JPWO2019142256A1 - 電子モジュール - Google Patents

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Abstract

電子モジュールは、第一放熱層19と、第一基板11と、第一電子素子13と、第二電子素子23と、第二基板21と、第二放熱層29と、封止部90と、前記第一電子素子13と前記第二電子素子23との間又は前記第二電子素子23と前記第二基板21との間に設けられた接続体60,70と、を有する。前記第一放熱層19は前記接続体60,70の他方側領域に対応する位置で前記第一基板11が露出する第一露出部150を有する、又は、前記第二放熱層29は前記接続体60,70の一方側領域に対応する位置で前記第二基板21が露出する第二露出部140を有する。

Description

本発明は、電子素子を封止部内に含み、放熱層を有する電子モジュールに関する。
複数の電子素子が封止樹脂内に設けられた電子モジュールが従来から知られている(例えば特開2014−45157号参照)。このような電子モジュールにおいて電子素子をより多くしたいニーズがある。
より多くの電子素子を設ける手段として、電子素子を層状に積み重ねていく態様を採用することが考えられる。その際には、電子素子(第一電子素子)の一方側(例えばおもて面側)に別の電子素子(第二電子素子)を設けることが考えられる。
さらに電子素子の数を増やすとなると、第一基板及び第二基板の面方向での大きさが大きくなってしまう。このように、第一基板及び第二基板の面方向の大きさが大きくなると、熱処理工程で第一基板及び第二基板が反ってしまうことがある。
他方、第一絶縁性基板と、第一絶縁性基板の搭載面に設けられた第一導体層と、第一導体層に設けられた第一パワーデバイスと、第一パワーデバイスに接続された第一接続部と、を有する第一部材と、第二絶縁性基板と、第二絶縁性基板の搭載面に設けられた第二導体層と、第二導体層に設けられた第二パワーデバイスと、第二パワーデバイスに接続された第二接続部と、を有する第二部材と、第一部材と第二部材との間で上下方向に延在する導体柱と、を有する半導体モジュールが国際公開公報2016/174698で提案されている。この態様では、第一パワーデバイスと第二パワーデバイスとが対向して配置されるとともに、導体柱で互いに接続されている。
発明者が検討したところによると、封止樹脂を流し込む際等の熱処理工程において、熱が伝わりやすい箇所、国際公開公報2016/174698で言えば導体柱を起点として基板がひずむことが判明した。
本発明は、このような点を鑑みてなされたものであり、基板におけるひずみ、特に導体柱のような接続体を起点として基板がひずむことを防止できる電子モジュールを提供する。
[概念1]
本発明による電子モジュールは、
第一放熱層と、
前記第一放熱層の一方側に設けられた第一基板と、
前記第一基板の一方側に設けられた第一電子素子と、
前記第一電子素子の一方側に設けられた第二電子素子と、
前記第二電子素子の一方側に設けられた第二基板と、
前記第二基板の一方側に設けられた第二放熱層と、
少なくとも前記第一電子素子及び前記第二電子素子を封止する封止部と、
前記第一電子素子と前記第二電子素子との間又は前記第二電子素子と前記第二基板との間に設けられた接続体と、
を備え、
前記第一放熱層は前記接続体の他方側領域に対応する位置で前記第一基板が露出する第一露出部を有する、又は、前記第二放熱層は前記接続体の一方側領域に対応する位置で前記第二基板が露出する第二露出部を有してもよい。
[概念2]
本発明の概念1による電子モジュールにおいて、
前記第一露出部は前記接続体の他方側領域に対応する位置の一部だけを含む、又は、
前記第二露出部は前記接続体の一方側領域に対応する位置の一部だけを含んでもよい。
[概念3]
本発明の概念1による電子モジュールにおいて、
前記第一露出部は前記接続体の他方側領域に対応する位置の全部を含む、又は、
前記第二露出部は前記接続体の一方側領域に対応する位置の全部を含んでもよい。
[概念4]
本発明の概念1による電子モジュールにおいて、
前記第一露出部は前記接続体の他方側領域に対応する位置の周縁を含む、又は、
前記第二露出部は前記接続体の一方側領域に対応する位置の周縁を含んでもよい。
[概念5]
本発明の概念1乃至4による電子モジュールにおいて、
前記接続体が複数設けられ、
前記接続体の各々に対応する露出部が設けられてもよい。
[概念6]
本発明の概念1乃至5による電子モジュールにおいて、
前記接続体は、前記第一電子素子と前記第二電子素子との間に設けられた第一接続体と、前記第二電子素子と前記第二基板との間に設けられた第二接続体とを有し、
前記第一放熱層は前記第一接続体の他方側領域に対応する位置で前記第一基板が露出する第一露出部を有する、又は、前記第二放熱層は前記第二接続体の一方側領域に対応する位置で前記第二基板が露出する第二露出部を有してもよい。
[概念7]
本発明の概念1乃至6による電子モジュールにおいて、
前記接続体は、ヘッド部と、前記ヘッド部から前記ヘッド部の厚み方向に延びた柱部とを有し、
前記第一放熱層は前記柱部の他方側領域に対応する位置の全部で前記第一基板が露出する第一露出部を有する、又は、前記第二放熱層は前記柱部の一方側領域に対応する位置の全部で前記第二基板が露出する第二露出部を有してもよい。
[概念8]
本発明の概念1乃至6による電子モジュールにおいて、
前記接続体は、ヘッド部と、前記ヘッド部から前記ヘッド部の厚み方向に延びた柱部とを有し、
前記第一放熱層は前記柱部の他方側領域に対応する位置の周縁で前記第一基板が露出する第一露出部を有する、又は、前記第二放熱層は前記柱部の一方側領域に対応する位置の周縁で前記第二基板が露出する第二露出部を有してもよい。
本発明において、第一放熱層のうち熱が伝わりやす接続体の他方側領域において第一基板が露出するか、又は、第二放熱層のうち熱が伝わりやすい接続体の一方側領域において第二基板が露出する態様を採用した場合には、第一基板又は第二基板が接続体の面内方向の位置を起点としてひずむことを防止できる。
図1は、本発明の第1の実施の形態で用いられうる電子モジュールの側方断面図である。 図2は、本発明の第1の実施の形態で用いられうる電子モジュールの平面図であって、第二接続体と第二露出部との関係を示した平面図である。 図3は、図2に示す態様とは異なる態様であり、本発明の第1の実施の形態で用いられうる電子モジュールの平面図であって、第二接続体と第二露出部との関係を示した平面図である。 図4は、図2及び図3に示す態様とは異なる態様であり、本発明の第1の実施の形態で用いられうる電子モジュールの平面図であって、第二接続体と第二露出部との関係を示した平面図である。 図5は、本発明の第1の実施の形態で用いられうる電子モジュールの平面図であって、第一接続体と第二露出部との関係を示した平面図である。 図6は、図5に示す態様とは異なる態様であり、本発明の第1の実施の形態で用いられうる電子モジュールの平面図であって、第一接続体と第二露出部との関係を示した平面図である。 図7は、図5及び図6に示す態様とは異なる態様であり、本発明の第1の実施の形態で用いられうる電子モジュールの平面図であって、第一接続体と第二露出部との関係を示した平面図である。 図8は、図2乃至図4に示す態様とは異なる態様であり、本発明の第1の実施の形態で用いられうる電子モジュールの平面図であって、第二接続体と第二露出部との関係を示した平面図である。 図9は、図2乃至図4及び図8に示す態様とは異なる態様であり、本発明の第1の実施の形態で用いられうる電子モジュールの平面図であって、第二接続体と第二露出部との関係を示した平面図である。 図10は、図5乃至図7に示す態様とは異なる態様であり、本発明の第1の実施の形態で用いられうる電子モジュールの平面図であって、第一接続体と第二露出部との関係を示した平面図である。 図11は、図5乃至図7及び図10に示す態様とは異なる態様であり、本発明の第1の実施の形態で用いられうる電子モジュールの平面図であって、第一接続体と第二露出部との関係を示した平面図である。 図12は、本発明の第1の実施の形態で用いられうる電子モジュールの平面図であって、複数の第二露出部が設けられた態様を示した平面図である。 図13は、本発明の第2の実施の形態で用いられうる電子モジュールの側方断面図である。 図14は、本発明の第2の実施の形態で用いられうる電子モジュールの平面図であって、第一接続体と第一露出部との関係を示した平面図である。 図15は、図14に示す態様とは異なる態様であり、本発明の第2の実施の形態で用いられうる電子モジュールの平面図であって、第一接続体と第一露出部との関係を示した平面図である。 図16は、図14及び図15に示す態様とは異なる態様であり、本発明の第2の実施の形態で用いられうる電子モジュールの平面図であって、第一接続体と第一露出部との関係を示した平面図である。 図17は、本発明の第2の実施の形態で用いられうる電子モジュールの平面図であって、第二接続体と第一露出部との関係を示した平面図である。 図18は、図17に示す態様とは異なる態様であり、本発明の第2の実施の形態で用いられうる電子モジュールの平面図であって、第二接続体と第一露出部との関係を示した平面図である。 図19は、図17及び図18に示す態様とは異なる態様であり、本発明の第2の実施の形態で用いられうる電子モジュールの平面図であって、第二接続体と第一露出部との関係を示した平面図である。 図20は、図14乃至図16に示す態様とは異なる態様であり、本発明の第2の実施の形態で用いられうる電子モジュールの平面図であって、第一接続体と第一露出部との関係を示した平面図である。 図21は、図14乃至図16及び図20に示す態様とは異なる態様であり、本発明の第1の実施の形態で用いられうる電子モジュールの平面図であって、第一接続体と第一露出部との関係を示した平面図である。 図22は、図17乃至図19に示す態様とは異なる態様であり、本発明の第2の実施の形態で用いられうる電子モジュールの平面図であって、第二接続体と第一露出部との関係を示した平面図である。 図23は、図17乃至図19及び図22に示す態様とは異なる態様であり、本発明の第2の実施の形態で用いられうる電子モジュールの平面図であって、第二接続体と第一露出部との関係を示した平面図である。 図24は、本発明の第2の実施の形態で用いられうる電子モジュールの平面図であって、複数の第一露出部が設けられた態様を示した平面図である。
第1の実施の形態
《構成》
本実施の形態において、「一方側」は図1の上方側を意味し、「他方側」は図1の下方側を意味する。図1の上下方向を「第一方向」と呼び、左右方向を「第三方向」と呼び、紙面の表裏方向を「第二方向」と呼ぶ。第二方向及び第三方向を含む面内方向を「面内方向」といい、一方側から他方側に向かって見た場合には「平面視」といい、他方側から一方側に向かって見た場合には「底面視」という。
図1に示すように、電子モジュールは、第一放熱層19と、第一放熱層19の一方側に設けられた第一基板11と、第一基板11の一方側に設けられた第一導体層12と、第一導体層12の一方側に設けられた第一電子素子13と、第一電子素子13の一方側に設けられた第二電子素子23と、第二電子素子23の一方側に設けられた第二導体層22と、第二導体層22の一方側に設けられた第二基板21と、第二基板21の一方側に設けられた第二放熱層29と、第一電子素子13及び第二電子素子23を封止する封止樹脂等から構成される封止部90と、を有してもよい。
第一導体層12及び第二導体層22の両方又はいずれか一方は端子部100と接続されてもよく、端子部100の先端側は封止部90の外方に露出して、制御基板等の外部装置と接続可能となってもよい。端子部100は、第一端子部110及び第二端子部120を有してもよい。第一端子部110は、第一端子部基端部111と、少なくとも一部が封止部90から露出した第一端子部外方部113と、第一端子部基端部111と第一端子部外方部113との間に設けられ、第一端子部基端部111側で他方側に曲げられた第一屈曲部112と、を有してもよい。第二端子部120は、第二端子部基端部121と、少なくとも一部が封止部90から露出した第二端子部外方部123と、第二端子部基端部121と第二端子部外方部123との間に設けられ、第二端子部基端部121側で一方側に曲げられた第二屈曲部122と、を有してもよい。
第一基板11の一方側に、樹脂封止する際に金型で押圧される、第一電子素子13及び第二電子素子23に電気的に接続されていない非接続導体層50が設けられてもよい(図2参照)。
本実施の形態の電子モジュールは、接続体60,70を有してもよい。接続体60,70は、第一電子素子13と第二電子素子23との間に設けられた第一接続体60と、第二電子素子23の第一接続体60と反対側に設けられた第二接続体70とを有してもよい。本実施の形態では、第一接続体60及び第二接続体70が設けられる態様を用いて説明するが、このような態様に限られることはなく、第一接続体60及び第二接続体70のいずれか一方だけが設けられてもよい。
接続体60,70は、ヘッド部61,71と、ヘッド部61,71からヘッド部61,71の厚み方向(第一方向)で延びた柱部62,72とを有してもよい。接続体60,70が第一接続体60及び第二接続体70を有する態様では、第一接続体60が、第一ヘッド部61と、第一ヘッド部61から第一ヘッド部61の厚み方向で延びた第一柱部62とを有してもよい。また、第二接続体70が、第二ヘッド部71と、第二ヘッド部71から第二ヘッド部71の厚み方向で延びた第二柱部72とを有してもよい。
第二放熱層29が接続体60,70の一方側領域に対応する位置で第二基板21の一方側の面を露出させる第二露出部140を有してもよい。他方、第一放熱層19は接続体60,70の他方側領域に対応する位置で第一基板11を露出させないように構成されてもよい。接続体60,70の「一方側領域に対応する位置」とは、接続体60,70から一方側に第一方向に沿って直線を引いた際に含まれる位置(領域)であり、接続体60,70の「他方側領域に対応する位置」とは、接続体60,70から他方側に第一方向に沿って直線を引いた際に含まれる位置(領域)である。このため、第二放熱層29が接続体60,70の一方側領域に対応する位置で第二基板21の一方側の面を露出させる第二露出部140を有するとは、平面視(又は底面視)において、接続体60,70と第二露出部140とが少なくとも一部で重複することを意味し、後述する第2の実施の形態ように、第一放熱層19が接続体60,70の他方側領域に対応する位置で第一基板11の他方側の面を露出させる第一露出部150を有するとは、底面視(又は平面視)において、接続体60,70と第一露出部150とが少なくとも一部で重複することを意味している。
第二露出部140は接続体60,70の一方側領域に対応する位置の一部だけを含んでもよく、言い換えると、平面視において、第二露出部140は接続体60,70の一部だけを含んでもよい。このように接続体60,70の一方側領域に対応する位置の一部だけを含む場合には、第二露出部140は接続体60,70の一方側領域に対応する位置の周縁を含むように設けられてもよい。また、このような態様に限られることはなく、第二露出部140は接続体60,70の一方側領域に対応する位置の全部を含むようになっていてもよい。
第二露出部140は、第一柱部62の一方側領域に対応する位置の全部又は一部で第二基板21の一方側の面(図1の上面)を露出させてもよいし、第一ヘッド部61の一方側領域に対応する位置の全部又は一部で第二基板21の一方側の面を露出させてもよい。また、第二柱部72の一方側領域に対応する位置の全部又は一部で第二基板21の一方側の面を露出させてもよいし、第二ヘッド部71の一方側領域に対応する位置の全部又は一部で第二基板21の一方側の面を露出させてもよい。
図2に示す態様では、第二柱部72の一方側領域に対応する位置の全部であり、かつ第二ヘッド部71の一方側領域に対応する位置の一部で第二基板21の一方側の面(図1の上面)が露出されている。言い換えると、図2に示す態様では、平面視において、第二柱部72の全部を含み、かつ第二ヘッド部71の一部を含むようにして、第二露出部140が設けられている。
図3に示す態様では、第二ヘッド部71の一方側領域に対応する位置の全部が露出されており、平面視において第二ヘッド部71の全部を含むようにして第二露出部140が設けられている。図4に示す態様では、第二柱部72の一方側領域に対応する位置の一部が露出されており、平面視において第二柱部72の一部を含むようにして第二露出部140が設けられている。
図5に示す態様では、第一柱部62の一方側領域に対応する位置の全部であり、かつ第一ヘッド部61の一方側領域に対応する位置の一部で第二基板21の一方側の面(図1の上面)が露出されている。言い換えると、図5に示す態様では、平面視において、第一柱部62の全部を含み、かつ第一ヘッド部61の一部を含むようにして、第二露出部140が設けられている。
図6に示す態様では、第一ヘッド部61の一方側領域に対応する位置の全部が露出されており、平面視において第一ヘッド部61の全部を含むようにして第二露出部140が設けられている。図7に示す態様では、第一柱部62の一方側領域に対応する位置の一部が露出されており、平面視において第一柱部62の一部を含むようにして第二露出部140が設けられている。
第二露出部140が接続体60,70の一方側領域に対応する位置の周縁を含むように設けられる場合には、第二露出部140は、第一柱部62の一方側領域に対応する位置の周縁を含むように設けられてもよいし、第一ヘッド部61の一方側領域に対応する位置の周縁を含むように設けられてもよい。また、第二露出部140は、第二柱部72の一方側領域に対応する位置の周縁を含むように設けられてもよいし、第二ヘッド部71の一方側領域に対応する位置の周縁を含むように設けられてもよい。
図8に示す態様では、第二露出部140が第二柱部72の一方側領域に対応する位置の周縁を含むようにして設けられており、第二柱部72の一方側領域の中心では第二基板21の一方側の面は露出されていない。言い換えると、図8に示す態様では、平面視において、第二柱部72の周縁を含み、かつ第二柱部72の中心を含まないようにして、第二露出部140が設けられている。
図9に示す態様では、第二露出部140が第二ヘッド部71の一方側領域に対応する位置の周縁を含むようにして設けられており、第二ヘッド部71の一方側領域の中心及び第二柱部72の一方側領域では第二基板21の一方側の面は露出されていない。言い換えると、図9に示す態様では、平面視において、第二ヘッド部71の周縁を含み、かつ第二ヘッド部71の中心及び第二柱部72を含まないようにして、第二露出部140が設けられている。
図10に示す態様では、第二露出部140が第一柱部62の一方側領域に対応する位置の周縁を含むようにして設けられており、第一柱部62の一方側領域の中心では第二基板21の一方側の面は露出されていない。言い換えると、図10に示す態様では、平面視において、第一柱部62の周縁を含み、かつ第一柱部62の中心を含まないようにして、第二露出部140が設けられている。
図11に示す態様では、第二露出部140が第一ヘッド部61の一方側領域に対応する位置の周縁を含むようにして設けられており、第一ヘッド部61の一方側領域の中心及び第一柱部62の一方側領域では第二基板21の一方側の面は露出されていない。言い換えると、図11に示す態様では、平面視において、第一ヘッド部61の周縁を含み、かつ第一ヘッド部61の中心及び第一柱部62を含まないようにして、第二露出部140が設けられている。
図12に示すように、接続体60,70が面内方向において複数設けられてもよい。この場合には、接続体60,70の各々に対応する第二露出部140が設けられてもよい。このような態様に限られることはなく、接続体60,70の一部にだけ対応する第二露出部140が設けられてもよい。
図1に示すように、第一基板11の一方側には複数の第一導体層12が設けられてもよい。第一電子素子13及び第二電子素子23の各々又はいずれか一方はスイッチング素子であってもよいし、制御素子であってもよい。スイッチング素子としてはMOSFETやIGBT等を用いてもよい。第一電子素子13及び第二電子素子23の各々は半導体素子から構成されてもよく、半導体材料としてはシリコン、炭化ケイ素、窒化ガリウム等であってもよい。
第一電子素子13と第一接続体60との間にははんだ等の導電性接着剤(図示せず)が設けられ、第一電子素子13と第一接続体60は導電性接着剤を介して接続されてもよい。同様に、第一接続体60と第二電子素子23との間にははんだ等の導電性接着剤(図示せず)が設けられ、第一接続体60と第二電子素子23は導電性接着剤を介して接続されてもよい。同様に、第二電子素子23と第二接続体70との間にははんだ等の導電性接着剤(図示せず)が設けられ、第二電子素子23と第二接続体70は導電性接着剤を介して接続されてもよい。
第一基板11及び第二基板21としては、セラミック基板、絶縁樹脂層等の絶縁性基板を採用することができる。導電性接着剤としては、はんだの他、AgやCuを主成分とする材料を用いることもできる。第一接続体60及び第二接続体70の材料としてはCu等の金属を用いることができる。なお、基板11,21としては例えば回路パターニングを施した金属基板を用いることもでき、この場合には、基板11,21が導体層12,22を兼ねることになる。
第一電子素子13がMOSFET等のスイッチング素子である場合には、図1に示すように、第一接続体60側の面(一方側の面)に第一ゲート電極13g及び第一ソース電極13sが設けられてもよい。また、第二電子素子23がMOSFET等のスイッチング素子である場合には、第二接続体70側の面(一方側の面)に第二ゲート電極23g及び第二ソース電極23sが設けられてもよい。この場合、第二接続体70が第二電子素子23の第二ソース電極23sに導電性接着剤を介して接続されてもよい。また、第一接続体60が第一電子素子13の第一ソース電極13sと第二電子素子23の第二接続体70と反対側の面(他方側の面)に設けられた第二ドレイン電極23dとを導電性接着剤を介して接続してもよい。第一電子素子13の第一接続体60と反対側の面(他方側の面)に第一ドレイン電極13dが設けられ、この第一ドレイン電極13dは第一導体層12と導電性接着剤を介して接続されてもよい。第一ゲート電極13gは接続子30と導電性接着剤を介して接続され、この接続子30は第一導体層12と導電性接着剤を介して接続されてもよい。第二ゲート電極23gは接続子40と導電性接着剤を介して接続されて、この接続子40は第二導体層22と導電性接着剤を介して接続されてもよい。
端子部100と導体層12,22との接合は、はんだ等の導電性接着剤を利用する態様だけではなく、レーザ溶接を利用してもよいし、超音波接合を利用してもよい。
《作用・効果》
次に、上述した構成からなる本実施の形態による作用・効果の一例について説明する。なお、「作用・効果」で説明するあらゆる態様を、上記構成で採用することができる。
本実施の形態において、第二放熱層29のうち熱が伝わりやすい接続体60,70の一方側領域において第二基板21が露出する態様を採用した場合には、接続体60,70の面内方向の位置を起点として第二基板21がひずむことを防止できる。
第一基板11の一方側に第一電子素子13及び第二電子素子23に、金型で押圧される電気的に接続されていない非接続導体層50を設ける態様を採用した場合には非接続導体層50が金型で押圧されることから、第一基板11における反りを防止できる。
第一放熱層19が接続体60,70の他方側領域に対応する位置で第一基板11を露出させないように構成される態様を採用した場合には、非接続導体層50を介して金型で押圧されることでひずみが生じにくい第一基板11側において、第一放熱層19の領域(面積)が減って放熱効果が下がることを抑制できる。
第二露出部140が、第二ヘッド部71の一方側領域に対応する位置の全部(図3参照)又は一部(図2及び図4参照)で第二基板21の一方側の面を露出させる態様を際した場合には、熱が伝わりやすい第二接続体70に対応する領域で第二基板21の一方側の面を露出させることで、第二基板21がひずむことを防止できることを期待できる。
第二露出部140が、第二柱部72の一方側領域に対応する位置の全部(図2参照)又は一部(図4参照)で第二基板21の一方側の面を露出させる態様を採用した場合には、特に熱の伝わりやすい第二柱部72に対応する領域で第二基板21の一方側の面を露出させることで、第二基板21がひずむことを効率よく防止できることを期待できる。なお、第二ヘッド部71の一方側領域に対応する位置の一部だけで第二基板21の一方側の面を露出させつつ、第二柱部72の一方側領域に対応する位置の全部又は一部で第二基板21の一方側の面を露出させる態様を採用した場合には、第二放熱層29の領域が減ることで放熱効果が下がることを減らしつつ、第二基板21がひずむことを効率よく防止できる。
第二露出部140が、第一ヘッド部61の一方側領域に対応する位置の全部(図6参照)又は一部(図5及び図7参照)で第二基板21の一方側の面を露出させる態様を際した場合には、熱の伝わりやすい第一接続体60に対応する領域で第二基板21の一方側の面を露出させることで、第二基板21がひずむことを防止できることを期待できる。
第二露出部140が、第一柱部62の一方側領域に対応する位置の全部(図5参照)又は一部(図7参照)で第二基板21の一方側の面を露出させる態様を採用した場合には、特に熱の伝わりやすい第一柱部62に対応する領域で第二基板21の一方側の面を露出させることで、第二基板21がひずむことを効率よく防止できることを期待できる。なお、第一ヘッド部61の一方側領域に対応する位置の一部だけで第二基板21の一方側の面を露出させつつ、第一柱部62の一方側領域に対応する位置の全部又は一部で第二基板21の一方側の面を露出させる態様を採用した場合には、第二放熱層29の領域が減ることで放熱効果が下がることを減らしつつ、第二基板21がひずむことを効率よく防止できる。
発明者が実験したところ接続体60,70の周縁領域で第二基板21の一方側の面を露出させることで第二基板21のひずみを解消できる場合があることが判明している。
このため、図9に示すように、第二露出部140を第二ヘッド部71の一方側領域に対応する位置の周縁を含むように設け、第二ヘッド部71の一方側領域に対応する位置の周縁で第二基板21の一方側の面を露出させる態様を採用することで、第二基板21がひずむことを防止できることを期待できる。また、図8に示すように、熱の特に伝達しやすい第二柱部72の一方側領域に対応する位置の周縁を含むように第二露出部140を設け、第二柱部72の一方側領域に対応する位置の周縁で第二基板21の一方側の面を露出させる態様を採用することで、第二基板21がひずむことを防止できることを期待できる。
また、図11に示すように、第二露出部140を第一ヘッド部61の一方側領域に対応する位置の周縁を含むように設け、第一ヘッド部61の一方側領域に対応する位置の周縁で第二基板21の一方側の面を露出させる態様を採用することで、第二基板21がひずむことを防止できることを期待できる。また、図10に示すように、熱の特に伝達しやすい第一柱部62の一方側領域に対応する位置の周縁を含むように第二露出部140を設け、第一柱部62の一方側領域に対応する位置の周縁で第二基板21の一方側の面を露出させる態様を採用することで、第二基板21がひずむことを防止できることを期待できる。
第2の実施の形態
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。
本実施の形態では、第一放熱層19が接続体60,70の他方側領域に対応する位置で第一基板11の他方側の面を露出させる第一露出部150を有している。本実施の形態では、第1の実施の形態で説明したあらゆる態様を採用することができる。第1の実施の形態で説明した部材については同じ符号を用いて説明する。
第一露出部150は接続体60,70の他方側領域に対応する位置の一部だけを含んでもよい。このように接続体60,70の他方側領域に対応する位置の一部だけを含む場合には、第一露出部150は接続体60,70の他方側領域に対応する位置の周縁を含むように設けられてもよい。また、このような態様に限られることはなく、第一露出部150は接続体60,70の他方側領域に対応する位置の全部を含むようになっていてもよい。
第一露出部150は、第一柱部62の他方側領域に対応する位置の全部又は一部で第一基板11の他方側の面(図13の下面)を露出させてもよいし、第一ヘッド部61の他方側領域に対応する位置の全部又は一部で第一基板11の他方側の面を露出させてもよい。また、第二柱部72の他方側領域に対応する位置の全部又は一部で第一基板11の他方側の面を露出させてもよいし、第二ヘッド部71の他方側領域に対応する位置の全部又は一部で第二基板21の他方側の面を露出させてもよい。
図14に示す態様では、第一柱部62の一方側領域に対応する位置の全部であり、かつ第一ヘッド部61の一方側領域に対応する位置の一部で第二基板21の一方側の面(図13の下面)が露出されている。言い換えると、図14に示す態様では、底面視において、第一柱部62の全部を含み、かつ第一ヘッド部61の一部を含むようにして、第一露出部150が設けられている。
図15に示す態様では、第一ヘッド部61の一方側領域に対応する位置の全部が露出されており、平面視において第一ヘッド部61の全部を含むようにして第一露出部150が設けられている。図16に示す態様では、第一柱部62の一方側領域に対応する位置の一部が露出されており、底面視において第一柱部62の一部を含むようにして第一露出部150が設けられている。
図17に示す態様では、第二柱部72の一方側領域に対応する位置の全部であり、かつ第二ヘッド部71の一方側領域に対応する位置の一部で第二基板21の一方側の面(図13の下面)が露出されている。言い換えると、図17に示す態様では、底面視において、第二柱部72の全部を含み、かつ第二ヘッド部71の一部を含むようにして、第一露出部150が設けられている。
図18に示す態様では、第二ヘッド部71の一方側領域に対応する位置の全部が露出されており、底面視において第二ヘッド部71の全部を含むようにして第一露出部150が設けられている。図19に示す態様では、第二柱部72の一方側領域に対応する位置の一部が露出されており、底面視において第二柱部72の一部を含むようにして第一露出部150が設けられている。
第一露出部150が接続体60,70の他方側領域に対応する位置の周縁を含むように設けられる場合には、第一露出部150は、第一柱部62の他方側領域に対応する位置の周縁を含むように設けられてもよいし、第一ヘッド部61の他方側領域に対応する位置の周縁を含むように設けられてもよい。また、第第一露出部150は、第二柱部72の他方側領域に対応する位置の周縁を含むように設けられてもよいし、第二ヘッド部71の他方側領域に対応する位置の周縁を含むように設けられてもよい。
図20に示す態様では、第一露出部150が第一柱部62の他方側領域に対応する位置の周縁を含むようにして設けられており、第一柱部62の他方側領域の中心では第一基板11の他方側の面は露出されていない。言い換えると、図20に示す態様では、底面視において、第一柱部62の周縁を含み、かつ第一柱部62の中心を含まないようにして、第一露出部150が設けられている。
図21に示す態様では、第一露出部150が第一ヘッド部61の他方側領域に対応する位置の周縁を含むようにして設けられており、第一ヘッド部61の他方側領域の中心及び第一柱部62の他方側領域では第一基板11の他方側の面は露出されていない。言い換えると、図21に示す態様では、底面視において、第一ヘッド部61の周縁を含み、かつ第一ヘッド部61の中心及び第一柱部62を含まないようにして、第一露出部150が設けられている。
図22に示す態様では、第一露出部150が第二柱部72の他方側領域に対応する位置の周縁を含むようにして設けられており、第二柱部72の他方側領域の中心では第一基板11の他方側の面は露出されていない。言い換えると、図22に示す態様では、底面視において、第二柱部72の周縁を含み、かつ第二柱部72の中心を含まないようにして、第一露出部150が設けられている。
図23に示す態様では、第一露出部150が第二ヘッド部71の他方側領域に対応する位置の周縁を含むようにして設けられており、第二ヘッド部71の一方側領域の中心及び第二柱部72の他方側領域では第二基板21の一方側の面は露出されていない。言い換えると、図23に示す態様では、底面視において、第二ヘッド部71の周縁を含み、かつ第二ヘッド部71の中心及び第二柱部72を含まないようにして、第一露出部150が設けられている。
第一露出部150が、第一ヘッド部61の他方側領域に対応する位置の全部(図15参照)又は一部(図14及び図16参照)で第一基板11の他方側の面を露出させる態様を際した場合には、熱の伝わりやすい第一接続体60に対応する領域で第一基板11の他方側の面を露出させることで、第一基板11がひずむことを防止できることを期待できる。
第一露出部150が、第一柱部62の他方側領域に対応する位置の全部(図14参照)又は一部(図16参照)で第一基板11の他方側の面を露出させる態様を採用した場合には、特に熱の伝わりやすい第一柱部62に対応する領域で第一基板11の他方側の面を露出させることで、第一基板11がひずむことを効率よく防止できることを期待できる。なお、第一ヘッド部61の他方側領域に対応する位置の一部だけで第一基板11の他方側の面を露出させつつ、第一柱部62の他方側領域に対応する位置の全部又は一部で第一基板11の他方側の面を露出させる態様を採用した場合には、第二放熱層29の領域が減ることで放熱効果が下がることを減らしつつ、第一基板11がひずむことを防止できることを期待できる。
第一露出部150が、第二ヘッド部71の他方側領域に対応する位置の全部(図18参照)又は一部(図17及び図19参照)で第一基板11の他方側の面を露出させる態様を際した場合には、熱の伝わりやすい第二接続体70に対応する領域で第一基板11の他方側の面を露出させることで、第一基板11がひずむことを防止できることを期待できる。
第一露出部150が、第二柱部72の他方側領域に対応する位置の全部(図17参照)又は一部(図19参照)で第一基板11の他方側の面を露出させる態様を採用した場合には、特に熱の伝わりやすい第二柱部72に対応する領域で第一基板11の他方側の面を露出させることで、第一基板11がひずむことを効率よく防止できることを期待できる。なお、第二ヘッド部71の他方側領域に対応する位置の一部だけで第一基板11の他方側の面を露出させつつ、第二柱部72の他方側領域に対応する位置の全部又は一部で第一基板11の他方側の面を露出させる態様を採用した場合には、第二放熱層29の領域が減ることで放熱効果が下がることを減らしつつ、第一基板11がひずむことを防止できることを期待できる。
前述したように、発明者が実験したところ接続体60,70の周縁領域で基板のひずみが生じやすい場合があることが判明している。
このため、図21に示すように、第一露出部150を第一ヘッド部61の他方側領域に対応する位置の周縁を含むように設け、第一ヘッド部61の他方側領域に対応する位置の周縁で第一基板11の他方側の面を露出させる態様を採用することで、第一基板11がひずむことを防止できることを期待できる。また、図20に示すように、熱の特に伝達しやすい第一柱部62の他方側領域に対応する位置の周縁を含むように第一露出部150を設け、第一柱部62の他方側領域に対応する位置の周縁で第一基板11の他方側の面を露出させる態様を採用することで、第一基板11がひずむことを防止できることを期待できる。
また、図23に示すように、第一露出部150を第二ヘッド部71の他方側領域に対応する位置の周縁を含むように設け、第二ヘッド部71の他方側領域に対応する位置の周縁で第一基板11の他方側の面を露出させる態様を採用することで、第一基板11がひずむことを防止できることを期待できる。また、図22に示すように、熱の特に伝達しやすい第二柱部72の他方側領域に対応する位置の周縁を含むように第一露出部150を設け、第二柱部72の他方側領域に対応する位置の周縁で第一基板11の他方側の面を露出させる態様を採用することで、第一基板11がひずむことを防止できることを期待できる。
本実施の形態では、第二基板21の他方側に第一電子素子13及び第二電子素子23に、金型で押圧される電気的に接続されていない非接続導体層50が設けられてもよい。このような非接続導体層50が設けられることで、第二基板21における反りを防止できる。また、図24に示すように、複数の第一露出部150が設けられてもよい。
第3の実施の形態
次に、本発明の第3の実施の形態について説明する。
本実施の形態では、第一放熱層19が接続体60,70の他方側領域に対応する位置で第一基板11を露出させる第一露出部150を有し、かつ第二放熱層29が接続体60,70の一方側領域に対応する位置で第二基板21を露出させる第二露出部140を有している。本実施の形態では、上記各実施の形態で説明したあらゆる態様を採用することができる。上記各実施の形態で説明した部材については同じ符号を用いて説明する。
本実施の形態では、第一放熱層19及び第二放熱層29の各々で露出部が設けられていることから、これら第一放熱層19及び第二放熱層29の各々に対して反りが発生することを抑制することを期待できる。
第一露出部150と第二露出部140とで採用される態様の組み合わせとしては様々な態様が考えられる。
一例としては、第二露出部140が第二ヘッド部71の一方側領域に対応する位置の全部で第二基板21の一方側の面を露出させつつ、第一露出部150が第一柱部62の他方側領域に対応する位置の一部で第一基板11の他方側の面を露出させてもよい。また、第二露出部140が第二柱部62の一方側領域に対応する位置の一部で第二基板21の一方側の面を露出させつつ、第一露出部150が第一ヘッド部61の他方側領域に対応する位置の全部で第一基板11の他方側の面を露出させてもよい。
また、第二露出部140が第二ヘッド部71の一方側領域に対応する位置の全部で第二基板21の一方側の面を露出させつつ、第一露出部150が第一柱部62の他方側領域に対応する位置の周縁を含むように設けられてもよい。また、第二露出部140が第二ヘッド部71の一方側領域に対応する位置の周縁を含むように設けられ、第一露出部150が第一柱部62の他方側領域に対応する位置の全部で第一基板11の他方側の面を露出させてもよい。
また、第一露出部150と第二露出部140とで採用される態様が同様となってもよく、第二露出部140が第二ヘッド部71の一方側領域に対応する位置の全部で第二基板21の一方側の面を露出させつつ、第一露出部150が第一ヘッド部61の他方側領域に対応する位置の全部で第一基板11の他方側の面を露出させてもよい。また、第二露出部140が第二柱部72の一方側領域に対応する位置の一部で第二基板21の一方側の面を露出させつつ、第一露出部150が第一柱部62の他方側領域に対応する位置の一部で第一基板11の他方側の面を露出させてもよい。
上述した各実施の形態の記載及び図面の開示は、請求の範囲に記載された発明を説明するための一例に過ぎず、上述した実施の形態の記載又は図面の開示によって請求の範囲に記載された発明が限定されることはない。また、出願当初の請求項の記載はあくまでも一例であり、明細書、図面等の記載に基づき、請求項の記載を適宜変更することもできる。
11 第一基板
13 第一電子素子
19 第一放熱層
21 第二基板
23 第二電子素子
29 第二放熱層
50 非接続導体層
60 第一接続体(接続体)
70 第二接続体(接続体)
90 封止部
140 第二露出部
150 第一露出部

Claims (8)

  1. 第一放熱層と、
    前記第一放熱層の一方側に設けられた第一基板と、
    前記第一基板の一方側に設けられた第一電子素子と、
    前記第一電子素子の一方側に設けられた第二電子素子と、
    前記第二電子素子の一方側に設けられた第二基板と、
    前記第二基板の一方側に設けられた第二放熱層と、
    少なくとも前記第一電子素子及び前記第二電子素子を封止する封止部と、
    前記第一電子素子と前記第二電子素子との間又は前記第二電子素子と前記第二基板との間に設けられた接続体と、
    を備え、
    前記第一放熱層は前記接続体の他方側領域に対応する位置で前記第一基板が露出する第一露出部を有する、又は、前記第二放熱層は前記接続体の一方側領域に対応する位置で前記第二基板が露出する第二露出部を有することを特徴とする電子モジュール。
  2. 前記第一露出部は前記接続体の他方側領域に対応する位置の一部だけを含む、又は、
    前記第二露出部は前記接続体の一方側領域に対応する位置の一部だけを含むことを特徴とする請求項1に記載の電子モジュール。
  3. 前記第一露出部は前記接続体の他方側領域に対応する位置の全部を含む、又は、
    前記第二露出部は前記接続体の一方側領域に対応する位置の全部を含むことを特徴とする請求項1に記載の電子モジュール。
  4. 前記第一露出部は前記接続体の他方側領域に対応する位置の周縁を含む、又は、
    前記第二露出部は前記接続体の一方側領域に対応する位置の周縁を含むことを特徴とする請求項1に記載の電子モジュール。
  5. 前記接続体が複数設けられ、
    前記接続体の各々に対応する露出部が設けられることを特徴とする請求項1に記載の電子モジュール。
  6. 前記接続体は、前記第一電子素子と前記第二電子素子との間に設けられた第一接続体と、前記第二電子素子と前記第二基板との間に設けられた第二接続体とを有し、
    前記第一放熱層は前記第一接続体の他方側領域に対応する位置で前記第一基板が露出する第一露出部を有する、又は、前記第二放熱層は前記第二接続体の一方側領域に対応する位置で前記第二基板が露出する第二露出部を有することを特徴とする請求項1に記載の電子モジュール。
  7. 前記接続体は、ヘッド部と、前記ヘッド部から前記ヘッド部の厚み方向に延びた柱部とを有し、
    前記第一放熱層は前記柱部の他方側領域に対応する位置の全部で前記第一基板が露出する第一露出部を有する、又は、前記第二放熱層は前記柱部の一方側領域に対応する位置の全部で前記第二基板が露出する第二露出部を有することを特徴とする請求項1に記載の電子モジュール。
  8. 前記接続体は、ヘッド部と、前記ヘッド部から前記ヘッド部の厚み方向に延びた柱部とを有し、
    前記第一放熱層は前記柱部の他方側領域に対応する位置の周縁で前記第一基板が露出する第一露出部を有する、又は、前記第二放熱層は前記柱部の一方側領域に対応する位置の周縁で前記第二基板が露出する第二露出部を有することを特徴とする請求項1に記載の電子モジュール。
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