とした情報を伝えるべき「次段の回路」のアドレスその回路に期待する処理に関する情報である。この「次段の回路」とは、複合連想メモリ回路(40)のワード回路(401[m])が「一致(マッチ」した時に、そのワード回路が活性化したことを伝えられ、その信号に基づいて処理を行う回路である。
[発明を実施するための第6の形態]
発明を実施するための第6の形態として、複合連想メモリ回路(30)をニューラルネットワークの表現に用いる形態を、図12と図9を参照して説明する。
[複合連想メモリ回路50の構成と動作]
図12に示す「本発明の第6の実施形態」として示す複合連想メモリ回路(50)の内部回路の構成は、複合連想メモリ回路(30)に加え、入力信号生成回路(901)を備え、
マッチ判定回路(325)の出力(329)のMビット、もしくは、判定結果出力回路(331)の出力(333)のMビットを、入力信号生成回路(901)に入力し、入力信号生成回路(901)にて、第1の入力データ(171)のNビットの一部、もしくは、第2の入力データ(271)のKビットの一部または全てを生成する。
図12においては、判定結果出力回路(331)の出力(333)のMビットを、入力信号生成回路(901)に入力する実施例を表示している。
また、図12においては、入力信号生成回路(901)は、「第1の入力データ(171)」用にM1ビット、「第2の入力データ(271)」用にM2ビットを出力している。
「第1の入力データ(171)」用のM1ビットは、第1の入力データ(171)のNビットの一部として使われ、
「第2の入力データ(271)」用のM2ビットは、第2の入力データ(271)のKビットの一部として使われるので、
この場合、外部から供給される「第1の入力データ(171)」は、(N−M1)ビットであり、「第2の入力データ(271)」は、(K−M2)ビットである。[請求項9]及び[請求項10]
複合連想メモリ回路50は、ニューラルネットワークの有力な表現手法である。
[ヘブ学習の表現]
ニューラルネットワークにおいて知られている「Hebb学習(348)」を実行させる時には、図9に示されているHEBB学習(HEBB:348)をHighとして、各ワード回路(401[m])に、HEBB学習モードが有効となることを示し、更に、白紙ワード学習(LD1:343)とアドレスアクセス(LD3:350)をLowとして、白紙ワード学習モードとアドレスアクセスモードを無効とする。
ヘブ学習モードでは、検索時にヒットしたワード回路(401[m])に、検索時に入力した第1のサーチ線駆動回路(162)のデータと、第2のサーチ線駆動回路(262)のデータを上書きする。
検索時にヒットしたワード回路では、図9の判定結果出力回路の出力(333[m])がHighとなり、HEBB学習(348)もHighとなるワード回路(401[m])にて、、NANDゲート(344)とNANDゲート(341)を通じて、第1のワード線(181[m])か第2のワード線(281[m])を選択状態とすることができる。
上記については単に本発明の原理を示すものである。さらに、多数の変形、変更が当業者にとって可能であり、本発明は上記に示し、説明した正確な構成および応用例に限定されるものではなく、対応するすべての変形例および均等物は、添付の請求項およびその均等物による本発明の範囲とみなされる。
本発明は、期待する一致ビットの数をワード毎に設定することに特徴であり、そのことにより、完全一致ではなく、第1の入力データと第1の記憶データが「ある程度以上一致である(もしくは、ある程度以下で不一致である)」状況も、第2の入力データと第2の記憶データを設定することにより、判定・検出することができる。
画像認識やニューラルネットワークを表現する用途では、連想メモリアレイの記憶回路に設定するデータ値が値0であるビットの個数と、データが値1であるビットの個数は等量ではないのが一般的であり、その場合、第2の連想メモリの記憶回路に、個数が少ない値1を持つビット個数を設定し、第1の連想メモリにて、記憶回路の記憶データと入力データが、共に値1である時にマッチ線に電流を導通することとするとすれば良く、連想メモリのセルアレイの占有面積を減ずることができる。
連想メモリセルを多値メモリとして動作させる場合、入力データ(161)が作るベクトルと照合データに相当する第1の連想メモリセルのアレイ(131)の記憶回路の記憶データが作るベクトルの次元は変わらないが、両ベクトルの内積の計算の精度が高くなる。
10 複合連想メモリ回路10
20 複合連想メモリ回路20
30 複合連想メモリ回路30
40 複合連想メモリ回路40
50 複合連想メモリ回路50
60 複合連想メモリ回路60
101 第1の連想メモリ(AM1)
111 第1の共通書き込み回路(WA1)
112 第1の書き込みデータ(WD1)
121 第1の共通読み出し回路(CSA1)
131 第1の連想メモリセルのアレイ(AMA1)
132 第1の記憶回路(AMM1)
141 第1の連想メモリのセル(AMC1)
151 第1のマッチ線(ML1)
152 第1のマッチ線電流(JML1)
161 第1のサーチ線(SL1)
162 第1のサーチ線駆動回路(SLD1)
171 第1の入力データ(SD1)
181 第1のワード線(WL1)
191 第1のビット線(BL1)
201 第2の連想メモリ(AM2)
211 第2の共通書き込み回路(CWA2)
212 第2の書き込みデータ(WD2)
221 第2の共通読み出し回路(CSA2)
231 第2の連想メモリセルのアレイ(AMA2)
232 第2の記憶回路(AMM2)
241 第2の連想メモリのセル(AMC2)
251 第2のマッチ線(ML2)
252 第2のマッチ線電流(JML2)
261 第2のサーチ線(SL2)
262 第2のサーチ線駆動回路(SLD2)
271 第2の入力データ(SD2)
281 第2のワード線(WL2)
291 第2のビット線(BL2)
301 マッチ判定回路群(MS)
311 半整数倍電流発生回路(JHG)
312 連想メモリセル1ビットがマッチ線から導通しうる電流量(JH)
313 半整数倍電流発生回路が導通しうる電流量(JG)
316 2分の1電流発生回路(JH1)
317 JH電流発生回路(JH2)
321 マッチ判定回路(MSA)
322 マッチ判定回路の電流源(JMS)
323 マッチ判定回路の負荷抵抗1(R1)
324 マッチ判定回路の負荷抵抗2(R2)
325 マッチ線センス回路(AMP)
326 マッチ線センス電源(VSA)
327 マッチ判定回路の制御ゲート(SE)
329 マッチ判定回路の出力(MSAQ)
331 判定結果出力回路(MSD)
333 判定結果出力回路の出力(MSDQ)
336 NAND5
337 最上位ワード選択回路の出力(WLDQ)
338 マッチ判定回路の出力制御信号(SEQ)
339 NAND4
340 ワード線制御回路(WLD)
341 ワード線選択回路(NAND3)(WSL)
342 ワード線選択信号(WSLQ)
343 学習指示信号1(LD1)
344 NAND2
345 NOR1(NOR1)
346 NOR2(NOR2)
347 NAND1(NAN1)
348 Hebb学習(HEBB)
349 最上位ワード選択回路(MWL)
350 学習指示信号3(LD3)
351 第1のワード線選択回路(AND)(WLD1)
352 第1のワード線選択信号(WLS1)
361 第2のワード線選択回路(AND)(WLD2)
362 第2のワード線選択信号(WLS2)
401 ワード回路(WDC)
411 マッチ本数カウント回路(MLC)
413 学習制御信号(LCS)
414 マッチ本数カウント回路出力(UDS)
421 制御回路(CTL)
422 制御信号入力(ZCTL)
423 サーチ線駆動回路制御信号(CSL)
426 AMP2出力(APQ2)
427 AMP3出力(APQ3)
428 マッチ判定制御信号(MSC)
429 共通閾値判定閾値1(CTT1)
430 共通閾値設定回路制御信号1(CVS1)
431 共通閾値設定回路(CTG)
432 共通閾値設定回路制御信号2(CVS2)
433 共通閾値設定回路出力(CVQ)
434 共通閾値設定信号(CVC)
435 共通閾値設定電流源(JCT)
436 共通閾値判定閾値2(CTT2)
437 電流設定レジスタ(RG1)
438 電流設定レジスタ制御回路(RG2)
439 期待マッチ本数レジスタ(RG3)
440 セル部正電源(VC)
441 半整数倍電流発生回路2(JHG2)
443 マッチ線センス回路2(AMP2)
444 判定結果出力回路2(MSD2)
445 マッチ線センス電源2(VSA2)
446 マッチ線センス回路3(AMP3)
450 閾値電流発生回路2(JREF)
481 第3の記憶回路制御信号(CRM)
601 第3の記憶回路(MC3)
611 第3の書き込み回路(CWA3)
612 第3の書き込み回路の入力信号(WD3)
621 第3の読み出し回路(CSA3)
622 第3の読み出し回路の出力信号(QSA3)
631 第3の記憶回路のセルのアレイ(AMA3)
641 第3の記憶回路のセル(AMC3)
651 第3のワード線駆動回路(WLD3)
661 第3の記憶回路の制御回路(RWC3)
681 第3のワード線(WL3)
691 第3のビット線(BL3)
701 第4の記憶回路(MC4)
711 第4の共通書き込み回路(CWA4)
712 第4の書き込み回路の入力信号(WD4)
721 第4の読み出し回路(SA4)
722 第4の記憶回路の出力(QSA4)
741 第4の記憶回路のセル(AMC4)
771 第4の入力データ(SD4)
781 第4のワード線(WL4)
791 第4のビット線(BL4)
810 制御回路(CTL)
820 書き込みデータ生成回路(WDG)
821 書き込みデータ生成回路制御信号(WDGS)
822 書き込みデータ生成回路の出力(WDGQ)
901 入力信号生成回路(SIG)
902 入力信号生成回路の制御信号(ZSIG)

Claims (16)

  1. 複数のメモリセルからなる第1の記憶回路と第1のマッチ線とを有し、入力された第1の入力データと前記第1の記憶回路の記憶データとの一致ビット数に応じて前記マッチ線に電流を導通する第1の連想メモリセルのアレイと、
    複数のメモリセルからなる第2の記憶回路と第2のマッチ線とを有し、入力もしくは所定の値に固定された第2の入力データと前記第2の記憶回路の記憶データとの一致ビット数に応じて前記マッチ線に電流を導通する第2の連想メモリセルのアレイと、
    前記第2の連想メモリセルのアレイが前記第2のマッチ線に導通する電流と前記第1の連想メモリセルのアレイが前記第1のマッチ線に導通する電流により、前記第1の記憶回路の記憶データと前記第1の入力データとの一致の程度が、前記第2の記憶回路の記憶データと前記第2の入力データとの一致の程度以上であることを判定するマッチ判定回路と、
    判定結果出力回路を備え、
    マッチ判定回路の判定結果に応じて、前記判定結果出力回路より一致、もしくは、不一致を意味する出力する複合連想メモリ回路。
  2. 複数のメモリセルからなる第1の記憶回路と第1のマッチ線とを有し、入力された第1の入力データと前記第1の記憶回路の記憶データとの不一致ビット数に応じて前記マッチ線に電流を導通する第1の連想メモリセルのアレイと、
    複数のメモリセルからなる第2の記憶回路と第2のマッチ線とを有し、入力もしくは所定の値に固定された第2の入力データと前記第2の記憶回路の記憶データとの不一致ビット数に応じて前記マッチ線に電流を導通する第2の連想メモリセルのアレイと、
    前記第2の連想メモリセルのアレイが前記第2のマッチ線に導通する電流と前記第1の連想メモリセルのアレイが前記第1のマッチ線に導通する電流により、前記第1の記憶回路の記憶データと前記第1の入力データとの不一致の程度が、前記第2の記憶回路の記憶データと前記第2の入力データとの一致の程度以上以下であることを判定するマッチ判定回路と、
    判定結果出力回路を備え、
    マッチ判定回路の判定結果に応じて、前記判定結果出力回路より一致、もしくは、不一致を意味する出力する複合連想メモリ回路。
  3. 前記複合連想メモリ回路は、更に、
    前記第1の連想メモリセルの1ビットが、対応する前記第1の入力データの箇所との一致時に第1のマッチ線に導通させる電流の約半整数倍の電流を生成する半整数倍電流発生回路を備え、
    前記半整数倍電流発生回路の電流を、前記第1の連想メモリセルのアレイの前記第1のマッチ線に導通する、
    ことを特徴とした前記請求項1、もしくは前記請求項2に記載の複合連想メモリ回路。
  4. 前記複合連想メモリ回路は、更に、
    前記第2の連想メモリセルの1ビットが、対応する前記第2の入力データの箇所との一致時に第2のマッチ線に導通させる電流の約半整数倍の電流を生成する半整数倍電流発生回路を備え、
    前記半整数倍電流発生回路の電流を、前記第2の連想メモリセルのアレイの前記第2のマッチ線に導通する、
    ことを特徴とした前記請求項1、もしくは前記請求項2に記載の複合連想メモリ回路。
  5. 前記複合連想メモリ回路は、更に、書き込みデータ生成回路を備え、
    前記書き込みデータ生成回路にて、前記第1の記憶回路への書き込みデータから、前記第2の記憶回路への書き込むデータの少なくとも一部を生成することを特徴とする前記請求項1から4のいずれか1項に記載の複合連想メモリ回路。
  6. 前記複合連想メモリ回路は、
    少なくとも、前記第1の連想メモリセルのアレイと、前記第2の連想メモリセルのアレイと、前記マッチ判定回路と、前記判定結果出力回路からなるワード回路を複数備え、
    前記第1の記憶回路の前記メモリセルが記憶する記憶データの書き込みを行う第1の共通書き込み回路と、
    前記第2の記憶回路の前記メモリセルが記憶する記憶データの書き込みを行う第2の共通書き込み回路と、
    共通書き込みデータ生成回路を備えることを特徴とする前記請求項1から5のいずれか1項に記載の複合連想メモリ回路。
  7. 請求項6に記載の前記複合連想メモリ回路は、更に、
    前記判定結果出力回路より出力される、一致を意味する出力する信号の本数を数え、本数を出力するマッチ本数カウント回路と、
    前記マッチ本数カウント回路の期待値を設定する閾値発生回路と、
    共通閾値設定回路と、
    共通閾値設定信号発生回路を備え、
    前記期待値によって、前記本数が過剰か不足かを共通閾値設定回路にて判定する共通閾値設定回路の結果を受けて、共通閾値設定信号発生回路にて、前記前記マッチ判定回路、もしくは、判定結果出力回路の入力閾値を調整することを特徴とする前記請求項6に記載の複合連想メモリ回路。
  8. 請求項6に記載の前記複合連想メモリ回路は、更に、
    前記判定結果出力回路より出力される、一致を意味する出力する信号の本数に応じた第1の電流を発生させるマッチ本数カウント回路と、
    前記第1の電流の許容値を判定する上での閾値の意味を持つ第2の電流を発生させる閾値電流発生回路と、
    共通閾値設定回路と、
    共通閾値設定電流源を備え、
    前記第2の電流によって、第1の電流が過剰か不足かを共通閾値設定回路にて判定する共通閾値設定回路の結果を受けて、共通閾値設定電流源にて、前記マッチ判定回路への供給電流を調整することを特徴とする前記請求項6に記載の複合連想メモリ回路。
  9. 請求項4に記載の前記複合連想メモリ回路は、更に、入力信号生成回路を備え、
    前記マッチ判定回路の出力を前記入力信号生成回路に入力し、
    前記入力信号生成回路の出力を前記第1の連想メモリセルのアレイの第1の入力データの一部、もしくは、第2の入力データの一部として使うことを特徴とする前記請求項6から8のいずれか1項に記載の複合連想メモリ回路。
  10. 請求項4に記載の前記複合連想メモリ回路は、更に、入力信号生成回路を備え、
    前記判定結果出力回路の出力を前記入力信号生成回路に入力し、
    前記入力信号生成回路の出力を前記第1の連想メモリセルのアレイの第1の入力データの一部、もしくは、第2の入力データの一部として使うことを特徴とする前記請求項6から9のいずれか1項に記載の複合連想メモリ回路。
  11. 前記ワード回路内に、前記マッチ判定回路に対応して、複数のメモリセルからなる第3の記憶回路を備え、更に、
    前記第3の記憶回路の前記メモリセルが記憶する記憶データの書き込みを行う第3の書き込み回路と、
    前記第3の記憶回路の前記メモリセルが記憶する記憶データの読み出しを行う第3の読み出し回路を備え、
    記判定結果出力回路の出力データに応じて、前記第3の記憶回路の記憶データを第3の共通読み出し回路を通じて読み出し、出力することを特徴とした前記請求項1から10のいずれか1項に記載の複合連想メモリ回路。
  12. 前記ワード回路内に、前記第1の記憶回路、もしくは、前記第2の記憶回路に有効なデータが記憶されているのか否かの情報を記憶する、少なくとも1ビットのメモリセルを有する第4の記憶回路を備え、
    前記第4の記憶回路の前記メモリセルのデータに応じて、対応する前記マッチ判定回路の動作を停止もしくは活性化することを特徴とする前記請求項6から11のいずれか1項に記載の複合連想メモリ回路。
  13. 前記ワード回路のいずれからも、前記判定結果出力回路より一致を意味する出力がなかった場合に、
    第4の記憶回路を参照して、有効なデータが記憶されていない前記ワード回路の前記第1の記憶回路に、前記第1の入力データの一部または全てを書き込むことを特徴とする前記請求項12に記載の複合連想メモリ回路。
  14. 前記マッチ判定回路にて、前記判定結果出力回路より一致を意味する出力があったワード回路の前記第1の記憶回路に、前記第1の入力データの一部または全てを書き込むことを特徴とする前記請求項1から13のいずれか1項に記載の複合連想メモリ回路。
  15. 前記第1もしくは前記第2の記憶回路を構成する前記メモリセルが、多値メモリ、もしくは、アナログメモリであることを特徴とする前記請求項1から14のいずれか1項に記載の複合連想メモリ回路。
  16. 請求項4以降に記載の複合連想メモリ回路において、
    前記ワード回路の前記第1の記憶回路のデータと、前記第2の記憶回路のデータと、前記第3の記憶回路のデータと、前記第4の記憶回路のデータとからなるデータの対応関係を壊さずに、前記第1の記憶回路のデータ、もしくは、前記第2の記憶回路のデータ、もしくは、前記第3の記憶回路のデータ、もしくは、前記第4の記憶回路のデータが、昇順、もしくは、降順となるように、所定の頻度で並べ替え作業を行う制御回路を備えることを特徴とする前記請求項6から15のいずれか1項に記載の複合連想メモリ回路。
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