JPWO2019187263A1 - 情報処理装置、並びに、テスト管理方法及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、並びに、テスト管理方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

情報処理装置(1)は、方式ごとの複数のテストデータ管理テーブル(11〜1n)と、複数の方式のうち少なくとも一部に対応したツール(211)と、パラメータID(212)と、テスト対象システムのGUIアプリケーション(213)と、の組合せを定義した複数のテストパターン(21〜2m)のうち第1のテストパターン(21)の指定を受け付ける受付部(31)と、第1のテストパターン(21)に定義されたパラメータID(212)に基づいて、複数のテストデータ管理テーブル(11〜1n)の中から該当するテストデータ(111)をパラメータ値として取得する取得部(32)と、パラメータ値を用いて、第1のテストパターン(21)に定義されたツール(211)により、当該第1のテストパターン(21)に定義されたGUIアプリケーション(213)に対するテストを実行するテスト実行部(33)と、を備える。

Description

本発明は、情報処理装置、並びに、テスト管理方法及びプログラムに関し、特に、GUI(Graphical User Interface)操作を自動化するツールを用いたGUIソフトウェアに対するテストを行う情報処理装置、並びに、テスト管理方法及びプログラムに関する。
近年、デバイスやOS(Operating System)といったプラットフォームの多様化に伴い、所定のサービスを提供する情報システムに対してネットワークを介してアクセスを行うクライアントアプリケーションの種類が増加している。クライアントアプリケーションは通常、ユーザによって操作されるため、GUIアプリケーションとして提供される。そして、GUIアプリケーションのテストには、RPA(Robotic Process Automation)技術に基づきGUI操作を自動化するツール(GUI操作自動化ツール)を用いることが増えている。
特許文献1には、GUIプログラムのテストを自動化するテストシステムに関する技術が開示されている。特許文献1にかかるテストシステムは、テスト実施者により実行されたキー入力、マウス移動、又は、マウスクリック等のイベントを取得し、イベントが画像保存イベントの場合、画像データを期待値としてファイルに保存する。また、取得したイベントの情報がテキストベースのテストスクリプトに変換される。そして、テストシステムは、テスト時においてテストスクリプトを入力し、イベントを再現する。その際、テストシステムは、再現したイベントが画像保存イベントの場合、画像データをテスト結果としてファイルに保存する。その後、テストシステムは、期待値の画像データとテスト結果の画像データとを比較し、テスト結果の検証を行う。
特開2001−005690号公報
ここで、GUI操作自動化ツールには特許文献1に限らず様々な種類があり、ある情報システムに対応する複数種類のGUIアプリケーションをテストするためには、複数種類のツールを組み合わせて行うことが考えられる。しかしながら、複数種類のGUI操作自動化ツールを効率的に連携させることが困難であるという問題点があった。その理由は、各ツールの間でテストデータ等のパラメータを共有する仕組みがないためである。
本開示は、このような問題点を解決するためになされたものであり、複数種類のGUI操作自動化ツールを効率的に連携させるための情報処理装置、並びに、テスト管理方法及びプログラムを提供することを目的とする。
本開示の第1の態様にかかる情報処理装置は、
GUI(Graphical User Interface)操作を自動化するための複数の方式のそれぞれに対応したテストデータを管理する、前記方式ごとの複数のテストデータ管理テーブルと、
前記複数の方式のうち少なくとも一部に対応したツールと、パラメータIDと、テスト対象システムのGUIアプリケーションと、の組合せを定義した複数のテストパターンを管理するテストパターンテーブルと、
前記複数のテストパターンのうち第1のテストパターンの指定を受け付ける受付部と、
前記第1のテストパターンに定義された前記パラメータIDに基づいて、前記複数のテストデータ管理テーブルの中から該当するテストデータをパラメータ値として取得する取得部と、
前記パラメータ値を用いて、前記第1のテストパターンに定義されたツールにより、当該第1のテストパターンに定義されたGUIアプリケーションに対するテストを実行するテスト実行部と、
を備える。
本開示の第2の態様にかかるテスト管理方法は、
GUI(Graphical User Interface)操作を自動化するための複数の方式のうち少なくとも一部に対応したツールと、パラメータIDと、テスト対象システムのGUIアプリケーションと、の組合せを定義した複数のテストパターンのうち、第1のテストパターンの指定を受け付け、
前記第1のテストパターンに定義された前記パラメータIDに基づいて、前記複数の方式のそれぞれに対応したテストデータを管理する、前記方式ごとの複数のテストデータ管理テーブルの中から該当するテストデータをパラメータ値として取得し、
前記パラメータ値を用いて、前記第1のテストパターンに定義されたツールにより、当該第1のテストパターンに定義されたGUIアプリケーションに対するテストを実行する。
本開示の第3の態様にかかるテスト管理プログラムは、
GUI(Graphical User Interface)操作を自動化するための複数の方式のうち少なくとも一部に対応したツールと、パラメータIDと、テスト対象システムのGUIアプリケーションと、の組合せを定義した複数のテストパターンのうち、第1のテストパターンの指定を受け付ける処理と、
前記第1のテストパターンに定義された前記パラメータIDに基づいて、前記複数の方式のそれぞれに対応したテストデータを管理する、前記方式ごとの複数のテストデータ管理テーブルの中から該当するテストデータをパラメータ値として取得する処理と、
前記パラメータ値を用いて、前記第1のテストパターンに定義されたツールにより、当該第1のテストパターンに定義されたGUIアプリケーションに対するテストを実行する処理と、
をコンピュータに実行させる。
本開示により、複数種類のGUI操作自動化ツールを効率的に連携させるための情報処理装置、並びに、テスト支援システム、方法及びプログラムを提供することができる。
本実施の形態1にかかる情報処理装置の構成を示すブロック図である。 本実施の形態1にかかるテスト管理方法の流れを説明するためのフローチャートである。 本実施の形態2にかかるテスト管理システムの構成を示すブロック図である。 本実施の形態2にかかるワークフロー情報の概念を説明する図である。 本実施の形態2にかかる各テーブルの主要属性とテーブル間のリレーションの概念を説明する図である。 本実施の形態2にかかる作業シナリオの概念を説明する図である。 本実施の形態2にかかるテストシナリオの概念を説明する図である。 本実施の形態2にかかるGUI操作自動化ツールと対応する自動化方式の例を説明する図である。 本実施の形態2にかかる登録処理の流れを説明するためのフローチャートである。 本実施の形態2にかかるワークフロー実行処理の流れを説明するためのフローチャートである。
以下では、本開示の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。各図面において、同一又は対応する要素には同一の符号が付されており、説明の明確化のため、必要に応じて重複説明は省略される。
<実施の形態1>
図1は、本実施の形態1にかかる情報処理装置1の構成を示すブロック図である。情報処理装置1は、テスト対象システムにおけるGUI(Graphical User Interface)アプリケーションに対するGUIのテストを管理するためのコンピュータシステムである。そのため、情報処理装置1は、複数台のコンピュータにより実現したものであってもよい。
情報処理装置1は、テストデータ管理テーブル11、12、・・・1n(nは2以上の自然数。)と、テストパターンテーブル20と、受付部31と、取得部32と、テスト実行部33とを備える。テストデータ管理テーブル11から1nのそれぞれは、テストデータを管理するテーブルである。尚、テストデータ管理テーブル11等は、少なくとも2以上であればよい。例えば、テストデータ管理テーブル11は1以上のテストデータ111を管理し、テストデータ管理テーブル12は1以上のテストデータ121を管理し、・・・テストデータ管理テーブル1nは1以上のテストデータ1n1を管理する。また、テストデータ管理テーブル11から1nのそれぞれは、GUI操作を自動化するための複数の方式のそれぞれに対応するものである。また、テストデータ111、121、・・・1n1のそれぞれも、複数の方式のそれぞれに対応するものである。例えば、A方式に対応したテストデータは、A方式用のテストデータ管理テーブルに保存されている。また、GUI操作を自動化するための方式に対応するテストデータとは、後述するGUI操作自動化ツールに用いられる(入力する)パラメータである。そして、当該テストデータは、例えば、GUI操作自動化ツールに所定のGUI操作を再現させるためのパラメータであるか、当該GUI操作に対する応答結果であるGUI画面を検証するための情報である。テストデータは、例えば、対象のGUIの位置を示す座標、GUIを構成するオブジェクトのオブジェクトID、パターンマッチングのための画像ファイル又はそのファイルパス、所定のプロトコルに基づくメッセージやパラメータ、文字列、設定値等である。
テストパターンテーブル20は、複数のテストパターン21、22、・・・2m(mは2以上の自然数。)を管理するテーブルである。テストパターン21は、ツール211と、パラメータID212と、テスト対象システムのGUIアプリケーション213と、の組合せを定義した情報である。尚、テストパターン22〜2mもテストパターン21と同様である。また、テストパターンテーブル20は、少なくとも2以上のテストパターンを管理するものであればよい。
ツール211は、GUI操作自動化ツールを特定する情報である。ここで、GUI操作自動化ツールは、所定のパラメータを用いて、所定のGUI操作に相当する処理を実行し、当該GUI操作による応答結果であるGUI画面の検証を行うコンピュータプログラムである。そして、GUI操作自動化ツールは、上述した複数の方式のうち少なくとも一部、つまり1以上の方式に対応するものである。そのため、複数種類のGUI操作自動化ツールにおいては、ツール間で方式の一部が共通する場合がある。その場合、共通する方式に対応するツール同士の間では、テストデータを共有することが可能といえる。尚、GUI操作自動化ツールは、操作対象のGUIアプリケーション213の実装に用いられたプログラミング言語、GUIアプリケーション213が属する情報システムの種類、GUIアプリケーション213が動作するプラットフォーム(デバイスやOS等)により、異なる場合もある。
パラメータID212は、ツール211により特定されるGUI操作自動化ツールの実行に用いられるパラメータ値を識別する情報である。パラメータID212は、例えば、上述したテストデータ111〜1n1のいずれかを識別する情報であるか、又は、他のパラメータ値を識別する情報であってもよい。尚、パラメータID212は、1つのテストパターンあたり、複数が定義されてもよい。つまり、テストパターンとパラメータIDとは、1対多の関係であってもよい。
GUIアプリケーション213は、ツール211によりGUIに関するテストが行われる対象のGUIアプリケーションを特定する情報である。また、GUIアプリケーション213は、テスト対象システムにアクセスを行うクライアントアプリケーションである。
受付部31は、複数のテストパターン21〜2mのうち第1のテストパターンの指定を受け付ける。例えば、受付部31は、ユーザの操作によりテスト実行が指示された場合に、第1のテストパターンの指定を受け付けてもよい。または、受付部31は、テスト対象システムに対する一連の処理の一部として行われるGUIテストのために、第1のテストパターンの指定を受け付けてもよい。
取得部32は、受付部31により受け付けた第1のテストパターンに定義されたパラメータIDに基づいて、複数のテストデータ管理テーブル11から1nの中から該当するテストデータをパラメータ値として取得する。
テスト実行部33は、取得部32により取得されたパラメータ値を用いて、第1のテストパターンに定義されたツールにより、当該第1のテストパターンに定義されたGUIアプリケーションに対するテストを実行する。
尚、テストデータ管理テーブル11〜1nとテストパターンテーブル20とは、情報処理装置1の内部又は外部の記憶装置(不図示)に保存される。また、受付部31、取得部32及びテスト実行部33は、情報処理装置1内の制御部が本実施の形態にかかるテスト管理プログラムを読み込み実行することにより、実現される。
図2は、本実施の形態1にかかるテスト管理方法の流れを説明するためのフローチャートである。まず、受付部31は、テストパターンテーブル20内のテストパターン21から2mのうち、第1のテストパターン(例えばテストパターン21)の指定を受け付ける(S11)。次に、取得部32は、第1のテストパターンに定義されたパラメータID212に基づいて、テストデータ管理テーブル11〜1nの中から該当するテストデータ(例えばテストデータ111)をパラメータ値として取得する(S12)。その後、テスト実行部33は、取得したパラメータ値(テストデータ111)を用いて、第1のテストパターンに定義されたツール211により、第1のテストパターンに定義されたGUIアプリケーション213に対するテストを実行する(S13)。
このように、本実施の形態では、テスト対象システムにおけるGUIアプリケーションに対するGUIテストに用いるためのテストデータを、GUI操作の自動化方式ごとに異なるテーブルにより管理するものである。そのため、GUIテスト用のテストデータの管理を効率化できる。そして、複数のGUI操作自動化ツールの間で、同一のパラメータIDを指定することで、所定の自動化方式に対応するテストデータを容易に共有することができる。その理由は、複数のGUI操作自動化ツールの間では、対応する自動化方式のうち一部が共通する場合が多いためである。よって、複数種類のGUI操作自動化ツールを効率的に連携させることができる。
<実施の形態2>
本実施の形態2は、上述した実施の形態1の応用例である。本実施の形態2では、対象システムに対する各種設定作業とそれに対応するGUIテストとを連携させるものである。そこで、まず、本実施の形態2にかかる前記パラメータIDは、前記方式及び前記テストデータの第1の組合せを識別する第1のテストデータIDを含むものである。そして、前記複数のテストデータ管理テーブルのそれぞれは、前記第1のテストデータIDと前記テストデータとが関連づけられるものとする。そして、前記取得部は、前記複数のテストデータ管理テーブルの中から前記第1のテストデータIDが識別する方式に対応するテーブルを特定し、当該特定したテーブルの中から当該第1のテストデータIDに関連付けられたテストデータを前記パラメータ値として取得する。このように、複数のテストデータ管理テーブルの中で横断的に一意に特定できる第1のテストデータIDを用いることで、第1のテストデータIDによってテーブルを特定できる。そのため、第1のテストデータIDをパラメータIDとして定義することで、特定したテーブルに対してのみアクセスを行ってテストデータを読み出すことができる。そのため、テストデータの読み出し処理を効率的に実行できる。
さらに、前記テスト対象システムに対する設定処理(例えば、以下の「作業シナリオ」)に用いられる設定値と、前記テストパターンとを関連付けた設定値管理テーブル(例えば、以下のパラメータシート)をさらに備えるとよい。そして、前記パラメータIDは、前記第1のテストデータID又は前記設定値を識別する設定値IDのいずれかであるものとする。この場合において、前記取得部は、前記パラメータIDが前記設定値IDである場合、前記設定値管理テーブルの中から前記第1のテストパターンに関連付けられた設定値を前記パラメータ値として取得する。このように、設定値IDをパラメータIDとして定義することで、設定処理に対する確認時に設定値を使用することができる。そのため、GUIテストの検証の精度を向上することができる。また、第1のテストデータIDと設定値IDとをパラメータIDとして同等に定義できるため、テストパターンの定義の柔軟性が向上する。
さらに、前記受付部は、前記設定処理と前記第1のテストパターンによる前記テストの処理順序を定義したワークフロー情報に基づき、前記設定処理の指定を受け付け、前記取得部は、前記設定処理に基づき、前記設定値管理テーブルから前記設定値を取得する。この場合において、前記情報処理装置は、前記設定値を用いて前記テスト対象システムに対して前記設定処理を実行する設定部をさらに備える。そして、前記受付部は、前記設定処理の実行後に、前記ワークフロー情報に定義された前記第1のテストパターンの指定を受け付ける。これにより、対象システムに対する設定処理とその後のGUIテストの連携を容易に実現できる。
また、前記複数のテストデータ管理テーブルは、前記複数の方式のうち第1の方式に対応する構造化データを前記テストデータとして管理する第1のテストデータ管理テーブルと、当該複数の方式のうち第2の方式に対応する非構造化データを前記テストデータとして管理する第2のテストデータ管理テーブルとを含むことが望ましい。これにより、テストデータの特性に応じて効率的なテーブル設計が可能となり、メンテナンス性も向上する。
また、前記受付部は、前記テストデータと前記方式との第2の組合せを受け付け、前記第2の組合せを識別する第2のテストデータIDを発行し、前記複数のテストデータ管理テーブルのうち前記受け付けた方式に対応するテーブルを特定し、当該特定したテーブルに前記第2のテストデータIDと前記受け付けたテストデータとを関連付けて登録する第1の登録部をさらに備えるとよい。このように、自動化方式を識別できるテストデータIDを自動的に発番することで、テストデータの登録を容易かつ効率化できる。
また、前記受付部は、前記ツールと前記パラメータIDと前記GUIアプリケーションの第3の組合せを受け付け、前記第3の組合せを定義した第2のテストパターンを生成して前記テストパターンテーブルに登録する第2の登録部をさらに備えるとよい。これにより、テストパターンに自由にパラメータIDを設定できる。
図3は、本実施の形態2にかかるテスト管理システム1000の構成を示すブロック図である。テスト管理システム1000は、対象システム100と、対象端末200と、CMDB(Configuration Management Database)300と、テスト管理DB(Database)400と、ツールDB500と、管理サーバ600と、開発端末710と、運用端末720とを備える。対象システム100、対象端末200、CMDB300、テスト管理DB400、ツールDB500及び管理サーバ600は、ネットワークNを介して接続されている。対象システム100は、所定のサービスを提供する情報システムである。対象システム100は、様々なITシステムを含むものであってよい。対象システム100は、例えば、クラウドシステム、ネットワークシステム、ストレージシステム、サーバシステム等の一部又は全てを含む。
対象端末200は、GUIアプリケーション210及び220を動作させることが可能なコンピュータ装置である。対象端末200は、内蔵するCPUがOS及びGUIアプリケーション210又は220を読み込み実行することで、ネットワークNを介して対象システム100へアクセスし、対象システム100のクライアント端末として動作する。つまり、GUIアプリケーション210及び220は、対象システム100に対するクライアントアプリケーションである。GUIアプリケーション210及び220は、例えば、PC用のOS上で動作する専用のクライアントアプリケーション又はブラウザソフトウェアである。または、GUIアプリケーション210及び220は、スマートフォンやタブレット端末をエミュレートするエミュレータソフトウェア上で動作するスマートフォン用アプリケーションである。そのため、GUIアプリケーション210及び220も、対象システム100と同様に、開発及び運用対象の情報システムに含まれるといえる。
CMDB300は、対象システム100に設定する構成情報(設計情報)を記憶するデータベースである。CMDBの構成情報は、対象システム100に設定するための各種パラメータや、対象システム100に実装するソフトウェアに関する情報(インタプリタ用のソースコード等)を含む。また、CMDB300は、構成情報の他、設定作業及びテストのために、ワークフロー情報310、作業パターンテーブル320、パラメータシート330及び作業シナリオ340を記憶する。
ワークフロー情報310は、対象システム100に対する設定処理とテストパターンによるGUIアプリケーション210又は220へのテストの処理順序を定義した情報である。尚、ワークフロー情報310は、運用作業の流れを記述した情報ともいえる。
作業パターンテーブル320は、作業パターンの概要を定義した情報である。パラメータシート330は、該当する作業パターンで実施される設定処理において設定される設定値であるパラメータ値を定義した情報である。パラメータシート330は、さらに、作業パターンにおける設定値に対して、テストパターンIDを関連付けている。そのため、パラメータシート330は、作業パターンID、設定値ID及びテストパターンIDの組合せによりレコードが一意に定まるテーブルである。また、パラメータシート330は、少なくとも作業パターンID(及び設定値IDの組合せ)とテストパターンIDとを多対多で関連付けたテーブルである。そのため、パラメータシート330は、作業及びテストで共に使用する設定値を管理する情報といえる。
作業シナリオ340は、作業パターンに定義された設定処理において実施される操作の順序と各操作で用いられる設定値(パラメータ値)を定義した情報である。
テスト管理DB400は、対象システム100並びにGUIアプリケーション210及び220に対するテストの定義を管理するデータベースである。テスト管理DB400は、テストパターンテーブル410と、テストシナリオ420と、関連付けテーブル430と、テストデータテーブル440と、テストデータテーブル450とを記憶する。尚、テストパターンテーブル410及び関連付けテーブル430は、上述したテストパターンテーブル20の一例である。また、テストデータテーブル440及び450は、上述したテストデータ管理テーブル11から1nの一例である。そのため、本実施の形態においてテストデータテーブルは、3以上であってもよい。
テストパターンテーブル410は、テストパターンの概要を定義した情報である。テストパターンテーブル410は、テストパターンIDごとに、テストに使用するGUI操作自動化ツールの識別情報(ツールID)、GUIテストを実行する対象端末の識別情報、GUIテストの対象となるGUIアプリケーションの識別情報等の対応付けの定義を含む。一方、一つのテストパターンIDに対してGUI操作自動化ツールで用いられるパラメータ値は複数である。つまり、テストパターンIDとパラメータIDは一対多である。よって、テストパターンテーブル410には、パラメータIDの定義を含めていない。
テストシナリオ420は、テストパターンに定義されたテスト処理において実施される操作の順序と検証処理とで用いられるパラメータ値(設定値及びテストデータ)のパラメータIDを定義した情報である。ここで、パラメータIDには、設定値ID及びテストデータIDのいずれも用いることができる。
関連付けテーブル430は、テストパターンIDとテストデータIDとを多対多で関連付けたテーブルである。また、関連付けテーブル430は、後述するテストデータテーブル440及び450のそれぞれごとに、設けてもよい。テーブルへのアクセス処理の効率化のためである。
テストデータテーブル440は、テストデータのうち構造化データを管理するためのテーブルである。構造化データとは、特定の構造を持つデータであり、例えば、データ型やサイズ等が定まったデータである。ここで、GUI操作の自動化方式の中には、座標、オブジェクトID、固定桁以内の数値、固定文字数以内の文字列等の構造データをパラメータとして用いる方式がある。そのため、テストデータテーブル440は、複数の方式のうち第1の方式に対応する構造化データをテストデータとして管理する第1のテストデータ管理テーブルの一例といえる。テストデータテーブル440は、テストデータIDとテストデータ値とが関連づけられている。そして、テストデータテーブル440で用いられるテストデータIDは、構造データをパラメータとして用いる方式及びテストデータの組合せを識別する情報である。そのため、当該テストデータIDは、テストデータテーブル440を特定することができる。
テストデータテーブル450は、テストデータのうち非構造化データを管理するためのテーブルである。非構造化データとは、構造化データ以外のデータであり、例えば、XMLファイル、画像ファイル等である。ここで、GUI操作の自動化方式の中には、画像ファイル等の非構造データをパラメータとして用いる方式がある。そのため、テストデータテーブル450は、複数の方式のうち第2の方式に対応する非構造化データをテストデータとして管理する第2のテストデータ管理テーブルの一例といえる。テストデータテーブル450は、テストデータIDとテストデータ値とが関連づけられている。そして、テストデータテーブル450で用いられるテストデータIDは、非構造データをパラメータとして用いる方式及びテストデータの組合せを識別する情報である。そのため、当該テストデータIDは、テストデータテーブル450を特定することができる。
図4は、本実施の形態2にかかるワークフロー情報310の概念を説明する図である。ワークフロー情報310は、一例として図4に示すように、ワークフローの識別情報であるワークフローIDに対して、処理順序ごとに実行させる処理のパターンIDの対応付けを定義したものとして表現できる。尚、図4のパターンIDは、作業パターンID又はテストパターンIDである。但し、パターンIDはこれらに限定されない。
図5は、本実施の形態2にかかる各テーブルの主要属性とテーブル間のリレーションの概念を説明する図である。例えば、作業パターンテーブル320は、作業パターンID、作業パターン名、作業内容、作業日を属性に含む。パラメータシート330は、作業パターンID、設定値ID、設定値、テストパターンIDを属性に含む。そして、作業パターンテーブル320とパラメータシート330とは、作業パターンIDにより一対多で関連付けられている。また、テストパターンテーブル410は、テストパターンID、テストパターン名、ツールID,対象端末、対象GUIアプリケーションを属性に含む。そして、テストパターンテーブル410とパラメータシート330とは、テストパターンIDにより一対多で関連付けられている。よって、作業パターンテーブル320とテストパターンテーブル410とも、パラメータシート330を介して作業パターンIDとテストパターンIDにより多対多で関連付けられているといえる。また、関連付けテーブル430a及び430bは、テストパターンIDとテストデータIDを属性に含む。そして、テストデータテーブル440は、テストデータIDとテストデータ名と値(構造データであるテストデータ値)を属性に含む。また、テストデータテーブル450は、テストデータIDとテストデータ名と画像パス(非構造データであるテストデータ値へのリンク)を属性に含む。そして、テストパターンテーブル410とテストデータテーブル440とは、関連付けテーブル430aを介してテストパターンIDとテストデータIDにより一対多で関連付けられている。同様に、テストパターンテーブル410とテストデータテーブル450とは、関連付けテーブル430bを介してテストパターンIDとテストデータIDにより一対多で関連付けられている。
尚、パラメータシート330の設定値IDと、テストデータテーブル440及び450のテストデータIDとは、それぞれ、“TSnnn”、“TCnn”、“TNnn”(nは0〜9の数字)といったコード体系で例示されている。そのため、設定値ID及びテストデータIDのそれぞれは、パラメータシート330並びにテストデータテーブル440及び450の全ての中で一意に識別可能なIDといえる。また、“TCnn”と“TNnn”とは、それぞれテーブル内のテストデータを識別すると共に、テーブルの種類も識別可能なことを示す。
図6は、本実施の形態2にかかる作業シナリオ340の概念を説明する図である。作業シナリオ340は、一例として図6に示すように、作業シナリオの識別情報である作業パターンIDに対して、処理順序ごとに実行させる操作とその際に用いるパラメータ値のパラメータIDの対応付けを定義したものとして表現できる。ここで、作業シナリオ340に設定されるパラメータIDは、上述の通り、設定値IDとなる。
図7は、本実施の形態2にかかるテストシナリオ420の概念を説明する図である。テストシナリオ420は、一例として図7に示すように、テストパターンの識別情報であるテストパターンIDに対して、処理順序ごとに実行させる操作とその際に用いるパラメータ値のパラメータIDの対応付けを定義したものとして表現できる。ここで、テストシナリオ420に設定されるパラメータIDは、上述の通り、設定値ID又はテストデータIDとなる。つまり、作業パターンで用いられた設定値をテストパターンにおいて流用できるため、期待値としてより正確なデータを用いることができ、検証処理の精度を向上できる。また、設定値としてパラメータシート330に登録されておらず、テストでのみ使用するようなデータについては、別途、テストデータテーブルに登録しておくことができる。このようなテストデータテーブルを追加することで、既存のパラメータシート330への影響を与えず、効率的に管理ができる。さらに、テストデータについても、そのデータの特性により適切なデータ型が異なることから、テストデータの特性ごとにテストデータテーブル440及び450に分けることで、管理が容易となり、メンテナンス性を向上できる。
尚、作業シナリオ340及びテストシナリオ420は、図6及び図7に限定されず、テーブル、ファイル等、任意の形式で保持されるものとする。
図3に戻り説明を続ける。ツールDB500は、複数のGUI操作自動化ツール501〜50k(kは、2以上の自然数。)を管理するデータベースである。GUI操作自動化ツール501等のそれぞれは、ツールIDに特定可能な、GUI操作を自動化する処理を行うソフトウェアである。
ここで、GUI操作自動化ツールが対応する自動化方式の例について概要を説明する。まず、自動化方式としては、例えば、座標方式、オブジェクトID方式、画像比較方式、文字認識方式、プロトコル解析方式等がある。座標方式とは、画面上の位置座標に基づきオブジェクトを操作する方式であり、入力として位置座標を用いる。オブジェクトID方式とは、GUIオブジェクトに設定されたプロパティ情報であるオブジェクトIDに基づき、該当オブジェクトを認識及び操作する方式であり、入力としてオブジェクトIDを用いる。画像比較方式とは、画像同士を比較してパターンマッチングにより該当オブジェクトを認識及び操作する方式であり、入力として画像データを用いる。文字認識方式とは、文字列や画像の一致により該当オブジェクトを認識及び操作する方式であり、入力として画像データを用いる。プロトコル解析方式とは、HTTP(Hypertext Transfer Protocol)等のプロトコルに基づく構文を生成及び解析することにより、期待通りのアクセスや応答が行われているかを認識する方式であり、入力としてスクリプトデータ等を用いる。そのため、この例では、座標方式やオブジェクトID方式が構造データを用いる方式といえ、他の方式が非構造データを用いる方式といえる。但し、自動化方式を他の尺度により分類してもよく、これら以外の方式を用いても良い。
図8は、本実施の形態2にかかるGUI操作自動化ツールと対応する自動化方式の例を説明する図である。このように、GUI操作自動化ツールには様々なものがあり、自動化方式の種類も多いが、一つのツールで全ての方式をサポートするものは現状はない。そのため、通常は、ユーザがテスト内容とツールの特性に応じて、複数のツールを適宜、選択して用いなければならない。その際、似たようなテストデータであってもツールごとのインタフェースに併せて、ツールごとに別々にテストデータを準備及び設定しなければならず煩雑であった。
ここで、図8の例では、ツールAとBとが共に画像比較方式に対応する点で共通することを示す。また、ツールBとCとが共に文字認識方式に対応する点で共通することを示す。そのため、テスト内容によっては、ツールAとBとで共通のテストデータIDを設定することが可能である。ツールBとCとについても同様である。本実施の形態により、複数のGUI操作自動化ツールにおいて、テストデータを再利用することが容易となる。尚、ここでの対応関係は、あくまで説明上のものであり、実際のツールは、これらに限定されないことはもちろんである。
図3に戻り説明を続ける。管理サーバ600は、本実施の形態にかかるテストを管理し、対象システム100に対する設定処理やGUIアプリケーション210及び220に対するGUIテストを実行する情報処理装置である。管理サーバ600は、複数台のコンピュータにより実現したものであってもよい。
管理サーバ600は、受付部610と、登録部620と、取得部630と、設定部640と、テスト実行部650とを備える。受付部610は、上述した受付部31の一例である。受付部610は、開発端末710又は運用端末720からの要求を受け付けて、登録部620又は取得部630等へ要求を出力する。または、受付部610は、所定の時刻等にワークフロー情報310を読み込み、ワークフロー情報310に定義されたパターンIDの指定を受け付ける。
登録部620は、受付部610が登録情報を受け付けた場合に、登録情報の種類の判定を行い、種類に応じたテーブルに対して登録情報の内容の登録処理を行う。取得部630は、上述した取得部32の一例である。取得部630は、指定されたパターンIDに対応する作業パターン又はテストパターンに基づいて、パラメータIDに対応するパラメータ値、例えば、設定値やテストデータを取得する。設定部640は、パターンIDが作業パターンが示す場合に取得された設定値を用いて、ネットワークNを介して対象システム100に対して設定処理を実行する。テスト実行部650は、上述したテスト実行部33の一例である。つまり、テスト実行部650は、パターンIDが示すテストパターンに基づき、取得されたテストデータ又は設定値を用いて、ネットワークNを介して対象端末200内のGUIアプリケーション210又は220に対するテストを実行する。尚、受付部610、登録部620、取得部630、設定部640及びテスト実行部650は、管理サーバ600内のCPU(不図示)が本実施の形態にかかるテスト管理プログラムを読み込み実行することにより、実現される。
開発端末710は、開発者が開発作業に必要となる操作を行う端末装置であり、例えば、パーソナルコンピュータ等である。開発端末710は、ネットワーク等を介して管理サーバ600と通信可能に接続されており、開発者の操作に応じて管理サーバ600へアクセスし情報の入力等を行う。
運用端末720は、運用者が運用作業(保守作業含む)に必要となる操作を行う端末装置であり、例えば、パーソナルコンピュータ等である。運用端末720は、ネットワーク等を介して管理サーバ600と通信可能に接続されており、運用者の操作に応じて管理サーバ600へアクセスし情報の入力等を行う。
図9は、本実施の形態2にかかる登録処理の流れを説明するためのフローチャートである。まず、受付部610は、開発端末710又は運用端末720から登録情報を受け付ける(S21)。例えば、運用端末720は、ユーザの操作により入力された登録情報を登録要求として管理サーバ600へ送信する。登録情報には、例えば、ワークフローを定義又は更新するための情報、作業パターンを定義又は更新するための情報、テストデータを定義又は更新するための情報、テストパターンを定義又は更新するための情報等が含まれる。テストデータの定義等の情報とは、テストデータと自動化方式との組合せである。また、テストパターンの定義等の情報とは、ツールIDとパラメータIDのリストとGUIアプリケーションID等の組合せである。
次に、登録部620は、受付部610により受け付けた登録情報の内容を判定する(S22)。ステップS22において、登録情報がワークフローの定義等であると判定した場合、登録部620は、登録情報に基づいてワークフロー情報310の登録等をCMDB300に対して行う(S23)。例えば、登録部620は、該当のワークフローIDに対して、処理順序ごとにパターンIDを登録又は更新する。
ステップS22において、登録情報が作業パターンの定義等であると判定した場合、登録部620は、登録情報に基づいて作業パターンの登録等をCMDB300に対して行う(S24)。例えば、登録部620は、作業パターンテーブル320、パラメータシート330及び作業シナリオ340の登録又は更新を行う。
ステップS22において、登録情報がテストデータの定義等であると判定した場合、登録部620は、登録情報に基づいてテストデータの登録等をテスト管理DB400に対して行う(S25)。例えば、登録部620は、登録情報に含まれるテストデータと自動化方式の組合せを識別するテストデータIDを発行する。但し、自動化方式は、テストデータテーブル440又は450に紐付けられているものとする。つまり、自動化方式によりテストデータテーブル440又は450のいずれかに分類できるものとする。そして、登録部620は、発行したテストデータIDによりテストデータテーブル440又は450のいずれかを特定する。その後、登録部620は、特定したテーブルに登録情報に含まれるテストデータと発行したテストデータIDとを関連付けて登録する。
ステップS22において、登録情報がテストパターンの定義等であると判定した場合、登録部620は、登録情報に基づいてテストパターンの登録等をテスト管理DB400に対して行う(S26)。例えば、登録部620は、テストパターンテーブル410、テストシナリオ420及び関連付けテーブル430の登録又は更新を行う。また、登録部620は、必要に応じてパラメータシート330の更新も行う。例えば、登録部620は、テストパターンID、テストパターン名、ツールID、対象端末及び対象GUIアプリケーションを関連付けてテストパターンテーブル410に登録等する。また、登録部620は、テストパターンIDと複数のテストデータIDの夫々とを関連付けて関連付けテーブル430a又は430bに登録等する。また、登録部620は、テストパターンIDに対して、処理順序ごとにパラメータIDをテストシナリオ420に登録又は更新する。
図10は、本実施の形態2にかかるワークフロー実行処理の流れを説明するためのフローチャートである。まず、受付部610は、ワークフロー情報を受け付ける(S301)。例えば、受付部610は、運用端末720からワークフローIDを指定した実行要求を受け付け、指定されたワークフローIDに対応するワークフロー情報310を、CMDB300から読み出す。または、受付部610は、予め設定された時刻にCMDB300からワークフロー情報310を読み出す。
次に、受付部610は、対象のワークフロー情報310に定義されたパターンIDの未処理のものが有るか否かを判定する(S302)。未処理のパターンIDが含まれる場合、受付部610は、対象のワークフロー情報310に定義された未処理のパターンIDのうち最も処理順序が小さいものを選択する(S303)。そして、取得部630は、選択したパターンIDが作業パターン又はテストパターンのいずれであるかを判定する(S304)。
ステップS304において、選択したパターンIDが作業パターンである場合、取得部630は、選択した作業パターンIDに対応する作業シナリオ340を参照し、操作ごとに対応付けられたパラメータID(設定値ID)を特定する。そして、取得部630は、特定した各設定値IDに付けられた設定値をパラメータシート330から取得する(S305)。このとき、取得部630は、ワークフロー情報310の定義や別途、作業パターンIDとテストパターンIDの関連付けテーブルを参照することにより、作業パターンID、設定値ID及びテストパターンIDの組合せを特定し、特定した組合せにより、設定値をパラメータシート330から取得する。その後、設定部640は、取得した設定値を用いて対象システム100に対して各操作に応じた設定処理を実行する(S306)。そして、ステップS302へ戻る。
また、ステップS304において、選択したパターンIDがテストパターンである場合、取得部630は、選択したテストパターンIDに対応するテストシナリオ420を参照し、操作ごとに対応付けられた各パラメータIDを特定する。そして、取得部630は、特定した各パラメータIDごとに、パラメータIDが設定値ID又はテストデータIDのいずれであるかを判定する(S307)。パラメータIDが設定値IDである場合、取得部630は、当該設定値IDに付けられた設定値をパラメータシート330から取得する(S308)。このとき、取得部630は、ワークフロー情報310の定義や別途、作業パターンIDとテストパターンIDの関連付けテーブルを参照することにより、作業パターンID、設定値ID及びテストパターンIDの組合せを特定し、特定した組合せにより、設定値をパラメータシート330から取得する。
また、ステップS307において、パラメータIDがテストデータIDである場合、取得部630は、当該テストデータIDに基づきテストデータテーブル440又は450のいずれかを特定し、特定したテーブルからテストデータIDに対応付けられたテストデータを取得する。
各パラメータIDごとに、ステップS308又はS309が行われ、設定値及びテストデータが取得される。その後、テスト実行部650は、取得データによるテストを実行する(S310)。すなわち、テスト実行部650は、選択したテストパターンIDに対応付けられたツールIDに対応するGUI操作自動化ツール501等をツールDB500から読み出す。そして、テスト実行部650は、選択したテストパターンIDに対応付けられた対象端末及び対象GUIアプリケーションを特定する。そして、テスト実行部650は、読み出したGUI操作自動化ツールに、取得した設定値及びテストデータをパラメータとして指定し、特定した対象端末を宛先、特定した対象GUIアプリケーションを対象としたテストを実行させる。尚、このとき、テスト実行部650は、GUI操作自動化ツールのインタフェースに応じて、取得した設定値及びテストデータを適宜、変換又は加工等するものとする。そして、ステップS302へ戻る。
ステップS302において、対象のワークフロー情報310に定義された全てのパターンIDが処理済み(選択済み)の場合、当該処理を終了する。
このように、本実施の形態により対象システムに対する各種設定作業とそれに対応するGUIテストとを連携させることができる。特に、設定処理に用いた設定値をGUIテストのパラメータとして用いて、共有することができる。また、複数のGUI操作自動化ツールの間で、対応する方式に応じたテストデータを共有できる。そのため、複数種類のGUI操作自動化ツールを効率的に連携させることができる。
<その他の実施の形態>
尚、上述の実施の形態では、ハードウェアの構成として説明したが、これに限定されるものではない。本開示は、任意の処理を、CPU(Central Processing Unit)にコンピュータプログラムを実行させることにより実現することも可能である。
上述の例において、プログラムは、様々なタイプの非一時的なコンピュータ可読媒体(non-transitory computer readable medium)を用いて格納され、コンピュータに供給することができる。非一時的なコンピュータ可読媒体は、様々なタイプの実体のある記録媒体(tangible storage medium)を含む。非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、磁気記録媒体(例えばフレキシブルディスク、磁気テープ、ハードディスクドライブ)、光磁気記録媒体(例えば光磁気ディスク)、CD−ROM(Read Only Memory)、CD−R、CD−R/W、DVD(Digital Versatile Disc)、半導体メモリ(例えば、マスクROM、PROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable PROM)、フラッシュROM、RAM(Random Access Memory))を含む。また、プログラムは、様々なタイプの一時的なコンピュータ可読媒体(transitory computer readable medium)によってコンピュータに供給されてもよい。一時的なコンピュータ可読媒体の例は、電気信号、光信号、及び電磁波を含む。一時的なコンピュータ可読媒体は、電線及び光ファイバ等の有線通信路、又は無線通信路を介して、プログラムをコンピュータに供給できる。
なお、本開示は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。また、本開示は、それぞれの実施の形態を適宜組み合わせて実施されてもよい。
以上、実施の形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記によって限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
この出願は、2018年3月30日に出願された日本出願特願2018−067080を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
1 情報処理装置
11 テストデータ管理テーブル
111 テストデータ
12 テストデータ管理テーブル
121 テストデータ
1n テストデータ管理テーブル
1n1 テストデータ
20 テストパターンテーブル
21 テストパターン
211 ツール
212 パラメータID
213 GUIアプリケーション
22 テストパターン
2m テストパターン
31 受付部
32 取得部
33 テスト実行部
1000 テスト管理システム
100 対象システム
N ネットワーク
200 対象端末
210 GUIアプリケーション
220 GUIアプリケーション
300 CMDB
310 ワークフロー情報
320 作業パターンテーブル
330 パラメータシート
340 作業シナリオ
400 テスト管理DB
410 テストパターンテーブル
420 テストシナリオ
430 関連付けテーブル
440 テストデータテーブル
450 テストデータテーブル
500 ツールDB
501 GUI操作自動化ツール
50k GUI操作自動化ツール
600 管理サーバ
610 受付部
620 登録部
630 取得部
640 設定部
650 テスト実行部
710 開発端末
720 運用端末

Claims (9)

  1. GUI(Graphical User Interface)操作を自動化するための複数の方式のそれぞれに対応したテストデータを管理する、前記方式ごとの複数のテストデータ管理テーブルと、
    前記複数の方式のうち少なくとも一部に対応したツールと、パラメータIDと、テスト対象システムのGUIアプリケーションと、の組合せを定義した複数のテストパターンを管理するテストパターンテーブルと、
    前記複数のテストパターンのうち第1のテストパターンの指定を受け付ける受付手段と、
    前記第1のテストパターンに定義された前記パラメータIDに基づいて、前記複数のテストデータ管理テーブルの中から該当するテストデータをパラメータ値として取得する取得手段と、
    前記パラメータ値を用いて、前記第1のテストパターンに定義されたツールにより、当該第1のテストパターンに定義されたGUIアプリケーションに対するテストを実行するテスト実行手段と、
    を備える情報処理装置。
  2. 前記パラメータIDは、前記方式及び前記テストデータの第1の組合せを識別する第1のテストデータIDを含み、
    前記複数のテストデータ管理テーブルのそれぞれは、前記第1のテストデータIDと前記テストデータとが関連づけられ、
    前記取得手段は、前記複数のテストデータ管理テーブルの中から前記第1のテストデータIDが識別する方式に対応するテーブルを特定し、当該特定したテーブルの中から当該第1のテストデータIDに関連付けられたテストデータを前記パラメータ値として取得する
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記テスト対象システムに対する設定処理に用いられる設定値と、前記テストパターンとを関連付けた設定値管理テーブルをさらに備え、
    前記パラメータIDは、前記第1のテストデータID又は前記設定値を識別する設定値IDのいずれかであり、
    前記取得手段は、前記パラメータIDが前記設定値IDである場合、前記設定値管理テーブルの中から前記第1のテストパターンに関連付けられた設定値を前記パラメータ値として取得する
    請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記受付手段は、前記設定処理と前記第1のテストパターンによる前記テストの処理順序を定義したワークフロー情報に基づき、前記設定処理の指定を受け付け、
    前記取得手段は、前記設定処理に基づき、前記設定値管理テーブルから前記設定値を取得し、
    前記情報処理装置は、
    前記設定値を用いて前記テスト対象システムに対して前記設定処理を実行する設定手段をさらに備え、
    前記受付手段は、前記設定処理の実行後に、前記ワークフロー情報に定義された前記第1のテストパターンの指定を受け付ける
    請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記複数のテストデータ管理テーブルは、前記複数の方式のうち第1の方式に対応する構造データを前記テストデータとして管理する第1のテストデータ管理テーブルと、当該複数の方式のうち第2の方式に対応する非構造データを前記テストデータとして管理する第2のテストデータ管理テーブルとを含む、
    請求項1乃至4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  6. 前記受付手段は、前記テストデータと前記方式との第2の組合せを受け付け、
    前記第2の組合せを識別する第2のテストデータIDを発行し、前記複数のテストデータ管理テーブルのうち前記受け付けた方式に対応するテーブルを特定し、当該特定したテーブルに前記第2のテストデータIDと前記受け付けたテストデータとを関連付けて登録する第1の登録手段をさらに備える
    請求項1乃至5のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  7. 前記受付手段は、前記ツールと前記パラメータIDと前記GUIアプリケーションの第3の組合せを受け付け、
    前記第3の組合せを定義した第2のテストパターンを生成して前記テストパターンテーブルに登録する第2の登録手段をさらに備える
    請求項1乃至6のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  8. GUI(Graphical User Interface)操作を自動化するための複数の方式のうち少なくとも一部に対応したツールと、パラメータIDと、テスト対象システムのGUIアプリケーションと、の組合せを定義した複数のテストパターンのうち、第1のテストパターンの指定を受け付け、
    前記第1のテストパターンに定義された前記パラメータIDに基づいて、前記複数の方式のそれぞれに対応したテストデータを管理する、前記方式ごとの複数のテストデータ管理テーブルの中から該当するテストデータをパラメータ値として取得し、
    前記パラメータ値を用いて、前記第1のテストパターンに定義されたツールにより、当該第1のテストパターンに定義されたGUIアプリケーションに対するテストを実行する
    テスト管理方法。
  9. GUI(Graphical User Interface)操作を自動化するための複数の方式のうち少なくとも一部に対応したツールと、パラメータIDと、テスト対象システムのGUIアプリケーションと、の組合せを定義した複数のテストパターンのうち、第1のテストパターンの指定を受け付ける処理と、
    前記第1のテストパターンに定義された前記パラメータIDに基づいて、前記複数の方式のそれぞれに対応したテストデータを管理する、前記方式ごとの複数のテストデータ管理テーブルの中から該当するテストデータをパラメータ値として取得する処理と、
    前記パラメータ値を用いて、前記第1のテストパターンに定義されたツールにより、当該第1のテストパターンに定義されたGUIアプリケーションに対するテストを実行する処理と、
    をコンピュータに実行させるテスト管理プログラムが格納された非一時的なコンピュータ可読媒体。
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