JPWO2018229955A1 - 端末及び無線通信方法 - Google Patents

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Abstract

ユーザ端末(20)は、復調用参照信号を含む下りリンク信号を受信する受信部(202)と、下りリンク信号から復調用参照信号を分離する制御部(203)と、復調用参照信号を用いてチャネル推定値を算出するチャネル推定部(204)と、を具備する。受信部(202)は、複数のポートのうちユーザ端末(20)に割り当てられたポートを示す割当情報と、複数のポートそれぞれの復調用参照信号を配置するリソース要素を規定する第1のマッピングパターンおよび第1のマッピングパターンに含まれる第2のマッピングパターンから選択されたマッピングパターンを示すパターン情報を受信し、制御部(203)は、パターン情報が示すマッピングパターンに基づいて、下りリンク信号からユーザ端末(20)に割り当てられたポートの復調用参照信号を分離する。

Description

本発明は、ユーザ端末及びチャネル推定方法に関する。
UMTS(Universal Mobile Telecommunication System)ネットワークにおいて、更なる高速データレート、低遅延などを目的としてロングタームエボリューション(LTE:Long Term Evolution)が仕様化された(非特許文献1)。また、LTEからの更なる広帯域化及び高速化を目的として、LTEの後継システムも検討されている。LTEの後継システムには、例えば、LTE−A(LTE-Advanced)、FRA(Future Radio Access)、5G(5th generation mobile communication system)、5G+(5G plus)、New−RAT(Radio Access Technology)などと呼ばれるものがある。
将来の無線通信システム(例えば、5G)では、低いキャリア周波数から高いキャリア周波数まで幅広い周波数をサポートすることが期待されている。例えば、低いキャリア周波数、高いキャリア高周波数などの周波数帯毎に伝搬路環境(例えば、通信品質および周波数選択性)および/または要求条件(サポートする端末の移動速度等)が大きく異なることから、将来の無線通信システムでは、参照信号等の配置(マッピング)を柔軟にサポートすることが望まれる。
例えば、将来の無線通信システムでは、参照信号の位置および/または数が異なる複数のマッピングパターンの中で切替えることが検討されている。
しかしながら、一方の無線通信装置(例えば、無線基地局(gNB))が、他方の無線通信装置(例えば、ユーザ端末(UE))に送信する参照信号の配置を示すマッピングパターンを、複数のマッピングパターンの中で切替えた場合、2つの無線通信装置が想定するマッピングパターンに齟齬が生じてしまう。その結果、参照信号を受信する無線通信装置(例えば、ユーザ端末(UE))は、送信された参照信号を適切に受信することができないため、チャネルの推定精度の劣化が生じるおそれがある。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、参照信号を適切に受信でき、チャネルの推定精度の劣化を回避できるユーザ端末及びチャネル推定方法を提供することを目的の一つとする。
本発明の一態様に係るユーザ端末は、復調用参照信号を含む下りリンク信号を受信する受信部と、前記下りリンク信号から前記復調用参照信号を分離する制御部と、前記復調用参照信号を用いてチャネル推定値を算出するチャネル推定部と、を具備するユーザ端末であって、前記受信部は、複数のポートのうち前記ユーザ端末に割り当てられたポートを示す割当情報と、前記複数のポートそれぞれの前記復調用参照信号を配置するリソース要素を規定する第1のマッピングパターンおよび前記第1のマッピングパターンに含まれる第2のマッピングパターンから選択されたマッピングパターンを示すパターン情報とを受信し、前記制御部は、前記パターン情報が示すマッピングパターンに基づいて、前記ユーザ端末に割り当てられたポートの前記復調用参照信号を前記下りリンク信号から分離する。
本発明の一態様によれば、参照信号を適切に受信でき、チャネルの推定精度の劣化を抑制できる。
本発明の一実施の形態に係る無線基地局の全体構成の一例を示すブロック図である。 本発明の一実施の形態に係るユーザ端末の全体構成の一例を示すブロック図である。 第1の例のマッピングパターンを示す図である。 図3のマッピングパターンそれぞれにおけるレイヤ#1とレイヤ#2のDMRSの配置を示す図である。 第2の例のマッピングパターンを示す図である。 ミニスロットにおける第1の例のマッピングパターンを示す図である。 ミニスロットにおける第2の例のマッピングパターンを示す図である。 ミニスロットにおける第3の例のマッピングパターンを示す図である。 ミニスロットにおける第4の例のマッピングパターンを示す図である。 本発明の一実施の形態に係る無線基地局及びユーザ端末のハードウェア構成の一例を示す図である。
以下、本発明の各実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
(一実施の形態)
本実施の形態に係る無線通信システムは、少なくとも、図1に示す無線基地局10(例えば、gNB(gNodeB)とも呼ばれる)、及び、図2に示すユーザ端末20(例えば、UE(User Equipment)とも呼ばれる)を備える。ユーザ端末20は、無線基地局10に接続している。
無線基地局10は、ユーザ端末20に対して、下り制御チャネル(例えば、PDCCH:Physical Downlink Control Channel)を用いて下りリンク(DL)制御信号を送信し、下りデータチャネル(例えば、下り共有チャネル:PDSCH:Physical Downlink Shared Channel)を用いてDLデータ信号及びDLデータ信号を復調するための復調用参照信号(Demodulation Reference Signal、以下、DMRS)を送信する。また、ユーザ端末20は、無線基地局10に対して、上り制御チャネル(例えば、PUCCH:Physical Uplink Control Channel)もしくは上りデータチャネル(例えば、上り共有チャネル:PUSCH:Physical Uplink Shared Channel)を用いて上りリンク(UL)制御信号を送信し、上りデータチャネル(例えば、上り共有チャネル:PUSCH:Physical Uplink Shared Channel)を用いてULデータ信号及びDMRSを送信する。
なお、無線基地局10及びユーザ端末20が送受信する下りチャネル及び上りチャネルは、上記のPDCCH、PDSCH、PUCCH、PUSCH等に限定されず、例えば、PBCH(Physical Broadcast Channel)、RACH(Random Access Channel)等の他のチャネルでもよい。
また、図1及び図2では、無線基地局10及びユーザ端末20において生成されるDL/ULの信号波形は、OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)変調に基づく信号波形でもよく、SC−FDMA(Single Carrier-Frequency Division Multiple Access)又はDFT−S−OFDM(DFT-Spread-OFDM))に基づく信号波形でもよく、他の信号波形でもよい。図1及び図2では、信号波形を生成するための構成部(例えば、IFFT処理部、CP付加部、CP除去部、FFT処理部等)の記載を省略している。
<無線基地局>
図1は、本実施の形態に係る無線基地局10の全体構成の一例を示すブロック図である。図1に示す無線基地局10は、スケジューラ101と、送信信号生成部102と、符号化・変調部103と、マッピング部104と、送信部105と、アンテナ106と、受信部107と、制御部108と、チャネル推定部109と、復調・復号部110と、を含む構成を採る。なお、無線基地局10は、複数のユーザ端末20と同時に通信を行うMU−MIMO(Multi-User Multiple-Input Multiple-Output)の構成を有していても良く、1つのユーザ端末20と通信を行うSU−MIMO(Single-User Multiple-Input Multiple-Output)の構成を有していても良い。
スケジューラ101は、DL信号(DLデータ信号、DL制御信号及びDMRS等)のスケジューリング(例えば、リソース割当)を行う。また、スケジューラ101は、UL信号(ULデータ信号、UL制御信号及びDMRS等)のスケジューリング(例えば、リソース割当、レイヤ(ポート)割当)を行う。ポートとは、複数のレイヤにて、ユーザ端末20毎に論理的に割り当てられるDMRS等のマッピングパターンを意味する。なお、本実施の形態では、ポートとレイヤとが1対1に対応するとして説明するが、本発明はこれに限定されない。ポートおよび/またはレイヤは、異なる用語で定義されても良い。
スケジューリングにおいて、スケジューラ101は、各ユーザ端末20に割り当てるレイヤ(ポート番号)を設定する。
また、スケジューリングにおいて、スケジューラ101は、DL信号のDMRSがマッピングされるリソース要素を示すマッピングパターンを予め複数用意し、例えば、ユーザ端末20の多重数、および、各ユーザ端末20に割り当てるレイヤ(ポート番号)に基づいて、複数のマッピングパターンを切替えて、1つのマッピングパターンを選択する。複数用意されるマッピングパターンは、DMRSの配置の一部が互いに異なる。また、マッピングパターンは、複数のレイヤに渡ってDMRSをマッピングするリソース要素を規定する。
各ユーザ端末20に割り当てたポート番号の情報(割当情報)および選択されたマッピングパターンを示す情報(パターン情報)は、例えば、上位レイヤ(例えば、RRC(Radio Resource Control)又はMAC(Medium Access Control))シグナリングによって各ユーザ端末20へ通知されてもよく、物理レイヤ(PHY)シグナリングによって各ユーザ端末20へ通知されてもよい。
また、シグナリングは、各ユーザ端末20に個別に行われても良いし、特定の単位毎に行われても良い。例えば、割り当てるリソースユニット毎、サブバンド毎、リソースブロックグループ(RBG:Resource Block Group)毎、コンポーネントキャリア(CC:Component Carrier)毎、セル毎、キャリア周波数毎に共通のシグナリングとしても良い。
また、シグナリングは、周期的に実行されても良いし、動的に実行されても良い。
スケジューラ101は、割当情報および/またはパターン情報を含むスケジューリング情報を送信信号生成部102及びマッピング部104に出力する。
スケジューラ101における、マッピングパターンの具体例およびパターン情報の具体例については後述する。
また、スケジューラ101は、例えば、無線基地局10とユーザ端末20との間のチャネル品質に基づいて、DLデータ信号及びULデータ信号のMCS(Modulation and Coding Scheme)(符号化率、変調方式等)を設定し、MCS情報を送信信号生成部102及び符号化・変調部103へ出力する。なお、MCSは、無線基地局10が設定する場合に限定されず、ユーザ端末20が設定してもよい。ユーザ端末20がMCSを設定する場合、無線基地局10は、ユーザ端末20からMCS情報を受信すればよい(図示せず)。
送信信号生成部102は、送信信号(DLデータ信号、DL制御信号を含む)を生成する。例えば、DL制御信号には、スケジューラ101から出力されたスケジューリング情報(例えば、DLデータ信号のリソース割当情報)又はMCS情報を含む下り制御情報(DCI:Downlink Control Information)が含まれる。送信信号生成部102は、生成した送信信号を符号化・変調部103に出力する。
符号化・変調部103は、例えば、スケジューラ101から入力されるMCS情報に基づいて、送信信号生成部102から入力される送信信号に対して、符号化処理及び変調処理を行う。符号化・変調部103は、変調後の送信信号をマッピング部104に出力する。
マッピング部104は、スケジューラ101から入力されるスケジューリング情報(例えば、DLのリソース割当、各ユーザ端末20に割り当てたポート番号、および、DMRSのマッピングパターン)に基づいて、符号化・変調部103から入力される送信信号を所定の無線リソース(DLリソース)にマッピングする。また、マッピング部104は、スケジューリング情報に基づいて、参照信号(例えば、DMRS)を所定の無線リソース(DLリソース)にマッピングする。マッピング部104は、無線リソースにマッピングされたDL信号を送信部105に出力する。
送信部105は、マッピング部104から入力されるDL信号に対して、アップコンバート、増幅等の送信処理を行い、無線周波数信号(DL信号)をアンテナ106から送信する。
受信部107は、アンテナ106で受信された無線周波数信号(UL信号)に対して、増幅、ダウンコンバート等の受信処理を行い、UL信号を制御部108に出力する。
制御部108は、スケジューラ101から入力されるスケジューリング情報(ULのリソース割当)に基づいて、受信部107から入力されるUL信号からULデータ信号及びDMRSを分離(デマッピング)する。そして、制御部108は、ULデータ信号を復調・復号部110に出力しDMRSをチャネル推定部109に出力する。
チャネル推定部109は、UL信号のDMRSを用いてチャネル推定を行い、推定結果であるチャネル推定値を復調・復号部110に出力する。
復調・復号部110は、チャネル推定部109から入力されるチャネル推定値に基づいて、制御部108から入力されるULデータ信号に対して復調及び復号処理を行う。復調・復号部110は、復調後のULデータ信号を、アプリケーション部(図示せず)に転送する。なお、アプリケーション部は、物理レイヤ又はMACレイヤより上位のレイヤに関する処理などを行う。
<ユーザ端末>
図2は、本実施の形態に係るユーザ端末20の全体構成の一例を示すブロック図である。図2に示すユーザ端末20は、アンテナ201と、受信部202と、制御部203と、チャネル推定部204と、復調・復号部205と、送信信号生成部206と、符号化・変調部207と、マッピング部208と、送信部209と、を含む構成を採る。
受信部202は、アンテナ201で受信された無線周波数信号(DL信号)に対して、増幅、ダウンコンバート等の受信処理を行い、DL信号を制御部203に出力する。DL信号には、少なくとも、DLデータ信号及びDMRSが含まれる。
制御部203は、受信部202から入力されるDL信号からDL制御信号及びDMRSを分離(デマッピング)する。そして、制御部203は、DL制御信号を復調・復号部205に出力し、DMRSをチャネル推定部204に出力する。
その際、制御部203は、予め通知されたパターン情報が示すマッピングパターンに基づいて、割当情報が示す割り当てられたレイヤ(ポート番号)のDMRSの受信を制御する。
また、制御部203は、復調・復号部205から入力されるスケジューリング情報(例えば、DLのリソース割当情報)に基づいて、DL信号からDLデータ信号を分離(デマッピング)し、DLデータ信号を復調・復号部205に出力する。
チャネル推定部204は、分離したDMRSを用いてチャネル推定を行い、推定結果であるチャネル推定値を復調・復号部205に出力する。
復調・復号部205は、制御部203から入力されるDL制御信号を復調する。また、復調・復号部205は、復調後のDL制御信号に対して復号処理(例えば、ブラインド検出処理)を行う。復調・復号部205は、DL制御信号を復号することによって得られた自機宛てのスケジューリング情報(DL/ULのリソース割当)を制御部203及びマッピング部208に出力し、ULデータ信号に対するMCS情報を符号化・変調部207へ出力する。
また、復調・復号部205は、制御部203から入力されるDL制御信号に含まれるDLデータ信号に対するMCS情報に基づいて、チャネル推定部204から入力されるチャネル推定値を用いて制御部203から入力されるDLデータ信号に対して復調及び復号処理を行う。また、復調・復号部205は、復調後のDLデータ信号をアプリケーション部(図示せず)に転送する。なお、アプリケーション部は、物理レイヤ又はMACレイヤより上位のレイヤに関する処理などを行う。
送信信号生成部206は、送信信号(ULデータ信号又はUL制御信号を含む)を生成し、生成した送信信号を符号化・変調部207に出力する。
符号化・変調部207は、例えば、復調・復号部205から入力されるMCS情報に基づいて、送信信号生成部206から入力される送信信号に対して、符号化処理及び変調処理を行う。符号化・変調部207は、変調後の送信信号をマッピング部208に出力する。
マッピング部208は、復調・復号部205から入力されるスケジューリング情報(ULのリソース割当)に基づいて、符号化・変調部207から入力される送信信号を所定の無線リソース(ULリソース)にマッピングする。また、マッピング部208は、スケジューリング情報(例えば、DMRSのユーザパターンを含むマッピング設定)に基づいて、参照信号(例えば、DMRS)を所定の無線リソース(ULリソース)にマッピングする。
送信部209は、マッピング部208から入力されるUL信号(少なくともULデータ信号及びDMRSを含む)に対して、アップコンバート、増幅等の送信処理を行い、無線周波数信号(UL信号)をアンテナ201から送信する。
次に、マッピングパターンの具体例およびパターン情報の具体例について説明する。
はじめに、第1の例として、8レイヤのDMRSのマッピングパターンと、4レイヤのDMRSのマッピングパターンの例を説明する。
なお、以下の説明において、複数のユーザ端末20を区別するために、ユーザ端末#1、ユーザ端末#2などと記載し、各ユーザ端末20に設定されるユーザパターンを区別するために、ユーザパターン#1、#2などと記載する。
<第1の例>
図3は、第1の例のマッピングパターンを示す図である。図3には、8レイヤのDMRSのマッピングパターン#1と、4レイヤのDMRSのマッピングパターン#2が示される。各マッピングパターンは、リソース割り当て単位となるリソースユニット(RU:Resource Unit)(リソースブロック、リソースブロックペア等とも呼ばれる)における、各レイヤのDMRSのマッピング位置を示す。
RUは、168個のリソース要素(RE:Resource Element)が時間方向に14個、周波数方向に12個並んだ構成を有する。1REは、1シンボルと1サブキャリアとにより定義される無線リソース領域である。つまり、1つのRUは、14シンボルと12サブキャリアとにより構成される。
なお、以下の説明では、RUの時間方向の14シンボルを左から順にSB1〜SB14と呼ぶ。また、RUの周波数方向の12サブキャリアを下から順にSC1〜SC12と呼ぶ。
RUの先頭の2シンボル(つまり、SB1およびSB2)のREには、制御信号チャネル(例えば、PDCCH)が配置される。
マッピングパターン#1は、レイヤ#1〜レイヤ#8(Layer #1〜Layer #8)の8レイヤのDMRSが2つの連続するシンボル(SB3およびSB4)において配置されるパターンである。マッピングパターン#2は、レイヤ#1〜レイヤ#4の4レイヤのDMRSが1つのシンボル(SB3)において配置されるパターンである。
マッピングパターン#1において、同一のREに配置される異なるレイヤのDMRS(例えば、SC1のSB3とSB4に配置されるレイヤ#1、レイヤ#2、レイヤ#5およびレイヤ#7のDMRS)は、例えば、RepetitionまたはTD−OCC(時間方向のOCC(Orthogonal cover code)系列による多重)により多重される。
マッピングパターン#2のSB3におけるレイヤ#1〜レイヤ#4のDMRSの配置は、マッピングパターン#1のSB3におけるレイヤ#1〜レイヤ#4のDMRSの配置と同様である。つまり、マッピングパターン#2の配置は、マッピングパターン#1の配置の一部から構成され、マッピングパターン#1の配置は、マッピングパターン#2の配置を含む構成を採る。
無線基地局10は、各ユーザ端末20に対してレイヤ(ポート番号)を割り当て、マッピングパターン#1またはマッピングパターン#2のいずれかを選択し、選択したマッピングパターンに基づいて、各ユーザ端末20に割り当てたレイヤ(ポート番号)のDMRSを含む下りリンク信号を送信する。
ここで、無線基地局10が、複数のユーザ端末20(例えば、ユーザ端末#1および#2)それぞれに対して、レイヤ#1とレイヤ#2(ポート#1およびポート#2)およびレイヤ#3〜レイヤ#6(ポート#3〜ポート#6)を割り当てる例について説明する。
図4は、図3のマッピングパターンそれぞれにおけるレイヤ#1とレイヤ#2のDMRSの配置を示す図である。
無線基地局10が、ユーザ端末#1に対して、レイヤ#1とレイヤ#2(ポート#1およびポート#2)を割り当て、その割り当てたポート番号の情報を通知し、ユーザ端末#2に対して、レイヤ#3〜レイヤ#6(ポート#3〜ポート#6)を割り当て、その割り当てたポート番号の情報を通知する。
例えば、1〜4レイヤ送信時はマッピングパターン#2、5〜8レイヤ送信時はマッピングパターン#1のように、送信レイヤ数に応じていずれのマッピングパターンを適用するかが一意に決まっている場合、無線基地局10は、適用するマッピングパターンを図3のマッピングパターン#1に設定し、各ユーザ端末20宛のDMRSを送信する。一方で、自端末へ割り当てられたポート番号の情報のみ通知されるユーザ端末#1は、無線基地局10によって適用されるマッピングパターンが図3のマッピングパターン#2であると認識する。そのため、無線基地局10がユーザ端末#1宛に送信するDMRSのパターンは、図4のDMRSパターン#1であるが、一方で、無線基地局10によって割り当てられたポート番号の情報の通知のみを受けるユーザ端末#1は、図4のDMRSパターン#2に基づいて、DMRSを分離して、チャネル推定を行う。
つまり、このような場合、無線基地局10が送信するDMRSのマッピングパターンと、ユーザ端末#1が想定する(認識する)マッピングパターンとの間に齟齬が生じてしまう。その結果、ユーザ端末#1は、無線基地局10が送信するDMRSを適切に受信できないため、DMRSの受信結果に基づくチャネル推定精度が劣化してしまう。
このようなチャネル推定精度の劣化を回避するために、無線基地局10は、ユーザ端末#1を含む各ユーザ端末20に対して、パターン情報を通知する。
以下、パターン情報の第1から第3のバリエーションについて説明する。
<パターン情報の第1のバリエーション>
第1のバリエーションでは、無線基地局10は、パターン情報として、合計DMRS送信ポート数(合計の送信レイヤ数)を各ユーザ端末20へ通知する。
例えば、無線基地局10が送信する合計送信ポート数が8の場合無線基地局10は、パターン情報として、合計DMRS送信ポート数である「8」を通知する。
ユーザ端末20は、パターン情報として、合計DMRS送信ポート数「8」を受信すると、無線基地局10が適用するマッピングパターンがマッピングパターン#1に切替えられたことを認識する。そして、ユーザ端末20は、マッピングパターン#1と、既に通知されている自身に割り当てられた送信ポート番号の情報に基づいて、無線基地局10が送信するDMRSを受信し、DMRSの受信結果に基づくチャネル推定を行う。
例えば、4つのユーザ端末(ユーザ端末#1〜ユーザ端末#4)に対して図3のマッピングパターン#1のように8レイヤの送信を行う4UE−MIMOにおいて、無線基地局10が、ユーザ端末#1にレイヤ#1およびレイヤ#2(DMRSポート番号#1および#2)を割り当て、ユーザ端末#2にレイヤ#3およびレイヤ#4(DMRSポート番号#3および#4)を割り当て、ユーザ端末#3にレイヤ#5およびレイヤ#6(DMRSポート番号#5および#6)を割り当て、ユーザ端末#4にレイヤ#7およびレイヤ#8(DMRSポート番号#7および#8)を割り当てる例を説明する。
この場合、無線基地局10は、ユーザ端末#1に対して、割当情報として、DMRS送信ポート番号#1および#2を通知し、パターン情報として、合計DMRS送信ポート数である「8」を通知する。同様に、無線基地局10は、ユーザ端末#2に対して、割当情報として、DMRS送信ポート番号#3および#4を通知し、パターン情報として、合計DMRS送信ポート数である「8」を通知する。無線基地局10は、ユーザ端末#3に対して、割当情報として、DMRS送信ポート番号#5および#6を通知し、パターン情報として、合計DMRS送信ポート数である「8」を通知する。無線基地局10は、ユーザ端末#4に対して、割当情報として、DMRS送信ポート番号#7および#8を通知し、パターン情報として、合計DMRS送信ポート数である「8」を通知する。
<パターン情報の第2のバリエーション>
第2のバリエーションでは、無線基地局10は、パターン情報として、マッピングパターンにおけるDMRSの送信シンボル数を各ユーザ端末20へ通知する。
例えば、無線基地局10が送信する合計DMRS送信ポート数が8でマッピングパターン#1を適用する場合、無線基地局10は、パターン情報として、マッピングパターン#1におけるDMRSの送信シンボル数である「2」を通知する。
ユーザ端末20は、パターン情報として、DMRSの送信シンボル数「2」を受信すると、無線基地局10が適用するマッピングパターンがマッピングパターン#1に切替えられたことを認識する。そして、ユーザ端末20は、マッピングパターン#1と、既に通知されている自身に割り当てられた送信ポート番号の情報に基づいて、無線基地局10が送信するDMRSを受信し、DMRSの受信結果に基づくチャネル推定を行う。
例えば、4つのユーザ端末(ユーザ端末#1〜ユーザ端末#4)に対して図3のマッピングパターン#1のように8レイヤの送信を行う4UE MU−MIMOにおいて、ユーザ端末#1にレイヤ#1およびレイヤ#2(DMRSポート番号#1および#2)を割り当て、ユーザ端末#2にレイヤ#3およびレイヤ#4(DMRSポート番号#3および#4)を割り当て、ユーザ端末#3にレイヤ#5およびレイヤ#6(DMRSポート番号#5および#6)を割り当て、ユーザ端末#4にレイヤ#7およびレイヤ#8(DMRSポート番号#7および#8)を割り当てる例を説明する。
この場合、無線基地局10は、ユーザ端末#1に対して、割当情報として、DMRS送信ポート番号#1および#2を通知し、パターン情報として、DMRSの送信シンボル数である「2」を通知する。同様に、無線基地局10は、ユーザ端末#2に対して、割当情報として、DMRS送信ポート番号#3および#4を通知し、パターン情報として、DMRSの送信シンボル数である「2」を通知する。無線基地局10は、ユーザ端末#3に対して、割当情報として、DMRS送信ポート番号#5および#6を通知し、パターン情報として、DMRSの送信シンボル数である「2」を通知する。無線基地局10は、ユーザ端末#4に対して、割当情報として、DMRS送信ポート番号#7および#8を通知し、パターン情報として、DMRSの送信シンボル数である「2」を通知する。
<パターン情報の第3のバリエーション>
第3のバリエーションでは、無線基地局10は、パターン情報として、無線基地局10がマッピングパターンを示すインデックス値を各ユーザ端末20へ通知する。
例えば、無線基地局10が5〜8レイヤ送信に対応するマッピングパターン#1を適用する場合、無線基地局10は、パターン情報として、マッピングパターン#1に対応するインデックス値「1」を通知する。一方で、無線基地局10が、1〜4レイヤ送信に対応するマッピングパターン#2へ切替えた場合、無線基地局10は、パターン情報として、マッピングパターン#2に対応するインデックス値「0」を通知する。
ユーザ端末20は、パターン情報として、インデックス値「1」を受信した場合、無線基地局10が適用するマッピングパターンがマッピングパターン#1であることを認識する。そして、ユーザ端末20は、マッピングパターン#1と、既に通知されている自身に割り当てられた送信ポート番号の情報に基づいて、無線基地局10が送信するDMRSを受信し、DMRSの受信結果に基づくチャネル推定を行う。
例えば、4つのユーザ端末(ユーザ端末#1〜ユーザ端末#4)に対して図3のマッピングパターン#1のように8レイヤの送信を行う4UE−MIMOにおいて、ユーザ端末#1にレイヤ#1およびレイヤ#2(DMRSポート番号#1および#2)を割り当て、ユーザ端末#2にレイヤ#3およびレイヤ#4(DMRSポート番号#3および#4)を割り当て、ユーザ端末#3にレイヤ#5およびレイヤ#6(DMRSポート番号#5および#6)を割り当て、ユーザ端末#4にレイヤ#7およびレイヤ#8(DMRSポート番号#7および#8)を割り当てる例を説明する。
この場合、無線基地局10は、ユーザ端末#1に対して、割当情報として、DMRSポート番号#1および#2を通知し、パターン情報として、インデックス値「1」を通知する。同様に、無線基地局10は、ユーザ端末#2に対して、割当情報として、DMRSポート番号#3および#4を通知し、パターン情報として、インデックス値「1」を通知する。無線基地局10は、ユーザ端末#3に対して、割当情報として、DMRSポート番号#5および#6を通知し、パターン情報として、インデックス値「1」を通知する。無線基地局10は、ユーザ端末#4に対して、割当情報として、DMRSポート番号#7および#8を通知し、パターン情報として、インデックス値「1」を通知する。
以上説明した第1の例および第1の例におけるパターン情報の各バリエーションでは、2つのマッピングパターンのレイヤ数が異なる例について説明した。次に、第2の例として、2つの4レイヤのDMRSのマッピングパターンの例を説明する。
<第2の例>
図5は、第2の例のマッピングパターンを示す図である。図5には、4レイヤのDMRSのマッピングパターン#3とマッピングパターン#4が示される。各マッピングパターンは、リソース割り当て単位となるRUにおける、各レイヤのDMRSのマッピング位置を示す。
RUの先頭の2シンボル(つまり、SB1およびSB2)のREには、制御信号チャネル(例えば、PDCCH)が配置される。
マッピングパターン#3は、レイヤ#1〜レイヤ#4(Layer #1〜Layer #4)の4レイヤのDMRSが2つの連続するシンボル(SB3およびSB4)において配置されるパターンである。マッピングパターン#4は、レイヤ#1〜レイヤ#4の4レイヤのDMRSが1つのシンボル(SB3)において配置されるパターンである。
マッピングパターン#3における時間方向の異なるレイヤのDMRS(例えば、SC1のSB3とSB4に配置されるレイヤ#1およびレイヤ#2のDMRS)は、例えば、RepetitionまたはTD−OCCにより多重される。
マッピングパターン#4のSB3におけるレイヤ#1〜レイヤ#4のDMRSの配置は、マッピングパターン#3のSB3におけるレイヤ#1〜レイヤ#4のDMRSの配置と同様である。つまり、マッピングパターン#4の配置は、マッピングパターン#3の配置の一部から構成され、マッピングパターン#3の配置は、マッピングパターン#4の配置を含む構成を採る。
無線基地局10は、各ユーザ端末20に対してレイヤ(ポート番号)を割り当て、マッピングパターン#1またはマッピングパターン#2のいずれかを選択し、選択したマッピングパターンに基づいて、各ユーザ端末20に割り当てたレイヤ(ポート番号)のDMRSを含む下りリンク信号を送信する。
ここで、無線基地局10が、複数のユーザ端末20(例えば、ユーザ端末#1および#2)それぞれに対して、レイヤ#1とレイヤ#2(ポート#1およびポート#2)およびレイヤ#3とレイヤ#4(ポート#3およびポート#4)を割り当てる例について説明する。
図5のマッピングパターン#3におけるレイヤ#1とレイヤ#2のDMRSの配置は、図4のDMRSパターン#1と同様であり、図5のマッピングパターン#4におけるレイヤ#1とレイヤ#2のDMRSの配置は、図4のDMRSパターン#2と同様である。
つまり、第1の例において説明したように、レイヤ数(ポート番号の数)が同じ図5の2つのマッピングパターンのいずれかが適用される場合でも、無線基地局10が送信するDMRSのマッピングパターンと、ユーザ端末#1(および/またはユーザ端末#2)が想定する(認識する)マッピングパターンとの間に齟齬が生じてしまう。その結果、ユーザ端末#1(および/またはユーザ端末#2)は、無線基地局10が送信するDMRSを適切に受信できないため、DMRSの受信結果に基づくチャネル推定精度が劣化してしまう。
このようなチャネル推定精度の劣化を回避するために、無線基地局10は、ユーザ端末#1(およびユーザ端末#2)を含む各ユーザ端末20に対して、無線基地局10がマッピングパターンを示すパターン情報を通知する。
第2の例において通知されるパターン情報は、第1の例と同様であるので詳細な説明は省略する。ただし、第2の例では、図5に示すように、適用される2つのマッピングパターンの合計DMRS送信ポート数が互いに同一であるので、第1の例において説明したパターン情報の第1のバリエーションは、使用されない。第1の例において説明したパターン情報の第2のバリエーションおよび第3のバリエーションは、第2の例においても使用される。
なお、上述した例では、2つのユーザ端末(ユーザ端末#1およびユーザ端末#2)に対するMU−MIMOについて説明したが、1つのユーザ端末(ユーザ端末#1)に対するSU−MIMOであっても良い。
例えば、ユーザ端末#1にレイヤ#1、レイヤ#2、レイヤ#3およびレイヤ#4(DMRS送信ポート番号#1〜#4)を割り当てる場合、無線基地局10は、ユーザ端末#1に対して、割当情報として、DMRS送信ポート番号#1〜#4を通知する。
そして、無線基地局10は、パターン情報として上述した第2のバリエーションを使用する場合、マッピングパターン#3またはマッピングパターン#4のどちらを適用するかに応じて、適用するマッピングパターンのDMRSの送信シンボル数である「1」または「2」のいずれかを通知する。また、無線基地局10は、パターン情報として上述した第3のバリエーションを使用する場合、マッピングパターン#3またはマッピングパターン#4のどちらを適用するかに応じて、適用するマッピングパターンに対応づけられたインデックス値である「0」または「1」のいずれかを通知する。
なお、上述した第1の例および第2の例では、168個のREが時間方向に14個、周波数方向に12個並んだ構成を有するRUにおけるマッピングパターンについて説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、ミニスロットと呼ばれるリソース割り当て単位におけるDMRSのマッピングに対しても、本発明は適用される。以下、リソース割り当て単位がミニスロットの場合におけるDMRSのマッピングパターンの例を説明する。
<ミニスロットにおける第1の例>
図6は、ミニスロットにおける第1の例のマッピングパターンを示す図である。図6には、8レイヤのDMRSのマッピングパターン#Aと、4レイヤのDMRSのマッピングパターン#Bが示される。各マッピングパターンは、リソース割り当て単位となるミニスロットにおける、各レイヤのDMRSのマッピング位置を示す。
図6のミニスロットは、REが周波数方向に12個、時間方向にK個(Kは、1以上14以下の整数)並んだ構成を有する(一部の構成は図示せず)。
ミニスロットの先頭の1シンボル(つまり、SB1)のREには、制御信号チャネル(例えば、PDCCH)が配置される。
マッピングパターン#Aは、レイヤ#1〜レイヤ#8(Layer #1〜Layer #8)の8レイヤのDMRSが2つの連続するシンボル(SB2およびSB3)において配置されるパターンである。マッピングパターン#Bは、レイヤ#1〜レイヤ#4の4レイヤのDMRSが1つのシンボル(SB2)において配置されるパターンである。
マッピングパターン#Aおよびマッピングパターン#Bは、同一レイヤのDMRSが、1サブキャリア分の間隔を空けて配置される。この配置は、「Comb2」もしくは「IFDM(RPF=2)」と呼ばれても良い。
マッピングパターン#Aにおいて、同一のREに配置される異なるレイヤのDMRS(例えば、SC1のSB2とSB3に配置されるレイヤ#1、レイヤ#2、レイヤ#5およびレイヤ#7のDMRS)は、例えば、巡回シフト(CS:Cyclic Shift)とTD−OCCとにより多重される。あるいは、同一のREに配置される異なるレイヤのDMRSは、CSとRepetitionとにより多重される。
また、マッピングパターン#Bにおいて、同一のREに配置される異なるレイヤのDMRS(例えば、SC1のSB2に配置されるレイヤ#1およびレイヤ#2のDMRS)は、例えば、CSにより多重される。
マッピングパターン#BのSB2におけるレイヤ#1〜レイヤ#4のDMRSの配置は、マッピングパターン#AのSB2におけるレイヤ#1〜レイヤ#4のDMRSの配置と同様である。つまり、マッピングパターン#Bの配置は、マッピングパターン#Aの配置の一部から構成され、マッピングパターン#Aの配置は、マッピングパターン#Bの配置を含む構成を採る。
無線基地局10は、各ユーザ端末20に対してレイヤ(ポート番号)を割り当て、マッピングパターン#Aまたはマッピングパターン#Bのいずれかを選択し、選択したマッピングパターンに基づいて、各ユーザ端末20に割り当てたレイヤ(ポート番号)のDMRSを含むミニスロット構成の下りリンク信号を送信する。
<ミニスロットにおける第2の例>
図7は、ミニスロットにおける第2の例のマッピングパターンを示す図である。図7には、8レイヤのDMRSのマッピングパターン#Cと、4レイヤのDMRSのマッピングパターン#Dが示される。各マッピングパターンは、リソース割り当て単位となるミニスロットにおける、各レイヤのDMRSのマッピング位置を示す。
図7のミニスロットは、REが周波数方向に12個、時間方向にK個(Kは、1以上14以下の整数)並んだ構成を有する。
ミニスロットの先頭の1シンボル(つまり、SB1)のREには、制御信号チャネル(例えば、PDCCH)が配置される。
マッピングパターン#Cは、レイヤ#1〜レイヤ#8(Layer #1〜Layer #8)の8レイヤのDMRSが2つの連続するシンボル(SB2およびSB3)において配置されるパターンである。マッピングパターン#Dは、レイヤ#1〜レイヤ#4の4レイヤのDMRSが1つのシンボル(SB2)において配置されるパターンである。
マッピングパターン#Cおよびマッピングパターン#Dは、同一レイヤのDMRSが、3サブキャリア分の間隔を空けて配置される。この配置は、「Comb4」もしくは「IFDM(RPF=4)」と呼ばれても良い。
マッピングパターン#Cにおいて、同一のREに配置される異なるレイヤのDMRS(例えば、SC1のSB2とSB3に配置されるレイヤ#4およびレイヤ#8のDMRS)は、例えば、CSとRepetitionとにより多重される。
マッピングパターン#DのSB2におけるレイヤ#1〜レイヤ#4のDMRSの配置は、マッピングパターン#CのSB2におけるレイヤ#1〜レイヤ#4のDMRSの配置と同様である。つまり、マッピングパターン#Dの配置は、マッピングパターン#Cの配置の一部から構成され、マッピングパターン#Cの配置は、マッピングパターン#Dの配置を含む構成を採る。
無線基地局10は、各ユーザ端末20に対してレイヤ(ポート番号)を割り当て、マッピングパターン#Cまたはマッピングパターン#Dのいずれかを選択し、選択したマッピングパターンに基づいて、各ユーザ端末20に割り当てたレイヤ(ポート番号)のDMRSを含むミニスロット構成の下りリンク信号を送信する。
<ミニスロットにおける第3の例>
図8は、ミニスロットにおける第3の例のマッピングパターンを示す図である。図8には、12レイヤのDMRSのマッピングパターン#Eと、6レイヤのDMRSのマッピングパターン#Fが示される。各マッピングパターンは、リソース割り当て単位となるミニスロットにおける、各レイヤのDMRSのマッピング位置を示す。
図8のミニスロットは、REが周波数方向に12個、時間方向にK個(Kは、1以上14以下の整数)並んだ構成を有する。
ミニスロットの先頭の2シンボル(つまり、SB1およびSB2)のREには、制御信号チャネル(例えば、PDCCH)が配置される。
マッピングパターン#Eは、レイヤ#1〜レイヤ#12(Layer #1〜Layer #12)の12レイヤのDMRSが2つの連続するシンボル(SB3およびSB4)において配置されるパターンである。マッピングパターン#Fは、レイヤ#1〜レイヤ#6の6レイヤのDMRSが1つのシンボル(SB3)において配置されるパターンである。
マッピングパターン#Eにおいて、同一のREに配置される異なるレイヤのDMRS(例えば、SC1およびSC2のSB3に配置されるレイヤ#1およびレイヤ#2のDMRS)は、例えば、FD−OCC(周波数方向のOCC系列による多重)により多重される。そして、FD−OCCとFDM(周波数分割多重)とTDM(時分割多重)とを組み合わせて各レイヤのDMRSが多重される。
マッピングパターン#Fにおいて、同一のREに配置される異なるレイヤのDMRS(例えば、SC1およびSC2のSB3に配置されるレイヤ#1およびレイヤ#2のDMRS)は、例えば、FD−OCCにより多重される。そして、FDMを組み合わせて各レイヤのDMRSが多重される。
マッピングパターン#FのSB3におけるレイヤ#1〜レイヤ#6のDMRSの配置は、マッピングパターン#EのSB3におけるレイヤ#1〜レイヤ#6のDMRSの配置と同様である。つまり、マッピングパターン#Fの配置は、マッピングパターン#Eの配置の一部から構成され、マッピングパターン#Eの配置は、マッピングパターン#Fの配置を含む構成を採る。
無線基地局10は、各ユーザ端末20に対してレイヤ(ポート番号)を割り当て、マッピングパターン#Eまたはマッピングパターン#Fのいずれかを選択し、選択したマッピングパターンに基づいて、各ユーザ端末20に割り当てたレイヤ(ポート番号)のDMRSを含むミニスロット構成の下りリンク信号を送信する。
<ミニスロットにおける第4の例>
図9は、ミニスロットにおける第4の例のマッピングパターンを示す図である。図9には、12レイヤのDMRSのマッピングパターン#Gと、6レイヤのDMRSのマッピングパターン#Hが示される。各マッピングパターンは、リソース割り当て単位となるミニスロットにおける、各レイヤのDMRSのマッピング位置を示す。
図9のミニスロットは、REが周波数方向に12個、時間方向にK個(Kは、1以上14以下の整数)並んだ構成を有する。
ミニスロットの先頭の2シンボル(つまり、SB1およびSB2)のREには、制御信号チャネル(例えば、PDCCH)が配置される。
マッピングパターン#Gは、レイヤ#1〜レイヤ#12(Layer #1〜Layer #12)の12レイヤのDMRSが2つの連続するシンボル(SB3およびSB4)において配置されるパターンである。マッピングパターン#Hは、レイヤ#1〜レイヤ#6の6レイヤのDMRSが1つのシンボル(SB3)において配置されるパターンである。
マッピングパターン#Gにおいて、同一のREに配置される異なるレイヤのDMRS(例えば、SC1およびSC2のSB3およびSB4に配置されるレイヤ#1、レイヤ#2、レイヤ#7およびレイヤ#8のDMRS)は、例えば、FD−OCCとTD−OCCにより多重される。そして、FD−OCCとTD−OCCとFDMとを組み合わせて各レイヤのDMRSが多重される。
マッピングパターン#Hにおいて、同一のREに配置される異なるレイヤのDMRS(例えば、SC1およびSC2のSB3に配置されるレイヤ#1およびレイヤ#2のDMRS)は、例えば、FD−OCCにより多重される。そして、FDMを組み合わせて各レイヤのDMRSが多重される。
マッピングパターン#HのSB3におけるレイヤ#1〜レイヤ#6のDMRSの配置は、マッピングパターン#GのSB3におけるレイヤ#1〜レイヤ#6のDMRSの配置と同様である。つまり、マッピングパターン#Hの配置は、マッピングパターン#Gの配置の一部から構成され、マッピングパターン#Gの配置は、マッピングパターン#Hの配置を含む構成を採る。
無線基地局10は、各ユーザ端末20に対してレイヤ(ポート番号)を割り当て、マッピングパターン#Gまたはマッピングパターン#Hのいずれかを選択し、各ユーザ端末20に割り当てたレイヤ(ポート番号)のDMRSを含むミニスロット構成の下りリンク信号を送信する。
上述したミニスロットの各例(第1の例〜第4の例)では、上述したリソースユニットの例(第1の例および第2の例)と同様に、無線基地局10は、各ユーザ端末20に対して、無線基地局10がマッピングパターンを示すパターン情報を通知する。
リソース割り当て単位がミニスロットの場合のパターン情報は、上述したリソースユニットの場合のパターン情報と同様に、第1のバリエーションから第3のバリエーションのいずれかが使用されても良い。
<本実施の形態の効果>
本実施の形態では、DMRSのマッピングパターンが、予め用意された複数のマッピングパターンから切替えられて、1つのマッピングパターンが選択される。そして、無線基地局10が、マッピングパターンを示すパターン情報をユーザ端末20に通知を行うことにより、ユーザ端末20は、自身宛のDMRSのマッピング位置(および/またはDMRSの個数)を一意に決め、ユーザ端末20と無線基地局10との間での齟齬を回避できるため、DMRS等の参照信号を適切に受信でき、チャネルの推定精度の劣化を回避できる。
なお、本実施の形態では、1つのRUが、14シンボルと12サブキャリアとにより構成される例について説明したが、本発明はこれに限定されない。RUのサイズは、変更されても良い。
また、本実施の形態では、RUの先頭の2シンボル(つまり、SB1およびSB2)のRE、および、ミニスロットの先頭の1シンボル(SB1)または2シンボル(SB1およびSB2)のREに、制御信号チャネル(例えば、PDCCH)が配置される例について説明したが、制御信号チャネルの配置はこれに限定されない。また、制御信号チャネルが、RUに配置されなくても良いし、一部のREにのみ配置されても良い。
また、本実施の形態におけるレイヤの数(ポートの数)は、あくまで例示であり、本発明はこれに限定されない。
また、本実施の形態の各例では、主に、マッピングパターンの数が2である例について説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、マッピングパターンの数は、3以上であっても良い。また、2つのマッピングパターン(例えば、マッピングパターン#1とマッピングパターン#2)のうち、1つのマッピングパターン(例えば、マッピングパターン#2)の配置が、他のマッピングパターン(例えば、マッピングパターン#1)の配置の一部から構成される例について説明したが、本発明はこれに限定されない。
また、本実施の形態では、主に、RUの3シンボル目(SB3)または4シンボル目(SB4)にDMRSが配置される例について説明したが、本発明はこれに限定されない。DMRSが5シンボル目以降に配置されていても良いし、2シンボル目以前に配置されても良い。また、制御チャネルのサイズに応じて配置が決定されても良い。
例えば、RUの先頭の方に配置されるDMRS(例えば、Front-loaded DMRS)の他に、Additional DMRSが配置されていても良い。Additional DMRSは、例えば、ユーザ端末20が高速に移動している場合などにおいてチャネルの時間変動への追従性を高めるために配置されるDMRSである。
また、本発明を適用するDMRSについて特に限定されない。例えば、本発明は、上述したFront loaded DMRSのみに適用されても良いし、Additional DMRSのみに適用されても良いし、両方に適用されても良い。
また、上述した実施の形態では、主に、無線基地局10がユーザ端末20に対して送信する下りリンク信号におけるDMRSを一例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されない。ユーザ端末20が無線基地局10に対して送信する上りリンク信号におけるDMRSに対しても、本発明は適用される。この場合、無線基地局10は、無線基地局10がDMRSを受信するレイヤ(受信ポート番号)を設定し、上りリンク信号におけるDMRSのマッピングパターンを選択する。そして、無線基地局10は、パターン情報として、例えば、選択したマッピングパターンにおける合計DMRS受信ポート数、受信シンボル数、または、インデックス値を通知する。これにより、ユーザ端末20は、ユーザ端末20が送信する(つまり、無線基地局10が受信する)DMRSのマッピング位置(および/またはDMRSの個数)を一意に決め、ユーザ端末20と無線基地局10との間での齟齬を回避できるため、無線基地局10がDMRS等の参照信号を適切に受信でき、チャネルの推定精度の劣化を回避できる。
また、本発明を適用するRUおよび/またはミニスロットについて特に限定されない。幅広いキャリア周波数がサポートされる場合、すべてのキャリア周波数におけるRUおよび/またはミニスロットに対して本発明を適用しても良いし、一部のキャリア周波数におけるRUおよび/またはミニスロットに対して本発明を適用しても良い。
以上、本発明の各実施の形態について説明した。
(ハードウェア構成)
なお、上記実施の形態の説明に用いたブロック図は、機能単位のブロックを示している。これらの機能ブロック(構成部)は、ハードウェア及び/又はソフトウェアの任意の組み合わせによって実現される。また、各機能ブロックの実現手段は特に限定されない。すなわち、各機能ブロックは、物理的及び/又は論理的に結合した1つの装置により実現されてもよいし、物理的及び/又は論理的に分離した2つ以上の装置を直接的及び/又は間接的に(例えば、有線及び/又は無線)で接続し、これら複数の装置により実現されてもよい。
例えば、本発明の一実施の形態における無線基地局、ユーザ端末などは、本発明の無線通信方法の処理を行うコンピュータとして機能してもよい。図10は、本発明の一実施の形態に係る無線基地局及びユーザ端末のハードウェア構成の一例を示す図である。上述の無線基地局10及びユーザ端末20は、物理的には、プロセッサ1001、メモリ1002、ストレージ1003、通信装置1004、入力装置1005、出力装置1006、バス1007などを含むコンピュータ装置として構成されてもよい。
なお、以下の説明では、「装置」という文言は、回路、デバイス、ユニットなどに読み替えることができる。無線基地局10及びユーザ端末20のハードウェア構成は、図に示した各装置を1つ又は複数含むように構成されてもよいし、一部の装置を含まずに構成されてもよい。
例えば、プロセッサ1001は1つだけ図示されているが、複数のプロセッサがあってもよい。また、処理は、1のプロセッサで実行されてもよいし、処理が同時に、逐次に、又はその他の手法で、一以上のプロセッサで実行されてもよい。なお、プロセッサ1001は、一以上のチップで実装されてもよい。
無線基地局10及びユーザ端末20における各機能は、プロセッサ1001、メモリ1002などのハードウェア上に所定のソフトウェア(プログラム)を読み込ませることで、プロセッサ1001が演算を行い、通信装置1004による通信、又は、メモリ1002及びストレージ1003におけるデータの読み出し及び/又は書き込みを制御することで実現される。
プロセッサ1001は、例えば、オペレーティングシステムを動作させてコンピュータ全体を制御する。プロセッサ1001は、周辺装置とのインターフェース、制御装置、演算装置、レジスタなどを含む中央処理装置(CPU:Central Processing Unit)で構成されてもよい。例えば、上述のスケジューラ101、制御部108,203、送信信号生成部102,206、符号化・変調部103,207、マッピング部104,208、チャネル推定部109,204、復調・復号部110,205などは、プロセッサ1001で実現されてもよい。
また、プロセッサ1001は、プログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュール又はデータを、ストレージ1003及び/又は通信装置1004からメモリ1002に読み出し、これらに従って各種の処理を実行する。プログラムとしては、上述の実施の形態で説明した動作の少なくとも一部をコンピュータに実行させるプログラムが用いられる。例えば、無線基地局10のスケジューラ101は、メモリ1002に格納され、プロセッサ1001で動作する制御プログラムによって実現されてもよく、他の機能ブロックについても同様に実現されてもよい。上述の各種処理は、1つのプロセッサ1001で実行される旨を説明してきたが、2以上のプロセッサ1001により同時又は逐次に実行されてもよい。プロセッサ1001は、1以上のチップで実装されてもよい。なお、プログラムは、電気通信回線を介してネットワークから送信されてもよい。
メモリ1002は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、ROM(Read Only Memory)、EPROM(Erasable Programmable ROM)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)、RAM(Random Access Memory)などの少なくとも1つで構成されてもよい。メモリ1002は、レジスタ、キャッシュ、メインメモリ(主記憶装置)などと呼ばれてもよい。メモリ1002は、本発明の一実施の形態に係る無線通信方法を実施するために実行可能なプログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュールなどを保存することができる。
ストレージ1003は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、CD−ROM(Compact Disc ROM)などの光ディスク、ハードディスクドライブ、フレキシブルディスク、光磁気ディスク(例えば、コンパクトディスク、デジタル多用途ディスク、Blu−ray(登録商標)ディスク)、スマートカード、フラッシュメモリ(例えば、カード、スティック、キードライブ)、フロッピー(登録商標)ディスク、磁気ストリップなどの少なくとも1つで構成されてもよい。ストレージ1003は、補助記憶装置と呼ばれてもよい。上述の記憶媒体は、例えば、メモリ1002及び/又はストレージ1003を含むデータベース、サーバその他の適切な媒体であってもよい。
通信装置1004は、有線及び/又は無線ネットワークを介してコンピュータ間の通信を行うためのハードウェア(送受信デバイス)であり、例えばネットワークデバイス、ネットワークコントローラ、ネットワークカード、通信モジュールなどともいう。例えば、上述の送信部105,209、アンテナ106,201、受信部107,202などは、通信装置1004で実現されてもよい。
入力装置1005は、外部からの入力を受け付ける入力デバイス(例えば、キーボード、マウス、マイクロフォン、スイッチ、ボタン、センサなど)である。出力装置1006は、外部への出力を実施する出力デバイス(例えば、ディスプレイ、スピーカー、LEDランプなど)である。なお、入力装置1005及び出力装置1006は、一体となった構成(例えば、タッチパネル)であってもよい。
また、プロセッサ1001及びメモリ1002などの各装置は、情報を通信するためのバス1007で接続される。バス1007は、単一のバスで構成されてもよいし、装置間で異なるバスで構成されてもよい。
また、無線基地局10及びユーザ端末20は、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP:Digital Signal Processor)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、PLD(Programmable Logic Device)、FPGA(Field Programmable Gate Array)などのハードウェアを含んで構成されてもよく、当該ハードウェアにより、各機能ブロックの一部又は全てが実現されてもよい。例えば、プロセッサ1001は、これらのハードウェアの少なくとも1つで実装されてもよい。
(情報の通知、シグナリング)
また、情報の通知は、本明細書で説明した態様/実施形態に限られず、他の方法で行われてもよい。例えば、情報の通知は、物理レイヤシグナリング(例えば、DCI(Downlink Control Information)、UCI(Uplink Control Information))、上位レイヤシグナリング(例えば、RRC(Radio Resource Control)シグナリング、MAC(Medium Access Control)シグナリング、報知情報(MIB(Master Information Block)、SIB(System Information Block)))、その他の信号又はこれらの組み合わせによって実施されてもよい。また、RRCシグナリングは、RRCメッセージと呼ばれてもよく、例えば、RRC接続セットアップ(RRC Connection Setup)メッセージ、RRC接続再構成(RRC Connection Reconfiguration)メッセージなどであってもよい。
(適応システム)
本明細書で説明した各態様/実施形態は、LTE(Long Term Evolution)、LTE−A(LTE-Advanced)、SUPER 3G、IMT−Advanced、4G、5G、FRA(Future Radio Access)、W−CDMA(登録商標)、GSM(登録商標)、CDMA2000、UMB(Ultra Mobile Broadband)、IEEE 802.11(Wi−Fi)、IEEE 802.16(WiMAX)、IEEE 802.20、UWB(Ultra-WideBand)、Bluetooth(登録商標)、その他の適切なシステムを利用するシステム及び/又はこれらに基づいて拡張された次世代システムに適用されてもよい。
(処理手順等)
本明細書で説明した各態様/実施形態の処理手順、シーケンス、フローチャートなどは、矛盾の無い限り、順序を入れ替えてもよい。例えば、本明細書で説明した方法については、例示的な順序で様々なステップの要素を提示しており、提示した特定の順序に限定されない。
(基地局の操作)
本明細書において基地局(無線基地局)によって行われるとした特定動作は、場合によってはその上位ノード(upper node)によって行われることもある。基地局を有する1つまたは複数のネットワークノード(network nodes)からなるネットワークにおいて、端末との通信のために行われる様々な動作は、基地局および/または基地局以外の他のネットワークノード(例えば、MME(Mobility Management Entity)またはS−GW(Serving Gateway)などが考えられるが、これらに限られない)によって行われ得ることは明らかである。上記において基地局以外の他のネットワークノードが1つである場合を例示したが、複数の他のネットワークノードの組み合わせ(例えば、MMEおよびS−GW)であってもよい。
(入出力の方向)
情報及び信号等は、上位レイヤ(または下位レイヤ)から下位レイヤ(または上位レイヤ)に出力され得る。複数のネットワークノードを介して入出力されてもよい。
(入出力された情報等の扱い)
入出力された情報等は特定の場所(例えば、メモリ)に保存されてもよいし、管理テーブルで管理してもよい。入出力される情報等は、上書き、更新、または追記され得る。出力された情報等は削除されてもよい。入力された情報等は他の装置に送信されてもよい。
(判定方法)
判定は、1ビットで表される値(0か1か)によって行われてもよいし、真偽値(Boolean:trueまたはfalse)によって行われてもよいし、数値の比較(例えば、所定の値との比較)によって行われてもよい。
(ソフトウェア)
ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語と呼ばれるか、他の名称で呼ばれるかを問わず、命令、命令セット、コード、コードセグメント、プログラムコード、プログラム、サブプログラム、ソフトウェアモジュール、アプリケーション、ソフトウェアアプリケーション、ソフトウェアパッケージ、ルーチン、サブルーチン、オブジェクト、実行可能ファイル、実行スレッド、手順、機能などを意味するよう広く解釈されるべきである。
また、ソフトウェア、命令などは、伝送媒体を介して送受信されてもよい。例えば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア及びデジタル加入者回線(DSL)などの有線技術及び/又は赤外線、無線及びマイクロ波などの無線技術を使用してウェブサイト、サーバ、又は他のリモートソースから送信される場合、これらの有線技術及び/又は無線技術は、伝送媒体の定義内に含まれる。
(情報、信号)
本明細書で説明した情報、信号などは、様々な異なる技術のいずれかを使用して表されてもよい。例えば、上記の説明全体に渡って言及され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、チップなどは、電圧、電流、電磁波、磁界若しくは磁性粒子、光場若しくは光子、又はこれらの任意の組み合わせによって表されてもよい。
なお、本明細書で説明した用語及び/又は本明細書の理解に必要な用語については、同一の又は類似する意味を有する用語と置き換えてもよい。例えば、チャネル及び/又はシンボルは信号(シグナル)であってもよい。また、信号はメッセージであってもよい。また、コンポーネントキャリア(CC)は、キャリア周波数、セルなどと呼ばれてもよい。
(「システム」、「ネットワーク」)
本明細書で使用する「システム」および「ネットワーク」という用語は、互換的に使用される。
(パラメータ、チャネルの名称)
また、本明細書で説明した情報、パラメータなどは、絶対値で表されてもよいし、所定の値からの相対値で表されてもよいし、対応する別の情報で表されてもよい。例えば、無線リソースはインデックスで指示されるものであってもよい。
上述したパラメータに使用する名称はいかなる点においても限定的なものではない。さらに、これらのパラメータを使用する数式等は、本明細書で明示的に開示したものと異なる場合もある。様々なチャネル(例えば、PUCCH、PDCCHなど)及び情報要素(例えば、TPCなど)は、あらゆる好適な名称によって識別できるので、これらの様々なチャネル及び情報要素に割り当てている様々な名称は、いかなる点においても限定的なものではない。
(基地局)
基地局(無線基地局)は、1つまたは複数(例えば、3つ)の(セクタとも呼ばれる)セルを収容することができる。基地局が複数のセルを収容する場合、基地局のカバレッジエリア全体は複数のより小さいエリアに区分でき、各々のより小さいエリアは、基地局サブシステム(例えば、屋内用の小型基地局RRH:Remote Radio Head)によって通信サービスを提供することもできる。「セル」または「セクタ」という用語は、このカバレッジにおいて通信サービスを行う基地局、および/または基地局サブシステムのカバレッジエリアの一部または全体を指す。さらに、「基地局」、「eNB」、「gNB」、「セル」、および「セクタ」という用語は、本明細書では互換的に使用され得る。基地局は、固定局(fixed station)、NodeB、eNodeB(eNB)、gNodeB、アクセスポイント(access point)、フェムトセル、スモールセルなどの用語で呼ばれる場合もある。
(端末)
ユーザ端末は、当業者によって、移動局、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、リモートユニット、モバイルデバイス、ワイヤレスデバイス、ワイヤレス通信デバイス、リモートデバイス、モバイル加入者局、アクセス端末、モバイル端末、ワイヤレス端末、リモート端末、ハンドセット、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアント、UE(User Equipment)、またはいくつかの他の適切な用語で呼ばれる場合もある。
(用語の意味、解釈)
本明細書で使用する「判断(determining)」、「決定(determining)」という用語は、多種多様な動作を包含する場合がある。「判断」、「決定」は、例えば、判定(judging)、計算(calculating)、算出(computing)、処理(processing)、導出(deriving)、調査(investigating)、探索(looking up)(例えば、テーブル、データベースまたは別のデータ構造での探索)、確認(ascertaining)した事を「判断」「決定」したとみなす事などを含み得る。また、「判断」、「決定」は、受信(receiving)(例えば、情報を受信すること)、送信(transmitting)(例えば、情報を送信すること)、入力(input)、出力(output)、アクセス(accessing)(例えば、メモリ中のデータにアクセスすること)した事を「判断」「決定」したとみなす事などを含み得る。また、「判断」、「決定」は、解決(resolving)、選択(selecting)、選定(choosing)、確立(establishing)、比較(comparing)などした事を「判断」「決定」したとみなす事を含み得る。つまり、「判断」「決定」は、何らかの動作を「判断」「決定」したとみなす事を含み得る。
「接続された(connected)」、「結合された(coupled)」という用語、又はこれらのあらゆる変形は、2又はそれ以上の要素間の直接的又は間接的なあらゆる接続又は結合を意味し、互いに「接続」又は「結合」された2つの要素間に1又はそれ以上の中間要素が存在することを含むことができる。要素間の結合又は接続は、物理的なものであっても、論理的なものであっても、或いはこれらの組み合わせであってもよい。本明細書で使用する場合、2つの要素は、1又はそれ以上の電線、ケーブル及び/又はプリント電気接続を使用することにより、並びにいくつかの非限定的かつ非包括的な例として、無線周波数領域、マイクロ波領域及び光(可視及び不可視の両方)領域の波長を有する電磁エネルギーなどの電磁エネルギーを使用することにより、互いに「接続」又は「結合」されると考えることができる。
参照信号は、RS(Reference Signal)と略称することもでき、適用される標準によってパイロット(Pilot)と呼ばれてもよい。また、DMRSは、対応する別の呼び方、例えば、復調用RSまたはDM−RSなどであってもよい。
本明細書で使用する「に基づいて」という記載は、別段に明記されていない限り、「のみに基づいて」を意味しない。言い換えれば、「に基づいて」という記載は、「のみに基づいて」と「に少なくとも基づいて」の両方を意味する。
上記の各装置の構成における「部」を、「手段」、「回路」、「デバイス」等に置き換えてもよい。
「含む(including)」、「含んでいる(comprising)」、およびそれらの変形が、本明細書あるいは特許請求の範囲で使用されている限り、これら用語は、用語「備える」と同様に、包括的であることが意図される。さらに、本明細書あるいは特許請求の範囲において使用されている用語「または(or)」は、排他的論理和ではないことが意図される。
無線フレームは時間領域において1つまたは複数のフレームで構成されてもよい。時間領域において1つまたは複数の各フレームはサブフレーム、タイムユニット等と呼ばれてもよい。サブフレームは更に時間領域において1つまたは複数のスロットで構成されてもよい。スロットはさらに時間領域において1つまたは複数のシンボル(OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)シンボル、SC-FDMA(Single Carrier-Frequency Division Multiple Access)シンボル等)で構成されてもよい。
無線フレーム、サブフレーム、スロット、ミニスロット、およびシンボルは、いずれも信号を伝送する際の時間単位を表す。無線フレーム、サブフレーム、スロット、ミニスロット、およびシンボルは、それぞれに対応する別の呼び方であってもよい。
例えば、LTEシステムでは、基地局が各移動局に無線リソース(各移動局において使用することが可能な周波数帯域幅、送信電力等)を割り当てるスケジューリングを行う。スケジューリングの最小時間単位をTTI(Transmission Time Interval)と呼んでもよい。
例えば、1サブフレームをTTIと呼んでもよいし、複数の連続したサブフレームをTTIと呼んでもよいし、1スロットをTTIと呼んでもよいし、1ミニスロットをTTIと呼んでもよい。
リソースユニットは、時間領域および周波数領域のリソース割当単位であり、周波数領域では1つまたは複数個の連続した副搬送波(subcarrier)を含んでもよい。また、リソースユニットの時間領域では、1つまたは複数個のシンボルを含んでもよく、1スロット、1ミニスロット、1サブフレーム、または1TTIの長さであってもよい。1TTI、1サブフレームは、それぞれ1つまたは複数のリソースユニットで構成されてもよい。また、リソースユニットは、リソースブロック(RB:Resource Block)、物理リソースブロック(PRB:Physical RB)、PRBペア、RBペア、スケジューリングユニット、周波数ユニット、サブバンドと呼ばれてもよい。また、リソースユニットは、1つ又は複数のREで構成されてもよい。例えば、1REは、リソース割当単位となるリソースユニットより小さい単位のリソース(例えば、最小のリソース単位)であればよく、REという呼称に限定されない。
上述した無線フレームの構造は例示に過ぎず、無線フレームに含まれるサブフレームの数、サブフレームに含まれるスロットの数、サブフレームに含まれるミニスロットの数、スロットに含まれるシンボルおよびリソースブロックの数、および、リソースブロックに含まれるサブキャリアの数は様々に変更することができる。
本開示の全体において、例えば、英語でのa, an, 及びtheのように、翻訳により冠詞が追加された場合、これらの冠詞は、文脈から明らかにそうではないことが示されていなければ、複数のものを含むものとする。
(態様のバリエーション等)
本明細書で説明した各態様/実施形態は単独で用いてもよいし、組み合わせて用いてもよいし、実行に伴って切り替えて用いてもよい。また、所定の情報の通知(例えば、「Xであること」の通知)は、明示的に行うものに限られず、暗黙的(例えば、当該所定の情報の通知を行わない)ことによって行われてもよい。
以上、本発明について詳細に説明したが、当業者にとっては、本発明が本明細書中に説明した実施形態に限定されるものではないということは明らかである。本発明は、特許請求の範囲の記載により定まる本発明の趣旨及び範囲を逸脱することなく修正及び変更態様として実施することができる。したがって、本明細書の記載は、例示説明を目的とするものであり、本発明に対して何ら制限的な意味を有するものではない。
本発明の一態様は、移動通信システムに有用である。
10 無線基地局
20 ユーザ端末
101 スケジューラ
102,206 送信信号生成部
103,207 符号化・変調部
104,208 マッピング部
105,209 送信部
106,201 アンテナ
107,202 受信部
108,203 制御部
109,204 チャネル推定部
110,205 復調・復号部
本発明は、端末及び無線通信方法に関する。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、参照信号を適切に受信でき、チャネルの推定精度の劣化を回避できる端末及び無線通信方法を提供することを目的の一つとする。
本発明の一態様に係る端末は、復調用参照信号のマッピングのパターンを示す情報を含むDCI (Downlink Control Information)を受信する受信部と、前記復調用参照信号のマッピングのパターンを示す情報に基づいて、前記復調用参照信号の受信を制御する制御部と、を備える

Claims (6)

  1. 復調用参照信号を含む下りリンク信号を受信する受信部と、
    前記下りリンク信号から前記復調用参照信号を分離する制御部と、
    前記復調用参照信号を用いてチャネル推定値を算出するチャネル推定部と、を具備するユーザ端末であって、
    前記受信部は、複数のポートのうち前記ユーザ端末に割り当てられたポートを示す割当情報と、前記複数のポートそれぞれの前記復調用参照信号を配置するリソース要素を規定する第1のマッピングパターンおよび前記第1のマッピングパターンに含まれる第2のマッピングパターンから選択されたマッピングパターンを示すパターン情報とを受信し、
    前記制御部は、前記パターン情報が示すマッピングパターンに基づいて、前記ユーザ端末に割り当てられたポートの前記復調用参照信号を前記下りリンク信号から分離する、
    ユーザ端末。
  2. 前記第1のマッピングパターンにおいて前記復調用参照信号を配置する第1のシンボル数は、前記第2のマッピングパターンにおいて前記復調用参照信号を配置する第2のシンボル数よりも多い、
    請求項1に記載のユーザ端末。
  3. 前記第1のマッピングパターンが選択された場合、前記パターン情報は、前記第1のシンボル数の情報を含み、
    前記第2のマッピングパターンが選択された場合、前記パターン情報は、前記第2のシンボル数の情報を含む、
    請求項2に記載のユーザ端末。
  4. 前記第1のマッピングパターンに規定される第1のポート数は、前記第2のマッピングパターンに規定される第2のポート数よりも多い、
    請求項2に記載のユーザ端末。
  5. 前記第1のマッピングパターンが選択された場合、前記パターン情報は、前記第1のポート数の情報を含み、
    前記第2のマッピングパターンが選択された場合、前記パターン情報は、前記第2のポート数の情報を含む、
    請求項4に記載のユーザ端末。
  6. 複数のポートのうち割り当てられたポートを示す割当情報と、前記複数のポートそれぞれの復調用参照信号を配置するリソース要素を規定する第1のマッピングパターンおよび前記第1のマッピングパターンに含まれる第2のマッピングパターンから選択されたマッピングパターンを示すパターン情報とを受信し、
    前記復調用参照信号を含む下りリンク信号を受信し、
    前記パターン情報が示すマッピングパターンに基づいて、割り当てられたポートの前記復調用参照信号を前記下りリンク信号から分離し、
    前記復調用参照信号を用いてチャネル推定値を算出する、チャネル推定方法。
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