JPWO2019031541A1 - 無線基地局及び通信制御方法 - Google Patents

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Abstract

中央装置(210)は、無線通信を制御するパラメータを複数保持する。分散装置(260)も、無線通信を制御するパラメータを複数保持する。無線基地局は、中央装置(210)及び分散装置(260)に保持されるパラメータを管理する。無線基地局は、複数のパラメータ間においてコーディネーションが必要なパラメータであるコーディネーション必要パラメータを、中央装置(210)または分散装置(260)の何れか一方にのみ保持させる。

Description

本発明は、中央装置と分散装置とを含み、ユーザ装置と無線通信を実行する無線基地局及び通信制御方法に関する。
3rd Generation Partnership Project(3GPP)は、Long Term Evolution(LTE)を仕様化し、LTEのさらなる高速化を目的としてLTE-Advanced(以下、LTE-Advancedを含めてLTEという)を仕様化している。また、3GPPでは、さらに、5G New Radio(NR)などと呼ばれるLTEの後継システムの仕様が検討されている。
NRでは、無線基地局(gNB)の構成の一形態として、中央装置(Central Unit (CU))と、中央装置の設置場所から張り出して遠隔に配置される分散装置(Distributed Unit (DU))とを含む、いわゆるC-RAN型の無線基地局の構成について検討されている。
具体的には、無線リソース制御レイヤ(RRC)及びパケット・データ・コンバージェンス・プロトコル・レイヤ(PDCP)のみをCUに設け、無線リンク制御レイヤ(RLC)以下をDUに設けるHigher Layer Split(HLS)が検討されている。
また、HLSを前提として、ユーザ装置(UE)単位のパラメータをCUで管理し、セル単位のパラメータをDUで管理することが提案されている(非特許文献1参照)。
このような提案によれば、CUは、UE能力及びコアネットワークからの情報(例えば、UE種別、QoS Class Identifier (QCI)など)を保持できるため、UE個別のパラメータが設定可能である。また、DUに関連するリソースの情報は、可能な限りCUでの管理を避けることによって、CU〜DU間の相互依存度が抑えられるため、マルチベンダによる運用を実現し易くなると期待されている。
"On the functional distribution over the F1 interface", R3-171727, 3GPP TSG-RAN WG3 #96, 3GPP, 2017年5月
しかしながら、非特許文献1に示されているCU〜DU間におけるパラメータの仕分けには、次のような問題がある。例えば、UE単位のパラメータと、リソース割り当てに関連するパラメータとを、CUとDUとで分離した状態で独立に管理すると、当該パラメータ(例えば、Measurement Gap, Discontinuous Reception (DRX))間のコーディネーションが困難になる。
そこで、本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、ユーザ装置(UE)単位のパラメータを中央装置(CU)で管理し、セル単位のパラメータを分散装置(DU)で管理することを前提としつつ、パラメータ間のコーディネーションを容易に実現し得る無線基地局及び通信制御方法の提供を目的とする。
本発明の一態様は、第1装置(中央装置210)と第2装置(分散装置260)とを含み、ユーザ装置(ユーザ装置300)との無線通信を実行する無線基地局(無線基地局200)であって、前記第1装置は、前記無線通信を制御するパラメータを複数保持する第1パラメータ保持部(パラメータ保持部215)を備え、前記第2装置は、前記無線通信を制御するパラメータを複数保持する第2パラメータ保持部(パラメータ保持部265)を備え、前記無線基地局は、前記第1パラメータ保持部及び前記第2パラメータ保持部に保持される前記パラメータを管理するパラメータ管理部(パラメータ管理部213またはパラメータ管理部263)を備え、前記パラメータ管理部は、複数の前記パラメータ間においてコーディネーションが必要な前記パラメータであるコーディネーション必要パラメータを、前記第1パラメータ保持部または前記第2パラメータ保持部の何れか一方にのみ保持させる。
本発明の一態様は、第1装置と第2装置とを含み、ユーザ装置との無線通信を実行する無線基地局による通信制御方法であって、前記第1装置が、前記無線通信を制御するパラメータを複数保持するステップと、前記第2装置が、前記無線通信を制御するパラメータを複数保持するステップと、前記無線基地局が、前記第1装置及び前記第2装置に保持される前記パラメータを管理するステップとを含み、前記パラメータを管理するステップでは、複数の前記パラメータ間においてコーディネーションが必要な前記パラメータであるコーディネーション必要パラメータを、前記第1装置または前記第2装置の何れか一方にのみ保持させる。
図1は、無線通信システム10の全体概略構成図である。 図2は、無線通信システム10の全体ブロック構成図である。 図3は、中央装置210の機能ブロック構成図である。 図4は、分散装置260の機能ブロック構成図である。 図5は、中央装置210及び分散装置260によるコーディネーション必要パラメータの管理動作の概念図である。 図6は、コーディネーション必要パラメータを含む無線通信制御用パラメータの管理シーケンス(動作例1)を示す図である。 図7は、コーディネーション必要パラメータを含む無線通信制御用パラメータの管理シーケンス(動作例2)を示す図である。 図8は、無線基地局200における対象パラメータの管理例を示す図である。 図9は、中央装置210及び分散装置260のハードウェア構成の一例を示す図である。
以下、実施形態を図面に基づいて説明する。なお、同一の機能や構成には、同一または類似の符号を付して、その説明を適宜省略する。
以下、実施形態を図面に基づいて説明する。なお、同一の機能や構成には、同一または類似の符号を付して、その説明を適宜省略する。
(1)無線通信システムの全体概略構成
図1は、本実施形態に係る無線通信システム10の全体概略構成図である。無線通信システム10は、Long Term Evolution(LTE)、及びLTEの後継システムである5G(NR)に従った無線通信システムである。
なお、本実施形態では、5Gと対応させる観点から、LTE(LTE-Advancedを含む)を適宜「4G」と称呼する。また、本実施形態では、無線通信システム10によって、5Gが4Gを補完するLTE assisted operationが実現される。
無線通信システム10は、コアネットワーク20、無線基地局100、無線基地局200及びユーザ装置300を含む。
コアネットワーク20は、Evolved Packet Core(EPC)とも呼ばれ、移動管理エンティティ(MME)、サービングゲートウェイ(S-GW)及びPDNゲートウェイ(P-GW)などによって構成される。
無線基地局100は、4Gに従った無線基地局であり、eNodeBとも呼ばれている。無線基地局100は、S1-MMEまたはS1-Uインタフェースを介してコアネットワーク20を構成する装置(ノード)と接続される。
無線基地局200は、5Gに従った無線基地局であり、gNodeBとも呼ばれている。無線基地局200は、X2インタフェース(ここでは、便宜的に、X2-AP’, X2-U’と呼ぶ)を介して無線基地局100と接続される。
ユーザ装置300(UE)は、無線基地局100及び無線基地局200と無線通信を実行することができる。ユーザ装置300は、無線通信端末、或いは移動局と呼ばれてもよい。無線基地局200及びユーザ装置300は、複数のアンテナ素子から送信される無線信号を制御することによって、より指向性の高いビームを生成するMassive MIMO、複数のコンポーネントキャリア(CC)を用いるキャリアアグリゲーション(CA)、及び複数の無線基地局とユーザ装置300との間においてコンポーネントキャリアを同時送信するデュアルコネクティビティ(DC)などに対応することができる。
図2は、無線通信システム10の全体ブロック構成図である。図2に示すように、無線基地局100は、中央装置110及び遠隔装置160によって構成される。同様に、無線基地局200は、中央装置210及び分散装置260によって構成される。なお、無線基地局100及び無線基地局200は、中央装置及び分散装置以外の他の装置を含んでもよい。
本実施形態において、中央装置210は、第1装置を構成し、分散装置260は、第2装置を構成する。
中央装置110は、無線物理レイヤ(L1)、ミディアムアクセス制御レイヤ(MAC)、無線リンク制御レイヤ(RLC)、パケット・データ・コンバージェンス・プロトコル・レイヤ(PDCP)を有する。また、中央装置110は、PDCPの上位レイヤとして、無線リソース制御レイヤ(RRC)を有する。
遠隔装置160は、中央装置110の設置場所から張り出して遠隔に配置することができる。遠隔装置160は、PA(Power Amplifier)/LNA(Low Noise Amplifier)、無線送受信モジュール及び変復調モジュールなどの無線部(RF)を有する。
中央装置110は、デジタル処理部(Digital Unit(DU))またはCentral Unit(CU)とも呼ばれ、遠隔装置160は、無線処理部(Radio Unit(RU))またはRemote Unit(RU)とも呼ばれる。中央装置110と遠隔装置160とは、フロントホールと呼ばれる有線伝送路で接続される。このような中央装置110と遠隔装置160とのインタフェースとしては、例えば、Common Public Radio Interface(CPRI)が用いられる。
中央装置210及び分散装置260は、上述した中央装置110及び遠隔装置160にそれぞれ対応するが、レイヤ構成が異なっている。
具体的には、中央装置210は、無線リソース制御レイヤ(RRC)を有する。一方、分散装置260は、無線リンク制御レイヤ(RLC)、ミディアムアクセス制御レイヤ(MAC)、無線物理レイヤ(L1)及び無線部(RF)を有する。
このような中央装置210と分散装置260との間おけるレイヤ分離は、Higher Layer Split(HLS)と呼ばれる。また、中央装置210は、Central Unit(CU)と呼ばれ、分散装置260は、Distributed Unit(DU)と呼ばれる。
なお、上述したように、中央装置210は、X2-AP’, X2-U’インタフェースを介して中央装置110と接続される。
より具体的には、HLSでは、中央装置210(CU)が、RRC/Service Data Adaptation Protocol (SDAP)/PDCPレイヤの処理を担い、分散装置260(DU)が、RLC以下のレイヤの処理を担うことが想定されている。
以下、中央装置210及び分散装置260を、適宜CU及びDUと省略して記載する。
(2)無線通信システムの機能ブロック構成
次に、無線通信システム10の機能ブロック構成について説明する。具体的には、中央装置210及び分散装置260の機能ブロック構成について説明する。
(2.1)中央装置210
図3は、中央装置210の機能ブロック構成図である。図3に示すように、中央装置210は、X2 IF部211、パラメータ管理部213、パラメータ保持部215、パラメータ決定部217及びF1 IF部219を備える。
X2 IF部211は、中央装置110との通信を実現するためのインタフェースを提供する。具体的には、X2 IF部211は、中央装置110と中央装置210とを直接接続するインタフェース(X2)である。ユーザ装置300の送受信データは、X2 IF部211を介して無線基地局100と中継される。
パラメータ管理部213は、パラメータ保持部215に保持される各種パラメータ、具体的には、ユーザ装置300との無線通信を制御するパラメータを管理する。また、パラメータ管理部213は、パラメータ保持部215だけでなく、分散装置260に備えられるパラメータ保持部265(図4参照)に保持される各種パラメータを管理することができる。
つまり、パラメータ管理部213は、パラメータ保持部215及びパラメータ保持部265に保持されるパラメータを管理することができる。
パラメータ管理部213は、複数の当該パラメータのうち、複数のパラメータ間においてコーディネーションが必要なパラメータ(以下、コーディネーション必要パラメータという)については、パラメータ保持部215またはパラメータ保持部265の何れか一方にのみ保持させる。
コーディネーション必要パラメータとは、CU〜DU間で認識を一致させるべきパラメータであり、例えば、仮にDUが当該パラメータの内容(設定値)を決定して管理した場合でも、当該内容をDUからCUに通知しなければならないパラメータである。さらに、この場合、当該パラメータの内容は、CUからユーザ装置300に通知する必要がある。
本実施形態では、ユーザ装置(UE)単位のパラメータと、リソース割り当て関連のパラメータとをCU〜DU間でコーディネーションする制御、及びインタフェースが提供される。
コーディネーション必要パラメータは、上述したような定義に当て嵌まるユーザ装置300との無線通信制御用のパラメータであれば、特に限定されないが、典型的には、次のようなパラメータが挙げられる。
図8は、無線基地局200における対象パラメータの管理例を示す。図8に示すように、セル品質測定間隔(Measurement Gap)、間欠受信(Discontinuous Reception (DRX))、上りリンク固有リソース(UL dedicated resource)、具体的には、Physical Uplink Control Channel(PUCCH)、Cell-specific Reference Signal(CRS)及びSounding Reference Signal(SRS)が、コーディネーション必要パラメータとして挙げられる。
また、報知情報(System Information Block)の送信タイミング、Channel State Information (CSI-RS)の送受信タイミングもコーディネーション必要パラメータに該当する。
パラメータ管理部213は、コーディネーション必要パラメータについては、CUまたはDUの何れか一方でのみ管理する。図8に示すように、後述する動作例1では、DUにおいてコーディネーション必要パラメータが管理、つまり、コーディネーション必要パラメータが保持される。一方、後述する動作例2では、CUにおいてコーディネーション必要パラメータが管理、つまり、コーディネーション必要パラメータが保持される。
また、図8に示すように、本実施形態では、非特許文献1に示されている提案に基づいて、UE単位のパラメータがCUで管理(図中のYes)され、セル単位のパラメータがDUで管理される。なお、コーディネーション必要パラメータの具体的な管理方法については、さらに後述する。
また、パラメータ管理部213は、コーディネーション必要パラメータの一部をパラメータ保持部215またはパラメータ保持部265の何れか一方にのみ保持させてもよい。具体的には、パラメータ管理部213は、パラメータ間のコーディネーションが必要なUE単位のパラメータの一部をCUで管理しつつ、DUに通知することができる。
DUは、通知された当該パラメータに基づいて、リソース割り当てに関するパラメータの内容を決定する。DUは、決定した当該パラメータの内容をCUに通知する。
このようなパラメータの例としては、CUがユーザ装置300のDRX cycleをDUに通知し、DUが当該DRX cycleに基づいてリソース割り当てパラメータについてコーディネーションを行い、リソース割り当てパラメータの内容を決定するケースが挙げられる。
パラメータ保持部215は、ユーザ装置300との無線通信を制御するパラメータを複数保持することができる。本実施形態において、パラメータ保持部215は、第1パラメータ保持部を構成する。
具体的には、パラメータ保持部215は、パラメータ管理部213(または後述するパラメータ管理部263による制御に基づいて、当該パラメータを保持、消去または更新する。
パラメータ決定部217は、UEを単位としたコーディネーション必要パラメータ(例えば、上述したDRX cycle)の内容を決定する。特に、パラメータ管理部213が、コーディネーション必要パラメータをパラメータ保持部215のみに保持させるように管理している場合、パラメータ決定部217は、UE単位の当該パラメータの内容を決定することが好ましい。
F1 IF部219は、中央装置210と分散装置260との通信を実現するためのインタフェースを提供する。具体的には、F1 IF部219は、中央装置210と分散装置260とを直接接続するインタフェース(F1と呼ぶ)である。ユーザ装置300の送受信データは、F1 IF部219を介して分散装置260と中継される。
(2.2)分散装置260
図4は、分散装置260の機能ブロック構成図である。図4に示すように、分散装置260は、F1 IF部261、パラメータ管理部263、パラメータ保持部265、リソース割当部267及び無線通信部269を備える。以下、中央装置210と同様の機能については、説明を適宜省略する。
F1 IF部261は、F1 IF部219と同様に、中央装置210と分散装置260との通信を実現するためのインタフェースを提供する。
パラメータ管理部263は、パラメータ管理部213と同様の機能を有する。つまり、パラメータ管理部263は、パラメータ保持部215及びパラメータ保持部265に保持されるパラメータを管理することができる。
なお、パラメータ管理部213及びパラメータ管理部263の何れか一方がアクティブとなり、パラメータ保持部215及びパラメータ保持部265を直接制御することによってパラメータを管理してもよいし、パラメータ管理部213とパラメータ管理部263とが連携して動作し、パラメータ管理部213とパラメータ管理部263が、それぞれ自装置に備えられているパラメータ保持部を制御してもよい。
パラメータ保持部265は、パラメータ保持部215と同様に、ユーザ装置300との無線通信を制御するパラメータを複数保持することができる。本実施形態において、パラメータ保持部265は、第2パラメータ保持部を構成する。
リソース割当部267は、ユーザ装置300に対するリソース割り当てを実行する。具体的には、リソース割当部267は、ユーザ装置300に対して、周波数、時間などの無線リソースを割り当てる。特に、パラメータ管理部263が、コーディネーション必要パラメータをパラメータ保持部265のみに保持させるように管理している場合、リソース割当部267は、ユーザ装置300に対するリソース割り当てを実行することが好ましい。
無線通信部269は、ユーザ装置300との無線通信を実行する。具体的には、無線通信部269は、5Gの仕様に従ってユーザ装置300との無線通信を実行する。上述したように、F1 IF部261は、Massive MIMO、キャリアアグリゲーション(CA)、及びデュアルコネクティビティ(DC)などに対応することができる。
(3)無線通信システムの動作
次に、無線通信システム10の動作について説明する。具体的には、無線基地局200が、ユーザ装置300との無線通信制御用の各種パラメータを管理する動作について説明する。
(3.1)概略動作
図5は、中央装置210及び分散装置260によるコーディネーション必要パラメータの管理動作の概念図である。
図5に示すように、中央装置210(CU)と分散装置260(DU)との間において、コーディネーション必要パラメータの内容決定に必要なコーディネーション、つまり、情報のやり取りが実行される。
分散装置260は、コーディネーションの結果、決定されたコーディネーション必要パラメータの内容に基づいて、ユーザ装置300に対する通信制御を実行する。
(3.2)動作例1
次に、コーディネーション必要パラメータを含む無線通信制御用パラメータの管理動作例について説明する。
図6は、コーディネーション必要パラメータを含む無線通信制御用パラメータの管理シーケンス(動作例1)を示す。本動作例では、分散装置260(DU)においてコーディネーション必要パラメータが管理(保持)される。また、本動作例では、DUがリソース割り当てを実行する。
図6に示すように、中央装置210は、無線通信制御用パラメータを取得する(ステップ1)。当該パラメータの取得ルートは限定されないが、ここでは、無線基地局100経由で取得されるものとする。
中央装置210は、コーディネーションが不要なパラメータのうち、UE単位のパラメータ(図8参照)を管理する(ステップ2)。また、中央装置210は、コーディネーション必要パラメータを分散装置260に通知する(ステップ3)。分散装置260は、コーディネーション必要パラメータを管理する(ステップ4)。
中央装置210及び分散装置260は、コーディネーション必要パラメータについてのコーディネーションを実行する(ステップ5)。
例えば、CUからDUに対するRequestに対して、DUは、当該Requestに対する応答として決定したパラメータをCUに通知することができる。或いは、CUからのRequestの中で、コーディネーションが必要なこと、及び何れのパラメータのコーディネーションが必要であるかが通知されてもよい。また、DUからのパラメータの通知とともに、当該パラメータがコーディネーションされたことが通知されてもよい。
分散装置260は、コーディネーションの結果、決定されたパラメータの内容に基づいて、ユーザ装置300の対する通信制御を実行する(ステップ6)。
(3.3)動作例2
図7は、コーディネーション必要パラメータを含む無線通信制御用パラメータの管理シーケンス(動作例2)を示す。本動作例では、中央装置210(CU)においてコーディネーション必要パラメータが管理(保持)される。また、本動作例では、CUがUE単位のパラメータの内容を決定する。以下、動作例1と異なる部分について主に説明する。
図7に示すように、中央装置210は、コーディネーション必要パラメータを管理する(ステップ2)。また、中央装置210は、コーディネーションが不要なパラメータのうち、セル単位のパラメータ(図8参照)を分散装置260に通知する(ステップ3)。分散装置260は、通知されたセル単位のパラメータを管理する(ステップ4)。以下、動作例1と同様に、コーディネーション及び通信制御が実行される。
(4)作用・効果
上述した実施形態によれば、以下の作用効果が得られる。具体的には、無線基地局200(パラメータ管理部213またはパラメータ管理部263)は、複数の通信制御用パラメータ間においてコーディネーションが必要なパラメータであるコーディネーション必要パラメータを、中央装置210(パラメータ保持部215)または分散装置260(パラメータ保持部265)の何れか一方にのみ保持させることができる。
このため、パラメータ間におけるコーディネーションが必要なパラメータは、中央装置210または分散装置260の何れかに集約される。これにより、当該パラメータ(例えば、Measurement Gap, Discontinuous Reception (DRX))間のコーディネーションが困難になる事態を回避し得る。
すなわち、無線基地局200によれば、ユーザ装置(UE)単位のパラメータを中央装置210(CU)で管理し、セル単位のパラメータを分散装置260(DU)で管理することを前提とした場合でも、パラメータ間のコーディネーションを容易に実現し得る。
本実施形態では、コーディネーション必要パラメータをDU(パラメータ保持部265)のみに保持させ、DUは、ユーザ装置300に対するリソース割り当てを実行することができる。
このため、DUは、コーディネーション必要パラメータのコーディネーション結果に基づいて、ユーザ装置300に対するリソース割り当てを迅速に実行することができる。
本実施形態では、コーディネーション必要パラメータをCU(パラメータ保持部215)のみに保持させ、CUは、ユーザ装置300を単位としたコーディネーション必要パラメータの内容を決定することができる。
このため、CUは、コーディネーション必要パラメータのコーディネーション結果に基づいて、コーディネーション必要パラメータの内容を速やかに決定できる。
本実施形態では、コーディネーション必要パラメータの一部を中央装置210(パラメータ保持部215)または分散装置260(パラメータ保持部265)の何れか一方にのみ保持させることもできる。
このため、パラメータ間のコーディネーションが必要なパラメータの一部をCUで管理しつつ、DUに通知すること(或いはその逆)ができる。
(5)その他の実施形態
以上、実施形態に沿って本発明の内容を説明したが、本発明はこれらの記載に限定されるものではなく、種々の変形及び改良が可能であることは、当業者には自明である。
例えば、上述した実施形態では、Higher Layer Split(HLS)を前提としたが、本発明は、必ずしもHLSを前提としたものではない。具体的には、HLSのように、PDCP-RLC間でのスプリットではなく、RLC-MAC間でのスプリットの場合でも、本発明を適用し得る。
上述した実施形態では、UE単位のパラメータが中央装置210(CU)で管理され、セル単位のパラメータが分散装置260(DU)で管理される例について説明したが、このような管理形態も必須ではない。
上述した実施形態では、DRXの設定(DRX Config)は、コーディネーションのため、DUが管理(制御)する例としたが、DRX Configの一部のパラメータは、CUで管理されても得るため、DRX Configの一部(例えば、drxStartOffset)もしくは全てが、コーディネーションのためにDUによって制御されても構わない。
さらに、上述した実施形態では、パラメータ間のコーディネーションが必要なコーディネーション必要パラメータの管理例について説明したが、中央装置210(CU)と、分散装置260(DU)とによるパラメータの管理については、次のように実行してもよい。
具体的には、無線のリソース割当ては、セル関連の処理(セル処理)であるため、DUが、関連するパラメータを管理することが好ましい。しかしながら、UE関連の処理(UE処理)に関連するパラメータには、無線のリソース割り当てとの連携が必要なものが存在する。このため、CU〜DU間における連携を可能とするF1インタフェースの手順を規定する必要がある。
無線のリソース割り当てとの連携が必要なパラメータとしては、上述したMeasurement Gap及びDRX関連のパラメータが挙げられる。
このような状況に鑑みると、以下のような解決手段が考えられる。具体的には、DUは、無線のリソース割り当てとの連携が必要なUE処理に関連するパラメータを管理し、当該パラメータについてF1-Control Plane(F1-C)インタフェースを介してCUに通知する。例えば、DUは、CUからのRequestに対するresponseによって当該パラメータを通知し得る(案1)。
また、DUは、CUが管理するUE処理に関するパラメータに応じて、無線のリソース割り当てを行ってもよい。CUは、無線のリソース割当てとの連携が必要なUE処理に関連するパラメータについてF1-Cインタフェースを介してDUに通知する。(案2)
さらに、CUは、無線のリソース割り当て、及び無線のリソース割り当てと連携が必要なUE処理に関連するパラメータを管理する(案3)。
このような管理方法によれば、UE処理に関連するパラメータの決定について、無線のリソース割り当てと必要な連携が可能となり、無線特性を向上し得る。
例えば、Measurement Gapが割り当てられた無線リソースと重ならないようにすることによって、ユーザスループットの劣化が回避できる。また、DRX中であるUEの送受信の契機として割り当てられた無線リソースを重複させることによって、DRX中におけるデータ送受信のさらなる効率化を図り得る。
また、上述したようなパラメータ以外に、MACスケジューラのポリシによって決まるパラメータ(例えば、Buffer Status Report (BSR), Power Headroom Report (PHR))は、UE単位のパラメータであっても、DUが管理してもよい。
さらに、RRCにおいて設定(コンフィギュア)されたリソース割り当て関連のパラメータは、DUが管理してもよい。また、ベアラ関連のパラメータについて、CUが、RLCのパラメータを管理し、DUが、論理チャネルグループ(LCG)を管理してもよい。
さらに、DUが、UE個別リソースとのコーディネーションが必要なRRC/MACのパラメータを管理してもよい。また、DUが、スケジューリングに関するMACのパラメータを管理してもよい。
なお、「管理」の文言は、「制御」に置き換えてもよい。
また、上述した実施形態の説明に用いたブロック構成図(図3,4)は、機能ブロックを示している。これらの機能ブロック(構成部)は、ハードウェア及び/またはソフトウェアの任意の組み合わせによって実現される。また、各機能ブロックの実現手段は特に限定されない。すなわち、各機能ブロックは、物理的及び/または論理的に結合した1つの装置により実現されてもよいし、物理的及び/または論理的に分離した2つ以上の装置を直接的及び/または間接的に(例えば、有線及び/または無線)で接続し、これら複数の装置により実現されてもよい。
さらに、上述した中央装置210及び分散装置260(当該装置)は、本発明の処理を行うコンピュータとして機能してもよい。図9は、当該装置のハードウェア構成の一例を示す図である。図9に示すように、当該装置は、プロセッサ1001、メモリ1002、ストレージ1003、通信装置1004、入力装置1005、出力装置1006及びバス1007などを含むコンピュータ装置として構成されてもよい。
当該装置の各機能ブロック(図3,4参照)は、当該コンピュータ装置の何れかのハードウェア要素、または当該ハードウェア要素の組み合わせによって実現される。
プロセッサ1001は、例えば、オペレーティングシステムを動作させてコンピュータ全体を制御する。プロセッサ1001は、周辺装置とのインタフェース、制御装置、演算装置、レジスタなどを含む中央処理装置(CPU)で構成されてもよい。
メモリ1002は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、ROM(Read Only Memory)、EPROM(Erasable Programmable ROM)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)、RAM(Random Access Memory)などの少なくとも1つで構成されてもよい。メモリ1002は、レジスタ、キャッシュ、メインメモリ(主記憶装置)などと呼ばれてもよい。メモリ1002は、上述した実施形態に係る方法を実行可能なプログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュールなどを保存することができる。
ストレージ1003は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、CD-ROM(Compact Disc ROM)などの光ディスク、ハードディスクドライブ、フレキシブルディスク、光磁気ディスク(例えば、コンパクトディスク、デジタル多用途ディスク、Blu-ray(登録商標)ディスク)、スマートカード、フラッシュメモリ(例えば、カード、スティック、キードライブ)、フロッピー(登録商標)ディスク、磁気ストリップなどの少なくとも1つで構成されてもよい。ストレージ1003は、補助記憶装置と呼ばれてもよい。上述の記録媒体は、例えば、メモリ1002及び/またはストレージ1003を含むデータベース、サーバその他の適切な媒体であってもよい。
通信装置1004は、有線及び/または無線ネットワークを介してコンピュータ間の通信を行うためのハードウェア(送受信デバイス)であり、例えばネットワークデバイス、ネットワークコントローラ、ネットワークカード、通信モジュールなどともいう。
入力装置1005は、外部からの入力を受け付ける入力デバイス(例えば、キーボード、マウス、マイクロフォン、スイッチ、ボタン、センサなど)である。出力装置1006は、外部への出力を実施する出力デバイス(例えば、ディスプレイ、スピーカー、LEDランプなど)である。なお、入力装置1005及び出力装置1006は、一体となった構成(例えば、タッチパネル)であってもよい。
また、プロセッサ1001及びメモリ1002などの各装置は、情報を通信するためのバス1007で接続される。バス1007は、単一のバスで構成されてもよいし、装置間で異なるバスで構成されてもよい。
また、情報の通知は、上述した実施形態に限られず、他の方法で行われてもよい。例えば、情報の通知は、物理レイヤシグナリング(例えば、DCI(Downlink Control Information)、UCI(Uplink Control Information))、上位レイヤシグナリング(例えば、RRCシグナリング、MAC(Medium Access Control)シグナリング、報知情報(MIB(Master Information Block)、SIB(System Information Block))、その他の信号またはこれらの組み合わせによって実施されてもよい。また、RRCシグナリングは、RRCメッセージと呼ばれてもよく、例えば、RRC Connection Setupメッセージ、RRC Connection Reconfigurationメッセージなどであってもよい。
さらに、入出力された情報は、特定の場所(例えば、メモリ)に保存されてもよいし、管理テーブルで管理してもよい。入出力される情報は、上書き、更新、または追記され得る。出力された情報は削除されてもよい。入力された情報は他の装置へ送信されてもよい。
上述した実施形態におけるシーケンス及びフローチャートなどは、矛盾の無い限り、順序を入れ替えてもよい。
また、上述した実施形態において、無線基地局200によって行われるとした特定動作は、他のネットワークノード(装置)によって行われることもある。また、複数の他のネットワークノードの組み合わせによって無線基地局200の機能が提供されても構わない。
なお、本明細書で説明した用語及び/または本明細書の理解に必要な用語については、同一のまたは類似する意味を有する用語と置き換えてもよい。例えば、該当する記載がある場合、チャネル及び/またはシンボルは信号(シグナル)であってもよい。また、信号はメッセージであってもよい。また、「システム」及び「ネットワーク」という用語は、互換的に使用されてもよい。
さらに、パラメータなどは、絶対値で表されてもよいし、所定の値からの相対値で表されてもよいし、対応する別の情報で表されてもよい。例えば、無線リソースはインデックスで指示されるものであってもよい。
無線基地局100及び無線基地局200は、1つまたは複数(例えば、3つ)のセル(セクタとも呼ばれる)を収容することができる。基地局が複数のセルを収容する場合、基地局のカバレッジエリア全体は複数のより小さいエリアに区分でき、各々のより小さいエリアは、基地局サブシステム(例えば、屋内用の小型基地局RRH:Remote Radio Head)によって通信サービスを提供することもできる。
「セル」または「セクタ」という用語は、このカバレッジにおいて通信サービスを行う基地局、及び/または基地局サブシステムのカバレッジエリアの一部または全体を指す。
さらに、「基地局」「eNB」、「セル」、及び「セクタ」という用語は、本明細書では互換的に使用され得る。基地局は、固定局(fixed station)、NodeB、eNodeB(eNB)、gNodeB(gNB)、アクセスポイント(access point)、フェムトセル、スモールセルなどの用語で呼ばれる場合もある。
ユーザ装置300は、当業者によって、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、リモートユニット、モバイルデバイス、ワイヤレスデバイス、ワイヤレス通信デバイス、リモートデバイス、モバイル加入者局、アクセス端末、モバイル端末、ワイヤレス端末、リモート端末、ハンドセット、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアント、またはいくつかの他の適切な用語で呼ばれる場合もある。
本明細書で使用する「に基づいて」という記載は、別段に明記されていない限り、「のみに基づいて」を意味しない。言い換えれば、「に基づいて」という記載は、「のみに基づいて」と「に少なくとも基づいて」の両方を意味する。
また、「含む(including)」、「含んでいる(comprising)」、及びそれらの変形の用語は、「備える」と同様に、包括的であることが意図される。さらに、本明細書或いは特許請求の範囲において使用されている用語「または(or)」は、排他的論理和ではないことが意図される。
本明細書で使用した「第1」、「第2」などの呼称を使用した要素へのいかなる参照も、それらの要素の量または順序を全般的に限定するものではない。これらの呼称は、2つ以上の要素間を区別する便利な方法として本明細書で使用され得る。したがって、第1及び第2の要素への参照は、2つの要素のみがそこで採用され得ること、または何らかの形で第1の要素が第2の要素に先行しなければならないことを意味しない。
本明細書の全体において、例えば、英語でのa, an, 及びtheのように、翻訳により冠詞が追加された場合、これらの冠詞は、文脈から明らかにそうではないことが示されていなければ、複数のものを含むものとする。
上記のように、本発明の実施形態を記載したが、この開示の一部をなす論述及び図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。
上述した無線基地局及び通信制御方法によれば、ユーザ装置(UE)単位のパラメータを中央装置(CU)で管理し、セル単位のパラメータを分散装置(DU)で管理することを前提としつつ、パラメータ間のコーディネーションを容易に実現し得るため、有用である。
10 無線通信システム
20 コアネットワーク
100 無線基地局
110 中央集約装置
160 張出装置
200 無線基地局
210 中央装置
211 X2 IF部
213 パラメータ管理部
215 パラメータ保持部
217 パラメータ決定部
219 F1 IF部
260 分散装置
261 F1 IF部
263 パラメータ管理部
265 パラメータ保持部
267 リソース割当部
269 無線通信部
300 ユーザ装置
1001 プロセッサ
1002 メモリ
1003 ストレージ
1004 通信装置
1005 入力装置
1006 出力装置
1007 バス

Claims (5)

  1. 第1装置と第2装置とを含み、ユーザ装置との無線通信を実行する無線基地局であって、
    前記第1装置は、前記無線通信を制御するパラメータを複数保持する第1パラメータ保持部を備え、
    前記第2装置は、前記無線通信を制御するパラメータを複数保持する第2パラメータ保持部を備え、
    前記無線基地局は、前記第1パラメータ保持部及び前記第2パラメータ保持部に保持される前記パラメータを管理するパラメータ管理部を備え、
    前記パラメータ管理部は、複数の前記パラメータ間においてコーディネーションが必要な前記パラメータであるコーディネーション必要パラメータを、前記第1パラメータ保持部または前記第2パラメータ保持部の何れか一方にのみ保持させる無線基地局。
  2. 前記パラメータ管理部は、前記コーディネーション必要パラメータを前記第2パラメータ保持部のみに保持させ、
    前記第2装置は、前記ユーザ装置に対するリソース割り当てを実行するリソース割当部を備える請求項1に記載の無線基地局。
  3. 前記パラメータ管理部は、前記コーディネーション必要パラメータを前記第1パラメータ保持部のみに保持させ、
    前記第1装置は、前記ユーザ装置を単位とした前記コーディネーション必要パラメータの内容を決定するパラメータ決定部を備える請求項1に記載の無線基地局。
  4. 前記パラメータ管理部は、前記コーディネーション必要パラメータの一部を前記第1パラメータ保持部または前記第2パラメータ保持部の何れか一方にのみ保持させる請求項1に記載の無線基地局。
  5. 第1装置と第2装置とを含み、ユーザ装置との無線通信を実行する無線基地局による通信制御方法であって、
    前記第1装置が、前記無線通信を制御するパラメータを複数保持するステップと、
    前記第2装置が、前記無線通信を制御するパラメータを複数保持するステップと、
    前記無線基地局が、前記第1装置及び前記第2装置に保持される前記パラメータを管理するステップと
    を含み、
    前記パラメータを管理するステップでは、複数の前記パラメータ間においてコーディネーションが必要な前記パラメータであるコーディネーション必要パラメータを、前記第1装置または前記第2装置の何れか一方にのみ保持させる通信制御方法。
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