JPWO2019171516A1 - 垂直多関節ロボットの慣性パラメータ同定システム及び慣性パラメータ同定方法並びに垂直多関節ロボットの制御装置及び制御方法 - Google Patents

垂直多関節ロボットの慣性パラメータ同定システム及び慣性パラメータ同定方法並びに垂直多関節ロボットの制御装置及び制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JPWO2019171516A1
JPWO2019171516A1 JP2020504572A JP2020504572A JPWO2019171516A1 JP WO2019171516 A1 JPWO2019171516 A1 JP WO2019171516A1 JP 2020504572 A JP2020504572 A JP 2020504572A JP 2020504572 A JP2020504572 A JP 2020504572A JP WO2019171516 A1 JPWO2019171516 A1 JP WO2019171516A1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
torque
joint angle
end effector
inertial
vertical articulated
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2020504572A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6862604B2 (ja
Inventor
良 永田
良 永田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Publication of JPWO2019171516A1 publication Critical patent/JPWO2019171516A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6862604B2 publication Critical patent/JP6862604B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25JMANIPULATORS; CHAMBERS PROVIDED WITH MANIPULATION DEVICES
    • B25J13/00Controls for manipulators
    • B25J13/08Controls for manipulators by means of sensing devices, e.g. viewing or touching devices

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Human Computer Interaction (AREA)
  • Robotics (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Manipulator (AREA)
  • Numerical Control (AREA)

Abstract

垂直多関節ロボット(11)の手首部(21)に交換可能に取り付けたエンドエフェクタ(23)を慣性パラメータの同定対象とする。エンドエフェクタを重力トルクが0となる関節角度を含む所定区間で往復旋回動作させる制御部(41)と、前記往復旋回動作中に関節角度を計測して算出する関節角度算出部(42)と、前記往復旋回動作中に各関節角度における前記モータのトルクを計測して算出するトルク算出部(43)とを備える。更に、算出した往路の各関節角度におけるモータのトルク(往路トルク)と復路の各関節角度におけるモータのトルク(復路トルク)とに基づいて各関節角度におけるモータのトルクから摩擦トルクを補償した重力トルクを算出する重力トルク算出部(44)と、この重力トルク算出部で算出した各関節角度における重力トルクに基づいて前記慣性パラメータを同定する慣性パラメータ同定部(45)とを備える。

Description

本明細書は、垂直多関節ロボットのアーム先端の手首部に交換可能に取り付けたエンドエフェクタを旋回動作させるときの慣性パラメータを同定する垂直多関節ロボットの慣性パラメータ同定システム及び慣性パラメータ同定方法並びに垂直多関節ロボットの制御装置及び制御方法に関する技術を開示したものである。
現在、産業用ロボットとして多用されている垂直多関節ロボットは、アーム先端の手首部に取り付けるエンドエフェクタ(ハンド、グリッパ、溶接機、ねじ締め機等)を付け替えることで、様々な作業に対応できるようになっている。エンドエフェクタはその種類毎に重量や重心位置が異なるため、アーム先端の手首部のエンドエフェクタを付け替えると、アーム先端の手首部に加わる負荷重量や重心位置が変化してエンドエフェクタの旋回動作の位置決め性能に影響を与えるが、エンドエフェクタの重量や重心位置が既知であれば、その既知データに合わせて垂直多関節ロボットの制御装置にセットする制御パラメータを対応させることでエンドエフェクタの旋回動作の位置決め性能を含む垂直多関節ロボットの各種動作での位置決め性能を改善することができる。
しかし、ユーザが使用するエンドエフェクタは、システムインテグレータやユーザにて設計、製作される場合が多い。そのため、ユーザ側でエンドエフェクタの重量や重心位置を計算又は計測して垂直多関節ロボットの制御装置にセットする制御パラメータを変更する必要があり、その作業に多くの手間や工数がかかってしまう。
そこで、特許文献1(特開平10−138187号公報)に記載されているように、多関節ロボットのアーム先端の負荷の重量と重心位置を自動的に算出できるようにしたものがある。この自動算出方法は、まず、作業者が教示装置を操作して基準姿勢を教示して、この基準姿勢に基づいて動作パターンプログラムを作成して、その動作パターンプログラムに従ってアーム先端に所定の負荷(エンドエフェクタ)を取り付けた多関節ロボットを動作させ、この動作中に各駆動軸(各関節軸)を駆動するサーボモータの駆動電流を予め設定されたスキャンタイム毎に検出し、各駆動軸のそれぞれについて、検出された駆動電流の平均値に基づいて動作パターンプログラムの実行中に各駆動軸に作用したトルクの平均値を算出し、このトルクの平均値を各駆動軸に作用するアンバランストルクと等価であるとすることにより、アンバランストルクに未知数として含まれる負荷の重量及び重心位置を算出するものである。
特開平10−138187号公報
しかし、上記特許文献1に記載されているように、ロボットの基準姿勢の選定に際しては、動作パターンプログラムの実行中に大きなアンバランストルクが駆動軸に作用するように注意しなければならないため、基準姿勢を選定する作業はロボット技術に精通した熟練した作業者が行う必要があり、ロボット技術に精通していない多くの作業者にとっては容易な作業ではない。しかも、基準姿勢の教示に際しては、作業者が教示装置を逐一操作してロボットの各駆動軸を位置決めする必要があり、その教示作業に手間がかかる。
これらの解決策として、上記特許文献1では、事前に教示装置により教示した基準姿勢のデータをロボットの制御装置の記憶装置に記憶しておき、負荷の重量及び重心位置を算出する際に、記憶装置から基準姿勢のデータを読み出して、このデータに基づき動作パターンプログラムを作成することが提案されている。
しかし、前述したように、ユーザが使用するエンドエフェクタは、システムインテグレータやユーザにて設計、製作される場合が多いため、ロボットの製造会社が事前にユーザの使用するエンドエフェクタの仕様を予測して教示装置により基準姿勢を教示しておくことは困難である。
上記課題を解決するために、垂直多関節ロボットのアーム先端の手首部に交換可能に取り付けたエンドエフェクタをモータで駆動される前記手首部の関節軸によって旋回動作させるときの慣性パラメータを同定する垂直多関節ロボットの慣性パラメータ同定システムにおいて、前記エンドエフェクタを前記手首部の関節軸に作用する重力トルクが0となる関節角度を含む所定区間で往復旋回動作させる制御部と、前記エンドエフェクタの往復旋回動作中に前記手首部の関節軸の関節角度を計測して算出する関節角度算出部と、前記エンドエフェクタの往復旋回動作中に各関節角度における前記モータのトルクを計測して算出するトルク算出部と、前記関節角度算出部及び前記トルク算出部で算出した往路の各関節角度における前記モータのトルク(往路トルク)と復路の各関節角度における前記モータのトルク(復路トルク)とに基づいて各関節角度における前記モータのトルクから摩擦トルクを補償した重力トルクを算出する重力トルク算出部と、前記重力トルク算出部で算出した各関節角度における重力トルクに基づいて前記慣性パラメータを同定する慣性パラメータ同定部とを備えた構成としたものである。
この構成では、アーム先端の手首部に取り付けたエンドエフェクタを重力トルクが0となる関節角度を含む所定区間で往復旋回動作させることで、各関節角度における往路トルクと復路トルクを計測、算出して、それらの算出値に基づいて各関節角度におけるモータのトルクから摩擦トルクを補償した重力トルクを算出し、各関節角度における重力トルクに基づいて慣性パラメータを同定するようにしたので、ユーザが様々なエンドエフェクタをアーム先端の手首部に取り付けても、ユーザ側で簡単にエンドエフェクタの慣性パラメータを同定することができる。
図1は一実施例の5軸垂直多関節ロボットを示す側面図である。 図2は5軸垂直多関節ロボットの構成を関節記号で表示した図(その1)で、慣性パラメータ同定時に往復旋回動作を開始する関節角度を示している。 図3は5軸垂直多関節ロボットの構成を関節記号で表示した図(その2)で、重力トルクが0となる関節角度を示している。 図4は5軸垂直多関節ロボットの構成を関節記号で表示した図(その3)で、慣性パラメータ同定時に往復旋回動作を折り返す関節角度を示している。 図5は5軸垂直多関節ロボットの手首部の関節軸(J4)の慣性パラメータを同定する動作を制御する構成を示すブロック図である。 図6は慣性パラメータ同定プログラムの処理の流れを示すフローチャートである。 図7は往復旋回動作中に計測して算出した関節角度の時系列データの波形を示すグラフである。 図8は往復旋回動作中に計測して算出したサーボモータのトルクの時系列データの波形を示すグラフである。 図9は往路トルクと復路トルクの算出データの波形と両トルクを平均して求める重力トルクの波形を示すグラフである。 図10はアーム先端の手首部にエンドエフェクタを取り付けて計測して算出した重力トルクの波形と重量が異なる複数の基準重りを1個ずつ付け替えて計測して算出した重力トルクの波形を示すグラフである。
以下、一実施例を説明する。
まず、図1乃至図4を用いて5軸垂直多関節ロボット11の構成を説明する。
5軸垂直多関節ロボット11は、工場フロア12に設置された固定ベース13と、この固定ベース13上に第1関節軸14(J1)を中心に回転可能に設けられた第1アーム15と、この第1アーム15の先端に第2関節軸16(J2)によって旋回可能に設けられた第2アーム17と、この第2アーム17の先端に第3関節軸18(J3)によって旋回可能に設けられた第3アーム19と、この第3アーム19の先端に第4関節軸20(J4)によって旋回可能に設けられた手首部21と、この手首部21に第5関節軸22(J5)を中心に回転可能且つ交換可能に取り付けられたエンドエフェクタ23とから構成されている。これにより、手首部21に取り付けたエンドエフェクタ23は、その手首部21の関節軸である第4関節軸20によって旋回動作するようになっている。
この場合、エンドエフェクタ23は、ハンド、グリッパ、溶接機、ねじ締め機等のいずれであっても良い。また、エンドエフェクタ23は、5軸垂直多関節ロボット11の製造会社が作成したものであっても良いし、システムインテグレータやユーザにて設計、製作したものであっても良い。5軸垂直多関節ロボット11の第1〜第5の各関節軸14,16,18,20,22は、それぞれサーボモータ等のアクチュエータ(図5に手首部21の関節軸である第4関節軸20を駆動するサーボモータ31のみ図示)により駆動されるようになっている。
次に、図5を用いて、手首部21の関節軸である第4関節軸20によって旋回運動するエンドエフェクタ23の慣性パラメータを同定する動作を制御する構成を説明する。
5軸垂直多関節ロボット11の制御装置32は、エンドエフェクタ23の旋回動作(第4関節軸20の回転動作)を制御するコントローラ33と、このコントローラ33からのトルク指令に従ってサーボモータ31を駆動するサーボアンプ34と、後述する図6の慣性パラメータ同定プログラム等の各種制御プログラムや複数の基準重りの各関節角度における重力トルクの算出データ等の各種データを記憶した記憶部35等を備えた構成となっている。記憶部35は、ハードディスク装置、ROM、フラッシュメモリ等、電源オフ時でも記憶データを保持する不揮発性の記憶装置により構成されている。
サーボモータ31には、回転角を検出するエンコーダ36が設けられ、このエンコーダ36で検出した回転角の情報がサーボアンプ34を経由してコントローラ33にフィードバックされる。これにより、コントローラ33は、エンコーダ36で検出したサーボモータ31の回転角が回転角指令と一致するようにサーボモータ31をフィードバック制御し、サーボアンプ34は、コントローラ33からのトルク指令(駆動電流指令)に従って駆動電流を制御する。
ところで、5軸垂直多関節ロボット11の手首部21に取り付けるエンドエフェクタ23はその種類毎に重量や重心位置が異なるため、エンドエフェクタ23を付け替えると、エンドエフェクタ23の旋回動作(第4関節軸20の回転動作)の慣性パラメータであるエンドエフェクタ23の重量や重心位置が変化してエンドエフェクタ23の旋回動作のみならず、5軸垂直多関節ロボット11の各種動作での位置決め性能に影響を与える。そのため、5軸垂直多関節ロボット11を使用するユーザは、生産開始前にエンドエフェクタ23の旋回動作(第4関節軸20の回転動作)の慣性パラメータであるエンドエフェクタ23の重量や重心位置を同定して、そのエンドエフェクタ23の重量や重心位置に応じて5軸垂直多関節ロボット11の制御パラメータを変更する必要がある。
そこで、コントローラ33は、後述する図6の慣性パラメータ同定プログラムを実行することで、エンドエフェクタ23を第4関節軸20に作用する重力トルクが0となる関節角度を含む所定区間で往復旋回動作させてエンドエフェクタ23の旋回動作(第4関節軸20の回転動作)の慣性パラメータであるエンドエフェクタ23の重量や重心位置を自動的に同定して、エンドエフェクタ23の重量や重心位置に応じて5軸垂直多関節ロボット11の制御パラメータを自動的に変更するようにしている。
本実施例では、コントローラ33は、慣性パラメータを同定する際にエンドエフェクタ23を第4関節軸20に作用する重力トルクが0となる関節角度を含む所定区間で往復旋回動作させる制御部41として機能する。更に、コントローラ33は、エンドエフェクタ23の往復旋回動作中に第4関節軸20の関節角度を計測して算出する関節角度算出部42として機能すると共に、エンドエフェクタ23の往復旋回動作中に各関節角度におけるサーボモータ31のトルクを計測して算出するトルク算出部43としても機能する。
ここで、関節角度算出部42は、エンドエフェクタ23の往復旋回動作中にサーボモータ31の回転角を検出するエンコーダ36の検出情報を所定周期で取得して、エンコーダ36の検出情報から第4関節軸20の関節角度を所定周期で算出する。図7は往復旋回動作中に計測して算出した関節角度の時系列データの波形を示している。
トルク算出部43は、サーボモータ31へのトルク指令である駆動電流指令から各関節角度におけるサーボモータ31のトルクを算出する。図8は往復旋回動作中に計測して算出したサーボモータ31のトルクの時系列データの波形を示している。
更に、コントローラ33は、関節角度算出部42及びトルク算出部43で算出した往路の各関節角度におけるサーボモータ31のトルク(以下「往路トルク」という)と復路の各関節角度におけるサーボモータ31のトルク(以下「復路トルク」という)とに基づいて各関節角度におけるサーボモータ31のトルクから摩擦トルクを補償した重力トルクを算出する重力トルク算出部44として機能すると共に、この重力トルク算出部44で算出した各関節角度における重力トルクに基づいてエンドエフェクタ23の旋回動作(第4関節軸20の回転動作)の慣性パラメータを同定する慣性パラメータ同定部45としても機能する。図9は往路トルクと復路トルクの時系列データの波形と両トルクから求める重力トルクの時系列データの波形を示している。
往復旋回動作中のサーボモータ31のトルクを往路トルクと復路トルクに区分する際に、第4関節軸20の関節角度を時間微分して第4関節軸20の回転速度を求め、この第4関節軸20の回転速度が所定の往路閾値(例えば−100rpm)よりも低い区間のトルクを往路トルクに区分し、この第4関節軸20の回転速度が所定の復路閾値(例えば+100rpm)よりも高い区間のトルクを復路トルクに区分する。
前述したように、慣性パラメータを同定する際にエンドエフェクタ23を第4関節軸20に作用する重力トルクが0となる関節角度を含む所定区間で往復旋回動作させるようにしている。ここで、重力トルクが0となる関節角度とは、第4関節軸20がサーボモータ31で駆動されずに回転自由な状態になっているときにエンドエフェクタ23が重力によって第4関節軸20を支点にして自然に垂れ下がった状態になっているときの関節角度である。この重力トルクが0となる関節角度は、エンドエフェクタ23の重心位置に応じて変化するため、エンドエフェクタ23を重力トルクが0となる関節角度を含む所定区間で往復旋回動作させて重力トルクを計測して算出することで、重力トルクが0となる関節角度を算出できれば、その関節角度から慣性パラメータの1つであるエンドエフェクタ23の重心位置を同定することができる。
重力トルク算出部44は、第4関節軸20によってエンドエフェクタ23を往復旋回動作させたときの各関節角度におけるサーボモータ31のトルクから摩擦トルクを補償した重力トルクを算出するようにしている。ここで、摩擦トルクとは、第4関節軸20の摩擦によって生じるトルクであり、重力トルクとは、重力によって生じるトルクである。第4関節軸20に作用するトルクとしては、サーボモータ31のトルクと摩擦トルクと重力トルクの他に、往復旋回動作の加減速によって生じる加減速トルクがあり、これら4種類のトルクは次式で表される関係となる。
サーボモータ31のトルク=重力トルク+摩擦トルク+加減速トルク
この場合、往復旋回動作の加減速をできるだけ小さくすれば、加減速トルクの影響を無視できる程度にまで小さくすることができる。加減速トルクを小さくするには、旋回速度をできるだけ低速にして、一定速度で旋回する区間をできるだけ長くするようにすれば良い。加減速トルクの影響を無視できれば、サーボモータ31のトルクと摩擦トルクと重力トルクとの関係は、次式で表される関係となる。
サーボモータ31のトルク=重力トルク+摩擦トルク
ここで、各関節角度における重力トルクは、往復旋回動作の往路と復路で同じ値となる。一方、各関節角度における摩擦トルクは、往復旋回動作の往路と復路で作用方向が反転して符号(±)が反対になるが、各関節角度における摩擦トルクの絶対値は、往路と復路で同じ値となる。従って、各関節角度における往路トルクと復路トルクとの平均値(つまり各関節角度における往路トルクと復路トルクとを足して2で割り算した値)を算出すると、各関節角度におけるサーボモータ31のトルクから摩擦トルクの影響をキャンセルした重力トルクを求めることができる。この際、上述したように、往復旋回動作中の加減速トルクの影響を無視できるように旋回速度をできるだけ低速にして、一定速度で旋回動作させる区間をできるだけ長くするようにすれば、各関節角度における往路トルクと復路トルクとの平均値を算出することで、各関節角度におけるサーボモータ31のトルクから摩擦トルクと加減速トルクの両方の影響をキャンセルした重力トルクを求めることができる。
各関節角度における往路トルクと復路トルクとの平均値を算出する際に、往路、復路ともに関節角度毎のトルクが必要である。そこで、往路、復路ともにトルクを線形補間処理して、等ピッチの関節角度毎(例えば35degから65degまでの区間で1deg毎)にトルクを算出する。尚、1degより小さい関節角度毎又は1degより大きい関節角度毎にトルクを算出しても良いことは明らかである。
図9の例では、往復旋回動作させる区間を例えば25degから75deg(又は20degから80deg)までの区間とし、一定速度で旋回動作させる区間を例えば35degから65degまでの区間としているが、これ以外の関節角度の区間としても良い。図9の関節角度毎に算出した重力トルクの波形から重力トルクが0となる関節角度を同定することができる。重力トルクが0となる関節角度から慣性パラメータの1つであるエンドエフェクタ23の重心位置を同定しても良いし、重力トルクが0となる関節角度をそのままエンドエフェクタ23の重心位置の代用情報として用いるようにしても良い。重力トルクが0となる関節角度を同定する際に、関節角度に対する重力トルクの波形を線形近似して1次関数の係数を算出し、重力トルクが0となる関節角度を同定するようにしても良い。
また、本実施例では、慣性パラメータの1つであるエンドエフェクタ23の重量を同定するために、事前に重量が異なる複数の基準重りを用意して、その基準重りを1個ずつ手首部21に付け替えて前記往復旋回動作させて各関節角度における重力トルクを算出して複数の基準重りの各関節角度における重力トルクの算出データを記憶部35に記憶しておく。この際、手首部21に基準重りを付けない状態で往復旋回動作させて各関節角度における重力トルクを算出して、基準重り=0kgのときの重力トルクの算出データとして記憶部35に記憶しておく。そして、慣性パラメータの1つであるエンドエフェクタ23の重量を同定する際に、前記重力トルク算出部44で算出した重力トルクの波形を記憶部35に記憶されている前記複数の基準重りの重力トルクの波形と比較して両者の差が最小となる基準重りの重量をエンドエフェクタ23の重量として同定する。
図10は手首部21にエンドエフェクタ23を取り付けて計測して算出した重力トルクの波形と重量が異なる複数の基準重りを1個ずつ付け替えて計測して算出した重力トルクの波形を示している。図10の例では、エンドエフェクタ23を取り付けて計測して算出した重力トルクの波形を、重量が異なる4種類の基準重り(0kg、0.4kg、1kg、2kg)の重力トルクの波形と比較して、両者の差が最小となる基準重りの重量(図10の例では1kg)をエンドエフェクタ23の重量として同定する。
この際、手首部21にエンドエフェクタ23を取り付けて計測して算出した重力トルクの波形と重量が異なる複数の基準重りを1個ずつ付け替えて計測して算出した重力トルクの波形について、それぞれの波形を正弦波関数で近似して係数を算出して、それらの係数に基づいて差が最小となる基準重りの重量をエンドエフェクタ23の重量として同定するようにしても良い。
コントローラ33は、生産開始前に慣性パラメータ同定部45で同定した慣性パラメータ(エンドエフェクタ23の重量と重心位置)に基づいて5軸垂直多関節ロボット11のサーボモータ31の制御パラメータを変更する制御パラメータ変更部46としても機能する。
以上説明した本実施例のエンドエフェクタ23の慣性パラメータの同定とサーボモータ31の制御パラメータの変更は、コントローラ33によって図6の慣性パラメータ同定プログラムに従って実行される。以下、コントローラ33が実行する図6の慣性パラメータ同定プログラムの処理内容を説明する。
コントローラ33は、図6の慣性パラメータ同定プログラムを起動すると、まず、ステップ101で、同定開始操作が行われるまで待機する。ここで、同定開始操作とは、作業者が同定対象となるエンドエフェクタ23を5軸垂直多関節ロボット11の手首部21に取り付けて制御装置32の操作部(図示せず)を操作して慣性パラメータの同定を開始させる操作である。
この同定開始操作が行われた時点で、ステップ102に進み、エンドエフェクタ23の往復旋回動作(第4関節軸20の回転回転動作)を所定速度以下の遅い一定速度で開始する。エンドエフェクタ23の往復旋回動作を所定速度以下の遅い一定速度で行う理由は、加減速トルクの影響を無視できるようにするためである。
この後、ステップ103に進み、エンコーダ36の時系列データ(サーボモータ31の回転角の時系列データ)を取得して、このエンコーダ36の時系列データから関節角度の時系列データ(図7参照)を算出する。そして、次のステップ104で、サーボアンプ34へのトルク指令である駆動電流指令の時系列データを取得して、この駆動電流指令の時系列データと上記ステップ103で算出した関節角度の時系列データとに基づいて往復旋回動作の各関節角度におけるサーボモータ31のトルクである往路トルクと復路トルクを算出する(図9参照)。
これらステップ103と104の処理は、往復旋回動作を終了するまで所定周期で実行される。コントローラ33は、ステップ105で、往復旋回動作終了と判断した時点で、ステップ106に進み、上記ステップ104で算出した各関節角度における往路トルクと復路トルクとの平均値(つまり各関節角度における往路トルクと復路トルクとを足して2で割り算した値)を各関節角度における重力トルクとして算出する。
この後、ステップ107に進み、上記ステップ106で算出した重力トルクの波形を線形近似して1次関数の係数を算出し、重力トルクが0となる関節角度を同定する。この際、重力トルクが0となる関節角度から慣性パラメータの1つであるエンドエフェクタ23の重心位置を同定しても良いし、重力トルクが0となる関節角度をそのままエンドエフェクタ23の重心位置の代用情報として用いるようにしても良い。
そして、次のステップ108で、算出した重力トルクの波形を記憶部35に記憶されている前記複数の基準重りの重力トルクの波形と比較して両者の差が最小となる基準重りの重量をエンドエフェクタ23の重量として同定する。
この後、ステップ109に進み、上記ステップ107と108の同定結果に応じてサーボモータ31の制御パラメータを変更して、本プログラムを終了する。
以上のようにして、コントローラ33は、生産開始前に図6の慣性パラメータ同定プログラムを実行して、慣性パラメータの同定結果に応じてサーボモータ31の制御パラメータを変更してから生産を開始する。
以上説明した本実施例によれば、5軸垂直多関節ロボット11の手首部21に取り付けたエンドエフェクタ23を重力トルクが0となる関節角度を含む所定区間で往復旋回動作させることで、各関節角度における往路トルクと復路トルクを算出して、それらの算出値に基づいて各関節角度におけるサーボモータ31のトルクから摩擦トルクを補償した重力トルクを算出し、各関節角度における重力トルクに基づいてエンドエフェクタ23の慣性パラメータ(重量や重心位置に関するパラメータ)を同定するようにしたので、ユーザがどの様なエンドエフェクタ23を5軸垂直多関節ロボット11の手首部21に取り付けても、ユーザ側で簡単に慣性パラメータを同定することができる。これにより、慣性パラメータの同定結果に応じてサーボモータ31の制御パラメータを適正な制御パラメータに変更することができ、エンドエフェクタ23の旋回動作のみならず、5軸垂直多関節ロボット11の各種動作での位置決め性能を向上させることができる。
尚、本実施例では、5軸垂直多関節ロボット11の制御装置32にエンドエフェクタ23の慣性パラメータを同定する機能を搭載したが、5軸垂直多関節ロボット11の制御装置32とは別の場所にエンドエフェクタ23の慣性パラメータを同定する慣性パラメータ同定システムを構築して、その慣性パラメータ同定システムによる慣性パラメータの同定結果に応じてサーボモータ31の制御パラメータを適正な制御パラメータに変更するようにしても良い。この際、制御パラメータの変更は、5軸垂直多関節ロボット11の制御装置32が慣性パラメータの同定結果に応じて自動的に行うようにしても良いし、作業者が手動で制御パラメータを変更するようにしても良い。
その他、本発明は、5軸垂直多関節ロボット11に限定されず、4軸以下又は6軸以上の垂直多関節ロボットに適用しても良く、また、垂直多関節ロボットの構成を適宜変更しても良い等、要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施できることは明らかである。
11…5軸垂直多関節ロボット、13…固定ベース、14…第1関節軸、15…第1アーム、16…第2関節軸、17…第2アーム、18…第3関節軸、19…第3アーム、20…第4関節軸、21…手首部、22…第5関節軸、23…エンドエフェクタ、31…サーボモータ、32…制御装置、33…コントローラ、34…サーボアンプ、35…記憶部、36…エンコーダ、41…制御部、42…関節角度算出部、43…トルク算出部、44…重力トルク算出部、45…慣性パラメータ同定部、46…制御パラメータ変更部

Claims (8)

  1. 垂直多関節ロボットのアーム先端の手首部に交換可能に取り付けたエンドエフェクタをモータで駆動される前記手首部の関節軸によって旋回動作させるときの慣性パラメータを同定する垂直多関節ロボットの慣性パラメータ同定システムにおいて、
    前記エンドエフェクタを前記手首部の関節軸に作用する重力トルクが0となる関節角度を含む所定区間で往復旋回動作させる制御部と、
    前記エンドエフェクタの往復旋回動作中に前記手首部の関節軸の関節角度を計測して算出する関節角度算出部と、
    前記エンドエフェクタの往復旋回動作中に各関節角度における前記モータのトルクを計測して算出するトルク算出部と、
    前記関節角度算出部及び前記トルク算出部で算出した往路の各関節角度における前記モータのトルク(以下「往路トルク」という)と復路の各関節角度における前記モータのトルク(以下「復路トルク」という)とに基づいて各関節角度における前記モータのトルクから摩擦トルクを補償した重力トルクを算出する重力トルク算出部と、
    前記重力トルク算出部で算出した各関節角度における重力トルクに基づいて前記慣性パラメータを同定する慣性パラメータ同定部と
    を備える、垂直多関節ロボットの慣性パラメータ同定システム。
  2. 前記制御部は、前記エンドエフェクタの往復旋回動作を所定速度以下の一定速度で行う、請求項1に記載の垂直多関節ロボットの慣性パラメータ同定システム。
  3. 前記重力トルク算出部は、前記関節角度算出部及び前記トルク算出部で算出した各関節角度における往路トルクと復路トルクとの平均値を各関節角度における重力トルクとして算出する、請求項1又は2に記載の垂直多関節ロボットの慣性パラメータ同定システム。
  4. 前記慣性パラメータ同定部は、前記慣性パラメータの1つである前記エンドエフェクタの重心位置の情報として、前記重力トルクが0となる関節角度を同定する、請求項1乃至3のいずれかに記載の垂直多関節ロボットの慣性パラメータ同定システム。
  5. 事前に重量が異なる複数の基準重りを用意して、その基準重りを1個ずつ前記アーム先端の手首部に付け替えて前記往復旋回動作させて各関節角度における重力トルクを算出して前記複数の基準重りの各関節角度における重力トルクの算出データを記憶した記憶部を備え、
    前記慣性パラメータ同定部は、前記慣性パラメータの1つである前記エンドエフェクタの重量を同定する際に、前記重力トルク算出部で算出した各関節角度における重力トルクを前記記憶部に記憶されている前記複数の基準重りの各関節角度における重力トルクと比較して両者の差が最小となる前記基準重りの重量を前記エンドエフェクタの重量として同定する、請求項1乃至4のいずれかに記載の垂直多関節ロボットの慣性パラメータ同定システム。
  6. 請求項1乃至5のいずれかに記載の垂直多関節ロボットの慣性パラメータ同定システムを搭載した垂直多関節ロボットの制御装置であって、
    生産開始前に前記慣性パラメータ同定システムで同定した前記慣性パラメータに基づいて前記垂直多関節ロボットの制御パラメータを変更する制御パラメータ変更部を備える、垂直多関節ロボットの制御装置。
  7. 垂直多関節ロボットのアーム先端の手首部に交換可能に取り付けたエンドエフェクタをモータで駆動される前記手首部の関節軸によって旋回動作させるときの慣性パラメータを同定する垂直多関節ロボットの慣性パラメータ同定方法において、
    前記エンドエフェクタを前記手首部の関節軸に作用する重力トルクが0となる関節角度を含む所定区間で往復旋回動作させ、前記エンドエフェクタの往復旋回動作中に前記手首部の関節軸の関節角度を計測して算出すると共に、各関節角度における前記モータのトルクを計測して算出し、
    算出した往路の各関節角度における前記モータのトルクと復路の各関節角度における前記モータのトルクとに基づいて各関節角度における前記モータのトルクから摩擦トルクを補償した重力トルクを算出し、
    算出した各関節角度における重力トルクに基づいて前記慣性パラメータを同定する、垂直多関節ロボットの慣性パラメータ同定方法。
  8. 請求項7に記載の垂直多関節ロボットの慣性パラメータ同定方法で同定した前記慣性パラメータを用いて前記垂直多関節ロボットを制御する垂直多関節ロボットの制御方法であって、
    生産開始前に記慣性パラメータ同定方法で同定した前記慣性パラメータに基づいて前記垂直多関節ロボットの制御パラメータを変更してから生産を開始する、垂直多関節ロボットの制御方法。
JP2020504572A 2018-03-07 2018-03-07 垂直多関節ロボットの慣性パラメータ同定システム及び慣性パラメータ同定方法並びに垂直多関節ロボットの制御装置及び制御方法 Active JP6862604B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2018/008868 WO2019171516A1 (ja) 2018-03-07 2018-03-07 垂直多関節ロボットの慣性パラメータ同定システム及び慣性パラメータ同定方法並びに垂直多関節ロボットの制御装置及び制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2019171516A1 true JPWO2019171516A1 (ja) 2020-10-22
JP6862604B2 JP6862604B2 (ja) 2021-04-21

Family

ID=67845648

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020504572A Active JP6862604B2 (ja) 2018-03-07 2018-03-07 垂直多関節ロボットの慣性パラメータ同定システム及び慣性パラメータ同定方法並びに垂直多関節ロボットの制御装置及び制御方法

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP6862604B2 (ja)
WO (1) WO2019171516A1 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113189865B (zh) * 2021-01-27 2024-03-26 上海际知医疗科技有限公司 基于动力学参数辨识的康复机器人控制系统
CN112975971B (zh) * 2021-03-01 2022-03-11 南京航空航天大学 一种机器人惯性力补偿方法
WO2024105725A1 (ja) * 2022-11-14 2024-05-23 ファナック株式会社 ロボットのブレーキ診断方法、ブレーキ診断装置、ブレーキ診断プログラムおよび制御装置

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006075931A (ja) * 2004-09-08 2006-03-23 Matsushita Electric Ind Co Ltd ロボットの制御方法
JP2010076074A (ja) * 2008-09-29 2010-04-08 Panasonic Corp ロボットの制御方法
JP2013193183A (ja) * 2012-03-21 2013-09-30 Toyota Motor Corp トルク検出方法及びアーム装置
JP2015536249A (ja) * 2012-10-23 2015-12-21 コグニボティクス アクチエボラグCognibotics AB 関節の少なくとも1つの特性を求める方法およびシステム

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006075931A (ja) * 2004-09-08 2006-03-23 Matsushita Electric Ind Co Ltd ロボットの制御方法
JP2010076074A (ja) * 2008-09-29 2010-04-08 Panasonic Corp ロボットの制御方法
JP2013193183A (ja) * 2012-03-21 2013-09-30 Toyota Motor Corp トルク検出方法及びアーム装置
JP2015536249A (ja) * 2012-10-23 2015-12-21 コグニボティクス アクチエボラグCognibotics AB 関節の少なくとも1つの特性を求める方法およびシステム

Also Published As

Publication number Publication date
JP6862604B2 (ja) 2021-04-21
WO2019171516A1 (ja) 2019-09-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10486309B2 (en) Robot controlling method, robot apparatus, program, recording medium, and method for manufacturing assembly component
US7765031B2 (en) Robot and multi-robot interference avoidance method
US20070030271A1 (en) Robot controller and robot control method using spline interpolation
JP6512790B2 (ja) ロボット制御方法、ロボット装置、プログラム、記録媒体及び物品の製造方法
JP5236596B2 (ja) 加工ロボットシステム
JP7363098B2 (ja) ロボットの制御方法
TWI630081B (zh) Direct teaching method of robot
JP6862604B2 (ja) 垂直多関節ロボットの慣性パラメータ同定システム及び慣性パラメータ同定方法並びに垂直多関節ロボットの制御装置及び制御方法
JP5701055B2 (ja) 7軸多関節ロボットの制御方法、制御プログラム及びロボット制御装置
JP2016027951A (ja) ロボット装置の制御方法、およびロボット装置
JP2013193131A (ja) ロボットの制御方法及びロボット制御装置、並びにロボット制御システム
DK2492062T3 (en) industrial Robot
JP2016168650A (ja) ロボット装置、ロボット制御方法、プログラム及び記録媒体
JP6568165B2 (ja) ロボットシステム及びロボット制御装置
WO2018016568A1 (ja) ロボットの運転方法、コンピュータプログラム、及びロボットシステム
JP2007066001A (ja) ロボットの制御装置
JP6652310B2 (ja) ロボットシステム、ロボットアームの制御方法、プログラム、記録媒体、及び物品の製造方法
WO2015162757A1 (ja) ロボット制御装置およびロボット制御方法
JP6697544B2 (ja) 最適化装置及びそれを備えた垂直型多関節ロボット
WO2019215998A1 (ja) ロボットの制御方法
JP2016040067A (ja) ロボット装置、ロボット制御方法、プログラム及び記録媒体
JP2013223895A (ja) ロボット制御方法及びロボット制御装置
JP5633268B2 (ja) ロボットの制御装置
JP4449693B2 (ja) ロボット制御装置およびその制御方法
JP6668629B2 (ja) ロボット制御装置およびロボットシステム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200310

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20201221

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210204

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210326

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210331

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6862604

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250