JPWO2019184569A5 - - Google Patents
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Description
本開示は、表示技術分野に関し、特にデータ処理順序決定方法、表示装置及びその表示方法に関するものである。
現在、OLED(Organic Electro-luminescent Display、有機エレクトロルミネッセンス表示装置)は、軽薄、低消費電力、高応答、高解像度などの面に優れ、表示分野での幅広い適用が期待される。
しかしながら、OLED表示製品では、使用時間の増加に伴い、サブ画素内の駆動トランジスタ(Thin Film Transistor、TFTと略称する)経年劣化するという深刻な問題が存在する。駆動トランジスタが老化すると、その光電変換効率が低下するので、OLED表示製品の表示効果に影響を及ぼす恐れがある。
本開示の幾つかの実施例は、表示装置における各画素に含まれるサブ画素が表示する複数の色のうちの選出色を決定して、前記選出色に対してデータ処理を実行するデータ処理順序決定方法を提供する。前記方法は、今回の検出周期に表示された複数フレームの画像に含まれる、複数の前記画素における各候補色のサブ画素の階調に応じて、前記今回の検出周期内での前記候補色毎の使用度特性値を決定するステップであって、前記今回の検出周期は、前記表示装置における、前記複数フレームの画像に含まれる前記複数の画素に対応する画素における選出色のサブ画素の所定検出パラメータを検出するためのものであり、前記選出色は前記複数の色のうちの1つであり、前記候補色は前記複数の色のうちの前記選出色以外の色である、ステップと、前記今回の検出周期での前記候補色毎の使用度特性値を含む検出順序決定パラメータに応じて、各前記候補色から1つを次回の検出周期の選出色として選出するステップとを含む。
幾つかの実施例において、1つの前記候補色の使用度特性値は、前記複数の画素のうちの該候補色の各サブ画素の使用される度合いの総和である。
幾つかの実施例において、今回の検出周期に表示された複数フレームの画像に含まれる複数の前記画素における各候補色のサブ画素の諧調に応じて、前記今回の検出周期での前記候補色毎の使用度特性値を決定するステップは、1フレームの画像に含まれる複数の画素における前記候補色毎のサブ画素の階調の総和、及び所定諧調範囲と表示レベルとの対応関係に応じ、該フレームの画像における前記候補色毎のサブ画素に対応する表示レベルを取得する、ステップと、前記今回の検出周期に表示された複数フレームの画像における前記候補色毎のサブ画素の表示レベルを加算して、前記今回の検出周期での前記候補色毎の使用度特性値を取得する、ステップとを含む。
幾つかの実施例において、1フレームの画像に含まれる複数の前記画素における前記候補色毎のサブ画素の階調の総和、及び所定諧調範囲と表示レベルとの対応関係に応じて、該フレームの画像における前記候補色毎のサブ画素に対応する表示レベルを取得するステップは、以下の手順を有する:前記1フレームの画像に含まれる複数の前記画素における前記候補色のサブ画素の階調がq以上の個数が0~mの範囲にある場合、前記1フレームの画像に含まれる複数の前記画素のうち、前記候補色のサブ画素の階調の総和が0~(n×255)/4の範囲にあると、該候補色のサブ画素の前記表示レベルをaと決定し;前記1フレームの画像に含まれる複数の前記画素のうち、前記候補色画素における前記候補色のサブ画素の階調の総和が(n×255)/4~(n×255)/2の範囲にあると、該候補色のサブ画素の前記表示レベルをbと決定し;前記1フレームの画像に含まれる複数の前記画素のうち、前記候補色画素における前記候補色のサブ画素の階調の総和が(n×255)/2~3(n×255)/4の範囲にあると、該候補色のサブ画素の前記表示レベルをcと決定し;前記1フレームの画像に含まれる複数の前記画素のうち、前記候補色画素における前記候補色のサブ画素の階調の総和が3(n×255)/4~255nの範囲にあると、該候補色のサブ前記画素の前記表示レベルをdと決定することを含む。ここで、nは前記1フレームの画像に含まれる複数の前記画素の個数、mは前記1フレームの画像に含まれる複数の前記画素数の1%~10%、しかもa<b<c<d、q≧200を満たし、前記1フレームの画像に含まれた複数の前記画素のうち、前記候補色画素における前記候補色のサブ画素の諧調がq以上である個数がm~nの範囲にある場合、前記候補色のサブ画素の前記表示レベルはdと決定する。
幾つかの実施例において、検出順序決定パラメータに応じ、各前記候補色から1つを次回の検出周期の選出色として選出するステップは、以下の手順を有する:第1閾値及び第2閾値を用いて、前記今回の検出周期での前記候補色の使用度特性値の値域を分割し、第1区間、第2区間及び第3区間を取得し、前記第1区間、前記第2区間及び前記第3区間の使用度特性値はこの順で小さくなる;
各前記候補色の使用度特性値が前記第1区間にあるものがある場合、使用度特性値が前記第1区間にある前記候補色のうちの1つを前記次回の検出周期の選出色として選出し;各前記候補色の使用度特性値が、いずれも前記第2区間、又は前記第2区間と第3区間にある場合、使用度特性値が前記第2区間にある前記候補色のうちの1つを前記次回の検出周期の選出色として選出し;各前記候補色の使用度特性値が、いずれも前記第3区間にある場合、前記候補色のうちの1つを前記次回の検出周期の選出色として選出する;
前記第1閾値は前記第1区間と前記第2区間の境界点であり、前記第2閾値は前記第2区間と前記第3区間の境界点であり、前記第1閾値は前記第2閾値より大きくされる。
各前記候補色の使用度特性値が前記第1区間にあるものがある場合、使用度特性値が前記第1区間にある前記候補色のうちの1つを前記次回の検出周期の選出色として選出し;各前記候補色の使用度特性値が、いずれも前記第2区間、又は前記第2区間と第3区間にある場合、使用度特性値が前記第2区間にある前記候補色のうちの1つを前記次回の検出周期の選出色として選出し;各前記候補色の使用度特性値が、いずれも前記第3区間にある場合、前記候補色のうちの1つを前記次回の検出周期の選出色として選出する;
前記第1閾値は前記第1区間と前記第2区間の境界点であり、前記第2閾値は前記第2区間と前記第3区間の境界点であり、前記第1閾値は前記第2閾値より大きくされる。
幾つかの実施例において、前記検出順序決定パラメータは、前回の検出周期の選出色をさらに含み、検出順序決定パラメータに応じて、各前記候補色から1つを次回の検出周期の選出色として選出するステップは、以下の手順を有する:第1閾値及び第2閾値を用いて、前記今回の検出周期での前記候補色の使用度特性値の値域を分割し、第1区間、第2区間及び第3区間を取得し、前記第1区間、前記第2区間と前記第3区間の使用度特性値はこの順で小さくなる;
各前記候補色の使用度特性値が前記第1区間にあるものがある場合、使用度特性値が前記第1区間にある前記候補色が、前記前回の検出周期の選出色及び前記前回の検出周期の選出色以外の他の色を含むと、使用度特性値が前記第1区間にある前記候補色のうちの、前記前回の検出周期の選出色以外の他の色のうちの1つを前記次回の検出周期の選出色として選出し;使用度特性値が前記第1区間にある前記候補色が、前記前回の検出周期の選出色を含まないと、使用度特性値が前記第1区間にある前記候補色のうちの1つを前記次回の検出周期の選出色として選出し;使用度特性値が前記第1区間にある前記候補色が、前記前回の検出周期の選出色であると、前記前回の検出周期の選出色を前記次回の検出周期の選出色として選出する。
各前記候補色の使用度特性値が前記第1区間にあるものがある場合、使用度特性値が前記第1区間にある前記候補色が、前記前回の検出周期の選出色及び前記前回の検出周期の選出色以外の他の色を含むと、使用度特性値が前記第1区間にある前記候補色のうちの、前記前回の検出周期の選出色以外の他の色のうちの1つを前記次回の検出周期の選出色として選出し;使用度特性値が前記第1区間にある前記候補色が、前記前回の検出周期の選出色を含まないと、使用度特性値が前記第1区間にある前記候補色のうちの1つを前記次回の検出周期の選出色として選出し;使用度特性値が前記第1区間にある前記候補色が、前記前回の検出周期の選出色であると、前記前回の検出周期の選出色を前記次回の検出周期の選出色として選出する。
各前記候補色の使用度特性値が、いずれも前記第2区間、又は前記第2区間と前記第3区間にある場合、使用度特性値が前記第2区間にある前記候補色が、前記前回の検出周期の選出色及び前記前回の検出周期の選出色以外の他の色を含むと、使用度特性値が前記第2区間にある前記候補色のうちの、前記前回の検出周期の選出色以外の他の色のうちの1つを前記次回の検出周期の選出色として選出し;使用度特性値が前記第2区間にある前記候補色が、前記前回の検出周期の選出色を含まないと、使用度特性値が前記第2区間にある前記候補色のうちの1つを前記次回の検出周期の選出色として選出し;使用度特性値が前記第2区間にある前記候補色が、前記前回の検出周期の選出色であると、前記前回の検出周期の選出色を前記次回の検出周期の選出色として選出する。
各前記候補色の使用度特性値がいずれも前記第3区間にある場合、前記候補色のうちの前記前回の検出周期の選出色以外の他の色のうちの1つを前記次回の検出周期の選出色として選出する。
前記第1閾値は前記第1区間と前記第2区間の境界点であり、前記第2閾値は前記第2区間と前記第3区間の境界点であり、前記第1閾値は前記第2閾値より大きくされる。
前記第1閾値は前記第1区間と前記第2区間の境界点であり、前記第2閾値は前記第2区間と前記第3区間の境界点であり、前記第1閾値は前記第2閾値より大きくされる。
幾つかの実施例において、前記検出順序決定パラメータは、各前記候補色の優先度をさらに含み、各前記候補色の優先度のうち、前回の検出周期の選出色の優先度が最も低いであり;検出順序決定パラメータに応じ、各前記候補色から1つを次回の検出周期の選出色として選出するステップは、以下の手順を有する:第1閾値及び第2閾値を用いて、前記今回の検出周期での前記候補色の使用度特性値の値域を分割し、第1区間、第2区間及び第3区間を取得し、前記第1区間、前記第2区間と前記第3区間の使用度特性値はこの順で小さくなる;
各前記候補色の優先度に応じて、各前記候補色の使用度特性値が位置する区間を決定し;1つの前記候補色の使用度特性値が前記第1区間にあると決定した場合、該候補色を前記次回の検出周期の選出色として選出し;各前記候補色の使用度特性値がいずれも前記第2区間、又は前記第2区間と前記第3区間にある場合、使用度特性値が前記第2区間にある前記候補色のうちの優先度の最も高いものを前記次回の検出周期の選出色として選出し;各前記候補色の使用度特性値がいずれも前記第3区間にある場合、前記候補色のうちの優先度が最も高いものを前記次回の検出周期の選出色として選出する。
各前記候補色の優先度に応じて、各前記候補色の使用度特性値が位置する区間を決定し;1つの前記候補色の使用度特性値が前記第1区間にあると決定した場合、該候補色を前記次回の検出周期の選出色として選出し;各前記候補色の使用度特性値がいずれも前記第2区間、又は前記第2区間と前記第3区間にある場合、使用度特性値が前記第2区間にある前記候補色のうちの優先度の最も高いものを前記次回の検出周期の選出色として選出し;各前記候補色の使用度特性値がいずれも前記第3区間にある場合、前記候補色のうちの優先度が最も高いものを前記次回の検出周期の選出色として選出する。
前記第1閾値は前記第1区間と前記第2区間の境界点であり、前記第2閾値は前記第2区間と前記第3区間の境界点であり、前記第1閾値は前記第2閾値より大きくされる。
幾つかの実施例において、前記第1閾値は(2/3)Pであり、前記第2閾値は(1/3)Pであり、前記Pは、前記今回の検出周期内の画像フレーム数と前記表示レベルの最大値との積であり、前記表示レベルは、レベル0、レベル1、レベル2、レベル3に区分される。
幾つかの実施例において、前記の前記選出色に対してデータ処理を実行するステップは、前記選出色のサブ画素に対して表示補償処理を実行する手順を含む。
本開示の幾つかの実施例は、上述の決定方法に従い次回の検出周期の選出色を決定するステップを含む、表示装置の表示方法を提供する。前記表示方法は、さらに、前記次回の検出周期で、前記表示装置における前記選出色のサブ画素の所定検出パラメータを検出する手順と、検出した前記選出色のサブ画素の所定検出パラメータに応じて、前記表示装置における前記選出色のサブ画素を補償するか否かを決定し、補償すると決定する場合、前記表示装置における前記選出色のサブ画素を補償し、補償しないと決定する場合、前記表示装置における前記選出色のサブ画素を補償しない、手順とを含む。
本開示の幾つかの実施例は、各々が複数の色を表示するための複数のサブ画素を含む複数の画素を有する表示装置を提供する。前記表示装置は、さらにメモリ及びプロセッサを有し、前記メモリは指令を記憶するように配置されており、前記プロセッサは、前記メモリに接続し、前記指令が前記プロセッサによって実行される時、前記プロセッサに以下のステップ、即、今回の検出周期に表示された複数フレームの画像に含まれる、複数の前記画素における各候補色のサブ画素の階調に応じて、前記今回の検出周期での前記候補色毎の使用度特性値を決定するステップであって、前記今回の検出周期は、複数の前記画素における選出色のサブ画素の所定検出パラメータを検出するためのものであり、前記選出色は前記複数の色のうちの1つであり、前記候補色は前記複数の色のうちの前記選出色以外の色である、ステップと、前記今回の検出周期での前記候補色毎の使用度特性値を含む検出順序決定パラメータに応じて、各前記候補色から1つを次回の検出周期の選出色として選出するステップとを含む。
前記表示装置は、上述したデータ処理順序決定方法と同じ限定を有し、ここでは説明を省略する。
幾つかの実施例において、前述したプロセッサによって前記次回の検出周期の選出色が決定され、前記表示装置は、さらに検出器を有し、前記検出器は、前記次回の検出周期で、前記選出色のサブ画素の所定検出パラメータを検出するように構成されており、前記指令が前記プロセッサによって実行される時、前記プロセッサに以下のステップ、即ち、検出した前記選出色のサブ画素の所定検出パラメータに応じて、前記選出色のサブ画素を補償するか否かを決定し、補償すると決定する場合、前記プロセッサが前記選出色のサブ画素を補償し;補償しないと決定する場合、前記プロセッサが前記選出色のサブ画素を補償しない、ステップを実行させる。
本開示の幾つかの実施例は、実行された時に、上述に係るデータ処理順序決定方法を実現するプログラムコードを記憶したコンピュータ可読記憶媒体を提供する。
本開示の実施例又は関連技術における技術案をより明確的に説明するため、以下、実施例又は関連技術の説明に必要な図面を簡単に説明する。以下の説明における図面は、本開示の幾つかの実施例にすぎないことは自明である。当業者であれば、格別創意を要することなく、これらの図面から他の図面が取得できる。
関連技術に係る表示装置におけるサブ画素の検出順序を示す図である。
本開示の幾つかの実施例に係る次回の検出周期の選出色を決定するフローチャートを示す図である。
本開示の幾つかの実施例に係る今回の検出周期内での候補色毎の使用度特性値を決定するフローチャートを示す図である。
は、本開示の幾つかの実施例に係る表示装置の1フレームの画像における1つの候補色のサブ画素の諧調がq以上の個数が0であることを示す図である。
は、本開示の幾つかの実施例に係る表示装置の1フレームの画像における1つの候補色のサブ画素の諧調がq以上の個数が1/4の画素数であることを示す図である。
は、本開示の幾つかの実施例に係る表示装置の1フレームの画像における1つの候補色のサブ画素の諧調がq以上の個数が1/2の画素数であることを示す図である。
は、本開示の幾つかの実施例に係る表示装置の1フレームの画像における1つの候補色のサブ画素の諧調がq以上の個数が3/4の画素数であることを示す図である。
は、本開示の幾つかの実施例に係る表示装置の1フレームの画像における1つの候補色のサブ画素の諧調がq以上の個数が画素数であることを示す図である。
本開示の幾つかの実施例に係る今回の検出周期での候補色の使用度特性値一である。
本開示の幾つかの実施例に係る今回の検出周期での候補色の使用度特性値二である。
本開示の幾つかの実施例に係る今回の検出周期での候補色の使用度特性値三である。
本開示の幾つかの実施例に係る今回の検出周期での候補色の使用度特性値四である。
本開示の幾つかの実施例に係る今回の検出周期での候補色の使用度特性値五である。
本開示の幾つかの実施例に係る今回の検出周期での候補色の使用度特性値六である。
本開示の幾つかの実施例に係る今回の検出周期での候補色の使用度特性値七である。
本開示の幾つかの実施例に係る今回の検出周期での候補色の使用度特性値八である。
本開示の幾つかの実施例に係る今回の検出周期での候補色の使用度特性値九である。
本開示の幾つかの実施例に係る表示装置の表示方法のフローチャートを示す図である。
本開示の幾つかの実施例に係る表示装置を示す図である。
本開示の実施例における図面を参照し、本開示の実施例における技術案を明確且つ完全に説明する。無論、ここに記載された実施例はあくまで本開示の実施例の一部のみであり、全ての実施例ではないと理解されるべきである。本開示における実施例に基づき、当業者が格別の創意がなく容易に想到できる他のすべての実施例は、本開示の権利範囲に含まれるものとする。
駆動トランジスタの老化が表示装置の表示効果に影響を与えることを考慮し、駆動トランジスタの経年劣化度を検出し、そして補償することにより表示製品の正常表示を確保する。関連技術では、2フレーム画像の間に1行のサブ画素における1色のサブ画素の駆動トランジスタの経年劣化度を検出する。図1に示すように、関連技術では、ある色順に、例えば赤色、緑色、青色、白色の順に各色サブ画素の駆動トランジスタの経年劣化度を順次検出して補償し、且つ始終該色順で検出、補償を繰り返す。
しがしながら、表示製品が2160行サブ画素である場合を例として、1色のすべてのサブ画素の駆動トランジスタの検出が完了するには、2160フレームの検出が必要であり、表示製品が4色のサブ画素を有する場合、1色の検出が完了した後、該色のサブ画素の駆動トランジスタを再度検出するために、さらに2160×3フレーム待機する必要がある。ある色の使用頻度が高い場合には、該色のサブ画素の駆動トランジスタの経年劣化が比較的早くなるが、他の使用頻度の低い色のサブ画素の駆動トランジスタの経年劣化が目立たないため、経年劣化した駆動トランジスタを適時に検出して補償することができない。
しがしながら、表示製品が2160行サブ画素である場合を例として、1色のすべてのサブ画素の駆動トランジスタの検出が完了するには、2160フレームの検出が必要であり、表示製品が4色のサブ画素を有する場合、1色の検出が完了した後、該色のサブ画素の駆動トランジスタを再度検出するために、さらに2160×3フレーム待機する必要がある。ある色の使用頻度が高い場合には、該色のサブ画素の駆動トランジスタの経年劣化が比較的早くなるが、他の使用頻度の低い色のサブ画素の駆動トランジスタの経年劣化が目立たないため、経年劣化した駆動トランジスタを適時に検出して補償することができない。
これに鑑み、本開示の幾つかの実施例は、複数の色を表示する表示装置における選出色を決定して、該選出色に対してデータ処理を実行するためのデータ処理順序決定方法を提供する。表示装置は、各々が複数の色を表示するための複数のサブ画素を含む複数の画素を有する。各画素における複数のサブ画素の色は限定されない。例えば、各画素には赤色サブ画素、緑色サブ画素、青色サブ画素が含まれる。さらに、例えば、各画素には赤色サブ画素、緑色サブ画素、青色サブ画素及び白色サブ画素が含まれる。
幾つかの実施例において、表示装置は表示パネルのみを備える。他の幾つかの実施例において、表示装置は、表示パネルに加えて、ドライバIC(Integrated Circuit、集積回路)等の他の部品をさらに備える。幾つかの実施例において、表示装置は液晶表示装置(Liquid Crystal Display、LCDと略称する)である。他の幾つかの実施例において、表示装置は自発光表示装置であり、自発光表示装置自体が発光することができるため、バックライトモジュールによって表示に必要な光を提供する必要がなく、従って液晶表示装置に比べて、自発光表示装置の構造がより簡略化である。幾つかの実施例において、自発光表示装置は有機発光表示装置(Organic Light Emitting Display、OLEDと略称する)である。他の幾つかの実施例において、自発光表示装置は、量子ドット発光表示装置(Quantum Dot Light-Emitting Display、QLEDと略称する)である。
図2に示すように、幾つかの実施例において、データ処理順序決定方法は、具体的には、以下のステップによって実現される。
S10:今回の検出周期に表示された複数フレームの画像に含まれる複数の画素における候補色毎のサブ画素の諧調に応じて、今回の検出周期での候補色毎の使用度特性値を決定する。今回の検出周期は、複数の画素における選出色のサブ画素の所定検出パラメータを検出するためのものであり、選出色は複数の色の1つであり、候補色は複数の色のうちの選出色以外の色である。
S10:今回の検出周期に表示された複数フレームの画像に含まれる複数の画素における候補色毎のサブ画素の諧調に応じて、今回の検出周期での候補色毎の使用度特性値を決定する。今回の検出周期は、複数の画素における選出色のサブ画素の所定検出パラメータを検出するためのものであり、選出色は複数の色の1つであり、候補色は複数の色のうちの選出色以外の色である。
幾つかの実施例において、1つの候補色の使用度特性値は、複数の画素における該候補色の各サブ画素の使用度の総和の特徴付けに用いられる。他の幾つかの実施例において、1つの候補色の使用度特性値は、複数の画素における該候補色の各サブ画素の使用度の平均値の特徴付けに用いられる。他の幾つかの実施例において、1つの候補色の使用度特性値は、複数の画素における該候補色の各サブ画素の諧調と該候補色自体の減衰率との関係の特徴付けに用いられる。
なお、各検出周期には、いずれも複数フレームの画像が表示され、且つ各検出周期に表示される画像のフレーム数は同じである。例示的には、本開示の幾つかの実施例で今回の検出周期に表示された画像のフレーム数は、次回の検出周期に表示された画像のフレーム数と同じである。
ここで、表示装置は画像を表示する時、表示内容が異なるため、各候補色の使用度特性値も異なる。また、異なる検出周期において、同じ色のサブ画素の諧調が異なる場合があり、さらに、異なる検出周期での同じ色のサブ画素の使用度特性値も異なる場合がある。
1つの候補色の使用度特性値は、該候補色の使用度の特徴付けに用いられる。当業者であれば、候補色のサブ画素の諧調が大きいほど、該候補色の使用度特性値が大きくなることを理解するべきであろう。候補色の使用度特性値が大きいほど、その色のサブ画素の駆動トランジスタの経年劣化が早くなる。
表示装置の1フレームの画像は複数の画素を含み、幾つかの実施例において、前記複数の画素は表示装置のすべての画素である。他の幾つかの実施例において、前記複数の画素は表示装置の一部の画素である。即ち、幾つかの実施例において、1つの候補色の使用度特性値は、表示装置のすべての画素における該候補色の各サブ画素の使用度の総和の特徴付けに用いられる。他の幾つかの実施例において、1つの候補色の使用度特性値は、表示装置の一部の画素のうちの該候補色の各サブ画素の使用度の総和の特徴付けに用いられる。当業者であれば、1フレームの画像を表示するとき、表示装置における複数の画素は行単位で表示され、行単位で表示されるとき、隣接する行間の時間間隔が非常に短いため、隣接する行間の間隔時間で選出色のサブ画素の所定検出パラメータを検出するは容易ではないことを理解するであろう。従って、幾つかの実施例において、隣接する2フレームの画像の間において、表示装置における選出色のサブ画素の所定検出パラメータを検出する。隣接する2フレームの画像の間において選出色のすべてのサブ画素の所定検出パラメータを検出すると、隣接する2フレームの画像の間隔時間が比較的長くなり、表示装置の表示効果が非常に悪くなることを考慮して、表示装置の表示効果に影響を与えない前提下で、幾つかの実施例において、1つの検出周期は複数フレームの画像を含み、複数フレームの画像の表示時間内で表示装置における選出色のすべてのサブ画素の所定検出パラメータを段階的に検出する。幾つかの実施例において、隣接する2フレームの画像間で、表示装置における1行の選出色のサブ画素の所定検出パラメータを検出する。
例示的には、1回の検出周期において、表示装置における2160行の赤色サブ画素を検出し、該検出周期内に2160フレームの画像を表示し、各隣接する2フレームの画像間で表示装置における1行の赤色サブ画素の所定検出パラメータのみを検出する。
選出色のサブ画素の所定検出パラメータは、選出色のサブ画素の経年劣化度の特徴付けに用いられる。幾つかの実施例において、所定検出パラメータは、駆動トランジスタの閾値電圧(Vth)のドリフトの程度である。他の幾つかの実施例において、所定検出パラメータは、表示装置の表示輝度と電流との比率である。
S20:今回の検出周期での候補色毎の使用度特性値を含む検出順序決定パラメータに応じ、各候補色から1つを次回の検出周期の選出色として選出する。
どの方法を用いて各候補色から1つを次回の検出周期の選出色として選出するかについては、限定しない。幾つかの実施例において、今回の検出周期での候補色毎の使用度特性値のみに応じ、各候補色のうちの1つを次回の検出周期の選出色として選出する。他の幾つかの実施例において、今回の検出周期での各候補色の使用度特性値、及び他の参照根拠、例えば、後述の前回の検出周期の選出色、又は各前記候補色の優先度を合わせて、共に各候補色のうちの1つを次回の検出周期の選出色として選出する。
検出順序決定パラメータが、今回の検出周期での前記候補色毎の使用度特性値を含む場合、幾つかの実施例において、各候補色から1つを次回の検出周期の選出色として選出するステップは、各候補色から使用度特性値が最も大きい色を次回の検出周期の選出色として選出する手順を含む。
次回の検出周期の選出色を選出した後、選出色のサブ画素に対してデータ処理を実行する。選出色に対してデータ処理を実行するステップは、選出色のサブ画素に対して表示補償処理を実行する手順を含む。
幾つかの実施例において、選出色のサブ画素に対して表示補償処理を実行するステップは、選出色のサブ画素の所定検出パラメータを検出し、所定検出パラメータに応じて選出色のサブ画素を補償する手順を含む。他の幾つかの実施例において、前記データ処理順序に応じ、選出色のサブ画素に対して他の処理が実行されるが、ここでは限定しない。
各検出周期では、選出色のサブ画素のみに対して表示補償処理を実行し、選出色以外の他の色のサブ画素に対して表示補償処理を実行せず、他の色のサブ画素に対して、表示画像に応じて算出された信号を入力すればよい。例えば、1つの赤色サブ画素と1つの青色サブ画素に対して、1フレームの画像から算出した結果によれば、該赤色サブ画素に入力必要な電圧が10V、青色サブ画素に入力必要な電圧が15Vである。赤色は今回の検出周期の選出色である。所定検出パラメータによると赤色サブ画素に1Vの電圧を補償する必要があると取得するため、該フレームの画像を表示する時、赤色サブ画素に11Vの電圧を入力する必要があり、青色サブ画素には、依然として15Vの電圧を入力する。本開示の実施例は、複数の色を表示する表示装置における選出色を決定するためのデータ処理順序を提供し、今回の検出周期において、各候補色の使用度特性値は、今回の検出周期に表示された複数フレームの画像に含まれる複数の画素のうちの候補色毎のサブ画素の諧調に係わるため、今回の検出周期に表示された複数フレームの画像に含まれる複数の画素のうちの候補色毎のサブ画素の諧調に応じて、今回の検出周期での候補色毎の使用度特性値を決定し、その後、該検出周期での候補色毎の使用度特性値に応じて、候補色から1色を次回の検出周期の選出色として選出し、そして次回の検出周期において該選出色のサブ画素の所定検出パラメータを検出する。関連技術に比べて、本開示の実施例は、従来技術における固定の色順でしかサブ画素を検出できないという問題を解決する。
これに基づき、1つの検出周期において、表示画面が異なり、各候補色の使用度特性値が異なるので、候補色の使用度特性値が大きいほど、その色のサブ画素の駆動トランジスタの経年劣化が早くなる。例えば、1つの検出周期において、赤色サブ画素の使用度特性値が比較的大きいと、赤色サブ画素における駆動トランジスタの経年劣化が比較的速いが、他の色のサブ画素の駆動トランジスタの経年劣化が目立たない。従来のように、固定した色順にサブ画素を検出する方法では、使用度特性値が比較的大きい色のサブ画素の検出、補償が間に合わず、使用度特性値が比較的小さい色のサブ画素の検出、補償に時間を費やしてしまうという問題があった。それに対して、本開示の実施例に係るデータ処理順序決定方法を用いて表示装置におけるサブ画素を検出し、今回の検出周期での各候補色の使用度特性値に応じて、次回の検出周期の選出色を決定し、そして次回の検出周期で該選出色を検出する場合、1つの候補色の使用度特性値は、複数の画素のうちの該候補色の各サブ画素の使用度の総和を特徴付けるため、関連技術に比べて、本開示の実施例は、使用度特性値の比較的高い色のサブ画素を適時に検出して補償することができる。
幾つかの実施例において、今回の検出周期に表示された複数フレームの画像に含まれる複数の画素のうちの候補色毎のサブ画素の諧調に応じて、今回の検出周期での各候補色の使用度特性値を決定し、図3に示すように、具体的には、以下のステップによって実現される。
S101:1フレームの画像に含まれる複数の画素における候補色毎のサブ画素の階調の総和、及び所定諧調範囲と表示レベルとの対応関係に応じて、該フレームの画像における候補色毎のサブ画素に対応する表示レベルを取得する。
ここでは、まず1フレームの画像に含まれる複数の画素おける候補色毎のサブ画素の諧調を加算して、該フレームの画像に含まれる複数の画素のうちの候補色毎のサブ画素の諧調の総和を取得し、その後、所定諧調範囲と表示レベルとの対応関係を参照して、候補色毎のサブ画素の諧調の総和に対応する表示レベルを取得して、該フレームの画像における候補色毎のサブ画素に対応する表示レベルを取得する。
ここでは、まず1フレームの画像に含まれる複数の画素おける候補色毎のサブ画素の諧調を加算して、該フレームの画像に含まれる複数の画素のうちの候補色毎のサブ画素の諧調の総和を取得し、その後、所定諧調範囲と表示レベルとの対応関係を参照して、候補色毎のサブ画素の諧調の総和に対応する表示レベルを取得して、該フレームの画像における候補色毎のサブ画素に対応する表示レベルを取得する。
例示的には、今回の検出周期は、2160フレームの画像を含み、1フレームの画像は、1000個の画素を含み、1000個の画素は1000個の赤色サブ画素、1000個の緑色サブ画素、1000個の青色サブ画素及び1000個の白色サブ画素を含み、今回の検出周期において赤色サブ画素を検出すると、候補色はそれぞれ緑色、青色、白色であり、2160フレームの画像における1000個の緑色サブ画素、1000個の青色サブ画素及び1000個の白色サブ画素の諧調を取得し、それぞれ1フレームの画像における1000個の緑色サブ画素の諧調を加算して1000個の緑色サブ画素の諧調の総和を取得し、1フレームの画像における1000個の青色サブ画素の諧調を加算して1000個の青色サブ画素の諧調の総和を取得し、1フレームの画像における1000個の白色サブ画素の諧調を加算して1000個の白色サブ画素の諧調の総和を取得し、その後、所定諧調範囲と表示レベルとの対応関係を参照して、1000個の緑色サブ画素の諧調の総和によって該フレームの画像における緑色サブ画素の表示レベルを取得し、1000個の青色サブ画素の諧調の総和によって該フレームの画像における青色サブ画素の表示レベルを取得し、1000個の白色サブ画素の諧調の総和によって該フレームの画像における白色サブ画素の表示レベルを取得する。
所定諧調範囲と表示レベルとの対応関係を限定しなく、合理的な所定諧調範囲内で、1フレームの画像に含まれる複数の画素のうちの候補色毎のサブ画素の諧調の総和と対応する表示レベルを取得すればよい。
当業者であれば、諧調はある色の明暗度を示すことを理解するべきであり、幾つかの実施例において、例えば256段の階調に分割され、即ち、各色の諧調の値域は0~255である。諧調が0であることは、輝度が最小であることを示し、諧調が255であることは、輝度が最大であることを示す。
S102:今回の検出周期に表示された複数フレームの画像における候補色毎のサブ画素の表示レベルを加算して、今回の検出周期での候補色毎の使用度特性値を取得する。
例示的には、候補色はそれぞれ緑色、青色、白色であり、今回の検出周期の2160フレームの画像において、緑色サブ画素の表示レベルはそれぞれx1、x2、...x2159、x2160であり、青色サブ画素の表示レベルはそれぞれy1、y2…y2159、y2160であり、白色サブ画素の表示レベルはそれぞれz1、z2…z2159、z2160であり、加算によって2160フレームの画像における緑色サブ画素の表示レベルの総和であるSx=x1+x2+…+x2159+x2160を取得し、2160フレームの画像における青色サブ画素の表示レベルの総和であるSy=y1+y2+…+y2159+y2160を取得し、2160フレームの画像における白色サブ画素の表示レベルの総和であるSz=z1+z2+…+z2159+z2160を取得し、その後、Sxから緑色サブ画素の使用度特性値を取得し、Syから青色サブ画素の使用度特性値を取得し、Szから白色サブ画素の使用度特性値を取得する。
本開示の幾つかの実施例において、今回の検出周期は、複数フレームの画像を含み、1フレームの画像に含まれる複数の画素のうちの候補色毎のサブ画素の諧調の総和を算出し、各候補色のサブ画素の諧調の総和、及び所定諧調範囲と表示レベルとの対応関係に応じて、1フレームの画像における各候補色のサブ画素に対応する表示レベルを取得し、その後、複数フレームの画像における各候補色のサブ画素の表示レベルを加算して、今回の検出周期での候補色毎の使用度特性値を取得し、この方法は、今回の検出周期内に表示された複数フレームの画像に含まれる複数の画素のうちの候補色毎のサブ画素の諧調に応じて、今回の検出周期での各候補色の使用度特性値を簡単且つ有効に決定する。
幾つかの実施例において、1フレームの画像に含まれる複数の画素おける候補色毎のサブ画素の階調の総和、及び所定諧調範囲と表示レベルとの対応関係に応じて、該フレームの画像における各候補色のサブ画素に対応する表示レベルを取得するステップは、以下の手順を有する:
1フレームの画像に含まれる複数の画素における候補色のサブ画素の階調がq以上の個数が0~mの範囲にある場合、1フレームの画像に含まれる複数の画素における候補色のサブ画素の階調の総和が0~(n×255)/4の範囲にあると、該候補色のサブ画素の表示レベルをaとし;1フレームの画像に含まれる複数の画素のうち候補色のサブ画素の階調の総和が(n×255)/4~(n×255)/2の範囲にあると、該候補色のサブ画素の表示レベルをbとし;1フレームの画像に含まれる複数の画素のうち候補色のサブ画素の階調の総和が(n×255)/2~3(n×255)/4の範囲にあると、該候補色のサブ画素の表示レベルをcとし;1フレームの画像に含まれる複数の前記画素のうち候補色のサブ画素の階調の総和が3(n×255)/4~255nの範囲にあると、該候補色のサブ画素の表示レベルをdとする。ここで、nは1フレームの画像に含まれる複数の画素の個数、mの範囲は複数の画素の個数の1%~10%であり、すなわちmの範囲は1%n~10%nであり、しかもa<b<c<d、q≧200である。1フレームの画像に含まれる複数の画素のうち、候補色のサブ画素の諧調のq以上の個数がm~nの範囲にある場合、候補色のサブ画素の表示レベルはdとする。1フレーム画像に含まれる複数の画素のうち、候補色のサブ画素の階調がq以上である個数がm~nの範囲にある場合、候補色のサブ画素の表示レベルはdである。
1フレームの画像に含まれる複数の画素における候補色のサブ画素の階調がq以上の個数が0~mの範囲にある場合、1フレームの画像に含まれる複数の画素における候補色のサブ画素の階調の総和が0~(n×255)/4の範囲にあると、該候補色のサブ画素の表示レベルをaとし;1フレームの画像に含まれる複数の画素のうち候補色のサブ画素の階調の総和が(n×255)/4~(n×255)/2の範囲にあると、該候補色のサブ画素の表示レベルをbとし;1フレームの画像に含まれる複数の画素のうち候補色のサブ画素の階調の総和が(n×255)/2~3(n×255)/4の範囲にあると、該候補色のサブ画素の表示レベルをcとし;1フレームの画像に含まれる複数の前記画素のうち候補色のサブ画素の階調の総和が3(n×255)/4~255nの範囲にあると、該候補色のサブ画素の表示レベルをdとする。ここで、nは1フレームの画像に含まれる複数の画素の個数、mの範囲は複数の画素の個数の1%~10%であり、すなわちmの範囲は1%n~10%nであり、しかもa<b<c<d、q≧200である。1フレームの画像に含まれる複数の画素のうち、候補色のサブ画素の諧調のq以上の個数がm~nの範囲にある場合、候補色のサブ画素の表示レベルはdとする。1フレーム画像に含まれる複数の画素のうち、候補色のサブ画素の階調がq以上である個数がm~nの範囲にある場合、候補色のサブ画素の表示レベルはdである。
計算を簡単にするために、幾つかの実施例において、aは0、bは1、cは2、dは3である。
当業者であれば、隣接区間の境界点が前記境界点の左側の区間又は前記境界点の右側の区間に属することが規定されていない場合、幾つかの実施例において、隣接区間の境界点は、境界点の左側の区間に属し、他の幾つかの実施例において、隣接区間の境界点は、境界点の右側の区間に属することを理解するであろう。当業者には、前記境界点は、それによって画定される隣接する2つの区間に同時に属しないことが理解される。
従って、本開示の幾つかの実施例において、「1フレームの画像に含まれる複数の画素のうち、候補色のサブ画素の諧調がq以上の個数が0~mの範囲にある」とは、1フレームの画像に含まれる複数の画像のうち候補色のサブ画素の諧調がqより大きい、又はq以上の個数は、[0、m)又は[0、m]の範囲にあることを指す。対応的に、「1フレームの画像に含まれる複数の画素のうち候補色のサブ画素の諧調がq以上の個数が、m~nの範囲にある」とは、1フレームの画像に含まれる複数の画像のうち候補色のサブ画素の諧調がqより大きい、又はq以上の個数は、[m、n]或(m、n]の範囲にあることを指す。ここでは、前者の候補色のサブ画素の諧調がqより大きい、又はq以上の個数が[0、m)の範囲にある場合、後者の候補色のサブ画素の諧調がqより大きい、又はq以上の個数が[m、n]の範囲にある。前者の候補色のサブ画素の諧調がqより大きい、又はq以上の個数が[0、m]の範囲にある場合、後者の候補色のサブ画素の諧調がqより大きい、又はq以上の個数が(m、n]の範囲にある。
同様に、文中に記載の「0~(n×255)/4」は[0、(n×255)/4]、又は[0、n×255)/4)を指し;「(n×255)/4~(n×255)/2」は[(n×255)/4、(n×255)/2]、又は[(n×255)/4、(n×255)/2)、又は((n×255)/4、(n×255)/2]、又は((n×255)/4、(n×255)/2)を指し;(n×255)/2~3(n×255)/4は[(n×255)/2、3(n×255)/4]、又は[(n×255)/2、3(n×255)/4)、又は((n×255)/2、3(n×255)/4]、又は((n×255)/2、3(n×255)/4)を指し; " 3(n×255)/4~255n"は[ 3(n×255)/4、255n]、又は(3(n×255)/4、255n]を指す。さらに、0~(n×255)/4、(n×255)/4~(n×255)/2、(n×255)/2~3(n×255)/4、及び3(n×255)/4~255nの範囲では、任意2つが交わりを持たない。
nは1フレームの画像における複数の画素数を示すが、1つの画素には、複数の色のサブ画素が含まれ、各画素のある色のサブ画素数が1である、即ち画素数がある色のサブ画素数と同じであることは、当業者には理解されるところであるので、nは、1フレームの画像における複数の画素のうちある候補色のサブ画素数も示す。
図4(e)に示すように、1フレームの画像に含まれるn個の画素のうち、ある候補色のサブ画素の諧調の総和は255nであり、255は、1フレームの画像に含まれたある候補色の1つのサブ画素の諧調が255であることを示し、255nは、該候補色のn個のサブ画素がいずれも最大輝度時の諧調の総和である。図4(d)に示すように、1フレームの画像に含まれるn個の画素のうち、ある候補色のサブ画素の諧調の総和は3(n×255)/4であることは、該候補色のn個のサブ画素の諧調の総和が最大輝度時の諧調の総和の3/4である。図4(c)に示すように、1フレームの画像に含まれるn個の画素のうちある候補色のサブ画素の諧調の総和は(n×255)/2であることは、該候補色のn個のサブ画素の諧調の総和が最大輝度時の諧調の総和の1/2である。図4(b)に示すように、1フレームの画像に含まれるn個の画素のうちある候補色のサブ画素の諧調の総和は(n×255)/4であることは、該候補色のn個のサブ画素の諧調の総和が最大輝度時の諧調の総和の1/4である。図4(a)に示すように、1フレームの画像に含まれるn個の画素のうちある候補色のサブ画素の諧調の総和は0であることは、n個のある候補色のサブ画素がいずれも最小輝度時の諧調の総和である。
候補色のn個のサブ画素における各サブ画素の諧調は限定しない。図4(b)は、ある候補色のn/4個のサブ画素の諧調が255で、残りの3n/4個のサブ画素の諧調が0であるのみを示しているが、これに限定せず、候補色のn個のサブ画素の諧調の総和が(n×255)/4であることを基準にする。勿論、ある候補色のn/4個のサブ画素はすべて、n個の画素からなる1フレームの画像の1つの領域に集中しているわけではないし、該領域内における該候補色のすべてのサブ画素の諧調がいずれも255であるわけでもなく、ある候補色における一定の階調値を有するサブ画素の分布位置及び階調値は、いずれも表示装置10の実際の表示内容に準ずる。同様に、図4(c)、図4(d)、図4(e)に示す、ある候補色における一定の階調値を有するサブ画素の分布位置と、階調値も表示装置10の実際の表示内容に準ずるので、ここでは説明を省略する。
本開示の実施例において、1フレームの画像に含まれる複数の画素のうち候補色のサブ画素の諧調がq以上の個数の違いによって、候補色のサブ画素の表示レベルを算出する方法を2つに分ける:1フレームの画像に含まれる複数の画素のうち候補色のサブ画素の諧調がq以上の個数が0~mの範囲にある場合、1フレームの画像に含まれる複数の画素のうち候補色のサブ画素の諧調の総和の値域に応じて、複数の画素のうちの候補色のサブ画素の諧調の総和を4等分(即ち、所定諧調範囲)にし、且つ表示装置10が実際に内容を表示する時、1フレームの画像に含まれる複数の画素のうちの候補色のサブ画素の諧調の総和が所在する所定諧調範囲を決定し、その後、諧調の総和が所在する所定諧調範囲によって、該フレームの画像に含まれる複数の画素のうちの候補色毎のサブ画素に対応する表示レベルがa又はb又はc又はdであることを取得する;1フレームの画像に含まれた複数の画素のうち候補色のサブ画素の諧調がq以上の個数がm~nの範囲にある場合、該候補色のサブ画素の表示レベルがdであると直接決定する。該方法の計算が簡単であり、1フレームの画像に含まれる複数の画素のうちの候補色毎のサブ画素の階調の総和、及び所定諧調範囲と表示レベルとの対応関係に応じて、該フレームの画像のうちの候補色毎のサブ画素に対応する表示レベルを正確に取得する。
幾つかの実施例において、検出順序決定パラメータに応じ、各候補色から1つを次回の検出周期の選出色として選出するステップは、以下の手順を有する:
第1閾値及び第2閾値を用いて、今回の検出周期での候補色の使用度特性値の値域を分割し、第1区間、第2区間及び第3区間を取得し、第1区間、第2区間と第3区間の使用度特性値はこの順で小さくなり;第1閾値は、第1区間と第2区間との境界点で、第2閾値は、第2区間と第3区間との境界点であり、第1閾値は第2閾値より大きくされ;各候補色の使用度特性値が第1区間にあるものがある場合、使用度特性値が第1区間にある候補色のうちの1つを次回の検出周期の選出色として選出し;各候補色の使用度特性値が、いずれも第2区間、又は第2区間と第3区間にある場合、使用度特性値が第2区間にある候補色のうちの1つを次回の検出周期の選出色として選出し;各候補色の使用度特性値が、いずれも第3区間にある場合、候補色のうちの1つを次回の検出周期の選出色として選出する。
第1閾値及び第2閾値を用いて、今回の検出周期での候補色の使用度特性値の値域を分割し、第1区間、第2区間及び第3区間を取得し、第1区間、第2区間と第3区間の使用度特性値はこの順で小さくなり;第1閾値は、第1区間と第2区間との境界点で、第2閾値は、第2区間と第3区間との境界点であり、第1閾値は第2閾値より大きくされ;各候補色の使用度特性値が第1区間にあるものがある場合、使用度特性値が第1区間にある候補色のうちの1つを次回の検出周期の選出色として選出し;各候補色の使用度特性値が、いずれも第2区間、又は第2区間と第3区間にある場合、使用度特性値が第2区間にある候補色のうちの1つを次回の検出周期の選出色として選出し;各候補色の使用度特性値が、いずれも第3区間にある場合、候補色のうちの1つを次回の検出周期の選出色として選出する。
例示的には、今回の検出周期で赤色サブ画素を検出し、候補色がそれぞれ緑色、青色、白色であると仮定した場合、緑色の使用度特性値のみが第1区間にあると、緑色を次回の検出周期の選出色として選出する。緑色と白色の使用度特性値がいずれも第1区間にあると、緑色又は白色のうちの一つを次回の検出周期の選出色として選出する。
今回の検出周期で赤色サブ画素を検出し、候補色がそれぞれ緑色、青色、白色であると仮定し、緑色、青色、白色の使用度特性値がいずれも第1区間に位置しない場合、緑色の使用度特性値のみが第2区間にあり、青色と白色の使用度特性値が第3区間にあると、緑色を次回の検出周期の選出色として選出し;緑色と白色の使用度特性値がいずれも第2区間にあり、青色の使用度特性値が第3区間にあると、緑色又は白色のうちの一つを次回の検出周期の選出色として選出することができる。
今回の検出周期で赤色サブ画素を検出し、候補色がそれぞれ緑色、青色、白色であると仮定した場合、緑色、青色及び白色の使用度特性値がいずれも第3区間にあると、緑色又は青色又は白色のうちの一つを次回の検出周期の選出色として選出することができる。
幾つかの実施例において、今回の検出周期では、第1閾値が第2閾値より大きい限り、第1閾値及び第2閾値は、候補色の使用度特性値の値域におけるいずれか2つの値であってもよい。しかしながら、第1閾値と第2閾値によって分割されて取得された第1区間、第2区間及び第3区間に応じて次回の検出周期の選出色を選出することを考慮し、第1閾値と第2閾値は、合理的な値であるべきである。例えば、第1閾値と第2閾値は、今回の検出周期での候補色の使用度特性値の値域を3等分に分割するものである。
今回の検出周期での候補色の使用度特性値の範囲の最大値、第1閾値、第2閾値及び今回の検出周期での候補色の使用度特性値の範囲の最小値は、この順で小さくなる。今回の検出周期での候補色の使用度特性値の範囲の最大値と第1の閾値とによって第1区間を画定し、第1閾値と第2閾値とによって第2区間を画定し、第2閾値と今回の検出周期での候補色の使用度特性値の範囲の最小値とによって第3区間を画定する。
幾つかの実施例において、第1閾値は第1区間に属する。他の幾つかの実施例において、第1閾値は第2区間に属する。幾つかの実施例において、第2閾値は第2区間に属する。他の幾つかの実施例において、第2閾値は第3区間に属する。さらに、第1区間、第2区間及び第3区間は、いずれか2つの間には交わりが存しない。
各候補色の使用度特性値の取得順序は限定しない。幾つかの実施例において、異なる候補色の使用度特性値を同時に取得し、他の幾つかの実施例において、異なる候補色の使用度特性値を順次取得する。ここでは、異なる候補色の使用度特性値を順次取得するが、幾つかの実施例において、一定の順序に応じて異なる候補色の使用度特性値を順次取得し、他の幾つかの実施例において、ランダムな方式で異なる候補色の使用度特性値を順次取得する。
異なる候補色の使用度特性値が順次取得される場合、幾つかの実施例において、取得された第1候補色の使用度特性値が第1区間にあると、他の候補色の使用度特性値を取得する必要がなく、該候補色を次回の検出周期の選出色として直接選出する。他の幾つかの実施例において、第1候補色の使用度特性値が第1区間にあることが取得された後、他の候補色の使用度特性値を取得し続け、他の候補色の使用度特性値が第1区間にあると、第1区間にあるすべての候補色のうちの1つを次回の検出周期の選出色として選出する。
本開示の幾つかの実施例において、今回の検出周期内に各候補色の使用度特性値が第1区間又は第2区間又は第3区間にあることを判定することによって、候補色のうちの1つを次回の検出周期の選出色として選出する。方法は簡単で、実施されやすい。
幾つかの実施例において、検出順序決定パラメータは、前回の検出周期の選出色をさらに含む。検出順序決定パラメータに応じ、各候補色から1つを次回の検出周期の選出色として選出するステップは、以下の手順を有する:第1閾値及び第2閾値を用いて、今回の検出周期での候補色の使用度特性値の値域を分割し、第1区間、第2区間及び第3区間を取得し、第1区間、第2区間と第3区間の使用度特性値はこの順で小さくなり;第1閾値は第1区間と第2区間の境界点であり、第2閾値は第2区間と第3区間の境界点であり、第1閾値は第2閾値より大きくされる。前記検出順序決定パラメータに応じて、各候補色から1つを次回の検出周期の選出色として選出するステップは、さらに以下の手順を有する:各候補色の使用度特性値が第1区間にあるものがある場合、使用度特性値が第1区間にある候補色が、前回の検出周期の選出色及び前回の検出周期の選出色以外の他の色を含むと、使用度特性値が第1区間にある候補色のうち前回の検出周期の選出色以外の他の色のうちの1つを次回の検出周期の選出色として選出する;使用度特性値が第1区間にある候補色が、前回の検出周期の選出色を含まないと、使用度特性値が第1区間にある候補色のうちの1つを次回の検出周期の選出色として選出する;使用度特性値が第1区間にある候補色が、前回の検出周期の選出色であると、前回の検出周期の選出色を次回の検出周期の選出色として選出する。
幾つかの実施例において、検出順序決定パラメータは、前回の検出周期の選出色をさらに含む。検出順序決定パラメータに応じ、各候補色から1つを次回の検出周期の選出色として選出するステップは、以下の手順を有する:第1閾値及び第2閾値を用いて、今回の検出周期での候補色の使用度特性値の値域を分割し、第1区間、第2区間及び第3区間を取得し、第1区間、第2区間と第3区間の使用度特性値はこの順で小さくなり;第1閾値は第1区間と第2区間の境界点であり、第2閾値は第2区間と第3区間の境界点であり、第1閾値は第2閾値より大きくされる。前記検出順序決定パラメータに応じて、各候補色から1つを次回の検出周期の選出色として選出するステップは、さらに以下の手順を有する:各候補色の使用度特性値が第1区間にあるものがある場合、使用度特性値が第1区間にある候補色が、前回の検出周期の選出色及び前回の検出周期の選出色以外の他の色を含むと、使用度特性値が第1区間にある候補色のうち前回の検出周期の選出色以外の他の色のうちの1つを次回の検出周期の選出色として選出する;使用度特性値が第1区間にある候補色が、前回の検出周期の選出色を含まないと、使用度特性値が第1区間にある候補色のうちの1つを次回の検出周期の選出色として選出する;使用度特性値が第1区間にある候補色が、前回の検出周期の選出色であると、前回の検出周期の選出色を次回の検出周期の選出色として選出する。
例示的には、前回の検出周期の選出色が緑色であり、今回の検出周期で赤色サブ画素を検出し、今回の検出周期の候補色がそれぞれ緑色、青色、白色であると仮定した場合、緑色と白色の使用度特性値がいずれも第1区間にあると、白色を次回の検出周期の選出色として選出する。
前回の検出周期の選出色が緑色であり、今回の検出周期で赤色サブ画素を検出し、今回の検出周期の候補色がそれぞれ緑色、青色、白色であると仮定した場合、青色の使用度特性値のみが第1区間にあると、青色を次回の検出周期の選出色として選出し;青色と白色の使用度特性値がいずれも第1区間にあると、青色又は白色のうちの一つを次回の検出周期の選出色として選出する。
前回の検出周期の選出色が緑色であり、今回の検出周期で赤色サブ画素を検出し、今回の検出周期の候補色がそれぞれ緑色、青色、白色であると仮定した場合、緑色の使用度特性値のみが第1区間にあると、緑色を次回の検出周期の選出色として選出する。
前記検出順序決定パラメータに応じて、各候補色から1つを次回の検出周期の選出色として選出するステップは、さらに以下の手順を有する:各候補色の使用度特性値がいずれも第2区間、又は第2区間と第3区間にある場合、使用度特性値が第2区間にある候補色が、前回の検出周期の選出色及び前回の検出周期の選出色以外の他の色を含むと、使用度特性値が第2区間にある候補色のうち前回の検出周期の選出色以外の他の色のうちの1つを次回の検出周期の選出色として選出し;使用度特性値が第2区間にある候補色が、前回の検出周期の選出色を含まないと、使用度特性値が第2区間にある候補色のうちの1つを次回の検出周期の選出色として選出し;使用度特性値が第2区間にある候補色が、前回の検出周期の選出色であると、前回の検出周期の選出色を次回の検出周期の選出色として選出する。
例示的には、前回の検出周期の選出色が緑色であり、今回の検出周期で赤色サブ画素を検出し、今回の検出周期の候補色がそれぞれ緑色、青色、白色であると仮定し、緑色、青色及び白色の使用度特性値がいずれも第1区間に位置しない場合、緑色と白色の使用度特性値がいずれも第2区間にあり、青色の使用度特性値が第3区間にあると、白色を次回の検出周期の選出色として選出する。
前回の検出周期の選出色が緑色であり、今回の検出周期で赤色サブ画素を検出し、今回の検出周期の候補色がそれぞれ緑色、青色、白色であると仮定し、緑色、青色及び白色の使用度特性値がいずれも第1区間に位置しない場合、青色の使用度特性値のみが第2区間にあると、青色を次回の検出周期の選出色として選出し、又は白色の使用度特性値のみが第2区間にあると、白色を次回の検出周期の選出色として選出し;青色と白色の使用度特性値がいずれも第2区間にあり、緑色の使用度特性値が第3区間にあると、青色又は白色のうちの一つを次回の検出周期の選出色として選出する。
前回の検出周期の選出色が緑色であり、今回の検出周期で赤色サブ画素を検出し、今回の検出周期の候補色がそれぞれ緑色、青色、白色であると仮定し、緑色の使用度特性値のみが第2区間にあり、青色と白色の使用度特性値が第3区間にあると、緑色を次回の検出周期の選出色として選出する。
前回の検出周期の選出色が緑色であり、今回の検出周期で赤色サブ画素を検出し、今回の検出周期の候補色がそれぞれ緑色、青色、白色であると仮定し、緑色の使用度特性値のみが第2区間にあり、青色と白色の使用度特性値が第3区間にあると、緑色を次回の検出周期の選出色として選出する。
前記検出順序決定パラメータに応じて、各候補色から1つを次回の検出周期の選出色として選出するステップは、さらに以下の手順を有する:各候補色の使用度特性値がいずれも第3区間にある場合、候補色のうち前回の検出周期の選出色以外の他の色のうちの1つを次回の検出周期の選出色として選出する。前回の検出周期の選出色が緑色であり、今回の検出周期で赤色サブ画素を検出し、今回の検出周期の候補色がそれぞれ緑色、青色、白色であると仮定し、緑色、青色及び白色の使用度特性値がいずれも第3区間にあると、青色又は白色のうちの一つを次回の検出周期の選出色として選出する。
以上では、既に第1閾値及び第2閾値の選出、並びに第1区間、第2区間及び第3区間の分割について詳細に説明したので、ここでは説明を省略する。
各候補色の使用度特性値の取得順序を限定せず、幾つかの実施例において、異なる候補色の使用度特性値を同時に取得し、他の幾つかの実施例において、異なる候補色の使用度特性値を順次取得する。ここでは、異なる候補色の使用度特性値を順次取得するが、幾つかの実施例において、一定の順序に応じて異なる候補色の使用度特性値を順次取得し、他の幾つかの実施例において、ランダムな方式で異なる候補色の使用度特性値を順次取得する。
異なる候補色の使用度特性値が順次取得される場合、幾つかの実施例において、取得された第1候補色の使用度特性値が第1区間にあり、且つ第1候補色が前回の検出周期の選出色でないと、他の候補色の使用度特性値を取得する必要がなく、該候補色を次回の検出周期の選出色として直接選出することができる。他の幾つかの実施例において、取得された第1候補色の使用度特性値が第1区間にあるが、第1候補色が前回の検出周期の選出色であると、他の候補色の使用度特性値を取得し続け、さらに他の候補色の使用度特性値が位置する区間を判断する必要がある。
勿論、各候補色の使用度特性値が第1区間にあるものがある場合、第1候補色が前回の検出周期の選出色でないと、第1候補色の使用度特性値が第1区間にあることが取得された後、他の候補色の使用度特性値を取得し続け、他の候補色の使用度特性値が第1区間にあると、第1区間にあるすべての候補色のうちの1つを次回の検出周期の選出色として選出する。
勿論、各候補色の使用度特性値が第1区間にあるものがある場合、第1候補色が前回の検出周期の選出色でないと、第1候補色の使用度特性値が第1区間にあることが取得された後、他の候補色の使用度特性値を取得し続け、他の候補色の使用度特性値が第1区間にあると、第1区間にあるすべての候補色のうちの1つを次回の検出周期の選出色として選出する。
本開示の幾つかの実施例は、前回の検出周期の選出色及び前回の検出周期以外の他の候補色が、いずれも次回の検出周期の選出色として用いることができる場合、前回の検出周期以外の他の候補色を次回の検出周期の選出色として用いることが好ましく、前回の検出周期で既に前回の検出周期の選出色を検出したため、各候補色の使用度特性値のみを考慮する方案に比べて、本開示の実施例の決定方法は、各使用度特性値が比較的高い候補色をより適時に検出する。
幾つかの実施例において、検出順序決定パラメータは、各候補色の優先度をさらに含み、各候補色の優先度のうち、前回の検出周期の選出色の優先度が最も低い。検出順序決定パラメータに応じ、各候補色から1つを次回の検出周期の選出色として選出するステップは、以下の手順を有する:第1閾値及び第2閾値を用いて、今回の検出周期での候補色の使用度特性値の値域を分割し、第1区間、第2区間及び第3区間を取得し、第1区間、第2区間及び第3区間の使用度特性値はこの順で小さくなり;第1閾値は第1区間と第2区間の境界点であり、第2閾値は第2区間と第3区間の境界点であり、第1閾値は第2閾値より大きくされる。
前記検出順序決定パラメータに応じて、各候補色から1つを次回の検出周期の選出色として選出するステップは、さらに以下の手順を有する:各候補色の優先度に応じて各候補色の使用度特性値が位置する区間を順次決定され;1つの候補色の使用度特性値が第1区間にあることが決定されると、該候補色を次回の検出周期の選出色として選出し;各候補色の使用度特性値が、いずれも第2区間、又は第2区間と第3区間にある場合、使用度特性値が第2区間にある候補色のうちの優先度が最も高いものを次回の検出周期の選出色として選出し;各候補色の使用度特性値がいずれも第3区間にある場合、候補色のうちの優先度が最も高いものを次回の検出周期の選出色として選出する。
例示的には、前回の検出周期の選出色が緑色であり、今回の検出周期で赤色サブ画素を検出し、各候補色の優先度順序が青色、白色、緑色であると仮定し、図5(a)に示すように、取得された青色の使用度特性値が第1区間にあると、白色及び緑色の使用度特性値を取得する必要がなく、青色を次回の検出周期の選出色として直接選出し;図5(b)に示すように、青色の使用度特性値が第2区間にあり、白色の使用度特性値が第1区間にあると、緑色の使用度特性値を取得する必要がなく、白色を次回の検出周期の選出色として選出し;図5(c)に示すように、青色と白色の使用度特性値がいずれも第2区間にあり、緑色の使用度特性値が第1区間にあると、緑色を次回の検出周期の選出色として選出する。
例示的には、前回の検出周期の選出色が緑色であり、今回の検出周期で赤色サブ画素を検出し、各候補色の優先度順序が青色、白色、緑色であると仮定し、青色、白色及び緑色の使用度特性値がいずれも第1区間に位置しない場合、図6(a)に示すように、青色の使用度特性値のみが第2区間にあると、青色を次回の検出周期の選出色として選出し;図6(b)に示すように、青色と白色の使用度特性値が第2区間にあり、緑色の使用度特性値が第3区間にあると、青色を次回の検出周期の選出色として選出し;図6(c)に示すように、白色の使用度特性値のみが第2区間にあると、白色を次回の検出周期の選出色として選出し;図6(d)に示すように、青色の使用度特性値が第3区間にあり、白色と緑色の使用度特性値が第2区間にあると、白色を次回の検出周期の選出色として選出し;図6(e)に示すように、緑色の使用度特性値のみが第2区間にあると、緑色を次回の検出周期の選出色として選出する。
例示的には、前回の検出周期の選出色が緑色であり、今回の検出周期で赤色サブ画素を検出し、各候補色の優先度順序が青色、白色、緑色であると仮定し、図7に示すように、青色、白色及び緑色の使用度特性値がいずれも第3区間にある場合、青色を次回の検出周期の選出色として選出する。
以上では、既に第1閾値及び第2閾値の選出、並びに第1区間、第2区間及び第3区間の分割について詳細に説明したので、ここでは説明を省略する。
本開示の幾つかの実施例において、各候補色の優先度に応じて、異なる候補色の使用度特性値が順次取得される。
本開示の幾つかの実施例において、各候補色の優先度に応じて、異なる候補色の使用度特性値が順次取得される。
取得された最高優先度の候補色の使用度特性値が第1区間にあると、他の候補色の使用度特性値を取得する必要がなく、該候補色を次回の検出周期の選出色として直接選出する。勿論、取得された最高優先度の候補色の使用度特性値が第1区間に位置しない場合、他の候補色の使用度特性値を取得し続けるべきである。
いずれか2つの検出周期に対して、前回の検出周期の選出色と今回の検出周期の選出色とが異なる可能性があるため、異なる検出周期の各候補色の優先度も異なる。
例示的には、各候補色の優先度の初期順序が赤色、緑色、青色、白色であり、第1検出周期の選出色が赤色で、第2検出周期の選出色が白色で、第3検出周期の選出色が青色で、第4検出周期の選出色が緑色であると仮定し、第2検出周期を今回の検出周期として用いる時、今回の検出周期の候補色の所定検出順序は緑色、青色、赤色であり;第3検出周期を今回の検出周期として用いる時、今回の検出周期の候補色の所定検出順序は赤色、緑色、白色であり;第4検出周期を今回の検出周期として用いる時、今回の検出周期の候補色の所定検出順序は赤色、白色、青色である。
上述の第1検出周期、第2検出周期、第3検出周期及び第4検出周期は、いずれかの隣接する2つの検出期間の間に他の検出周期がない。
例示的には、各候補色の優先度の初期順序が赤色、緑色、青色、白色であり、第1検出周期の選出色が赤色で、第2検出周期の選出色が白色で、第3検出周期の選出色が青色で、第4検出周期の選出色が緑色であると仮定し、第2検出周期を今回の検出周期として用いる時、今回の検出周期の候補色の所定検出順序は緑色、青色、赤色であり;第3検出周期を今回の検出周期として用いる時、今回の検出周期の候補色の所定検出順序は赤色、緑色、白色であり;第4検出周期を今回の検出周期として用いる時、今回の検出周期の候補色の所定検出順序は赤色、白色、青色である。
上述の第1検出周期、第2検出周期、第3検出周期及び第4検出周期は、いずれかの隣接する2つの検出期間の間に他の検出周期がない。
本開示の幾つかの実施例は、各候補色の優先度に応じて各候補色の使用度特性値が位置する区間を順次決定し、前回の検出周期の選出色及び前回の検出周期以外の他の候補色がいずれも次回の検出周期の選出色として用いることができる場合、前回の検出周期以外の他の候補色を次回の検出周期の選出色として選出することが好ましい。これに基づき、各候補色の優先度のうち優先位置に順位づけられた候補色が第1区間にある場合、他の候補色の使用度特性値を取得しなく、各候補色の使用度特性値のみを考慮する方案と比べて、本開示の実施例の決定方法は、各使用度特性値が比較的高い候補色をより適時に検出し、且つ候補色の使用度特性値を取得する時間をより節約し;各候補色の使用度特性値、及び前回の検出周期の選出色を考慮する方案と比べて、本開示の実施例の決定方法は、候補色の使用度特性値を取得する時間をより節約する。
幾つかの実施例において、第1閾値は(2/3)Pで、第2閾値は(1/3)Pであり、Pは検出周期内の画像フレーム数と表示レベルの最大値との積であり;表示レベルはレベル0、レベル1、レベル2、レベル3に区分される。
前述した実施例から明らかなように、1つの検出周期は、複数フレームの画像を含み、複数フレームの画像におけるある候補色のサブ画素の表示レベルを加算すると、今回の検出周期でのある候補色の使用度特性値を取得することができる。
今回の検出周期内に2160フレームの画像を有すると、各候補色の使用度特性値の値域は、2160×0~2160×3、即ち0~2160×3となる。第1閾値Level=2160×2、第2閾値Leve2=2160×1である。
幾つかの実施例において、第1区間の値域は2160×2~2160×3、第2区間の値域は2160×1~2160×2、第3区間の値域は0~2160×1である。
勿論、第1区間と第2区間との間は交わりがなく、第2区間と第3区間との間は交わりがない。
勿論、第1区間と第2区間との間は交わりがなく、第2区間と第3区間との間は交わりがない。
本開示の幾つかの実施例において、第1閾値をある候補色の使用度特性値の範囲の最大値の2/3に等しくさせ、第2閾値をある候補色の使用度特性値の範囲の最大値の1/3に等しくさせることによって、第1閾値及び第2閾値を用いてある候補色の使用度特性値の値域を均等分割し、第1区間、第2区間及び第3区間の算出が簡単である。
本開示の幾つかの実施例は、前述したいずれか1つの実施例に記載の決定方法に従って次回の検出周期の選出色を決定することを含む、表示装置10の表示方法を提供し、図8に示すように、前記表示方法は、以下のようなステップをさらに備える:
S30:次回の検出周期で、表示装置における選出色のサブ画素の所定検出パラメータを検出する。
本開示の幾つかの実施例は、前述したいずれか1つの実施例に記載の決定方法に従って次回の検出周期の選出色を決定することを含む、表示装置10の表示方法を提供し、図8に示すように、前記表示方法は、以下のようなステップをさらに備える:
S30:次回の検出周期で、表示装置における選出色のサブ画素の所定検出パラメータを検出する。
選出色のサブ画素の所定検出パラメータは、選出色のサブ画素の駆動トランジスタの経年劣化度を特徴付けに用いられる。幾つかの実施例において、所定検出パラメータは、駆動トランジスタの閾値電圧のドリフトの程度である。他の幾つかの実施例において、所定検出パラメータは、表示装置10の表示輝度と電流との比率である。
S40:検出された選出色のサブ画素の所定検出パラメータに応じて、表示装置における選出色のサブ画素を補償するか否かを決定し;補償すると決定する場合、表示装置における選出色のサブ画素を補償し;補償しないと決定する場合、表示装置における選出色のサブ画素を補償する必要がない。
S40:検出された選出色のサブ画素の所定検出パラメータに応じて、表示装置における選出色のサブ画素を補償するか否かを決定し;補償すると決定する場合、表示装置における選出色のサブ画素を補償し;補償しないと決定する場合、表示装置における選出色のサブ画素を補償する必要がない。
選出色のサブ画素を補償する必要がある場合、今回の検出周期の後、表示装置10は、1フレームの画像又は複数フレームの画像を表示しながら補償する。
本開示の幾つかの実施例に係る表示装置10の表示方法は、前述したデータ処理順序決定方法と同じ技術的効果を有し、ここでは説明を省略する。
本開示の幾つかの実施例は、各々が複数の色を表示するための複数のサブ画素を含む複数の画素を有する、表示装置10をさらに提供する。図9に示すように、表示装置10は、メモリ11とプロセッサ12とをさらに備える。
メモリ11は指令を記憶するように配置される。幾つかの実施例において、指令はプログラムコードである。メモリ11には、1つ又は複数の指令が記憶される。プロセッサ12は、メモリ11に接続し、指令がプロセッサ12によって実行されるとき、プロセッサ12に、以下のステップ、即、今回の検出周期に表示された複数フレームの画像に含まれる、複数の画素における各候補色のサブ画素の階調に応じて、今回の検出周期での各候補色毎の使用度特性値を決定するステップであって、今回の検出周期は、表示装置におけるすべての画素又は一部の画素のうちにおける選出色のサブ画素の所定検出パラメータを検出するためのものであり、選出色は複数の色の1つであり、候補色は複数の色のうち選出色以外の色である、ステップと;
今回の検出周期での各候補色の使用度特性値を含む検出順序決定パラメータに応じ、次回の検出周期の選出色として各候補色から1つを選出するステップとを実行させる。幾つかの実施例において、指令がプロセッサ12によって実行される時、プロセッサ12は以下の手順、即ち、1フレームの画像に含まれる複数の画素における候補色毎のサブ画素の階調の総和、及び所定諧調範囲と表示レベルとの対応関係に応じて、該フレームの画像における各候補色のサブ画素に対応する表示レベルを取得する手順と、今回の検出周期に表示された複数フレームの画像における各候補色のサブ画素の表示レベルを加算して、今回の検出周期での各候補色の使用度特性値を取得する手順とを実行させる。
今回の検出周期での各候補色の使用度特性値を含む検出順序決定パラメータに応じ、次回の検出周期の選出色として各候補色から1つを選出するステップとを実行させる。幾つかの実施例において、指令がプロセッサ12によって実行される時、プロセッサ12は以下の手順、即ち、1フレームの画像に含まれる複数の画素における候補色毎のサブ画素の階調の総和、及び所定諧調範囲と表示レベルとの対応関係に応じて、該フレームの画像における各候補色のサブ画素に対応する表示レベルを取得する手順と、今回の検出周期に表示された複数フレームの画像における各候補色のサブ画素の表示レベルを加算して、今回の検出周期での各候補色の使用度特性値を取得する手順とを実行させる。
幾つかの実施例において、指令がプロセッサ12によって実行される時、プロセッサ12に以下の手順、即ち、1フレームの画像に含まれる複数の画素における候補色のサブ画素の階調がq以上の個数が0~mの範囲にある場合、1フレームの画像に含まれる複数の画素のうちの候補色のサブ画素の階調の総和が0~(n×255)/4の範囲にあると、該候補色のサブ画素の表示レベルをaとし;1フレームの画像に含まれる複数の画素のうち候補色のサブ画素の階調の総和が(n×255)/4~(n×255)/2の範囲にあると、該候補色のサブ画素の表示レベルをbとし;1フレームの画像に含まれる複数の画素における候補色のサブ画素の階調の総和が(n×255)/2~3(n×255)/4の範囲にあると、該候補色のサブ画素の表示レベルをcとし;1フレームの画像に含まれる複数の画素のうちの候補色のサブ画素の階調の総和が3(n×255)/4~255nの範囲にあると、該候補色のサブ画素の表示レベルをdとし、ここでnは1フレームの画像に含まれる複数の画素の個数、mは1フレームの画像に含まれる前記複数の画素の個数の1%~10%、a<b<c<d、q≧200である手順と;
1フレームの画像に含まれた複数の画素における候補色のサブ画素の諧調がq以上の個数がm~nの範囲にある場合、候補色のサブ画素の表示レベルがdであると決定する手順とを実行させる。
計算の簡単を図るため、幾つかの実施例において、aは0、bは1、cは2、dは3である。
1フレームの画像に含まれた複数の画素における候補色のサブ画素の諧調がq以上の個数がm~nの範囲にある場合、候補色のサブ画素の表示レベルがdであると決定する手順とを実行させる。
計算の簡単を図るため、幾つかの実施例において、aは0、bは1、cは2、dは3である。
幾つかの実施例において、指令がプロセッサ12によって実行される時、プロセッサ12に更に、以下の手順、即ち、第1閾値及び第2閾値を用いて、今回の検出周期での候補色の使用度特性値の値域を分割し、第1区間、第2区間及び第3区間を取得し、第1区間、第2区間及び第3区間の使用度特性値はこの順で小さくなる、手順を実行させる。
各候補色の使用度特性値が第1区間にあるものがある場合、使用度特性値が第1区間にある候補色のうちの1つを次回の検出周期の選出色として選出し;各候補色の使用度特性値が、いずれも前記第2区間、又は第2区間と前記第3区間にある場合、使用度特性値が第2区間にある候補色のうちの1つを次回の検出周期の選出色として選出し;各候補色の使用度特性値が、いずれも第3区間にある場合、候補色のうちの1つを次回の検出周期の選出色として選出し;第1閾値は、第1区間と第2区間との境界点で、第2閾値は、第2区間と第3区間との境界点であり、第1閾値は第2閾値より大きくされる。
幾つかの実施例において、検出順序決定パラメータは、前回の検出周期の選出色をさらに含む;指令がプロセッサ12によって実行される時、プロセッサ12に更に以下の手順、即ち、第1閾値及び第2閾値を用いて、今回の検出周期での候補色の使用度特性値の値域を分割し、第1区間、第2区間及び第3区間を取得し、第1区間、第2区間及び第3区間の使用度特性値はこの順で小さくなる手順を実行させる。
各候補色の使用度特性値が第1区間にあるものがある場合、使用度特性値が第1区間にある候補色が、前回の検出周期の選出色及び前回の検出周期の選出色以外の他の色を含むと、使用度特性値が第1区間にある候補色のうちの、前回の検出周期の選出色以外の他の色のうちの1つを前回の検出周期の選出色として選出し;使用度特性値が第1区間にある候補色が、前回の検出周期の選出色を含まないと、使用度特性値が第1区間にある候補色のうちの1つを次回の検出周期の選出色として選出し;使用度特性値が第1区間にある候補色が、前回の検出周期の選出色であると、前回の検出周期の選出色を次回の検出周期の選出色として選出する。
各候補色の使用度特性値が第1区間にあるものがある場合、使用度特性値が第1区間にある候補色が、前回の検出周期の選出色及び前回の検出周期の選出色以外の他の色を含むと、使用度特性値が第1区間にある候補色のうちの、前回の検出周期の選出色以外の他の色のうちの1つを前回の検出周期の選出色として選出し;使用度特性値が第1区間にある候補色が、前回の検出周期の選出色を含まないと、使用度特性値が第1区間にある候補色のうちの1つを次回の検出周期の選出色として選出し;使用度特性値が第1区間にある候補色が、前回の検出周期の選出色であると、前回の検出周期の選出色を次回の検出周期の選出色として選出する。
各候補色の使用度特性値がいずれも第2区間、又は第2区間と第3区間にある場合、使用度特性値が第2区間にある候補色が、前回の検出周期の選出色及び前回の検出周期の選出色以外の他の色を含むと、使用度特性値が第2区間にある候補色のうちの、前回の検出周期の選出色以外の他の色のうちの1つを次回の検出周期の選出色として選出し;使用度特性値が第2区間にある候補色が、前回の検出周期の選出色を含まないと、使用度特性値が第2区間にある候補色のうちの1つを次回の検出周期の選出色として選出し;使用度特性値が第2区間にある候補色が、前回の検出周期の選出色であると、前回の検出周期の選出色を次回の検出周期の選出色として選出する。
各候補色の使用度特性値がいずれも第3区間にある場合、候補色のうち前回の検出周期の選出色以外の他の色のうちの1つを次回の検出周期の選出色として選出し;第1閾値は、第1区間と第2区間との境界点で、第2閾値は、第2区間と第3区間との境界点であり、第1閾値は第2閾値より大きくされる。
各候補色の使用度特性値がいずれも第3区間にある場合、候補色のうち前回の検出周期の選出色以外の他の色のうちの1つを次回の検出周期の選出色として選出し;第1閾値は、第1区間と第2区間との境界点で、第2閾値は、第2区間と第3区間との境界点であり、第1閾値は第2閾値より大きくされる。
幾つかの実施例において、検出順序決定パラメータは、各前記候補色の優先度をさらに含み、各前記候補色の優先度のうち、前記前回検出臭気の選出色の優先度が最も低く;指令がプロセッサ12によって実行される時、プロセッサ12に更に以下の手順、即、第1閾値及び第2閾値を用いて、前記今回の検出周期での前記候補色の使用度特性値の値域を分割し、第1区間、第2区間及び第3区間を取得し、第1区間、第2区間及び第3区間の使用度特性値はこの順で小さくなる、手順を実行させる。
各候補色の優先度に応じて各候補色の使用度特性値が所在する区間を順次決定し;1つの候補色の使用度特性値が第1区間にあると決定すると、該候補色を次回の検出周期の選出色として選出し;各候補色の使用度特性値が、いずれも第2区間、又は第2区間と第3区間にあると、使用度特性値が第2区間にある前記候補色のうちの優先度が最も高いものを次回の検出周期の選出色として選出し;各候補色の使用度特性値が、いずれも第3区間にあると、候補色のうちの優先度が最も高いものを次回の検出周期の選出色として選出し;ここでは、第1閾値は、第1区間と前記第2区間との境界点であり、第2閾値は、第2区間と第3区間との境界点であり、第1閾値は第2閾値より大きくされる。
幾つかの実施例において、第1閾値は(2/3)Pで、第2閾値は(1/3)Pであり、Pは検出周期内の画像のフレーム数と表示レベルの最大値との積であり;表示レベルは0段、1段、2段、3段に区分される。
表示装置10におけるプロセッサ12の説明、及び表示装置10のプロセッサ12による技術的効果については、前述した実施例のデータ処理順序決定方法部分の内容を参照すればよく、ここではその説明を省略する。
幾つかの実施例において、前述したいずれか1つの実施例によって次回の検出周期の選出色を決定し;表示装置10は、検出器をさらに含み;検出器は、次回の検出周期で、選出色のサブ画素の所定検出パラメータを検出するように配置され;指令がプロセッサによって実行される時、プロセッサ12に、以下の手順、即ち、検出した選出色のサブ画素の所定検出パラメータに応じて、選出色のサブ画素を補償するか否かを判定する;補償する場合、プロセッサ12は選出色のサブ画素を補償し;補償しない場合、プロセッサ12は選出色のサブ画素を補償しない、手順を実行させる。
選出色のサブ画素を補償する必要がある場合、今回の検出周期の後、表示装置10は、1フレームの画像又は複数フレームの画像を表示しながら補償を実行する。
上述した方法によると、本開示の実施例は、使用度特性値が比較的大きい候補色のサブ画素を適時に補償し、表示装置の正常な表示を確保する。
上述した方法によると、本開示の実施例は、使用度特性値が比較的大きい候補色のサブ画素を適時に補償し、表示装置の正常な表示を確保する。
以上の実施形態の説明から、当業者には明らかなように、説明の便宜及び簡潔にするため、上述の各機能モジュールの区分のみを例として説明したが、実際の適用では、必要に応じて上述機能の割り当ては異なる機能素子によって達成される、即ち装置の内部構造を異なる機能素子に分割して、上述した機能の全部又は一部を完成させる。
本明細書に係る幾つかの実施例において、開示された表示装置は、他の方法でも実現できることが理解されるべきである。例えば、以上に説明された表示装置の実施例は単なる例示的なものであり、例えば、前記機能素子の区分は、論理的機能の区分のみであり、実際に実現される時は、別の区分方法があり、例えば、幾つかの実施例において、複数の素子が、別のシステムに結合又は集成され、又は幾つかの特徴が省略されてもよいし、又は実施しなくてもよい。別の点では、表示又は検討した互いの結合又は直接結合又は通信接続は、幾つかの接続口を介するものであってもよいし、表示装置又は素子の間接的結合又は通信接続は、幾つかの実施例において、電気的、機械的又は他の形態であってもよい。
本明細書に係る幾つかの実施例において、開示された表示装置は、他の方法でも実現できることが理解されるべきである。例えば、以上に説明された表示装置の実施例は単なる例示的なものであり、例えば、前記機能素子の区分は、論理的機能の区分のみであり、実際に実現される時は、別の区分方法があり、例えば、幾つかの実施例において、複数の素子が、別のシステムに結合又は集成され、又は幾つかの特徴が省略されてもよいし、又は実施しなくてもよい。別の点では、表示又は検討した互いの結合又は直接結合又は通信接続は、幾つかの接続口を介するものであってもよいし、表示装置又は素子の間接的結合又は通信接続は、幾つかの実施例において、電気的、機械的又は他の形態であってもよい。
上述の分離部品として説明した機能デバイスは、幾つかの実施例において物理的に離間されているが、他の幾つかの実施例において物理的に離間されていない。例えば、本開示の幾つかの実施例における各機能デバイスは、1つの物理素子に統合され、又は異なる物理素子に分布され、又は2つ以上の素子が1つの物理素子に統合される。他の幾つかの実施例において、1つの機能デバイスは、2つ以上の物理素子の組立てによって実現される。幾つかの実施例において、上述の集成された素子はハードウェアの形態で実現され、他の幾つかの実施例において、上述の集成された素子はハードウェア+ソフトウェア機能素子の形態で実現される。
幾つかの実施例において、上述のソフトウェア機能デバイスの形態で実現された集成機能デバイスは、コンピュータ可読記憶媒体に記憶されている。上述のソフトウェア機能デバイスは、記憶媒体に記憶され、本開示の各実施例に記載の方法の一部のステップを実行するための幾つかの指令を含む。この記憶媒体は、Uディスク、モバイルハードディスク、読み出し専用メモリ(Read-Only Memory、ROMと略称する)、ランダムアクセスメモリ(Random Access Memory、RAMと略称する)、磁気ディスク又は光ディスク等、プログラムコードを記憶できる様々な媒体を含む。
最後に、上述の実施例は、本開示の技術案を説明するためのみに用いられ、それを限定するものではないことに留意されたい;前述した実施例を参照して本開示を詳細に説明したが、当業者であれば、前述した各実施例に記載の技術案を依然として変更し、又はそのうちの一部の技術的特徴を同等に置換することが可能であり;これらの変更又は置換は、対応する技術案の本質を本開示の各実施例の技術案の精神及び範囲から逸脱させないものである。
この出願は、2018年03月28日に出願された出願番号が201810267223.2で、発明の名称が「データ処理順序決定方法、表示装置及びその表示方法」である中国特許出願を基礎出願とする優先権を主張し、その内容の全てが参照によって本出願に組み込まれる。
Claims (20)
- 表示装置における各画素に含まれるサブ画素が表示する複数の色のうちの選出色を決定して、前記選出色に対してデータ処理を実行するデータ処理順序決定方法であって、
今回の検出周期に表示された複数フレームの画像に含まれる複数の画素における各候補色のサブ画素の階調に応じて、前記今回の検出周期での前記候補色毎の使用度特性値を決定するステップであって、前記今回の検出周期は、前記表示装置における、前記複数フレームの画像に含まれる前記複数の画素に対応する画素における選出色のサブ画素の所定検出パラメータを検出するためのものであり、前記選出色は前記複数の色の1つであり、前記候補色は前記複数の色のうち前記選出色以外の色である、ステップと、
前記今回の検出周期での前記候補色毎の使用度特性値を含む検出順序決定パラメータに応じ、各前記候補色から1つを次回の検出周期の選出色として選出する、ステップとを含む、データ処理順序決定方法。 - 前記候補色の使用度特性値は、前記複数の画素における該候補色の各サブ画素の使用度の総和である、請求項1に記載の方法。
- 今回の検出周期に表示された複数フレームの画像に含まれる複数の前記画素における候補色毎のサブ画素の諧調に応じて、前記今回の検出周期での前記候補色毎の使用度特性値を決定するステップは、
1フレームの画像に含まれる複数の画素における前記候補色毎のサブ画素の階調の総和、及び所定諧調範囲と表示レベルとの対応関係に応じて、該フレームの画像における前記候補色毎のサブ画素に対応する表示レベルを取得する、手順と、
前記今回の検出周期に表示された複数フレームの画像における各前記候補色のサブ画素の表示レベルを加算して、前記今回の検出周期での前記候補色毎の使用度特性値を取得する、手順とを含む、請求項2に記載の方法。 - 1フレームの画像に含まれる複数の前記画素における前記候補色毎のサブ画素の階調の総和、及び所定諧調範囲と表示レベルとの対応関係に応じて、該フレームの画像における前記候補色毎のサブ画素に対応する表示レベルを取得するステップは、以下の手順を有する:
前記1フレームの画像に含まれる複数の前記画素における前記候補色のサブ画素の階調がq以上の個数が0~mの範囲にある場合、前記1フレームの画像に含まれる複数の前記画素における前記候補色のサブ画素の階調の総和が0~(n×255)/4の範囲にあると、該候補色のサブ画素の前記表示レベルをaと決定し;前記1フレームの画像に含まれる複数の前記画素における前記候補色のサブ画素の階調の総和が(n×255)/4~(n×255)/4の範囲にあると、該候補色のサブ画素の前記表示レベルをbと決定し;前記1フレームの画像に含まれる複数の前記画素における前記候補色のサブ画素の階調の総和が(n×255)/2~3(n×255)/4の範囲にあると、該候補色のサブ画素の前記表示レベルをcと決定し;前記1フレームの画像に含まれる複数の前記画素における前記候補色のサブ画素の階調の総和が3(n×255)/4~255nの範囲にあると、該候補色のサブ前記画素の前記表示レベルをdと決定し;ここで、nは前記1フレームの画像に含まれる複数の前記画素の個数、mは前記1フレームの画像に含まれる複数の前記画素の個数の1%~10%、a<b<c<d、q≧200である;
前記1フレームの画像に含まれた複数の前記画素における前記候補色のサブ画素の諧調がq以上の個数がm~nの範囲にある場合、前記候補色のサブ画素の前記表示レベルはdであることを決定する、請求項3に記載の方法。 - 検出順序決定パラメータに応じ、各前記候補色から1つを次回の検出周期の選出色として選出するステップは、以下の手順を有する:
第1閾値及び第2閾値を用いて、前記今回の検出周期での前記候補色の使用度特性値の値域を分割し、第1区間、第2区間及び第3区間を取得し、前記第1区間、前記第2区間及び前記第3区間の使用度特性値はこの順で小さくなる;
各前記候補色の使用度特性値が前記第1区間にあるものがある場合、使用度特性値が前記第1区間にある前記候補色のうちの1つを前記次回の検出周期の選出色として選出し;各前記候補色の使用度特性値が、いずれも前記第2区間、又は前記第2区間と第3区間にある場合、使用度特性値が前記第2区間にある前記候補色のうちの1つを前記次回の検出周期の選出色として選出し;各前記候補色の使用度特性値が、いずれも前記第3区間にある場合、前記候補色のうちの1つを前記次回の検出周期の選出色として選出する;
前記第1閾値は前記第1区間と前記第2区間の境界点であり、前記第2閾値は前記第2区間と前記第3区間の境界点であり、前記第1閾値は前記第2閾値より大きくされる、請求項2-4のいずれか1項に記載の方法。 - 前記検出順序決定パラメータは、前回の検出周期の選出色をさらに含み、
検出順序決定パラメータに応じ、各前記候補色から1つを次回の検出周期の選出色として選出するステップは、以下の手順を有する:
第1閾値及び第2閾値を用いて、前記今回の検出周期での前記候補色の使用度特性値の値域を分割し、第1区間、第2区間及び第3区間を取得し、前記第1区間、前記第2区間及び前記第3区間の使用度特性値はこの順で小さくなる;
各前記候補色の使用度特性値が前記第1区間にあるものがある場合には、
使用度特性値が前記第1区間にある前記候補色が、前記前回の検出周期の選出色及び前記前回の検出周期の選出色以外の他の色を含むと、使用度特性値が前記第1区間にある前記候補色のうちの、前記前回の検出周期の選出色以外の他の色のうちの1つを前記次回の検出周期の選出色として選出し;
使用度特性値が前記第1区間にある前記候補色が、前記前回の検出周期の選出色を含まないと、使用度特性値が前記第1区間にある前記候補色のうちの1つを前記次回の検出周期の選出色として選出し;使用度特性値が前記第1区間にある前記候補色が、前記前回の検出周期の選出色であると、前記前回の検出周期の選出色を前記次回の検出周期の選出色として選出する;
各前記候補色の使用度特性値が、いずれも前記第2区間、又は前記第2区間と前記第3区間にある場合には、
使用度特性値が前記第2区間にある前記候補色が、前記前回の検出周期の選出色及び前記前回の検出周期の選出色以外の他の色を含むと、使用度特性値が前記第2区間にある前記候補色のうちの、前記前回の検出周期の選出色以外の他の色のうちの1つを前記次回の検出周期の選出色として選出し;使用度特性値が前記第2区間にある前記候補色が、前記前回の検出周期の選出色を含まないと、使用度特性値が前記第2区間にある前記候補色のうちの1つを前記次回の検出周期の選出色として選出し;
使用度特性値が前記第2区間にある前記候補色が、前記前回の検出周期の選出色であると、前記前回の検出周期の選出色を前記次回の検出周期の選出色として選出する;
各前記候補色の使用度特性値がいずれも前記第3区間にある場合、前記候補色のうちの、前記前回の検出周期の選出色以外の他の色のうちの1つを前記次回の検出周期の選出色として選出する;
前記第1閾値は前記第1区間と前記第2区間の境界点であり、前記第2閾値は前記第2区間と前記第3区間の境界点であり、前記第1閾値は前記第2閾値より大きくされる、請求項2-4のいずれか1項に記載の方法。 - 前記検出順序決定パラメータは、各前記候補色の優先度をさらに含み、各前記候補色の優先度のうち、前回の検出周期の選出色の優先度が最も低く
検出順序決定パラメータに応じ、各前記候補色から1つを次回の検出周期の選出色として選出するステップは、以下の手順を有する:
第1閾値及び第2閾値を用いて、前記今回の検出周期での前記候補色の使用度特性値の値域を分割し、第1区間、第2区間及び第3区間を取得し、前記第1区間、前記第2区間及び前記第3区間の使用度特性値はこの順で小さくなる;
各前記候補色の優先度に応じて、各前記候補色の使用度特性値が所在する区間を決定する;
1つの前記候補色の使用度特性値が前記第1区間にあると判定した場合、該候補色を前記次回の検出周期の選出色として選出する;
各前記候補色の使用度特性値がいずれも前記第2区間、又は前記第2区間と前記第3区間にある場合、使用度特性値が前記第2区間にある前記候補色のうちの優先度が最も高いものを前記次回の検出周期の選出色として選出する;
各前記候補色の使用度特性値がいずれも前記第3区間にある場合、前記候補色のうちの優先度が最も高いものを前記次回の検出周期の選出色として選出する;
前記第1閾値は前記第1区間と前記第2区間の境界点であり、前記第2閾値は前記第2区間と前記第3区間の境界点であり、前記第1閾値は前記第2閾値より大きくされる、請求項2-4のいずれか1項に記載の方法。 - 前記第1閾値は(2/3)Pであり、前記第2閾値は(1/3)Pであり、前記Pは、前記今回の検出周期内の画像のフレーム数と前記表示レベルの最大値との積であり、
前記表示レベルは、レベル0、レベル1、レベル2、レベル3に区分される、請求項5-7のいずれかに記載の方法。 - 前記の前記選出色に対してデータ処理を実行することは、前記選出色のサブ画素に対して表示補償処理を実行することを含む、請求項1に記載の方法。
- 請求項1-9のいずれか1項に記載の決定方法に従い次回の検出周期の選出色を決定するステップを含む表示装置の表示方法であって、以下の手順を有する:
前記次回の検出周期で、前記表示装置における前記選出色のサブ画素の所定検出パラメータを検出する;
検出した前記選出色のサブ画素の所定検出パラメータに応じて、前記表示装置における前記選出色のサブ画素を補償するか否かを判断し;補償すると判断する場合、前記表示装置における前記選出色のサブ画素を補償し;補償しないと判断する場合、前記表示装置における前記選出色のサブ画素を補償しない、表示装置の表示方法。 - 複数の色を表示するための複数のサブ画素をそれぞれ含む複数の画素を有する表示装置であって、メモリ及びプロセッサをさらに備え、
前記メモリは指令を記憶するように配置されており、
前記プロセッサは、前記メモリに接続し、前記指令が前記プロセッサによって実行される時、前記プロセッサは以下のステップ、即、今回の検出周期に表示された複数フレームの画像に含まれる複数の前記画素における各候補色のサブ画素の階調に応じて、前記今回の検出周期での前記候補色毎の使用度特性値を決定するステップであって、前記今回の検出周期は、複数の前記画素における選出色のサブ画素の所定検出パラメータを検出するためのものであり、前記選出色は前記複数の色の1つであり前記候補色は、前記複数の色のうち前記選出色以外の色である、ステップと、
前記今回の検出周期での前記候補色毎の使用度特性値を含む検出順序決定パラメータに応じ、各前記候補色から1つを次回の検出周期の選出色として選出するステップを実行させる、
表示装置。 - 1つの前記候補色の使用度特性値は、複数の前記画素における該候補色の各サブ画素の使用度の総和の特徴付けに用いられる、請求項11に記載の表示装置。
- 前記指令が前記プロセッサによって実行される時、前記プロセッサに以下の手順、即、1フレームの画像に含まれる複数の前記画素における前記候補色のサブ画素の階調の総和、及び所定諧調範囲と表示レベルとの対応関係に応じて、該フレームの画像における前記候補色毎のサブ画素に対応する表示レベルを取得する手順と、
前記今回の検出周期に表示された複数フレームの画像における各前記候補色のサブ画素の表示レベルを加算して、前記今回の検出周期での前記候補色毎の使用度特性値を取得する、手順とを実行させる、請求項12に記載の表示装置。 - 前記指令が前記プロセッサによって実行される時、前記プロセッサに以下の手順、即ち、前記1フレームの画像に含まれる複数の前記画素における前記候補色のサブ画素の階調がq以上の個数が0~mの範囲にある場合、前記1フレームの画像に含まれる複数の前記画素における前記候補色のサブ画素の階調の総和が0~(n×255)/4の範囲にあると、該候補色のサブ画素の前記表示レベルをaとし;前記1フレームの画像に含まれる複数の前記画素における前記候補色のサブ画素の階調の総和が(n×255)/4~(n×255)/2の範囲にあると、該候補色のサブ画素の前記表示レベルをbとし;前記1フレームの画像に含まれる複数の前記画素における前記候補色のサブ画素の階調の総和が(n×255)/2~3(n×255)/4の範囲にあると、該候補色のサブ画素の前記表示レベルをcとし;前記1フレームの画像に含まれる複数の前記画素における前記候補色のサブ画素の階調の総和が3(n×255)/4~255nの範囲にあると、該候補色のサブ前記画素の前記表示レベルをdとし;ここで、nは前記1フレームの画像に含まれる複数の画素の個数、mは前記1フレームの画像に含まれる前記複数の画素の個数の1%~10%、a<b<c<d、q≧200である、手順と、
前記1フレームの画像に含まれた複数の前記画素における前記候補色のサブ画素の諧調がq以上の個数がm~nの範囲にある場合、前記候補色のサブ画素の前記表示レベルがdであると判断する、手順を実行させる、請求項13に記載の表示装置。 - 前記指令が前記プロセッサによって実行される時、前記プロセッサは以下の手順、即ち、第1閾値及び第2閾値を用いて、前記今回の検出周期での前記候補色の使用度特性値の値域を分割し、第1区間、第2区間及び第3区間を取得し、前記第1区間、前記第2区間及び前記第3区間の使用度特性値はこの順で小さくなり;
各前記候補色の使用度特性値が前記第1区間にあるものがある場合、使用度特性値が前記第1区間にある前記候補色のうちの1つを前記次回の検出周期の選出色として選出し;各前記候補色の使用度特性値が、いずれも前記第2区間、又は前記第2区間と第3区間にある場合、使用度特性値が前記第2区間にある前記候補色のうちの1つを前記次回の検出周期の選出色として選出し;各前記候補色の使用度特性値が、いずれも前記第3区間にある場合、前記候補色のうちの1色を前記次回の検出周期の選出色として選出し、
前記第1閾値は前記第1区間と前記第2区間の境界点であり、前記第2閾値は前記第2区間と前記第3区間の境界点であり、前記第1閾値は前記第2閾値より大きくされる、手順を実行させる、請求項12-14のいずれか1項に記載の表示装置。 - 前記検出順序決定パラメータは、前回の検出周期の選出色をさらに含み、
前記指令が前記プロセッサによって実行される時、前記プロセッサに更に以下の手順を実行させる:即、第1閾値及び第2閾値を用いて、前記今回の検出周期での前記候補色の使用度特性値の値域を分割し、第1区間、第2区間及び第3区間を取得し、前記第1区間、前記第2区間及び前記第3区間の使用度特性値はこの順で小さくなり、
各前記候補色の使用度特性値が前記第1区間にあるものがある場合、使用度特性値が前記第1区間にある前記候補色が、前記前回の検出周期の選出色及び前記前回の検出周期の選出色以外の他の色を含むと、使用度特性値が前記第1区間にある前記候補色のうちの、前記前回の検出周期の選出色以外の他の色のうちの1つを前記次回の検出周期の選出色として選出し;使用度特性値が前記第1区間にある前記候補色が前記前回の検出周期の選出色を含まないと、使用度特性値が前記第1区間にある前記候補色のうちの1つを前記次回の検出周期の選出色として選出し;使用度特性値が前記第1区間にある前記候補色が、前記前回の検出周期の選出色であると、前記前回の検出周期の選出色を前記次回の検出周期の選出色として選出し、
各前記候補色の使用度特性値が、いずれも前記第2区間、又は前記第2区間と前記第3区間にある場合、使用度特性値が前記第2区間にある前記候補色が、前記前回の検出周期の選出色及び前記前回の検出周期の選出色以外の他の色を含むと、使用度特性値が前記第2区間にある前記候補色のうちの、前記前回の検出周期の選出色以外の他の色のうちの1つを前記次回の検出周期の選出色として選出し;使用度特性値が前記第2区間にある前記候補色が、前記前回の検出周期の選出色を含まないと、使用度特性値が前記第2区間にある前記候補色のうちの1つを前記次回の検出周期の選出色として選出し;使用度特性値が前記第2区間にある前記候補色が、前記前回の検出周期の選出色であると、前記前回の検出周期の選出色を前記次回の検出周期の選出色として選出し、
各前記候補色の使用度特性値がいずれも前記第3区間にある場合、前記候補色における前記前回の検出周期の選出色以外の他の色のうちの1つを前記次回の検出周期の選出色として選出し、
前記第1閾値は前記第1区間と前記第2区間の境界点であり、前記第2閾値は前記第2区間と前記第3区間の境界点であり、前記第1閾値は前記第2閾値より大きくされる、手順を実行させる、請求項12-14のいずれか1項に記載の表示装置。 - 前記検出順序決定パラメータは、各前記候補色の優先度をさらに含み、各前記候補色の優先度のうち、前回の検出周期の選出色の優先度が最も低く、
前記指令が前記プロセッサによって実行される時、前記プロセッサに以下の手順、即ち、第1閾値及び第2閾値を用いて、前記今回の検出周期での前記候補色の使用度特性値の値域を分割し、第1区間、第2区間及び第3区間を取得し、前記第1区間、前記第2区間及び前記第3区間の使用度特性値はこの順で小さくなり、
各前記候補色の優先度に応じて各前記候補色の使用度特性値が所在する区間を決定し、
1つの前記候補色の使用度特性値が前記第1区間にあると判断した場合、該候補色を前記次回の検出周期の選出色として選出し、
各前記候補色の使用度特性値がいずれも前記第2区間、又は前記第2区間と前記第3区間にある場合、使用度特性値が前記第2区間にある前記候補色のうちの優先度が最も高いものを前記次回の検出周期の選出色として選出し、
各前記候補色の使用度特性値がいずれも前記第3区間にある場合、前記候補色のうちの優先度が最も高いものを前記次回の検出周期の選出色として選出し、
前記第1閾値は前記第1区間と前記第2区間の境界点であり、前記第2閾値は前記第2区間と前記第3区間の境界点であり、前記第1閾値は前記第2閾値より大きくされる、手順を実行させる、請求項12-14のいずれか1項に記載の表示装置。 - 前記第1閾値は(2/3)Pであり、前記第2閾値は(1/3)Pであり、前記Pは、前記今回の検出周期内の画像のフレーム数と前記表示レベルの最大値との積であり、
前記表示レベルは、0レベル、レベル1、レベル2、レベル3に区分される、請求項15-17のいずれか1項に記載の表示装置。 - 請求項12に記載の表示装置であって、
前記プロセッサは、さらに、前記次回の検出周期の選出色を決定するように配置され、
前記表示装置は、検出器をさらに備え、
前記検出器は、前記次回の検出周期で、前記表示装置におけるすべての画素又は一部の画素における前記選出色のサブ画素の所定検出パラメータを検出するように配置され、
前記指令が前記プロセッサによって実行される時、前記プロセッサは以下の手順、即ち、検出した前記選出色のサブ画素の所定検出パラメータに応じて、前記選出色のサブ画素を補償するか否かを決定し;補償すると決定する場合、前記プロセッサは、前記選出色のサブ画素を補償し;補償しないと決定する場合、前記プロセッサは前記選出色のサブ画素を補償しない、手順を実行させる、表示装置。 - 実行される時に、請求項1-9のいずれか1項に記載のデータ処理順序決定方法を実現するプログラムコードを、記憶したコンピュータ可読記憶媒体。
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