JPWO2019058418A1 - 通信装置 - Google Patents

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Abstract

複数の通信装置から構成され、1つ以上の通信装置を経由して通信を行う無線システムに用いられる通信装置は、前記複数の通信装置間での近隣探索メッセージとその応答、またはアドホックルーティングプロトコルによる経路制御情報の交換に基づいて通信制御情報の圧縮可否を判断する第一手段と、前記通信制御情報の圧縮が可能な場合、前記通信制御情報の内容を判断し、冗長な情報または常時固定な情報を削減または置換することで、前記通信制御情報の情報量を圧縮する第二手段と、を備える。

Description

本開示は通信装置に関し、例えばIPv6ネットワークに用いる通信装置に適用可能である。
今日のネットワーク通信方式として、インターネット(WEB)、電子メールではIP(Internet Protocol)が用いられている。一部の広帯域回線を除けば、現在多く使用されている方式はIPv4(Internet Protocol version 4)であり、送信元/宛先を示すものとして32ビットからなるアドレス(IPアドレス)が用いられている。インターネット通信においては、このIPアドレスを各送信元/宛先にユニークに割り当てるグローバルIPアドレスを採用し、IPアドレスに応じて、個々の発信元/宛先を判別している。しかし、インターネットの世界は急速に広がりを見せており、IPv4アドレスの32ビットで定義可能な範囲が全て使用され、新規に割り当てできない状態、すなわちグローバルアドレスの枯渇が問題となっている。
これを解決するためにIETF(Internet Engineering Task Force)では、次世代のネットワーク通信方式とし、IPアドレスを32ビットから128ビットに拡張したIPv6(Internet Protocol version 6)の利用を提唱し、移行を推奨している。
無線ネットワークにおいては、WiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access)にて、モバイルIP(Mobile IP)と呼ばれる通信方式を採用している。しかし、システムが複雑であることや広帯域回線を利用する前提であることから、簡易利用はできず、無線LAN等を初めとした一般無線回線では普及は進んでいない状況である。
このような背景から、簡易的または広帯域な無線ネットワークにおいてもIPv6でのネットワークおよび通信は今後利用されていく状況にあるが、一方でアドレス情報の拡張により制御情報が増大し、無線回線の使用率が増大することから、利用者が本来宛先に送るべきデータ量が抑制されてしまう恐れがある。
BLE(Bluetooth Low Energy)を初めとしたPAN(Personal Area Network)では、上記の懸念から独自に6LoWPANと呼ばれる通信方式を決め、情報量の削減を実施しているが、利用する場合は全通信装置の対応が必要であることや、PANの特性上通信相手が小規模であること、さらにはデータリンク層プロトコルであるBLEプロトコルの情報を利用した削減処理から、同一の方式を中規模ならびに広帯域ネットワークに適用することは不可能である。
特開2016−25401号公報
前述の通り、IPv6ネットワークへの移行が進められる一方で、無線ネットワークへのトラフィック増加が見込まれるが、従来方式は小規模かつBLEの方式を利用した情報量削減処理であるため、中規模または大規模な無線ネットワークでは適用できない。中規模および大規模な無線ネットワークでは様々な通信装置が存在するため、低性能の通信装置では情報量削減処理ができない可能性もあるため、情報圧縮処理のできない通信装置を考慮した上での、最適なトラフィック抑制が必要になる。
本開示の課題は、情報圧縮処理のできない通信装置を考慮した上での、最適なトラフィック抑制が可能な通信装置を提供することにある。
その他の課題と新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
本開示のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば下記の通りである。
すなわち、複数の通信装置から構成され、1つ以上の通信装置を経由して通信を行う無線システムに用いられる通信装置は、前記複数の通信装置間での近隣探索メッセージとその応答、またはアドホックルーティングプロトコルによる経路制御情報の交換に基づいて通信制御情報の圧縮可否を判断する第一手段と、前記通信制御情報の圧縮が可能な場合、前記通信制御情報の内容を判断し、冗長な情報または常時固定な情報を削減または置換することで、前記通信制御情報の情報量を圧縮する第二手段と、を備える。
上記通信装置によれば、情報圧縮処理のできない通信装置を考慮した上での、最適なトラフィック抑制が可能となる。
ネットワーク構成を説明する図である。 比較例に係る通信装置の構成を説明する図である。 実施例に係る通信装置の構成を説明する図である。 図3の通信装置の無線送信の処理を説明する図である。 図3の通信装置の無線受信の処理を説明する図である。 IPv6ヘッダ情報を説明する図である。 IPv6フラグメントヘッダ情報を説明する図である。 UDPヘッダ情報を説明する図である。 圧縮アルゴリズム情報の例を説明する図である。 圧縮IPv6ヘッダ情報の例を説明する図である。 圧縮IPv6フラグメントヘッダ情報の例を説明する図である。 圧縮UDPヘッダ情報の例を説明する図である。 圧縮前の全ヘッダ情報の例を説明する図である。 圧縮後の全ヘッダ情報の例を説明する図である。
実施例形態の通信装置は無線通信におけるIPv6通信または中継(ルーティング)において通信トラフィックの管理、抑制に関する機能を備える。実施形態では、IPv6のアドレス情報を初めとした制御情報(ヘッダ情報)の削減ならびに情報置換を行うことで、制御情報を圧縮しトラフィックを抑制することができる。また、ヘッダ情報が圧縮可能な通信装置を判断し、ヘッダ情報が圧縮不可能な通信装置に対しては圧縮を行わずに無線伝送することによって、ネットワークの通信不全などを未然に防ぐことができる。
以下、実施例について、図面を用いて説明する。ただし、以下の説明において、同一構成要素には同一符号を付し繰り返しの説明を省略することがある。
ネットワークの構成例について図1を用いて説明する。図1はネットワーク構成を示す図である。ネットワーク100は通信装置#1(101)、通信装置#2(102)、通信装置#3(103)、通信装置#4(104)および通信装置#5(105)で構成される。
ネットワーク100では、通信装置#1〜#5(101〜105)がアドホックネットワーク(無線ネットワーク(点線両方向矢印)を構成しており、各通信装置#1〜#5(101〜105)には、それぞれ有線自立ネットワーク(実線)で端末#1〜#5(111〜115)が接続されている。通信装置#1(101)には、端末#6(116)も接続されている。通信装置#1〜#5(101〜105)は有線自律ネットワーク及び無線ネットワークの双方を中継する通信装置である。
次に、通信装置の構成例について図2、3を用いて説明する。図2は比較例に係る通信装置の構成を示す図である。図3は実施例に係る通信装置の構成を示す図である。
図2に示すように、比較例に係る通信装置200では、レイヤー4(L4)であるトランスポート層以上に、ICMPv6(Internet Control Message Protocol for IPv6)とアドホックルーティングプロトコル(無線ネットワークルーティングプロトコル)を実現するネットワークモジュール(NWM)201が配置され、レイヤー3(L3)であるネットワーク(NW)層にルーティングテーブル(RT)207配置される。また、レイヤー2(L2)である媒体アクセス制御(MAC)層に有線ネットワークのMAC層(Ethernet MAC)210および無線ネットワークのMAC層(Wireless MAC)211が配置され、レイヤー1(L1)である物理(PHY)層に有線ネットワークのPHY層(Ethernet PHY)212および無線ネットワークのPHY層(Wireless Network PHY)213が配置される。
有線自律ネットワークからのIPv6パケット入力があった場合、通信装置200は、自身のルーティングテーブル207に登録されている通信経路を確認する。確認の後、IPv6パケットの宛先IPアドレスと自身のルーティングテーブル207に登録されている通信経路に合致したものがあれば、登録時に設定した、出力インタフェースに対して、IPv6パケットを出力する。ここで、IPv6パケットは、IPv6ヘッダとペイロード(拡張ヘッダおよびデータ)で構成される。
また、ルーティングテーブル207は、無線側のインタフェースから入力されたIPv6パケットにも同様に作用する。その際、ルーティングテーブル207に登録されている経路の出力先が有線自律ネットワーク側インタフェースにも、また無線側のインタフェースにもなりうる。また通信装置200は、入力データに合致した経路の情報を一時的な記憶領域(ルーティングテーブルキャッシュ(RTC))217に保管する機能を有する。
次に、図3に示すように、実施例に係る通信装置300は比較例に係る通信装置の構成に加え、NW層にIPv6ヘッダ情報の圧縮および伸張等を行うIPv6Comp/DeComp(IP6CD)モジュール301を備える。IP6CDモジュール301は例えばソフトウェアで構成される。よって、通信装置300はソフトウェアを実行するCPUとソフトウェアを格納するメモリとを備える。
次に、通信装置300のIPv6ヘッダの圧縮可否の情報通知および判断における処理について図4、5を用いて説明する。図4は図3の通信装置の無線送信時の処理を示すフローチャートである。図5は図3の通信装置の無線受信時の処理を示すフローチャートである。
図4に示すように、まず、IP6CDモジュール301は有線ネットワークからIPv6パケットを受信する(ステップS11)。次に、IP6CDモジュール301では、入力された情報(受信したIPv6パケットの上位プロトコル)が自装置を送信元とするICMPv6による近隣ノード探索メッセージかどうかを判別し(ステップS12)、近隣ノード探索メッセージの場合(YESの場合)は、メッセージ内のペイロード情報に自通信装置が圧縮可能な旨の情報を格納して(ステップS13)、IPv6パケットを無線ネットワークのMAC層211以降に出力(転送)して、無線送信する(ステップS14)。ステップS12での判断がNOの場合は、受信したIPv6パケットの上位プロトコルがアドホックルーティングメッセージかどうかを判断し(ステップS15)、YESの場合はステップS13に移る。これにより、近隣ノード探索メッセージ送信またはアドホックルーティングメッセージ送信において通信装置300は自装置がIPv6ヘッダ情報を圧縮可能であること示す情報を付与して通知することができる。
一方、無線受信の場合は、図5に示すように、無線ネットワークからIPv6パケットを受信する(ステップS21)。次に、IP6CDモジュール301では、無線ネットワークのMAC層211から入力されたデータ(受信したIPv6パケットの上位プロトコル)がICMPv6による近隣ノード探索メッセージかどうかを判別し(ステップS22)、近隣ノード探索メッセージであれば(YESの場合)、近隣ノード探索メッセージ内に通信装置が圧縮可能な旨の情報(圧縮可能情報)が格納されているかを確認する(ステップS23)。近隣ノード探索メッセージ内に圧縮可能情報が格納されているかどうかを判断し(ステップS24)、格納されている場合(YESの場合)は、対象の通信装置に送信するIPv6パケットに対してはIPv6ヘッダ情報が圧縮可能であること(圧縮可能通信装置としてそのIPv6アドレス)をIPv6圧縮データベース(IPv6CompDataBase)に登録する(ステップS25)。そして、IPv6パケットを有線ネットワーク側に転送する(ステップS26)。ステップS24でNOの場合はステップS26に移る。この処理は上位のアドホックルーティングによる近接ノード確認処理についても同様である(ステップS22での判断がNOの場合は、受信したパケットの上位プロトコルがアドホックルーティングメッセージかどうかを判断し(ステップS27)、YESの場合はステップS23に移る)。
上記実施後、通信装置300に有線自律ネットワークからIPv6パケット入力があった場合はステップS12でNO、ステップS15でNOになり、IPv6圧縮データベースの内容を確認(IPv6圧縮データベースで圧縮可能な通信装置を検索)し(ステップS16)、宛先IPv6アドレスまたは宛先MACアドレスが圧縮可能な通信装置のものかどうかを判断する(ステップS17)。IPv6パケットの宛先が圧縮可能な通信装置であった場合、またはIPv6パケット中継先が圧縮可能な通信装置であった場合(ステップS17でYESの場合)は、IPv6ヘッダ情報の圧縮処理を実施する(ステップS18)。そして、圧縮したIPv6パケットを無線ネットワークのMAC層211以降に出力(転送)して、無線送信する(ステップS14)。これにより、圧縮可能な通信装置のみに対して圧縮済IPv6パケットを送信することができる。
通信装置300に無線ネットワークからIPv6パケット入力があった場合はステップS22でNO、ステップS27でNOになり、受信したIPv6パケットの先頭が圧縮ヘッダ情報かどうかを判断する(ステップS28)。IPv6パケットの先頭が圧縮ヘッダ情報の場合(YESの場合)、IPv6パケットの伸長処理を行い(ステップS29)、IPv6パケットを有線ネットワーク側に転送する(ステップS26)。ステップS28でNOの場合、IPv6パケットを有線ネットワーク側に転送する(ステップS26)。
次に、ステップS18の圧縮処理について図6〜14を用いて説明する。図6はIPv6ヘッダ情報を示す図である。図7はIPv6フラグメントヘッダ情報を示す図である。図8はUDPヘッダ情報を示す図である。図9は圧縮アルゴリズム情報の例を示す図である。図10は圧縮IPv6ヘッダ情報の例を示す図である。図11は圧縮IPv6フラグメントヘッダ情報の例を示す図である。図12は圧縮UDPヘッダ情報の例を示す図である。図13は圧縮前の全ヘッダ情報の例を示す図である。図14は圧縮後の全ヘッダ情報の例を示す図である。
IPv6パケットとして、IPv6ヘッダの他に、拡張ヘッダとしてIPv6フラグメントヘッダおよびUDPヘッダを有する例について以下説明する。なお、IPv6パケットでは拡張ヘッダの後にペイロード情報が格納される。
図6に示すように、IPv6ヘッダは320ビット(40オクテット)長であり、4ビットのバージョン(IPv6 Version)、8ビットのトラフィック・クラス(Traffic Class)、16ビットのフロー・ラベル(Flow Label)、16ビットのペイロード長(Payload Length)、8ビットのネクスト・ヘッダ(Next Header)、8ビットのホップ・リミット(Hop Limit)、128ビットの送信元アドレス(Source Address)、128ビットの宛先アドレス(Destination Address)、の各フィールドを有する。
バージョン(IPv6 Version)にはIPv6を表す「0110(2進数表示)」が格納される。
トラフィック・クラス(Traffic Class)にはパケット送信時のQoS(Quality of Service)を指定し、パケット送信時の優先度を表す情報が格納される。
フロー・ラベル(Flow Label)にはマルチキャスト通信などにおいて、通信経路の品質を確保したり、経路を優先的に選択させたりするための情報が格納される。
ペイロード長(Payload Length)には拡張ヘッダとペイロード・データの合計サイズを指定する情報が格納される。
ネクスト・ヘッダ(Next Header)にはこのIPv6ヘッダに続く、拡張ヘッダや上位プロトコルのタイプを表す情報が格納される。拡張ヘッダが複数ある場合は、最初の拡張ヘッダのタイプを表す情報が格納される。以後のヘッダは、数珠つなぎで並べられる。
ホップ・リミット(Hop Limit)いは通過可能なルータの最大数が格納される。ルータを1つ通過するたびに1ずつ減算される。0になるとパケットは破棄され、送信元に対してICMPv6の「hop limit exceeded in transit」が返信される。
送信元アドレス(Source Address)には送信元ノードのIPv6アドレスが格納される。宛先アドレス(Destination Address)は送信先ノードのIPv6アドレスが格納される。
IPv6フラグメントヘッダは、宛先へパスMTU(Maximum Transmission Unit)に入るより大きいパケットを送信するために送信元によって用いられるヘッダである。IPv6フラグメントヘッダは直前のヘッダのネクスト・ヘッダ値“44”によって識別され、図7に示すようなフォーマットである。
IPv6フラグメントヘッダは64ビット長であり、8ビットのネクスト・ヘッダ(Next Header)、8ビットの予約済み(RSV)、13ビットのフラグメント・オフセット(Fragment Offset)、2ビットの予約済み(RSV)、1ビットのフラグ(Flag)、32ビットの識別子(Identification)、の各フィールドを有する。
ネクスト・ヘッダ(Next Header)には元のパケットのフラグメント可能部分の初期ヘッダタイプを識別する情報が格納される。二つのフィールドの予約済み(RSV)はそれぞれ転送時に0に初期化され、受信時に無視される。
フラグメント・オフセット(Fragment Offset)には符号無し整数で、このヘッダに続くデータの8オクテット単位のオフセットで、元のパケットのフラグメント可能部分の開始からの相対値が格納される。
フラグ(Flag)にはフラグメント情報が格納され、さらにフラグメント有る場合は1、最終フラグメントの場合は0が格納される。
識別子(Identification)にはフラグメント化されたパケットの識別用番号が格納される。パケットをフラグメント化すると、すべて同じ識別子を持つ。これを元に、元のパケットが識別・復元される。
図8に示すように、UDPヘッダは64ビット長であり、16ビットの送信元ポート番号(Source Port)、宛先ポート番号(Destination Port)、セグメント長(Segment Length)、チェックサム(Checksum)、の各フィールドを有する。
送信元ポート番号(Source Port)には送信元のアプリケーションを識別するための番号が格納される。返信を要求しないUDPパケットの場合は、送信元ポート番号を0にする。宛先ポート番号(Destination Port)は宛先のアプリケーションを識別するための番号が格納される。
セグメント長(Segment Length)にはUDPパケットの長さを表す情報が格納され、UDPで送信するデータ部分の長さを加えたバイト数が格納される。
チェックサム(Checksum)にはUDPパケットの整合性を検査するための検査用データが格納される。
IPv6ヘッダ、IPv6フラグメントヘッダおよびUDPヘッダの圧縮処理は、図9に記載する圧縮アルゴリズム情報により実施する。図6〜図8に示すIPv6ヘッダ、IPv6フラグメントヘッダおよびUDPヘッダの内容が、図9の圧縮アルゴリズム情報の内容(条件)と一致するものについては、圧縮処理およびデータ置換処理を実施する。
圧縮処理およびデータ置換を実施した場合は圧縮済ヘッダ(圧縮ヘッダ可変部)の前に図10〜図12に示すような圧縮情報ヘッダ(圧縮ヘッダ固定部)を配置する。
図10に示すように、圧縮情報IPv6ヘッダは16ビット長であり、4ビットのバージョン(IPv6 Version)、2ビットのQoS情報圧縮情報(qos_comp)、1ビットの次プロトコル圧縮情報(nexthead_comp)、2ビットのホップ情報圧縮情報(hoplimit_comp)、1ビットのペイロード長(payload length)、2ビットの送信元アドレス圧縮情報(sa_mode)、1ビットのマルチキャストフラグ(m_flag)、3ビットの宛先アドレス圧縮情報(da_mode)のフィールドを有する。
バージョン(IPv6 Version)には圧縮情報IPv6ヘッダであることを示す情報(0x7)が格納される。
QoS情報圧縮情報(qos_comp)にはトラフィック・クラスのフィールドおよびフロー・ラベルのフィールドの圧縮の情報が格納される。トラフィック・クラスの上位6ビットはDSCP(Differentiated Services Code Point)を格納している。最後の2ビットはECN(Explicit Congestion Notification)という輻輳制御の仕組みに使われる。ECNは、ECT(ECN Capable Transport)とCE(Congestion Experienced)の2ビットから構成され、ネットワークが輻輳を起こした際、 実際にネットワーク機器がパケット破棄を始める前に、データ通信をしているホストに輻輳を知らせる役目を持つ。トラフィック・クラスおよびフロー・ラベルのフィールドの格納値が0の場合、QoS情報圧縮情報に3を格納し、トラフィック・クラスおよびフロー・ラベルのフィールドを0バイトに圧縮する。トラフィック・クラスにDSCPを格納する場合は、QoS情報圧縮情報に2を格納し、トラフィック・クラスおよびフロー・ラベルのフィールドを1バイトに圧縮する。トラフィック・クラスにECNを格納し、フロー・ラベルを格納する場合は、QoS情報圧縮情報に1を格納し、トラフィック・クラスおよびフロー・ラベルのフィールドを3バイトに圧縮する。トラフィック・クラスおよびフロー・ラベルのフィールドを圧縮しない場合は、QoS情報圧縮情報に0を格納し、トラフィック・クラスおよびフロー・ラベルのフィールドは28ビットのままにする。
次プロトコル圧縮情報(nexthead_comp)にはネクスト・ヘッダのフィールドの圧縮情報が格納される。ネクスト・ヘッダがない場合、次プロトコル圧縮情報に1を格納し、ネクスト・ヘッダのフィールドを省略する。ネクスト・ヘッダのフィールドを圧縮しない場合、次プロトコル圧縮情報に0を格納し、ネクスト・ヘッダのフィールドは8ビットのままにする。
ホップ情報圧縮情報(hoplimit_comp)にはホップ・リミットのフィールドの圧縮情報が格納される。ホップ・リミットのフィールドの格納値が254、255の場合は、ホップ情報圧縮情報に3を格納し、ホップ・リミットのフィールドを省略する。ホップ・リミットのフィールドの格納値が63、64の場合は、ホップ情報圧縮情報に2を格納し、ホップ・リミットのフィールドを省略する。よって、ホップ・リミットのフィールドの値がホップ情報圧縮情報にデータ置換される。ホップ・リミットのフィールドの格納値が1の場合は、ホップ情報圧縮情報に1を格納し、ホップ・リミットのフィールドを省略する。ホップ・リミットのフィールドを圧縮しない場合は、ホップ情報圧縮情報に0を格納し、ホップ・リミットのフィールドは8ビットのままにする。
ペイロード長圧縮情報(payload length)にはペイロード長のフィールドの圧縮情報が格納される。ペイロード長のフィールドの格納値が255以下の場合、ペイロード長圧縮情報に1を格納し、ペイロード長のフィールドを8ビットに圧縮する。ペイロード長のフィールドを圧縮しない場合は、ペイロード長圧縮情報に0を格納し、ペイロード長のフィールドは16ビットのままにする。
送信元アドレス圧縮情報(sa_mode)には送信元アドレスのフィールドの圧縮情報が格納される。送信元アドレスのフィールドのアドレスがリンクローカルアドレスであり、かつEIAであり、かつMACアドレスを無線送信する場合(EIA + MAC ADDRESS TRANSPARENT)、送信アドレス元圧縮情報に3を格納し、送信元アドレスのフィールドを48ビットに圧縮する。送信元アドレスのフィールドのアドレスがリンクローカルアドレスであり、かつEIAである場合(link local : EIA)、送信アドレス圧縮情報に2を格納し、送信元アドレスのフィールドを96ビットに圧縮する。送信元アドレスのフィールドのアドレスがリンクローカルアドレスであり、かつEIAでない場合(link local : NOT_EIA)、送信元アドレス圧縮情報に1を格納し、送信元アドレスのフィールドを112ビットに圧縮する。送信元アドレスのフィールドを圧縮しない場合は、送信元アドレス圧縮情報に0を格納し、送信元アドレスのフィールドは128ビットのままにする。
マルチキャストフラグ(m_flag)には宛先アドレスがマルチキャストであるかどうかの情報が格納される。
宛先アドレス圧縮情報(da_mode)には宛先アドレスのフィールドの圧縮情報が格納される。宛先アドレスのフィールドのアドレスがユニキャストであり、送信元アドレスと120ビット重複している場合(same prefix source)、宛先アドレス圧縮情報に7を格納し、宛先アドレスのフィールドを8ビットに圧縮する。宛先アドレスのフィールドのアドレスがユニキャストであり、送信元アドレスと112ビット重複している場合、宛先アドレス圧縮情報に6を格納し、宛先アドレスのフィールドを16ビットに圧縮する。宛先アドレスのフィールドのアドレスがユニキャストであり、送信元アドレスと96ビット重複している場合、宛先アドレス圧縮情報に5を格納し、宛先アドレスのフィールドを32ビットに圧縮する。宛先アドレスのフィールドのアドレスがユニキャストであり、送信元アドレスと80ビット重複している場合、宛先アドレス圧縮情報に4を格納し、宛先アドレスのフィールドを48ビットに圧縮する。宛先アドレスのフィールドのアドレスがユニキャストであり、送信元アドレスと64ビット重複している場合、宛先アドレス圧縮情報に3を格納し、宛先アドレスのフィールドを64ビットに圧縮する。宛先アドレスのフィールドのアドレスがユニキャストのリンクローカルアドレスであり、かつEIAである場合(link local)、宛先アドレス圧縮情報に2を格納し、宛先アドレスのフィールドを96ビットに圧縮する。宛先アドレスのフィールドのアドレスがユニキャストのリンクローカルアドレスであり、かつ送信元と同一ベンダである場合(link local same vender)、宛先アドレス圧縮情報に1を格納し、宛先アドレスのフィールドを24ビットに圧縮する。
図11に示すように、圧縮情報IPv6フラグメントヘッダは16ビット長であり、1ビットの次プロトコル圧縮情報(nexthead_comp)、1ビットのIdentification圧縮情報(ID_comp)、1ビットのフラグメントフラグ(flag)、13ビットのフラグメント・オフセット(fragment offset)のフィールドを有する。
次プロトコル圧縮情報(nexthead_comp)にはネクスト・ヘッダのフィールドの圧縮情報が格納される。ネクスト・ヘッダがない場合、次プロトコル圧縮情報に1を格納し、ネクスト・ヘッダのフィールドを省略する。ネクスト・ヘッダのフィールドを圧縮しない場合、次プロトコル圧縮情報に0を格納し、ネクスト・ヘッダのフィールドは8ビットのままにする。
Identification圧縮情報(ID_comp)には識別子のフィールドの圧縮情報が格納される。識別子のフィールドが8ビット表現以下である場合、Identification圧縮情報に3を格納し、識別子のフィールドを8ビットに圧縮する。Identificationのフィールドが16ビット表現以下である場合、Identification圧縮情報に2を格納し、識別子のフィールドを16ビットに圧縮する。Identificationのフィールドが24ビット表現以下である場合、Identification圧縮情報に1を格納し、識別子のフィールドを24ビットに圧縮する。識別子のフィールドを圧縮しない場合、Identification圧縮情報に0を格納し、識別子のフィールドは32ビットのままにする。
フラグメントフラグ(flag)にはフラグメントがあるかどうかの情報が格納される。フラグメント・オフセット(fragment offset)にはフラグメント・オフセットのフィールドの値が格納される。
図12に示すように、圧縮情報UDPヘッダは8ビット長であり、1ビットのポート番号圧縮可否情報(port_comp)、2ビットの送信元ポート番号圧縮情報(srcportcomp)、3ビットの宛先ポート番号圧縮情報(dstportcomp)、1ビットのチェックサム圧縮情報(checksum_comp)、1ビットのペイロード長圧縮情報(len_comp)のフィールドを有する。
ポート番号圧縮可否情報(port_comp)にはポート番号の圧縮が可能かどうかの情報が格納される。ポート番号を圧縮する場合、ポート番号圧縮可否情報に1を格納し、ポート番号を圧縮しない場合、ポート番号圧縮可否情報に0を格納する。
送信元ポート番号圧縮情報(srcportcomp)には送信元ポート番号のフィールドの圧縮情報が格納される。ポート番号が規定の範囲の場合、例えば50000の場合は1、60000の場合は2、30000の場合は3を格納し、ポート番号が30001であれば、3を格納値し、ポート情報を1バイトに圧縮する。送信元ポート番号のフィールドを圧縮しない場合、送信元ポート番号圧縮情報に0を格納し、送信元ポート番号のフィールドを2バイトのままとする。
宛先ポート番号圧縮情報(srcportcomp)には宛先ポート番号のフィールドの圧縮情報が格納される。ポート番号が規定の範囲の場合、送信元ポート番号圧縮情報と同様である。宛先ポート番号が送信元ポート番号と同じである場合(dst port same)、宛先ポート番号圧縮情報に4を格納し、宛先ポート番号を省略する。0<(宛先ポート番号)−(送信元ポート番号)<255である場合(dst port differ less than plus 255)、宛先ポート番号圧縮情報に5を格納し、宛先ポート番号のフィールドを1バイトに圧縮する。0>(宛先ポート番号)−(送信元ポート番号)>−255である場合(dst port differ less than mius 255)、宛先ポート番号圧縮情報に6を格納し、宛先ポート番号のフィールドを1バイトに圧縮する。宛先ポート番号のフィールドを圧縮しない場合、宛先ポート番号圧縮情報に0を格納し、宛先ポート番号のフィールドを2バイトのままとする。
チェックサム圧縮情報(checksum_comp)にはチェックサムのフィールドの圧縮情報が格納される。チェックサムのフィールドを圧縮する場合、チェックサム圧縮情報に1を格納し、チェックサムのフィールドを省略する。この場合、受信側でチェックサムを計算し再生する。チェックサムのフィールドを圧縮しない場合、チェックサム圧縮情報に0を格納し、チェックサムのフィールドは2バイトのままとする。
ペイロード長圧縮情報(len_comp)にはセグメント長のフィールドの圧縮情報が格納される。セグメント長が255以下の場合、ペイロード長圧縮情報に1を格納し、セグメント長のフィールドを1バイトに圧縮する。セグメント長のフィールドを圧縮しない場合、ペイロード長圧縮情報に0を格納し、セグメント長のフィールドは2バイトのままとする。
図13に示すように、圧縮前の全ヘッダ情報(IPv6ヘッダ、IPv6フラグメントヘッダ、UDPヘッダ)は56バイト長であり、図14に示すように圧縮後の全ヘッダ情報は22バイト長である。なお、図14では、トラフィック・クラスおよびフロー・ラベルが0バイト、ペイロード長が1バイト、ネクスト・ヘッダが1バイト、ホップ・リミットが0バイト、送信元アドレスが6バイト、宛先アドレスが6バイトに圧縮されている。セグメント長が1バイトに圧縮されている。
図14に示すような圧縮されたIPv6ヘッダを含むIPv6パケットを受信した通信装置は、図10〜12に示すような圧縮情報ヘッダに基づいて伸長処理を実施し、図13に示すようなIPv6ヘッダを得る。
以上、本発明者によってなされた発明を実施形態および実施例に基づき具体的に説明したが、本発明は、上記実施形態および実施例に限定されるものではなく、種々変更可能であることはいうまでもない。
100・・・ネットワーク
101・・・通信装置
111・・・端末
200・・・通信装置
201・・・ネットワークモジュール
207・・・ルーティングテーブル
208・・・有線自律ネットワークのインタフェース
209・・・無線自律ネットワークのインタフェース
210・・・有線ネットワークのMAC層(Ethernet MAC)
211・・・無線ネットワークのMAC層(Wireless Network MAC)
212・・・有線ネットワークのPHY層(Ethernet PHY)
213・・・無線ネットワークのPHY層(Wireless Network PHY)
217・・・ルーティングテーブルキャッシュ(RTC)
301・・・IPv6Comp/DeComp(IP6CD)モジュール
本開示のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば下記の通りである。
すなわち、複数の通信装置から構成され、1つ以上の通信装置を経由して通信を行う無線システムに用いられる通信装置は、前記複数の通信装置間での近隣ノード探索メッセージとその応答、またはアドホックルーティングプロトコルによる経路制御情報の交換に基づいて通信制御情報の圧縮可否を判断する第一手段と、前記通信制御情報の圧縮が可能な場合、前記通信制御情報の内容を判断し、冗長な情報または常時固定な情報を削減または置換することで、前記通信制御情報の情報量を圧縮する第二手段と、を備える。
図10に示すように、圧縮情報IPv6ヘッダは16ビット長であり、4ビットのバージョン(IPv6 Version)、2ビットのQoS情報圧縮情報(qos_comp)、1ビットの次プロトコル圧縮情報(nexthead_comp)、2ビットのホップ情報圧縮情(hoplimit_comp)、1ビットのペイロード長圧縮(payload-comp)、2ビットの送信元アドレス圧縮情報(sa_mode)、1ビットのマルチキャストフラグ(m_flag)、3ビットの宛先アドレス圧縮情報(da_mode)のフィールドを有する。
ペイロード長圧縮情報(payload-comp)にはペイロード長のフィールドの圧縮情報が格納される。ペイロード長のフィールドの格納値が255以下の場合、ペイロード長圧縮情報に1を格納し、ペイロード長のフィールドを8ビットに圧縮する。ペイロード長のフィールドを圧縮しない場合は、ペイロード長圧縮情報に0を格納し、ペイロード長のフィールドは16ビットのままにする。
送信元アドレス圧縮情報(sa_mode)には送信元アドレスのフィールドの圧縮情報が格納される。送信元アドレスのフィールドのアドレスがリンクローカルアドレスであり、かつEIAであり、かつMACアドレスを無線送信する場合(EIA + MAC ADDRESSTRANSPARENT)、送信アドレス圧縮情報に3を格納し、送信元アドレスのフィールドを48ビットに圧縮する。送信元アドレスのフィールドのアドレスがリンクローカルアドレスであり、かつEIAである場合(link local : EIA)、送信アドレス圧縮情報に2を格納し、送信元アドレスのフィールドを96ビットに圧縮する。送信元アドレスのフィールドのアドレスがリンクローカルアドレスであり、かつEIAでない場合(linklocal : NOT_EIA)、送信元アドレス圧縮情報に1を格納し、送信元アドレスのフィールドを112ビットに圧縮する。送信元アドレスのフィールドを圧縮しない場合は、送信元アドレス圧縮情報に0を格納し、送信元アドレスのフィールドは128ビットのままにする。
ポート番号圧縮可否情報(port_comp)には送信元ポート番号と宛先ポート番号の中の少なくとも一つのポート番号の圧縮が可能かどうかの情報が格納される。ポート番号を圧縮する場合、ポート番号圧縮可否情報に1を格納し、ポート番号を圧縮しない場合、ポート番号圧縮可否情報に0を格納する。
宛先ポート番号圧縮情報(dstportcomp)には宛先ポート番号のフィールドの圧縮情報が格納される。ポート番号が規定の範囲の場合、送信元ポート番号圧縮情報と同様である。宛先ポート番号が送信元ポート番号と同じである場合(dst port same)、宛先ポート番号圧縮情報に4を格納し、宛先ポート番号を省略する。0<(宛先ポート番号)−(送信元ポート番号)<255である場合(dst port differ less than plus 255)、宛先ポート番号圧縮情報に5を格納し、宛先ポート番号のフィールドを1バイトに圧縮する。0>(宛先ポート番号)−(送信元ポート番号)>−255である場合(dst port differ less than mius 255)、宛先ポート番号圧縮情報に6を格納し、宛先ポート番号のフィールドを1バイトに圧縮する。宛先ポート番号のフィールドを圧縮しない場合、宛先ポート番号圧縮情報に0を格納し、宛先ポート番号のフィールドを2バイトのままとする。
図14に示すような圧縮されたIPv6ヘッダを含むIPv6パケットを受信した通信装置は、図10〜12に示すような圧縮情報ヘッダに基づいて伸長処理を実施し、図13に示すようなIPv6ヘッダ、IPv6フラグメントヘッダ、UDPヘッダを得る。

Claims (5)

  1. 複数の通信装置から構成され、1つ以上の通信装置を経由して通信を行う無線システムに用いられる通信装置であって、
    前記複数の通信装置間での近隣探索メッセージとその応答、またはアドホックルーティングプロトコルによる経路制御情報の交換に基づいて通信制御情報の圧縮可否を判断する第一手段と、
    前記通信制御情報の圧縮が可能な場合、前記通信制御情報の内容を判断し、冗長な情報または常時固定な情報を削減または置換することで、前記通信制御情報の情報量を圧縮する第二手段と、
    を備える通信装置。
  2. 請求項1において、
    前記第一手段は、
    受信したIPv6パケットの上位プロトコルが、自通信装置を送信元とするICMPv6による近隣ノード探索のメッセージまたはアドホックルーティングのメッセージである場合、前記メッセージ内のペイロード情報に自通信装置が圧縮可能な旨の圧縮可能情報を格納する手段と、
    前記メッセージ内に他通信装置の圧縮可能情報が格納されている場合、前記他通信装置を圧縮可能通信装置としてそのアドレスをデータベースに登録する手段と、
    前記データベースを検索し宛先IPv6アドレスまたは宛先MACアドレスが圧縮可能通信装置である場合、前記通信制御情報を圧縮可能と判断する手段と、
    を備える通信装置。
  3. 請求項2において、
    前記第二手段は、所定の圧縮アルゴリズムに基づいて前記通信制御情報の所定のフィールドの情報を削減または置換して圧縮し、圧縮した前記所定のフィールドの情報の前に圧縮の状態を示す圧縮情報ヘッダを付加して圧縮された通信制御情報を得る通信装置。
  4. 請求項3において、
    さらに、受信したIPv6パケットの先頭が前記圧縮情報ヘッダである場合、前記圧縮された通信制御情報を伸長する第三手段を備える通信装置。
  5. 請求項3において、
    前記第三手段は、前記圧縮情報ヘッダに基づいて前記圧縮された通信制御情報を前記通信制御情報に復元する通信装置。
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