JPWO2019131398A1 - IoTデバイスの制御方法、プログラム及びIoTネットワーク基盤システム - Google Patents
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Abstract
Description
例えば、特許文献1に記載の防災システムは、固定カメラ装置と移動カメラ装置とを備え、これら固定カメラ装置および移動カメラ装置から送信された映像情報を防災センターシステムが受信する。防災センターシステムは、受信した映像情報を表示し、蓄積する。
図1は、実施形態に係るIoT(Internet of Things)ネットワークシステムの機能構成を示す概略ブロック図である。図1に示す構成で、IoTネットワークシステム1は、端末装置100と、IoTデバイスの制御方法を実行するIoTネットワーク基盤システム200と、第1IoTデバイス411と、第2IoTデバイス412とを備える。端末装置100は、アプリ制御部111と、アプリメディア処理部112とを備える。IoTネットワーク基盤システム200は、外部情報受信部211と、選択ロジック計算部212と、契約情報管理部213と、デバイスデータ管理部214と、再割り当て/複製部215と、デバイスデータ取得部216と、デバイスデータ加工部217と、データ取得部218と、デバイス制御部219と、コアネットワーク制御部220とを備える。
また、IoTネットワーク基盤システム200は、外部情報源機器900と通信接続する。
IoTデバイス400が取得するデータは、動画像、静止画像、温度、湿度、雨量、河川の水位、ガス濃度、振動数、位置情報等、IoTデバイス400の種類によって様々考えられる。第1IoTデバイス411が、例えば、IoTネットワーク基盤システム200が送信する制御信号に基づいて、所定のタイミング(例えば、毎正時、日中のみ、平日の日中のみ等)にデータを取得し、端末装置100にデータを送信するようにしてもよい。
ここで、通常時とは、災害、事故または渋滞などの事象が発生していないときのことを言い、このとき、端末装置100は、第1IoTデバイス411からの出力データのみを用いる。一方、非通常状態とは、例えば、災害、事故または渋滞などの事象が発生している状態のことを言う。
なお、IoTネットワーク基盤システム200が複数のワークステーションを用いて構成されるなど、複数の装置の組合せにて実現されていてもよい。
IoTネットワークシステム1を用いたデータ提供サービスにおけるデータのやり取りのために、ユーザおよび第三者それぞれが、予めプロバイダとの間で契約を締結しておく。
IoTネットワークシステム1が備える端末装置100の数は、図1に示す1つに限らず複数であってもよい。IoTネットワークシステム1を用いたデータ提供サービスを利用するユーザが複数いてもよい。
以下では、IoTネットワークシステム1を用いたデータ提供サービス用のアプリケーションプログラムを、単にアプリケーションと称する。
アプリ制御部111は、端末装置100が備える通信機能を用いてデータ要求等の信号の送受信を行う。アプリ制御部111がデータ要求を送信する方法は、特定の方法に限定されない。特に、アプリ制御部111がコアネットワーク300を用いてデータ要求を送信するようにしてもよいし、コアネットワーク300以外の通信経路を用いてデータ要求を送信するようにしてもよい。
アプリメディア処理部112は、IoTデバイス400がコアネットワーク300を介して送信するデータを受信し処理する。例えば、IoTデバイス400は画像データを送信し、アプリメディア処理部112は、受信した画像データを端末装置100が備える表示画面に表示する。
IoTデバイス400は、IoTネットワーク基盤システム200が送信する制御情報に基づいて、指示された端末装置100へ現場データを送信する。
端末装置100が取得可能な現場データ(ユーザが取得可能な現場データ)は、ユーザとプロバイダとの契約にて予め定められる。例えば図1の構成で、端末装置100は、端末装置100のユーザの管理下にあるIoTデバイス400である第1IoTデバイス411の現場データを常に取得可能である。
外部情報に基づいて、IoTネットワーク基盤システム200は、非通常時に端末装置100に現場データを送信するIoTデバイス400を選択する。IoTネットワーク基盤システム200は、外部情報に含まれる非通常状態の場所を示す情報に基づいて、第1IoTデバイス411及び第2IoTデバイス412の中から、非通常状態の場所またはその近傍にあるIoTデバイスを選択するようにしてもよい。
ここでは、コアネットワーク300が携帯電話網のコアネットワークである場合を例に説明する。但し、コアネットワーク300は、通信毎の帯域を制御可能、かつ、通信毎の優先度を制御可能な通信ネットワークであればよく、特定の種類のネットワークに限定されない。例えば、コアネットワーク300が、固定電話向けの通信ネットワークであってもよい。あるいは、コアネットワーク300が、複数の通信ネットワークを組み合わせて構成されていてもよい。
・PCRF(Policy And Charging Rules Function):ユーザデータ転送のQoS(Quality Of Service)および課金のための制御を行う論理ノードである。
・P−GW(Packet Data Network Gateway):PDN(Packet Data Network、外部のネットワーク)との接続点であり、IPアドレスの割り当て、および、S−GWへのパケット転送などを行うゲートウェイである。
・S−GW(Serving Gateway):モバイルアクセスシステムを収容する在圏パケットゲートウェイである。
・SGSN(Serving GPRS(General Packet Radio Service) Support Node)パケット通信機能を有する論理ノードである。
・HSS(Home Subscriber Server)移動通信ネットワークにおける加入者情報データベースであり、認証情報および在圏情報の管理を行う。
・eNodeB(Evolved Node B、eNB)、所定の無線通信方式に対応した無線基地局である。
MME311は、IoTネットワーク基盤システム200に対してIoTデバイス400に関する情報を提供する。特に、MME311は、IoTネットワーク基盤システム200に対してIoTデバイス400の通信状況に関する情報、および、IoTデバイス400の位置情報を提供する。
PCRF312は、IoTデバイス400の通信の帯域制御および優先制御を行う。
外部情報受信部211が外部情報源機器900から受信する情報、及び、外部情報受信部211が端末装置100から受信する情報のいずれも、外部情報の例に該当する。
デバイスデータ取得部216は、コアネットワーク300からデバイスデータを取得する。ここでいうデバイスデータは、IoTデバイス400の各々に関する情報である。デバイスデータは、IoTデバイス400の各々の通信状況に関する情報、および、IoTデバイス400の位置情報を含む。
・IoTデバイス400の機器ID(IoTデバイス400の識別情報)。
・IoTデバイス400の通信に割り当てられている帯域。
・IoTデバイス400の通信の優先度。
・IoTデバイス400の所有者名(IoTデバイス400の所有者の識別情報)。
・IoTデバイス400の使用状況(例えば、「使用中」または「未使用」)。
複数の端末装置100が、当該IoTデバイス400の現場データを共用可能な場合、再割り当て/複製部215は、当該IoTデバイス400からの現場データを複製して、複数の端末装置100の各々に送信する。
デバイス制御部219は、IoTデバイス400を制御する。
データ取得部218が取得した現場データに不都合がある場合、デバイス制御部219は、当該IoTデバイス400を制御してデータを取得する条件を変更させる。例えば、IoTデバイス400が、画像データを取得するカメラである場合について説明する。データ取得部218が取得した画像データにて画像の状態が良くない場合、デバイス制御部219は、当該IoTデバイス400の向き(撮影する向き)を変える、またはズームを変更するといった制御信号をIoTデバイス400に送信する。
コアネットワーク制御部220は、コアネットワーク300に制御信号を送信する。特に、コアネットワーク制御部220は、PCRF312に対して、IoTデバイス400各々の通信帯域および優先度を制御する指示を行う。
アプリケーション層には、端末装置100が実行するアプリケーション機能が分類される。このアプリケーション機能は、アプリ制御部111による現場データの要求、および、アプリメディア処理部112による現場データの取得が含まれる。
・外部情報受信部211による外部情報の受信。
・選択ロジック計算部212による選択ロジック計算(端末装置100に現場データを送信させるIoTデバイス400を決定するロジックの計算)。
・デバイスデータ管理部214によるデバイスデータの管理。
・再割り当て/複製部215によるIoTデバイス400の端末装置100への再割り当て、および、IoTデバイス400の現場データの複製。
・デバイスデータ加工部217によるデバイスデータの加工。
・データ取得部218によるIoTデバイス400に対する現場データの要求、および、要求した現場データの取得。
・デバイス制御部219によるIoTデバイス400の制御。
・コアネットワーク制御部220によるコアネットワーク300の制御。
帯域管理では、コアネットワーク300における各通信に割り当てる帯域を管理する。優先度管理では、コアネットワーク300における各通信の優先度を管理する。位置情報処理では、IoTデバイス400の位置情報を取得する。特に、車載されているIoTデバイスなど移動可能に構成されているIoTデバイス400の位置情報を位置情報処理にて取得する。
以下では、IoTデバイス400がカメラを含んで構成され、IoTネットワーク基盤システム200が防災用の画像を提供する場合を例に説明する。ただし、IoTデバイス400は、特定の種類のデバイスに限定されず、IoTネットワークシステム1が提供する現場データは、特定の種類のデータに限定されない。
また、以下の動作例の説明では、ユーザがIoTネットワークシステム1によるサービスを受ける前提として、プロバイダとの契約を予め締結しているものとする。
以下では、処理を行う機能部またはデータを伝送する経路に番号を付して説明する。
(1) 通常時は、デバイスデータ取得部216が、デバイスデータ(IoTデバイス400の位置情報、帯域、優先度等)をコアネットワーク300側から定期的に取得する。
(2) デバイスデータ取得部216は、得られたデバイスデータをデバイスデータ加工部217へ渡す(出力する)。
(3) デバイスデータ加工部217は、デバイスデータ取得部216が取得したデバイスデータを必要に応じて加工(例えば、第三者の情報について個人を特定可能な情報をマスキングする等)する。例えば、デバイスデータ加工部217は、契約情報管理部213が管理する契約情報を参照し、契約情報に定められている加工方法に従ってデバイスデータを加工する。
(5) デバイスデータ管理部214は、デバイスデータ取得部216が取得し、デバイスデータ加工部217が必要に応じて加工したデバイスデータを格納(記憶)する。
(6) 通常時に端末装置100が取得可能なIoTデバイス400の範囲が、ユーザとプロバイダとの間の契約で予め定められている。例えば通常時は、端末装置100と同じユーザのIoTデバイス400である第1IoTデバイス411が画像データを端末装置100へ送信する。
(11) 外部情報受信部211は、外部情報源機器900から災害情報を受信する。例えば、IoTネットワーク基盤システム200は、気象庁等の外部機関と連携しており、外部機関のサーバ装置から災害情報(例えば、位置情報、災害の強さ等)を受け取る。
(12) 外部情報受信部211は、受け取った情報を選択ロジック計算部212に渡す。
(14) 選択ロジック計算部212は、選択したIoTデバイス400をコアネットワーク制御部220およびデバイス制御部219に通知する。
(17) 選択されたIoTデバイス400は、デバイス制御部219の制御に従って、端末装置100へ画像データを送信する。このとき、コアネットワーク300は、コアネットワーク制御部220が指示した帯域および優先度に従って、IoTデバイス400から端末装置100への画像データを伝送する。
(23) IoTネットワーク基盤システム200では、外部情報受信部211が地域指定情報を受信し、受信した地域指定情報を選択ロジック計算部212へ渡す。
(24) 選択ロジック計算部212は、地域指定情報に含まれる地域を示す情報、契約情報、および、IoTデバイス400の使用状況に基づいてIoTデバイス400を選択する。図4を参照して説明したのと同様、選択ロジック計算部212は、契約情報管理部213にアクセスして契約情報を確認する。また、選択ロジック計算部212は、デバイスデータ管理部214にアクセスしてIoTデバイス400の使用状況を把握する。特に、選択ロジック計算部212は、IoTデバイス400の使用状況に基づいて、他の端末装置100(他のアプリケーション)が当該IoTデバイス400を使用中か否かを把握する。そして、選択ロジック計算部212は、契約の範囲内で、かつ、使用可能な(他のアプリケーションで使用されていない)IoTデバイス400を選択する。
(25) 選択ロジック計算部212は、選択したIoTデバイス400をコアネットワーク制御部220およびデバイス制御部219に通知する。
(28) 選択されたIoTデバイス400は、デバイス制御部219の制御に従って、端末装置100へ画像データを送信する。このとき、コアネットワーク300は、コアネットワーク制御部220が指示した帯域および優先度に従って、IoTデバイス400から端末装置100への画像データを伝送する。
(31) データ取得部218は、データ要求先のIoTデバイス400から画像データを取得する。例えば、データ取得部218は、ユーザとプロバイダとの間の契約にて端末装置100が取得可能なIoTデバイス400(固定カメラおよび車載カメラ)のうち、被災地など画像取得対象地域に位置する全てのIoTデバイス400の画像データを取得する。選択候補のIoTデバイス400が画像データを送信していない場合、デバイス制御部219が当該IoTデバイス400を制御して、画像データを送信させるようにしてもよい。
(32) データ取得部218は、取得したデータを選択ロジック計算部212に渡す。
(41) 選択ロジック計算部212は、選択したIoTデバイス400をコアネットワーク制御部220およびデバイス制御部219に通知する。
(42) コアネットワーク制御部220は、選択されたIoTデバイス400の通信を優先させるよう、コアネットワーク300側に指示する。
(44) 選択されたIoTデバイス400は、デバイス制御部219の制御に従って、端末装置100へ画像データを送信する。このとき、コアネットワーク300は、コアネットワーク制御部220が指示した帯域および優先度に従って、IoTデバイス400から端末装置100への画像データを伝送する。この場合、コアネットワーク300は、IoTネットワーク基盤システム200の指示に従って、選択されたIoTデバイス400から当該端末装置100への通信に優先的に帯域を割り当て、優先的にデータ伝送を行う。
カメラの向きの変化またはズームの変化により式(1)の値が大きくなる可能性がある。デバイス制御部219がIoTデバイス400を制御した後、選択ロジック計算部212が制御後の式(1)の値を用いてIoTデバイス400の選択を行うようにしてもよい。
また、デバイス制御部219が、IoTデバイス400のカメラの向きおよびズームのうち何れか一方または両方を変える処理は、所望のデータを取得できるか確認するために、選択されたIoTデバイス400を制御する処理の例に該当する。
また、選択ロジック計算部212が、あるIoTデバイス400よりも、式(1)に示される割合が大きい他のIoTデバイス400を選択する処理は、所望のデータを取得できないことを確認した場合に他のIoTデバイス400を選択する処理の例に該当する。
(51) IoTネットワーク基盤システム200が端末装置100から新たな画像データの送信要求を受けた場合、選択ロジック計算部212が最適なIoTデバイス400を選択し、当該IoTデバイス400を制御可能か否かデバイスデータ管理部214に確認する。選択ロジック計算部212がIoTデバイス400を選択する方法は、図4〜図6を参照して説明した方法と同様である。
(53A) 複数の端末装置100から同じIoTデバイス400へのデータ要求または制御が必要になった場合、再割り当て/複製部215が、優先する端末装置100への再割り当てを行う。再割り当て/複製部215は、端末装置100毎の優先度(例えば、アプリケーション毎の優先度)の情報を把握しており、優先度情報と契約情報を確認して、優先する端末装置100に対してIoTデバイス400の制御権を渡す。また、再割り当て/複製部215は、制御権を奪われた端末装置100に対して、その次に最適なIoTデバイス400を割り振る。再割り当て/複製部215は、端末装置100へのIoTデバイス400の割り振りの結果を選択ロジック計算部212へ通知する。
例えば、マラソン大会で事件または事故が発生した場合、事件発生状況や被害状況の把握、マラソン参加者(ランナー)や観客の動線確保、および、犯人追跡等の目的のために、大会本部または警察等が現場の画像を取得できることが重要である。その際、マラソン大会のように会場が広域に及ぶイベントでは特に、事件または事故の発生場所、および、マラソン参加者や観客の居場所に応じて適切なIoTデバイス400を選択することが重要である。
花火大会など観客数の多いイベント終了後に、観客が安全かつスムーズに帰宅できるよう監視するためにIoTネットワーク基盤システム200を用いるようにしてもよい。
これにより、渋滞監視担当者は、カメラ画像からより信憑性のある道路情報を取得でき、渋滞回避のためのより高精度な情報を運転者に提供することができる。
例えば、外部情報にて災害発生がIoTネットワーク基盤システム200に通知された場合など、IoTネットワーク基盤システム200が非通常時であることを検知した場合、ユーザは、第2IoTデバイス412からの現場データを利用可能になる。このように、IoTネットワーク基盤システム200によれば、防災用のIoTデバイス400を増設する必要なしに、災害時における現場データの取得範囲を拡大することができる。
これにより、IoTネットワークシステム1では、例えば災害対策を行う市職員など非通常状態に関するデータを必要とするユーザに対して、ユーザが所望するデータを提供できる可能性を高めることができる。
例えば、ユーザ自らが所有しているIoTデバイス400(第1IoTデバイス411)だけでなく、プロバイダまたは第三者が所有しているIoTデバイス400(第2IoTデバイス412)からも現場データを取得可能にするために、ユーザとプロバイダ(サービス提供者)との間で事前に契約を締結しておく。そして、IoTネットワーク基盤システム200の契約情報管理部213にて契約情報を管理する。ユーザは、契約に沿った範囲でIoTデバイス400(特に、第2IoTデバイス412)からの現場データを得られる。
また、プロバイダまたは第三者が所有しているIoTデバイス400(第2IoTデバイス412)を現場データの供給源に取り込む枠組みが契約にて明確になっていることで、トラブルの可能性を低減することができる。第2IoTデバイス412は、車載カメラを用いて構成されていてもよいし、固定のカメラを用いて構成されていてもよいし、携帯カメラ(例えば、スマートフォンのカメラ)を用いて構成されていてもよい。
これにより、IoTネットワーク基盤システム200では、複数の端末装置100に対して同一の第2IoTデバイス412が割り当てられて競合が生じることを回避できる。あるいは、IoTネットワーク基盤システム200が、第2IoTデバイス412の現場データを複製することで、複数の端末装置100が、第2IoTデバイス412の現場データを共用することができる。
これにより、IoTネットワーク基盤システム200では、所望のデータをユーザに提供できる可能性が高まる。ここでいう所望のデータは、上記の式(1)のように現場データの適切さの判断基準に基づいて適切であると判断される現場データである。
例えば、IoTネットワーク基盤システム200によれば、瓦礫で視界が遮られた画像を避けるなど、より適切な画像を端末装置100に提供することができる。
例えば、IoTデバイス400がカメラを備えて撮影を行い画像データを送信する場合、データ取得部218が取得した画像データにて画像の状態が良くないときは、デバイス制御部219は、当該IoTデバイス400を制御して当該IoTデバイス400の向き(撮影する向き)またはズームを変更させる。
このように、デバイス制御部219がIoTデバイス400を制御することで、所望のデータをユーザに提供できる可能性が高まる。
これにより、IoTネットワーク基盤システム200では、所望のデータをユーザに提供できる可能性が高まる。
上述のIoTネットワーク基盤システム200は、コンピュータ50に実装される。そして、IoTネットワーク基盤システム200の各部の動作は、プログラムの形式で補助記憶装置52に記憶されている。CPU51は、プログラムを補助記憶装置52から読み出して主記憶装置53に展開し、当該プログラムに従って上記処理を実行する。
図10は、IoTネットワーク基盤システムの最小構成の例を示す図である。図10に示すIoTネットワーク基盤システム10は、外部情報受信部12と、選択ロジック計算部13と、デバイス制御部11とを備える。
かかる構成にて、外部情報受信部12は、外部情報を受信する。選択ロジック計算部13は、受信した外部情報に基づいて、通常時にデータを送信する第1IoTデバイスと、第1IoTデバイスとは異なる第2IoTデバイスと、の中からIoTデバイスを選択する。デバイス制御部11は、選択したIoTデバイスにデータ送信を指示する。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであっても良い。
10、200 IoTネットワーク基盤システム
11、219 デバイス制御部
12、211 外部情報受信部
13、212 選択ロジック計算部
100 端末装置
111 アプリ制御部
112 アプリメディア処理部
213 契約情報管理部
214 デバイスデータ管理部
215 再割り当て/複製部
216 デバイスデータ取得部
217 デバイスデータ加工部
218 データ取得部
220 コアネットワーク制御部
300 コアネットワーク
311 MME
312 PCRF
400 IoTデバイス
411 第1IoTデバイス
412 第2IoTデバイス
Claims (10)
- IoTデバイスの制御方法であって、
外部情報を受信し、
前記受信した外部情報に基づいて、通常時にデータを送信する第1IoTデバイスと、前記第1IoTデバイスとは異なる第2IoTデバイスと、の中からIoTデバイスを選択し、
前記選択したIoTデバイスにデータ送信を指示する、IoTデバイスの制御方法。 - 前記IoTデバイスの選択は、前記外部情報に含まれる非通常状態の場所を示す情報に基づく、請求項1に記載のIoTデバイスの制御方法。
- 前記IoTデバイスの選択は、さらに、IoTデバイス各々の使用可否を示す契約情報に基づく、請求項2に記載のIoTデバイスの制御方法。
- 前記IoTデバイスの選択は、さらに、IoTデバイス各々の使用状況に基づく、請求項3に記載のIoTデバイスの制御方法。
- さらに、前記選択されたIoTデバイスから所望のデータを取得できるか確認する、請求項4に記載のIoTデバイスの制御方法。
- 前記所望のデータを取得できるか確認するために、前記選択されたIoTデバイスを制御する、請求項5に記載のIoTデバイスの制御方法。
- 前記所望のデータを取得できないことを確認した場合、他のIoTデバイスを選択する、請求項5または6に記載のIoTデバイスの制御方法。
- さらに、前記外部情報に含まれる非通常状態の場所を示す情報に基づいて、非通常状態の場所にあるIoTデバイスを選択する、請求項1乃至7のいずれか1項に記載のIoTデバイスの制御方法。
- コンピュータに、
外部情報を受信する処理と、
前記受信した外部情報に基づいて、通常時にデータを送信する第1IoTデバイスと、前記第1IoTデバイスとは異なる第2IoTデバイスと、の中からIoTデバイスを選択する処理と、
前記選択したIoTデバイスにデータ送信を指示する処理と、を実行させるためのプログラムが記録された記録媒体。 - IoTデバイスを制御するIoTネットワーク基盤システムであって、
外部情報を受信する外部情報受信手段と、
前記受信した外部情報に基づいて、通常時にデータを送信する第1IoTデバイスと、前記第1IoTデバイスとは異なる第2IoTデバイスと、の中からIoTデバイスを選択する選択ロジック計算手段と、
前記選択したIoTデバイスにデータ送信を指示するデバイス制御手段と、を備える、IoTネットワーク基盤システム。
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