JPWO2020165957A1 - 通信装置 - Google Patents

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Abstract

gNB-CU120は、ユーザ装置に関連するシグナリング用のストリームである第1ストリーム、及びユーザ装置に関連しないシグナリング用のストリームである第2ストリームを介して、無線リソース制御レイヤの情報を含むINITIAL UL RRC MESSAGE TRANSFERを受信可能である。gNB-CU120は、第1ストリームまたは第2ストリームを介して受信したINITIAL UL RRC MESSAGE TRANSFERに基づいて処理を実行する。

Description

本発明は、ユーザ装置と無線通信を実行する他の通信装置と接続される通信装置に関する。
3rd Generation Partnership Project(3GPP)は、Long Term Evolution(LTE)を仕様化し、LTEのさらなる高速化を目的としてLTE-Advanced(以下、LTE-Advancedを含めてLTEという)を仕様化している。また、3GPPでは、さらに、5G New Radio(NR)などと呼ばれるLTEの後継システムの仕様が検討されている。
NRでは、複数の通信装置、具体的には、Central Unit(gNB-CU)と、gNB-CUの設置場所から張り出して遠隔に配置されるDistributed Unit(gNB-DU)とに分離された無線基地局(gNB)の構成が規定されている。
また、NRでは、gNB-DUに無線リンク制御レイヤ(RLC)などの下位レイヤが備えられ、gNB-CUに無線リソース制御レイヤ(RRC)以上の上位レイヤが備えられる、いわゆるCU-DUのHigher Layer Split(HLS)が規定されている(非特許文献1)。
HLSでは、ユーザ装置(User Equipment, UE)は、RRCでの接続を要求する場合、RRCSetupRequestをgNB-DUに送信する。gNB-DUは、UEから受信したRRCSetupRequestに基づいて、RRCSetupRequestを含む初期上りリンク転送メッセージ、具体的には、INITIAL UL RRC MESSAGE TRANSFERをgNB-CUに送信する。
gNB-DU〜gNB-CU間では、F1 Application Protocol(F1AP)の手順(Elementary Procedures (EPs))に従って、メッセージが送受信される(非特許文献2)。
また、UE-associated signallingを利用するF1APのEP、及びNon UE-associated signallingを利用するF1APのEPは、Stream Control Transmission Protocol(SCTP)レイヤ上の別個のストリーム(SCTPストリーム)を用いて送信される。
3GPP TS 38.401 V15.4.0 3rd Generation Partnership Project;Technical Specification Group Radio Access Network; NG-RAN; Architecture description(Release 15)、3GPP、2018年12月 3GPP TS 38.472 V15.2.0 3rd Generation Partnership Project;Technical Specification Group Radio Access Network; NG-RAN; F1 signalling transport(Release 15)、3GPP、2018年9月
しかしながら、3GPPでは、上述したINITIAL UL RRC MESSAGE TRANSFERが、Non UE-associated signallingまたはUE-associated signallingの何れに該当するのかを規定していない。
このため、gNB-DUが、gNB-CUが意図していないSCTPストリーム(例えば、Non UE-associated signalling用のSCTPストリーム)によってINITIAL UL RRC MESSAGE TRANSFERを送信した場合、gNB-CUは、INITIAL UL RRC MESSAGE TRANSFERを正しく受信できない可能性がある。
そこで、本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、ユーザ装置と無線通信を実行する他の通信装置から送信される初期上りリンク転送メッセージを常に正しく受信できる通信装置の提供を目的とする。
本発明の一態様は、ユーザ装置(UE200A)と無線通信を実行する他の通信装置(gNB-DU110)から、所定レイヤ(SCTP)のストリームを介して送信されるメッセージを受信する受信部(受信部123)と、受信した前記メッセージに基づいて処理を実行する制御部(制御部125)とを備え、前記受信部は、前記ユーザ装置に関連するシグナリング用の前記ストリームである第1ストリーム、及び前記ユーザ装置を含む何れのユーザ装置にも関連しないシグナリング用の前記ストリームである第2ストリームを介して、無線リソース制御レイヤの情報を含む初期上りリンク転送メッセージ(INITIAL UL RRC MESSAGE TRANSFER)を受信可能であり、前記制御部は、前記第1ストリームまたは前記第2ストリームを介して前記受信部が受信した前記初期上りリンク転送メッセージに基づいて処理を実行する。
図1は、無線通信システム10の全体概略構成図である。 図2は、gNB100及びUE200Aのプロトコルスタックを示す図である。 図3は、gNB-CU120の機能ブロック構成図である。 図4は、UE200Aの初期アクセス手順に従った通信シーケンスを示す図である。 図5Aは、gNB-CU120がNon UE-associated signalling用のSCTPストリームを介してINITIAL UL RRC MESSAGE TRANSFERを受信する動作フローを示す図である。 図5Bは、gNB-CU120がUE-associated signalling用のSCTPストリームを介してINITIAL UL RRC MESSAGE TRANSFERを受信する動作フローを示す図である。 図6Aは、Non UE-associated signalling用のSCTPストリームを介してINITIAL UL RRC MESSAGE TRANSFERが送信される例を示す図である。 図6Bは、UE-associated signalling用のSCTPストリームを介してINITIAL UL RRC MESSAGE TRANSFERが送信される例を示す図である。 図7は、gNB-CU120のハードウェア構成の一例を示す図である。
以下、実施形態を図面に基づいて説明する。なお、同一の機能や構成には、同一または類似の符号を付して、その説明を適宜省略する。
(1)無線通信システムの全体概略構成
図1は、本実施形態に係る無線通信システム10の全体概略構成図である。無線通信システム10は、5G(NR)に従った無線通信システムである。
図1に示すように、無線通信システム10は、Next Generation-Radio Access Network 20(以下、NG-RAN20)、及びユーザ装置200A, 200B(以下、UE200A, UE200B)を含む。NG-RAN20は、無線基地局100(以下、gNB100)を含む。なお、gNB及びUEの数を含む無線通信システム10の具体的な構成は、図1に示した例に限定されない。
NG-RAN20は、実際には複数のNG-RAN Node、具体的には、gNB(またはng-eNB)を含み、5Gに従ったコアネットワーク(5GC、不図示)と接続される。
gNB100は、5Gに従った無線基地局であり、UE200A(及びUE200B、以下同)と5Gに従った無線通信を実行する。本実施形態では、gNB100は、後述するように、Central Unit(gNB-CU)と、Distributed Unit(gNB-DU)とによって構成される。
gNB100及びUE200Aは、複数のアンテナ素子から送信される無線信号を制御することによって、より指向性の高いビームを生成するMassive MIMO、複数のコンポーネントキャリア(CC)を用いるキャリアアグリゲーション(CA)、及び複数のNG-RAN NodeとUEとの間においてコンポーネントキャリアを同時送信するデュアルコネクティビティ(DC)などに対応することができる。
図2は、gNB100及びUE200Aのプロトコルスタックを示す。図2に示すように、gNB100は、gNB-Distributed Unit 110(以下、gNB-DU110)と、gNB-Central Unit 120(以下、gNB-CU120)とを含む。
gNB-DU110は、下位レイヤ、具体的には、物理レイヤ(L1)及び無線部(RF)、ミディアムアクセス制御レイヤ(MAC)及び無線リンク制御レイヤ(RLC)を提供(host)する。
gNB-DU110は、UE200Aと当該下位レイヤを介して通信を実行する。本実施形態において、gNB-DU110は、UE200Aと無線通信を実行する他の通信装置を構成する。
gNB-DU110は、一または複数のセルをサポートする。一つのセルは、一つのgNB-DUのみによってサポートされる。gNB-DU110は、gNB-CU120とのF1インターフェースを終端(terminate)する。
gNB-CU120は、パケット・データ・コンバージェンス・プロトコル・レイヤ(PDCP)及び無線リソース制御レイヤ(RRC)を提供する論理ノード(logical node)である。なお、gNB-CU120は、サービス・データ・アダプテーション・プロトコル・レイヤ(SDAP)を提供してもよい。
gNB-CU120は、一または複数のgNB-DU110の動作を制御する。gNB-CU120は、gNB-DU110とのF1インターフェースを終端(terminate)する。
つまり、gNB-CU120は、gNB-DU110と接続され、RLCなどの下位レイヤよりも上位であるRRCを介してUE200Aと通信を実行する。本実施形態において、gNB-CU120は、通信装置を構成する。
このようなプロトコルスタックを有するgNB100を含むNG-RAN20は、UE200Aと確立(establish)されるRRC connectionの移動性を全面的に制御する。
(2)無線通信システムの機能ブロック構成
次に、無線通信システム10の機能ブロック構成について説明する。具体的には、gNB-CU120の機能ブロック構成について説明する。
図3は、gNB-CU120の機能ブロック構成図である。図3に示すように、gNB-CU120は、送信部121、受信部123及び制御部125を備える。
送信部121は、gNB-DU110に対してF1インターフェース、具体的には、F1APに従った各種メッセージを送信する。
特に、本実施形態では、送信部121は、制御部125の制御に基づいて、下りリンク(DL)のメッセージをgNB-DU110に送信する。具体的には、送信部121は、DL方向のRRCにおけるメッセ夷時であるDL RRC MESSAGE TRANSFERをgNB-DU110に送信する。
受信部123は、F1APに従った各種メッセージをgNB-DU110から受信する。特に、本実施形態では、受信部123は、gNB-DU110から所定レイヤのストリームを介して送信されるRRCレイヤの情報を含むメッセージを受信する。
具体的には、所定レイヤとは、F1-C(Control)シグナリングベアラのプロトコルスタック(3GPP TS38.472 4章参照)におけるTransport Network Layer、より具体的には、Transport Network Layerに含まれるStream Control Transmission Protocol(SCTP)を意味する。
受信部123は、SCTPに従ったSCTPストリームを介してRRCレイヤの情報を含むメッセージを受信する。なお、ストリームとは、当該SCTPレイヤにおける論理的な通信路(パス)を意味する。
gNB-DU110とgNB-CU120との間には、複数のSCTPストリームが設定される。具体的には、UE200Aに関連するシグナリング用のストリーム(第1ストリーム)、及びUE200Aに関連しないシグナリング用のストリーム(第2ストリーム)が設定される。
ここで、UE200Aに関連しないシグナリング用のストリームとは、UE200Aを含む何れのUE(UE200B)にも関連しないシグナリング用のストリームを意味する。具体的には、UE200A、及びgNB-DU110とRRC接続された他の全てのUEに関連しないシグナリング(Non UE-associated signalling)用のストリームを意味する。
より具体的には、gNB-DU110とgNB-CU120との間には、UE-associated signalling用のSCTPストリーム、及びNon UE-associated signalling用のSCTPストリームが設定される。
受信部123は、当該SCTPストリームを介して、gNB-DU110から送信された初期上りリンク転送メッセージ、具体的には、INITIAL UL RRC MESSAGE TRANSFERを受信する。
受信部123は、UE-associated signalling用のSCTPストリーム(第1ストリーム)、及びNon UE-associated signalling用のSCTPストリーム(第2ストリーム)を介して、INITIAL UL RRC MESSAGE TRANSFERを受信可能である。
図6A及び図6Bは、SCTPストリームの構成例を示す。具体的には、図6Aは、Non UE-associated signalling用のSCTPストリームを介してINITIAL UL RRC MESSAGE TRANSFERが送信される例を示す。図6Bは、UE-associated signalling用のSCTPストリームを介してINITIAL UL RRC MESSAGE TRANSFERが送信される例を示す。
図6A及び図6Bに示すように、gNB-CU120は、何れのSCTPストリーム、具体的には、Non UE-associated signalling用のSCTPストリーム、及びUE-associated signalling用のSCTPストリームの何れでもINITIAL UL RRC MESSAGE TRANSFERを受信できる。
つまり、受信部123は、UE200Aに関連するUE-associated signalling用のSCTPストリーム、及びUE200Aに関連しないNon UE-associated signalling用のSCTPストリームを介して、INITIAL UL RRC MESSAGE TRANSFERを受信可能である。
なお、UE-associated signalling用のSCTPストリームは、UE200Aに関連しないが他のUE、本実施形態ではUE200Bに関連するUE-associated signalling用のSCTPストリーム(第3ストリーム)がさらに設定される場合がある。具体的には、図6A及び図6BのgNB-DU110〜gNB-CU120間のUE-associated signalling用のSCTPストリーム側の二重線のぞれぞれは、別のUE-associated signalling用のSCTPストリーム(例えば、UE200A用とUE200B用)であることを意味している。
制御部125は、gNB-CU120の動作を制御する。特に、本実施形態では、受信部123が受信したRRCレイヤの情報を含むメッセージに基づいて処理を実行する。
具体的には、制御部125は、UE-associated signalling用のSCTPストリーム(第1ストリーム)、またはNon UE-associated signalling用のSCTPストリーム(第2ストリーム)を介して受信部123が受信したINITIAL UL RRC MESSAGE TRANSFERに基づいて、処理を実行する。
より具体的には、制御部125は、受信したINITIAL UL RRC MESSAGE TRANSFERに基づいて、UE200Aの初期アクセス手順(3GPP TS38.401 8.1章参照)を開始する。
(3)無線通信システムの動作
次に、無線通信システム10の動作について説明する。具体的には、gNB-DU110とgNB-CU120とによるUE200Aの初期アクセスに関する動作について説明する。
(3.1)UEの初期アクセスシーケンス
図4は、UE200Aの初期アクセス手順に従った通信シーケンスを示す。図4に示す通信シーケンスは、3GPP TS38.401 8.1章に記載されている内容と同様である。
図4に示すように、UE200Aは、NG-RAN20へのRRC接続を開始するため、RRCSetupRequestをgNB-DU110に送信する(S1)。
gNB-DU110は、受信したRRCSetupRequestに基づいて、RRCレイヤの初期上りリンク転送メッセージであるINITIAL UL RRC MESSAGE TRANSFERをgNB-CU120に送信する(S2)。gNB-DU110は、当該RRCSetupRequestの内容、つまり、RRCレイヤの情報をINITIAL UL RRC MESSAGE TRANSFERに含める。
gNB-CU120は、受信したINITIAL UL RRC MESSAGE TRANSFERに含まれるRRCSetupRequestに基づいて、UE200Aに対してF1AP IDを割り当て、RRCレイヤのメッセージであるRRCSetupを生成する。
gNB-CU120は、生成したRRCSetupを含む、具体的には、カプセリングされたDL RRC MESSAGE TRANSFERをgNB-DU110に送信する(S3)。
gNB-DU110は、受信したDL RRC MESSAGE TRANSFERに含まれるRRCSetupをUE200Aに転送する(S4)。以下、RRCに従って接続が実行される(S5, S6)。
(3.2)gNB-CU120による初期上りリンク転送メッセージの受信動作
上述したように、gNB-CU120は、Non UE-associated signalling用のSCTPストリーム、及びUE-associated signalling用のSCTPストリームの何れでもINITIAL UL RRC MESSAGE TRANSFERを受信できる(図6A及び図6B参照)。
図5Aは、図6Aと対応しており、gNB-CU120がNon UE-associated signalling用のSCTPストリームを介してINITIAL UL RRC MESSAGE TRANSFERを受信する動作フローを示す。
図5Bは、図6Bと対応しており、gNB-CU120がUE-associated signalling用のSCTPストリームを介してINITIAL UL RRC MESSAGE TRANSFERを受信する動作フローを示す。
(3.2.1)Non UE-associated signalling用のSCTPストリームでの受信
図5Aに示すように、gNB-CU120は、Non UE-associated signalling用のSCTPストリームを介してINITIAL UL RRC MESSAGE TRANSFERを受信する(S10)。
gNB-CU120は、INITIAL UL RRC MESSAGE TRANSFERを処理し、INITIAL UL RRC MESSAGE TRANSFERに含まれるRRCSetupRequestに基づいてRRCSetupを生成する(S20)。
gNB-CU120は、生成したRRCSetupを含むDL RRC MESSAGE TRANSFERをgNB-DU110に送信する(S30)。
(3.2.2)UE-associated signalling用のSCTPストリームでの受信
図5Bに示すように、gNB-CU120は、UE-associated signalling用のSCTPストリームを介してINITIAL UL RRC MESSAGE TRANSFERを受信する(S11)。
gNB-CU120は、INITIAL UL RRC MESSAGE TRANSFERを処理し、INITIAL UL RRC MESSAGE TRANSFERに含まれるRRCSetupRequestに基づいてRRCSetupを生成する(S21)。
gNB-CU120は、生成したRRCSetupを含むDL RRC MESSAGE TRANSFERをgNB-DU110に送信する(S31)。
図5A及び図5Bに示したように、gNB-CU120は、Non UE-associated signalling用のSCTPストリーム、及びUE-associated signalling用のSCTPストリームを介してINITIAL UL RRC MESSAGE TRANSFERを受信した場合でも、RRCSetupRequestに基づいてRRCSetupを生成し、DL RRC MESSAGE TRANSFERを送信できる。
(4)作用・効果
上述した実施形態によれば、以下の作用効果が得られる。具体的には、gNB-CU120は、UE-associated signalling用のSCTPストリーム(第1ストリーム)、及びNon UE-associated signalling用のSCTPストリーム(第2ストリーム)を介して、INITIAL UL RRC MESSAGE TRANSFERを受信可能である。
つまり、gNB-CU120は、何れのSCTPストリーム、具体的には、Non UE-associated signalling用のSCTPストリーム、及びUE-associated signalling用のSCTPストリームの何れでもINITIAL UL RRC MESSAGE TRANSFERを受信できる。
このため、UE200Aと無線通信を実行するgNB-DU110から送信されるINITIAL UL RRC MESSAGE TRANSFERを常に正しく受信できる。
具体的には、3GPPにおいて、INITIAL UL RRC MESSAGE TRANSFERがNon UE-associated signallingまたはUE-associated signallingの何れに該当するのかを規定されていない場合、或いは、INITIAL UL RRC MESSAGE TRANSFERをNon UE-associated signalling用のSCTPストリーム及びUE-associated signalling用のSCTPストリームの何れで送信してもよい場合が想定される。
この場合、何れのSCTPストリームによってINITIAL UL RRC MESSAGE TRANSFERがgNB-DU110から送信されるかが不明となるが、このような場合でも、gNB-CU120は、常にINITIAL UL RRC MESSAGE TRANSFERを正しく受信できる。
これにより、UE200Aは、gNB-DU110及びgNB-CU120を経由して、RRCレイヤの接続を確実に実行し得る。
本実施形態では、gNB-CU120は、SCTPに従ったSCTPストリームを介してINITIAL UL RRC MESSAGE TRANSFERを受信する。このため、gNB-CU120は、F1-CシグナリングベアラのプロトコルスタックにおけるTransport Network Layerに含まれるSCTPに従ったストリームを介して、RRCSetupRequestを含むINITIAL UL RRC MESSAGE TRANSFERを受信できる。
(5)その他の実施形態
以上、実施例に沿って本発明の内容を説明したが、本発明はこれらの記載に限定されるものではなく、種々の変形及び改良が可能であることは、当業者には自明である。
例えば、上述した実施形態では、gNB-CU120は、SCTPに従ったSCTPストリームを介してINITIAL UL RRC MESSAGE TRANSFERを受信するが、当該ストリームは、必ずしもSCTPに従っていなくてもよい。つまり、F1-CシグナリングベアラのプロトコルスタックにおけるTransport Network Layerに含まれるプロトコルであって、F1APの下位に位置するプロトコルであれば、必ずしもSCTPと呼ばれていなくても構わない。
また、上述した実施形態では、gNB-CU120は、RRCSetupRequestを含むINITIAL UL RRC MESSAGE TRANSFERを受信するが、RRCレイヤの設定要求を含むメッセージであれば、必ずしもINITIAL UL RRC MESSAGE TRANSFERでなくても構わない。
また、上述した実施形態の説明に用いたブロック構成図(図3)は、機能単位のブロックを示している。これらの機能ブロック(構成部)は、ハードウェア及びソフトウェアの少なくとも一方の任意の組み合わせによって実現される。また、各機能ブロックの実現方法は特に限定されない。すなわち、各機能ブロックは、物理的または論理的に結合した1つの装置を用いて実現されてもよいし、物理的または論理的に分離した2つ以上の装置を直接的または間接的に(例えば、有線、無線などを用いて)接続し、これら複数の装置を用いて実現されてもよい。機能ブロックは、上記1つの装置または上記複数の装置にソフトウェアを組み合わせて実現されてもよい。
機能には、判断、決定、判定、計算、算出、処理、導出、調査、探索、確認、受信、送信、出力、アクセス、解決、選択、選定、確立、比較、想定、期待、見做し、報知(broadcasting)、通知(notifying)、通信(communicating)、転送(forwarding)、構成(configuring)、再構成(reconfiguring)、割り当て(allocating、mapping)、割り振り(assigning)などがあるが、これらに限られない。例えば、送信を機能させる機能ブロック(構成部)は、送信部(transmitting unit)や送信機(transmitter)と呼称される。何れも、上述したとおり、実現方法は特に限定されない。
さらに、上述したgNB-CU120は、本開示の無線通信方法の処理を行うコンピュータとして機能してもよい。図7は、gNB-CU120のハードウェア構成の一例を示す図である。図7に示すように、gNB-CU120は、プロセッサ1001、メモリ1002、ストレージ1003、通信装置1004、入力装置1005、出力装置1006及びバス1007などを含むコンピュータ装置として構成されてもよい。
なお、以下の説明では、「装置」という文言は、回路、デバイス、ユニットなどに読み替えることができる。当該装置のハードウェア構成は、図に示した各装置を1つまたは複数含むように構成されてもよいし、一部の装置を含まずに構成されてもよい。
gNB-CU120の各機能ブロック(図3参照)は、当該コンピュータ装置の何れかのハードウェア要素、または当該ハードウェア要素の組み合わせによって実現される。
また、gNB-CU120における各機能は、プロセッサ1001、メモリ1002などのハードウェア上に所定のソフトウェア(プログラム)を読み込ませることによって、プロセッサ1001が演算を行い、通信装置1004による通信を制御したり、メモリ1002及びストレージ1003におけるデータの読み出し及び書き込みの少なくとも一方を制御したりすることによって実現される。
プロセッサ1001は、例えば、オペレーティングシステムを動作させてコンピュータ全体を制御する。プロセッサ1001は、周辺装置とのインタフェース、制御装置、演算装置、レジスタなどを含む中央処理装置(CPU)によって構成されてもよい。
また、プロセッサ1001は、プログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュール、データなどを、ストレージ1003及び通信装置1004の少なくとも一方からメモリ1002に読み出し、これらに従って各種の処理を実行する。プログラムとしては、上述の実施の形態において説明した動作の少なくとも一部をコンピュータに実行させるプログラムが用いられる。さらに、上述の各種処理は、1つのプロセッサ1001によって実行されてもよいし、2つ以上のプロセッサ1001により同時または逐次に実行されてもよい。プロセッサ1001は、1以上のチップによって実装されてもよい。なお、プログラムは、電気通信回線を介してネットワークから送信されてもよい。
メモリ1002は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、Read Only Memory(ROM)、Erasable Programmable ROM(EPROM)、Electrically Erasable Programmable ROM(EEPROM)、Random Access Memory(RAM)などの少なくとも1つによって構成されてもよい。メモリ1002は、レジスタ、キャッシュ、メインメモリ(主記憶装置)などと呼ばれてもよい。メモリ1002は、本開示の一実施形態に係る方法を実行可能なプログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュールなどを保存することができる。
ストレージ1003は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、Compact Disc ROM(CD-ROM)などの光ディスク、ハードディスクドライブ、フレキシブルディスク、光磁気ディスク(例えば、コンパクトディスク、デジタル多用途ディスク、Blu-ray(登録商標)ディスク)、スマートカード、フラッシュメモリ(例えば、カード、スティック、キードライブ)、フロッピー(登録商標)ディスク、磁気ストリップなどの少なくとも1つによって構成されてもよい。ストレージ1003は、補助記憶装置と呼ばれてもよい。上述の記録媒体は、例えば、メモリ1002及びストレージ1003の少なくとも一方を含むデータベース、サーバその他の適切な媒体であってもよい。
通信装置1004は、有線ネットワーク及び無線ネットワークの少なくとも一方を介してコンピュータ間の通信を行うためのハードウェア(送受信デバイス)であり、例えばネットワークデバイス、ネットワークコントローラ、ネットワークカード、通信モジュールなどともいう。
通信装置1004は、例えば周波数分割複信(Frequency Division Duplex:FDD)及び時分割複信(Time Division Duplex:TDD)の少なくとも一方を実現するために、高周波スイッチ、デュプレクサ、フィルタ、周波数シンセサイザなどを含んで構成されてもよい。
入力装置1005は、外部からの入力を受け付ける入力デバイス(例えば、キーボード、マウス、マイクロフォン、スイッチ、ボタン、センサなど)である。出力装置1006は、外部への出力を実施する出力デバイス(例えば、ディスプレイ、スピーカー、LEDランプなど)である。なお、入力装置1005及び出力装置1006は、一体となった構成(例えば、タッチパネル)であってもよい。
また、プロセッサ1001及びメモリ1002などの各装置は、情報を通信するためのバス1007で接続される。バス1007は、単一のバスを用いて構成されてもよいし、装置間ごとに異なるバスを用いて構成されてもよい。
さらに、当該装置は、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(Digital Signal Processor: DSP)、Application Specific Integrated Circuit(ASIC)、Programmable Logic Device(PLD)、Field Programmable Gate Array(FPGA)などのハードウェアを含んで構成されてもよく、当該ハードウェアにより、各機能ブロックの一部または全てが実現されてもよい。例えば、プロセッサ1001は、これらのハードウェアの少なくとも1つを用いて実装されてもよい。
また、情報の通知は、本開示において説明した態様/実施形態に限られず、他の方法を用いて行われてもよい。例えば、情報の通知は、物理レイヤシグナリング(例えば、Downlink Control Information(DCI)、Uplink Control Information(UCI)、上位レイヤシグナリング(例えば、RRCシグナリング、Medium Access Control(MAC)シグナリング、報知情報(Master Information Block(MIB)、System Information Block(SIB))、その他の信号またはこれらの組み合わせによって実施されてもよい。また、RRCシグナリングは、RRCメッセージと呼ばれてもよく、例えば、RRC接続セットアップ(RRC Connection Setup)メッセージ、RRC接続再構成(RRC Connection Reconfiguration)メッセージなどであってもよい。
本開示において説明した各態様/実施形態は、Long Term Evolution(LTE)、LTE-Advanced(LTE-A)、SUPER 3G、IMT-Advanced、4th generation mobile communication system(4G)、5th generation mobile communication system(5G)、Future Radio Access(FRA)、New Radio(NR)、W-CDMA(登録商標)、GSM(登録商標)、CDMA2000、Ultra Mobile Broadband(UMB)、IEEE 802.11(Wi-Fi(登録商標))、IEEE 802.16(WiMAX(登録商標))、IEEE 802.20、Ultra-WideBand(UWB)、Bluetooth(登録商標)、その他の適切なシステムを利用するシステム及びこれらに基づいて拡張された次世代システムの少なくとも一つに適用されてもよい。また、複数のシステムが組み合わされて(例えば、LTE及びLTE-Aの少なくとも一方と5Gとの組み合わせなど)適用されてもよい。
本開示において説明した各態様/実施形態の処理手順、シーケンス、フローチャートなどは、矛盾の無い限り、順序を入れ替えてもよい。例えば、本開示において説明した方法については、例示的な順序を用いて様々なステップの要素を提示しており、提示した特定の順序に限定されない。
本開示において基地局によって行われるとした特定動作は、場合によってはその上位ノード(upper node)によって行われることもある。基地局を有する1つまたは複数のネットワークノード(network nodes)からなるネットワークにおいて、端末との通信のために行われる様々な動作は、基地局及び基地局以外の他のネットワークノード(例えば、MMEまたはS-GWなどが考えられるが、これらに限られない)の少なくとも1つによって行われ得ることは明らかである。上記において基地局以外の他のネットワークノードが1つである場合を例示したが、複数の他のネットワークノードの組み合わせ(例えば、MME及びS-GW)であってもよい。
情報、信号(情報等)は、上位レイヤ(または下位レイヤ)から下位レイヤ(または上位レイヤ)へ出力され得る。複数のネットワークノードを介して入出力されてもよい。
入出力された情報は、特定の場所(例えば、メモリ)に保存されてもよいし、管理テーブルを用いて管理してもよい。入出力される情報は、上書き、更新、または追記され得る。出力された情報は削除されてもよい。入力された情報は他の装置へ送信されてもよい。
判定は、1ビットで表される値(0か1か)によって行われてもよいし、真偽値(Boolean:trueまたはfalse)によって行われてもよいし、数値の比較(例えば、所定の値との比較)によって行われてもよい。
本開示において説明した各態様/実施形態は単独で用いてもよいし、組み合わせて用いてもよいし、実行に伴って切り替えて用いてもよい。また、所定の情報の通知(例えば、「Xであること」の通知)は、明示的に行うものに限られず、暗黙的(例えば、当該所定の情報の通知を行わない)ことによって行われてもよい。
ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語と呼ばれるか、他の名称で呼ばれるかを問わず、命令、命令セット、コード、コードセグメント、プログラムコード、プログラム、サブプログラム、ソフトウェアモジュール、アプリケーション、ソフトウェアアプリケーション、ソフトウェアパッケージ、ルーチン、サブルーチン、オブジェクト、実行可能ファイル、実行スレッド、手順、機能などを意味するよう広く解釈されるべきである。
また、ソフトウェア、命令、情報などは、伝送媒体を介して送受信されてもよい。例えば、ソフトウェアが、有線技術(同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(Digital Subscriber Line:DSL)など)及び無線技術(赤外線、マイクロ波など)の少なくとも一方を使用してウェブサイト、サーバ、または他のリモートソースから送信される場合、これらの有線技術及び無線技術の少なくとも一方は、伝送媒体の定義内に含まれる。
本開示において説明した情報、信号などは、様々な異なる技術の何れかを使用して表されてもよい。例えば、上記の説明全体に渡って言及され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、チップなどは、電圧、電流、電磁波、磁界若しくは磁性粒子、光場若しくは光子、またはこれらの任意の組み合わせによって表されてもよい。
なお、本開示において説明した用語及び本開示の理解に必要な用語については、同一のまたは類似する意味を有する用語と置き換えてもよい。例えば、チャネル及びシンボルの少なくとも一方は信号(シグナリング)であってもよい。また、信号はメッセージであってもよい。また、コンポーネントキャリア(Component Carrier:CC)は、キャリア周波数、セル、周波数キャリアなどと呼ばれてもよい。
本開示において使用する「システム」及び「ネットワーク」という用語は、互換的に使用される。
また、本開示において説明した情報、パラメータなどは、絶対値を用いて表されてもよいし、所定の値からの相対値を用いて表されてもよいし、対応する別の情報を用いて表されてもよい。例えば、無線リソースはインデックスによって指示されるものであってもよい。
上述したパラメータに使用する名称はいかなる点においても限定的な名称ではない。さらに、これらのパラメータを使用する数式等は、本開示で明示的に開示したものと異なる場合もある。様々なチャネル(例えば、PUCCH、PDCCHなど)及び情報要素は、あらゆる好適な名称によって識別できるため、これらの様々なチャネル及び情報要素に割り当てている様々な名称は、いかなる点においても限定的な名称ではない。
本開示においては、「基地局(Base Station:BS)」、「無線基地局」、「固定局(fixed station)」、「NodeB」、「eNodeB(eNB)」、「gNodeB(gNB)」、「アクセスポイント(access point)」、「送信ポイント(transmission point)」、「受信ポイント(reception point)、「送受信ポイント(transmission/reception point)」、「セル」、「セクタ」、「セルグループ」、「キャリア」、「コンポーネントキャリア」などの用語は、互換的に使用され得る。基地局は、マクロセル、スモールセル、フェムトセル、ピコセルなどの用語で呼ばれる場合もある。
基地局は、1つまたは複数(例えば、3つ)のセル(セクタとも呼ばれる)を収容することができる。基地局が複数のセルを収容する場合、基地局のカバレッジエリア全体は複数のより小さいエリアに区分でき、各々のより小さいエリアは、基地局サブシステム(例えば、屋内用の小型基地局(Remote Radio Head:RRH)によって通信サービスを提供することもできる。
「セル」または「セクタ」という用語は、このカバレッジにおいて通信サービスを行う基地局、及び基地局サブシステムの少なくとも一方のカバレッジエリアの一部または全体を指す。
本開示においては、「移動局(Mobile Station:MS)」、「ユーザ端末(user terminal)」、「ユーザ装置(User Equipment:UE)」、「端末」などの用語は、互換的に使用され得る。
移動局は、当業者によって、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、リモートユニット、モバイルデバイス、ワイヤレスデバイス、ワイヤレス通信デバイス、リモートデバイス、モバイル加入者局、アクセス端末、モバイル端末、ワイヤレス端末、リモート端末、ハンドセット、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアント、またはいくつかの他の適切な用語で呼ばれる場合もある。
基地局及び移動局の少なくとも一方は、送信装置、受信装置、通信装置などと呼ばれてもよい。なお、基地局及び移動局の少なくとも一方は、移動体に搭載されたデバイス、移動体自体などであってもよい。当該移動体は、乗り物(例えば、車、飛行機など)であってもよいし、無人で動く移動体(例えば、ドローン、自動運転車など)であってもよいし、ロボット(有人型または無人型)であってもよい。なお、基地局及び移動局の少なくとも一方は、必ずしも通信動作時に移動しない装置も含む。例えば、基地局及び移動局の少なくとも一方は、センサなどのInternet of Things(IoT)機器であってもよい。
また、本開示における基地局は、移動局(ユーザ端末、以下同)として読み替えてもよい。例えば、基地局及び移動局間の通信を、複数の移動局間の通信(例えば、Device-to-Device(D2D)、Vehicle-to-Everything(V2X)などと呼ばれてもよい)に置き換えた構成について、本開示の各態様/実施形態を適用してもよい。この場合、基地局が有する機能を移動局が有する構成としてもよい。また、「上り」及び「下り」などの文言は、端末間通信に対応する文言(例えば、「サイド(side)」)で読み替えられてもよい。例えば、上りチャネル、下りチャネルなどは、サイドチャネルで読み替えられてもよい。
同様に、本開示における移動局は、基地局として読み替えてもよい。この場合、移動局が有する機能を基地局が有する構成としてもよい。
「接続された(connected)」、「結合された(coupled)」という用語、またはこれらのあらゆる変形は、2またはそれ以上の要素間の直接的または間接的なあらゆる接続または結合を意味し、互いに「接続」または「結合」された2つの要素間に1またはそれ以上の中間要素が存在することを含むことができる。要素間の結合または接続は、物理的なものであっても、論理的なものであっても、或いはこれらの組み合わせであってもよい。例えば、「接続」は「アクセス」で読み替えられてもよい。本開示で使用する場合、2つの要素は、1またはそれ以上の電線、ケーブル及びプリント電気接続の少なくとも一つを用いて、並びにいくつかの非限定的かつ非包括的な例として、無線周波数領域、マイクロ波領域及び光(可視及び不可視の両方)領域の波長を有する電磁エネルギーなどを用いて、互いに「接続」または「結合」されると考えることができる。
参照信号は、Reference Signal(RS)と略称することもでき、適用される標準によってパイロット(Pilot)と呼ばれてもよい。
本開示において使用する「に基づいて」という記載は、別段に明記されていない限り、「のみに基づいて」を意味しない。言い換えれば、「に基づいて」という記載は、「のみに基づいて」と「に少なくとも基づいて」の両方を意味する。
本開示において使用する「第1」、「第2」などの呼称を使用した要素へのいかなる参照も、それらの要素の量または順序を全般的に限定しない。これらの呼称は、2つ以上の要素間を区別する便利な方法として本開示において使用され得る。したがって、第1及び第2の要素への参照は、2つの要素のみがそこで採用され得ること、または何らかの形で第1の要素が第2の要素に先行しなければならないことを意味しない。
本開示において、「含む(include)」、「含んでいる(including)」及びそれらの変形が使用されている場合、これらの用語は、用語「備える(comprising)」と同様に、包括的であることが意図される。さらに、本開示において使用されている用語「または(or)」は、排他的論理和ではないことが意図される。
本開示において、例えば、英語でのa, an及びtheのように、翻訳により冠詞が追加された場合、本開示は、これらの冠詞の後に続く名詞が複数形であることを含んでもよい。
本開示において、「AとBが異なる」という用語は、「AとBが互いに異なる」ことを意味してもよい。なお、当該用語は、「AとBがそれぞれCと異なる」ことを意味してもよい。「離れる」、「結合される」などの用語も、「異なる」と同様に解釈されてもよい。
以上、本開示について詳細に説明したが、当業者にとっては、本開示が本開示中に説明した実施形態に限定されるものではないということは明らかである。本開示は、請求の範囲の記載により定まる本開示の趣旨及び範囲を逸脱することなく修正及び変更態様として実施することができる。したがって、本開示の記載は、例示説明を目的とするものであり、本開示に対して何ら制限的な意味を有するものではない。
10 無線通信システム
20 NG-RAN
100 gNB
110 gNB-DU
120 gNB-CU
121 送信部
123 受信部
125 制御部
200A, 200B UE
1001 プロセッサ
1002 メモリ
1003 ストレージ
1004 通信装置
1005 入力装置
1006 出力装置
1007 バス

Claims (3)

  1. ユーザ装置と無線通信を実行する他の通信装置から、所定レイヤのストリームを介して送信されるメッセージを受信する受信部と、
    受信した前記メッセージに基づいて処理を実行する制御部と
    を備え、
    前記受信部は、前記ユーザ装置に関連するシグナリング用の前記ストリームである第1ストリーム、及び前記ユーザ装置を含む何れのユーザ装置にも関連しないシグナリング用の前記ストリームである第2ストリームを介して、無線リソース制御レイヤの情報を含む初期上りリンク転送メッセージを受信可能であり、
    前記制御部は、前記第1ストリームまたは前記第2ストリームを介して前記受信部が受信した前記初期上りリンク転送メッセージに基づいて処理を実行する通信装置。
  2. 前記受信部は、Stream Control Transmission Protocolに従ったSCTPストリームを介して、前記初期上りリンク転送メッセージを受信する請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記受信部は、前記第1ストリーム及び前記第2ストリームを介して、INITIAL UL RRC MESSAGE TRANSFERを受信可能である請求項1または2に記載の通信装置。
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