JPWO2020012663A1 - 水素水生成ポット、水素水生成ポットによる水素水の生成及び水素水ポットの使用方法、及び水素水生成ポットに用いられる吐出部 - Google Patents

水素水生成ポット、水素水生成ポットによる水素水の生成及び水素水ポットの使用方法、及び水素水生成ポットに用いられる吐出部 Download PDF

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Abstract

【課題】容器本体内に形成された水素ガスによるガス圧を水素水導出に有効に用いることができ、特許文献1に記載された蓋体を、その仕様について設計変更することの必要のないあるいは設計変更を少ない状態で使用することができることで、汎用性があって使い勝手がよい水素水生成ポットを提供する。【解決手段】水素水生成ポットに飲み口装置が装着される。飲み口装置が吐出部を塞いで装着可能とされ、吐出部が、容器本体の円筒部に一体にされる先端吐出部とこの先端吐出部にネジ螺合され、外側取付部と内側取付部との間に設けられてアダプター(中間子)として機能するアダプター吐出部とからなる。【選択図】図1

Description

本発明は水素水生成ポット、水素水生成ポットによる水素水の生成及び水素水ポットの使用方法、及び水素水生成ポットに用いられる吐出部に関する。
特許文献1には、内部の透視が可能な、水又は水を主成分とする液体を収容する容器本体と、水と反応して水素を発生する水素発生剤を収納する水素発生剤収納部と、前記容器本体の上部に構成された吐出部に着脱自在に外装される蓋体と、から構成され、前記容器本体に収納された水又は水を主成分とする液体に、前記水素発生剤収納部で発生させた水素を溶解させて水素水を生成する水素水生成ポットが記載される。
特許文献1には、水素発生剤収納部を容器本体の外側に形成する構造が記載されるが、水素発生剤収納部を容器本体内の水又は水を主成分とする液体に形成する構造も知られる。
特許文献2には、特許文献1に記載された水素水生成ポットと同様の水素水生成ポットであって、圧力室に、表示線の位置によって定まる体積及び水素発生剤の量により定まる吐出圧力が、吐出管を開閉する開閉弁が閉じられていた間に形成され、該吐出圧力が、開閉弁が開放されたときにボトル部内貯留液体が底部配置の吐出管の吸込み先端口まで全部吐出されるに十分な圧力に形成されるようにした構成が記載される。
特許文献3には、容器本体と、当該容器の注出口に備えられた閉口キャップと、これを貫通して設けられた排出チューブと、その途中に、常態において当該チューブを挟み付けて不通状態を維持する付勢手段を備えた自動閉止機構を備えたピンチ弁と、不通状態を解除し当該チューブを開通せしめる開放機構を備えたピンチ弁付飲用容器であって、自動閉止機構の付勢手段には依存しないで独立し、自己の弾性により常態復帰するレバーが設けられ、このレバーを外力付勢により動作せしめた際に上記開放機構に作用することで上記排出チューブを開通状態とし、さらに外力付勢排除時には上記自動閉止機構を常態復帰させ、上記排出チューブを不通状態とする構成が記載される。
特許第5462426号公報 特開2005−104469号公報 特許第5980461号公報
特許文献1に記載された水素水生成ポットにあっては、水素水を生成するに有効な構成、構造が記載されるが、圧力室に形成された水素ガスによるガス圧が水素水導出に有効に用いることについては言及しない。
特許文献2は、水素水を生成するに有効な構成、構造を記載し、圧力室に形成された水素ガスによるガス圧を水素水導出に有効に用いることについて言及するが、飲み口装置が蓋体に形成され、もって容器本体に装着される構成となっていて特許文献1に記載された蓋体に対し、蓋体の仕様について設計変更することが求められる。
特許文献3には、蓋体を取り外して蓋体の持つネジ部に係合する、容器本体のネジ部を再利用してピンチ弁付飲用容器が記載されるが、この飲用容器は、水素水生成に係るものでなく、内部に圧力室が形成されず、飲用者は、チューブ管を介して吸い込むことで内部の水を飲用しており、圧力室に形成された水素ガスによるガス圧を水素水導出に有効に用いることについて言及しない。しかしながら、特許文献3には、飲用容器内の水を飲用するときに、チューブ管を開閉する場合に有効な構成、構造について言及する。
本発明は、かかる点に鑑みて容器本体内に形成された水素ガスによるガス圧を水素水導出に有効に用いることができ、かつ水素水導出路を閉止、開通させる場合に特許文献3に記載されたストロー閉止・開通手段をストロー閉止・開通のための有効な構成、構造を参照して用いることでき、特許文献1に記載された蓋体を、その仕様について設計変更することの必要のないあるいは設計変更を少ない状態で使用することができることで、汎用性があって使い勝手がよい水素水生成ポットを提供することを課題とする。
本発明は、内部の透視が可能な、水又は水を主成分とする液体を収容し、上部に吐出部を備えた容器本体と、
水と反応して水素を発生する水素発生剤を収納する水素発生剤収納部と、
前記吐出部に離脱自在に外装される蓋体と、から構成され、容器本体に収納された水又は水を主成分とする液体に、水素発生剤収納部で発生させた水素を溶解させて水素水を生成する水素水生成ポットであって、
前記容器本体は、内部に、水又は水を主成分とする液体が投入され、当該水又は水を主成分とする液体の上方に空間部が形成されることが可能とされ、
飲み口装置が前記吐出部を塞いで装着可能とされ、当該飲み口装置が、当該飲み口装置を通して設けられたストローと、当該ストローを挟み付けて不通状態を形成し及び不通状態を解除して当該ストローを開通させるストロー閉止・開通手段と、当該ストロー閉止・開通手段に係合し、また弾性体に係合し、弾性により作用状態から常態状態に復帰し、外力付勢により動作されるレバーと、を備え、レバーの操作に基づいてストロー閉止・開通手段にストロー開通状態を形成せしめ、外力付勢が解除されてレバーが常態状態に復帰すると前記ストロー閉止・開通手段にストロー不通状態を形成せしめ、外面にネジ部を有し、下端部に取付口を有した取付口部と、を備えてなり、
前記吐出部が外側取付部及び該外側取付部に支持された内側取付部からなる二重取付構造を有し、前記外側取付部がネジ部を有して、前記蓋体に形成されたネジ部と係合することで、当該蓋体を、前記内側取付部を内部に包含して着脱自在に装着することを可能とし、前記内側取付部がネジ部を有し、当該ネジ部が前記飲み口装置の取付部に形成されたネジ部と係合することで、当該飲み口装置を前記吐出部に着脱自在に装着することを可能とし、
前記飲み口装置が前記内側取付部から離脱され、前記蓋体が前記外側取付部に装着されたとき、前記水素発生剤収納部で水素が発生すると、前記空間部が水素によるガス圧によって形成された水素ガス高圧空間部とされ、生成された水素水の前記容器本体からの導出前に、当該水素ガス高圧空間部の高圧水素ガスに基づいて生成された水素水の水素濃度が維持される使用形態と、
前記蓋体が前記外側取付部から離脱され、当該飲み口装置が前記内側取付部に装着されて、前記水素発生剤収納部で水素が発生すると、当該空間部が水素によるガス圧によって形成された水素ガス高圧空間部とされたとき、前記飲み口装置が、前記レバーが外力付勢により動作されると、前記ストロー閉止・開放手段が前記ストローを開通状態にし、前記水素ガス高圧空間部に形成されたガス圧によって、前記容器本体内に生成された水素水を開通状態のストローを介して外部に導出させる使用形態との2つの形態を採り得ること
を特徴とする水素水生成ポットを提供する。
本発明は、内部の透視が可能な、水又は水を主成分とする液体を収容し、上部に吐出部を備えた容器本体と、
水と反応して水素を発生する水素発生剤を収納する水素発生剤収納部と、
前記吐出部に離脱自在に外装される蓋体と、から構成され、容器本体に収納された水又は水を主成分とする液体に、水素発生剤収納部で発生させた水素を溶解させて水素水を生成する水素水生成ポットであって、
前記容器本体は、内部に、水又は水を主成分とする液体が投入され、当該水又は水を主成分とする液体の上方に空間部が形成されることが可能とされ、
飲み口装置が前記吐出部を塞いで装着可能とされ、当該飲み口装置が、当該飲み口装置を通して設けられたストローと、当該ストローを挟み付けて不通状態を形成し及び不通状態を解除して当該ストローを開通させるストロー閉止・開通手段と、当該ストロー閉止・開通手段に係合する操作手段を備え、当該操作手段の操作に基づいてストロー閉止・開通手段にストロー開通状態を形成せしめ、当該操作手段の操作に基づいて常態状態に復帰すると前記ストロー閉止・開通手段にストロー不通状態を形成せしめ、外面にネジ部を有し、下端部に取付口を有した取付口部と、を備えてなり、
前記吐出部が外側取付部及び該外側取付部に支持された内側取付部からなる二重取付構造を有し、前記外側取付部がネジ部を有して、前記蓋体に形成されたネジ部と係合することで、当該蓋体を、前記内側取付部を内部に包含して着脱自在に装着することを可能とし、前記内側取付部がネジ部を有し、当該ネジ部が前記飲み口装置の取付部に形成されたネジ部と係合することで、当該飲み口装置を前記吐出部に着脱自在に装着すること
を特徴とする水素水生成ポットを提供する。
本発明は、上述された水素水生成ポットにおいて、
前記二重取付構造が、外側取付部及び該外側取付部に内方に支持された取付け部材に支持された内側取付部からなることを特徴とする水素水生成ポットを提供する。
本発明は、上述された水素水生成ポットにおいて、
前記二重取付構造が、外側取付部及び該外側取付部の外面に形成されたネジ部に螺合されるネジ部を備えた内側取付部からなることを特徴とする水素水生成ポットを提供する。
本発明は、上述された水素水生成ポットに用いられる吐出部が、容器本体の円筒部に一体にされる先端吐出部とアダプター吐出部とからなるときに、前記先端吐出部にネジ螺合され、外側取付部と内側取付部との間に中間子として設けられてアダプターとして機能することを特徴とする水素水生成ポットに用いられる吐出部を形成するアダプター吐出部を提供する。
本発明は、上述された水素水生成ポットにおいて、
前記容器本体の外表面に、前記容器本体長手方向に対して直角方向に、水又は水を主成分とする液体が投入されるときに、推奨される水投入ラインが表示され、前記水素ガス高圧空間部に対応する部分に高圧の水素ガスが内在することを表示するステッカーが貼付され、前記水投入ラインとの対になる視覚可能情報提供表示が形成されることを特徴とする水素水生成ポットを提供する。
本発明は、内部の透視が可能な、水又は水を主成分とする液体を収容し、上部に吐出部を備えた容器本体と、
水と反応して水素を発生する水素発生剤を収納する水素発生剤収納部と、
前記容器本体の上部に備えた吐出部に着脱自在に外装される蓋体と、から構成され、
前記容器本体は、内部に水又は水を主成分とする液体が投入され、上部に空間部が形成されることが可能とされ、
飲み口装置が前記吐出部を塞いで装着可能とされ、当該飲み口装置が、当該飲み口装置を通して設けられたストローと、当該ストローを挟み付けて不通状態を形成し及び不通状態を解除して当該ストローを開通させるストロー閉止・開通手段と、当該ストロー閉止・開通手段に係合し、また弾性体に係合し、弾性により作用状態から常態状態に復帰し、外力付勢により動作されて前記ストロー閉止・開通手段に当該ストローに開通状態を形成せしめ、外力付勢が解除されて常態状態に復帰すると前記ストロー閉止・開通手段に当該ストローに不通状態を形成せしめるレバーと、外面にネジ部を有し、下端部に取付口を有した取付口部と、を備えてなり、
前記吐出部が外側取付部及び当該外側取付部に支持された内側取付部からなる二重取付構造を有し、前記外側取付部がネジ部を有して、前記蓋体に形成されたネジ部と係合することで、当該蓋体を、前記内側取付部を内部に包含して着脱自在に装着することを可能とし、前記内側取付部がネジ部を有し、当該ネジ部が前記飲み口装置の取付部に形成されたネジ部と係合することで、当該飲み口装置を前記吐出部に着脱自在に装着することを可能とした水素水生成ポットによる水素水の生成及び水素水生成ポット使用方法において、
前記飲み口装置が前記内側取付部から離脱され、前記蓋体が前記外側取付部に装着されたとき、前記水素発生剤収納部で水素が発生すると、前記空間部が水素によるガス圧によって形成された水素ガス高圧空間部とされ、生成された水素水の前記容器本体からの導出前に、当該水素ガス高圧空間部に基づいて生成された水素水の水素濃度を維持し、
前記蓋体が前記外側取付部から離脱され、当該飲み口装置が前記内側取付部に装着されて、前記水素発生剤収納部で水素が発生すると、当該空間部が水素によるガス圧によって形成された水素ガス高圧空間部とされたとき、前記飲み口装置が、前記レバーが外力付勢により動作されると、前記ストロー閉止・開通手段が前記ストローを開通状態にし、前記水素ガス高圧空間部に形成されたガス圧によって、前記容器本体内に生成された水素水を開通状態のストローを介して外部に導出させること
を特徴とする水素水生成ポットによる水素水の生成及び水素水生成ポット使用方法を提供する。
本発明によれば、外側取付部及び該外側取付部に支持された内側取付部からなる二重取付構造を有する吐出部が提供され、前記飲み口装置が前記内側構造部に離脱され、前記蓋体が前記外側取付部に装着されたとき、前記水素発生剤収納部で水素が発生すると、当該空間部に水素によるガス圧によって水素ガス高圧空間部が形成されて、生成された水素水の導出前に前記容器本体内に生成された水素水の水素濃度が維持される形態と、
前記蓋体が前記外側取付部から離脱され、当該飲み口装置が前記内側取付部に装着されて、前記水素発生剤収納部で水素が発生すると、当該空間部が水素によるガス圧によって形成された水素ガス高圧空間部とされたとき、前記飲み口装置が、前記レバーが外力付勢により動作されると、前記ストロー閉止・開放手段が前記ストローを開通状態にし、前記水素ガス高圧空間部に形成されたガス圧によって、前記容器本体内に生成された水素水を開通状態のストローを介して外部に導出させる形態との2つの形態を採り得る水素水生成ポットを提供することができる。
水素水生成ポットに用いられる吐出部が、容器本体の円筒部に一体にされる先端吐出部とアダプター吐出部とからなるときに、前記先端吐出部にネジ螺合され、外側取付部と内側取付部との間に中間子として設けられてアダプターとして機能することを特徴とする水素水生成ポットに用いられる吐出部を形成するアダプター吐出部が提供される。
また、本発明によれば、前記水投入ラインと高圧表示ステッカーとの対になる視覚可能情報提供表示を形成することができ、水素水生成ポットをその特徴を生かしながら安全に使用することができる。
このように、容器本体内に形成された水素ガスによるガス圧を利用し、ストローを水素水導出路として用いて有効に導出させることができ、この場合にストローを閉止、開通させる場合に特許文献3に記載されたストロー閉止・開通手段をストロー閉止・開通のための有効な構成、構造を参照して用いることでき、特許文献1に記載された蓋体を、その仕様について設計変更することの必要のないあるいは設計変更を少ない状態で使用することができることで、容器本体内に形成された水素ガスによるガス圧の利用に汎用性があって使い勝手がよい水素水生成ポットを提供することができる。
本発明の実施例1である水素水生成ポットの構成の主要部を断面で示す構造図 水素水生成ポットを構成する構成物を示す図 図1に示す実施例の変形例を示す図 飲み口装置の詳細を示す図 実施例1の水素水生成ポットの使用形態を示す図 本発明の実施例1である水素水生成ポットの構成の主要部を断面で示す構造図 実施例2の水素水生成ポットの使用形態を示す図
図1は、本発明の第1の実施例である水素水生成ポットの構成の主要部を断面で示す構造図である。
図1において、本発明の実施例である水素水生成ポット100は、
内部の透視が可能な、水又は水を主成分とする液体を収容する容器本体1と、
水と反応して水素を発生する水素発生剤を収納する水素発生剤収納部2と、
前記容器本体1の上部に構成された吐出部に着脱自在に外装される蓋体3と、を有して構成され、前記容器本体1に収納された水又は水を主成分とする液体に、前記水素発生剤収納部で発生させた水素を溶解させて水素水を生成する水素水生成ポットとして構成される。水を主成分とする液体には、コーヒ、紅茶、スポーツドリンク等のドリンク以外に果物ジュース、液状肥料、柔らかなヨーグルト、ジエル等の液状の軟体物が含まれる。
図1には、水素発生剤収納部を容器本体1の外側に形成する構造が記載されるが、水素発生剤収納部を容器本体内の水又は水を主成分とする液体に形成する構造も知られる。
以下の実施例では、水素発生剤収納部を容器本体1の外側に形成する構造について説明するが、本発明は、この構造に限定されない。
本実施例の水素水生成ポット100は、上述したように容器本体1と、水素発生剤収納部2と、蓋体3と、を有して構成され、飲み口装置4が装着可能とされる。飲み口装置4は、ストローを挟み込む形態のストロー付ピンチ弁を備える。
最初に容器本体1と、水素発生剤収納部2と、蓋体3と、になる構造について説明する。当該構造に関しては、特許文献1に記載された構造及び説明が参照され得る。
図1に示される構造図では、蓋体3が容器本体1から取り外された離脱の状態が示され、蓋体3が点線で示される。
図2は、水素水生成ポット100を構成する構成物を示す図である。図2(a)は、上部構成を示し、図2(b)は、中央部から下部構成を示す。
図2において、水素水生成ポット100は、円筒状の容器本体1と、容器本体1の下端に接続される水素発生剤収納部2と、蓋体3と、からなり、容器本体1は、これに接着される吐出部5を備え、蓋体3は、この吐出部5に装着される。
水素発生剤収納部2は、円筒状の容器本体1に接着される下部ブロック21と水素発生剤収納体22から構成される。下部ブロック21は、内部の空間部23に水素発生剤24を収納し、空間部23の内面にネジ部25を有する。
下部ブロック21は円筒状をなし、外面に容器本体1との間で接着部となる突起部26、その下側にネジ部27、内部に空間部28、空間部28に開口する小孔29を持つ。空間部28には、先端に開閉可能な樹脂体を備えた逆止弁38を装着する場合、逆止弁38にセットにしてフイルタ41が装着される(図1)。ネジ部25がネジ部27に螺合されることで、水素発生剤収納体22が下部ブロック21に取り付けられる。
容器本体1は、内部に水又は水を主成分とする液体が投入され、内部上方に空間部が形成されることが可能とされる。
水素発生剤24に水が添加され、化学反応によって水素が生成され、生成ガスは、フイルタ39、逆止弁38、小孔29を通って容器本体内に導かれ、容器本体1に収納された水又は水を主成分とする液体に混合し、内部上方の空間部に至って滞留することが可能とされる。
蓋体3は、円筒状をなし、内部に段差のある空間部32を有し、内面にネジ部31を有する。
吐出部5が外側取付部51及び外側取付部51に取付け部材55で取り付けられた内側取付部53からなる二重取付構造を有する。取付け部材55は、外径が異径である外側取付部51及び内側取付部53を調整して結合させる中間子としての機能を持つ。
ここで、「取付」とは、ネジ螺合機構によって、あるいは他の手段によって容器本体1を塞ぐ部材、あるいはこれに関連して設けられた部材、例えば蓋体あるいはアダプターを取り付ける機能を現すものとして使用される。
本例の場合、内側取付部53は、外側取付部51の内方で平行に形成された。取り付け部材55を更に下方に位置付けして、外側取付部51及び内側取付部53の高さ位置を同じ構成とすることができる。
図3は、図1に示す実施例の変形例を示す図である。
図3に示す例は、取り付け部材55を外側取付部51の上端部に位置付けして外側取付部51及び内側取付部53の高さ位置を階段状にした例である。この場合にあっても吐出部5が外側取付部51及び内側取付部53に取付け部材55で取り付けられた内側取付部53からなる二重取付構造を有する。
図2又は図3において、外側取付部51がネジ部52を有して、蓋体3の内面に形成されたネジ部31と係合することで、蓋体3を、内側取付部53を内部に包含して着脱自在に装着することを可能とし、内側取付部53がネジ部54を有し、当該ネジ部54が飲み口装置4の取付部に形成されたネジ部63と係合することで、当該飲み口装置4を吐出部5に着脱自在に装着することを可能とする。
吐出部5は、下方部で外面に容器本体1との間で接着部となる突起部56を持つ。
蓋体3のネジ部31を吐出部5のネジ部52に螺合させて蓋体3を吐出部5に装着することで、蓋体3を、内側取付部53を内部に包含して容器本体1に着脱自在に装着することを可能とする。
図4は、飲み口装置4の詳細を示す図である。図4(a)は、自動閉止機構の閉止時の縦断面図、図4(b)は、自動閉止機構の開通時の縦断面図、図4(c)は、自動閉止機構の閉止作用を示す要部平面図、図4(d)は、自動閉止機構の開通作用を示す要部平面図である。
飲み口装置4の具体的な構造及び説明について、特許文献3が参照される。
図4において、飲み口装置4を構成する部品。部分について列挙すると次のようである。
4 飲み口装置
62 キャップ
63 キャップ62の内面に設けられたネジ部
64 閉止・開通弁
65 下流側ストロー
66 上流側ストロー
67 レバー
68 下流側ストローの先端部の格納キャップ
70 スリット
71 板状部材
72 板状部材
73 板状部材
74 通過孔
75 ケーシング
76 板状部材の先端
77 連通孔
78 逆止弁
83 流速制御機構
84 筒状体
85 導入口部
86 導出口部
閉止・開通弁64は、下流側ストロー65を挟んで不通にさせ、開通させるいわゆるストローピンチ弁である。容器本体(突出部5)の吐出開口部にこれを塞ぐようにしてキャップ62が設けられる。閉止・開通弁64は、キャップ62の上側でケーシング75内に納められている。ストローは、一端が外部に開口する下流側ストロー65と一端が容器本体1の底部上に開口する上流側ストロー66からなる。下流側ストロー65は、キャップ62を貫通する。下流側ストロー65の外径に対応した幅のスリット70を有する3枚の板状部材71、72、73を重ね合わせ、上下2枚の板状部材71、73の間の板状部材72のスリット70で下流側ストロー65の通過孔74を形成する。
閉止・開通弁64が格納されるケーシング75には、下流側ストロー65のキャップ62の装着部近傍を支点とするレバー67が設けられている。レバー67は、弾性を備え、外力付勢により変形し、常態に戻る。レバー67は、所望位置で閉止・開通弁64を形成する板状部材72の先端76に接している。
キャップ62は、内面にネジ部63を備え、吐出部5に設けられたネジ部54に螺合可能とされ、上端面の所望位置に連通孔77が設けられていて、そこに外気導入のみを許容する逆止弁78が設けられている。下流側ストロー65の先端部は、格納キャップ68に収納可能である。
飲み口装置4は、流通制御機構83を備える。流通制御機構83は、筒状体84を備え、筒状体84は、一部がキャップ68を貫通して固着され、上流側に導入口部85、下流側に導出口部86を備える。導入口部85、導出口部86は、一定の長さの管形状をなし、筒状体84の内部に突出する構造となっている。導入口部85は上流側ストロー66の接続部を兼ねる。
このように構成することで、上流側ストロー66からした水は、導入口部85から筒状体84の内部に導出された瞬間に拡散し、そのまま下流側ストロー65を介して直接外部に導出されることがない。
図4(a)の常態からレバー67を指で引くと、レバー67がやや変形しながらケーシング75から突出した板状部材72の先端76を押し込み、板状部材72がスライドして通過孔74を徐々に広げる。こうして図4(b)(d)に示すように、図4(a)(c)の常態で密着していた下流側ストロー65の内面が隔離して開通されるので、水が通過可能となる。
レバー67から指を離すとレバー67は、弾性力で常態復帰すると共に、板状部材を相互に連結している輪ゴムの力で板状部材72が再び常態方向に移動せしめられ、通過孔74が閉まり下流側ストロー65の内面が密着して閉止される。このように、ストローを挟み付けて不通状態を形成し及び不通状態を解除してストローを開通させるストロー不通・開通手段としての閉止・開通弁64と、操作手段としてのレバー67と、の組み合わせになるが飲み口装置4が形成された。
このように形成された飲み口装置4が、当該飲み口装置を通して設けられたストローと、当該ストローを挟み付けて不通状態を形成し及び不通状態を解除して当該ストローを開通させるストロー閉止・開通手段と、当該ストロー閉止・開通手段に係合し、また弾性体に係合し、弾性により作用状態から常用状態に復帰し、外力付勢により動作されるレバーと、を備え、レバーの操作に基づいてストロー閉止・開通手段にストロー開通状態を形成せしめ、外力付勢が解除されてレバーが常用状態に復帰すると前記ストロー閉止・開放手段にストロー不通状態を形成せしめる。
上述したように、飲み口装置4には、下端部に取付口を有した取付口部としての、内面にネジ部63を備えたキャップ62が形成された。
この例では、上流側ストロー66と下流側ストロー65を用いているが、一本のストローであってもよい。この場合には、筒状体84を用いない。この場合、導入口部85、導出口部86も必要がなく、より簡便化された飲み口装置4になる。
上流側ストロー66の先端に重しを装着することができる。
飲み口装置4には、市販品が採用され得る。市販品を採用することで、飲み口装置4を安価に調達することができる。図4に示される飲み口装置4が市販される。本実施例では、この市販品に合わせて吐出部5が形成される。
図1において、吐出部5が外側取付部51及びこの外側取付部に内方に延在する支持板55によって支持された内側取付部53からなる二重取付構造を有する。内側取付部53の開口は、特許文献1に記載された開口に比べて小径となる。
外側取付部51がネジ部52を有して、蓋体3に形成されたネジ部31と螺合することで、蓋体3を、内側取付部53を内部に包含して着脱自在に装着することを可能とし、内側取付部53がネジ部54を有し、ネジ部54が飲み口装置4の取付部であるキャップ62に形成されたネジ部63と係合することで、飲み口装置4を着脱自在に装着することを可能とする。
吐出部5は、その下端部で容器本体1の筒状部に接着されて一体とされるが、この接着部をネジ螺合部とし。螺合部にゴムパッキンンを設けるようにして、容器本体内の清掃を容易に行えるようにしてもよい。
生成する水素水生成ポット100は、
容器本体は、内部に、水又は水を主成分とする液体が投入され、当該水又は水を主成分とする液体の上方に空間部が形成されることが可能とされ、
飲み口装置が前記吐出部をキャップで塞いで装着可能とされ、飲み口装置が、飲み口装置を通して設けられたストローと、ストローを挟み付けて不通状態を形成し及び不通状態を解除してストローを開通させるストロー閉止・開通手段と、ストロー閉止・開通手段に係合する操作手段、典型的にはレバー備え、操作手段の操作に基づいてストロー閉止・開通手段にストロー開通状態を形成せしめ、操作手段の操作に基づいて常態状態に復帰するとストロー閉止・開通手段にストロー不通状態を形成せしめ、外面にネジ部を有し、下端部に取付口を有した取付口部と、を備えてなり、
吐出部が外側取付部及び外側取付部に支持された内側取付部からなる二重取付構造を有し、記外側取付部がネジ部を有して、蓋体に形成されたネジ部と係合することで、蓋体を、内側取付部を内部に包含して着脱自在に装着することを可能とし、内側取付部がネジ部を有し、ネジ部が前記飲み口装置の取付部に形成されたネジ部と係合することで、当該飲み口装置を前記吐出部に着脱自在に装着することで構成される。
図5は、実施例1における水素水生成ポット100の使用形態を示す図である。
本実施例によれば次の2つの形態が形成される。
いずれの形態にあっても、容器本体1は、内部に水又は水を主成分とする液体が投入され、内部上方に空間部91が形成される。
水素発生剤24に水が添加され、化学反応によって水素が生成され、生成ガスは、フイルタ39、逆止弁38、小孔29を通って容器本体内に導かれ、容器本体1に収納された水又は水を主成分とする液体に混合し、内部上方の空間部91に至って滞留する。
図5(a)において、飲み口装置4が内側取付部51から離脱され、蓋体3が外側取付部51に装着されたとき、水素発生剤収納部2で水素が発生すると、空間部91が水素によるガス圧によって形成された高圧水素ガス領域91Aとしての水素ガス高圧空間部とされ、生成された水素水92の容器本体1からの導出前に、水素ガス高圧空間部の高圧水素ガスに基づいて生成された水素水の水素濃度が維持される形態が形成される。
また、内側取付部51の先端部の開口は、特許文献1に記載された開口に比べて小径とすることができるので利用者にとって口に合わせやすく使い勝手がよい。
図5(b)において、蓋体3が外側取付部51から離脱され、飲み口装置4が内側取付部53に装着されて、水素発生剤収納部2で水素が発生すると、空間部91が水素によるガス圧によって形成された高圧水素ガス領域91Aとしての水素ガス高圧空間部とされたとき、飲み口装置4が、レバー67が外力付勢により動作されると、ストロー閉止・開通手段がストロー65,66を開通状態にし、水素ガス高圧空間部に形成されたガス圧によって、容器本体内に生成された水素水92を開通状態のストロー65,66を介して外部に導出させる形態が形成され、汎用性が提供される。
利用者は、いずれかの形態を採ることができる。水素水生成ポット100を、その特徴である内部圧力が高く形成されるというメリットを生かしながらいずれかの形態を採ることで、汎用性が提供される。
利用者は、いずれかの形態であっても、片手で簡単に操作をすることができ、倒してもこぼすことがない。飲み口装置4を用いるときには、寝たままの状態であっても素早く水又は水を主成分とする液体を、ガス圧を利用して摂取することができる。
図5(a)(b)に示されるように、容器本体1の外表面に、容器本体長手方向に対して直角方向に、すなわち図上で水平方向に水又は水を主成分とする液体が投入されるときに、推奨される水投入ライン表示93、すなわちストップライン表示が表示され、水素ガス高圧空間部に対応する部分に高圧の水素ガスが内在することを表示する高圧表示ステッカー94が貼付され、水投入ライン表示93との対になる視覚可能情報提供表示が形成される。水投入ライン表示93と高圧表示ステッカー94との対になる視覚可能情報提供表示を形成することができ、水素水生成ポット100を、その特徴である内部圧力が高く形成されるというメリットを生かしながら安全に使用することができる。
図6は、本発明の実施例2を示す図である。実施例1と同じ構成については同一の番号が付してある。同一番号の構成については、実施例1について行った説明が援用される。実施例1にあっては、吐出部5が単体で構成されたが、実施例2にあっては、吐出部5が容器本体1の円筒部に一体にされる先端吐出部5Aとこの先端吐出部5Aにネジ螺合されるアダプター吐出部5Bとからなり、これらが一体化される。
アダプター吐出部5Bは、内面にネジ部59を備え、外側取付部51のネジ部52と螺合する。実施例1では、内側取付部53が内方に延在する取付け部材(典型的には支持板)55によって外側取付部51に支持されたが、実施例2にあっては、内側取付部53が先端吐出部5Aの外側に設けられたネジ部54にネジ螺合されるネジ部59を備えてアダプター吐出部5Bに一体に形成される。
このように、アダプター吐出部5Bは、外面にネジ部59を備えた蓋部分とこの蓋部分の頂上部に形成された内側取付部53とからなり、蓋部分が外側取付部51と内側取付部53との間に設けられてアダプター(中間子)として機能するので、アダプター吐出部5Bと称される。水素水生成ポットに用いられる吐出部が、容器本体1の円筒部に一体にされる先端吐出部とアダプター吐出部とからなるときに、前記先端吐出部にネジ螺合され、外側取付部と内側取付部との間に双方が異径であることを調整する中間子として設けられてアダプターとして機能することを特徴とする水素水生成ポットに用いられる吐出部を形成するアダプター吐出部5Bが提供される。このアダプター吐出部5Bは、中間子として独立体として設けられるという特徴がある。
アダプター吐出部5Bのネジ部59と外側取付部51のネジ部52の螺合を解除すると、アダプター吐出部5Bが外側取付部51から取り外される。この状態では、内面にネジ部を有する特許文献1に示されるような蓋体が外側取付部51に取り付けら得る。アダプター(中間子)として機能するアダプター吐出部5Bを採用するメリットの1つにアダプター吐出部5Bを取り外し可能とすることで、既に市販された特許文献1に示された水素水生成ポットを使用して、図6に示した構造の水素水生成ポット100を形成することができることがある。
図6に示される構造にあっては、アダプター吐出部5Bが外側取付部51の外側から外側取付部51に取り付けられるので、外側取付部51内方の空間部は狭められることがなく、容器本体1の内部清掃に支障を来すことがなく、便利である。
吐出部5の形成に当たって、二重取付構造が採用されたが、実施例1にあっては、外側取付部51及び該外側取付部に内方に支持された内側取付部53からなる二重取付構造であり、実施例2にあっては、外側取付部51及び該外側取付部に外方に支持された内側取付部53からなる二重取付構造とされた。また、実施例1にあっては、内側取付部53を外側取付部51に内方に支持するに当たって、固定された取付け部材55による固定固着形態が採用され、実施例2にあっては、内側取付部53を外側取付部51に外方に支持するに当たって、ネジ部螺合構造が採用された。実施例1において、ネジ螺合構造が採用され、実施例2において支持部材による固定固着形態が採用されるようしてもよい。いずれにしても、ネジ螺合構造によって外側取付部の内部空間部を大きく保持しておくことは容器本体1の内部の清掃にとって大切なことである。
図7は、実施例2における水素水生成ポット100の使用形態を示す図である。
本実施例によれば次の2つの形態が形成される。
いずれの形態にあっても、容器本体1は、内部に水又は水を主成分とする液体が投入され、内部上方に空間部91が形成される。
水素発生剤24に水が添加され、化学反応によって水素が生成され、生成ガスは、フイルタ39、逆止弁38、小孔29を通って容器本体内に導かれ、容器本体1に収納された水又は水を主成分とする液体に混合し、内部上方の空間部91に至って滞留する。
図7(a)において、飲み口装置4が内側取付部53から離脱され、蓋体3が内面に形成されたネジ部31がネジ部52に螺合されて外側取付部51に装着されたとき、水素発生剤収納部2で水素が発生する。水素が発生すると、空間部91が水素によるガス圧によって形成された高圧水素ガス領域91Aとしての水素ガス高圧空間部とされ、生成された水素水92の容器本体1からの導出前に、水素ガス高圧空間部の高圧水素ガスに基づいて生成された水素水の水素濃度が維持される形態が形成される。
また、独立したアダプター(中間子)として機能するアダプター吐出部5Bを採用するメリットの1つにアダプター吐出部5Bを取り外し可能とすることで、既に市販された特許文献1に示された水素水生成ポットを使用して、図6に示した構造の水素水生成ポット100を形成することができる。
図7(b)において、蓋体3が外側取付部51から離脱され、飲み口装置4が内側取付部53に装着されて、水素発生剤収納部2で水素が発生すると、空間部91が水素によるガス圧によって形成された高圧水素ガス領域91Aとしての水素ガス高圧空間部とされたとき、飲み口装置4が、レバー67が外力付勢により動作されるとストロー閉止・開放弁で形成されたストロー閉止・開放手段がストロー65,66を開通状態にし、水素ガス高圧空間部に形成されたガス圧によって、容器本体内に生成された水素水92を開通状態のストロー65,66を介して外部に導出させる形態が形成され、汎用性が提供される。
利用者は、いずれかの形態を採ることができる。水素水生成ポット100を、その特徴である内部圧力が高く形成されるというメリットを生かしながらいずれかの形態を採ることで、汎用性が提供される。
利用者、いずれかの形態であっても、片手で簡単に操作をすることができ、倒してもこぼすことがない。飲み口装置4を用いるときには、寝たままの状態であっても素早く水又は水を主成分とする液体を、ガス圧を利用して摂取することができる。
図7(a)(b)に示されるように、容器本体1の外表面に、容器本体長手方向に対して直角方向に、すなわち図上で水平方向に水又は水を主成分とする液体が投入されるときに、推奨される水投入ライン表示93が設けられ、水素ガス高圧空間部に対応する部分に高圧の水素ガスが内在することを表示する高圧表示ステッカー94が貼付され、水投入ライン表示93との対になる視覚可能情報提供表示が形成される。水投入ライン表示93と高圧表示ステッカー94との対になる視覚可能情報提供表示を形成することができ、水素水生成ポット100を、その特徴である内部圧力が高く形成されるというメリットを生かしながら安全に使用することができる。
本実施例によれば、外側取付部及び該外側取付部に支持された内側取付部からなる二重取付構造を有する吐出部が提供され、前記飲み口装置が前記内側構造部に離脱され、前記蓋体が前記外側取付部に装着されたとき、前記水素発生剤収納部で水素が発生すると、当該空間部に水素によるガス圧によって水素ガス高圧空間部が形成されて、生成された水素水の導出前に前記容器本体内に生成された水素水の水素濃度が維持される形態と、
前記蓋体が前記外側取付部から離脱され、当該飲み口装置が前記内側取付部に装着されて、前記水素発生剤収納部で水素が発生すると、当該空間部が水素によるガス圧によって形成された水素ガス高圧空間部とされたとき、前記飲み口装置が、前記レバーが外力付勢により動作されると、前記ストロー閉止・開通手段が前記ストローを開通状態にし、前記水素ガス高圧空間部に形成されたガス圧によって、前記容器本体内に生成された水素水を開通状態のストローを介して外部に導出させる形態との2つの形態を採り得る水素水生成ポットを提供することができる。
水素水生成ポットに用いられる吐出部が、容器本体の円筒部に一体にされる先端吐出部とアダプター吐出部とからなるときに、前記先端吐出部にネジ螺合され、外側取付部と内側取付部との間に中間子として設けられてアダプターとして機能することを特徴とする水素水生成ポットに用いられる吐出部を形成するアダプター吐出部が提供される。
また、本実施例によれば、前記水投入ラインと高圧表示ステッカーとの対になる視覚可能情報提供表示を形成することができ、水素水生成ポットをその特徴を生かしながら安全に使用することができる。
このように、容器本体内に形成された水素ガスによるガス圧を利用し、ストローを水素水導出路として用いて有効に導出させることができ、この場合にストローを閉止、開通させる場合に特許文献3に記載されたストロー閉止・開通手段をストロー閉止・開通のための有効な構成、構造を参照して用いることでき、特許文献1に記載された蓋体を、その仕様について設計変更することの必要のないあるいは設計変更を少ない状態で使用することができることで、容器本体内に形成された水素ガスによるガス圧の利用に汎用性があって使い勝手がよい水素水生成ポットを提供することができる。
100…水素水生成ポット、1…容器本体、2…水素発生剤収納部、3…蓋体、4…飲み口装置、5…吐出部、5A…先端吐出部、5B…アダプター吐出部、24…水素発生剤、51…外側取付部、52…ネジ部、53…内側取付部、54…ネジ部、55…取付け部材、59…ネジ部、62…キャップ、63…ネジ部、64…ストロー閉止・開通弁(ストロー閉止・開通手段)、65,66…ストロー、67…レバー(操作手段)、91…空間部、91A…高圧水素ガス領域、92…水素水、93…水投入ライン表示、94…高圧表示ステッカー。

Claims (7)

  1. 内部の透視が可能な、水又は水を主成分とする液体を収容し、上部に吐出部を備えた容器本体と、
    水と反応して水素を発生する水素発生剤を収納する水素発生剤収納部と、
    前記吐出部に離脱自在に外装される蓋体と、から構成され、容器本体に収納された水又は水を主成分とする液体に、水素発生剤収納部で発生させた水素を溶解させて水素水を生成する水素水生成ポットであって、
    前記容器本体は、内部に、水又は水を主成分とする液体が投入され、当該水又は水を主成分とする液体の上方に空間部が形成されることが可能とされ、
    飲み口装置が前記吐出部を塞いで装着可能とされ、当該飲み口装置が、当該飲み口装置を通して設けられたストローと、当該ストローを挟み付けて不通状態を形成し及び不通状態を解除して当該ストローを開通させるストロー閉止・開通手段と、当該ストロー閉止・開通手段に係合し、また弾性体に係合し、弾性により作用状態から常態状態に復帰し、外力付勢により動作されるレバーと、を備え、レバーの操作に基づいてストロー閉止・開通手段にストロー開通状態を形成せしめ、外力付勢が解除されてレバーが常態状態に復帰すると前記ストロー閉止・開通手段にストロー不通状態を形成せしめ、外面にネジ部を有し、下端部に取付口を有した取付口部と、を備えてなり、
    前記吐出部が外側取付部及び該外側取付部に支持された内側取付部からなる二重取付構造を有し、前記外側取付部がネジ部を有して、前記蓋体に形成されたネジ部と係合することで、当該蓋体を、前記内側取付部を内部に包含して着脱自在に装着することを可能とし、前記内側取付部がネジ部を有し、当該ネジ部が前記飲み口装置の取付部に形成されたネジ部と係合することで、当該飲み口装置を前記吐出部に着脱自在に装着することを可能とし、
    前記飲み口装置が前記内側取付部から離脱され、前記蓋体が前記外側取付部に装着されたとき、前記水素発生剤収納部で水素が発生すると、前記空間部が水素によるガス圧によって形成された水素ガス高圧空間部とされ、生成された水素水の前記容器本体からの導出前に、当該水素ガス高圧空間部の高圧水素ガスに基づいて生成された水素水の水素濃度が維持される使用形態と、
    前記蓋体が前記外側取付部から離脱され、当該飲み口装置が前記内側取付部に装着されて、前記水素発生剤収納部で水素が発生すると、当該空間部が水素によるガス圧によって形成された水素ガス高圧空間部とされたとき、前記飲み口装置が、前記レバーが外力付勢により動作されると、前記ストロー閉止・開放手段が前記ストローを開通状態にし、前記水素ガス高圧空間部に形成されたガス圧によって、前記容器本体内に生成された水素水を開通状態のストローを介して外部に導出させる使用形態との2つの形態を採り得ること
    を特徴とする水素水生成ポット。
  2. 内部の透視が可能な、水又は水を主成分とする液体を収容し、上部に吐出部を備えた容器本体と、
    水と反応して水素を発生する水素発生剤を収納する水素発生剤収納部と、
    前記吐出部に離脱自在に外装される蓋体と、から構成され、容器本体に収納された水又は水を主成分とする液体に、水素発生剤収納部で発生させた水素を溶解させて水素水を生成する水素水生成ポットであって、
    前記容器本体は、内部に、水又は水を主成分とする液体が投入され、当該水又は水を主成分とする液体の上方に空間部が形成されることが可能とされ、
    飲み口装置が前記吐出部を塞いで装着可能とされ、当該飲み口装置が、当該飲み口装置を通して設けられたストローと、当該ストローを挟み付けて不通状態を形成し及び不通状態を解除して当該ストローを開通させるストロー閉止・開通手段と、当該ストロー閉止・開通手段に係合する操作手段を備え、当該操作手段の操作に基づいてストロー閉止・開通手段にストロー開通状態を形成せしめ、当該操作手段の操作に基づいて常態状態に復帰すると前記ストロー閉止・開通手段にストロー不通状態を形成せしめ、外面にネジ部を有し、下端部に取付口を有した取付口部と、を備えてなり、
    前記吐出部が外側取付部及び該外側取付部に支持された内側取付部からなる二重取付構造を有し、前記外側取付部がネジ部を有して、前記蓋体に形成されたネジ部と係合することで、当該蓋体を、前記内側取付部を内部に包含して着脱自在に装着することを可能とし、前記内側取付部がネジ部を有し、当該ネジ部が前記飲み口装置の取付部に形成されたネジ部と係合することで、当該飲み口装置を前記吐出部に着脱自在に装着すること
    を特徴とする水素水生成ポット。
  3. 請求項1または2に記載された水素水生成ポットにおいて、
    前記二重取付構造が、外側取付部及び該外側取付部に内方に支持された取付け部材に支持された内側取付部からなることを特徴とする水素水生成ポット。
  4. 請求項1または2に記載された水素水生成ポットにおいて、
    前記二重取付構造が、外側取付部及び該外側取付部の外面に形成されたネジ部に螺合されるネジ部を備えた内側取付部からなることを特徴とする水素水生成ポット。
  5. 請求項1または2に記載された水素水生成ポットに用いられる吐出部が、容器本体の円筒部に一体にされる先端吐出部とアダプター吐出部とからなるときに、前記先端吐出部にネジ螺合され、外側取付部と内側取付部との間に中間子として設けられてアダプターとして機能することを特徴とする水素水生成ポットに用いられる吐出部を形成するアダプター吐出部。
  6. 請求項1から4のいずれかに記載された水素水生成ポットにおいて、
    前記容器本体の外表面に、前記容器本体長手方向に対して直角方向に、水又は水を主成分とする液体が投入されるときに、推奨される水投入ラインが表示され、前記水素ガス高圧空間部に対応する部分に高圧の水素ガスが内在することを表示するステッカーが貼付され、前記水投入ラインとの対になる視覚可能情報提供表示が形成されることを特徴とする水素水生成ポット。
  7. 内部の透視が可能な、水又は水を主成分とする液体を収容し、上部に吐出部を備えた容器本体と、
    水と反応して水素を発生する水素発生剤を収納する水素発生剤収納部と、
    前記容器本体の上部に備えた吐出部に着脱自在に外装される蓋体と、から構成され、
    前記容器本体は、内部に水又は水を主成分とする液体が投入され、上部に空間部が形成されることが可能とされ、
    飲み口装置が前記吐出部を塞いで装着可能とされ、当該飲み口装置が、当該飲み口装置を通して設けられたストローと、当該ストローを挟み付けて不通状態を形成し及び不通状態を解除して当該ストローを開通させるストロー閉止・開通手段と、当該ストロー閉止・開通手段に係合し、また弾性体に係合し、弾性により作用状態から常態状態に復帰し、外力付勢により動作されて前記ストロー閉止・開通手段に当該ストローに開通状態を形成せしめ、外力付勢が解除されて常態状態に復帰すると前記ストロー閉止・開通手段に当該ストローに不通状態を形成せしめるレバーと、外面にネジ部を有し、下端部に取付口を有した取付口部と、を備えてなり、
    前記吐出部が外側取付部及び当該外側取付部に支持された内側取付部からなる二重取付構造を有し、前記外側取付部がネジ部を有して、前記蓋体に形成されたネジ部と係合することで、当該蓋体を、前記内側取付部を内部に包含して着脱自在に装着することを可能とし、前記内側取付部がネジ部を有し、当該ネジ部が前記飲み口装置の取付部に形成されたネジ部と係合することで、当該飲み口装置を前記吐出部に着脱自在に装着することを可能とした水素水ポットによる水素水の生成及び水素水生成ポットの使用方法において、
    前記飲み口装置が前記内側取付部から離脱され、前記蓋体が前記外側取付部に装着されたとき、前記水素発生剤収納部で水素が発生すると、前記空間部が水素によるガス圧によって形成された水素ガス高圧空間部とされ、生成された水素水の前記容器本体からの導出前に、当該水素ガス高圧空間部に基づいて生成された水素水の水素濃度を維持し、
    前記蓋体が前記外側取付部から離脱され、当該飲み口装置が前記内側取付部に装着されて、前記水素発生剤収納部で水素が発生すると、当該空間部が水素によるガス圧によって形成された水素ガス高圧空間部とされたとき、前記飲み口装置が、前記レバーが外力付勢により動作されると、前記ストロー閉止・開通手段が前記ストローを開通状態にし、前記水素ガス高圧空間部に形成されたガス圧によって、前記容器本体内に生成された水素水を開通状態のストローを介して外部に導出させること
    を特徴とする水素水生成ポットによる水素水の生成及び水素水生成ポットの使用方法。
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