JPWO2018216056A1 - 調理支援装置、調理支援プログラム、及び調理支援方法 - Google Patents

調理支援装置、調理支援プログラム、及び調理支援方法 Download PDF

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Abstract

調理支援装置(1)は、料理の各調理工程の調理内容を示すレシピ情報を取得する取得処理部(111)と、前記レシピ情報に基づいて各調理工程の調理内容を表示部(14)に表示させる表示処理部(112)と、前記レシピ情報から時間を示す文字列を抽出する抽出処理部(113)と、前記抽出処理部(113)により抽出される前記文字列に基づいて計測時間を設定する設定処理部(114)と、計測開始操作に応じて前記計測時間の計測を開始する計測処理部(115)と、前記計測処理部(115)による前記計測時間の計測が終了したことに応じて前記計測時間の計測が終了した旨を報知する報知処理部(116)とを備える。

Description

本発明は、調理を支援する調理支援装置、調理支援プログラム、及び調理支援方法に関する。
料理の各調理工程の所要時間をタイマ手段によって計測することが可能な調理支援システムが知られている(例えば、特許文献1参照)。
前記調理支援システムでは、各調理工程の調理内容を示す説明文データに加えて、各調理工程の所要時間を示す時間データが予め記憶されている。そして、前記時間データに基づいて前記タイマ手段による各調理工程の所要時間の計測が行われる。
特開平8−242779号公報
しかしながら、前記調理支援システムにおいて所要時間を計測するには、前記説明文データに加えて前記時間データを予め記憶させておく必要がある。そのため、前記調理支援システムでは、調理における各作業の所要時間を示すデータが予め用意されていないレシピ情報を利用して所要時間を容易に計測することができない。
本発明の目的は、調理における各作業の所要時間を示すデータが予め用意されていないレシピ情報を利用して所要時間を容易に計測することが可能な調理支援装置、調理支援プログラム、及び調理支援方法を提供することである。
本発明の一局面に係る調理支援装置は、料理の各調理工程の調理内容を示すレシピ情報を取得する取得処理部と、前記レシピ情報に基づいて各調理工程の調理内容を表示部に表示させる表示処理部と、前記レシピ情報から時間を示す文字列を抽出する抽出処理部と、前記抽出処理部により抽出される前記文字列に基づいて計測時間を設定する設定処理部と、計測開始操作に応じて前記計測時間の計測を開始する計測処理部と、前記計測処理部による前記計測時間の計測が終了したことに応じて前記計測時間の計測が終了した旨を報知する報知処理部とを備える。
本発明の一局面に係る調理支援プログラムは、一又は複数のコンピュータに、料理の各調理工程の調理内容を示すレシピ情報から時間を示す文字列を抽出する抽出ステップと、前記抽出ステップで抽出される前記文字列に基づいて計測時間を設定する設定ステップと、計測開始操作に応じて前記計測時間の計測を開始する計測ステップと、前記計測処ステップにおける前記計測時間の計測が終了したことに応じて前記計測時間の計測が終了した旨を報知する報知ステップとを実行させるためのプログラムである。
本発明の一局面に係る調理支援方法は、料理の各調理工程の調理内容を示すレシピ情報を取得することと、前記レシピ情報に基づいて各調理工程の調理内容を表示部に表示させることと、前記レシピ情報から時間を示す文字列を抽出することと、抽出される前記文字列に基づいて計測時間を設定することと、計測開始操作に応じて前記計測時間の計測を開始することと、前記計測時間の計測が終了したことに応じて前記計測時間の計測が終了した旨を報知することとを含む。
本発明によれば、調理における各作業の所要時間を示すデータが予め用意されていないレシピ情報を利用して所要時間を容易に計測することが可能な調理支援装置、調理支援プログラム、及び調理支援方法が提供される。
図1は、本発明の実施の形態に係る調理支援装置の構成を示すブロック図である。 図2は、本発明の実施の形態に係る調理支援装置で使用される時間文字列情報の一例を示す図である。 図3は、本発明の実施の形態に係る調理支援装置で使用される曖昧単語情報の一例を示す図である。 図4は、本発明の実施の形態に係る調理支援装置で使用される特定文字列情報の一例を示す図である。 図5は、本発明の実施の形態に係る調理支援装置で使用されるタイマー情報の一例を示す図である。 図6は、本発明の実施の形態に係る調理支援装置で実行される調理支援処理の手順の一例を示すフローチャートである。 図7は、本発明の実施の形態に係る調理支援装置で表示されるレシピ画面の一例を示す図である。 図8は、本発明の実施の形態に係る調理支援装置で表示されるレシピ画面の一例を示す図である。 図9は、本発明の実施の形態に係る調理支援装置で表示されるレシピ画面の一例を示す図である。 図10は、本発明の実施の形態に係る調理支援装置で表示されるレシピ画面の一例を示す図である。 図11は、本発明の実施の形態に係る調理支援装置で表示されるタイマー調整画面の一例を示す図である。 図12は、本発明の実施の形態に係る調理支援装置で表示されるレシピ画面の一例を示す図である。 図13は、本発明の実施の形態に係る調理支援装置で表示されるレシピ画面の一例を示す図である。 図14は、本発明の実施の形態に係る調理支援装置で表示されるレシピ画面の一例を示す図である。 図15は、本発明の実施の形態に係る調理支援装置で表示されるレシピ画面の一例を示す図である。 図16は、本発明の実施の形態に係る調理支援装置で表示されるレシピ画面の一例を示す図である。
以下添付図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明し、本発明の理解に供する。なお、以下の実施形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
[調理支援装置1]
図1に示すように、本発明の実施形態に係る調理支援装置1は、制御部11、記憶部12、操作部13、表示部14、スピーカー15、通信I/F16などを備える。調理支援装置1は、例えば、スマートフォン、タブレット端末、パーソナルコンピューターなどの汎用的な情報処理装置を用いて実現される。なお、他の実施形態では、調理支援装置1が組み込みシステムとして実現されてもよい。
制御部11は、CPU、ROM、及びRAMなどの制御機器を有する。前記CPUは、各種の演算処理を実行するプロセッサーである。前記ROMは、前記CPUに各種の処理を実行させるためのBIOS、OSなどの制御プログラムが予め記憶された不揮発性の記憶部である。前記RAMは、各種の情報を記憶する揮発性又は不揮発性の記憶部であり、前記CPUが実行する各種の処理の一時記憶メモリー(作業領域)として使用される。そして、制御部11は、前記ROM又は記憶部12に予め記憶された各種の制御プログラムを前記CPUで実行することにより調理支援装置1を制御する。
記憶部12は、各種の情報を記憶するフラッシュメモリーなどの不揮発性の記憶部である。例えば、記憶部12には、調理支援プログラムなどの制御プログラムが記憶される。前記調理支援プログラムは、後述の調理支援処理を制御部11に実行させるための制御プログラムである。なお、前記調理支援プログラムは、CD、DVD、USBメモリなどのコンピュータ読取可能な非一時的な記録媒体から読み出されて、記憶部12に記憶されてもよい。もしくは、前記調理支援プログラムは、外部の情報処理装置から受信されて、記憶部12に記憶されてもよい。また、記憶部12には、後述の時間文字列情報D1(図2)、曖昧単語情報D2(図3)、特定文字列情報D3(図4)、タイマー情報D4(図5)などの情報が記憶される。
操作部13は、ユーザ操作を受け付けるタッチパネル、ハードキー、マウス、キーボードなどの操作部である。なお、操作部13は、ユーザによる非接触操作(例えば、音声による操作、操作部13に身体の一部を近づける操作、カメラに手をかざす操作、3次元ジェスチャーなど)を検出可能な操作部(例えば、マイク、近接センサ、カメラ、非接触式タッチパネルなど)であってもよい。
表示部14は、後述のレシピ情報などの各種の情報を表示する液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイなどの表示部である。
スピーカー15は、音楽、メロディー、音声メッセージなどを出力する音出力部である。
通信I/F16は、調理支援装置1を有線又は無線でインターネットなどの通信網に接続し、通信網を介してサーバー装置などの外部機器との間で所定の通信プロトコルに従ったデータ通信を実行するための通信インターフェースである。
ところで、料理の各調理工程の所要時間をタイマ手段によって計測することが可能な調理支援システムが知られている。しかしながら、前記調理支援システムにおいて所要時間を計測するには、各調理工程の調理内容を示す説明文データに加えて、各調理工程の所要時間を示す時間データを予め記憶させておく必要がある。そのため、前記調理支援システムでは、調理における各作業の所要時間を示すデータが予め用意されていないレシピ情報を利用して所要時間を容易に計測することができない。これに対して、本実施形態に係る調理支援装置1では、以下で説明する構成及び動作によって、調理における各作業の所要時間を示すデータが予め用意されていないレシピ情報を利用して所要時間を容易に計測することが可能である。
制御部11は、記憶部12に記憶されている前記調理支援プログラムに従って各種の処理を実行することにより、取得処理部111、表示処理部112、抽出処理部113、設定処理部114、計測処理部115、及び報知処理部116として機能する。なお、これらの一部又は全部の処理部が電子回路で構成されてもよい。
取得処理部111は、料理の各調理工程の調理内容を示すレシピ情報を取得する。前記レシピ情報には、例えば、料理の各調理工程の調理内容を示す文字列及び画像が含まれる。なお、取得処理部111による前記レシピ情報の取得方法としては種々の方法が考えられる。例えば、取得処理部111は、通信I/F16を通じて外部の情報処理装置から前記レシピ情報を取得してもよい。例えば、取得処理部111は、インターネット上のウェブサーバーから、料理の各調理工程の調理内容を示す文字列及び画像が掲載されているウェブページのデータを前記レシピ情報として受信してもよい。また、取得処理部111は、USBメモリー、SDカードなどの外部メモリーから前記レシピ情報を取得してもよい。また、前記レシピ情報が記憶部12に予め記憶されている場合には、取得処理部111は、記憶部12から前記レシピ情報を読み出してもよい。また、取得処理部111は、料理の各調理工程の調理内容を示す文字列及び画像が含まれる画像データ(例えば、料理本、料理雑誌などに掲載されているレシピ情報をスキャナーで読み取った画像データ、前記レシピ情報をカメラで撮影した画像データなど)に対して文字認識処理を行うことによって前記レシピ情報を取得してもよい。
表示処理部112は、取得処理部111により取得される前記レシピ情報に基づいて各調理工程の調理内容を表示部14に表示させる。図7は、表示処理部112により表示部14に表示されるレシピ画面P1の一例を示している。レシピ画面P1には、各調理工程の調理内容を示す文字列及び画像が含まれる。なお、図7に示す例では、複数の調理工程のうちの一部のみが表示されている。表示処理部112は、表示部14に表示されている各調理工程の調理内容を、スクロール操作(例えば、スワイプ、フリック、ドラッグ、スクロールバーの操作など)に応じてスクロールさせることが可能である。
抽出処理部113は、前記レシピ情報から時間を示す文字列を抽出する。前記時間を示す文字列は、例えば、「10分」、「30秒」、「1時間」などのように、数字と時間を示す単語との組み合わせからなる文字列である。前記時間を示す文字列の他の例として、例えば、「30〜40分」、「40秒から50秒」などのように、第1時間から前記第1時間よりも長い第2時間までの時間幅を有する時間を示す文字列が考えられる。例えば、抽出処理部113は、図2に示される時間文字列情報D1に基づいて、前記レシピ情報から時間を示す文字列を抽出してもよい。時間文字列情報D1には、時間を示す文字列の候補が含まれている。図2に示される「〇」は、任意の整数を示している。時間文字列情報D1は、例えば記憶部12に記憶される。
設定処理部114は、抽出処理部113により抽出される前記文字列に基づいて計測時間を設定する。例えば、設定処理部114は、前記文字列が「10分」である場合、前記計測時間を10分に設定する。また、設定処理部114は、前記文字列が「30秒」である場合、前記計測時間を30秒に設定する。
計測処理部115は、計測開始操作に応じて前記計測時間の計測を開始する。前記計測開始操作は、操作部13に対する予め定められた操作である。前記計測開始操作は、例えば、特定のソフトキー又はハードキーの操作であってもよいし、予め定められた前記非接触操作(例えば、調理支援装置1に向かって「スタート」と発声すること、調理支援装置1に手をかざすことなど)であってもよい。
報知処理部116は、計測処理部115による前記計測時間の計測が終了したことに応じて前記計測時間の計測が終了した旨を報知する。報知処理部116による報知は、表示部14を用いて行われてもよいし、スピーカー15を用いて行われてもよいし、これらの両方を用いて行われてもよい。また、報知処理部116による報知が、調理支援装置1の振動や発光によって行われてもよい。
このように、本実施形態に係る調理支援装置1では、前記レシピ情報から時間を示す文字列が抽出され、抽出された前記文字列に基づいて計測時間が設定される。よって、本実施形態に係る調理支援装置1によれば、調理における各作業の所要時間を示すデータが予め用意されていないレシピ情報を利用して所要時間を容易に計測することが可能である。すなわち、本実施形態に係る調理支援装置1によれば、例えば、ウェブページ、料理本、料理雑誌などに掲載されているレシピ情報を利用する場合であっても、各作業の所要時間を容易に計測することが可能である。
なお、設定処理部114は、抽出処理部113により抽出される前記文字列により示される時間が第1時間から前記第1時間よりも長い第2時間までの時間幅を有する場合に、前記第1時間に基づいて前記計測時間を設定してもよい。例えば、前記文字列が「30〜40分」である場合、設定処理部114は、前記計測時間を30分に設定してもよい。これにより、前記第1時間が経過した旨がユーザに報知されるので、ユーザは、前記第1時間が経過した時点から食材の状態を確認しつつ、適切なタイミングで作業を終了させることができる。よって、煮込み過ぎ、焼き過ぎなどの失敗を防ぐことができる。
また、設定処理部114は、前記文字列により示される時間が前記第1時間から前記第2時間までの時間幅を有する場合に、前記第2時間に基づいて前記計測時間を設定してもよい。例えば、前記文字列が「30〜40分」である場合、設定処理部114は、前記計測時間を40分に設定してもよい。この場合、報知処理部116は、計測処理部115による前記計測時間の計測が開始されてから前記第1時間が経過したことに応じて、前記第1時間が経過した旨を報知してもよい。例えば、前記文字列が「30〜40分」である場合、報知処理部116は、前記計測時間(ここでは40分)の計測が開始されてから30分が経過したことに応じて、30分が経過した旨を報知してもよい。これにより、前記第1時間が経過した旨がユーザに報知されるので、ユーザは、前記第1時間が経過した時点から食材の状態を確認しつつ、適切なタイミングで作業を終了させることができる。また、前記第2時間が経過した旨もユーザに報知されるので、煮込み過ぎ、焼き過ぎなどの失敗をより確実に防ぐことができる。
なお、設定処理部114は、抽出処理部113により抽出される前記文字列の前方又は後方に曖昧さを示す単語が隣接している場合に、前記文字列により示される時間よりも短い時間を前記計測時間として設定してもよい。曖昧さを示す単語は、例えば、「約」、「およそ」、「ほど」などである。例えば、設定処理部114は、図3に示される曖昧単語情報D2に基づいて、前記文字列の前方又は後方に曖昧さを示す単語が隣接しているか否かを判定してもよい。曖昧単語情報D2には、曖昧さを示す単語の候補が含まれている。例えば、前記レシピ情報に「約10分」又は「10分ほど」という文字列が含まれている場合、設定処理部114は、10分よりも短い時間(例えば、8分、9分、9分30秒など)を前記計測時間として設定してもよい。例えば、前記設定処理部114は、前記文字列の前方又は後方に曖昧さを示す単語が隣接している場合に、前記文字列により示される時間に、1よりも小さい予め定められた係数(例えば、0.8、0.9など)を乗じた結果を、前記計測時間として設定してもよい。これにより、前記文字列により示される時間が経過するよりも前の時点でユーザに報知されるので、ユーザは、その時点から食材の状態を確認しつつ、適切なタイミングで作業を終了させることができる。よって、煮込み過ぎ、焼き過ぎなどの失敗を防ぐことができる。
また、設定処理部114は、前記文字列の前方又は後方に曖昧さを示す単語が隣接している場合に、前記文字列により示される時間を前記計測時間として設定してもよい。例えば、前記レシピ情報に「約10分」又は「10分ほど」という文字列が含まれている場合、設定処理部114は、前記計測時間を10分に設定してもよい。この場合、報知処理部116は、計測処理部115による前記計測時間の計測が開始されてから前記計測時間よりも短い予め定められた時間が経過したことに応じて、前記計測時間の計測が間もなく終了する旨を報知してもよい。例えば、前記レシピ情報に「約10分」又は「10分ほど」という文字列が含まれている場合、報知処理部116は、前記計測時間(ここでは10分)の計測が開始されてから10分よりも短い時間(例えば、8分、9分、9分30秒など)が経過した時点で、前記計測時間の計測が間もなく終了する旨を報知してもよい。これにより、前記文字列により示される時間が経過するよりも前の時点で、前記計測時間の計測が間もなく終了する旨がユーザに報知されるので、ユーザは、その時点から食材の状態を確認しつつ、適切なタイミングで作業を終了させることができる。また、前記計測時間が経過した旨もユーザに報知されるので、煮込み過ぎ、焼き過ぎなどの失敗をより確実に防ぐことができる。
また、設定処理部114は、抽出処理部113により抽出される前記文字列により示される時間が第1時間から前記第1時間よりも長い第2時間までの時間幅を有し、且つ前記文字列の前方又は後方に曖昧さを示す単語が隣接している場合に、前記第1時間に基づいて前記計測時間を設定してもよい。例えば、前記レシピ情報に「約30〜40分」という文字列が含まれている場合、設定処理部114は、前記計測時間を30分に設定してもよい。
また、設定処理部114は、抽出処理部113により抽出される前記文字列により示される時間が第1時間から前記第1時間よりも長い第2時間までの時間幅を有し、且つ前記文字列の前方又は後方に曖昧さを示す単語が隣接している場合に、前記第1時間に基づいて前記計測時間を設定してもよい。例えば、前記レシピ情報に「約30〜40分」という文字列が含まれている場合、設定処理部114は、前記第2時間に基づいて前記計測時間を設定してもよい。そして、報知処理部116は、計測処理部115による前記計測時間の計測が開始されてから前記第1時間が経過したことに応じて、前記第1時間が経過した旨を報知してもよい。例えば、前記レシピ情報に「約30〜40分」という文字列が含まれている場合、報知処理部116は、前記計測時間(ここでは40分)の計測が開始されてから30分が経過したことに応じて、30分が経過した旨を報知してもよい。
なお、抽出処理部113は、数字を含まない予め定められた特定文字列を前記レシピ情報から抽出してもよい。前記特定文字列は、作業の所要時間を大まかに推測し得る文字列であって、例えば、「弱火でじっくりと」、「十分に」、「手早く」、「さっと」、「きつね色になるまで」、「透き通るまで」、「常温になるまで」などである。例えば、抽出処理部113は、特定文字列情報D3(図4参照)に基づいて、前記レシピ情報から前記特定文字列を抽出してもよい。特定文字列情報D3には、前記特定文字列の候補が含まれている。そして、設定処理部114は、前記特定文字列と時間との対応関係を示す対応関係情報と、抽出処理部113により抽出される前記特定文字列とに基づいて、前記計測時間を設定してもよい。図4に示される特定文字列情報D3は、前記対応関係情報の一例である。特定文字列情報D3には、前記特定文字列ごとに、対応する推定所要時間の情報が含まれている。例えば、前記レシピ情報に「弱火でじっくりと」という文字列が含まれている場合、設定処理部114は、特定文字列情報D3に基づいて、前記計測時間を15分に設定する。なお、各特定文字列に対応する推定所要時間をより高精度に判定できるように、設定処理部114は、前記特定文字列と、前記特定文字列の近傍にある一又は複数のキーワードとの組み合わせに基づいて、前記計測時間を設定してもよい。前記キーワードの例として、「焼く」、「煮込む」、「炒める」などの調理方法を示すキーワード、「弱火」、「強火」、「200度」などの火力を示すキーワード、「たまねぎ」、「肉」、「うどん」などの食材を示すキーワードなどが挙げられる。
なお、抽出処理部113は、前記レシピ情報全体から前記時間を示す文字列を抽出する代わりに、ユーザによって指定された位置に応じた範囲から前記時間を示す文字列を抽出してもよい。例えば、抽出処理部113は、表示部14上の位置を指定する位置指定操作(例えば、タップ、クリック、長押しなど)が行われたことに応じて、指定された位置に応じた範囲(例えば、指定された位置に表示されている文字を中心とした一定文字数の範囲)の前記レシピ情報から前記時間を示す文字列を抽出してもよい。これにより、前記レシピ情報全体から前記時間を示す文字列を抽出する場合と比べて、誤認識を抑制することができると共に、抽出処理に要する処理時間を短縮することができる。
なお、表示処理部112は、抽出処理部113により抽出される前記文字列に対応する位置に、前記計測開始操作を受け付けるための開始操作画像T1を表示させてもよい。例えば、表示処理部112は、図8に示されるような開始操作画像T1を表示させてもよい。図8において、上側の開始操作画像T1は、「90分」の文字列と同じ高さに表示されており、下側の開始操作画像T1は、「常温になるまで」の文字列と同じ高さに表示されている。なお、他の実施形態では、前記開始操作画像が、対応する前記文字列の直前又は直後に挿入されてもよい。また、前記開始操作画像は、文字又は記号であってもよい。例えば、表示処理部112は、図9に示されるように、設定処理部114により設定される前記計測時間が表示された開始操作画像T1を表示させてもよい。また、表示処理部112は、図10に示されるように、対応する前記文字列に付された下線状の開始操作画像T1を表示させてもよい。
設定処理部114は、開始操作画像T1が操作(例えば、タップ、クリック、長押しなど)されたことに応じて、操作された開始操作画像T1に対応する前記文字列に基づいて前記計測時間を設定してもよい。例えば、図8に示される上側の開始操作画像T1が操作された場合、設定処理部114は、「90分」の文字列に基づいて、前記計測時間を90分に設定してもよい。また、図8に示される下側の開始操作画像T1が操作された場合、設定処理部114は、「常温になるまで」の文字列に基づいて、前記計測時間を20分に設定してもよい(図4参照)。
表示処理部112は、表示部14に表示されている各調理工程の調理内容をスクロール操作に応じてスクロールさせると共に、対応する前記文字列に追従するように開始操作画像T1を移動させてもよい。これにより、スクロール操作に応じて前記文字列の表示位置が変更されたとしても、前記文字列に追従するように開始操作画像T1が移動するので、ユーザは、前記文字列と開始操作画像T1との対応関係を容易に把握することができる。
なお、設定処理部114は、複数の開始操作画像T1が表示部14に表示されている状態で前記非接触操作(例えば、調理支援装置1に向かって「スタート」と発声すること、調理支援装置1に手をかざすことなど)が行われた場合に、前記複数の開始操作画像T1のうちで作業順序が最も早い開始操作画像T1に対する前記計測開始操作が行われたものと見做して前記計測時間を設定してもよい。例えば、図8に示されるレシピ画面P1が表示されている状態で前記非接触操作が行われた場合に、設定処理部114は、上側の開始操作画像T1に対する前記計測開始操作が行われたものと見做して、前記計測時間を90分に設定してもよい。これにより、ユーザは、表示部14に表示されている複数の開始操作画像T1のうちで作業順序が最も早い開始操作画像T1を前記非接触操作によって容易に操作することができる。よって、両手が塞がっている場合又は両手が汚れている場合に便利である。
なお、設定処理部114は、前記文字列に基づいて決定される仮の計測時間をユーザ操作に応じて変更した結果を前記計測時間として設定してもよい。例えば、図8に示される上側の開始操作画像T1が選択されたことに応じて、図11に示されるようなタイマー調整画面P2が表示部14に表示されてもよい。図11に示されるタイマー調整画面P2には、「90分」の文字列に基づいて決定された仮の計測時間(1時間30分)が初期表示されている。タイマー調整画面P2には、前記計測時間を変更するための複数の調整キーK1と、変更後の前記計測時間の計測を開始するためのスタートキーK2とが含まれる。なお、表示処理部112は、前記文字列が特定の条件を満たしている場合にのみタイマー調整画面P2を表示させてもよい。例えば、表示処理部112は、前記文字列により示される時間が時間幅を有する場合、前記文字列の前方又は後方に曖昧さを示す単語が隣接している場合、又は前記文字列が前記特定文字列である場合にのみ、タイマー調整画面P2を表示させてもよい。
なお、表示処理部112は、計測処理部115による前記計測時間の計測が開始されたことに応じて、前記計測時間の計測が終了するまでの残り時間を示す残り時間画像T2を表示部14に表示させてもよい。例えば、表示処理部112は、図12に示されるように、前記文字列に対応する位置に残り時間画像T2を表示させてもよい。そして、表示処理部112は、表示部14に表示されている各調理工程の調理内容をスクロール操作に応じてスクロールさせると共に、対応する前記文字列に追従するように残り時間画像T2を移動させてもよい。これにより、スクロール操作に応じて前記文字列の表示位置が変更されたとしても、前記文字列に追従するように残り時間画像T2が移動するので、ユーザは、前記文字列と残り時間画像T2との対応関係を容易に把握することができる。
また、表示処理部112は、対応する前記文字列が前記スクロール操作に応じて表示部14の画面から外れた場合に、予め定められた残り時間表示領域A1に前記残り時間を表示させてもよい。例えば、表示処理部112は、図12に示される「90分」の文字列が前記スクロール操作に応じて表示部14の画面から外れた場合に、図13に示されるように、残り時間表示領域A1に前記残り時間を表示させてもよい。これにより、スクロール操作に応じて前記文字列が表示部14の画面から外れた場合でも、ユーザは前記残り時間を容易に把握することができる。なお、残り時間表示領域A1は、必ずしも表示部14に常に表示されている必要はなく、例えば、残り時間表示領域A1の表示/非表示をユーザが切り替え可能であってもよい。
また、表示処理部112は、対応する前記文字列が前記スクロール操作に応じて表示部14の画面から外れた場合に、表示部14の画面の端部又はレシピ情報の表示領域の端部に残り時間画像T2を表示し続けてもよい。これにより、スクロール操作に応じて前記文字列が表示部14の画面から外れた場合でも、ユーザは前記残り時間を容易に把握することができる。
また、表示処理部112は、対応する前記文字列が前記スクロール操作に応じて表示部14の画面から外れた場合に、図13に示されるように、前記文字列の位置を示す位置表示画像M1をスクロールバー上に表示してもよい。これにより、スクロール操作に応じて前記文字列が表示部14の画面から外れた場合でも、ユーザは、必要に応じて、位置表示画像M1を目安としてスクロール操作を行って、対応する残り時間画像T2又は調理内容を容易に表示させることができる。なお、位置表示画像M1には、対応するタイマー番号を示す数字が表示されてもよい。例えば、図15に示される上側の位置表示画像M1には、タイマー1を示す「1」が表示されており、下側の位置表示画像M1には、タイマー2を示す「2」が表示されている。これにより、ユーザは、所望のタイマーに対応する位置表示画像M1を目安としてスクロール操作を行って、所望のタイマーに対応する残り時間画像T2又は調理内容を容易に表示させることができる。
また、表示処理部112は、対応する前記文字列が前記スクロール操作に応じて表示部14の画面から外れた場合に、図13に示されるように、前記文字列の位置を示す位置表示画像M1をスクロールバー上に表示してもよい。これにより、スクロール操作に応じて前記文字列が表示部14の画面から外れた場合でも、ユーザは、必要に応じて、位置表示画像M1を目安としてスクロール操作を行って、対応する残り時間画像T2又は調理内容を容易に表示させることができる。
なお、計測処理部115は、複数の計測時間を並行して計測することが可能である。例えば、計測処理部115は、図13に示される上側の開始操作画像T1が操作されたことに応じて、現在計測中である「90分」の文字列に対応する計測時間の計測(すなわち、図13に示される「タイマー1」の計測)と並行して、「15〜20分」の文字列に対応する計測時間の計測を開始する。このように、計測処理部115により複数の計測時間が並行して計測されている場合、図15に示されるように、残り時間表示領域A1に複数の残り時間(ここでは、「タイマー1」の残り時間及び「タイマー2」の残り時間)が表示されることがあり得る。この場合、表示処理部112は、残り時間表示領域A1に表示されている複数の残り時間のうち、ユーザによって操作された残り時間に対応する前記文字列が表示部14に表示されるまで、表示部14に表示されている各調理工程の調理内容を自動的にスクロールさせてもよい。
なお、図15に示されるように、残り時間表示領域A1に複数の残り時間が表示される場合に、表示処理部112は、残り時間の長さに応じた順番で前記複数の残り時間を表示させてもよい。例えば、表示処理部112は、残り時間が短いものほど画面の上側に表示させてもよい。また、他の実施形態では、表示処理部112は、前記複数の残り時間のうち、残り時間が最も短いものだけを残り時間表示領域A1に表示させてもよい。これにより、表示部14の表示領域を有効に利用できる。
なお、表示処理部112は、計測処理部115による前記計測時間の計測が終了したことに応じて、少なくとも前記文字列が表示部14に表示されるまで、表示部14に表示されている各調理工程の調理内容を自動的にスクロールさせてもよい。例えば、図13に示される状態で、残り時間表示領域A1に表示されている「タイマー1」の残り時間が0になった場合に、表示処理部112は、図16に示されるように、「タイマー1」に対応する「90分」の文字列が表示部14に表示されるまで、表示部14に表示されている各調理工程の調理内容を自動的にスクロールさせてもよい。これにより、ユーザーは、どの作業の計測時間の計測が終了したのかを容易に把握することができる。
[調理支援処理]
以下、図6を参照しつつ、調理支援装置1の制御部11によって実行される調理支援処理について説明する。なお、制御部11は、調理支援装置1において所定操作(例えば、複数のレシピの中から所望のレシピを選択する操作)が行われたことに応じて、前記調理支援処理を開始する。
<ステップS11>
ステップS11において、制御部11は、料理の各調理工程の調理内容を示すレシピ情報を取得する。当該ステップS11の処理は、制御部11の取得処理部111によって実行される。当該ステップS11は、本発明の取得ステップの一例である。制御部11は、例えば、外部の情報処理装置、インターネット上のウェブサーバー、外部メモリー、記憶部12などから前記レシピ情報を取得する。他の実施形態では、制御部11は、料理の各調理工程の調理内容を示す文字列及び画像が含まれる画像データに対して文字認識処理を行うことによって前記レシピ情報を取得してもよい。
<ステップS12>
ステップS12において、制御部11は、前記ステップS11で取得された前記レシピ情報から時間を示す文字列を抽出する。例えば、制御部11は、時間文字列情報D1及び特定文字列情報D3に基づいて前記文字列(例えば、「90分」、「常温になるまで」などの文字列)を抽出する。そして、制御部11は、抽出された文字列を、図5に示されるようなタイマー情報D4における「文字列」の情報として記憶部12(又は前記RAM)に記憶させる。このとき、制御部11は、タイマー情報D4の一部として、タイマーを識別するための「タイマー番号」と、前記レシピ情報における前記文字列の位置を示す「位置情報」とを、前記文字列と対応付けて記憶部12に記憶させる。当該ステップS12の処理は、制御部11の抽出処理部113によって実行される。当該ステップS12は、本発明の抽出ステップの一例である。
<ステップS13>
ステップS13において、制御部11は、前記ステップS11で取得された前記レシピ情報に基づいて、料理の各調理工程の調理内容を示すレシピ画面P1(図7参照)を表示部14に表示させる。このとき、制御部11は、タイマー情報D4に含まれる「位置情報」に基づいて、図8〜図10に示されるレシピ画面P1のように、前記ステップS12で取得された前記文字列に対応する位置に開始操作画像T1を表示させてもよい。当該ステップS13の処理は、制御部11の表示処理部112によって実行される。当該ステップS13は、本発明の表示ステップの一例である。
<ステップS14>
ステップS14において、制御部11は、スクロール操作(例えば、スワイプ、フリック、ドラッグ、スクロールバーの操作など)が行われたか否かを判断する。そして、前記スクロール操作が行われたと判断されると(S14:Yes)、処理がステップS15に移行する。一方、前記スクロール操作が行われていないと判断されると(S14:No)、処理がステップS16に移行する。
<ステップS15>
ステップS15において、制御部11は、表示部14に表示されている各調理工程の調理内容を、前記スクロール操作に応じてスクロールさせる。このとき、制御部11は、タイマー情報D4に含まれる「位置情報」に基づいて、対応する前記文字列に追従するように開始操作画像T1又は残り時間画像T2を移動させてもよい。また、制御部11は、残り時間画像T2に対応する前記文字列が前記スクロール操作に応じて表示部14の画面から外れた場合に、図13に示されるレシピ画面P1のように、残り時間画像T2に対応する残り時間を残り時間表示領域A1に表示させてもよい。当該ステップS15の処理は、制御部11の表示処理部112によって実行される。そして、処理がステップS16に移行する。
<ステップS16>
ステップS16において、制御部11は、計測開始操作(例えば、開始操作画像T1の操作、特定のハードキーの操作、前記非接触操作など)が行われたか否かを判断する。そして、前記計測開始操作が行われたと判断されると(S16:Yes)、処理がステップS17に移行する。一方、前記計測開始操作が行われていないと判断されると(S16:No)、処理がステップS19に移行する。
<ステップS17>
ステップS17において、制御部11は、前記計測開始操作に対応する前記文字列に基づいて計測時間を設定し、当該計測時間の計測を開始する。例えば、制御部11は、図5に示されるタイマー情報D4のように、前記文字列に基づいて設定された前記計測時間を前記文字列と対応付けて記憶部12に記憶させる。また、タイマー情報D4には、「残り時間」の情報が含まれており、当該ステップS17で前記計測時間の計測が開始されると、「残り時間」の値が周期的に更新(カウントダウン)されていく。当該ステップS17の処理は、制御部11の設定処理部114及び計測処理部115によって実行される。当該ステップS11は、本発明の設定ステップ及び計測ステップの一例である。なお、他の実施形態では、前記ステップS12で抽出された前記文字列に基づいて、前記計測開始操作が行われるよりも前に前記計測時間が予め設定されてもよい。例えば、前記ステップS12で前記文字列が抽出された時点で、当該文字列に対応する前記計測時間が設定されてもよい。
<ステップS18>
ステップS18において、制御部11は、タイマー情報D4に含まれる「位置情報」に基づいて、図12に示されるレシピ画面P1のように、前記文字列に対応する位置に残り時間画像T2を表示させる。残り時間画像T2には、タイマー情報D4に含まれる「残り時間」の値に基づいて、残り時間が表示される。当該ステップS18の処理は、制御部11の表示処理部112によって実行される。そして、処理がステップS19に移行する。
<ステップS19>
ステップS19において、制御部11は、前記ステップS17で開始された前記計測時間の計測が終了したか否かを判断する。例えば、制御部11は、タイマー情報D4に含まれる「残り時間」の値が0になった場合に、前記計測時間の計測が終了したと判断する。そして、前記計測時間の計測が終了したと判断されると(S19:Yes)、処理がステップS20に移行する。一方、前記計測時間の計測が終了していないと判断されると(S19:No)、処理がステップS21に移行する。
<ステップS20>
ステップS20において、制御部11は、例えば、表示部14、スピーカー15、調理支援装置1の振動や発光などによって、前記計測時間の計測が終了した旨を報知する。例えば、制御部11は、前記計測時間の計測が終了した旨の音声メッセージをスピーカー15から出力させると共に、図16に示されるレシピ画面P1のように、タイマー情報D4に含まれる「位置情報」に基づいて、前記文字列に対応する位置に終了画像T3を表示させてもよい。このとき、制御部11は、少なくとも前記文字列が表示部14に表示されるまで、表示部14に表示されている各調理工程の調理内容を自動的にスクロールさせてもよい。当該ステップS20の処理は、制御部11の報知処理部116によって実行される。当該ステップS20は、本発明の報知ステップの一例である。そして、処理がステップS21に移行する。
<ステップS21>
ステップS21において、制御部11は、調理が終了したか否かを判断する。例えば、制御部11は、調理の終了を示す特定の操作(例えば、調理終了ボタンの操作、他のレシピへの画面切り替え操作など)が行われた場合に、調理が終了したと判断する。そして、調理が終了したと判断されると(S21:Yes)、前記調理支援処理は終了する。一方、調理が終了していないと判断されると(S21:No)、処理が前記ステップS14に戻る。
なお、本発明は、前記調理支援処理に含まれる一部又は全部のステップを含む調理支援方法の発明として捉えることができ、前記調理支援処理に含まれる一又は複数のステップが適宜省略されてもよい。なお、前記調理支援処理における各ステップは、同様の作用効果を生じる範囲で、実行順序が異なってもよい。さらに、前記調理支援処理における各ステップが複数のプロセッサーによって分散して実行される調理支援方法も、他の実施形態として考えられる。
以上説明したように、本実施形態に係る調理支援装置1では、前記レシピ情報から時間を示す文字列が抽出され、抽出された前記文字列に基づいて計測時間が設定される。よって、本実施形態に係る調理支援装置1によれば、調理における各作業の所要時間を示すデータが予め用意されていないレシピ情報を利用して所要時間を容易に計測することが可能である。すなわち、本実施形態に係る調理支援装置1によれば、例えば、ウェブページ、料理本、料理雑誌などに掲載されているレシピ情報を利用する場合であっても、各作業の所要時間を容易に計測することが可能である。また、調理における各作業の所要時間を示すデータを予め用意しておく必要がないため、そのようなデータを記憶しておくための記憶領域が不要である。また、そのようなデータを外部の情報処理装置から取得する必要がないため、通信トラフィックを低減させることができる。ユーザがタイマーアプリを別に起動する必要がないため、操作性が向上する。特に料理中の手が汚れているときには、操作性を求められ、このような際に操作がスムーズになる。
[変形例]
なお、本実施形態では、表示部14において、料理の各調理工程の調理内容がスクロール可能に表示されるが、本発明はこれに限定されない。他の実施形態では、料理の各調理工程の調理内容が、調理工程ごとに異なるページとして表示部14に表示されてもよい。そして、予め定められたページ切り替え操作(例えば、スワイプ操作、ページ切り替えボタンの操作など)に応じて、表示部14に表示されるページが切り替えられてもよい。
また、本実施形態では、図12に示される残り時間画像T2のように、残り時間が数字によって示されるが、本発明はこれに限定されない。例えば、図12に示される残り時間画像T2の代わりに、残り時間に応じて色、大きさなどが変化するような残り時間画像が表示されてもよい。もしくは、図12に示される残り時間画像T2の代わりに、プログレスバーのような残り時間画像が表示されてもよい。
また、本実施形態では、前記計測時間の計測が開始されたことに応じて図12に示される残り時間画像T2が自動的に表示されるが、本発明はこれに限定されない。他の実施形態では、残り時間画像T2が自動的に表示されず、ユーザによる所定操作が行われた場合にのみ残り時間画像T2が表示されてもよい。例えば、表示処理部112は、残り時間画像T2に対応する前記文字列(又は前記文字列の近傍に表示されたアイコン)がユーザによって操作(例えば、タッチ、長押しなど)されている間だけ、残り時間画像T2を一時的にポップアップ表示させてもよい。これにより、表示部14の表示領域を有効に利用できる。
また、本実施形態では、時間文字列情報D1、曖昧単語情報D2、及び特定文字列情報D3が記憶部12に記憶されているが、本発明はこれに限定されない。他の実施形態では、例えば、時間文字列情報D1、曖昧単語情報D2、及び特定文字列情報D3の一部又は全部が外部の情報処理装置に記憶されてもよい。そして、これらの情報の一部又は全部が、予め又は必要に応じて、前記外部の情報処理装置から調理支援装置1にダウンロードされてもよい。
なお、本実施形態では、前記レシピ情報の取得処理と、前記レシピ情報(すなわち、料理の各調理工程の調理内容を示す文字列及び画像)の表示処理とが、前記調理支援プログラムに従って実行されるが、本発明はこれに限定されない。他の実施形態では、前記レシピ情報の取得処理及び表示処理が、前記調理支援プログラムとは独立したレシピ情報表示プログラム(例えば、ウェブブラウザアプリ)に従って実行されてもよい。すなわち、前記レシピ情報表示プログラムによる前記レシピ情報の表示処理と並行して、前記調理支援プログラムが実行されてもよい。この場合、前記調理支援プログラムは、制御部11に、少なくとも、前記レシピ情報から時間を示す文字列を抽出する抽出ステップと、前記抽出ステップで抽出される前記文字列に基づいて計測時間を設定する設定ステップと、計測開始操作に応じて前記計測時間の計測を開始する計測ステップと、前記計測処ステップにおける前記計測時間の計測が終了したことに応じて前記計測時間の計測が終了した旨を報知する報知ステップとを実行させればよい。また、この場合にも、図8〜図16に示されるレシピ画面P1と同じく、前記レシピ情報表示プログラムにより表示部14に表示されるレシピ画面(例えば、図7に示されるレシピ画面P1)と連動して、前記調理支援プログラムによって、開始操作画像T1、タイマー調整画面P2、残り時間画像T2、位置表示画像M1、終了画像T3などが、前記レシピ画面上に重ねて(又は前記レシピ画面の近傍に)表示されてもよい。
なお、本実施形態では、抽出処理部113によって前記レシピ情報から時間を示す文字列が抽出されて、抽出された前記文字列に基づいて設定処理部114によって前記計測時間が設定される。しかしながら、調理における各作業の所要時間を示すデータが予め用意されている場合には、設定処理部114は、前記所要時間を示すデータに基づいて前記計測時間を設定してもよい。この場合、抽出処理部113による抽出処理(すなわち、前記ステップS12の処理)は省略可能である。すなわち、本発明に関連する関連実施形態として、調理支援装置1から抽出処理部113を省略した実施形態が考えられる。当該関連実施形態においても、抽出処理部113以外の構成要素に起因する効果については、前記実施形態と同様の効果が得られる。
[発明の付記]
以下、本実施形態から抽出される発明の概要について付記する。なお、以下の付記で説明する各構成及び各処理機能は取捨選択して任意に組み合わせることが可能である。
<付記1>
料理の各調理工程の調理内容を示すレシピ情報を取得する取得処理部と、
前記レシピ情報に基づいて各調理工程の調理内容を表示部に表示させる表示処理部と、
前記レシピ情報から時間を示す文字列を抽出する抽出処理部と、
前記抽出処理部により抽出される前記文字列に基づいて計測時間を設定する設定処理部と、
計測開始操作に応じて前記計測時間の計測を開始する計測処理部と、
前記計測処理部による前記計測時間の計測が終了したことに応じて前記計測時間の計測が終了した旨を報知する報知処理部と、
を備える調理支援装置。
<付記2>
前記抽出処理部は、数字と時間を示す単語との組み合わせからなる文字列を、前記時間を示す文字列として抽出する、
付記1に記載の調理支援装置。
<付記3>
前記設定処理部は、前記文字列により示される時間が第1時間から前記第1時間よりも長い第2時間までの時間幅を有する場合に、前記第1時間に基づいて前記計測時間を設定する、
付記1又は付記2に記載の調理支援装置。
<付記4>
前記設定処理部は、前記文字列により示される時間が第1時間から前記第1時間よりも長い第2時間までの時間幅を有する場合に、前記第2時間に基づいて前記計測時間を設定し、
前記報知処理部は、前記計測処理部による前記計測時間の計測が開始されてから前記第1時間が経過したことに応じて、前記第1時間が経過した旨を報知する、
付記1又は付記2に記載の調理支援装置。
<付記5>
前記設定処理部は、前記文字列の前方又は後方に曖昧さを示す単語が隣接している場合に、前記文字列により示される時間よりも短い時間を前記計測時間として設定する、
付記1〜4のいずれかに記載の調理支援装置。
<付記6>
前記設定処理部は、前記文字列の前方又は後方に曖昧さを示す単語が隣接している場合に、前記文字列により示される時間を前記計測時間として設定し、
前記報知処理部は、前記文字列の前方又は後方に曖昧さを示す単語が隣接している場合に、前記計測処理部による前記計測時間の計測が開始されてから前記計測時間よりも短い予め定められた時間が経過したことに応じて、前記計測時間の計測が間もなく終了する旨を報知する、
付記1〜4のいずれかに記載の調理支援装置。
<付記7>
前記抽出処理部は、数字を含まない予め定められた特定文字列を前記レシピ情報から抽出し、
前記設定処理部は、前記特定文字列と時間との対応関係を示す対応関係情報と、前記抽出処理部により抽出される前記特定文字列とに基づいて、前記計測時間を設定する、
付記1〜6のいずれかに記載の調理支援装置。
<付記8>
前記抽出処理部は、前記表示部上の位置を指定する位置指定操作が行われたことに応じて、指定された位置に応じた範囲の前記レシピ情報から前記時間を示す文字列を抽出する、
付記1〜7のいずれかに記載の調理支援装置。
<付記9>
前記表示処理部は、前記抽出処理部により抽出される前記文字列に対応する位置に前記計測開始操作を受け付けるための開始操作画像を表示させ、
前記設定処理部は、前記開始操作画像が操作されたことに応じて、前記開始操作画像に対応する前記文字列に基づいて前記計測時間を設定する、
付記1〜8のいずれかに記載の調理支援装置。
<付記10>
前記表示処理部は、前記表示部に表示されている各調理工程の調理内容をスクロール操作に応じてスクロールさせると共に、対応する前記文字列に追従するように前記開始操作画像を移動させる、
付記9に記載の調理支援装置。
<付記11>
前記設定処理部は、複数の前記開始操作画像が前記表示部に表示されている状態で予め定められた非接触操作が行われた場合に、前記複数の開始操作画像のうちで作業順序が最も早い前記開始操作画像に対する前記計測開始操作が行われたものと見做して前記計測時間を設定する、
付記9又は付記10に記載の調理支援装置。
<付記12>
前記表示処理部は、前記計測処理部による前記計測時間の計測が開始されたことに応じて、前記計測時間の計測が終了するまでの残り時間を示す残り時間画像を前記表示部に表示させる、
付記1〜11のいずれかに記載の調理支援装置。
<付記13>
前記表示処理部は、前記文字列に対応する位置に前記残り時間画像を表示させる、
付記12に記載の調理支援装置。
<付記14>
前記表示処理部は、前記表示部に表示されている各調理工程の調理内容をスクロール操作に応じてスクロールさせると共に、対応する前記文字列に追従するように前記残り時間画像を移動させる、
付記13に記載の調理支援装置。
<付記15>
前記表示処理部は、対応する前記文字列が前記スクロール操作に応じて前記表示部の画面から外れた場合に、予め定められた残り時間表示領域に前記残り時間を表示させる、
付記14に記載の調理支援装置。
<付記16>
前記表示処理部は、前記残り時間表示領域に表示されている前記残り時間が操作されたことに応じて、少なくとも前記残り時間に対応する前記文字列が前記表示部に表示されるまで、前記表示部に表示されている各調理工程の調理内容を自動的にスクロールさせる、
付記15に記載の調理支援装置。
<付記17>
前記表示処理部は、前記計測処理部による前記計測時間の計測が終了したことに応じて、少なくとも前記文字列が前記表示部に表示されるまで、前記表示部に表示されている各調理工程の調理内容を自動的にスクロールさせる、
付記1〜16のいずれかに記載の調理支援装置。
<付記18>
前記設定処理部は、前記文字列に基づいて決定される仮の計測時間をユーザ操作に応じて変更した結果を前記計測時間として設定する、
付記1〜17のいずれかに記載の調理支援装置。
<付記19>
一又は複数のコンピュータに、
料理の各調理工程の調理内容を示すレシピ情報から時間を示す文字列を抽出する抽出ステップと、
前記抽出ステップで抽出される前記文字列に基づいて計測時間を設定する設定ステップと、
計測開始操作に応じて前記計測時間の計測を開始する計測ステップと、
前記計測処ステップにおける前記計測時間の計測が終了したことに応じて前記計測時間の計測が終了した旨を報知する報知ステップと、
を実行させるための調理支援プログラム。
<付記20>
前記レシピ情報を取得する取得ステップと、
前記前記レシピ情報に基づいて各調理工程の調理内容を表示部に表示させる表示ステップと、を前記コンピュータに更に実行させる、
付記19に記載の調理支援プログラム。
<付記21>
料理の各調理工程の調理内容を示すレシピ情報を取得することと、
前記レシピ情報に基づいて各調理工程の調理内容を表示部に表示させることと、
前記レシピ情報から時間を示す文字列を抽出することと、
抽出される前記文字列に基づいて計測時間を設定することと、
計測開始操作に応じて前記計測時間の計測を開始することと、
前記計測時間の計測が終了したことに応じて前記計測時間の計測が終了した旨を報知することと、
を含む調理支援方法。

Claims (21)

  1. 料理の各調理工程の調理内容を示すレシピ情報を取得する取得処理部と、
    前記レシピ情報に基づいて各調理工程の調理内容を表示部に表示させる表示処理部と、
    前記レシピ情報から時間を示す文字列を抽出する抽出処理部と、
    前記抽出処理部により抽出される前記文字列に基づいて計測時間を設定する設定処理部と、
    計測開始操作に応じて前記計測時間の計測を開始する計測処理部と、
    前記計測処理部による前記計測時間の計測が終了したことに応じて前記計測時間の計測が終了した旨を報知する報知処理部と、
    を備える調理支援装置。
  2. 前記抽出処理部は、数字と時間を示す単語との組み合わせからなる文字列を、前記時間を示す文字列として抽出する、
    請求項1に記載の調理支援装置。
  3. 前記設定処理部は、前記文字列により示される時間が第1時間から前記第1時間よりも長い第2時間までの時間幅を有する場合に、前記第1時間に基づいて前記計測時間を設定する、
    請求項1又は請求項2に記載の調理支援装置。
  4. 前記設定処理部は、前記文字列により示される時間が第1時間から前記第1時間よりも長い第2時間までの時間幅を有する場合に、前記第2時間に基づいて前記計測時間を設定し、
    前記報知処理部は、前記計測処理部による前記計測時間の計測が開始されてから前記第1時間が経過したことに応じて、前記第1時間が経過した旨を報知する、
    請求項1又は請求項2に記載の調理支援装置。
  5. 前記設定処理部は、前記文字列の前方又は後方に曖昧さを示す単語が隣接している場合に、前記文字列により示される時間よりも短い時間を前記計測時間として設定する、
    請求項1〜4のいずれかに記載の調理支援装置。
  6. 前記設定処理部は、前記文字列の前方又は後方に曖昧さを示す単語が隣接している場合に、前記文字列により示される時間を前記計測時間として設定し、
    前記報知処理部は、前記文字列の前方又は後方に曖昧さを示す単語が隣接している場合に、前記計測処理部による前記計測時間の計測が開始されてから前記計測時間よりも短い予め定められた時間が経過したことに応じて、前記計測時間の計測が間もなく終了する旨を報知する、
    請求項1〜4のいずれかに記載の調理支援装置。
  7. 前記抽出処理部は、数字を含まない予め定められた特定文字列を前記レシピ情報から抽出し、
    前記設定処理部は、前記特定文字列と時間との対応関係を示す対応関係情報と、前記抽出処理部により抽出される前記特定文字列とに基づいて、前記計測時間を設定する、
    請求項1〜6のいずれかに記載の調理支援装置。
  8. 前記抽出処理部は、前記表示部上の位置を指定する位置指定操作が行われたことに応じて、指定された位置に応じた範囲の前記レシピ情報から前記時間を示す文字列を抽出する、
    請求項1〜7のいずれかに記載の調理支援装置。
  9. 前記表示処理部は、前記抽出処理部により抽出される前記文字列に対応する位置に前記計測開始操作を受け付けるための開始操作画像を表示させ、
    前記設定処理部は、前記開始操作画像が操作されたことに応じて、前記開始操作画像に対応する前記文字列に基づいて前記計測時間を設定する、
    請求項1〜8のいずれかに記載の調理支援装置。
  10. 前記表示処理部は、前記表示部に表示されている各調理工程の調理内容をスクロール操作に応じてスクロールさせると共に、対応する前記文字列に追従するように前記開始操作画像を移動させる、
    請求項9に記載の調理支援装置。
  11. 前記設定処理部は、複数の前記開始操作画像が前記表示部に表示されている状態で予め定められた非接触操作が行われた場合に、前記複数の開始操作画像のうちで作業順序が最も早い前記開始操作画像に対する前記計測開始操作が行われたものと見做して前記計測時間を設定する、
    請求項9又は請求項10に記載の調理支援装置。
  12. 前記表示処理部は、前記計測処理部による前記計測時間の計測が開始されたことに応じて、前記計測時間の計測が終了するまでの残り時間を示す残り時間画像を前記表示部に表示させる、
    請求項1〜11のいずれかに記載の調理支援装置。
  13. 前記表示処理部は、前記文字列に対応する位置に前記残り時間画像を表示させる、
    請求項12に記載の調理支援装置。
  14. 前記表示処理部は、前記表示部に表示されている各調理工程の調理内容をスクロール操作に応じてスクロールさせると共に、対応する前記文字列に追従するように前記残り時間画像を移動させる、
    請求項13に記載の調理支援装置。
  15. 前記表示処理部は、対応する前記文字列が前記スクロール操作に応じて前記表示部の画面から外れた場合に、予め定められた残り時間表示領域に前記残り時間を表示させる、
    請求項14に記載の調理支援装置。
  16. 前記表示処理部は、前記残り時間表示領域に表示されている前記残り時間が操作されたことに応じて、少なくとも前記残り時間に対応する前記文字列が前記表示部に表示されるまで、前記表示部に表示されている各調理工程の調理内容を自動的にスクロールさせる、
    請求項15に記載の調理支援装置。
  17. 前記表示処理部は、前記計測処理部による前記計測時間の計測が終了したことに応じて、少なくとも前記文字列が前記表示部に表示されるまで、前記表示部に表示されている各調理工程の調理内容を自動的にスクロールさせる、
    請求項1〜16のいずれかに記載の調理支援装置。
  18. 前記設定処理部は、前記文字列に基づいて決定される仮の計測時間をユーザ操作に応じて変更した結果を前記計測時間として設定する、
    請求項1〜17のいずれかに記載の調理支援装置。
  19. 一又は複数のコンピュータに、
    料理の各調理工程の調理内容を示すレシピ情報から時間を示す文字列を抽出する抽出ステップと、
    前記抽出ステップで抽出される前記文字列に基づいて計測時間を設定する設定ステップと、
    計測開始操作に応じて前記計測時間の計測を開始する計測ステップと、
    前記計測処ステップにおける前記計測時間の計測が終了したことに応じて前記計測時間の計測が終了した旨を報知する報知ステップと、
    を実行させるための調理支援プログラム。
  20. 前記レシピ情報を取得する取得ステップと、
    前記前記レシピ情報に基づいて各調理工程の調理内容を表示部に表示させる表示ステップと、を前記コンピュータに更に実行させる、
    請求項19に記載の調理支援プログラム。
  21. 料理の各調理工程の調理内容を示すレシピ情報を取得することと、
    前記レシピ情報に基づいて各調理工程の調理内容を表示部に表示させることと、
    前記レシピ情報から時間を示す文字列を抽出することと、
    抽出される前記文字列に基づいて計測時間を設定することと、
    計測開始操作に応じて前記計測時間の計測を開始することと、
    前記計測時間の計測が終了したことに応じて前記計測時間の計測が終了した旨を報知することと、
    を含む調理支援方法。
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