JPWO2020054500A1 - 潜水機システム及び作業方法 - Google Patents

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Abstract

本発明の一態様に係る潜水機システム(100)は、所定の進行方向に移動しながら水中で作業を行う第1潜水機(10)と、第1潜水機(10)と交代して水中で作業を行う第2潜水機(30)と、を備え、第2潜水機(30)は、第1潜水機(10)と交代する際、第1潜水機(10)から発信される信号に基づいて第1潜水機(10)に近接するように構成されている。

Description

本発明は、潜水機システム及び作業方法に関する。
水中に敷設された配管等の検査及び補修、並びに、水底地図作製のための撮影等の作業を行う場合、水上船から独立して航行する自律型無人潜水機(autonomous underwater vehicle;AUV)を用いるのが有効である。このような潜水機を用いれば作業の自由度が飛躍的に向上する。ただし、長時間の作業を行う場合は、潜水機を定期的に水上船や水中のステーションに帰還させ、充電等を行ってから再度中断地点に戻す必要がある(例えば、特許文献1参照)。
特開2017−71265号公報
上記のような潜水機を用いると、潜水機が水上船等に帰還している間は作業が中断されることから、中断時間を含めた全体の作業時間が長くなるおそれがある。作業時間を短縮するには、充電せずに作業を終えることができるよう潜水機に大容量のバッテリを搭載することが考えられる。しかしながら、潜水機に大容量のバッテリを搭載すると、潜水機の大型化を招き、潜水機の操作性に悪影響を及ぼすおそれがある。
また、水中では絶対座標系(地球座標系)の測位は精度が低いため、潜水機が作業を中断して帰還する際には、中断地点に戻ることができるように、中断地点に目印となる発信機(トランスポンダ)を設置する必要がある。
本発明は、以上のような事情に鑑みてなされたものであり、作業時間の短縮及び潜水機の大型化の抑制が可能であって、かつ、中断地点に目印となる発信機の設置が不要な潜水機システム及び作業方法を提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る潜水機システムは、所定の進行方向に移動しながら水中で作業を行う第1潜水機と、前記第1潜水機と交代して水中で作業を行う第2潜水機と、を備え、前記第2潜水機は、前記第1潜水機と交代する際、前記第1潜水機から発信される信号に基づいて前記第1潜水機に近接するように構成されている。
上記の潜水機システムでは、第1潜水機と交代して第2潜水機が作業を行うため、充電等による作業の中断時間が減り、作業時間の短縮が可能となる。さらに、各潜水機に大容量のバッテリを搭載することなく長時間の作業が可能であるため、大容量のバッテリを搭載することによる各潜水機の大型化を抑制することができる。また、第2潜水機は、第1潜水機と交代する際、第1潜水機から発信される信号に基づいて第1潜水機に近接するため、中断地点に目印となる発信機の設置は不要である。
上記の潜水機システムにおいて、前記第2潜水機は、前記第1潜水機と交代する際、前記第1潜水機からみて前記進行方向とは反対の方向側に位置する目標地点に向かって移動するように構成されていてもよい。
この構成によれば、第1潜水機からみて進行方向とは反対の方向側に位置する目標地点付近で第2潜水機は第1潜水機との交代が可能となる。つまり、第1潜水機によって既に作業が終えた地点で交代が行われるため、交代時における作業漏れを防ぐことができる。
上記の潜水機システムにおいて、前記第2潜水機は、前記第1潜水機と交代する際、前記第1潜水機からみて前記進行方向側に位置する目標地点に向かって移動するように構成されていてもよい。
この構成によれば、第1潜水機からみて進行方向側に位置する目標地点付近で第2潜水機は第1潜水機との交代が可能となる。そのため、第1潜水機10が往路で作業を行った後に、第2潜水機30が復路で別途作業を行うような場合には、交代時における作業の漏れを防ぐことができる。
上記の潜水機システムにおいて、前記目標地点は、前記第1潜水機から所定の距離離れた地点であってもよい。
この構成によれば、第2潜水機が第1潜水機に接触するのを防ぐことができる。
上記の潜水機システムにおいて、前記第2潜水機は、前記第2潜水機に対する前記第1潜水機の相対位置を測定する音響測位装置と、作業対象物を検出して前記第2潜水機に対する前記作業対象物の位置を取得する対象物検出装置と、を有し、前記第2潜水機は、前記第1潜水機と交代する際、前記音響測位装置を用いて前記第1潜水機に近接した後、前記対象物検出装置を用いて前記作業対象物に近接するように構成されていてもよい。
この構成によれば、第2潜水機は作業対象物の位置を検出する対象物検出装置を用いて作業対象物に近接するため、作業開始地点である作業対象物の近傍に速やかに移動することができ、ひいては作業を速やかに開始することができる。
なお、より具体的に説明すると、上述した本発明の一態様に係る潜水機システムは、所定の進行方向に移動しながら水中で作業を行う第1潜水機と、前記第1潜水機と交代して水中で作業を行う第2潜水機と、を備え、前記第1潜水機は、前記第2潜水機に音波を送るトランスポンダと、前記第1潜水機を移動させる推進装置と、を有し、前記第2潜水機は、前記第1潜水機のトランスポンダから送られた音波に基づいて前記第1潜水機に対する前記第2潜水機の位置を測定する音響測位装置と、前記第1潜水機が前記第2潜水機と交代する際に、前記音響測位装置が測定した前記第1潜水機に対する前記第2潜水機の位置に基づいて、前記第2潜水機を前記第1潜水機に近接するように移動させる推進装置と、を有する。
また、本発明の一態様に係る作業方法は、前記第1潜水機から第2潜水機に発信される信号に基づいて前記第2潜水機を前記第1潜水機に近接させ、前記第1潜水機が行った作業に引き続いて前記第2潜水機に作業を行わせる。
この作業方法によれば、第1潜水機と交代して第2潜水機が作業を行うため、充電等による作業の中断時間が減り、作業時間の短縮が可能となる。さらに、各潜水機に大容量のバッテリを搭載することなく長時間の作業が可能であるため、大容量のバッテリを搭載することによる各潜水機の大型化を抑制することができる。また、第2潜水機は、第1潜水機と交代する際、第1潜水機から発信される信号に基づいて第1潜水機に近接するため、中断地点に目印となる発信機の設置は不要である。
上記の潜水機システム及び作業方法によれば、作業時間の短縮及び潜水機の大型化の抑制が可能であって、かつ、中断地点に目印となる発信機の設置が不要となる。
図1は、潜水機システムのブロック図である。 図2は、交代制御プログラムのフローチャートである。 図3は、交代時における各潜水機の動作を説明する図である。 図4は、交代時における各潜水機の動作を説明する図である。 図5は、交代時における各潜水機の動作を説明する図である。 図6は、交代時における各潜水機の動作を説明する図である。 図7は、交代時における各潜水機の動作を説明する図である。 図8は、交代時における各潜水機の動作を説明する図である。
(潜水機システムの全体構成)
はじめに、本実施形態に係る潜水機システム100の全体構成について説明する。ここでは、潜水機システム100が水底に敷設された直線状に延びる配管101(図3等参照)の点検及び補修を行う場合について説明する。ただし、潜水機システム100は、配管の点検及び補修のみならず、配線の点検及び補修、並びに、水底地図を作製するための撮影等の作業も行うことができる。
図1は、本実施形態に係る潜水機システム100のブロック図である。図1に示すように、潜水機システム100は、第1潜水機10と、第2潜水機30と、水上船50と、を備えている。第1潜水機10と第2潜水機30は、水上船50に帰還しながら交代で作業を行う。
<第1潜水機>
第1潜水機10は、水上船50から独立して航行が可能な自律型無人潜水機であり、水中で作業を行うことができる。第1潜水機10は、図略のボディを有する。第1潜水機10のボディには、推進装置11、対象物検出装置12、検査装置14、受電装置15、バッテリ16、音響測位装置17、音響通信装置18、及びトランスポンダ19が設けられている。
推進装置11は、第1潜水機10のボディを水中で移動させる推力を発生させる。推進装置11は、例えば第1潜水機10のボディを前方へ移動させるための主推進用スラスタ、第1潜水機10のボディを上下方向に移動させるための垂直スラスタ、第1潜水機10のボディを左右方向に移動させるための水平スラスタなど、複数の推進器および第1潜水機10の進路を変更する舵装置を含む。ただし、推進装置11は、これに限定されず、例えば推力を発生させる方向を変更可能な首振り式のスラスタを有していてもよい。
対象物検出装置12は、作業対象物である配管101を検出して、当該配管101の近傍に位置する第1潜水機10のボディと配管101との位置関係を示す作業対象物情報を取得する。そして、制御装置13は、第1潜水機10のボディが配管101に対して一定の範囲内にある状態を維持しながら第1潜水機10が当該配管101に沿って航走するように、対象物検出装置12により取得した作業対象物情報に基づいて、推進装置11を制御する。
対象物検出装置12は、例えばマルチビームソーナである。対象物検出装置12は、例えば第1潜水機10のボディの前側下部に設けられ、第1潜水機10の中距離前方の配管101の曲がり具合や配管101上の異物の有無に関する情報を、作業対象物情報として取得する。ただし、対象物検出装置12は、マルチビームソーナでなくてもよく、第1潜水機10が配管101を辿りながら航走することを可能にする情報を取得できるものであればよい。例えば対象物検出装置12は、形状把握用レーザでもよいし、マルチビームソーナと形状把握用レーザの双方を含んでもよい。また、対象物検出装置12が設けられる位置や個数も特に限定されない。
検査装置14は、作業対象物である配管101を検査するための装置である。本実施形態では、検査装置14は、配管101の上面又は側面を撮像する撮像用カメラ(例えばテレビカメラ)である。検査装置14である撮像用カメラで撮像した映像データは、作業者が目視検査するための検査データ(作業データ)として利用される。
なお、検査装置14は、撮像用カメラに限定されない。検査装置14は、撮像用カメラの代わりに又は撮像用カメラに加えて、例えば配管101の全長に亘って防食処置(例えば防食塗装)の劣化の程度を検査する防食検査器、および腐食の程度や損傷の有無を検査するために配管101の肉厚を検査する肉厚検査器の一方又は双方を含んでもよい。
受電装置15は、水上船50が有する後述の給電装置55から供給される電力を受電する。受電装置15が受電した電力に基づき、バッテリ16が充電される。バッテリ16が蓄積する電力は、推進装置11など第1潜水機10が備える上述の要素の作動に使用される。
音響測位装置17は、後述する第2潜水機30のトランスポンダ39又は水上船50のトランスポンダ56とともに、第2潜水機30のトランスポンダ39又は水上船50のトランスポンダ56に対する第1潜水機10の相対位置を測定する音響測位システムを構成する。
音響通信装置18は、水上船50及び第2潜水機30がそれぞれ備える後述の音響通信装置38、54との間で、音響を用いて通信を行う。音響通信装置18により、第1潜水機10が有する各種装置が取得した情報(例えば、第1潜水機10の位置、第1潜水機10の機首方位、バッテリ16の残量など)を第1潜水機10から水上船50に送信できる。なお、音響測位装置17と音響通信装置18とは、一体的に構成されていてもよいし、別体であってもよい。
トランスポンダ19は、第2潜水機30が第1潜水機10にアプローチするために、第2潜水機30の音響測位装置37が第1潜水機10に対する第2潜水機30の位置を測定するためのものである。第2潜水機30が第1潜水機10と交代するために水上船50から第1潜水機10に接近する場合、第2潜水機30の音響測位装置37は、トランスポンダ19に音波を送り、その音波を検出したトランスポンダ19は、第2潜水機30の音響測位装置37に応答波(応答信号)を送る。第2潜水機30の音響測位装置37は、トランスポンダ19からの応答波に基づき、トランスポンダ19に対する第2潜水機30の位置を測定する。第2潜水機30の制御装置33は、第1潜水機10のトランスポンダ19に第2潜水機30が近づくよう推進装置31を制御する。
さらに、第1潜水機10は、加速度センサとジャイロセンサを用いて絶対座標系における第1潜水機10の向き、位置、及び速度を測定する慣性航法装置(Inertial Navigation System;INS)20と、第1潜水機10の深度を計測する深度計21と、ドップラー効果を利用して水底及び配管101などの固定物を基準とする第1潜水機10の相対移動方向及び相対速度を計測する相対速度計22と、を有している。
また、上述した、制御装置13は、プロセッサ、揮発性メモリ、不揮発性メモリ、SSD、及び、I/Oインターフェース等を有している。制御装置13のSSDには後述する交代制御プログラムを含む各種制御プログラム及び種々のデータが保存されており、不揮発性メモリがSSDから各種制御プログラムをダウンロードした後、プロセッサが各種制御プログラムに基づき揮発性メモリを用いて演算処理を行う。また、制御装置13は、上述した第1潜水機10の各機器と電気的に接続されており、各機器から送信される測定信号に基づいて種々の情報を取得するとともに、これらの情報に基づいて演算を行い、各機器に制御信号を送信する。
<第2潜水機>
第2潜水機30は、水上船50から独立して航行が可能な自律型無人潜水機であり、水中で所定の作業を行うことができる。第2潜水機30は、第1潜水機10と同様に構成されている。具体的には、第2潜水機30は、推進装置31、対象物検出装置32、制御装置33、検査装置34、受電装置35、バッテリ36、音響測位装置37、音響通信装置38、トランスポンダ39、慣性航法装置40、深度計41、及び相対速度計42を有しており、これらの機器は、第1潜水機10の推進装置11、対象物検出装置12、制御装置13、検査装置14、受電装置15、バッテリ16、音響測位装置17、音響通信装置18、トランスポンダ19、慣性航法装置20、深度計21、及び相対速度計22にそれぞれ相当する。
第2潜水機30は、上述した第1潜水機10と基本的に同じ構成を備えている。そのため、ここでは第2潜水機30の詳細な説明は省略する。なお、本実施形態の第2潜水機30は、第1潜水機10と同様の作業を行うように構成されているが、第2潜水機30は第1潜水機10と異なる作業を行ってもよい。例えば、第1潜水機10が点検を行い、第2潜水機30が補修を行ってもよい。
<水上船>
水上船50は、水上における第1潜水機10又は第2潜水機30の上方を航行して、適宜第1潜水機10及び第2潜水機30を支援する海上支援船である。具体的には、水上船50は、第1潜水機10及び第2潜水機30への電力供給や各潜水機10、30が取得したデータの保存等を行っている。
水上における第1潜水機10又は第2潜水機30の上方を航行する水上船50は、これらの潜水機10、30の真上に位置する必要はなく、各潜水機10、30を支援可能な範囲で配管101に沿って航行すればよい。通常、潜水機10、30に対して水上船50の速度は大きい。このため、水上船50は、潜水機10、30が航走中に常に航行している必要はない。例えば、水上船50は、潜水機10、30が航走中であっても、当該潜水機10、30までの距離が当該潜水機10、30を支援可能な範囲に収まりさえすれば、航行と停留とを繰り返してもよい。
水上船50は、推進装置51、GPS(Global Positioning System)装置52、音響測位装置53、音響通信装置54、給電装置55、トランスポンダ56、及び制御装置57を備える。推進装置51は、水上を航行するための推力を発生させる装置である。GPS装置52は、水上における水上船50の位置情報を取得する装置である。
音響測位装置53は、第1潜水機10のトランスポンダ19又は第2潜水機30のトランスポンダ39とともに、水上船50に対する第1潜水機10のトランスポンダ19又は第2潜水機30のトランスポンダ39の相対位置を測定する音響測位システムを構成する。
音響通信装置54は、第1潜水機10が有する音響通信装置18との間、又は、第2潜水機30が有する音響通信装置38との間で、音響を用いて通信を行う。音響通信装置54により、第1潜水機10及び第2潜水機30が有する各機器が取得した情報(例えば、潜水機10、30の位置、潜水機10、30の機首方位、潜水機10、30のバッテリ16、36の残量など)を各潜水機10、30から受信できる。なお、音響測位装置53と音響通信装置54とは、一体的に構成されていてもよいし、別体であってもよい。
給電装置55は、第1潜水機10の受電装置15及び第2潜水機30の受電装置35に電力を供給する。本実施形態では、潜水機10、30が水上船50にアプローチし、水上船50の給電装置55から潜水機10、30の受電装置15、35に電力を供給する。給電装置55は、受電装置15、35に非接触に電力を供給する非接触式の給電装置であってもよく、水上船50と各潜水機10、30とをつなぐコネクタ等を介して電力を供給する接触式の給電装置であってもよい。
トランスポンダ56は、潜水機10、30が充電等のために作業を中断して配管101近傍から水上船50に帰還しなければならない場合に、潜水機10、30が水上船50の位置を測位するためのものである。
水上船50のトランスポンダ56に対して、配管101付近の潜水機10、30の音響測位装置17、37は音波を送る。そして、その音波を検出したトランスポンダ56は、音響測位装置17、37に応答波を送る。音響測位装置17、37は、トランスポンダ56からの応答波に基づき、トランスポンダ56に対する潜水機10、30の位置を測定する。
なお、本実施形態における音響測位システムは、USBL(Ultra Short Base Line)方式の測位システムである。すなわち、音響測位装置17、37は、送波器と受波アレイとを有し、送波器から音波を送り、それを検出したトランスポンダ56から送られる応答波を受波アレイで受ける。音響測位装置17、37は、トランスポンダ56との間の音波の往復時間からトランスポンダ56までの距離を計算するとともに、受波アレイ内の各素子へ到達した応答波の位相差をもとにトランスポンダ56の方位を特定する。また、水上船50が備える音響測位装置53も、音響測位装置17、37と同様にUSBL方式を採用している。
なお、本実施形態の音響測位システムは、USBL方式の測位システムに限定されない。例えば、音響測位装置17、37は、各潜水機10、30のボディに3つ以上の受波器を互いに離間するように設けて、これらが受ける応答波の到達時間差をもとに潜水機10、30に対するトランスポンダ56の方位を特定するSBL(Short Base Line)方式などでもよい。
制御装置57は、水上船50の全体を制御し、プロセッサ、揮発性メモリ、不揮発性メモリ、SSD、及び、I/Oインターフェース等を有している。そして、SSDには後述する交代制御プログラムを含む各種制御プログラム及び種々のデータが保存されており、不揮発性メモリがSSDから各種制御プログラムをダウンロードした後、プロセッサが各種制御プログラムに基づき揮発性メモリを用いて演算処理を行う。また、制御装置57は、上述した水上船50の各機器と電気的に接続されており、各機器から送信される測定信号に基づいて種々の情報を取得するとともに、これらの情報に基づいて演算を行い、各機器に制御信号を送信する。
なお、本実施形態では、水上船50で各潜水機10、30の充電を行っているが、水上に浮き体を設け、又は、海底に充電ステーションを設け、これらに上述した水上船50の充電機能等を持たせて、各潜水機10、30の充電を浮き体又は充電ステーションで行うようにしてもよい。
<交代時における動作>
続いて、第2潜水機30が第1潜水機10と交代する際に実行される交代制御プログラムに沿って、交代時における各潜水機10、30の動作について説明する。図2は、交代制御プログラムのフローチャートである。図2で示す交代制御プログラムは、第1潜水機10の制御装置13、第2潜水機30の制御装置33、及び、水上船50の制御装置57が互いに通信しながら連続的に実行される。
なお、第1潜水機10は、配管101に沿って移動しながら作業を行い、充電量が所定値以下になったときに作業を中断して移動を停止するものとする。ただし、水上船50からの交代指示、第1潜水機10のトラブル、第1潜水機10のデータ保存容量不足等によって作業を中断した場合も交代制御プログラムが実行される。また、第2潜水機30は、第1潜水機10が作業を行っている間は、水上船50の付近で充電を行いながら待機しているものとする。第1潜水機10は移動を停止すると、図3に示すように、水上船50に停止信号を送信する。水上船50は、停止信号を受信すると、第2潜水機30に交代信号を送信する。なお、各信号の送受信は音響通信装置18、38、54を用いて行うものとする。
第2潜水機30が交代信号を受信すると、交代制御プログラムが実行される。図2に示すように、交代制御プログラムが開始されると、第2潜水機30の制御装置33は、目標地点の第1相対位置を取得する(ステップS1)。ここで、「目標地点」とは、第2潜水機30が第1潜水機10と交代する交代地点に向かうにあたり目標となる地点である。また、「目標地点の第1相対位置」とは、第1潜水機10を基準とする目標地点の相対位置である。
本実施形態では、停止した第1潜水機10からみて進行方向とは反対の方向側であって、かつ、第1潜水機10から離れた位置に目標地点が設定されている。つまり、目標地点は、配管101上であって第1潜水機10の少し後ろの地点に設定されている。よって、「目標地点の第1相対位置」として、第1潜水機10の進行方向に対して水平方向に180度の角度をなす方向に第1潜水機10から所定の距離をおいた位置という情報を取得する。ステップS1では、このような「目標地点の第1相対位置」の情報を取得するが、第1潜水機10の進行方向、及び、第2潜水機30を基準とする第1潜水機10の位置が明らかにならない限り、第2潜水機30に対する目標地点の位置も明らかにならない。
続いて、第2潜水機30の制御装置33は、第1潜水機10の進行方向を取得する(ステップS2)。ここでいう第1潜水機10の進行方向は、第1潜水機10が停止する直前の進行方向である。第1潜水機10の進行方向がわかれば、第1潜水機10からみた目標地点の方向(第1潜水機10の進行方向に対して水平方向に180度の角度をなす方向)を把握することができる。
第1潜水機10の進行方向は、慣性航法装置20が測定したデータに基づいて算出することができるが、進行方向を算出する処理は時間を要する。また、慣性航法装置20では、第1潜水機10の向き(船首の向き)を測定しているため、第1潜水機10の向きを進行方向であると推定することもできる。しかしながら、第1潜水機10の向きが進行方向(配管101の敷設方向)とは必ずしも一致しない。そこで、本実施形態では、相対速度計22で測定した第1潜水機10の相対移動方向と慣性航法装置20で測定した第1潜水機10の向きとに基づいて、第1潜水機10の進行方向を算出している。この方法によれば、速やかにかつ正確に第1潜水機10の進行方向を取得することができる。
なお、本実施形態では、第1潜水機10の進行方向は第1潜水機10で算出している。そのため、図4に示すように、第2潜水機30の制御装置33は、水上船50を介して、第1潜水機10から第1潜水機10の進行方向を取得する。ただし、第2潜水機30は第1潜水機10から第1潜水機10の進行方向を直接取得してもよい。また、第1潜水機10の進行方向は、水上船50が第1潜水機10から必要なデータを取得し、水上船50で算出してもよい。
続いて、第2潜水機30の制御装置33は、第2潜水機30を基準とする第1潜水機10の相対位置を取得する(ステップS3)。本実施形態では、図5に示すように、第2潜水機30は、音響測位装置37を用いて、第1潜水機10のトランスポンダ19から発信された応答波(応答信号)に基づいて、第2潜水機30を基準とする第1潜水機10の相対位置を取得する。
続いて、第2潜水機30の制御装置33は、目標地点の第2相対位置を算出する(ステップS4)。ここで「目標地点の第2相対位置」とは、第2潜水機30を基準とする目標地点の相対位置である。つまり、ステップS4では、第1潜水機10を基準とする座標系における目標地点の位置(第1相対位置)を、第2潜水機30を基準とする座標系における位置(第2相対位置)に変換する。目標地点の第2相対位置は、ステップS1で取得した第1相対位置、ステップS2で取得した第1潜水機10の進行方向、及び、ステップS3で取得した第2潜水機30を基準とする第1潜水機10の相対位置に基づいて算出することができる。
続いて、第2潜水機30の制御装置33は、ステップS4で算出した目標地点の第2相対位置に基づいて目標地点に向かって第2潜水機30を移動させる(ステップS5)。これにより、第2潜水機30は第1潜水機10に近接する。本実施形態では、目標地点までの距離が最短となるルートに沿って第2潜水機30を移動させるが、他のルートを通ってもよい。
続いて、第2潜水機30の制御装置33は、第2潜水機30が目標地点に達したか否かを判定する(ステップS6)。第2潜水機30が目標地点に達していないと第2潜水機30の制御装置33が判定した場合(ステップS6でNO)、ステップS3に戻って第2潜水機30が目標地点に達するまでステップS3からS6を繰り返す。なお、図5及び図6を対比してもわかるように、作業第1相対位置及び第1潜水機10の進行方向が同じであっても、第2潜水機30と第1潜水機10の相対位置が変われば、目標地点の第2相対位置(第2潜水機30と目標地点の相対位置)は変化する。
一方、第2潜水機30の制御装置33がステップS6において、第2潜水機30が目標地点に達したと判定した場合(ステップS6でYES)、第2潜水機30を交代地点に移動させる(ステップS7)。具体的には、第2潜水機30の制御装置33は、対象物検出装置32から送信された測定信号に基づいて配管101の正確な位置を取得し、交代地点である配管101の真上に第2潜水機30が位置するよう位置調整する。つまり、第2潜水機30は、対象物検出装置32を用いて作業対象物である配管101に近接する。また、その際には、第2潜水機30の制御装置33は、配管101に対して平行になるよう第2潜水機30の姿勢も併せて調整する。
続いて、第2潜水機30の制御装置33は、第2潜水機30が完了信号を水上船50に発信する(ステップS8)。そして、水上船50の制御装置57は、完了信号を受信すると、第1潜水機10に帰還信号を発信する(ステップS9)。これにより、図8に示すように、第1潜水機10は水上船50に向かって移動し、水上船50に帰還した後に充電が行われる。また、これと同時に、第2潜水機30は、配管101に沿って移動しながら作業を開始する。以上のステップS1乃至S9を経ることにより、交代制御プログラムは終了する。なお、第2潜水機30の制御装置33は、完了信号を水上船50ではなく第1潜水機10に直接送信してもよい。
以上では、第2潜水機30が第1潜水機10と交代する際の動作について説明したが、第1潜水機10が第2潜水機30と交代する際の動作も同様にして行われる。このように、本実施形態では、第1潜水機10と第2潜水機30が交互に充電を行いながら交代で作業が行われるため、各潜水機10、30に大容量のバッテリを搭載することなく長時間の作業が可能である。そのため、大容量のバッテリを搭載することによる各潜水機10、30の大型化を抑制することができる。
また、本実施形態に係る潜水機システム100では、第2潜水機30と第1潜水機10が交代する際、一方の潜水機10、30が目印となって他方の潜水機10、30を交代地点付近まで導くことができるため、各潜水機10、30が帰還する際に中断地点に目印となる発信機の設置が不要となる。
さらに、本実施形態に係る潜水機システム100では、潜水機10、30を基準として設定された目標地点を、目標地点に向かう潜水機10、30が当該潜水機10、30を基準とする相対位置に変換して目標地点に向かって移動する。この構成によれば、潜水機10、30が位置する地点ではなく、潜水機10、30から離れた地点を目標地点に設定することができる。そのため、交代時において両潜水機10、30が接触するのを防ぐことができる。
また、本実施形態に係る潜水機システム100では、第1潜水機10からみて進行方向とは反対の方向側に目標地点が設定されているため、第1潜水機10が既に作業を終了した地点で交代を行うことができる。これにより、交代時における作業の漏れを防ぐことができる。
なお、本実施形態では、第1潜水機10からみて進行方向とは反対の方向側に目標地点が設定されているが、目標地点はこれに限定されない。例えば、第1潜水機10が往路で作業を行い、第2潜水機30が往復して作業を行う場合には、目標地点(目標地点の第1相対位置)は第1潜水機10の前や横に設定されていてもよい。
一例として、第1潜水機10が往路で防食検査器を用いて防食処理の劣化の程度を検査した後、第2潜水機30が復路で防食処理の劣化が著しい箇所に対して超音波検査器を用いて精密検査を行うことが考えられる。この場合、第1潜水機10の前、すなわち第1潜水機10からみて進行方向側に目標地点を設定することにより、交代時における作業の漏れを防ぐことができる。
また、上述した実施形態に係る潜水機システム100は2台の潜水機10、30を備えていたが、3台以上の潜水機を備え、これらが交代で作業を行うようにしてもよい。さらに、本実施形態では、2台の潜水機10、30が交互に交代しながら作業を行うが、交代は1回のみであってもよい。この場合は、各潜水機への充電は不要である。
また、上述した実施形態では、潜水機10、30が交代する際に深度計21、41を用いていないが、深度計21、41を用いてもよい。例えば、第1潜水機10と同じ深度にまで第2潜水機30を降下させ、その後に、上述した図2に示すステップS1乃至S9を実行しても良い。この方法によれば、深度計21、41の測定精度が高いため、潜水機10、30の交代を正確にかつ速やかに行うことができる。
10 第1潜水機
11 推進装置
19 トランスポンダ
30 第2潜水機
31 推進装置
32 対象物検出装置
37 音響測位装置
50 水上船
100 潜水機システム

Claims (7)

  1. 所定の進行方向に移動しながら水中で作業を行う第1潜水機と、
    前記第1潜水機と交代して水中で作業を行う第2潜水機と、を備え、
    前記第2潜水機は、前記第1潜水機と交代する際、前記第1潜水機から発信される信号に基づいて前記第1潜水機に近接するように構成されている、潜水機システム。
  2. 前記第2潜水機は、前記第1潜水機と交代する際、前記第1潜水機からみて前記進行方向とは反対の方向側に位置する目標地点に向かって移動するように構成されている、請求項1に記載の潜水機システム。
  3. 前記第2潜水機は、前記第1潜水機と交代する際、前記第1潜水機からみて前記進行方向側に位置する目標地点に向かって移動するように構成されている、請求項1に記載の潜水機システム。
  4. 前記目標地点は、前記第1潜水機から所定の距離離れた地点である、請求項2又は3に記載の潜水機システム。
  5. 前記第2潜水機は、前記第2潜水機に対する前記第1潜水機の相対位置を測定する音響測位装置と、作業対象物を検出して前記第2潜水機に対する前記作業対象物の位置を取得する対象物検出装置と、を有し、
    前記第2潜水機は、前記第1潜水機と交代する際、前記音響測位装置を用いて前記第1潜水機に近接した後、前記対象物検出装置を用いて前記作業対象物に近接するように構成されている、請求項1乃至4のうちいずれか一の項に記載の潜水機システム。
  6. 所定の進行方向に移動しながら水中で作業を行う第1潜水機と、
    前記第1潜水機と交代して水中で作業を行う第2潜水機と、を備え、
    前記第1潜水機は、
    前記第2潜水機に音波を送るトランスポンダと、
    前記第1潜水機を移動させる推進装置と、を有し、
    前記第2潜水機は、
    前記第1潜水機のトランスポンダから送られた音波に基づいて前記第1潜水機に対する前記第2潜水機の位置を測定する音響測位装置と、
    前記第1潜水機が前記第2潜水機と交代する際に、前記音響測位装置が測定した前記第1潜水機に対する前記第2潜水機の位置に基づいて、前記第2潜水機を前記第1潜水機に近接するように移動させる推進装置と、を有する、潜水機システム。
  7. 前記第1潜水機から第2潜水機に発信される信号に基づいて前記第2潜水機を前記第1潜水機に近接させ、前記第1潜水機が行った作業に引き続いて前記第2潜水機に作業を行わせる、作業方法。
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