JPWO2019234583A1 - 圧力センサモジュール - Google Patents
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Abstract
組立時の作業効率を向上可能な圧力センサモジュールを提供する。基準圧と流体圧との差圧に基づいて流体圧を検出する圧力センサモジュールであって、ハウジングと、基準圧及び流体圧のそれぞれに接触可能なセンサ素子と、センサ素子を支持するとともにハウジングに保持される支持部材と、センサ素子の第1の接触面に流体圧を導く第1の圧力通路と、第1の圧力通路に対してシールされ、センサ素子の第2の接触面に基準圧を導く第2の圧力通路とを備え、支持部材は、第1の圧力通路と第2の圧力通路とをシールする機能を有する弾性変形可能な弾性材料部と、弾性材料部に比べて剛性が高い硬質材料部とが一体化された構造物である。
Description
本発明は、流体圧を検出する圧力センサモジュールに関する。
従来流体圧を基準流体圧に対する相対圧として検出する方式の圧力センサモジュールが知られている。かかる圧力センサモジュールにおいては接着剤あるいは弾性ゴムシールを用いてセンサ素子とハウジングとの間を気密にシールしている。
例えば特許文献1にはシール材として接着剤を採用した圧力センサモジュールが開示されている。また特許文献2にはシール材として単体の弾性シール部材を採用した圧力センサモジュールが開示されている。
しかしながら特許文献1及び2に開示された圧力センサモジュールでは、圧力センサモジュール自体の組立作業が必ずしも効率的ではない。例えば特許文献1に開示された圧力センサモジュールを製造するには接着剤を塗布する装置が必要になるとともに塗布した接着剤を硬化させる工程が必要になる。
また圧力センサモジュール自体の長さあるいは幅が例えば10mm以下程度であるために特許文献2に開示された圧力センサモジュールでは所定の位置に配置される弾性シール部材が極めて小さくなり、組立作業時における取り扱いが容易ではない。
さらに特許文献1及び2に開示された圧力センサモジュールはセンサ素子をハウジングの所定の面に載置して組み立てるものである。このため製造時においてセンサ素子が所定の位置から跳び出したり反転したりするおそれがある。
本発明は、組立時の作業効率を向上可能な圧力センサモジュールを提供する。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、基準圧と流体圧との差圧に基づいて流体圧を検出する圧力センサモジュールであって、ハウジングと、基準圧及び流体圧のそれぞれに接触可能なセンサ素子と、センサ素子を支持するとともにハウジングに保持される支持部材と、センサ素子の第1の接触面に流体圧を導く第1の圧力通路と、第1の圧力通路に対してシールされ、センサ素子の第2の接触面に基準圧を導く第2の圧力通路とを備え、支持部材は、第1の圧力通路と第2の圧力通路とをシールする機能を有する弾性変形可能な弾性材料部と、弾性材料部に比べて剛性が高い硬質材料部とが一体化された構造物であることを特徴とする圧力センサモジュールが提供される。
以上説明したように本発明によれば、圧力センサモジュールの組立時の作業効率を向上させることができる。
以下に添付図面を参照しながら本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお本明細書及び図面において実質的に同一の機能構成を有する構成要素については同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
なお以下の説明においては便宜上カバー40側を上、インレットポート12側を下として説明する。
図1〜図5を参照して本実施形態に係る圧力センサモジュール1の構成例を説明する。図1は圧力センサモジュール1の分解斜視図を示している。図2は圧力センサモジュール1の分解断面図を示し、図3は圧力センサモジュール1の断面図を示している。図4は支持部材70を上方から見た斜視図である。図5は支持部材70を下方から見た斜視図である。図2〜図5においてカバー40の弾性材料部41及び支持部材70の弾性材料部81はドットハッチングで示されている。
圧力センサモジュール1はハウジング10、支持部材70、センサ素子30及びカバー40を備える。
<ハウジング>
ハウジング10は例えば樹脂材料の成形品からなり略直方体状の本体部10aを有する。ハウジング10は本体部10aの下面に突設されたインレットポート12を有する。インレットポート12は中空の略円筒形状を有し、流入通路11となる内部空間を有する。
ハウジング10は例えば樹脂材料の成形品からなり略直方体状の本体部10aを有する。ハウジング10は本体部10aの下面に突設されたインレットポート12を有する。インレットポート12は中空の略円筒形状を有し、流入通路11となる内部空間を有する。
インレットポート12は流体圧を測定する対象の図示しない容器内に挿入される。インレットポート12と容器とは例えば図示しないグロメットシール等によって気密にシールされる。
ハウジング10は本体部10aの上面に立設された第1の隔壁14及び第2の隔壁15を有する。第1の隔壁14はハウジング10の上面の外縁に沿って平面視略矩形状に立設されている。第2の隔壁15は第1の隔壁14の内側に、第1の隔壁14と間隔をおいて平面視略矩形状に立設されている。
第2の隔壁15により囲まれた内側空間には支持部材70により支持されたセンサ素子30が配置される。第2の隔壁15の内側空間の略中央にはインレットポート12の内部空間である流入通路11に連通する連通路13が設けられている。第2の隔壁15の内周面の一部には支持部材70の位置を固定する複数のリブ19が設けられている。
ハウジング10は本体部10aの一側面に突設されたコネクタ93を備える。コネクタ93は中空の筒形状を有する。ハウジング10には例えば金属からなる導電性のバスバー90が埋設されている。バスバー90の一端部はコネクタ93の内部空間に露出する。バスバー90の他端部は第2の隔壁15の内側空間に接続端子91として露出している。
ハウジング10は本体部10aの側面に凹部17及び凸部18を備える。凹部17及び凸部18はカバー40が装着される際の係合部となる。凹部17又は凸部18は図示された以外にも適宜の数備えられていてもよい。
ハウジング10の本体部10aは一方の端部が上面に開口し他方の端部が下面あるいは側面に開口する内部通路16a,16bを有する。内部通路16a,16bは第2の圧力通路60の一部を構成する。
<カバー>
カバー40はシール機能を有する弾性材料部41と弾性材料部41に比べて剛性が高い硬質材料部45とが一体化された構造物である。カバー40は下方側が開口した略直方体状を有する。カバー40はセンサ素子30及び支持部材70を覆うようにしてハウジング10に取り付けられる。
カバー40はシール機能を有する弾性材料部41と弾性材料部41に比べて剛性が高い硬質材料部45とが一体化された構造物である。カバー40は下方側が開口した略直方体状を有する。カバー40はセンサ素子30及び支持部材70を覆うようにしてハウジング10に取り付けられる。
弾性材料部41は例えば熱可塑性エラストマ又は液状シリコーンゴムのうちの一種又は複数種を配合した材料からなる構成部分である。弾性材料部41は所望のシール機能に応じて適切な弾性を有する。硬質材料部45は例えばABS、ポリカーボネート、ポリブチレンテレフタレート、ポリプロピレン又はポリアミド等の樹脂材料からなる構成部分である。硬質材料部45は弾性材料部41に比べて高い剛性となっている。
硬質材料部45はカバー40のベース部分を構成する。硬質材料部45は第2の圧力通路60の一部を構成する流通孔48を備える。硬質材料部45は側面に係止部46及び開口部47を備える。係止部46及び開口部47はカバー40をハウジング10に装着する際の係合部となる。係止部46及び開口部47は図示された以外にも適宜の数備えられていてもよい。
弾性材料部41はベース部分となる硬質材料部45に一体的に組み込まれて形成されている。弾性材料部41の一部は硬質材料部45に形成された流通孔48の一部に配置されて側面に通じる流通孔48を封止する。
また弾性材料部41はいずれも平面視略矩形状の第1のカバーシール部41a、第2のカバーシール部41b及び第3のカバーシール部41cを有する。第1のカバーシール部41aが内側に配置され、第3のカバーシール部41cが外側に配置され、第1のカバーシール部41aと第3のカバーシール部41cの間に第2のカバーシール部41bが配置されている。
第1のカバーシール部41aは下端部においてセンサ素子30の第2の接触面33に弾性接触する。第1のカバーシール部41aの内側空間は第2の圧力通路60の一部を構成する。第1のカバーシール部41aはセンサ素子30の第2の接触面33に弾性接触した状態で第1のカバーシール部41aの内側の第2の圧力通路60と第1のカバーシール部41aの外周側の空間とをシールする機能を有する。
第1のカバーシール部41aがセンサ素子30に弾性接触することによりセンサ素子30の電気接続部35がバスバー90の接続端子91に対して押し付けられる。これによりセンサ素子30とバスバー90との電気的な接続の確実性が高められる。
第2のカバーシール部41bは内周部においてハウジング10の第2の隔壁15の外周面に弾性接触する。第2のカバーシール部41bはハウジング10の上面に形成された第2の隔壁15の内側の空間と第2の隔壁15の外周側に形成される第2の圧力通路60とをシールする機能を有する。
第3のカバーシール部41cは内周部においてハウジング10の第1の隔壁14の外周面に弾性接触する。第3のカバーシール部41cは第3のカバーシール部41cの内側空間に形成される第2の圧力通路60とカバー40の外部空間とをシールする機能を有する。
なお第1のカバーシール部41aがセンサ素子30の第2の接触面33に当接し、第2のカバーシール部41bが第2の隔壁15の外周面に当接することにより画成された空間はバスバー90の接続端子91やセンサ素子30等が配置された電気接続空間99として機能する(図3を参照)。
<支持部材>
支持部材70は、シール機能を有する弾性材料部81と弾性材料部81に比べて剛性が高い硬質材料部75とが一体化された構造物である。支持部材70はハウジング10の第2の隔壁15の内側空間に配置されて第2の隔壁15の内周面に形成された複数のリブ19により位置決めされる。
支持部材70は、シール機能を有する弾性材料部81と弾性材料部81に比べて剛性が高い硬質材料部75とが一体化された構造物である。支持部材70はハウジング10の第2の隔壁15の内側空間に配置されて第2の隔壁15の内周面に形成された複数のリブ19により位置決めされる。
支持部材70は第1のシール部83、第2のシール部85、ガイド部77、隔壁部79a,79b及びセンサ支持リブ87a〜87dを備える。ここに挙げた構成要素のうちの第1のシール部83、第2のシール部85及びセンサ支持リブ87a〜87dは弾性材料部81の一部をなす。またガイド部77及び隔壁部79a,79bは硬質材料部75の一部をなす。
弾性材料部81は例えば熱可塑性エラストマ又は液状シリコーンゴムのうちの一種又は複数種を配合した材料からなる構成部分である。弾性材料部81は所望のシール機能に応じて適切な弾性を有する。硬質材料部75は例えばABS、ポリカーボネート、ポリブチレンテレフタレート、ポリプロピレン又はポリアミド等の樹脂材料からなる構成部分である。硬質材料部75は弾性材料部41に比べて高い剛性となっている。
第1のシール部83は平面視略長円形のリング形状を有し支持部材70の上面に相当する第1の面71の略中央に設けられている。第2のシール部85は平面視略長円形のリング形状を有し支持部材70の下面に相当する第2の面73の略中央に設けられている。第1のシール部83及び第2のシール部85により囲まれる内側の空間には硬質材料部75の一部が配置されている。
硬質材料部75からなるガイド部77は第2のシール部85の内側の空間から下方に突設されている。ガイド部77はハウジング10の連通路13内に挿入される。ガイド部77と連通路13の内周面との間には隙間が形成され流体圧が通過可能にされる。
第1のシール部83及び第2のシール部85により囲まれる内側の空間の硬質材料部75の中央には第1の面71と第2の面73を連通する貫通孔78を有する。貫通孔78はガイド部77の上端に隣接して設けられている。貫通孔78は流体圧をセンサ素子30の第1の接触面31に導く第1の圧力通路50の一部を構成する。
隔壁部79a,79bは支持部材70の第1の面71の一の方向の両端部から上方に向けて立設している。センサ支持リブ87a,87bは隔壁部79aの両端部に配置されている。それぞれのセンサ支持リブ87a,87bは隔壁部79aよりも一の方向の中央側に迫り出している。
センサ支持リブ87c,87dは隔壁部79bの両端部に配置されている。それぞれのセンサ支持リブ87c,87dは隔壁部79bよりも一の方向の中央側に迫り出している。センサ素子30は四つのセンサ支持リブ87a〜87dにより弾性支持される。
第1のシール部83の上端はセンサ素子30の第1の接触面31に弾性接触する。第1のシール部83の内側空間は第1の圧力通路50の一部を構成する。第1のシール部83はセンサ素子30に弾性接触した状態で第1のシール部83の内側の第1の圧力通路50と第1のシール部83の外側の電気接続空間99とをシールする機能を有する。
第2のシール部85の下端はハウジング10の連通路13の周囲の面に弾性接触する。第2のシール部85は第2のシール部85の内側の第1の圧力通路50と第2のシール部85の外側の電気接続空間99とをシールする機能を有する。
<センサ素子>
センサ素子30はハウジング10に保持される支持部材70に弾性支持される。センサ素子30の電気接続部35はハウジング10に備えられたバスバー90の接続端子91と接触して電気的に接続される。
センサ素子30はハウジング10に保持される支持部材70に弾性支持される。センサ素子30の電気接続部35はハウジング10に備えられたバスバー90の接続端子91と接触して電気的に接続される。
センサ素子30の下面である第1の接触面31には第1の圧力通路50(図3を参照)を介して導入される流体圧が接触する。第1の圧力通路50はハウジング10のインレットポート12の内部空間である流入通路11、ハウジング10の連通路13及び支持部材70の貫通孔78を含んで構成される。第1の圧力通路50は支持部材70の第1のシール部83及び第2のシール部85により電気接続空間99に対してシールされる。
センサ素子30の上面である第2の接触面33には第2の圧力通路60(図3を参照)を介して導入される基準圧が接触する。第2の圧力通路60はハウジング10に形成された内部通路16a,16b及びカバー40に形成された流通孔48を含んで構成される。第2の圧力通路60はカバー40の第1のカバーシール部41a及び第2のカバーシール部41bにより電気接続空間99に対してシールされる。第2の圧力通路60は第3のカバーシール部41cによって水滴や塵埃の直接的な進入が抑制されている。
このように第1の圧力通路50と第2の圧力通路60とは第1のシール部83及び第2のシール部85により互いにシールされている。センサ素子30は、第1の接触面31で受ける流体圧と第2の接触面33で受ける基準圧との差に基づいて検出信号を出力する。第2の圧力通路60は例えば大気開放されており、この場合基準圧は大気圧である。
<組立方法>
本実施形態に係る圧力センサモジュール1は以下のように組み立てられる。
本実施形態に係る圧力センサモジュール1は以下のように組み立てられる。
(支持部材の組付け)
支持部材70をハウジング10上に配置する。その際にまず支持部材70のガイド部77をハウジング10の連通路13に挿入する。ガイド部77が連通路13によりガイドされながら支持部材70が押し込まれる。支持部材70はハウジング10の第2の隔壁15の内周面に形成された複数のリブ19により位置決めされる。このようにして支持部材70を容易に所定位置に配置することができる。
支持部材70をハウジング10上に配置する。その際にまず支持部材70のガイド部77をハウジング10の連通路13に挿入する。ガイド部77が連通路13によりガイドされながら支持部材70が押し込まれる。支持部材70はハウジング10の第2の隔壁15の内周面に形成された複数のリブ19により位置決めされる。このようにして支持部材70を容易に所定位置に配置することができる。
(センサ素子の組付け)
センサ素子30を支持部材70上に配置する。センサ素子30は支持部材70の4つのセンサ支持リブ87a〜87dにより弾性支持される。センサ素子30の第1の接触面31は支持部材70の第1のシール部83の上端に接触する。
センサ素子30を支持部材70上に配置する。センサ素子30は支持部材70の4つのセンサ支持リブ87a〜87dにより弾性支持される。センサ素子30の第1の接触面31は支持部材70の第1のシール部83の上端に接触する。
(カバーの組付け)
カバー40をハウジング10の上面側に装着する。その際にカバー40の係止部46及び開口部47とハウジング10の凹部17及び凸部18とが係合されてカバー40がハウジング10に固定される。
カバー40をハウジング10の上面側に装着する。その際にカバー40の係止部46及び開口部47とハウジング10の凹部17及び凸部18とが係合されてカバー40がハウジング10に固定される。
カバー40が組み付けられた状態ではカバー40の第1のカバーシール部41aがセンサ素子30の第2の接触面33に弾性接触する。またカバー40の第2のカバーシール部41bがハウジング10の第2の隔壁15の外周面に弾性接触する。これにより電気接続空間99と第2の圧力通路60とが気密にシールされる。
またカバー40の第3のカバーシール部41cがハウジング10の第1の隔壁14の外周面に弾性接触する。これにより第2の圧力通路60に水滴や塵埃が直接的に進入するおそれを低減することができる。
また第1のカバーシール部41aの弾性力によりセンサ素子30の電気接続部35がバスバー90の接続端子91に押し付けられる。これによりセンサ素子30とバスバー90との電気的な接続が容易に確立される。
さらに支持部材70の第1のシール部83はセンサ素子30の第1の接触面31に弾性接触するとともに第2のシール部85はハウジング10の上面のうちの連通路13の周囲の面に弾性接触する。これにより電気接続空間99と第1の圧力通路50とが気密にシールされる。
このようにして本実施形態に係る圧力センサモジュール1は第1の圧力通路50及び第2の圧力通路60のシール機能及びセンサ素子30とバスバー90との電気的な接続を保証しつつ組み立て作業を効率的に行うことができる。
本実施形態に係る圧力センサモジュール1はシール機能を有する弾性材料部81と弾性材料部81よりも剛性の高い硬質材料部75とが一体化された支持部材70にセンサ素子30を支持させて組立作業を行うことができる。したがってセンサ素子30が跳び出したり反転したりするおそれを低減することができる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば上記実施形態では支持部材70のガイド部77がハウジング10の連通路13に挿入されるよう構成されていたが本発明はかかる例に限定されない。支持部材70のガイド部77はハウジング10に別途形成された孔部又は凹部に挿入されてもよい。また上記実施形態では支持部材70のガイド部77が硬質材料部75の一部とされていたが、ガイド部77は弾性材料部の一部であってもよい。
1・・・圧力センサモジュール、10・・・ハウジング、11・・・流入通路、13・・・連通路、30・・・センサ素子、31・・・第1の接触面、33・・・第2の接触面、40・・・カバー、41・・・弾性材料部、41a・・・第1のカバーシール部、41b・・・第2のカバーシール部、41c・・・第3のカバーシール部、45・・・硬質材料部、48・・・流通孔、50・・・第1の圧力通路、60・・・第2の圧力通路、70・・・支持部材、75・・・硬質材料部、77・・・ガイド部、78・・・貫通孔、81・・・弾性材料部、83・・・第1のシール部、85・・・第2のシール部
Claims (7)
- 基準圧と流体圧との差圧に基づいて前記流体圧を検出する圧力センサモジュール(1)において、
ハウジング(10)と、
前記基準圧及び前記流体圧のそれぞれに接触可能なセンサ素子(30)と、
前記センサ素子(30)を支持するとともに前記ハウジング(10)に保持される支持部材(70)と、
前記センサ素子(30)の第1の接触面(31)に前記流体圧を導く第1の圧力通路(50)と、
前記第1の圧力通路(50)に対してシールされ、前記センサ素子(30)の第2の接触面(33)に前記基準圧を導く第2の圧力通路(60)とを備え、
前記支持部材(70)は、
前記第1の圧力通路(50)と前記第2の圧力通路(60)とをシールする機能を有する弾性変形可能な弾性材料部(81)と、前記弾性材料部(81)に比べて剛性が高い硬質材料部(75)とが一体化された構造物である
ことを特徴とする圧力センサモジュール(1)。 - 前記支持部材(70)の前記弾性材料部(81)は、
前記センサ素子(30)を支持する第1の面(71)及び前記第1の面(71)の背面に位置する第2の面(73)に形成されるシール部(83,85)を備える
ことを特徴とする請求項1に記載の圧力センサモジュール(1)。 - 前記支持部材(70)は、
前記第1の面(71)と前記第2の面(73)とを連通する貫通孔(78)を備え、
前記シール部(83,85)は、
前記貫通孔(78)の開口の周囲を囲むリング状に形成される
ことを特徴とする請求項2に記載の圧力センサモジュール(1)。 - 前記ハウジング(10)は、
前記第1の圧力通路(50)の一部を構成する流入通路(11)と、前記流入通路(11)を前記センサ素子(30)が配置される空間側に連通させる連通路(13)とを備え、
前記支持部材(70)は、
前記第2の面(73)側に、前記連通路(13)若しくは前記ハウジング(10)に設けられた孔又は凹部に挿入されるガイド部(77)を備える
ことを特徴とする請求項2又は3に記載の圧力センサモジュール(1)。 - 前記圧力センサモジュール(1)は、
前記ハウジング(10)に取り付けられたバスバー(90)の接続端子(91)であって、前記センサ素子(30)の電気接続部(35)が接触する前記接続端子(91)が配置された電気接続空間(99)を備え、
前記シール部(83,85)は、
前記第1の圧力通路(50)と前記電気接続空間(99)とをシールすることにより、前記第1の圧力通路(50)と前記第2の圧力通路(60)とをシールする
ことを特徴とする請求項2〜4のいずれか1項に記載の圧力センサモジュール(1)。 - 前記圧力センサモジュール(1)は、
前記ハウジング(10)に装着されるカバー(40)を備え、
前記カバー(40)は、
前記第2の圧力通路(60)の一部を構成する流通孔(48)を備え、
前記カバー(40)は、
前記電気接続空間(99)と前記第2の圧力通路(60)とをシールする機能を有する弾性変形可能な弾性材料部(41)と、前記弾性材料部(41)に比べて剛性が高い硬質材料部(45)とが一体化された構造物である
ことを特徴とする請求項2〜5のいずれか1項に記載の圧力センサモジュール(1)。 - 前記支持部材(70)は、
前記第1の面(71)に隔壁部(79a,79b)を備え、
前記隔壁部(79a,79b)に、前記センサ素子(30)を位置決め又は保持するリブ(87a〜87d)が一体に形成される
ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の圧力センサモジュール(1)。
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