JPWO2019097652A1 - 無線通信システム及び無線基地局 - Google Patents

無線通信システム及び無線基地局 Download PDF

Info

Publication number
JPWO2019097652A1
JPWO2019097652A1 JP2019554130A JP2019554130A JPWO2019097652A1 JP WO2019097652 A1 JPWO2019097652 A1 JP WO2019097652A1 JP 2019554130 A JP2019554130 A JP 2019554130A JP 2019554130 A JP2019554130 A JP 2019554130A JP WO2019097652 A1 JPWO2019097652 A1 JP WO2019097652A1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
base station
bearer
radio base
notification
split bearer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2019554130A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6978510B2 (ja
Inventor
輝朗 戸枝
輝朗 戸枝
アニール ウメシュ
アニール ウメシュ
高橋 秀明
秀明 高橋
徹 内野
徹 内野
ウリ アンダルマワンティ ハプサリ
ウリ アンダルマワンティ ハプサリ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NTT Docomo Inc
Original Assignee
NTT Docomo Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NTT Docomo Inc filed Critical NTT Docomo Inc
Publication of JPWO2019097652A1 publication Critical patent/JPWO2019097652A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6978510B2 publication Critical patent/JP6978510B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W76/00Connection management
    • H04W76/10Connection setup
    • H04W76/15Setup of multiple wireless link connections
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W16/00Network planning, e.g. coverage or traffic planning tools; Network deployment, e.g. resource partitioning or cells structures
    • H04W16/24Cell structures
    • H04W16/32Hierarchical cell structures
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W36/00Hand-off or reselection arrangements
    • H04W36/0005Control or signalling for completing the hand-off
    • H04W36/0055Transmission or use of information for re-establishing the radio link
    • H04W36/0069Transmission or use of information for re-establishing the radio link in case of dual connectivity, e.g. decoupled uplink/downlink
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W36/00Hand-off or reselection arrangements
    • H04W36/0005Control or signalling for completing the hand-off
    • H04W36/0055Transmission or use of information for re-establishing the radio link
    • H04W36/0069Transmission or use of information for re-establishing the radio link in case of dual connectivity, e.g. decoupled uplink/downlink
    • H04W36/00692Transmission or use of information for re-establishing the radio link in case of dual connectivity, e.g. decoupled uplink/downlink using simultaneous multiple data streams, e.g. cooperative multipoint [CoMP], carrier aggregation [CA] or multiple input multiple output [MIMO]
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W36/00Hand-off or reselection arrangements
    • H04W36/14Reselecting a network or an air interface
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W36/00Hand-off or reselection arrangements
    • H04W36/14Reselecting a network or an air interface
    • H04W36/144Reselecting a network or an air interface over a different radio air interface technology
    • H04W36/1443Reselecting a network or an air interface over a different radio air interface technology between licensed networks
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W72/00Local resource management
    • H04W72/20Control channels or signalling for resource management
    • H04W72/27Control channels or signalling for resource management between access points
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W92/00Interfaces specially adapted for wireless communication networks
    • H04W92/16Interfaces between hierarchically similar devices
    • H04W92/20Interfaces between hierarchically similar devices between access points

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

無線通信システムでは、コアネットワークからセカンダリセルグループを経由するとともにセカンダリセルグループに含まれるgNB100Bからマスタセルグループに含まれるeNB100Aに分岐するスプリットベアラが設定され、当該スプリットベアラを経由してユーザ装置にデータが送信される。gNB100Bは、ユーザ装置とgNB100Bとの間の無線リソースを用いたスプリットベアラを構成するか否かを示すUse of SCG Radio ResourceをeNB100Aに送信する。eNB100Aは、受信したUse of SCG Radio Resourceに基づいて、スプリットベアラを設定する。

Description

本発明は、スプリットベアラを設定する無線通信システム及び無線基地局に関する。
3rd Generation Partnership Project(3GPP)は、Long Term Evolution(LTE)を仕様化し、LTEのさらなる高速化を目的としてLTE-Advanced(以下、LTE-Advancedを含めてLTEという)を仕様化している。また、3GPPでは、さらに、5G New Radio(NR)などと呼ばれるLTEの後継システムの仕様が検討されている。
具体的には、非特許文献1では、LTE方式の無線基地局と、NR方式の無線基地局とを用いたデュアルコネクティビティ(DC)では、マスタセルグループ(MCG)、またはセカンダリセルグループ(SCG)を経由した複数のベアラ構成(スプリットベアラ(SCG Split bearer)など)が検討されている。
例えば、マスタノード(MN)がLTE方式の無線基地局(以下、MeNB)であり、セカンダリノード(SN)がNR方式の無線基地局(以下、SgNB)であるDCにおいて、コアネットワーク(EPC(Evolved Packet Core))〜SgNB〜MeNBを経由してユーザ装置(UE)と設定されるSCG Split bearerの構成(ここでは、便宜上”Option 2x”と呼ぶ)が検討されている。つまり、Option 2xの構成では、UE〜SgNB間の無線リソースは用いられない。
このようなSCG Split bearerの構成を採用すれば、UEが、SgNBが形成するセルのカバレッジ外に移動した場合でも、コアネットワーク〜SgNB区間のパスについては引き続き利用することができるため、コアネットワーク〜SgNB区間のパスを、コアネットワーク〜MeNBのパスに切り替える、つまり、ベアラ構成を変更する必要がない。このため、コアネットワークなどに対する負荷も低減し得る。
特に、NRの導入初期においては、カバレッジの小さいスポット的なセルがSgNBによって形成されることが想定される。つまり、UEは、当該セルに対して頻繁に出入りすると考えられるため、このようなSCG Split bearer(Option 2x)の構成は、コアネットワークなどに対する負荷及びシグナリング量の低減の観点から、特に有用であると考えられる。
"LS on supported bearer types in DC", R2-1712050, 3GPP TSG-RAN WG2 Meeting #99bis, 3GPP, 2017年10月
上述したようなSCG Split bearer(Option 2x)の構成を適用する場合、SgNBは、通常のSCG Split bearer、具体的には、コアネットワーク〜SgNB〜UE区間と、SgNBからMeNBに分岐し、コアネットワーク〜SgNB〜MeNB〜UE区間との両区間が設定されるスプリットベアラ(ここでは、便宜上”Option 3x”と呼ぶ)に加えて、SCG Split bearer(Option 2x)を用い得る。
しかしながら、MeNBは、SgNBが何れのSCG Split bearer(Option 2xまたはOption 3x)の構成を用いるかを認識することができない。このため、MeNBは、SgNBがOption 2xの構成を用いることができるにも関わらず、SgNBが形成するセルのカバレッジ外にUEが移動した場合には、コアネットワーク〜SgNB区間のパスを、コアネットワーク〜MeNBのパスに切り替えてしまう、つまり、ベアラ構成を変更してしまうことが懸念される。
そこで、本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、セカンダリノード(SgNB)がコアネットワーク〜SgNB〜MeNB〜UE区間のみで設定されるスプリットベアラを用いる場合において、マスタノード(MeNB)による不必要なベアラ構成の変更を防止し得る無線通信システム及び無線基地局の提供を目的とする。
本発明の一態様は、コアネットワーク(コアネットワーク20)からセカンダリセルグループを経由するとともに前記セカンダリセルグループに含まれる他の無線基地局(gNB100B)からマスタセルグループに含まれる無線基地局(eNB100A)に分岐するスプリットベアラ(スプリットベアラBSP)が設定され、前記スプリットベアラを経由してユーザ装置(UE200)にデータが送信される無線通信システム(無線通信システム10)であって、前記他の無線基地局は、前記ユーザ装置と前記他の無線基地局との間の無線リソースを用いた前記スプリットベアラを構成するか否かを示すベアラ構成通知(Use of SCG Radio Resource)を前記無線基地局に送信する通知送信部(SN通知送信部131)を備え、前記無線基地局は、前記ベアラ構成通知を受信する通知受信部(SN通知受信部130)と、前記通知受信部が受信した前記ベアラ構成通知に基づいて、前記スプリットベアラを設定するベアラ設定部(ベアラ設定部140)とを備える。
本発明の一態様は、コアネットワークからセカンダリセルグループを経由するとともに前記セカンダリセルグループに含まれる無線基地局(gNB100B)からマスタセルグループに含まれる他の無線基地局(eNB100A)に分岐するスプリットベアラが設定され、前記スプリットベアラを経由してユーザ装置にデータが送信される無線通信システムに含まれる前記無線基地局であって、前記ユーザ装置と前記他の無線基地局との間の無線リソースを用いた前記スプリットベアラを構成するか否かを示すベアラ構成通知を前記無線基地局に送信する通知送信部を備える。
本発明の一態様は、コアネットワークからセカンダリセルグループを経由するとともに前記セカンダリセルグループに含まれる他の無線基地局(gNB100B)からマスタセルグループに含まれる無線基地局(eNB100A)に分岐するスプリットベアラが設定され、前記スプリットベアラを経由してユーザ装置にデータが送信される無線通信システムに含まれる前記無線基地局であって、前記ユーザ装置と前記他の無線基地局との間の無線リソースを用いた前記スプリットベアラを構成するか否かを示すベアラ構成通知を前記他の無線基地局から受信する通知受信部と、前記通知受信部が受信した前記ベアラ構成通知に基づいて、前記スプリットベアラを設定するベアラ設定部とを備える。
図1は、無線通信システム10の全体概略構成図である。 図2Aは、無線通信システム10において設定されるスプリットベアラ(MCG Split Bearer)の構成を示す図である。 図2Bは、無線通信システム10において設定されるスプリットベアラ(SCG Split bearer, Option 2x)の構成を示す図である。 図2Cは、無線通信システム10において設定されるスプリットベアラ(SCG Split bearer, Option 3x)の構成を示す図である。 図3は、eNB100Aの機能ブロック構成図である。 図4は、gNB100Bの機能ブロック構成図である。 図5は、SgNBを追加する手順(SgNB Addition Preparation)において、ベアラ構成通知(Use of SCG Radio Resource)を送信するシーケンス(動作例1)を示す図である。 図6は、SgNBの構成を変更する手順(MeNB initiated SgNB Modification Preparation)において、ベアラ構成通知(Use of SCG Radio Resource)を送信するシーケンス(動作例2)を示す図である。 図7は、SgNBの構成を変更する手順(SgNB initiated SgNB Modification)において、ベアラ構成通知(Use of SCG Radio Resource)を送信するシーケンス(動作例3)を示す図である。 図8は、eNB100A及びgNB100Bのハードウェア構成の一例を示す図である。
以下、実施形態を図面に基づいて説明する。なお、同一の機能や構成には、同一または類似の符号を付して、その説明を適宜省略する。
(1)無線通信システムの全体概略構成
図1は、本実施形態に係る無線通信システム10の全体概略構成図である。無線通信システム10は、Long Term Evolution(LTE)及び5G New Radio(NR)に従った無線通信システムであり、コアネットワーク20及びユーザ装置200(以下、UE200)を含む。コアネットワーク20には、無線基地局100A(以下、eNB100A)及び無線基地局100B(以下、gNB100B)が接続される。
コアネットワーク20は、LTE方式のコアネットワーク(EPC(Evolved Packet Core))でもよいし、NR方式のコアネットワーク(NextGen Core)でもよい。
本実施形態では、eNB100Aは、LTE方式の無線基地局(eNB)であり、マスタノードを構成することができる。以下、eNB100Aは、MeNBまたはMNと適宜表記する。gNB100Bは、NR方式の無線基地局(gNB)であり、セカンダリノードを構成することができる。以下、gNB100Bは、SgNBまたはSNと適宜表記する。
無線通信システム10では、UE200が、eNB100AとgNB100Bとで同時に無線接続が可能なデュアルコネクティビティ(DC)が提供される。
eNB100Aは、セルC1を形成する。gNB100Bは、セルC2を形成する。本実施形態では、セルC1はマクロセルであり、セルC2はスモールセルである。つまり、セルC2のサイズは、セルC1よりも小さい。なお、セルC1及びセルC2は、それぞれ複数形成されてもよい。
eNB100Aが形成するセルC1によって、マスタセルグループ(MCG)が構成される。また、gNB100Bが形成するセルC2によって、セカンダリセルグループ(SCG)が構成される。
eNB100A及びgNB100Bは、S1-Uインタフェースを介してコアネットワーク20(EPC)に接続される。また、eNB100AとgNB100Bとは、Xインタフェース(Xx/Xn)を介して接続される。LTEにおいては、X2インタフェースが典型的な基地局間インタフェースである。
図2A〜図2Cは、無線通信システム10において設定されるスプリットベアラの構成を示す。本実施形態では、コアネットワーク20からセカンダリセルグループ(SCG)を経由するとともに当該セカンダリセルグループからマスタセルグループ(MCG)に含まれる無線基地局(eNB100A)に分岐するスプリットベアラBSP、具体的には、SCG Split bearerが設定される。
具体的には、図2Aは、コアネットワーク20〜eNB100A(MeNB)〜gNB100B(SgNB)〜UE200を経由するベアラ(MCG Split Bearer)の構成を示す。当該ベアラは、便宜上、”Option 2c”と呼ばれてもよい。
図2Bは、コアネットワーク20〜gNB100B(SgNB)〜eNB100A(MeNB)〜UE200を経由するベアラ(SCG Split bearer)の構成を示す。当該ベアラでは、UE200〜gNB100B間の無線リソース(SCG Radio ResourceまたはNR Radio Resourceと呼ぶ)は用いられていない。当該ベアラは、便宜上、Option 2x、或いはSN anchored bearerと呼ばれてもよい。
図2Cは、図2Bのベアラの構成に加え、さらにUE200〜gNB100B間が設定されているベアラ(SCG Split bearer)の構成を示す。つまり、当該ベアラでは、UE200〜gNB100B間の無線リソースが用いられる。当該ベアラは、便宜上、Option 3xと呼ばれてもよい。
(2)無線通信システムの機能ブロック構成
次に、無線通信システム10の機能ブロック構成について説明する。具体的には、eNB100A及びgNB100Bの機能ブロック構成について説明する。
(2.1)eNB100A
図3は、eNB100Aの機能ブロック構成図である。図3に示すように、eNB100Aは、無線通信部110、SN指示送信部120、SN通知受信部130、ベアラ設定部140及び通信インタフェース部150を備える。
無線通信部110は、LTE方式に従った無線通信を実行する。具体的には、無線通信部110は、UE200とLTE方式に従った無線信号を送受信する。当該無線信号には、ユーザデータ及び/または制御データが多重される。
SN指示送信部120は、gNB100B(SN)に対する各種指示を送信する。具体的には、SN指示送信部120は、UE200とgNB100B(他の無線基地局に相当)との間の無線リソースを用いたスプリットベアラBSPを構成するか否かを指示するベアラ構成指示をgNB100Bに送信する。
より具体的には、SN指示送信部120は、情報要素(IE)であるUse of SCG Radio Resourceを含むノード間メッセージをgNB100Bに送信する。ノード間メッセージとは、E-UTRAN-NR Dual Connectivity(EN-DC)において、MeNB〜SgNB間において送受信されるメッセージ(3GPP TS37.340参照)である。
具体的には、SN指示送信部120は、SgNBを追加する手順(SgNB Addition Preparation)において、Use of SCG Radio Resourceを含むSGNB ADDITION REQUESTを送信することができる。
また、SN指示送信部120は、SgNBの構成を変更する手順(MeNB initiated SgNB Modification Preparation)において、Use of SCG Radio Resourceを含むSGNB MODIFICATION REQUESTを送信することができる。なお、SN指示送信部120は、SgNBの構成を変更する手順の一種であるMeNB initiated SgNB Release において、Use of SCG Radio Resourceを含むSGNB RELEASE REQUESTを送信してもよい。
なお、Use of SCG Radio Resourceの具体的な内容については、さらに後述する。
SN通知受信部130は、gNB100B(SN)からの各種通知を受信する。具体的には、SN通知受信部130は、gNB100BにおけるスプリットベアラBSPの構成に関する通知を受信する。
より具体的には、SN通知受信部130は、UE200とgNB100Bとの間の無線リソース(周波数、時間及び空間など)を用いたスプリットベアラBSPを構成するか否かを示すベアラ構成通知を受信する。
つまり、ベアラ構成通知とは、コアネットワーク20、gNB100B、eNB100A及びUE200の区間のみで設定されるスプリットベアラBSP(図2Bに示したOption 2x)を用いるか否かを示す。
具体的には、SN通知受信部130は、SGNB ADDITION REQUESTに対する応答として、Use of SCG Radio Resourceを含むSGNB ADDITION REQUEST ACKNOWLEDGEをgNB100Bから受信することができる。
また、SN通知受信部130は、SGNB MODIFICATION REQUESTに対する応答として、Use of SCG Radio Resourceを含むSGNB MODIFICATION REQUEST ACKNOWLEDGEをgNB100Bから受信することができる。
なお、SN通知受信部130は、Use of SCG Radio Resourceを含むSGNB MODIFICATION REQUIRED、Use of SCG Radio Resourceを含むSGNB CHANGE REQUIRED、またはUse of SCG Radio Resourceを含むSGNB RELEASE REQUIREDをgNB100Bから受信してもよい。
ベアラ設定部140は、SN通知受信部130が受信したベアラ構成通知(Use of SCG Radio Resource)に基づいて、スプリットベアラBSPを設定する。
具体的には、ベアラ設定部140は、gNB100Bから受信したUse of SCG Radio Resourceによって、UE200とgNB100Bとの間の無線リソースを用いたスプリットベアラBSPを構成することが示されている場合、gNB100Bが図2B及び図2Cに示したスプリットベアラBSP(Option 2x, 3x)を構成できると認識する。
このため、ベアラ設定部140は、UE200がセルC2のカバレッジ外に移動した場合でも、コアネットワーク20〜gNB100B区間のパスを、コアネットワーク20〜eNB100Aのパスに切り替えることなく、スプリットベアラBSPの構成を維持する。つまり、EN-DCを実行中のUE200がセルC2のカバレッジ外に移動した場合でも、図2Cに示したスプリットベアラBSP(Option 3x)の構成から、図2Bに示したスプリットベアラBSP(Option 2x)に変更されるのみである。
一方、ベアラ設定部140は、gNB100Bから受信したUse of SCG Radio Resourceによって、UE200とgNB100Bとの間の無線リソースを用いたスプリットベアラBSPを構成しない(できない)ことが示されている場合、gNB100Bが図2Bに示したスプリットベアラBSP(Option 2x)を構成できないと認識する。
このため、ベアラ設定部140は、UE200がセルC2のカバレッジ外に移動した場合、コアネットワーク20〜gNB100B区間のパスを、コアネットワーク20〜eNB100Aのパスに切り替える。
通信インタフェース部150は、eNB100A〜gNB100B間の通信に必要なインタフェース(Xインタフェース)、及びeNB100A〜コアネットワーク20間の通信に必要なインタフェース(S1-Uインタフェース)を提供する。
(2.2)gNB100B
図4は、gNB100Bの機能ブロック構成図である。図4に示すように、gNB100Bは、無線通信部111、SN指示受信部121、SN通知送信部131及び通信インタフェース部141を備える。
無線通信部111は、NR方式に従った無線通信を実行する。具体的には、無線通信部111は、UE200とNR方式に従った無線信号を送受信する。当該無線信号には、ユーザデータまたは制御データが多重される。
SN指示受信部121は、eNB100Aから送信されたベアラ構成指示を受信する。具体的には、SN指示受信部121は、Use of SCG Radio Resourceを含むノード間メッセージを受信する。
より具体的には、SN指示受信部121は、Use of SCG Radio Resourceを含むSGNB ADDITION REQUEST、またはUse of SCG Radio Resourceを含むSGNB MODIFICATION REQUESTを受信することができる。また、SN指示受信部121は、Use of SCG Radio Resourceを含むSGNB RELEASE REQUESTを受信してもよい。
SN通知送信部131は、UE200とgNB100Bとの間の無線リソース(周波数、時間及び空間など)を用いたスプリットベアラBSPを構成するか否かを示すベアラ構成通知をeNB100Aに送信する。
具体的には、SN通知送信部131は、Use of SCG Radio Resourceを含むSGNB ADDITION REQUEST ACKNOWLEDGE、またはUse of SCG Radio Resourceを含むSGNB MODIFICATION REQUEST ACKNOWLEDGEを送信することができる。
より具体的には、SN通知送信部131は、SGNB ADDITION REQUESTに対する応答として、Use of SCG Radio Resourceを含むSGNB ADDITION REQUEST ACKNOWLEDGEを送信する。同様に、SN通知送信部131は、SGNB MODIFICATION REQUESTに対する応答として、Use of SCG Radio Resourceを含むSGNB MODIFICATION REQUEST ACKNOWLEDGEを送信する。
また、SN通知送信部131は、gNB100Bの構成変更を要求する手順(SgNB initiated SgNB Modification、SgNB ChangeまたはSgNB initiated SgNB Release)において、上述したベアラ構成通知を送信してもよい。
具体的には、SN通知送信部131は、Use of SCG Radio Resourceを含むSGNB MODIFICATION REQUIRED、Use of SCG Radio Resourceを含むSGNB CHANGE REQUIRED、またはUse of SCG Radio Resourceを含むSGNB RELEASE REQUIREDを送信してもよい。
SN通知送信部131は、SN指示受信部121が受信したベアラ構成指示、つまり、Use of SCG Radio Resourceを含むノード間メッセージに応じて、上述したベアラ構成通知を無線基地局に送信することができる。
通信インタフェース部141は、eNB100A〜gNB100B間の通信に必要なインタフェース(Xインタフェース)、及びgNB100B〜コアネットワーク20間の通信に必要なインタフェース(S1-Uインタフェース)を提供する。
(3)無線通信システムの動作
次に、無線通信システム10の動作について説明する。具体的には、eNB100A〜gNB100B間において送受信されるノード間メッセージを用いて、UE200とgNB100Bとの間の無線リソースを用いたスプリットベアラBSPを構成するか否かをgNB100BからeNB100Aに通知する動作について説明する。
なお、以下に示す手順(SgNB Addition Preparation、MeNB initiated SgNB Modification Preparation及びSgNB initiated SgNB Modification)において用いられるノード間メッセージは、3GPP TS37.340などに規定されている。
(3.1)動作例1
図5は、SgNBを追加する手順(SgNB Addition Preparation)において、ベアラ構成通知(Use of SCG Radio Resource)を送信するシーケンス(動作例1)を示す。
図5に示すように、eNB100Aは、Use of SCG Radio Resource(ベアラ構成指示)を含むSGNB ADDITION REQUESTをgNB100Bに送信する。
表1は、SGNB ADDITION REQUESTに含まれるIEであるUse of SCG Radio Resourceの内容を示す。
Figure 2019097652
表1に示すように、Use of SCG Radio ResourceがTRUEの場合、SCG Radio Resource(表中の”NR Radio Resource”)を用いることを意味し、Use of SCG Radio ResourceがFALSEの場合、SCG Radio Resource(NR Radio Resource)を用いないことを意味する。
また、表1に示すように、SGNB ADDITION REQUESTに含まれるUse of SCG Radio Resourceは、Option(O)である。つまり、SGNB ADDITION REQUESTには、Use of SCG Radio Resourceが含まれていなくても構わない。これにより、eNB100Aは、明示的にSCG Radio Resourceを用いるか否かをgNB100Bに指示することができる。
gNB100Bは、受信したSGNB ADDITION REQUESTに応じて、Use of SCG Radio Resourceを含むSGNB ADDITION REQUEST ACKNOWLEDGEをeNB100Aに返送する。
表2は、SGNB ADDITION REQUEST ACKNOWLEDGEに含まれるIEであるUse of SCG Radio Resourceの内容を示す。
Figure 2019097652
表2に示すように、Use of SCG Radio ResourceがTRUEの場合、SCG Radio Resource(表中の”NR Radio Resource”)を用いることを意味し、Use of SCG Radio ResourceがFALSEの場合、SCG Radio Resource(NR Radio Resource)を用いないことを意味する。
また、表2に示すように、SGNB ADDITION REQUEST ACKNOWLEDGEに含まれるUse of SCG Radio Resourceは、Mandatory(M)である。つまり、SGNB ADDITION REQUEST ACKNOWLEDGEには、Use of SCG Radio Resourceが必ず含まれる。これにより、gNB100Bは、SCG Radio Resourceを用いるか否かをeNB100Aに通知することができる。
(3.2)動作例2
図6は、SgNBの構成を変更する手順(MeNB initiated SgNB Modification Preparation)において、ベアラ構成通知(Use of SCG Radio Resource)を送信するシーケンス(動作例2)を示す。以下、動作例1と異なる部分について、主に説明する。
図6に示すように、eNB100Aは、Use of SCG Radio Resource(ベアラ構成指示)を含むSGNB MODIFICATION REQUESTをgNB100Bに送信する。
表3は、SGNB MODIFICATION REQUESTに含まれるIEであるUse of SCG Radio Resourceの内容を示す。
Figure 2019097652
表3に示すように、Use of SCG Radio Resourceの内容は、表1に示したUse of SCG Radio Resourceと概ね同様である。表3に示すように、Use of SCG Radio Resourceは、>E-RABs To Be Added List配下、または>E-RABs To Be Modified List配下に含められる。
gNB100Bは、受信したSGNB MODIFICATION REQUESTに応じて、Use of SCG Radio Resourceを含むSGNB MODIFICATION REQUEST ACKNOWLEDGEをeNB100Aに返送する。
表4は、SGNB MODIFICATION REQUEST ACKNOWLEDGEに含まれるIEであるUse of SCG Radio Resourceの内容を示す。
Figure 2019097652
(3.3)動作例3
図7は、SgNBの構成を変更する手順(SgNB initiated SgNB Modification)において、ベアラ構成通知(Use of SCG Radio Resource)を送信するシーケンス(動作例2)を示す。以下、動作例1と異なる部分について、主に説明する。
図7に示すように、gNB100Bは、Use of SCG Radio Resource(ベアラ構成通知)を含むSGNB MODIFICATION REQUIREDをgNB100Bに送信する。
表5は、SGNB MODIFICATION REQUIREDに含まれるIEであるUse of SCG Radio Resourceの内容を示す。
Figure 2019097652
eNB100Aは、受信したSGNB MODIFICATION REQUIREDに基づいて、スプリットベアラBSPの構成を含むgNB100Bの設定を変更する。また、eNB100Aは、受信したSGNB MODIFICATION REQUIREDに応じて、SGNB MODIFICATION CONFIRMをgNB100Bに返送する。
(3.4)他の動作例
gNB100Bは、上述した動作例1〜3に示したノード間メッセージ以外の他のノード間メッセージを用いてUse of SCG Radio ResourceをeNB100Aに通知してもよい。具体的には、上述したように、Use of SCG Radio Resourceを含むSGNB CHANGE REQUIRED、またはUse of SCG Radio Resourceを含むSGNB RELEASE REQUIREDを送信してもよい。
さらに、gNB100Bは、セカンダリセルグループ(SCG)に関連する無線リンクの障害または通信品質の劣化などが発生した場合、上述したメッセージを用いて、UE200とgNB100Bとの間の無線リソースを用いないスプリットベアラBSP(図2Bに示したOption 2x)の構成を用い得ることをeNB100Aに通知してもよい。この場合、gNB100Bは、当該障害が復旧、または当該通信品質の劣化が解消次第、UE200とgNB100Bとの間の無線リソースを用いるスプリットベアラBSP(図2Cに示したOption 3x)の構成を用い得ることをeNB100Aに通知してもよい
また、eNB100Aは、Use of SCG Radio Resourceを含むSGNB RELEASE REQUESTをgNB100Bに送信してもよい。
(4)作用・効果
上述した実施形態によれば、以下の作用効果が得られる。具体的には、gNB100Bは、UE200とgNB100Bとの間の無線リソースを用いたスプリットベアラBSPを構成するか否かを示すUse of SCG Radio Resource(ベアラ構成通知)を含むノード間メッセージをeNB100Aに送信する。
eNB100Aは、gNB100Bから受信したUse of SCG Radio Resourceに基づいて、スプリットベアラBSPを設定する。
このため、eNB100Aは、gNB100Bが何れのスプリットベアラBSP(Option 2xまたはOption 3x)の構成を用いるかを認識することができる。これにより、gNB100Bが形成するセルC2のカバレッジ外にUE200が移動した場合でも、コアネットワーク20〜gNB100B区間のパスを、コアネットワーク20〜eNB100Aのパスに切り替えてしまう、つまり、ベアラ構成を変更してしまうことを防止し得る。ベアラ構成を変更しないことによって、例えば、コアネットワーク20の処理負荷が低減するなど、有意な技術的効果を奏する。
本実施形態では、eNB100Aは、UE200とgNB100Bとの間の無線リソースを用いたスプリットベアラBSPを構成する否かを指示するUse of SCG Radio Resourceを含むノード間メッセージをeNB100Aに送信することができる。
このため、eNB100A主導によってスプリットベアラBSP(Option 2xまたはOption 3x)の構成を制御し得る。これにより、通信状況などに応じた柔軟性の高いベアラ構成を選択し得る。
本実施形態では、eNB100Aは、gNB100Bを追加する手順またはgNB100Bの構成を変更する手順において、Use of SCG Radio Resourceを含むノード間メッセージを送信することができる。また、gNB100Bも、gNB100Bの構成を変更する手順において、Use of SCG Radio Resourceを含むノード間メッセージを送信することができる。このため、スプリットベアラBSPの構成変更が必要なタイミングで迅速にスプリットベアラBSPの構成を変更し得る。
なお、上述したように、Use of SCG Radio Resourceは、実質的に、コアネットワーク20、gNB100B、eNB100A及びUE200の区間のみで設定されるスプリットベアラBSP(Option 2x)を用いるか否かを示すものとして利用できる。このため、スプリットベアラBSP(Option 2x)への変更を明示的にeNB100Aに認識させることができる。
(5)その他の実施形態
以上、実施形態に沿って本発明の内容を説明したが、本発明はこれらの記載に限定されるものではなく、種々の変形及び改良が可能であることは、当業者には自明である。
例えば、上述した実施形態では、eNB100AがLTE方式の無線基地局(eNB)であり、マスタノードを構成し、gNB100BがNR方式の無線基地局(gNB)であり、セカンダリノードを構成していたが、このような構成は逆でもよい。つまり、NR方式の無線基地局(gNB)がマスタノードを構成し、LTE方式の無線基地局(eNB)がセカンダリノードを構成してもよい。
また、上述した実施形態の説明に用いたブロック図(図3,4)は、機能ブロック図を示している。これらの機能ブロック(構成部)は、ハードウェア及び/またはソフトウェアの任意の組み合わせによって実現される。また、各機能ブロックの実現手段は特に限定されない。すなわち、各機能ブロックは、物理的及び/または論理的に結合した1つの装置により実現されてもよいし、物理的及び/または論理的に分離した2つ以上の装置を直接的及び/または間接的に(例えば、有線及び/または無線)で接続し、これら複数の装置により実現されてもよい。
さらに、上述したeNB100A及びgNB100B(当該装置)は、本発明の送信電力制御の処理を行うコンピュータとして機能してもよい。図8は、当該装置のハードウェア構成の一例を示す図である。図8に示すように、当該装置は、プロセッサ1001、メモリ1002、ストレージ1003、通信装置1004、入力装置1005、出力装置1006及びバス1007などを含むコンピュータ装置として構成されてもよい。
当該装置の各機能ブロック(図3,4参照)は、当該コンピュータ装置の何れかのハードウェア要素、または当該ハードウェア要素の組み合わせによって実現される。
プロセッサ1001は、例えば、オペレーティングシステムを動作させてコンピュータ全体を制御する。プロセッサ1001は、周辺装置とのインタフェース、制御装置、演算装置、レジスタなどを含む中央処理装置(CPU)で構成されてもよい。
メモリ1002は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、ROM(Read Only Memory)、EPROM(Erasable Programmable ROM)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)、RAM(Random Access Memory)などの少なくとも1つで構成されてもよい。メモリ1002は、レジスタ、キャッシュ、メインメモリ(主記憶装置)などと呼ばれてもよい。メモリ1002は、上述した実施形態に係る方法を実行可能なプログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュールなどを保存することができる。
ストレージ1003は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、CD-ROM(Compact Disc ROM)などの光ディスク、ハードディスクドライブ、フレキシブルディスク、光磁気ディスク(例えば、コンパクトディスク、デジタル多用途ディスク、Blu-ray(登録商標)ディスク)、スマートカード、フラッシュメモリ(例えば、カード、スティック、キードライブ)、フロッピー(登録商標)ディスク、磁気ストリップなどの少なくとも1つで構成されてもよい。ストレージ1003は、補助記憶装置と呼ばれてもよい。上述の記録媒体は、例えば、メモリ1002及び/またはストレージ1003を含むデータベース、サーバその他の適切な媒体であってもよい。
通信装置1004は、有線及び/または無線ネットワークを介してコンピュータ間の通信を行うためのハードウェア(送受信デバイス)であり、例えばネットワークデバイス、ネットワークコントローラ、ネットワークカード、通信モジュールなどともいう。
入力装置1005は、外部からの入力を受け付ける入力デバイス(例えば、キーボード、マウス、マイクロフォン、スイッチ、ボタン、センサなど)である。出力装置1006は、外部への出力を実施する出力デバイス(例えば、ディスプレイ、スピーカー、LEDランプなど)である。なお、入力装置1005及び出力装置1006は、一体となった構成(例えば、タッチパネル)であってもよい。
また、プロセッサ1001及びメモリ1002などの各装置は、情報を通信するためのバス1007で接続される。バス1007は、単一のバスで構成されてもよいし、装置間で異なるバスで構成されてもよい。
また、情報の通知は、上述した実施形態に限られず、他の方法で行われてもよい。例えば、情報の通知は、物理レイヤシグナリング(例えば、DCI(Downlink Control Information)、UCI(Uplink Control Information))、上位レイヤシグナリング(例えば、RRCシグナリング、MAC(Medium Access Control)シグナリング、報知情報(MIB(Master Information Block)、SIB(System Information Block))、その他の信号またはこれらの組み合わせによって実施されてもよい。また、RRCシグナリングは、RRCメッセージと呼ばれてもよく、例えば、RRC Connection Setupメッセージ、RRC Connection Reconfigurationメッセージなどであってもよい。
さらに、入出力された情報は、特定の場所(例えば、メモリ)に保存されてもよいし、管理テーブルで管理してもよい。入出力される情報は、上書き、更新、または追記され得る。出力された情報は削除されてもよい。入力された情報は他の装置へ送信されてもよい。
上述した実施形態におけるシーケンス及びフローチャートなどは、矛盾の無い限り、順序を入れ替えてもよい。
また、上述した実施形態において、eNB100A(gNB100B、以下同)によって行われるとした特定動作は、他のネットワークノード(装置)によって行われることもある。また、複数の他のネットワークノードの組み合わせによってeNB100Aの機能が提供されても構わない。
なお、本明細書で説明した用語及び/または本明細書の理解に必要な用語については、同一のまたは類似する意味を有する用語と置き換えてもよい。例えば、該当する記載がある場合、チャネル及び/またはシンボルは信号(シグナル)であってもよい。また、信号はメッセージであってもよい。また、「システム」及び「ネットワーク」という用語は、互換的に使用されてもよい。
さらに、パラメータなどは、絶対値で表されてもよいし、所定の値からの相対値で表されてもよいし、対応する別の情報で表されてもよい。例えば、無線リソースはインデックスで指示されるものであってもよい。
eNB100A(基地局)は、1つまたは複数(例えば、3つ)のセル(セクタとも呼ばれる)を収容することができる。基地局が複数のセルを収容する場合、基地局のカバレッジエリア全体は複数のより小さいエリアに区分でき、各々のより小さいエリアは、基地局サブシステム(例えば、屋内用の小型基地局RRH:Remote Radio Head)によって通信サービスを提供することもできる。
「セル」または「セクタ」という用語は、このカバレッジにおいて通信サービスを行う基地局、及び/または基地局サブシステムのカバレッジエリアの一部または全体を指す。さらに、「基地局」「eNB」、「セル」、及び「セクタ」という用語は、本明細書では互換的に使用され得る。基地局は、固定局(fixed station)、NodeB、eNodeB(eNB)、gNodeB(gNB)、アクセスポイント(access point)、フェムトセル、スモールセルなどの用語で呼ばれる場合もある。
UE200は、当業者によって、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、リモートユニット、モバイルデバイス、ワイヤレスデバイス、ワイヤレス通信デバイス、リモートデバイス、モバイル加入者局、アクセス端末、モバイル端末、ワイヤレス端末、リモート端末、ハンドセット、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアント、またはいくつかの他の適切な用語で呼ばれる場合もある。
本明細書で使用する「に基づいて」という記載は、別段に明記されていない限り、「のみに基づいて」を意味しない。言い換えれば、「に基づいて」という記載は、「のみに基づいて」と「に少なくとも基づいて」の両方を意味する。
また、「含む(including)」、「含んでいる(comprising)」、及びそれらの変形の用語は、「備える」と同様に、包括的であることが意図される。さらに、本明細書或いは特許請求の範囲において使用されている用語「または(or)」は、排他的論理和ではないことが意図される。
本明細書で使用した「第1」、「第2」などの呼称を使用した要素へのいかなる参照も、それらの要素の量または順序を全般的に限定するものではない。これらの呼称は、2つ以上の要素間を区別する便利な方法として本明細書で使用され得る。したがって、第1及び第2の要素への参照は、2つの要素のみがそこで採用され得ること、または何らかの形で第1の要素が第2の要素に先行しなければならないことを意味しない。
本明細書の全体において、例えば、英語でのa, an, 及びtheのように、翻訳により冠詞が追加された場合、これらの冠詞は、文脈から明らかにそうではないことが示されていなければ、複数のものを含むものとする。
上記のように、本発明の実施形態を記載したが、この開示の一部をなす論述及び図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。
上述したように、本発明によれば、
ため、有用である。
10 無線通信システム
20 コアネットワーク
100A eNB
100B gNB
110, 111 無線通信部
120 SN指示送信部
121 SN指示受信部
130 SN通知受信部
131 SN通知送信部
140 ベアラ設定部
141 通信インタフェース部
150 通信インタフェース部
200 UE
1001 プロセッサ
1002 メモリ
1003 ストレージ
1004 通信装置
1005 入力装置
1006 出力装置
1007 バス

Claims (8)

  1. コアネットワークからセカンダリセルグループを経由するとともに前記セカンダリセルグループに含まれる他の無線基地局からマスタセルグループに含まれる無線基地局に分岐するスプリットベアラが設定され、前記スプリットベアラを経由してユーザ装置にデータが送信される無線通信システムであって、
    前記他の無線基地局は、前記ユーザ装置と前記他の無線基地局との間の無線リソースを用いた前記スプリットベアラを構成するか否かを示すベアラ構成通知を前記無線基地局に送信する通知送信部を備え、
    前記無線基地局は、
    前記ベアラ構成通知を受信する通知受信部と、
    前記通知受信部が受信した前記ベアラ構成通知に基づいて、前記スプリットベアラを設定するベアラ設定部と
    を備える無線通信システム。
  2. 前記無線基地局は、前記ユーザ装置と前記他の無線基地局との間の無線リソースを用いた前記スプリットベアラを構成するか否かを指示するベアラ構成指示を前記他の無線基地局に送信する指示送信部を備え、
    前記他の無線基地局は、前記ベアラ構成指示を受信する指示受信部を備え、
    前記通知送信部は、前記指示受信部が受信した前記ベアラ構成指示に応じて、前記ベアラ構成通知を前記無線基地局に送信する請求項1に記載の無線通信システム。
  3. 前記指示送信部は、前記他の無線基地局を追加する手順において、前記ベアラ構成指示を送信する請求項2に記載の無線通信システム。
  4. 前記指示送信部は、前記他の無線基地局の構成を変更する手順において、前記ベアラ構成指示を送信する請求項2に記載の無線通信システム。
  5. 前記通知送信部は、前記他の無線基地局の構成変更を要求する手順において、前記ベアラ構成通知を送信する請求項1に記載の無線通信システム。
  6. 前記ベアラ構成通知は、前記コアネットワーク、前記他の無線基地局、前記無線基地局及び前記ユーザ装置の区間のみで設定される前記スプリットベアラを用いるか否かを示す請求項1乃至5の何れか一項に記載の無線通信システム。
  7. コアネットワークからセカンダリセルグループを経由するとともに前記セカンダリセルグループに含まれる無線基地局からマスタセルグループに含まれる他の無線基地局に分岐するスプリットベアラが設定され、前記スプリットベアラを経由してユーザ装置にデータが送信される無線通信システムに含まれる前記無線基地局であって、
    前記ユーザ装置と前記他の無線基地局との間の無線リソースを用いた前記スプリットベアラを構成するか否かを示すベアラ構成通知を前記無線基地局に送信する通知送信部を備える無線基地局。
  8. コアネットワークからセカンダリセルグループを経由するとともに前記セカンダリセルグループに含まれる他の無線基地局からマスタセルグループに含まれる無線基地局に分岐するスプリットベアラが設定され、前記スプリットベアラを経由してユーザ装置にデータが送信される無線通信システムに含まれる前記無線基地局であって、
    前記ユーザ装置と前記他の無線基地局との間の無線リソースを用いた前記スプリットベアラを構成するか否かを示すベアラ構成通知を前記他の無線基地局から受信する通知受信部と、
    前記通知受信部が受信した前記ベアラ構成通知に基づいて、前記スプリットベアラを設定するベアラ設定部と
    を備える無線基地局。
JP2019554130A 2017-11-16 2017-11-16 無線通信システム及び無線基地局 Active JP6978510B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2017/041367 WO2019097652A1 (ja) 2017-11-16 2017-11-16 無線通信システム及び無線基地局

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2019097652A1 true JPWO2019097652A1 (ja) 2020-11-19
JP6978510B2 JP6978510B2 (ja) 2021-12-08

Family

ID=66539772

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019554130A Active JP6978510B2 (ja) 2017-11-16 2017-11-16 無線通信システム及び無線基地局

Country Status (5)

Country Link
US (1) US11825538B2 (ja)
EP (1) EP3703444A4 (ja)
JP (1) JP6978510B2 (ja)
CN (1) CN111357345B (ja)
WO (1) WO2019097652A1 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2574898A (en) * 2018-06-22 2019-12-25 Nec Corp Communication system
JP7088121B2 (ja) * 2019-04-16 2022-06-21 日本電信電話株式会社 通信システム、通信装置、及び端末装置

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6190058B2 (ja) 2013-11-01 2017-08-30 エルジー エレクトロニクス インコーポレイティド 異種ネットワークにおいて2重接続の動作を実行するための方法及び装置
CN111954266B (zh) * 2014-06-23 2024-04-09 北京三星通信技术研究有限公司 一种双连接中分割承载的数据分配方法和装置
US10225779B2 (en) * 2014-12-30 2019-03-05 Lg Electronics Inc. Method and apparatus for performing inter-MeNB handover without SeNB change in wireless communication system
WO2017005478A1 (en) * 2015-07-03 2017-01-12 Nokia Solutions And Networks Oy Split bearer enhancement for multi-connectivity
JP2017038335A (ja) * 2015-08-14 2017-02-16 株式会社Nttドコモ ユーザ装置及び通信方法
WO2018059866A1 (en) * 2016-09-28 2018-04-05 Sony Corporation Telecommunications apparatus and methods for handling split radio bearers
CN109151870A (zh) * 2017-06-16 2019-01-04 华为技术有限公司 信息处理方法以及相关装置
CN111434183B (zh) * 2017-09-29 2024-03-12 三星电子株式会社 无线通信系统中以双连接处理用户平面的方法和用户设备

Also Published As

Publication number Publication date
CN111357345B (zh) 2023-06-23
US11825538B2 (en) 2023-11-21
JP6978510B2 (ja) 2021-12-08
US20200396784A1 (en) 2020-12-17
CN111357345A (zh) 2020-06-30
EP3703444A4 (en) 2020-11-18
EP3703444A1 (en) 2020-09-02
WO2019097652A1 (ja) 2019-05-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7048712B2 (ja) 無線通信システム及びユーザ装置
US11647381B2 (en) Radio communication system, network device, user device, radio base station and radio communication method
CN110999440B (zh) 无线基站及无线通信方法
JP7197652B2 (ja) 無線通信システム及びユーザ装置
US11323976B2 (en) Network device and radio communication method
WO2022199371A1 (zh) 小区切换方法及装置、存储介质、用户设备、基站设备
JPWO2019031505A1 (ja) 無線基地局及びユーザ装置
JPWO2017195854A1 (ja) 無線通信システム及びユーザ装置
JP7086989B2 (ja) 無線通信システム及び無線基地局
CN110583072B (zh) 无线基站及无线通信方法
JP6754900B2 (ja) 無線通信システム、ユーザ装置、無線基地局及び無線通信方法
JP6978510B2 (ja) 無線通信システム及び無線基地局
WO2018207368A1 (ja) 無線通信システム、セカンダリノード及び無線通信方法
WO2019193879A1 (ja) ユーザ装置、ネットワーク装置及び無線通信方法

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200514

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200514

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210518

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210716

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20211019

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20211111

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6978510

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150