JPWO2019123748A1 - 通信システム、及び、無線センサシステム - Google Patents

通信システム、及び、無線センサシステム Download PDF

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Abstract

アンテナのインピーダンスを容易に調整できる通信システム、及び、無線センサシステムを提供する。通信システムは、第1アンテナと、前記第1アンテナのインピーダンスを調整する可変素子とを有する複数の第1通信端末と、第2アンテナを有し、前記複数の第1通信端末に前記可変素子のインピーダンスの調整を開始させる調整開始指令を前記第2アンテナからブロードキャスト通信で送信する第2通信端末とを含み、前記第1通信端末は、前記ブロードキャスト通信による前記調整開始指令を受信すると、調整開始指令の受信強度が大きくなるように前記可変素子のインピーダンスを調整する。

Description

本発明は、通信システム、及び、無線センサシステムに関する。
従来より、アンテナと、アンテナ整合回路と、前記アンテナが受信した信号レベルを検出するレベル検出部と、前記アンテナを介してテスト信号を送信するテスト信号送信部と、受信したテスト信号の受信レベル情報を相手装置に返信する手段と、をそれぞれ備えた第1通信装置及び第2の通信装置を含む無線通信システムがある。
この無線通信システムでは、第1通信装置及び第2の通信装置の間で物理レベルのリンクを確立した状態で、次のようにしてアンテナ整合回路が設定される技術が知られている。
第2の通信装置がテスト信号を送信し、第1の通信装置が該テスト信号を受信し、その受信レベルが最大になるように前記アンテナ整合回路を調整し、その調整値を受信時最適値として記憶する。第1の通信装置がテスト信号を送信し、第2の通信装置が該テスト信号を受信し、その受信レベルを第1の通信装置に返信する。アンテナ整合回路の設定を変更しながら上記手順を複数回実行し、最大効率の調整値を割り出し、割り出した調整値を送信時最適値として記憶する(例えば、特許文献1参照)。
特開2011−082592号公報
ところで、従来の無線通信システムでは、第1通信装置及び第2の通信装置の間で物理レベルのリンクを確立してからアンテナ整合回路を整合させるので、容易に調整できない。より具対的には、無線仕様やリソースの問題からリンク接続台数に制限が存在し、複数台機器のアンテナインピーダンス調整工程に時間がかかるなどの問題が存在する。
そこで、アンテナのインピーダンスを容易に調整できる通信システム、及び、無線センサシステムを提供することを目的とする。
本発明の実施の形態の通信システムは、第1アンテナと、前記第1アンテナのインピーダンスを調整する可変素子とを有する複数の第1通信端末と、第2アンテナを有し、前記複数の第1通信端末に前記可変素子のインピーダンスの調整を開始させる調整開始指令を前記第2アンテナからブロードキャスト通信で送信する第2通信端末とを含み、前記第1通信端末は、前記ブロードキャスト通信による前記調整開始指令を受信すると、調整開始指令の受信強度が大きくなるように前記可変素子のインピーダンスを調整する。
アンテナのインピーダンスを容易に調整できる通信システム、及び、無線センサシステムを提供することができる。
実施の形態の通信システム100の構成を示す図である。 通信端末110の構成例を示す図である。 調整開始指令、未完了通知、及び完了通知のパケット構造を示す図である。 通信端末120の構成例を示す図である。 調整開始指令の受信レベルに応じた重みと、チャンネル37、38、39の調整開始指令の受信強度の評価結果とを示す図である。 通信端末120の制御部125Aが実行する処理を表すフローチャートを示す図である。 通信端末110の制御部115Aが実行する処理を表すフローチャートを示す図である。 無線センサシステム200を示す図である。
以下、本発明の通信システム、及び、無線センサシステムを適用した実施の形態について説明する。
<実施の形態>
図1は、実施の形態の通信システム100の構成を示す図である。
通信システム100は、通信端末110と、通信端末120とを含む。通信端末110は、1つの通信端末120に対して複数設けられている。図1には、3つの通信端末110を示すが、1つの通信端末120に対する通信端末110の個数は、一つ以上であればいくつあってもよく、例えば、100個程度設けられていてもよい。
また、図1に示すような複数の通信端末110と1つの通信端末120との組は、複数組設けられていてもよい。各組における複数の通信端末110と、通信端末120との構成及び動作は同じであるため、以下では1組の複数の通信端末110と通信端末120とについて説明する。
通信端末110と通信端末120は、一例として、BLE(Bluetooth(登録商標) Low Energy)のブロードキャスト通信を利用してデータ通信を行う。通信端末110と通信端末120は、一例として、2.45GHz帯の周波数で通信する。2.45GHz帯の周波数とは、ISM(Industrial, Scientific, and Medical radio bands)で規定される2.45GHz前後の所定の周波数帯である。ここでは、一例として、チャンネル37、38、39を利用して、通信端末110と通信端末120が互いに相手を見つけて通信を確立する手法について説明する。
なお、チャンネル37、38、39は、チャンネル37の周波数が最も低く、チャンネル38の周波数が3つのチャンネルのうちの中間の周波数であり、チャンネル39の周波数が最も高い。
各通信端末110は、ブロードキャスト通信によって通信端末120から送信される調整開始指令を受信すると、アンテナのインピーダンスの調整を開始する。各通信端末110は、アンテナのインピーダンスを調整中であるときには、調整が未完了であることを表す未完了通知を通信端末120に送信する。また、各通信端末110は、アンテナのインピーダンスの調整が完了すると、調整が完了したことを表す完了通知を通信端末120に送信する。通信端末120は、通信端末110からの受信信号がすべて完了通知となるまで、調整開始指令を定期的に送信する。調整開始指令、未完了通知、及び完了通知は、パケットデータとして通信される。
このように、通信端末110と通信端末120は、すべての通信端末110のアンテナのインピーダンスの調整が完了するまで、ブロードキャスト通信によってパケットデータを双方向に通信する。このため、通信端末110と通信端末120は、ブロードキャスト通信におけるブロードキャスタ(Broadcaster)及びオブザーバ(Observer)のどちらにも成り得る。すなわち、通信端末110と通信端末120は、マルチロール型の通信端末である。
通信端末120が通信端末110に調整開始指令を送信する場合には、通信端末120がブロードキャスタになり、通信端末110がオブザーバになる。この場合には、通信端末120は、調整開始指令をアドバタイズ(Advertise)信号として送信し、通信端末120は、スキャン(Scan)動作を行うことによって調整開始指令を受信する。
これとは逆に、通信端末110が通信端末120に未完了通知又は完了通知を送信する場合には、通信端末110がブロードキャスタになり、通信端末120がオブザーバになる。この場合には、通信端末110は、未完了通知又は完了通知をアドバタイズ信号として送信し、通信端末120は、スキャンすることによってアドバタイズ信号を受信する。
以上のようにして、各通信端末110は、アンテナのインピーダンスを調整し、最終的に、アンテナのインピーダンスがチャンネル37、38、39のうちでチャンネル38に最も整合するように調整する。チャンネル38の周波数は、通信端末110のアンテナのインピーダンスを最終的に設定したい目標値であり、所望の周波数の一例である。以下では、各通信端末110のアンテナがチャンネル38の周波数で共振するように、アンテナのインピーダンスを調整する。
また、ここでは、通信端末120のアンテナのインピーダンスは、通信端末110とブロードキャスト通信を行うにあたり、予め最適なインピーダンスに調整されているものとする。
なお、複数の通信端末110と通信端末120は、すべての通信端末110のアンテナのインピーダンスの調整が完了した後は、ネットワークを構築し、パケットデータを利用したデータ通信を行う。この場合に、すべての通信端末110は、通信端末120を介してデータ通信を行う形態であってもよいし、一部の通信端末110のロール(役割)を組み替えることによって、ロールを組み替えた通信端末110を介して通信するようにしてもよい。
図2は、通信端末110の構成例を示す図である。複数の通信端末110は、互いに等しい構成を有する。
通信端末110は、アンテナ111、コンデンサ112、整合回路113、抵抗器114、及びMCU(Micro Computer Unit:マイクロコンピュータ装置)115を有する。
アンテナ111は、ブロードキャスト通信用のアンテナであり、2.45GHz帯の周波数で通信するアンテナである。アンテナ111は、コンデンサ112及び整合回路113を介して、MCU115に接続されている。
コンデンサ112は、アンテナ111と整合回路113との間に直列に挿入されている。コンデンサ112は、DC(Direct Current:直流)カップリング用のコンデンサである。
整合回路113は、コンデンサ112とMCU115との間に設けられており、コイル113A、コンデンサ113B、及びバラクタダイオード113Cを有する。整合回路113は、コイル113A、コンデンサ113B、及びバラクタダイオード113CがT字型に配置されたCLC型の整合回路である。
コイル113Aとコンデンサ113Bは、コンデンサ112とMCU115との間に直列に挿入されている。バラクタダイオード113Cは、コンデンサ112とMCU115との接続点にカソードが接続され、アノードが接地されている。バラクタダイオード113Cは、可変素子の一例である。
抵抗器114は、コンデンサ112及びMCU115の接続点と、バラクタダイオード113Cのカソードとの間の接続点113Dに一端が接続され、他端はMCU115に接続されている。抵抗器114は、MCU115が接続点113Dの電位を調整する線路に直列に挿入される抵抗器である。
MCU115は、制御部115A、通信部115B、調整部115C、及びメモリ115Dを有する。
制御部115Aは、アンテナ111のインピーダンスを調整する際に、アンテナ111を介して受信する調整開始指令の受信レベルを計測する。制御部115Aは、計測した受信レベルを表すデータをメモリ115Dに保存する。
制御部115Aは、チャンネル37、38、39の調整開始指令をそれぞれ複数回受信し、チャンネル37、38、39における受信強度を評価する。受信強度の評価には、複数回分の受信強度の平均値に応じた重み付けを行う。
そして、制御部115Aは、評価結果に基づいて、チャンネル37、38、39のうちでチャンネル38における受信強度が最大になるように、バラクタダイオード113Cの静電容量を調整部115Cに調整させる。
通信部115Bは、通信端末110が通信する際のインターフェイスになる部分である。通信部115Bは、通信端末110の外部では、整合回路113を介してアンテナ111に接続されており、通信端末110の内部では、制御部115Aに接続されている。
調整部115Cは、通信端末110の外部では、抵抗器114を介して接続点113Dに接続されており、通信端末110の内部では、制御部115Aに接続されている。調整部115Cは、制御部115Aから送信されるバラクタダイオード113Cの静電容量を調整する指令に基づいて、接続点113Dの電位を調整する。これにより、バラクタダイオード113Cのカソードの電位が変化し、バラクタダイオード113Cの静電容量が調整される。
メモリ115Dは、制御部115Aがアンテナ111のインピーダンスを調整する際に、調整開始指令の受信レベルを計測する処理、及び、チャンネル37、38、39の調整開始指令の受信強度を評価する処理を実行するために必要なプログラム及びデータ等を格納する。また、メモリ115Dは、制御部115Aによって計測された受信レベルを表すデータを格納する。
また、メモリ115Dは、さらに、評価結果に基づいてバラクタダイオード113Cの静電容量を調整部115Cに調整させる処理、及び、すべての通信端末110のアンテナ111のインピーダンスの調整が完了した状態で通信端末120とデータ通信を行う処理等を実行するために必要なプログラム及びデータ等を格納する。
図3は、調整開始指令、未完了通知、及び完了通知のパケット構造を示す図である。図3には、一例として、BLEにおけるアドバタイズ信号のパケットデータの構造を示す。
BLEのパケットデータは、プレアンブル(Preamble)、アクセスアドレス(Access Address)、ヘッダ(Header)、レングス(Length)、データ(Data BD Address)、データ(Data Advertise Packet)、CRC(Cyclic Redundancy Check)を有する。
それぞれのデータ長は、プレアンブルが1バイト、アクセスアドレスが4バイト、ヘッダが1バイト、レングスが1バイト、データ(BDアドレス)が6バイト、データ(アドバタイズパケット)が最大31バイト(0〜31バイト)、CRCが3バイトである。
最大31バイトのデータ(アドバタイズパケット)領域に固有のデータを含ませることによって、調整開始指令、未完了通知、及び完了通知のいずれであるかを識別できるようにする。また、未完了通知及び完了通知については、複数の通信端末110のそれぞれに、固有のID(Identifier)を割り振り、最大31バイトのデータ(アドバタイズパケット)領域に含ませるようにすればよい。これにより、複数の通信端末110の各々が送信する未完了通知及び完了通知を識別することができる。
図4は、通信端末120の構成例を示す図である。
通信端末120は、アンテナ121、コンデンサ122、整合回路123、及びMCU125を有する。通信端末120は、タブレットコンピュータやパーソナルコンピュータ等の上位機器にネットワークを介して接続されていてもよい。
アンテナ121は、通信端末110のアンテナ111と同様に、ブロードキャスト通信用のアンテナであり、2.45GHz帯の周波数で通信するアンテナである。アンテナ121は、コンデンサ122及び整合回路123を介して、MCU125に接続されている。
コンデンサ122は、アンテナ121と整合回路123との間に直列に挿入されている。コンデンサ122は、DCカップリング用のコンデンサである。
整合回路123は、コンデンサ122とMCU125との間に設けられており、アンテナ121及びコンデンサ122と、MCU125との間でインピーダンスを整合させる回路である。
MCU125は、制御部125A、通信部125B、及びメモリ125Dを有する。
制御部125Aは、通信端末110のアンテナ111のインピーダンスを調整する処理を行う際に、定期的に(例えば、1秒毎に)チャンネル37、38、39の調整開始指令を時分割的に送信する。
制御部125Aは、通信端末110からアンテナ121を介して未完了通知又は完了通知を受信し、すべての通信端末110から完了通知を受信するまで、繰り返しチャンネル37、38、39の調整開始指令を時分割的に送信する。
通信部125Bは、通信端末120が通信する際のインターフェイスになる部分である。通信部125Bは、通信端末120の外部では、整合回路123を介してアンテナ121に接続されており、通信端末120の内部では、制御部125Aに接続されている。
メモリ125Dは、制御部125Aがチャンネル37、38、39の調整開始指令を時分割的に送信する処理や、すべての通信端末110のアンテナ111のインピーダンスの調整が完了した状態で通信端末110とデータ通信を行う処理を実行するために必要なプログラム及びデータ等を格納する。
図5は、調整開始指令の受信レベルに応じた重みと、チャンネル37、38、39の調整開始指令の受信強度の評価結果とを示す図である。
機器110の受信状況の評価方法としては特に指定はないが、ここでは一例として、調整開始指令の受信強度を表す値としてRSSI(Received Signal Strength Indicator)値を用いる。図5は、調整開始指令の受信レベルに応じた重みと、チャンネル37、38、39の調整開始指令の受信強度の評価結果とを示す図である。通信端末110は、チャンネル37、38、39の調整開始指令を複数回にわたって繰り返し受信し、複数回分の調整開始指令のRSSI値の平均値をチャンネル毎に求める。例えば、通信端末120がチャンネル37、38、39の調整開始指令を任意の指定時刻t2の間に130回にわたって繰り返し送信する場合には、通信端末110の制御部115Aは、130回のうち受信した回数分の受信強度の平均値をチャンネル毎に求める。
図5(A)には、受信強度の平均値に応じた重みを示す。RSSI値の平均値が−100dBmから−20dBmまでの区間を5dBm毎に区切って、重みを付与している。RSSI値の平均値が−100dBmの場合の重みは0.1であり、−20dBmに向かって段階的に重みを大きくし、−20dBmで重みが1になるように設定している。RSSI値の平均値が大きいチャンネルほど、アンテナのインピーダンスが整合しているため、RSSI値の平均値が大きくなるほど重みが大きくなるように設定してある。
図5(B)には、チャンネル(ch)37、38、39の各チャンネルにおける調整開始指令の受信数(受信回数)、平均RSSI値、重み、及び評価値を示す。
チャンネル37、38、39の受信数は、それぞれ、100、120、130とする。ここでは、通信端末120がチャンネル37、38、39の調整開始指令を任意の所定時間(仮にt2とする)に130回にわたって繰り返し送信しているため、チャンネル37の調整開始指令は、130回分のうちの100回分が通信端末110によって受信されたことを表す。
同様に、チャンネル38の調整開始指令は、130回分のうちの120回分が通信端末110によって受信されたことを表し、チャンネル39の調整開始指令は、130回分のうちの130回分が通信端末110によって受信されたことを表す。
このような場合に、一例として、チャンネル37、38、39の調整開始指令の平均RSSI値は、それぞれ、−90dBm、−85dBm、−80dBmであったとする。このため、チャンネル37、38、39における重みは、それぞれ、0.1、0.35、0.4になる。
実施の形態では、チャンネル37、38、39の評価値を求め、評価値に基づいてアンテナ111のインピーダンスの調整が完了したかどうかを判定する。評価値は、チャンネル毎に、受信数に重みを乗算することによって求められる。なお、このような処理は、制御部115Aが実行する。
チャンネル37、38、39の評価値は、それぞれ、10、42、52と求まる。このような例では、チャンネル39の調整開始指令の受信強度が最も高く、チャンネル37の調整開始指令の受信強度が最も低いことになる。
実施の形態では、アンテナ111のインピーダンスがチャンネル38に最も整合するように調整するため、制御部115Aは、調整部115Cにバラクタダイオード113Cの静電容量を調整させて、チャンネル38の調整開始指令の受信強度が最も高くなるようにする。
すなわち、チャンネル38の評価値が最も高くなれば、アンテナ111のインピーダンスの調整が完了したことになる。
図6は、通信端末120の制御部125Aが実行する処理を表すフローチャートを示す図である。図6に示すフローは、一例として、制御部125Aが定期的(例えば24時間に1回)実行するものとして説明する。
制御部125Aは、調整開始指令の送信処理を開始する(ステップS1)。調整開始指令の送信処理は、通信端末120がアドバタイズ信号を送信する処理である。
ステップS1が実施されると、制御部125Aは、チャンネル37、38、39による調整開始指令送信を繰り返す動作に入る。
制御部125Aは、スキャン動作を行う(ステップS2)。制御部125Aは、完了通知又は未完了通知を通信端末110から受信するために、スキャン動作を行う。
制御部125Aは、スキャン動作を開始してから所定時間t1が経過するまで待機する(ステップS3)。すなわち、制御部125Aは、所定時間t1にわたってスキャン動作を行う。所定時間t1は、一例として、600秒である。
制御部125Aは、ステップS3で10秒間待機し終えると、すべての通信端末110から完了通知を受信したかどうかを判定する(ステップS4)。すべての通信端末110のアンテナ111のインピーダンスの調整が完了するまで調整開始指令を送信する必要があるため、このような判定処理を行うものである。
制御部125Aは、すべての通信端末110から完了通知を受信していない(S4:NO)と判定すると、フローをステップS2にリターンする。再びスキャン動作を行い、完了通知又は未完了通知を通信端末110から受信するためである。
制御部125Aは、すべての通信端末110から完了通知を受信した(S4:YES)と判定すると、調整開始指令の送信処理を終了する(ステップS5)。ステップS5の処理により、調整開始指令は送信されなくなる。
制御部125Aは、ステップS5の処理を終えると、一連の処理を終了する(エンド)。
図7は、通信端末110の制御部115Aが実行する処理を表すフローチャートを示す図である。図7に示すフローは、一例として、制御部115Aが定期的(例えば24時間に1回)実行するものとして説明する。
制御部115Aは、チャンネル37、38、39におけるスキャン動作を行う(ステップS11)。制御部115Aは、調整開始指令を通信端末120から受信するために、チャンネル37、38、39におけるスキャン動作を同時に行う。通信端末120は、チャンネル37、38、39の3つの調整開始指令を送信している。
ステップS11の段階では、どのチャンネルにおけるアンテナ111のインピーダンスが最も良いか分からないため、3つのチャンネルでスキャン動作を行う。
制御部115Aは、調整開始指令を受信したかどうかを判定する(ステップS12)。
制御部115Aは、調整開始指令を受信した(S12:YES)と判定すると、チャンネル37、38、39の未完了通知の送信を開始する。(ステップS13)。制御部115Aは、チャンネル37、38、39の未完了通知を一定間隔(例えば10s毎)に送信する。未完了通知の送信処理は、通信端末110がアドバタイズ信号を送信する処理である。
なお、制御部115Aは、ステップS12で受信した調整開始指令は、評価のための受信回数としてはカウントしない。制御部115Aは、後述するステップS13からS25のループ処理の中で受信回数のカウントを行う。
制御部115Aは、チャンネル37でスキャン動作を行う(ステップS14)。チャンネル37の調整開始指令を受信するためである。
制御部115Aは、ステップS14でチャンネル37でスキャン動作を開始してから所定時間t2が経過するまで待機する(ステップS15)。すなわち、制御部115Aは、所定時間t2にわたってスキャン動作を行う。所定時間t2は、一例として、1分である。制御部115Aは、チャンネル37の調整開始指令を受信した場合には、受信回数のカウントを行う。
制御部115Aは、チャンネル38でスキャン動作を行う(ステップS16)。チャンネル38の調整開始指令を受信するためである。
制御部115Aは、ステップS16でスキャン動作を開始してから所定時間t2が経過するまで待機する(ステップS17)。すなわち、制御部115Aは、所定時間t2にわたってスキャン動作を行う。所定時間t2は、一例として、1分である。制御部115Aは、チャンネル38の調整開始指令を受信した場合には、受信回数のカウントを行う。
制御部115Aは、チャンネル39でスキャン動作を行う(ステップS18)。チャンネル39の調整開始指令を受信するためである。
制御部115Aは、ステップS18でスキャン動作を開始してから所定時間t2が経過するまで待機する(ステップS19)。すなわち、制御部115Aは、所定時間t2にわたってスキャン動作を行う。所定時間t2は、一例として、1分である。制御部115Aは、チャンネル39の調整開始指令を受信した場合には、受信回数のカウントを行う。
制御部115Aは、チャンネル37、38、39の評価値を求める(ステップS20)。評価値は、チャンネル37、38、39の各々について、調整開始指令の受信数に重みを乗算することによって求められる。
制御部115Aは、チャンネル38の評価値が最高値であるかどうかを判定する(ステップS21)。アンテナ111のインピーダンスが、最終的に調整したいチャンネル38に調整しているかどうかを最初に判定することとしたものである。なお、チャンネル38の評価値が最高値であることは、チャンネル38の評価値が、チャンネル37及び39の評価値よりも高い所定強度以上になることである。
制御部115Aは、ステップS21において、チャンネル38の評価値が最高値ではない(S21:NO)と判定すると、チャンネル37の評価値が最高値であるかどうかを判定する(ステップS22)。
制御部115Aは、ステップS22において、チャンネル37の評価値が最高値である(S22:YES)と判定すると、アンテナ111のインピーダンスがより高い周波数に整合するように、調整部115Cにバラクタダイオード113Cの静電容量を調整させる(ステップS23)。
チャンネル37は、チャンネル38よりも周波数が低いため、チャンネル37の評価値が最高値である場合には、最終的に合わせたいチャンネル38よりも低周波数側にアンテナ111のインピーダンスがずれているからである。
制御部115Aは、ステップS22において、チャンネル37の評価値が最高値ではない(S22:NO)と判定すると、チャンネル39の評価値が最高値であるかどうかを判定する(ステップS24)。
制御部115Aは、ステップS24において、チャンネル39の評価値が最高値である(S24:YES)と判定すると、アンテナ111のインピーダンスがより低い周波数に整合するように、調整部115Cにバラクタダイオード113Cの静電容量を調整させる(ステップS25)。
チャンネル39は、チャンネル38よりも周波数が高いため、チャンネル39の評価値が最高値である場合には、最終的に合わせたいチャンネル38よりも高周波数側にアンテナ111のインピーダンスがずれているからである。
制御部115Aは、ステップS23又はS24の処理を終えると、フローをステップS13にリターンする。未完了通知を送信し(S13)、受信強度の評価を再び行うためである。制御部115Aは、ステップS23又はS25の処理を終えると、フローをステップS14にリターンする。未完了通知を送信をつづけ、再度受信強度の評価を再び行うためである。
また、制御部115Aは、ステップS24において、チャンネル39の評価値が最高値ではない(S24:NO)と判定した場合も、同様の理由から、フローをステップS13にリターンする。例えば、チャンネル37と38、又は、チャンネル38と39の評価値が等しい場合等に処理をやり直すためである。
制御部115Aは、ステップS21において、チャンネル38の評価値が最高値である(S21:YES)と判定すると、未完了通知を送信をやめ完了通知を送信する(ステップS26)。完了通知の送信処理は、通信端末110がアドバタイズ信号を送信する処理である。
制御部115Aは、チャンネル37、38、39におけるスキャン動作を行う(ステップS27)。通信端末120がすべての通信端末110から完了通知を受信していれば、調整開始指令が送られてこなくなるため、スキャン動作を行って確認するためである。
制御部115Aは、スキャン動作を開始してから所定時間t3が経過するまでの間に、調整開始指令を受信していないかどうかを判定する(ステップS28)。
制御部115Aは、ステップS28において、調整開始指令を受信した(S28:NO)と判定すると、フローをステップS26にリターンする。完了通知を送信するためである。
制御部115Aは、ステップS28において、調整開始指令を受信していない(S28:YES)と判定すると、一連の処理を終了する(エンド)。
図6の処理によって通信端末120が調整開始指令をブロードキャスト通信によって繰り返し送信し、図7の処理によって通信端末110が未完了通知をブロードキャスト通信によって送信しながらバラクタダイオード113Cの静電容量を調整することにより、すべての通信端末110のアンテナ111のインピーダンスは、チャンネル38に整合するように調整される。
このように、すべての通信端末110のアンテナ111のインピーダンスをチャンネル38に整合させるための処理は、ブロードキャスト通信を利用して行えるものであり、すべての通信端末110のアンテナ111のインピーダンスを容易に行うことができる。
例えば、従来のように物理レベルのリンクを確立処理必要ななく、Broadcast(Adverrise)による単純な通信により実現できる。
従って、実施の形態によれば、通信端末110のアンテナ111のインピーダンスを容易に調整できる通信システム100を提供することができる。
また、BLEのブロードキャスト通信を利用しているため、ブロードキャスト通信による調整開始指令、未完了通知、及び完了通知が届く範囲であれば、通信端末110の台数に制限はない。
このため、通信端末110の台数が多い場合でも、通信端末110のアンテナ111のインピーダンスを容易に調整することができる。
また、通信端末110には、電圧、電流、温度、湿度等の様々なデータを検出するセンサが接続されていてもよい。このようなセンサを各通信端末110に接続すれば、図8に示すような無線センサシステム200を構築することができる。
図8は、無線センサシステム200を示す図である。無線センサシステム200は、複数の通信端末110、1つの通信端末120、及び各通信端末110に接続されるセンサ210を含む。
各通信端末110のアンテナ111のインピーダンスを調整し終えた後は、通信端末120から各通信端末110に指令が送信されると、通信端末110の制御部115Aは、各センサ210で検出された電圧、電流、温度、湿度等の様々なデータを通信端末120に送信する。このようにすれば、通信端末120で膨大なデータを集めることができる。なお、データの集約は、特定の通信端末110が行うようにしてもよい。
従って、実施の形態によれば、アンテナ111のインピーダンスを容易に調整できる通信システム100に加えて、アンテナ111のインピーダンスを容易に調整できる無線センサシステム200を提供することができる。
なお、以上では、通信端末120のアンテナ121のインピーダンスが予め調整されている形態について説明したが、通信端末120のアンテナ121のインピーダンスを上述の手法と同様の手法で調整する通信端末があってもよい。この場合には、通信端末120は、アンテナ121のインピーダンスを調整した後に、上述の手法によって通信端末110のアンテナ111のインピーダンスを調整すればよい。
また、以上では、3つのチャンネル37、38、39の調整開始指令を利用して、チャンネル38の調整開始指令の受信強度が最大になるようにインピーダンスを調整する形態について説明した。
しかしながら、3つのチャンネル37、38、39の調整開始指令を用いずに、2つのチャンネル37及び38、若しくは、2つのチャンネル38及び39の調整開始指令、又は、1つのチャンネル38の調整開始指令を用いてもよい。
2つのチャンネル37及び38を用いる場合には、チャンネル37の調整開始指令の評価値がチャンネル38の調整開始指令の評価値よりも高い状態にした後に、チャンネル38の調整開始指令の評価値がチャンネル37の調整開始指令の評価値よりも高くなるようにインピーダンスを調整した時点で、インピーダンスの調整が完了することとすればよい。2つのチャンネル38及び39の調整開始指令を用いる場合には、この逆となる。
1つのチャンネル38の調整開始指令を用いる場合には、インピーダンスを調整しながら評価値を求め、評価値が最も大きくなったときにインピーダンスの調整が完了することとすればよい。
また、以上では、チャンネル毎に、受信数に重みを乗算した評価値を用いて、チャンネル38のインピーダンスが最も整合しているかどうかを判定する形態について説明した。しかしながら、重み付けを行わずにRSSI値の平均値で評価してもよいし、その他の手法で評価してもよい。
以上、本発明の例示的な実施の形態の通信システム、及び、無線センサシステムについて説明したが、本発明は、具体的に開示された実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲から逸脱することなく、種々の変形や変更が可能である。
尚、本国際出願は、2017年12月19日に出願した日本国特許出願2017−242957に基づく優先権を主張するものであり、その全内容は本国際出願にここでの参照により援用されるものとする。
100 通信システム
110 通信端末
120 通信端末
111、121 アンテナ
113C バラクタダイオード
115A 制御部
115C 調整部
200 無線センサシステム
210 センサ

Claims (6)

  1. 第1アンテナと、前記第1アンテナのインピーダンスを調整する可変素子とを有する複数の第1通信端末と、
    第2アンテナを有し、前記複数の第1通信端末に前記可変素子のインピーダンスの調整を開始させる調整開始指令を前記第2アンテナからブロードキャスト通信で送信する第2通信端末と
    を含み、
    前記第1通信端末は、前記ブロードキャスト通信による前記調整開始指令を受信すると、調整開始指令の受信強度が大きくなるように前記可変素子のインピーダンスを調整する、通信システム。
  2. 前記第2通信端末は、前記調整開始指令として、所望の周波数の調整開始指令と、前記所望の周波数とは異なる周波数の調整開始指令とを含む複数の調整開始指令を時分割的に前記複数の第1通信端末に送信し、
    前記第1通信端末は、前記所望の周波数の調整開始指令の受信強度が大きくなるように前記可変素子のインピーダンスを調整する、請求項1記載の通信システム。
  3. 前記第2通信端末は、前記複数の調整開始指令として、前記所望の周波数の調整開始指令と、前記所望の周波数よりも低い周波数の調整開始指令と、前記所望の周波数よりも高い周波数の調整開始指令との3つの調整開始指令を時分割的に前記複数の第1通信端末に送信し、
    前記第1通信端末は、前記3つの調整開始指令のうち、前記所望の周波数の調整開始指令の受信強度が最も大きくなるように前記可変素子のインピーダンスを調整する、請求項2記載の通信システム。
  4. 前記第2通信端末は、前記複数の調整開始指令の各々を繰り返し前記複数の第1通信端末に送信し、
    前記第1通信端末は、前記調整開始指令の受信回数に基づいて前記受信強度に重み付けを行い、当該重み付けを行った受信強度が大きくなるように前記可変素子のインピーダンスを調整する、請求項2又は3記載の通信システム。
  5. 前記第1通信端末は、前記所望の周波数の調整開始指令の受信強度が所定強度以上になると、前記可変素子のインピーダンスの調整が完了したことを表す完了通知をブロードキャスト通信で第2通信端末に送信する、請求項2乃至4のいずれか一項記載の通信システム。
  6. 前記複数の第1通信端末にそれぞれ接続される複数のセンサと、
    請求項1乃至5のいずれか一項記載の通信システムと
    を含む、無線センサシステム。
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