JPWO2020050287A1 - 情報処理装置及びプログラム - Google Patents

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Abstract

情報処理装置は、複数のカテゴリの組合せに対応する生成モデルから出力された複数のカテゴリが混合したデザインに対応するデザイン画像情報を記憶する手段を備え、ユーザから複数のカテゴリの指定を受け付ける手段を備え、複数のデザイン画像情報の中から、ユーザによって指定された複数のカテゴリの組合せに対応するデザイン画像情報を提示する手段を備える。

Description

本発明は、情報処理装置及びプログラムに関する。
近年、ファッション分野に適用可能な技術として、Fashion Techが注目されている。Fasion Techの導入により、ファッション分野のビジネスモデルの変革が期待される。
例えば、特開2013−235528号公報には、ユーザに対して、適切なコーディネートを容易に生成する技術が開示されている。特開2013−235528号公報によれば、ユーザに対して、客観的なコーディネートの提案を提供することができる。
ファッションブランドは、ブランドの個性が反映されたデザインを創出し続けることにより、新たなファッションアイテムを市場に提供している。そのため、各ファッションブランドのデザイナーは、ブランドの個性が反映されるようにデザインを行っている。ファッションブランドの個性が強いほど、斬新なデザインの創出は困難になる傾向がある。
特開2013−235528号公報の技術は、既存のファッションアイテムの組合せを提案するものであるので、既存のファッションアイテムの存在を前提とする。そのため、新たなデザインを創出することは困難である。
本発明の目的は、既存のアイテムの個性を残しつつも斬新なデザインを提供することである。
本発明の一態様は、
複数のカテゴリの組合せに対応する生成モデルから出力された複数のカテゴリが混合したデザインに対応するデザイン画像情報を記憶する手段を備え、
ユーザから複数のカテゴリの指定を受け付ける手段を備え、
前記複数のデザイン画像情報の中から、前記ユーザによって指定された複数のカテゴリの組合せに対応するデザイン画像情報を提示する手段を備える、
情報処理装置である。
本発明によれば、既存のアイテムの個性を残しつつも斬新なデザインを提供することができる。
第1実施形態の情報処理システムの構成を示すブロック図である。 図1の情報処理システムの機能ブロック図である。 第1実施形態の概要の説明図である。 第1実施形態のアイテム情報データベースのデータ構造を示す図である。 第1実施形態のデザイン画像情報データベースのデータ構造を示す図である。 第1実施形態のデザイン画像生成処理の説明図である。 第1実施形態のデザイン画像提示処理のシーケンス図である。 図7の情報処理において表示される画面例を示す図である。 第2実施形態の概要の説明図である。 第2実施形態のデザイン画像生成処理のシーケンス図である。 図10のデザイン画像の生成の詳細なフローチャートである。 図10の情報処理において表示される画面例を示す図である。 第2実施形態の変形例の概要の説明図である。 第2実施形態の変形例の特徴情報データベースのデータ構造を示す図である。 第2実施形態の変形例のデザイン画像生成処理のシーケンス図である。 図15の情報処理において表示される画面例を示す図である。 第3実施形態の概要の説明図である。 第3実施形態のユーザ情報データベースのデータ構造を示す図である。 第3実施形態のモデル情報データベースのデータ構造を示す図である。 第3実施形態のデザイン画像生成処理のシーケンス図である。 図20の情報処理において表示される画面の例を示す図である。 図20のデザイン画像の生成の詳細なフローチャートである。 第3実施形態の変形例1の概要の説明図である。 第3実施形態の変形例1のデザイン画像生成処理のシーケンス図である。 図24の情報処理において表示される画面の例を示す図である。 図24の情報処理において表示される画面の例を示す図である。 第3実施形態の変形例2の概要の説明図である。 第3実施形態の変形例3の概要の説明図である。 第4実施形態の概要の説明図である。 第4実施形態のデザイン画像生成処理のシーケンス図である。 図30の情報処理において表示される画面の例を示す図である。 図30のデザイン画像の生成の詳細なフローチャートである。
以下、本発明の一実施形態について、図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施形態を説明するための図面において、同一の構成要素には原則として同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
(1)第1実施形態
第1実施形態について説明する。
(1−1)情報処理システムの構成
情報処理システムの構成について説明する。図1は、第1実施形態の情報処理システムの構成を示すブロック図である。図2は、図1の情報処理システムの機能ブロック図である。
図1に示すように、情報処理システム1は、クライアント装置10と、サーバ30とを備える。
クライアント装置10及びサーバ30は、ネットワーク(例えば、インターネット又はイントラネット)NWを介して接続される。
クライアント装置10は、サーバ30にリクエストを送信する情報処理装置の一例である。クライアント装置10は、例えば、スマートフォン、タブレット端末、又は、パーソナルコンピュータである。
サーバ30は、クライアント装置10から送信されたリクエストに応じたレスポンスをクライアント装置10に提供する情報処理装置の一例である。サーバ30は、例えば、ウェブサーバである。
(1−1−1)クライアント装置の構成
クライアント装置10の構成について説明する。
図2に示すように、クライアント装置10は、記憶装置11と、プロセッサ12と、入出力インタフェース13と、通信インタフェース14とを備える。
記憶装置11は、プログラム及びデータを記憶するように構成される。記憶装置11は、例えば、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、及び、ストレージ(例えば、フラッシュメモリ又はハードディスク)の組合せである。
プログラムは、例えば、以下のプログラムを含む。
・OS(Operating System)のプログラム
・情報処理を実行するアプリケーション(例えば、ウェブブラウザ)のプログラム
データは、例えば、以下のデータを含む。
・情報処理において参照されるデータベース
・情報処理を実行することによって得られるデータ(つまり、情報処理の実行結果)
プロセッサ12は、記憶装置11に記憶されたプログラムを起動することによって、クライアント装置10の機能を実現するように構成される。プロセッサ12は、コンピュータの一例である。
入出力インタフェース13は、クライアント装置10に接続される入力デバイスからユーザの指示を取得し、かつ、クライアント装置10に接続される出力デバイスに情報を出力するように構成される。
入力デバイスは、例えば、キーボード、ポインティングデバイス、タッチパネル、又は、それらの組合せである。
出力デバイスは、例えば、ディスプレイである。
通信インタフェース14は、クライアント装置10とサーバ30との間の通信を制御するように構成される。
(1−1−2)サーバの構成
サーバ30の構成について説明する。
図2に示すように、サーバ30は、記憶装置31と、プロセッサ32と、入出力インタフェース33と、通信インタフェース34とを備える。
記憶装置31は、プログラム及びデータを記憶するように構成される。記憶装置31は、例えば、ROM、RAM、及び、ストレージ(例えば、フラッシュメモリ又はハードディスク)の組合せである。
プログラムは、例えば、以下のプログラムを含む。
・OSのプログラム
・情報処理を実行するアプリケーションのプログラム
データは、例えば、以下のデータを含む。
・情報処理において参照されるデータベース
・情報処理の実行結果
プロセッサ32は、記憶装置31に記憶されたプログラムを起動することによって、サーバ30の機能を実現するように構成される。プロセッサ32は、コンピュータの一例である。
入出力インタフェース33は、サーバ30に接続される入力デバイスからユーザの指示を取得し、かつ、サーバ30に接続される出力デバイスに情報を出力するように構成される。
入力デバイスは、例えば、キーボード、ポインティングデバイス、タッチパネル、又は、それらの組合せである。
出力デバイスは、例えば、ディスプレイである。
通信インタフェース34は、サーバ30とクライアント装置10との間の通信を制御するように構成される。
(1−2)第1実施形態の概要
第1実施形態の概要について説明する。図3は、第1実施形態の概要の説明図である。
図3に示すように、サーバ30には、複数のカテゴリの組合せに対応する生成モデル(CATEGORYixj)と、各生成モデル(CATEGORYixj)が出力したデザイン画像情報(CATEGORYixj)と、が記憶される。各生成モデル(CATEGORYixj)は、複数のカテゴリのアイテム画像情報を入力することにより構築される。各デザイン画像情報(CATEGORYixj)は、複数のカテゴリの組合せに対応する。
ユーザが複数のカテゴリ「CATEGORY1」及び「CATEGORY2」を指定すると、サーバ30は、複数のデザイン画像情報(CATEGORYixj)の中から、ユーザによって指定された複数のカテゴリの組合せに対応するデザイン画像情報(CATEGORY1x2)を提示する。
(1−3)データベース
第1実施形態のデータベースについて説明する。以下のデータベースは、記憶装置31に記憶される。
(1−3−1)アイテム情報データベース
第1実施形態のアイテム情報データベースについて説明する。図4は、第1実施形態のアイテム情報データベースのデータ構造を示す図である。
図4に示すように、アイテム情報データベースは、「アイテムID」フィールドと、「アイテム名」フィールドと、「カテゴリ」フィールドと、「アイテム画像」フィールドと、を含む。
各フィールドは、互いに関連付けられている。
「アイテムID」フィールドには、アイテムIDが格納される。アイテムIDは、アイテムを識別するアイテム識別情報の一例である。アイテムは、例えば、ファッションアイテムである。ファッションアイテムは、一例として、以下の少なくとも1つを含む。
・衣服
・靴
・下着
・鞄
・アクセサリー
・眼鏡
「アイテム名」フィールドには、アイテムのアイテム名に関する情報(例えば、テキスト)が格納される。
「カテゴリ」フィールドには、アイテムのカテゴリに関するカテゴリ情報が格納される。「カテゴリ」フィールドは、複数のサブフィールド(「ブランド」フィールド及び「タイプ」フィールド)を含む。
「ブランド」フィールドには、アイテムのブランド(一例として、ファッションブランド)に関するブランド情報(一例として、ブランド名に関する情報)が格納される。
「タイプ」フィールドには、アイテムのタイプ(一例として、「SHIRT」又は「SHOES」)に関するタイプ情報が格納される。
「アイテム画像」フィールドには、アイテムの画像情報が格納される。画像情報は、例えば、アイテムの正面、側面、及び、背面の少なくとも一方向から撮影された画像の少なくとも1つである。
(1−3−2)デザイン画像情報データベース
本実形態のデザイン画像情報データベースについて説明する。図5は、第1実施形態のデザイン画像情報データベースのデータ構造を示す図である。
図5に示すように、デザイン画像情報データベースは、「デザイン画像ID」フィールドと、「カテゴリ」フィールドと、「デザイン画像」フィールドと、を含む。
各フィールドは、互いに関連付けられている。
「デザイン画像ID」フィールドには、デザイン画像IDが格納される。デザイン画像IDは、デザイン画像情報を識別するデザイン画像識別情報の一例である。
「カテゴリ」フィールドには、デザイン画像情報の元になる複数のアイテムのカテゴリ情報(例えば、ブランド情報)が格納される。
「デザイン画像」フィールドには、生成モデルによって出力されたデザイン画像情報が格納される。
(1−4)情報処理
第1実施形態の情報処理について説明する。
(1−4−1)デザイン画像生成処理
第1実施形態のデザイン画像生成処理について説明する。図6は、第1実施形態のデザイン画像生成処理の説明図である。
図6では、ブランドi及びブランドjの組合せに対応するデザイン画像情報を生成する処理の例を示す。
記憶装置31には、複数のブランドの組合せ毎に、学習済の生成モデル(例えば、GAN(Generation Adversarial Networks)又はDCGAN(Deep Convolutional Generative Adversarial Networks))が記憶されている。例えば、ブランド「BRANDi」及び「BRANDj」に対応する生成モデル(BRANDixj)は、ブランド「BRANDi」のアイテム画像情報(BRANDi)及びブランド「BRANDj」のアイテム画像情報(BRANDj)により学習されている。
図6に示すように、プロセッサ32は、記憶装置31に記憶された生成モデルのうち、ブランド「BRANDi」及び「BRANDj」の組合せに対応する生成モデル(BLANDixj)を選択する。
プロセッサ32は、アイテム情報データベース(図4)を参照して、ブランド「BRANDi」及び「BRANDj」に関連付けられた「アイテム画像」フィールドの情報(つまり、ブランド「BRANDi」のアイテム画像情報及びブランド「BRANDj」のアイテム画像情報)を選択する。
生成モデル(BRANDixj)は、ブランド「BRANDi」及び「BRANDj」に対応するデザイン画像情報(BRANDixj)を出力する。
プロセッサ32は、デザイン画像情報データベース(図5)に新規レコードを追加する。新規レコードの各フィールドには、以下の情報が格納される。
・「デザイン画像ID」フィールドには、新規のデザイン画像IDが格納される。
・「カテゴリ」フィールドには、ブランド情報が格納される。
・「デザイン画像」フィールドには、生成モデルから出力されたデザイン画像情報が格納される。
(1−4−2)デザイン画像提示処理
第1実施形態のデザイン画像提示処理について説明する。図7は、第1実施形態のデザイン画像提示処理のシーケンス図である。図8は、図7の情報処理において表示される画面例を示す図である。
図7に示すように、クライアント装置10は、ユーザ指示の受付(S110)を実行する。
具体的には、プロセッサ12は、画面P10(図8)をディスプレイに表示する。
画面P10は、操作オブジェクトB100と、フィールドオブジェクトF100〜F101と、を含む。
フィールドオブジェクトF100〜F101は、ユーザから、ブランド情報の指定を受け付けるオブジェクトである。
操作オブジェクトB100は、フィールドオブジェクトF100〜F101の指定を確定させるオブジェクトである。
ステップS110の後、クライアント装置10は、デザインリクエスト(S111)を実行する。
具体的には、ユーザがフィールドオブジェクトF100〜F101でブランドを指定し、且つ、操作オブジェクトB100を操作すると、プロセッサ12は、デザインリクエストデータをサーバ30に送信する。デザインリクエストデータは、フィールドオブジェクトF100〜F101で指定されたブランド情報の組合せを含む。
ステップS111の後、サーバ30は、デザイン画像の選択(S130)を実行する。
具体的には、プロセッサ32は、デザイン画像情報データベース(図5)を参照して、デザインリクエストデータに含まれるブランドの組合せに関連付けられた「デザイン画像」フィールドの情報(つまり、デザイン画像情報)を選択する。
ステップS130の後、サーバ30は、デザインレスポンス(S131)を実行する。
具体的には、プロセッサ32は、デザインレスポンスデータをクライアント装置10に送信する。デザインレスポンスデータは、ステップS130において選択されたデザイン画像情報を含む。
ステップS131の後、クライアント装置10は、デザイン画像の表示(S112)を実行する。
具体的には、プロセッサ12は、画面P11(図8)をディスプレイに表示する。
画面P11は、操作オブジェクトB110と、画像オブジェクトIMG110〜IMG113と、を含む。
画像オブジェクトIMG110〜IMG113は、デザインレスポンスデータに含まれるデザイン画像情報に対応する画像オブジェクトである。
第1実施形態によれば、サーバ30は、ユーザが指定した複数のカテゴリの組合せに対応する生成モデルから出力されたデザイン画像情報を提示する。これにより、既存のアイテムの個性を残しつつも斬新なデザインを提供することができる。
また、第1実施形態によれば、複数のデザイン画像情報を提示する場合、ユーザに所望のデザイン画像情報を選択させることができる。
また、第1実施形態によれば、1つのデザイン画像情報を提示する場合、ユーザに選択させることなく、ユーザが指定した条件に該当するデザイン画像情報を提案することができる。
この場合、サーバ30は、生成モデルによって出力された複数のデザイン画像情報の中から、ユーザに関するユーザ情報に基づいて、デザインレスポンスデータに含めるデザイン画像情報を選択してもよい。
(2)第2実施形態
第2実施形態について説明する。第2実施形態は、ユーザ指示に応じてデザイン画像情報を生成する例である。
(2−1)第2実施形態の概要
第2実施形態の概要について説明する。図9は、第2実施形態の概要の説明図である。
図9に示すように、サーバ30には、複数のカテゴリに対応するアイテム画像情報が記憶される。
サーバ30は、クライアント装置10を介して、ユーザから複数のカテゴリ(「CATEGORY1」及び「CATEGORY2」)の指定を受け付ける。
サーバ30は、ユーザから指定された複数のカテゴリのアイテム画像情報(CATEGORY1及びCATEGORY2)を用いて、生成モデル(CATEGORY1x2)を生成する。
生成モデル(CATEGORY1x2)は、ユーザから指定された複数のカテゴリに対応するデザイン画像情報(CATEGORY1x2)を出力する。
サーバ30は、クライアント装置10を介して、生成モデル(CATEGORY1x2)から出力されたデザイン画像情報(CATEGORY1x2)をユーザに提示する。
(2−2)デザイン画像生成処理
第2実施形態のデザイン画像生成処理について説明する。図10は、第2実施形態のデザイン画像生成処理のシーケンス図である。図11は、図10のデザイン画像の生成の詳細なフローチャートである。図12は、図10の情報処理において表示される画面例を示す図である。
図10に示すように、クライアント装置10は、第1実施形態のデザイン画像提示処理(図7)と同様に、ステップS110〜S111を実行する。
ステップS111の後、サーバ30は、デザイン画像の生成(S230)を実行する。
図11に示すように、サーバ30は、アイテム画像の選択(S2300)を実行する。
具体的には、プロセッサ32は、アイテム画像情報データベース(図4)を参照して、デザインリクエストデータに含まれるブランド情報に関連付けられた「アイテム画像」フィールドの情報(つまり、ユーザが指定したブランドのアイテム画像情報)を選択する。
ステップS2300の後、サーバ30は、生成モデルの構築(S2301)を実行する。
具体的には、プロセッサ32は、ステップS2300で選択されたアイテム画像情報を、記憶装置31に記憶された生成モデルに入力することにより、生成モデルを学習させる。
ステップS2301の後、サーバ30は、デザイン画像の出力(S2302)を実行する。
具体的には、プロセッサ32は、生成モデルに出力指示を与える。生成モデルは、出力指示に応じてデザイン画像情報を出力する。
ステップS230の後、サーバ30は、第1実施形態のデザイン画像提示処理(図7)と同様に、ステップS131を実行する。
ステップS131の後、クライアント装置10は、デザイン画像の表示(S210)を実行する。
具体的には、プロセッサ12は、画面P20(図12)をディスプレイに表示する。
画面P20は、画像オブジェクトIMG110〜IMG113と、操作オブジェクトB200と、を備える。
操作オブジェクト200は、デザインリクエストデータをサーバ30に送信し直すためのユーザ指示を受け付けるオブジェクトである。
操作オブジェクトB200をユーザが操作すると、プロセッサ12は、ステップS111を実行し直す。その結果、サーバ30は、デザイン画像情報を生成し直す。生成モデルは、ステップS2301が実行される度に異なるデザイン画像情報を出力する。
この場合、プロセッサ12は、画面P21(図12)をディスプレイに表示する。
画面P21は、画像オブジェクトIMG210〜IMG213と、操作オブジェクトB200と、を含む。画像オブジェクトIMG210〜IMG213は、操作オブジェクトB200の操作に応じて生成されるデザイン画像情報である。操作オブジェクトB200の操作に応じて生成されるデザイン画像情報は、操作オブジェクトB200の操作の前に生成されたデザイン画像情報とは異なる。これにより、新たなデザイン画像情報を提示することができる。
第2実施形態によれば、サーバ30は、ユーザのカテゴリの指定に応じて、ユーザが指定したカテゴリのアイテム画像情報を生成モデルに入力する。生成モデルは、アイテム画像情報の組合せが入力される度に、異なるデザイン画像情報を出力する。これにより、デザイン画像生成処理を実行する度に、新たなデザイン画像情報を提供することができる。
また、第2実施形態によれば、操作オブジェクトB200をユーザに操作させた後に新たなデザイン画像情報を提示する。これにより、ユーザは所望のデザイン画像を容易に得ることができる。
(2−3)変形例
第2実施形態の変形例について説明する。第2実施形態の変形例は、特徴情報が関連付けられたアイテム画像情報によって学習された生成モデルを用いて、デザイン画像情報を生成する例である。
(2−3−1)変形例の概要
第2実施形態の変形例の概要について説明する。図13は、第2実施形態の変形例の概要の説明図である。
図13に示すように、サーバ30は、アイテム画像情報と、特徴情報と、を関連付けて記憶する。
サーバ30は、クライアント装置10を介して、ユーザから複数のカテゴリ(「CATEGORY1」及び「CATEGORY2」)の指定と、デザインの特徴の指定と、を受け付ける。
サーバ30は、ユーザが指定した複数のカテゴリのアイテム画像情報(CATEGORY1及びCATEGORY2)と、各アイテム画像情報に関連付けられた特徴情報のうちユーザが指定したデザインの特徴に対応する特徴情報と、を用いて生成モデル(CATEGORY1x2)を学習させる。
生成モデル(CATEGORY1x2)は、ユーザが指定した複数のカテゴリの組合せ及びユーザが指定した特徴に対応するデザイン画像情報(CATEGORY1x2)を出力する。
サーバ30は、クライアント装置10を介して、生成モデル(CATEGORY1x2)から出力されたデザイン画像情報(CATEGORY1x2)をユーザに提示する。
(2−3−2)特徴情報データベース
第2実施形態の変形例の特徴情報データベースについて説明する。図14は、第2実施形態の変形例の特徴情報データベースのデータ構造を示す図である。
図14の特徴情報データベースには、アイテムの特徴に関する特徴情報が格納される。
特徴情報データベースは、「画像ID」フィールドと、「画像リンク」フィールドと、「特徴」フィールドと、を含む。
各フィールドは、互いに関連付けられている。
「画像ID」フィールドには、画像IDが格納される。画像IDは、アイテム画像情報を識別する画像識別情報の一例である。
「画像リンク」フィールドには、アイテム画像情報のファイル名に関する情報が格納される。
「特徴」フィールドには、特徴情報(例えば、特徴ベクトル)が格納される。アイテムの特徴は、例えば、以下の少なくとも1つである。
・対象性別(一例として、男性用、女性用、又は、男女兼用)
・利用シーン(一例として、ビジネス、カジュアル、又は、フォーマル)
・サイズ
・色
・テイスト
・シルエット
(2−3−3)デザイン画像生成処理
第2実施形態の変形例のデザイン画像生成処理について説明する。図15は、第2実施形態の変形例のデザイン画像生成処理のシーケンス図である。図16は、図15の情報処理において表示される画面例を示す図である。
図15に示すように、クライアント装置10は、クライアント装置10は、ユーザ指示の受付(S211)を実行する。
具体的には、プロセッサ12は、画面P22(図16)をディスプレイに表示する。
画面P22は、操作オブジェクトB220と、フィールドオブジェクトF100〜F101及びF220を含む。
フィールドオブジェクトF220は、ユーザから、所望のデザインの特徴の指定を受け付けるオブジェクトである。
操作オブジェクトB220は、フィールドオブジェクトF100〜F101及びF220の指定を確定させるオブジェクトである。
ステップS211の後、クライアント装置10は、デザインリクエスト(S212)を実行する。
具体的には、ユーザがフィールドオブジェクトF100〜F101でブランドを指定し、フィールドオブジェクトF210でデザインの特徴を指定し、且つ、操作オブジェクトB210を操作すると、プロセッサ12は、デザインリクエストデータをサーバ30に送信する。デザインリクエストデータは、フィールドオブジェクトF100〜F101で指定されたブランド情報の組合せと、フィールドオブジェクトF210で指定された特徴と、を含む。
ステップS212の後、サーバ30は、図10と同様に、ステップS230を実行する。
具体的には、プロセッサ32は、図11と同様にステップS2300を実行した後、ステップS2301において、選択されたアイテム画像情報と、当該アイテム画像情報に関連付けられた特徴情報のうちデザインリクエストデータに含まれる特徴に対応する特徴情報と、を生成モデルに入力することにより、生成モデルを学習させる。
ステップS2301の後、プロセッサ32は、図11と同様にステップS2302を実行する。これにより、生成モデルは、デザイン画像情報を出力する。
ステップS230の後、サーバ30は、図7と同様に、S131を実行する。
ステップS131の後、クライアント装置10は、図10と同様に、ステップS210を実行する。
第2実施形態の変形例によれば、ユーザが指定したブランド情報の組合せに対応するアイテム画像情報と、ユーザが指定した特徴に対応する特徴情報と、を用いて生成モデルを学習させる。これにより、ユーザの所望の特徴がより強く反映されたデザイン画像情報を容易に得ることができる。
(3)第3実施形態
第3実施形態について説明する。第3実施形態は、ユーザ情報及びユーザ指示の少なくとも1つに応じたデザイン画像情報を生成する例である。
(3−1)第3実施形態の概要
第3実施形態の概要について説明する。図17は、第3実施形態の概要の説明図である。
図17に示すように、サーバ30には、複数のカテゴリのアイテム画像情報及び特徴情報の組合せと、複数のカテゴリのアイテム画像情報及び特徴情報の組合せによって構築された生成モデルと、が記憶される。
サーバ30は、クライアント装置10を介して、ユーザから複数のカテゴリ「CATEGORY1」及び「CATEGORY2」の指定と、ユーザに関するユーザ情報及びユーザ指示の少なくとも1つと、を受け付ける。
サーバ30は、ユーザが指定した複数のカテゴリ「CATEGORY1」及び「CATEGORY2」に対応する生成モデル(CATEGORY1x2)を選択する。
サーバ30は、ユーザ情報及びユーザ指示の少なくとも1つに基づいて、選択した生成モデル(CATEGORY1x2)のパラメータを調整する。
パラメータが調整された生成モデル(CATEGORY1x2)は、ユーザが指定した複数のカテゴリに対応するデザイン画像情報(CATEGORY1x2)を出力する。
サーバ30は、クライアント装置10を介して、生成モデル(CATEGORY1x2)から出力されたデザイン画像情報(CATEGORY1x2)をユーザに提示する。
(3−2)データベース
第3実施形態のデータベースについて説明する。以下のデータベースは、記憶装置31に記憶される。
(3−2−1)ユーザ情報データベース
第3実施形態のユーザ情報データベースについて説明する。図18は、第3実施形態のユーザ情報データベースのデータ構造を示す図である。
図18のユーザ情報データベースには、ユーザに関するユーザ情報が格納される。
ユーザ情報データベースは、「ユーザID」フィールドと、「ユーザ名」フィールドと、「ユーザ属性」フィールドと、「ユーザ画像」フィールドと、「ユーザサイズ」フィールドと、「ユーザ嗜好」フィールドと、「行動履歴」フィールドと、を含む。
各フィールドは互いに関連付けられている。
「ユーザID」フィールドには、ユーザIDが格納されている。ユーザIDは、ユーザを識別するユーザ識別情報の一例である。
「ユーザ名」フィールドには、ユーザの名称に関する情報(例えば、テキスト)が格納される。
「ユーザ属性」フィールドには、ユーザの属性に関するユーザ属性情報が格納される。「ユーザ属性」フィールドは、複数のサブフィールド(例えば、「性別」フィールド及び「年齢」フィールド)を含む。
「性別」フィールドには、ユーザの性別に関する情報が格納される。
「年齢」フィールドには、ユーザの年齢に関する情報が格納される。
「ユーザ画像」フィールドには、ユーザのユーザ画像情報(例えば、ユーザの顔又は全身を含む画像情報)が格納される。
「ユーザサイズ」フィールドには、ユーザのサイズに関するユーザサイズ情報が格納される。ユーザサイズ情報は、以下の何れかである。
・ユーザの衣服のサイズに関する指標(一例として、S、M、又は、L)
・ユーザの身体のサイズに関する指標(一例として、細身、標準、又は、ビッグシルエット)
・ユーザの身体の部位(一例として、身長、首回り、胸囲、ウエスト、及び、大腿部)毎のサイズを測定可能な測定デバイスによって測定された測定結果に関する情報
「ユーザ嗜好」フィールドには、ユーザの嗜好に関するユーザ嗜好情報が格納される。ユーザ嗜好情報は、例えば、以下の少なくとも1つである。
・芸術(例えば、音楽、映画、又は、絵画)の嗜好
・ブランド国籍(例えば、日本発ブランド、フランス発ブランド、又は、イタリア発ブランド)の嗜好
・アイテムの雰囲気(例えば、フェミニン、シンプル、アヴァンギャルド、又は、ベーシック)
・アイテムのジャンル(例えば、アメリカンカジュアル、又は、モード)
・ソーシャルネットワーク上の行動(ソーシャルネットワーク上でリアクションした情報、又は、ソーシャルネットワークへ投稿した情報)の嗜好
「購入履歴」フィールドには、ユーザが購入したアイテムの履歴に関する購入履歴情報が格納される。購入履歴情報は、例えば、ユーザが購入したアイテムのアイテムIDである。
(3−2−2)モデル情報データベース
第3実施形態のモデル情報データベースについて説明する。図19は、第3実施形態のモデル情報データベースのデータ構造を示す図である。
図19のモデル情報データベースには、生成モデルに関するモデル情報が格納される。
モデル情報データベースは、「モデルID」フィールドと、「モデル名」フィールドと、「カテゴリ」フィールドと、を含む。
各フィールドは互いに関連付けられている。
「モデルID」フィールドには、モデルIDが格納されている。モデルIDは、生成モデルを識別するモデル識別情報の一例である。
「モデル名」フィールドには、モデルの名称に関する情報(例えば、テキスト)が格納される。
「カテゴリ」フィールドには、生成モデルに対応するカテゴリの組合せに関するカテゴリ情報(例えば、ブランド情報)が格納される。
(3−3)デザイン画像生成処理
第3実施形態のデザイン画像生成処理について説明する。図20は、第3実施形態のデザイン画像生成処理のシーケンス図である。図21は、図20の情報処理において表示される画面の例を示す図である。図22は、図20のデザイン画像の生成の詳細なフローチャートである。
図20に示すように、クライアント装置10は、ユーザ指示の受付(S310)を実行する。
具体的には、プロセッサ12は、画面P30(図21)をディスプレイに表示する。
画面P30は、操作オブジェクトB300と、フィールドオブジェクトF100〜F101及びF300〜F303と、を含む。
フィールドオブジェクトF300は、ユーザIDを指定するためのユーザ指示を受け付けるオブジェクトである。
フィールドオブジェクトF301は、所望のアイテムの利用シーンを指定するためのユーザ指示を受け付けるオブジェクトである。
フィールドオブジェクトF302は、所望のアイテムのテイストを指定するためのユーザ指示を受け付けるオブジェクトである。
フィールドオブジェクトF303は、フィールドオブジェクトF100〜F101に入力された複数のブランドの混合比率を指定するためのユーザ指示を受け付けるオブジェクトである。
操作オブジェクトB300は、フィールドオブジェクトF100〜F101及びF300〜F302への入力を確定させるためのユーザ指示を受け付けるオブジェクトである。
ステップS310の後、クライアント装置10は、デザインリクエスト(S311)を実行する。
具体的には、ユーザがフィールドオブジェクトF101〜F101と、フィールドオブジェクトF300〜F302の少なくとも1つと、にユーザ指示を入力し、且つ、操作オブジェクトB300を操作すると、プロセッサ12は、デザインリクエストデータをサーバ30に送信する。デザインリクエストデータは、以下の情報を含む。
・フィールドオブジェクトF100〜F101で指定されたブランド情報の組合せ
・フィールドオブジェクトF300〜F303の少なくとも1つで指定されたユーザ指示(つまり、ユーザID、所望の利用シーン、及び、所望のテイストの少なくとも1つに関するユーザ指示)
ステップS311の後、サーバ30は、デザイン画像の生成(S330)を実行する。
図22に示すように、サーバ30は、生成モデルの選択(S3300)を実行する。
具体的には、プロセッサ32は、モデル情報データベース(図19)を参照して、デザインリクエストデータに含まれるブランド情報に関連付けられた「モデルID」フィールドの情報(つまり、モデルID)を特定する。特定されたモデルIDは、選択された生成モデルを識別する。
ステップS3301の後、サーバ30は、パラメータの調整(S3301)を実行する。
ステップS3301の第1例では、デザインリクエストデータがフィールドオブジェクトF300で指定されたユーザIDを含む場合、プロセッサ32は、ユーザ情報データベース(図18)を参照して、当該ユーザIDに関連付けられた「ユーザ属性」フィールドに格納されたユーザ属性情報を特定する。
プロセッサ32は、デザインリクエストデータに含まれるブランド情報の組合せ、及び、特定したユーザ属性情報に基づいて、ステップS3300で選択された生成モデルのパラメータを調整する。
ステップS3301の第2例では、デザインリクエストデータがフィールドオブジェクトF300で指定されたユーザIDを含む場合、プロセッサ32は、ユーザ情報データベース(図18)を参照して、当該ユーザIDに関連付けられた「ユーザ嗜好」フィールドに格納されたユーザ嗜好情報を特定する。
プロセッサ32は、デザインリクエストデータに含まれるブランド情報の組合せ、及び、特定したユーザ嗜好情報に基づいて、ステップS3300で選択された生成モデルのパラメータを調整する。
ステップS3301の第3例では、デザインリクエストデータがフィールドオブジェクトF300で指定されたユーザIDを含む場合、プロセッサ32は、ユーザ情報データベース(図18)を参照して、当該ユーザIDに関連付けられた「購入履歴」フィールドに格納された購入履歴情報(例えば、アイテムID)を特定する。
プロセッサ32は、特徴情報データベース(図14)を参照して、特定したアイテムIDに関連付けられたアイテム画像情報の特徴情報を特定する。
プロセッサ32は、デザインリクエストデータに含まれるブランド情報の組合せ、及び、特定した特徴情報に基づいて、ステップS3300で選択された生成モデルのパラメータを調整する。
ステップS3301の第4例では、デザインリクエストデータがフィールドオブジェクトF300で指定されたユーザIDを含む場合、プロセッサ32は、ユーザ情報データベース(図18)を参照して、当該ユーザIDに関連付けられた「ユーザ画像」フィールドに格納されたユーザ画像情報を特定する。
プロセッサ32は、ユーザ画像情報に特徴量解析を適用することにより、ユーザの身体の特徴に関する特徴量を抽出する。身体の特徴は、例えば、体型、身長、顔の輪郭、顔の部位の配置、肌の色、及び、髪の色の少なくとも1つを含む。
プロセッサ32は、デザインリクエストデータに含まれるブランド情報の組合せ、及び、抽出した特徴量に基づいて、ステップS3300で選択された生成モデルのパラメータを調整する。
ステップS3301の第5例では、デザインリクエストデータがフィールドオブジェクトF301で指定された利用シーンに関する情報を含む場合、プロセッサ32は、デザインリクエストデータに含まれる利用シーンに関する情報に基づいて、ステップS3300で選択された生成モデルのパラメータを調整する。
ステップS3301の第6例では、デザインリクエストデータがフィールドオブジェクトF302で指定されたテイストに関する情報を含む場合、プロセッサ32は、デザインリクエストデータに含まれるテイストに関する情報に基づいて、ステップS3300で選択された生成モデルのパラメータを調整する。
ステップS3301の第7例では、デザインリクエストデータがフィールドオブジェクトF303で指定された混合比率を含む場合、プロセッサ32は、デザインリクエストデータに含まれる混合比率に基づいて、ステップS3300で選択された生成モデルのパラメータを調整する。
ステップS3301の後、サーバ30は、デザイン画像の出力(S3302)を実行する。
具体的には、プロセッサ32は、ステップS3301においてパラメータが調整された生成モデルに出力指示を与える。生成モデルは、出力指示に応じてデザイン画像情報を出力する。
ステップS330の後、サーバ30は、図7と同様に、ステップS131を実行する。
ステップS331の後、クライアント装置10は、図10と同様にステップS210を実行する。
第3実施形態によれば、ユーザ情報及びユーザ指示の少なくとも1つに応じて生成モデルのパラメータを調整する。これにより、ユーザの個性及び既存のアイテムの組合せが反映されたデザイン画像情報を提示することができる。
(3−4)変形例
第3実施形態の変形例について説明する。
(3−4−1)変形例1
第3実施形態の変形例1について説明する。第3実施形態の変形例1は、ユーザ情報に応じてデザイン画像情報を補正する例である。
(3−4−1−1)変形例1の概要
第3実施形態の変形例1の概要について説明する。図23は、第3実施形態の変形例1の概要の説明図である。
図23に示すように、サーバ30は、ユーザが指定した複数のカテゴリ(「CATEGORY1」及び「CATEGORY2」)の組合せに対応する生成モデルに、デザイン画像情報(CATEGORY1x2)を出力させる。
サーバ30は、デザイン画像情報(CATEGORY1x2)をユーザに提示した後、ユーザが指定した補正指示に基づいて、デザイン画像情報(CATEGORY1x2)を補正することにより、補正画像情報(CATEGORY1x2)を生成する。
サーバ30は、補正画像情報(CATEGORY1x2)をユーザに提示する。
(3−4−1−2)デザイン画像生成処理
第3実施形態の変形例1のデザイン画像生成処理について説明する。図24は、第3実施形態の変形例1のデザイン画像生成処理のシーケンス図である。図25は、図24の情報処理において表示される画面の例を示す図である。図26は、図24の情報処理において表示される画面の例を示す図である。
図24に示すように、クライアント装置10は、図21と同様に、ステップS310〜S311を実行する。
ステップS311の後、サーバ30は、図21と同様に、ステップS330及びS131を実行する。
ステップS131の後、クライアント装置10は、デザイン画像の表示(S410)を実行する。
具体的には、プロセッサ12は、画面P40(図25)をディスプレイに表示する。
画面P40は、画像オブジェクトIMG110〜IMG113と、操作オブジェクトB200及びB400と、を備える。
操作オブジェクト400は、補正のユーザ指示を受け付けるオブジェクトである。
ユーザが画像オブジェクトIMG110と、操作オブジェクトB400と、を操作すると、プロセッサ12は、画面P41(図25)をディスプレイに表示する。
画面P41は、操作オブジェクトB410と、フィールドオブジェクトF410〜F412と、を含む。
フィールドオブジェクトF410は、画像オブジェクトIMG110〜IMG113の少なくとも1つ(例えば、ユーザが指定した画像オブジェクト)の形状を変更するためのユーザ指示を受け付けるオブジェクトである。一例として、ユーザは、「小さめ」又は「大きめ」のユーザ指示をフィールドオブジェクトF410に入力することができる。
フィールドオブジェクトF411は、画像オブジェクトIMG110〜IMG113の少なくとも1つ(例えば、ユーザが指定した画像オブジェクト)にパーツを追加するためのユーザ指示を受け付けるオブジェクトである。一例として、ユーザは、「ポケット」及び「ボタン」の少なくとも1つのユーザ指示をフィールドオブジェクトF411に入力することができる。
フィールドオブジェクトF412は、画像オブジェクトIMG110〜IMG113の少なくとも1つ(例えば、ユーザが指定した画像オブジェクト)にブランドイメージを反映させるためのユーザ指示を受け付けるオブジェクトである。一例として、ユーザは、「ロゴ」及び「パターン」の少なくとも1つのユーザ指示をフィールドオブジェクトF412に入力することができる。
操作オブジェクトB411は、フィールドオブジェクトF410〜F412に入力された内容を確定させるためのユーザ指示を受け付けるオブジェクトである。
ステップS410の後、クライアント装置10は、補正リクエスト(S411)を実行する。
具体的には、プロセッサ12は、補正リクエストデータをサーバ30に送信する。補正リクエストデータは、フィールドオブジェクトF410〜F412に入力されたユーザ指示を含む。
ステップS411の後、サーバ30は、補正(S430)を実行する。
具体的には、記憶装置31には、フィールドオブジェクトF410〜F412が受付可能なユーザ指示の項目に対応する画像補正フィルタが記憶されている。
プロセッサ32は、記憶装置31に記憶された画像補正フィルタの中から、補正リクエストデータに含まれるユーザ指示(形状を変更するためのユーザ指示、アイテムを追加するためのユーザ指示、及び、ブランドイメージを反映するためのユーザ指示の少なくとも1つ)に対応する画像補正フィルタを選択する。一例として、ユーザサイズ情報が「細見」の場合、プロセッサ32は、デザイン画像情報を10%縮小する画像補正フィルタを選択する。ユーザサイズ情報が「ビッグシルエット」の場合、プロセッサ32は、デザイン画像情報を15%拡大する画像補正フィルタを選択する。
プロセッサ32は、選択された画像補正フィルタを、ステップS330で生成されたデザイン画像情報に適用することにより、補正画像情報を生成する。
ステップS430の後、サーバ30は、補正レスポンス(S431)を実行する。
具体的には、プロセッサ32は、補正レスポンスデータをクライアント装置10に送信する。補正レスポンスデータは、ステップS4302で生成された補正画像情報を含む。
ステップS431の後、クライアント装置10は、補正画像の表示(S412)を実行する。
具体的には、プロセッサ12は、画面P41(図26)をディスプレイに表示する。
画面P41は、画像オブジェクトIMG420〜IMG423を含む。
画像オブジェクトIMG420〜IMG423は、補正レスポンスデータに含まれる補正画像情報に対応するオブジェクトである。
第3実施形態の変形例1によれば、ユーザの指示に応じてデザイン画像情報を補正する。これにより、デザイン画像情報に、ユーザの好みを反映させることができる。
(3−4−2)変形例2
第3実施形態の変形例2について説明する。変形例2は、測定デバイスによって測定されたユーザサイズ情報に基づいて、デザイン画像情報を補正する例である。
(3−4−2−1)変形例2の概要
第3実施形態の変形例2の概要について説明する。図27は、第3実施形態の変形例2の概要の説明図である。
図27に示すように、サーバ30は、ユーザが指定した複数のカテゴリ(「CATEGORY1」及び「CATEGORY2」)の組合せに対応する生成モデルに、デザイン画像情報(CATEGORY1x2)を出力させる。
デザイン画像情報(CATEGORY1x2)がユーザに提示された後、ユーザは、測定装置を用いて、自身の身体の各部位のサイズを測定する。
サーバ30は、測定装置によって測定されたサイズに関するユーザサイズ情報に基づいて、デザイン画像情報(CATEGORY1x2)を補正することにより、補正画像情報(CATEGORY1x2)を生成する。
サーバ30は、補正画像情報(CATEGORY1x2)をユーザに提示する。
(3−4−2−2)デザイン画像生成処理
第3実施形態の変形例2のデザイン画像生成処理について説明する。
図24のステップS430の第1例では、プロセッサ32は、ユーザ情報データベース(図18)を参照して、デザインリクエストデータに含まれるユーザIDに関連付けられたユーザサイズ情報(測定装置による測定結果に関するユーザサイズ情報)を特定する。
ステップS430の第2例では、プロセッサ32は、測定装置による測定結果に関するユーザサイズ情報を測定装置又はクライアント装置10から取得する。プロセッサ32は、当該測定結果を、ユーザサイズ情報として特定する。
プロセッサ32は、記憶装置31に記憶された画像補正フィルタの中から、特定したユーザサイズ情報に対応する画像補正フィルタを選択する。より具体的には、ユーザサイズ情報が測定結果に関する情報の場合、プロセッサ32は、ユーザの身体の各部位のサイズに応じて、デザイン画像情報の各部位を補正する。
プロセッサ32は、選択された画像補正フィルタを、ステップS330で生成されたデザイン画像情報に適用することにより、補正画像情報を生成する。
第3実施形態の変形例2によれば、ユーザサイズ情報(例えば、測定デバイスによって測定された測定結果に関する情報)に基づいて、デザイン画像情報を補正する。これにより、ユーザの身体に合ったデザイン画像情報をユーザに提示することができる。
(3−4−3)変形例3
第3実施形態の変形例3について説明する。第3実施形態の変形例3は、補正モデルを用いて、デザイン画像情報を補正する例である。
(3−4−3−1)変形例3の概要
第3実施形態の変形例3の概要について説明する。図28は、第3実施形態の変形例3の概要の説明図である。
図28に示すように、サーバ30は、ユーザが指定した複数のカテゴリ(「CATEGORY1」及び「CATEGORY2」)の組合せに対応する生成モデルに、デザイン画像情報(CATEGORY1x2)を出力させる。
サーバ30は、デザイン画像情報(CATEGORY1x2)をユーザに提示した後、ユーザが指定した補正指示に基づいて、デザイン画像情報(CATEGORY1x2)を補正モデルに入力する。補正モデルは、補正画像情報(CATEGORY1x2)を出力する。
サーバ30は、補正画像情報(CATEGORY1x2)をユーザに提示する。
(3−4−3−2)デザイン画像生成処理
第3実施形態の変形例3のデザイン画像生成処理について説明する。
サーバ30には、学習済の補正モデルが記憶されている。補正モデルは、複数のアイテム画像情報と、各アイテム画像情報に関連付けれた特徴情報と、画像処理フィルタと、を用いた深層学習により学習されている。補正モデルは、例えば、GAN又はDCGANである。
図24のステップS430において、サーバ30は、記憶装置31に記憶された補正モデルを用いて、デザイン画像情報を補正する。
具体的には、プロセッサ32は、ステップS430で選択した画像補正フィルタと、ステップS330で生成したデザイン画像情報と、を補正モデルに入力する。これにより、補正モデルから、補正リクエストデータに含まれるユーザ指示に応じた補正画像情報が出力される。
第3実施形態の変形例3によれば、補正モデルが補正画像情報を出力する。これにより、より高精度に補正されたデザイン画像情報をユーザに提示することができる。
(4)第4実施形態
第4実施形態について説明する。第4実施形態は、ネットワーク上に保存されたアイテム画像情報に基づいてデザイン画像情報を生成する例である。
(4−1)第4実施形態の概要
第4実施形態の概要について説明する。図29は、第4実施形態の概要の説明図である。
図29のサーバ30には、複数のアイテム画像情報が記憶されている。
サーバ30は、ユーザ情報と、ユーザサイズ情報と、を取得する。
サーバ30は、複数のアイテム画像情報の中からユーザ情報と、ユーザサイズ情報と、に基づいて、ユーザに対して推奨されるレコメンドアイテムの画像情報(以下「レコメンド画像情報」という)を提示する。例えば、トップスのレコメンド画像情報(CATEGORY1)と、ボトムスのレコメンド画像情報(CATEGORY2)と、が提示される。
サーバ30は、所望のカテゴリ(CATEGORY1)に関するユーザ指示を取得する。
サーバ30は、ユーザ指示に対応するカテゴリ(CATEGORY1)に基づいて、生成モデル(CATEGORY1x2)のパラメータを調整する。
パラメータが調整された生成モデル(CATEGORY1x2)は、ユーザ指示に対応するカテゴリ(CATEGORy1)に対応するデザイン画像情報(CATEGORY1x2)を出力する。
サーバ30は、クライアント装置10を介して、生成モデル(CATEGORY1x2)から出力されたデザイン画像情報(CATEGORY1x2)をユーザに提示する。
(4−2)デザイン画像生成処理
第4実施形態のデザイン画像生成処理について説明する。図30は、第4実施形態のデザイン画像生成処理のシーケンス図である。図31は、図30の情報処理において表示される画面の例を示す図である。図32は、図30のデザイン画像の生成の詳細なフローチャートである。
図30に示すように、クライアント装置10は、ユーザ指示の受付(S510)を実行する。
具体的には、プロセッサ12は、画面P50(図31)をディスプレイに表示する。
画面P50は、操作オブジェクトB500と、フィールドオブジェクトF500と、を含む。
フィールドオブジェクトF500は、ユーザIDを指定するためのユーザ指示を受け付けるオブジェクトである。
操作オブジェクトB500は、フィールドオブジェクトF500への入力を確定させるためのユーザ指示を受け付けるオブジェクトである。
ステップS510の後、クライアント装置10は、レコメンドリクエスト(S511)を実行する。
具体的には、ユーザがフィールドオブジェクトF500にユーザ指示を入力し、且つ、操作オブジェクトB500を操作すると、プロセッサ12は、レコメンドリクエストデータをサーバ30に送信する。レコメンドリクエストデータは、フィールドオブジェクトF500で指定されたユーザIDを含む。
ステップS511の後、サーバ30は、レコメンドアイテムの特定(S530)を実行する。
具体的には、プロセッサ32は、ユーザ情報データベース(図18)を参照して、レコメンドリクエストデータに含まれるユーザIDに関連付けられたユーザ情報を特定する。
プロセッサ32は、アイテム画像情報データベース(図4)及び特徴情報データベース(図14)を参照して、特定したユーザ情報に基づくレコメンドアイテムのアイテムIDを特定する。
一例として、記憶装置31には、複数のアイテムの好ましい組合せが定義されたコーディネートモデルが記憶されている。プロセッサ32は、レコメンドリクエストデータに含まれるユーザIDに関連付けられた「購入履歴」フィールドの情報を参照して、ユーザが所有する所有アイテムのアイテムIDを特定する。プロセッサ32は、所有アイテムのアイテムIDに関連付けられたカテゴリ情報及び特徴情報をコーディネートモデルに入力する。コーディネートモデルは、アイテム情報データベースに記憶されたアイテムIDの中から、所有アイテムとの組合せが好ましいレコメンドアイテムのアイテムIDを出力する。
ステップS530の後、サーバ30は、レコメンドレスポンス(S531)を実行する。
具体的には、プロセッサ32は、レコメンドレスポンスデータをクライアント装置10に送信する。レコメンドレスポンスデータは、以下の情報を含む。
・ステップS530で特定されたアイテムID
・当該アイテムIDに関連付けられたアイテム画像情報(つまり、レコメンドアイテムのレコメンド画像情報)
ステップS531の後、クライアント装置10は、レコメンド画像の表示(S512)を実行する。
具体的には、プロセッサ12は、画面P51をディスプレイに表示する。
画面P51は、画像オブジェクトIMG510〜IMG513と、操作オブジェクトB510と、フィールドオブジェクトF510と、を含む。画像オブジェクトIMG510〜IMG513には、レコメンドアイテムのアイテムIDが割り当てられる。
画像オブジェクトIMG510は、カテゴリ「CATEGORY1」(例えば、タイプ「TOPS」)に対応するレコメンドアイテムのレコメンド画像情報である。
画像オブジェクトIMG511は、カテゴリ「CATEGORY2」(例えば、タイプ「BOTOMS」)に対応するレコメンドアイテムのレコメンド画像情報である。
画像オブジェクトIMG512は、カテゴリ「CATEGORY3」(例えば、タイプ「SHOES」)に対応するレコメンドアイテムのレコメンド画像情報である。
画像オブジェクトIMG513は、カテゴリ「CATEGORY4」(例えば、タイプ「WATCH」)に対応するレコメンドアイテムのレコメンド画像情報である。
フィールドオブジェクトF510は、所望のアイテムのタイプを指定するためのユーザ指示を受け付けるオブジェクトである。
操作オブジェクトB510は、画像オブジェクトIMG510〜IMG513に対する操作、及び、フィールドオブジェクトF510への入力を確定させるためのオブジェクトである。
ステップS512の後、クライアント装置10は、デザインリクエスト(S513)を実行する。
具体的には、ユーザが画像オブジェクトIMG510〜IMG513の少なくとも2つを指定し、フィールドオブジェクトF510に所望のタイプを指定し、且つ、操作オブジェクトB510を操作すると、プロセッサ12は、デザインリクエストデータをサーバ30に送信する。デザインリクエストデータは、以下の情報を含む。
・ユーザによって指定された画像オブジェクトIMG510〜IMG513に割り当てられたアイテムID
・フィールドオブジェクトF510で指定されたユーザ指示(つまり、所望のタイプ)
ステップS513の後、サーバ30は、デザイン画像の生成(S530)を実行する。
図32に示すように、サーバ30は、生成モデルの選択(S5300)を実行する。
具体的には、プロセッサ32は、アイテム情報データベース(図4)を参照して、デザインリクエストデータに含まれるアイテムIDに関連付けられた「カテゴリ」フィールドの情報(例えば、「ブランド」フィールドの情報)を特定する。
プロセッサ32は、モデル情報データベース(図19)を参照して、特定したカテゴリフィールドの情報に関連付けられた「モデルID」フィールドの情報(つまり、モデルID)を特定する。特定されたモデルIDは、選択された生成モデルを識別する。
ステップS5300の後、サーバ30は、パラメータの調整(S5301)を実行する。
具体的には、プロセッサ32は、デザインリクエストデータに含まれる所望のタイプに基づいて、ステップS5300で選択した生成モデルのパラメータを調整する。これにより、生成モデルから、所望のタイプのデザイン画像情報が生成される確率が上昇する。
ステップS5301の後、サーバ30は、図22と同様に、ステップS3302を実行する。
ステップS530の後、サーバ30は、図6と同様に、ステップS131を実行する。
ステップS131の後、クライアント装置10は、図10と同様に、ステップS210を実行する。
第4実施形態によれば、ユーザに対して提示されたレコメンドアイテムのレコメンド画像情報に基づいて、ユーザの所望のタイプのデザイン画像情報を提示する。これにより、ユーザに推奨されるレコメンドアイテムの個性を残しつつも斬新なデザインを提供することができる。
(5)その他の変形例
その他の変形例について説明する。
記憶装置11は、ネットワークNWを介して、クライアント装置10と接続されてもよい。記憶装置31は、ネットワークNWを介して、サーバ30と接続されてもよい。
本実施形態では、クライアント装置10及びサーバ30の組合せにより情報処理を実現する例を示したが、上記の情報処理の各ステップは、クライアント装置10及びサーバ30の何れか、又は、ネットワーク上の複数の装置による分散環境でも実現可能である。このように、本実施形態は、例えば、サーバ30によって実現されるウェブサービス又はクライアント装置10にインストールされたプログラムのように、様々な形態に適用することができる。
本実施形態では、通信インタフェース14及び34は、インターネットプロトコルを用いた通信だけでなく、有線又は無線によるバス接続、USB(登録商標)、又は、Bluetooth(登録商標)による通信をサポートしても良い。
本実施形態では、アイテムがファッションアイテムである例を示した。しかし、本実施形態の「アイテム」はファッションアイテム以外のアイテムでも良い。つまり、本実施形態の「カテゴリ」は、ファッションブランドに限られない。ファッションアイテム以外のアイテムは、例えば、以下の少なくとも1つを含む。
・プロダクト(一例として、電子機器、又は、スポーツ用具)
・プロダクトパッケージ(一例として、プロダクトの包装、又は、容器)
本実施形態では、2つのカテゴリの組合せに対応するデザイン画像情報を提示する例を説明した。しかし、本実施形態はこれに限られない。本実施形態は、3つ以上のカテゴリの組合せに対応するデザイン画像情報を提示する場合にも適用可能である。
以上、本発明の実施形態について詳細に説明したが、本発明の範囲は上記の実施形態に限定されない。また、上記の実施形態は、本発明の主旨を逸脱しない範囲において、種々の改良や変更が可能である。また、上記の実施形態及び変形例は、組合せ可能である。
1 :情報処理システム
10 :クライアント装置
11 :記憶装置
12 :プロセッサ
13 :入出力インタフェース
14 :通信インタフェース
30 :サーバ
31 :記憶装置
32 :プロセッサ
33 :入出力インタフェース
34 :通信インタフェース

Claims (10)

  1. 複数のカテゴリの組合せに対応する生成モデルから出力された複数のカテゴリが混合したデザインに対応するデザイン画像情報を記憶する手段を備え、
    ユーザから複数のカテゴリの指定を受け付ける手段を備え、
    前記複数のデザイン画像情報の中から、前記ユーザによって指定された複数のカテゴリの組合せに対応するデザイン画像情報を提示する手段を備える、
    情報処理装置。
  2. 前記提示する手段は、前記複数のデザイン画像情報の中から、前記ユーザによって指定された複数のカテゴリの組合せ及び前記ユーザの属性に関するユーザ属性情報に対応するデザイン画像情報を提示する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. ユーザから複数のカテゴリの指定を受け付ける手段を備え、
    前記ユーザによって指定された複数のカテゴリのそれぞれに対応するアイテム画像情報を用いて、前記複数のカテゴリの組合せに対応する生成モデルを構築する手段を備え、
    前記生成モデルを用いて、前記複数のカテゴリの組合せに対応するデザイン画像情報を生成する手段を備え、
    前記生成されたデザイン画像情報を提示する手段を備える、
    情報処理装置。
  4. 各アイテムのアイテム画像情報と、各アイテムの特徴に関する特徴情報と、を関連付けて記憶する手段を備え、
    前記生成する手段は、複数のカテゴリのアイテム画像情報と、各アイテム画像情報に関連付けられた特徴情報と、を用いて、前記生成モデルを構築する、
    請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記特徴情報は、アイテムの対象性別、利用シーン、サイズ、色、テイスト、及び、シルエットの少なくとも1つに関する情報である、
    請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記ユーザのユーザ指示に基づいて、前記生成モデルのパラメータを調整する手段を備える、
    請求項4又は5に記載の情報処理装置。
  7. 前記ユーザに関するユーザ情報に基づいて、前記生成モデルのパラメータを調整する手段を備え、
    前記ユーザ情報は、前記ユーザの属性に関するユーザ属性情報、前記ユーザの嗜好に関するユーザ嗜好情報、ユーザが購入したアイテムの履歴に関する購入履歴情報、及び、ユーザのユーザ画像情報の少なくとも1つを含む、
    請求項4〜6の何れかに記載の情報処理装置。
  8. 前記デザイン画像情報を提示した後に、前記ユーザから補正指示を受け付ける手段を備え、
    前記補正指示に基づいて前記デザイン画像情報を補正することにより、補正画像情報を生成する手段を備え、
    前記提示する手段は、前記生成された補正画像情報を提示する、
    請求項3〜7の何れかに記載の情報処理装置。
  9. 前記カテゴリは、アイテムのブランドに関するブランド情報である、
    請求項1〜8の何れかに記載の情報処理装置。
  10. コンピュータを、請求項1〜9の何れかに記載の各手段として機能させるためのプログラム。
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