JPWO2019182134A1 - 基地局及び送信方法 - Google Patents
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Abstract
Description
図1は、本実施の形態に係る無線通信システムの構成例を示す。図1に示す無線通信システム1は、例えば、超高密度分散アンテナシステムであり、複数の送信点10a〜10i及び信号処理装置20を含む基地局(無線基地局又はgNBと呼ぶこともある)100と、少なくとも1つのユーザ端末(無線端末又はUE(User Equipment)と呼ぶこともある)200を、を備える。
図2は、基地局100の構成例を示すブロック図である。なお、図2では、ダウンリンクのデータ送信に関する構成を示し、アップリンクのデータ受信に関する構成を省略する。
図3は、ユーザ端末200の構成例を示すブロック図である。なお、図3では、ダウンリンクのデータ受信に関する構成を示し、アップリンクのデータ送信に関する構成を省略する。
次に、上述した基地局100の動作例について具体的に説明する。
次に、図5に示すST13におけるアンテナ素子の選択方法の詳細について説明する。
次に、図5に示すST14におけるユーザ端末200の選択方法の詳細について説明する。
(1)上記実施の形態では、図5又は図6に示すように、アンテナ素子の選択後にユーザ端末200の選択が行われる場合について説明した。しかし、基地局100は、ユーザ端末200の選択後にアンテナ素子の選択を行ってもよい。例えば、基地局100は、図6に示すような全てのアンテナ素子と全てのユーザ端末200との間の複数のチャネルについて得られるチャネル推定値を用いて、無線信号を送信する対象のユーザ端末200を選択する(例えば、図9の処理)。そして、基地局100は、選択したユーザ端末200に対応する一部のチャネル推定値を用いて、無線信号の送信に使用するアンテナ素子を選択してもよい(例えば、図7の処理)。
なお、上記実施の形態の説明に用いたブロック図は、機能単位のブロックを示している。これらの機能ブロック(構成部)は、ハードウェア及び/又はソフトウェアの任意の組み合わせによって実現される。また、各機能ブロックの実現手段は特に限定されない。すなわち、各機能ブロックは、物理的及び/又は論理的に結合した1つの装置により実現されてもよいし、物理的及び/又は論理的に分離した2つ以上の装置を直接的及び/又は間接的に(例えば、有線及び/又は無線)で接続し、これら複数の装置により実現されてもよい。
また、情報の通知は、本明細書で説明した態様/実施形態に限られず、他の方法で行われてもよい。例えば、情報の通知は、物理レイヤシグナリング(例えば、DCI(Downlink Control Information)、UCI(Uplink Control Information))、上位レイヤシグナリング(例えば、RRC(Radio Resource Control)シグナリング、MAC(Medium Access Control)シグナリング、報知情報(MIB(Master Information Block)、SIB(System Information Block)))、その他の信号又はこれらの組み合わせによって実施されてもよい。また、RRCシグナリングは、RRCメッセージと呼ばれてもよく、例えば、RRC接続セットアップ(RRC Connection Setup)メッセージ、RRC接続再構成(RRC Connection Reconfiguration)メッセージなどであってもよい。
本明細書で説明した各態様/実施形態は、LTE(Long Term Evolution)、LTE−A(LTE-Advanced)、SUPER 3G、IMT−Advanced、4G、5G、FRA(Future Radio Access)、W−CDMA(登録商標)、GSM(登録商標)、CDMA2000、UMB(Ultra Mobile Broadband)、IEEE 802.11(Wi−Fi)、IEEE802.16(WiMAX)、IEEE 802.20、UWB(Ultra-WideBand)、Bluetooth(登録商標)、その他の適切なシステムを利用するシステム及び/又はこれらに基づいて拡張された次世代システムに適用されてもよい。
本明細書で説明した各態様/実施形態の処理手順、シーケンス、フローチャートなどは、矛盾の無い限り、順序を入れ替えてもよい。例えば、本明細書で説明した方法については、例示的な順序で様々なステップの要素を提示しており、提示した特定の順序に限定されない。
本明細書において基地局(無線基地局)によって行われるとした特定動作は、場合によってはその上位ノード(upper node)によって行われることもある。基地局を有する1つまたは複数のネットワークノード(network nodes)からなるネットワークにおいて、端末との通信のために行われる様々な動作は、基地局および/または基地局以外の他のネットワークノード(例えば、MME(Mobility Management Entity)またはS−GW(Serving Gateway)などが考えられるが、これらに限られない)によって行われ得ることは明らかである。上記において基地局以外の他のネットワークノードが1つである場合を例示したが、複数の他のネットワークノードの組み合わせ(例えば、MMEおよびS−GW)であってもよい。
情報及び信号等は、上位レイヤ(または下位レイヤ)から下位レイヤ(または上位レイヤ)に出力され得る。複数のネットワークノードを介して入出力されてもよい。
入出力された情報等は特定の場所(例えば、メモリ)に保存されてもよいし、管理テーブルで管理してもよい。入出力される情報等は、上書き、更新、または追記され得る。出力された情報等は削除されてもよい。入力された情報等は他の装置に送信されてもよい。
判定は、1ビットで表される値(0か1か)によって行われてもよいし、真偽値(Boolean:trueまたはfalse)によって行われてもよいし、数値の比較(例えば、所定の値との比較)によって行われてもよい。
ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語と呼ばれるか、他の名称で呼ばれるかを問わず、命令、命令セット、コード、コードセグメント、プログラムコード、プログラム、サブプログラム、ソフトウェアモジュール、アプリケーション、ソフトウェアアプリケーション、ソフトウェアパッケージ、ルーチン、サブルーチン、オブジェクト、実行可能ファイル、実行スレッド、手順、機能などを意味するよう広く解釈されるべきである。
本明細書で説明した情報、信号などは、様々な異なる技術のいずれかを使用して表されてもよい。例えば、上記の説明全体に渡って言及され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、チップなどは、電圧、電流、電磁波、磁界若しくは磁性粒子、光場若しくは光子、又はこれらの任意の組み合わせによって表されてもよい。
本明細書で使用する「システム」および「ネットワーク」という用語は、互換的に使用される。
また、本明細書で説明した情報、パラメータなどは、絶対値で表されてもよいし、所定の値からの相対値で表されてもよいし、対応する別の情報で表されてもよい。例えば、無線リソースはインデックスで指示されるものであってもよい。
基地局(無線基地局)は、1つまたは複数(例えば、3つ)の(セクタとも呼ばれる)セルを収容することができる。基地局が複数のセルを収容する場合、基地局のカバレッジエリア全体は複数のより小さいエリアに区分でき、各々のより小さいエリアは、基地局サブシステム(例えば、屋内用の小型基地局RRH:Remote Radio Head)によって通信サービスを提供することもできる。「セル」または「セクタ」という用語は、このカバレッジにおいて通信サービスを行う基地局、および/または基地局サブシステムのカバレッジエリアの一部または全体を指す。さらに、「基地局」、「eNB」、「セル」、および「セクタ」という用語は、本明細書では互換的に使用され得る。基地局は、固定局(fixed station)、NodeB、eNodeB(eNB)、アクセスポイント(access point)、フェムトセル、スモールセルなどの用語で呼ばれる場合もある。
ユーザ端末は、当業者によって、移動局、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、リモートユニット、モバイルデバイス、ワイヤレスデバイス、ワイヤレス通信デバイス、リモートデバイス、モバイル加入者局、アクセス端末、モバイル端末、ワイヤレス端末、リモート端末、ハンドセット、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアント、UE(User Equipment)、またはいくつかの他の適切な用語で呼ばれる場合もある。
本明細書で使用する「判断(determining)」、「決定(determining)」という用語は、多種多様な動作を包含する場合がある。「判断」、「決定」は、例えば、判定(judging)、計算(calculating)、算出(computing)、処理(processing)、導出(deriving)、調査(investigating)、探索(looking up)(例えば、テーブル、データベースまたは別のデータ構造での探索)、確認(ascertaining)した事を「判断」「決定」したとみなす事などを含み得る。また、「判断」、「決定」は、受信(receiving)(例えば、情報を受信すること)、送信(transmitting)(例えば、情報を送信すること)、入力(input)、出力(output)、アクセス(accessing)(例えば、メモリ中のデータにアクセスすること)した事を「判断」「決定」したとみなす事などを含み得る。また、「判断」、「決定」は、解決(resolving)、選択(selecting)、選定(choosing)、確立(establishing)、比較(comparing)などした事を「判断」「決定」したとみなす事を含み得る。つまり、「判断」「決定」は、何らかの動作を「判断」「決定」したとみなす事を含み得る。
本明細書で説明した各態様/実施形態は単独で用いてもよいし、組み合わせて用いてもよいし、実行に伴って切り替えて用いてもよい。また、所定の情報の通知(例えば、「Xであること」の通知)は、明示的に行うものに限られず、暗黙的(例えば、当該所定の情報の通知を行わない)ことによって行われてもよい。
10a〜10i,10−1〜10−n 送信点
20 信号処理装置
100 基地局
101 符号化部
102 変調部
103 チャネル推定部
104 選択部
105 送信制御部
106,201 無線送信部
107,202 アンテナ
108,203 無線受信部
200 ユーザ端末
204 復調部
205 復号部
Claims (6)
- 無線信号を送信する送信回路と、
複数の送信点に含まれる複数のアンテナ素子と、ユーザ端末と、の間の各々のチャネルについて得られる複数のチャネル推定値の中から、第1の選択基準と第2の選択基準とに従って選択されたチャネル推定値に基づいて、前記無線信号の送信を制御する制御回路と、
を備えた、基地局。 - 前記第1の選択基準は、前記無線信号の送信に用いるアンテナ素子に対応するチャネル推定値を選択するための基準であり、
前記第2の選択基準は、前記無線信号を送信する対象のユーザ端末に対応するチャネル推定値を選択するための基準である、
請求項1に記載の基地局。 - 前記第1の選択基準は、前記無線信号を送信する対象のユーザ端末に対応するチャネル推定値を選択するための基準であり、
前記第2の選択基準は、前記無線信号の送信に用いるアンテナ素子に対応するチャネル推定値を選択するための基準である、
請求項1に記載の基地局。 - 前記第2の選択基準に従ってチャネル推定値を選択することは、
前記第1の選択基準に従って前記複数のチャネル推定値の中から選択された一部のチャネル推定値を行列要素とするチャネル行列において、前記ユーザ端末に対応する行列要素の組み合わせを変更して計算される伝送レートが増加するか否かを判断し、
前記伝送レートが増加する前記行列要素の組み合わせに対応するユーザ端末を前記無線信号を送信する対象に決定することを含む、
請求項2に記載の基地局。 - 前記第2の選択基準に従ってチャネル推定値を選択することは、
前記第1の選択基準に従って前記複数のチャネル推定値の中から選択された一部のチャネル推定値を行列要素とするチャネル行列において、前記アンテナ素子に対応する行列要素の組み合わせを変更して計算される利得が増加するか否かを判断し、
前記利得が増加する前記行列要素の組み合わせに対応するアンテナ素子を前記無線信号の送信に用いるアンテナ素子に決定することを含む、
請求項3に記載の基地局。 - 基地局による無線信号の送信方法であって、
複数の送信点に含まれる複数のアンテナ素子と、ユーザ端末と、の間の各々のチャネルについて得られる複数のチャネル推定値の中から、第1の選択基準と第2の選択基準とに従って選択されたチャネル推定値に基づいて、前記無線信号の送信を制御する、
送信方法。
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